JP7104172B2 - ボイスサービスのネットワークハンドオーバ方法および装置 - Google Patents

ボイスサービスのネットワークハンドオーバ方法および装置 Download PDF

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Description

本出願の実施形態は、通信技術の分野に関し、詳細には、ボイスサービスのネットワークハンドオーバ方法および装置に関する。
本出願は、参照によってその全体が本明細書に組み込まれている、2018年4月9日に中国国家知識産権局に出願され、「NETWORK HANDOVER METHOD AND APPARATUS OF VOICE SERVICE」と題する中国特許出願第201810312595.2号に対する優先権を主張する。
現在、第5世代(英語:fifth-generation、略して5G)ネットワークには、高周波信号の使用により、比較的小さいカバレージなどの問題がある。したがって、端末デバイスは、5Gネットワークでは連続ボイスサービスを実装することができない。例えば、ボイスサービスを使う端末デバイスが、5Gネットワークのボイスサービスのカバレージを出た後、ボイスサービスは遮断される。
従来技術では、端末デバイスが、5Gネットワークのボイスサービスのカバレージを出た後、端末デバイスのボイスサービスは、5Gネットワークから発展型パケットシステム(evolved packet system、略してEPS)ネットワーク、すなわち、一般に知られている第4世代(英語:4th generation、略して4G)ネットワークにハンドオーバされてよく、そうすることによって、端末デバイスのボイスサービスは連続性を保たれる。ただし、EPSネットワークの信号がないとき、EPSネットワークは比較的弱い信号を有するか、またはEPSネットワークがボイスサービスをサポートせず、端末デバイスは依然として、ボイスサービスを実装することができない。
本出願の実施形態において解決されるべき技術的問題は、端末デバイスがボイスサービスを実装することができないという問題を解決するための、ボイスサービスのネットワークハンドオーバ方法を提供することである。
したがって、本発明の実施形態において、技術的問題を解決するのに使われる技術的解決策は、以下の通りである。
第1の態様によると、ボイスサービスのネットワークハンドオーバ方法が提供される。この方法は、
第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素(例えば、AMFネットワーク要素)によって、第1のネットワーク内のアクセスネットワークデバイス(例えば、NG-RANデバイス)から第1の情報を受信することであって、第1の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバを示すのに使われる、受信することと、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素によって、第1の情報に基づいて、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素(例えば、MMEネットワーク要素)へ第2の情報を送信することであって、第2の情報は、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素に、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素(例えば、MSCネットワーク要素)へハンドオーバ要求を送信するよう命令するのに使われ、ハンドオーバ要求は、端末デバイスのボイスサービスを第2のネットワークにハンドオーバするのに使われる、送信することとを含む。
第1の態様において提供される方法では、第1のネットワークと第3のネットワークとの間の通信および第3のネットワークと第2のネットワークとの間の通信は、端末デバイスのボイスサービスが第2のネットワークにハンドオーバされることを可能にし、ボイスサービスの連続性を実装し、端末デバイスが第1のネットワークにおいてボイスサービスを実装することができないという問題を解決する。
可能な設計では、第1の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバを示すのに使われる。この設計では、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバは、ボイスサービスの連続性を維持することである。
可能な設計では、第2のネットワークは、回線交換ボイスサービスをサポートする。
可能な設計では、方法は、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素によって、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素へ、端末デバイスについての情報を送信することであって、端末デバイスについての情報は、端末デバイスの階級値、端末デバイスによってサポートされるコーデックについての情報、および端末デバイスのボイスサービスを第2のネットワークにハンドオーバするのに使われる加入情報という情報のうちの1つまたは複数を含む、送信することをさらに含む。
可能な設計では、第1の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへのボイスハンドオーバの第1の識別子および/または第2のネットワークのターゲット識別子を含み、第2の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへのボイスハンドオーバの第2の識別子および/または第2のネットワークのターゲット識別子を含む。
可能な設計では、方法は、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素によって、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素から、端末デバイスの第3のネットワークのセッション情報を受信することであって、第3のネットワークのセッション情報は、第3のネットワークのボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報および/または第3のネットワークの非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報を含む、受信することと、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素によって、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素へ第3のネットワークのセッション情報を送信することとをさらに含む。
この設計では、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、端末デバイスの第3のネットワークのボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報および/または端末デバイスの第3のネットワークの非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報を、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素へ送信し、第3のネットワークのボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報は、端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバを示すのに使われ、そうすることによって、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第2の情報および第3のネットワークのボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報に基づいて、端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバを判定し、第3のネットワークの非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報は、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバを示すのに使われる。
可能な設計では、方法は、
第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素によって、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素へ第3の情報を送信することであって、第3の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスのハンドオーバを示すのに使われる、送信することをさらに含み、
第3の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへのボイスハンドオーバの第3の識別子および/または第2のネットワークのターゲット識別子を含む。
可能な設計では、方法は、
第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素によって、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされると判定することをさらに含む。
可能な設計では、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされることは、端末デバイス、第1のネットワーク内のデバイス、第2のネットワーク内のデバイス、および第3のネットワーク内のデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数が、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバをサポートすることを含む。
可能な設計では、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされることは、端末デバイスのボイスサービスを、第1のネットワークから第2のネットワークにハンドオーバする処理における、第1のネットワークから第2のネットワークへの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされることを含む。
可能な設計では、方法は、
第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素によって、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバが完了されたと判定した後、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素へセッション消去要求を送信することであって、セッション消去要求は、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素に、端末デバイスの第1のネットワークのセッション管理コンテキスト情報および/または端末デバイスの第3のネットワークのセッション管理コンテキスト情報を消去するよう要求するのに使われ、第3のネットワークのセッション管理コンテキスト情報は、第1のネットワークのセッション管理コンテキスト情報に基づいて生成される、送信することをさらに含む。
この設計では、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素は、端末デバイスの第1のネットワークのセッション管理コンテキスト情報および/または端末デバイスの第3のネットワークのセッション管理コンテキスト情報を消去して、第1のネットワークのネットワークリソースの占有を解放するよう要求される。
可能な設計では、方法は、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素によって、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素へ原因情報を送信することであって、原因情報は、端末デバイスの第1のネットワークのセッション管理コンテキスト情報および/または端末デバイスの第3のネットワークのセッション管理コンテキスト情報が消去される理由を示すのに使われる、送信することをさらに含む。
可能な設計では、原因情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバが完了されたことを示す情報を含む。
可能な設計では、方法は、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素によって、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素へ第4の情報を送信することであって、第4の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバが完了されたことを示すのに使われる、送信することをさらに含む。
この設計では、第4の情報は、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素へ送信され、そうすることによって、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素が、端末デバイスの第1のネットワークのセッション管理コンテキスト情報および/または端末デバイスの第3のネットワークのセッション管理コンテキスト情報を消去するようにトリガされて、第1のネットワークのネットワークリソースの占有を解放し得る。
この設計では、第4の情報は、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素へ送信され、そうすることによって、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素は、非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報を中断するようにトリガされて、中断された非ボイスサービスが、端末デバイスが必要とするときに再開されることが可能であることを保証し、端末デバイスおよびネットワーク側が非ボイスサービスについてのセッション管理コンテキスト情報を確立し直すのを回避してよく、遅延を短縮し、オーバーヘッドを削減する。
可能な設計では、方法は、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素によって、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素と第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素との間に相互動作インタフェースが存在すると判定することをさらに含む。
可能な設計では、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第1の情報に基づいて、端末デバイスの第3のネットワークのセッション管理コンテキスト情報を、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素から取得する動作をスキップする。
この設計では、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、端末デバイスの第3のネットワークのセッション管理コンテキスト情報を取得する動作をスキップして、シグナリングオーバーヘッドを削減する。
可能な設計では、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素によって、第1の情報に基づいて、端末デバイスの第3のネットワークのセッション管理コンテキスト情報を、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素から取得する動作をスキップすることの前に、方法は、
第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素によって、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないと判定することをさらに含む。
可能な設計では、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないことは、端末デバイス、第1のネットワーク内のデバイス、第2のネットワーク内のデバイス、および第3のネットワーク内のデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数が、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバをサポートしないことを含む。
可能な設計では、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないことは、端末デバイスのボイスサービスを、第1のネットワークから第2のネットワークにハンドオーバする処理における、第1のネットワークから第2のネットワークへの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないことを含む。
第2の態様によると、ボイスサービスのネットワークハンドオーバ方法が提供される。この方法は、
第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素によって、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素から第2の情報を受信することであって、第2の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバを示すのに使われる、受信することと、
第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素によって、第2の情報に基づいて、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素へハンドオーバ要求を送信することであって、ハンドオーバ要求は、端末デバイスのボイスサービスを第2のネットワークにハンドオーバするのに使われる、送信することと
を含む。
第2の態様において提供される方法では、第1のネットワークと第3のネットワークとの間の通信および第3のネットワークと第2のネットワークとの間の通信は、端末デバイスのボイスサービスが第2のネットワークにハンドオーバされることを可能にし、ボイスサービスの連続性を実装し、端末デバイスが第1のネットワークにおいてボイスサービスを実装することができないという問題を解決する。
可能な設計では、方法は、
第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素によって、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素から、端末デバイスについての情報を受信することであって、端末デバイスについての情報は、端末デバイスの階級値、端末デバイスによってサポートされるコーデックについての情報、および端末デバイスのボイスサービスを第2のネットワークにハンドオーバするのに使われる加入情報という情報のうちの1つまたは複数を含む、受信することと、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素によって、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素へ、端末デバイスについての情報を送信することとをさらに含む。
可能な設計では、方法は、
第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素によって、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素へネットワーク識別子情報を送信することであって、ネットワーク識別子情報は、端末デバイスが第1のネットワークからであることを示すのに使われる、送信することをさらに含む。
この設計では、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、端末デバイスを第2のネットワークから第1のネットワークに復帰させるように、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素をトリガすることができ、そうすることによって、第1のネットワークは端末デバイスにサービスを提供して、ユーザエクスペリエンスを強化する。
可能な設計では、方法は、
第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素によって、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされると判定することをさらに含む。
可能な設計では、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされることは、端末デバイス、第1のネットワーク内のデバイス、第2のネットワーク内のデバイス、および第3のネットワーク内のデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数が、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰をサポートすることを含む。
可能な設計では、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされることは、第2のネットワークのボイスサービスが終わった後の、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされることがサポートされることを含む。
可能な設計では、第2の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへのボイスハンドオーバの識別子および/または第2のネットワークのターゲット識別子を含む。この設計では、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバは、ボイスサービスの連続性を維持することである。
可能な設計では、方法は、
第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素によって、端末デバイスの第3のネットワークの非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報を、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素から受信することと、
第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素によって、端末デバイスの第3のネットワークの非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報に基づいて、第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバをトリガすることと
をさらに含む。
この設計では、端末デバイスのボイスサービスが第2のネットワークにハンドオーバされると、端末デバイスの非ボイスサービスも、第2のネットワークにハンドオーバされることが可能である。したがって、第1のネットワークが端末デバイスにサービスを提供することができないとき、第2のネットワークが、端末デバイスにサービスし続けて、ユーザエクスペリエンスを向上する。
第3の態様によると、情報取得方法が提供される。この方法は、
第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素によって、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素から第3の情報を受信することであって、第3の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバを示すのに使われる、受信することと、
第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素によって、第3の情報に基づいて、端末デバイスの第3のネットワークのセッション管理コンテキスト情報に対して分離動作を実施して、分離されたセッション管理コンテキスト情報を取得することであって、分離されたセッション管理コンテキスト情報は、分離の後で取得される、端末デバイスの第3のネットワークの非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報および/または分離の後で取得される、端末デバイスの第3のネットワークのボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報を含む、実施することと、
第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素によって、分離されたセッション管理コンテキスト情報を、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素へ送信することと
を含む。
第3の態様による方法では、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素は、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素に、分離の後で取得される、端末デバイスの第3のネットワークの非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報および/または分離の後で取得される、端末デバイスの第3のネットワークのボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報を提供し、第3のネットワークのボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報は、端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバを示し、そうすることによって、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第2の情報および第3のネットワークのボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報に基づいて、端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバを判定し、第3のネットワークの非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報は、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバを示すのに使われる。
可能な設計では、第3の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバを示すのに使われる。この設計では、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバは、ボイスサービスの連続性を維持することである。
可能な設計では、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素が、端末デバイスの第3のネットワークの非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報を、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素へ送信する前に、方法は、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素によって、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされると判定することをさらに含む。
可能な設計では、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされることは、端末デバイス、第1のネットワーク内のデバイス、第2のネットワーク内のデバイス、および第3のネットワーク内のデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数が、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバをサポートすることを含む。
可能な設計では、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされることは、端末デバイスのボイスサービスを、第1のネットワークから第2のネットワークにハンドオーバする処理における、第1のネットワークから第2のネットワークへの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされることを含む。
可能な設計では、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素は、第3の情報に基づいて、端末デバイスの第3のネットワークの非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報を中断する。
この設計では、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素は、非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報を中断して、中断された非ボイスサービスが、端末デバイスが必要とするときに再開されることが可能であることを保証し、端末デバイスおよびネットワーク側が非ボイスサービスについてのセッション管理コンテキスト情報を確立し直すのを回避してよく、遅延を短縮し、オーバーヘッドを削減する。
可能な設計では、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素によって、端末デバイスの第3のネットワークの非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報を中断することの前に、方法は、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素によって、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないと判定するか、または第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされると判定することをさらに含む。
可能な設計では、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないことは、端末デバイス、第1のネットワーク内のデバイス、第2のネットワーク内のデバイス、および第3のネットワーク内のデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数が、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバをサポートしないことを含む。
可能な設計では、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないことは、端末デバイスのボイスサービスを、第1のネットワークから第2のネットワークにハンドオーバする処理における、第1のネットワークから第2のネットワークへの非ボイスサービスの同時ハンドオーバがサポートされないことを含む。
可能な設計では、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされることは、端末デバイス、第1のネットワーク内のデバイス、第2のネットワーク内のデバイス、および第3のネットワーク内のデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数が、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰をサポートすることを含む。
可能な設計では、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされることは、第2のネットワークのボイスサービスが終わった後の、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされることを含む。
第4の態様によると、情報取得方法が提供される。この方法は、
第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素によって、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素から第3の情報を受信することであって、第3の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバを示すのに使われる、受信することと、
第3の情報に基づいて、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素によって、端末デバイスの第3のネットワークのセッション管理コンテキスト情報を第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素へ送信する動作をスキップすることと
を含む。
第4の態様による方法では、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素は、端末デバイスの第3のネットワークのセッション管理コンテキスト情報を第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素へ送信する動作をスキップして、信号オーバーヘッドを削減する。
可能な設計では、第3の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバを示すのに使われる。この設計では、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバは、ボイスサービスの連続性を維持することである。
可能な設計では、第3の情報に基づいて、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素によって、端末デバイスの第3のネットワークのセッション管理コンテキスト情報を第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素へ送信する動作をスキップすることの前に、方法は、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素によって、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないと判定することをさらに含む。
可能な設計では、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないことは、端末デバイス、第1のネットワーク内のデバイス、第2のネットワーク内のデバイス、および第3のネットワーク内のデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数が、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバをサポートしないことを含む。
可能な設計では、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないことは、端末デバイスのボイスサービスを、第1のネットワークから第2のネットワークにハンドオーバする処理における、第1のネットワークから第2のネットワークへの非ボイスサービスの同時ハンドオーバがサポートされないことを含む。
第5の態様によると、情報中断方法が提供される。この方法は、
第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素によって、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素から第3の情報を受信することであって、第3の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバを示すのに使われる、受信することと、
