JP7141382B2 - 特性調査方法間での因子スコアの相違に基づく対象特性情報決定プログラム、装置及び方法 - Google Patents
特性調査方法間での因子スコアの相違に基づく対象特性情報決定プログラム、装置及び方法 Download PDFInfo
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Description
当該特性を構成する少なくとも1つの因子を調査した結果としての、当該因子毎のスコアである因子スコアセットであって、互いに方式の異なる複数の調査方法を用いて当該対象について取得された複数の因子スコアセットにおいて、当該因子毎に、各因子スコアセットの対応するスコア同士を比較し、各因子における当該因子スコアセット間での当該スコアの相違の程度を決定する因子スコア比較手段と、
当該因子毎に、決定された当該スコアの相違の程度が所定条件を満たすまでに高いか否かを判定し、所定数以上の当該因子について当該所定条件を満たすまでに高いとの判定が行われた場合、当該対象に対する当該調査結果を非正解とする調査結果判定手段と
してコンピュータを機能させる対象特性情報決定プログラムが提供される。
因子スコア比較手段は、各因子における当該因子スコアセット間での当該スコアの属するスコア区間の離隔の程度を決定し、
調査結果判定手段は、当該因子毎に、決定された当該スコア区間の離隔の程度が所定以上に高いか否かを判定し、所定数以上の当該因子について所定以上に高いとの判定が行われた場合、当該対象に対する当該調査結果を非正解とすることも好ましい。
本プログラムは、いずれかの調査方法を用いて取得された回答において、所定以上連続して同一の番号若しくは記号が選択されている場合、及び/又は選択した番号若しくは記号の選択幅が所定以下となっている場合、当該回答に係る対象を、特性情報の取得対象から外す対象選別手段としてコンピュータを更に機能させることも好ましい。
因子スコア比較手段は、各因子における当該因子スコアセット間での当該スコアの相違の程度を決定するにあたり、取得された回答において、所定以上連続して同一の番号若しくは記号が選択されている及び/又は選択した番号若しくは記号の選択幅が所定以下となっている調査方法による因子スコアセットを排除することも好ましい。
本プログラムは、当該不当意図判別質問に対する回答に基づいて、当該回答を行った対象を、特性情報の取得対象から外すか否かを決定する対象選別手段としてコンピュータを更に機能させることも好ましい。
当該特性を構成する少なくとも1つの因子を調査した結果としての、当該因子毎のスコアである因子スコアセットであって、互いに方式の異なる複数の調査方法を用いて当該対象について取得された複数の因子スコアセットにおいて、当該因子毎に、各因子スコアセットの対応するスコア同士を比較し、各因子における当該因子スコアセット間での当該スコアの相違の程度を決定する因子スコア比較手段と、
当該因子毎に、決定された当該スコアの相違の程度が所定条件を満たすまでに高いか否かを判定し、所定数以上の当該因子について当該所定条件を満たすまでに高いとの判定が行われた場合、当該対象に対する調査結果を非正解とする調査結果判定手段と、
当該対象に係るデータと、該対象についての少なくとも非正解とはされていない調査結果に係る因子のスコアに係る情報とを用いることによって、当該学習データを生成する学習データ生成手段と
してコンピュータを機能させる学習データ生成プログラムが提供される。
当該特性を構成する少なくとも1つの因子を調査した結果としての、当該因子毎のスコアである因子スコアセットであって、互いに方式の異なる複数の調査方法を用いて当該対象について取得された複数の因子スコアセットにおいて、当該因子毎に、各因子スコアセットの対応するスコア同士を比較し、各因子における当該因子スコアセット間での当該スコアの相違の程度を決定する因子スコア比較手段と、
当該因子毎に、決定された当該スコアの相違の程度が所定条件を満たすまでに高いか否かを判定し、所定数以上の当該因子について当該所定条件を満たすまでに高いとの判定が行われた場合、当該対象に対する調査結果を非正解とする調査結果判定手段と
を有する対象特性情報決定装置が提供される。
