JP7118916B2 - アイソレーション作業の計画立案支援装置、方法及びプログラム - Google Patents

アイソレーション作業の計画立案支援装置、方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、アイソレーション作業の計画の立案を支援する技術に関する。
発電所等において、配電システム、運転機器及び監視機器等を対象にして、工事、保守・点検、修理が日常的に行なわれている。このとき、作業対象となるシステムや機器等を、プラントの他のシステムから電気的に隔離し停止(停電)させるアイソレーション作業が実施される。このようなアイソレーション作業を実施することにより、作業員の安全確保や、他システム及び他機器への影響を最小限に抑えることができる。
従来、このようなアイソレーション作業の計画は、専門のエンジニアが、各機器の接続関係を示す単線結線図や各機器の制御関係を示すECWD(展開接続図)やIBD(インターロックブロック線図)やソフトロジック図等の設計図書を参照しながら立案してきた。そして、各機器における影響を一つ一つ検討・評価しながら、アイソレーション作業の計画が立案されてきた。
原子力発電所におけるアイソレーション作業を例にとると、この作業計画の立案に関わるエンジニアは、数千~数万の関連図書を調査する必要がある。このため、このエンジニアには専門性と熟練された経験が必要とされ、この作業計画の立案には、多くの労力が費やされてきた。この作業計画の立案段階において検討不足や見落とし等のミスがあると、このミスに起因してアイソレーション作業中に異常を知らせる警報が発生したりプラント自体の運転が停止したりする事象が発生してしまう。
これまでに、プラントの母線点検のための作業計画立案や実施を自動化するアイソレーション作業支援装置が先行事例として提案されている。また設計図書から対象となる図面を抽出する保守作業計画支援システムが先行事例として提案されている。またアイソレーション作業実施時に誤ったアイソレーション作業を行うことを防ぐための誤アイソレーション防止装置が先行事例として提案されている。
特開平6-46528公報 特願2009-249800号公報 特開2008-181283号公報 特開2018-142060号公報
前記した特許文献1-3では、アイソレーション作業を実施するための具体的なロジックやアイソレーション対象となる図面の管理手法等が示されているが、アイソレーション作業の計画を実際に立案する推論部分が明らかにされていない。
また、回路シミュレータ、論理回路シミュレータ又は経路探索を行う経路探索シミュレータ等を用いて推論を行う場合、システム上の機器、端子及び遮断器等の全ての状態を考慮してアイソレーションパターンを立案することは計算コストの観点からも不可能である。例えば、アイソレーション作業の対象範囲に100個の機器及び端子等があり、全ての機器等がON-OFFの2パターンの状態を取ると仮定する。この場合、全部で2の100乗(1×1030以上)のパターンが存在するため、全てのパターンに関しシミュレーションすることは現実的でない。
さらに実際のアイソレーション作業には手順があり、この手順(順番)通りに作業を進めないと警報が発せられたり、インターロックが作動しプラントの系統に影響を与えられたりといった事象が生じてしまう。このためアイソレーション作業に伴い操作が必要となる機器について、この操作手順もシミュレーションする必要があり、さらなる計算コストが必要となる。
そこで、アイソレーション作業の計画を立案する際に、例えばジャンパーする端子や遮断器について予めルールを設け、シミュレーションパターンを大幅に減らすことが考えられる。しかし、シミュレータによって抽出されたアイソレーションパターンが最適な計画であるかについて明確な回答は得られない。ここでいう「最適」の定義は、管理者のマネジメント指針に依存するが、例えば作業員の被ばく線量を最小に抑えるアイソレーションパターンであったり、作業工数(時間)を最も短くするアイソレーションパターンであったりすることが、「最適」な計画に該当する。
一方で前記した特許文献4において、多層のニューラルネットワークを用いた深層学習とシミュレータとを組み合せることにより、「最適」なアイソレーションパターンを自動で計画することが示されている。これにより、シミュレータ単独でアイソレーション作業の計画を立案する場合と比較して、計算コストを抑えることができる。さらに深層強化学習を行うことでアイソレーションパターンの中から最適なアイソレーション作業の計画を自動的に算出することができる。
しかし、特許文献1-4の先行事例では、アイソレーションパターンを抽出するのに必要な、運用や制約条件等のルールの入力や設定方法が明らかになっていない。
