JP7149442B1 - サーバ、情報処理方法、プログラム、システム - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の第2の態様によると、ユーザの端末と通信するサーバによって実行されるプログラムは、ユーザが第1企業から借りた金銭の情報を含む第1情報をサーバの通信部によって端末から受信することと、第1情報に基づいて、ユーザが借りた金銭の借り換えに関する金利の情報を含む第1金利情報をサーバの制御部によって取得することと、第1情報に基づき、第1企業に金銭を支払う支払い処理を行い、支払い処理に基づいて、ユーザが借りた金銭の借り換えに関する金利の情報を含む第2金利情報を取得する制御を制御部によって行うこととがサーバによって実行される。
本発明の第3の態様によると、ユーザの端末と通信するサーバの情報処理方法は、ユーザが第1企業から借りた金銭の情報を含む第1情報をサーバの通信部によって端末から受信することと、第1情報に基づいて、ユーザが借りた金銭の借り換えに関する金利の情報を含む第1金利情報をサーバの制御部によって取得することと、第1情報に基づき、第1企業に金銭を支払う支払い処理を行い、支払い処理に基づいて、ユーザが借りた金銭の借り換えに関する金利の情報を含む第2金利情報を取得する制御を制御部によって行うこととを含む。
本明細書に記載の開示は、通信の秘密など、本開示の実施に必要な実施国の法的事項遵守を前提とすることに留意されたい。
本明細書では、分かり易いように「限定ではなく例として」と記載する箇所があるが、該当箇所ばかりでなく、以下説明する実施形態の全体について、その記載内容に限定されるものではないことに留意されたい。
複数の装置は、同じ種類の装置の組合せとしてもよいし、異なる種類の装置の組合せとしてもよいし、同じ種類の装置と異なる種類の装置との組合せとしてもよい。
なお、システムとは、限定ではなく例として、複数の装置が協働して何らかの処理を行うもの、と考えることもできる。
(1)端末&サーバ
(2)サーバ
(3)端末
なお、プロセッサーは、仮想プロセッサーとしてもよい。
また、複数の装置で構成する場合には、各々の装置が互いに物理的に離れた位置に配置されて構成されてもよい。
また、(1C)では、限定ではなく例として、システムが制御部によって行う制御等のうちの一部の制御等を端末の制御部によって行うようにし、残りの制御等をサーバの制御部によって行うようにしてもよい。この場合、制御等の割り当て(割り振り)は、等分であってもよいし、等分ではなく異なる割合で割り当ててもよい。
限定ではなく例として、サーバは、第1装置と第2装置とを備え、第1装置は第1通信部を有し、第2装置は第2通信部を有する場合、サーバの通信部は、第1通信部と第2通信部とを含む概念としてもよい。
また、(2C)では、限定ではなく例として、サーバシステムが行う制御等のうちの一部の制御等を一のサーバが行うようにし、残りの制御等を他のサーバが行うようにしてもよい。この場合、制御等の割り当て(割り振り)は、等分であってもよいし、等分ではなく異なる割合で割り当ててもよい。
このシステムは、限定ではなく例として、以下のようなシステムとすることができる。
・サーバの機能を端末に持たせるシステム(分散システム)。これは、限定ではなく例として、ブロックチェーンの技術を用いて実現することが可能である。
・端末同士が無線通信を行うシステム。これは、限定ではなく例として、ブルートゥース(登録商標)等の近距離無線通信技術を用いてP2P(ピアツーピア)方式等で通信を行うことで実現可能である。
なお、サーバとして、上記(2)のサーバシステムを適用することも可能である。
この場合の実施形態は、前述したブロックチェーンの技術等に基づいて構成することが可能である。具体的には、限定ではなく例として、以下の実施形態で説明するサーバに記憶されて管理されるデータを、ブロックチェーン上に保管(格納)する。そして、端末が、ブロックチェーンへのトランザクションを生成し、トランザクションがブロックチェーン上で承認されると、ブロックチェーン上に保管されたデータが更新されるようにすることができる。
つまり、端末は、クライアントサーバにおけるものではない装置の概念を含むこともあり得る。
限定ではなく例として、第1情報と第2情報とを送信するという場合、第1情報と第2情報とをタイミングを合わせて送信するものと、第1情報と第2情報とをタイミングをずらして送信するものとの両方の概念を含めてよいものとする。
なお、ラグ(タイムラグ)を考慮し、「同時」には「ほぼ同時」を含めてよいものとする。
限定ではなく例として、上記のように第1情報と第2情報とを送信するという場合、第1情報と第2情報とを送信しさえすればよく、同じ目的で第1情報と第2情報とを送信する場合の他、異なる目的で第1情報と第2情報とを送信する場合も含めてよいものとする。
チャットアプリケーションでは、限定ではなく例として、ユーザがチャットルームでチャットを行うことができるようにすることができる。また、チャットアプリケーションでは、限定ではなく例として、ユーザ間における通話(音声通話やビデオ通話等)を行うことができるようにすることができる。
インスタントメッセージングアプリケーションでは、限定ではなく例として、ユーザがトークルームでトークを行うようにすることができる。また、インスタントメッセージングアプリケーションでは、限定ではなく例として、ユーザ間における通話(音声通話やビデオ通話等)を行うことができるようにすることができる。
なお、この他にも、ユーザの操作に供するボタンやアイコン等の操作コンテンツや、リンク情報(限定ではなく例として、URI(Uniform Resource Identifier)等を含む。)などのリンクコンテンツを含めてもよいものとする。
なお、テキストは、上記の文字、拡張文字、機種依存文字、数字、記号、図形及び符号の少なくとも1つを含まなくてもよく、その他のテキストを含んでもよい。
マネーローンアプリケーションでは、限定ではなく例として、ユーザが他社で借入中の借金をマネーローンサービスの事業者が肩代わりし、マネーローンサービスの事業者に対する借金として一本化しまとめて借り換える「ローン借り換え」を行うことができる。
支払いアプリケーションでは、限定ではなく例として、ユーザが電子貨幣を用いた支払い(決済)を行うようにことができるようにすることができる。
「店舗提示型」のコード支払いは、限定ではなく例として、店舗側が提示するコード情報をユーザが自己の端末20のコードリーダに読み取らせて支払いを行う方法とすることができる。
なお、「電子貨幣」は、「デジタル通貨(デジタル貨幣)」と考えてもよいものとする。
(A1)メッセージングアプリケーションの一機能としてマネーローンサービスの機能を持たせる形態
(A2)支払いアプリケーションの一機能としてマネーローンサービスの機能を持たせる形態
(B1)マネーローンサービスの機能とメッセージングサービスの機能とを有するアプリケーション(統合的なアプリケーション)を構成する形態
(B2)マネーローンサービスの機能と支払いサービスの機能とを有するアプリケーション(統合的なアプリケーション)を構成する形態
(B3)マネーローンサービスの機能と支払いサービスの機能とメッセージングサービスの機能とを有するアプリケーション(統合的なアプリケーション)を構成する形態
(C1)マネーローンアプリケーションとは別のアプリケーションとしてメッセージングアプリケーションを構成する形態
(C2)マネーローンアプリケーションとは別のアプリケーションとして支払いアプリケーションを構成する形態
(C3)マネーローンアプリケーションとは別のアプリケーションとして支払いサービスとメッセージングサービスとの統合的なアプリケーションを構成する形態
(D)マネーローンアプリケーションを単体のアプリケーションとして構成する形態
また、この場合、1つの方法として、メッセージングアプリケーションにおけるユーザのアカウントと、マネーローンアプリケーションにおけるユーザのアカウントとを共通のアカウントとすることができる。
また、この場合、別の方法として、メッセージングアプリケーションにおけるユーザのアカウントと、マネーローンアプリケーションにおけるユーザのアカウントとが自動的に関連付けられる(連携される)ようにすることができる。
また、(C1)~(C3)の形態では、メッセージングアプリケーションにおけるユーザのアカウントと、マネーローンアプリケーションにおけるユーザのアカウントとを関連付ける処理(連携する処理)を行うようにすることができる。
支払いアプリケーションについても同様である。
以下、実施例について説明する。
以下説明する実施例では、マネーローンサービスにおいて、限定ではなくサーバが、金利(金利を含む金利情報)を2回取得(算出を含む。)することによって、端末のユーザに適切な金利を提示することを可能にする。
第1実施例は、限定ではなく例として、一の端末20(以下、適宜「端末」と称する。)のユーザが、サーバ10を運用するマネーローンサービス事業者以外の他の事業者からのローン(借金)をマネーローンサービス事業者の提供するローンに借り換える実施例である。
第1実施例では、限定ではなく例として、乗り換えを行う他社からのローン契約を一の契約とする。
