JP7126171B2 - ヘリカルコンピュータ断層撮影における動き推定および補償システムと方法 - Google Patents

ヘリカルコンピュータ断層撮影における動き推定および補償システムと方法 Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、「ヘリカルコンピュータ断層撮影における動き推定および補償システムと方法」と題され、2016年11月16日に出願された米国仮特許出願第62/423,166号の優先権を主張するものであり、その全体が参照により援用される。
本発明は画像処理の分野に関し、特に、医療用途における画像処理に関する。とりわけ、本発明は、関心対象のヘリカルコンピュータ断層撮影(CT)スキャンでの動き推定および動き補償方法に関する。
動きは、ヘリカルコーンビームコンピュータ断層撮影(CT)におけるアーチファクトの最も重大な要因の1つである。モーションアーチファクトは、スキャン中に対象が変化しないという要件と、スキャン中に対象が変化する(「変形する」または「移動する」)という現実との間の食い違いから生じる。自発的または非自発的を問わず、画像取得中の患者の動きは、再構成された画像にモーションアーチファクトをもたらす可能性がある。呼吸や心臓の動きなどの非自発的な動きは、モーションアーチファクトを引き起こす可能性がある。円形CTスキャンデータから動き補償画像を再構成する既知の技術が当該技術分野にはあるが、既知の技術は視野(FOV)が連続的に変化するヘリカルCTスキャンに特有の条件に対処していない。
したがって、当技術分野で必要とされているのは、ヘリカルコンピュータ断層撮影(CT)スキャンデータから画像再構成中に生成されるモーションアーチファクトを低減することにより、動き推定および補償を行う改良型システムおよび方法である。
本発明は、ヘリカルコンピュータ断層撮影スキャンデータから画像再構成中に生じるモーションアーチファクトを低減することにより、動きを推定するとともに、動きを補償する改良されたシステムおよび方法を提供する。様々な実施態様において、本システムおよび方法は、可変ピッチらせんおよび回転軸が変化するらせんを含み、より一般的ならせん状軌道にも適用可能である。
一態様において、本発明は、関心対象のヘリカルコンピュータ断層撮影(CT)スキャンデータからの画像再構成におけるモーションアーチファクトを低減することによって動きを推定し補償する方法を提供する。本方法は、関心対象のヘリカルコンピュータ断層撮影(CT)スキャンデータを収集する工程を含み、スキャンデータは、コーンビームを生成するための放射線源と、コーンビームを検出するための放射線検出器とを使用して取得される。本方法はさらに、放射線源の軌道に沿って複数の中心点を選択する工程と、放射線源の軌道に沿って複数のセクション対を識別する工程とを含み、複数のセクション対のそれぞれは、複数の中心点のうちの1つと関連づけられるとともに、各セクション対の第1セクションおよび各セクション対の第2セクションは、中心点の両側に配置される。特定の態様において、セクションは、πに等しい角距離だけ互いに離れている、本方法はさらに、複数のセクション対のサブセットを選択する工程と、各サブセット対について、第1セクションのスキャンデータからの第1部分画像と第2セクションのスキャンデータからの第2部分画像とを再構成する工程と、各サブセット対について、第1部分画像および第2部分画像の画像登録を実行して、第1部分画像を第2部分画像に変換する変形を推定する工程とを含み、変形はスキャン中の関心対象の動きを表すものである。部分画像の画像登録に続き、本方法はさらに、スキャンデータおよび推定された変形を使用して、関心対象を再構成することにより、動き補償画像を生成する工程を含む。
更なる実施態様において、本発明は、関心対象のヘリカルコンピュータ断層撮影(CT)スキャンデータから画像再構成におけるモーションアーチファクトを低減することにより、動きを推定し補償するシステムを提供する、本システムは、関心対象のヘリカルコンピュータ断層撮影(CT)スキャンデータを記憶するメモリと、データ処理装置を含む。データ処理装置は、関心対象のヘリカルコンピュータ断層撮影(CT)スキャンデータからの画像再構成におけるモーションアーチファクトを低減することにより、動きを推定および補償するように構成される。そのようなものとして、データ処理装置は、ヘリカルCTスキャンデータをメモリから読み出し、放射線源の軌道に沿って複数の中心点を選択し、放射線源の軌道に沿って複数のセクション対を識別するように適合されており、複数のセクション対のそれぞれは、複数の中心点の1つと関連付けられており、各セクション対の第1セクションおよび各セクション対の第2セクションは、中心点の両側に配置される。特定の実施態様において、セクションは、πに等しい角距離だけ互いに離れている。データ処理装置はさらに、複数のセクション対のサブセットを選択し、各サブセット対について、第1セクションのスキャンデータからの第1部分画像と第2セクションのスキャンデータからの第2部分画像を再構成し、各サブセット対について、第1部分画像および第2部分画像の画像登録を実行して、第1部分画像を第2部分画像に変換する変形を推定し、変形はスキャン中の関心対象の動きを表すものであり、スキャンデータおよび推定された変形を使用して、関心対象を再構成することによりモーションアーチファクト補償画像を生成するように構成される。
本発明はさらに、関心対象のヘリカルコンピュータ断層撮影(CT)スキャンデータからの画像再構成におけるモーションアーチファクトを低減することにより動きを推定および補償する方法を実行するためのコンピュータ実行可能命令を有する1つまたは複数の非一時的コンピュータ可読媒体を含む実施態様を提供する。本方法は、関心対象のヘリカルコンピュータ断層撮影(CT)スキャンデータを収集することを含み、スキャンデータは、コーンビームを生成するための放射線源と、コーンビームを検出するための放射線検出器とを使用して取得される。本方法はさらに、放射線源の軌道に沿って複数の中心点を選択することと、放射線源の軌道に沿って複数のセクション対を識別することを含み、複数のセクション対のそれぞれは、複数の中心点の1つと関連づけられ、各セクション対の第1セクションおよび各セクション対の第2セクションは、中心点の両側に配置される。特定の実施態様において、セクションは、πに等しい角距離だけ互いに離れている。本方法はさらに、複数のセクション対のサブセットを選択することと、各サブセット対について、第1セクションのスキャンデータからの第1部分画像と第2セクションのスキャンデータからの第2部分画像を再構成することと、各サブセット対について、第1部分画像および第2部分画像の画像登録を実行して、第1部分画像を第2部分画像に変換する変形を推定することを含み、変形はスキャン中の関心対象の動きを表すものである。部分画像の画像登録に続き、本方法はさらに、スキャンデータおよび推定された変形を使用して、関心対象を再構成することにより、モーションアーチファクト補償画像を生成することを含む。