本発明の実施形態はこのような事情を考慮してなされたもので、アイソレーションパターンを抽出するのに必要なルールを、ユーザインタフェース上の操作により、自動入力することが可能なアイソレーション作業の計画立案支援技術を提供することを目的とする。
実施形態に係るアイソレーション作業の計画立案支援装置は、第m対象データ(mは1~Mの自然数)と各々の第m対象データに関連付けした複数の動作データとを収納する第1データベースと、複数の前記第m対象データの相互関係を記述した図面情報を収納する第2データベースと、複数の前記第m対象データの中から一つを選択し関連付けされた複数の前記動作データの中から一つを選択しこれらの組み合せを第rルール(rは1~Rの自然数)として設定するテンプレートを保持する保持部と、複数の前記第rルールのいずれかを組み合せる論理式を取得する取得部と、前記論理式で前記第rルールを組み合せて第jパターン(jは1~Jの自然数)を生成する生成部と、各々の前記第jパターンを構成する複数の前記第rルールを前記図面情報に照合し、論理矛盾を検出する矛盾検出部と、複数の前記第jパターンの中から前記論理矛盾が検出されないものを出力する出力部と、を備えている。
本発明の実施形態により、アイソレーションパターンを抽出するのに必要なルールを、ユーザインタフェース上の操作により、自動入力することが可能なアイソレーション作業の計画立案支援技術が提供される。
本発明の第1実施形態に係るアイソレーション作業の計画立案支援装置のブロック図。 第2実施形態に係るアイソレーション作業の計画立案支援装置のブロック図。 各実施形態に適用された第1データベースの部分構成図。 第2実施形態に適用された第1データベースの部分構成図。 第2実施形態に適用されたユーザインタフェースにおけるテンプレートの変形例を示す表示画面。 第2実施形態に適用されたユーザインタフェースにおけるルールリストの表示画面。 第2実施形態に適用されたユーザインタフェースにおける論理回路の表示画面。 第3実施形態に係るアイソレーション作業の計画立案支援装置のブロック図。 実施形態に係るアイソレーション作業の計画立案支援方法及び計画立案支援プログラムのアルゴリズムのフローチャート。
(第1実施形態)
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1は本発明の第1実施形態に係るアイソレーション作業の計画立案支援装置10A(以下、単に「装置10A」という)のブロック図である。
このように装置10Aは、第m対象データ24(m=1~M)と各々の第m対象データ24に関連付けした複数の動作データ25とを収納する第1データベース11(適宜、図3参照)と、複数の第m対象データ24の相互関係を記述した図面情報17を収納する第2データベース12と、複数の第m対象データ24の中から一つを選択し関連付けされた複数の動作データ25の中から一つを選択しこれらの組み合せを第rルール29(r=1~R)として設定するテンプレート16(16r;r=1~R)を保持する保持部15と、複数の第rルール29のいずれかを組み合せる論理式19を取得する取得部37と、この論理式19で第rルール29を組み合せて第jパターン39(j=1~J)を生成する生成部32と、各々の第jパターン39を構成する複数の第rルール29を図面情報17に照合し論理矛盾を検出する矛盾検出部33と、複数の第jパターン39の中から論理矛盾が検出されないものを出力する出力部34と、を備えている。
ユーザインタフェース20は、テンプレート16を表示する機能と、このテンプレート16に作業者がデータを入力する機能と、を備えている。テンプレート16はカード形式で表示され、一枚のテンプレート16につき、一つの第rルール29のデータ入力が行われる。ユーザインタフェース20及び装置10は、例えばプラント内に配置されるパーソナルコンピュータやタブレット端末等で実現される。
第1データベース11及び第2データベース12は、装置10の内部に構築される場合の他に、プラント内に設置されたデータサーバ上に構築することや、プラント外の施設に設置したサーバ上に構築することや、ネットワーク上のクラウドサーバに構築することが可能である。
第2データベース12に収納された図面情報17は、プラントの建屋の配置図、配管計装図(P&ID)、展開接続図(ECWD)、論理回路図(IBD)、単線結線図、ソフトロジック図等が例示される。ここで、配管計装図(P&ID)は標準化した専用記号で配管プロセスと他の機器や計測器等との相互関係を示す図面である。展開接続図(ECWD)は機能のケーブル接続の要素を加えた構成機器の相互関係を示す図面である。
図面情報17とはこれらの図面中の機器や配管、配線との接続情報や、機器や配管、配線の属性情報等を指す。なお属性情報として、例えば図面中のある機器Aはa接点でありコイルAとリレーの関係があることや、機器BはポンプX、配管Sは径10Aであること等がある。これらの属性情報や接続情報は、例えば図面中に記述または図示、またはCAD化された図面の内部情報として保持されている。