また、既出の構成要素と同一の構成要素については同一の符号を付して、再度の説明を省略する。
・借入先からのローン契約:「借入ローン契約」
・借入ローン契約において端末20のユーザが借入を行った残高:「借入残高」
・借入を行った場合の金利(限定ではなく例として、実質年率):「借入金利」
・借入に対する月々の約定返済額:「借入返済額」
とそれぞれ称する。借入ローン契約に関する情報を、以下では「借入先情報」と称する。
・借入ローン契約において借金の返済を行うための振込先となる金融機関口座に関する情報:「借入ローン振込先情報」
と称する。借入ローン振込先情報には、限定ではなく例として、金融機関名と、支店名と、振込先口座番号と、受取口座名義とを含めることができる。なお、借入ローン入金情報に、口座科目(限定ではなく例として、「普通預金口座」)や金融機関コード、振込依頼人名義等を含めるようにしてもよい。
・貸付先において結ぶローン契約:「貸付ローン契約」
・貸付ローン契約において端末20のユーザが借入を行った残高:「貸付残高」
・端末20のユーザが借入を行った場合の金利(限定ではなく例として、実質年率):「貸付金利」
・借入に対して端末20のユーザが月々返済する約定返済額:「貸付返済額」
とそれぞれ称する。
・貸付ローン契約において借金の返済を行うための振込先となる金融機関口座に関する情報:「貸付ローン振込先情報」
と呼称する。貸付ローン振込先情報は、限定ではなく例として、借入ローン振込先情報と同様の情報を含めるように構成することができる。
図1-1は、本開示の実施形態における通信システム1のシステム構成の一例を示す図である。
通信システム1では、限定ではなく例として、ネットワーク30を介して、サーバ10と、複数の端末20(端末20A,端末20B,端末20C,・・・)とが接続される。
本実施形態では、マネーローンサービス事業者(運営者)やメッセージングサービス事業者(運営者)をサーバ10のユーザとする。
なお、ユーザ情報とは、所定のサービスにおいてユーザが利用するアカウントに対応付けられたユーザの情報である。ユーザ情報は、限定でなく例として、ユーザにより入力される、または、所定のサービスにより付与される、ユーザの名前、ユーザのアイコン画像、ユーザの年齢、ユーザの性別、ユーザの住所、ユーザの趣味趣向、ユーザの識別子などのユーザに対応づけられた情報を含み、これらのいずれか一つまたは、組み合わせであってもよいし、そうでなくてもよい。
通信システム1に含まれる各装置のHW構成について説明する。
図1-1には、端末20のHW構成の一例を示している。
端末20は、制御部21(CPU:central processing unit(中央処理装置))、記憶部28、通信I/F22(インタフェース)、入出力部23、時計部29A、位置算出用情報検出部29Bを備える。端末20のHWの各構成要素は、限定ではなく例として、バスBを介して相互に接続される。なお、端末20のHW構成として、すべての構成要素を含むことは必須ではない。限定ではなく例として、端末20は、個々の構成要素、または複数の構成要素を取り外すような構成であってもよいし、そうでなくてもよい。
音出力部26は、音データの出力に利用される。音出力部26は、スピーカなどを含む。
撮像部27は、画像データ(静止画像データ、動画像データを含む。以下同様。)の取得に利用される。撮像部27は、カメラなどを含む。
なお、限定ではなく例として、UWB測位ユニットは、不図示のアンテナから測位用超広帯域パルス信号を含む超広帯域RF信号を送信することで、端末20を測位用ビーコンとして機能させてもよいし、そうしなくてもよい。
図1-1には、サーバ10のHW構成の一例を示している。
サーバ10は、制御部11(CPU)、記憶部15、通信I/F14(インタフェース)、入出力部12、時計部19を備える。サーバ10のHWの各構成要素は、限定ではなく例として、バスBを介して相互に接続される。なお、サーバ10のHWは、サーバ10のHWの構成として、全ての構成要素を含むことは必須ではない。限定ではなく例として、サーバ10のHWは、個々の構成要素、または複数の構成要素を取り外すような構成であってもよいし、そうでなくてもよい。
(3)その他
サーバ10は、プログラムPを記憶部15に記憶し、このプログラムPを実行することで、制御部11が、制御部11に含まれる各部としての処理を実行する。つまり、記憶部15に記憶されるプログラムPは、サーバ10に、制御部11が実行する各機能を実現させる。このプログラムPは、プログラムモジュールと表現されてもよいし、されなくてもよい。
他の装置についても同様である。
限定ではなく例として、システムが端末とサーバとで構成されている場合、システムのプログラムをP1とすると、システムのプログラムP1は、端末に保存されたプログラムP2と、サーバに保存されたプログラムP3とで構成され、P2とP3とは、システムのプログラムを実行するためのものであり、それぞれ異なるプログラムとなっていてもよい。限定ではなく例として、端末に保存されたプログラムP2は、第1の処理を実行し、第1の処理をした結果をサーバに送信するプログラムであり、サーバに保存されたプログラムP3は、受信した第1の処理をした結果に対して第2の処理を行い、第2の処理を行った結果を端末に送信するプログラムであってもよい。
サーバ10および/または端末20における処理の少なくとも一部は、1以上のコンピュータにより構成されるクラウドコンピューティングにより実現されていてもよいし、そうでなくてもよい。
端末20における処理の少なくとも一部、または全部を、サーバ10により行う構成としてもよいし、そうでなくてもよい。この場合、端末20の制御部21の各機能部の処理のうち少なくとも一部の処理、または全部の処理を、サーバ10で行う構成としてもよいし、そうでなくてもよい。
サーバ10における処理の少なくとも一部、または全部を、端末20により行う構成としてもよいし、そうでなくてもよい。この場合、サーバ10の制御部11の各機能部の処理のうち少なくとも一部の処理、または全部の処理を、端末20で行う構成としてもよいし、そうでなくてもよい。
(1)サーバの機能構成
図1-2は、本実施例においてサーバ10の制御部11によって実現される機能の一例を示す図である。
制御部11は、限定ではなく例として、記憶部15に記憶されたアプリケーション管理処理プログラム151に従ってアプリケーション管理処理を実行するためのアプリケーション管理処理部111を機能部として含む。
記憶部15には、限定ではなく例として、アプリケーション管理処理として実行されるアプリケーション管理処理プログラム151と、アカウント登録データ153と、アカウント管理データベース155とが記憶される。
アカウント登録データ153には、限定ではなく例として、ユーザ名と、アプリケーションIDと、その他登録情報とが関連付けて記憶される。
このアプリケーションIDは、好ましくはアカウントごとに一意な値であり、限定ではなく例として、サーバ10によってアカウントごとに一意な値(固有の値)が設定されて記憶される。
アプリケーションIDは、端末20、またはその端末20のユーザに関連付けられた情報であり、端末に関する情報、または端末のユーザに関する情報の一例である。
・勤務先
・年収
・勤続年数
・家族構成
・資産状況
・住居形態
また、端末20のユーザを識別するための識別情報は、限定ではなく例として、一般ユーザ用のアプリケーションIDとすることができる。
また、1つの端末20につき1つのアカウントしか登録することのできないアプリケーションであれば、限定ではなく例として、「端末20を識別するための識別情報=端末20のユーザを識別するための識別情報=アプリケーションID」とすることができる。
この場合、アプリケーションID等のIDの情報をアカウント登録データ153に記憶させるのに代えて、端末電話番号等の情報をアカウント登録データ153に記憶させるようにすることができる。なお、アプリケーションID等のIDの情報を端末電話番号等の情報に代えず、アプリケーションID等のIDの情報を端末電話番号等の情報と一対一に対応させるようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
また、この場合、上記のように「端末20を識別するための識別情報=端末20のユーザを識別するための識別情報=アプリケーションID」であるため、以下の説明で用いる「アカウントのユーザ」の用語は、「アカウントの端末」と実質的に同義としてよいものとする。
アカウント管理データベース155Aには、アカウントごとの管理データとして、アカウント管理データが記憶される。
借入先企業名は、限定ではなく例として、借入先の企業の名称とすることができる。
借入先企業名と、借入ローン振込先情報とは、限定ではなく例として、端末20のユーザによって入力されて登録される情報とすることができる。
なお、その他借入先情報に、借入ローン契約の契約日等の情報を含めるようにしてもよい。
図1-6は、本実施例において端末20の制御部21によって実現される機能の一例を示す図である。