第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素によって、第3の情報に基づいて、端末デバイスの第1のネットワークの非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報および/または端末デバイスの第3のネットワークの非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報を中断することと
を含む。
第5の態様による方法では、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素は、非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報を中断して、中断された非ボイスサービスが、端末デバイスが必要とするときに再開されることが可能であることを保証し、端末デバイスおよびネットワーク側が非ボイスサービスについてのセッション管理コンテキスト情報を確立し直すのを回避してよく、遅延を短縮し、オーバーヘッドを削減する。
可能な設計では、第3の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバを示すのに使われる。この設計では、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバは、ボイスサービスの連続性を維持することである。
可能な設計では、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素によって、端末デバイスの第1のネットワークの非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報および/または端末デバイスの第3のネットワークの非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報を中断することの前に、方法は、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素によって、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないと判定するか、または第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされると判定することをさらに含む。
可能な設計では、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないことは、端末デバイス、第1のネットワーク内のデバイス、第2のネットワーク内のデバイス、および第3のネットワーク内のデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数が、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバをサポートしないことを含む。
可能な設計では、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないことは、端末デバイスのボイスサービスを、第1のネットワークから第2のネットワークにハンドオーバする処理における、第1のネットワークから第2のネットワークへの非ボイスサービスの同時ハンドオーバがサポートされないことを含む。
可能な設計では、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされることは、端末デバイス、第1のネットワーク内のデバイス、第2のネットワーク内のデバイス、および第3のネットワーク内のデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数が、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰をサポートすることを含む。
可能な設計では、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされることは、第2のネットワークのボイスサービスが終わった後の、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされることを含む。
第6の態様によると、情報中断方法が提供される。この方法は、
第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素によって、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素から第4の情報を受信することであって、第4の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバが完了されたことを示すのに使われる、受信することと、
第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素によって、第4の情報に基づいて、端末デバイスの第1のネットワークの非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報および/または端末デバイスの第3のネットワークの非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報を中断することと
を含む。
第6の態様による方法では、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素は、非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報を中断して、中断された非ボイスサービスが、端末デバイスが必要とするときに再開されることが可能であることを保証し、端末デバイスおよびネットワーク側が非ボイスサービスについてのセッション管理コンテキスト情報を確立し直すのを回避してよく、遅延を短縮し、オーバーヘッドを削減する。
可能な設計では、第4の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバが完了されたことを示すのに使われる。この設計では、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバは、ボイスサービスの連続性を維持することである。
可能な設計では、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素によって、端末デバイスの第1のネットワークの非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報および/または端末デバイスの第3のネットワークの非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報を中断することの前に、方法は、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素によって、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないと判定するか、または第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされると判定することをさらに含む。
可能な設計では、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないことは、端末デバイス、第1のネットワーク内のデバイス、第2のネットワーク内のデバイス、および第3のネットワーク内のデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数が、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバをサポートしないことを含む。
可能な設計では、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないことは、端末デバイスのボイスサービスを、第1のネットワークから第2のネットワークにハンドオーバする処理における、第1のネットワークから第2のネットワークへの非ボイスサービスの同時ハンドオーバがサポートされないことを含む。
可能な設計では、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされることは、端末デバイス、第1のネットワーク内のデバイス、第2のネットワーク内のデバイス、および第3のネットワーク内のデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数が、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰をサポートすることを含む。
可能な設計では、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされることは、第2のネットワークのボイスサービスが終わった後の、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされることを含む。
第7の態様によると、情報消去方法が提供される。この方法は、
第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素によって、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素から第4の情報を受信することであって、第4の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバが完了されたことを示すのに使われる、受信することと、
第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素によって、第4の情報に基づいて、端末デバイスの第1のネットワークのセッション管理コンテキスト情報および/または端末デバイスの第3のネットワークのセッション管理コンテキスト情報を消去することと
を含む。
第7の態様による方法では、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素は、ハンドオーバが完了された後、端末デバイスの第1のネットワークのセッション管理コンテキスト情報および/または端末デバイスの第3のネットワークのセッション管理コンテキスト情報を消去して、第1のネットワークのネットワークリソースの占有を解放する。
可能な設計では、第4の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバが完了されたことを示すのに使われる。この設計では、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバは、ボイスサービスの連続性を維持することである。
可能な設計では、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素によって、端末デバイスの第1のネットワークのセッション管理コンテキスト情報を消去することは、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素によって、端末デバイスの第1のネットワークのボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報および/または端末デバイスの第1のネットワークの非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報を消去することを含み、
第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素によって、端末デバイスの第3のネットワークのセッション管理コンテキスト情報を消去することは、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素によって、端末デバイスの第3のネットワークのボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報および/または端末デバイスの第3のネットワークの非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報を消去することを含む。
可能な設計では、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素によって、端末デバイスの第1のネットワークの非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報を消去することの前に、方法は、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素によって、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないと判定するか、または第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされないと判定することをさらに含む。
可能な設計では、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないことは、端末デバイス、第1のネットワーク内のデバイス、第2のネットワーク内のデバイス、および第3のネットワーク内のデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数が、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバをサポートしないことを含む。
可能な設計では、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないことは、端末デバイスのボイスサービスを、第1のネットワークから第2のネットワークにハンドオーバする処理における、第1のネットワークから第2のネットワークへの非ボイスサービスの同時ハンドオーバがサポートされないことを含む。
可能な設計では、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされないことは、端末デバイス、第1のネットワーク内のデバイス、第2のネットワーク内のデバイス、および第3のネットワーク内のデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数が、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰をサポートしないことを含む。
可能な設計では、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされないことは、第2のネットワークのボイスサービスが終わった後の、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされないことを含む。
第8の態様によると、ネットワーク復帰方法が提供される。この方法は、
第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素によって、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素からネットワーク識別子情報を受信することであって、ネットワーク識別子情報は、端末デバイスが第1のネットワークからであることを示すのに使われる、受信することと、
ネットワーク識別子情報に基づいて、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素によって、第2のネットワーク内の基地局コントローラをトリガして、端末デバイスを第2のネットワークから第1のネットワークに復帰させることと
を含む。
第8の態様による方法では、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素は、端末デバイスを第2のネットワークから第1のネットワークに復帰させ、そうすることによって、第1のネットワークは、端末デバイスにサービスを提供して、ユーザエクスペリエンスを強化する。
可能な設計では、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素は、端末デバイスの無線リソースを解放するとき、ネットワーク識別子情報に基づいて、第2のネットワーク内の基地局コントローラをトリガして、端末デバイスを第2のネットワークから第1のネットワークに復帰させる。
可能な設計では、ネットワーク識別子情報に基づいて、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素によって、第2のネットワーク内の基地局コントローラをトリガして、端末デバイスを第2のネットワークから第1のネットワークに復帰させることは、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素によって、第2のネットワーク内の基地局コントローラへネットワーク識別子情報を送信することを含む。
可能な設計では、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素によって、第2のネットワーク内の基地局コントローラへネットワーク識別子情報を送信することは、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素によって、ハンドオーバ要求メッセージ、シグナリング接続確立応答、または無線リソース解放要求を第2のネットワーク内の基地局コントローラへ送信するとき、第2のネットワーク内の基地局コントローラへネットワーク識別子情報を送信することを含む。
可能な設計では、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素は、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされると判定する。
可能な設計では、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされることは、端末デバイス、第1のネットワーク内のデバイス、第2のネットワーク内のデバイス、および第3のネットワーク内のデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数が、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰をサポートすることを含む。
可能な設計では、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされることは、第2のネットワークのボイスサービスが終わった後の、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされることを含む。
第9の態様によると、ボイスサービスのネットワークハンドオーバ装置が提供される。この装置は、
第1のネットワーク内のアクセスネットワークデバイスから第1の情報を受信するように構成された受信ユニットであって、第1の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバを示すのに使われる、受信ユニットと、
第1の情報に基づいて、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素へ第2の情報を送信するように構成された送信ユニットであって、第2の情報は、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素に、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素へハンドオーバ要求を送信するよう命令するのに使われ、ハンドオーバ要求は、端末デバイスのボイスサービスを第2のネットワークにハンドオーバするのに使われる、送信ユニットと
を含む。
第9の態様において提供される装置では、第1のネットワークと第3のネットワークとの間の通信および第3のネットワークと第2のネットワークとの間の通信は、端末デバイスのボイスサービスが第2のネットワークにハンドオーバされることを可能にし、ボイスサービスの連続性を実装し、端末デバイスが第1のネットワークにおいてボイスサービスを実装することができないという問題を解決する。
可能な設計では、第1の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバを示すのに使われる。この設計では、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバは、ボイスサービスの連続性を維持することである。
可能な設計では、第2のネットワークは、回線交換ボイスサービスをサポートする。
可能な設計では、送信ユニットは、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素へ、端末デバイスについての情報を送信するようにさらに構成され、端末デバイスについての情報は、端末デバイスの階級値、端末デバイスによってサポートされるコーデックについての情報、および端末デバイスのボイスサービスを第2のネットワークにハンドオーバするのに使われる加入情報という情報のうちの1つまたは複数を含む。
可能な設計では、第1の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへのボイスハンドオーバの第1の識別子および/または第2のネットワークのターゲット識別子を含み、
第2の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへのボイスハンドオーバの第2の識別子および/または第2のネットワークのターゲット識別子を含む。
可能な設計では、受信ユニットは、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素から、端末デバイスの第3のネットワークのセッション管理コンテキスト情報を受信するようにさらに構成され、第3のネットワークのセッション管理コンテキスト情報は、第3のネットワークのボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報または端末デバイスの第3のネットワークの非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報を含み、
送信ユニットは、端末デバイスの第3のネットワークのセッション管理コンテキスト情報を、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素へ送信するようにさらに構成される。
この設計では、端末デバイスの第3のネットワークのボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報および/または端末デバイスの第3のネットワークの非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報は、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素へ送信され、第3のネットワークのボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報は、端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバを示すのに使われ、そうすることによって、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第2の情報および第3のネットワークのボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報に基づいて、端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバを判定し、第3のネットワークの非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報は、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバを示すのに使われる。
可能な設計では、送信ユニットは、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素へ第3の情報を送信するようにさらに構成され、第3の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバを示すのに使われ、第3の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへのボイスハンドオーバの第3の識別子および/または第2のネットワークのターゲット識別子を含む。
可能な設計では、装置は、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされると判定するように構成された第1の判定ユニットをさらに含む。
可能な設計では、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされることは、端末デバイス、第1のネットワーク内のデバイス、第2のネットワーク内のデバイス、および第3のネットワーク内のデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数が、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバをサポートすることを含む。
可能な設計では、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされることは、端末デバイスのボイスサービスを、第1のネットワークから第2のネットワークにハンドオーバする処理における、第1のネットワークから第2のネットワークへの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされることを含む。
可能な設計では、装置は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバが完了されたと判定した後、送信ユニットを使うことによって、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素へ、セッション消去要求を送信するように構成された第2の判定ユニットをさらに含み、セッション消去要求は、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素に、端末デバイスの第1のネットワークのセッション管理コンテキスト情報および/または端末デバイスの第3のネットワークのセッション管理コンテキスト情報を消去するよう要求するのに使われ、第3のネットワークのセッション管理コンテキスト情報は、第1のネットワークのセッション管理コンテキスト情報に基づいて生成される。
この設計では、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素は、端末デバイスの第1のネットワークのセッション管理コンテキスト情報および/または端末デバイスの第3のネットワークのセッション管理コンテキスト情報を消去して、第1のネットワークのネットワークリソースの占有を解放するよう要求される。
可能な設計では、送信ユニットは、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素へ原因情報を送信するようにさらに構成され、原因情報は、端末デバイスの第1のネットワークのセッション管理コンテキスト情報および/または端末デバイスの第3のネットワークのセッション管理コンテキスト情報が消去される理由を示すのに使われる。
可能な設計では、原因情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバが完了されたことを示す情報を含む。
可能な設計では、送信ユニットは、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素へ第4の情報を送信するようにさらに構成され、第4の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバが完了されたことを示すのに使われる。
この設計では、第4の情報は、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素へ送信され、そうすることによって、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素が、端末デバイスの第1のネットワークのセッション管理コンテキスト情報および/または端末デバイスの第3のネットワークのセッション管理コンテキスト情報を消去するようにトリガされて、第1のネットワークのネットワークリソースの占有を解放し得る。
この設計では、第4の情報は、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素へ送信され、そうすることによって、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素は、非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報を中断するようにトリガされて、中断された非ボイスサービスが、端末デバイスが必要とするときに再開されることが可能であることを保証し、端末デバイスおよびネットワーク側が非ボイスサービスについてのセッション管理コンテキスト情報を確立し直すのを回避してよく、遅延を短縮し、オーバーヘッドを削減する。
可能な設計では、装置は、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素と第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素との間に相互動作インタフェースが存在すると判定するように構成された第3の判定ユニットをさらに含む。
可能な設計では、装置は、第1の情報に基づいて、端末デバイスの第3のネットワークのセッション管理コンテキスト情報を、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素から取得する動作をスキップするように構成されたスキップユニットをさらに含む。
この設計では、端末デバイスの第3のネットワークのセッション管理コンテキスト情報を取得する動作がスキップされて、シグナリングオーバーヘッドを削減する。
可能な設計では、装置は、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないと判定するように構成された第4の判定ユニットをさらに含む。
可能な設計では、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないことは、端末デバイス、第1のネットワーク内のデバイス、第2のネットワーク内のデバイス、および第3のネットワーク内のデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数が、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバをサポートしないことを含む。
可能な設計では、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないことは、端末デバイスのボイスサービスを、第1のネットワークから第2のネットワークにハンドオーバする処理における、第1のネットワークから第2のネットワークへの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないことを含む。
第10の態様によると、ボイスサービスのネットワークハンドオーバ装置が提供される。この装置は、
第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素から第2の情報を受信するように構成された受信ユニットであって、第2の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバを示すのに使われる、受信ユニットと、
第2の情報に基づいて、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素へハンドオーバ要求を送信するように構成された送信ユニットであって、ハンドオーバ要求は、端末デバイスのボイスサービスを第2のネットワークにハンドオーバするのに使われる、送信ユニットと
を含む。
第10の態様において提供される装置では、第1のネットワークと第3のネットワークとの間の通信および第3のネットワークと第2のネットワークとの間の通信は、端末デバイスのボイスサービスが第2のネットワークにハンドオーバされることを可能にし、ボイスサービスの連続性を実装し、端末デバイスが第1のネットワークにおいてボイスサービスを実装することができないという問題を解決する。
可能な設計では、受信ユニットは、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素から、端末デバイスについての情報を受信するようにさらに構成され、端末デバイスについての情報は、端末デバイスの階級値、端末デバイスによってサポートされるコーデックについての情報、および端末デバイスのボイスサービスを第2のネットワークにハンドオーバするのに使われる加入情報という情報のうちの1つまたは複数を含み、送信ユニットは、端末デバイスについての情報を送信するようにさらに構成される。
可能な設計では、送信ユニットは、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素へネットワーク識別子情報を送信するようにさらに構成され、ネットワーク識別子情報は、端末デバイスが第1のネットワークからであることを示すのに使われる。
この設計では、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素がトリガされて、端末デバイスを第2のネットワークから第1のネットワークに復帰させることが可能であり、そうすることによって、第1のネットワークは、端末デバイスにサービスを提供して、ユーザエクスペリエンスを強化する。
可能な設計では、装置は、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされると判定するように構成された判定ユニットをさらに含む。
可能な設計では、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされることは、端末デバイス、第1のネットワーク内のデバイス、第2のネットワーク内のデバイス、および第3のネットワーク内のデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数が、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰をサポートすることを含む。
可能な設計では、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされることは、第2のネットワークのボイスサービスが終わった後の、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされることを含む。
可能な設計では、第2の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへのボイスハンドオーバの識別子および/または第2のネットワークのターゲット識別子を含む。この設計では、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバは、ボイスサービスの連続性を維持することである。
可能な設計では、装置は、トリガリングユニットをさらに含み、
受信ユニットは、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素から、端末デバイスの第3のネットワークの非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報を受信するようにさらに構成され、トリガリングユニットは、端末デバイスの第3のネットワークの非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報に基づいて、第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバをトリガするように構成される。
この設計では、端末デバイスのボイスサービスが第2のネットワークにハンドオーバされると、端末デバイスの非ボイスサービスも、第2のネットワークにハンドオーバされることが可能である。したがって、第1のネットワークが端末デバイスにサービスを提供することができないとき、第2のネットワークが、端末デバイスにサービスし続けて、ユーザエクスペリエンスを向上する。