図3は第1実施形態に適用された第1データベース11の構成図である。第m対象データ24(m=1~M)として、図面情報17(図1)において相互関係が示された器具A,B,Cや盤Z等が記述されている。そして、これら第m対象データ24の各々に、複数の動作データ25が、”通電する”,”通電禁止”,”通電可”,”操作する”,” 操作禁止”,”通操作可”,”動作する”,”動作禁止”,”動作可”等として関連付けされている。
図1に示されるユーザインタフェース20内のテンプレート16r(r=1~R)において、第m対象データ24の入力ボックスには、図3に記述された対象データ24の中から一つが選択され入力される。そして動作データ25(図1)の入力ボックスには、関連付けされた複数の動作データ25(図3)の中から一つのみが選択され入力される。なお、テンプレート16rの入力ボックスは、プルダウンメニュー方式で入力するようにしてもよいし、テキスト検索方式で入力するようにしてもよい
ルール設定部31は、一つのテンプレート16rで選択され組み合わされた第m対象データ24と動作データ25の対を、第rルール29として定義する。作業者は、テンプレート16rのrを1~Rに更新させて、入力ボックスに第m対象データ24及び動作データ25を選択し、複数の第rルール29(r=1~R)を設定する。
ところで第1実施形態において、第rルール29は、対象24と動作25という二つのデータを組み合せた「動作・対象に関する設定」という分類が一つのみで構成されているが、一つの分類を三つ以上のデータを組み合せて構成する場合や、第2実施形態で説明するように二つ以上の分類で構成する場合もある。
取得部37は、複数の第rルール29のいずれかを組み合せる論理式19を取得する。この論理式19は、テンプレート16r(r=1~R)の入力により複数発生させた第rルール29の中から任意のものを選択し、単純に論理積(AND)の条件で組み合せる場合や、論理積(AND)及び論理和(OR)の条件を関数で表して組み合せる場合もある。なお、この論理式19は、作業者がユーザインタフェース20において作成することができる(図5参照)。
生成部32は、設定部31から第rルール29(r=1~R)を取得し、取得部37から論理式19を取得する。そして、この論理式19で第rルール29を組み合せて第jパターン39(j=1~J)を生成する。なお一つの論理式19から一つもしくは複数の第jパターン39を生成する場合もあるし、複数の論理式19から複数の第jパターン39を生成する場合もある。
矛盾検出部33は、生成部32から第jパターン39(j=1~J)を取得する。そして、各々の第jパターン39を構成する複数の第rルール29を図面情報17に照合し、ルール相互間で干渉等の有無を確認する。そして出力部34は、矛盾検出部33において干渉等が確認されず、論理矛盾が検出されない第jパターン39´を出力する。
(第2実施形態)
次に図2から図7を参照して本発明における第2実施形態について説明する。図2は第2実施形態に係るアイソレーション作業の計画立案支援装置10B(以下、単に「装置10B」という)のブロック図である。図3及び図4は第2実施形態に適用された第1データベース11の構成図である。なお、図2において図1と共通の構成又は機能を有する部分は、同一符号で示し、重複する説明を省略する。
このように装置10Bは、上述した第1実施形態の装置10Bの構成要素に次の機能が追加されている。すなわち、第1データベース11は、前記した第m対象データ24及び動作データ25を収納することに加えて、さらに第n前提データ26(n=1~N)と各々の第n前提データ26に関連付けした複数の条件データ27とを収納している(適宜、図4参照)。
そして第2データベース12は、前記した図面情報17を収納することに加えて、さらに第n前提データ26と第m対象データ24との関連性を記述した状況情報18を収納している。ここで状況情報18とは、プラントの運転、監視、計装機器等の運転状態に関する情報(プロセスデータ)、プラント内での工事計画・進捗、人員計画情報、プラント内の線量や温湿度などの環境情報、現場での障害物、干渉物、高所作業等の作業性に関する情報、プラントの保安規定に関する情報、過去のトラブル事象等である。これら状況情報18は、日時、場所、機器、系統、工事毎に分類され、第2データベース12に収納されている。
そしてユーザインタフェース20内のテンプレート16r(r=1~R)は、前記した第m対象データ24及び動作データ25を選択することに加えて、さらに第n前提データ26(図4)の中から一つを選択し、関連付けされた複数の条件データ27(図4)の中から一つを選択し、これらの組み合せを第rルール29に追加する。
さらに矛盾検出部33は、各々の第jパターン39を構成する複数の第rルール29を、前記した図面情報17に加えてさらに状況情報18にも照合し、論理矛盾を検出する。
