JP7115089B2 - 機器登録装置、機器登録方法及び機器登録プログラム - Google Patents

機器登録装置、機器登録方法及び機器登録プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7115089B2
JP7115089B2 JP2018132843A JP2018132843A JP7115089B2 JP 7115089 B2 JP7115089 B2 JP 7115089B2 JP 2018132843 A JP2018132843 A JP 2018132843A JP 2018132843 A JP2018132843 A JP 2018132843A JP 7115089 B2 JP7115089 B2 JP 7115089B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
registration
devices
communication processing
registered
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018132843A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020013176A (ja
Inventor
大 山本
郁也 森川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2018132843A priority Critical patent/JP7115089B2/ja
Publication of JP2020013176A publication Critical patent/JP2020013176A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7115089B2 publication Critical patent/JP7115089B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Description

本発明は、機器登録装置、機器登録方法及び機器登録プログラムに関する。
近年、情報通信技術の進歩により、通信能力をもった装置が広く使われるようになった。例えば、携帯電話、スマートフォン、ルータやネットワークスイッチ、ネットワークカメラ、ネットワーク会議装置、ネットワーク機能をもった各種センサや家電製品等多岐にわたる装置が使われている。ここでは、これらの装置を「通信処理装置」と総称する。
通信処理装置の多くは、家庭内、事務所内あるいはインターネット上にあるサーバと通信するが、一般にサーバは多くの通信処理装置のそれぞれを区別して通信する必要があり、さらに通信処理装置はユーザ(所有者、利用者等)がそれぞれ異なる場合が多い。したがって、サーバは通信処理装置を正しく識別し、各通信処理装置に関する情報や制御能力へのサーバからのアクセス、あるいは、各通信処理装置からサーバへのアクセスを特定のユーザのみに限定する必要がある。このため、サーバが各通信処理装置に対応するユーザを正しく認識した状態にする必要がある。この状態にする作業及び処理を、ここでは「登録」と呼ぶ。
図17は、登録の例を示す図である。図17に示すように、ユーザは、サーバアクセス用の鍵一覧を取得する(1)。そして、ユーザは、ユーザ端末94を通信処理装置92に接続(例えばシリアルポート経由等)して通信処理装置92にログインする(2)。そして、ユーザは、鍵を通信処理装置92に設定する(3)。そして、通信処理装置92は、鍵を用いてサーバ93にアクセスする(4)。ユーザは、このような設定を全ての通信処理装置92に対して行う。
なお、登録に関連する技術として、複数の装置が無線ネットワークに参加するための接続設定を一括で行うことができる技術がある。この技術では、CPU(Central Processing Unit)は所定のトリガを受け付ける。また、CPUは、自端末との無線ネットワークに未参加である外部端末から当該無線ネットワークへの参加要求を無線通信により受け付ける。そして、CPUは、受け付けた1つのトリガに対して、複数の外部端末から受け付けた参加要求のそれぞれを対応させ、それぞれの参加要求に応答して複数の外部端末のそれぞれを無線ネットワークに参加させる接続設定を行う。
特開2010-177978号公報
図17に示した登録には、鍵の設定に手間がかかるという問題がある。すなわち、一台ずつ通信処理装置に接続してログインし、鍵を設定する作業は、通信処理装置の数が増加すると、ユーザにとって大きな負担となる。
本発明は、1つの側面では、通信処理装置の登録を安全かつ効率的に行うことを目的とする。
1つの態様では、機器登録装置は、第1の受信部と第1の判定部と第1の登録部とを有する。前記第1の受信部は、登録対象機器の第1の機器識別子を表示するラベルから前記登録対象機器の登録を管理する管理装置により読み取られた前記第1の機器識別子を前記管理装置から複数の登録対象機器について受信する。前記第1の判定部は、前記第1の受信部により前記第1の機器識別子が受信された前記複数登録対象機器のうち一部登録対象機器を第1の順番で選択し、選択した一部登録対象機器の機器識別子の送信指示を前記管理装置に送信する。そして、前記第1の判定部は、該送信指示に応じて前記一部の登録対象機器が備える機械的スイッチが作動することで該一部の登録対象機器から送信された第2の機器識別子を第2の順番で受信する。そして、前記第1の判定部は、前記第1の順番と前記第2の順番が等しい確認完了状態にあるか否かを判定する。前記第1の登録部は、前記第1の判定部により前記確認完了状態にあると判定された場合に前記複数の登録対象機器すべてについて登録を行う。
1つの側面では、本発明は、通信処理装置の登録を安全かつ効率的に行うことができる。
図1は、実施例1に係るシステムの構成を示す図である。 図2は、管理装置を用いた鍵登録を説明するための図である。 図3は、鍵登録シーケンスを示す図である。 図4は、複数の鍵の登録シーケンスを示す図である。 図5は、実施例1に係るシステムによる鍵登録シーケンスを示す図である。 図6は、通信処理装置、登録装置及び管理装置の機能構成を示す図である。 図7は、登録鍵情報及び通信処理装置情報の例を示す図である。 図8は、実施例1に係る登録装置による処理のフローを示すフローチャートである。 図9は、実施例2に係るシステムによる鍵登録シーケンスを示す図である。 図10は、実施例2に係る登録装置の機能構成を示す図である。 図11は、登録装置による処理のフローを示すフローチャートである。 図12は、登録装置の機能構成を示す図である。 図13は、登録装置による処理のフローを示すフローチャートである。 図14は、全ID確認処理のフローを示すフローチャートである。 図15は、実施例1~3に係る登録プログラムを実行するコンピュータのハードウェア構成を示す図である。 図16は、通信処理プログラムを実行する通信処理装置のハードウェア構成を示す図である。 図17は、登録の例を示す図である。
以下に、本願の開示する機器登録装置、機器登録方法及び機器登録プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例は開示の技術を限定するものではない。
