JP7133212B2 - Handy type sheet thickness measuring instrument - Google Patents
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Description
特許法第30条第2項適用 (1)展示会展示 展示日 平成30年2月14日 コンバーティングテクノロジー総合展 公開者 株式会社フジワーク (2)株式会社フジワークのウェブサイトでの公開 公開日 平成30年3月30日 公開者 株式会社フジワークApplication of
この発明は、ハンディ型シート厚み測定器に係り、特に、手で保持して、厚物の樹脂シート、ガラス板、金属板、紙、カーボンシート等の厚みを的確に測定するハンディ型シート厚み測定器に関するものである。 The present invention relates to a handy type sheet thickness measuring instrument, and in particular, a handy type sheet thickness measuring device that can be held by hand and accurately measures the thickness of a thick resin sheet, glass plate, metal plate, paper, carbon sheet, or the like. It is about vessels.
樹脂フィルムや紙などのシートの厚みを測定するシート厚み測定器として、手で保持するデジタルダイヤルゲージを用いたシート厚み測定器が知られている(例えば、特許文献1参照)。 As a sheet thickness measuring instrument for measuring the thickness of a sheet such as a resin film or paper, a sheet thickness measuring instrument using a digital dial gauge held by hand is known (see, for example, Patent Document 1).
この特許文献1に記載のシート厚み測定器100について、図13~図16を参照して説明する。このシート厚み測定器100は、デジタルダイヤルゲージ110と、このデジタルダイヤルゲージ110を保持する保持枠115と、この保持枠115に設けられたハンドル部115Cと、エアシリンダ122とを備え、エアシリンダ122でスピンドル125を上側へ移動させる構成となっている。
The sheet thickness measuring
デジタルダイヤルゲージ110は、保持枠115のほぼ上部に固定されており、この保持枠115は、デジタルダイヤルゲージ110の下方位置に形成されている上顎部115Aと、この上顎部115Aと対向するとともに測定空間117を構成する下顎部115Bと、手の指をハンドル空間115Eに入れて掴むことができるハンドル部115Cとを有している。そして、下顎部115Bには、例えば樹脂フィルム、紙等のシートを測定するために、そのシートを載置可能とする下側接触子116が設けられている。
The
デジタルダイヤルゲージ110は、測定値を表す数字が表示される表示部111Aを有するゲージ本体111備えている。このゲージ本体111には、当該ゲージ本体111を貫通してスピンドル125がその軸芯方向に移動可能に設けられている。
The
スピンドル125の先端には上側接触子125Aが取り付けられ、スピンドル125が下降すると、その上側接触子125Aが測定空間117内において下顎部115Bに取り付けられた下側接触子116に圧接する。
An
エアシリンダ122には保持枠115内部に設けられたエアポンプからのエアがチューブ121を介して与えられる。エアポンプの操作ボタン120を押すとエアポンプからエアがチューブ121に送られ、エアシリンダ122内にエアが送られることによりスピンドル125が上方に移動し、上側接触子125Aが下側接触子116から離間する。操作ボタン120を離すとエアが抜け、スピンドル125が降下し、上側接触子125Aと下側接触子116が圧接する。
Air from an air pump provided inside the
次に、このシート厚み測定器100を用いてシート140の厚みを測定する方法について説明する。
Next, a method for measuring the thickness of the
保持枠115のハンドル部115Cを握り、操作ボタン120を指で押し込む。操作ボタン120を指で押し込むことで、エアポンプからチューブ121を介してエアシリンダ122内にエアが送り込まれ、スピンドル125が上昇する。
The
その結果、スピンドル125の上側接触子125Aと下側接触子116との間に隙間が形成されるので、フィルム等のシート140を測定空間117において、下側接触子116の表面に載せる。そして、操作ボタン120から指を離すと、エアシリンダ122内の空気が抜けてスピンドル125が降下する。図13~図15に示すように、スピンドル125の上側接触子125Aと下側接触子116がシート140を挟み込む。このときの寸法が表示部111Aに表示され、シート140の厚みが測定される。このときの寸法を読み込むことで、シート140の厚みが測定される。
As a result, a gap is formed between the
ところで、シート140の厚みが大きく、腰が強い場合には、シート140の厚みが正確に測定できない場合がある。すなわち、図16に示すように、シート140を下側接触子116に誤って斜めに載せた状態で、操作ボタン120から指を離して、スピンドル125を降下させる。この時、シート140の腰が強い場合には、シート140は、上側接触子125Aと下側接触子116との間にシート140が確実に挟み込まれずに、シート140が斜めの状態のまま挟み込まれる。この結果、シート140が斜めの状態で厚みが測定され、下側接触子116とシート140の間に隙間が存在することになり、正確な厚みが測定できない。
By the way, if the
この発明は、上記した問題点を解消するためになされたものであり、シートの厚みや腰の強さに関係なく、正確にシートの厚みを測定することができるハンディ型シート厚み測定器を提供することを課題とする。 SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made to solve the above-described problems, and provides a handy sheet thickness measuring instrument capable of accurately measuring the thickness of a sheet regardless of the thickness or stiffness of the sheet. The task is to
