JP7147063B2 - ユーザアクセス制御方法、情報送信方法および装置 - Google Patents

ユーザアクセス制御方法、情報送信方法および装置 Download PDF

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Description

本願は、2018年11月27日に中国国家知識財産権局に出願された、「ユーザアクセス制御方法、情報送信方法および装置」と題する中国特許出願第201811429525.1号の優先権を主張する。当該出願は、参照により、その全体が本明細書に組み込まれる。
本願の実施形態は、通信技術の分野に関し、特に、ユーザアクセス制御方法、情報送信方法および装置に関する。
ネットワーク性能に関する異なる通信サービスの要件間の違いに対処するために、ネットワークスライス(network slice, NS)という概念が第5世代(5-Generation, 5G)モバイル通信技術ネットワーク(略して、5Gネットワーク)へ導入されている。言い換えると、5Gネットワークは、実際のネットワークのリソースおよび機能に基づいて分割されて異なるネットワークスライスを形成することで、異なる要件を満たす。これにより、ネットワークオペレーション投資コストを減らし、ネットワークオペレーションモードを充実させることができる。
ネットワーク内の複数のネットワークスライスの動作品質は、互いに影響を及ぼす。ネットワーク確立プロセスでは、新しく確立されたネットワークスライスが導入されることがどうしても必要である。この場合、新しく確立されたネットワークスライスの動作は、既存のネットワークスライスの動作品質に影響を及ぼし得る。事業者は主に、ネットワーク内の既存のネットワークスライスの動作品質に対する新しく確立されたネットワークスライスの影響をどのように減らすかと、残りのネットワークリソースが新しく確立されたネットワークスライスの要件を満たすことができるかどうかとに重点を置いている。
現在、従来技術では、オペレーション、管理および維持(operation, administration, and maintenance, OAM)ネットワークエレメントはまず、ネットワークスライスのQoEとKPIとの間の対応関係を取得する必要がある。次に、OAMネットワークエレメントは、ネットワークスライスの動作プロセスにおけるQoEに基づいて、ネットワークスライスのKPIにおけるユーザの最大数を逆に推定する。最終的に、OAMネットワークエレメントは、ユーザの最大数をネットワークスライス選択機能(Network Slice Selection Function, NSSF)ネットワークエレメントへフィードバックする。NSSFネットワークエレメントは、ユーザの最大数に基づいて、新しく確立されたネットワークスライスへのユーザアクセスを制御する。
しかしながら、ネットワークスライスの新規開発の早期ステージでは、OAMネットワークエレメントがKPIデータを収集するには比較的長い時間がかかり、QoEとKPIとの間の関係を分析するのにも時間がかかる。したがって、新しく確立されたネットワークスライスへのユーザアクセスを既存の解決手段を用いることにより調節するオペレーションの周期性は、非常に長い。新しく確立されたネットワークスライスへのユーザアクセスが既存のネットワークスライスについてのサービスレベルアグリーメント(service level agreement, SLA)に影響を及ぼす場合、新しく確立されたネットワークスライスへのユーザアクセスは、既存の解決手段を用いることによっては、時間内に調節できない。
したがって、既存のネットワークスライスの品質に対する新しく確立されたネットワークスライスの影響を回避することは、早急に解決される必要がある課題である。
本願の実施形態は、新しく確立されたネットワークスライスにアクセスするユーザの数を時間内に制御するために、ユーザアクセス制御方法、情報送信方法および装置を提供する。
第1の態様によれば、本願の実施形態は、第1のネットワークエレメントが、第1のインジケーション情報および第2のインジケーション情報のうちの少なくとも一方を含む第1の要求を第2のネットワークエレメントへ送信する段階を含むユーザアクセス制御方法を提供する。第1のインジケーション情報は、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を第1のネットワークエレメントへ報告することを示すために用いられる。第2のインジケーション情報は、第1のネットワークスライスが、新しく確立されたネットワークスライスであるか、ドライブテストが実行されているネットワークスライスであるか、またはSLAが署名されていないネットワークスライスであることを示すために用いられる。第1のネットワークエレメントは、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を含む第1の応答を第2のネットワークエレメントから受信する。少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報は、少なくとも1つのネットワークスライスの品質と品質要件との間の関係を決定するために用いられる。第1のネットワークエレメントは、少なくとも1つのネットワークスライスの品質と品質要件との間の関係に基づいて第1のネットワークスライスへのユーザアクセスを制御する。
本願の本実施形態において提供されるユーザアクセス制御方法によれば、同じネットワークエリア内の複数のネットワークスライスのいずれか1つのユーザアクセスステータスまたはサービスステータスが別のネットワークスライスの動作品質に影響を及ぼしてしまうという課題を解決するために、第1のネットワークエレメントは、第1の要求を第2のネットワークエレメントへ送信して、新しく確立されたネットワークスライス、ドライブテストが実行されているネットワークスライスまたはSLAが署名されていないネットワークスライス(例えば、第1のネットワークスライス)がネットワークエリア内に存在することを第2のネットワークエレメントに示す。このように、第2のネットワークエレメントは、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を時間内に報告し、その結果、第1のネットワークエレメントは、少なくとも1つのネットワークスライスの品質と品質要件との間の関係を迅速に取得できる。次に、第1のネットワークエレメントは、少なくとも1つのネットワークスライスの品質と品質要件との間の関係に基づいて第1のネットワークスライスへのユーザアクセスを迅速に制御して、別のネットワークスライスに対する影響を回避し得る。また、ネットワークエリア内の別のネットワークスライスの動作品質を保証するために、ネットワーク内の少なくとも1つのネットワークスライスのステータスは、少なくとも1つのネットワークスライスの品質と品質要件との間の関係に基づいて、時間内に認識され得る。このように、第1のネットワークスライスへのユーザアクセスは、徐々に(gradually)制御され得る。
任意選択的に、第1のネットワークスライスおよび少なくとも1つのネットワークスライスは、同じネットワークエリア内のネットワークスライスである。
可能な実装において、少なくとも1つのネットワークスライスは、第1のネットワークスライスを含む。このように、第1のネットワークエレメントは、第1のネットワークスライスの第1の情報に基づいて、第1のネットワークスライスの品質と品質要件との間の関係を決定する。
可能な実装において、少なくとも1つのネットワークスライスは、第1のネットワークスライスを含まない。このように、第1のネットワークエレメントは、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報に基づいて、第1のネットワークスライスの品質と品質要件との間の関係を決定する。
可能な実装において、第1のネットワークエレメントが少なくとも1つのネットワークスライスの品質と品質要件との間の関係に基づいて第1のネットワークスライスへのユーザアクセスを制御する段階は、第1のネットワークエレメントが、第1のネットワークスライスの品質は第1のネットワークスライスの品質要件よりも高いと判断し、第1のネットワークエレメントが第1のネットワークスライスにアクセスするユーザの数を増やす段階を含む。あるいは、第1のネットワークエレメントは、第1のネットワークスライスの品質は第1のネットワークスライスの品質要件よりも低いと判断し、第1のネットワークスライスにアクセスするユーザの数を減らす。あるいは、第1のネットワークエレメントは、第1のネットワークスライスの品質は第1のネットワークスライスの品質要件に等しいと判断し、第1のネットワークスライスにアクセスするユーザの数を維持する。
可能な実装において、本願の本実施形態において提供される方法は、第1のネットワークエレメントが、少なくとも1つのネットワークスライスの品質と品質要件との間の関係に基づいて、少なくとも1つのネットワークスライスのうちの第1のネットワークスライスとは異なる別のネットワークスライスへのユーザアクセスを制御する段階をさらに含む。これは、第1のネットワークスライスが追加される場合、別のネットワークスライスの動作品質が影響を受け得るからである。したがって、別のネットワークスライスへのユーザアクセスが制御され、その結果、別のネットワークスライスは、SLAを満たし得る。
可能な実装において、本願の本実施形態において提供される方法は、第1のネットワークエレメントが、第1のネットワークスライスは新しく確立されたネットワークスライス、ドライブテストが実行されているネットワークスライスまたはSLAが署名されていないネットワークスライスであると判断する段階をさらに含む。このように、第1のネットワークエレメントは、第2のネットワークエレメントからの少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を時間内に要求できる。
可能な実装において、第1のネットワークエレメントが、第1のネットワークスライスは新しく確立されたネットワークスライス、ドライブテストが実行されているネットワークスライスまたはSLAが署名されていないネットワークスライスであると判断する段階は、第1のネットワークエレメントが、第3のインジケーション情報を含む通知メッセージを第3のネットワークエレメントから受信する段階を含む。第3のインジケーション情報は、第1のネットワークスライスが、新しく確立されたネットワークスライスであるか、ドライブテストが実行されているネットワークスライスであるか、またはSLAが署名されていないネットワークスライスであることを示すために用いられる。第1のネットワークエレメントは、第3のインジケーション情報に基づいて、第1のネットワークスライスは新しく確立されたネットワークスライス、ドライブテストが実行されているネットワークスライスまたはSLAが署名されていないネットワークスライスであると判断する。
可能な実装において、本願の本実施形態において提供される方法は、第1のネットワークエレメントが、第4のインジケーション情報を含む第2の要求を、少なくとも1つのネットワークスライスに対応する少なくとも1つのネットワークエレメントへ送信する段階をさらに含む。第4のインジケーション情報は、少なくとも1つのネットワークエレメント内にあり、かつ、少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータを第2のネットワークエレメントへ報告することを示すために用いられる。
可能な実装において、第2の要求は、ネットワークスライスの識別情報、ネットワークエリアおよび時間情報という、少なくとも1つのネットワークスライスに対応する情報のうちの少なくとも1つをさらに含み得る。
可能な実装において、本願の本実施形態において提供される方法は、第1のネットワークエレメントが、第1のネットワークスライスは新しく確立されたネットワークスライス、ドライブテストが実行されているネットワークスライスまたはSLAが署名されていないネットワークスライスであることに基づいて、第4のインジケーション情報を決定する段階をさらに含む。
可能な実装において、本願の本実施形態において提供される方法は、第1のネットワークエレメントが、少なくとも1つのネットワークエレメントのアドレス情報を要求するために用いられる第3の要求を第4のネットワークエレメントへ送信する段階をさらに含む。第3の要求は、ネットワークスライスの識別情報、ネットワークエリアおよび時間情報という、少なくとも1つのネットワークスライスに対応する情報のうちの少なくとも1つを含む。第1のネットワークエレメントは、第4のネットワークエレメントから少なくとも1つのネットワークエレメントのアドレス情報を受信する。
例えば、少なくとも1つのネットワークエレメントのアドレス情報は、識別子、IPアドレス、完全修飾ドメイン名FQDNおよびエンドポイントアドレスという、少なくとも1つのネットワークエレメントの情報のうちの少なくとも1つであってよい。
可能な実装において、第1のデータは、フローレベルネットワークデータまたはフローレベルサービスデータである。フローは、少なくとも1つのネットワークスライスに対応するサービスのサービスフローまたはサービス品質(Quality of Service, QoS)フロー(flow)であってよいことを理解されたい。サービスフローまたはQoSフローは、端末がネットワーク内でサービスデータを伝送した場合に確立されるサービスフローまたはQoSフローであることを理解されたい。
可能な実装において、少なくとも1つのネットワークエレメントは、第5のネットワークエレメントを含む。第5のネットワークエレメントがアプリケーション機能AFネットワークエレメントである場合、第5のネットワークエレメント内にあり、かつ、少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータは、フローが属するサービスのサービス識別子、フローが属するサービスの通信パターンパラメータ、第1のインタフェースのフロービットレートデータ、第1のインタフェースの遅延データ、第1のインタフェースのパケット損失率データ、第1のインタフェースのパケットデータ、タイムスタンプ、フローが属するサービスのサービス体験データ、ジッタバッファデータ、伝送制御プロトコルTCP輻輳ウィンドウデータ、TCP受信ウィンドウデータ、媒体符号化タイプデータ、媒体符号化タイプデータの符号化レートデータおよびバッファデータのうちの1つまたは複数を含む。第1のインタフェースは、ユーザプレーン機能UPFネットワークエレメントとAFネットワークエレメントに対応するデータネットワークDNとの間のインタフェースである。
あるいは、第5のネットワークエレメントがポリシー制御機能PCFネットワークエレメントである場合、第5のネットワークエレメント内にあり、かつ、少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータは、フローが属するサービスのサービス識別子と、フローが配置されるセッションの識別子と、フローが配置されるセッションのデータネットワーク名DNNと、フローが配置されるネットワークスライスの識別情報と、IPフィルタ情報と、媒体帯域幅要件と、トラフィックルーティング情報と、ジッタバッファ要件と、TCP輻輳ウィンドウ要件と、TCP受信ウィンドウ要件と、媒体符号化タイプ要件と、媒体符号化タイプ要件における符号化レート要件と、サービス識別子の有効性時間ウィンドウと、無線アクセス技術タイプとのうちの1つまたは複数を含む。
あるいは、第5のネットワークエレメントがセッション管理機能SMFネットワークエレメントである場合、第5のネットワークエレメント内にあり、かつ、少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータは、フローの識別子、フローが配置されるセッションの識別子、フローが配置されるセッションのDNN、フローが配置されるネットワークスライスの識別情報、フローの識別子の有効性時間ウィンドウおよび無線アクセス技術タイプという情報のうちの1つまたは複数を含む。
あるいは、第5のネットワークエレメントが第1のUPFネットワークエレメントである場合、第5のネットワークエレメント内にあり、かつ、少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータは、フローの識別子、タイムスタンプ、第2のインタフェースのフロービットレートデータ、第1のインタフェースのフロービットレートデータ、第3のインタフェースのビットレートデータ、第2のインタフェースの遅延データ、第1のインタフェースの遅延データ、第3のインタフェースの遅延データ、第1のインタフェースのパケット損失率データ、第2のインタフェースのパケット損失率データ、第3のインタフェースのパケット損失率データ、第1のインタフェースのパケットデータ、第2のインタフェースのパケットデータおよび第3のインタフェースのパケットデータを含む。第2のインタフェースは、第1のUPFネットワークエレメントとアクセスデバイスとの間のインタフェースであり、第3のインタフェースは、第1のUPFネットワークエレメントと第2のUPFネットワークエレメントとの間のインタフェースである。
あるいは、第5のネットワークエレメントがアクセスおよびモビリティ管理機能AMFネットワークエレメントである場合、第5のネットワークエレメント内にあり、かつ、少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータは、フローに対応する端末の位置情報、フローが配置されるセッションの識別子、フローが配置されるセッションのDNN、フローが配置されるネットワークスライスの識別情報、フローが配置されるセッションの識別子の有効性時間ウィンドウおよび無線アクセス技術タイプのうちの1つまたは複数を含む。
あるいは、第5のネットワークエレメントがアクセスデバイスである場合、第5のネットワークエレメント内にあり、かつ、少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータは、フローに対応する端末の位置情報、フローの識別子、フローが配置されるセッションの識別子、フローが配置されるネットワークスライスの識別情報、タイムスタンプ、第4のインタフェースのフロービットレートデータ、第2のインタフェースのフロービットレートデータ、第2のインタフェースの遅延データ、第4のインタフェースの遅延データ、基準信号受信電力RSRPデータ、基準信号受信品質RSRQデータ、信号対干渉雑音比SINRデータ、チャネル品質情報CQIデータ、ブロック誤り率BLERデータ、輻輳レベル、第2のインタフェースのパケット損失率データ、第4のインタフェースのパケット損失率データ、第2のインタフェースのパケットデータ、第4のインタフェースのパケットデータ、無線アクセス技術タイプおよびデュアルコネクティビティインジケーション情報という情報のうちの1つまたは複数を含む。第4のインタフェースは、アクセスデバイスと端末との間のインタフェースである。
あるいは、第5のネットワークエレメントが端末である場合、第5のネットワークエレメント内にあり、かつ、少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータは、フローに対応する端末の位置情報、フローの識別子、フローが配置されるセッションの識別子、フローが配置されるセッションのDNN、フローが配置されるネットワークスライスの識別情報、第4のインタフェースのフロービットレートデータ、第4のインタフェースの遅延データ、第4のインタフェースのパケット損失率データ、第4のインタフェースのパケットデータ、タイムスタンプ、プロセッサCPU使用量データ、メモリ使用量データ、サービス体験データ、ジッタバッファデータ、TCP輻輳ウィンドウデータ、TCP受信ウィンドウデータ、媒体符号化タイプデータ、媒体符号化タイプデータの符号化レートデータ、RSRPデータ、RSRQデータ、SINRデータ、CQIデータ、BLERデータおよびバッファデータのうちの1つまたは複数を含む。
あるいは、第5のネットワークエレメントがネットワーク管理ネットワークエレメントである場合、第5のネットワークエレメント内にあり、かつ、少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータは、アクセスデバイスの性能測定データ、コアネットワークの性能試験データおよびエンドツーエンド重要性能インジケータKPIデータのうちの1つまたは複数を含む。
可能な実装において、第1の要求は、ネットワークスライスの識別情報、時間情報およびエリア情報という、少なくとも1つのネットワークスライスの情報のうちの少なくとも1つをさらに含み得る。このように、第2のネットワークエレメントは、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を取得するための範囲を決定できる。
可能な実装において、少なくとも1つのネットワークスライスのいずれか1つの第1の情報は、識別情報、時間情報、エリア情報、ユーザの第1の最大数およびサービス情報という、いずれか1つのネットワークスライスの情報のうちの少なくとも1つを含む。サービス情報は、サービスステータスを決定するために用いられる。このように、第1のネットワークエレメントは、ネットワーク内の少なくとも1つのネットワークスライスの動作ステータスを決定できる。
可能な実装において、サービス情報は、サービス識別子、ユーザの第1の最大数、第1の平均サービス体験、第1のサービス体験範囲情報および第1のサービス満足度という、サービスに対応する情報のうちの少なくとも1つを含む。
可能な実装において、第1のネットワークエレメントは、ネットワークスライス選択機能、NSSFネットワークエレメント、ネットワークスライス管理機能NSMFネットワークエレメントまたはネットワークスライスサブネット管理機能NSSMFネットワークエレメントのいずれか1つである。第2のネットワークエレメントは、ネットワークデータ分析機能NWDAFネットワークエレメントまたは管理データ分析機能MDAFネットワークエレメントである。
第2の態様によれば、本願の実施形態は、第2のネットワークエレメントが、第1のインジケーション情報を含む第1の要求を第1のネットワークエレメントから受信する段階を含む情報送信方法を提供する。あるいは、第2のネットワークエレメントは、第1のインジケーション情報および第2のインジケーション情報を含む第1の要求を第1のネットワークエレメントから受信する。あるいは、第2のネットワークエレメントは、第2のインジケーション情報を含む第1の要求を第1のネットワークエレメントから受信する。第1のインジケーション情報は、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を第1のネットワークエレメントへ報告することを示すために用いられ、第2のインジケーション情報は、第1のネットワークスライスが新しく確立されたネットワークスライス、つまり、ドライブテストが実行されているネットワークスライスまたはSLAが署名されていないネットワークスライスであることを示すために用いられる。第2のネットワークエレメントは、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を決定する。第2のネットワークエレメントは、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を含む第1の応答を第1のネットワークエレメントへ送信する。少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報は、少なくとも1つのネットワークスライスの品質と品質要件との間の関係を第1のネットワークエレメントが決定するのを支援するために用いられることを理解されたい。
可能な実装において、少なくとも1つのネットワークスライスは、第1のネットワークスライスを含む。
可能な実装において、少なくとも1つのネットワークスライスは、第1のネットワークスライスを含まない。
可能な実装において、第2のネットワークエレメントが少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を決定する段階は、第2のネットワークエレメントが、少なくとも1つのネットワークエレメント内にあり、かつ、少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータを取得する段階を含む。第2のネットワークエレメントは、少なくとも1つのネットワークエレメント内にあり、かつ、少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータに基づいて、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を決定する。
可能な実装において、第2のネットワークエレメントが、少なくとも1つのネットワークエレメント内にあり、かつ、少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータを取得する段階は、第2のネットワークエレメントが、少なくとも1つのネットワークエレメント内にあり、かつ、少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータを少なくとも1つのネットワークエレメントから受信する段階を含む。
可能な実装において、本願の本実施形態において提供される方法は、第2のネットワークエレメントが、少なくとも1つのネットワークスライスに対応する少なくとも1つのネットワークエレメントへ第4の要求を送信する段階をさらに含む。第4の要求は、第5のインジケーション情報を含む。第5のインジケーション情報は、少なくとも1つのネットワークエレメント内になり、かつ、少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータを第2のネットワークエレメントへ報告することを少なくとも1つのネットワークエレメントに示すために用いられる。
可能な実装において、少なくとも1つのネットワークエレメントは、第5のネットワークエレメントを含む。具体的には、第5のネットワークエレメントがアプリケーション機能AFネットワークエレメント、PCFネットワークエレメント、端末、SMFネットワークエレメント、アクセスデバイスおよび第1のUPFネットワークエレメントのいずれか1つであってよい場合、第1のデータの具体的な内容については、第1の態様における関連説明を参照されたい。ここでは詳細を再び説明しない。
可能な実装において、第1の要求は、ネットワークスライスの識別情報、時間情報およびエリア情報という、少なくとも1つのネットワークスライスの情報のうちの少なくとも1つをさらに含み得る。
可能な実装において、第1の情報は、識別情報、時間情報、エリア情報、ユーザの第1の最大数およびサービス情報という、少なくとも1つのネットワークスライスの情報のうちの少なくとも1つを含む。サービス情報は、サービスステータスを決定するために用いられる。
可能な実装において、サービス情報は、サービス識別子、ユーザの第1の最大数、第1の平均サービス体験、第1のサービス体験範囲情報および第1のサービス満足度という、サービスに対応する情報のうちの少なくとも1つを含む。
第3の態様によれば、本願の実施形態は、ユーザアクセス制御装置を提供する。ユーザアクセス制御装置は、第1の態様または第1の態様の可能な実装のいずれか1つにおいて説明されたユーザアクセス制御方法を実装し得るので、第1の態様または第1の態様の可能な実装のいずれか1つにおける有益な効果も実装し得る。ユーザアクセス制御装置は、第1のネットワークエレメントであってもよく、第1の態様または第1の態様の可能な実装のいずれか1つの実装において第1のネットワークエレメントをサポートできる装置であってもよい。例えば、ユーザアクセス制御装置は、第1のネットワークエレメント内で用いられるチップである。ユーザアクセス制御装置は、ソフトウェアもしくはハードウェアを用いることにより、または対応するソフトウェアを実行するハードウェアを用いることにより、前述の方法を実装し得る。
例において、ユーザアクセス制御装置は、第1の要求を第2のネットワークエレメントへ送信するように構成された送信ユニットであって、第1の要求は、第1のインジケーション情報および第2のインジケーション情報のうちの少なくとも一方を含み、第1のインジケーション情報は、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を第1のネットワークエレメントへ報告することを示すために用いられ、第2のインジケーション情報は、第1のネットワークスライスが、新しく確立されたネットワークスライス、ドライブテストが実行されているネットワークスライスまたはSLAが署名されていないネットワークスライスであることを示すために用いられる、送信ユニットと、第2のネットワークエレメントから第1の応答を受信するように構成された受信ユニットであって、第1の応答は、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を含み、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報は、少なくとも1つのネットワークスライスの品質と品質要件との間の関係を決定するために用いられる、受信ユニットと、少なくとも1つのネットワークスライスの品質と品質要件との間の関係に基づいて第1のネットワークスライスへのユーザアクセスを制御するように構成された処理ユニットとを含む。
少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報は、少なくとも1つのネットワークスライスの品質と品質要件との間の関係を決定するために用いられることを理解されたい。
任意選択的に、第1のネットワークスライスおよび少なくとも1つのネットワークスライスは、同じネットワークエリア内のネットワークスライスである。
可能な実装において、少なくとも1つのネットワークスライスは、第1のネットワークスライスを含む。
可能な実装において、少なくとも1つのネットワークスライスは、第1のネットワークスライスを含まない。
可能な実装において、処理ユニットは、具体的には、第1のネットワークスライスの品質は第1のネットワークスライスの品質要件よりも高いと判断し、第1のネットワークスライスにアクセスするユーザの数を増やすように構成される。あるいは、処理ユニットは、具体的には、第1のネットワークスライスの品質は第1のネットワークスライスの品質要件よりも低いと判断し、第1のネットワークスライスにアクセスするユーザの数を減らすように構成される。あるいは、処理ユニットは、具体的には、第1のネットワークスライスの品質は第1のネットワークスライスの品質要件に等しいと判断し、第1のネットワークスライスにアクセスするユーザの数を維持するように構成される。
可能な実装において、処理ユニットはさらに、少なくとも1つのネットワークスライスの品質と品質要件との間の関係に基づいて、少なくとも1つのネットワークスライスのうちの第1のネットワークスライスとは異なる別のネットワークスライスへのユーザアクセスを制御するように構成される。
可能な実装において、処理ユニットはさらに、第1のネットワークスライスが新しく確立されたネットワークスライス、ドライブテストが実行されているネットワークスライスまたはSLAが署名されていないネットワークスライスであると判断するように構成される。
可能な実装において、受信ユニットはさらに、具体的には、第3のインジケーション情報を含む通知メッセージを第3のネットワークエレメントから受信するように構成される。第3のインジケーション情報は、第1のネットワークスライスが、新しく確立されたネットワークスライスであるか、ドライブテストが実行されているネットワークスライスであるか、またはSLAが署名されていないネットワークスライスであることを示すために用いられる。処理ユニットはさらに、具体的には、第3のインジケーション情報に基づいて、第1のネットワークスライスが新しく確立されたネットワークスライス、ドライブテストが実行されているネットワークスライスまたはSLAが署名されていないネットワークスライスであると判断するように構成される。
可能な実装において、送信ユニットはさらに、第4のインジケーション情報を含む第2の要求を、少なくとも1つのネットワークスライスに対応する少なくとも1つのネットワークエレメントへ送信するように構成される。第4のインジケーション情報は、少なくとも1つのネットワークエレメント内にあり、かつ、少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータを第2のネットワークエレメントへ報告することを示すために用いられる。
可能な実装において、処理ユニットはさらに、第1のネットワークスライスが新しく確立されたネットワークスライス、ドライブテストが実行されているネットワークスライスまたはSLAが署名されていないネットワークスライスであることに基づいて、第4のインジケーション情報を決定するように構成される。
可能な実装において、送信ユニットはさらに、少なくとも1つのネットワークエレメントのアドレス情報を要求するために用いられる第3の要求を第4のネットワークエレメントへ送信するように構成される。第3の要求は、識別情報、ネットワークエリアおよび時間情報という、少なくとも1つのネットワークスライスに対応する情報のうちの少なくとも1つを含む。第1のネットワークエレメントは、第4のネットワークエレメントから少なくとも1つのネットワークエレメントのアドレス情報を受信する。
例えば、少なくとも1つのネットワークエレメントのアドレス情報は、識別子、IPアドレス、完全修飾ドメイン名FQDNおよびエンドポイントアドレスという、少なくとも1つのネットワークエレメントの情報のうちの少なくとも1つであってよい。