当該特性を構成する少なくとも1つの因子を調査した結果としての、当該因子毎のスコアである因子スコアセットであって、互いに方式の異なる複数の調査方法を用いて当該対象について取得された複数の因子スコアセットにおいて、当該因子毎に、各因子スコアセットの対応するスコア同士を比較し、各因子における当該因子スコアセット間での当該スコアの相違の程度を決定するステップと、
当該因子毎に、決定された当該スコアの相違の程度が所定条件を満たすまでに高いか否かを判定し、所定数以上の当該因子について当該所定条件を満たすまでに高いとの判定が行われた場合、当該対象に対する調査結果を非正解とするステップと
を有する対象特性情報決定方法が提供される。
図1は、本発明による学習データ生成装置の一実施形態における機能構成を示す機能ブロック図である。
(a)外部に設置された質問紙調査結果データベース(DB)2から例えば通信によって質問紙調査結果を取得し、当該質問紙調査結果に基づいて、調査対象者のパーソナリティ情報(特性情報)を決定し、さらに、
(b)当該調査対象者の契約情報やウェブ(Web)アクセス履歴情報を、外部に設置された契約情報DB3やウェブアクセス履歴DB4から例えば通信によって取得し、これらの取得した情報に対し、上記(a)で決定した当該調査対象者のパーソナリティ情報を正解データとして紐づけることによって、パーソナリティ情報推定用の機械学習モデルを構築するための学習データ(教師データ)を生成する
のである。
(A)パーソナリティ(特性)を構成する少なくとも1つのパーソナリティ因子(本実施形態では5つのBig Five因子)を調査した結果としての、当該因子毎のスコアである「因子スコアセット」であって、互いに方式の異なる複数の調査方法を用いて調査対象について取得された複数の「因子スコアセット」において、当該因子毎に、各「因子スコアセット」の対応するスコア同士を比較し、各因子における「因子スコアセット」間での「スコアの相違の程度」を決定する因子スコア比較部113と、
(B)当該因子毎に、決定された「スコアの相違の程度」が所定条件を満たすまでに高いか否かを判定し、所定数以上の因子について(例えば、いずれか1つの因子についてでも)当該所定条件を満たすまでに高いとの判定が行われた場合、この調査対象に対する調査結果を非正解とする調査結果判定部114と
を有することを特徴としている。
(a)質問紙1を用いて取得された「因子スコアセット」における、例えば(Big Five因子である)開放性(Openness)についてのスコアと、
(b)質問紙1とは方式の異なる質問紙2を用いて取得された「因子スコアセット」における、同じ開放性(Openness)についてのスコアと
の間における値の離隔の度合い、例えば差又は比に係る値、によって表すことができる。
同じく図1の機能ブロック図によれば、パーソナリティ情報決定装置(対象特定情報決定装置)としての機能も含む学習データ生成装置1は、通信インタフェース部101と、調査結果保存部102と、契約情報保存部103と、ウェブ履歴保存部104と、パーソナリティ情報保存部105と、学習データ保存部106と、キーボード(KB)107と、ディスプレイ(DP)108と、プロセッサ・メモリとを有する。
<質問紙A> 小塩真司,阿部晋吾,カトローニ ピノ,「日本語版Ten Item Personality Inventory(TIPI-J)作成の試み」,パーソナリティ研究,第21巻,第1号,40~52頁,2012年
<質問紙B> 並川努,谷伊織,脇田貴文,熊谷龍一,中根愛,野口裕之,「Big Five尺度短縮版の開発と信頼性と妥当性の検討」,心理学研究,第83巻,第2号,91~99頁,2012年([先行技術文献]に挙げた非特許文献2に相当)
<質問紙C> 村上宣寛,村上千恵子,「主要5因子性格検査の尺度構成」,性格心理学研究,第6巻,第1号,29~39頁,1997年
(a)ある1つの質問紙の回答において、所定以上連続して同一の番号若しくは記号が選択されている場合、及び/又は選択した番号若しくは記号の選択幅が所定以下となっている場合、このような回答を行った調査対象者を、非協力的態度であるとして、パーソナリティ情報の取得対象から外す
ことも好ましい。ここで具体的には、非特許文献1において提案された「非差別化指標」及び/又は「回答幅指標」を判断基準として調査対象者の選別を行うことができる。
(b)不当意図判別質問に対する回答に基づいて、この回答を行った調査対象者を、特性情報の取得対象から外すか否かを決定する
ことも好ましい。