第11の態様によると、情報取得装置が提供される。この装置は、
第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素から第3の情報を受信するように構成された受信ユニットであって、第3の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバを示すのに使われる、受信ユニットと、
第3の情報に基づいて、端末デバイスの第3のネットワークのセッション管理コンテキスト情報に対して分離動作を実施して、分離されたセッション管理コンテキスト情報を取得するように構成された分離ユニットであって、分離されたセッション管理コンテキスト情報は、端末デバイスの第3のネットワークの非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報および/または分離の後で取得される、端末デバイスの第3のネットワークのボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報を含む、分離ユニットと、
分離されたセッション管理コンテキスト情報を、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素へ送信するように構成された送信ユニットと
を含む。
第11の態様による装置では、分離の後で取得される、端末デバイスの第3のネットワークの非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報および/または分離の後で取得される、端末デバイスの第3のネットワークのボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報は、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素に提供され、第3のネットワークのボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報は、端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバを示し、そうすることによって、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第2の情報および第3のネットワークのボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報に基づいて、端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバを判定し、第3のネットワークの非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報は、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバを示すのに使われる。
可能な設計では、第3の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバを示すのに使われる。この設計では、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバは、ボイスサービスの連続性を維持することである。
可能な設計では、装置は、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされると判定するように構成された第1の判定ユニットをさらに含む。
可能な設計では、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされることは、端末デバイス、第1のネットワーク内のデバイス、第2のネットワーク内のデバイス、および第3のネットワーク内のデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数が、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバをサポートすることを含む。
可能な設計では、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされることは、端末デバイスのボイスサービスを、第1のネットワークから第2のネットワークにハンドオーバする処理における、第1のネットワークから第2のネットワークへの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされることを含む。
可能な設計では、装置は、第3の情報に基づいて、端末デバイスの第3のネットワークの非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報を中断するように構成された中断ユニットをさらに含む。
この設計では、非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報が中断されて、端末デバイスが必要とするときに、中断された非ボイスサービスが再開されることが可能であることを保証し、端末デバイスおよびネットワーク側が非ボイスサービスについてのセッション管理コンテキスト情報を確立し直すのを回避して、遅延を短縮し、オーバーヘッドを削減する。
可能な設計では、装置は、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないと判定するか、または第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされると判定するように構成された第2の判定ユニットをさらに含む。
可能な設計では、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないことは、端末デバイス、第1のネットワーク内のデバイス、第2のネットワーク内のデバイス、および第3のネットワーク内のデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数が、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバをサポートしないことを含む。
可能な設計では、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないことは、端末デバイスのボイスサービスを、第1のネットワークから第2のネットワークにハンドオーバする処理における、第1のネットワークから第2のネットワークへの非ボイスサービスの同時ハンドオーバがサポートされないことを含む。
可能な設計では、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされることは、端末デバイス、第1のネットワーク内のデバイス、第2のネットワーク内のデバイス、および第3のネットワーク内のデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数が、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰をサポートすることを含む。
可能な設計では、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされることは、第2のネットワークのボイスサービスが終わった後の、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされることを含む。
第12の態様によると、情報処理装置が提供される。この装置は、
第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素から第3の情報を受信するように構成された受信ユニットであって、第3の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバを示すのに使われる、受信ユニットと、
第3の情報に基づいて、端末デバイスの第3のネットワークのセッション管理コンテキスト情報を第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素へ送信する動作をスキップするように構成されたスキップユニットと
を含む。
第12の態様による装置では、端末デバイスの第3のネットワークのセッション管理コンテキスト情報を第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素へ送信する動作がスキップされて、信号オーバーヘッドを削減する。
可能な設計では、第3の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバを示すのに使われる。この設計では、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバは、ボイスサービスの連続性を維持することである。
可能な設計では、装置は、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないと判定するように構成された判定ユニットをさらに含む。
可能な設計では、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないことは、端末デバイス、第1のネットワーク内のデバイス、第2のネットワーク内のデバイス、および第3のネットワーク内のデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数が、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバをサポートしないことを含む。
可能な設計では、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないことは、端末デバイスのボイスサービスを、第1のネットワークから第2のネットワークにハンドオーバする処理における、第1のネットワークから第2のネットワークへの非ボイスサービスの同時ハンドオーバがサポートされないことを含む。
第13の態様によると、情報中断装置が提供される。この装置は、
第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素から第3の情報を受信するように構成された受信ユニットであって、第3の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバを示すのに使われる、受信ユニットと、
端末デバイスの第1のネットワークの非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報および/または端末デバイスの第3のネットワークの非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報を、第3の情報に基づいて中断するように構成された中断ユニットと
を含む。
第13の態様による装置では、非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報が中断されて、端末デバイスが必要とするときに、中断された非ボイスサービスが再開されることが可能であることを保証し、端末デバイスおよびネットワーク側が非ボイスサービスについてのセッション管理コンテキスト情報を確立し直すのを回避して、遅延を短縮し、オーバーヘッドを削減する。
可能な設計では、第3の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバを示すのに使われる。この設計では、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバは、ボイスサービスの連続性を維持することである。
可能な設計では、装置は、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないと判定するか、または第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされると判定するように構成された判定ユニットをさらに含む。
可能な設計では、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないことは、端末デバイス、第1のネットワーク内のデバイス、第2のネットワーク内のデバイス、および第3のネットワーク内のデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数が、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバをサポートしないことを含む。
可能な設計では、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないことは、端末デバイスのボイスサービスを、第1のネットワークから第2のネットワークにハンドオーバする処理における、第1のネットワークから第2のネットワークへの非ボイスサービスの同時ハンドオーバがサポートされないことを含む。
可能な設計では、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされることは、端末デバイス、第1のネットワーク内のデバイス、第2のネットワーク内のデバイス、および第3のネットワーク内のデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数が、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰をサポートすることを含む。
可能な設計では、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされることは、第2のネットワークのボイスサービスが終わった後の、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされることを含む。
第14の態様によると、情報中断装置が提供される。この装置は、
第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素から第4の情報を受信するように構成された受信ユニットであって、第4の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバが完了されたことを示すのに使われる、受信ユニットと、
端末デバイスの第1のネットワークの非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報および/または端末デバイスの第3のネットワークの非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報を、第4の情報に基づいて中断するように構成された中断ユニットと
を含む。
第14の態様による装置では、非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報が中断されて、端末デバイスが必要とするときに、中断された非ボイスサービスが再開されることが可能であることを保証し、端末デバイスおよびネットワーク側が非ボイスサービスについてのセッション管理コンテキスト情報を確立し直すのを回避して、遅延を短縮し、オーバーヘッドを削減する。
可能な設計では、第4の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバが完了されたことを示すのに使われる。この設計では、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバは、ボイスサービスの連続性を維持することである。
可能な設計では、装置は、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないと判定するか、または第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされると判定するように構成された判定ユニットをさらに含む。
可能な設計では、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないことは、端末デバイス、第1のネットワーク内のデバイス、第2のネットワーク内のデバイス、および第3のネットワーク内のデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数が、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバをサポートしないことを含む。
可能な設計では、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないことは、端末デバイスのボイスサービスを、第1のネットワークから第2のネットワークにハンドオーバする処理における、第1のネットワークから第2のネットワークへの非ボイスサービスの同時ハンドオーバがサポートされないことを含む。
可能な設計では、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされることは、端末デバイス、第1のネットワーク内のデバイス、第2のネットワーク内のデバイス、および第3のネットワーク内のデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数が、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰をサポートすることを含む。
可能な設計では、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされることは、第2のネットワークのボイスサービスが終わった後の、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされることを含む。
第15の態様によると、情報消去装置が提供される。この装置は、
第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素から第4の情報を受信するように構成された受信ユニットであって、第4の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバが完了されたことを示すのに使われる、受信ユニットと、
端末デバイスの第1のネットワークのセッション管理コンテキスト情報および/または端末デバイスの第3のネットワークのセッション管理コンテキスト情報を、第4の情報に基づいて消去するように構成された消去ユニットと
を含む。
第15の態様による装置では、端末デバイスの第1のネットワークのセッション管理コンテキスト情報および/または端末デバイスの第3のネットワークのセッション管理コンテキスト情報は、ハンドオーバが完了された後で消去されて、第1のネットワークのネットワークリソースの占有を解放する。
可能な設計では、第4の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバが完了されたことを示すのに使われる。この設計では、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバは、ボイスサービスの連続性を維持することである。
可能な設計では、消去ユニットは、第1の消去ユニットおよび/または第2の消去ユニットを含み、
第1の消去ユニットは、端末デバイスの第1のネットワークのボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報および/または端末デバイスの第1のネットワークの非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報を消去するように構成され、
第2の消去ユニットは、端末デバイスの第3のネットワークのボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報および/または端末デバイスの第3のネットワークの非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報を消去するように構成される。
可能な設計では、装置は、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバをサポートすることがサポートされないと判定するか、または第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされないと判定するように構成された判定ユニットをさらに含む。
可能な設計では、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないことは、端末デバイス、第1のネットワーク内のデバイス、第2のネットワーク内のデバイス、および第3のネットワーク内のデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数が、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバをサポートしないことを含む。
可能な設計では、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないことは、端末デバイスのボイスサービスを、第1のネットワークから第2のネットワークにハンドオーバする処理における、第1のネットワークから第2のネットワークへの非ボイスサービスの同時ハンドオーバがサポートされないことを含む。
可能な設計では、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされないことは、端末デバイス、第1のネットワーク内のデバイス、第2のネットワーク内のデバイス、および第3のネットワーク内のデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数が、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰をサポートしないことを含む。
可能な設計では、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされないことは、第2のネットワークのボイスサービスが終わった後の、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰をスキップすることがサポートされることを含む。
第16の態様によると、ネットワーク復帰装置が提供される。この装置は、
第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素からネットワーク識別子情報を受信するように構成された受信ユニットであって、ネットワーク識別子情報は、端末デバイスが第1のネットワークからであることを示すのに使われる、受信ユニットと、
ネットワーク識別子情報に基づいて、第2のネットワーク内の基地局コントローラをトリガして、端末デバイスを第2のネットワークから第1のネットワークに復帰させるように構成されたトリガリングユニットと
を含む。
第16の態様による装置では、端末デバイスは、第2のネットワークから第1のネットワークに復帰され、そうすることによって、第1のネットワークは端末デバイスにサービスを提供して、ユーザエクスペリエンスを強化する。
可能な設計では、トリガリングユニットは、ネットワーク識別子情報に基づいて、第2のネットワーク内の基地局コントローラをトリガして、端末デバイスの無線リソースを解放するときに端末デバイスを第2のネットワークから第1のネットワークに復帰させるように特に構成される。
可能な設計では、トリガリングユニットは、
第2のネットワーク内の基地局コントローラへネットワーク識別子情報を送信するように構成された送信ユニットを含む。
可能な設計では、送信ユニットは、ハンドオーバ要求メッセージ、シグナリング接続確立応答、または無線リソース解放要求を第2のネットワーク内の基地局コントローラへ送信するとき、第2のネットワーク内の基地局コントローラへネットワーク識別子情報を送信するように特に構成される。
可能な設計では、装置は、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされると判定するように構成された判定ユニットをさらに含む。
可能な設計では、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされることは、端末デバイス、第1のネットワーク内のデバイス、第2のネットワーク内のデバイス、および第3のネットワーク内のデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数が、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰をサポートすることを含む。
可能な設計では、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされることは、第2のネットワークのボイスサービスが終わった後の、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされることを含む。
第17の態様によると、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体は命令を含み、命令がコンピュータ上で稼働されたとき、コンピュータは、第1の態様、第2の態様、第3の態様、第4の態様、第5の態様、第6の態様、第7の態様、および第8の態様において提供されるいずれかの方法を実施することを可能にされる。
第18の態様によると、命令を含むコンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で稼働されたとき、コンピュータは、第1の態様、第2の態様、第3の態様、第4の態様、第5の態様、第6の態様、第7の態様、および第8の態様において提供されるいずれかの方法を実施することを可能にされる。
本出願の実施形態における技術的解決策をより明瞭に説明するために、以下では、実施形態を説明するために必要とされる添付の図面について簡潔に説明する。以下の説明における添付の図面は、本出願のいくつかの実施形態のみを示し、当業者は、これらの添付の図面から、創意工夫なしに他の図面をさらに導出してよいことが、明らかである。
通信システムの概略構造図である。 本出願による、ボイスサービスのネットワークハンドオーバ方法の実施形態の概略フローチャートである。 本出願による、ボイスサービスのネットワークハンドオーバ方法の実施形態の概略フローチャートである。 本出願による、ボイスサービスの別のネットワークハンドオーバ方法の実施形態の概略フローチャートである。 本出願による別のネットワーク復帰方法の実施形態の概略フローチャートである。 別の通信システムの概略構造図である。 本出願による、ボイスサービスの別のネットワークハンドオーバ方法の実施形態の概略フローチャートである。 本出願による、ボイスサービスのネットワークハンドオーバ装置の実施形態の概略構造図である。 本出願による、ボイスサービスのネットワークハンドオーバ装置の実施形態の概略構造図である。 本出願による情報取得装置の実施形態の概略構造図である。 本出願による情報処理装置の実施形態の概略構造図である。 本出願による情報中断装置の実施形態の概略構造図である。 本出願による情報中断装置の実施形態の概略構造図である。 本出願による情報消去装置の実施形態の概略構造図である。 本出願によるネットワーク復帰装置の実施形態の概略構造図である。 本出願によるネットワークデバイスの概略構造図である。
本出願の実施形態における方法および装置を説明しやすいように、本出願の実施形態が適用されるワイヤレス通信システムが、図1を参照して例を使うことによって、最初に記載される。図1は、説明のための例であることが留意されるべきである。どのネットワーク要素も、ワイヤレス通信技術の開発に従って、1つまたは複数の他のネットワーク要素で置き換えられてよく、どのネットワーク要素も、1つまたは複数の物理エンティティ上で展開されてよい。このことは、本出願の実施形態において制限されない。
本出願の実施形態において提供される方法は、ワイヤレス通信システムに適用され得る。ワイヤレス通信システムは、第1のネットワーク、第2のネットワーク、および第3のネットワークを含む。第1のネットワーク、第2のネットワーク、および第3のネットワークは、2Gネットワーク、3Gネットワーク、EPSネットワーク(すなわち、一般に知られている4Gネットワーク)、5Gネットワーク、および将来のワイヤレス通信ネットワークというネットワークにおける、どの3つの異なるネットワークであってもよい。2Gネットワークは、モバイル通信用グローバルシステム(英語:global system of mobile communication、略してGSM)ネットワーク、符号分割多元接続(英語:code division multiple access、略してCDMA)ネットワーク、または汎用パケット無線サービス(英語:general packet radio service、略してGPRS)ネットワークを含んでよく、3Gネットワークは、CDMA2000ネットワーク、広帯域符号分割多元接続(英語:wideband code division multiple access wireless、略してWCDMA)ネットワーク、時分割同期符号分割多元接続(英語:Time Division-Synchronous Code Division Multiple Access、略してTD-SCDMA)ネットワーク、またはユニバーサルモバイル電気通信システム(英語:universal mobile telecommunications system、略してUMTS)ネットワークを含んでよい。例えば、図1は、第1のネットワークが5Gネットワークであり、第2のネットワークが、回線交換(circuit switching、略してCS)ボイスサービスをサポートするネットワーク、例えば、2Gネットワーク/3Gネットワークであり、第3のネットワークがEPSネットワークである例を使うことによって記載される。
本出願の説明では、「/」は、別段に規定されていない限り、「または」を意味する。例えば、A/Bは、AまたはBを表し得る。本出願では、「および/または」は、関連付けられる事物を記述するための関連付け関係のみを記述し、3つの関係が存在し得ることを表す。例えば、Aおよび/またはBは、3つのケース、すなわち、Aのみが存在する、AとBの両方が存在する、およびBのみが存在することを表し得る。さらに、本出願の説明では、「複数の」は、2つか、または2つより多いことを意味する。
図1に示されるように、5Gネットワークは、(無線)アクセスネットワーク(英語:(radio)access network、略して(R)AN)デバイス、アクセスおよびモビリティ管理機能(英語:Access and mobility management function、略してAMF)ネットワーク要素、統合データ管理(英語:unified data management、略してUDM)ネットワーク要素、ポリシー制御機能(英語:policy control function、略してPCF)ネットワーク要素、セッション管理機能(英語:session management function、略してSMF)ネットワーク要素、およびユーザプレーン機能(英語:user plane function、略してUPF)ネットワーク要素を含む。(R)ANデバイスは、次世代(英語:next generation、略してNG)RANデバイスであってよく、または進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(英語:evolved universal terrestrial radio access network、略してE-UTRAN)デバイスであってよい。
EPSネットワークは、E-UTRANデバイス、モビリティ管理エンティティ(英語:mobility management entity、略してMME)ネットワーク要素、サービングゲートウェイ(英語:serving gateway、略してSGW)、パケットデータネットワークゲートウェイ(英語:packet data network gateway、略してPGW)、ポリシーおよび課金規則機能(英語:policy and charging rules function、略してPCRF)ネットワーク要素、ならびにホーム加入者サーバ(英語:home subscriber server、略してHSS)を含む。E-UTRANデバイスは、発展型ノードB(英語:eNodeB、略してeNB)であってよい。パケットデータネットワークゲートウェイは、パケットデータネットワークゲートウェイ制御プレーン(英語:packet data network gateway-control plane、略してPGW-C)ネットワーク要素およびパケットデータネットワークゲートウェイユーザプレーン(英語:packet data network gateway-user plane、略してPGW-U)ネットワーク要素を含み得る。5Gネットワーク内のいくつかのネットワーク要素およびEPSネットワーク内のいくつかのネットワーク要素は、同じ物理エンティティ上に展開されてよく、そうすることによって、5Gネットワークは、EPSネットワークとインタラクションし得る。例えば、図1に示されるように、HSSネットワーク要素およびUDMネットワーク要素が同じ物理エンティティ上に展開され、PCFネットワーク要素およびPCRFネットワーク要素が同じ物理エンティティ上に展開され、SMFネットワーク要素およびPGW-Cネットワーク要素が同じ物理エンティティ上に展開され、UPFネットワーク要素およびPGW-Uネットワーク要素が同じ物理エンティティ上に展開される。ネットワーク要素は、代替として、別個のネットワーク要素であってよい。このことは、本出願の本実施形態において制限されない。
2G/3Gネットワークは、移動交換センタ(英語:mobile switching center、略してMSC)ネットワーク要素、サービングGPRSサポートノード(英語:serving GPRS support node、略してSGSN)、およびGPRSサポートノード(英語:gateway GPRS support node、略してGGSN)を含み、基地局コントローラ(英語:Base Station Controller、略してBSC)または無線ネットワークコントローラ(英語:Radio Network Controller、略してRNC)をさらに含む。
図1に示されるように、5Gネットワークと2G/3Gネットワークとの間には相互動作インタフェースはなく、5GネットワークとEPSネットワークとの間には相互動作インタフェースがあり、EPSネットワークと2G/3Gネットワークとの間には相互動作インタフェースがある。したがって、5Gネットワークは、EPSネットワークを使うことによって、2G/3Gネットワークと間接的に通信し得る。特に、AMFネットワーク要素は、N26インタフェースを使うことによってMMEネットワーク要素と通信してよく、MMEネットワーク要素は、Svインタフェースを通してMSCネットワーク要素と通信してよい。
図1に示されるワイヤレス通信システムでは、端末デバイスは、ユーザ機器(user equipment、UE)、アクセス端末、加入者ユニット、加入者局、移動局、モバイルコンソール、リモート局、リモート端末、モバイルデバイス、ユーザ端末、端末、ワイヤレス通信デバイス、ユーザエージェント、またはユーザ装置と呼ばれ得る。代替として、端末デバイスは、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(wireless local area networks、略してWLAN)中の局(station、略してST)であってよく、セルラーフォン、コードレスフォン、セッション開始プロトコル(session initiation protocol、略してSIP)フォン、ワイヤレスローカルループ(wireless local loop、略してWLL)局、携帯情報端末(personal digital assistant、略してPDA)デバイス、ワイヤレス通信機能を有するハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス、またはワイヤレスモデム、車載デバイス、もしくは装着可能デバイス(装着可能インテリジェントデバイスとも呼ばれ得る)に接続された別の処理デバイスであってよい。代替として、端末デバイスは、次世代通信システム中の端末デバイス、例えば、5Gにおける端末デバイスもしくは将来の発展型パブリックランドモバイルネットワーク(public land mobile network、略してPLMN)中の端末デバイス、または新無線(new radio、略してNR)通信システム中の端末デバイスであってよい。