まず、実施例1に係るシステムの構成について説明する。図1は、実施例1に係るシステムの構成を示す図である。図1に示すように、実施例1に係るシステム1は、複数の通信処理装置2と、登録装置3と、管理装置4とを有する。登録装置3は、ネットワーク2aを介して複数の通信処理装置2及び管理装置4に接続される。
登録装置3は、通信処理装置2を登録し、登録した通信処理装置2へのアクセスあるいは登録した通信処理装置2からのアクセスを可能とする装置である。例えば、通信処理装置2をルータとすると、登録装置3はルータのベンダーが運営するインターネット上のサーバである。管理装置4は、複数の通信処理装置2の登録を管理する装置である。管理装置4は、例えばタブレットPC(Personal Computer)である。
通信処理装置2は、自動設定又は手動設定によりネットワーク2a経由で登録装置3を認証して安全に通信可能である。すなわち、通信処理装置2から見て通信相手の登録装置3は真正なもので偽装置のなりすましではなく、なおかつ通信路上のデータを盗聴されたり改ざんされたりすることはない。こうした認証を伴う通信手段の例として、Transport Layer Security(TLS)が挙げられる。
管理装置4も、TLS等の手段で登録装置3を認証して安全に通信することができ、なおかつ管理装置4と登録装置3の間ではユーザ認証が済んでおり、ユーザを識別するユーザIDをそれぞれ記憶する。
ユーザは、管理装置4を操作することが可能であり、通信処理装置2が備えるボタンを押下することができる。
次に、管理装置4を用いた鍵登録について説明する。図2は、管理装置4を用いた鍵登録を説明するための図である。図2に示すように、通信処理装置2は、ボタン20aと通信処理装置2の識別子を表示するラベルとしてQRコード(登録商標)20bを有する。ボタン20aは、ユーザが通信処理装置2にトリガーを与えるための機械的なスイッチである。ボタン20aは、例えばWPS(WiFi Protected Setup)のボタンである。QRコード20bには、通信処理装置2を識別する通信処理装置IDが表示される。なお、通信処理装置2は、QRコード20bの代わりに通信処理装置IDを記憶するRFID(Radio Frequency Identifier)タグ、バーコードを有してもよい。また、通信処理装置2は、通信処理装置IDを記憶する。
管理装置4は、QRコード20bを読み取ることによって通信処理装置IDを読み出し(1)、読み出した通信処理装置IDであるid’を第1の機器識別子として登録装置3に通知する(2)。登録装置3は、id’を到着時刻t’とともに保持する。そして、ユーザは、ボタン20aを押下して通信処理装置2にトリガーを与える(3)。通信処理装置2へトリガーを与える方法としては、電源の投入、ネットワーク2aへの接続等の他の方法でもよい。
通信処理装置2は、トリガーを検知するとpskとpkを生成し、記憶する通信処理装置IDであるidを第2の機器識別子としてpkとともに登録装置3に通知する(4)。ここで、pskは、公開鍵暗号の秘密鍵であり、pkは、公開鍵暗号の公開鍵である。なお、pskにパスワードとpkにパスワードのハッシュ値、又はpkのみで共通鍵を利用してもよい。また、登録装置3は、idとpkを到着時刻tとともに保持する。
そして、登録装置3は、idとid’の一致を確認し、idとid’が一致する場合には、到着時刻tと到着時刻t’の差が許容範囲内であるかを確認する。ここで、許容範囲内とは、例えば30秒未満である。そして、許容範囲内である場合には、通信処理装置IDとpkが登録装置3に登録される。図2では、通信処理装置IDとして「SN123456」が登録され、pkとして「pass1」が登録される。
図3は、鍵登録シーケンスを示す図である。図3に示すように、管理装置4は、QRコード20bを読み取ることによって読み出した通信処理装置IDをid’として登録装置3に送信する(t1)。なお、通信処理装置2から管理装置4への破線の矢印は、QRコード20bから通信処理装置IDが読み出されることを表す。
登録装置3は、id’を受信すると、受信時刻t’とともにid’を保持し、管理装置4に応答メッセージを送信する(t2)。ここで、応答メッセージは、例えば「30秒以内にボタン押下して下さい」である。そして、管理装置4が応答メッセージを表示部に表示すると、ユーザが通信処理装置2のボタン押下を行う。すると、通信処理装置2は、ボタン押下を検知し、psk及びpkを生成し、通信処理装置IDをidとしてpkとともに登録装置3に送信する(t3)。
登録装置3は、idとid’が等しく、idの受信時刻tがid’の受信時刻t’から許容範囲内(タイムアウトにならない)なので、登録鍵情報にidとpkを登録し、登録完了メッセージを管理装置4に送信する(t4)。管理装置4は、登録完了メッセージを受信すると、表示部に「登録完了」を表示する。
図4は、複数の鍵の登録シーケンスを示す図である。図4に示すように、ユーザは、通信処理装置2のQRコード20bを管理装置4で読み取り、管理装置4に一時格納する。そして、ユーザは、複数の通信処理装置2のQRコード20bの読み取りを終了すると、管理装置4に通信処理装置IDの送信を指示する。そして、管理装置4は、複数の通信処理装置IDを登録装置3に送信する(t11)。以下では、管理装置4がid#1’、id#2’及びid#3’の3つの通信処理装置IDを送信する場合を例として説明する。
登録装置3は、id#1’、id#2’及びid#3’を受信すると、受信時刻t’とともにid#1’、id#2’及びid#3’を保持し、管理装置4に応答メッセージを送信する(t12)。
そして、ユーザが通信処理装置IDがid#1である通信処理装置2のボタン20aを押下すると、通信処理装置IDがid#1である通信処理装置2は、登録装置3に登録メッセージ(id#1及びpk#1)を送信する(t13)。
そして、ユーザが通信処理装置IDがid#2である通信処理装置2のボタン20aを押下すると、通信処理装置IDがid#2である通信処理装置2は、登録装置3に登録メッセージ(id#2及びpk#2)を送信する(t14)。
そして、ユーザが通信処理装置IDがid#3である通信処理装置2のボタン20aを押下すると、通信処理装置IDがid#3である通信処理装置2は、登録装置3に登録メッセージ(id#3及びpk#3)を送信する(t15)。
そして、(id#1’=id#1、id#2’=id#2、id#3’=id#3)かつ、id#3の受信時刻tがid#1’、id#2’及びid#3’の受信時刻t’から許容範囲内なので、登録装置3は、登録鍵情報にidと鍵の組を3つ登録する。そして、登録装置3は、登録完了メッセージを管理装置4に送信する(t16)。管理装置4は、登録完了メッセージを受信すると、表示部に「登録完了」を表示する。
このように、ユーザは、各通信処理装置2のボタン20aを順に押下することで複数の鍵を登録することができる。ただし、登録する通信処理装置2の台数が多い場合には、全ての通信処理装置2のボタン20aを順に押下することはユーザにとって負担となる。そこで、実施例1に係るシステム1は、一部の通信処理装置2のボタン20aだけをユーザに押下させることで、登録を効率良く行う。
図5は、実施例1に係るシステム1による鍵登録シーケンスを示す図である。図5に示すように、ユーザは、通信処理装置2のQRコード20bを管理装置4で読み取り、管理装置4に一時格納する。そして、ユーザは、複数の通信処理装置2のQRコード20bの読み取りが終了すると、管理装置4に通信処理装置IDの送信を指示する。そして、管理装置4は、複数の機器IDを登録装置3に送信する(t21)。以下では、管理装置4がid#1’、id#2’、id#3’、id#4’及びid#5’の5つの通信処理装置IDを送信する場合を例として説明する。
