JP7114848B2 - 冬季太陽光の熱吸収作用を呈する採光装置 - Google Patents

冬季太陽光の熱吸収作用を呈する採光装置 Download PDF

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本発明は、それぞれ太陽光の熱吸収面およびその裏側の反射面を有する複数の板状部材を並列状態で配設した採光装置、特に板状部材に黒塗装面などの熱吸収面を設けて、この複数の板状部材全体を平面視の略南北方向の並列態様で設定した採光装置に関する。
ここで、並列設定後の板状部材それぞれの上向き・北向き面が鏡面などの光反射面として作用し、その裏側の下向き・南向き面が黒塗装面などの熱吸収面として作用する(図1参照)。
この複数の板状部材が、それぞれ東西方向に長く、かつ「南向き熱吸収面(北向き反射面)・光入射側南上がり」の傾き態様で並置された形の採光装置を提供している。
本発明の採光装置は、低仰角の冬季太陽光を南向き熱吸収面に入射させることにより、この入射光を熱に変換して屋内空間域などへの熱移動(熱伝導、対流や熱放射など)を生じさせ、冬季特有の暖房、融雪、結露防止などの処理をサポートする。
冬季以外の高仰角の太陽光は隣同士の板状部材間の上下方向空間域や北向き反射面を介して屋内側へと入射する。
なお、以下の明細書および図面などでは単なる説明の便宜上、必要に応じ北半球の日本(福井県)での入射太陽光を前提としている。南半球では南北の位置関係が逆になる。
本件出願人は、鏡面などの光反射面が設定された長方形状の板状部材を南北方向の所定状態に傾斜させて配設し、この隣同士の板状部材の空間域を入射光が反射しながら通過し、また反射なしの直進により通過する態様の採光装置を提案している(下記特許文献1参照)。
特許第5499382号公報
この提案済みの採光装置は、複数の板状部材の配設に基づいて屋内空間域への入射太陽光を広く拡散させ、眩しさを取り除きながら屋内広範囲を明るくできる、などの利便性を備えたものである。
本発明は、採光装置の複数の板状部材の作用についての発想を代え、この板状部材で、通常の太陽光の反射作用に加えてその熱吸収作用も生じるようにしたものである。
すなわち、板状部材の表裏各面を光反射作用面としてのみ用いるのではなく、その一面の一部または全部を熱吸収面に設定して、かつ各板状部材を低仰角の冬季太陽光が熱吸収面に入射する状態で傾斜配設した採光装置である。
この熱吸収面の設定および傾斜配設の態様により、少なくとも低仰角の冬季太陽入射光を変換した形の熱が板状部材から生じる。
本発明は、このように採光用板状部材の熱吸収面で生じた熱をその周辺域などに伝える作用により、暖房、融雪、結露防止などの処理をサポートして冬季生活環境の良好化・改善化を図る、すなわち低仰角の冬季太陽光の新たな有効利用化を図ることを目的とする。
本発明は、以上の課題を次のようにして解決する。
(1)一面(例えば後述の鏡面2a)に太陽光の反射部分を有し、その裏側の他面(例えば後述の熱吸収面2b)に太陽光の熱吸収部分を有する複数の板状部材(例えば後述の板状部材2)を並列状態で配設した採光装置において、
前記板状部材はそれぞれ、
熱吸収作用を呈する前記他面の側が下向き、かつ南向きに、また、反射作用を呈する前記一面の側が上向き、かつ北向きに設定され、
前記板状部材の全体は、
低仰角の冬季太陽光が前記熱吸収部分に到達する南上がりの傾斜態様で配設された、
構成態様のものを用いる。
(2)上記(1)において、
前記太陽光の熱吸収部分は、
黒塗装面仕様であり、
前記太陽光の反射部分は、
鏡面仕様である、
構成態様のものを用いる。
(3)上記(1),(2)において、
前記熱吸収部分で前記太陽光から変換された熱が外部空間域に逃げないようにするためのカバー体(例えば後述のカバー体4)を設けた、
構成態様のものを用いる。
(4)上記(1),(2),(3)において、
前記板状部材は、
前記一面の太陽光入射側上部に、高仰角の夏季太陽光が上向きに反射して、北側に隣り合った前記熱吸収部分に到達せずに上方空間域へ逃げるための夏季太陽光入射反射面(例えば後述の夏季太陽光入射反射面9c)を有している、
構成態様のものを用いる。
(5)上記(4)において、
