JP7143980B2 - 設計支援装置 - Google Patents

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Description

本発明は、設計支援装置に関する。
従来、建物を構成する部品の集合体の仮想3次元モデルを用いた集計システムが知られている(例えば、特許文献1)。また、建物を構成する各部品の集合体の仮想3次元モデルを用いた処理システムが知られている(例えば、特許文献2)。
特開2016-115040号公報 特開2017-224014号公報
設計者が建物内部の壁を設計する際、壁に関する条件を考慮する必要がある。例えば、設計者は、建物の防火区画及び各室の遮音性能等を考慮して、壁を設計する必要がある。この場合、防火区画を考慮する際には、設計対象の建物に設定された防火区画に応じて室の壁が設計される。また、遮音性能を考慮する際には、隣接する室において発生する音の大きさに応じて室の壁が設計される。
このため、設計者が壁を設計する際には、性質の異なる複数の条件を考慮する必要があり、設計対象の建物内の室が増えるほど(又は、室の種類が増えるほど)、設計作業に時間がかかる、という課題がある。
しかし、上記特許文献1~上記特許文献2に記載の技術では、建物内の壁の設計については開示されていない。
本発明は上記事実を考慮して、設計対象の建物の各室の要求性能を満たす壁を自動的に生成することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の設計支援装置は、設計対象の建物の室の要件を表す基本要件情報を取得する情報取得部と、前記情報取得部によって取得された前記基本要件情報に基づいて、前記設計対象の建物内の壁の各々を生成する壁生成部と、を含む。これにより、設計対象の建物の各室の要求性能を満たす壁を自動的に生成することができる。
本発明の前記壁生成部は、前記基本要件情報のうちの、防火区画に関する情報、各室の遮音に関する情報、各室の水使用に関する情報、吹抜に面する室に関する情報、トイレ内の間仕切り壁に関する情報、各室の放射線遮蔽に関する情報、各室の電磁波遮蔽に関する情報、及び各室の可動間仕切りに関する情報の少なくとも1つに基づいて、前記壁を生成するようにしてもよい。これにより、設計対象の建物内の各室の要求性能を考慮して壁を自動的に生成することができる。
本発明の前記基本要件情報は、外壁の種別を含み、前記壁生成部は、前記壁を生成する際に、生成対象の前記壁が外壁の裏側に位置する壁である場合には、前記外壁の種別に応じて前記壁を生成するようにしてもよい。これにより、外壁の種別を考慮して壁を適切に生成することができる。
本発明の前記基本要件情報は、防火区画に関する情報を含み、前記壁生成部は、前記壁を生成する際に、生成対象の前記壁が防火区画に対応する場合には、建物内の任意の室の床面から前記任意の室の上階のスラブ下又は梁下までの前記壁を生成するようにしてもよい。これにより、防火区画を考慮して壁を適切に生成することができる。
また、本発明の前記情報取得部は、前記設計対象の建物を表す複数の異なるBIM(Building Information Modeling)モデルに格納された各情報を更に取得し、前記壁生成部は、前記壁を生成する際に、複数の異なる前記BIMモデルから取得された各情報と前記基本要件情報とに基づいて、前記壁を生成するようにしてもよい。これにより、複数の異なるBIMモデルに格納された各種情報を考慮して壁を適切に生成することができる。
本発明によれば、設計対象の建物の各室の要求性能を満たす壁を自動的に生成することができる、という効果が得られる。
本実施形態に係る設計支援装置の構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態の室要件テーブルと基本オブジェクトとを説明するための説明図である。 本実施形態の室要件テーブルの一例を示す図である。 各室の壁の生成処理を説明するための説明図である。 各室の壁の生成処理を説明するための説明図である。 各室の壁の生成処理を説明するための説明図である。 本実施形態に係る設計支援処理ルーチンの一例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。