(a)スコアsが0≦s<0.3であれば、当該スコアは「低」スコア区間にあるとし、
(b)スコアsが0.3≦s<0.7であれば、当該スコアは「中」スコア区間にあるとし、
(c)スコアsが0.7≦s≦1であれは、当該スコアは「高」スコア区間にあるとする
こともできる。ちなみに、上記の「0.3」や「0.7」といったような閾値は、質問紙毎に予めその値が設定されていて、各質問紙のスコアについて個別にスコア区間を設定することも好ましい。
(a)複数の調査対象者に対して実施された当該質問紙による調査の結果である複数の因子スコアセットにおける当該因子のスコアの偏差値を算出し、
(b)当該スコアを、当該スコアの偏差値と少なくとも1つの所定の偏差値閾値との大小関係に基づいて複数のスコア区間に分類する
ことも好ましい。
(a)スコアの偏差値dがd<40であれば当該スコアは「低」スコア区間にあるとし、
(b)スコアの偏差値dが40≦d<60であれば当該スコアは「中」スコア区間にあるとし、
(c)スコアの偏差値dが60≦dであれば当該スコアは「高」スコア区間にあるとすることもできる。なおこの場合、スコア値そのものに対しては、スコア区間を設定するための閾値を動的に決定したことになっている。
(a)質問紙Aの因子スコアセットAにおける調和性(Agreeableness)のスコアと、
(b)質問紙Bの因子スコアセットBにおける調和性(Agreeableness)のスコアと
を比較し、例えば両スコア値の差の絶対値(例えば、0.2と0.9とであれば0.7)を「スコアの相違の程度」としてもよく、さらに、採用された複数の質問紙間における各ペア(3つの質問紙ならば3つのペア)において、Big Five各因子における「スコアの相違の程度」を同様に算出することができる。この場合結局、「スコアの相違の程度」は、各調査対象者について、
「当該ペアの数」×5(Big Five因子の数)
の数だけの値の組となる。
(a)質問紙Aの因子スコアセットAにおける調和性(Agreeableness)のスコアが「低」スコア区間に属しており、
(b)質問紙Bの因子スコアセットBにおける調和性(Agreeableness)のスコアが「高」スコア区間に属している
場合、「スコア区間の離隔の程度」を"2"とすることができる。
(a)取得された回答において、所定以上連続して同一の番号若しくは記号が選択されている及び/又は選択した番号若しくは記号の選択幅が所定以下となっているような調査紙による因子スコアセットを排除する
ことも好ましい。ここで具体的には、非特許文献1において提案された「非差別化指標」及び/又は「回答幅指標」を判断基準として因子スコアセットの選別を行うことができる。
(b)各因子について、相関係数が所定以下である(例えば所定閾値以下である)調査紙による因子スコアセットを排除する
ことも好ましい。
(ア)「スコア区間の離隔の程度」>1
であれば、調査対象者の回答に矛盾があるとして(非協力的態度がみられるとして)、当該調査対象者に対する調査結果を非正解とすることも好ましい。すなわちこの場合、離隔の程度が"2"である「低」と「高」との場合にのみ、調査結果を非正解とすることになる。
(イ)「スコア区間の離隔の程度」≧1
であれば、調査対象者の回答に矛盾があるとして(非協力的態度がみられるとして)、当該調査対象者に対する調査結果を非正解とすることもできる。この場合は、離隔の程度が"0"、すなわち質問紙間のスコアの「高」「中」「低」の別が一致している場合以外は全て、調査結果を非正解とすることになる。
図3は、本発明の対象特性情報決定方法によるパーソナリティ精査情報生成処理の実施例、及び比較例を説明するためのテーブルである。
(a)多数の被験者(調査対象者)に対し実施された、<質問紙A>のTIPI法によるパーソナリティ調査結果におけるBig fiveの各スコアに係る精度(正解率)と、
(b)当該多数の被験者に対し実施された、<質問紙B>のBig Five尺度短縮版によるパーソナリティ調査結果におけるBig fiveの各スコアに係る精度と、
(c)当該多数の被験者に対し実施された、<質問紙C>の主要5因子法によるパーソナリティ調査結果におけるBig fiveの各スコアに係る精度と
が示されている。
(a)偏差値閾値40及び60を利用したスコア分類処理、
(b)スコア区間を「高」「中」「低」とした上での因子スコア比較処理、及び
(c)上記条件式(ア)(「スコア区間の離隔の程度」>1)を用いた調査結果判定処理