本発明をより完全に理解するために、添付の図面と共に以下の詳細な説明を参照されたい。
本発明の一実施形態にかかる、例示的なヘリカルコンピュータ断層撮影(CT)スキャナの図である 本発明の一実施形態にかかる、ヘリカルCTスキャンにおけるモーションアーチファクトを推定するためのヘリカル軌道の一部および関連するセクション対の図である。線源軌道は回転軸に垂直な平面に投影されて示されている。 本発明の実施形態にかかる、モーションアーチファクトを低減することにより動きを補償するための補助再構成体積の図である。図示された体積は1つの線源位置から見える。 本発明の一実施形態にかかる、ヘリカルCTスキャンにおけるモーションアーチファクトを推定するためのセクション対から見える体積の重なりを示す図である。 本発明の一実施形態にかかる、重なり体積内のPI線を示す図である。 本発明の一実施形態にかかる、ヘリカルCTスキャンにおける動きの推定および補償方法を示すフロー図である。
図1は、本発明にかかるヘリカルCTスキャナシステム100の例示的実施形態を示す。本実施形態は例示的であることを意図しており、本発明は医用撮像に関するものとして説明される。しかしながら、これは限定されることを意図するものではなく、本発明の様々な実施形態は、セキュリティのための手荷物走査および材料分析などの他の目的のためにも使用され得る。
図1に示すように、ヘリカルCTスキャナシステム100は、回転軸105を中心に回転可能なガントリ102を含む。ガントリ102は、円錐形の放射ビーム115を形成する放射線源110を担持する。放射線源110から放射される放射ビーム115は、ガントリ102の中心に位置決めされた関心対象120上に集束される。放射線検出器125は、放射線源110とは反対側のガントリ102上に位置決めされる。放射線検出器125は、関心対象120を通過した後の円錐形の放射ビーム115の強度を測定するための複数の検出器要素を含む。
関心対象120のスキャン中に、放射線源110および放射線検出器125は、ガントリ102と共に145で示す方向に回転する。また、関心対象120は、関心対象120をガントリ102の回転軸105と並行な方向に沿って移動させる可動テーブル130上に位置決めされる。このようにして、関心対象120の周りにヘリカルスキャン軌道が作成され、関心対象のヘリカルCTスキャンデータが得られる。
関心対象120のヘリカルスキャンに続いて、放射線検出器125は収集されたヘリカルCTスキャンデータをデータ処理装置135に提供する。データ処理装置135は、放射線検出器125によって提供された測定値から画像を再構成するように構成される。データ処理装置135によって生成された画像は、表示器140に提供されて、後から見るようにしてもよい。
データ処理装置135はさらに、放射線検出器125によって提供されるスキャンデータ内の動きを補正するために、動き推定および動き補償を実行するように適合される。動きの推定および補償は、以下に詳述するように、データ処理装置135によって実行される。
比較的長いヘリカルスキャン軌道
Figure 0007126171000001
の場合、各ボクセル
Figure 0007126171000002
は、
Figure 0007126171000003
自体のセクションを使用して再構成され、
Figure 0007126171000004
として記される。
Figure 0007126171000005
のパラメータ記述が
Figure 0007126171000006
であるとする。
Figure 0007126171000007
に対応するパラメータ区間を
Figure 0007126171000008
とする。ヘリカルCTスキャンでは、通常、放射線源はスキャン軌道
Figure 0007126171000009
に沿って一定の速度で移動するので、パラメータ
Figure 0007126171000010
は時間と共に識別することができる。
Figure 0007126171000011
は動的対象を表し、
Figure 0007126171000012
は時間を表す。したがって、すべてのボクセル
Figure 0007126171000013
に対して、
Figure 0007126171000014
の値は全ての
Figure 0007126171000015
について同じであるいくつかの参照時刻
Figure 0007126171000016
にではなく、いくつかの時間
Figure 0007126171000017
に再構成され、
Figure 0007126171000018
は区間
Figure 0007126171000019
の中点である。したがって、ヘリカルスキャンの場合には、関数
Figure 0007126171000020
のみを再構成することが好ましい。
円形スキャンでは、線源は常に同じFOV(視野)を「見る」ので、これにより、
Figure 0007126171000021
を再構成することができる。対照的に、ヘリカルスキャンではFOVは常に変化する。これは、円形スキャンおよびヘリカルスキャンの違い、並びに異なるモーションアーチファクトの推定および補償方法が必要な理由を説明するものである。
図2を参照すると、距離πだけ離れて位置するらせん200の2つのセクションを使用して再構成することができる体積を求めることが必要である。図2に示すように、らせんのこれら2つのセクションを、対応するパラメータ区間によって
Figure 0007126171000022
および
Figure 0007126171000023
とすると、区間
Figure 0007126171000024
205は点
Figure 0007126171000025
215を中心とし、区間
Figure 0007126171000026
210は点
Figure 0007126171000027
220を中心とする。
Figure 0007126171000028
230は、スキャンの回転方向を識別する。対称性により、動き推定(ME)が、2つの区間から計算された部分角度再構成(PARs)に基づいて実行される場合、推定された動きモデルは、時間
Figure 0007126171000029
225に対応することになる。
図2に示すように、
Figure 0007126171000030
235が、PARsを計算するために使用される(平行ビームジオメトリにおける)方向の範囲を表すと仮定する。ROI(関心領域)のファン角度の半分を
Figure 0007126171000031
とする。ここで、
Figure 0007126171000032
は中心半径240であり、
Figure 0007126171000033
245は回転距離の線源から中心までの距離である。そのため、以下のとおりとなる。
Figure 0007126171000034