図1に示されるワイヤレス通信システムでは、AMFネットワーク要素は、端末デバイスの登録、モビリティ管理、追跡エリア更新手順などを担当し得る。AMFネットワーク要素は、AMFデバイスまたはAMFエンティティとも呼ばれ得る。
図1に示されるワイヤレス通信システムでは、SMFネットワーク要素は、端末デバイスのセッション管理を担当し得る。例えば、セッション管理は、ユーザプレーンデバイスの選択、ユーザプレーンデバイスの再選択、IPアドレス割当て、サービス品質(quality of service、QoS)制御、およびセッション確立、変更、または解放を含む。SMFネットワーク要素は、SMFエンティティまたはSMFデバイスとも呼ばれ得る。
図1に示されるワイヤレス通信システムでは、PCFネットワーク要素は、ポリシー制御機能およびフロー基盤課金制御機能を含む。例えば、PCFネットワーク要素は、ポリシー制御機能、課金ポリシー制御機能、QoS制御などを実装し得る。PCFネットワーク要素は、PCFエンティティまたはPCFデバイスとも呼ばれ得る。
図1に示されるワイヤレス通信システムでは、MMEネットワーク要素は、端末デバイスの認証、モビリティ管理、およびセッション管理を担当し得る。MMEネットワーク要素は、MMEデバイスまたはMMEエンティティとも呼ばれ得る。
上記のネットワーク要素は、専用ハードウェア上で実装されるネットワーク要素であってよく、または専用ハードウェア上で稼働されるソフトウェアインスタンスであってよく、または適切なプラットフォーム上の仮想化機能のインスタンスであってよい。例えば、上記の仮想化プラットフォームは、クラウドプラットフォームであってよい。
以下は特に、本出願の実施形態において提供されるボイスサービスのネットワークハンドオーバ方法を記述する。
図2を参照すると、本出願の実施形態は、ボイスサービスのネットワークハンドオーバ方法の方法実施形態を提供する。本実施形態は、図1に示されるワイヤレス通信システムに特に適用され得る。
本実施形態は、以下のステップを含む。
201.第1のネットワーク内のアクセスネットワークデバイスが、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素へ第1の情報を送信し、それに応じて、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第1のネットワーク内のアクセスネットワークデバイスから第1の情報を受信し、第1の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバを示すのに使われる。
例示的シナリオでは、第1のネットワーク内のアクセスネットワークデバイスは、ボイスサービスを執り行う端末デバイスから、信号測定報告を受信し、信号測定報告に基づいて、端末デバイスが第1のネットワークの信号カバレージを出て、第2のネットワークの信号カバレージ中にあると判定して、端末デバイスのボイスサービスは、第1のネットワークから第2のネットワークにハンドオーバされる必要があると判定する。したがって、第1のネットワーク内のアクセスネットワークデバイスは、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素へ第1の情報を送信する。
第1の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバを示すのに使われ得る。任意選択で、第1の情報を送信する前に、アクセスネットワークデバイスは、端末デバイスのボイスサービスのサービス品質フロー(英語:QoS flow)が検出されたと判定する。本出願の本実施形態では、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバは特に、無線ボイスコール連続性(英語:Single Radio Voice Call Continuity、略してSRVCC)ハンドオーバ、すなわち、ボイス連続性を保証するハンドオーバであってよいことが留意されるべきである。
任意選択の実施形態では、第1の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへのボイスハンドオーバの第1の識別子および/または第2のネットワークのターゲット識別子(英語:target ID)を含む。説明が、以下で別個に行われる。ボイスハンドオーバの第1の識別子は、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバを示すのに使われ、特に、SRVCCハンドオーバインジケーション(英語:HO indication)であってよい。ボイスハンドオーバの第1の識別子は、第1のネットワーク内のアクセスネットワークデバイスによって生成され得る。第2のネットワークのターゲット識別子は、端末デバイスがハンドオーバされる必要がある第2のネットワークを識別するのに使われ、第2のネットワークの基地局識別子、例えば、ターゲットRNC/BSC識別子、または第2のネットワークのターゲットセル識別子(英語:target cell ID)を含み得る。ターゲット識別子は、受信された信号測定報告に基づいて、第1のネットワーク内のアクセスネットワークデバイスによって取得され得る。
第1の情報は、どのメッセージ内でも搬送されないことがあり、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素へ直接送信される。代替として、第1の情報は、ハンドオーバ要求(英語:handover required)メッセージまたは別のメッセージ内で搬送されてよく、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素へ送信される。通常、第1のネットワークと第2のネットワークとの間には相互動作インタフェースがないことが留意されるべきである。したがって、第1のネットワークおよび第2のネットワークは、第1のネットワークから第2のネットワークへのハンドオーバを実装するために、第3のネットワークを使うことによって間接通信を実施する必要がある。
以下は、図1に示されるワイヤレス通信システムを、説明のための例として使う。第1のネットワークは5Gネットワークであってよく、第2のネットワークは、CSボイスサービスをサポートするネットワークであってよく、例えば、特に2G/3Gネットワークである。第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素はAMFネットワーク要素であってよく、第1のネットワーク内のアクセスネットワークデバイスは(R)ANデバイスであってよく、例えば、特にNG-RANデバイスである。端末デバイスから受信された信号測定報告に基づいて、端末デバイスが、5Gネットワークの信号カバレージを出て、2G/3Gネットワークの信号カバレージ中にあると判定し、ボイスサービスのQoSフローを検出し、例えば、5G QoSインジケーション(英語:5G QoS indicator、略して5QI)=1QoSフローであることを検出した後、NG-RANデバイスは、AMFネットワーク要素へハンドオーバ要求メッセージを送信し、ハンドオーバ要求メッセージは、SRVCCハンドオーバインジケーションを搬送するか、もしくは2G/3Gネットワークのターゲット識別子を搬送するか、またはSRVCCハンドオーバインジケーションと2G/3Gネットワークのターゲット識別子の両方を搬送して、5Gネットワークから2G/3Gネットワークへの、端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバをトリガする。2G/3Gセルが、5Gセルの近隣セルとして使われ得る。端末デバイスは、5Gセルの信号強度および近隣セルの信号強度を測定し、測定された信号強度に基づいて信号測定報告を生成し、信号測定報告をNG-RANデバイスへ送信する。
第1の情報を受信した後、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第1の情報に基づいて、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバを判定し得る。例えば、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、ハンドオーバ要求メッセージを受信し、ハンドオーバ要求メッセージ内で搬送されるターゲット識別子を取得し、ターゲット識別子が第2のネットワークに属すと判定する。したがって、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、端末デバイスが第1のネットワークから第2のネットワークにハンドオーバされる必要があると判定する。第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第1の情報に基づいて、ハンドオーバがボイスサービスのハンドオーバであると判定し、具体的には、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバを判定し得る。例えば、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、ハンドオーバ要求メッセージがボイスハンドオーバの第1の識別子を搬送すると判定し、したがって、端末デバイスのボイスサービスが第1のネットワークから第2のネットワークにハンドオーバされる必要があると判定する。例として、図1に示されるワイヤレス通信システムでは、NG-RANデバイスによって送信されたハンドオーバ要求メッセージを受信した後、AMFネットワーク要素は、ハンドオーバ要求メッセージ内で搬送されるターゲット識別子に基づいて、ターゲット識別子が2G/3Gネットワークに属すと判定し得る。したがって、端末デバイスは、5Gネットワークから2G/3Gネットワークにハンドオーバされる必要があると判定される。代替として、ハンドオーバ要求メッセージ内で搬送されるSRVCCハンドオーバインジケーションおよび/または第2のネットワークのターゲット識別子に基づいて、端末デバイスのボイスサービスは、5Gネットワークから2G/3Gネットワークにハンドオーバされる必要があると判定され得る。
202.第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第1の情報に基づいて、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素へ第2の情報を送信し、それに応じて、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素から第2の情報を受信し、第2の情報は、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素に、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素へハンドオーバ要求を送信するよう命令するのに使われる。
本出願の本実施形態では、第1の情報を受信した後、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第1の情報に基づいて、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素へ第2の情報を送信してよい。第2の情報は、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素に、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素へハンドオーバ要求を送信するよう命令するのに使われる。第2の情報は、どのメッセージ内でも搬送されないことがあり、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素へ直接送信される。代替として、第2の情報は、リロケーション要求(英語:relocation request)メッセージまたは別のメッセージ内で搬送されてよく、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素へ送信される。第3のネットワークは、第1のネットワークと第2のネットワークの両方との相互動作インタフェースを有する。例えば、第1のネットワークが5Gネットワークであり、第2のネットワークが2G/3Gネットワークであるとき、第3のネットワークはEPSネットワークであってよく、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素はMMEネットワーク要素であってよい。
第2の情報は、第1の情報と同じ情報であってよい。例として、図1に示されるワイヤレス通信システムでは、AMFネットワーク要素は、NG-RANデバイスによって送信されたハンドオーバ要求メッセージからSRVCCハンドオーバインジケーションを取得し、SRVCCハンドオーバインジケーションをリロケーション要求メッセージに追加し、SRVCCハンドオーバインジケーションをMMEネットワーク要素へ送信する。代替として、第2の情報は、第1の情報とは異なる情報であってよい。例えば、第2の情報は、第1の情報に基づいて生成され得る。さらなる例として、図1に示されるワイヤレス通信システムでは、AMFネットワーク要素は、NG-RANデバイスによって送信されたハンドオーバ要求メッセージからターゲット識別子を取得し、ターゲット識別子が2G/3Gネットワークに属すと判定し、すなわち、端末デバイスのボイスサービスは、5Gネットワークから2G/3Gネットワークにハンドオーバされる必要があると判定する。したがって、SRVCCハンドオーバインジケーションが生成され、生成されたSRVCCハンドオーバインジケーションは、リロケーション要求メッセージ内で搬送され、MMEネットワーク要素へ送信される。第2の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバを示すのに使われ、特に、ボイスサービスのハンドオーバを示すのに使われ、具体的には、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバを示すのに使われ得る。したがって、第2の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへのボイスハンドオーバの第2の識別子および/または第2のネットワークのターゲット識別子を含み得る。
203.第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第2の情報に基づいて、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素へハンドオーバ要求を送信し、それに応じて、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素は、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素からハンドオーバ要求を受信する。
第2の情報を受信した後、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第2の情報に基づいて、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバを判定することができ、特に、ハンドオーバがボイスサービスのハンドオーバであると判定し、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素へハンドオーバ要求を送信してよい。ハンドオーバ要求は、端末デバイスのボイスサービスを第2のネットワークにハンドオーバするのに使われる。例えば、ハンドオーバ要求は、パケット交換-回線交換要求(英語:PS to CS request)メッセージであってよい。
例として、図1に示されるワイヤレス通信システムでは、MMEネットワーク要素は、受信されたリロケーション要求メッセージから、SRVCCハンドオーバインジケーションおよび/または第2のネットワークのターゲット識別子を取得し、SRVCCハンドオーバインジケーションおよび/または第2のネットワークのターゲット識別子に基づいて、5Gネットワークから2G/3Gネットワークへの、端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバを判定し、パケット交換-回線交換要求メッセージをMSCネットワーク要素へ送信し、ここで、パケット交換-回線交換要求メッセージは、端末デバイスのボイスサービスを2G/3Gネットワークにハンドオーバするよう命令するのに使われる。
204.第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素は、ハンドオーバ要求に基づいて、第2のネットワークへの、端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバを実施する。
端末デバイスのボイスサービスを第2のネットワークにハンドオーバすることは、特に、ハンドオーバ準備フェーズおよびハンドオーバ実行フェーズという2つのフェーズを含み、これらは、既存の標準プロトコルにおいて定義される4G SRVCC手順と同様である。詳細については、3GPP TS23.216を参照されたい。ハンドオーバ準備フェーズでは、第2のネットワーク内の基地局コントローラが、エアインタフェースリソースを準備し、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素および第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素を使うことによって、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素にハンドオーバ準備応答メッセージを返す。第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第1のネットワーク内のアクセスネットワークデバイスを使うことによって、端末デバイスが第2のネットワークにハンドオーバされるようにトリガする。ハンドオーバ実行フェーズでは、第2のネットワーク内の基地局コントローラは、端末デバイスが第2のネットワークにハンドオーバされたことを検出し、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素へ、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバが完了されたことを示す情報を送信する。例として、図1に示されるワイヤレス通信システムでは、第2のネットワークが、CSボイスサービスをサポートする2G/3Gネットワークであるとき、ハンドオーバ準備フェーズにおいて、MSCネットワーク要素は、RNC/BSCネットワーク要素へハンドオーバ要求(英語:handover request)メッセージを送信し、RNC/BSCネットワーク要素は、ハンドオーバ要求メッセージに基づいて、CSボイスサービスの到着のために、対応するエアインタフェースリソースを準備する。対応するエアインタフェースリソースを準備した後、RNC/BSCネットワーク要素は、MSCネットワーク要素へハンドオーバ肯定応答(英語:handover ack)メッセージを返信して、ハンドオーバ要求メッセージに応答する。MSCネットワーク要素は、MMEネットワーク要素へパケット交換-回線交換応答(英語:PS to CS response)メッセージを送信して、パケット交換-回線交換要求(英語:PS to CS request)メッセージに応答する。MMEネットワーク要素は、AMFネットワーク要素へリロケーション応答(英語:relocation response)メッセージを送信して、リロケーション要求(英語:relocation request)メッセージに応答する。AMFネットワーク要素は、NG RANデバイスへハンドオーバコマンド(英語:handover command)メッセージを送信して、NG RANデバイスに、端末デバイスを2G/3Gネットワークの宛先基地局コントローラまたは宛先セルにハンドオーバするよう命令する。NG RANデバイスは、端末デバイスへハンドオーバコマンド(英語:handover command)メッセージを送信して、端末デバイスを、2G/3Gネットワークの宛先基地局コントローラまたは宛先セルにハンドオーバされるようにトリガする。ハンドオーバ準備フェーズは終わる。ハンドオーバ実行フェーズでは、RNC/BSCネットワーク要素は、端末デバイスが2G/3Gネットワークの宛先基地局コントローラまたは宛先セルにアクセスすることを検出し得る。RNC/BSCネットワーク要素は、MSCネットワーク要素へハンドオーバ完了(英語:handover complete)メッセージを送信して、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバが完了されたことを示す。
ボイスサービスのハンドオーバが完了された後、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素は、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素へ第1のハンドオーバ完了情報を送信してよく、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第1のハンドオーバ完了情報を受信した後、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素へ第2のハンドオーバ完了情報を送信してよい。第1のハンドオーバ完了情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバが完了されたことを示すのに使われ、第2のハンドオーバ完了インジケーション情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバが完了されたことを示すのに使われるか、または第1のネットワークから第2のネットワークへの、端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバが完了されたことを示すのにさらに使われる。第1のハンドオーバ完了情報および/または第2のハンドオーバ完了情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへのボイスハンドオーバの識別子、例えば、SRVCCハンドオーバインジケーションを搬送し得る。例として、図1に示されるワイヤレス通信システムでは、RNC/BSCネットワーク要素によって送信されたハンドオーバ完了メッセージに基づいて、5Gから2G/3Gへの、端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバが完了されたと判定した後、MSCネットワーク要素は、MMEネットワーク要素へ、パケット交換-回線交換完了(英語:PS to CS complete)メッセージを送信してよい。パケット交換-回線交換完了メッセージを受信した後、MMEネットワーク要素は、AMFネットワーク要素へリロケーション完了(relocation complete)メッセージを送信してよい。パケット交換-回線交換完了メッセージとリロケーション完了メッセージの両方が、ボイスサービスのハンドオーバが完了されたことを示すのに使われるSRVCCハンドオーバインジケーションを搬送し得る。ボイスサービスのハンドオーバが完了された後、端末デバイスは、登録要求を送信することによって2G/3Gネットワークにさらに登録されてよい。特に、ボイスサービスのハンドオーバが完了されたと判定した後、端末デバイスは、経路エリア更新要求(英語:Route Area Update request、略してRAU request)および/またはアタッチ要求(英語:attach request)をSGSNネットワーク要素へ送信してよい。
本出願の本実施形態では、端末デバイスのボイスサービスは、第1のネットワークと第3のネットワークとの間の通信および第3のネットワークと第2のネットワークとの間の通信を通して第1のネットワークから第2のネットワークにハンドオーバされることが可能であり、第1のネットワーク内の端末デバイスはボイスサービスを実装することができないという問題を解決することが認識されよう。さらに、端末デバイスは、第1のネットワークのセルから第2のネットワークのセルに直接ハンドオーバされて、第2のネットワーク内でボイスサービスを実行してよく、第3のネットワークのセルに最初にハンドオーバされる必要はない。例えば、端末デバイスは、5Gセルから2G/3Gセルに直接ハンドオーバされ、4Gセルに最初にハンドオーバされる必要はない。
任意選択の実施形態では、ハンドオーバを実施するとき、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素は、端末デバイスについての情報を使う必要もある。したがって、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、情報を取得し、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素を使うことによって、情報を、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素へ送信してよい。したがって、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素は、端末デバイスについての情報に基づいて、ボイスサービスのハンドオーバを実施する。端末デバイスについての情報は、端末デバイスの階級値(英語:classmark)、端末デバイスによってサポートされるコーデック(英語:supported codec)についての情報、および端末デバイスのボイスサービスを第2のネットワークにハンドオーバするのに使われる加入情報という情報のうちの1つまたは複数を含み得る。端末デバイスの階級値は特に、端末デバイスの階級値2および/または階級値3を含み得る。端末デバイスによってサポートされるコーデックについての情報は特に、端末デバイスによってサポートされるCSボイスサービスのコーデックについての情報であってよい。加入情報は特に、相関移動局統合サービスデジタルネットワーク(英語:correlation-mobile station Integrated Services Digital Network、略してC-MSISDN)および/またはSRVCCのためのセッション転送番号(session transfer number for SRVCC、略してSTN-SR)を含み得る。端末デバイスについての情報は、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素によって取得され得る。例えば、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、端末デバイスについての情報を、第1のネットワーク内の統合データ管理機能ネットワーク要素または加入データレジスタ(例えば、UDM/HSS)から取得し得る。第1のネットワーク内の加入データレジスタは、端末デバイスの元の加入情報(C-MSISDNおよび/またはSTN-SRを含む)を記憶し、元の加入情報を、端末デバイスが第1のネットワークに登録される処理において、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素へ送信してよい。第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、加入情報を記憶する。端末デバイスがIMSネットワークへの登録手順を実施すると、IMSネットワーク内のアプリケーションサーバ(例えば、SCC AS)は、更新されたSTN-SRを取得する。更新されたSTN-SRは、アプリケーションサーバによって生成されるか、またはアクセス転送制御機能ネットワーク要素によって生成され、アプリケーションサーバへ送信され得る。アプリケーションサーバは、更新されたSTN-SRを第1のネットワーク内の加入データレジスタへ送信し、第1のネットワーク内の加入データレジスタは、更新されたSTN-SRが、当初記憶された加入情報の中のSTN-SRと同じであるかどうかを判定し、更新されたSTN-SRが、当初記憶された加入情報の中のSTN-SRとは異なる場合、更新されたSTN-SRを第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素へ送信する。第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、当初記憶されたSTN-SRを、更新されたSTN-SRで置き換え、更新されたSTN-SRを加入データの一部として使う。
例えば、図1に示されるワイヤレス通信システムでは、AMFネットワーク要素によってMMEネットワーク要素へ送信されるリロケーション要求メッセージ、およびMMEネットワーク要素によってMSCネットワーク要素へ送信されるパケット交換-回線交換要求メッセージは、端末デバイスについての情報、すなわち、階級値、サポートされるコーデックについての情報、STN-SR、およびC-MSISDNをさらに搬送する。MSCネットワーク要素は、端末デバイスについての情報に基づいて、端末デバイスのボイスサービスを2G/3Gネットワークにハンドオーバする。
本出願の本実施形態では、第1の情報を受信した後、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素から、端末デバイスの第3のネットワークのセッション情報をさらに取得し、第3のネットワークのセッション情報を、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素へ送信し得る。第3のネットワークのセッション情報は、分離の後で取得される、第3のネットワーク内のボイスサービスのセッション管理(英語:session management、略してSM)コンテキスト(英語:context)および/または分離の後で取得される、第3のネットワーク内の非ボイスサービスのSMコンテキスト情報を含む。第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、受信された情報に基づいて、対応する動作を実施する。以下は、実施形態を使うことによって、説明を行う。
図3を参照すると、本願の一実施形態は、ボイスサービスのネットワークハンドオーバ方法の別の方法実施形態を提供する。この実施形態は、図1に示されているワイヤレス通信システムに特に適用され得る。
この実施形態は、以下のステップを含む。
301.第1のネットワーク内のアクセスネットワークデバイスが第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素に第1の情報を送信し、それに応じて、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第1のネットワーク内のアクセスネットワークデバイスから第1の情報を受信し、第1の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバを示すために使用される。
301の関連の内容については、図2に対応する実施形態における201の説明を参照されたい。詳細は、本明細書には再度記載されていない。
302.第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第1の情報に基づいて第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素から端末デバイスの第3のネットワークにおけるSMコンテキスト情報を取得する。
303.第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第2の情報および取得された端末デバイスの第3のネットワークにおけるSMコンテキスト情報を、第1の情報に基づいて第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素に送信し、それに応じて、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第2の情報および端末デバイスの第3のネットワークにおけるSMコンテキスト情報を第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素から受信する。
第2の情報を送信する関連の内容については、図2に対応する実施形態における202の説明を参照されたい。詳細は、本明細書には再度記載されていない。以下は、302および303におけるセッション管理コンテキストを取得し送信するプロセスについて特に記載している。
本願のこの実施形態では、端末デバイスの第3のネットワークにおけるSMコンテキスト情報を第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素から取得する動作を実施することができるように、端末デバイスは第1のネットワークから第2のネットワークへハンドオーバされることを必要とすると、第1の情報に基づいて判定される。以下は、端末デバイスの第3のネットワークにおけるSMコンテキスト情報を取得する例示的な場合について記載している。
第1の場合には、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素は、分離動作を実施せず、未分離の端末デバイスの第3のネットワークにおけるSMコンテキスト情報が、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素から取得される。
第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素に、SMコンテキスト情報を取得するために使用される要求、例えば、SMコンテキスト要求またはSMコンテキストサービス呼出し要求を送信する。第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素は、端末デバイスの第3のネットワークにおけるSMコンテキスト情報を取得し、端末デバイスの第3のネットワークにおけるSMコンテキスト情報を第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素に返す。第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、受信された端末デバイスの第3のネットワークにおけるSMコンテキスト情報を第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素に送信する。端末デバイスの第3のネットワークにおけるSMコンテキスト情報は、端末デバイスの第3のネットワークにおけるボイスサービスのSMコンテキスト情報および非ボイスサービスのSMコンテキスト情報を含む。端末デバイスの第3のネットワークにおけるSMコンテキスト情報は、端末デバイスの第1のネットワークにおけるSMコンテキスト情報に基づいて取得され得る。一例として、図1に示されている通信システムでは、AMFネットワーク要素がSMコンテキスト要求をSMFネットワーク要素に送信し、SMFネットワーク要素は、SMコンテキスト要求を受信し、SMFネットワーク要素によって記憶されている端末デバイスの4GネットワークにおけるSMコンテキスト情報を取得し、端末デバイスの4GネットワークにおけるSMコンテキスト情報をAMFネットワーク要素に送信する。端末デバイスの4GネットワークにおけるSMコンテキスト情報を受信した後、AMFネットワーク要素は、SMコンテキスト情報をMMEネットワーク要素に転送する。端末デバイスの4GネットワークにおけるSMコンテキスト情報および第2の情報は共に、MMEネットワーク要素に送信されるリロケーション要求メッセージ内で搬送され得る。端末デバイスの4GネットワークにおけるSMコンテキスト情報は、端末デバイスの5GネットワークにおけるSMコンテキスト情報に基づいて取得される。
第2の場合には、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素は、端末デバイスの第3のネットワークにおけるSMコンテキスト情報に対して分離動作を実施し、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素から、分離後取得されるボイスサービスおよび/または非ボイスサービスのSMコンテキスト情報を取得する。