そして、テンプレート16r(r=1~R)は、第rルール29の重要度ランク28を入力する機能が追加されている。さらにこのテンプレート16rには、第n前提データ26及び条件データ27の選択を不可にする第1設定ボタン21と、重要度ランク28の追加を禁止する第2設定ボタン22が設けられている。このように第2実施形態のテンプレート16で入力される第rルール29は、前提26と条件27という二つのデータを組み合せた「前提条件の設定」という分類と、対象24と動作25という二つのデータを組み合せた「動作・対象に関する設定」という分類と、重要素28という一つのデータから成る「ルールの重要度」という分類と、から構成される。
さらに装置10Bは、論理矛盾が検出されない第jパターン39´のデータ形式を、外部の実行プログラム38で実行可能なデータ形式に変換するデータ変換部35を備えている。ここで実行プログラム38は、アイソレーションパターンを生成する機能を持つもの等である。これにより作業者は、アイソレーションパターンを自動的に抽出するのに必要なルールを、ユーザインタフェース20上で設定することが可能となる。
図5は、第2実施形態に適用されたユーザインタフェース20におけるテンプレート16の変形例を示す表示画面である。このテンプレート16はタブ形式で表示され、第m対象データ24及び動作データ25は、タブにより大まかに分類されている。さらにテンプレート16は、設定した第rルール29(r=1~R)を積層表示したルールリストと、論理式19の作成欄とが設けられている。
第n前提データ26の入力ボックスは、主にプラント内の環境や工事・運転の工程、保安規定等の前提を設定する。そして条件データ27の入力ボックスで条件を設定することで、次の第m対象データ24及び動作データ25の入力ボックスへの設定が有効となる。
第n前提データ26の設定項目は、前記した通り、状況情報18(図2)に記述され第2データベース12に収納されている。具体的な第n前提データ26の設定項目は、プラントの運転、監視、計装機器等の運転状態に関する情報(プロセスデータ)、プラント内での工事計画・進捗、人員計画情報、プラント内の線量や温湿度などの環境情報、現場での障害物、干渉物、高所作業等の作業性に関する情報、プラントの保安規定に関する情報等である。
作業者は、ユーザインタフェース20上で、テンプレート16の入力ボックスに対し、任意の値を選択、または入力可能である。これらの入力値は、例えば第n前提データ26として“放射線の線量”を設定とした場合には、条件データ27として“10μSv/h以下”等の閾値を作業者がユーザインタフェース20上で入力し設定することができる。
また作業性に関する第n前提データ26として、例えば“A区間にて高所作業”を設定した場合には、条件データ27として“実施されていない”といった条件を設定することができる。第n前提データ26と条件データ27は、“A区間にて高所作業”が“10μSv/h以下”になるといった、関連性の無い組み合せをとることはできない。なお第n前提データ26と条件データ27における入力ボックスを空白にして、これらの制限を設定しない場合もある。
第m対象データ24の設定項目は、前記した通り、図面情報17に記述され第2データベース12に収納されている。具体的な第n前提データ26の設定項目は、この図面情報17に基づいたプラントの器具や機器、盤、電源、系統、図面の頁等である。そして動作データ25の設定項目において、これらの動作、操作条件を入力する。
これらの入力値は、例えば第m対象データ24として“系統A111”を設定した場合には、動作データ25として“動作可能な状態としておく”といった設定を行うことができる。もしくは、“器具A”を設定した場合には、動作データ25として“操作禁止”といった設定を行うことができる。作業者がユーザインタフェース20上でテンプレート16に入力する際には、図面名や盤名等の情報をもとに絞り込み、検索していくことや、実際の図面上で対象を選択することも可能である。
重要度ランク28の入力ボックスには、第m対象データ24及び第n前提データ26で設定された第rルール29の重要度が入力される。例えば設定した第rルール29を必ず満たさなければならなければ“最重要”や“10点”といった重要度を付与し、重要度が低いルールに関しては“推奨”や“1点”といった重要度を付与することができる。すなわち作業者がユーザインタフェース20上で各々の第rルール29に対し、任意の重要度を設定できる。なお重要度のレンジ、形式は予めテンプレートに16に登録しておくことができる。
図6は、第2実施形態に適用されたユーザインタフェースにおけるルールリストの表示画面である。ルールリストの表示部36(図2)は、第1ルール29から第Rルール29までを積み重ねてリスト形式で表示されている。このルールリストにおいて、矛盾検出部33(図2)で検出された論理矛盾の該当箇所を表示するようにしてもよい。
