JP7144364B2 - Soil sampling device - Google Patents
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Description
本発明は、圃場等の土壌を採取する土壌採取装置に関する。 TECHNICAL FIELD The present invention relates to a soil sampling device for sampling soil such as a field.
従来、特許文献1に開示された土壌採取装置が知られている。
特許文献1に開示の土壌採取装置は、ロータリ耕耘機に牽引される台車と、台車の台板上に載置された採土用容器とを備えている。この土壌採取装置は、ロータリ耕耘機の耕耘爪により耕耘されて飛散した土砂を採土用容器に採取することができる。
Conventionally, a soil sampling device disclosed in
The soil sampling device disclosed in
しかしながら、上記特許文献1に開示された土壌採取装置では、ロータリ耕耘機により掻き上げられた土壌を地面上に配置した採土用容器に採取するため、所望の深さの土壌を採取することはできない。一方、所望の深さの土壌を採取するための装置として、例えば上記特許文献2の装置が知られている。しかし、このような装置では、土壌の採取を効率良く行うことが難しい。
However, in the soil sampling device disclosed in
本発明は、上記したような実情に鑑みて、所望の深さの土壌を効率的に採取することができる土壌採取装置を提供するものである。 SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide a soil sampling apparatus capable of efficiently sampling soil at a desired depth.
本発明の一態様に係る土壌採取装置は、走行体に装着される土壌採取装置であって、前記走行体の走行に伴って前記走行体の幅方向に延びる横軸回りに回転する回転体と、前記回転体と共に回転することにより間欠的に土中に侵入して土壌を採取する採取部と、を備え、前記採取部は、前記横軸回りの周方向に並んで配置された複数の採取部を含み、前記複数の採取部は、前記横軸からの距離が異なっている。
本発明の一態様に係る土壌採取装置は、走行体に装着される土壌採取装置であって、前記走行体の走行に伴って前記走行体の幅方向に延びる横軸回りに回転する回転体と、前記回転体と共に回転することにより間欠的に土中に侵入して土壌を採取する採取部と、前記採取部により採取された土壌を受け取る受け取り部と、を備え、前記受け取り部は、前記横軸と平行な第2横軸回りに回転可能であって、前記回転体の回転に対応して前記第2横軸回りに回転する第2回転体と、前記第2回転体の回転に伴って土壌を受け取り可能な受け取り位置に移動する受け取り具と、を有している。
本発明の一態様に係る土壌採取装置は、走行体に装着される土壌採取装置であって、前記走行体の走行に伴って前記走行体の幅方向に延びる横軸回りに回転する回転体と、前記回転体と共に回転することにより間欠的に土中に侵入して土壌を採取する採取部と、を備え、前記走行体がトラクタであって、前記回転体は、前記トラクタの後部に設けられたロータリ耕耘機のサイドフレームに装着されている。
好ましくは、前記回転体は、前記横軸回りの周方向に並んで配置され且つ接地可能な複数の接地体を有し、前記走行体の走行に伴って前記複数の接地体が順次接地することによって回転する。
A soil sampling apparatus according to an aspect of the present invention is a soil sampling apparatus attached to a traveling body, and includes a rotating body that rotates about a horizontal axis extending in a width direction of the traveling body as the traveling body travels. and a collecting part that intermittently penetrates into the soil and collects soil by rotating together with the rotating body , wherein the collecting part includes a plurality of collecting parts that are arranged side by side in a circumferential direction around the horizontal axis. section, wherein the plurality of sampling sections are at different distances from the horizontal axis .
A soil sampling apparatus according to an aspect of the present invention is a soil sampling apparatus attached to a traveling body, and includes a rotating body that rotates about a horizontal axis extending in a width direction of the traveling body as the traveling body travels. a collecting part that intermittently penetrates into the soil by rotating together with the rotating body to collect soil; and a receiving part that receives the soil collected by the collecting part, the receiving part a second rotating body rotatable about a second horizontal axis parallel to the axis and rotating about the second horizontal axis corresponding to the rotation of the rotating body; a receiving device for moving to a receiving position capable of receiving soil.
A soil sampling apparatus according to an aspect of the present invention is a soil sampling apparatus attached to a traveling body, and includes a rotating body that rotates about a horizontal axis extending in a width direction of the traveling body as the traveling body travels. and a collecting part that rotates together with the rotating body to intermittently penetrate into the soil and collect the soil, wherein the running body is a tractor, and the rotating body is provided at the rear of the tractor. mounted on the side frame of a rotary tiller .
Preferably, the rotating body has a plurality of grounding bodies arranged side by side in a circumferential direction around the horizontal axis and capable of being grounded, and the plurality of grounding bodies are sequentially grounded as the running body travels. rotate by
好ましくは、前記受け取り部は、前記受け取り具により受け取られた土壌を収容する容器を有し、前記容器は、前記第2回転体に着脱可能に装着されるとともに、前記受け取り位置にある前記受け取り具から土壌を受け入れる。
好ましくは、前記容器は、隔壁により仕切られた複数の収容部を有し、前記複数の収容部は、前記第2回転体の回転に伴って、前記受け取り位置にある受け取り具から土壌を受け入れ可能な受け入れ位置に順次移動する。
Preferably, the receiving section has a container for containing the soil received by the receiving tool, and the container is detachably attached to the second rotary body and is located at the receiving position. receives soil from
Preferably, the container has a plurality of storage sections partitioned by partition walls, and the plurality of storage sections can receive soil from the receiving tool at the receiving position as the second rotating body rotates. sequentially move to a suitable receiving position.