第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素に第3の情報を送信する。第3の情報は、SMコンテキスト要求、SMコンテキストサービス呼出し要求、またはSMコンテキスト情報を取得するために使用される別の要求内で搬送され得、第3の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバを示すために使用される。第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素は、第3の情報に基づいて端末デバイスの第3のネットワークにおけるSMコンテキスト情報に対して分離動作を実施し、分離後取得されるセッション情報を取得し、分離後取得されるセッション情報は、端末デバイスの第3のネットワークにおけるボイスサービスのSMコンテキスト情報および/または端末デバイスの第3のネットワークにおける非ボイスサービスのSMコンテキスト情報を含み、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素に、分離後取得されるセッション情報を送信する。
第1の情報および第2の情報と同様に、第3の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバを示すために特に使用され得、第1のネットワークから第2のネットワークへのボイスハンドオーバの第3の識別子、および/または第2のネットワークのターゲット識別子を含み得る。分離されたSMコンテキスト情報は、メッセージ内で搬送されず、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素に直接送信されてもよく、または、SMコンテキスト応答(英語:SM context response)、セッションコンテキストサービス呼出し応答、または別のメッセージ内で搬送され、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素に送信されてもよい。端末デバイスの第3のネットワークにおけるSMコンテキスト情報は、セッション管理ネットワーク要素によって、端末デバイスの第1のネットワークにおけるSMコンテキスト情報に基づいて取得され得る。
一例として、図1に示されている通信システムでは、AMFネットワーク要素は、SMFネットワーク要素にSMコンテキスト要求を送信する。SMコンテキスト要求は、SRVCCハンドオーバインジケーションを搬送する。SMFネットワーク要素は、SRVCCハンドオーバインジケーションに従って、SMFネットワーク要素によって記憶されている端末デバイスの4GネットワークにおけるSMコンテキスト情報を取得し、端末デバイスの4GネットワークにおけるSMコンテキスト情報に対して分離動作を実施し、分離されたSMコンテキスト情報を取得し、分離されたSMコンテキスト情報は、端末デバイスの4GネットワークにおけるボイスサービスのSMコンテキスト情報、および/または端末デバイスの4Gネットワークにおける非ボイスサービスのSMコンテキスト情報を含んでおり、分離されたSMコンテキスト情報をAMFネットワーク要素に送信する。AMFネットワーク要素は、分離されたSMコンテキスト情報を受信した後、分離されたSMコンテキスト情報をMMEネットワーク要素に転送する。分離されたSMコンテキスト情報および第2の情報は共に、MMEネットワーク要素に送信されるリロケーション要求メッセージ内で搬送され得る。端末デバイスの4GネットワークにおけるSMコンテキスト情報は、端末デバイスの5GネットワークにおけるSMコンテキスト情報に基づいて取得され得る。
304.第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第2の情報および端末デバイスの第3のネットワークにおけるSMコンテキスト情報に基づいて、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素にハンドオーバ要求を送信し、ハンドオーバ要求は、第2のネットワークへの端末デバイスのボイスサービスをハンドオーバするために使用される。
第2の情報に加えて、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、端末デバイスの第3のネットワークにおけるSMコンテキスト情報をさらに受信し、端末デバイスの第3のネットワークにおけるSMコンテキスト情報に基づいて、対応する異なる動作を実施する。説明は、下記で別途提供されている。
第1の場合には、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第2の情報および未分離の端末デバイスの第3のネットワークにおけるSMコンテキスト情報を受信する。
第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、未分離の端末デバイスの第3のネットワークにおけるSMコンテキスト情報に対して分離動作を実施し、分離後取得される端末デバイスの第3のネットワークにおけるボイスサービスのSMコンテキスト情報を取得し、ボイスサービスのSMコンテキスト情報および第2の情報に基づいて、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバを判定し、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素にハンドオーバ要求を送信する。例えば、MMEネットワーク要素が未分離の端末デバイスの4GネットワークにおけるSMコンテキスト情報およびSRVCCハンドオーバインジケーションを受信する場合、MMEネットワーク要素は、端末デバイスの4GネットワークにおけるSMコンテキスト情報に対して分離動作を実施し、分離後取得される端末デバイスの4GネットワークにおけるボイスサービスのSMコンテキスト情報を取得し、4GネットワークにおけるボイスサービスのSMコンテキスト情報およびSRVCCハンドオーバインジケーションに基づいて、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバを判定し、パケット交換-回線交換要求メッセージをMSCネットワーク要素に送信する。
第2の場合には、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第2の情報および分離後取得される端末デバイスの第3のネットワークにおけるボイスサービスのSMコンテキスト情報を受信する。
第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第2の情報および分離後取得される端末デバイスの第3のネットワークにおけるボイスサービスのSMコンテキスト情報に基づいて、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバを判定し、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素にハンドオーバ要求を送信する。
第3の場合には、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第2の情報および分離後取得される端末デバイスの第3のネットワークにおける非ボイスサービスのSMコンテキスト情報を受信する。
第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第2の情報に基づいて、第2のネットワークへの端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバを判定し、端末デバイスの第3のネットワークにおける非ボイスサービスのSMコンテキスト情報に基づいて、第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバを判定する。換言すれば、端末デバイスのボイスサービスが第1のネットワークから第2のネットワークへハンドオーバされるとき、端末デバイスの非ボイスサービスは、第1のネットワークから第2のネットワークへ同期的にハンドオーバされることを必要とする。したがって、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素にハンドオーバ要求を送信し、第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバをトリガする。
例えば、MMEネットワーク要素が、分離後取得される端末デバイスの4Gネットワークにおける非ボイスサービスのSMコンテキスト情報、およびSRVCCハンドオーバインジケーションを受信した場合、MMEネットワーク要素は、SRVCCハンドオーバインジケーションに従って、端末デバイスのボイスサービスが2G/3Gネットワークへハンドオーバされることを必要とすると判定し、4Gネットワークにおける非ボイスサービスのSMコンテキスト情報に基づいて、端末デバイスの非ボイスサービスが、2G/3Gネットワークへ端末デバイスのボイスサービスをハンドオーバするプロセスにおいて2G/3Gネットワークへハンドオーバされることを必要とすると判定し得る。2G/3GネットワークへのボイスサービスのハンドオーバをトリガするためにMSCネットワーク要素にパケット交換-回線交換要求メッセージを送信することに加えて、MMEネットワーク要素は、2G/3Gネットワークへの非ボイスサービスのハンドオーバをトリガするために、SGSNネットワーク要素に転送リロケーション要求(英語:forward relocation request)をさらに送信する。
第4の場合には、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第2の情報と、分離後取得される端末デバイスの第3のネットワークにおける非ボイスサービスのSMコンテキスト情報と、分離後取得される端末デバイスの第3のネットワークにおけるボイスサービスのSMコンテキスト情報とを受信する。
第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第2の情報および分離後取得される端末デバイスの第3のネットワークにおけるボイスサービスのSMコンテキスト情報に基づいて、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバを判定し、端末デバイスの第3のネットワークにおける非ボイスサービスのSMコンテキスト情報に基づいて、第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバを判定する。第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素にハンドオーバ要求を送信し、第2のネットワークへ端末デバイスの非ボイスサービスをハンドオーバする動作をトリガする。第4の場合の関連の内容については、第2の場合および第3の場合の説明を参照されたい。詳細は、本明細書には再度記載されていない。
305.第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素は、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素によって送信されたハンドオーバ要求を受信し、ハンドオーバ要求に基づいて第2のネットワークへ端末デバイスのボイスサービスをハンドオーバする。
305の関連の内容については、図2に対応する実施形態における204の説明を参照されたい。詳細は、本明細書には再度記載されていない。
従来技術における端末デバイスのネットワークハンドオーバプロセスでは、ソースネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素が、ソースネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素から端末デバイスのSMコンテキスト情報を取得し、端末デバイスのSMコンテキスト情報がソースネットワークからターゲットネットワークへハンドオーバされるように、取得されたSMコンテキスト情報をターゲットネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素に送信することを必要とする。しかし、前述の実施形態では、端末デバイスはCSボイスサービスをサポートする第2のネットワークへハンドオーバされることになるので、端末デバイスの第1のネットワークにおける元のPSボイスサービスのSMコンテキスト情報は、第2のネットワークにおけるCSボイスサービスのSMコンテキスト情報をマッピングまたは生成するために直接使用されることが可能でない。したがって、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、ボイスサービスのSMコンテキスト情報を第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素から取得することを必要としない。さらに、ネットワークは、デフォルトで、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないことを構成し得るので、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、非ボイスサービスのSMコンテキスト情報をセッション管理ネットワーク要素から取得することを必要としない。結論として、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素から端末デバイスのSMコンテキスト情報を取得する動作をスキップしてよく、または、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素は、端末デバイスにSMコンテキスト情報を送信する動作をスキップし、シグナリングオーバーヘッドを低減してもよい。詳細は下記に記載されている。
任意選択の実施形態では、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、ハンドオーバが第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバであるかどうか判定し、第2のネットワークは、CSボイスサービスをサポートするネットワークである。ハンドオーバが第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバである場合、302における第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素から端末デバイスの第3のネットワークにおけるSMコンテキスト情報を取得する動作をスキップする。そして、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素からSMコンテキスト情報を受信しないことになる。例えば、図5に示されているように、AMFネットワーク要素は、NG RANデバイスからハンドオーバ要求メッセージを受信し、ハンドオーバ要求メッセージ内で搬送された第1の情報がターゲット2G/3Gセル識別子またはターゲットRNC/BSC識別子である場合、AMFネットワーク要素は、ハンドオーバが5Gネットワークから2G/3Gネットワークへの端末デバイスのハンドオーバであり、したがって、SMコンテキスト要求をSMFネットワーク要素に送信する動作をスキップすると判定する。設計では、デフォルトでネットワーク構成を通じて、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバがボイスサービスの連続性を確保するためのものであると考えてもよい。換言すれば、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、端末デバイスが第2のネットワークへハンドオーバされることになると判定することだけを必要とし、ハンドオーバが第1のネットワークから第2のネットワークへのボイスサービスのハンドオーバであると判定することを必要としない、換言すれば、端末デバイスの第3のネットワークにおけるSMコンテキスト情報を取得する動作をスキップしてよい。
さらに、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、ハンドオーバがボイスサービスのハンドオーバであると判定する、換言すれば、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバを判定し、したがって、端末デバイスの第3のネットワークにおけるSMコンテキスト情報を取得する動作をスキップしてもよい。
別の任意選択の実施形態では、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされるかどうか判定し、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされない場合、302における第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素から端末デバイスの第3のネットワークにおけるSMコンテキスト情報を取得する動作をスキップし、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素によって返されるSMコンテキスト情報を受信しない。第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされるかどうかは、端末デバイス、第1のネットワーク内のデバイス、第2のネットワーク内のデバイス、および第3のネットワーク内のデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数が、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバをサポートするかどうかを示し得る。例えば、AMFネットワーク要素は、5Gネットワークから2G/3Gネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバをサポートするように、端末デバイス、AMFネットワーク要素、MMEネットワーク要素、およびMSCネットワーク要素が互いに協働するかどうか判定する。5Gネットワークから2G/3Gネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされる場合、AMFネットワーク要素は、SMコンテキスト要求をSMFネットワーク要素に送信し、SMコンテキスト要求は、第3の情報を搬送し得、5Gネットワークから2G/3Gネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされない場合、AMFネットワーク要素は、SMコンテキスト要求を送信する動作をスキップする。さらに、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされるかどうかは、第1のネットワークから第2のネットワークへの非ボイスサービスのハンドオーバの実行が第1のネットワークから第2のネットワークへ端末デバイスのボイスサービスをハンドオーバするプロセスにおいてサポートされるかどうかを意味し得る。例えば、AMFネットワーク要素は、5Gネットワークから2G/3Gネットワークへの端末デバイスのボイスサービスをハンドオーバするプロセスにおいて2G/3Gネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバの実行をサポートするように、端末デバイス、AMFネットワーク要素、MMEネットワーク要素、およびMSCネットワーク要素が互いに協働するかどうか判定する。
それに応じて、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素は、SMコンテキスト情報を送信する動作をスキップし得る。詳細は下記に記載されている。
任意選択の実施形態では、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素は、第3の情報が受信されたかどうかに応じて、ハンドオーバが第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバであるかどうか判定し得、第2のネットワークは、CSボイスサービスをサポートするネットワークである。ハンドオーバが第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバである場合、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素は、SMコンテキスト情報を第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素に送信する動作をスキップしてもよく、換言すれば、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素は、SMコンテキスト情報を第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素に送らず、または、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素は、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素に、SMコンテキスト情報なしのメッセージを送信する。例えば、SMFネットワーク要素は、SMコンテキスト要求またはSMコンテキストサービス呼出し要求を受信し、SMコンテキスト要求またはSMコンテキストサービス呼出し要求が第3の情報を搬送している場合、SMFネットワーク要素は、SMコンテキスト情報をAMFネットワーク要素に送らず、またはAMFネットワーク要素にSMコンテキスト情報なしのメッセージを送信する。
別の任意選択の実施形態では、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされるかどうか判定し得、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされない場合、SMコンテキスト情報を第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素に送信する動作をスキップしてもよく、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされる場合、SMコンテキスト情報を第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素に送信し、SMコンテキスト情報は、非ボイスサービスのSMコンテキスト情報を含む。さらに、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされるかどうか判定することは、さらに具体的には、第1のネットワークから第2のネットワークへの非ボイスサービスのハンドオーバの実行が第1のネットワークから第2のネットワークへ端末デバイスのボイスサービスをハンドオーバするプロセスにおいてサポートされるかどうか判定することであってよい。さらに、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされるかどうかは、端末デバイス、第1のネットワーク内のデバイス、第2のネットワーク内のデバイス、および第3のネットワーク内のデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数が第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバをサポートするかどうかを示し得る。例えば、SMFネットワーク要素は、5Gネットワークから2G/3Gネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバをサポートするように、端末デバイス、AMFネットワーク要素、MMEネットワーク要素、およびMSCネットワーク要素が互いに協働するかどうか判定し、5Gネットワークから2G/3Gネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされる場合、SMコンテキスト情報をAMFネットワーク要素に送信し、5Gネットワークから2G/3Gネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされない場合、SMコンテキスト情報を送信する動作をスキップする。
端末デバイスが第1のネットワークから第2のネットワークへのハンドオーバのプロセスにおいて非ボイスサービスの同期ハンドオーバをサポートしない場合、非ボイスサービスのSMコンテキスト情報は、第2のネットワークにハンドオーバされることが可能でない。第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスによって実施される登録エリア更新手順の実行がサポートされない場合、非ボイスサービスのSMコンテキスト情報は、第2のネットワークに転送されることが可能でない。したがって、本願のこの実施形態では、第1のネットワークのネットワークリソースの占有を解放するために、非ボイスサービスのSMコンテキスト情報の使用可能性に基づいて、非ボイスサービスのSMコンテキスト情報に対して消去動作または中断動作が実施されてもよい。以下は、一実施形態を使用することによって説明を提供する。
図4を参照すると、本願の一実施形態は、ボイスサービスのネットワークハンドオーバ方法の別の方法実施形態を提供する。この実施形態は、図1に示されているワイヤレス通信システムに特に適用され得る。
この実施形態は、以下のステップを含む。
401.第1のネットワーク内のアクセスネットワークデバイスが、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素に第1の情報を送信し、それに応じて、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第1のネットワーク内のアクセスネットワークデバイスから第1の情報を受信し、第1の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバを示すために使用される。
401の関連の内容については、図2に対応する実施形態における201の説明を参照されたい。詳細は、本明細書には再度記載されていない。
402.第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第1の情報に基づいて第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素に第3の情報を送信する。
第3の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバを示すために使用される。さらに、第3の情報は、ボイスサービスのハンドオーバ、すなわち、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバを示すために使用される。
403.第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素は、第3の情報に基づいて、端末デバイスの第1のネットワークの非ボイスサービスおよび/または端末デバイスの第3のネットワークの非ボイスサービスを中断する。
端末デバイスの第1のネットワークの非ボイスサービスを中断することは、端末デバイスの第1のネットワークにおける非ボイスサービスのSMコンテキスト情報を中断すること、および別の動作を含む。端末デバイスの第1のネットワークにおける非ボイスサービスのSMコンテキスト情報を中断する前に、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素は、端末デバイスの第1のネットワークにおけるSMコンテキスト情報に対して分離動作をさらに実施し得、分離後取得される端末デバイスの第1のネットワークにおける非ボイスサービスのSMコンテキスト情報を取得する。端末デバイスの第3のネットワークの非ボイスサービスを中断することは、端末デバイスの第3のネットワークにおける非ボイスサービスのSMコンテキスト情報を中断すること、および別の動作を含む。端末デバイスの第3のネットワークの非ボイスサービスのSMコンテキスト情報を中断する前に、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素は、端末デバイスの第3のネットワークにおけるSMコンテキスト情報に対して分離動作をさらに実施し得、分離後取得される端末デバイスの第3のネットワークにおける非ボイスサービスのSMコンテキスト情報を取得する。
非ボイスサービスを中断することは、非ボイスサービスのSMコンテキストのすべてまたは一部を予約し、消去しないこと、例えば、非ボイスサービスに関連するすべてのサービスフローを予約すること、または、非ボイスサービスに関連する非保証ビットレート(non-Guaranteed Bit Rate、略して非GBR)フローを予約し、非ボイスサービスに関連する保証ビットレート(Guaranteed Bit Rate、略してGBR)フローを消去することを指す。非ボイスサービスのSMコンテキストのすべてまたは一部を予約し、消去しないことに加えて、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、非ボイスサービスを中断するための手順を完了するために何らかの対応する動作をさらに実施し得ることに留意されたい。例えば、動作は、それだけには限らないが、各中断された非ボイスサービスフローを中断状態に設定すること、中断通知をユーザプレーン機能ネットワーク要素に送信すること、端末デバイスのために第1のネットワークによって確立されたユーザプレーンリソースを解放することをトリガすること、中断通知をポリシーおよび課金機能ネットワーク要素に送信することを含む。中断通知を受信した後、ユーザプレーン機能ネットワーク要素は、中断された非ボイスサービスフローのデータパケットをバッファまたは破棄してよい。中断通知を受信した後、ポリシー課金機能ネットワーク要素は、対応するトラフィック統計収集を実施し、または、サービスサーバがダウンリンク非ボイスサービスのデータパケットを送信することを休止することができるように、対応する非ボイスサービスのサービスサーバに中断通知を送ってもよい。
任意選択の実施形態では、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素が、端末デバイスの第1のネットワークの非ボイスサービス、および/または端末デバイスの第3のネットワークの非ボイスサービスを中断する前に、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされるかどうか判定し、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされない場合、端末デバイスの第1のネットワークの非ボイスサービス、および/または端末デバイスの第3のネットワークの非ボイスサービスを中断し、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされる場合、端末デバイスの第1のネットワークの非ボイスサービス、および/または端末デバイスの第3のネットワークの非ボイスサービスを中断することをスキップし得る。さらに、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされるかどうか判定することは、特に、第1のネットワークから第2のネットワークへ端末デバイスのボイスサービスをハンドオーバするプロセスにおいて、第1のネットワークから第2のネットワークへの非ボイスサービスのハンドオーバの実行がサポートされるかどうか判定することであり得る。第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされるかどうかは、端末デバイス、第1のネットワーク内のデバイス、第2のネットワーク内のデバイス、および第3のネットワーク内のデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数が第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバをサポートするかどうかを示し得る。例えば、SMFネットワーク要素は、5Gネットワークから2G/3Gネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバをサポートするために、UE、AMFネットワーク要素、MMEネットワーク要素、およびMSCネットワーク要素が互いに協働するかどうか判定する。
別の任意選択の実施形態では、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素が、端末デバイスの第1のネットワークの非ボイスサービス、および/または端末デバイスの第3のネットワークの非ボイスサービスを中断する前に、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素は、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされるかどうか判定し、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされる場合、端末デバイスの第1のネットワークの非ボイスサービス、および/または端末デバイスの第3のネットワークの非ボイスサービスを中断する。第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされるかどうか判定することは、特に、第2のネットワークにおける端末デバイスのボイスサービスが終了した後で、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされるかどうか判定することであり得る。第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされるかどうかは、端末デバイス、第1のネットワーク内のデバイス、第2のネットワーク内のデバイス、および第3のネットワーク内のデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数が第2のネットワークから第1のネットワークへ復帰することをサポートするかどうかを意味し得る。例えば、SMFネットワーク要素は、5Gネットワークから2G/3Gネットワークへの端末デバイスの復帰をサポートするために、UE、AMFネットワーク要素、MMEネットワーク要素、およびMSCネットワーク要素が互いに協働するかどうか判定する。
404.第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第1の情報に基づいて第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素に第2の情報を送信し、それに応じて、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素から第2の情報を受信し、第2の情報は、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素に、ハンドオーバ要求を第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素に送信するように命令するために使用される。
405.第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第2の情報に基づいて第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素にハンドオーバ要求を送信する。
406.第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素は、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素によって送信されたハンドオーバ要求を受信し、ハンドオーバ要求に基づいて第2のネットワークに端末デバイスのボイスサービスをハンドオーバする。
ボイスサービスのハンドオーバが完了した後、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素は、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素に第1のハンドオーバ完了情報を送信し得、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第1のハンドオーバ完了情報を受信した後、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素に第2のハンドオーバ完了情報を送信し得る。
404、405、および406の関連の内容については、図2に対応する実施形態における202、203、および204の説明を参照されたい。詳細は、本明細書には再度記載されていない。402および404を実施する順序は限定されない。例えば、402は、404の前に実施されてもよく、または404は、402の前に実施されてもよい。