制御部21は、限定ではなく例として、記憶部28に記憶されたアプリケーション処理プログラム281に従ってアプリケーション処理を実行するためのアプリケーション処理部211を機能部として含む。
記憶部28には、限定ではなく例として、アプリケーション処理として実行されるアプリケーション処理プログラム281と、この端末20、または端末20のユーザのアカウントに対応するアプリケーションID283とが記憶される。
なお、端末20の記憶部28に、アカウント管理データベース155Aの友だち管理データを同期させて記憶させるようにしてもよい。
以下では、限定ではなく例として、端末20が、縦長のディスプレイの表示部24を備えるスマートフォンである場合を例示する。
タップ(タップ操作)とは、限定ではなく例として、ユーザが、タッチパネルが一体的に構成された表示部24(タッチスクリーン)を指やペン先などで軽く叩くように触れる動作、触れてから離す動作とすることができる。
この画面では、画面最上部中央に、マネーローンアプリケーションの名称である「Money Loan App」の文字が表示されるように構成されている。
この画面では、借入ローン契約の内容として、借入先企業名が「ZZ金融」であり、借入残高が「300,000円」、借入金利が「年利18%」、借入返済額が「10,000」円、契約日が「2020年zz月zz日」がそれぞれ入力されたことが表示されている。
アプリ内位置表示領域の下には、入力された借入先情報をユーザに確認させるための借入先情報確認領域が表示されるように構成されている。借入先情報確認領域には、「お借入先情報」の文字の下に、借入先情報入力画面において入力された借入先情報が一覧で表示されている。
限定ではなく例として、借入先情報修正ボタンFBT1がタップされると、借入先情報入力画面に表示が戻る。
ユーザ情報確認領域では、登録済みの氏名や生年月日、電話番号といった各種ユーザ情報を確認することができる。
その下には、申し込みが完了したことを示すチェックマークが表示されるように構成されている。
また、チェックマークの下には、申し込み審査が完了するまでユーザに待機を要請するためのメッセージが表示されるように構成されている。
画面最下部には、借り換えプランの申し込みを終了させるための「完了」の文字で示される借り換え申し込み終了ボタンBT3が表示されるように構成されている。
この審査完了通知NT1では、通知の左側にユーザに確認漏れの注意喚起を促すためのエクスクラメーションマークアイコンが表示されるように構成されている。また、審査完了通知NT1には、審査結果の確認期限が「2021年11月18日」であることを示す文字が表示されるように構成されている。
契約内容表示領域CTR1には、貸付ローン契約のプラン名である「借りかえプラン」の文字の下に、限定ではなく例として、貸付金利が表示されている。また、その下には、限定ではなく例として、貸付残高(ただし、本例の画面図では契約内容表示領域においてユーザ側に立ち「借入残高」と表記している。)と、次回返済日と、次回返済額とが表示されるように構成されている。なお、ユーザ側に立たず「貸付残高」と表示するようにしてもよい。
この画面では、契約内容表示領域CTR1の貸付金利や貸付残高等として、申し込みは受け付けたがユーザとの契約は締結されていないことに基づいて、「審査中」や「処理中」の文字が表示されている。
この画面では、端末のユーザと貸付先との間ではまだローン取引が行われていない事に基づいて、取引履歴表示領域THR1には取引履歴がまだ表示されていない。
アプリ内位置表示領域の下には、後述するプレ成約条件に基づく貸付残高(画面内では「貸付金額」と表記)と、貸付金利と、貸付返済額(画面内では「毎月返済額」と表記)とを表示するためのプレ審査結果表示領域PCT1が表示されるように構成されている。
この画面では、限定ではなく例として、プレ成約条件として、貸付残高が「300,000円」、貸付金利が「14%」、貸付返済額が「9,000円」の条件が表示されてユーザに提示されている。
また、その下には、プレ審査結果表示領域PCT1に表示されたプレ成約条件に基づく契約締結期限の情報(この例では、「2021年11月18日」までであることを示すメッセージ)が表示されるように構成されている。
規定事項表示領域ACT1の下には、チェックボックスと「上記事項を確認しました」のメッセージが表示されるように構成されている。限定ではなく例として、上記規定事項にユーザが同意する場合、チェックボックスをタップすると、チェックボックスがチェック済みとなる。
この画面では、借入ローン振込先情報として、金融機関名が「〇×銀行」であること等がそれぞれ入力されたことが表示されている。
この振込処理通知NT2では、通知の左側にユーザに確認を促すためのベルマークアイコンが表示されるように構成されている。また、振込処理通知NT2には、この例では振込予定日が「2021年11月12日」であることを示す文字が表示されるように構成されている。
この画面では、契約内容表示領域CTR1の貸付金利は、プレ成約条件に基づく「14%」であることが表示されている。また、貸付残高等は、借入先への振込処理が完了していないことに基づいて、「処理中」の文字が表示されている。
図1-11は、本実施例において各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
この図では、左側から順に、端末20Aの制御部21が実行する処理、サーバ10の制御部11が実行する処理の一例を示している。
以下説明する処理に別のステップを追加してもよいし、以下説明する処理から一部のステップを省略(削除)してもよい。
借入先情報受付処理では、限定ではなく例として、端末20Aの入出力部23に対する入力(限定ではなく例として、ユーザ入力(ユーザによる操作入力や音入力等)。以下同様。)に基づいて、端末20Aの制御部21は、借入先情報を取得する。ここで、借入先情報には、限定ではなく例として、借入先企業名と、借入残高と、借入金利と、借入返済額とを含めることができる。
そして、サーバ10の制御部11は、借入ローン契約からの借り換えによる貸付を行うにあたって、仮の貸付ローン契約条件を算出するためのプレ成約条件算出処理を実行する(S110)。
指定信用情報機関は、限定ではなく例として、金融機関等から借入等を行っている各々のユーザの借入状況、支払い状況、契約状況などの信用情報を管理する機関として指定された機関とすることができる。
・制約条件1.貸付返済額は借入返済額を上回らない
・制約条件2.貸付金利は借入金利を上回らない
これらの条件は、限定ではなく例として、貸金業法によって定められる、段階的借換における例外貸付の判定条件を満たすための条件である。
・制約条件3.貸付金利と、貸付返済額とは、キャップ条件以上である(プレ成約条件での貸付金利≧キャップ貸付金利、かつ、プレ成約条件での貸付返済額≧キャップ貸付返済額)
この条件は、限定ではなく例として、本成約条件において貸付を行う条件を優遇するためのマージンを確保するための条件である。
この制約条件3.によって、プレ成約条件よりも端末20のユーザにとって同等あるいは有利な本成約条件を算出することが可能となる。
以下では、算出された貸付残高と、貸付金利と、貸付返済額とを、「プレ成約条件」と称する。
すなわち、ユーザA.Aのソーシャルスコアが高いほど、プレ成約条件がキャップ条件に近づく(マージン:小)ようにしてもよい。逆に、ユーザA.Aのソーシャルスコアが低いほど、プレ成約条件がキャップ条件から離れる(マージン:大)ようにしてもよい。
なお、ユーザのソーシャルスコアが低い場合は、これとは逆である。
なお、プレ成約条件情報に、プレ成約条件の有効期限を含めるようにしてもよい。
代替返済振込処理において、サーバ10の制御部11は、マネーローンサービス事業者の金融金融口座から、借入ローン振込先情報で指定される金融機関口座(金融機関名・支店名・振込先口座番号・受取口座名義)に対して、プレ成約条件で求められた貸付金額の振込または振替を行うための振込依頼情報を通信I/F14によって不図示の金融機関サーバに送信する。
金融機関において振込処理が完了すると、サーバ10の制御部11は、金融機関サーバから振込完了情報を受信する。すると、サーバ10の制御部11は、振込処理が成功した借入先について、借入登録データの各レコードを消去する。また、振込処理が成功した借入残高に基づいて、貸付管理データの貸付残高を加算する。
本成約条件算出処理において、サーバ10の制御部11は、代替返済振込処理において振込が完了した借入残高とその借入残高に紐づく借入金利とに基づいて、貸付残高と貸付金利と貸付返済額とを、限定ではなく例として、キャップ金利の算出理論に基づいて再度算出する。以下では、算出された貸付残高と貸付金利と貸付返済額とを、「本成約条件」と称する。
上記制約条件3.に基づいて、本成約条件では、プレ成約条件よりも貸付金利や貸付返済額が優遇される可能性がある。
また、本成約条件は制約条件1および制約条件2を自動的に満たすため、段階的借換における例外貸付の判定条件を満たす。
また、サーバ10の制御部11は、算出した本成約条件を含む本成約条件情報を通信I/F14によって端末20Aに送信する(S160)。そして、サーバ10の制御部11は、処理を終了させる。
