JP7150396B2 - 符号生成装置及びスペクトラム拡散信号受信システム - Google Patents
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Description
<スペクトラム拡散信号受信システムの構成>
本発明の実施形態に係るスペクトラム拡散信号受信システム1について、図1を参照して説明する。ここに、図1は、本実施形態に係るスペクトラム拡散信号受信システム1の構成を模式的に示すブロック図である。
位相レジスタ調整処理部70は短時間内のドップラーシフト量(ドップラー変化分)だけ位相レジスタ値を調整することを目的とする。
詳細には、M系列のタイプがGPSのL2C信号の場合、順型のガロア線形フィードバックシフトレジスタを備えることで、プラス方向に変化するドップラーシフト量だけ位相レジスタ値を調整することを可能にする。他方、相反型(逆型)のガロア線形フィードバックシフトレジスタを備えることで、マイナス方向に変化するドップラーシフト量だけ位相レジスタ値を調整することを可能にする。
次に、図2を参照して、本実施形態に係る位相レジスタ計算回路部と、位相レジスタ調整処理部とを組み合わせて目的となる位相レジスタ値を計算する動作原理について説明する。ここに、図2は、本実施形態に係る位相レジスタ計算回路部と、位相レジスタ調整処理部との組み合わせによって、位相レジスタ値を計算する動作を示したタイミングチャートである。
次に、図3を参照して、本実施形態に係る線形フィードバックシフトレジスタ(LFSR:Linear Feedback Shift Register)について説明する。ここに、図3(a)は本実施形態に係るr段(rビット)のシフトレジスタを有する順型ガロア線形フィードバックシフトレジスタのブロック図である。図3(b)は本実施形態に係るr段(rビット)のシフトレジスタを有する相反型(逆型)ガロア線形フィードバックシフトレジスタのブロック図である。図3(c)は本実施形態に係るr段(rビット)のシフトレジスタを有する順型フィボナッチ線形フィードバックシフトレジスタのブロック図である。図3(b)は本実施形態に係るr段(rビット)のシフトレジスタを有する相反型(逆型)フィボナッチ線形フィードバックシフトレジスタのブロック図である。
即ち、M系列のタイプがGPSのL2C信号の場合、ガロア線形フィードバックシフトレジスタが用いられ、M系列のタイプがQZSSのL6信号の場合、フィボナッチ線形フィードバックシフトレジスタが用いられる。
更に、夫々の線形フィードバックシフトレジスタにおける位相レジスタ調整処理では、プラス方向又はマイナス方向のドップラーシフト量に対応するために、順型と相反型(逆型)という2つのM系列処理を夫々備えることを特徴とする。
順型ガロア線形フィードバックシフトレジスタは、図3(a)に示すように、r個のレジスタ100、101、102、…、10r-1と、XOR素子(排他的論理和素子)1111、112、113、…、11r-1と、結線素子121、122、123、…、12rを有する。この順型ガロア線形フィードバックシフトレジスタでは、第1のレジスタ100、XOR素子111、第2のレジスタ101、XOR素子112、第3のレジスタ102、XOR素子113、…の順に直列に接続され、開始コードの各ビットのデータ(1又は0)がビット列(S0、S1、S2、S3、…、Sr-3、Sr-2、Sr-1)として第1~第rのレジスタ100~10r-1にそれぞれ入力される。XOR素子111は、第1の結線素子121の出力及び第2のレジスタ101の出力の排他的論理和を第1のレジスタ100に出力する。XOR素子112は、第2の結線素子122の出力及び第3のレジスタ102の出力の排他的論理和を第2のレジスタ101に出力する。以下概ね同様にして、XOR素子11r-1は、結線素子12r-1の出力及びレジスタ10r-1の出力の排他的論理和をレジスタ10r-2に出力する。この場合、受信回路部10内の図示しないクロック発生部からクロック信号が入力される毎に、第1~第rのレジスタ100~10r-1内の状態(ビットS0、S1、S2、…、Sr-1の状態)が次のレジスタに向かって順にシフトする。クロック信号に従って所定サイクルだけ動作して変化したビット列(S0、S1、S2、S3、…、Sr-3、Sr-2、Sr-1)のデータ(1又は0)は図示しない記憶部に出力される。