好ましくは、前記受け取り部は、前記受け入れ位置にある前記収容部を前記受け取り具に向けて開放し、前記受け入れ位置以外の位置にある前記収容部を閉鎖するカバーを有している。
好ましくは、土壌採取装置は、前記採取部に採取された土壌を取り出す取り出し具を備え、前記採取部は、前記回転体の回転に伴って間欠的に土中に侵入する筒状体であり、前記取り出し具は、前記採取部内に採取された土壌を前記受け取り位置に向けて押し出す。
Preferably, the receiving part has a cover that opens the receiving part at the receiving position toward the receiving tool and closes the receiving part at a position other than the receiving position.
Preferably, the soil sampling device includes a picking tool for picking up the soil picked up by the collecting part, the collecting part being a cylindrical body that intermittently penetrates into the soil as the rotating body rotates, The extractor pushes the soil collected in the collecting part toward the receiving position.
上記土壌採取装置によれば、走行体の走行に伴って回転することにより間欠的に土中に侵入して土壌を採取する採取部を備えているため、所望の深さの土壌を効率的に採取することができる。 According to the above soil sampling device, since it is equipped with a sampling section that intermittently penetrates the soil and samples the soil by rotating as the traveling body travels, the soil can be efficiently harvested from a desired depth. can be collected.
以下、本発明に係る土壌採取装置の好適な実施形態について説明する。
図1は、本発明に係る土壌採取装置1を示す側面図である。
以下の説明において、図1の矢印X1方向を前方、矢印X2方向を後方、矢印X方向を前後方向という。また、前後方向Xに直交する水平方向(紙面垂直方向)を装置幅方向Y(図3参照)という。
A preferred embodiment of a soil sampling device according to the present invention will be described below.
FIG. 1 is a side view showing a
In the following description, the direction of arrow X1 in FIG. 1 is referred to as the front, the direction of arrow X2 is referred to as the rear, and the direction of arrow X is referred to as the front-rear direction. A horizontal direction (perpendicular to the paper surface) orthogonal to the front-rear direction X is referred to as a device width direction Y (see FIG. 3).
図1に示すように、土壌採取装置1は走行体2に装着される。土壌採取装置1は、走行体2と共に移動することによって土壌を採取する。本実施形態の場合、走行体2はトラクタである。走行体2はトラクタには限定されないが、以下の説明では走行体2がトラクタ2であるとして説明する。トラクタ2の運転席3に着座した運転者の前側が前方であり、運転者の後側が後方である。また、トラクタ2の幅方向が装置幅方向である。
As shown in FIG. 1, the
トラクタ2には、圃場に対して作業(農作業)を行う対地作業機4が装着されている。対地作業機4には土壌採取装置1が装着されている。本実施形態の場合、対地作業機4はロータリ耕耘機である。対地作業機4はロータリ耕耘機には限定されないが、以下の説明では対地作業機4がロータリ耕耘機4であるとして説明する。本実施形態の場合、土壌採取装置1は、ロータリ耕耘機(対地作業機)4を介して間接的に走行体2に装着されているが、土壌採取装置1を直接的に走行体2に装着してもよい。
The
図1に示すように、ロータリ耕耘機4は、トラクタ2の後部にリンク機構5を介して昇降可能に装着される。ロータリ耕耘機4は、フレーム本体6とサイドフレーム7とを有している。フレーム本体6は、リンク機構5を介してトラクタ2の後部に連結されている。フレーム本体6は、装置幅方向に延びる回転軸8を収容している。フレーム本体6の左側と右側にそれぞれサイドフレーム7が装着されている。
As shown in FIG. 1, the
フレーム本体6の装置幅方向の中央から前方に入力軸9が突出している。入力軸9は、トラクタ2の後部に突設されたPTO軸10とユニバーサルジョイント等の接続部材(図示略)を介して接続されている。入力軸9には、トラクタ2の原動機(エンジン等)からの動力がPTO軸10から接続部材を介して入力される。入力軸9に入力された動力は、
伝動ケース11内に収容された歯車機構等の動力伝達機構を介して爪軸12に伝達され、爪軸12が回転する。爪軸12は、装置幅方向に延びる軸心回りに回転する。爪軸12には、耕耘爪13が取り付けられている。耕耘爪13は、爪軸12と共に矢印A1方向に回転することにより土壌を耕耘する。爪軸12と耕耘爪13によって耕耘部14が構成されている。
An
The power is transmitted to the
図1~図3に示すように、土壌採取装置1は、回転体15と採取部16とを有している。
回転体15は、ロータリ耕耘機4に装着されている。詳しくは、回転体15は、サイドフレーム7に取り付けられている。具体的には、回転体15は、サイドフレーム7の外側面(右側のサイドフレームの右側面)の下部に取り付けられている。図3に示すように、サイドフレーム7の外側面の下部には、軸支持部18が突設されている。軸支持部18には、回転軸19が回転可能に支持されている。回転軸19は円筒状であって、ベアリング17を介して軸支持部18に支持されている。回転軸19は、装置幅方向の外方(右側)に延びている。回転軸19は、装置幅方向に延びる横軸20回りに回転可能である。横軸20は、回転軸19の軸心である。