この場合、端末20Aの制御部21は、A150のステップを実行すると、限定ではなく例として、ユーザ入力に基づいて、任意のタイミングで条件照会情報を通信I/F22によってサーバ10に送信する。サーバ10の制御部11は、端末20Aから条件照会情報を受信したと判定する場合、本成約条件算出処理が終了しているならば本成約条件情報を、本成約条件算出処理が終了していない場合には振込処理中である旨の情報を端末20Aに送信するようにしてもよい。そして、端末20Aの制御部21は、サーバ10から受信した本成約条件情報または振込処理中である旨の情報を表示部24に表示させる。
限定ではなく例として、ソーシャルスコアに関係なく、「プレ成約条件の貸付金利=借入金利」としてもよい。また、限定ではなく例として、ソーシャルスコアに関係なく、設定された割合(マネーローンサービス事業者が得る利益を考慮するなどして決めてもよい。)だけ借入金利から利率を下げた金利をプレ成約条件の貸付金利として算出するようにしてもよい。
本実施例は、サーバ10(限定ではなく、ユーザの端末と通信するサーバの一例)は、端末20のユーザが第1企業から借りた金銭の情報を含む借入先情報(限定ではなく、第1情報の一例)を端末20から受信する通信I/F14を備える。また、サーバ10は、受信した借入先情報に基づいて、端末20のユーザが借りた金銭の借り換えに関する金利の情報を含むプレ制約条件情報(限定ではなく、第1金利情報の一例)を算出(限定ではなく、取得の一例)する制御部11を備える。そして、制御部11は、受信した借入先情報に基づき、第1企業に金銭を支払う代替返済振込処理(限定ではなく、支払い処理の一例)を行い、その支払い処理に基づいて、端末20のユーザが借りた金銭の借り換えに関する金利の情報を含む本成約条件情報(限定ではなく、第2金利情報の一例)を算出(限定ではなく、取得の一例)する構成を示している。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、サーバが、端末のユーザが第1企業から借りた金銭の情報を含む第1情報を端末から受信した上で、受信した第1情報に基づいて、端末のユーザが借りた金銭の借り換えに関する金利の情報を含む第1金利情報を取得することができる。また、その上で、サーバは、受信した第1情報に基づき、第1企業に金銭を支払った上で、その支払いに基づいて、端末のユーザが借りた金銭の借り換えに関する金利の情報を含む第2金利情報を取得することができる。これにより、端末のユーザが第1企業から借りた金銭の借り換えを可能にするとともに、端末のユーザに適切な金利を提示することができる。また、限定ではなく例として、第2金利情報の金利が第1金利情報の金利と等しいか、それよりも低くなるように第1金利情報を算出するといったことも可能となる。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、サーバは、取得した第1金利情報を端末に送信することができる。これにより、限定ではなく例として、取得した第1金利情報に含まれる金利の情報を端末のユーザに知らせることができる。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、サーバは、端末のユーザによる承諾があった場合に、取得された第1金利情報で決定することができる。
上記の実施例では、プレ成約条件算出処理と、本成約条件算出処理とがサーバ10の制御部11において行われることとしたが、これに限定されない。限定ではなく例として、プレ成約条件算出処理または本成約条件算出処理、もしくはその両方の処理を、不図示のマネーローンサービス事業者基幹系サーバ(以下、「基幹サーバ」と称する。)において実行するようにしてもよい。
サーバ10の制御部11は、基幹サーバからプレ成約条件情報を受信すると、受信したプレ成約条件情報を端末20Aに送信する。
サーバ10の制御部11は、基幹サーバから本成約条件情報を受信すると、受信した本成約条件情報を端末20に送信する。
この場合、限定ではなく例として、サーバ10の制御部11は、端末20からプレ成約条件同意情報を受信すると、受信したプレ成約条件同意情報に基づいて、借入ローン振込先情報を基幹サーバに送信する。基幹サーバの制御部は、サーバ10から借入ローン振込先情報を受信すると、代替返済振込処理を実行する。
代替返済振込処理が完了すると、基幹サーバの制御部は、代替返済振込完了情報をサーバ10に送信する。
また、本変形例は、限定ではなく例として、サーバ10が、第1金利情報や第2金利情報を自装置で算出して取得するのではなく外部から取得する例とすることができる。
上記の実施例では、代替返済振込処理において金融機関口座間での振込(振替)を実行したが、これに限定されない。限定ではなく例として、借入先が電子マネーでの返済に対応している場合、代替返済振込処理においてマネーローンサービス事業者の電子マネー口座から、借入ローン振込先情報で指定される返済用電子マネー口座に電子マネーの送金を行うようにしてもよい。
電子マネーの送金の処理も、振込(振替)の処理と同様に、サーバ10が行う支払い処理の一例とすることができる。
上記の実施例では、プレ成約条件算出処理において、制約条件1~3を満たすようにプレ成約条件を求めたが、これに限定されない。限定ではなく例として、制約条件1~2のみを満たすようにプレ成約条件を求めるようにしてもよい。
第1実施例では、端末20において入力された借入先情報を検証・判定することなく代替返済振込を実行する例を例示した。
第2実施例は、端末20のユーザが申告した借入先情報を照会し、申告が正しいか否かを検証・判定する実施例である。
また、既出の構成要素と同一の構成要素については同一の符号を付して、再度の説明を省略する。
図2-1~図2-2は、本実施例において端末20の表示部24に表示される画面の遷移の一例を示す図である。
本画面図では、限定ではなく例として、借入企業名「ZZ金融」からの借入残高が実際には「290,000円」であるにも関わらず、借入先情報としてユーザが借入残高を「300,000円」であると申告した例を示す。
なお、これはあくまでも一例であり、この例に限定されるものではない。
借入先確認要請通知NT4では、通知の左側にユーザに確認漏れの注意喚起を促すためのエクスクラメーションマークアイコンが表示されるように構成されている。また、その右側には入力された借入先情報に不備が発見されたことを示す「登録された情報に不備が見つかりました」のメッセージが表示されるように構成されている。また、借入先確認要請通知NT4には、借入先情報の確認期限が「2021年11月19日」であることを示す文字が表示されている。
アプリ内位置表示領域の下には、正確な借入先情報を取得するためにユーザに残高証明書の提出を促すための「残高証明書の提出が必要です」のメッセージが表示されている。その下には、残高証明書の提出が必要な借入先を示す借入先照合ボタンLC1が表示されるように構成されている。
証明書取得画面の中央部には、限定ではなく例として、ユーザによって証明書撮影ボタンBT8がタップされ、撮像部27によって残高証明書が撮像されたことにより、「撮影済み書類」の文字の下に撮像された書類の画像が表示されるように構成されている。
また、撮像が行われたことに基づいて、証明書撮影ボタンBT8内部の文字が「撮影する」から「撮影しなおす」の文字へと変化している。
また、借入先情報照合確認通知NT5の下には、照合された借入先情報に基づいて、代替返済振込処理を実行していることを示す振込処理通知NT2が表示されている。
図2-3は、本実施例において各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
この図では、左側から順に、端末20Aの制御部21が実行する処理、サーバ10の制御部11が実行する処理の一例を示している。
本実施例は、サーバ10の制御部11が、借入先情報(限定ではなく、第1情報の一例)に含まれる第1企業に金銭を支払うための情報に誤りがなかった場合、本成約条件情報(限定ではなく、第2金利情報の一例)を取得する構成を示している。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、サーバが、第1情報に含まれる第1企業に金銭を支払うための情報に誤りがなかった場合、第2金利情報を取得することができる。限定ではなく例として、支払いに必要な情報(限定ではなく例として、支払い先の口座の情報等)に誤りがなかった場合や、端末のユーザによって提供された支払いを行うための情報に?偽りがなかったような場合に、第2金利情報を取得するといったことが可能となる。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、サーバは、端末のユーザが第1企業から借りた金銭の情報を含む第1情報に含まれる第1企業に関する情報の正否を、記憶されたデータに基づいて簡易かつ適切に判別することができる。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、サーバは、端末の撮像部によって撮像された画像の情報を含む、端末のユーザが第1企業から借りた金銭の情報を含む第1情報を受信することができる。また、金銭の借り入れに関する情報が端末で撮像されることによって第1情報がサーバに送信されるようにすることができ、金銭の借り入れに関する情報を端末のユーザが手入力せずに済むため、端末側(ユーザ側)の視点ではユーザにとって便利である。