相反型(逆型)ガロア線形フィードバックシフトレジスタは、図3(b)に示すように、r個のレジスタ200、201、202、…、20r-1と、XOR素子(排他的論理和素子)211、212、213、…、21r-1と、結線素子22r、22r-1、22r-2、…、223、222、221とを有する。この相反型(逆型)ガロア線形フィードバックシフトレジスタでは、第1のレジスタ200、XOR素子211、第2のレジスタ201、XOR素子212、…、レジスタ20r-2、XOR素子21r-1、レジスタ20r-1の順に直列に接続され、開始コードの各ビットのデータ(1又は0)がビット列(S0、S1、S2、S3、…、Sr-3、Sr-2、Sr-1)として第1~第rのレジスタ200~20r-1にそれぞれ入力される。また、第rのレジスタ20r-1の出力は、結線素子221、222、223、…、22r、即ち、b1、b2、b3、…、br-3、br-2、br-1、brの入力となる。XOR素子211は、第1のレジスタ200の出力及び結線素子22r-1の出力の排他的論理和を第2のレジスタ201に出力する。XOR素子212は、結線素子22r-2の出力及び第2のレジスタ201の出力の排他的論理和を第3のレジスタ202に出力する。以下概ね同様にして、XOR素子21r-1は、結線素子221の出力及びレジスタ20r-2の出力の排他的論理和をレジスタ20r-1に出力する。この場合、受信回路部10内の図示しないクロック発生部からクロック信号が入力される毎に、第1~第rのレジスタ200~20r-1内の状態(ビットS0、S1、S2、…、Sr-1の状態)が次のレジスタに向かって順にシフトする。クロック信号に従って所定サイクルだけ動作して変化したビット列(S0、S1、S2、S3、…、Sr-3、Sr-2、Sr-1)のデータ(1又は0)は図示しない記憶部に出力される。
順型フィボナッチ線形フィードバックシフトレジスタは、図3(c)に示すように、r個のレジスタ300、301、302、…、30r-1と、XOR素子(排他的論理和素子)311、312、313、…、31r-1と、結線素子321、322、323、…、32r-3、32r-2、32r-1、32rとを有する。この順型フィボナッチ線形フィードバックシフトレジスタでは、レジスタ300、301、302、…、30r-4、30r-3、30r-2、30r-1の順に直列に接続され、開始コードの各ビットのデータ(1又は0)がビット列(S0、S1、S2、S3、…、Sr-3、Sr-2、Sr-1)として第1~第rのレジスタ300~30r-1にそれぞれ入力される。また、第1のレジスタ300の出力は、第2のレジスタ301の入力及び結線素子321の入力となる。XOR素子311は、結線素子321の出力及びXOR素子312の出力の排他的論理和を第1のレジスタ300に出力する。XOR素子312は、結線素子322の出力及びXOR素子313の出力の排他的論理和をXOR素子311に出力する。以下概ね同様にして、XOR素子31r-1は、結線素子32r-1の出力及び結線素子32rの出力の排他的論理和をXOR素子31r-2に出力する。この場合、受信回路部10内の図示しないクロック発生部からクロック信号が入力される毎に、第1~第rのレジスタ300~30r-1内の状態(ビットS0~Sr-1の状態)が次のレジスタに順にシフトする。クロック信号に従って所定サイクルだけ動作して変化したビット列(S0、S1、S2、S3、…、Sr-3、Sr-2、Sr-1)のデータ(1又は0)は図示しない記憶部に出力される。