As shown in FIGS. 1 to 3, the
The rotating
図3に示すように、回転軸19は、爪軸12と同一軸線上に配置されているが、爪軸12とは連結されておらず独立している。回転軸19は、爪軸12の回転とは無関係に(トラクタ2の原動機からの動力を使用せずに)回転する。
回転体15は、回転部21と接地体22とを有している。
回転部21は、回転軸19の端部(右端部)に取り付けられている。図3に示すように、回転部21は、一方の面が装置幅方向の一方側(耕耘部14側)を向き、他方の面が装置幅方向の他方側(耕耘部14と反対側)を向いて配置されている。回転部21は、回転軸19と共に横軸20回りに回転可能である。
As shown in FIG. 3, the rotating
The rotating
The
図2に示すように、回転部21は、基部23と突出部24とを有している。基部23は、側面視にて円形であり、中心に回転軸19が取り付けられている。突出部24は、基部23の中心(横軸20の位置)から離れる方向に突出している。突出部24は、第1突出部24Aと第2突出部24Bとを含む。第1突出部24Aと第2突出部24Bとは、互いに反対方向に突出している。第2突出部24Bの先端と横軸20(回転体15の回転中心)との距離は、第1突出部24Aの先端と横軸20との距離よりも大きい。
As shown in FIG. 2 , the rotating
本実施形態の場合、突出部の数は2つである。但し、突出部24の数は、採取部16の数に合わせて変更可能である。3つ以上の突出部24を設ける場合、それぞれの突出部24の先端と横軸20との距離を互いに異ならせることができる。但し、回転部21は、突出部24を有さない円形のものであってもよい。また、本実施形態の場合、回転部21は板状の部材(回転板)であるが、タイヤ型や円筒形等の他の形状の部材であってもよい。
In the case of this embodiment, the number of protrusions is two. However, the number of projecting
図2に示すように、接地体22は、回転部21に取り付けられている。接地体22は、回転部21の他方の面(耕耘部14と反対側の面)に取り付けられている。接地体22は、複数の接地体22を含む。接地体22は、横軸20回りの周方向に並んで配置されている。隣り合う接地体22同士の間隔は等しい。接地体22は、横軸20回りの周方向において、第1突出部24Aと第2突出部24Bとの間に配置されている。接地体22は、横軸20から離れる方向に放射状に延びている。接地体22は、円柱状であって、先端が円錐状に尖っている。複数の接地体22は、接地体22の先端と横軸20との距離が等しい。複数の接地体22は、回転体15の回転に伴って順次接地可能であって、接地時に先端が地面G1に突き刺さる。
As shown in FIG. 2 , the grounding
回転体15は、トラクタ2の走行に伴って複数の接地体22が順次接地することにより矢印A2方向(図2参照)に回転する。これにより、回転体15は、回転のための駆動源(モータ等)を必要とせずに回転することができる。トラクタ2の走行が停止すると、複数の接地体22が順次接地することができないため、回転体15の回転は停止する。
図1~図3に示すように、採取部16は、回転体15に取り付けられている。詳しくは、採取部16は、回転部21の一方の面(耕耘部14側の面)に取り付けられている。採取部16は、回転体15と共に回転することにより間欠的に土中に侵入して土壌を採取す
る。
As the
As shown in FIGS. 1 to 3, the collecting
採取部16は、複数の採取部(第1採取部16A、第2採取部16B)を含む。複数の採取部16(第1採取部16A、第2採取部16B)は、横軸20回りの周方向に並んで配置されている。尚、本実施形態の場合、採取部16の数は2つであるが、採取部16の数は1つであっても3つ以上であってもよい。本実施形態の場合、採取部16は、第1採取部16Aと第2採取部16Bの2つである。
The
第1採取部16Aと第2採取部16Bは、横軸20回りの周方向に180°間隔をあけて配置されている。言い換えれば、第1採取部16Aと第2採取部16Bは、横軸20を挟んで互いに反対位置に配置されている。第1採取部16Aは、第1突出部24Aに取り付けられている。第2採取部16Bは、第2突出部24Bに取り付けられている。第1採取部16Aと第2採取部16Bは、横軸20からの距離が異なっている。具体的には、横軸20から第2採取部16Bまでの距離は、横軸20から第1採取部16Aまでの距離よりも長い。図2等において、回転体15が回転したときに、第1採取部16Aが描く軌跡を仮想円C1で示し、第2採取部16Bが描く軌跡を仮想円C2で示している。
The
尚、採取部16が3つ以上である場合、各採取部16を上述した3つ以上の突出部にそれぞれ取り付けることによって、それぞれの採取部16の横軸20からの距離が互いに異なるように配置することができる。
採取部16の先端と横軸20との距離は、接地体22の先端と横軸20との距離よりも長い。これにより、複数の接地体22が順次接地することによって回転体15が回転したとき、採取部16の先端を土中に侵入させることができる。
When there are three or
The distance between the tip of the collecting
採取部16は、回転体15の回転に伴って間欠的に土中に侵入する筒状体である。採取部16を構成する筒状体は円筒状であって、両端(先端及び基端)が開口している。採取部16の先端は、鋭角状に尖っている(図3参照)。第1採取部16Aの先端は、第1突出部24Aよりも外方(横軸20から離れる方向)に突出している。第2採取部16Bの先端は、第2突出部24Bよりも外方(横軸20から離れる方向)に突出している。図2に示すように、第1採取部16Aを構成する筒状体の中心軸16A1の方向と、第1採取部16Aを構成する筒状体の中心軸16B1の方向は、略平行である。中心軸16A1、16B1は、回転体15の半径方向(仮想円C1、C2の半径方向)に対して傾いている。
The collecting
第1採取部16A及び第2採取部16Bは、回転体15の回転に伴って順次土壌に侵入する。これにより、複数の採取部16が間欠的に土壌に侵入する。第1採取部16A及び第2採取部16Bは、先端が開口した筒状体であるため、土壌に侵入することによって土壌が先端から内部に取り入れられる。第1採取部16A及び第2採取部16Bは、引き続いて回転することにより、内部に土壌が取り入れられた状態で土壌から離脱する。
The