したがって、各
Figure 0007126171000035
区間の幅は
Figure 0007126171000036
である。
中点
Figure 0007126171000037
が固定されると、所望の体積は、全ての線源位置
Figure 0007126171000038
から「見える」点の集合
Figure 0007126171000039
である。
Figure 0007126171000040
305が、図3に示されるように、光源が
Figure 0007126171000041
300に位置するときに見える点の集合を示すとする。
Figure 0007126171000042
そのとき、所望の体積は、
Figure 0007126171000043
である。図4には、
Figure 0007126171000044
405を通る垂直断面400が示されている。高いピッチ値でスキャンを実行することが望ましいので、図4にそのようなPI線の一つを示すように、体積
Figure 0007126171000045
405がPI線410のかなり近くに位置していることは明らかである。また、図5のPI線500では、一方の端点が
Figure 0007126171000046
の内側に位置し、他方の端点が
Figure 0007126171000047
の内側に位置する。

Figure 0007126171000048
を通るPI線を
Figure 0007126171000049
とすると、次の面
Figure 0007126171000050
500(「ポテトチップ」とも呼ばれる)を、図5に示すように定義することができる。
Figure 0007126171000051
式3のPI線は以下の特性を有する:底部端点は
Figure 0007126171000052
205内にあり、頂部端点は
Figure 0007126171000053
210内にあり、また、
Figure 0007126171000054
225に対して対称である。らせんピッチが高い場合、
Figure 0007126171000055
405は、
Figure 0007126171000056
500を含むかなり「薄い」集合である。したがって、異なる
Figure 0007126171000057
225についてポテトチップス
Figure 0007126171000058
500は交差しない。
先の記載に基づいて、本発明は動き推定方法を提供するものであり、最初に、全スキャン長をカバーする等間隔の点の集合
Figure 0007126171000059
を選択し、再構成グリッドを
Figure 0007126171000060
として表すことを含む。
次に、以下を含む動き推定を実行する。
1)全ての
Figure 0007126171000061
をループする。
Figure 0007126171000062
ごとに、次の手順を繰り返す。
2)各
Figure 0007126171000063
について、ボクセル
Figure 0007126171000064
のPI区間の中点が
Figure 0007126171000065
と一致するように
Figure 0007126171000066
を求める。したがって、数式3を参照すると、
Figure 0007126171000067
である。また、
Figure 0007126171000068
の上方の
Figure 0007126171000069
の上下の境界を求める。
3)区間
Figure 0007126171000070
および
Figure 0007126171000071
をそれぞれ使用して、2つのPARs
Figure 0007126171000072
および
Figure 0007126171000073
を再構成する。PARsは座標
Figure 0007126171000074
に再構成される。これらの座標は、式
Figure 0007126171000075
によって物理座標に変換される。
Figure 0007126171000076
の値は、区間
Figure 0007126171000077
に制限される。ここで、
Figure 0007126171000078
は、結果として得られる体積が厳密に
Figure 0007126171000079
の内側になる程度に十分に小さい。
4)シフト
Figure 0007126171000080
を求めることにより画像登録を実行する。
Figure 0007126171000081
数式4に示す最小化問題の幾何学的意味を議論する際に、点
Figure 0007126171000082
は全て面
Figure 0007126171000083
に属することを思い出されたい。項
Figure 0007126171000084
は、体積
Figure 0007126171000085
内の対称的に歪んだ面
Figure 0007126171000086
の値に対応する。数式4を解くことにより、2つの歪んだ面上の
Figure 0007126171000087
および
Figure 0007126171000088
の値が一致することが保証される。数式4の解が求められると、面
Figure 0007126171000089
上の点は、以下の数式に従って移動すると仮定される。
Figure 0007126171000090
集合
Figure 0007126171000091
はかなり薄いので、1つの選択肢として、2つの体積ではなく、2つの面を登録する。
更なるノイズ安定性のために、動きベクトル
Figure 0007126171000092
が二次元であること、すなわちゼロ
Figure 0007126171000093
成分を有することが要求され得る。このように、数式4は2D画像を登録することと等価である。この手法の欠点は、面
Figure 0007126171000094
から離れる動きが無視されることである。動きベクトル
Figure 0007126171000095
が3Dである場合、動き推定の精度は向上するが、ノイズ安定性は低下する。
数式4の問題は、推定された動きベクトルが1つの
Figure 0007126171000096
から次のものへ滑らかに変化することを保証するために、全ての
Figure 0007126171000097
について互いに独立しているので、数式4の問題は、全ての
Figure 0007126171000098
に対して組み合わされ、また、
Figure 0007126171000099
に沿って
Figure 0007126171000100
の平滑化を強化する正則化部を追加してもよい。
第3のステップは、動き補償再構成を含む。動きが逆投影ステップで考慮される、最も直接的な動き補償再構成の利用が提案される。したがって、再構成するときに必要なのは、現在の任意のボクセルがどこにあるのかを見つけることだけである。これは、次の方法の手順を使用して実行できる。