相反型(逆型)フィボナッチ線形フィードバックシフトレジスタは、図3(d)に示すように、r個のレジスタ400、401、402、…、40r-1と、XOR素子(排他的論理和素子)411、412、413、…、41r-1と、結線素子421、422、423、…、42r-3、42r-2、42r-1、42rとを有する。この相反型(逆型)フィボナッチ線形フィードバックシフトレジスタでは、レジスタ400、401、402、…、40r-1の順に直列に接続され、開始コードの各ビットのデータ(1又は0)がビット列(S0、S1、S2、S3、…、Sr-3、Sr-2、Sr-1)として第1~第rのレジスタ400~40r-1にそれぞれ入力される。また、第rのレジスタ40r-1の出力は、結線素子421の入力、及び第r-1のレジスタ40r-2の入力となる。XOR素子411は、結線素子421の出力及びXOR素子412の出力の排他的論理和を第rのレジスタ40r-1に出力する。XOR素子412は、結線素子422の出力及びXOR素子413の出力の排他的論理和をXOR素子411に出力する。以下概ね同様にして、XOR素子41r-1は、結線素子42r-1の出力及び結線素子42rの出力の排他的論理和をXOR素子41r-2に出力する。この場合、受信回路部10内の図示しないクロック発生部からクロック信号が入力される毎に、第1~第rのレジスタ400~40r-1内の状態(ビットS0~Sr-1の状態)が次のレジスタに順にシフトする。クロック信号に従って所定サイクルだけ動作して変化したビット列(S0、S1、S2、S3、…、Sr-3、Sr-2、Sr-1)のデータ(1又は0)は図示しない記憶部に出力される。
参考文献1 Roger L. Peterson,Rodger E.Ziemer,David E.Borth著,丸林元 [ほか] 訳
スペクトル拡散通信入門,科学技術出版,pp.108-181,Sept.2002.
次に、図4を参照して、本実施形態に係る位相レジスタ調整処理における順型ガロア線形フィードバックシフトレジスタと相反型(逆型)ガロア線形フィードバックシフトレジスタとの関係を簡単な具体例である「4ビットM系列」によって説明する。ここに、図4(a)は本実施形態に係る4段(4ビット)のシフトレジスタを有する順型ガロア線形フィードバックシフトレジスタのブロック図である。
図4(b)は本実施形態に係る4段(4ビット)のシフトレジスタを有する相反型(逆型)ガロア線形フィードバックシフトレジスタのブロック図である。
順型ガロア線形フィードバックシフトレジスタは、図4(a)に示すように、4つのレジスタ141~144と、XOR素子(排他的論理和素子)140と、結合素子a1、a4と、を有する。この順型ガロア線形フィードバックシフトレジスタでは、第1のレジスタ141、XOR素子140、第2~第4のレジスタ142~144の順に直列に接続され、開始コードの各ビットのデータ(1又は0)がビット列(S0、S1、S2、S3)として第1~第4のレジスタ141~144にそれぞれ入力される。また、第1のレジスタ141の出力は、XOR素子140の入力及び第4のレジスタ144の入力となる。XOR素子140は、第1のレジスタ141の出力及び第2のレジスタ142の出力の排他的論理和を第1のレジスタ141に出力する。この場合、受信回路部10内の図示しないクロック発生部からクロック信号が入力される毎に、第1~第4のレジスタ141~144内の状態(ビットS0~S3の状態)が次のレジスタに向かって順にシフトする。クロック信号に従って所定サイクルだけ動作して変化したビット列(S0、S1、S2、S3)のデータ(1又は0)は図示しない記憶部に出力される。
この順型ガロア線形フィードバックシフトレジスタの結線素子系列を遅延オペレータDによって多項式表現で表すと(数2)から以下になる。