この発明は、ダイヤルゲージと、このダイヤルゲージが取り付けられる本体部を有し、シートを表裏から接触子で挟み込むことでシートの厚みを測定するハンディ型シート厚み測定器であって、前記本体部は、前記ダイヤルゲージを保持する保持部材が取り付けられた下側アーム部材と、下側アーム部材に回動自在に取り付けられた上側アーム部材とを有し、前記保持部材は、前記ダイヤルゲージを保持する上部支持部と、前記ダイヤルゲージのスピンドルの先端部に設けられた上側接触子と対向する下側接触子を保持する下部支持部を有し、前記下側接触子を挟んで前記保持部材の両側に配置された下側支持部材と、前記下側支持部材と対向するように、上側支持部材が前記上側アーム部材に取り付けられ、前記上側アーム部材の回動により、前記上側接触子と下側接触子及び下側支持部材と上側支持部材とが当接または離間し、前記下側支持部材と前記上側保持部材とが前記シートを挟んだ状態で、前記シートが表裏から前記上側接触子と下側接触子で挟み込まれてシートの厚みを測定することを特徴とする。 The present invention is a handy type sheet thickness measuring instrument having a dial gauge and a main body to which the dial gauge is attached, and measuring the thickness of the sheet by sandwiching the sheet from the front and back with contactors, wherein the main body is a lower arm member to which a holding member for holding the dial gauge is attached; and an upper arm member rotatably attached to the lower arm member, the holding member holding the dial gauge. An upper support part and a lower support part for holding a lower contact opposed to an upper contact provided at the tip of the spindle of the dial gauge, and sandwiching the lower contact on both sides of the holding member and an upper support member is attached to the upper arm member so as to face the lower support member, and the rotation of the upper arm member brings the upper contact element into contact with the lower side. In a state in which the contact and the lower support member and the upper support member are in contact with or separated from each other, and the sheet is sandwiched between the lower support member and the upper holding member, the sheet is attached to the upper contact member and the lower side from the front and back sides. It is characterized by measuring the thickness of a sheet sandwiched between contactors.
また、前記下側保持部材と前記上側保持部材は、回転可能なローラで構成することができる。 Further, the lower holding member and the upper holding member can be configured with rotatable rollers.
また、前記下側アーム部材の基端側から先端部へ向かう方向と直交する左右方向に、支持ベースが設けられ、この支持ベースにローラ軸が取り付けられ、このローラ軸にそれぞれ回転自在に下側支持部材としてのローラが取り付けられているように構成できる。 In addition, a support base is provided in the left-right direction perpendicular to the direction from the base end to the tip of the lower arm member, and roller shafts are attached to the support base. It can be configured such that a roller as a support member is attached.
また、前記上側支持部材としてのローラは、前記上側アーム部材に取り付けられた上部支持部材に取り付けるように構成すればよい。 Further, the roller as the upper support member may be configured to be attached to the upper support member attached to the upper arm member.
また、前記上部支持部材は、中央板部の両側にコの字状に折曲された第1取付板部第2取付板部が連接して設けられ、前記第1取付板部と第2取付板部に前記ローラがそれぞれ取り付けられているように構成すればよい。 In addition, the upper support member is provided with a first mounting plate portion and a second mounting plate portion bent in a U-shape on both sides of the central plate portion so as to be connected to each other. It may be configured such that the rollers are respectively attached to the plate portions.
また、前記ローラの中央部に前記ダイヤルゲージの前記上側接触子が位置するように、前記中央板部の中央部に前記ダイヤルゲージの前記上側接触子が配置されるように構成すればよい。 Further, the upper contact of the dial gauge may be arranged in the center of the central plate so that the upper contact of the dial gauge is located in the center of the roller.