<第1実施形態に係る設計支援装置の構成>
図1に、本発明の実施形態に係る設計支援装置100の構成の一例を示す。本実施形態の設計支援装置100は、機能的には、図1に示されるように、受付部10、コンピュータ20、及び表示部30を含んだ構成で表すことができる。本実施形態の設計支援装置100は、建築設計者によって行われる壁設計を支援する。
建物内部の壁を設計する際には、所定の条件を満たした壁を設計する必要がある。しかし、壁設計の際に考慮すべき条件の数は膨大である。
例えば、LGS(Light Gauge Steel)によって構成される壁(以下、単に「LGS壁」と称する。)を例に説明する。LGS壁の壁下地の骨組みのサイズに関する仕様は、そのLGS壁の高さによって決定される。また、そのLGS壁の高さを決定するためには、防火区画及び室間の遮音性能等を考慮する必要がある。更に、地下の外壁に接する箇所においては、LGS壁の骨組みの素材は、鋼製ではなくステンレス製(SUS製)を用いる等の考慮をする必要がある。
このように、壁設計の際に考慮すべき条件は複雑かつ膨大であるが、従来では、建築設計者が一つ一つの壁の仕様の決定を行っている。
一方、建築設計の分野では、BIM(Building Information Modeling)の活用が進んでいる。BIMを用いる場合、建築設計者は、設計対象の建物の3次元モデルを表すBIMモデルを作成し、建築設計を行う。
建築設計者は、BIMを活用する際、設計対象の建物を表すBIMモデルのうちの各オブジェクトに対し、各オブジェクトの仕様を表す属性情報を付与する。これにより、例えば、壁のオブジェクトの仕様が決定される。しかし、この方法は、建築設計者によって壁の仕様が決定されるため、従来手法と変わらない。
そこで、本実施形態の設計支援装置100は、建物内の各室の要求性能を表す室要件テーブルを用いて、建物内の壁を自動的に生成する。
本実施形態では、建物の形状を表すオブジェクトとその仕様を表す属性情報とによって表されていたBIMモデルから、各室の要求性能に関する情報を室要件テーブルとして抽出し、この室要件テーブルを用いて壁を自動的に生成する。本実施形態の室要件テーブルは、設計対象の建物の室の要件を表す基本要件情報の一例である。
本実施形態では、図2に示されるように、設計対象の建物の室の要件に関する情報を含む室要件テーブルRCと設計対象の建物の形状を表すオブジェクトである基本オブジェクトPMとを分けて管理する。室要件テーブルRCの各情報は、設計対象の建物の各室の要求性能を表す情報である。室要件テーブルRCと基本オブジェクトPMとを分けて管理することにより、設計対象の建物の各室の要求性能に応じて、適切かつ自動的に壁を生成することが可能となる。
なお、室要件テーブルRCの各情報には、建築主の要望に応じて定まる情報も含まれている。従って、室要件テーブルRCの各情報が基本オブジェクトPMへ反映されると、設計対象のBIMモデルMは、建築主の要望が反映された状態となる。
以下、本実施形態について具体的に説明する。
受付部10は、ユーザから入力された情報を受け付ける。受付部10は、例えばキーボード、マウス、又は外部装置からの入力を受け付ける入出力装置等によって実現される。本実施形態において、ユーザは、設計支援の指示信号を、受付部10を介してコンピュータ20へ入力する。
コンピュータ20は、CPU(Central Processing Unit)、各処理ルーチンを実現するためのプログラム等を記憶したROM(Read Only Memory)、データを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)、記憶手段としてのメモリ、ネットワークインタフェース等を含んで構成されている。コンピュータ20は、図1に示されるように、機能的には、基本要件情報記憶部22と、オブジェクト記憶部24と、BIMモデル記憶部25と、情報取得部26と、壁生成部28とを備えている。
基本要件情報記憶部22には、設計対象の建物の室の要件を表す基本要件情報としての室要件テーブルRCが格納される。室要件テーブルRCには、各室の要求性能に関する情報が格納されている。