上記の実施例では、端末20Aからプレ成約条件同意情報を受信したと判定する場合(S130:YES)、サーバ10の制御部11は、借入先照会処理を実行することとしたが、これに限定されない。限定ではなく例として、サーバ10の制御部11は、端末20Aから借入先情報を受信すると、プレ成約条件算出処理に先んじて借入先照会処理を実行するようにしてもよい。
上記の実施例では、借入先照会処理において、借り換えを行うユーザの個人信用情報と借入先情報の借入残高等とを照合することとしたが、これに限定されない。限定ではなく例として、借入先情報の借入ローン振込先情報が適切か否かを照会するようにしてもよい。
上記の実施例では、限定ではなく例として、借入ローン契約を一の契約として例示した。
第3実施例は、限定ではなく例として、端末20のユーザが、複数の借入ローン契約をマネーローンサービス事業者の提供するローンに借り換える実施例である。なお、本実施例では、サーバ10が行う振込処理は成功することとする。サーバ10が行う振込処理が失敗する場合については、第4実施例で説明する。
また、既出の構成要素と同一の構成要素については同一の符号を付して、再度の説明を省略する。
アカウント管理データベース155Bには、アカウントごとの管理データとして、アカウント管理データが記憶される。
アプリケーションIDと、貸付管理データとは、限定ではなく例として、アカウント管理データベース155Aと同様に構成することができる。
この借入先IDは、好ましくは借入ローン契約ごとに一意な値であり、限定ではなく例として、サーバ10が借入先情報を受信すると、サーバ10によってアカウントごとに一意な値(固有の値)が設定されて記憶されるようにすることができる。
図3-2~図3-3は、本実施例において端末20の表示部24に表示される画面の遷移の一例を示す図である。
この借入先情報入力画面では、アプリ内位置表示領域の下に、第1借入先情報を受け付けることを示す「お借入先情報1」の文字が表示されている。その下には、第1借入先情報を受け付けるフォームが表示されている。
この画面では、第1借入ローン契約の内容として、借入先企業名が「XX信販」であり、借入残高が「100,000円」、借入金利が「年利10%」、借入返済額が「10,000」円、契約日が「2020年xx月xx日」がそれぞれ入力されたことが表示されている。
メッセージの下には、第1借入ローン契約のみ借り換えを行うための「いいえ」の文字で示される借入先確認ボタンBT10と、他の借入ローン契約に関する借入先情報を入力するための「はい」の文字で示される他借入先情報入力ボタンBT11とが表示されるように構成されている。
この画面では、第2借入先情報を受け付けることを示す「お借入先情報2」の文字が表示され、その下には、第2借入先情報を受け付けるフォームが表示される。
この例では、第2借入ローン契約の内容として、借入先企業名が「YYローン」であり、借入残高が「600,000円」、借入金利が「年利15%」、借入返済額が「20,000」円、契約日が「2020年yy月yy日」がそれぞれ入力されることとする。
また、第1借入先情報の修正を行うための第1借入先情報修正ボタンFBT2と、第2借入先情報の修正を行うための第2借入先情報修正ボタンFBT3とがそれぞれ表示されるように構成されている。
限定ではなく例として、第1借入先情報修正ボタンFBT2がタップされると、第1借入先情報の入力画面に表示が戻り、第2借入先情報修正ボタンFBT3がタップされると、第2借入先情報の入力画面に表示が戻る。
それらの通知の下には、本成約条件が算出されたことに基づいて、契約書面再交付通知NT9が表示されている。
処理については、限定ではなく例として、図2-3のフローチャートに従って実行することができる。
なお、以下では、第n借入先情報(「n」は自然数)に含まれる借入残高を「第n借入残高」、借入金利を「第n借入金利」、借入返済額を「第n借入返済額」とそれぞれ称する。
・制約条件1′.貸付返済額は、第1借入返済額と第2借入返済額との合計額(以下、「合計借入返済額」と称する。)を上回らない。
すなわち、「合計借入返済額≧貸付返済額」
ここで、合計借入返済額は、限定ではなく例として、以下のように算出することができる。
「合計借入返済額=第1借入返済額+第2借入返済額」
・制約条件2′.貸付金利は、借り換えで返済される借入ローン契約の金利を貸付残高に基づいて平均した金利(以下、「加重平均借入金利」と称する。)を上回らない。
すなわち、「加重平均借入金利≧貸付金利」
ここで、加重平均借入金利は、限定ではなく例として、以下のように算出することができる。
「加重平均借入金利=(第1借入残高×第1借入金利+第2借入残高×第2借入金利)÷(第1借入残高+第2借入残高)」
すなわち、「貸付金利≧キャップ貸付金利」かつ「貸付返済額≧キャップ貸付返済額」
この条件は、限定ではなく例として、借り換えのうち一部が適切に実行できない場合を考慮するためのマージンを確保するための条件である。
同様に、サーバ10の制御部11は、マネーローンサービス事業者の金融金融口座から、第2借入ローン振込先情報で指定される金融機関口座に対して、プレ成約条件で求められた貸付金額の振込または振替を行うための振込依頼情報を通信I/F14によって不図示の金融機関サーバに送信する。
なお、本実施例では、前述したように、振込処理は成功することとする。
上記制約条件3.に基づいて、本成約条件では、プレ成約条件よりも貸付金利や貸付返済額が優遇される可能性がある。
「プレ成約条件の貸付金利」=「加重平均借入金利」×「ユーザ係数」
限定ではなく例として、ソーシャルスコアに関係なく、「加重平均借入金利=プレ成約条件の貸付金利」としてもよい。また、限定ではなく例として、ソーシャルスコアに関係なく、設定された割合(マネーローンサービス事業者が得る利益を考慮するなどして決めてもよい。)だけ加重平均借入金利から利率を下げた金利をプレ成約条件の貸付金利として算出するようにしてもよい。
「プレ成約条件の貸付金利」=「加重平均借入金利」-「ユーザ係数」
ここで、「ユーザ係数」は、限定ではなく例として、ソーシャルスコアが所定値(限定ではなく例として、平均値-分散値)より大きい場合、「0」より大きい値をとる、正の係数であるようにしてもよい。
具体的には、図2-3の処理を上記の実施例に適用し、S210の借入先紹介処理において、サーバ10の制御部11は、限定ではなく例として、借り換えを行うユーザA.Aの個人信用情報を照会するための信用情報照会情報を通信I/F14によって、前述した不図示の指定信用情報機関サーバに送信する。そして、サーバ10の制御部11は、指定信用情報機関サーバからユーザA.Aに関する個人信用情報を受信すると、個人信用情報に記録されたユーザA.Aの借入資金残高等を、端末20Aから受信した第1借入先情報と第2借入先情報と照合する。そして、第1借入先と第2借入先との各々について、個人信用情報の借入先及び借入資金残高と、借入先情報(第1借入先情報、第2借入先情報)とが一致している場合、借入先照会処理の実行結果は正常と判断され(S210:正常)、サーバ10の制御部11は、S140以降のステップを実行する。
本実施例は、サーバ10の通信I/F14は、端末20のユーザが第1企業から借りた金銭の情報を含む第1借入先情報(限定ではなく、第1情報の一例)と、端末20のユーザが第2企業から借りた金銭の情報を含む第2借入先情報(限定ではなく、第2情報の一例)とを端末20から受信する。そして、サーバ10の制御部11は、第1借入先情報と第2借入先情報とに基づいて、プレ成約条件情報(限定ではなく、第1金利情報の一例)を取得し、第1借入先情報と第2借入先情報とに基づき、第1企業と第2企業とに金銭を支払い支払い処理を行い、その支払い処理に基づいて、端末20のユーザが借りた金銭の借り換えに関する本成約条件情報(限定ではなく、第2金利情報の一例)を取得する制御を行う構成を示している。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、サーバが、端末のユーザが第1企業から借りた金銭の情報を含む第1情報の他、端末のユーザが第2企業から借りた金銭の情報を含む第2情報を端末から受信した上で、その第1情報と第2情報とに基づいて、端末のユーザが借りた金銭の借り換えに関する金利の情報を含む第1金利情報を取得することができる。また、その上で、サーバは、受信した第1情報と第2情報とに基づき、第1企業と第2企業とに金銭を支払った上で、その支払いに基づいて、端末のユーザが借りた金銭の借り換えに関する金利の情報を含む第2金利情報を取得することができる。これにより、端末のユーザが第1企業から借りた金銭と、端末のユーザが第2企業から借りた金銭とをまとめた借り換えを可能とすることができるとともに、端末のユーザに適切な金利を提示することができる。また、限定ではなく例として、第2金利情報の金利が第1金利情報の金利と等しいか、それよりも低くなるように第1金利情報を算出するといったことも可能となる。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、サーバは、端末のユーザが第1企業から借りた金銭の情報を含む第1情報に基づき第1企業の口座に振り込みを行い、端末のユーザが第2企業から借りた金銭の情報を含む第2情報に基づき第2企業の口座に振り込みを行う処理を行って、各々の企業への支払いを行うことができる。また、振り込みという一般的な方法で、支払いを簡易かつ適切に行うことができる。