可能な実装において、第1のデータは、フローレベルネットワークデータまたはフローレベルサービスデータである。
可能な実装において、少なくとも1つのネットワークエレメントは、第5のネットワークエレメントを含む。具体的には、第5のネットワークエレメントがアプリケーション機能AFネットワークエレメント、PCFネットワークエレメント、端末、SMFネットワークエレメント、アクセスデバイスおよび第1のUPFネットワークエレメントのいずれか1つであってよい場合、第1のデータの具体的な内容については、第1の態様における関連説明を参照されたい。ここでは詳細を再び説明しない。
可能な実装において、第1の要求は、識別情報、時間情報およびエリア情報という、少なくとも1つのネットワークスライスの情報のうちの少なくとも1つをさらに含み得る。このように、第2のネットワークエレメントは、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を取得するための範囲を決定できる。
可能な実装において、少なくとも1つのネットワークスライスのいずれか1つの第1の情報は、識別情報、時間情報、エリア情報、ユーザの第1の最大数およびサービス情報という、いずれか1つのネットワークスライスの情報のうちの少なくとも1つを含む。サービス情報は、サービスステータスを決定するために用いられる。このように、第1のネットワークエレメントは、ネットワーク内の少なくとも1つのネットワークスライスの動作ステータスを決定できる。
可能な実装において、サービス情報は、サービス識別子、ユーザの第1の最大数、第1の平均サービス体験、第1のサービス体験範囲情報および第1のサービス満足度という、サービスに対応する情報のうちの少なくとも1つを含む。
可能な実装において、第1のネットワークエレメントは、ネットワークスライス選択機能、NSSFネットワークエレメント、ネットワークスライス管理機能NSMFネットワークエレメントまたはネットワークスライスサブネット管理機能NSSMFネットワークエレメントのいずれか1つである。第2のネットワークエレメントは、ネットワークデータ分析機能NWDAFネットワークエレメントまたは管理データ分析機能MDAFネットワークエレメントである。
別の例において、本願の本実施形態は、ユーザアクセス制御装置をさらに提供する。ユーザアクセス制御装置は、第1のネットワークエレメント、または第1のネットワークエレメント内で用いられるチップであってよい。ユーザアクセス制御装置は、通信インタフェースと、1つまたは複数のプロセッサとを含む。
ユーザアクセス制御装置は、通信インタフェースを通じて別のデバイスと通信する。1つまたは複数のプロセッサが命令を実行した場合、ユーザアクセス制御装置は、第1の態様または第1の態様の可能な実装のいずれか1つにおいて説明されたユーザアクセス制御方法を実行する。
例えば、通信インタフェースは、ユーザアクセス制御装置側で実行される、第1の態様または第1の態様の可能な実装のいずれか1つにおいて説明されたメッセージ/データの受信段階および送信段階の実行においてユーザアクセス制御装置をサポートするように構成される。プロセッサは、ユーザアクセス制御装置側で実行される、第1の態様または第1の態様の可能な実装のいずれか1つにおいて説明されたメッセージ/データの処理段階の実行においてユーザアクセス制御装置をサポートするように構成される。具体的な対応する段階については、第1の態様または第1の態様の可能な実装のいずれか1つにおける説明を参照されたい。ここでは詳細を再び説明しない。
任意選択的に、ユーザアクセス制御装置の通信インタフェースおよびプロセッサは、互いに連結される。
任意選択的に、ユーザアクセス制御装置は、命令を含むコンピュータプログラムコードを格納するように構成されたメモリをさらに含み得る。任意選択的に、プロセッサ、通信インタフェースおよびメモリは、互いに連結される。
例えば、第3の態様の別の例における通信インタフェースは、第3の態様の例における送信ユニットおよび受信ユニットにより実行される段階を実行してよく、プロセッサは、第3の態様の例における処理ユニットにより実行される段階を実行してよい。
第4の態様によれば、本願の実施形態は、情報送信装置を提供する。情報送信装置は、第2の態様または第2の態様の可能な実装のいずれか1つにおいて説明された情報送信方法を実装し得るので、第2の態様または第2の態様の可能な実装のいずれか1つにおける有益な効果も実装し得る。情報送信装置は、第2のネットワークエレメントであってもよく、第2の態様または第2の態様の可能な実装のいずれか1つの実装において第2のネットワークエレメントをサポートできる装置であってもよい。例えば、情報送信装置は、第2のネットワークエレメント内で用いられるチップである。情報送信装置は、ソフトウェアもしくはハードウェア、または対応するソフトウェアを実行するハードウェアを用いることにより、前述の方法を実装し得る。
例において、情報送信装置は、第1のインジケーション情報を含む第1の要求を第1のネットワークエレメントから受信するように構成された受信ユニット、または、第1のインジケーション情報および第2のインジケーション情報を含む第1の要求を第1のネットワークエレメントから受信するように構成された受信ユニット、または、第2のインジケーション情報を含む第1の要求を第1のネットワークエレメントから受信するように構成された受信ユニットであって、第1のインジケーション情報は、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を第1のネットワークエレメントへ報告することを示すために用いられ、第2のインジケーション情報は、第1のネットワークスライスが新しく確立されたネットワークスライス、ドライブテストが実行されているネットワークスライスまたはSLAが署名されていないネットワークスライスであることを示すために用いられる、受信ユニットと、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を決定するように構成された処理ユニットであって、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報は、少なくとも1つのネットワークスライスの品質と品質要件との間の関係を決定するために用いられる、処理ユニットと、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を含む第1の応答を第1のネットワークエレメントへ送信するように構成された送信ユニットとを含む。
可能な実装において、少なくとも1つのネットワークスライスは、第1のネットワークスライスを含む。
可能な実装において、少なくとも1つのネットワークスライスは、第1のネットワークスライスを含まない。
可能な実装において、処理ユニットはさらに、少なくとも1つのネットワークエレメント内にあり、かつ、少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータを取得するように構成される。処理ユニットは、具体的には、少なくとも1つのネットワークエレメント内にあり、かつ、少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータに基づいて、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を決定するように構成される。
可能な実装において、処理ユニットはさらに、具体的には、受信ユニットを通じて少なくとも1つのネットワークエレメントから、少なくとも1つのネットワークエレメント内にあり、かつ、少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータを受信するように構成される。
可能な実装において、送信ユニットはさらに、第5のインジケーション情報を含む第4の要求を、少なくとも1つのネットワークスライスに対応する少なくとも1つのネットワークエレメントへ送信するように構成される。第5のインジケーション情報は、少なくとも1つのネットワークエレメント内になり、かつ、少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータを第2のネットワークエレメントへ報告することを少なくとも1つのネットワークエレメントに示すために用いられる。
可能な実装において、少なくとも1つのネットワークエレメントは、第5のネットワークエレメントを含む。具体的には、第5のネットワークエレメントがアプリケーション機能AFネットワークエレメント、PCFネットワークエレメント、端末、SMFネットワークエレメント、アクセスデバイスおよび第1のUPFネットワークエレメントであってよい場合、第1のデータの具体的な内容については、第1の態様における関連説明を参照されたい。ここでは詳細を再び説明しない。
可能な実装において、第1の要求は、識別情報、時間情報およびエリア情報という、少なくとも1つのネットワークスライスの情報のうちの少なくとも1つをさらに含み得る。
可能な実装において、第1の情報は、識別情報、時間情報、エリア情報、ユーザの第1の最大数およびサービス情報という、少なくとも1つのネットワークスライスの情報のうちの少なくとも1つを含む。サービス情報は、サービスステータスを決定するために用いられる。
可能な実装において、サービス情報は、サービス識別子、ユーザの第1の最大数、第1の平均サービス体験、第1のサービス体験範囲情報および第1のサービス満足度という、サービスに対応する情報のうちの少なくとも1つを含む。
別の例において、本願の本実施形態は、情報送信装置をさらに提供する。情報送信装置は、第2のネットワークエレメント、または第2のネットワークエレメント内で用いられるチップであってよい。情報送信装置は、通信インタフェースと、1つまたは複数のプロセッサとを含む。
情報送信装置は、通信インタフェースを通じて別のデバイスと通信する。1つまたは複数のプロセッサが命令を実行した場合、情報送信装置は、第2の態様または第2の態様の可能な実装のいずれか1つにおいて説明された情報送信方法を実行する。
例えば、通信インタフェースは、情報送信装置側で実行される、第2の態様または第2の態様の可能な実装のいずれか1つにおいて説明されたメッセージ/データの受信段階および送信段階の実行において情報送信装置をサポートするように構成される。プロセッサは、情報送信装置側で実行される、第2の態様または第2の態様の可能な実装のいずれか1つにおいて説明されたメッセージ/データの処理段階の実行において情報送信装置をサポートするように構成される。具体的な対応する段階については、第2の態様または第2の態様の可能な実装のいずれか1つにおける説明を参照されたい。ここでは詳細を再び説明しない。
任意選択的に、情報送信装置の通信インタフェースおよびプロセッサは、互いに連結される。
任意選択的に、情報送信装置は、命令を含むコンピュータプログラムコードを格納するように構成されたメモリをさらに含み得る。任意選択的に、プロセッサ、通信インタフェースおよびメモリは、互いに連結される。
例えば、第4の態様の別の例における通信インタフェースは、第4の態様の例における送信ユニットおよび受信ユニットにより実行される段階を実行してよく、プロセッサは、第4の態様の例における処理ユニットにより実行される段階を実行してよい。
第5の態様によれば、本願の実施形態は、通信システムを提供する。通信システムは、第3の態様または第3の態様の様々な可能な実装のいずれか1つにおいて説明されたユーザアクセス制御装置と、第4の態様または第4の態様の様々な可能な実装のいずれか1つにおいて説明された情報送信装置とを含む。
第6の態様によれば、本願の実施形態は、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。コンピュータ可読記憶媒体は、命令を格納する。命令がコンピュータ上で実行された場合、コンピュータは、第1の態様または第1の態様の可能な実装において説明されたユーザアクセス制御方法を実行するよう有効化される。
第7の態様によれば、本願は、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。コンピュータ可読記憶媒体は、命令を格納する。命令がコンピュータ上で実行された場合、コンピュータは、第2の態様または第2の態様の可能な実装において説明された情報送信方法を実行するよう有効化される。
第8の態様によれば、本願は、命令を含むコンピュータプログラム製品を提供する。命令がコンピュータ上で実行された場合、コンピュータは、第1の態様または第1の態様の可能な実装において説明されたユーザアクセス制御方法を実行するよう有効化される。
第9の態様によれば、本願は、命令を含むコンピュータプログラム製品を提供する。命令がコンピュータ上で実行された場合、コンピュータは、第2の態様または第2の態様の可能な実装において説明された情報送信方法を実行するよう有効化される。
第10の態様によれば、本願の実施形態は、チップを提供する。チップは、プロセッサおよび通信インタフェースを含む。通信インタフェースは、プロセッサに連結される。プロセッサは、コンピュータプログラムまたは命令を実行して、第1の態様または第1の態様の可能な実装によるユーザアクセス制御方法を実装するように構成される。通信インタフェースは、チップの外部の別のモジュールと通信するように構成される。
第11の態様によれば、本願の実施形態は、チップを提供する。チップは、プロセッサおよび通信インタフェースを含む。通信インタフェースは、プロセッサに連結される。プロセッサは、コンピュータプログラムまたは命令を実行して、第2の態様または第2の態様の可能な実装による情報送信方法を実装するように構成される。通信インタフェースは、チップの外部の別のモジュールと通信するように構成される。
本願における第2の態様から第11の態様の有益な効果と、第2の態様から第11の態様の実装については、第1の態様および第1の態様の実装における有益な効果の分析を参照されたい。ここでは詳細を再び説明しない。
本願の実施形態による通信システムの概略構造図である。
本願の実施形態による5Gネットワークアーキテクチャの概略図である。
本願の実施形態による5Gネットワークアーキテクチャを別の概略図である。
本願の実施形態による通信デバイスの概略構造図である。
本願の実施形態によるユーザアクセス制御方法と情報送信方法との間のインタラクションの概略図である。 本願の実施形態によるユーザアクセス制御方法と情報送信方法との間のインタラクションの概略図である。 本願の実施形態によるユーザアクセス制御方法と情報送信方法との間のインタラクションの概略図である。 本願の実施形態によるユーザアクセス制御方法と情報送信方法との間のインタラクションの概略図である。 本願の実施形態によるユーザアクセス制御方法と情報送信方法との間のインタラクションの概略図である。
本願の実施形態による特定の実装の概略図である。 本願の実施形態による特定の実装の概略図である。 本願の実施形態による特定の実装の概略図である。
本願の実施形態によるユーザアクセス制御装置の第1の概略構造図である。
本願の実施形態によるユーザアクセス制御装置の第2の概略構造図である。
本願の実施形態による情報送信装置の第1の概略構造図である。
本願の実施形態による情報送信装置の第2の概略構造図である。
本願の実施形態によるチップの概略構造図である。
本願の実施形態における技術的解決手段を明確に説明すべく、基本的に同じ機能および目的を有する同じ項目または同様の項目を区別するために、「第1の」および「第2の」などの用語が、本願の実施形態において用いられる。例えば、第1のネットワークエレメントおよび第2のネットワークエレメントは、異なるネットワークエレメントを区別するよう意図されているに過ぎず、それらの順序を限定するようには意図されていない。当業者であれば、「第1の」および「第2の」などの用語が数または実行順序を限定しないこと、また、「第1の」および「第2の」などの用語が明確な違いを示していないことを理解し得る。
本願において、「例示的な」または「例えば」などの用語は、例、実例または説明の提示を表すために用いられることに留意されたい。本願において「例示的な」または「例えば」と説明されるいかなる実施形態または設計スキームも、別の実施形態または設計スキームよりも好ましい、またはより多くの利点を有していると説明されるべきではない。厳密には、「例示的な」または「例えば」等の用語の使用は、相対的な概念を特定の方式で提示するよう意図されている。
本願の実施形態において説明されるネットワークアーキテクチャおよびサービスシナリオは、本願の実施形態における技術的解決手段をより明確に説明するよう意図されており、本願の実施形態において提供される技術的解決手段に対する限定を構成しない。当業者であれば、ネットワークアーキテクチャの進化および新しいサービスシナリオの出現に伴い、本願の実施形態において提供される技術的解決手段が同様の技術的課題にも適用可能であることを認識し得る。
本願において、「少なくとも1つ」は「1つまたは複数」を指し、「複数の」は2つまたはそれよりも多くを指す。「および/または」は、関連する対象の間の関連関係を説明し、3つの関係が存在し得ることを表す。例えば、Aおよび/またはBは、Aのみが存在する、AおよびBの両方が存在する、およびBのみが存在する、という3つの場合を表し得る。AおよびBは、単数形でも複数形でもよい。「/」という文字は通常、関連する対象の間の「または」の関係を示す。「以下のもののうちの少なくとも1つ」またはその同様の表現は、そのような以下のものの任意の組み合わせを示し、そのような以下のもののうちの1つまたは複数の任意の組み合わせを含む。例えば、a、bまたはcのうちの少なくとも1つは、a、b、c、aとb、aとc、bとc、または、aとbとcを示してよく、a、bおよびcは、単数形でも複数形でもよい。
本願の実施形態において説明されるシステムアーキテクチャおよびサービスシナリオは、本願の実施形態における技術的解決手段をより明確に説明するよう意図されており、本願の実施形態において提供される技術的解決手段に対する限定を構成しない。当業者であれば、ネットワークアーキテクチャの進化および新しいサービスシナリオの出現に伴い、本願の実施形態において提供される技術的解決手段が同様の技術的課題にも適用可能であることを認識し得る。本願の実施形態では、提供される方法がNRシステムまたは5Gネットワークに適用される例が、説明のために用いられる。
図1は、本願の実施形態による通信システムの概略図である。通信システムは、第1のネットワークエレメント10、および、第1のネットワークエレメント10と通信する第2のネットワークエレメント20を含む。
第1のネットワークエレメント10は、第1の要求を第2のネットワークエレメント20へ送信するように構成される。第1の要求は、第1のインジケーション情報および第2のインジケーション情報のうちの少なくとも一方を含む。
第1のインジケーション情報は、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を第1のネットワークエレメント10へ報告することを示すために用いられ、第2のインジケーション情報は、少なくとも1つのネットワークスライスのうちの第1のネットワークスライスが新しく確立されたネットワークスライス、つまり、ドライブテストが実行されているネットワークスライスまたはSLAが署名されていないネットワークスライスであることを示すために用いられる。
第2のネットワークエレメント20は、第1のネットワークエレメント10から第1の要求を受信し、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を決定し、第1の応答を第1のネットワークエレメント10へ送信するように構成される。第1の応答は、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を含む。少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報は、少なくとも1つのネットワークスライスの品質と品質要件との間の関係を決定するために用いられる。
また、第1のネットワークエレメント10はさらに、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を含む第1の応答を第2のネットワークエレメント20から受信するように構成され、かつ、少なくとも1つのネットワークスライスの品質と品質要件との間の関係に基づいて、第1のネットワークスライスへのユーザアクセスを制御するように構成される。
具体的には、第1のネットワークエレメント10が少なくとも1つのネットワークスライスの品質と品質要件との間の関係に基づいて第1のネットワークスライスへのユーザアクセスを制御するように構成される特定の実装については、以下の方法の実施形態における説明を参照されたい。ここでは詳細を説明しない。
任意選択的に、任意選択的な実装において、本願の本実施形態における通信システムは、通知メッセージを第1のネットワークエレメント10へ送信するように構成され、その結果、第1のネットワークエレメント10が第3のネットワークエレメントから通知メッセージを受信する、第3のネットワークエレメント30をさらに含み得る。通知メッセージは、第3のインジケーション情報を含み、第3のインジケーション情報は、第1のネットワークスライスが新しく確立されたネットワークスライス、つまり、ドライブテストが実行されているネットワークスライスまたはSLAが署名されていないネットワークスライスであることを示すために用いられる。
任意選択的に、任意選択的な実装において、本願の本実施形態において提供される通信システムは、少なくとも1つのネットワークエレメント40をさらに含み得る。
この場合、一態様において、第1のネットワークエレメント10はさらに、少なくとも1つのネットワークスライスに対応する少なくとも1つのネットワークエレメントへ第2の要求を送信するように構成され、その結果、少なくとも1つのネットワークエレメントは、第1のネットワークエレメント10から第2の要求を受信する。第2の要求は、第4のインジケーション情報を含み、第4のインジケーション情報は、少なくとも1つのネットワークエレメント内にあり、かつ、少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータを第2のネットワークエレメント20へ報告することを示すために用いられる。別の態様によれば、第2のネットワークエレメント20は、第5のインジケーション情報を含む第4の要求を少なくとも1つのネットワークエレメント40へ送信し、第5のインジケーション情報は、少なくとも1つのネットワークエレメント内にあり、かつ、少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータを第2のネットワークエレメントへ報告することを少なくとも1つのネットワークエレメントに示すために用いられる。
任意選択的に、任意選択的な実装において、本願の本実施形態において提供される通信システムは、第4のネットワークエレメント50をさらに含み得る。また、第1のネットワークエレメント10はさらに、第3の要求を第4のネットワークエレメントへ送信するように構成され、その結果、第4のネットワークエレメント50は、第3の要求を受信する。第3の要求は、少なくとも1つのネットワークエレメントのアドレス情報を要求するために用いられ、第3の要求は、識別情報、ネットワークエリアおよび時間情報という、少なくとも1つのネットワークスライスに対応する情報のうちの少なくとも1つを含む。第4のネットワークエレメント50はさらに、少なくとも1つのネットワークエレメントのアドレス情報を第1のネットワークエレメントへ送信するように構成され、その結果、第1のネットワークエレメント10は、第4のネットワークエレメント50から少なくとも1つのネットワークエレメントのアドレス情報を受信する。
本願の実施形態の間で相互参照または参照が行われ得ることに留意されたい。例えば、同じまたは同様の段階について、方法の実施形態と、通信システムの実施形態と、装置の実施形態との間で相互参照が行われ得る。これは限定されない。
任意選択的に、図1に示される通信システムは、現在の5Gネットワークアーキテクチャおよび別の将来のネットワークアーキテクチャに適用され得る。これは、本願の本実施形態において特に限定されない。
以下では、図1に示される通信システムが5Gネットワークアーキテクチャに適用可能である例を用い、例えば、図1に示される通信システムが、図2に示される非ローミングシナリオにおいて5Gネットワークアーキテクチャに適用可能である例を用いる。
例えば、図1に示される通信システムが非ローミング5Gネットワークアーキテクチャにおける現在のインタフェースベースアーキテクチャに適用される例が用いられる。第1のネットワークエレメント10および第2のネットワークエレメント20は、5Gコアネットワーク(5G core network, 5GC)に属するネットワークエレメントであってもよく、ネットワーク管理ネットワークエレメントに属するネットワークエレメントであってもよい。
例えば、図2に示されるように、第1のネットワークエレメント10に対応するネットワークエレメントまたはエンティティは、5Gコア(5G Core, 5GC)ネットワークエレメントであってよい。例えば、第1のネットワークエレメント10に対応するネットワークエレメントまたはエンティティは、図2に示される非ローミング5Gネットワークアーキテクチャ内のネットワークスライス選択機能(network slice selection function, NSSF)ネットワークエレメントまたはOAMネットワークエレメント、例えば、ネットワークスライス管理機能(network slice management function, NSMF)ネットワークエレメントまたはネットワークスライスサブネット管理機能(NSSMF)ネットワークエレメントであってよい。例えば、NSSMFネットワークエレメントは、無線アクセスネットワークスライスサブネット管理機能(radio access network slice subnet management function, RAN-NSSMF)ネットワークエレメント、コアネットワークスライスサブネット管理機能(core network slice subnet management function, CN-NSSMF)ネットワークエレメントまたは移送ネットワークスライスサブネット管理機能(transport network slice subnet management function, TN-NSSMF)ネットワークエレメントであってよい。
例えば、第2のネットワークエレメント20は、5GCネットワークエレメント、例えば、ネットワークデータ分析機能(network data analytics function, NWDAF)ネットワークエレメントまたはOAMネットワークエレメント、例えば、管理データ分析機能(Management Data Analytics Function, MDAF)ネットワークエレメントであってもよく、さらには、RAN側のデータ分析ネットワークエレメントであってもよい。
第3のネットワークエレメント30は、OAMネットワークエレメントであってよく、例えば、NSMFネットワークエレメント、NSSMFネットワークエレメントまたはMDAFネットワークエレメントであってよい。これは、本願の本実施形態において限定されない。
また、図2に示されるように、非ローミング5Gネットワークアーキテクチャは、アクセスデバイス(例えば、アクセスネットワーク(access network, AN)デバイスまたは無線アクセスネットワーク(radio access network, RAN)デバイス)、ユーザプレーン機能(user plane function, UPF)ネットワークエレメント、データネットワーク(data network, DN)、アクセスおよびモビリティ管理機能(access and mobility management function, AMF)ネットワークエレメント、認証サーバ機能(authentication server function, AUSF)ネットワークエレメント、セッション管理機能(session management function, SMF)ネットワークエレメント、統合されたデータレポジトリ(unified data repository, UDR)、統合されたデータ管理(unified data management, UDM)、結合サポート機能(binding support function, BSF)、ネットワーク公開機能(network exposure function, NEF)ネットワークエレメント、ネットワークレポジトリ機能(network repository function, NRF)ネットワークエレメントおよびアプリケーション機能(application function, AF)等をさらに含み得る。これは、本願の本実施形態において特に限定されない。
端末は、次世代ネットワーク(Next generation, N1)インタフェース(略して、N1)を通じてAMFネットワークエレメントと通信する。アクセスデバイスは、N2インタフェース(略して、N2)を通じてAMFネットワークエレメントと通信する。アクセスデバイスは、N3インタフェース(略して、N3)を通じてUPFネットワークエレメントと通信する。UPFネットワークエレメントは、N6インタフェース(略して、N6)を通じてDNと通信する。任意の2つのUPFネットワークエレメントが、N9インタフェース(略して、N9)を通じて互いに通信する。UPFネットワークエレメントは、N4インタフェース(略して、N4)を通じてSMFネットワークエレメントと通信する。AMFネットワークエレメントは、N11インタフェース(略して、N11)を通じてSMFネットワークエレメントと通信する。AMFネットワークエレメントは、N8インタフェース(略して、N8)を通じてUDMネットワークエレメントと通信する。SMFネットワークエレメントは、N7インタフェース(略して、N7)を通じてPCFネットワークエレメントと通信する。SMFネットワークエレメントは、N10インタフェース(略して、N10)を通じてUDMネットワークエレメントと通信する。AMFネットワークエレメントは、N12インタフェース(略して、N12)を通じてAUSFネットワークエレメントと通信する。AMFネットワークエレメントは、N22インタフェース(略して、N22)を通じてNSSFネットワークエレメントと通信する。AUSFネットワークエレメントは、N13インタフェース(略して、N13)を通じてUDMネットワークエレメントと通信する。UDMネットワークエレメントは、UDRネットワークエレメントと通信する。PCFネットワークエレメントは、UDRネットワークエレメントと通信する。BSFネットワークエレメントは、PCFネットワークエレメントおよびSMFネットワークエレメントと通信する。
図3は、非ローミング5Gネットワークアーキテクチャ内のサービス指向インタフェースに基づくアーキテクチャを示す。図3におけるアーキテクチャとの違いは、図3における5GC内の制御プレーンネットワークエレメントがサービス指向インタフェースを通じて互いにさらにインタラクトし得るという点にある。例えば、AMFネットワークエレメント、AUSFネットワークエレメント、SMFネットワークエレメント、UDMネットワークエレメント、UDRネットワークエレメント、NRFネットワークエレメント、NEFネットワークエレメント、NSSFネットワークエレメントまたはPCFネットワークエレメントは、サービス指向インタフェースを通じて互いにインタラクトする。例えば、AMFネットワークエレメントにより提供される外部サービス指向インタフェースがNamfであってよい。SMFネットワークエレメントにより提供される外部サービス指向インタフェースがNsmfであってよい。UDMネットワークエレメントにより提供される外部サービス指向インタフェースがNudmであってよい。UDRネットワークエレメントにより提供される外部サービス指向インタフェースがNudrであってよい。PCFネットワークエレメントにより提供される外部サービス指向インタフェースがNpcfであってよい。BSFネットワークエレメントにより提供される外部サービス指向インタフェースがNbsfであってよい。NEFネットワークエレメントにより提供される外部サービス指向インタフェースがNnefであってよい。NRFネットワークエレメントにより提供される外部サービス指向インタフェースがNnrfであってよい。NSSFネットワークエレメントにより提供される外部サービス指向インタフェースがNnssfであってよい。NWDAFネットワークエレメントにより提供される外部サービス指向インタフェースがNnwdafであってよい。図3における様々なサービス指向インタフェースの名称の関連説明については、23501規格における5Gシステムアーキテクチャ(5G system architecture)図を参照することを理解されたい。ここでは詳細を説明しない。
図2および図3は、例えば、1つのUPFネットワークエレメントおよび1つのSMFネットワークエレメントを示しているに過ぎないことに留意されたい。当然ながら、非ローミング5Gネットワークアーキテクチャは、複数のUPFネットワークエレメントおよびSMFネットワークエレメントを含んでよく、例えば、SMFネットワークエレメント1およびSMFネットワークエレメント2を含んでよい。これは、本願の本実施形態において特に限定されない。ネットワークエレメント間の接続方式については、図2または図3に示される非ローミング5Gネットワークアーキテクチャを参照されたい。ここでは詳細を再び説明しない。