例えば、室要件テーブルRCには、各室の遮音に関する情報、各室の水使用に関する情報、各室の可動間仕切りに関する情報、各室の放射線遮蔽に関する情報、及び各室の電磁波遮蔽に関する情報等が含まれている。また、室要件テーブルRCには、防火区画に関する情報、外壁の種別に関する情報、吹抜に面する室に関する情報、及びトイレ内の間仕切り壁に関する情報等が含まれていてもよい。
図3に、室要件テーブルRCの一例を示す。図3に示される室要件テーブルRCには、各室の遮音に関する情報「遮音設定」と、各室の水使用に関する情報「水使用室」と、各室の可動間仕切りに関する情報「可動間仕切」と、各室の放射線遮蔽に関する情報「放射線遮蔽」と、各室の電磁波遮蔽に関する情報「電磁波遮蔽」とが含まれている。これらの情報を用いて各室の壁が生成される。
オブジェクト記憶部24は、設計対象の建物の形状を表すオブジェクトである基本オブジェクトPMが格納されている。
BIMモデル記憶部25には、設計対象の建物を表す複数の異なるBIMモデルが格納されている。
建物の設計作業は、複数のBIMモデルによって進められることが多い。複数のBIMモデルとしては、例えば、建物の意匠に関する情報が格納される意匠モデル、建物の設備に関する情報が格納される設備モデル、建物の構造に関する情報が格納される構造モデル、及び建物の防火区画に関する情報が格納されるゾーンモデル等が挙げられる。
例えば、構造設計者は、設計対象の建物の構造を考慮して、構造モデルを作成する。構造モデルは、構造に関する建物の形状を表すオブジェクトとそのオブジェクトに付与された属性情報とを含んで構成される。
複数のBIMモデルによって設計作業が進められる場合、壁の生成に必要な情報は、各BIMモデルに分散されて格納される。そのため、本実施形態では、建物の室の要件を表す室要件テーブルRCと、建物の形状を表す基本オブジェクトPMと、複数のBIMモデルに格納された各情報とに基づいて、設計対象の建物の壁の各々を自動的に生成する。
情報取得部26は、基本要件情報記憶部22に格納された室要件テーブルRCを取得する。また、情報取得部26は、オブジェクト記憶部24に格納された基本オブジェクトPMを取得する。また、情報取得部26は、複数の異なるBIMモデルに格納された各情報を取得する。
壁生成部28は、情報取得部26によって取得された、室要件テーブルRC、基本オブジェクトPM、及び複数のBIMモデルから取得した各情報に基づいて、設計対象の建物内の壁の各々を生成する。
図4に、壁の生成を説明するための説明図を示す。図4には、LGS部材で構成される壁を生成するための方法が示されている。
[外壁種別に応じた壁の生成]
まず、外壁種別に応じた壁の生成について説明する。
壁生成部28は、壁を生成する際に、生成対象の壁が外壁の裏側に位置する壁である場合には、外壁の種別に応じて壁を生成する。図4のステップA1からステップA7において、外壁の裏側に位置する壁の具体的な生成方法が示されている。
具体的には、まず、壁生成部28は、図4に示されるステップA1において、壁下地の必要な範囲を設定する。例えば、壁生成部28は、壁下地が必要な範囲として外部に面する壁の裏面の壁を設定する。
次に、壁生成部28は、ステップA2において、外部に面する壁の特定を開始する。具体的には、壁生成部28は、ステップA3において、建物の形状を表す基本オブジェクトPMのうち、外部に面する壁である外壁を特定する。そして、壁生成部28は、ステップA4及びステップA5において、例えば、外壁種別に関する情報が格納された外壁モデルから情報を読み出し、外壁の種別を特定する。
壁生成部28は、外壁の種別がPCa、ECP、及びALCの何れかである場合には、ステップA6へ移行し、壁下地仕様として「断熱材t=25 LGS 50 @303の上 GB-R 12.5」を決定する。また、壁生成部28は、外壁の種別がRCである場合には、ステップA7へ移行し、壁下地仕様として「断熱材t=25 GL工法 GB-R 12.5」を決定する。「GB-R」はボードの種類を表し、「@303」は骨組みの間隔を表し、「t=25」「12.5」はボード等の厚さを表す。
[建物の防火区画と室の遮音性能とに応じた壁の生成]
次に、建物の防火区画と室の遮音性能とに応じた壁の生成について説明する。
壁生成部28は、任意の室の壁を生成する際に、生成対象の壁が防火区画に対応する場合には、建物内の任意の室の床面から任意の室の上階のスラブ下又は梁下までの壁を生成する。また、壁生成部28は、壁を生成する際に、生成対象の壁が、遮音必要室を形成する場合には、建物内の任意の室の床面から任意の室の上階のスラブ下又は梁下までの壁を生成する。