作業者は、このルールリストを参照しながら、複数ある第rルール29のうちいずれかを任意に組み合せて、複数通りの第jパターン39(j=1~J)を生成する。そのような組み合せの論理式19は、例えば図5の[論理式の作成欄]に示すように、第1ルールかつ第10ルールかつ第2ルール~第6ルールのいずれかを満たす条件であるか、または第7ルールかつ第8ルールかつ第9ルールを満たすといった条件で設定することができる。このように作業者は、ユーザインタフェース20上で、論理積(AND)及び論理和(OR)等の論理演算子を用いて複数の第rルール29を任意に選択して組み合せることができる。
図7は、第2実施形態に適用されたユーザインタフェースにおける論理回路の表示画面である。取得した論理式19に基づいて第rルール29の組み合せの論理回路を表示することで、第jパターン39(j=1~J)の構成を視覚的に容易に認識することができる。図7において第10ルールは盤Zを動作可能とするというものであるが、図面情報17を参照すると盤Zには器具L,M,N,O,P,Qが含まれているとする。この場合、第10ルールは器具L,M,N,O,P,Qが動作可能とするというルールに換言できる。
一方で第9ルールは器具Pを動作禁止とするというルールである。このため器具Pに関して、動作可能と、動作禁止という2つの矛盾する状態が設定されている。矛盾検出部33(図2)では、上記のようにルール同士の矛盾、干渉をチェックし、矛盾・干渉箇所をユーザインタフェース上に表示し、作業者に矛盾箇所を修正させる。
(第3実施形態)
次に図8を参照して本発明における第3実施形態について説明する。図8は第3実施形態に係るアイソレーション作業の計画立案支援装置10C(以下、単に「装置10C」という)のブロック図である。なお、図8において図1又は図2と共通の構成又は機能を有する部分は、同一符号で示し、重複する説明を省略する。
このように第3実施形態の装置10Cは、第1実施形態及び第2実施形態の構成に加えてさらに、過去に設定した第rルール29x(r=1~R)及び過去に出力された第jパターン39xを蓄積する蓄積部45(45a,45b)と、機械学習部41及び報酬設定部42を有する分析部40と、を備えている。
ここで機械学習部41は、蓄積部45(45a,45b)で蓄積した情報(第rルール29x(r=1~R)及び第jパターン39x)に基づき、機械学習の手法を用いて、新規に設定した第rルール29から、新規に第jパターン39を生成させるものである。この機械学習部41は、第rルール29xを構成する第m対象データ24、動作データ25、第n前提データ26、条件データ27及び重要度ランク28をパラメータとして、過去の第rルール29x(r=1~R)の分析・分類を行う。機械学習部41は、任意の機械学習手法を用いることができるが、例えば決定木やランダムフォレスト等の手法が採用される。
そして報酬設定部42は、第jパターン39が重要度ランク28に関連付けられて生成部32で生成されるように報酬を設定するものである。報酬設定部42は、分類した過去の第rルール29(r=1~R)毎に重要度ランク28で重みづけを行い、強化学習の報酬を算出する。これにより、最適な第jパターン39´を出力することができる。
図9のフローチャートに基づいて実施形態に係るアイソレーション作業の計画立案支援方法及び計画立案支援プログラムのアルゴリズムを説明する(適宜、図1参照)。
まず、第1データベース11に、第m対象データ24とこれに関連付けした複数の動作データ25とを収納し、第2データベース12に、複数の第m対象データ24の相互関係を記述した図面情報17を収納する(S11)。さらに、第1データベース11に、第n前提データ26及びこれに関連付けした複数の条件データ27を収納し、第2データベース12に、第n前提データ26と第m対象データ24との関連性を記述した状況情報18を収納する(S12)。
次に、テンプレート16で、複数の第m対象データ24の中から一つを選択し、関連付けされた複数の動作データ25の中から一つを選択する(S13)。さらにテンプレート16で、第n前提データ26の中から一つを選択し、関連付けされた複数の条件データ27の中から一つを選択する(S14)。さらに、これらの組み合せを第rルール29として設定し(S15)、テンプレート16において、この第rルール29の重要度ランク28を追加する(S16)。そして、このような第rルール29の設定を繰り返す(r=1~R)(S17 No Yes)。
次に複数の第rルール29のいずれかを組み合せる論理式19を取得して(S18)、第jパターン39を生成する(S19)。そして、各々の第jパターン39を構成する複数の第rルール29を図面情報17に照合し(S20)、論理矛盾を検出し(S21)、さらに状況情報18にも照合し(S22)、論理矛盾を検出する(S23)。