407.第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバが完了した後、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素は、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素におけるSMコンテキスト情報を消去および/または中断する。詳細は下記に記載されている。
第1の場合には、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素にSMコンテキスト情報を消去するように命令する。
具体的には、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバが完了したと判定した後、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素にセッション消去要求を送信し、セッション消去要求は、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素に、端末デバイスの第1のネットワークのセッションおよび/または端末デバイスの第3のネットワークのセッションを消去するように要求するために使用される。第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素は、セッション消去要求に基づいて、端末デバイスの第1のネットワークのセッションおよび/または端末デバイスの第3のネットワークのセッションを消去する。例えば、2G/3Gネットワークへの端末デバイスのハンドオーバが完了したと判定した後、AMFネットワーク要素は、プロトコルデータユニットPDU(英語:Protocol Data Unit、略してPDU)セッション解放(英語:session release)メッセージをSMFネットワーク要素に送信し、または、SMFネットワーク要素からセッション消去/更新サービスを呼出し、端末デバイスの5GPDUセッションおよび/もしくは4Gネットワークのパケットデータネットワーク(英語:packet-switched data network、略してPDN)セッションを消去するようにSMFネットワーク要素をトリガする。SMFネットワーク要素は、PDUセッション解放メッセージに基づいて、またはSMFネットワーク要素からセッション消去/更新サービスを呼出すことによって、端末デバイスの5G SMコンテキスト情報および/または4G SMコンテキスト情報を消去する。本明細書では、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素が端末デバイスに関連するSMコンテキスト情報を消去することは、単にセッション消去手順のいくつかの動作であり、SMFは、セッション消去手順を完了するための別の動作、例えば、UEに割り当てられたIPアドレスを解放すること、対応するユーザプレーンリソースを消去するように命令すること、およびセッション解放が完了したかどうかAMFネットワーク要素に通知することを実施することをさらに必要とし得ることに留意されたい。これは、本明細書で限定されない。設計では、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素から受信された第2のハンドオーバ完了情報に基づいて、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバが完了したと判定し得る。例えば、AMFは、MMEネットワーク要素から受信されたリロケーション完了メッセージに基づいて、5Gネットワークから2G/3Gネットワークへの端末デバイスのハンドオーバが完了したと判定し得る。
別の設計では、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素が第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素にセッション消去要求を送信するとき、セッション消去要求は、なぜセッションが消去されるか理由についての情報をさらに搬送し得、この原因情報は、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素に、なぜ端末デバイスのセッションが消去されるか特定の理由を示すために使用される。例えば、原因情報は、それだけには限らないが第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバが完了したことを示す情報、または第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバを示す情報を含み得る。第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバが完了したことを示す情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバが完了したことを示す情報を含み得、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバを示す情報は、ボイスサービスなどにより第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバを示す情報を含み得る。第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素によるセッション消去要求内の原因情報に基づく端末デバイスのセッションを消去する動作についての情報については、前述の説明を参照されたい。
第2の場合には、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素に、ハンドオーバが完了したことを示す第4の情報を送信し、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素は、第4の情報に基づいてSMコンテキスト情報を消去する。
第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素に第4の情報を送信し、第4の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバが完了したことを示すために使用される。第4の情報は、さらに具体的には、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバが完了したことを示すために使用される。第4の情報を受信した後、第4の情報に基づいて第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバが完了したと判定した後で、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素は、端末デバイスの第1のネットワークにおけるSMコンテキスト情報および/または第3のネットワークにおけるSMコンテキスト情報を消去する。端末デバイスの第1のネットワークにおけるSMコンテキスト情報を消去することは、端末デバイスの第1のネットワークにおけるボイスサービスのSMコンテキスト情報、および/または端末デバイスの第1のネットワークにおける非ボイスサービスのSMコンテキスト情報を消去することを含む。端末デバイスの第3のネットワークにおけるSMコンテキスト情報を消去することは、端末デバイスの第3のネットワークにおけるボイスサービスのSMコンテキスト情報、および/または端末デバイスの第3のネットワークにおける非ボイスサービスのSMコンテキスト情報を消去することを含む。端末デバイスの第1のネットワークにおけるSMコンテキスト情報を消去する前に、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素は、第3の情報または第4の情報に基づいて端末デバイスの第1のネットワークにおけるSMコンテキスト情報に対して分離動作をさらに実施し得、分離後取得される端末デバイスの第1のネットワークにおけるボイスサービスのSMコンテキスト情報および/または非ボイスサービスにおけるSMコンテキスト情報を取得する。端末デバイスの第3のネットワークにおけるSMコンテキスト情報を消去する前に、第3のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素は、第3の情報または第4の情報に基づいて端末デバイスの第3のネットワークにおけるSMコンテキスト情報に対して分離動作をさらに実施し得、分離後取得される端末デバイスの第3のネットワークにおけるボイスサービスのSMコンテキスト情報および/または非ボイスサービスのSMコンテキスト情報を取得する。
任意選択の実施形態では、端末デバイスの第1のネットワークにおける非ボイスサービスのSMコンテキスト情報、および/または端末デバイスの第3のネットワークにおける非ボイスサービスのSMコンテキスト情報を消去する前に、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされるかどうかさらに判定し、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされない場合、消去動作を実施し、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされる場合、消去動作をスキップし得る。さらに、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされるかどうか判定することは、さらに具体的には、第1のネットワークから第2のネットワークへの非ボイスサービスのハンドオーバの実行が第1のネットワークから第2のネットワークへ端末デバイスのボイスサービスをハンドオーバするプロセスにおいてサポートされるかどうか判定することであり得る。第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされるかどうかは、端末デバイス、第1のネットワーク内のデバイス、第2のネットワーク内のデバイス、および第3のネットワーク内のデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数が第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバをサポートするかどうか示し得る。例えば、SMFネットワーク要素は、5Gネットワークから2G/3Gネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバをサポートするように、端末デバイス、AMFネットワーク要素、MMEネットワーク要素、およびMSCネットワーク要素が互いに協働するかどうか判定する。
別の任意選択の実施形態では、端末デバイスの第1のネットワークにおける非ボイスサービスのSMコンテキスト情報、および/または端末デバイスの第3のネットワークにおける非ボイスサービスのSMコンテキスト情報を消去する前に、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素は、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされるかどうかさらに判定し、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされない場合、消去動作を実施し、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされる場合、消去動作をスキップし得る。第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされるかどうか判定することは、さらに具体的には、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰が第2のネットワークにおける端末デバイスのボイスサービスが終了した後、サポートされるかどうか判定することであり得る。第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされるかどうかは端末デバイス、第1のネットワーク内のデバイス、第2のネットワーク内のデバイス、および第3のネットワーク内のデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数が第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰をサポートするかどうかを意味し得る。例えば、SMFネットワーク要素は、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰をサポートするように、端末デバイス、AMFネットワーク要素、MMEネットワーク要素、およびMSCネットワーク要素が互いに協働するかどうか判定する。
第3の場合には、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素に、ハンドオーバが完了したことを示す第4の情報を送信し、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素は、第4の情報に基づいて端末デバイスの非ボイスサービスを中断する。
第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素に第4の情報を送信し、第4の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバが完了したことを示すために使用される。第4の情報は、さらに具体的には、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバが完了したことを示すために使用される。第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素は、第4の情報を受信した後、第1のネットワークの非ボイスサービスおよび/または第3のネットワーク端末デバイスの非ボイスサービスを中断する。
端末デバイスの第1のネットワークの非ボイスサービスを中断することは、端末デバイスの第1のネットワークにおける非ボイスサービスのSMコンテキスト情報を中断すること、および別の動作を含む。第1のネットワークにおける非ボイスサービスのSMコンテキスト情報を中断する前に、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素は、第3の情報または第4の情報に基づいて端末デバイスの第1のネットワークにおけるSMコンテキスト情報に対して分離動作をさらに実施し、分離後取得される端末デバイスの第1のネットワークにおける非ボイスサービスのSMコンテキスト情報を取得し得る。端末デバイスの第3のネットワークの非ボイスサービスを中断することは、端末デバイスの第3のネットワークにおける非ボイスサービスのSMコンテキスト情報を中断すること、および別の動作を含む。第3のネットワークにおける非ボイスサービスのSMコンテキスト情報を中断する前に、第3のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素は、第3の情報または第4の情報に基づいて端末デバイスの第3のネットワークにおけるSMコンテキスト情報に対して分離動作をさらに実施し、分離後取得される端末デバイスの第3のネットワークにおける非ボイスサービスのSMコンテキスト情報を取得し得る。
非ボイスサービスを中断することは、非ボイスサービスのSMコンテキストのすべてまたは一部を予約し、消去しないこと、例えば、非ボイスサービスに関連するすべてのサービスフローを予約すること、または非ボイスサービスに関連する非GBRフローを予約し、非ボイスサービスに関連するGBRフローを消去することを指す。非ボイスサービスのSMコンテキストのすべてまたは一部を予約し、消去しないことに加えて、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、非ボイスサービスを中断するための手順を完了するために何らかの対応する動作をさらに実施し得ることに留意されたい。例えば、動作は、それだけには限らないが、各中断された非ボイスサービスフローを中断状態に設定すること、中断通知をユーザプレーン機能ネットワーク要素に送信すること、端末デバイスのために第1のネットワークによって確立されたユーザプレーンリソースを解放することをトリガすること、および中断通知をポリシーおよび課金機能ネットワーク要素に送信することを含む。中断通知を受信した後、ユーザプレーン機能ネットワーク要素は、中断された非ボイスフローのデータパケットをバッファまたは破棄してよい。中断通知を受信した後、ポリシー課金機能ネットワーク要素は、対応するトラフィック統計収集を実施し、または、サービスサーバがダウンリンク非ボイスサービスのデータパケットを送信することを休止することができるように、対応する非ボイスサービスのサービスサーバに中断通知を送信してもよい。
任意選択の実施形態では、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素が、端末デバイスの第1のネットワークの非ボイスサービス、および/または端末デバイスの第3のネットワークの非ボイスサービスを中断する前に、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされるかどうか判定し、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされない場合、端末デバイスの第1のネットワークの非ボイスサービス、および/または端末デバイスの第3のネットワークの非ボイスサービスを中断し、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされる場合、端末デバイスの第1のネットワークの非ボイスサービス、および/または端末デバイスの第3のネットワークの非ボイスサービスを中断することをスキップする。ハンドオーバをサポートすることの特定の意味については、403における関連の説明を参照されたい。詳細は、本明細書には再度記載されていない。
別の任意選択の実施形態では、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素が、端末デバイスの第1のネットワークの非ボイスサービス、および/または端末デバイスの第3のネットワークの非ボイスサービスを中断する前に、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素は、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされるかどうか判定し、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされる場合、端末デバイスの第1のネットワークの非ボイスサービス、および/または端末デバイスの第3のネットワークの非ボイスサービスを中断する。復帰をサポートすることの特定の意味については、403における関連の説明を参照されたい。詳細は、本明細書には再度記載されていない。
407の1つまたは複数の場合は、共に生じ得ることに留意されたい。例えば、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素は、第4の情報を受信する。第2の場合および第3の場合を参照すると、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素は、端末デバイスの非ボイスサービスを中断し、端末デバイスのボイスサービスのSMコンテキスト情報を消去する。
任意選択の実施形態では、端末デバイスのボイスサービスハンドオーバを実施するとき、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素は、端末デバイスの第2のネットワークに対応するセキュリティコンテキスト情報を使用することをさらに必要とする。したがって、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、端末デバイスの第1のネットワークのセキュリティコンテキスト情報を取得し、第1のネットワークのセキュリティコンテキスト情報に基づいて第3のネットワーク端末デバイスのセキュリティコンテキスト情報を取得し得る。第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第3のネットワークのセキュリティコンテキスト情報を第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素に送信し、例えば、第3のネットワークのセキュリティコンテキスト情報をリロケーション要求メッセージ内で搬送する。第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第3のセキュリティネットワークのセキュリティコンテキスト情報に基づいて端末デバイスの第2のネットワークのセキュリティコンテキスト情報を取得し、第2のネットワークのセキュリティコンテキスト情報を第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素に送信する。したがって、ボイスサービスハンドオーバを実施する前に、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素は、受信された第2のネットワークのセキュリティコンテキスト情報に基づいて端末デバイスに対してセキュリティ認証および許可に関連する手順を実施する。別の可能な設計では、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、端末デバイスの第1のネットワークのセキュリティコンテキスト情報をさらに取得し、第1のネットワークのセキュリティコンテキスト情報に基づいて端末デバイスの第2のネットワークのセキュリティコンテキスト情報を取得し得る。第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第2のネットワークのセキュリティコンテキスト情報を第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素に送信し、例えば、第2のネットワークのセキュリティコンテキスト情報をリロケーション要求メッセージ内で搬送する。第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第2のネットワークのセキュリティコンテキスト情報を第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素に転送する。したがって、ボイスサービスハンドオーバを実施する前に、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素は、受信された第2のネットワークのセキュリティコンテキスト情報に基づいて端末デバイスに対してセキュリティ認証および許可に関連する手順を実施する。例えば、図1に示されているワイヤレス通信システムでは、ハンドオーバ要求メッセージを受信した後、AMFネットワーク要素は、AMFネットワーク要素によって記憶されている端末デバイスの5Gネットワークのセキュリティコンテキスト情報を取得し、5Gネットワークのセキュリティコンテキスト情報に基づいて端末デバイスの4Gネットワークのセキュリティコンテキスト情報を導出し、4Gネットワークのセキュリティコンテキスト情報をリロケーション要求メッセージに追加し、リロケーション要求メッセージをMMEネットワーク要素に送信し、MMEネットワーク要素は、端末デバイスの4Gネットワークのセキュリティコンテキスト情報に基づいて端末デバイスの2G/3Gネットワークのセキュリティコンテキスト情報を導出し、端末デバイスの2G/3Gネットワークのセキュリティコンテキスト情報をパケット交換-回線交換要求に追加し、その要求をMSCネットワーク要素に送信し、MSCネットワーク要素は、UEに対して、UEの2G/3Gネットワークのセキュリティコンテキスト情報に従ってセキュリティ認証および許可に関連するプロセスを実施する。別の例では、AMFネットワーク要素は、5Gネットワークのセキュリティコンテキスト情報に基づいて端末デバイスの2G/3Gネットワークのセキュリティコンテキスト情報を導出し、2G/3Gネットワークのセキュリティコンテキスト情報をリロケーション要求メッセージに追加し、リロケーション要求メッセージをMMEネットワーク要素に送信し、MMEネットワーク要素は、セキュリティコンテキスト情報を導出することを必要とせず、その代わりに、2G/3Gネットワークのセキュリティコンテキスト情報は、パケット交換-回線交換要求内で搬送され、MSCネットワーク要素に送信される。
任意選択の実施形態では、第1のネットワーク内のアクセスネットワークデバイスによって、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素に第1の情報を送信する前に、方法は、アクセスネットワークデバイスによって、第1のネットワークから第2のネットワークへ端末デバイスのボイスサービスをハンドオーバするための実行可能性があるかどうか判定することと、ある場合、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素に第1の情報を送信すること、または、ない場合、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素に第1の情報を送信することをスキップすることとをさらに含む。
可能な設計では、第1のネットワーク内のアクセスネットワークデバイスは、ハンドオーバ実行可能性インジケーション情報が取得されたかどうかに基づいて、第1のネットワークから第2のネットワークへ端末デバイスのボイスサービスをハンドオーバする実行可能性が存在するかどうか判定し得、ハンドオーバ実行可能性インジケーション情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバが実行可能であることを示すために使用される。第1のネットワーク内のアクセスネットワークデバイスは、ハンドオーバ実行可能性インジケーション情報が第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素から取得されたかどうかに従って実行可能性を判定し得る。あるいは、ハンドオーバ実行可能性インジケーション情報は、ハンドオーバ実行可能性インジケーション情報が第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素から取得されたとき第1のネットワーク内のアクセスネットワークデバイスに記憶され、実行可能性は、ハンドオーバ実行可能性インジケーション情報が第1のネットワーク内のアクセスネットワークデバイスからローカルに取得されたかどうかに基づいて判定されてもよい。
以下は、ハンドオーバ実行可能性インジケーション情報を取得する方式について記載している。
第1の能力情報は、ボイスサービス実行プロセスにおいて第1のネットワークから第2のネットワークへ端末デバイスをハンドオーバする能力情報を含み、ボイスサービス実行プロセスにおいて、端末デバイスが第1のネットワークから第2のネットワークへのハンドオーバをサポートするかどうかを示す能力情報、および/またはボイスサービス実行プロセスにおいて端末デバイスが第1のネットワークから第2のネットワークへハンドオーバされるサービスをサブスクライブするかどうかを示す情報、例えば、加入情報がC-MSISDNおよびSTN-SRについての情報を含むかどうかの端末デバイスのSRVCC能力情報を特に含み得る。第2の能力情報は、第1のネットワーク内のアクセスネットワークデバイスによって、第1のネットワークから第2のネットワークへ端末デバイスをハンドオーバする能力情報を含み、第1のネットワーク内のアクセスネットワークデバイスによって、ボイスサービス実行プロセスにおいて第1のネットワークから第2のネットワークへ端末デバイスをハンドオーバする能力情報、例えば、NG RANデバイスのSRVCC能力情報を特に含み得る。第3の能力情報は、第1のネットワーク内のコアネットワークデバイスが端末デバイスを第1のネットワークから第2のネットワークへ切り替えることを示す能力情報を含み、第1のネットワーク内のコアネットワークデバイスが、ボイスサービス実行プロセスにおいて端末デバイスを第1のネットワークから第2のネットワークへ切り替えることを示す能力情報、例えば、AMFネットワーク要素およびSMFネットワーク要素のSRVCC能力情報、ならびに第1のネットワークと第2のネットワークまたは第3のネットワークとの間に相互動作インタフェースがあるかどうかについての情報を特に含み得る。端末デバイスは、非アクセスストラタム(英語:non-access stratum、略してNAS)メッセージ、例えば、サービス要求(英語:service request)メッセージ、または登録要求メッセージを第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素に送信する。非アクセスストラタムメッセージは、第1の能力情報を搬送し得、非アクセスストラタムメッセージは、第1のネットワーク内のアクセスネットワークデバイスによって第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素にトランスペアレントに送信され得る。第1のネットワーク内のアクセスネットワークデバイスが非アクセスストラタムメッセージをトランスペアレントに送信する、または、別のメッセージを送信するとき、エアインタフェースから取得された第1の能力情報および/または第2の能力情報もまた、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素に送信され得る。第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、モビリティ管理ネットワーク要素の構成に従って別のネットワーク要素から第3の能力情報を取得してもよい。
以下は、特定の例を使用することによって説明を提供する。
第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第1の能力情報、第2の能力情報、および第3の能力情報のうちの少なくとも1つに基づいて、第1のネットワークから第2のネットワークへ端末デバイスのボイスサービスをハンドオーバする実行可能性が存在するかどうか判定し、第1のネットワークから第2のネットワークへ端末デバイスのボイスサービスをハンドオーバする実行可能性が存在する場合、ハンドオーバ実行可能性インジケーション情報を生成し、ハンドオーバ実行可能性インジケーション情報を第1のネットワークアクセスネットワークデバイスに送信し得る。
端末デバイスは、エアインタフェースメッセージをNG RANデバイスに送信し、エアインタフェースメッセージは、サービス要求メッセージを搬送し、サービス要求メッセージは、端末デバイスをアイドル状態(CM-IDLE)から接続状態(CM-CONNECTED)に変更するために使用され、サービス要求メッセージは、端末デバイスのSRVCC能力情報を搬送し得る。NG RANデバイスは、エアインタフェースメッセージからサービス要求メッセージを取得し、N2インタフェースメッセージをAMFネットワーク要素に送信する。N2インタフェースメッセージは、サービス要求メッセージを搬送する。NG RANデバイスは、サービス要求メッセージのメッセージ内容をパースしない。NG RANデバイスによってAMFネットワーク要素に送信されたN2インタフェースメッセージは、エアインタフェースからNG RANデバイスによって取得される端末デバイスのSRVCC能力、および/またはNG RANデバイスのSRVCC能力をさらに搬送し得る。AMFネットワーク要素は、サービス要求メッセージを受信し、実行可能性条件が満たされるかどうか判定する。実行可能性条件は、以下の条件、すなわち、端末デバイスのSRVCC能力、端末デバイスの加入情報、NG RANデバイスのSRVCC能力、および5GネットワークのコアネットワークデバイスのSRVCC能力が5G SRVCC動作を可能にするかどうかの実行可能性のうちの1つまたは複数を含み、5G SRVCC動作は、端末デバイスの5Gネットワークのボイスサービスを2G/3Gネットワークのボイスサービスにハンドオーバすることである。この動作は、ネットワークカバレージ条件、すなわち、端末デバイスが進入するセルが比較的弱い5Gネットワーク信号カバレージを有し、比較的強い2G/3Gネットワーク信号カバレージであることによりトリガされても、または別の条件によりトリガされてもよい。これは、本願のこの実施形態において限定されない。
端末デバイスのSRVCC能力情報は、端末デバイスがSRVCC手順を使用することによって5Gネットワークから2G/3Gネットワークへのハンドオーバをサポートする能力情報である。任意選択で、端末デバイスのSRVCC能力情報は、端末デバイスの鳴動SRVCC(英語:altering SRVCC、略してSRVCC)および/または鳴動前SRVCC(英語:before alerting SRVCC、略してbSRVCC)能力情報を含み、すなわち、端末デバイスは、鳴動SRVCC手順および/または鳴動前SRVCC手順を使用することによって、5Gネットワークから2G/3Gネットワークへのハンドオーバの能力をサポートする。AMFネットワーク要素は、端末デバイスを使用することによって、N2インタフェースメッセージ、登録要求メッセージ、または別のメッセージから能力情報を取得し得る。端末デバイスの加入情報は、端末デバイスがSRVCCサービスをサポートするかどうかについての情報、すなわち、端末デバイスがオペレータからのSRVCCサービスをサブスクライブすることを示す情報を含む。任意選択で、端末デバイスがサブスクライブするSRVCCサービスは、鳴動SRVCCサービスおよび/または鳴動前SRVCCサービスを含む。AMFネットワーク要素は、UDMネットワーク要素から取得された端末デバイスの加入情報に基づいて、端末デバイスがSRVCCサービスをサブスクライブするかどうか学習し得る。例えば、AMFネットワーク要素は、端末デバイスが5Gネットワークに登録されるプロセスにおいて、UDMネットワーク要素から端末デバイスの加入データを取得し得る。
NG-RANデバイスのSRVCC能力は、NG-RANデバイスがSRVCC手順を使用することによって5Gネットワークから2G/3Gネットワークへのハンドオーバをサポートするという能力情報である。任意選択で、NG-RANデバイスのSRVCC能力情報は、NG-RANデバイスの鳴動SRVCCおよび/または鳴動前SRVCC能力情報を含む。AMFネットワーク要素は、NG-RANデバイスによってレポートされるN2インタフェースメッセージなどメッセージを使用することによってNG-RANデバイスのSRVCC能力情報を取得し得る。5Gネットワーク内のコアネットワークデバイスのSRVCC能力情報は、AMFネットワーク要素、および/またはSMFネットワーク要素などがSRVCC手順を使用することによって5Gネットワークから2G/3Gネットワークへのハンドオーバをサポートするかどうかを示す能力情報であり、AMFネットワーク要素および/またはSMFネットワーク要素の鳴動SRVCCおよび/または鳴動前SRVCC能力情報を含み得る。5Gネットワーク内のコアネットワークデバイスのSRVCC能力は、相互動作インタフェースがAMFネットワーク要素とMSCネットワーク要素またはMMEネットワーク要素との間に存在するかどうかを示す情報をさらに含み得る。AMFネットワーク要素は、オペレータ構成情報を使用することによって、前述の条件を取得し得る。例えば、AMFネットワーク要素、SMFネットワーク要素などがSRVCC能力をサポートするかどうかを示す情報は、AMFのオペレータ構成情報において直接構成される。AMFは、SRVCC能力取得要求を別のネットワーク要素に送信することによって、別のネットワーク要素がSRVCC能力をサポートするかどうかさらに学習し得る。例えば、AMFネットワーク要素は、SMFネットワーク要素がSRVCC能力をサポートするかどうか学習するために、SMFネットワーク要素にクエリメッセージを送信する。
実行可能性条件に基づいて、5Gネットワークから2G/3Gネットワークへ端末デバイスのボイスサービスをハンドオーバする実行可能性があると判定した場合、AMFネットワーク要素は、ハンドオーバ実行可能性インジケーション情報、例えば、その値が1である実行可能性インジケーション情報を生成し、N2インタフェースメッセージを使用することによってハンドオーバ実行可能性インジケーション情報をNG RANデバイスに送信し得る。実行可能性条件に基づいて、5Gネットワークから2G/3Gネットワークへ端末デバイスのボイスサービスをハンドオーバする実行可能性がないと判定した場合、AMFネットワーク要素は、ハンドオーバ実行不可能インジケーション情報、例えば、その値が0である実行不可能インジケーション情報を生成し、N2インタフェースメッセージを使用することによってハンドオーバ実行不可能インジケーション情報をNG RANデバイスに送信し得る。例えば、端末デバイスによって開始されたサービス要求手順が終了したとき、AMFネットワーク要素は、N2インタフェースメッセージをNG RANデバイスに送信し、サービス受付メッセージまたはサービス拒否メッセージをN2インタフェースメッセージに追加する。AMFネットワーク要素は、ハンドオーバ実行可能性インジケーション情報またはハンドオーバ実行不可能インジケーション情報を共にN2インタフェースメッセージに追加し得る。