端末が、アクセスデバイスを通じて、図2または図3に示される通信システムにアクセスする場合、5GC内のネットワークエレメント(例えば、第1のネットワークエレメント10)は、1つまたは複数のネットワークスライスを端末に割り当てることを理解されたい。各ネットワークスライスは、UPFネットワークエレメント、SMFネットワークエレメント、NRFネットワークエレメントおよびPCFネットワークエレメントのうちの1つまたは複数を含み得る。複数のネットワークスライスは、いくつかのネットワーク機能を共有し得る。共有ネットワーク機能のセットは、制御プレーン共有ネットワーク機能(Common Control Network Function, CCNF)と称され得る。例えば、CCNFは、AMFネットワークエレメントおよびNSSFネットワークエレメントのうちの1つまたは複数を含む。各ネットワークスライスは、少なくとも1つのアクセスデバイスに対応する。
1つの第1のネットワークエレメント10が複数のAMFネットワークエレメントを管理してよく、アクセスデバイスは、AMFネットワークエレメントを通じてコアネットワークにアクセスする。1つのAMFネットワークエレメントが複数のアクセスデバイスを管理し得る。
また、第4のネットワークエレメント50に対応するネットワークエレメントまたはエンティティは、NRFネットワークエレメント、NWDAFネットワークエレメント、ドメインネームサービス(Domain Name Service, DNS)サーバまたはOAMネットワークエレメントであってよい。
少なくとも1つのネットワークエレメント40に対応するネットワークエレメントまたはエンティティは、端末、アクセスデバイス、AMFネットワークエレメント、SMFネットワークエレメント、UPFネットワークエレメント、PCFネットワークエレメント、AFネットワークエレメントまたはOAMネットワークエレメントのうちの少なくとも1つであってよい。
ネットワークスライシングは、異なるサービス要件に基づいて、物理的または仮想的なネットワークインフラストラクチャ上の異なる論理ネットワークをカスタマイズすることを指す。ネットワークスライスは、端末、アクセスネットワーク、移送ネットワーク、コアネットワークおよびアプリケーションサーバを含み、完全な通信サービスを提供でき、かつ、特定のネットワーク機能を有する完全なエンドツーエンドネットワークであってよい。ネットワークスライスは、ベアラサービスまたはサービスがSLA要件を満たし得ることを保証するための通信リソースであってもよく、通信サービスまたはいくつかの通信サービスを完了するために必要とされるネットワーク機能および通信リソースの組み合わせともみなされてもよい。
1つのネットワークスライスは、1つのスライスタイプに対応し、単一ネットワークスライス選択支援情報(Single Network Slice Selection Assistance Information, S-NSSAI)を用いることにより識別される。1つのネットワークスライスは、異なるテナントおよび異なるエリアを区別するために、複数のネットワークスライスインスタンス(network slice instance, NSI)を有し得る。
NSIは、特定のネットワーク特徴またはサービス要件を満たし得る、実際に動作している論理ネットワークである。完全なネットワークスライスインスタンスは、完全なエンドツーエンドネットワークサービスを提供してよく、このネットワークスライスインスタンスは、1つまたは複数のネットワークスライスサブネットインスタンス(network slice subnet instance, NSSI)および1つまたは複数のネットワーク機能(network function, NF)インスタンスを含み得る。
本願の本実施形態におけるアクセスデバイスは、RANデバイス、ANデバイス、gNodeBデバイス、eNodeBデバイス、UMTS地上無線アクセスネットワーク(universal terrestrial radio access network, UTRAN)デバイスおよびE-UTRAN(Evolved UTRAN, evolved UTRAN)デバイスを含み得る。
図2または図3に示されるように、OAMネットワークエレメントは、アクセスネットワークおよびコアネットワークのネットワークエレメントを包含してよく、アクセスネットワークおよびコアネットワークのこれらのネットワークエレメントからデータを収集してよい。
図2または図3における第3のAFネットワークエレメントおよび事業者AFの両方がAFネットワークエレメントに属することに留意されたい。第3のAFネットワークエレメント(例えば、WeChat(登録商標)サービスサーバまたはAlipay決済サービスサーバ)は事業者により制御されないが、事業者AFネットワークエレメント(例えば、IPマルチメディアシステム(IP multimedia system)内のプロキシコールセッション制御機能(proxy-call session control function, P-CSCF)ネットワークエレメント)は事業者により制御されるという点に違いがある。第3のAFネットワークエレメントは、NEFネットワークエレメントを通じてNWDAFネットワークエレメントとインタラクトする必要がある。
図2または図3におけるネットワークエレメント間のインタフェースの名称は例に過ぎず、インタフェースは特定の実装中に他の名称を有し得ることに留意されたい。これは、本願の本実施形態において特に限定されない。
図2または図3におけるアクセスネットワークデバイス、AFネットワークエレメント、AMFネットワークエレメント、SMFネットワークエレメント、AUSFネットワークエレメント、UDMネットワークエレメント、UPFネットワークエレメントおよびPCFネットワークエレメント等は名称に過ぎず、これらの名称はデバイスに対するいかなる限定も構成しないことに留意されたい。5Gネットワークおよび別の将来のネットワークにおいて、アクセスデバイスに対応するネットワークエレメントと、AFネットワークエレメントと、AMFネットワークエレメントと、SMFネットワークエレメントと、AUSFネットワークエレメントと、UDMネットワークエレメントと、UPFネットワークエレメントと、PCFネットワークエレメントとは、他の名称を有し得る。これは、本願の本実施形態において特に限定されない。例えばUDMネットワークエレメントは、代替的に、ホーム加入者サーバ(home subscriber server, HSS)、ユーザサブスクリプションデータベース(user subscription database, USD)またはデータベースエンティティ等と置き換えられ得る。ここでは一般的表現が提供されており、詳細を後で再び説明しない。
任意選択的に、本願の実施形態における端末(terminal)は、無線通信機能を有する様々なハンドヘルドデバイス、車載デバイス、ウェアラブルデバイスおよび計算デバイス、または無線モデムに接続された他の処理デバイスを含み得る。端末は、加入者ユニット(subscriber unit)、携帯電話(cellular phone)、スマートフォン(smartphone)、無線データカード、パーソナルデジタルアシスタント(personal digital assistant, PDA)コンピュータ、タブレットコンピュータ、無線モデム(modem)、ハンドヘルド(handheld)デバイス、ラップトップコンピュータ(laptop computer)、コードレス電話(cordless phone)もしくは無線ローカルループ(wireless local loop, WLL)局、マシンタイプ通信(machine type communication, MTC)端末、ユーザ機器(user equipment, UE)、移動局(mobile station, MS)、端末デバイス(terminal device)または中継ユーザ機器等をさらに含み得る。中継ユーザ機器は、例えば、5Gレジデンシャルゲートウェイ(residential gateway, RG)であってよい。説明しやすくするために、本願において、上で言及したデバイスは、端末と総称される。
任意選択的に、本願の本実施形態におけるアクセスデバイスは、コアネットワークにアクセスするデバイスである。例えば、アクセスデバイスは、基地局、ブロードバンドネットワークゲートウェイ(broadband network gateway, BNG)、アグリゲーションスイッチまたは非第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd generation partnership project, 3GPP)アクセスデバイス等であってよい。様々な形態の基地局、例えば、マクロ基地局、マイクロ基地局(スモールセルとも称される)、中継局およびアクセスポイントが存在し得る。
図2または図3におけるネットワークエレメントの機能は、以下のとおりである。
UPFネットワークエレメントの主な機能は、データパケットのルーティングおよび伝送、パケット検出、サービス使用量報告、QoS処理、合法な傍受、アップリンクパケットの検出ならびにダウンリンクデータパケットの格納など、ユーザプレーン関連機能を含む。
AMFネットワークエレメントの主な機能は、接続管理、モビリティ管理、登録管理、アクセスの認証および許可、到達可能性管理またはセキュリティコンテキスト管理など、アクセスおよびモビリティに関連する機能を含む。
SMFネットワークエレメントの主な機能は、セッション管理(例えば、UPFとANとの間のトンネルの維持を含む、セッションの確立、修正および解放)、UPFネットワークエレメントの選択および制御、サービスおよびセッション連続性(Service and Session Continuity, SSC)モード選択またはローミングなど、セッションに関連する機能を含む。
PCFネットワークエレメントの主な機能は、統合されたポリシーの策定、ポリシー制御の提供、UDRからの、ポリシーの決定に関連するサブスクリプション情報の取得など、ポリシーに関連する機能を含む。
NSSFネットワークエレメントの主な機能は、端末のためのネットワークスライスインスタンスのグループの選択、許可されるNSSAIの決定、および、端末にサービスを提供できるAMFネットワークエレメントセットの決定等を含む。
NRFネットワークエレメントの主な機能は、サービス発見機能、および、利用可能なネットワーク機能(Network Function, NF)インスタンスとNFインスタンスによりサポートされるサービスとのNFテキストの維持を含む。
AFネットワークエレメントは、サービスを提供するために、3GPPコアネットワークとインタラクトする。これは、NEFとのインタラクトまたはポリシーアーキテクチャとのインタラクト等を含む。
NEFネットワークエレメントの主な機能は、3GPPネットワーク機能により提供されるサービスおよび機能をセキュアに公開することを含み、これは、サービスおよび機能を内部で公開することと、サービスおよび機能をサードパーティ等に公開することと、例えばDNNおよびS-NSSAIといったAFサービス識別子および内部5Gコアネットワーク情報など、AFとやり取りされる情報および内部ネットワーク機能インタラクション情報を変換(converting)または変換(translating)することとを含む。
UDMは、3GPP認証および重要契約メカニズムにおける認証用の信任状の処理、ユーザ識別処理、アクセス許可、登録およびモビリティ管理、サブスクリプション管理またはショートメッセージ管理等をサポートする。
AUSFネットワークエレメントは、UDMとインタラクトしてユーザ情報を取得し、認証関連機能、例えば、中間鍵の生成を実行する。
UDRは、サブスクリプションデータ(Subscribed Data)、ポリシーデータ(Policy Data)およびアプリケーションデータ(Application Data)等を格納するように構成される。
図4は、本願の実施形態による通信デバイスのハードウェア構造の概略図である。通信デバイスは、プロセッサ41、通信回線44および少なくとも1つの通信インタフェースを含む(図4は、通信デバイスが通信インタフェース43を含む例を用いることにより説明されているに過ぎない)。
任意選択的に、通信デバイスは、メモリ42をさらに含み得る。
プロセッサ41は、汎用中央処理装置(central processing unit, CPU)、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(application-specific integrated circuit, ASIC)、または本願の解決手段のプログラムの実行を制御するように構成された1つまたは複数の集積回路であってよい。
通信回線44は、前述のコンポーネント間で情報を伝送するためのチャネルを含み得る。
通信インタフェース43は、トランシーバなどの任意の装置であり、別のデバイス、または、例えばイーサネット(登録商標)、無線アクセスネットワーク(radio access network, RAN)または無線ローカルエリアネットワーク(wireless local area networks, WLAN)といった通信ネットワークと通信するように構成される。
メモリ42は、リードオンリメモリ(read-only memory, ROM)もしくは静的な情報および命令を格納できる別のタイプの静的記憶デバイスまたはランダムアクセスメモリ(random access memory, RAM)もしくは情報および命令を格納できる別のタイプの動的記憶デバイスであってもよく、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(electrically erasable programmable read-only memory, EEPROM)、コンパクトディスクリードオンリメモリ(compact disc read-only memory, CD-ROM)もしくは別のコンパクトディスク記憶媒体、光ディスク記憶媒体(コンパクトディスク、レーザディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスクまたはブルーレイディスク等を含む)、磁気ディスク記憶媒体もしくは別の磁気記憶デバイスまたは命令もしくはデータ構造の形態の期待されるプログラムコードを保持もしくは格納するために用いられることができ、かつ、コンピュータによりアクセスできる任意の他の媒体であってもよい。しかしながら、メモリ42は、それらに限定されない。メモリは、独立して存在してよく、通信回線44を通じてプロセッサに接続される。あるいは、メモリは、プロセッサと統合され得る。
メモリ42は、本願の解決手段を実行するためのコンピュータ実行可能命令を格納するように構成され、プロセッサ41は、コンピュータ実行可能命令の実行を制御する。プロセッサ41は、メモリ42に格納されたコンピュータ実行可能命令を実行して、本願の以下の実施形態において提供されるポリシー制御方法を実装するように構成される。
任意選択的に、本願の実施形態におけるコンピュータ実行可能命令は、アプリケーションプログラムコードとも称され得る。これは、本願の実施形態において特に限定されない。
特定の実装中、実施形態において、プロセッサ41は、1つまたは複数のCPU、例えば、図4におけるCPU0およびCPU1を含み得る。
特定の実装中、実施形態において、通信デバイスは、複数のプロセッサ、例えば、図4におけるプロセッサ41およびプロセッサ45を含み得る。プロセッサの各々は、シングルコアプロセッサ(single-CPU)またはマルチコアプロセッサ(multi-CPU)であってよい。本明細書におけるプロセッサは、データ(例えば、コンピュータプログラム命令)を処理するための1つまたは複数のデバイス、回路および/または処理コアであってよい。
以下では、図1から図3を参照して、本願の実施形態において提供されるユーザアクセス制御方法および情報送信方法を詳細に説明する。
本願の以下の実施形態において、ネットワークエレメント間のメッセージの名称またはメッセージ内のパラメータの名称等は例に過ぎず、特定の実装中、他の名称であってよいことに留意されたい。これは、本願の実施形態において特に限定されない。
本願の実施形態において提供されるユーザアクセス制御方法および情報送信方法が図1に示される通信システムに適用される例が用いられる。図5は、本願の実施形態によるユーザアクセス制御方法と情報送信方法との間のインタラクションの特定の実施形態を示す。この方法は、以下の段階を含む。
段階101:第1のネットワークエレメントが第1の要求を第2のネットワークエレメントへ送信する。第1の要求は、第1のインジケーション情報および第2のインジケーション情報のうちの少なくとも一方を含む。
任意選択的に、第1の要求は、第2のネットワークエレメントからの少なくとも1つのネットワークスライス(Network Slice, NS)の第1の情報を要求するために用いられる。
例えば、第1の要求は、第1のインジケーション情報を含む。あるいは、例えば、第1の要求は、第1のインジケーション情報および第2のインジケーション情報を含む。あるいは、例えば、第1の要求は、第2のインジケーション情報を含む。
第1のインジケーション情報は、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を第1のネットワークエレメントへ報告することを(第2のネットワークエレメントに)示すために用いられる。第2のインジケーション情報は、第1のネットワークスライスが、新しく確立されたネットワークスライスであるか、ドライブテストが実行されているネットワークスライスであるか、またはSLAが署名されていないネットワークスライスであることを示すために用いられる。
任意選択的に、本願の本実施形態において、第1のネットワークスライスおよび少なくとも1つのネットワークスライスは、同じネットワークエリア内のネットワークスライスである。あるいは、第1のネットワークスライスおよび少なくとも1つのネットワークスライスは、同じネットワークエリア内で同じ期間に動作するネットワークスライスである。あるいは、第1のネットワークスライスおよび少なくとも1つのネットワークスライスは、1つのスライスネットワークまたは1つのネットワーク(事業者ネットワーク)を形成する。
第1のネットワークエレメントは、第1のインジケーション情報を第2のネットワークエレメントへ送信して、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を報告するよう第2のネットワークエレメントをトリガすることを理解されたい。このように、ひとたび第2のネットワークエレメントが少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を有すると、第2のネットワークエレメントは、第1の情報を第1のネットワークエレメントへ報告する必要がある。
第1のインジケーション情報はさらに、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を第1のネットワークエレメントへ直ちに報告することを第2のネットワークエレメントに示すために用いられ得ることを理解されたい。つまり、第1のインジケーション情報は、第2のネットワークエレメントが少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を直ちに準備し、かつ、準備が完了した後に、第1の情報を第1のネットワークエレメントへ直ちにフィードバックすべきであることを示す。
第2のインジケーション情報は、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を報告するよう第2のネットワークエレメントをトリガするためにも用いられ得ることを理解されたい。このように、ひとたび第2のネットワークエレメントが少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を有すると、第2のネットワークエレメントは、第1の情報を第1のネットワークエレメントへ報告する必要がある。
第2のインジケーション情報は、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を第1のネットワークエレメントへ直ちに報告することを第2のネットワークエレメントに示すためにも用いられ得ることを理解されたい。つまり、第2のインジケーション情報は、第2のネットワークエレメントが少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を直ちに準備し、かつ、準備が完了した後に、第1の情報を第1のネットワークエレメントへ直ちにフィードバックすべきであることを示す。
本願の本実施形態において、第1の要求は、第1のインジケーション情報または第2のインジケーション情報を保持し、その結果、第2のネットワークエレメントは、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を第1のネットワークエレメントへ迅速に送信できる。さらに、第1のネットワークエレメントは、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報に基づいて、少なくとも1つのネットワークスライスの品質とネットワークスライスの品質要件との間の関係を決定してよく、さらに、少なくとも1つのネットワークスライスの品質とネットワークスライスの品質要件との間の関係に基づいて、第1のネットワークスライスへのユーザアクセスを決定することにより、第1のネットワークスライスへのユーザアクセスを制御するための時間を短縮してよい。
任意選択的に、第1の要求はさらに、少なくとも1つのネットワークスライスのうちの各ネットワークスライスのフィルタ情報を保持し得る。1つのネットワークスライスのフィルタ情報は、第2のネットワークエレメントがネットワークスライスの第1の情報を収集する範囲を示すために用いられる。
例えば、各ネットワークスライスのフィルタ情報は、識別情報、ネットワークエリアまたは時間情報という情報のうちの少なくとも1つを含む。
少なくとも1つのネットワークスライスのうちの第1のネットワークスライス以外のネットワークスライスのいくつかまたは全ては各々、SLAが署名されているネットワークスライスもしくはドライブテストが実行されているネットワークスライスまたは確立されたネットワークスライスであることを理解されたい。第1のネットワークスライスは、少なくとも1つのネットワークスライスのうちのあるネットワークスライスであり、または少なくとも1つのネットワークスライス以外のネットワークスライス(例えば、バックグラウンドトラフィック伝送のために用いられるネットワークスライス)であってよい。第1のネットワークスライスは、1つのネットワークスライスを表してもよく、新しく確立されたネットワークスライスのグループ、ドライブテストが実行されているネットワークスライス、SLAが署名されていないネットワークスライスまたは同じタイプの複数のネットワークスライスを表してもよい。
第1のネットワークエレメントおよび第2のネットワークエレメントは、第2のネットワークエレメントが第1のネットワークエレメントから第1の要求を受信した場合、第2のネットワークエレメントが少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を報告する必要があることに関し、互いにネゴシエートし得ることに留意されたい。この場合、第1の要求は、第1のインジケーション情報を保持し得ない。この場合、第1の要求は、第2のインジケーション情報を保持してもよく、保持しなくてもよい。
段階102:第2のネットワークエレメントが第1のネットワークエレメントから第1の要求を受信する。
段階103:第2のネットワークエレメントが少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を決定する。
少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報は、少なくとも1つのネットワークスライスの品質と品質要件との間の関係を決定するために用いられる。
本願の本実施形態において、少なくとも1つのネットワークスライスの品質と品質要件との間の関係は、少なくとも1つのネットワークスライスのうちの各ネットワークスライスの品質と当該ネットワークスライスの品質要件との間の関係を含む。例えば、少なくとも1つのネットワークスライスは、NS 1およびNS 2を含む。少なくとも1つのネットワークスライスの品質と品質要件との間の関係は、NS 1の品質とNS 1の品質要件との間の関係およびNS 2の品質とNS 2の品質要件との間の関係を含む。
例えば、任意のネットワークスライスの品質と任意のネットワークスライスの品質要件との間の関係は、任意のネットワークスライスの品質が、任意のネットワークスライスの品質要件により必要とされるスライス品質よりも高いこと、または、任意のネットワークスライスの品質が、任意のネットワークスライスの品質要件により必要とされるスライス品質よりも低いこと、または、任意のネットワークスライスの品質が、任意のネットワークスライスの品質要件により必要とされるスライス品質に等しいことを含む。
ネットワークスライスの品質が、ネットワークスライスの品質要件により必要とされるスライス品質に等しいことは、ネットワークスライスの品質が、ネットワークスライスの品質要件により必要とされるスライス品質に完全に等しいことを意味しない旨が説明されるべきである。ネットワークスライスの品質が、ネットワークスライスの品質要件により必要とされるスライス品質に近いか、または、ネットワークスライスの品質がネットワークスライスの品質要件内で大幅に変動しない限り、ネットワークスライスの品質は、ネットワークスライスの品質要件により必要とされるスライス品質に等しいと理解され得る。
第2のネットワークエレメントが少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を決定することは、第2のネットワークエレメントが少なくとも1つのネットワークスライスのうちの各ネットワークスライスの第1の情報を決定することを含む旨を理解されたい。
一態様によれば、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報は、少なくとも1つのネットワークスライスの品質と品質要件との間の関係であってよく、つまり、少なくとも1つのネットワークスライスの品質と品質要件との間の関係を決定した後、第2のネットワークエレメントは、当該関係を第1のネットワークエレメントへ送信する。
別の態様によれば、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報は、体験品質(Quality of Experience, QoE)情報と称されてよく、つまり、少なくとも1つのネットワークスライスが属するネットワーク内の少なくとも1つのネットワークスライスのステータス、つまり、ネットワークが少なくとも1つのネットワークスライスのうちの任意のネットワークスライスのSLAを満たしている度合いを反映するために用いられてよい。
本願の本実施形態において、ネットワークが少なくとも1つのネットワークスライスのうちの任意のネットワークスライスのSLAを満たしている度合いは、任意のネットワークスライスの品質と称され得る。
例えば、少なくとも1つのネットワークスライスのうちの各ネットワークスライスに対応する第1の情報は、識別情報、時間情報、エリア情報、ユーザの第1の最大数(最大登録ユーザ)およびサービス情報という、当該ネットワークスライスに対応する情報のうちの少なくとも1つを含む。サービス情報は、サービスステータス、つまり、現在のネットワークにより満足されているサービス要件のステータスを決定するために用いられる。
本願の本実施形態において、ネットワークスライスの識別情報は、S-NSSAI、ネットワークスライス選択支援情報(Network Slice Selection Assistance Information, NSSAI)またはNSI IDであってよい。
任意のネットワークスライスのユーザの第1の最大数は、任意のネットワークスライスに現在アクセスしているユーザの数、または、任意のネットワークスライスが属するネットワークにより提供されるリソースにより許可されており、かつ、任意のネットワークスライスにアクセスするユーザの数、または、任意のネットワークスライスにアクセスするはずであり、かつ、サードパーティにより必要とされているユーザの数を示す。
任意のネットワークスライス内に少なくとも1つのサービスが存在し得ることを理解されたい。サービス情報は、少なくとも1つのサービスのサービス情報を指し得る。
例えば、サービス情報は、サービス識別子(アプリケーションID)、ユーザの第1の最大数(アプリケーションの最大ユーザ)、つまり、現在のネットワークにより満足され得るサービスのユーザの最大数、または、現在のネットワークスライス内のサービスを用いているユーザの数、第1の平均サービス体験(平均サービスMOS、つまり、現在のネットワークにより満足され得るサービスに対応する平均サービス体験、または、現在のネットワークスライス内のサービスを用いているユーザの平均サービス体験)、第1のサービス体験範囲情報(サービスMOS範囲、つまり、現在のネットワークにより満足され得るサービスに対応するサービス体験範囲、または現在のネットワークスライス内のサービスを用いているユーザのサービス体験範囲)、第1のサービス満足度(どれだけの割合のUEの体験が満足されるはずか、つまり、現在のネットワークにより満足され得るサービスに対応するユーザ満足度、または、現在のネットワークスライス内のサービスを用いている、サービス体験要件がユーザの数において満たされているユーザの数の割合)という、サービスに対応する情報のうちの少なくとも1つを含む。
第1のサービス満足度は、サービス体験要件がサービスを用いるユーザの数において満たされているユーザの数の割合を指す。
少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報のうちの時間情報は、少なくとも1つのネットワークスライスのうちの任意のネットワークスライスの第1の情報の期間を第1のネットワークエレメントに示すために用いられることを理解されたい。例えば、時間情報は、時間ウィンドウ(Time Window)、タイムスタンプ(Timestamp)または時間間隔(Time Interval)であってよい。
例えば、ネットワークスライス1の第1の情報は、2018年3月1日から2018年3月8日までのものである。このように、第1のネットワークエレメントは、ネットワークスライス1の第1の情報が2018年3月1日から2018年3月8日まで収集されていると判断できる。
任意のネットワークスライスの第1の情報のうちのエリア情報は、任意のネットワークスライスが第1のネットワークエレメントに対してサポートされ得るネットワークエリアを示すために用いられる。
本願の本実施形態におけるネットワークエリアは、トラッキングエリア(tracking area, TA)、TAリスト、ルーティングエリア(routing area, RA)、RAリスト、セル(cell)、セルリスト(Cell list)、全地球測位システム(GPS, Global Position System、物理エリア)またはGPSリスト(GPS list)のうちの少なくとも1つであってよい。ここでは一般的表現が提供されており、詳細を後で再び説明しない。
例えば、少なくとも1つのネットワークスライスのうちの任意のネットワークスライスが例として用いられる。任意のネットワークスライスの第1の情報が時間情報、エリア情報、ユーザの第1の最大数およびサービス情報を含む場合、任意のネットワークスライスの第1の情報は、指定された期間内の指定されたネットワークエリアにおける任意のネットワークスライス内の少なくとも1つのサービスのサービス情報およびユーザの第1の最大数を決定するために、第1のネットワークエレメントにより用いられる。
例えば、任意のネットワークスライスの第1の情報が時間情報、エリア情報およびサービス情報を含む場合、任意のネットワークスライスの第1の情報は、指定された期間内の指定されたネットワークエリアにおける任意のネットワークスライス内の少なくとも1つのサービスのサービス情報を決定するために、第1のネットワークエレメントにより用いられる。
段階104:第2のネットワークエレメントが、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を含む第1の応答を第1のネットワークエレメントへ送信する。
第2のネットワークエレメントは、第2のネットワークエレメントが少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を有する場合の第1のインジケーション情報または第2のインジケーション情報のうちの少なくとも一方に基づいて、第1の応答を用いることにより、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を第1のネットワークエレメントへ直ちに送信し得ることに留意されたい。
段階105:第1のネットワークエレメントが第2のネットワークエレメントから第1の応答を受信する。
第1のネットワークエレメントは、第2のネットワークエレメントへ送信された第1のインジケーション情報または第2のインジケーション情報のうちの少なくとも1つに基づいて、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を第2のネットワークエレメントからいつでも受信する準備が整っていてよいことに留意されたい。
ネットワークエレメントは、段階101から段階105を用いることにより、現在のネットワーク内の少なくとも1つのネットワークスライスのステータスを第2のネットワークエレメントからサブスクライブし得ることを理解されたい。
段階106:第1のネットワークエレメントが少なくとも1つのネットワークスライスの品質と品質要件との間の関係に基づいて第1のネットワークスライスへのユーザアクセスを制御する。