上記の実施例では、借入ローン契約が2つの例について例示したが、これに限定されない。限定ではなく例として、借入ローン契約を3つ以上としてもよい。
以下では、「N」個(「N」は自然数)の借入ローン契約を乗り換える例について考える。
合計借入返済額=第1借入返済額+・・・+第n借入返済額+・・・+第N借入返済額
加重平均借入金利=(第1借入残高×第1借入金利+・・・+第n借入残高×第n借入金利+・・・+第N借入残高×第N借入金利)÷(第1借入残高+・・・+第n借入残高+・・・+第N借入残高)
上記の実施例では、本成約条件が算出されると、サーバ10の制御部11は、本成約条件情報を端末20Aに送信することとしたが、これに限定されない。
限定ではなく例として、サーバ10の制御部11は、本成約条件算出処理を行った後、本成約条件に基づいて、貸付管理データの各レコードを更新する。
通信I/F14によって端末20Aから本成約条件要請情報を受信したと判定する場合、サーバ10の制御部11は、本成約条件情報を通信I/F14によって端末20Aに送信するようにしてもよい。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、サーバは、端末のユーザによる端末に対する入力に基づいて、第2金利情報を端末に送信することができる。
なお、逆に、限定ではなく例として、端末のユーザによる端末に対する入力がなされなければ、第2金利情報がサーバから端末に送信されないようにしてもよい。
上記の実施例では、代替返済振込処理において金融機関口座間での振込(振替)を実行したが、これに限定されない。限定ではなく例として、借入先が電子マネーでの返済に対応している場合、代替返済振込処理においてマネーローンサービス事業者の電子マネー口座から、借入ローン振込先情報で指定される返済用電子マネー口座に電子マネーの送金を行うようにしてもよい。
電子マネーの送金の処理も、振込(振替)の処理と同様に、サーバ10が行う支払い処理の一例とすることができる。
第3実施例では、代替返済振込処理において全ての借入先に対する振込(振替)が成功する場合について例示した。
第4実施例は、代替返済振込処理において借入先に対する振込(振替)が少なくとも1つ失敗する場合についての実施例である。
また、既出の構成要素と同一の構成要素については同一の符号を付して、再度の説明を省略する。
そして、この場合、金利に関して法令違反となる場合がある。
ここでは、限定ではなく例として、一の端末20のユーザ(以下、単に「ユーザ」と称する。)が、限定ではなく例として、以下の3つの契約に基づく借り入れを行っている場合を考える。
・契約A 借入残高10万円 借入金利 10% 借入返済額 10,000円
・契約B 借入残高60万円 借入金利 15% 借入返済額 20,000円
・契約C 借入残高30万円 借入金利 18% 借入返済額 10,000円
この場合、合計借入返済額は「40,000円」、加重平均借入金利は「15.4%」と算出される。
これは、借入の契約が2以上、かつ、振込が失敗する場合に起こり得る。
図4-1は、本実施例において端末20の表示部24に表示される画面の遷移の一例を示す図である。
図4-1左側に、この場合表示されるホーム画面の一例を示す。
この借入ローン振込先情報入力画面では、振込処理に失敗した第1借入先情報として登録された借入先企業名である「XX信販」の文字が「お借入先会社名」の文字とともに表示されるように構成されている。その下には、再確認が必要な第1借入ローン振込先情報を受け付けるフォームが表示されるように構成されている。
また、振込処理失敗通知NT11の下には、振込処理に成功した「YYローン」の第2借入先情報に基づいて本成約条件が算出されたことにより、契約書面再交付通知NT12が表示されている。
フローチャートを参照して、本実施例における処理を説明する。
以下説明するフローチャートの処理を適用して計算を行う方法として、限定ではなく例として、計算方法1と計算方法2との2つの計算方法を例示する。計算方法1と計算方法2とのいずれを用いてもよく、処理の流れは同様とすることができる。
計算方法1では、限定ではなく例として、サーバ10が、代替返済振込処理が全て成功する前提でのキャップ条件よりも借り換えを行うユーザの条件が不利または等しいプレ成約条件を算出する。そして、プレ成約条件に基づく乗り換えローン契約をユーザと締結する。その後、代替返済振込処理の結果に基づいて、例外貸付の判定条件を満たす範囲内で本成約条件を算出する。そして、乗り換えローン契約をプレ成約条件よりも借り換えを行うユーザが有利または等しい本成約条件に契約を更新する。これは、前述した制約条件3を用いる手法と考えてもよいものとする。
この図では、左側から順に、端末20Aの制御部21が実行する処理、サーバ10の制御部11が実行する処理の一例を示している。
なお、2つの借入先の両方が失敗する場合(「m」=「1」と「2」)についても同様に考えることができる。
なお、複数の借入先IDにおいて代替返済振込処理に失敗した場合(限定ではなく例として、「m」=「1」と「2」)、サーバ10の制御部11は、失敗した全ての借入先ID(この場合、「m」=「1」と「2」)における第m借入ローン振込先情報の再確認を求めるための振込先情報確認依頼情報を通信I/F14によって端末20Aに送信するようにしてもよい。
また、限定ではなく例として、第2借入先のみ代替返済振込処理が成功した場合、「合計借入返済額=第2借入返済額」、「加重平均借入金利=第2借入金利」となる。
第1借入先と第2借入先とにおいて代替返済振込処理が成功した場合、前述したように「合計借入返済額=第1借入返済額+第2借入返済額」、「加重平均借入金利=(第1借入残高×第1借入金利+第2借入残高×第2借入金利)÷(第1借入残高+第2借入残高)」となる。
・制約条件A:「加重平均借入金利≧貸付金利」
・制約条件B:「プレ成約条件の貸付金利≧貸付金利」
・制約条件C:「合計借入返済額≧貸付返済額」
・制約条件D:「プレ成約条件の貸付返済額≧貸付返済額」
なお、「キャップ貸付金利>貸付金利」(マネーローンサービス事業者が損をする可能性がある貸付金利)としてもよい。
前述した具体例に基づき、契約Aのみが代替返済振込処理の振込処理に成功した場合、再計算された加重平均借入金利は「10%」となる。
また、限定ではなく例として、契約Aの借入残高と、借入金利とに基づいて、キャップ貸付金利が「8%」と算出されたとする。
このとき、貸付金利は、上記の最適化の手法により、限定ではなく例として「8%」~「10%」の間の解で、「8%」になるべく近い、限定ではなく例として「8.5%」と算出される。
「N」個(「N」は自然数)の借入ローン契約を乗り換える場合、プレ成約条件算出処理における合計借入返済額と加重平均借入金利とは、限定ではなく例として、以下のように算出することができる。
合計借入返済額=第1借入返済額+・・・+第n借入返済額+・・・+第N借入返済額
加重平均借入金利=(第1借入残高×第1借入金利+・・・+第n借入残高×第n借入金利+・・・+第N借入残高×第N借入金利)÷(第1借入残高+・・・+第n借入残高+・・・+第N借入残高)
なお、これは、制約条件3を用いて計算を行う手法を用いる場合において、他の実施例についても同様のことが言える。
次に、計算方法2について説明する。計算方法2は、制約条件3を用いない手法と考えてもよいものとする。なお、処理の流れ(フロー)は上記の処理と同様とすることができる。
「プレ成約条件の貸付金利」=「加重平均借入金利」×「ユーザ係数」
「プレ成約条件の貸付金利」=「加重平均借入金利」-「ユーザ係数」
ここで、「ユーザ係数」は、限定ではなく例として、ソーシャルスコアが所定値(限定ではなく例として、平均値-分散値)より大きい場合、「0」より大きい値をとる、正の係数であるようにしてもよい。
「本成約条件の貸付金利」=「min(加重平均借入金利,プレ成約条件の貸付金利)」
「本成約条件の貸付返済額」=「合計借入返済額」
「本成約条件の貸付残高」=代替返済振込処理において振込に成功した借入残高の総和
・契約A 借入残高10万円 借入金利 10% 借入返済額 10,000円
・契約B 借入残高60万円 借入金利 15% 借入返済額 20,000円
・契約C 借入残高30万円 借入金利 18% 借入返済額 10,000円
合計借入返済額「40,000円」、加重平均借入金利「15.4%」
再計算により、加重平均借入金利10%、貸付返済額10,000円となる。
よって、このケースでは、
本成約条件の貸付金利=min(10%,14.4%)=10%
と算出する。
つまり、このケースは法令違反となってしまうため、再計算された加重平均借入金利を本成約条件の貸付金利とする。