次に、複数の第jパターン39の中から論理矛盾が検出されないもの(第jパターン39´)を出力する(S24)。そして、このような第jパターン39,39´の生成・出力を繰り返す(j=1~J)(S25 No Yes)。そして、論理矛盾が検出されない第jパターン39´のデータ形式を、外部の実行プログラムで実行可能なデータ形式に変換する(S26 END)。なお、機械学習の手法を利用することにより、(S18)から(S25)までの工程が、代替実施される。
以上述べた少なくともひとつの実施形態のアイソレーション作業の計画立案支援装置によれば、予め収納されている第m対象データ及び動作データを組み合せて図面情報に照らし論理矛盾の検査を行うことにより、アイソレーションパターンを抽出するのに必要なルールを、ユーザインタフェース上の操作により、自動入力することが可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、組み合せを行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。また、計画立案支援装置の構成要素は、コンピュータのプロセッサで実現することも可能であり、プログラムにより動作させることが可能である。
以上説明した計画立案支援装置は、専用のチップ、FPGA(Field Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)、又はCPU(Central Processing Unit)などのプロセッサを高集積化させた制御装置と、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などの記憶装置と、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などの外部記憶装置と、ディスプレイなどの表示装置と、マウスやキーボードなどの入力装置と、通信I/Fとを、備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成で実現できる。
また計画立案支援装置で実行されるプログラムは、ROM等に予め組み込んで提供される。もしくは、このプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、CD-R、メモリカード、DVD、フレキシブルディスク(FD)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶されて提供するようにしてもよい。
また、本実施形態に係る計画立案支援装置で実行されるプログラムは、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせて提供するようにしてもよい。また、計画立案支援装置は、構成要素の各機能を独立して発揮する別々のモジュールを、ネットワーク又は専用線で相互に接続し、組み合せて構成することもできる。
10(10A,10B,10C)…計画立案支援装置、11…第1データベース、12…第2データベース、15…保持部、16(16r;r=1~R)…テンプレート、17…図面情報、18…状況情報、20…ユーザインタフェース、21…設定ボタン、24…第m対象データ、25…動作データ、26…第n前提データ、27…条件データ、28…重要度ランク、29…第rルール、31…ルール設定部(設定部)、32…パターン生成部(生成部)、33…矛盾検出部、34…出力部、35…データ変換部、36…表示部、37…取得部、38…実行プログラム、39…第jパターン、40…分析部、41…機械学習部、42…報酬設定部、45…蓄積部、19…論理式。

Claims (10)

  1. 第m対象データ(mは1~Mの自然数)と各々の第m対象データに関連付けした複数の動作データとを収納する第1データベースと、
    複数の前記第m対象データの相互関係を記述した図面情報を収納する第2データベースと、
    複数の前記第m対象データの中から一つを選択し、関連付けされた複数の前記動作データの中から一つを選択し、これらの組み合せを第rルール(rは1~Rの自然数)として設定するテンプレートを保持する保持部と、
    複数の前記第rルールのいずれかを組み合せる論理式を取得する取得部と、
    前記論理式で前記第rルールを組み合せて第jパターン(jは1~Jの自然数)を生成する生成部と、
    各々の前記第jパターンを構成する複数の前記第rルールを前記図面情報に照合し、論理矛盾を検出する矛盾検出部と、
    複数の前記第jパターンの中から前記論理矛盾が検出されないものを出力する出力部と、を備えるアイソレーション作業の計画立案支援装置。
  2. 請求項1に記載のアイソレーション作業の計画立案支援装置において、