本願のこの実施形態では、端末デバイスは、代替として、端末デバイスのボイスサービスが終了した後、第2のネットワークから第1のネットワークへ復帰されてもよい。端末デバイスの復帰プロセスの詳細は、下記に記載されている。
図5に示されるように、端末デバイスの復帰処理は以下のステップを含む。
501:第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、ネットワーク識別子情報を第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素に送信し、ネットワーク識別子情報は、端末デバイスが第1のネットワークからのものであることを示すために用いられ、例えば、最後(英語:last)の5G公衆陸上移動体ネットワーク識別(英語:Public Land Mobile Network identity、略してPLMN ID)でよい。ネットワーク識別子情報は、ハンドオーバ要求内で搬送され得る。
第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、複数の方式でネットワーク識別子情報を取得し得る。例えば、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第2の情報の受信ポートに基づいて、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素の識別子を判定し、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素の識別子に基づいて、ネットワーク識別子情報を取得する。他の例として、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、ネットワーク識別子情報を、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素に送信する。
例えば、MMEネットワーク要素は、再配置要求メッセージの受信ポートに基づいてAMFネットワーク要素の識別子を判定し、AMFネットワーク要素の識別子に基づいて最後の5G PLMN IDを判定し、最後の5G PLMN IDをパケット交換型から回線交換型への要求に追加し、パケット交換型から回線交換型への要求をMSCネットワーク要素に送信する。
502.第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素は、ネットワーク識別子情報に基づいて、端末デバイスを第2のネットワークから第1のネットワークに復帰させるように、第2のネットワーク内の基地局コントローラをトリガする。
端末デバイスを第2のネットワークから第1のネットワークに復帰させるように、第2のネットワーク内の基地局コントローラをトリガすることは、具体的には端末デバイスの無線リソースを解放するときに、端末デバイスを第2のネットワークから第1のネットワークに復帰させるように第2のネットワーク内の基地局コントローラをトリガすることでよい。第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素は、ネットワーク識別子情報を第2のネットワーク内の基地局コントローラに送信することによって、端末デバイスを第2のネットワークから第1のネットワークに復帰させるように第2のネットワーク内の基地局コントローラをトリガし得る。ネットワーク識別子情報は、ハンドオーバ要求メッセージ、無線リソース確立メッセージ、または無線リソース解放メッセージが第2のネットワーク内の基地局コントローラに送信されるときに、第2のネットワーク内の基地局コントローラに送信され得る。詳細は以下で述べられる。例えば、ボイスサービスハンドオーバ準備段階において、MSCネットワーク要素は、最後の5G PLMN IDを、RNC/BSCネットワーク要素に送信されるハンドオーバ要求(英語:handover request)メッセージに追加し得る。他の例として、端末デバイスがターゲット2G/3Gセルにアクセスし、無線リソース制御(英語:Radio Resource Control、略してRRC)接続、およびIu/Bインタフェース接続を確立するとき、MSCネットワーク要素は、Iu/Bインタフェースを用いることによって、最後の5G PLMN IDをRNC/BSCネットワーク要素を送信する。他の例として、無線リソース制御(英語:Radio Resource Control、略してRRC)接続、およびIu/Bインタフェース接続が解放されるとき、MSCネットワーク要素は、最後の5G PLMN IDをRNC/BSCネットワーク要素に送信する。
503.第2のネットワーク内の基地局コントローラは、ネットワーク識別子情報に基づいて、端末デバイスを第1のネットワークに復帰させる。具体的には第2のネットワーク内の基地局コントローラは、端末デバイスの無線リソースを解放するときに、端末デバイスを第2のネットワークから第1のネットワークに復帰させる。例えば、RNC/BSCネットワーク要素が、端末デバイスのボイスサービスは終了したと判定した後、またはMSCネットワーク要素が、端末デバイスのボイスサービスは終了したことをRNC/BSCネットワーク要素に通知した後、MSCネットワーク要素によって送信された最後の5G PLMN IDに基づいてRNC/BSCネットワーク要素によって端末デバイスに送信されたRRC接続解放メッセージは、リダイレクション情報を搬送し、リダイレクション情報は、最後の5G PLMN IDに対応するネットワークにアクセスするように、または好ましくはアクセスするように、端末デバイスに命令するために用いられる。
502を行う前に、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素は、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされているかどうかをさらに判定してよく、具体的には第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰が、第2のネットワーク内の端末デバイスのボイスサービスが終了した後にサポートされているかどうかを判定してよく、復帰がサポートされている場合は502を行う、または復帰がサポートされていない場合は復帰をトリガする動作をスキップし得る。第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされているかどうかは、端末デバイス、第1のネットワーク内のデバイス、第2のネットワーク内のデバイス、および第3のネットワーク内のデバイスの少なくとも1つまたは複数が、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰をサポートしているかどうかを意味し得る。例えば、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素は、端末デバイス、AMFネットワーク要素、MMEネットワーク要素、MSCネットワーク要素、およびRNC/BSCネットワーク要素が、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰をサポートするために、互いに協働するかどうかを判定する。
本出願のこの実施形態において、ボイスサービスのハンドオーバを行う前に、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は最初に、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素と、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素との間に相互動作インタフェースが存在するかどうかを判定し、相互動作インタフェースが存在する場合は、ボイスサービスのハンドオーバを行い得る。実際、本出願の前述の実施形態において、第1のネットワークと第3のネットワークとの間の通信、および第2のネットワークと第3のネットワークとの間の通信は、端末デバイスのボイスサービスが第1のネットワークから第2のネットワークにハンドオーバされることを可能にする。実際、本出願のこの実施形態において、ネットワークハンドオーバは代替として、第1のネットワークと第2のネットワークとの間の相互動作インタフェースを用いることによって実施され得る。例えば、図6に示されるように、第1のネットワークは5Gネットワークでよく、第2のネットワークは2G/3Gネットワークでよく、AMFネットワーク要素とMSCネットワーク要素との間に相互動作インタフェースが存在する。したがって、ボイスサービスのハンドオーバを行う前に、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素と、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素と、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素との間に、相互動作インタフェースが存在するかどうかを判定し得る。第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素と、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素との間に相互動作インタフェースが存在する場合、ボイスサービスのネットワークハンドオーバは、図2に対応する方法実施形態に従って実施され得る。第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素と、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素との間に相互動作インタフェースが存在する場合、ボイスサービスのネットワークハンドオーバは、図7に対応する方法実施形態に従って実施され得る。図7に対応する方法実施形態の詳細は以下で述べられる。
図7を参照すると、本出願の実施形態は、ボイスサービスのネットワークハンドオーバ方法の他の方法実施形態をもたらす。この実施形態は、具体的には図6に示されるワイヤレス通信システムに適用され得る。
この実施形態は以下のステップを含む:
701.第1のネットワーク内のアクセスネットワークデバイスは、第1の情報を第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素に送信し、それに対応して、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第1の情報を第1のネットワーク内のアクセスネットワークデバイスから受信し、第1の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへのユーザ機器のハンドオーバを示すために用いられる。
701の関連する内容の詳細については、図2に対応する実施形態における201を参照されたい。詳細はここでは再び述べられない。
702:第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第1の情報を第1のネットワーク内のアクセスネットワークデバイスから受信し、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第1の情報に基づいて第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素にハンドオーバ要求を送信する;それに対応して、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素は、ハンドオーバ要求を受信し、ハンドオーバ要求は、端末デバイスのボイスサービスを第2のネットワークにハンドオーバするために用いられる。
本出願のこの実施形態において、第1の情報を受信した後、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素と、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素との間の相互動作インタフェースを用いることによって、ハンドオーバ要求を第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素に送信し得る。例として、図6に示されるワイヤレス通信システムにおいて、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素は、MSCネットワーク要素でよい。AMFネットワーク要素は、ハンドオーバ要求メッセージを受信し、SRVCCハンドオーバインジケーション、および/またはハンドオーバ要求メッセージ内で搬送される2G/3Gネットワークのターゲット識別子に基づいて、パケット交換型から回線交換型への要求をMSCネットワーク要素に送信し、パケット交換型から回線交換型への要求は、端末デバイスのボイスサービスを2G/3Gネットワークにハンドオーバするように、MSCネットワーク要素に命令するために用いられる。
第1の情報を受信した後、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第2のネットワークのセキュリティコンテキスト情報をさらに取得し、第2のネットワークのセキュリティコンテキスト情報を第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素に送信してよく、例えば、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素が、第2のネットワークのセキュリティコンテキスト情報に基づいて端末デバイスのボイスサービスを第2のネットワークにハンドオーバするように、第2のネットワークのセキュリティコンテキスト情報をハンドオーバ要求に追加し得る。
第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、2つの方式で、第2のネットワークのセキュリティコンテキスト情報を取得し得る。一方の方式では、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は最初に、第1のネットワークのセキュリティコンテキスト情報に基づいて、第3のネットワークのセキュリティコンテキスト情報を取得し、次いで第3のネットワークのセキュリティコンテキスト情報に基づいて、第2のネットワークのセキュリティコンテキスト情報を取得し得る。例えば、AMFは、AMFによって記憶された5Gネットワークのセキュリティコンテキスト情報に基づいて、4Gネットワークのセキュリティコンテキスト情報を導出し、次いで4Gネットワークのセキュリティコンテキスト情報に基づいて、2G/3Gネットワークのセキュリティコンテキスト情報を導出する。他方の方式では、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、第3のネットワークのセキュリティコンテキストを用いずに、第1のネットワークのセキュリティコンテキストに基づいて、第2のネットワークのセキュリティコンテキストを直接生成し得る。例えば、AMFは、AMFによって記憶された5Gネットワークセキュリティコンテキスト情報に基づいて、2G/3Gネットワークのセキュリティコンテキスト情報を直接導出する。
703.第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素は、ハンドオーバ要求を受信し、ハンドオーバ要求に基づいて、端末デバイスのボイスサービスを第2のネットワークにハンドオーバする。
端末デバイスのボイスサービスを第2のネットワークにハンドオーバするハンドオーバ処理については、204の関連する説明を参照されたい。詳細はここでは再び述べられない。
ボイスサービスのハンドオーバを完了した後、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素は、ハンドオーバ完了情報を第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素に送信し得る。ハンドオーバ完了情報は、ハンドオーバが完了されたことを示すために用いられ、第1のネットワークから第2のネットワークへのボイスハンドオーバの識別子、例えば、SRVCCハンドオーバインジケーションを搬送し得る。
ボイスサービスのハンドオーバが完了された後、端末デバイスはさらに、登録要求を送信することによって2G/3Gネットワークに登録され得る。具体的には、ボイスサービスのハンドオーバが完了されたことを判定した後、端末デバイスは、ルートエリア更新要求および/またはアタッチメント要求をSGSNネットワーク要素に送信し得る。
この実施形態において、第1のネットワークと第2のネットワークとの間の通信は、端末デバイスのボイスサービスが、第1のネットワークから第2のネットワークに直接ハンドオーバされることを可能にし、端末デバイスのボイスサービスが最初に第3のネットワークにハンドオーバされる必要はない。したがって、第1のネットワーク内の端末デバイスがボイスサービスを実施できないという問題が解決される。
任意選択の実施形態において、ハンドオーバを行うとき、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素はまた、端末デバイスについての情報を用いる必要がある。したがって、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、情報を取得してよく、情報を第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素に送信し得る。したがって、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素は、情報に基づいてボイスサービスのハンドオーバを行う。端末デバイスについての情報は、以下の情報の1つまたは複数を含み得る:端末デバイスの階級値、端末デバイスによってサポートされるコーデックについての情報、および端末デバイスのボイスサービスを第2のネットワークにハンドオーバするために用いられる加入情報。端末デバイスの階級値は、具体的には端末デバイスの階級値2および/または階級値3を含み得る。端末デバイスによってサポートされるコーデックについての情報は、具体的には端末デバイスによってサポートされるCSボイスサービスのコーデックについての情報でよい。加入情報は、具体的にはC-MSISDNおよび/またはSTN-SRを含み得る。情報は、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素によって取得され得る。例えば、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、端末デバイスについての情報を、第1のネットワーク内の統合化データ管理機能ネットワーク要素、または加入データレジスタ(例えば、UDM/HSS)から取得し得る。第1のネットワーク内の加入データレジスタは、端末デバイスの元の加入情報(C-MSISDNおよび/またはSTN-SRを含む)を記憶し、端末デバイスが第1のネットワークに登録される処理において、元の加入情報を第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素に送信し得る。第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、加入情報を記憶する。端末デバイスがIMSネットワークへの登録手順を行うとき、IMSネットワーク内のアプリケーションサーバ(例えば、SCC AS)は、更新されたSTN-SRを取得する。更新されたSTN-SRは、アプリケーションサーバによって生成され、またはアクセス転送制御機能ネットワーク要素によって生成され、アプリケーションサーバに送信され得る。アプリケーションサーバは、更新されたSTN-SRを第1のネットワーク内の加入データレジスタに送信し、第1のネットワーク内の加入データレジスタは、更新されたSTN-SRが、元々記憶された加入情報におけるSTN-SRと同じかどうかを判定し、更新されたSTN-SRが、元々記憶された加入情報におけるSTN-SRと異なる場合は、更新されたSTN-SRを第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素に送信する。第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素は、元々記憶されたSTN-SRを、更新されたSTN-SRで置き換え、加入データの一部として更新されたSTN-SRを用いる。
この実施形態と、図2から図5に対応する実施形態との差は、ネットワークハンドオーバが、第1のネットワークと第2のネットワークとの間の直接の通信を通して実施されることにある。図3に対応する実施形態と同様に、この実施形態において、端末デバイスの第2のネットワーク内のSMコンテキスト情報は、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素から取得されてもよい。差は、取得されたSMコンテキスト情報が、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素に送信されることにある。SMコンテキスト情報を取得する方式、およびSMコンテキスト情報を送信する方式は、図3に対応する実施形態におけるものと同様である。詳細については、前述の実施形態における説明を参照されたい。詳細はここでは再び述べられない。図4に対応する実施形態と同様に、この実施形態において、SMFネットワーク要素におけるSMコンテキスト情報は、第3の情報または第4の情報に基づいて、消去または保留されてもよい。SMコンテキスト情報を消去または保留する方式は、図4に対応する実施形態におけるものと同様である。詳細については、前述の実施形態における説明を参照されたい。詳細はここでは再び述べられない。図5に対応する実施形態と同様に、この実施形態において、端末デバイスは第2のネットワークから第1のネットワークに復帰されてもよく、差は、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素が、ネットワーク識別子情報を取得し、ネットワーク識別子情報を第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素に直接送信することにある。他の内容は、図5に対応する実施形態におけるものと同様である。詳細については、前述の実施形態における説明を参照されたい。詳細はここでは再び述べられない。加えて、第1の情報を第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素に送信する前に、第1のネットワーク内のアクセスネットワークデバイスはさらに、端末デバイスのボイスサービスを第1のネットワークから第2のネットワークにハンドオーバすることの実現可能性があるかどうかを判定し得る。実現可能性判定の方式は、前述の実施形態における関連する内容と同様であり、差は、実現可能性が、第3のネットワークを通さずに、端末デバイスのボイスサービスを第1のネットワークから第2のネットワークにハンドオーバすることの実現可能性であることにある。詳細については、前述の実施形態における説明を参照されたい。詳細はここでは再び述べられない。
上記では本発明の実施形態における方法実施形態が述べられ、以下は、モジュール化された機能エンティティの観点から本発明の実施形態における装置実施形態を述べる。
図8を参照すると、本出願は、ボイスサービスのネットワークハンドオーバ装置をもたらす。装置は、受信ユニット801と送信ユニット802とを含む。この実施形態における装置は、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素において用いられ得る。
受信ユニット801は、第1のネットワーク内のアクセスネットワークデバイスから第1の情報を受信するように構成され、第1の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバを示すために用いられる。
送信ユニット802は、第1の情報に基づいて、第2の情報を第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素に送信するように構成され、第2の情報は、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素に、ハンドオーバ要求を第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素に送信するように命令するために用いられ、ハンドオーバ要求は、端末デバイスのボイスサービスを第2のネットワークにハンドオーバするために用いられる。
第1のネットワークと第3のネットワークとの間の通信、および第3のネットワークと第2のネットワークとの間の通信は、端末デバイスのボイスサービスが第2のネットワークにハンドオーバされることを可能にし、ボイスサービスの連続性を実施し、端末デバイスが第1のネットワーク内でボイスサービスを実施できないという問題を解決することが理解されることができる。
任意選択で、第1の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバを示すために用いられる。この実施形態において、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバは、ボイスサービスの連続性を維持することである。
任意選択で、第2のネットワークは回線交換型ボイスサービスをサポートする。
任意選択で、送信ユニット802は、端末デバイスについての情報を第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素に送信するようにさらに構成され、端末デバイスについての情報は、以下の情報の1つまたは複数を含む:端末デバイスの階級値、端末デバイスによってサポートされるコーデックについての情報、および端末デバイスのボイスサービスを第2のネットワークにハンドオーバするために用いられる加入情報。
任意選択で、第1の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへのボイスハンドオーバの第1の識別子、および/または第2のネットワークのターゲット識別子を含み、
第2の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへのボイスハンドオーバの第2の識別子、および/または第2のネットワークのターゲット識別子を含む。
任意選択で、受信ユニット801は、端末デバイスの第3のネットワークのセッション情報を、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素から受信するようにさらに構成され、第3のネットワークのセッション情報は、第3のネットワークのボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報、または第3のネットワークの非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報を含み、
送信ユニット802は、端末デバイスの第3のネットワークのセッション情報を、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素に送信するようにさらに構成される。
任意選択で、送信ユニット802は、第3の情報を、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素に送信するようにさらに構成され、第3の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバを示すために用いられ、第3の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへのボイスハンドオーバの第3の識別子、および/または第2のネットワークのターゲット識別子を含む。
任意選択で、装置は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされることを判定するように構成された、第1の判定ユニットをさらに含む。
任意選択で、装置は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバが完了されたことを判定した後、送信ユニットを用いることによって、セッション消去要求を、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素に送信するように構成された第2の判定ユニットをさらに含み、セッション消去要求は、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素に、端末デバイスの第1のネットワークのセッション管理コンテキスト情報、および/または端末デバイスの第3のネットワークのセッション管理コンテキスト情報を消去するように要求するために用いられ、第3のネットワークのセッション管理コンテキスト情報は、第1のネットワークのセッション管理コンテキスト情報に基づいて生成される。
任意選択で、送信ユニット802は、原因情報を第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素に送信するようにさらに構成され、原因情報は、端末デバイスの第1のネットワークのセッション管理コンテキスト情報、および/または端末デバイスの第3のネットワークのセッション管理コンテキスト情報がなぜ消去されるのかを示すために用いられる。
任意選択で、原因情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバが完了されたことを示す情報を含む。
任意選択で、送信ユニット802は、第4の情報を第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素に送信するようにさらに構成され、第4の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバが完了されたことを示すために用いられる。
任意選択で、装置は、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素と、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素との間に相互動作インタフェースが存在することを判定するように構成された第3の判定ユニットをさらに含む。
任意選択で、装置は、第1の情報に基づいて、端末デバイスの第3のネットワークのセッション管理コンテキスト情報を、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素から取得する動作をスキップするように構成されたスキッピングユニットをさらに含む。
任意選択で、装置は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないことを判定するように構成された第4の判定ユニットをさらに含む。
任意選択で、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないことは、端末デバイス、第1のネットワーク内のデバイス、第2のネットワーク内のデバイス、および第3のネットワーク内のデバイスの少なくとも1つまたは複数が、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバをサポートしないことを含む。
図9を参照すると、本出願は、ボイスサービスのネットワークハンドオーバ装置をもたらす。装置は、受信ユニット901と送信ユニット902とを含む。この実施形態における装置は、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素において用いられ得る。
受信ユニット901は、第2の情報を第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素から受信するように構成され、第2の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバを示すために用いられる。
送信ユニット902は、第2の情報に基づいて、ハンドオーバ要求を第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素に送信するように構成され、ハンドオーバ要求は、端末デバイスのボイスサービスを第2のネットワークにハンドオーバするために用いられる。
任意選択で、受信ユニット901は、端末デバイスについての情報を第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素から受信するようにさらに構成され、端末デバイスについての情報は、端末デバイスの階級値、端末デバイスによってサポートされるコーデックについての情報、および端末デバイスのボイスサービスを第2のネットワークにハンドオーバするために用いられる加入情報の、1つまたは複数の情報を含み、送信ユニット902は、端末デバイスについての情報を送信するようにさらに構成される。
任意選択で、送信ユニット902は、ネットワーク識別子情報を第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素に送信するようにさらに構成され、ネットワーク識別子情報は、端末デバイスが第1のネットワークからのものであることを示すために用いられる。
任意選択で、装置は、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされていることを判定するように構成された判定ユニットをさらに含む。
任意選択で、第2の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへのボイスハンドオーバの識別子、および/または第2のネットワークのターゲット識別子を含む。
任意選択で、装置は、トリガユニットをさらに含み、
受信ユニット901は、端末デバイスの第3のネットワークの非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報を第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素から受信するようにさらに構成され、トリガユニットは、端末デバイスの第3のネットワークの非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報に基づいて、第2のネットワークの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバをトリガするように構成される。
設計において、端末デバイスのボイスサービスが第2のネットワークにハンドオーバされるとき、端末デバイスの非ボイスサービスは、第2のネットワークにハンドオーバされることもできる。したがって、第1のネットワークが、端末デバイスに対してサービスをもたらすことができないとき、第2のネットワークが端末デバイスのために働き続け、ユーザエクスペリエンスを改善する。
図10を参照すると、本出願は情報取得装置をもたらす。装置は、受信ユニット1001と、分離ユニット1002と、送信ユニット1003とを含む。この実施形態における装置は、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素において用いられ得る。
受信ユニット1001は、第3の情報を第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素から受信するように構成され、第3の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバを示すために用いられる。
分離ユニット1002は、分離されたセッション管理コンテキスト情報を取得するために、第3の情報に基づいて、端末デバイスの第3のネットワークのセッション管理コンテキスト情報に対して分離動作を行うように構成され、分離されたセッション管理コンテキスト情報は、端末デバイスの第3のネットワークの非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報、および/または分離の後に取得された端末デバイスの第3のネットワークのボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報を含む。