再計算により、加重平均借入金利18%、貸付返済額10,000円となる。
よって、このケースでは、
本成約条件の貸付金利=min(18%,14.4%)=14.4%
と算出する。
つまり、このケースは法令違反とならないため、プレ成約条件の貸付金利を維持する。
再計算により、加重平均借入金利14.29%、貸付返済額30,000円となる。
よって、このケースでは、
本成約条件の貸付金利=min(14.29%,14.4%)=14.29%
と算出する。
つまり、このケースは法令違反となってしまうため、再計算された加重平均借入金利を本成約条件の貸付金利とする。
再計算により、加重平均借入金利16%、貸付返済額30,000円となる。
よって、このケースでは、
本成約条件の貸付金利=min(16%,14.4%)=14.4%
と算出する。
つまり、このケースは法令違反とならないため、プレ成約条件の貸付金利を維持する。
このケースでは、
本成約条件の貸付金利=min(14.4%,14.4%)=14.4%(本成約条件の貸付金利=プレ成約条件の貸付金利=14.4%)
と算出する。
なお、このケースは振込が全て成功するケースであるため、法令違反の問題は生じない。
「本成約条件の貸付金利」=「プレ成約条件の貸付金利」
「本成約条件の貸付返済額」=「プレ成約条件の貸付返済額」
「本成約条件の貸付残高」=「プレ成約条件の貸付残高」
本実施例は、サーバ10の制御部11が、支払い処理において、第1借入先情報(限定ではなく、第1情報の一例)に基づく第1企業への支払いが失敗した場合、第2借入先情報(限定ではなく、第2情報の一例)に基づき決定されたプレ成約条件情報(限定ではなく、第2金利情報の一例)を取得する構成を示している。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、サーバが、支払い処理において、端末のユーザが第1企業から借りた金銭の情報を含む第1情報に基づく第1企業への支払いが失敗した場合であっても、端末のユーザが第2企業から借りた金銭の情報を含む第2情報に基づき決定された第2金利情報を取得することによって、第2金利情報を適切に取得することができる。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、サーバは、第2情報に基づき算出される金利の上限が、第1金利情報の金利より低い場合、第2金利情報の金利を算出することができる。この場合、前述したように、限定ではなく例として、金利に関連する法令等に違反しない第2金利情報の金利を算出することができる。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、サーバは、端末のユーザが第1企業から借りた金銭の情報を含む第1情報に含まれる第1企業の第1口座番号の情報の第1口座番号に誤りがある場合、第1口座番号を入力するための情報を端末に送信して、端末のユーザに第1口座番号を入力させることができる。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、サーバは、端末のユーザが第1企業から借りた金銭の情報を含む第1情報に含まれる第1企業の第1口座番号の情報の第1口座番号に誤りがある場合であって、端末のユーザによる、第1口座番号を入力するための情報への入力が設定された期間内に行われなかった場合、端末のユーザが第2企業から借りた金銭の情報を含む第2情報に基づく第2金利情報を取得することができる。
上記の実施例では、代替返済振込処理において、各借入ローン振込先情報を照合せずに金融機関口座への振込を実行したが、これに限定されない。限定ではなく例として、サーバ10の制御部11は、借入ローン振込先情報照合処理を実行し、振込依頼情報を通信I/F14によって不図示の金融機関サーバに送信するようにしてもよい。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、サーバは、記憶されたデータと、端末のユーザが第1企業から借りた金銭の情報を含む第1情報と、端末のユーザが第2企業から借りた金銭の情報を含む第2情報とに基づいて、第1企業と第2企業とに簡易かつ適切に金銭を支払うことができる。
上記の実施例では、借入先情報受付処理において、借入先情報の入力フォームに対するユーザ入力によって借入先情報を取得する例を例示した。第5実施例は、限定ではなく例として、撮像部27によって借入先の契約書面を撮像することで借入先情報を取得する実施例である。
また、既出の構成要素と同一の構成要素については同一の符号を付して、再度の説明を省略する。
図5-1は、本実施例において端末20の表示部24に表示される画面の遷移の一例を示す図である。
図5-1は、限定ではなく例として、図3-2左側の借入先情報入力画面の別例である。
契約書面取得画面の中央部には、限定ではなく例として、ユーザによって契約書面撮影ボタンBT19がタップされ、撮像部27によって契約書面が撮像されたことにより、「撮影済み書類」の文字の下に撮像された書類の画像が表示されるように構成されている。
また、撮像が行われたことに基づいて、契約書面撮影ボタンBT19内部の文字が「撮影する」から「撮影しなおす」の文字へと変化している。
同様に、第n借入先情報の取得が実行されると、第n+1借入先情報の取得を行うための借入先受付ボタンが下に連なる形で表示されるように構成されている。
端末20Aの制御部21は、限定ではなく例として、借入先情報受付処理(A110)において、撮像部27によって契約書面画像情報を取得する。すると、端末20Aの制御部21は、取得した契約書面画像情報を通信I/F22によってサーバ10に送信する。
本実施例は、第1借入先情報(限定ではなく、第1情報の一例)と第2借入先情報(限定ではなく、第2情報の一例)とは、端末20の撮像部27によって撮像された画像の情報を含む構成を示している。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、サーバは、端末の撮像部によって撮像された画像の情報を含む、端末のユーザが第1企業から借りた金銭の情報を含む第1情報と、端末のユーザが第2企業から借りた金銭の情報を含む第2情報とを受信することができる。また、金銭の借り入れに関する情報が端末で撮像されることによって第1情報と第2情報とがサーバに送信されるようにすることができ、金銭の借り入れに関する情報を端末のユーザが手入力せずに済むため、端末側(ユーザ側)の視点では、ユーザにとって便利である。
上記の実施例では、サーバ10の制御部11は、本成約条件情報を端末20に送信すると、処理を終了させる例を例示した。
第6実施例は、本成約条件情報に基づく借り換えローンの返済に関する実施例である。
また、既出の構成要素と同一の構成要素については同一の符号を付して、再度の説明を省略する。
図6-1は、本実施例において端末20の表示部24に表示される画面の遷移の一例を示す図である。
図6-1左側には、限定ではなく例として、図3-3右側のホーム画面から時間が経過し、端末20Aのユーザが借り換えローンの返済を失念し、「2021年12月2日」となった場合に表示されるホーム画面の一例を示す。
また、アプリ内位置表示領域には、送金画面であることを示す「送金」の文字が表示されている。
この延滞金返済確認通知NT14では、ベルマークアイコンの右側に、「延滞金が返済されました」のメッセージが表示されるように構成されている。
サーバ10の制御部11は、限定ではなく例として、本成約条件情報を端末20Aに送信すると(S160)、ユーザに応じて貸付ローン振込先情報を設定し、通信I/F14によって端末20Aに送信する。なお、貸付ローン振込先情報に、返済日や返済金額等の情報を含めるようにしてもよい。
本実施例は、サーバ10の制御部11は、本成約条件情報(限定ではなく、第2金利情報の一例)に基づく返済金額を含む返済金額情報を通信I/F14によって端末20に送信する制御を行う構成を示している。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、サーバは、第2金利情報に基づく返済金額を含む貸付ローン振込先情報(限定ではなく、返済金額情報の一例)を端末に送信して、第2金利情報に基づく返済金額を端末のユーザに知らせることができる。返済金額が分かるため、端末側(ユーザ側)の視点ではユーザにとって便利である。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、サーバは、端末のユーザが、第2金利情報に基づく返済金額を含む返済金額情報に基づく返済を期日内に行わない場合、返済を延滞していることを示す延滞情報を端末に送信して、返済を行うように端末のユーザに促すことができる。
上記の実施例では、端末20Aにおいて、マネーローンアプリケーションのホーム画面にサーバ10から受信した通知を表示させる例について例示したが、これに限定されない。限定ではなく例として、サーバ10の事業者がメッセージングサービスを提供する事業者と提携している、またはサーバ10の事業者とメッセージングサービス事業者が同じ場合等において、メッセージングサービスへ通知を含むコンテンツを送信するようにしてもよい。