を実施し、当該多数の被験者のパーソナリティ情報から、非正解であると判定した被験者のパーソナリティ情報を除外したパーソナリティ精査情報を生成した上で精度(正解率)を算定している。
101 通信インタフェース部
102 調査結果保存部
103 契約情報保存部
104 ウェブ履歴保存部
105 パーソナリティ情報保存部
106 学習データ保存部
107 キーボード(KB)
108 ディスプレイ(DP)
111 対象選別部
112 スコア分類部
113 因子スコア比較部
114 調査結果判定部
115 学習データ生成部
121 通信制御部
122 入出力制御部
2 質問紙調査結果データベース(DB)
3 契約情報DB
4 ウェブアクセス履歴DB
Claims (11)
- 対象の有する所定の特性に係る情報を決定可能なコンピュータを機能させる対象特性情報決定プログラムであって、
当該特性を構成する少なくとも1つの因子を調査した結果としての、当該因子毎のスコアである因子スコアセットであって、互いに方式の異なる複数の調査方法を用いて当該対象について取得された複数の因子スコアセットにおいて、当該因子毎に、各因子スコアセットの対応するスコア同士を比較し、各因子における当該因子スコアセット間での当該スコアの相違の程度を決定する因子スコア比較手段と、
当該因子毎に、決定された当該スコアの相違の程度が所定条件を満たすまでに高いか否かを判定し、所定数以上の当該因子について当該所定条件を満たすまでに高いとの判定が行われた場合、当該対象に対する当該調査結果を非正解とする調査結果判定手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする対象特性情報決定プログラム。 - 前記対象特性情報決定プログラムは、当該因子スコアセットにおける各因子のスコアを複数のスコア区間に分類するスコア分類手段としてコンピュータを更に機能させ、
前記因子スコア比較手段は、各因子における当該因子スコアセット間での当該スコアの属するスコア区間の離隔の程度を決定し、
前記調査結果判定手段は、当該因子毎に、決定された当該スコア区間の離隔の程度が所定以上に高いか否かを判定し、所定数以上の当該因子について所定以上に高いとの判定が行われた場合、当該対象に対する当該調査結果を非正解とする
ことを特徴とする請求項1に記載の対象特性情報決定プログラム。 - 前記スコア分類手段は、当該因子毎に、当該因子スコアセットにおける当該因子のスコアの偏差値を算出し、当該スコアを、当該スコアの偏差値と少なくとも1つの所定の偏差値閾値との大小関係に基づいて当該複数のスコア区間に分類することを特徴とする請求項2に記載の対象特性情報決定プログラム。
- 前記調査結果判定手段は、少なくとも1つの当該因子について、決定された当該スコアの相違の程度が、少なくともいずれか2つの因子スコアセットの間で所定以上に高いと判定された場合、当該対象に対する当該調査結果を非正解とすることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の対象特性情報決定プログラム。
- 前記因子スコア比較手段は、前記互いに方式の異なる複数の調査方法について、当該因子毎に、当該因子のスコアの相関係数を算出し又は外部から取得し、各因子における当該因子スコアセット間での当該スコアの相違の程度を決定するにあたり、各因子について、当該相関係数が所定以下である調査方法による因子スコアセットを排除することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の対象特性情報決定プログラム。
- 前記複数の調査方法は各々、当該対象に対して複数の質問を提示し、当該対象が各質問に対して行った複数の回答であって、選択肢に係る番号又は記号を選択した結果である複数の回答を取得するものであり、
前記対象特性情報決定プログラムは、いずれかの調査方法を用いて取得された回答において、所定以上連続して同一の番号若しくは記号が選択されている場合、及び/又は選択した番号若しくは記号の選択幅が所定以下となっている場合、当該回答に係る対象を、特性情報の取得対象から外す対象選別手段としてコンピュータを更に機能させる