これにより、第1採取部16A及び第2採取部16Bを構成する筒状体の内部に土壌が採取される。第1採取部16Aと第2採取部16Bは、横軸20からの距離が異なっているため、それぞれ異なる深さの土壌を採取することができる。具体的には、第2採取部16Bは、第1採取部16Aよりも深い位置の土壌を採取することができる。
また、回転体15はサイドフレーム7に取り付けられているため、採取部16による土壌の採取を耕耘部14による耕耘の影響を受けずに行うことができる。つまり、採取部16は、耕耘部14により耕耘されていない部分の土壌を採取することができる。
As a result, the soil is collected inside the tubular body that constitutes the
Further, since the rotating
図1~図3に示すように、土壌採取装置1は、採取部16に採取された土壌を取り出す取り出し具25を備えている。取り出し具25は、回転体15に取り付けられている。詳しくは、取り出し具25は、回転部21の一方の面(耕耘部14側の面)に取り付けられている。取り出し具25は、回転体15と共に横軸20回りに回転する。取り出し具25は、複数の取り出し具(第1取り出し具25A、第2取り出し具25B)を含む。取り出し具25の数は、採取部16の数と一致する。本実施形態の場合、採取部16の数が2つであるため、取り出し具25の数も2つである。
As shown in FIGS. 1 to 3, the
図4に示すように、取り出し具25は、シリンダ251、ロッド252、バネ253を有している。シリンダ251は、両端部が開口した円筒である。ロッド252は、シリン
ダ251の内部に挿通されており、シリンダ251の長さ方向に沿って進退可能である。ロッド252は、円柱状であって、外径は、採取部16の内径と同じか又は内径よりも僅かに小さい。ロッド252の先端は、鋭角状に尖っている。ロッド252の先端形状は、採取部16の先端形状と対応している。ロッド252の先端は、シリンダ251から突出している。ロッド252の長さ方向の中途部には、鍔部254が設けられている。鍔部254は、シリンダ251内部に配置されている。
As shown in FIG. 4, the
シリンダ251の一端部には、ロッド252が軸心回りに回転することを防ぐための回り止め部255が設けられている。回り止め部255は、内断面が非円形(小判形)に形成されており、回り止め部255に対応する箇所のロッド252の外形も同様の非円形に形成されている。
シリンダ251の他端部の内部には、環状板256が固定されている。環状板256と鍔部254との間にはバネ253が介装されている。バネ253は、ロッド252をシリンダ251からの突出量が減少する方向(短縮方向)に向けて付勢している。ロッド252の基端部252aに押圧力(矢印A3参照)が作用したとき、バネ253が短縮し、ロッド252はシリンダ251からの突出量が増加する方向(伸長方向)に移動する(矢印A4参照)。
One end of the
An
図2に示すように、第1取り出し具25Aのロッド252の軸心25A1は、第1採取部16Aを構成する筒状体の中心軸16A1の延長線上にある。第2取り出し具25Bのロッド252の軸心25B1は、第2採取部16Bを構成する筒状体の中心軸16B1の延長線上にある。これにより、ロッド252は、伸長方向に移動したとき、採取部16を構成する筒状体に侵入し、筒状体の内部に採取された土壌を押し出す(図3の矢印A4参照)。
As shown in FIG. 2, the axial center 25A1 of the
図4に示すように、ロッド252の基端部252aには、コロ部材26が装着されている。コロ部材26は、円筒状である。本実施形態の場合、コロ部材26はベアリングから構成されている。コロ部材26は、ロッド252の基端部252aから装置幅方向の一方側(耕耘部14側)に向けて突出した軸体27に支持されており、軸体27回りに回転可能である。ロッド252は、コロ部材26に力が加わることによって、基端部252aに押圧力(矢印A3参照)が作用し、伸長方向(図2の矢印A4方向)に移動する。
As shown in FIG. 4, a
図2、図3に示すように、サイドフレーム7にはガイド部材28が取り付けられている。ガイド部材28は、コロ部材26の動きを案内する部材である。ガイド部材28は、サイドフレーム7の側縁部に固定されている。図3に示すように、ガイド部材28は、サイドフレーム7の他方の面よりも装置幅方向の他方側(回転部21側)に突出している。図2に示すように、ガイド部材28は、側面視にてV字状に屈曲した板材から構成されており、V字の内側の面がコロ部材26の案内面となる。
As shown in FIGS. 2 and 3, a
ここで、取り出し具25の作用(動作)について説明する。
図2の状態から回転体15が矢印A2方向に回転すると、第1採取部16A、第2採取部16B、第1取り出し具25A、第2取り出し具25Bも矢印A2方向に回転する。すると、先ず第1採取部16Aによって土壌が採取される。第1採取部16Aは土壌を採取した後、矢印A2方向に回転を続行する。同様に、第2採取部16B、第1取り出し具25A、第2取り出し具25Bも矢印A2方向に回転を続行する。
Here, the action (operation) of the
When the
回転体15と共に第1取り出し具25Aが回転を続行すると、コロ部材26がガイド部材28に当たる。図5において、ガイド部材28に当たったときのコロ部材26の最初の位置を符号B1で指し示している。図5の仮想円C1は、回転体15の回転に伴う第1採取部16Aの移動の軌跡を示している。
回転体15が更に回転すると、コロ部材26はガイド部材28に沿って案内され、符号B2、B3、B4、B5で指し示す位置に順次移動する。これにより、コロ部材26がガイド部材28により押され、ロッド252が伸長方向に移動する。
When the
When the
図5において、コロ部材26が符号B1で指し示す位置にあるとき、ロッド252は符号F1で指し示す位置にあり、第1採取部16Aは符号E1で指し示す位置にある。同様に、コロ部材26が符号B2、B3、B4、B5で指し示す位置にあるとき、ロッド25
2はそれぞれ符号F2、F3、F4、F5で指し示す位置にあり、第1採取部16Aはそれぞれ符号E2、E3、E4、E5で指し示す位置にある。
In FIG. 5, when the
2 are located at positions indicated by symbols F2, F3, F4, and F5, respectively, and the
ロッド252が伸長方向に移動すると、ロッド252の先端部が第1採取部16Aを構成する筒状体の内部に侵入し、筒状体の内部に収容された土壌を押し出す。コロ部材26が符号B5で指し示す位置になったときに、筒状体の内部に収容された土壌が全て押し出される。