また、前記中央板部には、前記ダイヤルゲージのスピンドルが挿入される溝部が設けられ、前記スピンドルに、前記溝部の幅より大きな径のエッジが設けられ、前記上側アーム部材を下側アーム部材から離間するように回動させると、前記エッジと溝部の縁が当接し、前記上側アーム部材の回動に伴い、前記スピンドルが上側に移動し、前記上側接触子と前記下側接触子とが離間するように構成すればよい。 Further, the central plate portion is provided with a groove portion into which the spindle of the dial gauge is inserted, the spindle is provided with an edge having a diameter larger than the width of the groove portion, and the upper arm member is moved from the lower arm member. When it is rotated away from the edge, the edge and the edge of the groove contact each other, the spindle moves upward as the upper arm member rotates, and the upper contactor and the lower contactor are separated from each other. It should be configured to
この発明のハンディ型シート厚み測定器は、上側支持部材と下側支持部材の上下方向で、シートを押さえ込むことになり、シートが傾くことなく、両接触子との間に配置されることになる。この結果、シートの腰があるような場合にも、シートを両接触子の間に正確に位置させることができるので、正確なシートの厚みを測定することができる。 The handy-type sheet thickness measuring instrument of the present invention presses down the sheet in the vertical direction of the upper support member and the lower support member, so that the sheet is arranged between both contactors without tilting. . As a result, even if the sheet is stiff, the sheet can be accurately positioned between the contactors, so that the thickness of the sheet can be accurately measured.
この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付し、説明の重複を避けるためにその説明は繰返さない。 Embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. The same or corresponding parts in the drawings are denoted by the same reference numerals, and the description thereof will not be repeated in order to avoid duplication of description.
この実施形態のハンディ型シート厚み測定器1は、ダイヤルゲージ10と、このダイヤルゲージ10が取り付けられる本体部20と、を備える。本体部20は、ダイヤルゲージ10を保持する下側アーム部材21と、上側アーム部材22を有し、上側アーム部材22は、下側アーム部材21に回動自在に取り付けられている。
A handy sheet
下側アーム部材21と上側アーム部材22は、溝形鋼形状に形成され、下側アーム部材21に上側アーム部材22が覆い被さる大きさに形成されている。
The
本体部20は、ダイヤルゲージ10を保持するコ字型の保持部材25を有する。保持部材25は、本体部20の下側アーム部材21に取付プレート30を介してボルト30aなどを用いて固定されている。
The
保持部材25の上部支持部25aに、ダイヤルゲージ10のステム11を挟み込んで固定し、保持部材25にダイヤルゲージ10が固定される。この実施形態では、ステム11を上部支持部25aに差し込んだ後、ボルトなどにより上部支持部25aの先端部を締め付けて、ステム11を挟み込んで固定している。
The
ステム11の内部にはスピンドル12が軸心方向に移動可能に取り付けられる。そして、スピンドル12の先端部に上側接触子(測定子)13が設けられている。
A
保持部材25の下部支持部25bに、下側ステム15を挟み込んで固定している。この実施形態では、下側ステム15を下部支持部25bに差し込んだ後、ボルトなどにより下部支持部25bの先端部を締め付けて、下側ステム15を挟み込んで固定している。そして、下側ステム15の先端部には、前記上側接触子13と対向する下側接触子14が設けられている。
The
ダイヤルゲージ10の上側接触子13と下側接触子14は、当接するように位置決めされている。
The
下側接触子14と上側接触子13の間に測定するシート60を挟み込む。シート60の表面に上側接触子13が当接し、シート60の厚さに対応して、スピンドル12が上側に移動する。スピンドル12の移動量によりシート60の厚みが測定され、ダイヤルゲージ10の表示部10aに測定結果が表示される。
A
上記シート60は、厚物の樹脂シート、ガラス板、金属板、紙、カーボンシート等などである。
The