図4のステップB1からステップB9において、防火区画に関連する壁又は遮音必要室に関連する壁の具体的な生成方法が示されている。
具体的には、まず、壁生成部28は、図4に示されるステップB1において、壁を構成するLGS壁の骨組みのサイズに関する仕様の決定を開始する。
壁生成部28は、ステップB2及びステップB3において、生成対象の壁が防火区画(1時間耐火)に面する壁であるか否かを判定する。生成対象の壁が防火区画に面する壁である場合には、ステップB2を経由してステップB5へ移行する。一方、生成対象の壁が防火区画に面する壁でない場合には、ステップB3を経由してステップB4へ移行する。
壁生成部28は、ステップB4において、室要件テーブルRCに格納されている各室の遮音に関する情報に基づいて、生成対象の壁によって形成される室の遮音性能を判定する。なお、ここでは、室の遮音性能を表す情報としてNI=(0,1,2)を用いる。NI=0である場合には、遮音が不要であることを表す。また、NI=1である場合には、壁と天井との複合遮音が必要であることを表す。また、NI=2である場合には、壁のみによって遮音が必要であることを表す。
室の遮音性能を表す情報NI=0又はNI=1である場合には、ステップB6へ移行する。一方、室の遮音性能を表す情報NI=2である場合には、ステップB5へ移行する。
壁生成部28は、ステップB5において、上階のスラブ下までの壁を生成するように設定する。そして、壁生成部28は、ステップB7において、構造モデルSMに格納されたスラブ下又は梁下までの高さに関する情報を抽出する。
また、壁生成部28は、ステップB6において、室の天上までの壁を生成するように設定する。そして、壁生成部28は、ステップB8において、基本オブジェクトPMに格納された、天井までの高さに関する情報CHを抽出する。
そして、壁生成部28は、ステップB9において、ステップB7で抽出されたスラブ下又は梁下までの高さ、若しくは、ステップB8で抽出された天井までの高さCHを、LGS壁の高さhとする。また、壁生成部28は、LGS壁の高さhに応じて、以下の条件式(A)に従って、LGS壁の骨組みのサイズに関する仕様情報LGS(x)を決定する。
h≦2.7m→LGS 50×45×0.8(50形)
2.7m<h≦4.0m→LGS 60×45×0.8(60形)
4.0m<h≦4.5m→LGS 90×45×0.8(90形)
4.5m<h≦5.0m→LGS 100×45×0.8(100形)
(A)
そして、壁生成部28は、LGS壁の骨組みのサイズに関する仕様情報LGS(x)を出力する。LGS(x)のうちのxは、LGS壁のサイズを表す識別情報であり、x=50である場合には、50形のLGSであることを示す。
次に、図5を参照して、図4に示されるステップB1~B9の詳細な処理を説明する。壁生成部28は、図5に示されるように、LGS壁を生成するための関数lgs1,lgs2を用いて、壁を生成する。なお、図5では、説明を簡単にするため、各室の遮音に関する情報は、遮音必要室であるか又は遮音不要室であるかの情報であるとする。
壁を生成するための関数lgs1は、以下の式(1)によって表現される。関数lgs1は、対象の室で生成されるLGS壁を、上階のスラブ下又は梁下まで到達させるか否かを決定するための関数である。
lgs1=fLGS1(ZM,RC)
(1)
上記式(1)におけるZMは、防火区画に関する情報が含まれているゾーンモデルを表す。また、上記式(1)におけるRCは、室要件テーブルRCを表す。
図5に示されるように、壁生成部28は、複数の室の各々について、BIMモデルであるゾーンモデルZMに格納された防火区画に関する情報と、室要件テーブルRCに格納された情報(遮音必要室であるか又は遮音不要室であるかに関する情報)とに基づいて、以下の式(2)に従って、当該室の壁を生成するための関数lgs1を計算する。
lgs1
=fLGS1(1,0)=1
=fLGS1(0,0)=0
=fLGS1(0,1)=1
=fLGS1(1,1)=1
(2)