送信ユニット1003は、分離されたセッション管理コンテキスト情報を第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素に送信するように構成される。
任意選択で、第3の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバを示すために用いられる。
任意選択で、装置は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされることを判定するように構成された、第1の判定ユニットをさらに含む。
任意選択で、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされることは、端末デバイス、第1のネットワーク内のデバイス、第2のネットワーク内のデバイス、および第3のネットワーク内のデバイスの少なくとも1つまたは複数が、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバをサポートすることを含む。
任意選択で、装置は、端末デバイスの第3のネットワークの非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報を保留するように構成された、保留ユニットをさらに含む。
任意選択で、装置は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないことを判定する、または第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされることを判定するように構成された、第2の判定ユニットをさらに含む。
任意選択で、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないことは、端末デバイス、第1のネットワーク内のデバイス、第2のネットワーク内のデバイス、および第3のネットワーク内のデバイスの少なくとも1つまたは複数が、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバをサポートしないことを含む。
任意選択で、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされることは、端末デバイス、第1のネットワーク内のデバイス、第2のネットワーク内のデバイス、および第3のネットワーク内のデバイスの少なくとも1つまたは複数が、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰をサポートすることを含む。
図11を参照すると、本出願は、情報処理装置をもたらす。装置は、受信ユニット1101とスキッピングユニット1102とを含む。この実施形態における装置は、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素において用いられ得る。
受信ユニット1101は、第3の情報を第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素から受信するように構成され、第3の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバを示すために用いられる。
スキッピングユニット1102は、第3の情報に基づいて、端末デバイスの第3のネットワークのセッション管理コンテキスト情報を、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素に送信する動作をスキップするように構成される。
任意選択で、第3の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバを示すために用いられる。
任意選択で、装置は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないことを判定するように構成された判定ユニットをさらに含む。
任意選択で、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないことは、端末デバイス、第1のネットワーク内のデバイス、第2のネットワーク内のデバイス、および第3のネットワーク内のデバイスの少なくとも1つまたは複数が、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバをサポートしないことを含む。
図12を参照すると、本出願は、情報保留装置をもたらす。装置は、受信ユニット1201と保留ユニット1202とを含む。この実施形態における装置は、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素において用いられ得る。
受信ユニット1201は、第3の情報を第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素から受信するように構成され、第3の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバを示すために用いられる。
保留ユニット1202は、第3の情報に基づいて、端末デバイスの第1のネットワークの非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報、および/または端末デバイスの第3のネットワークの非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報を保留するように構成される。
任意選択で、第3の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバを示すために用いられる。
任意選択で、装置は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないことを判定する、または第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされることを判定するように構成された、判定ユニットをさらに含む。
任意選択で、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないことは、端末デバイス、第1のネットワーク内のデバイス、第2のネットワーク内のデバイス、および第3のネットワーク内のデバイスの少なくとも1つまたは複数が、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバをサポートしないことを含む。
任意選択で、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされることは、端末デバイス、第1のネットワーク内のデバイス、第2のネットワーク内のデバイス、および第3のネットワーク内のデバイスの少なくとも1つまたは複数が、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰をサポートすることを含む。
図13を参照すると、本出願は、情報保留装置をもたらす。装置は、受信ユニット1301と保留ユニット1302とを含む。この実施形態における装置は、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素において用いられ得る。
受信ユニット1301は、第4の情報を第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素から受信するように構成され、第4の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバが完了されたことを示すために用いられる。
保留ユニット1302は、第4の情報に基づいて、端末デバイスの第1のネットワークの非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報、および/または端末デバイスの第3のネットワークの非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報を保留するように構成される。
任意選択で、第4の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバが完了されたことを示すために用いられる。
任意選択で、装置は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないことを判定する、または第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされることを判定するように構成された、判定ユニットをさらに含む。
任意選択で、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないことは、端末デバイス、第1のネットワーク内のデバイス、第2のネットワーク内のデバイス、および第3のネットワーク内のデバイスの少なくとも1つまたは複数が、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバをサポートしないことを含む。
任意選択で、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされることは、端末デバイス、第1のネットワーク内のデバイス、第2のネットワーク内のデバイス、および第3のネットワーク内のデバイスの少なくとも1つまたは複数が、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰をサポートすることを含む。
図14を参照すると、本出願は、情報消去装置をもたらす。装置は、受信ユニット1401と消去ユニット1402とを含む。この実施形態における装置は、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素において用いられ得る。
受信ユニット1401は、第4の情報を第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素から受信するように構成され、第4の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバが完了されたことを示すために用いられる。
消去ユニット1402は、第4の情報に基づいて、端末デバイスの第1のネットワークのセッション管理コンテキスト情報、および/または端末デバイスの第3のネットワークのセッション管理コンテキスト情報を消去するように構成される。
任意選択で、第4の情報は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのボイスサービスのハンドオーバが完了されたことを示すために用いられる。
任意選択で、消去ユニットは、第1の消去ユニットおよび/または第2の消去ユニットを含み、
第1の消去ユニットは、端末デバイスの第1のネットワークのボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報、および/または端末デバイスの第1のネットワークの非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報を消去するように構成され、
第2の消去ユニットは、端末デバイスの第3のネットワークのボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報、および/または端末デバイスの第3のネットワークの非ボイスサービスのセッション管理コンテキスト情報を消去するように構成される。
任意選択で、装置は、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないことを判定する、または第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされないことを判定するように構成された、判定ユニットをさらに含む。
任意選択で、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバがサポートされないことは、端末デバイス、第1のネットワーク内のデバイス、第2のネットワーク内のデバイス、および第3のネットワーク内のデバイスの少なくとも1つまたは複数が、第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスの非ボイスサービスのハンドオーバをサポートしないことを含む。
任意選択で、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされることは、端末デバイス、第1のネットワーク内のデバイス、第2のネットワーク内のデバイス、および第3のネットワーク内のデバイスの少なくとも1つまたは複数が、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰をサポートすることを含む。
図15を参照すると、本出願は、ネットワーク復帰装置をもたらす。装置は、受信ユニット1501とトリガユニット1502とを含む。この実施形態における装置は、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素において用いられ得る。
受信ユニット1501は、ネットワーク識別子情報を第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素から受信するように構成され、ネットワーク識別子情報は、端末デバイスが第1のネットワークからのものであることを示すために用いられる。
トリガユニット1502は、ネットワーク識別子情報に基づいて、端末デバイスを第2のネットワークから第1のネットワークに復帰させるために、第2のネットワーク内の基地局コントローラをトリガするように構成される。
任意選択で、トリガユニット1502は具体的には、ネットワーク識別子情報に基づいて、端末デバイスの無線リソースを解放するときに、端末デバイスを第2のネットワークから第1のネットワークに復帰させるように、第2のネットワーク内の基地局コントローラをトリガするように構成される。
任意選択で、トリガユニット1502は、
ネットワーク識別子情報を第2のネットワーク内の基地局コントローラに送信するように構成された、送信ユニットを含む。
任意選択で、送信ユニットは具体的には、第2のネットワーク内の基地局コントローラにハンドオーバ要求メッセージ、シグナリング接続確立応答、または無線リソース解放要求を送信するときに、ネットワーク識別子情報を第2のネットワーク内の基地局コントローラに送信するように構成される。
任意選択で、装置は、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされていることを判定するように構成された判定ユニットをさらに含む。
任意選択で、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰がサポートされることは、端末デバイス、第1のネットワーク内のデバイス、第2のネットワーク内のデバイス、および第3のネットワーク内のデバイスの少なくとも1つまたは複数が、第2のネットワークから第1のネットワークへの端末デバイスの復帰をサポートすることを含む。
上記は、本発明の実施形態における装置を、モジュール型機能エンティティの観点から述べている。以下は、本発明の実施形態におけるネットワークデバイスを、ハードウェア処理の観点から述べる。
図16を参照すると、本発明の実施形態はネットワークデバイスの装置実施形態をもたらす。この実施形態におけるネットワークデバイスは、プロセッサ1601と、メモリ1602と、インタフェース1603と、バス1604とを含み、インタフェース1603は、ワイヤレスまたは有線の方式で実施されてよく、具体的にはネットワークインタフェースカードなどの要素でよい。プロセッサ1601、メモリ1602、およびインタフェース1603は、バス1604を用いることによって接続される。インタフェース1603は、受信器16031と、送信器16032とをさらに含む。
プロセッサ1601は、中央処理装置(略してCPU)、特定用途向け集積回路(英語:Application Specific Integrated Circuit、略してASIC)、または本出願のこの実施形態を実施するように構成された1つまたは複数の集積回路でよい。
この実施形態において、メモリ1602は、オペレーティングシステム16021と、アプリケーションプログラム16022とを含み、プログラム、コード、または命令を記憶するように構成される。プログラム、コード、または命令を実行するとき、プロセッサまたはハードウェアデバイスは、図2から図5に示される方法を完了し得る。メモリ1602は、高速ランダムアクセスメモリ(英語:Random Access Memory、略してRAM)を含んでよく、または不揮発性メモリ(英語:non-volatile memory)、例えば、少なくとも1つの磁気ディスク記憶装置を含み得る。
ネットワークデバイスは、第1のネットワーク内のアクセスネットワークデバイス、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素、または第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素でよい。
例えば、実施形態において、プロセッサ1601は、図2から図4および図7の任意の第1のネットワーク内のアクセスネットワークデバイスの他の動作または機能を行うように構成される。受信器16031は、第1のネットワーク内のアクセスネットワークデバイスと、第1のネットワーク内のユーザ機器/モビリティ管理ネットワーク要素との間の通信を実施するように構成される。
他の実施形態において、プロセッサ1601は、図2から図4および図7の任意の第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素の他の動作または機能を行うように構成される。受信器16031は、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素と、第1のネットワーク内のアクセスネットワークデバイス、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素、または第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素との間の通信を実施するように構成される。
他の実施形態において、プロセッサ1601は、図2から図4および図7の任意の第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素の他の動作または機能を行うように構成される。受信器16031は、第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素と、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素との間の通信を実施するように構成される。
他の実施形態において、プロセッサ1601は、図2から図4および図7の任意の第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素の他の動作または機能を行うように構成される。受信器16031は、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素と、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素/第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素との間の通信を実施するように構成される。
他の実施形態において、プロセッサ1601は、図2から図4および図7の任意の第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素の他の動作または機能を行うように構成される。受信器16031は、第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素と、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素、および第2のネットワーク内の基地局コントローラとの間の通信を実施するように構成される。
本出願の実施形態は、命令を含んだ、コンピュータ可読記憶媒体をさらにもたらす。コンピュータ上で命令が稼働されるとき、コンピュータは前述の方法を行うことが可能になる。
本出願の実施形態は、命令を含んだ、コンピュータプログラム製品をさらにもたらす。コンピュータ上でコンピュータプログラム製品が稼働されるとき、コンピュータは前述の方法を行うことが可能になる。
本出願においてもたらされる実施形態は、本出願の中心となる概念から逸脱せずに、1つまたは複数の実施形態に分割され得る。実施形態は、互いに組み合わされてよく、互いから習得され得る。これは本出願の実施形態において限定されない。
本明細書、「特許請求の範囲」、および本出願の実施形態の添付の図面において、「第1の」、「第2の」、「第3の」、「第4の」などの用語は、同様な対象物を区別するためのものであるが、特定の順序またはシーケンスを示さない。このような形で用いられるデータは、本明細書で述べられる実施形態が本明細書で示されまたは述べられる順序以外の他の順序で実施されることができるように、適切な状況において置き換え可能であることが理解されるべきである。加えて、「含む(include)」、「有する(have)」、および他の変形は、非排他的包含を包括することを意味し、例えば、ステップまたはユニットのリストを含む処理、方法、システム、製品、またはデバイスは、明示的に列挙されたステップまたはユニットに必ずしも限定されず、明示的に列挙されないまたはこのような処理、方法、製品、またはデバイスに固有でない他のステップまたはユニットを含み得る。
前述の実施形態のすべてまたはいくつかは、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせを用いることによって実施され得る。実施形態を実施するためにソフトウェアプログラムが用いられるとき、実施形態のすべてまたはいくつかは、コンピュータプログラム製品の形で実施され得る。コンピュータプログラム製品は、1つまたは複数コンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令がロードされコンピュータ上で実行されるとき、本出願の実施形態による手順または機能が、すべてまたは部分的に生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、または他のプログラマブル装置でよい。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてよく、またはコンピュータ可読記憶媒体から他のコンピュータ可読記憶媒体に送信され得る。例えば、コンピュータ命令は、ウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンタから、他のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンタに、有線(例えば、同軸ケーブル、光ファイバ、またはデジタル加入者線(digital subscriber line、略してDSL))、またはワイヤレス(例えば、赤外線、無線、またはマイクロ波)の方式で送信され得る。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされることができる任意の使用可能な媒体でよく、または1つまたは複数の使用可能な媒体を統合したサーバまたはデータセンタなどのデータ記憶デバイスでよい。使用可能な媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、または磁気テープ)、光媒体(例えば、DVD)、半導体媒体(例えば、ソリッドステートディスク(solid state disk、略してSSD))などでよい。
実施形態を参照して本出願が述べられたが、保護を請求する本出願を実施するプロセスにおいて、当業者は、添付の図面、開示された内容、および添付の「特許請求の範囲」を考察することによって、開示された実施形態の他の変形を理解し、実施し得る。「特許請求の範囲」において、「備える(comprising)」は、他の構成要素または他のステップを除外せず、および「a」または「1つ(one)」は、複数の意味を除外しない。単一のプロセッサまたは他のユニットは、「特許請求の範囲」に挙げられたいくつかの機能を実施し得る。いくつかの方策は、互いに異なる従属請求項で述べられるが、これは、より良好な効果を生じるようにこれらの方策が組み合わされることができないことを意味しない。
特定の特徴およびそれらの実施形態を参照して本出願が述べられたが、本出願の精神および範囲から逸脱せずに、それらに対して様々な修正および組み合わせが行われ得ることが明らかである。それに対応して、本明細書および添付の図面は、添付の「特許請求の範囲」によって定義される本出願の説明のための単なる例であり、本出願の範囲を包括する修正、変形、組み合わせ、または等価物のいずれかまたはすべてと見なされる。明らかに、当業者は、本出願の精神および範囲から逸脱せずに、本出願に対して様々な修正および変形を行うことができる。本出願は、本出願のこれらの修正および変形を、それらが以下の「特許請求の範囲」およびそれらの等価な技術の範囲に含まれることを条件として、包括するものである。

Claims (23)

  1. ボイスサービスのネットワークハンドオーバ方法であって、
    第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素によって、前記第1のネットワーク内のアクセスネットワークデバイスから第1の情報を受信するステップであって、前記第1の情報は、前記第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバを示すのに使われる、ステップと、
    前記第1のネットワーク内の前記モビリティ管理ネットワーク要素によって、前記第1の情報に基づいて、第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素へ第2の情報を送信するステップであって、前記第2の情報は、前記第3のネットワーク内の前記モビリティ管理ネットワーク要素に、前記第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素へハンドオーバ要求を送信するよう命令するのに使われ、前記ハンドオーバ要求は、前記端末デバイスのボイスサービスを前記第2のネットワークにハンドオーバするのに使われる、ステップと
    を含み、
    前記方法は、
    前記第1のネットワーク内の前記モビリティ管理ネットワーク要素によって、前記第1のネットワークから前記第2のネットワークへの、前記端末デバイスの前記ハンドオーバが完了されたと判定した後、前記第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素へセッション消去要求を送信するステップであって、前記セッション消去要求は、前記第1のネットワーク内の前記セッション管理ネットワーク要素に、前記端末デバイスの前記第1のネットワーク内のセッション管理コンテキスト情報を消去するよう要求するのに使われる、ステップをさらに含む
    方法。
  2. 記方法は、前記第1のネットワーク内の前記モビリティ管理ネットワーク要素によって、前記第1の情報に基づいて、前記第1のネットワーク内のセッション管理ネットワーク要素から、前記端末デバイスの前記第3のネットワーク内のセッション管理コンテキスト情報を取得する動作をスキップするステップをさらに含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記方法は、
    前記第1のネットワーク内の前記モビリティ管理ネットワーク要素によって、前記第3のネットワーク内の前記モビリティ管理ネットワーク要素へ、前記端末デバイスについての情報を送信するステップであって、前記端末デバイスについての前記情報は、前記端末デバイスの前記ボイスサービスを前記第2のネットワークにハンドオーバするのに使われる加入情報を含む、ステップをさらに含む請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記加入情報は、相関移動局統合サービスデジタルネットワーク(C-MSISDN)と、単一無線ボイスコール連続性(SRVCC)のためのセッション転送番号(STN-SR)とを含む請求項3に記載の方法。
  5. 前記第1の情報は、前記第1のネットワークから前記第2のネットワークへのボイスハンドオーバの第1の識別子および/または前記第2のネットワークのターゲット識別子を含み、
    前記第2の情報は、前記第1のネットワークから前記第2のネットワークへのボイスハンドオーバの第2の識別子および/または前記第2のネットワークの前記ターゲット識別子を含む請求項1乃至4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記第1のネットワークから前記第2のネットワークへのボイスハンドオーバの前記第1の識別子は、SRVCCハンドオーバインジケーションであり、前記第1のネットワークから前記第2のネットワークへの、前記端末デバイスの前記ボイスサービスの前記ハンドオーバを示すのに使われる請求項5に記載の方法。
  7. 前記第1のネットワークから前記第2のネットワークへのボイスハンドオーバの前記第2の識別子は、SRVCCハンドオーバインジケーションであり、前記第1のネットワークから前記第2のネットワークへの、前記端末デバイスの前記ボイスサービスの前記ハンドオーバを示すのに使われる請求項5又は6に記載の方法。
  8. 前記第2のネットワークの前記ターゲット識別子は、ターゲット無線ネットワークコントローラ(RNC)識別子を含む請求項5乃至7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記第1のネットワーク内の前記モビリティ管理ネットワーク要素によって、前記第1のネットワーク内の前記モビリティ管理ネットワーク要素と前記第3のネットワーク内の前記モビリティ管理ネットワーク要素との間に相互動作インタフェースが存在すると判定するステップをさらに含む請求項1乃至8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記第1のネットワークは第5世代(5G)ネットワークであり、前記第2のネットワークは第3世代(3G)ネットワークであり、前記第3のネットワークは発展型パケットシステム(EPS)ネットワークである請求項1乃至9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記第1のネットワーク内の前記モビリティ管理ネットワーク要素はアクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)ネットワーク要素であり、前記第2のネットワーク内の前記モバイル交換ネットワーク要素は移動交換センタ(MSC)ネットワーク要素であり、前記第3のネットワーク内の前記モビリティ管理ネットワーク要素はモビリティ管理エンティティ(MME)ネットワーク要素である請求項1乃至10のいずれか一項に記載の方法。
  12. ボイスサービスのネットワークハンドオーバ方法であって、
    第3のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素によって、第1のネットワーク内のモビリティ管理ネットワーク要素から第2の情報を受信するステップであって、前記第2の情報は、前記第1のネットワークから第2のネットワークへの端末デバイスのハンドオーバを示すのに使われる、ステップと、
    前記第3のネットワーク内の前記モビリティ管理ネットワーク要素によって、前記第2の情報に基づいて、前記第2のネットワーク内のモバイル交換ネットワーク要素へハンドオーバ要求を送信するステップであって、前記ハンドオーバ要求は、前記端末デバイスのボイスサービスを前記第2のネットワークにハンドオーバするのに使われる、ステップと
    を含む請求項1乃至11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記第3のネットワーク内の前記モビリティ管理ネットワーク要素によって、前記第1のネットワーク内の前記モビリティ管理ネットワーク要素から、前記端末デバイスについての情報を受信するステップであって、前記端末デバイスについての前記情報は、前記端末デバイスの前記ボイスサービスを前記第2のネットワークにハンドオーバするのに使われる加入情報を含む、ステップと、
    前記第3のネットワーク内の前記モビリティ管理ネットワーク要素によって、前記第2のネットワーク内の前記モバイル交換ネットワーク要素へ前記端末デバイスについての前記情報を送信するステップと
    をさらに含む請求項12に記載の方法。
  14. 前記加入情報は、相関移動局統合サービスデジタルネットワーク(C-MSISDN)と、SRVCCのためのセッション転送番号(STN-SR)とを含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記第2の情報は、前記第1のネットワークから前記第2のネットワークへのボイスハンドオーバの識別子および/または前記第2のネットワークのターゲット識別子を含む請求項12乃至14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記第1のネットワークから前記第2のネットワークへのボイスハンドオーバの前記第1の識別子は、SRVCCハンドオーバインジケーションであり、前記第1のネットワークから前記第2のネットワークへの、前記端末デバイスの前記ボイスサービスの前記ハンドオーバを示すのに使われる請求項15に記載の方法。
  17. 前記第1のネットワークから前記第2のネットワークへのボイスハンドオーバの前記第2の識別子は、SRVCCハンドオーバインジケーションであり、前記第1のネットワークから前記第2のネットワークへの、前記端末デバイスの前記ボイスサービスの前記ハンドオーバを示すのに使われる請求項15又は16に記載の方法。
  18. 前記第2のネットワークの前記ターゲット識別子は、ターゲット無線ネットワークコントローラ(RNC)識別子を含む請求項15又は16に記載の方法。
  19. 前記第1のネットワークは第5世代(5G)ネットワークであり、前記第2のネットワークは第3世代(3G)ネットワークであり、前記第3のネットワークは発展型パケットシステム(EPS)ネットワークである請求項12乃至18のいずれか一項に記載の方法。
  20. 前記第1のネットワーク内の前記モビリティ管理ネットワーク要素はアクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)ネットワーク要素であり、前記第2のネットワーク内の前記モバイル交換ネットワーク要素は移動交換センタ(MSC)ネットワーク要素であり、前記第3のネットワーク内の前記モビリティ管理ネットワーク要素はモビリティ管理エンティティ(MME)ネットワーク要素である請求項12乃至19のいずれか一項に記載の方法。
  21. 少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータ命令を記憶するメモリとを備える装置であって、前記命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されたとき、前記装置に、請求項1乃至11のいずれか一項に記載の方法を実施させる装置。
  22. 少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータ命令を記憶するメモリとを備える装置であって、前記命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されたとき、前記装置に、請求項12乃至20のいずれか一項に記載の方法を実施させる装置。
  23. コンピュータ命令を備えるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記コンピュータ命令がコンピュータ上で稼働されたとき、前記コンピュータは請求項1乃至20のいずれか一項に記載のネットワークハンドオーバ方法を実施することを可能にされるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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