登録装置3は、id#1’、id#2’、id#3’、id#4’及びid#5’を受信すると、受信時刻t’とともにid#1’、id#2’、id#3’、id#4’及びid#5’を保持する。そして、登録装置3は、5個のid’から1個のid’をランダムに選択し、管理装置4に応答メッセージを送信する(t22)。図5では、id#2’が選択され、「通信処理装置#2のボタンを押下して下さい」という応答メッセージが管理装置4に送信される。
なお、登録装置3は、通信処理装置IDと通信処理装置2の名前を対応付ける通信処理装置情報を記憶し、通信処理装置IDから通信処理装置2の名前を特定できる。しかしながら、登録装置3が通信処理装置IDから通信処理装置2の名前を特定できない場合には、応答メッセージは、「5台のうち、2番目にIDを読込んだ通信処理装置のボタンを押して下さい」でもよい。また、応答メッセージは、「5台のうち、通信処理装置IDがid#2’の通信処理装置のボタンを押して下さい」等であってもよい。
あるいは、通信処理装置2にLED(Light Emitting Diode)が搭載されている場合には、登録装置3は、通信処理装置IDから通信処理装置2を特定し、特定した通信処理装置2のLEDを点滅してもよい。この場合、応答メッセージは、例えば「LEDが点滅している通信処理装置のボタンを押下して下さい」である。
そして、ユーザが通信処理装置#2のボタン20aを押下すると、通信処理装置#2は、登録装置3に登録メッセージ(id#2及びpk#2)を送信する(t23)。すると、登録装置3は、登録メッセージを時刻tに受信し、id#2=id#2’、かつ、t-t’が許容範囲内であるかを確認する。そして、確認に成功すると、登録装置3は、残り4個のid’から1個のid’をランダムに選択し、管理装置4に応答メッセージを送信する(t24)。図5では、id#4’が選択され、「通信処理装置#4のボタンを押下して下さい」という応答メッセージが管理装置4に送信される。
そして、ユーザが通信処理装置#4のボタン20aを押下すると、通信処理装置#4は、登録装置3に登録メッセージ(id#4及びpk#4)を送信する(t25)。すると、登録装置3は、登録メッセージを時刻tに受信し、id#4=id#4’、かつ、t-t’が許容範囲内であるかを確認する。そして、確認に成功すると、登録装置3は、残り3個のid’から1個のid’をランダムに選択し、管理装置4に応答メッセージを送信する(t26)。図5では、id#1’が選択され、「通信処理装置#1のボタンを押下して下さい」という応答メッセージが管理装置4に送信される。
そして、ユーザが通信処理装置#1のボタン20aを押下すると、通信処理装置#1は、登録装置3に登録メッセージ(id#1及びpk#1)を送信する(t27)。すると、登録装置3は、登録メッセージを時刻tに受信し、id#1=id#1’、かつ、t-t’が許容範囲内であるかを確認する。そして、確認に成功すると、登録装置3は、選択した3つのid’の順番である第1の順番と受信した3つのidの順番である第2の順番が等しいので、確認が完了した状態にあると判定する。
そして、登録装置3は、通信処理装置#3及び通信処理装置#5に通信処理装置IDと鍵の送信を要求する(t28,t29)。そして、通信処理装置#3及び通信処理装置#5が通信処理装置IDと鍵を送信する(t30,t31)。そして、通信処理装置#1~通信処理装置#5について通信処理装置IDと鍵を登録鍵情報に登録し、管理装置4に登録完了メッセージを送信する(t32)。
このように、鍵を登録する通信処理装置2の台数をNとすると、登録装置3は、ユーザにM(1≦M≦N-1)台の通信処理装置2のボタン20aだけを押下させることによって、鍵の登録を効率良く行うことができる。
次に、通信処理装置2、登録装置3及び管理装置4の機能構成について説明する。図6は、通信処理装置2、登録装置3及び管理装置4の機能構成を示す図である。なお、各通信処理装置2の機能構成は同じであるので、図6では1台の通信処理装置2の機能構成のみを示す。
図6に示すように、通信処理装置2は、トリガー検知部21と、通信送受信部22と、表示制御部23とを有する。トリガー検知部21は、ユーザによるボタン20aの押下を検知すると、psk及びpkを生成する。そして、トリガー検知部21は、通信処理装置IDとpkを通信送受信部22を介して登録装置3に送信する。
通信送受信部22は、登録装置3との間で通信を行う。通信送受信部22は、確認が完了した状態になり、登録装置3から通信処理装置IDと鍵の送信を要求されると、トリガー検知部21にpsk及びpkの生成を依頼し、通信処理装置IDとpkを登録装置3に送信する。
表示制御部23は、登録装置3からの応答メッセージを通信送受信部22を介して受け取り、応答メッセージに基づいて表示部に表示を行う。表示部には、例えばLEDが用いられる。
登録装置3は、記憶部30と、通信送受信部31と、鍵登録部32とを有する。記憶部30は、登録鍵情報と通信処理装置情報を記憶する。登録鍵情報は通信処理装置2に対して登録された鍵の情報であり、通信処理装置情報は通信処理装置2に関する情報である。
図7は、登録鍵情報及び通信処理装置情報の例を示す図である。図7に示すように、登録鍵情報は、通信処理装置IDとpkを対応付ける情報である。例えば、通信処理装置IDが「SN123456」である通信処理装置2のpkは「pass1」である。通信処理装置情報は、通信処理装置IDと通信処理装置名と設置場所とを対応付ける情報である。例えば、通信処理装置IDが「SN123456」である通信処理装置2の名前は「カメラ#1」であり、設置場所は「建屋A-1」である。
通信送受信部31は、通信処理装置2及び管理装置4との間で通信を行う。通信送受信部31は、通信処理装置2及び管理装置4から受信したデータを鍵登録部32に渡し、鍵登録部32からの指示に基づいて、メッセージを管理装置4に送信し、指示を通信処理装置2に送信する。
鍵登録部32は、通信送受信部31を介して通信処理装置2及び管理装置4と通信を行い、鍵の登録を行う。鍵登録部32は、第1受信部33と、第1判定部34と、第1登録部35とを有する。
第1受信部33は、管理装置4からN個の通信処理装置IDを受信し、受信したN個の通信処理装置IDを受信時刻t’とともに第1判定部34に渡す。第1受信部33は、第1の受信部の一例である。
第1判定部34は、N個の通信処理装置IDからM個の通信処理装置IDを第1の順番で選択し、管理装置4にM個の通信処理装置IDの送信を指示する。そして、第1判定部34は、M台の通信処理装置2から第2の順番で通信処理装置IDを受信し、第1の順番と第2の順番が等しいか否かを判定し、第1の順番と第2の順番が等しい場合に、N台の通信処理装置2を登録する。第1判定部34は、第1の判定部の一例である。
第1判定部34は、第1指示部36と、第2受信部37と、第2判定部38と、第3判定部39と、残受信部40とを有する。
第1指示部36は、N個の通信処理装置IDからランダムに1個の通信処理装置IDを選択し、選択した通信処理装置IDに対応する通信処理装置2のボタン20aの押下を管理装置4に指示する。第1指示部36は、第1の順番で異なる通信処理装置IDを選択しながらM回指示を行う。
第2受信部37は、第1指示部36による指示に基づいてボタン20aが押下された通信処理装置2から送信された通信処理装置IDと鍵を受信し、受信した通信処理装置IDと鍵を受信時刻tとともに第2判定部38に渡す。第2受信部37は、第2の順番でM台の異なる通信処理装置2から通信処理装置IDと鍵を受信する。