なお、上記式(2)において、fLGS1(1,0)は、対象の室が防火区画に面しており、対象の室は遮音不要室であることを表す。また、fLGS1(0,0)は、対象の室が防火区画に面しておらず、対象の室は遮音不要室であることを表す。また、fLGS1(0,1)は、対象の室が防火区画に面しておらず、対象の室は遮音必要室であることを表す。また、fLGS1(1,1)は、対象の室が防火区画に面しており、対象の室は遮音必要室であることを表す。
このため、上記式(1)及び上記式(2)を用いることにより、対象の室が防火区画に面しているか否か、及び対象の室が遮音必要室であるか遮音不要室であるかに応じて、壁の仕様を決定することができる。
また、壁を生成するための関数lgs2は、以下の式(3)によって表現される。関数lgs2は、LGS壁の高さの仕様を決定するための関数である。
lgs2=fLGS1(lgs1,(PM,SM))
(3)
上記式(3)におけるPMは、設計対象の建物を表す基本オブジェクトPMを表す。また、上記式(3)におけるSMは、構造モデルを表す。
図5に示されるように、壁生成部28は、複数の室の各々について、基本オブジェクトPMに格納された対象の室の天井までの高さCHと、構造モデルSMに格納された対象の室の高さh1,h2と、関数lgs1の計算結果とに基づいて、以下の式(4)に従って、当該室に関係する壁を生成するための関数lgs2が計算される。
lgs2
=fLGS2(1,SM)=max(h1,h2)
=fLGS2(0,PM)=CH+150
(4)
上記式(4)に示されるように、lgs2は、lgs1の値に応じて計算式が異なる。
具体的には、lgs1=1の場合、壁生成部28は、生成対象の壁の位置が梁下及びスラブ下の何れであるかに応じて、以下の式(5)に従って、生成対象のLGS壁の高さを決定する。
lgs2
=fLGS2(1,SM)=max(h1,h2)
(5)
一方、lgs1=0の場合、壁生成部28は、対象の室の天井高さCHに応じて、以下の式(6)に従って、生成対象のLGS壁の高さを決定する。
lgs2
=fLGS2(0,PM)=CH+150
(6)
そして、壁生成部28は、関数lgs2から出力される値に応じて、上記の条件式(A)に従って、LGS壁の骨組みのサイズに関する仕様(50形、65形、90形、及び100形)を決定する。
[水使用室に応じた壁の生成]
次に、室内での水使用に応じた壁の生成について説明する。
壁生成部28は、任意の室の壁を生成する際に、当該室が水使用室であるか否かに応じて、LGS壁の素材の種別を決定する。図4のステップC1からステップC4において、水使用室であるか否かに応じた壁の具体的な生成方法が示されている。
具体的には、まず、壁生成部28は、図4に示されるステップC1において、LGS壁の骨組みの素材の判定を開始する。
壁生成部28は、ステップC2において、任意の室の壁を生成する際に、当該室が水使用室であるか否かを判定する。なお、本実施形態では、水使用室を表す情報としてHm=(0,1)を用いる。Hm=0である場合には、水使用室ではないことを表す。また、Hm=1である場合には、水使用室であることを表す。
水使用室を表す情報Hm=0である場合には、ステップC3へ移行する。そして、壁生成部28は、ステップC3において、LGS壁の素材を鋼製とする。
一方、水使用室を表す情報Hm=1である場合には、ステップC4へ移行する。そして、壁生成部28は、ステップC4において、LGS壁の素材をSUS製(ステンレス製)とする。
そして、壁生成部28は、LGS壁の骨組みの素材を表す情報LGS(y)を出力する。LGS(y)のうちのyは、LGS壁の骨組みの素材を表す識別情報であり、y=0である場合には、骨組みの素材が鋼製であることを表す。また、y=1である場合には、骨組みの素材がSUS製であることを表す。
[吹抜との隣接に応じた壁の生成]
次に、吹抜との隣接に応じた壁の生成について説明する。
壁生成部28は、任意の室の壁を生成する際に、生成対象の壁によって形成される室が吹抜に隣接するか否かに応じて、LGS壁の仕様を決定する。図6のステップD1及びステップD2に、吹抜との隣接に応じた壁の具体的な生成方法が示されている。
壁生成部28は、ステップD1において、生成対象の壁によって形成される室が吹抜と隣接しない場合には、図6に示される壁生成テーブルT1を用いて壁を生成する。
壁生成テーブルT1における、ゾーンモデルZMから読み込まれた防火区画に関する情報である「防火区画」と、室要件テーブルRCから読み込まれた各室の遮音に関する情報である「遮音設定」とに関しては、ステップB1~B9において既に考慮されている。