第1のネットワークスライスへのユーザアクセスを時間内に制御し、かつ、第1のネットワークスライスが配置されているネットワークエリア内の別のネットワークスライスの動作品質に対する第1のネットワークスライスの影響を減らすために、第1のネットワークエレメントは、ひとたび第2のネットワークエレメントから少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を受信すると、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報に基づいて、少なくとも1つのネットワークスライスの品質と品質要件との間の関係を直ちに決定し、少なくとも1つのネットワークスライスの品質と品質要件との間の関係に基づいて、第1のネットワークスライスへのユーザアクセスをさらに制御する。
本願の本実施形態において、第1のネットワークエレメントがネットワークスライスへのユーザアクセスを制御することは、第1のネットワークエレメントが第1のネットワークスライスにアクセスする端末の数を制御することと理解され得る。ここでは一般的表現が提供されている。ネットワークスライスへのユーザアクセスの制御の後続の説明については、ここでの説明を参照されたい。詳細を後で再び説明しない。
サービスステータス、または少なくとも1つのネットワークスライスのうちの各ネットワークスライスにアクセスするユーザの数が各ネットワークスライスの動作品質に影響を及ぼすので、段階106は、第1のネットワークエレメントが第1のネットワークスライスの品質と品質要件との間の関係に基づいて第1のネットワークスライスへのユーザアクセスを制御するという意味を含み得る。あるいは、第1のネットワークエレメントは、少なくとも1つのネットワークスライスのうちの第1のネットワークスライスとは異なる別のネットワークスライス(例えば、バックグラウンドトラフィック伝送のために用いられるネットワークスライス)の品質と品質要件との間の関係に基づいて、第1のネットワークスライスへのユーザアクセスを制御する。あるいは、第1のネットワークエレメントは、第1のネットワークスライスを含む少なくとも1つのネットワークスライスの品質と品質要件との間の関係に基づいて、第1のネットワークスライスへのユーザアクセスを制御する。
本願の本実施形態において提供されるユーザアクセス制御方法によれば、同じネットワークエリア内の複数のネットワークスライスのいずれか1つのユーザアクセスステータスまたはサービスステータスが別のネットワークスライスの動作品質に影響を及ぼしてしまうという課題を解決するために、第1のネットワークエレメントは、第1の要求を第2のネットワークエレメントへ送信して、新しく確立されたネットワークスライス、ドライブテストが実行されているネットワークスライスまたはSLAが署名されていないネットワークスライス(例えば、第1のネットワークスライス)がネットワークエリア内に存在することを第2のネットワークエレメントに示す。このように、第2のネットワークエレメントは、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を第1のネットワークエレメントへ時間内に報告し、その結果、第1のネットワークエレメントは、少なくとも1つのネットワークスライスの品質と品質要件との間の関係を迅速に取得できる。次に、第1のネットワークエレメントは、少なくとも1つのネットワークスライスの品質と品質要件との間の関係に基づいて第1のネットワークスライスへのユーザアクセスを迅速に制御して、別のネットワークスライスの動作品質に対する影響を回避し得る。また、第1のネットワークエレメントは、ネットワーク内の少なくとも1つのネットワークスライスのステータスを少なくとも1つのネットワークスライスの品質と品質要件との間の関係に基づいて時間内に認識してよく、さらに、後続のプロセスにおけるネットワーク内の少なくとも1つのネットワークスライスのステータスに基づいて、第1のネットワークスライスへのユーザアクセスを徐々に(gradually)制御してよい。
任意選択的な実装において、図6に示されるように、本願の本実施形態における段階103は、具体的には、以下の方式で実装され得る。
段階1031:第2のネットワークエレメントが、少なくとも1つのネットワークエレメント内にあり、かつ、少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータを取得する。
例えば、第1のデータは、ネットワークデータまたはサービスデータのうちの少なくとも一方を含む。例えば、第1のデータは、フローレベルネットワークデータまたはフローレベルサービスデータである。例えば、フローレベルは、QoSフローレベルまたはサービスフローレベルであってよい。QoSフローまたはサービスフローは、少なくとも1つのネットワークスライスのうちの任意のネットワークスライス内のサービスのサービスフローと理解され得る。
例えば、本願の本実施形態におけるサービスデータは、フローが属するサービスのサービス識別子、帯域幅、遅延、パケット損失率、ジッタバッファ、伝送制御プロトコル(Transmission Control Protocol, TCP)輻輳ウィンドウ、TCP受信ウィンドウ、媒体符号化タイプおよび媒体符号化レートなどのパラメータのデータであってよい。
本願の本実施形態において、あるパラメータのデータは、当該パラメータのサイズ、値または要件であってよい。例えば、チャネル品質インジケータ(channel quality indication, CQI)データは、CQIのサイズまたは値を指し得る。本発明の本実施形態において、あるパラメータのデータ、サイズ、値または要件は、当該パラメータについての対応するネットワークエレメントにより収集または取得されるデータ値を示す。そのような説明は、以下で用いられる。詳細については、ここでの説明を参照されたい。詳細を後で再び説明しない。
本願の本実施形態におけるネットワークデータは、帯域幅、遅延、パケット損失率、基準信号受信電力(reference signal receiving power, RSRP)、基準信号受信品質(reference signal receiving quality, RSRQ)、ブロック誤り率(block error rate, BLER)、CQI、ネットワークスライスの識別情報、データネットワーク名(data network name, DNN)および他のパラメータデータというパラメータのいずれか1つであってよい。
例えば、少なくとも1つのネットワークエレメントは、端末、アクセスデバイス、AMFネットワークエレメント、SMFネットワークエレメント、UPFネットワークエレメント、PCFネットワークエレメント、AFネットワークエレメントもしくはOAMネットワークエレメントのいずれか1つ、または複数のネットワークエレメントの組み合わせを含み得る。
例えば、本願の本実施形態において、AFネットワークエレメントまたは端末からの第1のデータは、フローレベルサービスデータとして用いられ得る。アクセスデバイス、PCFネットワークエレメント、AMFネットワークエレメント、SMネットワークエレメント、UPFネットワークエレメントおよびOAMネットワークエレメントからの第1のデータは、フローレベルネットワークデータとして用いられる。
例えば、OAMネットワークエレメント、制御プレーンネットワークエレメント(アクセスデバイス、AMFネットワークエレメント、SMFネットワークエレメントまたはPCFネットワークエレメント)またはユーザプレーンネットワークエレメント(アクセスデバイス、UPFネットワークエレメントまたはAFネットワークエレメント)を通じて端末により報告される第1のデータ(例えば、ドライブテストの最小化のデータ(Minimization of Drive Tests, MDT))は、ネットワークデータと称されてもよく、サービスデータと称されてもよい。OAMネットワークエレメント、制御プレーンネットワークエレメント(アクセスデバイス、AMFネットワークエレメント、SMFネットワークエレメントまたはPCFネットワークエレメント)またはユーザプレーンネットワークエレメント(アクセスデバイス、UPFネットワークエレメントまたはAFネットワークエレメント)を通じて端末により報告される第1のデータ(QoEデータなど)は、サービスデータと称されてよい。
例えば、OAMネットワークエレメント、制御プレーンネットワークエレメント(AMFネットワークエレメント、SMFネットワークエレメントまたはPCFネットワークエレメント)またはユーザプレーンネットワークエレメント(UPFネットワークエレメントまたはAFネットワークエレメント)を通じてアクセスデバイスにより報告される第1のデータ(例えば、MDTデータ)は、ネットワークデータと称されてもよく、サービスデータと称されてもよい。
少なくとも1つのネットワークエレメントは、端末、アクセスデバイス、AMFネットワークエレメント、SMFネットワークエレメント、UPFネットワークエレメント、PCFネットワークエレメント、AFネットワークエレメントもしくはOAMネットワークエレメントのいずれか1つ、または複数のネットワークエレメントの組み合わせであってよいので、第1のデータは、異なるネットワークエレメントから来るものであり、第1のデータの内容は、異なっていてよい。以下では、第5のネットワークエレメントが端末、アクセスデバイス、AMFネットワークエレメント、SMFネットワークエレメント、UPFネットワークエレメント、PCFネットワークエレメント、AFネットワークエレメントまたはOAMネットワークエレメントである場合に第5のネットワークエレメントから取得される第1のデータの具体的な内容を、少なくとも1つのネットワークエレメントが第5のネットワークエレメントを含む例を用いることにより、別個に説明する。
第5のネットワークエレメントがAFネットワークエレメントである場合、第5のネットワークエレメント内にあり、かつ、少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータは、フローが属するサービスのサービス識別子、フローが属するサービスの通信パターンパラメータ(Communication Pattern parameters)、第1のインタフェースのフロービットレートデータ、第1のインタフェースの遅延データ、第1のインタフェースのパケット損失率データ、第1のインタフェースのパケットデータ、タイムスタンプ、フローが属するサービスのサービス体験(Service Experience)データ、ジッタバッファデータ、伝送制御プロトコル(TCP)輻輳ウィンドウデータ、TCP受信ウィンドウデータ、媒体符号化タイプデータ、媒体符号化タイプデータの符号化レートデータおよびバッファデータという情報のうちの1つまたは複数を含む。第1のインタフェースは、UPFネットワークエレメントとAFネットワークエレメントに対応するデータネットワーク(DN)との間のインタフェースである。例えば、図2に示されるように、第1のインタフェースは、N6インタフェースであってよい。
例えば、フローが属するサービスの通信パターンパラメータは、静止インジケーション(Stationary indication)、端末移動軌道(UEの移動軌道)、周期的通信インジケータ(Periodic communication indicator)、通信期間(Communication duration time)、通信周期性(周期的時間)、スケジューリングされた通信時間(Scheduled communication time)、最大データパケット伝送レイテンシ(最大レイテンシ)、最大データパケット応答時間(最大応答時間)、バッファされたデータパケットの数(ダウンリンクパケットの示唆される数)のうちの少なくとも1つを含み得る。
第5のネットワークエレメントがPCFネットワークエレメントである場合、第5のネットワークエレメント内にあり、かつ、少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータは、フローが属するサービスのサービス識別子、フローが配置されるセッションの識別子、フローが配置されるセッションのDNN、フローが配置されるネットワークスライスの識別情報、IPフィルタ情報(IP filter information)、媒体(Media)帯域幅(bandwidth)要件、トラフィックルーティング情報、ジッタバッファ要件、TCP輻輳ウィンドウ要件、TCP受信ウィンドウ要件、媒体符号化タイプ要件、媒体符号化タイプ要件における符号化レート要件、サービス識別子の有効性時間ウィンドウ(サービス識別子に対応するサービスの有効性時間ウィンドウと理解され得る)、無線アクセス技術タイプ(例えば、第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project, 3GPP)アクセス技術または非(non)3GPP(Wi-Fi(登録商標)または固定ネットワーク)アクセス技術)という情報のうちの1つまたは複数を含む。
第5のネットワークエレメントがSMFネットワークエレメントである場合、第5のネットワークエレメント内にあり、かつ、少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータは、フローの識別子、フローが配置されるセッションの識別子、フローが配置されるセッションのDNN、フローが配置されるネットワークスライスの識別情報、フローの識別子の有効性時間ウィンドウおよび無線アクセス技術タイプという情報のうちの1つまたは複数を含む。
第5のネットワークエレメントが第1のUPFネットワークエレメントである場合、第5のネットワークエレメント内にあり、かつ、少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータは、フローの識別子、タイムスタンプ、第2のインタフェースのフロービットレートデータ、第1のインタフェースのフロービットレートデータ、第3のインタフェースのビットレートデータ、第2のインタフェースの遅延データ、第1のインタフェースの遅延データ、第3のインタフェースの遅延データ、第1のインタフェースのパケット損失率データ、第2のインタフェースのパケット損失率データ、第3のインタフェースのパケット損失率データ、第1のインタフェースのパケットデータ、第2のインタフェースのパケットデータおよび第3のインタフェースのパケットデータという情報のうちの1つまたは複数を含む。第2のインタフェースは、第1のUPFネットワークエレメントとアクセスデバイスとの間のインタフェースである。第3のインタフェースは、第1のUPFネットワークエレメントと第2のUPFネットワークエレメントとの間のインタフェースである。
例えば、第2のインタフェースは、図2に示されるN3インタフェースであってよい。第3のインタフェースは、N9インタフェースである。
1つのフローが複数のUPFネットワークエレメントを通じて伝送され得ることを理解されたい。したがって、第1のUPFネットワークエレメントおよび第2のUPFネットワークエレメントは、フローを伝送するUPFネットワークエレメントであってよい。
第5のネットワークエレメントがAMFネットワークエレメントである場合、第5のネットワークエレメント内にあり、かつ、少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータは、フローに対応する端末の位置情報(Location Information)、フローが配置されるセッションの識別子、フローが配置されるセッションのDNN、フローが配置されるネットワークスライスの識別情報、フローが配置されるセッションの識別子の有効性時間ウィンドウおよび無線アクセス技術タイプという情報のうちの1つまたは複数を含む。
第5のネットワークエレメントがアクセスデバイスである場合、第5のネットワークエレメント内にあり、かつ、少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータは、フローに対応する端末の位置情報、フローの識別子、フローが配置されるセッションの識別子、フローが配置されるネットワークスライスの識別情報、タイムスタンプ、第4のインタフェースのフロービットレートデータ、第2のインタフェースのフロービットレートデータ、第2のインタフェースの遅延データ、第4のインタフェースの遅延データ、RSRPデータ、RSRQデータ、信号対干渉雑音比(signal to interference plus noise ratio, SINR)データ、CQIデータ、BLERデータ、輻輳レベル、第2のインタフェースのパケット損失率データ、第4のインタフェースのパケット損失率データ、第2のインタフェースのパケットデータ、第4のインタフェースのパケットデータ、無線アクセス技術タイプおよびデュアルコネクティビティインジケーション情報という情報のうちの1つまたは複数を含む。第4のインタフェースは、アクセスデバイスと端末との間のインタフェースである。例えば、第4のインタフェースは、図2に示されるUuインタフェースである。
第5のネットワークエレメントが端末である場合、第5のネットワークエレメント内にあり、かつ、少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータは、フローに対応する端末の位置情報、フローの識別子、フローが配置されるセッションの識別子、フローが配置されるセッションのDNN、フローが配置されるネットワークスライスの識別情報、第4のインタフェースのフロービットレートデータ、第4のインタフェースの遅延データ、第4のインタフェースのパケット損失率データ、第4のインタフェースのパケットデータ、タイムスタンプ、プロセッサCPU使用量データ、メモリ使用量データ、サービス体験データ、ジッタバッファデータ、TCP輻輳ウィンドウデータ、TCP受信ウィンドウデータ、媒体符号化タイプデータ、媒体符号化タイプデータの符号化レートデータ、RSRPデータ、RSRQデータ、SINRデータ、CQIデータ、BLERデータおよびバッファデータという情報のうちの1つまたは複数を含む。
例えば、ネットワークエレメント内の少なくとも1つのネットワークスライスの第1のデータは、表1に示される内容をさらに含み得る。
表1 異なるネットワークエレメント内の第1のデータの内容
Figure 0007147063000001
第5のネットワークエレメントがネットワーク管理ネットワークエレメントである場合、第5のネットワークエレメント内にあり、かつ、少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータは、アクセスデバイスの性能測定データ(表2に示される)、コアネットワークの性能試験データ(表3に示される)、エンドツーエンド重要性能インジケータ(Key Performance Indicator, KPI)データ(表4に示される)という情報のうちの1つまたは複数を含む。
表2 性能測定データ
Figure 0007147063000002
Figure 0007147063000003
表3 性能試験データ
Figure 0007147063000004
表4 KPIデータ
Figure 0007147063000005
表2から表4における内容は例に過ぎず、実際にはより多くのまたはより少ない内容をさらに含み得ることを理解されたい。
段階1032:第2のネットワークエレメントが、少なくとも1つのネットワークエレメント内にあり、かつ、少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータに基づいて、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を決定する。
第2のネットワークエレメントにより少なくとも1つのネットワークエレメントから取得され得る第1のデータは、フローレベルネットワークデータおよびフローレベルサービスデータを含み、次に、第2のネットワークエレメントは、ネットワークスライス内のユーザの数とネットワークスライス内の各サービスのユーザの数とに関する統計値を収集し、サービス(Service)MOSモデルに基づいて各フローのMOSを計算することを理解されたい。次に、統計値は、サービスの平均サービス体験とサービス満足度とを取得するために、さらに収集され得る。
サービスMOSモデルは、ネットワーク内の少なくとも1つのネットワークエレメント上のサービスのサービス体験とサービスのネットワークデータとの間の数学的関係または対応関係を表すために用いられる。
具体的には、段階1032の実装については、従来技術における説明を参照されたい。ここでは詳細を説明しない。
本願の本実施形態において、第2のネットワークエレメントは、少なくとも1つのネットワークエレメント内にあり、かつ、少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータを少なくとも1つのネットワークエレメントから事前にサブスクライブし得る(略して、第2のネットワークエレメントによる事前サブスクリプションと称される)。あるいは、第1のネットワークエレメントは、少なくとも1つのネットワークエレメント内にあり、かつ、少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータを第2のネットワークエレメントへ報告するよう少なくとも1つのネットワークエレメントをトリガする(略して、第1のネットワークエレメントによるトリガと称される)。したがって、以下では、例1および例2を別個に用いることにより、段階1031の特定の実装を説明する。
例1:第2のネットワークエレメントが事前サブスクリプションを実行する。
例1では、任意選択的な実装において、図7に示されるように、段階1031の前に、本願の本実施形態において提供される方法は、以下の段階をさらに含み得る。
段階1030:第2のネットワークエレメントが、少なくとも1つのネットワークスライスに対応する少なくとも1つのネットワークエレメントへ第4の要求を送信する。
第4の要求は、第5のインジケーション情報を含み、第5のインジケーション情報は、少なくとも1つのネットワークエレメント内にあり、かつ、少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータを第2のネットワークエレメントへ報告することを少なくとも1つのネットワークエレメントに示すために用いられる。
第5のインジケーション情報は、少なくとも1つのネットワークエレメント内にあり、かつ、少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータをひとたび少なくとも1つのネットワークエレメントが有すると、少なくとも1つのネットワークエレメント内にあり、かつ、少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータを第2のネットワークエレメントへ報告することを示すために用いられることを理解されたい。
この場合、段階1031は、具体的には、以下の特定の方式で実装され得る。つまり、第2のネットワークエレメントは、少なくとも1つのネットワークエレメントから第4の応答を受信し、第2のネットワークエレメントは、第4の応答に基づいて、少なくとも1つのネットワークエレメント内にあり、かつ、少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータを取得する。第4の応答は、少なくとも1つのネットワークエレメント内にあり、かつ、少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータを含む。
第2のネットワークエレメントは、少なくとも1つのネットワークエレメントのうちの任意のネットワークエレメントから第4の応答を受信して、少なくとも1つのネットワークスライスのものであり、かつ、任意のネットワークエレメント内にある第1のデータを取得することを理解されたい。
例1では、第2のネットワークエレメントが、第1の要求において保持される第2のインジケーション情報またはネットワーク管理ネットワークエレメントからの第2のインジケーション情報に基づいて、第1のネットワークスライスは新しく確立されたネットワークスライス、ドライブテストが実行されているネットワークスライスまたはSLAが署名されていないネットワークスライスであると判断した場合、段階1030が実行される。これは、ネットワーク管理ネットワークエレメントが第1のネットワークスライスを確立できるからである。したがって、ネットワーク管理ネットワークエレメントは、第1のネットワークスライスを確立した後、第1のネットワークスライスの識別情報と第2のインジケーション情報とを第2のネットワークエレメントへ送信し得る。第2のネットワークエレメントが、少なくとも1つのネットワークスライスのうちの第1のネットワークスライスが存在すると判断した場合、段階1030が実行され得る。
少なくとも1つのネットワークエレメントのうちのあるネットワークエレメントがPCFネットワークエレメントである場合、第4の要求は、サブスクリプションサービスオペレーションであると同時にPCFネットワークエレメントのポリシー許可サブスクリプション要求(Npcf_PolicyAuthorization_Subscribe)であること、および、少なくとも1つのネットワークスライス内にあり、かつ、PCFネットワークエレメント上にある第1のデータをPCFネットワークエレメントが第2のネットワークエレメントへ送信するサービスオペレーションは、PCFネットワークエレメントのポリシー許可サブスクリプション通知(Npcf_PolicyAuthorization_Notify)であることを理解されたい。
少なくとも1つのネットワークエレメントのうちのあるネットワークエレメントがNFネットワークエレメント(AMFネットワークエレメント、AFネットワークエレメントまたはSMFネットワークエレメントなど)である場合、第4の要求は、NFネットワークエレメントの機能公開サブスクリプション要求(Nnf_EventExposure_Subscribe)であり、また、少なくとも1つのネットワークスライスのものであり、かつ、PCFネットワークエレメント上にある第1のデータをNFネットワークエレメントが第2のネットワークエレメントへ送信するサービスオペレーションは、NFネットワークエレメントの機能公開サブスクリプション通知(Nnf_EventExposure_Notify)である。例えば、NFネットワークエレメントがAMFネットワークエレメントである場合、Nnf_EventExposure_SubscribeはNamf_EventExposure_Subscribeであり、Nnf_EventExposure_NotifyはNamf_EventExposure_Notifyである。
少なくとも1つのネットワークエレメントがアクセスデバイスおよび端末を含む場合、第2のネットワークエレメントはまず、インジケーション情報をネットワーク管理ネットワークエレメントへ送信することで、ネットワーク管理ネットワークエレメントがQoEデータまたはMDTデータの測定構成ファイルを生成した場合、QoEデータおよびMDTデータを報告することを端末およびアクセスデバイスに示すようネットワーク管理ネットワークエレメントに示す必要がある。インジケーション情報は、QoEデータを直ちに報告することを端末およびアクセスデバイスに示すために用いられることを理解されたい。
例2:第1のネットワークエレメントがトリガを実行する。
例2では、任意選択的な実装において、図8に示されるように本願の本実施形態において提供される方法は、以下の段階をさらに含む。
段階107:第1のネットワークエレメントが、少なくとも1つのネットワークスライスに対応する少なくとも1つのネットワークエレメントへ第2の要求を送信する。
第2の要求は、第4のインジケーション情報を含み、第4のインジケーション情報は、少なくとも1つのネットワークエレメント内にあり、かつ、少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータを第2のネットワークエレメントへ報告することを(少なくとも1つのネットワークエレメントに)示すために用いられる。
第4のインジケーション情報は、少なくとも1つのネットワークエレメント内にあり、かつ、少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータをひとたび少なくとも1つのネットワークエレメントが有すると、少なくとも1つのネットワークエレメント内にあり、かつ、少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータを第2のネットワークエレメントへ報告することを示すために用いられることを理解されたい。
第2の要求は、少なくとも1つのネットワークエレメント内にあり、かつ、少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータを要求するために用いられることを理解されたい。
任意選択的に、第2の要求は、少なくとも1つのネットワークエレメントのうちのあるネットワークエレメントのタイプとフィルタ情報とをさらに含み得る。第2のネットワークエレメントの識別子は、第2のネットワークエレメントを決定するために用いられる。
具体的には、第1のネットワークエレメントは、第1のネットワークスライスが新しく確立されたネットワークスライス、ドライブテストが実行されているネットワークスライスまたはSLAが署名されていないネットワークスライスであることに基づいて、第4のインジケーション情報を決定する。
例えば、少なくとも1つのネットワークエレメントがPCFネットワークエレメントを含む場合、第1のネットワークエレメントがPCFネットワークエレメントへ送信する第2の要求は、Npcf_PolicyAuthorization_Subscribe(PCFネットワークエレメントのポリシー許可サブスクリプション)である。
少なくとも1つのネットワークエレメントがAMFネットワークエレメントまたはSMFネットワークエレメントを含む場合、第1のネットワークエレメントがAMFネットワークエレメントまたはSMFネットワークエレメントへ送信する第2の要求は、AMFネットワークエレメントのNamf_EventExposure_Subscribe(機能公開サブスクリプション)またはSMFネットワークエレメントのNsmf_EventExposure_Subscribe(機能公開サブスクリプション)である。
段階108:少なくとも1つのネットワークエレメントが、第1のネットワークエレメントから第2の要求を受信し、少なくとも1つのネットワークエレメント内にあり、かつ、少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータを第2のネットワークエレメントへ送信する。
具体的には、段階108は、以下の方式で実装され得る。つまり、少なくとも1つのネットワークエレメントは、第1のネットワークエレメントから第2の要求を受信した後、少なくとも1つのネットワークスライスの識別情報に基づいて少なくとも1つのネットワークスライスを決定してよく、次に、少なくとも1つのネットワークスライスのものであり、かつ、少なくとも1つのネットワークエレメント内にある第1のデータを収集してよく、最終的に、第2のネットワークエレメントの識別子に基づいて、第2の応答を第2のネットワークエレメントへ送信してよい。第2の応答は、少なくとも1つのネットワークエレメント内にあり、かつ、少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータを含む。
例えば、少なくとも1つのネットワークエレメントが端末を含むことが、例として用いられる。この場合、第1の要求を受信した後、端末は、端末内にあり、かつ、少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータを第2のネットワークエレメントへ送信し得る。
この場合、段階1031は、具体的には、以下の方式で実装され得る。つまり、第2のネットワークエレメントは、少なくとも1つのネットワークエレメント内にあり、かつ、少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータを少なくとも1つのネットワークエレメントから受信する。
第2のネットワークエレメントは、少なくとも1つのネットワークエレメントから第2の応答を受信して、少なくとも1つのネットワークエレメント内にあり、かつ、少なくとも1つのネットワークエレメントの少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータを第2の応答から取得し得ることを理解されたい。
例2では、第1のネットワークエレメントが第2のネットワークエレメントへ送信する第1の要求が第2のインジケーション情報を保持するかどうかにかかわらず、第1のネットワークエレメントは段階107を実行し得ることを理解されたい。当然ながら、第1の要求が第2のインジケーション情報を保持する場合、段階107および段階108は、省略され得る。
任意選択的に、本願の本実施形態において提供される方法によれば、段階107の前に、本願の本実施形態において提供される方法は、第1のネットワークエレメントが第3の要求を第4のネットワークエレメントへ送信する段階をさらに含み得る。第3の要求は、少なくとも1つのネットワークエレメントのアドレス情報を要求するために用いられ、その結果、第1のネットワークエレメントは、第4のネットワークエレメントから少なくとも1つのネットワークエレメントのアドレスを取得する。