第2判定部38は、第1指示部36が選択した通信処理装置IDを第1指示部36から受け取り、第2受信部37が受信した通信処理装置IDを第2受信部37から受け取る。そして、第2判定部38は、第1指示部36が選択した通信処理装置IDと、第2受信部37が受信した通信処理装置IDが等しいか否かを判定する。また、第2判定部38は、t-t’が許容範囲内であるかを判定する。そして、第2判定部38は、第1指示部36が選択した通信処理装置IDと第2受信部37が受信した通信処理装置IDが等しく、t-t’が許容範囲内である場合に、通信処理装置IDと鍵を一時的に記憶する。
第3判定部39は、確認完了状態にあるか否かを判定する。ここで、確認完了状態とは、第1指示部36が選択した通信処理装置IDと第2受信部37が受信した通信処理装置IDが等しく、かつ、t-t’が許容範囲内であることをM台の通信処理装置2について確認した状態である。そして、第3判定部39は、M台の確認が完了していないと判定した場合には、第1指示部36に、新たな通信処理装置IDの選択と選択した通信処理装置IDに対応する通信処理装置2のボタン20aの押下指示の送信を指示する。
残受信部40は、第3判定部39により確認完了状態にあると判定された場合に、残りの(N-M)台の通信処理装置2に通信処理装置IDと鍵の送信を指示し、指示した通信処理装置2から通信処理装置IDと鍵を受信する。
第1登録部35は、残受信部40から通信処理装置IDと鍵の組を(N-M)個受け取り、第2判定部38が一時的に記憶したM組の通信処理装置IDと鍵とともに登録鍵情報に登録する。第1登録部35は、第1の登録部の一例である。
管理装置4は、読取部41と、通知部42と、通信送受信部43と、表示制御部44とを有する。読取部41は、QRコード20bを読み取ることによって通信処理装置IDを読み出して記憶する。そして、読取部41は、N台の通信処理装置2から通信処理装置IDを読み出すと、N個の通信処理装置IDを通知部42に渡す。通知部42は、読取部41から渡されたNの通信処理装置IDを通信送受信部43を介して登録装置3に送信する。通信送受信部43は、登録装置3との間で通信を行う。表示制御部44は、登録装置3からのメッセージを通信送受信部43を介して受け取り、メッセージに基づいて表示部に表示を行う。
次に、実施例1に係る登録装置3による処理のフローについて説明する。図8は、実施例1に係る登録装置3による処理のフローを示すフローチャートである。図8に示すように、登録装置3は、メッセージを受信し(ステップS11)、何のメッセージか判定する(ステップS12)。
そして、管理装置4からのメッセージである場合には、登録装置3は、取得時刻(t’)及びN個のid’を保持し(ステップS13)、N個のid’のうち、ランダムに1つ(idrnd’)を選択する(ステップS14)。そして、登録装置3は、管理装置4に応答メッセージを送信する(ステップS15)。
一方、通信処理装置2からのメッセージである場合には、登録装置3は、idrnd’とidが等しいか否かを判定し(ステップS16)、idrnd’とidが等しい場合には、取得時刻(t)とidと鍵を保持する(ステップS17)。そして、登録装置3は、|t-t’|がnより小さいか否かを判定する(ステップS18)。ここで、nは許容時間である。
そして、登録装置3は、|t-t’|がnより小さい場合には、idと鍵を登録用情報として記憶し、xをインクリメントする(ステップS19)。ここで、xはボタン20aが押下された回数であり、初期値は0である。そして、登録装置3は、xとMが等しいか否かを判定し(ステップS20)、xとMが等しくない場合には、ステップS14に移動する。ただし、登録装置3は、ステップS14において、選択されていないid’からidrnd’を選択する。一方、xとMが等しい場合には、登録装置3は、残りの通信処理装置2からidと鍵を取得し、記憶した登録用情報とともに登録鍵情報に登録する(ステップS21)。そして、登録装置3は、管理装置4に登録完了メッセージを送信する(ステップS22)。
一方、|t-t’|がnより小さくない場合には、登録装置3は、管理装置4に許容範囲外エラーメッセージを送信する(ステップS23)。また、ステップS16において、idrnd’とidが等しくない場合には、登録装置3は、メッセージを廃棄する(ステップS24)。
このように、登録装置3は、N個のid’のうち、ランダムに選択したM個のid’と等しいidが選択したid’の順番にタイムリミットより前に送られてくるとN台の通信処理装置2の情報を登録する。したがって、登録装置3は、N台のボタン20aを押下させる場合と比較して、効率良く通信処理装置2を登録することができる。
上述してきたように、実施例1では、第1受信部33が、N台の通信処理装置2のQRコード20bから読み出されたN個のid’を管理装置4から受信する。そして、第1指示部36が、N個のid’からM個選択してM個のid’を第1の順番で送信するように管理装置4に指示する。そして、ユーザがM個のid’に対応するM台の通信処理装置2のボタン20aを押下すると、第2受信部37がidを第2の順番でM個受信する。そして、第2受信部37がidを受信する毎に、第1指示部36により選択されたid’とidが等しいか否か及びidの受信がタイムリミットより前か否かを第2判定部38が判定する。そして、第3判定部39が、確認完了状態にあるか否かを判定する。そして、第3判定部39により確認完了状態にあると判定されると、第1登録部35は、N台の通信処理装置2の登録を行う。したがって、登録装置3は、通信処理装置2を安全にかつ効率良く登録することができる。
なお、登録装置3は、N個のid’から1個ずつid’を選択してid’の送信を管理装置4に指示し、通信処理装置2からidが送られてくると、idとid’が等しいか否及びidの受信がタイムリミットより前か否かを判定する処理をM回繰り返す。しかしながら、登録装置3は、id’の選択及び送信指示とidの受信をM回繰り返し、M個のid’を選択した第1の順番とM個のidを受信した第2の順番が等しいか否か及びM番目のidの受信がタイムリミットより前か否かを判定してもよい。
また、実施例1では、タイムアウトを設ける場合について説明したが、タイムアウトは設けなくてもよい。また、実施例1では、登録装置3がボタン20aが押下される通信処理装置2を決める場合について説明したが、管理装置4がボタン20aが押下される通信処理装置2を決めてもよい。
また、実施例1では、ボタン20aを用いる場合について説明したが、通信処理装置2は、他の機械的スイッチを用いてもよい。また、実施例1では、通信処理装置2が鍵を生成する場合について説明したが、登録装置3が鍵を生成し、登録が完了した通信処理装置2に鍵を送信してもよい。
ところで、上記実施例1では、ボタン20aの押下指示を1台ずつ行う場合について説明したが、登録装置は、ボタン20aの押下指示をM台より少ないp台ずつ行ってもよい。そこで、実施例2では、実施例2に係る登録装置3aがボタン20aの押下指示をp台ずつ行う場合について説明する。
図9は、実施例2に係るシステム1aによる鍵登録シーケンスを示す図である。図9では、N=5、M=4、p=2である。図9に示すように、ユーザは、5台の通信処理装置2のQRコード20bを管理装置4で読み取り、管理装置4に5個の通信処理装置IDの送信を指示する。そして、管理装置4は、id#1’、id#2’、id#3’、id#4’及びid#5’の5つの通信処理装置IDを登録装置3aに送信する(t41)。