また、壁生成テーブルT1における、室要件テーブルRCから読み込まれた各室の水使用に関する情報である「水使用室」に関しては、ステップC1~C4において既に考慮されている。
そのため、壁生成部28は、壁生成テーブルT1における、各室の可動間仕切りに関する情報を表す「可動間仕切り」、各室の放射線遮蔽に関する情報を表す「放射線遮蔽」、各室の電磁波遮蔽に関する情報を表す「電磁波遮蔽」を、室要件テーブルRCから読み出す。そして、壁生成部28は、各室の壁を生成する際に、室要件テーブルRCから読み出された、「可動間仕切り」、「放射線遮蔽」、及び「電磁波遮蔽」に基づいて、各室の壁の仕様を決定する。
具体的には、壁生成部28は、ステップB9で出力したLGS壁の骨組みのサイズを表す情報LGS(x)と、ステップC3又はステップC4で出力したLGS壁の骨組みの素材を表す情報LGS(y)とに基づいて、LGS壁の仕様情報LGS(x,y)を設定する。LGS壁の仕様情報LGS(x,y)には、識別情報xと識別情報yとが含まれており、これらの情報を参照することにより、LGS壁の骨組みに関する仕様が決定される。
次に、壁生成部28は、任意の室の壁を生成する際に、LGS壁の仕様情報LGS(x,y)と、室要件テーブルRCから読み出された「可動間仕切り」、「放射線遮蔽」、及び「電磁波遮蔽」とに基づいて、当該壁の仕様を決定する。
例えば、壁生成テーブルT1の最下段には、「防火区画:0」、「遮音設定:0」、「」、「水使用室:0」、「可動間仕切:0」、「放射線遮蔽:0」、及び「電磁波遮蔽:1」である室の壁の仕様が示されており、その壁の仕様は「LGS(x,y)@450 GB-R 12.5+12.5 ケイ素鋼板 t=0.5 10枚張り」となっている。ここで、「@450」とは、450mmピッチに、LGS壁の骨組みが立てられることを表す。また、「GB-R 12.5+12.5」とは、厚さが12.5mmである石膏ボードが2枚重ねて貼られることを表す。また、「ケイ素鋼板 t=0.5 10枚張り」とは、厚さ0.5mmのケイ素鋼板が10枚張られることを表す。なお、この場合の想定室は、MRI室やMRI手術室等である。
このように、各室の要求性能に関する情報が格納された室要件テーブルRCから各種情報を読み出し、各種情報を用いて室の壁を生成することにより、適切かつ自動的に壁を生成することができる。
壁生成部28は、ステップD2において、生成対象の壁によって形成される室が吹抜と隣接する場合には、図6に示される壁生成テーブルT2を用いて壁を生成する。
壁生成テーブルT2における、ゾーンモデルZMから読み込まれた防火区画に関する情報である「防火区画」と、室要件テーブルRCから読み込まれた各室の遮音に関する情報である「遮音設定」とに関しては、ステップB1~B9において既に考慮されている。
そのため、壁生成部28は、ステップB9で出力したLGS壁の骨組みのサイズを表す情報LGS(x)と、ステップC3又はステップC4で出力したLGS壁の骨組みの素材を表す情報LGS(y)とに基づいて、LGS壁の仕様情報LGS(x,y)を設定する。次に、壁生成部28は、LGS壁の仕様情報LGS(x,y)に応じた壁の仕様を決定する。
例えば、壁生成テーブルT2の最上段には、「防火区画:1」及び「遮音設定:0」である室の壁の仕様が示されており、その壁の仕様は「LGS(x,y)@450 GB-F 21+21 片面張り」となっている。なお、この場合の想定室は、エレベータシャフト等である。
[仕上げの必要な室内の柱に応じた壁の生成]
壁生成部28は、任意の室の壁を生成する際に、仕上げの必要な室内の柱の存在に応じて壁を生成する。例えば、壁生成部28は、図6のステップE1において、仕上げの必要な柱を覆うように壁を生成する。
なお、壁生成部28は、任意の室の壁が生成される毎に、生成された壁を基本オブジェクトPMへ反映する。これにより、設計対象の建物の基本オブジェクトPMに壁が含まれるようになり、各室の壁の設計作業が適切に支援される。
また、壁生成部28は、生成された壁と基本オブジェクトPMとを含むBIMモデルを結果として出力する。
表示部30は、壁生成部28から出力されたBIMモデルを結果として表示する。表示部30は例えばディスプレイによって実現される。