前記一面の上部の前記夏季太陽光入射反射面は、
前記一面の下部よりも南下がりの傾斜態様で設けられている、
構成態様のものを用いる。
本発明は、以上の構成からなる採光装置を対象としている。
本発明は以上の課題解決手段により、採光用板状部材の熱吸収面で生じた熱が周辺域に移動するといった作用(熱伝導、対流,熱放射など)にともない、この移動域での暖房、融雪、結露防止などの処理をサポートして冬季生活環境の良好化・改善化を図ることができる。
また、低仰角の冬季太陽光を所定の傾斜状態の板状部材の熱吸収面で受けてそこからの熱移動を暖房、融雪、結露防止などに利用するといった新たな着想により、冬季太陽光の有効利用化を図ることができる。
採光装置を構成する複数の長方形平板状部材がそれぞれ東西方向(図面垂直方向)に長く、南上がりの傾斜態様で、その全体として平面視の南北方向に並設される概要を示す説明図である。 天窓の入射部近くに配設された採光装置を示す説明図である。 図2の採光装置における屋内空間域での一年間各月の入射光束量,放射光束量(採光に使われる光束量)および熱吸収光束量(熱吸収に使われる光束量)についてのシミュレーション結果を示す説明図である。 夏季太陽光入射反射面を備えた長方形状部材を用いた採光装置を示す説明図である。
図1~図4を用いて本発明の実施形態を説明する。
図1および図2は、複数の長方形平板状部材を配設した採光装置を示している。
図1~図2において、
1は建物の屋根などに設定されて太陽光入射作用を呈する採光部,
2は太陽光の反射作用および熱吸収作用を呈する長方形平板状部材からなり、採光部1に、それぞれ東西方向に長く、南上がり、南北方向同一ピッチの並列態様で複数配設された板状部材,
2aは板状部材2の表側で上向き・北向きの鏡面,
2bは板状部材2の裏側の下向き・南向きであって例えばアルミ基板にブラッククロームを真空蒸着した選択吸収膜からなる熱吸収面,
3は複数の例えば13個の板状部材2がそれぞれ「南上がり」施工対象の単位要素として配設された採光ユニット(図2参照),
3aは採光ユニット3の内部に板状部材2のそれぞれを固定保持する方形状の枠体,
4は熱吸収面2bで太陽光から変換された熱が外部空間域に逃げないようにするため、採光部1の自上側部分に設定された光透過性のカバー体,
5は冬至ごろの福井県の南中時太陽光(仰角30度),
6は春分,秋分ごろの福井県の南中時太陽光(仰角54度),
7は夏至ごろの福井県の南中時太陽光(仰角77度),
をそれぞれ示している。
また、
Wは板状部材2の南北方向のいわば面幅,
Lは板状部材2の東西方向の長さ,
Pは板状部材2の南北方向の配設ピッチ,
θは板状部材2の配設傾斜角度,
をそれぞれ示している。
これら板状部材2の面幅Wなどについての数値例は次の通りである。
W:65mm
L:1200mm
P:50mm
θ:60度
この数値はあくまで一例であって、板状部材2の配設傾斜角度θは「45度以上90度未満」の範囲で適宜設定される。
ここで、板状部材2の鏡面2aとしては、例えばアルミニウム製鏡面,ステンレス製鏡面,銀・アルミニウムの真空金属蒸着フィルム処理を施した樹脂製鏡面,ガラス鏡面などを用いる。
板状部材2の熱吸収面2bとしては、上述のアルミニウム基板にブラッククロームを真空蒸着した選択吸収膜や黒色塗装板などを用いる。
また、枠体3aは、アルミニウム,ステンレスなどの金属製やアクリル、ポリカーボネートなどからなるプラスチック製のものである。板状部材2を枠体3aに固定するには、ネジ止め,リベット止め,接着などの各種固定手段を適宜用いる。
図1および図2で示されるように、並列設定後の板状部材2それぞれの上向き・北向き面が鏡面2aなどの光反射面として作用し、その裏側の下向き・南向き面が黒塗装面などの熱吸収面2bとして作用する。
冬至ごろの低仰角の南中時太陽光5は板状部材2の熱吸収面2bにあたって熱に変換され屋内などへ移動する。カバー体4を設けているので、この熱移動に際し熱が外部空間域へと伝わる程度は小さい。
冬季以外の高仰角の太陽光6,7は隣同士の板状部材2,2間の上下方向空間域や、北向き反射面の鏡面2aを介して屋内側へと入射する。
図3は、本発明採光装置の作用により、太陽入射光の中で屋内への採光に使われる光束量および吸熱(発熱)に使われる光束量などを、月ごと(各月22日)にシミュレーションした結果である。