第3の要求は、ネットワークスライスの識別子、ネットワークエリアおよび時間情報という、少なくとも1つのネットワークスライスに対応する情報のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択的な実装において、第1のネットワークエレメントは、第1のネットワークスライスが新しく確立されたネットワークスライス、ドライブテストが実行されているネットワークスライスまたはSLAが署名されていないネットワークスライスであるので、第1のネットワークエレメントは、第1のネットワークスライスへのユーザアクセスを徐々に制御し得る。このように、一態様において、第1のネットワークスライスの品質は、第1のネットワークスライスの品質要件よりも高いことがある。また、少なくとも1つのネットワークスライスのうちの別のネットワークスライスの動作品質に対する、第1のネットワークスライスを追加することの影響が、回避され得る。したがって、第1のネットワークスライスへのユーザアクセスを徐々に制御するために、本願の本実施形態における段階106は、以下の方式1から方式3のいずれか1つで実装され得る。
方式1:第1のネットワークエレメントが、第1のネットワークスライスの品質は第1のネットワークスライスの品質要件よりも高いと判断し、第1のネットワークスライスにアクセスするユーザの数を増やす。
第1のネットワークスライスの品質が第1のネットワークスライスの品質要件よりも高いということは、現在のネットワークが第1のネットワークスライスの品質要件を超え得るということであることを理解されたい。したがって、新しいユーザは、引き続き第1のネットワークスライスに対して許可され得る。
例えば、第1のネットワークエレメントは、ネットワーク管理ネットワークエレメントのインジケーションまたは事業者の構成に基づいて、第1のネットワークスライスの品質要件を決定する。
具体的には、第1のネットワークスライスの品質が第1のネットワークスライスの品質要件よりも高い場合、これは、第1のネットワークスライスに対応するアクセスデバイスが第1のネットワークスライスに割り当てているエアインターフェースリソースが過剰であり、第1のネットワークスライスのSLAステータスが第1の状態(例えば、超過状態または過剰適合(overfitting)状態)と示され得ることを示す。
例えば、第1のネットワークスライスの品質が95%である、つまり、ネットワークが第1のネットワークスライスのSLAを満たし得る度合いが95%であり、かつ、第1のネットワークスライスの品質要件が90%である場合、95%/90%=105.6%>100%なので、これは、第1のネットワークスライスの品質が第1のネットワークスライスの品質要件よりも高いか、または、第1のネットワークスライスのアクセスデバイスが第1のネットワークスライスに割り当てているエアインターフェースリソースが過剰であることを示し、SLA過剰適合状態として記録される。
第1のネットワークスライスの品質が第1のネットワークスライスの品質要件よりも高い場合でも、第1のネットワークスライスにアクセスしたユーザの第1の最大数が、第1のネットワークスライスにアクセスする必要があるユーザの第2の最大数よりも大きいかまたはそれに等しいということは可能であり、または、第1のネットワークスライスにアクセスしたユーザの第1の最大数が、第1のネットワークスライスにアクセスする必要があるユーザの第2の最大数よりも少ないということも可能である。したがって、方式1は、具体的には、以下の方式で実装され得る。
第1のネットワークエレメントが、第1のネットワークスライスの品質は第1のネットワークスライスの品質要件よりも高く、かつ、第1のネットワークスライス内のユーザの第1の最大数はユーザの第2の最大数よりも少ないと判断した場合、第1のネットワークエレメントは、第1のネットワークスライスにアクセスするユーザを増やす。
第1のネットワークスライスのサービス品質を保証するために、第1のネットワークスライスにアクセスするユーザを増やす場合、第1のネットワークエレメントは、第1のネットワークスライスに最終的に登録されるユーザの第1の最大数がユーザの第2の最大数に等しくなるよう制御し得ることを理解されたい。
例えば、第1のネットワークエレメントが、第1のネットワークスライスの品質要件に対する第1のネットワークスライスの品質の割合は120%であると判断した場合、テナントは、第1のネットワークスライス内のユーザの第2の最大数が1000万であることを必要とするが、第1のネットワークスライス内のユーザの現在の第1の最大数は100万であり、これは、アクセスデバイスが過剰なエアインターフェースリソースを第1のネットワークスライスに割り当てていることを示す。したがって、より多くのユーザが第1のネットワークスライスにアクセスできる。
方式2:第1のネットワークエレメントが、第1のネットワークスライスの品質は第1のネットワークスライスの品質要件よりも低いと判断し、第1のネットワークスライスにアクセスするユーザの数を減らす。
第1のネットワークスライスの品質が第1のネットワークスライスの品質要件よりも低いこと、つまり、現在のネットワークが第1のネットワークスライスの品質要件を満たしていないことを理解されたい。したがって、第1のネットワークスライスへのアクセスを許可されるユーザを減らす必要がある。
具体的には、第1のネットワークスライスの品質が第1のネットワークスライスの品質要件よりも低い場合、これは、第1のネットワークスライスに対応するアクセスデバイスが第1のネットワークスライスに割り当てているエアインターフェースリソースが不十分であり、第1のネットワークスライスのSLAステータスが第2の状態(例えば、過少適合(underfitting)状態)として記録され得ることを示す。
具体的には、ネットワークが第1のネットワークスライスのSLAを満たし得る度合いが80%である場合、第1のネットワークスライスの品質要件は90%である。80%/90%=88.9%なので、これは、アクセスデバイスが第1のネットワークスライスに割り当てているエアインターフェースリソースが不十分であり、第1のネットワークスライスがスライスSLA過少適合状態として記録されることを意味する。
第1のネットワークスライスの品質が第1のネットワークスライスの品質要件よりも低い場合でも、第1のネットワークスライス内のユーザの第1の最大数がユーザの第2の最大数よりも少ないかまたはそれに等しいということ、または、第1のネットワークスライス内のユーザの第1の最大数がユーザの第2の最大数よりも大きいということは可能である。したがって、方式2は、具体的には、以下の方式で実装され得る。
第1のネットワークエレメントが、第1のネットワークスライスの品質は第1のネットワークスライスの品質要件よりも低いと判断した場合において、第1のネットワークエレメントが、第1のネットワークスライス内のユーザの第1の最大数はユーザの第2の最大数よりも大きいと判断したときは、第1のネットワークエレメントは、第1のネットワークスライスにアクセスするユーザを減らす。第1のネットワークエレメントが、第1のネットワークスライス内のユーザの第1の最大数はユーザの第2の最大数よりも少ないかまたはそれに等しいと判断した場合、第1のネットワークエレメントは、第1のネットワークスライスに現在アクセスしているユーザの数を不変のままで維持する。
第1のネットワークエレメントは、第1のネットワークスライスにアクセスするユーザの低減した数がユーザの第2の最大数よりも少ないかまたはそれに等しくなることを可能にし得ることを理解されたい。
方式3:第1のネットワークエレメントが、第1のネットワークスライスの品質は第1のネットワークスライスの品質要件に等しいと判断し、第1のネットワークスライスにアクセスするユーザの数を不変のままで維持する。
本願の本実施形態において、ネットワークスライスの品質がネットワークスライスの品質要件に等しいことは、ネットワークスライスの品質ネットワークスライスの品質要件に完全に等しいか、または、ネットワークスライスの品質とネットワークスライスの品質要件との間のエラーが予め設定された範囲に含まれていることを示す。予め設定された範囲は、要件に基づいて設定され得る。これは、本願の本実施形態において限定されない。
結論として、少なくとも1つのネットワークスライスのうちの別のネットワークスライスの動作品質に対する影響を回避するために、少なくとも1つのネットワークスライスのうちの第1のネットワークスライスについて、第1のネットワークエレメントは、第1のネットワークスライスへのユーザアクセスを徐々に制御し得る。例えば、第1のネットワークエレメントは、第1のネットワークスライスにアクセスするユーザの数を100万になるよう制御し得る。次に、第1のネットワークスライス内でSLA過剰適合(overfitting)が生じた、つまり、100万人のユーザのサービス体験を完全に満足させることができ、テナント要件を超えている場合、例えば、テナントにより必要とされるサービス1の第2のサービス満足度は90%であるが、第1のネットワークエレメントは、観測を通じて、第1のネットワークスライス内のサービス1の第1のサービス満足度が95%に達していることを見出し、第1のネットワークエレメントは、より多くのユーザが第1のネットワークスライスにアクセスするよう制御してよく、例えば、別の100万人のユーザを第1のネットワークスライスに追加してよい。
本願の本実施形態において、第1のネットワークエレメントがネットワークスライスへのユーザアクセスを制御するプロセスについては、従来技術における説明を参照されたい。ここでは、本願の本実施形態において、詳細を説明しない。
任意選択的に、第1のネットワークエレメントが、第1のネットワークスライスの品質は第1のネットワークスライスの品質要件よりも高いと判断することは、以下のことを含む。つまり、第1のネットワークエレメントが、少なくとも1つのネットワークスライスのうちの任意のネットワークスライスの品質が任意のネットワークスライスの品質要件よりも低いと判断すること、および、第1のネットワークエレメントが、第1のネットワークスライスの品質は第1のネットワークスライスの品質要件よりも高いと判断することである。あるいは、第1のネットワークエレメントが、少なくとも1つのネットワークスライスのうちのN個のネットワークスライスの品質はN個のネットワークスライスの品質要件よりも低いと判断すること、および、第1のネットワークエレメントが、第1のネットワークスライスの品質は第1のネットワークスライスの品質要件よりも高いと判断することである。Nは、よりも大きいかまたは1に等しい整数である。あるいは、第1のネットワークエレメントが、少なくとも1つのネットワークスライスのうちのいくつかのまたは全てのネットワークスライスの品質は予め設定された平均品質よりも低いかまたはそれに等しいと判断した場合には、第1のネットワークエレメントが、第1のネットワークスライスの品質は第1のネットワークスライスの品質要件よりも高いと判断することである。予め設定された平均品質は、第1のネットワークエレメントについて予め構成され得ることを理解されたい。
任意選択的に、第1のネットワークエレメントが、第1のネットワークスライスの品質は第1のネットワークスライスの品質要件よりも高いと判断することは、以下のことを含む。つまり、第1のネットワークエレメントが、第1のネットワークスライスの第1の情報を決定し、第1のネットワークスライスの品質を決定し、さらに、第1のネットワークスライスの品質は第1のネットワークスライスの品質要件よりも高いと判断することである。
前述の2つの方式は、第1のネットワークエレメントが、第1のネットワークスライスの品質は第1のネットワークスライスの品質要件よりも高いと判断する任意選択的な方式を示すことに留意されたい。特定の実装またはアルゴリズムは、第1のネットワークエレメントの内部挙動に属する。これは、本願の本実施形態において限定されない。
例えば、少なくとも1つのネットワークスライスは、NS 1、NS 2およびNS 3を含む。第1のネットワークスライスは、NS 1である。スライス管理制御ネットワークエレメントが、NS 2の品質はNS 2の品質要件よりも低いと判断した場合、スライス管理制御ネットワークエレメントは、NS 1の品質は第1のネットワークスライスの品質要件よりも高いと判断する。
本願の本実施形態において、第1のネットワークエレメントが少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を取得した後、方法は、第1のネットワークエレメントが少なくとも1つのネットワークスライスの品質と品質要件との間の関係を決定する段階をさらに含むことを理解されたい。
少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報が少なくとも1つのネットワークスライスの品質と品質要件との間の関係を含む場合、第1のネットワークエレメントは、第1の情報に基づいて、少なくとも1つのネットワークスライスの品質と品質要件との間の関係を直接決定し得る。
少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報がQoE情報である場合、本願の本実施形態において提供される方法は、第1のネットワークエレメントが、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報に基づいて少なくとも1つのネットワークスライスの品質を決定し、少なくとも1つのネットワークスライスの品質と品質要件とに基づいて少なくとも1つのネットワークスライスの品質と品質要件との間の関係を決定する段階をさらに含み得る。
第1のネットワークエレメント上の少なくとも1つのネットワークスライスのうちの各ネットワークスライスの品質要件は、ネットワークスライスに対応するAFネットワークエレメントからのものであってもよく、ネットワーク管理ネットワークエレメントからのものであってもよく、テナントにより事業者を通じて第1のネットワークエレメントに関して手動で構成されてもよいことを理解されたい。
例えば、1つのネットワークスライスは1つのサービスのみを有し、テナントは、そのサービス体験(つまり、サービスMOS)が4.0よりも高く、かつ、ユーザサービス満足度が95%よりも高いことを必要とすると仮定する。第1のネットワークエレメントが、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報に基づいて少なくとも1つのネットワークスライスの品質と品質要件との間の関係を決定することについて、以下の2つの事例は、以下の方式で実装され得る。
第1の事例において、第1のネットワークエレメントは、ネットワークはネットワークスライスの品質要件を120%満たし得る、つまり、ネットワークスライスの第1の情報におけるサービスMOSは4.8であり、ユーザサービス満足度98%が取得されると判断する。この事例では、ネットワークスライスに対応するスライス品質は、ネットワークスライスの品質要件により必要とされるスライス品質よりも高く、これは、過剰適合(Overfitting)と称され得る。
第2の事例において、第1のネットワークエレメントは、ネットワークはネットワークスライスの品質要件を80%満たし得る、つまり、ネットワークスライスの第1の情報におけるサービスMOSは3.2であり、ユーザサービス満足度76%が取得されると判断する。この事例では、ネットワークスライスに対応するスライス品質は、ネットワークスライスの品質要件により必要とされるスライス品質よりも低く、これは、過少適合(Underfitting)と称され得る。
まず、前述の実施形態は、ネットワークスライスの品質と品質要件との間の関係を決定する方法のうちの1つに過ぎないことに留意されたい。特定のより複雑なシナリオでは、例えば、複数のネットワークスライス内に複数のサービスが存在する場合には、より複雑なアルゴリズムが設計される必要があり、例えば、2つのベクトル間の挟角または余弦値、すなわち、ネットワークスライスの(平均サービス体験およびユーザ満足度)およびネットワークスライスの(平均サービス体験要件およびユーザ満足度要件)を比較することにより、ネットワークスライスの品質と品質要件との間の対応関係が取得される。しかしながら、これらは、データ分析ネットワークエレメントの内部製品により実装される。次に、実際のオペレーションプロセスでは、新しいネットワークスライス、またはスライスSLAが署名されていないスライスの導入は、既存のネットワークスライスの動作品質に影響を及ぼし得る。したがって、ネットワークスライスの品質インジケーション情報が決定された場合、ネットワークスライスの第1の情報は同様に処理され、任意選択的に、別のネットワークスライスの第1の情報がさらに参照される必要がある。
任意選択的に、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報がQoE情報である場合、本願の本実施形態において提供される方法は、第1のネットワークエレメントが要求情報を取得する段階をさらに含む。要求情報は、少なくとも1つのネットワークスライスの品質要件を示すために用いられる。
例えば、要求情報は、少なくとも1つのネットワークスライスの識別情報と、ユーザの第2の最大数と、少なくとも1つのサービスのサービス要件情報とのうちの少なくとも1つを含み得る。サービス要件情報は、ネットワークにより満足され得るサービスについての、テナントにより必要とされる要件を示すために用いられる。
ユーザの第2の最大数は、ネットワークスライスに登録される必要があるユーザの最大数、例えば1000万を示す。
任意選択的に、要求情報は、エリア情報および時間情報のうちの少なくとも一方をさらに含み得る。また、要求情報は、帯域幅要件および遅延要件等をさらに含み得る。
例えば、AFネットワークエレメントは、PCFネットワークエレメントを通じて要求情報を第1のネットワークエレメントへ送信する。言い換えると、第1のネットワークエレメントは、PCFネットワークエレメントを通じて、テナントにより管理および制御されるAFネットワークエレメントから要求情報を取得する。あるいは、要求情報は、事業者により第1のネットワークエレメントに関して構成され得る。あるいは、要求情報は、ネットワーク管理ネットワークエレメントにより第1のネットワークエレメントへ送信され得る。
任意選択的に、AFネットワークエレメントは、テナント(例えば、ネットワークスライステナント)により管理および制御され得る。
例えば、サービス要件情報は、アプリケーションID、ユーザの第2の最大数(アプリケーションについての必要最大ユーザ)、第2の平均サービス体験(必要平均サービスMOS)、第2のサービス体験範囲情報(要求サービスMOS範囲)および第2のサービス満足度(UEの体験のどれだけの割合が満足されるはずか)のうちの少なくとも1つを含む。
本願の本実施形態において、サービス要件情報における要素は、以下の機能を有する。例えば、ユーザの第2の最大数は、あるサービスにおけるユーザの最大数、つまり、あるサービスを利用するユーザの総数、つまり、ネットワークにより満足され得るサービスについての、テナントにより必要とされるユーザの最大数、例えば10000を示す。サービス識別子は、スライス内のサービスを識別するために用いられる。第2の平均サービス体験は、ネットワークにより満足され得るサービスについての、テナントにより必要とされる平均サービス体験である。第2のサービス体験範囲情報は、サービスのサービス体験要件、つまり、ネットワークにより満足され得るサービスについての、テナントにより必要とされるサービス体験範囲を示すために用いられる。第2のサービス満足度は、ネットワークにより満足され得るサービスについての、テナントにより必要とされるユーザ満足度、つまり、テナントにより必要とされる、サービスのユーザの数においてサービス体験要件が満たされているユーザの数の割合である。
例えば、ネットワークスライス内のサービスは、音声サービスであってよく、第2のMOSの範囲は、[0.0,5.0]である。例えば、音声サービス体験要件は、第2のMOSが3.0以上かつ5.0以下である、つまり、MOS=3.0が音声サービス体験を満たすための最小要件である場合にのみ、満たされ得る。MOSが3.0以上であることが満たされた場合、MOSは、4.0、4.5または5.0等であってよく、良好な体験の度合いに基づいて、漸進的に上げられる。高いMOS値は、音声サービスに対応するQoSパラメータに関するより厳しい要件と、ネットワークスライスの品質に関するより高い要件とを示す。最終的な分析では、ネットワークリソースに関する要件はより高い。これは、ネットワークスライスのリソースに関する要件がより高いとも理解され得る。
第2のサービス満足度は、サービスのテナントにより必要とされる、サービスのユーザの総数において第2のサービス体験範囲情報が満たされているユーザの数の割合を示す。
任意選択的に、当該割合は、第1の閾値であり、つまり、テナントにより必要とされる、サービスにおけるサービスの総数において第2のサービス体験範囲情報が満たされているサービスの数の割合は、第1の閾値よりも大きいかまたはそれに等しい。第1の閾値は、本願の本実施形態において限定されない。
例えば、テナントは通常、サービス満足度要件を事業者へ提起する。例えば、音声サービスの場合、サービスの総数においてMOSが3.0よりも大きいかまたはそれに等しいサービスの数の割合が95%よりも大きいかまたはそれに等しことが必要とされる。
段階106において、第1のネットワークスライスの品質は第1のネットワークスライスの品質要件を満たすことを理解されたい。また、少なくとも1つのネットワークスライスのうちの別のネットワークスライスの品質が別のネットワークスライスの品質要件を満たすことが保証され得る。
前述の実施形態では、第1のネットワークエレメントが少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報に基づいて第1のネットワークスライスへのユーザアクセスを制御するプロセスを主に説明した。実際のプロセスでは、少なくとも1つのネットワークスライスのうちの第1のネットワークスライスが存在する場合、別のネットワークスライスの動作品質は、影響を受け得る。この場合、第1のネットワークエレメントはさらに、別のネットワークスライスへのユーザアクセスを制御し得る。例えば、いくつかの任意選択的な実施形態において、図8に示されるように、本願の本実施形態において提供される方法は、以下の段階をさらに含む。
段階109:第1のネットワークエレメントが、少なくとも1つのネットワークスライスの品質と品質要件との間の関係に基づいて、少なくとも1つのネットワークスライスのうちの第1のネットワークスライスとは異なる別のネットワークスライスへのユーザアクセスを制御する。
段階109の特定の実装については、段階106の特定の実装を参照すること、つまり、段階106または段階106の様々な可能な実装における第1のネットワークスライスは、別のネットワークスライスと置き換えられ得ることを理解されたい。ここでは詳細を再び説明しない。
他のネットワークスライスの数が0である場合、段階109は省略され得ることを理解されたい。言い換えると、段階109を実装するための前提条件は、第1のネットワークエレメントが少なくとも2つのネットワークスライスの第1の情報を有することである。少なくとも2つのネットワークスライスは、第1のネットワークスライスを含む。
いくつかの任意選択的な実施形態において、図9に示されるように、段階101の前に、本願の本実施形態において提供される方法は、以下の段階をさらに含む。
段階110:第1のネットワークエレメントが、第1のネットワークスライスは新しく確立されたネットワークスライス、ドライブテストが実行されているネットワークスライスまたはSLAが署名されていないネットワークスライスであると判断する。
第1のネットワークエレメントは少なくとも1つのネットワークスライスを管理することを理解されたい。第1のネットワークエレメントが、少なくとも1つのネットワークスライスのうちの第1のネットワークスライスが存在しており、かつ、第1のネットワークスライスは、新しく確立されたネットワークスライス、ドライブテストが実行されているネットワークスライスまたはSLAが署名されていないネットワークスライスであると判断した場合、段階101が実行される。
任意選択的に、段階110の前に、本願の本実施形態において提供される方法は、第1のネットワークエレメントが、第3のインジケーション情報を含む通知メッセージを第3のネットワークエレメントから受信する段階をさらに含み得る。
第3のインジケーション情報は、第1のネットワークスライスが、新しく確立されたネットワークスライスであるか、ドライブテストが実行されているネットワークスライスであるか、またはSLAが署名されていないネットワークスライスであることを示すために用いられる。このように、第1のネットワークエレメントは、第3のインジケーション情報に基づいて、第1のネットワークスライスは新しく確立されたネットワークスライス、ドライブテストが実行されているネットワークスライスまたはSLAが署名されていないネットワークスライスであると判断する。
第3のネットワークエレメントがネットワーク管理ネットワークエレメントである場合において、第3のネットワークエレメントが第1のネットワークスライスを確立したときは、第3のネットワークエレメントは、通知メッセージを第1のネットワークエレメントへ送信することを理解されたい。また、第3のインジケーション情報に加え、通知メッセージは、第1のネットワークスライスの識別情報、第1のネットワークスライスのネットワークエリアおよび第1のネットワークスライスへのアクセスをネットワーク管理ネットワークエレメントにより許可されるユーザの最大数という情報のうちの少なくとも1つをさらに含み得る。
例えば、図1に示される通信システムが、図2または図3に示される5Gネットワーク内で用いられる例が、用いられる。第1のネットワークエレメントがNSSFネットワークエレメントであり、第2のネットワークエレメントがNWDAFネットワークエレメントであり、第3のネットワークエレメントがOAMネットワークエレメントである例が用いられる。少なくとも1つのネットワークエレメントがPCFネットワークエレメント、SMFネットワークエレメント、AFネットワークエレメントおよびOAMネットワークエレメントを含む例が用いられる。図10は、本願の実施形態によるユーザアクセス制御方法および情報送信方法の特定の実装を示す。方法は、以下の段階を含む。
段階201:OAMネットワークエレメントが第1のネットワークスライスを確立する。
OAMネットワークエレメントが第1のネットワークエリア内に第1のネットワークスライスを確立すること、および、OAMネットワークエレメントが第1のネットワークエリア内に第1のネットワークスライスを確立した場合、第1のネットワークエリアは別のネットワークスライスをさらに有することを理解されたい。
OAMネットワークエレメントは、第1のネットワークスライスを確立した後、ユーザに対する第1のネットワークスライスへのアクセスの許可を開始する。
段階202:OAMネットワークエレメントが通知メッセージをNSSFネットワークエレメントへ送信する。
通知メッセージは、識別情報、第3のインジケーション情報、ネットワークエリア、第1のネットワークスライスへのアクセスをOAMネットワークエレメントにより許可されるユーザの最大数という、第1のネットワークスライスについての情報のうちの少なくとも1つを含み得る。
段階203:NSSFネットワークエレメントが、通知メッセージ内の第3のインジケーション情報に基づいて、第1のネットワークスライスは新しく確立されたネットワークスライスであると判断し、第1のネットワークスライスへのユーザアクセスを制御することを決定する。
具体的には、NSSFネットワークエレメントは、第1のネットワークスライスへのアクセスをOAMネットワークエレメントにより許可されるユーザの最大数に基づいて、第1のネットワークスライスにアクセスするユーザを徐々に増やし得る。例えば、OAMネットワークエレメントが100万人のユーザに許可した場合、NSSFネットワークエレメントはまず、10万人のユーザを第1のネットワークスライスに追加し得る。
段階204:NSSFネットワークエレメントがNWDAFネットワークエレメントの機能公開サブスクリプションサービスオペレーション(Nnwdaf_EventsSubscription_Subscribe)をNWDAFネットワークエレメントへ送信し、その結果、NWDAFネットワークエレメントがNnwdaf_EventsSubscription_Subscribeを受信する。
段階204におけるNnwdaf_EventsSubscription_Subscribeは、前述の実施形態における第1の要求である。
Nnwdaf_EventsSubscription_Subscribeは、スライスドライブ試験インジケータ(slice drive test indicator information)およびイベント報告情報(event reporting information)を保持する。
スライスドライブ試験インジケータは、前述の実施形態における第2のインジケーション情報であることを理解されたい。イベント報告情報は、前述の実施形態における第1のインジケーション情報である。イベント報告情報は即時報告フラグ(Immediate reporting flag)であることが理解され得る。
段階205:NWDAFネットワークエレメントが機能公開サブスクリプションサービスオペレーション(Nnf_EventExposure_Subscribe)を少なくとも1つのネットワークエレメントへ送信し、その結果、少なくとも1つのネットワークエレメントのうちの任意のネットワークエレメントがNnf_EventExposure_Subscribeを受信する。
Nnf_EventExposure_Subscribeは、識別情報、ネットワークエリア、時間情報および第5のインジケーション情報という、少なくとも1つのネットワークスライスについての情報のうちの少なくとも1つを保持する。
段階205におけるNnf_EventExposure_Subscribeは、前述の実施形態における第4の要求であることを理解されたい。
段階205において、NWDAFネットワークエレメントは、第2のインジケーション情報に基づいて、少なくとも1つのネットワークエレメントがNnf_EventExposure_Subscribeを送信する必要があると判断することを理解されたい。
段階206:少なくとも1つのネットワークエレメントが機能公開通知サービスオペレーション(Nnf_EventExposure_Notify)をNWDAFネットワークエレメントへ送信し、その結果、NWDAFネットワークエレメントがNnf_EventExposure_Notifyを受信する。
Nnf_EventExposure_Notifyは、前述の実施形態における第4の応答であり、Nnf_EventExposure_Notifyは、第1のデータを保持する。
段階207:NWDAFネットワークエレメントが、第1のデータに基づいて、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を取得する。
具体的なプロセスについては、前述の実施形態における説明を参照されたい。ここでは詳細を再び説明しない。
段階208:NWDAFネットワークエレメントが、第1の情報を保持する第1の応答をNSSFネットワークエレメントへ送信する。
段階209:第1の情報に基づいて、NSSFネットワークエレメントが、第1のネットワークスライスの品質は第1のネットワークスライスの品質要件よりも高いと判断した場合、第1のネットワークエレメントは、第1のネットワークスライスにアクセスするユーザの数を増やし、または、NSSFネットワークエレメントが、第1のネットワークスライスの品質は第1のネットワークスライスの品質要件よりも低いと判断した場合、第1のネットワークエレメントは、第1のネットワークスライスにアクセスするユーザの数を減らし、または、NSSFネットワークエレメントが、第1のネットワークスライスの品質は第1のネットワークスライスの品質要件に等しいと判断した場合、第1のネットワークエレメントは、第1のネットワークスライスにアクセスするユーザの数を維持する。
図11は、別のユーザアクセス制御方法および情報送信方法の特定の実装を提供する。方法は、以下の段階を含む。
段階301から段階303は、図10における段階201から段階203と同じである。詳細については、段階201から段階203における説明を参照されたい。ここでは詳細を再び説明しない。
段階304と段階204との間の違いは、図11では、Nnwdaf_EventsSubscription_Subscribeがイベント報告情報を保持するという点にある。
段階305:NSSFネットワークエレメントが機能公開サブスクリプションサービスオペレーション(Nnf_EventExposure_Subscribe)を少なくとも1つのネットワークエレメントへ送信し、その結果、少なくとも1つのネットワークエレメントのうちの各ネットワークエレメントがNnf_EventExposure_Subscribeを受信できる。
ここでのNnf_EventExposure_Subscribeは、前述の実施形態における第2の要求である。Nnf_EventExposure_Subscribeは、第4のインジケーション情報を保持する。
少なくとも1つのネットワークエレメントがPCFネットワークエレメントを含む場合、Nnf_EventExposure_SubscribeはNpcf_PolicyAuthorization_Subscribeであることを理解されたい。少なくとも1つのネットワークエレメントがAMFネットワークエレメントまたはSMFネットワークエレメントを含む場合、Nnf_EventExposure_SubscribeはNnf_EventExposure_Subscribeである。
段階306から段階309は、図10における段階206から段階209と同じである。詳細については、段階206から段階209における説明を参照されたい。ここでは詳細を再び説明しない。
図12は、別のユーザアクセス制御方法および情報送信方法の特定の実装を示す。方法は、以下の段階を含む。
段階401、段階403および段階404は、図11における段階301、段階303および段階304と同じである。詳細については、段階301、段階303および段階304における説明を参照されたい。ここでは詳細を再び説明しない。