1)ボクセル
Figure 0007126171000101
が与えられたら、そのPI線を求める。
2)ボクセルのPIパラメータ区間の中点
Figure 0007126171000102
を計算する。これは
Figure 0007126171000103
を意味する。すなわち、与えられたボクセルを含むポテトチップスが求められる。
3)
Figure 0007126171000104
を含む区間
Figure 0007126171000105
を求める。
4)ボクセルの動きベクトル
Figure 0007126171000106

Figure 0007126171000107
および
Figure 0007126171000108
の間を補間することによって求める。
5)所与の線源位置または時間
Figure 0007126171000109
について、ボクセルの新しい位置を、数式5を参照し、以下の数式を使用することによって計算する。
6)
Figure 0007126171000110
図6を参照すると、関心対象のヘリカルコンピュータ断層撮影(CT)スキャンデータからの画像再構成におけるモーションアーチファクトを低減することによって動きを推定し補償する方法600が提供される。本方法600は、図1のデータ処理装置135、放射線源110、および放射線検出器125を使用して実行されてよい。
第1のステップ605において、本方法600は、関心対象のヘリカルコンピュータ断層撮影(CT)スキャンデータを収集する工程を含み、スキャンデータは、コーンビームを生成するための放射線源と、コーンビームを検出するための放射線検出器とを使用して取得される。
スキャンデータの収集に続いて、本方法はステップ610において、放射線源の軌道に沿って複数の中心点を選択し、続くステップ615において、複数の中心点のそれぞれについて、スキャンデータの軌道に沿って一対のセクションを特定する。セクション対の第1セクションおよびセクション対の第2セクションは、中心点の両側に配置される。
典型的な中心点を
Figure 0007126171000111
と表し、対の第1セクションを
Figure 0007126171000112
と表し、対の第2セクションを
Figure 0007126171000113
と表す。線源がセクションに沿って移動する間の対象の動きの量がごく僅かであるように、セクションは長すぎてはならない。同時に、関心対象のいくつかの特徴が明確に認識できるよう、関心対象の一部の不完全な再構成を可能にするべく、セクションの長さは短すぎてはならない。
一実施形態において、中心点は軌道スキャンに沿って互いに等距離にあり、各対における第1および第2セクションの長さは等しい。更なる実施形態では、中心点の位置は必ずしも均一である必要はなく、セクションの長さは等しい必要はない。例えば、放射線源の軌道に沿った中心点位置およびセクション対の長さは、関心対象の動き情報を含む外部信号に基づくことができる。例示的な実施形態では、ECG(心電図)信号をヘリカルスキャンデータと同時に収集し、また、患者の心臓の動きが遅い場合には、中心点をより遠くに離し、患者の心臓の動きが速い場合には、中心点を互いに接近して配置するようにしてもよい。したがって、動き情報信号を使用して、複数の中心点それぞれの間の間隔と、複数の中心点のそれぞれの位置とを決定することができる。同様に、患者の心臓の動きが遅いときには、軌道に沿った一対のセクションのセクション長さを増加させ、患者の心臓の動きが速いときには、軌道に沿った一対のセクションのセックション長さを減少させてもよい。したがって、ECGなどの外部源からの動き情報信号を使用して、動き推定および補償方法を改善することができる。
次のステップ620において、本方法は続いて、各セクション対について、第1セクションのスキャンデータからの第1部分画像と第2セクションのスキャンデータからの第2部分画像とを再構成する。
Figure 0007126171000114
に対応するスキャンデータを用いて再構成された画像を
Figure 0007126171000115
と表し、
Figure 0007126171000116
に対応するスキャンデータを用いて再構成された画像を
Figure 0007126171000117
と表す。画像が再構成される点の集合
Figure 0007126171000118
は、両方のセクションで同じでなければならない。この点集合を
Figure 0007126171000119
と表記する。検出器の範囲が限られているため、点の集合は大きすぎず、一般的に
Figure 0007126171000120
上の点と
Figure 0007126171000121
上の点を結ぶ線(コード)のごく近傍にある。特に、これらの再構成は関心対象のサブセットに関係する。軌道
Figure 0007126171000122
および
Figure 0007126171000123
のセクションは一般的に限られた角度範囲をカバーするので、
Figure 0007126171000124
および
Figure 0007126171000125
の再構成は、部分角度再構成(PARs)と呼ばれる。
Figure 0007126171000126
および
Figure 0007126171000127
の再構成は、減衰係数を正確に復元することを試みる必要はなく、代わりに、例えば強化されたエッジを用いて、対象の修正画像を再構成することができる。再構成の主な要件は、スキャン中に対象物に動きがない場合、
Figure 0007126171000128

Figure 0007126171000129
が互いに非常に近いことである。
次に、ステップ625において、第1部分画像および第2部分画像の画像登録を実行して、第1部分画像から第2部分画像へ変換する変形を推定する。変形は、スキャン中の関心対象の動きを表す。画像登録を実行する際に、1つの画像を別の画像に変換する変形は、対象が
Figure 0007126171000130
に近い時間に、領域
Figure 0007126171000131
の近傍で対象が受けている変形の推定値とみなされる。すべての中心点
Figure 0007126171000132
ついて領域
Figure 0007126171000133
で推定された動きを補間することにより、関心対象内の関心領域について大域的変形関数が得られる。この変形機能は、その点が放射線源によって照射された時間間隔に依存して、対象の異なる点
Figure 0007126171000134
での変形が、常時ではなく、固定時間で推定されるという特性を有する。
ステップ630において、本方法は、スキャンデータおよび推定された変形を使用して、関心対象を再構成することにより、動き補償画像を生成することで終了する。
したがって、様々な実施形態において、本発明は、ヘリカルコンピュータ断層撮影スキャンデータから画像再構成中に生成される動きを推定し、モーションアーチファクトを低減する改良型システムおよび方法を提供する。