上側アーム部材22と下側アーム部材21とは、それぞれの基端部に貫通孔が設けられ、この貫通孔にピン23が挿通され、上側アーム部材22が下側アーム部材21に回動自在に取り付けられている。このピン23に付勢ばね23aが取り付けられ、付勢ばね23aは、上側アーム部材22の先端部を下側アーム部材21から離間する方向である開放方向に付勢している。
Each of the
後述するように、下側アーム部材21に取り付けられる固定ノブ50に一体に設けられたシャフト51が上側アーム部材22に設けられた長孔22bに挿入され、長孔22bの下端部にシャフト51が当接する(図8参照)。図1~図4に示すように、長孔22bの下端部にシャフト51が当接することにより、付勢ばね23aの付勢力に抗して上側アーム部材22が所定の開放角度で停止するように構成されている。
As will be described later, a
保持部材25の両側には、下側支持部材としての下側支持ローラ32、32が取り付けられる支持ベース31a、31bがボルト33、33などにより固定されている。
On both sides of the holding
図1及び図2に示すように、下部支持部材25bの中央部に下側接触子14が配置され、その下側接触子14を挟んで両側に下側支持ローラ32,32が配置される。すなわち、下側アーム部材21の基端側から先端部へ向かう方向と直交する左右方向に、支持ベース31a、31bが設けられ、この支持ベース31a、31bにローラ軸32a、32aが取り付けられ、このローラ軸32a、32aにそれぞれ回転自在に下側支持ローラ32、32が取り付けられている。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
この下側支持ローラ32、32に対向するように、上側支持部材としての上側押さえローラ42、42が上側アーム部材22に取り付けられる。この上側押さえローラ42、42は、上側アーム部材22の回動に伴って、下側支持ローラ32、32と当接または離間する。後述するように、この上側押さえローラ42、42と下側支持ローラ32、32で測定するシート60を挟み込む。
Upper
図4及び図5に示すように、上側押さえローラ42,42は、上部支持部材40を用いて上側アーム部材22にボルトなどの固定部材45で取り付けられる。
As shown in FIGS. 4 and 5, the upper
上部支持部材40は、図1及び図2に示すように、中央板部40cの両側にコの字状に折曲された第1取付板部40a、第2取付板部40bが連接して設けられている。第1取付板部40aと第2取付板部40bの後部はL字型の固定部40eがそれぞれ設けられ、固定部40eと上側アーム部材22とがボルトなどの固定部材45で固定され、上部支持部材40が上側アーム部材22と一体化される。上側アーム部材22の回動に伴って上部支持部材40も回動する。そして、上部支持部材40に支持された上側押さえローラ42、42は、上側アーム部材22の回動に伴って、下側支持ローラ32、32と当接または離間する。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
図1及び図2に示すように、右側の上側押さえローラ42は、ローラ保持部材41aに回転自在に支持され、このローラ保持部材41aが一対のボルト43により、第1取付板部40aに取り付けられる。ローラ保持部材41aとボルト43とは上下に移動可能な状態で取り付けられている。そして、ボルト43と第1取付板部40aとの間には圧縮ばね44が取り付けられ、圧縮ばね44の付勢力によりローラ保持部材41aは下方向に付勢されている。
As shown in FIGS. 1 and 2, the right upper pressing
左側の上側押さえローラ42は、ローラ保持部材41bに回転自在に支持され、このローラ保持部材41bが一対のボルト43により、第2取付板部40bに取り付けられる。ローラ保持部材41bとボルト43とは上下に移動可能な状態で取り付けられている。そして、ボルト43と第2取付板部40bとの間には圧縮ばね44が取り付けられ、圧縮ばね44の付勢力によりローラ保持部材41aは下方向に付勢されている。
The left upper pressing
上側アーム部材22を閉じる方向に移動させ、上側押さえローラ42と下側支持ローラ32が当接すると、圧縮ばね44の付勢力により、下側支持ローラ32に上側押さえローラ42が所定の付勢力で当接するように構成されている。
When the
また、上側押さえローラ42と下側支持ローラ32との間にシート60が挟まれ、上側押さえローラ42と下側支持ローラ32とがシート60を介して当接すると、ローラ保持部材41a、41bはシート60の厚みに対応して上方向に移動し、下側支持ローラ32に上側押さえローラ42との間は、所定の付勢力で与えられる。
Further, when the
図2に示すように、上側押さえローラ42、42の中央部にダイヤルゲージ10の上側接触子13が位置するように、中央板部40cの中央部にダイヤルゲージ10の上側接触子13が配置される。そして、そのダイヤルゲージ10の上側接触子13を挟んで両側に上側押さえローラ42、42が配置される。すなわち、上側アーム部材22の基端側から先端部へ向かう方向と直交する左右方向に、第1取付板部40a、第2取付板部40bが設けられ、この第1取付板部40a、第2取付板部40bに上側押さえローラ42、42を回動自在に支持するローラ軸42aが取り付けられている。
As shown in FIG. 2, the
中央板部40cには、ダイヤルゲージ10のスピンドル12が挿入されるU字状の溝部40dが設けられている。スピンドル12には、溝部40dの幅より大きな径の第1エッジ12aが設けられ、第1エッジ12aの上部に第2エッジ12bが設けられている。
The
図7に示すように、上側アーム部材22を下側アーム部材21から離間するように回動させると、第1エッジ12aと溝部40dの縁が当接し、上側アーム部材22の回動に伴い、スピンドル12が上側に移動し、上側接触子13と下側接触子14とが離間し、これらの間に測定するシート60を挟み込む空間ができる。スピンドル12は、第2エッジ12bがステム11に当接するとスピンドル12の上昇が停止する。