登録装置3aは、id#1’、id#2’、id#3’、id#4’及びid#5’を受信すると、受信時刻t’とともにid#1’、id#2’、id#3’、id#4’及びid#5’を保持する。そして、登録装置3aは、5個のid’から2個のid’をランダムに選択し、管理装置4に応答メッセージを送信する(t42)。図9では、id#2’とid#4’が選択され、「通信処理装置#2、通信処理装置#4の順に、ボタンを押下して下さい」という応答メッセージが管理装置4に送信される。
そして、ユーザが通信処理装置#2のボタン20aを押下すると、通信処理装置#2は、登録装置3aに登録メッセージ(id#2及びpk#2)を送信する(t43)。また、ユーザが通信処理装置#4のボタン20aを押下すると、通信処理装置#4は、登録装置3aに登録メッセージ(id#4及びpk#4)を送信する(t44)。
そして、登録装置3aは、通信処理装置#4から登録メッセージを時刻tに受信し、id#2=id#2’、かつ、id#4=id#4’、かつ、t-t’が許容範囲内であるかを確認する。そして、確認に成功すると、登録装置3aは、3個のid’から次のid’をランダムに2個選択し、管理装置4に応答メッセージを送信する(t45)。図9では、id#1’とid#5’が選択され、「通信処理装置#1、通信処理装置#5の順に、ボタンを押下して下さい」という応答メッセージが管理装置4に送信される。
そして、ユーザが通信処理装置#1のボタン20aを押下すると、通信処理装置#1は、登録装置3aに登録メッセージ(id#1及びpk#1)を送信する(t46)。また、ユーザが通信処理装置#5のボタン20aを押下すると、通信処理装置#5は、登録装置3aに登録メッセージ(id#5及びpk#5)を送信する(t47)。
そして、登録装置3aは、通信処理装置#5から登録メッセージを時刻tに受信し、id#1=id#1’、かつ、id#5=id#5’、かつ、t-t’が許容範囲内であるかを確認する。そして、確認に成功すると、登録装置3aは、通信処理装置#3に通信処理装置IDと鍵の送信を要求する(t48)。そして、通信処理装置#3が通信処理装置IDと鍵を送信する(t49)。そして、登録装置3aは、通信処理装置#1~通信処理装置#5の通信処理装置IDと鍵を登録鍵情報に登録し、管理装置4に登録完了メッセージを送信する(t50)。
このように、登録装置3aは、ボタン20aの押下指示をp台ずつ行うことで、管理装置4へのメッセージの送信回数を減らし、鍵の登録を効率良く行うことができる。
図10は、実施例2に係る登録装置3aの機能構成を示す図である。なお、ここでは説明の便宜上、図6に示した各部と同様の役割を果たす機能部については同一符号を付すこととしてその詳細な説明を省略する。
図10に示すように、実施例2に係る登録装置3aは、図6に示した登録装置3と比較して、鍵登録部32の代わりに鍵登録部32aを有する。鍵登録部32aは、第1判定部34の代わりに第1判定部34aを有する。第1判定部34aは、第1指示部36の代わりに第1指示部36aを有し、第2受信部37の代わりに第2受信部37aを有し、第2判定部38の代わりに第2判定部38aを有する。
第1指示部36aは、N個の通信処理装置IDからランダムにp個の通信処理装置IDを選択し、選択した通信処理装置IDに対応するp台の通信処理装置2のボタン20aの押下を管理装置4に指示する。第1指示部36aは、第1の順番で異なる通信処理装置IDを選択しながら(M/p)回指示を行う。
第2受信部37aは、第1指示部36aによる指示に基づいてボタン20aが押下されたp台の通信処理装置2から送信された通信処理装置IDと鍵を受信し、受信した通信処理装置IDと鍵を受信時刻tとともに第2判定部38aに渡す。第2受信部37aは、(M/p)回通信処理装置IDと鍵を受信する。
第2判定部38aは、第1指示部36aが選択したp個の通信処理装置IDを第1指示部36aから受け取り、第2受信部37aが受信したp個の通信処理装置IDを第2受信部37aから受け取る。そして、第2判定部38aは、第1指示部36aが選択したp個の通信処理装置IDと、第2受信部37aが受信したp個の通信処理装置IDが等しいか否かを判定する。また、第2判定部38aは、t-t’が許容範囲内であるかを判定する。そして、第2判定部38aは、第1指示部36aが選択したp個の通信処理装置IDと第2受信部37aが受信したp個の通信処理装置IDが等しく、t-t’が許容範囲内である場合に、通信処理装置IDと鍵のp個の組を一時的に記憶する。
図11は、登録装置3aによる処理のフローを示すフローチャートである。図11に示すように、登録装置3aは、メッセージを受信し(ステップS31)、何のメッセージか判定する(ステップS32)。
そして、管理装置4からのメッセージである場合には、登録装置3aは、取得時刻(t’)及びN個のid’を保持し(ステップS33)、N個のid’のうち、ランダムにp個(idrnd1’,・・・,idrndp’)を選択する(ステップS34)。そして、登録装置3aは、管理装置4に応答メッセージを送信する(ステップS35)。
一方、通信処理装置2からのメッセージである場合には、登録装置3aは、idrnd1’とid#1が等しく、かつ、・・・、かつ、idrndp’とid#pが等しいか否かを判定する(ステップS36)。そして、idrnd1’とid#1が等しく、かつ、・・・、かつ、idrndp’とid#pが等しい場合には、登録装置3aは、取得時刻(t)とp組のidと鍵を保持する(ステップS37)。そして、登録装置3aは、|t-t’|がnより小さいか否かを判定する(ステップS38)。
そして、登録装置3aは、|t-t’|がnより小さい場合には、p組のidと鍵を登録用情報として記憶し、xをインクリメントする(ステップS39)。そして、登録装置3aは、xと(M/p)が等しいか否かを判定し(ステップS40)、xと(M/p)が等しくない場合には、ステップS34に移動する。一方、xと(M/p)が等しい場合には、登録装置3aは、残りの通信処理装置2からidと鍵を取得し、記憶した登録用情報とともに登録鍵情報に登録する(ステップS41)。そして、登録装置3aは、管理装置4に登録完了メッセージを送信する(ステップS42)。
一方、|t-t’|がnより小さくない場合には、登録装置3aは、管理装置4に許容範囲外エラーメッセージを送信する(ステップS43)。また、ステップS36において、idrnd1’とid#1が等しくない、又は、・・・、又は、idrndp’とid#pが等しくない場合には、登録装置3aは、メッセージを廃棄する(ステップS44)。
上述してきたように、実施例2では、登録装置3aは、N個のid’のうち、ランダムにp個ずつ(M/p)回選択したM個のid’が選択した順番にp個ずつM/p回タイムリミットより前に送られてくるとN台の通信処理装置2のユーザ情報を登録する。したがって、登録装置3aは、メッセージの送信回数を減らすことができるので、効率良く通信処理装置2を登録することができる。
実施例3では、N台の通信処理装置2のグループがL個ある場合、すなわち、N×L個の通信処理装置2を登録する場合について説明する。実施例3に係る登録装置3bは、L個のグループのうち、最初の所定の数のグループについては、N台の通信処理装置2のボタン20aをユーザに押下させる。そして、登録装置3bは、これらのグループの処理において正しい順番で通信処理装置2のボタン20aが押下されると、次のグループからはq台ずつ減らしながら通信処理装置2のボタン20aをユーザに押下させる。そして、登録装置3bは、L個のグループについて確認を完了すると、N×L個の通信処理装置2を登録する。