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の対象特性情報決定プログラム。 - 前記複数の調査方法は各々、当該対象に対して複数の質問を提示し、当該対象が各質問に対して行った複数の回答であって、選択肢に係る番号又は記号を選択した結果である複数の回答を取得するものであり、
前記因子スコア比較手段は、各因子における当該因子スコアセット間での当該スコアの相違の程度を決定するにあたり、取得された回答において、所定以上連続して同一の番号若しくは記号が選択されている及び/又は選択した番号若しくは記号の選択幅が所定以下となっている調査方法による因子スコアセットを排除することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の対象特性情報決定プログラム。 - 前記複数の調査方法のうちの少なくとも1つは、当該対象に対して複数の質問を提示し、当該対象が各質問に対して行った複数の回答を取得するものであり、さらに提示する質問として、当該対象が自らの特性とは異なる調査結果の出ることを意図して回答を行ったか否かを判別可能な不当意図判別質問を含み、
前記対象特性情報決定プログラムは、当該不当意図判別質問に対する回答に基づいて、当該回答を行った対象を、特性情報の取得対象から外すか否かを決定する対象選別手段としてコンピュータを更に機能させる
ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の対象特性情報決定プログラム。 - 対象の有する所定の特性に係る情報が含まれている機械学習用の学習データを生成可能なコンピュータを機能させる学習データ生成プログラムであって、
当該特性を構成する少なくとも1つの因子を調査した結果としての、当該因子毎のスコアである因子スコアセットであって、互いに方式の異なる複数の調査方法を用いて当該対象について取得された複数の因子スコアセットにおいて、当該因子毎に、各因子スコアセットの対応するスコア同士を比較し、各因子における当該因子スコアセット間での当該スコアの相違の程度を決定する因子スコア比較手段と、
当該因子毎に、決定された当該スコアの相違の程度が所定条件を満たすまでに高いか否かを判定し、所定数以上の当該因子について当該所定条件を満たすまでに高いとの判定が行われた場合、当該対象に対する調査結果を非正解とする調査結果判定手段と、
当該対象に係るデータと、該対象についての少なくとも非正解とはされていない調査結果に係る因子のスコアに係る情報とを用いることによって、当該学習データを生成する学習データ生成手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする学習データ生成プログラム。 - 対象の有する所定の特性に係る情報を決定可能な装置であって、
当該特性を構成する少なくとも1つの因子を調査した結果としての、当該因子毎のスコアである因子スコアセットであって、互いに方式の異なる複数の調査方法を用いて当該対象について取得された複数の因子スコアセットにおいて、当該因子毎に、各因子スコアセットの対応するスコア同士を比較し、各因子における当該因子スコアセット間での当該スコアの相違の程度を決定する因子スコア比較手段と、
当該因子毎に、決定された当該スコアの相違の程度が所定条件を満たすまでに高いか否かを判定し、所定数以上の当該因子について当該所定条件を満たすまでに高いとの判定が行われた場合、当該対象に対する調査結果を非正解とする調査結果判定手段と
を有することを特徴とする対象特性情報決定装置。 - 対象の有する所定の特性に係る情報を決定可能なコンピュータにおける対象特性情報決定方法であって、
当該特性を構成する少なくとも1つの因子を調査した結果としての、当該因子毎のスコアである因子スコアセットであって、互いに方式の異なる複数の調査方法を用いて当該対象について取得された複数の因子スコアセットにおいて、当該因子毎に、各因子スコアセットの対応するスコア同士を比較し、各因子における当該因子スコアセット間での当該スコアの相違の程度を決定するステップと、
当該因子毎に、決定された当該スコアの相違の程度が所定条件を満たすまでに高いか否かを判定し、所定数以上の当該因子について当該所定条件を満たすまでに高いとの判定が行われた場合、当該対象に対する調査結果を非正解とするステップと
を有することを特徴とする対象特性情報決定方法。
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