図3のシミュレーションにおいて、
L1は屋内空間域での一年間「各月22日」の入射光束量
L2は屋内空間域での一年間「各月22日」の放射光束量(採光使用分),
L3は屋内空間域での一年間「各月22日」の吸収光束量(熱変換使用分),
をそれぞれ示している。
ここで注視すべきは、シミュレーション対象日(各月22日)の入射光束量L1,放射光束量L2および吸収光束量L3それぞれのピーク値の大小関係である。なお、入射光束量L1とその放射光束量L2との差分が熱吸収作用の吸収光束量L3に相当する。
このシミュレーションによれば、吸収光束量L3のピ-ク値、すなわち各月22日の〔12:00〕における吸収光束量は、10月~2月の略冬季の各月あたり略「40000」ルーメン前後である。冬季の間、これだけの大きさの光束量が熱に変換されている。
この多量の入射太陽光の熱変換といわば引き換えに、10月~2月の放射光束量L2は多くて略「7000」未満で夏季など(4月~8月)に比べて格段に小さくなっている。
このように高仰角の夏季入射光は板状部材2に当たらないか、その上面(表面)に当たり屋内方向へと進んで採光される。これに対し、低仰角の冬季入射光は板状部材2の下面の熱吸収面2bに当たるため入射光の反射作用ではなく吸収・発熱作用が生じる。
この低仰角の冬季入射光が板状部材2の熱吸収面2bに当たって熱に変換されることが本発明の主たるポイントである。
図3のシミュレーション結果は、採光分対応の放射光束量L2および熱変換分対応の吸収光束量L3の大小関係について、概略、
(11)10月~2月は熱変換分(L3)が採光分(L2)よりも格段に大きく、例えば12月の熱変換分は採光分の約10.5倍であり
(12)4月~8月は熱変換分(L3)が採光分(L2)よりも格段に小さく、例えば6月の熱変換分は採光分の約0.3倍であり
(13)3月および9月はともに採光分(L2)および熱変換分(L3)の差分が他の月よりも小さく、熱変換分が採光分よりも約「9000」ルーメンほど大きい(約1.3倍)、
ことなどを示している。
図4は、夏季太陽光入射反射面を設けた長方形状部材を複数配設した採光装置を示している。
図4において、
8は建物の屋根などに設定されて太陽光入射作用を呈する採光部,
9は太陽光の反射作用および熱吸収作用を呈し、長手方向の折り目を有する縦方向「ヘ」の字断面の長方形状部材からなり、採光部8に、それぞれ東西方向に長く、南上がり、南北方向同一ピッチの並列態様で複数配設された板状部材,
9aは板状部材9の表側で上向き・北向きの鏡面,
9bは板状部材9の裏側の下向き・南向きであって例えばアルミ基板にブラッククロームを真空蒸着した選択吸収膜からなる熱吸収面,
9cは板状部材9の折り目より上の鏡面9aの部分であって、高仰角の入射光を反射する夏季太陽光入射反射面,
10は複数の板状部材9がそれぞれ「南上がり」施工対象の単位要素として配設されて、全体として建物の屋根などに北上がりの状態で設定された採光ユニット(図4参照),
10aは採光ユニット10の内部に板状部材9のそれぞれを固定保持する方形状の枠体,
11は冬至ごろの福井県の南中時太陽光(仰角30度),
12は春分,秋分ごろの福井県の南中時太陽光(仰角54度),
13は夏至ごろの福井県の南中時太陽光(仰角77度),
をそれぞれ示している。
また、
W1は板状部材9の折り目より下側部分の南北方向のいわば面幅,
W2は夏季太陽光入射反射面9cの南北方向のいわば面幅,
P1は板状部材9の南北方向の配設ピッチ,
θ1は板状部材9の折り目より下側部分の配設傾斜角度,
θ2は夏季太陽光入射反射面9cの配設傾斜角度,
θ3は採光ユニット全体の設定傾斜角度,
をそれぞれ示している。
これら板状部材9の面幅W1などについての数値例は次の通りである。
W1:72mm
W2:48mm
P1:64mm
θ1:30度
θ2:60度
θ3:9度
ここで、板状部材9および枠体10aの性状は、それぞれ前述の板状部材2,枠体3aと同様のものを採用することができる。
図1との違いは、板状部材9に夏季太陽光入射反射面9cを設けたことと、板状部材9の配設が全体として北上がり傾斜となるように採光ユニット10を設定したことである。