図12は、登録装置3bの機能構成を示す図である。図12に示すように、登録装置3bは、図6に示した登録装置3と比較して、新たに鍵登録部32bを有する。鍵登録部32bは、第4判定部34bと第2登録部35bを有する。
第4判定部34bは、図4に示したシーケンスに基づいてN個の通信処理装置IDの確認を行う。第4判定部34bは、第2指示部36bと、第3受信部37bと、第5判定部38bとを有する。
第2指示部36bは、N個の通信処理装置IDにそれぞれ対応するN台の通信処理装置2のボタン20aの押下指示を管理装置4に送信する。第3受信部37bは、第2指示部36bによる指示に基づいてボタン20aが押下された通信処理装置2から送信された通信処理装置IDと鍵を受信し、受信した通信処理装置IDと鍵を受信時刻tとともに第5判定部38bに渡す。
第5判定部38bは、第1受信部33が受信したN個の通信処理装置IDと、第3受信部37bが受信した通信処理装置IDが等しいか否かを判定する。また、第5判定部38bは、t-t’が許容範囲内であるかを判定する。そして、第5判定部38bは、第1受信部33が受信したN個の通信処理装置IDと、第3受信部37bが受信した通信処理装置IDが等しく、t-t’が許容範囲内である場合に、確認完了状態にあると判定し、N組の通信処理装置IDと鍵を一時的に記憶する。
第2登録部35bは、所定の数のグループについて第5判定部38bが確認完了状態にあると判定した後、Nをqずつ減らしながら第3判定部39が(L-所定の数)のグループについて確認完了状態にあると判定すると、全通信処理装置2を登録する。
図13は、登録装置3bによる処理のフローを示すフローチャートである。なお、図13では、所定の数を「1」とする。図13に示すように、登録装置3bは、Mを設定する(ステップS51)。ここでは、登録装置3bは、MをNとする。そして、登録装置3bは、N個のid’とidが等しく、t-t’が許容範囲内であるかを確認する全ID確認処理を実行する(ステップS52)。
そして、登録装置3bは、Mを設定する(ステップS53)。ここでは、登録装置3bは、Mからqを引く。そして、登録装置3bは、id’とidが等しく、t-t’が許容範囲内であるかをM回確認する一部ID確認処理を実行する(ステップS54)。なお、一部ID確認処理のフローは、図8に示したフローと同様であるが、idと鍵の登録はステップS21において行わず、ステップS56において行う。また、一部ID確認処理のフローは、図11に示したフローと同様でもよい。この場合、idと鍵の登録はステップS41において行わず、ステップS56において行う。
そして、登録装置3bは、Lグループ完了か否かを判定し(ステップS55)、Lグループ完了でない場合には、ステップS53に戻る。一方、Lグループ完了の場合には、登録装置3bは、L×N個の通信処理装置2を登録する(ステップS56)。すなわち、通信処理装置IDと鍵のL×N個の組を鍵登録情報に登録する。
図14は、全ID確認処理のフローを示すフローチャートである。図14に示すように、登録装置3bは、メッセージを受信し(ステップS61)、何のメッセージか判定する(ステップS62)。そして、管理装置4からのメッセージである場合には、登録装置3bは、取得時刻(t’)及びN個のid’を保持し(ステップS63)、管理装置4に応答メッセージを送信する(ステップS64)。
一方、通信処理装置2からのメッセージである場合には、登録装置3bは、idx+1’とidが等しいか否かを判定し(ステップS65)、idx+1’とidが等しい場合には、取得時刻(t)とidと鍵を保持する(ステップS66)。そして、登録装置3bは、|t-t’|がnより小さいか否かを判定する(ステップS67)。
そして、登録装置3bは、|t-t’|がnより小さい場合には、idと鍵を登録用情報として記憶し、xをインクリメントする(ステップS68)。そして、登録装置3bは、xとMが等しいか否かを判定し(ステップS69)、xとMが等しくない場合には、通信処理装置2からメッセージを受信し(ステップS70)、ステップS65に移動する。一方、xとMが等しい場合には、登録装置3bは、処理を終了する。
また、ステップS67において、|t-t’|がnより小さくない場合には、登録装置3bは、管理装置4に許容範囲外エラーメッセージを送信する(ステップS71)。また、ステップS65において、idx+1’とidが等しくない場合には、登録装置3bは、メッセージを廃棄する(ステップS72)。
上述してきたように、実施例3では、登録装置3bは、L個のグループのうち、最初の所定の数のグループについては、N台の通信処理装置2のボタン20aをユーザに押下させる。そして、登録装置3bは、次のグループからはq台ずつ減らしながら通信処理装置2のボタン20aをユーザに押下させる。したがって、登録装置3bは、登録の開始段階ではセキュリティを重視し、登録作業が進むにつれてユーザの利便性を向上させることができる。登録装置3bは、登録の開始段階では、ユーザのミス等により、ユーザの手元にない通信処理装置2の登録が試みられる可能性があるため、ユーザの利便性よりもセキュリティを重視する。
なお、実施例1~3では、登録装置3、3a及び3bについて説明したが、登録装置3、3a及び3bが有する構成をソフトウェアによって実現することで、同様の機能を有する登録プログラムを得ることができる。そこで、登録プログラムを実行するコンピュータについて説明する。
図15は、実施例1~3に係る登録プログラムを実行するコンピュータのハードウェア構成を示す図である。図15に示すように、コンピュータ50は、メインメモリ51と、CPU52と、LANインタフェース53と、HDD(Hard Disk Drive)54とを有する。また、コンピュータ50は、スーパーIO(Input Output)55と、DVI(Digital Visual Interface)56と、ODD(Optical Disk Drive)57とを有する。
メインメモリ51は、プログラムやプログラムの実行途中結果などを記憶するメモリである。CPU52は、メインメモリ51からプログラムを読み出して実行する中央処理装置である。CPU52は、メモリコントローラを有するチップセットを含む。
LANインタフェース53は、コンピュータ50をLAN経由で他のコンピュータに接続するためのインタフェースである。HDD54は、プログラムやデータを格納するディスク装置であり、スーパーIO55は、マウスやキーボードなどの入力装置を接続するためのインタフェースである。DVI56は、液晶表示装置を接続するインタフェースであり、ODD57は、DVDの読み書きを行う装置である。
LANインタフェース53は、PCIエクスプレス(PCIe)によりCPU52に接続され、HDD54及びODD57は、SATA(Serial Advanced Technology Attachment)によりCPU52に接続される。スーパーIO55は、LPC(Low Pin Count)によりCPU52に接続される。