相反型(逆型)ガロア線形フィードバックシフトレジスタは、図4(b)に示すように、4つのレジスタ241~244と、XOR素子(排他的論理和素子)240と、結合素子b3、b4と、を有する。この相反型(逆型)ガロア線形フィードバックシフトレジスタでは、第1のレジスタ241、XOR素子240、第2~第4のレジスタ242~244の順に直列に接続され、開始コードの各ビットのデータ(1又は0)がビット列(S0、S1、S2、S3)として第1~第4のレジスタ241~244にそれぞれ入力される。また、第1のレジスタ241の出力は、XOR素子240の入力となる。XOR素子240は、第1のレジスタ241の出力及び第4のレジスタ244の出力の排他的論理和を第2のレジスタ242に出力する。この場合、受信回路部10内の図示しないクロック発生部からクロック信号が入力される毎に、第1~第4のレジスタ241~244内の状態(ビットS0~S3の状態)が次のレジスタに向かって順にシフトする。クロック信号に従って所定サイクルだけ動作して変化したビット列(S0、S1、S2、S3、…、Sr-3、Sr-2、Sr-1)のデータ(1又は0)は図示しない記憶部に出力される。
この相反型(逆型)ガロア線形フィードバックシフトレジスタの結線素子系列を遅延オペレータDによって多項式表現で表すと(数1)と(数3)から以下になる。
次に、図4(c)及び図4(d)を参照して、位相レジスタ調整処理におけるガロア線形フィードバックシフトレジスタにおける各レジスタの状態のシフト(サイクル)の変化について説明する。ここに、図4(c)は、順型ガロア線形フィードバックシフトレジスタにおける各レジスタの状態のシフト(サイクル)を示す表であり、図4(d)は、相反型(逆型)ガロア線形フィードバックシフトレジスタにおける各レジスタの状態のシフト(サイクル)を示す表である。
開始コードの位相状態(S0、S1、S2、S3)が与えられれば、少ないサイクルステップで所望の位相レジスタ値の位相状態(S0、S1、S2、S3)を計算することができるため、全ての位相レジスタ値をROMに記憶する必要はない。
次に、図5を参照して、本実施形態に係る位相レジスタ調整処理における順型フィボナッチ線形フィードバックシフトレジスタと相反型(逆型)フィボナッチ線形フィードバックシフトレジスタとの関係を簡単な具体例である「4ビットM系列」によって説明する。ここに、図5(a)は本実施形態に係る4段(4ビット)のシフトレジスタを有する順型フィボナッチ線形フィードバックシフトレジスタのブロック図である。
図5(b)は本実施形態に係る4段(4ビット)のシフトレジスタを有する相反型(逆型)フィボナッチ線形フィードバックシフトレジスタのブロック図である。
順型フィボナッチ線形フィードバックシフトレジスタは、図5(a)に示すように、4つのレジスタ341~344と、XOR素子(排他的論理和素子)340と、結合素子a1、a4と、を有する。この順型フィボナッチ線形フィードバックシフトレジスタでは、第1のレジスタ341、XOR素子340、第2~第4のレジスタ342~344の順に直列に接続され、開始コードの各ビットのデータ(1又は0)がビット列(S0、S1、S2、S3)として第1~第4のレジスタ341~344にそれぞれ入力される。また、第1のレジスタ341の出力は、XOR素子340の入力及び第2のレジスタ342の入力となる。XOR素子340は、第1のレジスタ341の出力及び第4のレジスタ344の出力の排他的論理和を第1のレジスタ341に出力する。この場合、受信回路部10内の図示しないクロック発生部からクロック信号が入力される毎に、第1~第4のレジスタ341~344内の状態(ビットS0~S3の状態)が次のレジスタに順にシフトする。クロック信号に従って所定サイクルだけ動作して変化したビット列(S0、S1、S2、S3)のデータ(1又は0)は図示しない記憶部に出力される。
この順型フィボナッチ線形フィードバックシフトレジスタの結線素子系列を遅延オペレータDによって多項式表現で表すと(数2)から以下になる。