冬至ごろの低仰角の南中時太陽光11は板状部材9の熱吸収面9bにあたって熱に変換され屋内などへ移動する。なお、前述のカバー体4を設けることで、この熱移動に際し熱が外部空間域へと伝わる程度を小さくすることができる。
夏季および冬季以外の仰角の太陽光12は隣同士の板状部材9,9間の上下方向空間域や、北向き反射面の鏡面9aを介して屋内側へと入射する。
夏至ごろの高仰角の南中時太陽光13は一部が図示のように夏季太陽光入射反射面9cで上方北側に反射され、熱に変換されたり屋内側へ入射することがない。これにより、夏季の室内温度の上昇を防ぎ、空調コストを低減することができる。
また、板状部材9の配設を全体として北上がり傾斜となるようにして多くの太陽光が採光ユニット10に入射できるようにしている。
本発明が以上の実施形態に限定されないことは勿論であり例えば、
(21)採光部1,8に各種タイプの光ダクトを取り付ける、
(22)板状部材2,9の熱吸収部分を熱吸収面2b,9bの一部に設定する、
(23)板状部材2,9として、各種形状のフィンや電動ルーバなどを用いる、
ようにしてもよい。
(図1~図2)
1:採光部
2:板状部材
2a:表側で上向き・北向きの鏡面
2b:裏側の下向き・南向きの熱吸収面
3:採光ユニット(図2参照)
3a:枠体
4:カバー体
5:冬至ごろの福井県の南中時太陽光(仰角30度)
6:春分,秋分ごろの福井県の南中時太陽光(仰角54度)
7:夏至ごろの福井県の南中時太陽光(仰角77度)
W:板状部材の南北方向の面幅
L:板状部材の東西方向の長さ
P:板状部材の南北方向の配設ピッチ
θ:板状部材の配設傾斜角度
(図3)
L1:屋内空間域での一年間「各月22日」の入射光束量
L2:屋内空間域での一年間「各月22日」の放射光束量(採光使用分)
L3:屋内空間域での一年間「各月22日」の吸収光束量(熱変換使用分)
(図4)
8:採光部
9:板状部材
9a:表側で上向き・北向きの鏡面
9b:裏側の下向き・南向きの熱吸収面
9c:夏季太陽光入射反射面
10:採光ユニット(図4参照)
10a:枠体
11:冬至ごろの福井県の南中時太陽光(仰角30度)
12:春分,秋分ごろの福井県の南中時太陽光(仰角54度)
13:夏至ごろの福井県の南中時太陽光(仰角77度)
W1:板状部材の折り目より下側部分の南北方向の下側面幅
W2:夏季太陽光入射反射面の南北方向の面幅
P1:板状部材の南北方向の配設ピッチ
θ1:板状部材の折り目より下側部分の配設傾斜角度
θ2:夏季太陽光入射反射面の配設傾斜角度
θ3:採光ユニット全体の設定傾斜角度

Claims (5)

  1. 一面に太陽光の反射部分を有し、その裏側の他面に太陽光の熱吸収部分を有する複数の板状部材を並列状態で配設した採光装置において、
    前記板状部材はそれぞれ、
    熱吸収作用を呈する前記他面の側が下向き、かつ南向きに、また、反射作用を呈する前記一面の側が上向き、かつ北向きに設定され、
    前記板状部材の全体は、
    低仰角の冬季太陽光が前記熱吸収部分に到達する南上がりの傾斜態様で配設されている、
    ことを特徴とする採光装置。
  2. 前記太陽光の熱吸収部分は、
    黒塗装面仕様であり、
    前記太陽光の反射部分は、
    鏡面仕様である、
    ことを特徴とする請求項1記載の採光装置。
  3. 前記熱吸部分で前記太陽光から変換された熱が外部空間域に逃げないようにするためのカバー体を設けた、
    ことを特徴とする請求項1または2記載の採光装置。
  4. 前記板状部材は、
    前記一面の太陽光入射側上部に、高仰角の夏季太陽光が上向きに反射して、北側に隣り合った前記熱吸収部分に到達せずに上方空間域へ逃げるための夏季太陽光入射反射面を有している、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の採光装置。
  5. 前記一面の上部の前記夏季太陽光入射反射面は、
    前記一面の下部よりも南下がりの傾斜態様で設けられている、
    ことを特徴とする請求項4記載の採光装置。
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