コロ部材26が符号B5で指し示す位置になった後、更に回転体15が回転すると、コロ部材26はガイド部材28から外れる。そのため、ガイド部材28により押された状態が解除され、ロッド252はバネ253の付勢力によって短縮方向に移動し、第1採取部16Aから離脱する。
When the
When the
また、図示していないが、回転体15が更に回転すると、第2取り出し具25のコロ部材26がガイド部材28に当たり、ロッド252が伸長方向に移動することによって、第2採取部16Bを構成する筒状体の内部に収容された土壌を押し出す。
回転体15の回転が継続することによって上記動作が繰り返され、第1採取部16Aにより採取された土壌が第1取り出し具25Aによって押し出される動作と、第2採取部16Bにより採取された土壌が第2取り出し具25Bによって押し出される動作とが交互に行われる。
Further, although not shown, when the
The above operation is repeated by the continuation of the rotation of the
図1、図6、図7に示すように、土壌採取装置1は、採取部16により採取された土壌を受け取る受け取り部40を備えている。受け取り部40は、採取部16により採取された後、取り出し具25により採取部16から押し出された土壌を受け取る。
受け取り部40は、第2回転体41、受け取り具42、容器43を有している。
第2回転体41は、サイドフレーム7に取り付けられた支持フレーム29によって支持されている。支持フレーム29は、サイドフレーム7に固定されている。支持フレーム29は、サイドフレーム7から後下方に向けて延設されている。
As shown in FIGS. 1, 6, and 7, the
The receiving
The
支持フレーム29の下端部には支軸30が設けられている。支軸30は、装置幅方向に延びている。支軸30の軸心(第2横軸31)は、回転軸19の軸心(横軸20)と平行である。支軸30にはベアリング32を介して第2回転体41が支持されている。これにより、第2回転体41は、回転軸19と平行な支軸30回り(横軸20と平行な第2横軸31回り)に回転可能である。第2回転体41は、回転体15の回転に対応して第2横軸31回りに回転する。図6に示すように、第2回転体41の回転方向A5は、回転体15の回転方向A2とは逆方向である。第2回転体41の外形は円形であって、円形の中心に支軸30が位置している。
A
図1、図6、図7に示すように、受け取り具42は、第2回転体41に取り付けられており、第2回転体41と共に第2横軸31回り(支軸30回り)に回転する。受け取り具42は、筒状であって、両端部が開口している。受け取り具42の先端部は、斜めに切り欠かれている。受け取り具42は、複数の受け取り具42を含む。図7に示すように、複数の受け取り具42は、第2回転体41の周方向に沿って等間隔に並んで配置されている。複数の受け取り具42は、第2回転体41の外周から放射状に突出している。
As shown in FIGS. 1, 6, and 7, the receiving
複数の受け取り具42は、長尺受け取り具42Aと短尺受け取り具42Bとを含む。長尺受け取り具42Aの長さは、短尺受け取り具42Bの長さよりも長い。長尺受け取り具42Aと短尺受け取り具42Bは、第2回転体41の周方向に交互に配置されている。長尺受け取り具42は、第1採取部16Aに採取された土壌を受け取る。短尺受け取り具42は、第2採取部16Bに採取された土壌を受け取る。
The plurality of
複数の受け取り具42のうち1つの受け取り具(図7にて符号J1で指し示す)は、取り出し具25により採取部16から押し出された土壌を受け取り可能な受け取り位置P1に位置する。図6、図7に示すように、受け取り位置P1は、第2回転体41の前側(回転体15側)にある。受け取り具42は、受け取り位置P1において、切り欠かれた先端部の開口(受け取り口42a)が前方に向かうにつれて上方に移行するように傾斜する(図7参照)。
One of the plurality of receiving tools 42 (indicated by reference numeral J1 in FIG. 7) is positioned at a receiving position P1 capable of receiving the soil pushed out from the collecting
複数の受け取り具42は、第2回転体41の回転に伴って受け取り位置P1に順次移動
する。図7に示す例では、長尺受け取り具42Aの次に、長尺受け取り具42Aと隣り合う短尺受け取り具42B(図7にて符号J2で指し示す)が受け取り位置P1に移動する。また、短尺受け取り具42Bの次に、短尺受け取り具42Bと隣り合う長尺受け取り具42A(図7にて符号J3で指し示す)が受け取り位置P1に移動する。
The plurality of receiving
容器43は、受け取り具42により受け取られた土壌を収容する。容器43は、第2回転体41に着脱可能に装着される。容器43は、第2回転体41と共に回転する。但し、容器43は、ベアリング32を介して支軸30に取り付けてもよい。この場合、容器43は、ベアリング32の外輪と共に回転し、ベアリング32に対して着脱可能となる。
図7に示すように、容器43は、隔壁44により仕切られた複数の収容部45を有している。容器43は円環状に形成されており、複数の収容部45は支軸30を中心として円形に並んで配置されている。収容部45の数は、受け取り具42と一致している。各収容部45は、各受け取り具42の基端部に対応する位置に配置されている。
The
As shown in FIG. 7, the
容器43は、受け取り位置P1にある受け取り具42から土壌を受け入れる。具体的には、容器43の複数の収容部45のうち1つの収容部45Aは、受け取り位置P1にある受け取り具42(図7にて符号J1で指し示す)から土壌を受け入れ可能な受け入れ位置P2にあり、受け入れ位置P2において受け取り具42から土壌を受け入れる。
複数の収容部45は、容器43が第2回転体41と共に回転することによって、受け取り位置P1にある受け取り具42から土壌を受け入れ可能な受け入れ位置P2に順次移動する。図7に示す例では、収容部45Aの次に、収容部45Aと隣り合う収容部45Bが受け入れ位置P2に移動する。また、収容部45Bの次に、収容部45Bと隣り合う収容部45Cが受け入れ位置P2に移動する。
The
As the
図7に示すように、受け取り部40は、カバー46を有している。カバー46は、円環の一部を切り欠いた形状である。カバー46は、容器43の外周面に沿って配置されている。カバー46は、切り欠かれた部分46aが受け入れ位置P2にある収容部45Aに対応する位置に配置されている。つまり、カバー46は、複数の収容部45のうち、受け入れ位置P2にある収容部45Aを受け取り具42に向けて開放し、受け入れ位置P2以外の位置にある収容部(収容部45A以外の収容部)を閉鎖している。これにより、複数の収容部45のうち受け入れ位置P2にある収容部45Aのみが受け取り具42から土壌を受け入れることができる。