図6-2左側は、限定ではなく例として、図3-3左側と同様の借り換えプラン契約締結画面の一例である。限定ではなく例として、ユーザによって借り換え契約ボタンBT14がタップされると、代替返済振込処理の実行が始まる。
また、アプリ内位置表示領域には、マネーローンサービスの公式アカウントとのOAトークルームであることを示す「Money Loan Service」の文字が表示されている。
トークコンテンツ表示領域には、マネーローンサービスの公式アカウントから送信されたコンテンツが左側からの吹き出しで時系列順に上から下に表示されるように構成されている。この画面では、テキストコンテンツCT1からテキストコンテンツCT7までのコンテンツがマネーローンサービスの公式アカウントから送信されていることが表示されている。
また、限定ではなく例として、テキストコンテンツCT2では、プレ成約条件が算出されたことに基づいて、審査完了通知と対応する文字が表示されている。
また、限定ではなく例として、テキストコンテンツCT3では、限定ではなく例として、図3-3左側の借り換えプラン契約締結画面における借り換え契約ボタンBT14がタップされたことに基づいて、「借りかえプランの契約に同意いただきました」の文字が表示されている。
また、限定ではなく例として、テキストコンテンツCT4では、「XX信販」への代替返済振込処理が完了したことに基づいて、振込処理完了通知NT7と対応する文字が表示されている。
また、限定ではなく例として、テキストコンテンツCT5では、「YYローン」への代替返済振込処理が完了したことに基づいて、振込処理完了通知NT8と対応する文字が表示されている。
また、限定ではなく例として、テキストコンテンツCT6では、全ての借入先への代替返済振込処理が完了したことに基づいて、「他社借入先への返済が全て完了しました」の文字が表示されている。
また、限定ではなく例として、テキストコンテンツCT6では、本成約条件が算出されたことに基づいて、契約書面再交付通知NT9と対応する文字が表示されている。また、テキストコンテンツCT6では、本成約条件を確認するための、「確認」の文字で示される本成約条件確認ボタンCFB1が表示されるように構成されている。
通知の方法としては、限定ではなく例として、以下の方法が挙げられる。
・マネーローンアプリケーションのシステム通知(プッシュ通知)。
・マネーローンアプリケーション内でのポップアップ通知(アプリケーションを開くと通知)。
・マネーローンアプリケーションのお知らせ領域(限定ではなく例として、ホーム画面上段)に通知。
・メッセージングアプリケーションのシステム通知(プッシュ通知)。
・メッセージングアプリケーションのスマートチャンネル領域(限定ではなく例として、トークリスト最上段)に表示。
・メッセージングアプリケーションのタイムラインに表示。
・メッセージングアプリケーションのOAトークルームに表示。
・支払いアプリケーションのシステム通知(プッシュ通知)。
・支払いアプリケーションのお知らせ領域(限定ではなく例として、お知らせ画面)に通知。
・上記通知方法の任意の組み合わせ。
上記の実施例で説明した、マネーローンアプリケーションで実現した内容は、メッセージングアプリケーション等の他のアプリケーションでも同様に実現可能である。
10 サーバ
20 端末
30 ネットワーク
Claims (15)
- ユーザの端末と通信するサーバであって、
前記ユーザが複数企業の各々から借りた金銭の情報を含む第1情報を前記端末から受信する通信部と、
前記第1情報に基づいて、前記ユーザが借りた金銭の借り換えに関する金利の情報を含む第1金利情報を取得する制御部とを備え、
前記制御部は、前記第1情報に基づき、前記複数企業の各々に金銭を支払う支払い処理を行い、少なくとも前記複数企業のうちの第1企業への支払いが実行できなかった場合に、少なくとも前記第1企業から借りた金銭の情報を前記第1情報から除いた第2情報に基づき算出される金利の上限が、前記第1金利情報の金利より低い場合、前記第2情報に基づく第2金利情報を取得する制御を行う。 - 請求項1に記載のサーバであって、
前記支払い処理は、前記第1情報に基づき前記複数企業の各々の口座に振り込みを行う処理を含む。 - 請求項1または請求項2に記載のサーバであって、
前記第1情報は、前記第1企業の第1口座番号の情報を含み、
前記制御部は、前記第1口座番号に誤りがある場合、前記第1口座番号を入力するための情報を前記端末に前記通信部によって送信する制御を行う。 - 請求項3に記載のサーバであって、
前記制御部は、前記ユーザによる、前記第1口座番号を入力するための情報への入力が設定された期間内に行われなかった場合、前記第2金利情報を取得する制御を行う。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のサーバであって、
前記第1情報は、前記端末の撮像部によって撮像された画像の情報を含む。 - 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のサーバであって、
前記制御部は、記憶されたデータと、前記第1情報とに基づいて、前記複数企業の各々に金銭を支払う支払い処理を行う。 - 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のサーバであって、
前記制御部は、前記第1金利情報を前記通信部によって前記端末に送信する制御を行う。 - 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のサーバであって、
取得された前記第1金利情報は、前記端末のユーザによる承諾に基づいて決定される。 - 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載のサーバであって、
前記制御部は、前記端末のユーザによる前記端末に対する入力に基づいて、前記第2金利情報を前記端末に送信する制御を行う。 - 請求項1から請求項9のいずれか一項に記載のサーバであって、
前記制御部は、記憶されたデータに基づいて、前記第1情報に含まれる前記第1企業に関する情報の正否を判別する制御を行う。 - 請求項1から請求項10のいずれか一項に記載のサーバであって、
前記制御部は、前記第2金利情報に基づく返済金額を含む返済金額情報を前記通信部によって前記端末に送信する制御を行う。 - 請求項11に記載のサーバであって、
前記制御部は、前記端末のユーザが、前記返済金額情報に基づく返済を期日内に行わない場合、返済を延滞していることを示す延滞情報を前記通信部によって前記端末に送信する制御を行う。 - ユーザの端末と通信するサーバの情報処理方法であって、
前記ユーザが複数企業の各々から借りた金銭の情報を含む第1情報を前記端末から前記サーバの通信部によって受信することと、
前記第1情報に基づいて、前記ユーザが借りた金銭の借り換えに関する金利の情報を含む第1金利情報を前記サーバの制御部によって取得することと、
前記第1情報に基づき、前記複数企業の各々に金銭を支払う支払い処理を行い、少なくとも前記複数企業のうちの第1企業への支払いが実行できなかった場合に、少なくとも前記第1企業から借りた金銭の情報を前記第1情報から除いた第2情報に基づき算出される金利の上限が、前記第1金利情報の金利より低い場合、前記第2情報に基づく第2金利情報を取得する制御を前記制御部によって行うこととを含む。 - ユーザの端末と通信するサーバによって実行されるプログラムであって、
前記ユーザが複数企業の各々から借りた金銭の情報を含む第1情報を前記端末から前記サーバの通信部によって受信することと、
前記第1情報に基づいて、前記ユーザが借りた金銭の借り換えに関する金利の情報を含む第1金利情報を前記サーバの制御部によって取得することと、
前記第1情報に基づき、前記複数企業の各々に金銭を支払う支払い処理を行い、少なくとも前記複数企業のうちの第1企業への支払いが実行できなかった場合に、少なくとも前記第1企業から借りた金銭の情報を前記第1情報から除いた第2情報に基づき算出される金利の上限が、前記第1金利情報の金利より低い場合、前記第2情報に基づく第2金利情報を取得する制御を前記制御部によって行うこととが前記サーバによって実行される。 - ユーザの端末と、前記端末と通信するサーバとを含むシステムであって、
前記端末は、
前記ユーザが複数企業の各々から借りた金銭の情報を含む第1情報を前記サーバに送信し、
前記サーバは、
前記第1情報を前記端末から受信し、
前記第1情報に基づいて、前記ユーザが借りた金銭の借り換えに関する金利の情報を含む第1金利情報を取得し、
前記第1情報に基づき、前記複数企業の各々に金銭を支払う支払い処理を行い、少なくとも前記複数企業のうちの第1企業への支払いが実行できなかった場合に、少なくとも前記第1企業から借りた金銭の情報を前記第1情報から除いた第2情報に基づき算出される金利の上限が、前記第1金利情報の金利より低い場合、前記第2情報に基づく第2金利情報を取得する。
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