また、段階402と段階302との間の違いは、段階402では、OAMネットワークエレメントが通知メッセージをNSSFネットワークエレメントおよびNWDAFネットワークエレメントへ送信するという点にある。
段階405から段階409は、図10における段階201から段階209と同じである。詳細については、段階201から段階209における説明を参照されたい。ここでは詳細を再び説明しない。
図12に示される実施形態において、NWDAFネットワークエレメントは、OAMネットワークエレメントからの第3のインジケーション情報に基づいて段階405を実行することを決定して、少なくとも1つのネットワークエレメントからのフローレベルサービスデータおよびネットワークデータをサブスクライブすることを理解されたい。
上記は主に、本願の実施形態における解決手段をネットワークエレメント間のインタラクションの観点から説明している。前述の機能を実装するために、ユーザアクセス制御装置(例えば、第1のネットワークエレメント)および情報送信装置(例えば、第2のネットワークエレメント)などの各ネットワークエレメントは、各機能を実行するための対応するハードウェア構造および/またはソフトウェアモジュールを含むことが理解され得る。当業者であれば、本明細書で開示される実施形態において説明される例におけるユニットおよびアルゴリズム段階との組み合わせで、本願がハードウェアまたはハードウェアとコンピュータソフトウェアとの組み合わせにより実装され得ることを容易に認識するはずである。機能がハードウェアによって実行されるか、コンピュータソフトウェアにより駆動されるハードウェアによって実行されるかは、技術的解決手段の特定の用途および設計上の制約条件によって決まる。当業者であれば、異なる方法を用いて、説明された機能を特定の用途毎に実装し得るが、当該実装が本願の範囲を超えるとみなされるべきではない。
本願の実施形態において、機能ユニットの分割は、前述の方法の例に基づいて、ユーザアクセス制御装置および情報送信装置に対して実行され得る。例えば、各機能ユニットが、対応する機能に基づく分割を通じて取得されてもよく、2つまたはそれよりも多くの機能が、1つのユニットへ統合されてもよい。統合されたユニットは、ハードウェアの形態で実装されてもよく、ソフトウェア機能ユニットの形態で実装されてもよい。本願の実施形態において、ユニットへの分割は、例であり、論理的な機能分割に過ぎないことに留意されたい。実際の実装中、別の分割方式が用いられ得る。
機能モジュールが機能に基づく分割を通じて取得される例が、以下で説明のために用いられる。
統合されたユニットが用いられる場合、図13は、前述の実施形態におけるユーザアクセス制御装置の可能な概略構造図である。ユーザアクセス制御装置は、第1のネットワークエレメントであってもよく、第1のネットワークエレメント内で用いられるチップであってもよい。ユーザアクセス制御装置は、送信ユニット101、受信ユニット102および処理ユニット103を含む。
送信ユニット101は、前述の実施形態における段階101の実行においてユーザアクセス制御装置をサポートするように構成される。
受信ユニット102は、前述の実施形態における段階105の実行においてユーザアクセス制御装置をサポートするように構成される。
処理ユニット103は、前述の実施形態における段階106の実行においてユーザアクセス制御装置をサポートするように構成される。
任意選択的に、送信ユニット101はさらに、前述の実施形態における段階107の実行においてユーザアクセス制御装置をサポートするように構成される。
任意選択的に、処理ユニット103はさらに、前述の実施形態における段階109および段階110の実行においてユーザアクセス制御装置をサポートするように構成される。
統合されたユニットが用いられる場合、図14は、前述の実施形態におけるユーザアクセス制御装置の論理構造の可能な概略図である。ユーザアクセス制御装置は、第1のネットワークエレメント、または第1のネットワークエレメント内で用いられるチップであってよい。ユーザアクセス制御装置は、処理モジュール112および通信モジュール113を含む。処理モジュール112は、ユーザアクセス制御装置の動作を制御および管理するように構成される。例えば、処理モジュール112は、ユーザアクセス制御装置内の情報/データを処理する段階を実行するように構成される。通信モジュール113は、情報/データを送信または受信する段階の実行においてユーザアクセス制御装置をサポートするように構成される。
任意選択的に、ユーザアクセス制御装置は、ユーザアクセス制御装置のプログラムコードおよびデータを格納するように構成された記憶モジュール111をさらに含み得る。
例えば、通信モジュール113は、前述の実施形態における段階101および段階105の実行においてユーザアクセス制御装置をサポートするように構成される。処理モジュール112は、前述の実施形態における段階106の実行においてユーザアクセス制御装置をサポートするように構成される。
任意選択的に、処理モジュール112はさらに、前述の実施形態における段階109および段階110の実行においてユーザアクセス制御装置をサポートするように構成される。
任意選択的に、通信モジュール113はさらに、前述の実施形態における段階107の実行においてユーザアクセス制御装置をサポートするように構成される。
処理モジュール112は、プロセッサまたはコントローラであってよく、例えば、中央処理装置、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイもしくは別のプログラマブルロジックデバイス、トランジスタロジックデバイス、ハードウェアコンポーネント、またはそれらの任意の組み合わせであってよい。処理モジュール112は、本発明において開示される内容を参照して説明される様々な例示的な論理ブロック、モジュールおよび回路を実装または実行し得る。あるいは、プロセッサは、計算機能を実装したプロセッサの組み合わせ、例えば、1つまたは複数のマイクロプロセッサの組み合わせ、またはデジタル信号プロセッサとマイクロプロセッサとの組み合わせであってよい。通信モジュール113は、トランシーバ、トランシーバ回路または通信インタフェース等であってよい。記憶モジュール111は、メモリであってよい。
処理モジュール112がプロセッサ41またはプロセッサ45である場合、通信モジュール113は、通信インタフェース43またはトランシーバであり、記憶モジュール111は、メモリ42であり、本願におけるユーザアクセス制御装置は、図4に示されるデバイスであってよい。
メモリ42と、プロセッサ41またはプロセッサ45と、通信インタフェース43とは、通信回線44を用いることにより、互いに接続される。例えば、図4に示されるデバイスがユーザアクセス制御装置である場合、通信インタフェース43は、前述の実施形態における段階101および段階105の実行においてユーザアクセス制御装置をサポートするように構成される。プロセッサ41またはプロセッサ45は、前述の実施形態における段階106の実行においてユーザアクセス制御装置をサポートするように構成される。任意選択的に、プロセッサ41またはプロセッサ45はさらに、前述の実施形態における段階109および段階110の実行においてユーザアクセス制御装置をサポートするように構成される。
任意選択的に、通信インタフェース43はさらに、前述の実施形態における段階107お実行においてユーザアクセス制御装置をサポートするように構成される。
統合されたユニットが用いられる場合、図15は、前述の実施形態における情報送信装置の可能な概略構造図である。情報送信装置は、第2のネットワークエレメントであってもよく、第2のネットワークエレメント内で用いられるチップであってもよい。情報送信装置は、受信ユニット201、処理ユニット202および送信ユニット203を含む。
受信ユニット201は、前述の実施形態における段階102の実行において情報送信装置をサポートするように構成される。処理ユニット202は、前述の実施形態における段階103の実行において情報送信装置をサポートするように構成される。送信ユニット203は、前述の実施形態における段階104の実行において情報送信装置をサポートするように構成される。
任意選択的に、処理ユニット202は、前述の実施形態における段階1031および段階1032の実行において情報送信装置をサポートするように構成される。
送信ユニット203はさらに、前述の実施形態における段階1030の実行において情報送信装置をサポートするように構成される。
統合されたユニットが用いられる場合、図16は、前述の実施形態に含まれる情報送信装置の可能な論理構造の概略図である。情報送信装置は、第2のネットワークエレメントであってもよく、第2のネットワークエレメント内で用いられるチップであってもよい。情報送信装置は、処理モジュール212および通信モジュール213を含む。処理モジュール212は、情報送信装置の動作を制御および管理するように構成される。例えば、処理モジュール212は、情報送信装置内の情報/データを処理する段階を実行するように構成される。通信モジュール213は、情報/データを送信または受信する段階の実行において情報送信装置をサポートするように構成される。
任意選択的に、情報送信装置は、情報送信装置のプログラムコードおよびデータを格納するように構成された記憶モジュール211をさらに含み得る。
通信モジュール213は、前述の実施形態における段階102および段階104の実行において情報送信装置をサポートするように構成される。処理モジュール212は、前述の実施形態における段階104の実行において情報送信装置をサポートするように構成される。
任意選択的に、処理モジュール212はさらに、前述の実施形態における段階1031および段階1032の実行において情報送信装置をサポートするように構成される。
通信モジュール213はさらに、前述の実施形態における段階1030の実行において情報送信装置をサポートするように構成される。
処理モジュール212は、プロセッサまたはコントローラであってよく、例えば、中央処理装置、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイもしくは別のプログラマブルロジックデバイス、トランジスタロジックデバイス、ハードウェアコンポーネント、またはそれらの任意の組み合わせであってよい。処理モジュール212は、本発明において開示される内容を参照して説明される様々な例示的な論理ブロック、モジュールおよび回路を実装または実行し得る。あるいは、プロセッサは、計算機能を実装したプロセッサの組み合わせ、例えば、1つまたは複数のマイクロプロセッサの組み合わせ、またはデジタル信号プロセッサとマイクロプロセッサとの組み合わせであってよい。通信モジュール213は、トランシーバ、トランシーバ回路または通信インタフェース等であってよい。記憶モジュール211は、メモリであってよい。
処理モジュール212がプロセッサ41またはプロセッサ45である場合、通信モジュール213は、通信インタフェース43またはトランシーバであり、記憶モジュール211は、メモリ42であり、本願における情報送信装置、図4に示されるデバイスであってよい。
メモリ42と、プロセッサ41またはプロセッサ45と、通信インタフェース43とは、通信回線44を用いることにより、互いに接続される。例えば、図4に示されるデバイスが情報送信装置である場合、通信インタフェース43は、前述の実施形態における段階102および段階104の実行において情報送信装置をサポートするように構成される。プロセッサ41またはプロセッサ45は、前述の実施形態における段階104の実行において情報送信装置をサポートするように構成される。
任意選択的に、プロセッサ41またはプロセッサ45はさらに、前述の実施形態における段階1031の実行において情報送信装置をサポートするように構成される。
通信インタフェース43はさらに、前述の実施形態における段階1030の実行において情報送信装置をサポートするように構成される。
図17は、本発明の実施形態によるチップ150の概略構造図である。チップ150は、1つまたは複数(2つを含む)のプロセッサ1510および通信インタフェース1530を含む。
任意選択的に、チップ150は、メモリ1540をさらに含む。メモリ1540は、リードオンリメモリおよびランダムアクセスメモリを含んでよく、オペレーション命令およびデータをプロセッサ1510のために提供してよい。メモリ1540の一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリ(non-volatile random access memory, NVRAM)をさらに含み得る。
いくつかの実装において、メモリ1540は、実行可能モジュールもしくはデータ構造またはそれらのサブセットまたはそれらの拡張セットというエレメントを格納する。
本発明の本実施形態において、対応するオペレーションが、メモリ1540に格納されたオペレーション命令を呼び出すことにより実行される(オペレーション命令は、オペレーティングシステムに格納され得る)。
可能な実装において、ユーザアクセス制御装置および情報送信装置内で用いられるチップの構造は同様であり、異なる装置が異なるチップを用いて、それぞれの機能を実装し得る。
プロセッサ1510は、ユーザアクセス制御装置および情報送信装置のオペレーションを制御する。プロセッサ1510は、中央処理装置(central processing unit, CPU)とも称され得る。メモリ1540は、リードオンリメモリおよびランダムアクセスメモリを含んでよく、命令およびデータをプロセッサ1510のために提供してよい。メモリ1540の一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリ(non-volatile random access memory, NVRAM)をさらに含み得る。例えば、アプリケーション、メモリ1540、通信インタフェース1530およびメモリ1540は、バスシステム1520を用いることにより、共に連結される。バスシステム1520は、データバスに加え、電力バス、制御バスおよびステータス信号バス等を含み得る。しかしながら、明確な説明のために、図17では、様々なバスがバスシステム1520として示されている。
送信ユニットおよび受信ユニットは、当該装置のインタフェース回路または通信インタフェースであってよく、別の装置から信号を受信するように構成される。例えば、当該装置がチップ方式で実装される場合、送信ユニットおよび受信ユニットは、別のチップまたは別の装置からの信号の受信または信号の送信のためにチップにより用いられるインタフェース回路または通信インタフェースである。
本発明の前述の実施形態において開示された方法は、プロセッサ1510に適用されてもよく、プロセッサ1510により実装されてもよい。プロセッサ1510は、集積回路チップであってよく、信号処理機能を有する。実装プロセスにおいて、前述の方法における段階は、プロセッサ1510内のハードウェア集積論理回路を用いることにより、またはソフトウェアの形態の命令を用いることにより、実装され得る。プロセッサ1510は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(digital signal processing, DSP)、特定用途向け集積回路(application-specific integrated circuit, ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field-programmable gate array, FPGA)もしくは別のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタロジックデバイスまたはディスクリートハードウェアコンポーネントであってよい。プロセッサ1510は、本発明の実施形態において開示される方法、段階および論理ブロック図を実装または実行し得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよく、当該プロセッサは、任意の従来のプロセッサ等であってもよい。本発明の実施形態を参照して開示された方法の段階は、ハードウェア復号プロセッサにより直接実行されてもよく、復号プロセッサ内のハードウェアとソフトウェアモジュールとの組み合わせを用いることにより実行されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、リードオンリメモリ、プログラマブルリードオンリメモリ、電気的消去可能プログラマブルメモリまたはレジスタなど、当技術分野における成熟した記憶媒体に配置されてよい。記憶媒体は、メモリ1540に配置され、プロセッサ1510は、メモリ1540内の情報を読み取り、プロセッサ1510のハードウェアとの組み合わせで、前述の方法における段階を完了する。
可能な実装において、通信インタフェース1530は、図5から図9に示される実施形態における第1のネットワークエレメントおよび第2のネットワークエレメントの受信段階および送信段階を実行するように構成される。プロセッサ1510は、図5から図9に示される実施形態における第1のネットワークエレメントおよび第2のネットワークエレメントの処理段階を実行するように構成される。
前述の実施形態において、メモリに格納されてプロセッサにより実行される命令は、コンピュータプログラム製品の形態で実装され得る。コンピュータプログラム製品は、メモリへ前もって書き込まれてもよく、ソフトウェアの形態でダウンロードされてメモリにインストールされてもよい。
コンピュータプログラム製品は、1つまたは複数のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令がロードされ、コンピュータ上で実行された場合、本願の実施形態による手順または機能が全てまたは部分的に生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワークまたは他のプログラマブル装置であってよい。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に格納されてもよく、あるコンピュータ可読記憶媒体から別のコンピュータ可読記憶媒体へ伝送されてもよい。例えば、コンピュータ命令は、あるウェブサイト、コンピュータ、サーバまたはデータセンタから別のウェブサイト、コンピュータ、サーバまたはデータセンタへ、有線(例えば、同軸ケーブル、光ファイバまたはデジタル加入者線(DSL))または無線(例えば、赤外線、電波またはマイクロ波)方式で伝送されてよい。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータにより、または、サーバもしくはデータセンタなど、1つまたは複数の使用可能な媒体を統合したデータ記憶デバイスにより格納され得る任意の使用可能な媒体であってよい。使用可能な媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピーディスク、ハードディスクまたは磁気テープ)、光媒体(例えば、DVD)または半導体媒体(例えば、ソリッドステートドライブ(solid state disk, SSD))等であってよい。
一態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体は、命令を格納する。命令が実行された場合、第1のネットワークエレメントまたは第1のネットワークエレメント内で用いられるチップは、実施形態における段階101、段階105、段階106、段階107、段階109および段階110を実行するよう有効化される。
別の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体は、命令を格納し、当該命令が実行された場合、第2のネットワークエレメントまたは第2のネットワークエレメント内で用いられるチップは、実施形態における段階102、段階103、段階1030、段階1031、段階1032および段階104を実行するよう有効化される。
前述の可読記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、リードオンリメモリ、ランダムアクセスメモリ、磁気ディスクまたは光ディスクなど、プログラムコードを格納できる任意の媒体を含み得る。
一態様によれば、命令を含むコンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品は、命令を格納する。命令が実行された場合、第1のネットワークエレメントまたは第1のネットワークエレメント内で用いられるチップは、実施形態における段階101、段階105、段階106、段階107、段階109および段階110を実行するよう有効化される。
別の態様によれば、命令を含むコンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品は、命令を格納する。命令が実行された場合、第2のネットワークエレメントまたは第2のネットワークエレメント内で用いられるチップは、実施形態における段階102、段階103、段階1030、段階1031、段階1032および段階104を実行するよう有効化される。
一態様によれば、チップが提供される。チップは、第1のネットワークエレメント内で用いられる。チップは、少なくとも1つのプロセッサと通信インタフェースとを含む。通信インタフェースは、少なくとも1つのプロセッサに連結される。プロセッサは、命令を実行して、実施形態における段階101、段階105、段階106、段階107、段階109および段階110を実行するように構成される。
別の態様によれば、チップが提供される。チップは、第2のネットワークエレメント内で用いられる。チップは、少なくとも1つのプロセッサと通信インタフェースとを含む。通信インタフェースは、少なくとも1つのプロセッサに連結される。プロセッサは、命令を実行して、実施形態における段階102、段階103、段階1030、段階1031、段階1032および段階104を実行するように構成される。
本願の実施形態は、通信システムを提供する。当該システムは、図13および図14のいずれにおいても説明されたユーザアクセス制御装置と、図15および図16のいずれにおいても説明された情報送信装置とを含む。
通信システム内のユーザアクセス制御装置および情報送信装置により実行される特定の段階については、前述の実施形態における説明を参照することを理解されたい。ここでは詳細を再び説明しない。
前述の実施形態の全てまたはいくつかは、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせを用いることにより実装され得る。実施形態を実装するためにソフトウェアプログラムが用いられる場合、実施形態の全てまたはいくつかが、コンピュータプログラム製品の形態で実装され得る。コンピュータプログラム製品は、1つまたは複数のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令がロードされ、コンピュータ上で実行された場合、本願の実施形態による手順または機能が全てまたは部分的に生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワークまたは他のプログラマブル装置であってよい。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に格納されてもよく、あるコンピュータ可読記憶媒体から別のコンピュータ可読記憶媒体へ伝送されてもよい。例えば、コンピュータ命令は、あるウェブサイト、コンピュータ、サーバまたはデータセンタから別のウェブサイト、コンピュータ、サーバまたはデータセンタへ、有線(例えば、同軸ケーブル、光ファイバまたはデジタル加入者線(digital subscriber line、略して、DSL))または無線(例えば、赤外線、電波またはマイクロ波)方式で伝送されてよい。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータにより、または、サーバもしくはデータセンタなど、1つまたは複数の使用可能な媒体を用いることにより統合され得るデータ記憶デバイスによりアクセス可能である任意の使用可能な媒体であってよい。使用可能な媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピーディスク、ハードディスクまたは磁気テープ)、光媒体(例えば、DVD)または半導体媒体(例えば、ソリッドステートドライブ(略して、solid state disk, SSD))等であってよい。
本願は実施形態を参照して説明されているが、保護を主張する本願を実装するプロセスにおいて、当業者であれば、添付図面、開示された内容および添付の特許請求の範囲を閲覧することにより、開示された実施形態の別の変形形態を理解および実装し得る。特許請求の範囲において、「備える(comprising)」という用語は、別のコンポーネントまたは別の段階を排除せず、「ある(a)」または「1つ(one)」は、複数の意味を排除しない。シングルプロセッサまたは別のユニットは、特許請求の範囲において列挙されるいくつかの機能を実装し得る。互いに異なる従属請求項においていくつかの測定値が記録されているが、これは、大きい効果を生じさせるためにこれらの測定値を組み合わせることができない旨を意味しない。
本願は、本願の特定の特徴および実施形態を参照して説明されているが、本願の範囲から逸脱することなく、様々な修正および組み合わせがそれらに対して行われ得ることは明らかである。それに応じて、本明細書および添付図面は、添付の特許請求の範囲により定義される本願の説明のための例に過ぎず、本願の範囲を包含する修正、変形、組み合わせまたは均等物のいずれかまたは全てとみなされる。当業者であれば、本願の趣旨および範囲から逸脱することなく、本願に対する様々な修正および変更を行い得ることは明らかである。本願は、本願のこれらの修正および変更が、以下の特許請求の範囲およびその均等な技術により定義される保護範囲に含まれる限り、これらの修正および変更を包含するよう意図されている。
[他の可能な項目]
(項目1)
第1のネットワークエレメントが第1の要求を第2のネットワークエレメントへ送信する段階であって、上記第1の要求は、第1のインジケーション情報および第2のインジケーション情報のうちの少なくとも一方を含み、上記第1のインジケーション情報は、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を上記第1のネットワークエレメントへ報告することを示し、上記第2のインジケーション情報は、第1のネットワークスライスが、新しく確立されたネットワークスライス、ドライブテストが実行されているネットワークスライスまたはサービスレベルアグリーメントSLAが署名されていないネットワークスライスであることを示す、送信する段階と、
上記第1のネットワークエレメントが上記第2のネットワークエレメントから第1の応答を受信する段階であって、上記第1の応答は、上記少なくとも1つのネットワークスライスの上記第1の情報を含み、上記少なくとも1つのネットワークスライスの上記第1の情報は、上記少なくとも1つのネットワークスライスの品質と品質要件との間の関係を決定するために用いられる、受信する段階と、
上記第1のネットワークエレメントが上記少なくとも1つのネットワークスライスの上記品質と上記品質要件との間の上記関係に基づいて上記第1のネットワークスライスへのユーザアクセスを制御する段階と
を備える、ユーザアクセス制御方法。
(項目2)
上記少なくとも1つのネットワークスライスは、上記第1のネットワークスライスを含む、項目1に記載の方法。
(項目3)
上記第1のネットワークエレメントが上記少なくとも1つのネットワークスライスの上記品質と上記品質要件との間の上記関係に基づいて上記第1のネットワークスライスへのユーザアクセスを制御する上記段階は、
上記第1のネットワークエレメントが、上記第1のネットワークスライスの品質は上記第1のネットワークスライスの品質要件よりも高いと判断し、上記第1のネットワークエレメントが、上記第1のネットワークスライスにアクセスするユーザの数を増やす段階、または、
上記第1のネットワークエレメントが、上記第1のネットワークスライスの上記品質は上記第1のネットワークスライスの品質要件よりも低いと判断し、上記第1のネットワークエレメントが、上記第1のネットワークスライスにアクセスするユーザの数を減らす段階、または、
上記第1のネットワークエレメントが、上記第1のネットワークスライスの品質は上記第1のネットワークスライスの品質要件に等しいと判断し、上記第1のネットワークエレメントが、上記第1のネットワークスライスにアクセスするユーザの数を維持する段階
を有する、
項目1または2に記載の方法。
(項目4)
上記第1のネットワークエレメントが、上記第1のネットワークスライスは新しく確立されたネットワークスライス、ドライブテストが実行されているネットワークスライスまたはSLAが署名されていないネットワークスライスであると判断する段階
をさらに備える、項目1から3のいずれか1つに記載の方法。
(項目5)
上記第1のネットワークエレメントが、上記第1のネットワークスライスは新しく確立されたネットワークスライス、ドライブテストが実行されているネットワークスライスまたはSLAが署名されていないネットワークスライスであると判断する上記段階は、
上記第1のネットワークエレメントが第3のネットワークエレメントから通知メッセージを受信する段階であって、上記通知メッセージは、第3のインジケーション情報を含み、上記第3のインジケーション情報は、上記第1のネットワークスライスが新しく確立されたネットワークスライス、ドライブテストが実行されているネットワークスライスまたはSLAが署名されていないネットワークスライスであることを示す、受信する段階と、
上記第1のネットワークエレメントが、上記第3のインジケーション情報に基づいて、上記第1のネットワークスライスは新しく確立されたネットワークスライス、ドライブテストが実行されているネットワークスライスまたはSLAが署名されていないネットワークスライスであると判断する段階と
を有する、
項目4に記載の方法。
(項目6)
上記第1のネットワークエレメントが、上記少なくとも1つのネットワークスライスに対応する少なくとも1つのネットワークエレメントへ第2の要求を送信する段階であって、上記第2の要求は、第4のインジケーション情報を含み、上記第4のインジケーション情報は、上記少なくとも1つのネットワークエレメント上にあり、かつ、上記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータを上記第2のネットワークエレメントへ報告することを示す、送信する段階
をさらに備える、項目1から5のいずれか1つに記載の方法。
(項目7)
上記第1のネットワークエレメントが、上記第1のネットワークスライスは新しく確立されたネットワークスライス、ドライブテストが実行されているネットワークスライスまたはSLAが署名されていないネットワークスライスであることに基づいて、上記第4のインジケーション情報を決定する段階
をさらに備える、項目6に記載の方法。
(項目8)
上記第1のネットワークエレメントが第3の要求を第4のネットワークエレメントへ送信する段階であって、上記第3の要求は、上記少なくとも1つのネットワークエレメントのアドレス情報を要求し、上記第3の要求は、上記ネットワークスライスの識別情報、ネットワークエリアおよび時間情報という、上記少なくとも1つのネットワークスライスに対応する情報のうちの少なくとも1つを含む、送信する段階と、
上記第1のネットワークエレメントが上記第4のネットワークエレメントから上記少なくとも1つのネットワークエレメントの上記アドレス情報を受信する段階と
をさらに備える、項目1から7のいずれか1つに記載の方法。
(項目9)
上記少なくとも1つのネットワークエレメントは、第5のネットワークエレメントを含み、
上記第5のネットワークエレメントがアプリケーション機能AFネットワークエレメントである場合、上記第5のネットワークエレメント上にあり、かつ、上記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータは、フローが属するサービスのサービス識別子と、上記フローが属する上記サービスの通信パターンパラメータと、第1のインタフェースのフロービットレートデータと、上記第1のインタフェースの遅延データと、上記第1のインタフェースのパケット損失率データと、上記第1のインタフェースのパケットデータと、タイムスタンプと、上記フローが属する上記サービスのサービス体験データと、ジッタバッファデータと、伝送制御プロトコルTCP輻輳ウィンドウデータと、TCP受信ウィンドウデータと、媒体符号化タイプデータと、上記媒体符号化タイプデータの符号化レートデータと、バッファデータとのうちの1つまたは複数を含み、上記第1のインタフェースは、ユーザプレーン機能UPFネットワークエレメントと、上記AFネットワークエレメントに対応するデータネットワークDNとの間のインタフェースであり、または、
上記第5のネットワークエレメントがポリシー制御機能PCFネットワークエレメントである場合、上記第5のネットワークエレメント上にあり、かつ、上記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータは、フローが属するサービスのサービス識別子と、上記フローが配置されるセッションの識別子と、上記フローが配置される上記セッションのデータネットワーク名DNNと、上記フローが配置されるネットワークスライスの識別情報と、IPフィルタ情報と、媒体帯域幅要件と、トラフィックルーティング情報と、ジッタバッファ要件と、TCP輻輳ウィンドウ要件と、TCP受信ウィンドウ要件と、媒体符号化タイプ要件と、上記媒体符号化タイプ要件における符号化レート要件と、上記サービス識別子の有効性時間ウィンドウと、無線アクセス技術タイプとのうちの1つまたは複数を含み、または、