As shown in FIG. 7, the
カバー46は、支持フレーム29に対して直接的又は他の部材を介して間接的に固定されており回転しない。そのため、カバー46の切り欠かれた部分は、常に同じ位置にある。具体的には、カバー46の切り欠かれた部分は、常に受け入れ位置P2に対応する部分にある。
以下、受け取り部40の作用(動作)について、図8~図13を参照しながら説明する。尚、図8~図13において、受け取り具42は説明に必要な一部のみを示している。
The
The action (operation) of the receiving
図8は、回転体15の回転に伴う取り出し具25の動きを示す図5に、受け取り部40の動きを追記した図である。図8に示すように、取り出し具25の動きと受け取り部40の動きとは連動する。
先ず、図8に示すように、第1取り出し具25Aが符号D1で指し示す位置にあり、第1採取部16Aが符号E1で指し示す位置にあるとき、第1採取部16Aは長尺受け取り具42Aから離れた位置にある。このとき、第1取り出し具25Aは第1採取部16Aに侵入しておらず、土壌S1は第1採取部16Aに収容されている。また、長尺受け取り具42Aは、符号J4で指し示す位置にある。
FIG. 8 is a diagram in which movement of the receiving
First, as shown in FIG. 8, when the
次に、回転体15の回転に伴って、図8に示すように、第1取り出し具25Aが符号D2で指し示す位置に移動し、第1採取部16Aが符号E2で指し示す位置に移動したとき、第1採取部16Aが符号J4で指し示す位置にある長尺受け取り具42Aの先端に当たる。このとき、第1取り出し具25Aは第1採取部16Aに侵入しておらず、土壌S1は第1採取部16Aに収容されている。
Next, as the rotating
続いて、回転体15の更なる回転に伴って、図8に示すように、第1取り出し具25Aが符号D3で指し示す位置に移動し、第1採取部16Aが符号E3で指し示す位置に移動
することによって、第1採取部16Aが長尺受け取り具42Aに侵入しながら長尺受け取り具42Aを符号J5で指し示す位置に押し上げる。これにより、第2回転体41が矢印A5方向に回転を開始する。このとき、図9に示すように、第1取り出し具25Aは第1採取部16Aに侵入を開始している。そのため、第1採取部16Aからの土壌S1の押し出しが開始される。押し出された土壌S1は、長尺受け取り具42A内に導かれる。このとき、土壌S1が導かれた長尺受け取り具42Aに対応する位置にある収容部45Aは、受け入れ位置P2にはなく、カバー46によりほぼ閉鎖されている。
Subsequently, as the rotating
続いて、回転体15の更なる回転に伴って、図8に示すように、第1取り出し具25Aが符号D4で指し示す位置に移動し、第1採取部16Aが符号E4で指し示す位置に移動することによって、第1採取部16Aが長尺受け取り具42Aに更に侵入しながら、長尺受け取り具42Aを更に符号J6で指し示す位置に押し上げる。これにより、第2回転体41が矢印A5方向に更に回転する。このとき、図10に示すように、第1取り出し具25Aは第1採取部16Aに更に侵入し、第1採取部16Aからの土壌S1の押し出しが継続される。押し出された土壌S1は、長尺受け取り具42A内に導かれる。このとき、長尺受け取り具42Aに対応する位置にある収容部45Aは、受け入れ位置P2にはなく、カバー46により下部が閉鎖されている。
Subsequently, as the rotating
続いて、回転体15の更なる回転に伴って、図8に示すように、第1取り出し具25Aが符号D5で指し示す位置に移動し、第1採取部16Aが符号E5で指し示す位置に移動することによって、第1採取部16Aが長尺受け取り具42Aに更に侵入しながら、長尺受け取り具42Aを更に符号J7で指し示す位置に押し上げる。これにより、第2回転体41が矢印A5方向に更に回転し、長尺受け取り具42Aは基端部が先端部よりも下方に位置するように傾斜する。このとき、図11に示すように、第1取り出し具25Aは第1採取部16Aに更に侵入し、第1採取部16Aからの土壌の押し出しが完了する。押し出されて長尺受け取り具42A内に導かれた土壌S1は、長尺受け取り具42Aの傾斜に沿って滑り落ちる。このとき、長尺受け取り具42Aに対応する位置にある収容部45Aは、受け入れ位置P2にあって、カバー46により閉鎖されずに長尺受け取り具42Aに向けて開放されている。そのため、長尺受け取り具42Aの傾斜に沿って滑り落ちた土壌S1は、収容部45A内に収容される。
Subsequently, as the rotating
続いて、回転体15が更に回転すると、第2採取部16Bが長尺受け取り具42Aと隣り合う短尺受け取り具42Bの先端に当たり(図12参照)、短尺受け取り具42Bを押し上げる。これにより、第2回転体41が矢印A5方向に更に回転する。そして、図13に示すように、短尺受け取り具42Bに対応する位置にある収容部45Bが受け入れ位置P2に移動したとき、第2取り出し具25Bによって第2採取部16Bから押し出された土壌S1は、短尺受け取り具42Bの傾斜に沿って滑り落ち、収容部45B内に収容される。このとき、既に土壌S1が収容された収容部45Aはカバー46によって閉鎖されているため、収容部45Aに収容された土壌がこぼれ落ちることが防止できる。
Subsequently, when the
上記動作が繰り返されることによって、第1取り出し具25Aによって第1採取部16Aから押し出された土壌が長尺受け取り具42Aを介して収容部45に収容される動作と、第2取り出し具25Bによって第2採取部16Bから押し出された土壌が短尺受け取り具42Bを介して収容部45に収容される動作とが交互に行われる。全ての収容部45に土壌が収容された後、容器43を第2回転体41から取り外す。
By repeating the above operations, the soil pushed out from the
上述したように、第2回転体41は、第1採取部16Aが長尺受け取り具42Aを押し上げる動作と、第2採取部16Bが短尺受け取り具42Bを押し上げる動作が交互に繰り返されることにより回転する。つまり、第2回転体41は、回転体15の回転力に伴う第1採取部16A及び第2採取部16Bの動きを利用して回転することができる。そのため、第2回転体41は、トラクタ2の原動機からの動力やモータ等の別の駆動源からの動力を使用せずに回転することができる。
As described above, the second