上記の例示的な実施形態は限定を意味するものではなく、例示的な実施形態の変形は、本発明の範囲内にある。
一般的に、本方法は、より一般的ならせん状の軌道、例えば、可変ピッチらせん、回転軸が幾分変化するらせん(例えば、熱ドリフトの場合のように)などに適用可能である。
PARsを計算するために他の方法も使用することができる。その方法は、局所断層撮影法(LT)、或いは厳密なまたは準厳密な再構成に基づいてもよい。
対象の動き(または、等価的に変形)を推定する代わりに、本方法は、スキャンの較正(即ち、例えば中心光線の位置、または線源から中心への回転距離などの関連するスキャンパラメータの決定)にも使用できる。追加の実施形態において、較正はスキャン中またはスキャン後にオンザフライで実行してもよい。較正はまた、スキャン全体について一組のパラメータを求めることによって、またはこれらのパラメータをスキャン軌道に沿った関数として計算することにより実行することができる。
様々な実施形態において、線源軌道は、一方向へのらせん状のターンとそれに続く反対方向へのらせん状のターンとからなってもよい。
提案された本発明方法は、他の動き推定アルゴリズムと組み合わせて使用することができる。例えば、基準マーカを使用して予備運動モデルが得られる場合、提案されたアルゴリズムは、改善された(すなわち、より正確な)運動モデルを求めるための第2ステップとして使用することができる。
本発明は、ソフトウェアベースの方法に応答して動作を実行する様々なコンピューティングプラットフォーム上で具現化することができる。以下は、本発明を可能にするために利用することができる情報技術についての先例を提供する。
請求の範囲に記載のコンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体またはコンピュータ可読記憶媒体とすることができる。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電子、磁気、光学、電磁気、赤外線、または半導体のシステム、装置、またはデバイス、あるいは前述の任意の適切な組合せとすることができる。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例(網羅的ではないリスト)には、以下のものが含まれる:1つまたは複数のワイヤを有する電気的接続、ポータブルコンピュータディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EPROMまたはフラッシュメモリ)、光ファイバ、携帯用コンパクトディスク読み出し専用メモリ(CD-ROM)、光記憶装置、磁気記憶装置、または前述の任意の適切な組み合わせ。本明細書の文脈において、コンピュータ可読記憶媒体は、命令実行システム、装置、またはデバイスによって使用され、またはそれらに関連して使用するためのプログラムを含む、または格納することができる任意の非一時的な有形的表現媒体とすることができる。
コンピュータ可読信号媒体は、例えばベースバンドで、または搬送波の一部として、その中に組み込まれたコンピュータ可読プログラムコードを有する伝搬データ信号を含んでもよい。そのような伝搬信号は、電磁的、光学的、またはそれらの任意の適切な組み合わせを含むがこれらに限定されない、任意の様々な形態をとり得る。コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読記憶媒体ではなく、命令実行システム、装置、またはデバイスによって、またはそれらに関連して使用するためにプログラムを通信、伝播、または移送することができる任意のコンピュータ可読媒体とすることができる。しかしながら、上述したように、回路は制定法上許されない発明の主題であるため、ソフトウェア製品としての本発明に対する請求の範囲は、コンピュータハードドライブ、フラッシュRAM、光ディスク等のような非一時的ソフトウェア媒体において具体化されるものである。
コンピュータ可読媒体で具現化されたプログラムコードは、無線、有線、光ファイバケーブル、無線周波数など、またはこれらの任意の適切な組合せを含むがこれらに限定されない任意の適切な媒体を使用して送信され得る。本発明の態様のための動作を実行するためのコンピュータプログラムコードは、Java、C#、C++、Visual Basicなどのオブジェクト指向プログラミング言語、および「C」プログラミング言語または同様のプログラミング言語など従来の手続き型プログラミング言語を含む1つまたは複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで書くことができる。
本発明の態様は、本発明の実施形態にかかる方法、装置(システム)およびコンピュータプログラム製品の図およびブロック図の少なくともいずれかを参照して説明される。フローチャート図およびブロック図の少なくともいずれかの各ブロック、ならびにフローチャート図およびブロック図の少なくともいずれかのブロックの組み合わせは、コンピュータプログラム命令によって実行されることは理解される。これらのコンピュータプログラム命令は、汎用コンピュータ、特殊用途のコンピュータ、または機械製造用の他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサに提供され、その命令は、コンピュータまたはプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサを介して実行されて、フローチャートおよびブロック図の少なくともいずれかの1または複数のブロックで指定された機能または動作を実行する手段を作成する。
これらのコンピュータプログラム命令はまた、コンピュータ、他のプログラム可能データ処理装置、または他のデバイスが、特定の方法で機能するように指示することができるコンピュータ可読媒体に格納することができ、それにより、コンピュータ可読媒体に格納された命令は、フローチャートおよびブロック図の少なくともいずれかの1または複数のブロックで指定された機能または動作を実行する命令を含む作成物を作成する。
コンピュータプログラム命令はまた、コンピュータ、他のプログラム可能なデータ処理装置、または他のデバイスに読み込まれて、コンピュータ、他のプログラム可能な装置または他のデバイスで実行される一連の動作ステップを引き起こし、コンピュータまたは他のプログラム可能な装置上で実行される命令が、フローチャートおよびブロック図の少なくともいずれかの1または複数のブロックで指定された機能または動作を実行するためのプロセスを提供するコンピュータ実行工程を作成する。
「エンドユーザ」と言及するときには、ソフトウェアの基礎となるソースコードを修正する開発者または作者とは対照的に、ソフトウェアのオペレータであることに留意されたい。セキュリティ上の目的で、認証とは特定のユーザーを識別することを意味し、承認とはそのユーザーが実行を許可される手順と機能を定義する。