上記第5のネットワークエレメントがセッション管理機能SMFネットワークエレメントである場合、上記第5のネットワークエレメント上にあり、かつ、上記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータは、フローの識別子と、上記フローが配置されるセッションの識別子と、上記フローが配置される上記セッションのDNNと、上記フローが配置されるネットワークスライスの識別情報と、上記フローの上記識別子の有効性時間ウィンドウと、無線アクセス技術タイプとのうちの1つまたは複数を含み、または、
上記第5のネットワークエレメントが第1のUPFネットワークエレメントである場合、上記第5のネットワークエレメント上にあり、かつ、上記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータは、フローの識別子、タイムスタンプ、第2のインタフェースのフロービットレートデータ、第1のインタフェースのフロービットレートデータ、第3のインタフェースのビットレートデータ、上記第2のインタフェースの遅延データ、上記第1のインタフェースの遅延データ、上記第3のインタフェースの遅延データ、上記第1のインタフェースのパケット損失率データ、上記第2のインタフェースのパケット損失率データ、上記第3のインタフェースのパケット損失率データ、上記第1のインタフェースのパケットデータ、上記第2のインタフェースのパケットデータおよび上記第3のインタフェースのパケットデータという情報のうちの1つまたは複数を含み、上記第2のインタフェースは、上記第1のUPFネットワークエレメントとアクセスデバイスとの間のインタフェースであり、上記第3のインタフェースは、上記第1のUPFネットワークエレメントと第2のUPFネットワークエレメントとの間のインタフェースであり、または、
上記第5のネットワークエレメントがアクセスおよびモビリティ管理機能AMFネットワークエレメントである場合、上記第5のネットワークエレメント上にあり、かつ、上記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータは、フローに対応する端末の位置情報と、上記フローが配置されるセッションの識別子と、上記フローが配置される上記セッションのDNNと、上記フローが配置されるネットワークスライスの識別情報と、上記フローが配置される上記セッションの上記識別子の有効性時間ウィンドウと、無線アクセス技術タイプとのうちの1つまたは複数を含み、または、
上記第5のネットワークエレメントがアクセスデバイスである場合、上記第5のネットワークエレメント上にあり、かつ、上記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータは、フローに対応する端末の位置情報と、上記フローの識別子と、上記フローが配置されるセッションの識別子と、上記フローが配置されるネットワークスライスの識別情報と、タイムスタンプと、第4のインタフェースのフロービットレートデータと、第2のインタフェースのフロービットレートデータと、上記第2のインタフェースの遅延データと、上記第4のインタフェースの遅延データと、基準信号受信電力RSRPデータと、基準信号受信品質RSRQデータと、信号対干渉雑音比SINRデータと、チャネル品質情報CQIデータと、ブロック誤り率BLERデータと、輻輳レベルと、上記第2のインタフェースのパケット損失率データと、上記第4のインタフェースのパケット損失率データと、上記第2のインタフェースのパケットデータと、上記第4のインタフェースのパケットデータと、無線アクセス技術タイプと、デュアルコネクティビティインジケーション情報とのうちの1つまたは複数を含み、上記第4のインタフェースは、上記アクセスデバイスと上記端末との間のインタフェースであり、または、
上記第5のネットワークエレメントが端末である場合、上記第5のネットワークエレメント上にあり、かつ、上記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータは、フローに対応する端末の位置情報と、上記フローの識別子と、上記フローが配置されるセッションの識別子と、上記フローが配置される上記セッションのDNNと、上記フローが配置されるネットワークスライスの識別情報と、第4のインタフェースのフロービットレートデータと、上記第4のインタフェースの遅延データと、上記第4のインタフェースのパケット損失率データと、上記第4のインタフェースのパケットデータと、タイムスタンプと、プロセッサCPU使用量データと、メモリ使用量データと、サービス体験データと、ジッタバッファデータと、TCP輻輳ウィンドウデータと、TCP受信ウィンドウデータと、媒体符号化タイプデータと、上記媒体符号化タイプデータの符号化レートデータと、RSRPデータと、RSRQデータと、SINRデータと、CQIデータと、BLERデータと、バッファデータとのうちの1つまたは複数を含み、または、
上記第5のネットワークエレメントがネットワーク管理ネットワークエレメントである場合、上記第5のネットワークエレメント上にあり、かつ、上記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータは、アクセスデバイスの性能測定データと、コアネットワークの性能試験データと、エンドツーエンド重要性能インジケータKPIデータとのうちの1つまたは複数を含む、
項目6から8のいずれか1つに記載の方法。
(項目10)
上記第1のネットワークエレメントは、ネットワークスライス選択機能NSSFネットワークエレメント、ネットワークスライス管理機能NSMFネットワークエレメントまたはネットワークスライスサブネット管理機能NSSMFネットワークエレメントのいずれか1つであり、
上記第2のネットワークエレメントは、ネットワークデータ分析機能NWDAFネットワークエレメントまたは管理データ分析機能MDAFネットワークエレメントである、
項目1から9のいずれか1つに記載の方法。
(項目11)
第2のネットワークエレメントが第1のネットワークエレメントから第1の要求を受信する段階であって、上記第1の要求は、第1のインジケーション情報および第2のインジケーション情報のうちの少なくとも一方を含み、上記第1のインジケーション情報は、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を上記第1のネットワークエレメントへ報告することを示し、上記第2のインジケーション情報は、第1のネットワークスライスが、新しく確立されたネットワークスライス、ドライブテストが実行されているネットワークスライスまたはSLAが署名されていないネットワークスライスであることを示す、受信する段階と、
上記第2のネットワークエレメントが上記少なくとも1つのネットワークスライスの上記第1の情報を決定する段階と、
上記第2のネットワークエレメントが第1の応答を上記第1のネットワークエレメントへ送信する段階であって、上記第1の応答は、上記少なくとも1つのネットワークスライスの上記第1の情報を含む、送信する段階と
を備える情報送信方法。
(項目12)
上記少なくとも1つのネットワークスライスは、上記第1のネットワークスライスを含む、項目11に記載の方法。
(項目13)
上記第2のネットワークエレメントが上記少なくとも1つのネットワークスライスの上記第1の情報を決定する上記段階は、
上記第2のネットワークエレメントが、少なくとも1つのネットワークエレメント上にあり、かつ、上記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータを取得する段階と、
上記第2のネットワークエレメントが、上記少なくとも1つのネットワークエレメント上にあり、かつ、上記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している上記第1のデータに基づいて、上記少なくとも1つのネットワークスライスの上記第1の情報を決定する段階と
を有する、
項目11または12に記載の方法。
(項目14)
上記第2のネットワークエレメントが、少なくとも1つのネットワークエレメント内にあり、かつ、上記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータを取得する上記段階は、
上記第2のネットワークエレメントが、上記少なくとも1つのネットワークエレメント上にあり、かつ、上記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している上記第1のデータを上記少なくとも1つのネットワークエレメントから受信する段階
を含む、
項目13に記載の方法。
(項目15)
上記第2のネットワークエレメントが、上記少なくとも1つのネットワークスライスに対応する上記少なくとも1つのネットワークエレメントへ第4の要求を送信する段階であって、上記第4の要求は、第5のインジケーション情報を含み、
上記第5のインジケーション情報は、上記少なくとも1つのネットワークエレメントが、上記少なくとも1つのネットワークエレメント上にあり、かつ、上記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している上記第1のデータを上記第2のネットワークエレメントへ報告することを示す、送信する段階
をさらに備える、項目11から14のいずれか1つに記載の方法。
(項目16)
ユーザアクセス制御装置であって、
第1の要求を第2のネットワークエレメントへ送信するように構成された送信ユニットであって、上記第1の要求は、第1のインジケーション情報および第2のインジケーション情報のうちの少なくとも一方を含み、上記第1のインジケーション情報は、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を上記装置へ報告することを示し、上記第2のインジケーション情報は、第1のネットワークスライスが、新しく確立されたネットワークスライス、ドライブテストが実行されているネットワークスライスまたはSLAが署名されていないネットワークスライスであることを示す、送信ユニットと、
上記第2のネットワークエレメントから第1の応答を受信するように構成された受信ユニットであって、上記第1の応答は、上記少なくとも1つのネットワークスライスの上記第1の情報を含み、上記少なくとも1つのネットワークスライスの上記第1の情報は、上記少なくとも1つのネットワークスライスの品質と品質要件との間の関係を決定するために用いられる、受信ユニットと、
上記少なくとも1つのネットワークスライスの上記品質と上記品質要件との間の上記関係に基づいて上記第1のネットワークスライスへのユーザアクセスを制御するように構成された処理ユニットと
を備える、ユーザアクセス制御装置。
(項目17)
上記少なくとも1つのネットワークスライスは、上記第1のネットワークスライスを含む、項目16に記載の装置。
(項目18)
上記処理ユニットは、具体的には、上記第1のネットワークスライスの品質は上記第1のネットワークスライスの品質要件よりも高いと判断し、上記第1のネットワークスライスにアクセスするユーザの数を増やすように構成され、
上記処理ユニットは、具体的には、上記第1のネットワークスライスの品質は上記第1のネットワークスライスの品質要件よりも低いと判断し、上記第1のネットワークスライスにアクセスするユーザの数を減らすように構成され、または、
上記処理ユニットは、具体的には、上記第1のネットワークスライスの品質は上記第1のネットワークスライスの品質要件に等しいと判断し、上記第1のネットワークスライスにアクセスするユーザの数を維持するように構成される、
項目16または17に記載の装置。
(項目19)
上記処理ユニットはさらに、上記第1のネットワークスライスが新しく確立されたネットワークスライス、ドライブテストが実行されているネットワークスライスまたはSLAが署名されていないネットワークスライスであると判断するように構成される、項目16から18のいずれか1つに記載の装置。
(項目20)
上記受信ユニットはさらに、第3のネットワークエレメントから通知メッセージを受信するように構成され、上記通知メッセージは、第3のインジケーション情報を含み、上記第3のインジケーション情報は、上記第1のネットワークスライスが新しく確立されたネットワークスライス、ドライブテストが実行されているネットワークスライスまたはSLAが署名されていないネットワークスライスであることを示し、
上記処理ユニットはさらに、具体的には、上記第3のインジケーション情報に基づいて、上記第1のネットワークスライスが新しく確立されたネットワークスライス、ドライブテストが実行されているネットワークスライスまたはSLAが署名されていないネットワークスライスであると判断するように構成される、
項目19に記載の装置。
(項目21)
上記送信ユニットはさらに、上記少なくとも1つのネットワークスライスに対応する少なくとも1つのネットワークエレメントへ第2の要求を送信するように構成され、上記第2の要求は、第4のインジケーション情報を含み、上記第4のインジケーション情報は、上記少なくとも1つのネットワークエレメント上にあり、かつ、上記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータを上記第2のネットワークエレメントへ報告することを示す、
項目16から20のいずれか1つに記載の装置。
(項目22)
上記処理ユニットはさらに、上記第1のネットワークスライスが新しく確立されたネットワークスライス、ドライブテストが実行されているネットワークスライスまたはSLAが署名されていないネットワークスライスであることに基づいて、上記第4のインジケーション情報を決定するように構成される、項目21に記載の装置。
(項目23)
上記送信ユニットはさらに、第3の要求を第4のネットワークエレメントへ送信するように構成され、上記第3の要求は、上記少なくとも1つのネットワークエレメントのアドレス情報を要求し、上記第3の要求は、識別情報、ネットワークエリアおよび時間情報という、上記少なくとも1つのネットワークスライスに対応する情報のうちの少なくとも1つを含み、
上記受信ユニットはさらに、上記第4のネットワークエレメントから上記少なくとも1つのネットワークエレメントの上記アドレス情報を受信するように構成される、
項目16から22のいずれか1つに記載の装置。
(項目24)
上記少なくとも1つのネットワークエレメントは、第5のネットワークエレメントを含み、
上記第5のネットワークエレメントがアプリケーション機能AFネットワークエレメントである場合、上記第5のネットワークエレメント上にあり、かつ、上記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータは、フローが属するサービスのサービス識別子と、上記フローが属する上記サービスの通信パターンパラメータと、第1のインタフェースのフロービットレートデータと、上記第1のインタフェースの遅延データと、上記第1のインタフェースのパケット損失率データと、上記第1のインタフェースのパケットデータと、タイムスタンプと、上記フローが属する上記サービスのサービス体験データと、ジッタバッファデータと、伝送制御プロトコルTCP輻輳ウィンドウデータと、TCP受信ウィンドウデータと、媒体符号化タイプデータと、上記媒体符号化タイプデータの符号化レートデータと、バッファデータとのうちの1つまたは複数を含み、上記第1のインタフェースは、ユーザプレーン機能UPFネットワークエレメントと、上記AFネットワークエレメントに対応するデータネットワークDNとの間のインタフェースであり、または、
上記第5のネットワークエレメントがポリシー制御機能PCFネットワークエレメントである場合、上記第5のネットワークエレメント上にあり、かつ、上記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータは、フローが属するサービスのサービス識別子と、上記フローが配置されるセッションの識別子と、上記フローが配置される上記セッションのデータネットワーク名DNNと、上記フローが配置されるネットワークスライスの識別情報と、IPフィルタ情報と、媒体帯域幅要件と、トラフィックルーティング情報と、ジッタバッファ要件と、TCP輻輳ウィンドウ要件と、TCP受信ウィンドウ要件と、媒体符号化タイプ要件と、上記媒体符号化タイプ要件における符号化レート要件と、上記サービス識別子の有効性時間ウィンドウと、無線アクセス技術タイプとのうちの1つまたは複数を含み、または、
上記第5のネットワークエレメントがセッション管理機能SMFネットワークエレメントである場合、上記第5のネットワークエレメント上にあり、かつ、上記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータは、フローの識別子と、上記フローが配置されるセッションの識別子と、上記フローが配置される上記セッションのDNNと、上記フローが配置されるネットワークスライスの識別情報と、上記フローの上記識別子の有効性時間ウィンドウと、無線アクセス技術タイプとのうちの1つまたは複数を含み、または、
上記第5のネットワークエレメントが第1のUPFネットワークエレメントである場合、上記第5のネットワークエレメント上にあり、かつ、上記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータは、フローの識別子、タイムスタンプ、第2のインタフェースのフロービットレートデータ、第1のインタフェースのフロービットレートデータ、第3のインタフェースのビットレートデータ、上記第2のインタフェースの遅延データ、上記第1のインタフェースの遅延データ、上記第3のインタフェースの遅延データ、上記第1のインタフェースのパケット損失率データ、上記第2のインタフェースのパケット損失率データ、上記第3のインタフェースのパケット損失率データ、上記第1のインタフェースのパケットデータ、上記第2のインタフェースのパケットデータおよび上記第3のインタフェースのパケットデータという情報のうちの1つまたは複数を含み、上記第2のインタフェースは、上記第1のUPFネットワークエレメントとアクセスデバイスとの間のインタフェースであり、上記第3のインタフェースは、上記第1のUPFネットワークエレメントと第2のUPFネットワークエレメントとの間のインタフェースであり、または、
上記第5のネットワークエレメントがアクセスおよびモビリティ管理機能AMFネットワークエレメントである場合、上記第5のネットワークエレメント上にあり、かつ、上記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータは、フローに対応する端末の位置情報と、上記フローが配置されるセッションの識別子と、上記フローが配置される上記セッションのDNNと、上記フローが配置されるネットワークスライスの識別情報と、上記フローが配置される上記セッションの上記識別子の有効性時間ウィンドウと、無線アクセス技術タイプとのうちの1つまたは複数を含み、または、
上記第5のネットワークエレメントがアクセスデバイスである場合、上記第5のネットワークエレメント上にあり、かつ、上記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータは、フローに対応する端末の位置情報と、上記フローの識別子と、上記フローが配置されるセッションの識別子と、上記フローが配置されるネットワークスライスの識別情報と、タイムスタンプと、第4のインタフェースのフロービットレートデータと、第2のインタフェースのフロービットレートデータと、上記第2のインタフェースの遅延データと、上記第4のインタフェースの遅延データと、基準信号受信電力RSRPデータと、基準信号受信品質RSRQデータと、信号対干渉雑音比SINRデータと、チャネル品質情報CQIデータと、ブロック誤り率BLERデータと、輻輳レベルと、上記第2のインタフェースのパケット損失率データと、上記第4のインタフェースのパケット損失率データと、上記第2のインタフェースのパケットデータと、上記第4のインタフェースのパケットデータと、無線アクセス技術タイプと、デュアルコネクティビティインジケーション情報とのうちの1つまたは複数を含み、上記第4のインタフェースは、上記アクセスデバイスと上記端末との間のインタフェースであり、または、
上記第5のネットワークエレメントが端末である場合、上記第5のネットワークエレメント上にあり、かつ、上記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータは、フローに対応する端末の位置情報と、上記フローの識別子と、上記フローが配置されるセッションの識別子と、上記フローが配置される上記セッションのDNNと、上記フローが配置されるネットワークスライスの識別情報と、第4のインタフェースのフロービットレートデータと、上記第4のインタフェースの遅延データと、上記第4のインタフェースのパケット損失率データと、上記第4のインタフェースのパケットデータと、タイムスタンプと、プロセッサCPU使用量データと、メモリ使用量データと、サービス体験データと、ジッタバッファデータと、TCP輻輳ウィンドウデータと、TCP受信ウィンドウデータと、媒体符号化タイプデータと、上記媒体符号化タイプデータの符号化レートデータと、RSRPデータと、RSRQデータと、SINRデータと、CQIデータと、BLERデータと、バッファデータとのうちの1つまたは複数を含み、または、
上記第5のネットワークエレメントがネットワーク管理ネットワークエレメントである場合、上記第5のネットワークエレメント上にあり、かつ、上記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータは、アクセスデバイスの性能測定データと、コアネットワークの性能試験データと、エンドツーエンド重要性能インジケータKPIデータとのうちの1つまたは複数を含む、
項目21から23のいずれか1つに記載の装置。
(項目25)
上記第1のネットワークエレメントは、ネットワークスライス選択機能NSSFネットワークエレメント、ネットワークスライス管理機能NSMFネットワークエレメントまたはネットワークスライスサブネット管理機能NSSMFネットワークエレメントのいずれか1つであり、
上記第2のネットワークエレメントは、ネットワークデータ分析機能NWDAFネットワークエレメントまたは管理データ分析機能MDAFネットワークエレメントである、
項目16から24のいずれか1つに記載の装置。
(項目26)
第1のネットワークエレメントから第1の要求を受信するように構成された受信ユニットであって、上記第1の要求は、第1のインジケーション情報および第2のインジケーション情報のうちの少なくとも一方を含み、上記第1のインジケーション情報は、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を上記第1のネットワークエレメントへ報告することを示し、上記第2のインジケーション情報は、第1のネットワークスライスが、新しく確立されたネットワークスライス、ドライブテストが実行されているネットワークスライスまたはSLAが署名されていないネットワークスライスであることを示す、受信ユニットと、
上記少なくとも1つのネットワークスライスの上記第1の情報を決定するように構成された処理ユニットと、
第1の応答を上記第1のネットワークエレメントへ送信するように構成された送信ユニットであって、上記第1の応答は、上記少なくとも1つのネットワークスライスの上記第1の情報を含む、送信ユニットと
を備える情報送信装置。
(項目27)
上記少なくとも1つのネットワークスライスは、上記第1のネットワークスライスを含む、項目26に記載の装置。
(項目28)
上記処理ユニットは、少なくとも1つのネットワークエレメント上にあり、かつ、上記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータを取得し、上記少なくとも1つのネットワークエレメント上にあり、かつ、上記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している上記第1のデータに基づいて、上記少なくとも1つのネットワークスライスの上記第1の情報を決定するように構成される、項目26または27に記載の装置。
(項目29)
上記処理ユニットは、具体的には、上記受信ユニットを通じて上記少なくとも1つのネットワークエレメントから、上記少なくとも1つのネットワークエレメント内にあり、かつ、上記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している上記第1のデータを受信するように構成される、項目28に記載の装置。
(項目30)
上記送信ユニットはさらに、上記少なくとも1つのネットワークスライスに対応する上記少なくとも1つのネットワークエレメントへ第4の要求を送信するように構成され、上記第4の要求は、第5のインジケーション情報を含み、
上記第5のインジケーション情報は、上記少なくとも1つのネットワークエレメント上にあり、かつ、上記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している上記第1のデータを上記装置へ報告することを上記少なくとも1つのネットワークエレメントに示す、
項目26から29のいずれか1つに記載の装置。
(項目31)
コンピュータ可読記憶媒体であって、上記コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムまたは命令を格納し、上記コンピュータプログラムまたは上記命令がコンピュータ上で実行された場合、上記コンピュータは、項目1から10のいずれか1つに記載の方法または項目11から15のいずれか1つに記載の方法を実行するよう有効化される、コンピュータ可読記憶媒体。
(項目32)
プロセッサと通信インタフェースとを備えるチップであって、上記通信インタフェースは、上記プロセッサに連結され、上記プロセッサは、コンピュータプログラムまたは命令を実行して、項目1から10のいずれか1つに記載の方法または項目11から15のいずれか1つに記載の方法を実装するように構成され、上記通信インタフェースは、上記チップの外部の別のモジュールと通信するように構成される、チップ。
(項目33)
プロセッサと通信インタフェースとを備えるユーザアクセス制御装置であって、
上記通信インタフェースは、項目1から10のいずれか1つに記載の方法において上記第1のネットワークエレメントにより実行される上記メッセージ受信/送信オペレーションを実行するように構成され、
上記プロセッサは、メモリ内の命令を実行して、項目1から10のいずれか1つに記載の方法において上記第1のネットワークエレメントにより実行される上記処理または制御オペレーションを実行する、
ユーザアクセス制御装置。
(項目34)
プロセッサと通信インタフェースとを備える情報送信装置であって、
上記通信インタフェースは、項目11から15のいずれか1つに記載の方法において上記第2のネットワークエレメントにより実行される上記メッセージ受信/送信オペレーションを実行するように構成され、
上記プロセッサは、メモリ内の命令を実行して、項目11から15のいずれか1つに記載の方法において上記第2のネットワークエレメントにより実行される上記処理または制御オペレーションを実行する、
情報送信装置。
(項目35)
項目16から25のいずれか1つに記載のユーザアクセス制御装置と、項目26から30のいずれか1つに記載の情報送信装置とを備える通信システム。

Claims (31)

  1. 第1のネットワークエレメントが第1の要求を第2のネットワークエレメントへ送信する段階であって、前記第1の要求は、第1のインジケーション情報および第2のインジケーション情報のうちの少なくとも一方を含み、前記第1のインジケーション情報は、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を前記第1のネットワークエレメントへ報告することを示し、前記第2のインジケーション情報は、第1のネットワークスライスが、新しく確立されたネットワークスライス、ドライブテストが実行されているネットワークスライスまたはサービスレベルアグリーメント(SLA)が署名されていないネットワークスライスであることを示す、送信する段階と、
    前記第1のネットワークエレメントが前記第2のネットワークエレメントから第1の応答を受信する段階であって、前記第1の応答は、前記少なくとも1つのネットワークスライスの前記第1の情報を含み、前記少なくとも1つのネットワークスライスの前記第1の情報は、前記少なくとも1つのネットワークスライスの品質と品質要件との間の関係を決定するために用いられる、受信する段階と、
    前記第1のネットワークエレメントが前記少なくとも1つのネットワークスライスの前記品質と前記品質要件との間の前記関係に基づいて前記第1のネットワークスライスへのユーザアクセスを制御する段階と
    を備え、
    前記第1のネットワークエレメントは、ネットワークスライス選択機能(NSSF)ネットワークエレメント、ネットワークスライス管理機能(NSMF)ネットワークエレメントまたはネットワークスライスサブネット管理機能(NSSMF)ネットワークエレメントのいずれか1つであり、
    前記第2のネットワークエレメントは、ネットワークデータ分析機能(NWDAF)ネットワークエレメントまたは管理データ分析機能(MDAF)ネットワークエレメントである、ユーザアクセス制御方法。
  2. 前記第1のネットワークエレメントが、前記少なくとも1つのネットワークスライスに対応する少なくとも1つのネットワークエレメントへ第2の要求を送信する段階であって、前記第2の要求は、第3のインジケーション情報を含み、前記第3のインジケーション情報は、前記少なくとも1つのネットワークエレメント上にあり、かつ、前記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータを前記第2のネットワークエレメントへ報告することを示す、送信する段階
    をさらに備える、請求項1に記載のユーザアクセス制御方法。
  3. 第1のネットワークエレメントが第1の要求を第2のネットワークエレメントへ送信する段階であって、前記第1の要求は、第1のインジケーション情報および第2のインジケーション情報のうちの少なくとも一方を含み、前記第1のインジケーション情報は、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を前記第1のネットワークエレメントへ報告することを示し、前記第2のインジケーション情報は、第1のネットワークスライスが、新しく確立されたネットワークスライス、ドライブテストが実行されているネットワークスライスまたはサービスレベルアグリーメント(SLA)が署名されていないネットワークスライスであることを示す、送信する段階と、
    前記第1のネットワークエレメントが、前記少なくとも1つのネットワークスライスに対応する少なくとも1つのネットワークエレメントへ第2の要求を送信する段階であって、前記第2の要求は、第3のインジケーション情報を含み、前記第3のインジケーション情報は、前記少なくとも1つのネットワークエレメント上にあり、かつ、前記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータを前記第2のネットワークエレメントへ報告することを示す、送信する段階と、
    前記第1のネットワークエレメントが前記第2のネットワークエレメントから第1の応答を受信する段階であって、前記第1の応答は、前記少なくとも1つのネットワークスライスの前記第1の情報を含み、前記少なくとも1つのネットワークスライスの前記第1の情報は、前記少なくとも1つのネットワークスライスの品質と品質要件との間の関係を決定するために用いられる、受信する段階と、
    前記第1のネットワークエレメントが前記少なくとも1つのネットワークスライスの前記品質と前記品質要件との間の前記関係に基づいて前記第1のネットワークスライスへのユーザアクセスを制御する段階と
    を備える、ユーザアクセス制御方法。
  4. 前記第1のネットワークエレメントが、前記第1のネットワークスライスは新しく確立されたネットワークスライス、ドライブテストが実行されているネットワークスライスまたはSLAが署名されていないネットワークスライスであることに基づいて、前記第3のインジケーション情報を決定する段階
    をさらに備える、請求項2または3に記載のユーザアクセス制御方法。
  5. 前記第1のネットワークエレメントが第3の要求を第4のネットワークエレメントへ送信する段階であって、前記第3の要求は、前記少なくとも1つのネットワークエレメントのアドレス情報を要求し、前記第3の要求は、前記ネットワークスライスの識別情報、ネットワークエリアおよび時間情報という、前記少なくとも1つのネットワークスライスに対応する情報のうちの少なくとも1つを含む、送信する段階と、
    前記第1のネットワークエレメントが前記第4のネットワークエレメントから前記少なくとも1つのネットワークエレメントの前記アドレス情報を受信する段階と
    をさらに備える、請求項2から4のいずれか一項に記載のユーザアクセス制御方法。
  6. 前記少なくとも1つのネットワークエレメントは、第5のネットワークエレメントを含み、
    前記第5のネットワークエレメントがアプリケーション機能(AF)ネットワークエレメントである場合、前記第5のネットワークエレメント上にあり、かつ、前記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータは、フローが属するサービスのサービス識別子と、前記フローが属する前記サービスの通信パターンパラメータと、第1のインタフェースのフロービットレートデータと、前記第1のインタフェースの遅延データと、前記第1のインタフェースのパケット損失率データと、前記第1のインタフェースのパケットデータと、タイムスタンプと、前記フローが属する前記サービスのサービス体験データと、ジッタバッファデータと、伝送制御プロトコル(TCP)輻輳ウィンドウデータと、TCP受信ウィンドウデータと、媒体符号化タイプデータと、前記媒体符号化タイプデータの符号化レートデータと、バッファデータとのうちの1つまたは複数を含み、前記第1のインタフェースは、ユーザプレーン機能(UPF)ネットワークエレメントと、前記AFネットワークエレメントに対応するデータネットワーク(DN)との間のインタフェースであり、または、