上記実施形態の土壌採取装置1によれば、以下の効果を奏する。
土壌採取装置1は、走行体2に装着される土壌採取装置であって、走行体2の走行に伴って走行体2の幅方向に延びる横軸20回りに回転する回転体15と、回転体15と共に
回転することにより間欠的に土中に侵入して土壌を採取する採取部16と、を備えている。
The
The
この構成によれば、走行体2の走行に伴って回転することにより間欠的に土中に侵入して土壌を採取する採取部16を備えているため、所望の深さの土壌を効率的に採取することができる。
また、回転体15は、横軸20回りの周方向に並んで配置され且つ接地可能な複数の接地体22を有し、走行体2の走行に伴って複数の接地体22が順次接地することによって回転する。
According to this configuration, since the collecting
Further, the rotating
この構成によれば、回転体15を回転させるための駆動源(モータ等)を必要としないため、土壌採取装置1の構成を簡素化して軽量化することができる。
また、採取部16は、横軸20回りの周方向に並んで配置された複数の採取部(第1採取部16A、第2採取部16B)を含み、複数の採取部は横軸20からの距離が異なっている。
This configuration does not require a drive source (such as a motor) for rotating the
In addition, the
この構成によれば、複数の採取部(第1採取部16A、第2採取部16B)によって、それぞれ異なる深さの土壌を採取することができる。
また、採取部16により採取された土壌を受け取る受け取り部40を備え、受け取り部40は、横軸20と平行な第2横軸31回りに回転可能であって、回転体15の回転に対応して第2横軸31回りに回転する第2回転体41と、第2回転体41の回転に伴って土壌を受け取り可能な受け取り位置P1に移動する受け取り具42と、を有している。
According to this configuration, soil at different depths can be sampled by the plurality of samplers (the
Further, a receiving
この構成によれば、受け取り部40の受け取り具42が、第2回転体41の回転に伴って回転しながら、採取部16により採取された土壌を連続的に効率良く受け取ることができる。
また、受け取り部40は、受け取り具42により受け取られた土壌を収容する容器43を有し、容器43は、第2回転体41に着脱可能に装着されるとともに、受け取り位置P1にある受け取り具42から土壌を受け入れる。
According to this configuration, the receiving
Further, the receiving
この構成によれば、受け取り具42から容器43に土壌を受け入れることができるとともに、土壌を受け入れた容器43を第2回転体41から取り外して空の容器43と交換して土壌採取を継続することができる。
また、容器43は、隔壁44により仕切られた複数の収容部45を有し、複数の収容部45は、第2回転体41の回転に伴って、受け取り位置P1にある受け取り具42から土壌を受け入れ可能な受け入れ位置P2に順次移動する。
According to this configuration, the soil can be received from the receiving
Further, the
この構成によれば、異なる位置から採取された土壌を複数の収容部45に分けて収容することができる。また、複数の収容部45に受け取り具42から効率良く土壌を受け入れることができる。
また、受け取り部40は、受け入れ位置P2にある収容部45を受け取り具42に向けて開放し、受け入れ位置P2以外の位置にある収容部45を閉鎖するカバー46を有している。
According to this configuration, soil collected from different positions can be divided and stored in a plurality of
The receiving
この構成によれば、受け入れ位置P2以外にある収容部45に土壌が収容されることを防止することができる。また、収容部45に収容された土壌がこぼれることを防止することができる。
また、採取部16に採取された土壌を取り出す取り出し具25を備え、採取部16は、回転体15の回転に伴って間欠的に土中に侵入する筒状体であり、取り出し具25は、採取部16内に採取された土壌を受け取り位置P1に向けて押し出す。
According to this configuration, it is possible to prevent soil from being stored in the
Further, the
この構成によれば、採取部16による土壌の採取を容易に行うことができるとともに、採取された土壌を取り出し具25によって確実に受け取り位置P1に取り出すことができる。
また、走行体2がトラクタ2であって、回転体15はトラクタ2の後部に設けられたロータリ耕耘機4にサイドフレーム7に装着されている。
According to this configuration, the soil can be easily collected by the collecting
The traveling
この構成によれば、ロータリ耕耘機4により耕耘を行いながら土壌を採取することができる、また、回転体15がサイドフレーム7に装着されているため、ロータリ耕耘機4に
よる耕耘の影響を受けずに土壌を採取することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
According to this configuration, the soil can be collected while the
Although one embodiment of the present invention has been described above, it should be considered that the embodiment disclosed this time is illustrative in all respects and is not restrictive. The scope of the present invention is indicated by the scope of the claims rather than the above description, and is intended to include all modifications within the scope and meaning equivalent to the scope of the claims.