上記の効果、および上記の説明から明らかにされる効果は、効率的に達成される。また、本発明の範囲から逸脱することなく、上記の構成に特定の変更を加えることができるので、前述の説明に含まれ、または添付の図面に示されている全ての事項は、例示として解釈されるべきであり、限定的な意味ではない。
以下の請求の範囲は、本明細書に記載された本発明の全ての一般的かつ具体的な特徴、および言語の問題としてそれらの間に含まれると言える全ての本発明の範囲の記述を網羅するものである。

Claims (20)

  1. 関心対象のヘリカルコンピュータ断層撮影(CT)スキャンデータからの画像再構成におけるモーションアーチファクトを低減することによって動きを推定し補償する方法であって、
    関心対象のヘリカルコンピュータ断層撮影(CT)スキャンデータを収集する工程と、ここで前記スキャンデータは、コーンビームを生成するための放射線源と、前記コーンビームを検出するための放射線検出器とを使用して取得され、
    前記放射線源の軌道に沿って複数の中心点を選択する工程と、
    前記放射線源の軌道に沿って複数のセクション対を識別する工程と、ここで前記複数のセクション対のそれぞれは、前記複数の中心点のうちの1つと関連づけられるとともに、各セクション対の第1セクションおよび各セクション対の第2セクションは、前記中心点の両側に配置されており、
    複数のセクション対のサブセットを選択する工程と、
    各サブセット対について、前記第1セクションのスキャンデータからの第1部分画像と前記第2セクションのスキャンデータからの第2部分画像とを再構成する工程と、
    前記各サブセット対について、前記第1部分画像および第2部分画像の画像登録を実行して、前記第1部分画像を前記第2部分画像に変換する変形を推定する工程と、ここで該変形はスキャン中の関心対象の動きを表すものであり、
    前記スキャンデータおよび推定された変形を使用して、関心対象を再構成することにより、動き補償画像を生成する工程とを含み、
    前記方法は、さらに、動き情報信号を取得する工程を含み、前記複数の中心点それぞれの間隔と前記複数の中心点それぞれの位置は、前記動き情報信号に基づくことを特徴とする、方法。
  2. 関心対象のヘリカルコンピュータ断層撮影(CT)スキャンデータからの画像再構成におけるモーションアーチファクトを低減することによって動きを推定し補償する方法であって、
    関心対象のヘリカルコンピュータ断層撮影(CT)スキャンデータを収集する工程と、ここで前記スキャンデータは、コーンビームを生成するための放射線源と、前記コーンビームを検出するための放射線検出器とを使用して取得され、
    前記放射線源の軌道に沿って複数の中心点を選択する工程と、
    前記放射線源の軌道に沿って複数のセクション対を識別する工程と、ここで前記複数のセクション対のそれぞれは、前記複数の中心点のうちの1つと関連づけられるとともに、各セクション対の第1セクションおよび各セクション対の第2セクションは、前記中心点の両側に配置されており、
    複数のセクション対のサブセットを選択する工程と、
    各サブセット対について、前記第1セクションのスキャンデータからの第1部分画像と前記第2セクションのスキャンデータからの第2部分画像とを再構成する工程と、
    前記各サブセット対について、前記第1部分画像および第2部分画像の画像登録を実行して、前記第1部分画像を前記第2部分画像に変換する変形を推定する工程と、ここで該変形はスキャン中の関心対象の動きを表すものであり、
    前記スキャンデータおよび推定された変形を使用して、関心対象を再構成することにより、動き補償画像を生成する工程とを含み、
    前記方法は、さらに動き情報信号を取得する工程を含み、前記サブセットの前記第1セクションの長さおよび前記第2セクションの長さは、前記動き情報信号に基づき増減されることを特徴とする、方法。
  3. 関心対象のヘリカルコンピュータ断層撮影(CT)スキャンデータからの画像再構成におけるモーションアーチファクトを低減することによって動きを推定し補償する方法であって、
    関心対象のヘリカルコンピュータ断層撮影(CT)スキャンデータを収集する工程と、ここで前記スキャンデータは、コーンビームを生成するための放射線源と、前記コーンビームを検出するための放射線検出器とを使用して取得され、
    前記放射線源の軌道に沿って複数の中心点を選択する工程と、
    前記放射線源の軌道に沿って複数のセクション対を識別する工程と、ここで前記複数のセクション対のそれぞれは、前記複数の中心点のうちの1つと関連づけられるとともに、各セクション対の第1セクションおよび各セクション対の第2セクションは、前記中心点の両側に配置されており、
    複数のセクション対のサブセットを選択する工程と、
    各サブセット対について、前記第1セクションのスキャンデータからの第1部分画像と前記第2セクションのスキャンデータからの第2部分画像とを再構成する工程と、
    前記各サブセット対について、前記第1部分画像および第2部分画像の画像登録を実行して、前記第1部分画像を前記第2部分画像に変換する変形を推定する工程と、ここで該変形はスキャン中の関心対象の動きを表すものであり、
    前記スキャンデータおよび推定された変形を使用して、関心対象を再構成することにより、動き補償画像を生成する工程とを含み、
    前記各サブセット対について、前記第1部分画像および前記第2部分画像の画像登録を実行して、前記第1部分画像を前記第2部分画像に変換する変形を推定する工程はさらに、ある時点における関心対象内のある点の変形を推定する工程を含み、これは前記点が前記放射線源のコーンビームによって照射されている時間区間中にされることを特徴とする、方法。
  4. 関心対象のヘリカルコンピュータ断層撮影(CT)スキャンデータからの画像再構成におけるモーションアーチファクトを低減することによって動きを推定し補償する方法であって、
    関心対象のヘリカルコンピュータ断層撮影(CT)スキャンデータを収集する工程と、ここで前記スキャンデータは、コーンビームを生成するための放射線源と、前記コーンビームを検出するための放射線検出器とを使用して取得され、
    前記放射線源の軌道に沿って複数の中心点を選択する工程と、
    前記放射線源の軌道に沿って複数のセクション対を識別する工程と、ここで前記複数のセクション対のそれぞれは、前記複数の中心点のうちの1つと関連づけられるとともに、各セクション対の第1セクションおよび各セクション対の第2セクションは、前記中心点の両側に配置されており、
    複数のセクション対のサブセットを選択する工程と、
    各サブセット対について、前記第1セクションのスキャンデータからの第1部分画像と前記第2セクションのスキャンデータからの第2部分画像とを再構成する工程と、