そして、コンピュータ50において実行される登録プログラムは、コンピュータ50により読み出し可能な記録媒体の一例であるDVDに記憶され、ODD57によってDVDから読み出されてコンピュータ50にインストールされる。あるいは、登録プログラムは、LANインタフェース53を介して接続された他のコンピュータシステムのデータベースなどに記憶され、これらのデータベースから読み出されてコンピュータ50にインストールされる。そして、インストールされた登録プログラムは、HDD54に記憶され、メインメモリ51に読み出されてCPU52によって実行される。
また、図6に示した通信処理装置2及び管理装置4の機能部は、通信処理プログラム及び管理プログラムをMPU(Micro Processing Unit)で実行することによって実現される。そこで、通信処理プログラムを実行する通信処理装置2のハードウェア構成について説明する。なお、管理プログラムも同様のハードウェア構成を有する管理装置4により実行される。
図16は、通信処理プログラムを実行する通信処理装置2のハードウェア構成を示す図である。図16に示すように、通信処理装置2は、MPU60aと、ROM(Read Only Memory)60bと、RAM60cと、表示部60dとを有する。
MPU60aは、ROM60bから通信処理プログラムを読み出して実行する演算処理装置である。ROM60bは、通信処理プログラムを記憶する記憶装置である。RAM60cは、通信処理プログラムの実行途中結果等を記憶する記憶装置である。表示部60dは、通信処理プログラムが表示するメッセージ等を表示する装置である。
1,1a システム
2,92 通信処理装置
2a ネットワーク
3,3a,3b 登録装置
4 管理装置
20a ボタン
20b QRコード
21 トリガー検知部
22 通信送受信部
23 表示制御部
30 記憶部
31 通信送受信部
32,32a,32b 鍵登録部
33 第1受信部
34,34a 第1判定部
34b 第4判定部
35 第1登録部
35b 第2登録部
36,36a 第1指示部
36b 第2指示部
37,37a 第2受信部
37b 第3受信部
38,38a 第2判定部
38b 第5判定部
39 第3判定部
40 残受信部
41 読取部
42 通知部
43 通信送受信部
44 表示制御部
50 コンピュータ
51 メインメモリ
52 CPU
53 LANインタフェース
54 HDD
55 スーパーIO
56 DVI
57 ODD
60a MPU
60b ROM
60c RAM
60d 表示部
93 サーバ
94 ユーザ端末

Claims (7)

  1. 登録対象機器の第1の機器識別子を表示するラベルから前記登録対象機器の登録を管理する管理装置により読み取られた前記第1の機器識別子を前記管理装置から複数の登録対象機器について受信する第1の受信部と、
    前記第1の受信部により前記第1の機器識別子が受信された前記複数登録対象機器のうち一部登録対象機器を第1の順番で選択し、選択した一部登録対象機器の機器識別子の送信指示を前記管理装置に送信し、該送信指示に応じて前記一部の登録対象機器が備える機械的スイッチが作動することで該一部の登録対象機器から送信された第2の機器識別子を第2の順番で受信し、前記第1の順番と前記第2の順番が等しい確認完了状態にあるか否かを判定する第1の判定部と、
    前記第1の判定部により前記確認完了状態にあると判定された場合に前記複数の登録対象機器すべてについて登録を行う第1の登録部と
    を有することを特徴とする機器登録装置。
  2. 前記第1の判定部は、
    前記一部登録対象機器から所定数登録対象機器を選択し、該選択した所定数登録対象機器の機器識別子の送信指示を前記管理装置に送信する第1の指示部と、
    前記送信指示に応じて前記所定数の登録対象機器が備える機械的スイッチが作動することで前記所定数の登録対象機器から送信された第2の機器識別子を受信する第2の受信部と、
    前記所定数の登録対象機器の第1の機器識別子と第2の機器識別子が等しいか否かを判定する第2の判定部と、
    前記第1の指示部による前記送信指示の送信と、前記第2の受信部による前記所定数の第2の機器識別子の受信と、前記第2の判定部による前記所定数の登録対象機器の第1の機器識別子と第2の機器識別子が等しいとの判定とを、前記一部の登録対象機器について繰り返したか否かを判定することで前記確認完了状態にあるか否かを判定する第3の判定部と
    を有することを特徴とする請求項1に記載の機器登録装置。
  3. 前記所定数は、1であることを特徴とする請求項2に記載の機器登録装置。
  4. 前記第1の受信部により第1の機器識別子が受信された前記複数の登録対象機器すべての機器識別子の送信指示を前記管理装置に送信し、該送信指示に応じて前記複数の登録対象機器が備える機械的スイッチが作動することで該複数の登録対象機器から送信された第2の機器識別子を受信し、前記複数の登録対象機器の第1の機器識別子と第2の機器識別子が等しい確認完了状態にあるか否かを判定する第4の判定部と、
    前記第1の受信部及び前記第4の判定部による処理を第1の回数繰り返した後、前記第1の受信部及び前記第1の判定部による処理を前記一部の登録対象機器の数を減らしながら第2の回数繰り返し、前記第4の判定部により前記確認完了状態であると前記第1の回数判定され、前記第1の判定部により前記確認完了状態であると前記第2の回数判定された場合に、前記複数の登録対象機器の数に前記第1の回数と前記第2の回数の合計を乗じた数の登録対象機器を登録する第2の登録部と
    をさらに有することを特徴とする請求項1、2又は3に記載の機器登録装置。
  5. 前記第3の判定部は、前記第1の受信部が前記複数の登録対象機器の第1の機器識別子を受信してから、前記第2の判定部による前記所定数の登録対象機器の第1の機器識別子と第2の機器識別子が等しいとの判定を前記一部の登録対象機器について繰り返すまでの時間が所定の閾値以内である場合に、前記確認完了状態にあると判定することを特徴とする請求項2又は3に記載の機器登録装置。
  6. コンピュータが、
    登録対象機器の第1の機器識別子を表示するラベルから前記登録対象機器の登録を管理する管理装置により読み取られた前記第1の機器識別子を前記管理装置から複数の登録対象機器について受信し、
    前記第1の機器識別子が受信され前記複数の登録対象機器のうち一部の登録対象機器を第1の順番で選択し、選択した一部の登録対象機器の機器識別子の送信指示を前記管理装置に送信し、該送信指示に応じて前記一部の登録対象機器が備える機械的スイッチが作動することで該一部の登録対象機器から送信された第2の機器識別子を第2の順番で受信し、前記第1の順番と前記第2の順番が等しい確認完了状態にあるか否かを判定し、
    前記確認完了状態にあると判定した場合に前記複数の登録対象機器すべてについて登録を行う
    処理を実行することを特徴とする機器登録方法。
  7. コンピュータに、
    登録対象機器の第1の機器識別子を表示するラベルから前記登録対象機器の登録を管理する管理装置により読み取られた前記第1の機器識別子を前記管理装置から複数の登録対象機器について受信し、
    前記第1の機器識別子が受信され前記複数の登録対象機器のうち一部の登録対象機器を第1の順番で選択し、選択した一部の登録対象機器の機器識別子の送信指示を前記管理装置に送信し、該送信指示に応じて前記一部の登録対象機器が備える機械的スイッチが作動することで該一部の登録対象機器から送信された第2の機器識別子を第2の順番で受信し、前記第1の順番と前記第2の順番が等しい確認完了状態にあるか否かを判定し、
    前記確認完了状態にあると判定した場合に前記複数の登録対象機器すべてについて登録を行う