    前記第1データベースは、第n前提データ(nは1~Nの自然数)と各々の第n前提データに関連付けした複数の条件データとを収納し、
    前記第2データベースは、前記第n前提データと前記第m対象データとの関連性を記述した状況情報を収納し、
    前記テンプレートは、前記第n前提データの中から一つを選択し、関連付けされた複数の前記条件データの中から一つを選択し、これらの組み合せを前記第rルールに追加し、
    前記矛盾検出部は、各々の前記第jパターンを構成する複数の前記第rルールを前記状況情報にも照合し、前記論理矛盾を検出する、アイソレーション作業の計画立案支援装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のアイソレーション作業の計画立案支援装置において、
    前記テンプレートは、前記第rルールの重要度ランクを追加させるアイソレーション作業の計画立案支援装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のアイソレーション作業の計画立案支援装置において、
    前記第1ルールから前記第Rルールまで積み重ねてリスト形式で表示するリスト表示部を備えるアイソレーション作業の計画立案支援装置。
  5. 請求項2を引用する請求項3に記載のアイソレーション作業の計画立案支援装置において、
    前記テンプレートは、
    前記第n前提データ及び前記条件データの選択を不可にする第1設定ボタンと、前記重要度ランクの追加を禁止する第2設定ボタンと、のうち少なくとも一方を有するアイソレーション作業の計画立案支援装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のアイソレーション作業の計画立案支援装置において、
    前記論理矛盾が検出されない前記第jパターンのデータ形式を、外部の実行プログラムで実行可能なデータ形式に変換するデータ変換部を備えるアイソレーション作業の計画立案支援装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のアイソレーション作業の計画立案支援装
    置において、
    過去に設定した前記第rルール及び過去に出力された前記第jパターンを蓄積する蓄積部と、
    前記蓄積した情報に基づき、機械学習の手法を用いて、新規に設定した前記第rルールから新規に前記第jパターンを生成させる機械学習部を備えるアイソレーション作業の計画立案支援装置。
  8. 請求項3を引用する請求項7に記載のアイソレーション作業の計画立案支援装置において、
    前記第jパターンを、前記重要度ランクに関連付けて生成するように報酬を設定する報酬設定部を備えるアイソレーション作業の計画立案支援装置。
  9. 第m対象データ(mは1~Mの自然数)と各々の第m対象データに関連付けした複数の動作データとを収納するステップと、
    複数の前記第m対象データの相互関係を記述した図面情報を収納するステップと、
    テンプレートで、複数の前記第m対象データの中から一つを選択し、関連付けされた複数の前記動作データの中から一つを選択し、これらの組み合せを第rルール(rは1~Rの自然数)として設定するステップと、
    複数の前記第rルールのいずれかを組み合せる論理式を取得するステップと、
    前記論理式で前記第rルールを組み合せて第jパターン(jは1~Jの自然数)を生成するステップと、
    各々の前記第jパターンを構成する複数の前記第rルールを前記図面情報に照合し、論理矛盾を検出するステップと、
    複数の前記第jパターンの中から前記論理矛盾が検出されないものを出力するステップと、を含むアイソレーション作業の計画立案支援方法。
  10. コンピュータに、
    第m対象データ(mは1~Mの自然数)と各々の第m対象データに関連付けした複数の動作データとを収納させるステップ、
    複数の前記第m対象データの相互関係を記述した図面情報を収納させるステップ、
    テンプレートで、複数の前記第m対象データの中から一つを選択し、関連付けされた複数の前記動作データの中から一つを選択し、これらの組み合せを第rルール(rは1~Rの自然数)として設定するステップ、
    複数の前記第rルールのいずれかを組み合せる論理式を取得させるステップ、
    前記論理式で前記第rルールを組み合せて第jパターン(jは1~Jの自然数)を生成させるステップ、
    各々の前記第jパターンを構成する複数の前記第rルールを前記図面情報に照合し、論理矛盾を検出させるステップ、
    複数の前記第jパターンの中から前記論理矛盾が検出されないものを出力させるステップ、を実行させるアイソレーション作業の計画立案支援プログラム。
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