As shown in FIG. 7, when the
また、下側支持ローラ32と上側押さえローラ42との間も離間し、シート60の挿入が可能となる空間が生じる。
Further, the space between the
下側アーム部材21には、上側アーム部材22に設けられた長孔22bに対応する箇所にナット部52が設けられている。このナット部52に、固定ノブ50のシャフト51の先端部に形成されたねじ部がねじ込まれる。シャフト51が長孔22bの下端部に当接することにより、上側アーム部材22の開放角度が規制される。
A
この実施形態では、ナット部52は、下側アーム部材21の両側面にそれぞれ設けられ、固定ノブ50はどちらか一方に取り付ければよく、ユーザの使用態様に応じて取付位置を左右変更できる。
In this embodiment, the
図8に示すように、ナット部52と固定ノブ50の間に上側アーム部材22の板材が配置され、板材と固定ノブ50との間には、ワッシャ53が設けられる。固定ノブ50を締め付けると、上側アーム部材22を固定ノブ50とワッシャ53で挟み込むことになり、上側アーム部材22を所定の位置で固定できる。例えば、上側アーム部材22と下側アーム部材21が閉じた状態で固定することができる。
As shown in FIG. 8 , the plate member of the
次に、この発明のハンディ型シート厚み測定器1でシート60の厚みを測定する場合につき、図9~図12に従い説明する。
Next, the case of measuring the thickness of the
図9及び図10に示すように、上側アーム部材22を開く方向に付勢ばね23aの付勢力により回動させる。上側アーム部材22を下側アーム部材21から離間するように回動させると、スピンドル12の第1エッジ12aと溝部40dの縁が当接し、上側アーム部材22の回動に伴い、スピンドル12が上側に移動し、上側接触子13と下側接触子14とが離間する。この時、上側アーム部材22の回動に伴い、上側押さえローラ42も上側に移動し、下側支持ローラ32と上側押さえローラ42とを離間させる。
As shown in FIGS. 9 and 10, the
この状態で図9及び図10に示すように、測定するシート60を上側接触子13と下側接触子14との間と、下側支持ローラ32と上側押さえローラ42との間に入れる。
In this state, as shown in FIGS. 9 and 10, the
その後、図11及び図12に示すように、上側アーム部材22を閉じる。上側アーム部材22を閉じる方向に回動させると、スピンドル12の第1エッジ12aと溝部40dの縁の当接状態が解除され、上側アーム部材22を閉じる方向に回動に伴って、上部支持部材40が下がり、スピンドル12が下降する。そして、上側接触子13と下側接触子14との間にシート60が挟み込まれる。また、上側押さえローラ42も下側支持ローラ32の方へ下降し、上側押さえローラ42と下側支持ローラ32との間にシート60が挟み込まれる。
Thereafter, as shown in FIGS. 11 and 12, the
上側接触子13は、左右の上側押さえローラ42、42の間と下側接触子14は、下側支持ローラ32、32の間に位置する。上側押さえローラ42、42と下側支持ローラ32の上下方向で、シート60を押さえ込むことになり、シート60が傾くことなく、上側接触子13と下側接触子14との間に配置されることになる。この結果、シート60の腰があるような場合にも、シート60を上側接触子13と下側接触子14の間に正確に位置させることができるので、正確なシート60の厚みを測定することができる。
The
また、この実施形態は、上側押さえローラ42、42と下側支持ローラ32、32は回転可能であるので、両ローラに挟み込まれたシート60をスライドさせることができる。上側接触子13を当てた状態でシート60をスライドさせることで、連続してシート60の厚みも容易に測定することができる。
Also, in this embodiment, since the upper
尚、上記した実施形態では、下側支持部材としての下側支持ローラ32、32、上側支持部材としての上側押さえローラ42、42と支持部材をローラで構成しているが、回転しない部材でシート60を両側から押さえるように構成してもよい。このような構成で、腰が強いシート60においても、正確に厚さを測定できる。回転しない部材なので、シート60をスライドさせることは難しいので、連続したシート60の測定には向かない。
In the above-described embodiment, the
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。この発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、実用新案登録請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。 It should be considered that the embodiments disclosed this time are illustrative in all respects and not restrictive. The scope of the present invention is indicated by the scope of the claims rather than the description of the above-described embodiments, and is intended to include all modifications within the meaning and scope equivalent to the scope of utility model registration claims. .