相反型(逆型)フィボナッチ線形フィードバックシフトレジスタは、図5(b)に示すように、4つのレジスタ441~444と、XOR素子(排他的論理和素子)440と、結合素子b3、b4と、を有する。この相反型(逆型)フィボナッチ線形フィードバックシフトレジスタでは、第1のレジスタ441、第2~第3のレジスタ442~443、XOR素子440、第4のレジスタ444の順に直列に接続され、開始コードの各ビットのデータ(1又は0)がビット列(S0、S1、S2、S3)として第1~第4のレジスタ441~444にそれぞれ入力される。また、第2のレジスタ442の出力は、XOR素子440の入力、及び第1のレジスタ441の入力となる。XOR素子440は、第2のレジスタ442の出力及び第1のレジスタ441の出力の排他的論理和を第4のレジスタ444に出力する。この場合、受信回路部10内の図示しないクロック発生部からクロック信号が入力される毎に、第1~第4のレジスタ441~444内の状態(ビットS0~S3の状態)が次のレジスタに順にシフトする。クロック信号に従って所定サイクルだけ動作して変化したビット列(S0、S1、S2、S3)のデータ(1又は0)は図示しない記憶部に出力される。
この相反型(逆型)フィボナッチ線形フィードバックシフトレジスタの結線素子系列を遅延オペレータDによって多項式表現で表すと(数1)と(数5)から以下になる。
次に、図5(c)及び図5(d)を参照して、位相レジスタ調整処理におけるフィボナッチ線形フィードバックシフトレジスタにおける各レジスタの状態のシフト(サイクル)の変化について説明する。ここに、図5(c)は、順型フィボナッチ線形フィードバックシフトレジスタにおける各レジスタの状態のシフト(サイクル)を示す表であり、図5(d)は、相反型(逆型)フィボナッチ線形フィードバックシフトレジスタにおける各レジスタの状態のシフト(サイクル)を示す表である。
開始コードの位相状態(S0、S1、S2、S3)が与えられれば、少ないサイクルステップで所望の位相レジスタ値の位相状態(S0、S1、S2、S3)を計算することができるため、全ての位相レジスタ値をROMに記憶する必要はない。
1 スペクトラム拡散信号受信システム
2 アンテナ
3 周波数変換部
4 A/D変換部
10 受信回路部
20 コード生成部
21 コード生成器
22 コード発生用NCO
30 相関器
31 キャリア用NCO
32 搬送波相関部
40 位相レジスタ計算回路部
50 CPU部
60 受信処理部
70 位相レジスタ調整処理部
80 符号生成装置
Claims (4)
- 受信信号のM系列符号の位相を位相状態として前記位相状態を所定のサイクルだけ変化させることにより、所望の位相状態の符号である位相レジスタ値を生成する符号生成装置であって、
前記M系列符号の線形変化要因に対応した位相レジスタ値を算出する位相レジスタ算出手段と、
前記M系列符号の非線形変化要因に対応して、前記位相レジスタ値を調整する位相レジスタ調整手段と、
を備えたことを特徴とする符号生成装置。 - 前記位相レジスタ調整手段は、
前記M系列符号がガロア線形フィードバックシフトレジスタで生成され、且つ前記非線形変化要因に応じたドップラーシフト量がプラスの場合、順型のガロア線形フィードバックシフトレジスタによって、前記位相レジスタ値を調整し、
且つ前記ドップラーシフト量がマイナスの場合、相反型のガロア線形フィードバックシフトレジスタによって前記位相レジスタ値を調整することを特徴とする請求項1に記載の符号生成装置。 - 前記位相レジスタ調整手段は、
前記M系列符号がフィボナッチ線形フィードバックシフトレジスタで生成され、且つ前記非線形変化要因に応じたドップラーシフト量がプラスの場合、順型のフィボナッチ線形フィードバックシフトレジスタによって、前記位相レジスタ値を調整し、
且つ前記ドップラーシフト量がマイナスの場合、相反型のフィボナッチ線形フィードバックシフトレジスタによって前記位相レジスタ値を調整することを特徴とする請求項1に記載の符号生成装置。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の符号生成装置を備え、前記符号生成装置にて生成され出力された前記位相レジスタ値を、衛星からのスペクトラム拡散信号を捕捉及び追尾するためのコード生成器に設定することを特徴とするスペクトラム拡散信号受信システム。
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