設計支援装置100のユーザである建築設計者は、壁のオブジェクトを含むBIMモデルを確認する。そして、建築設計者は、例えば、更に詳細な箇所等に関しての設計作業を進める。
<設計支援装置100の作用>
次に、設計支援装置100の作用を説明する。設計支援装置100の受付部10が、設計対象の建物の各室の室要件テーブルRCの入力を受け付けると、情報取得部26は室要件テーブルRCを基本要件情報記憶部22へ格納する。また、設計支援装置100の受付部10が、設計対象の建物の形状を表す基本オブジェクトPMの入力を受け付けると、情報取得部26は基本オブジェクトPMをオブジェクト記憶部24へ格納する。また、設計支援装置100の受付部10が、複数のBIMモデル(例えば、構造モデルSM及びゾーンモデルZM等)の入力を受け付けると、情報取得部26は複数のBIMモデルをBIMモデル記憶部25へ格納する。そして、設計支援装置100は、壁生成の指示信号を受け付けると、図7に示す設計支援処理ルーチンを実行する。
<設計支援処理ルーチン>
ステップS100において、情報取得部26は、基本要件情報記憶部22に格納された室要件テーブルRCを取得する。
ステップS102において、情報取得部26は、オブジェクト記憶部24に格納された基本オブジェクトPMを取得する。
ステップS104において、情報取得部26は、複数の異なるBIMモデルに格納された各情報を取得する。
ステップS106において、壁生成部28は、設計対象の建物のうちの1つの室を設定する。
ステップS108において、壁生成部28は、上記ステップS100で取得された室要件テーブルRCと、上記ステップS102で取得された基本オブジェクトPMと、上記ステップS104で取得された複数のBIMモデルの各情報とに基づいて、上記ステップS106で設定された室内の壁を生成する。具体的には、壁生成部28は、図4に示されるステップA1~A7に従って、外壁の裏側に位置する壁を生成する。また、壁生成部28は、図4に示されるステップB1~B9に従って、LGS壁のサイズを決定する。また、壁生成部28は、図4に示されるステップC1~C4に従って、LGS壁の骨組みの素材を決定する。そして、壁生成部28は、図6に示されるステップD1~D2及びE1に従って、壁を生成する。
ステップS110において、壁生成部28は、上記ステップS108で生成された壁を、上記ステップS102で取得された基本オブジェクトPMへ反映する。
ステップS112において、壁生成部28は、設計対象の建物に含まれる全ての室について、上記ステップS106~ステップS110の処理を実行したか否かを判定する。設計対象の建物に含まれる全ての室について、上記ステップS106~ステップS110の処理を実行した場合には、ステップS114へ進む。一方、上記ステップS106~ステップS110の処理を実行していない室が存在する場合には、ステップS106へ戻る。
ステップS114において、壁生成部28は、上記ステップS110で得られた、複数の壁と基本オブジェクトPMとを含むBIMモデルを結果として出力して、設計支援処理ルーチンを終了する。
表示部30は、壁生成部28から出力されたBIMモデルを表示する。設計支援装置100のユーザである建築設計者は、設計対象のBIMモデルを確認し、各室の壁を確認する。そして、建築設計者は、更に詳細な箇所等に関しての設計作業を進める。
以上詳細に説明したように、本実施形態の設計支援装置100は、室要件シートに基づいて、設計対象の建物内の壁の各々を生成する。これにより、設計対象の建物の各室の要求性能を満たす壁を自動的に生成することができる。
特に、従来では、オブジェクトと属性情報とを含んで構成されていた建物のBIMモデルから、各室の要求性能を表す室要件シートを抽出し、その室要件シートを用いて壁を生成することにより、各室の要求性能を満たした壁を適切かつ自動的に生成することができる。
また、本実施形態の設計支援装置100によれば、建築設計者による壁の仕様決定の作業が低減されるため、効率的に設計作業を行うことができる。
また、本実施形態の設計支援装置100によれば、複数の異なるBIMモデルから取得された各情報と室要件シートとに基づき壁を生成することにより、適切かつ自動的に壁を生成することができる。例えば、室要件シートには含まれていない、防火区画に関する情報及び室の高さに関する情報を考慮して、適切に壁を生成することができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