    前記各サブセット対について、前記第1部分画像および第2部分画像の画像登録を実行して、前記第1部分画像を前記第2部分画像に変換する変形を推定する工程と、ここで該変形はスキャン中の関心対象の動きを表すものであり、
    前記スキャンデータおよび推定された変形を使用して、関心対象を再構成することにより、動き補償画像を生成する工程とを含み、
    前記スキャンデータおよび前記推定された変形を使用して、前記関心対象を再構成することにより、動き補償画像を生成する工程はさらに、前記サブセットに対する変形推定を補間することにより、前記関心対象の変形を推定する工程を含むことを特徴とする、方法。
  5. 関心対象のヘリカルコンピュータ断層撮影(CT)スキャンデータからの画像再構成におけるモーションアーチファクトを低減することによって動きを推定し補償する方法であって、
    関心対象のヘリカルコンピュータ断層撮影(CT)スキャンデータを収集する工程と、ここで前記スキャンデータは、コーンビームを生成するための放射線源と、前記コーンビームを検出するための放射線検出器とを使用して取得され、
    前記放射線源の軌道に沿って複数の中心点を選択する工程と、
    前記放射線源の軌道に沿って複数のセクション対を識別する工程と、ここで前記複数のセクション対のそれぞれは、前記複数の中心点のうちの1つと関連づけられるとともに、各セクション対の第1セクションおよび各セクション対の第2セクションは、前記中心点の両側に互いに離れて配置されており、
    複数のセクション対のサブセットを選択する工程と、
    各サブセット対について、前記第1セクションのスキャンデータからの第1部分画像と前記第2セクションのスキャンデータからの第2部分画像とを再構成する工程と、ここで前記再構成された第1部分画像及び前記再構成された第2部分画像は重なりを有し、
    前記各サブセット対について、前記第1部分画像および第2部分画像の画像登録を実行して、前記第1部分画像を前記第2部分画像に変換する変形を推定する工程と、ここで該変形はスキャン中の関心対象の動きを表すものであり、
    前記スキャンデータおよび推定された変形を使用して、関心対象を再構成することにより、動き補償画像を生成する工程と
    を含むことを特徴とする方法。
  6. 前記各サブセット対について、前記第1セクションのスキャンデータからの第1部分画像と前記第2セクションのスキャンデータからの第2部分画像とを再構成する工程はさらに、実質的な重なりを有する関心領域内の第1部分画像および第2部分画像を再構成する工程を含む、請求項1~5のいずれかに記載の方法。
  7. 前記第1セクションおよび前記第2セクションの間の少なくとも1つのコードを識別する工程をさらに含み、前記各サブセット対について、前記第1セクションのスキャンデータからの第1部分画像および前記第2セクションのスキャンデータからの第2部分画像を再構成する工程はさらに、少なくとも1つのコードの近傍の一組の点において、前記第1部分画像および第2部分画像を再構成する工程を含む、請求項に記載の方法。
  8. 前記複数のセクション対各々の前記第1セクションおよび前記複数のセクション対各々の前記第2セクションは、πに等しい角距離だけ互いに離れている、請求項1~5のいずれかに記載の方法。
  9. 前記複数の中心点が前記ヘリカルCT放射線源の軌道に沿って等間隔に配置される、請求項1~5のいずれかに記載の方法。
  10. 前記サブセットの各セクション対について、前記第1セクションのスキャンデータからの第1部分画像および前記第2セクションのスキャンデータからの第2部分画像を再構成する工程は、局所断層撮影(LT)法、厳密な再構成または準厳密な再構成技術に基づく、請求項1~5のいずれかに記載の方法。
  11. 前記各サブセット対について、前記第1セクションおよび前記第2セクションの間の少なくとも1つのコードを識別し、識別されたコードの近傍で各ペアの前記第1部分画像および前記第2部分画像を再構成して、二次元の第1部分画像および二次元の第2部分画像を生成するとともに、該二次元の第1部分画像および二次元の第2部分画像を用いて画像登録を行う工程をさらに含む、請求項に記載の方法。
  12. 前記各サブセット対について、前記第1セクションおよび第2セクションの間のコード面を識別し、該識別されたコード面の近傍で各対の前記第1部分画像および第2部分画像を再構成して、三次元の第1部分画像および三次元の第2部分画像を生成するとともに、該三次元の第1部分画像および三次元の第2部分画像を用いて画像登録を行う工程をさらに含む、請求項に記載の方法。
  13. 関心対象のヘリカルコンピュータ断層撮影(CT)スキャンデータから画像再構成におけるモーションアーチファクトを低減することにより、動きを推定し補償するシステムであって、
    関心対象のヘリカルコンピュータ断層撮影(CT)スキャンデータを記憶するメモリと、
    関心対象のヘリカルコンピュータ断層撮影(CT)スキャンデータからの画像再構成におけるモーションアーチファクトを低減することにより、動きを推定および補償するデータ処理装置とを含み、前記データ処理装置は、
    ヘリカルCTスキャンデータを前記メモリから読み込むことと、
    放射線源の軌道に沿って複数の中心点を選択することと、
    前記放射線源の軌道に沿って複数のセクション対を識別することと、ここで前記複数のセクション対のそれぞれは、前記複数の中心点の1つと関連付けられており、各セクション対の第1セクションおよび各セクション対の第2セクションは、前記中心点の両側に互いに離れて配置されており、
    前記複数のセクション対のサブセットを選択することと、
    各サブセット対について、前記第1セクションのスキャンデータからの第1部分画像と第2セクションのスキャンデータからの第2部分画像を再構成することと、ここで前記再構成された第1部分画像及び前記再構成された第2部分画像は重なりを有し、
    前記各サブセット対について、前記第1部分画像および第2部分画像の画像登録を実行して、前記第1部分画像を前記第2部分画像に変換する変形を推定することと、ここで前記変形はスキャン中の対象の動きを表すものであり、
    前記スキャンデータおよび推定された変形を使用して、前記関心対象を再構成することによりモーションアーチファクト補償画像を生成することと
    を実行するように適合された、システム。
  14. 関心対象のヘリカルコンピュータ断層撮影(CT)スキャンデータからの画像再構成におけるモーションアーチファクトを低減することにより動きを推定および補償する方法を実行するためのコンピュータ実行可能命令を有する1つまたは複数の非一時的コンピュータ可読媒体であって、
    関心対象のヘリカルコンピュータ断層撮影(CT)スキャンデータを収集することと、ここで前記スキャンデータは、コーンビームを生成するための放射線源と、前記コーンビームを検出するための放射線検出器とを使用して取得され、