1 :ハンディ型シート厚み測定器
10 :ダイヤルゲージ
11 :ステム
12 :スピンドル
13 :上側接触子
14 :下側接触子
20 :本体部
21 :下側アーム部材
22 :上側アーム部材
23a :付勢ばね
25 :保持部材
25a :上部支持部
25b :下部支持部材
25b :下部支持部
32 :下側支持ローラ
40 :上部支持部材
40a :第1取付板部
40b :第2取付板部
40c :中央板部
40d :溝部
41a、41b :ローラ保持部材
42 :上側押さえローラ
60 :シート
Reference Signs List 1: handy sheet thickness measuring device 10: dial gauge 11: stem 12: spindle 13: upper contactor 14: lower contactor 20: body portion 21: lower arm member 22:
Claims (7)
前記本体部は、前記ダイヤルゲージを保持する保持部材が取り付けられた下側アーム部材と、下側アーム部材に回動自在に取り付けられた上側アーム部材とを有し、
前記保持部材は、前記ダイヤルゲージを保持する上部支持部と、前記ダイヤルゲージのスピンドルの先端部に設けられた上側接触子と対向する下側接触子を保持する下部支持部を有し、
前記下側接触子を挟んで前記保持部材の両側に配置された下側支持部材と、
前記下側支持部材と対向するように、上側支持部材が前記上側アーム部材に取り付けられ、
前記上側アーム部材の回動により、前記上側接触子と下側接触子及び前記下側支持部材と上側保持部材とが当接または離間し、
前記下側支持部材と前記上側支持部材とが前記シートを挟んだ状態で、前記シートが表裏から前記上側接触子と下側接触子で挟み込まれてシートの厚みを測定することを特徴とするハンディ型シート厚み測定器。 A handy sheet thickness measuring instrument having a dial gauge and a main body to which the dial gauge is attached, and measuring the thickness of the sheet by sandwiching the sheet from the front and back with contactors,
The main body has a lower arm member to which a holding member for holding the dial gauge is attached, and an upper arm member rotatably attached to the lower arm member,
The holding member has an upper support portion that holds the dial gauge and a lower support portion that holds a lower contact that faces the upper contact that is provided at the tip of the spindle of the dial gauge,
lower support members disposed on both sides of the holding member with the lower contact interposed therebetween;
an upper support member is attached to the upper arm member so as to face the lower support member;
rotation of the upper arm member causes the upper contact and the lower contact and the lower support member and the upper holding member to abut or separate from each other;
The handy is characterized in that the thickness of the sheet is measured by sandwiching the sheet between the upper side contactor and the lower side contactor from the front and back while the lower side support member and the upper side support member sandwich the sheet. Mold sheet thickness measuring instrument.
前記上側アーム部材を下側アーム部材から離間するように回動させると、前記エッジと溝部の縁が当接し、前記上側アーム部材の回動に伴い、前記スピンドルが上側に移動し、前記上側接触子と前記下側接触子とが離間することを特徴とする請求項6に記載のハンディ型シート厚み測定器。 The central plate portion is provided with a groove into which the spindle of the dial gauge is inserted, the spindle is provided with an edge having a diameter larger than the width of the groove,
When the upper arm member is rotated away from the lower arm member, the edge abuts against the rim of the groove portion, and the spindle moves upward as the upper arm member rotates, causing the upper contact. 7. The handy type sheet thickness measuring instrument according to claim 6, wherein the contact and the lower contact are spaced apart.
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