    前記第5のネットワークエレメントがポリシー制御機能(PCF)ネットワークエレメントである場合、前記第5のネットワークエレメント上にあり、かつ、前記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータは、フローが属するサービスのサービス識別子と、前記フローが配置されるセッションの識別子と、前記フローが配置される前記セッションのデータネットワーク名(DNN)と、前記フローが配置されるネットワークスライスの識別情報と、IPフィルタ情報と、媒体帯域幅要件と、トラフィックルーティング情報と、ジッタバッファ要件と、TCP輻輳ウィンドウ要件と、TCP受信ウィンドウ要件と、媒体符号化タイプ要件と、前記媒体符号化タイプ要件における符号化レート要件と、前記サービス識別子の有効性時間ウィンドウと、無線アクセス技術タイプとのうちの1つまたは複数を含み、または、
    前記第5のネットワークエレメントがセッション管理機能(SMF)ネットワークエレメントである場合、前記第5のネットワークエレメント上にあり、かつ、前記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータは、フローの識別子と、前記フローが配置されるセッションの識別子と、前記フローが配置される前記セッションのDNNと、前記フローが配置されるネットワークスライスの識別情報と、前記フローの前記識別子の有効性時間ウィンドウと、無線アクセス技術タイプとのうちの1つまたは複数を含み、または、
    前記第5のネットワークエレメントが第1のUPFネットワークエレメントである場合、前記第5のネットワークエレメント上にあり、かつ、前記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータは、フローの識別子、タイムスタンプ、第2のインタフェースのフロービットレートデータ、第1のインタフェースのフロービットレートデータ、第3のインタフェースのビットレートデータ、前記第2のインタフェースの遅延データ、前記第1のインタフェースの遅延データ、前記第3のインタフェースの遅延データ、前記第1のインタフェースのパケット損失率データ、前記第2のインタフェースのパケット損失率データ、前記第3のインタフェースのパケット損失率データ、前記第1のインタフェースのパケットデータ、前記第2のインタフェースのパケットデータおよび前記第3のインタフェースのパケットデータという情報のうちの1つまたは複数を含み、前記第2のインタフェースは、前記第1のUPFネットワークエレメントとアクセスデバイスとの間のインタフェースであり、前記第3のインタフェースは、前記第1のUPFネットワークエレメントと第2のUPFネットワークエレメントとの間のインタフェースであり、または、
    前記第5のネットワークエレメントがアクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)ネットワークエレメントである場合、前記第5のネットワークエレメント上にあり、かつ、前記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータは、フローに対応する端末の位置情報と、前記フローが配置されるセッションの識別子と、前記フローが配置される前記セッションのDNNと、前記フローが配置されるネットワークスライスの識別情報と、前記フローが配置される前記セッションの前記識別子の有効性時間ウィンドウと、無線アクセス技術タイプとのうちの1つまたは複数を含み、または、
    前記第5のネットワークエレメントがアクセスデバイスである場合、前記第5のネットワークエレメント上にあり、かつ、前記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータは、フローに対応する端末の位置情報と、前記フローの識別子と、前記フローが配置されるセッションの識別子と、前記フローが配置されるネットワークスライスの識別情報と、タイムスタンプと、第4のインタフェースのフロービットレートデータと、第2のインタフェースのフロービットレートデータと、前記第2のインタフェースの遅延データと、前記第4のインタフェースの遅延データと、基準信号受信電力(RSRP)データと、基準信号受信品質(RSRQ)データと、信号対干渉雑音比(SINR)データと、チャネル品質情報(CQI)データと、ブロック誤り率(BLER)データと、輻輳レベルと、前記第2のインタフェースのパケット損失率データと、前記第4のインタフェースのパケット損失率データと、前記第2のインタフェースのパケットデータと、前記第4のインタフェースのパケットデータと、無線アクセス技術タイプと、デュアルコネクティビティインジケーション情報とのうちの1つまたは複数を含み、前記第4のインタフェースは、前記アクセスデバイスと前記端末との間のインタフェースであり、または、
    前記第5のネットワークエレメントが端末である場合、前記第5のネットワークエレメント上にあり、かつ、前記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータは、フローに対応する端末の位置情報と、前記フローの識別子と、前記フローが配置されるセッションの識別子と、前記フローが配置される前記セッションのDNNと、前記フローが配置されるネットワークスライスの識別情報と、第4のインタフェースのフロービットレートデータと、前記第4のインタフェースの遅延データと、前記第4のインタフェースのパケット損失率データと、前記第4のインタフェースのパケットデータと、タイムスタンプと、プロセッサ使用量データと、メモリ使用量データと、サービス体験データと、ジッタバッファデータと、TCP輻輳ウィンドウデータと、TCP受信ウィンドウデータと、媒体符号化タイプデータと、前記媒体符号化タイプデータの符号化レートデータと、RSRPデータと、RSRQデータと、SINRデータと、CQIデータと、BLERデータと、バッファデータとのうちの1つまたは複数を含み、または、
    前記第5のネットワークエレメントがネットワーク管理ネットワークエレメントである場合、前記第5のネットワークエレメント上にあり、かつ、前記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータは、アクセスデバイスの性能測定データと、コアネットワークの性能試験データと、エンドツーエンド重要性能インジケータ(KPI)データとのうちの1つまたは複数を含む、
    請求項2から5のいずれか一項に記載のユーザアクセス制御方法。
  7. 前記少なくとも1つのネットワークスライスは、前記第1のネットワークスライスを含む、請求項1から6のいずれか一項に記載のユーザアクセス制御方法。
  8. 前記第1のネットワークエレメントが前記少なくとも1つのネットワークスライスの前記品質と前記品質要件との間の前記関係に基づいて前記第1のネットワークスライスへのユーザアクセスを制御する前記段階は、
    前記第1のネットワークエレメントが、前記第1のネットワークスライスの品質は前記第1のネットワークスライスの品質要件よりも高いと判断し、前記第1のネットワークエレメントが、前記第1のネットワークスライスにアクセスするユーザの数を増やす段階、または、
    前記第1のネットワークエレメントが、前記第1のネットワークスライスの前記品質は前記第1のネットワークスライスの品質要件よりも低いと判断し、前記第1のネットワークエレメントが、前記第1のネットワークスライスにアクセスするユーザの数を減らす段階、または、
    前記第1のネットワークエレメントが、前記第1のネットワークスライスの品質は前記第1のネットワークスライスの品質要件に等しいと判断し、前記第1のネットワークエレメントが、前記第1のネットワークスライスにアクセスするユーザの数を維持する段階
    を有する、
    請求項1から7のいずれか一項に記載のユーザアクセス制御方法。
  9. 前記第1のネットワークエレメントが、前記第1のネットワークスライスは新しく確立されたネットワークスライス、ドライブテストが実行されているネットワークスライスまたはSLAが署名されていないネットワークスライスであると判断する段階
    をさらに備える、請求項1から8のいずれか一項に記載のユーザアクセス制御方法。
  10. 前記第1のネットワークエレメントが、前記第1のネットワークスライスは新しく確立されたネットワークスライス、ドライブテストが実行されているネットワークスライスまたはSLAが署名されていないネットワークスライスであると判断する前記段階は、
    前記第1のネットワークエレメントが第3のネットワークエレメントから通知メッセージを受信する段階であって、前記通知メッセージは、第4のインジケーション情報を含み、前記第4のインジケーション情報は、前記第1のネットワークスライスが新しく確立されたネットワークスライス、ドライブテストが実行されているネットワークスライスまたはSLAが署名されていないネットワークスライスであることを示す、受信する段階と、
    前記第1のネットワークエレメントが、前記第4のインジケーション情報に基づいて、前記第1のネットワークスライスは新しく確立されたネットワークスライス、ドライブテストが実行されているネットワークスライスまたはSLAが署名されていないネットワークスライスであると判断する段階と
    を有する、
    請求項9に記載のユーザアクセス制御方法。
  11. 第2のネットワークエレメントが第1のネットワークエレメントから第1の要求を受信する段階であって、前記第1の要求は、第1のインジケーション情報および第2のインジケーション情報のうちの少なくとも一方を含み、前記第1のインジケーション情報は、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を前記第1のネットワークエレメントへ報告することを示し、前記第2のインジケーション情報は、第1のネットワークスライスが、新しく確立されたネットワークスライス、ドライブテストが実行されているネットワークスライスまたはサービスレベルアグリーメント(SLA)が署名されていないネットワークスライスであることを示す、受信する段階と
    前記第2のネットワークエレメントが、前記少なくとも1つのネットワークスライスに対応する少なくとも1つのネットワークエレメントへ第4の要求を送信する段階であって、前記第4の要求は、第5のインジケーション情報を含み、
    前記第5のインジケーション情報は、前記少なくとも1つのネットワークエレメント上にあり、かつ、前記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータを前記第2のネットワークエレメントへ報告することを前記少なくとも1つのネットワークエレメントに示す、送信する段階と、
    記第2のネットワークエレメントが前記少なくとも1つのネットワークスライスの前記第1の情報を決定する段階と、
    前記第2のネットワークエレメントが第1の応答を前記第1のネットワークエレメントへ送信する段階であって、前記第1の応答は、前記少なくとも1つのネットワークスライスの前記第1の情報を含む、送信する段階と
    を備え、
    前記第2のネットワークエレメントが前記少なくとも1つのネットワークスライスの前記第1の情報を決定する前記段階は、
    前記第2のネットワークエレメントが、前記少なくとも1つのネットワークエレメント上にあり、かつ、前記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している前記第1のデータを取得する段階と、
    前記第2のネットワークエレメントが、前記少なくとも1つのネットワークエレメント上にあり、かつ、前記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している前記第1のデータに基づいて、前記少なくとも1つのネットワークスライスの前記第1の情報を決定する段階と
    を有する、情報送信方法。
  12. 前記少なくとも1つのネットワークスライスは、前記第1のネットワークスライスを含む、請求項11に記載の情報送信方法。
  13. 前記第2のネットワークエレメントが、少なくとも1つのネットワークエレメント上にあり、かつ、前記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータを取得する前記段階は、
    前記第2のネットワークエレメントが、前記少なくとも1つのネットワークエレメント上にあり、かつ、前記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している前記第1のデータを前記少なくとも1つのネットワークエレメントから受信する段階
    を含む、
    請求項11または12に記載の情報送信方法。
  14. ユーザアクセス制御装置であって、
    第1の要求を第2のネットワークエレメントへ送信するように構成された送信ユニットであって、前記第1の要求は、第1のインジケーション情報および第2のインジケーション情報のうちの少なくとも一方を含み、前記第1のインジケーション情報は、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を前記ユーザアクセス制御装置へ報告することを示し、前記第2のインジケーション情報は、第1のネットワークスライスが、新しく確立されたネットワークスライス、ドライブテストが実行されているネットワークスライスまたはサービスレベルアグリーメント(SLA)が署名されていないネットワークスライスであることを示す、送信ユニットと、
    前記第2のネットワークエレメントから第1の応答を受信するように構成された受信ユニットであって、前記第1の応答は、前記少なくとも1つのネットワークスライスの前記第1の情報を含み、前記少なくとも1つのネットワークスライスの前記第1の情報は、前記少なくとも1つのネットワークスライスの品質と品質要件との間の関係を決定するために用いられる、受信ユニットと、
    前記少なくとも1つのネットワークスライスの前記品質と前記品質要件との間の前記関係に基づいて前記第1のネットワークスライスへのユーザアクセスを制御するように構成された処理ユニットと
    を備え、
    第1のネットワークエレメントは、ネットワークスライス選択機能(NSSF)ネットワークエレメント、ネットワークスライス管理機能(NSMF)ネットワークエレメントまたはネットワークスライスサブネット管理機能(NSSMF)ネットワークエレメントのいずれか1つであり、
    前記第2のネットワークエレメントは、ネットワークデータ分析機能(NWDAF)ネットワークエレメントまたは管理データ分析機能(MDAF)ネットワークエレメントである、ユーザアクセス制御装置。
  15. 前記送信ユニットはさらに、前記少なくとも1つのネットワークスライスに対応する少なくとも1つのネットワークエレメントへ第2の要求を送信するように構成され、前記第2の要求は、第3のインジケーション情報を含み、前記第3のインジケーション情報は、前記少なくとも1つのネットワークエレメント上にあり、かつ、前記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータを前記第2のネットワークエレメントへ報告することを示す、
    請求項14に記載のユーザアクセス制御装置。
  16. ユーザアクセス制御装置であって、
    第1の要求を第2のネットワークエレメントへ送信するように構成された送信ユニットであって、前記第1の要求は、第1のインジケーション情報および第2のインジケーション情報のうちの少なくとも一方を含み、前記第1のインジケーション情報は、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を前記ユーザアクセス制御装置へ報告することを示し、前記第2のインジケーション情報は、第1のネットワークスライスが、新しく確立されたネットワークスライス、ドライブテストが実行されているネットワークスライスまたはサービスレベルアグリーメント(SLA)が署名されていないネットワークスライスであることを示す、送信ユニットと、
    前記第2のネットワークエレメントから第1の応答を受信するように構成された受信ユニットであって、前記第1の応答は、前記少なくとも1つのネットワークスライスの前記第1の情報を含み、前記少なくとも1つのネットワークスライスの前記第1の情報は、前記少なくとも1つのネットワークスライスの品質と品質要件との間の関係を決定するために用いられる、受信ユニットと、
    前記少なくとも1つのネットワークスライスの前記品質と前記品質要件との間の前記関係に基づいて前記第1のネットワークスライスへのユーザアクセスを制御するように構成された処理ユニットと
    を備え、
    前記送信ユニットはさらに、前記少なくとも1つのネットワークスライスに対応する少なくとも1つのネットワークエレメントへ第2の要求を送信するように構成され、前記第2の要求は、第3のインジケーション情報を含み、前記第3のインジケーション情報は、前記少なくとも1つのネットワークエレメント上にあり、かつ、前記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータを前記第2のネットワークエレメントへ報告することを示す、ユーザアクセス制御装置。
  17. 前記処理ユニットはさらに、前記第1のネットワークスライスが新しく確立されたネットワークスライス、ドライブテストが実行されているネットワークスライスまたはSLAが署名されていないネットワークスライスであることに基づいて、前記第3のインジケーション情報を決定するように構成される、請求項15または16に記載のユーザアクセス制御装置。
  18. 前記送信ユニットはさらに、第3の要求を第4のネットワークエレメントへ送信するように構成され、前記第3の要求は、前記少なくとも1つのネットワークエレメントのアドレス情報を要求し、前記第3の要求は、識別情報、ネットワークエリアおよび時間情報という、前記少なくとも1つのネットワークスライスに対応する情報のうちの少なくとも1つを含み、
    前記受信ユニットはさらに、前記第4のネットワークエレメントから前記少なくとも1つのネットワークエレメントの前記アドレス情報を受信するように構成される、
    請求項15から17のいずれか一項に記載のユーザアクセス制御装置。
  19. 前記少なくとも1つのネットワークエレメントは、第5のネットワークエレメントを含み、
    前記第5のネットワークエレメントがアプリケーション機能(AF)ネットワークエレメントである場合、前記第5のネットワークエレメント上にあり、かつ、前記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータは、フローが属するサービスのサービス識別子と、前記フローが属する前記サービスの通信パターンパラメータと、第1のインタフェースのフロービットレートデータと、前記第1のインタフェースの遅延データと、前記第1のインタフェースのパケット損失率データと、前記第1のインタフェースのパケットデータと、タイムスタンプと、前記フローが属する前記サービスのサービス体験データと、ジッタバッファデータと、伝送制御プロトコル(TCP)輻輳ウィンドウデータと、TCP受信ウィンドウデータと、媒体符号化タイプデータと、前記媒体符号化タイプデータの符号化レートデータと、バッファデータとのうちの1つまたは複数を含み、前記第1のインタフェースは、ユーザプレーン機能(UPF)ネットワークエレメントと、前記AFネットワークエレメントに対応するデータネットワーク(DN)との間のインタフェースであり、または、
    前記第5のネットワークエレメントがポリシー制御機能(PCF)ネットワークエレメントである場合、前記第5のネットワークエレメント上にあり、かつ、前記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータは、フローが属するサービスのサービス識別子と、前記フローが配置されるセッションの識別子と、前記フローが配置される前記セッションのデータネットワーク名(DNN)と、前記フローが配置されるネットワークスライスの識別情報と、IPフィルタ情報と、媒体帯域幅要件と、トラフィックルーティング情報と、ジッタバッファ要件と、TCP輻輳ウィンドウ要件と、TCP受信ウィンドウ要件と、媒体符号化タイプ要件と、前記媒体符号化タイプ要件における符号化レート要件と、前記サービス識別子の有効性時間ウィンドウと、無線アクセス技術タイプとのうちの1つまたは複数を含み、または、
    前記第5のネットワークエレメントがセッション管理機能(SMF)ネットワークエレメントである場合、前記第5のネットワークエレメント上にあり、かつ、前記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータは、フローの識別子と、前記フローが配置されるセッションの識別子と、前記フローが配置される前記セッションのDNNと、前記フローが配置されるネットワークスライスの識別情報と、前記フローの前記識別子の有効性時間ウィンドウと、無線アクセス技術タイプとのうちの1つまたは複数を含み、または、
    前記第5のネットワークエレメントが第1のUPFネットワークエレメントである場合、前記第5のネットワークエレメント上にあり、かつ、前記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータは、フローの識別子、タイムスタンプ、第2のインタフェースのフロービットレートデータ、第1のインタフェースのフロービットレートデータ、第3のインタフェースのビットレートデータ、前記第2のインタフェースの遅延データ、前記第1のインタフェースの遅延データ、前記第3のインタフェースの遅延データ、前記第1のインタフェースのパケット損失率データ、前記第2のインタフェースのパケット損失率データ、前記第3のインタフェースのパケット損失率データ、前記第1のインタフェースのパケットデータ、前記第2のインタフェースのパケットデータおよび前記第3のインタフェースのパケットデータという情報のうちの1つまたは複数を含み、前記第2のインタフェースは、前記第1のUPFネットワークエレメントとアクセスデバイスとの間のインタフェースであり、前記第3のインタフェースは、前記第1のUPFネットワークエレメントと第2のUPFネットワークエレメントとの間のインタフェースであり、または、
    前記第5のネットワークエレメントがアクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)ネットワークエレメントである場合、前記第5のネットワークエレメント上にあり、かつ、前記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータは、フローに対応する端末の位置情報と、前記フローが配置されるセッションの識別子と、前記フローが配置される前記セッションのDNNと、前記フローが配置されるネットワークスライスの識別情報と、前記フローが配置される前記セッションの前記識別子の有効性時間ウィンドウと、無線アクセス技術タイプとのうちの1つまたは複数を含み、または、
    前記第5のネットワークエレメントがアクセスデバイスである場合、前記第5のネットワークエレメント上にあり、かつ、前記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータは、フローに対応する端末の位置情報と、前記フローの識別子と、前記フローが配置されるセッションの識別子と、前記フローが配置されるネットワークスライスの識別情報と、タイムスタンプと、第4のインタフェースのフロービットレートデータと、第2のインタフェースのフロービットレートデータと、前記第2のインタフェースの遅延データと、前記第4のインタフェースの遅延データと、基準信号受信電力(RSRP)データと、基準信号受信品質(RSRQ)データと、信号対干渉雑音比(SINR)データと、チャネル品質情報(CQI)データと、ブロック誤り率(BLER)データと、輻輳レベルと、前記第2のインタフェースのパケット損失率データと、前記第4のインタフェースのパケット損失率データと、前記第2のインタフェースのパケットデータと、前記第4のインタフェースのパケットデータと、無線アクセス技術タイプと、デュアルコネクティビティインジケーション情報とのうちの1つまたは複数を含み、前記第4のインタフェースは、前記アクセスデバイスと前記端末との間のインタフェースであり、または、
    前記第5のネットワークエレメントが端末である場合、前記第5のネットワークエレメント上にあり、かつ、前記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータは、フローに対応する端末の位置情報と、前記フローの識別子と、前記フローが配置されるセッションの識別子と、前記フローが配置される前記セッションのDNNと、前記フローが配置されるネットワークスライスの識別情報と、第4のインタフェースのフロービットレートデータと、前記第4のインタフェースの遅延データと、前記第4のインタフェースのパケット損失率データと、前記第4のインタフェースのパケットデータと、タイムスタンプと、プロセッサ使用量データと、メモリ使用量データと、サービス体験データと、ジッタバッファデータと、TCP輻輳ウィンドウデータと、TCP受信ウィンドウデータと、媒体符号化タイプデータと、前記媒体符号化タイプデータの符号化レートデータと、RSRPデータと、RSRQデータと、SINRデータと、CQIデータと、BLERデータと、バッファデータとのうちの1つまたは複数を含み、または、
    前記第5のネットワークエレメントがネットワーク管理ネットワークエレメントである場合、前記第5のネットワークエレメント上にあり、かつ、前記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータは、アクセスデバイスの性能測定データと、コアネットワークの性能試験データと、エンドツーエンド重要性能インジケータ(KPI)データとのうちの1つまたは複数を含む、
    請求項15から18のいずれか一項に記載のユーザアクセス制御装置。
  20. 前記少なくとも1つのネットワークスライスは、前記第1のネットワークスライスを含む、請求項14から19のいずれか一項に記載のユーザアクセス制御装置。
  21. 前記処理ユニットは、具体的には、前記第1のネットワークスライスの品質は前記第1のネットワークスライスの品質要件よりも高いと判断し、前記第1のネットワークスライスにアクセスするユーザの数を増やすように構成され、
    前記処理ユニットは、具体的には、前記第1のネットワークスライスの品質は前記第1のネットワークスライスの品質要件よりも低いと判断し、前記第1のネットワークスライスにアクセスするユーザの数を減らすように構成され、または、
    前記処理ユニットは、具体的には、前記第1のネットワークスライスの品質は前記第1のネットワークスライスの品質要件に等しいと判断し、前記第1のネットワークスライスにアクセスするユーザの数を維持するように構成される、
    請求項14から20のいずれか一項に記載のユーザアクセス制御装置。
  22. 前記処理ユニットはさらに、前記第1のネットワークスライスが新しく確立されたネットワークスライス、ドライブテストが実行されているネットワークスライスまたはSLAが署名されていないネットワークスライスであると判断するように構成される、請求項14から21のいずれか一項に記載のユーザアクセス制御装置。
  23. 前記受信ユニットはさらに、第3のネットワークエレメントから通知メッセージを受信するように構成され、前記通知メッセージは、第4のインジケーション情報を含み、前記第4のインジケーション情報は、前記第1のネットワークスライスが新しく確立されたネットワークスライス、ドライブテストが実行されているネットワークスライスまたはSLAが署名されていないネットワークスライスであることを示し、
    前記処理ユニットはさらに、具体的には、前記第4のインジケーション情報に基づいて、前記第1のネットワークスライスが新しく確立されたネットワークスライス、ドライブテストが実行されているネットワークスライスまたはSLAが署名されていないネットワークスライスであると判断するように構成される、
    請求項22に記載のユーザアクセス制御装置。
  24. 情報送信装置であって、
    1のネットワークエレメントから第1の要求を受信するように構成された受信ユニットであって、前記第1の要求は、第1のインジケーション情報および第2のインジケーション情報のうちの少なくとも一方を含み、前記第1のインジケーション情報は、少なくとも1つのネットワークスライスの第1の情報を前記第1のネットワークエレメントへ報告することを示し、前記第2のインジケーション情報は、第1のネットワークスライスが、新しく確立されたネットワークスライス、ドライブテストが実行されているネットワークスライスまたはサービスレベルアグリーメント(SLA)が署名されていないネットワークスライスであることを示す、受信ユニットと、
    前記少なくとも1つのネットワークスライスの前記第1の情報を決定するように構成された処理ユニットと、
    第1の応答を前記第1のネットワークエレメントへ送信するように構成された送信ユニットであって、前記第1の応答は、前記少なくとも1つのネットワークスライスの前記第1の情報を含む、送信ユニットと
    を備え、
    前記送信ユニットはさらに、前記少なくとも1つのネットワークスライスに対応する少なくとも1つのネットワークエレメントへ第4の要求を送信するように構成され、前記第4の要求は、第5のインジケーション情報を含み、
    前記第5のインジケーション情報は、前記少なくとも1つのネットワークエレメント上にあり、かつ、前記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している第1のデータを前記情報送信装置へ報告することを前記少なくとも1つのネットワークエレメントに示し、
    前記処理ユニットは、前記少なくとも1つのネットワークエレメント上にあり、かつ、前記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している前記第1のデータを取得し、前記少なくとも1つのネットワークエレメント上にあり、かつ、前記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している前記第1のデータに基づいて、前記少なくとも1つのネットワークスライスの前記第1の情報を決定するように構成される、情報送信装置。
  25. 前記少なくとも1つのネットワークスライスは、前記第1のネットワークスライスを含む、請求項24に記載の情報送信装置。
  26. 前記処理ユニットは、具体的には、前記受信ユニットを通じて前記少なくとも1つのネットワークエレメントから、前記少なくとも1つのネットワークエレメント上にあり、かつ、前記少なくとも1つのネットワークスライスに対応している前記第1のデータを受信するように構成される、請求項24または25に記載の情報送信装置。
  27. コンピュータに請求項1から10のいずれか一項に記載のユーザアクセス制御方法または請求項11から13のいずれか一項に記載のユーザアクセス制御方法を実行させるプログラム。
  28. プロセッサと通信インタフェースとを備えるチップであって、前記通信インタフェースは、前記プロセッサに連結され、前記プロセッサは、コンピュータプログラムまたは命令を実行して、請求項1から10のいずれか一項に記載のユーザアクセス制御方法または請求項11から13のいずれか一項に記載の情報送信方法を実装するように構成され、前記通信インタフェースは、前記チップの外部の別のモジュールと通信するように構成される、チップ。
  29. プロセッサと通信インタフェースとを備えるユーザアクセス制御装置であって、
    前記通信インタフェースは、請求項1から10のいずれか一項に記載のユーザアクセス制御方法において前記第1のネットワークエレメントにより実行されるメッセージ受信/送信オペレーションを実行するように構成され、
    前記プロセッサは、メモリ内の命令を実行して、請求項1から10のいずれか一項に記載のユーザアクセス制御方法において前記第1のネットワークエレメントにより実行される処理または制御オペレーションを実行する、
    ユーザアクセス制御装置。
  30. プロセッサと通信インタフェースとを備える情報送信装置であって、
    前記通信インタフェースは、請求項11から13のいずれか一項に記載のユーザアクセス制御方法において前記第2のネットワークエレメントにより実行されるメッセージ受信/送信オペレーションを実行するように構成され、
    前記プロセッサは、メモリ内の命令を実行して、請求項11から13のいずれか一項に記載の情報送信方法において前記第2のネットワークエレメントにより実行される処理または制御オペレーションを実行する、
    情報送信装置。
  31. 請求項14から23のいずれか一項に記載のユーザアクセス制御装置と、請求項24から26のいずれか一項に記載の情報送信装置とを備える通信システム。
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