    前記放射線源の軌道に沿って複数の中心点を選択することと、
    前記放射線源の軌道に沿って複数のセクション対を識別することと、ここで前記複数のセクション対のそれぞれは、前記複数の中心点の1つと関連づけられ、各セクション対の第1セクションおよび各セクション対の第2セクションは、前記中心点の両側に配置されており、
    前記複数のセクション対のサブセットを選択することと、
    各サブセット対について、前記第1セクションのスキャンデータからの第1部分画像と第2セクションのスキャンデータからの第2部分画像を再構成することと、
    前記各サブセット対について、前記第1部分画像および第2部分画像の各画像登録を実行して、前記第1部分画像を前記第2部分画像に変換する変形を推定することと、ここで前記変形はスキャン中の関心対象の動きを表すものであり、
    前記スキャンデータおよび推定された変形を使用して、関心対象を再構成することにより、モーションアーチファクト補償画像を生成することとを含み、
    前記各サブセット対について、前記第1部分画像および第2部分画像の画像登録を実行して、前記第1部分画像を前記第2部分画像に変換する変形を推定することはさらに、ある時点における関心対象内の点の変形を推定することを含み、これは前記点が放射線源のコーンビームによって照射されている時間区間中にされることを特徴とする、媒体。
  15. 関心対象のヘリカルコンピュータ断層撮影(CT)スキャンデータからの画像再構成におけるモーションアーチファクトを低減することにより動きを推定および補償する方法を実行するためのコンピュータ実行可能命令を有する1つまたは複数の非一時的コンピュータ可読媒体であって、
    関心対象のヘリカルコンピュータ断層撮影(CT)スキャンデータを収集することと、ここで前記スキャンデータは、コーンビームを生成するための放射線源と、前記コーンビームを検出するための放射線検出器とを使用して取得され、
    前記放射線源の軌道に沿って複数の中心点を選択することと、
    前記放射線源の軌道に沿って複数のセクション対を識別することと、ここで前記複数のセクション対のそれぞれは、前記複数の中心点の1つと関連づけられ、各セクション対の第1セクションおよび各セクション対の第2セクションは、前記中心点の両側に配置されており、
    前記複数のセクション対のサブセットを選択することと、
    各サブセット対について、前記第1セクションのスキャンデータからの第1部分画像と第2セクションのスキャンデータからの第2部分画像を再構成することと、
    前記各サブセット対について、前記第1部分画像および第2部分画像の各画像登録を実行して、前記第1部分画像を前記第2部分画像に変換する変形を推定することと、ここで前記変形はスキャン中の関心対象の動きを表すものであり、
    前記スキャンデータおよび推定された変形を使用して、関心対象を再構成することにより、モーションアーチファクト補償画像を生成することとを含み、
    前記スキャンデータおよび前記推定された変形を使用して、前記関心対象を再構成することにより、前記モーションアーチファクト補償画像を生成することはさらに、前記サブセットに対する変形推定補間により、前記関心対象の変形を推定することを含むことを特徴とする、媒体。
  16. 関心対象のヘリカルコンピュータ断層撮影(CT)スキャンデータからの画像再構成におけるモーションアーチファクトを低減することにより動きを推定および補償する方法を実行するためのコンピュータ実行可能命令を有する1つまたは複数の非一時的コンピュータ可読媒体であって、
    関心対象のヘリカルコンピュータ断層撮影(CT)スキャンデータを収集することと、ここで前記スキャンデータは、コーンビームを生成するための放射線源と、前記コーンビームを検出するための放射線検出器とを使用して取得され、
    前記放射線源の軌道に沿って複数の中心点を選択することと、
    前記放射線源の軌道に沿って複数のセクション対を識別することと、ここで前記複数のセクション対のそれぞれは、前記複数の中心点の1つと関連づけられ、各セクション対の第1セクションおよび各セクション対の第2セクションは、前記中心点の両側に互いに離れて配置されており、
    前記複数のセクション対のサブセットを選択することと、
    各サブセット対について、前記第1セクションのスキャンデータからの第1部分画像と第2セクションのスキャンデータからの第2部分画像を再構成することと、ここで前記再構成された第1部分画像及び前記再構成された第2部分画像は重なりを有し、
    前記各サブセット対について、前記第1部分画像および第2部分画像の各画像登録を実行して、前記第1部分画像を前記第2部分画像に変換する変形を推定することと、ここで前記変形はスキャン中の関心対象の動きを表すものであり、
    前記スキャンデータおよび推定された変形を使用して、関心対象を再構成することにより、モーションアーチファクト補償画像を生成することと
    を含む媒体。
  17. 前記各サブセット対について、前記第1セクションのスキャンデータからの第1部分画像および前記第2セクションのスキャンデータからの第2部分画像を再構成することはさらに、実質的な重なりを有する関心領域内の前記第1部分画像および第2部分画像を再構成することをさらに含む、請求項14~16のいずれかに記載の媒体。
  18. 前記第1セクションおよび第2セクションの間の少なくとも1つのコードを識別することをさらに含み、前記各サブセット対について、前記第1セクションのスキャンデータからの第1部分画像および第2セクションのスキャンデータからの第2部分画像を再構成することはさらに、少なくとも1つのコードの近傍にある一組の点において、前記第1部分画像および第2部分画像を再構成することを含む、請求項14~16のいずれかに記載の媒体。
  19. 前記各サブセット対について前記第1セクションおよび第2セクションの間のコードを識別することと、識別されたコードの近傍において各対の前記第1部分画像および第2部分画像を再構成して、二次元の第1部分画像および二次元の第2部分画像を生成することと、前記二次元の第1部分画像および二次元の第2部分画像を使用して画像登録を実行することをさらに含む、請求項14~16のいずれかに記載の媒体。
  20. 前記各サブセット対について、前記第1セクションおよび第2セクションの間のコード面を識別することと、前記識別されたコード面上で各対の前記第1部分画像および第2部分画像を再構成して、三次元の第1部分画像および三次元の第2部分画像を生成することと、前記三次元の第1部分画像および三次元の第2部分画像を用いて画像登録を行うことをさらに含む、請求項14~16のいずれかに記載の媒体。
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