例えば、上記実施形態では、各室の遮音に関する情報、各室の水使用に関する情報、各室の放射線遮蔽に関する情報、各室の電磁波遮蔽に関する情報、及び各室の可動間仕切りに関する情報が室要件テーブルに含まれている場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。例えば、これよりも多い又は少ない情報が室要件テーブルに格納されていてもよい。具体的には、室要件テーブルに、防火区画に関する情報、外壁の種別に関する情報、吹抜に面する室に関する情報、及びトイレ内の間仕切り壁に関する情報等が更に含まれていてもよい。
また、本実施形態では、所定の条件に基づいて壁を一義的に生成する場合を例に説明すしたが、これに限定されるものではない。例えば、生成対象の壁について複数の候補が存在する場合には、複数の壁の候補の各々を出力するようにしてもよい。この場合には、ユーザである建築設計者は、複数の壁の候補から、特定の壁を選択するようにしてもよい。また、建築設計者が選択した壁の仕様に関するデータを収集し、収集されたデータに応じて、次回の壁設計の際に壁の仕様を推薦(レコメンド)するようにしてもよい。また、建築設計者が選択した壁の仕様に関するデータを収集し、収集されたデータを学習用データとして設定して、設計対象の室の室要件テーブルから壁の仕様を出力する学習済みモデルを生成するようにしてもよい。この場合には、学習済みモデルからは、複数の壁の候補についての確率が出力され、ユーザである設計者は、例えば、確率が最も高い壁の仕様を選択する。
また、上記ではプログラムが記憶部(図示省略)に予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、プログラムは、CD-ROM、DVD-ROM及びマイクロSDカード等の記録媒体の何れかに記録されている形態で提供することも可能である。
10 受付部
20 コンピュータ
22 基本要件情報記憶部
24 オブジェクト記憶部
25 モデル記憶部
26 情報取得部
28 壁生成部
30 表示部
100 設計支援装置

Claims (4)

  1. 設計対象の建物の室の要件を表し、かつ建築主の要望に応じて定まる情報を含む基本要件情報が格納された記憶部から、前記基本要件情報を読み出すことにより前記基本要件情報を取得する情報取得部と、
    前記情報取得部によって取得された前記基本要件情報に基づいて、前記設計対象の建物内の壁の各々を生成する壁生成部と、
    を含み、
    前記情報取得部は、前記設計対象の建物を表す複数の異なるBIM(Building Information Modeling)モデルに格納された各情報を更に取得し、
    前記壁生成部は、前記壁を生成する際に、複数の異なる前記BIMモデルから取得された各情報と前記基本要件情報とに基づいて、前記壁を生成する、
    設計支援装置。
  2. 前記壁生成部は、前記基本要件情報のうちの、防火区画に関する情報、各室の遮音に関する情報、各室の水使用に関する情報、吹抜に面する室に関する情報、トイレ内の間仕切り壁に関する情報、各室の放射線遮蔽に関する情報、各室の電磁波遮蔽に関する情報、及び各室の可動間仕切りに関する情報の少なくとも1つに基づいて、前記壁を生成する、
    請求項1に記載の設計支援装置。
  3. 前記基本要件情報は、外壁の種別を含み、
    前記壁生成部は、前記壁を生成する際に、生成対象の前記壁が外壁の裏側に位置する壁である場合には、前記外壁の種別に応じて前記壁を生成する、
    請求項1又は請求項2に記載の設計支援装置。
  4. 前記基本要件情報は、防火区画に関する情報を含み、
    前記壁生成部は、前記壁を生成する際に、生成対象の前記壁が防火区画に対応する場合には、建物内の防火区画の壁を設置する対象の室の床面から前記対象の室の上階のスラブ下又は梁下までの前記壁を生成する、
    請求項1~請求項3の何れか1項に記載の設計支援装置。
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