    処理を実行させることを特徴とする機器登録プログラム。
JP2018132843A 2018-07-13 2018-07-13 機器登録装置、機器登録方法及び機器登録プログラム Active JP7115089B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018132843A JP7115089B2 (ja) 2018-07-13 2018-07-13 機器登録装置、機器登録方法及び機器登録プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018132843A JP7115089B2 (ja) 2018-07-13 2018-07-13 機器登録装置、機器登録方法及び機器登録プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020013176A JP2020013176A (ja) 2020-01-23
JP7115089B2 true JP7115089B2 (ja) 2022-08-09

Family

ID=69170616

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018132843A Active JP7115089B2 (ja) 2018-07-13 2018-07-13 機器登録装置、機器登録方法及び機器登録プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7115089B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015515048A (ja) 2012-02-24 2015-05-21 クアルコム,インコーポレイテッド ネットワークデバイスのセンサベースの設定および制御
JP2017054521A (ja) 2016-10-17 2017-03-16 株式会社バッファロー 通信システム、通信装置、登録要求方法及びプログラム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015515048A (ja) 2012-02-24 2015-05-21 クアルコム,インコーポレイテッド ネットワークデバイスのセンサベースの設定および制御
JP2017054521A (ja) 2016-10-17 2017-03-16 株式会社バッファロー 通信システム、通信装置、登録要求方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020013176A (ja) 2020-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10475023B2 (en) Method and apparatus of processing symbology interactions between mobile stations and a control system
US10154412B2 (en) Method and apparatus for sharing content
US8572375B2 (en) Device pairing based on graphically encoded data
US20160253664A1 (en) Attestation by proxy
US10516666B2 (en) Authentication method, apparatus, and system
US9882922B2 (en) Methods and systems for detecting an electronic intrusion
US11451542B2 (en) Management apparatus and control method for same
CN103329484B (zh) 使用家庭网络的电话通信的方法和装置
US11405226B1 (en) Methods and apparatus for assessing network presence
JP6528856B2 (ja) 制御システム、通信制御方法、及びプログラム
US20210058488A1 (en) Methods, systems, and media for pairing devices to complete a task using an application request
US20180034817A1 (en) Bulk Joining Of Computing Devices To An Identity Service
TW202018525A (zh) 驗證系統及驗證方法
WO2013145520A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
CN107231389B (zh) 一种扫码操作方法及设备
JP7115089B2 (ja) 機器登録装置、機器登録方法及び機器登録プログラム
WO2020136722A1 (ja) リモコンシステム、リモコン方法、プログラム、ならびに、情報記録媒体
US20180183791A1 (en) Remote communication system, remote communication method, and recording medium
US11474618B2 (en) Communication link based on activity on a keyboard
JP7070271B2 (ja) 機器登録装置、機器登録方法及び機器登録プログラム
TWI772954B (zh) 透過裝置識別符之網路接取技術
US20170374078A1 (en) Management system, communication system, and management method
US11895041B2 (en) Establishing network presence
US20240113864A1 (en) Terminal and authentication method
US20240193102A1 (en) Procedure and system to improve the user experience using capabilities of a different electronic device

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210408

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220301

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220413

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220628

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220711

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7115089

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150