1 土壌採取装置
2 走行体(トラクタ)
4 ロータリ耕耘機
7 サイドフレーム
15 回転体
16 採取部
16A 第1採取部
16B 第2採取部
20 横軸
22 接地体
25 取り出し具
31 第2横軸
40 受け取り部
41 第2回転体
42 受け取り具
43 容器
44 隔壁
45 収容部
46 カバー
P1 受け取り位置
P2 受け入れ位置
1
4
Claims (8)
前記走行体の走行に伴って前記走行体の幅方向に延びる横軸回りに回転する回転体と、
前記回転体と共に回転することにより間欠的に土中に侵入して土壌を採取する採取部と、
を備え、
前記採取部は、前記横軸回りの周方向に並んで配置された複数の採取部を含み、
前記複数の採取部は、前記横軸からの距離が異なっている土壌採取装置。 A soil sampling device mounted on a traveling body,
a rotating body that rotates about a horizontal axis extending in the width direction of the traveling body as the traveling body travels;
a collecting unit that intermittently penetrates into the soil and collects the soil by rotating together with the rotating body;
with
the collecting portion includes a plurality of collecting portions arranged in a circumferential direction around the horizontal axis;
The soil sampling device , wherein the plurality of sampling parts are at different distances from the horizontal axis .
前記走行体の走行に伴って前記走行体の幅方向に延びる横軸回りに回転する回転体と、
前記回転体と共に回転することにより間欠的に土中に侵入して土壌を採取する採取部と、
前記採取部により採取された土壌を受け取る受け取り部と、
を備え、
前記受け取り部は、
前記横軸と平行な第2横軸回りに回転可能であって、前記回転体の回転に対応して前記第2横軸回りに回転する第2回転体と、
前記第2回転体の回転に伴って土壌を受け取り可能な受け取り位置に移動する受け取り具と、
を有している土壌採取装置。 A soil sampling device mounted on a traveling body,
a rotating body that rotates about a horizontal axis extending in the width direction of the traveling body as the traveling body travels;
a collecting unit that intermittently penetrates into the soil and collects the soil by rotating together with the rotating body;
a receiving section that receives the soil collected by the collecting section;
with
The receiving part is
a second rotating body rotatable about a second horizontal axis parallel to the horizontal axis and rotating about the second horizontal axis corresponding to the rotation of the rotating body;
a receiving tool that moves to a receiving position capable of receiving soil as the second rotating body rotates;
A soil sampling device having a
前記走行体の走行に伴って前記走行体の幅方向に延びる横軸回りに回転する回転体と、
前記回転体と共に回転することにより間欠的に土中に侵入して土壌を採取する採取部と、
を備え、
前記走行体がトラクタであって、
前記回転体は、前記トラクタの後部に設けられたロータリ耕耘機のサイドフレームに装着されている土壌採取装置。 A soil sampling device mounted on a traveling body,
a rotating body that rotates about a horizontal axis extending in the width direction of the traveling body as the traveling body travels;
a collecting unit that intermittently penetrates into the soil and collects the soil by rotating together with the rotating body;
with
The running body is a tractor,
A soil sampling device in which the rotating body is attached to a side frame of a rotary tiller provided at the rear of the tractor .
前記容器は、前記第2回転体に着脱可能に装着されるとともに、前記受け取り位置にある前記受け取り具から土壌を受け入れる請求項2に記載の土壌採取装置。 The receiving part has a container for containing the soil received by the receiving tool,
3. The soil sampling apparatus according to claim 2 , wherein the container is detachably attached to the second rotating body and receives soil from the receiving tool located at the receiving position.
前記複数の収容部は、前記第2回転体の回転に伴って、前記受け取り位置にある受け取り具から土壌を受け入れ可能な受け入れ位置に順次移動する請求項5に記載の土壌採取装置。 The container has a plurality of storage units partitioned by partition walls,
6. The soil sampling apparatus according to claim 5, wherein the plurality of storage units sequentially move from the receiving tool at the receiving position to the receiving position where the soil can be received as the second rotating body rotates.
前記採取部は、前記回転体の回転に伴って間欠的に土中に侵入する筒状体であり、
前記取り出し具は、前記採取部内に採取された土壌を前記受け取り位置に向けて押し出す請求項2、5~7のいずれか1項に記載の土壌採取装置。 A pick-up tool for taking out the collected soil from the collecting unit,
the sampling part is a cylindrical body that intermittently penetrates into the soil as the rotary body rotates;
The soil sampling device according to any one of claims 2 and 5 to 7 , wherein the extraction tool pushes the soil sampled in the sampling section toward the receiving position.
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US8613234B1 (en) | 2011-04-11 | 2013-12-24 | Linford L. Harrell | Soil sampling apparatus |
-
2019
- 2019-06-27 JP JP2019119594A patent/JP7144364B2/en active Active
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