JP7101308B2 - 高速転送テーブル作成 - Google Patents

高速転送テーブル作成 Download PDF

Info

Publication number
JP7101308B2
JP7101308B2 JP2021510359A JP2021510359A JP7101308B2 JP 7101308 B2 JP7101308 B2 JP 7101308B2 JP 2021510359 A JP2021510359 A JP 2021510359A JP 2021510359 A JP2021510359 A JP 2021510359A JP 7101308 B2 JP7101308 B2 JP 7101308B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer table
target
communication packet
service
priority
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021510359A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021535665A (ja
Inventor
夏添
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New H3C Security Technologies Co Ltd
Original Assignee
New H3C Security Technologies Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by New H3C Security Technologies Co Ltd filed Critical New H3C Security Technologies Co Ltd
Publication of JP2021535665A publication Critical patent/JP2021535665A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7101308B2 publication Critical patent/JP7101308B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L41/00Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks
    • H04L41/50Network service management, e.g. ensuring proper service fulfilment according to agreements
    • H04L41/5003Managing SLA; Interaction between SLA and QoS
    • H04L41/5006Creating or negotiating SLA contracts, guarantees or penalties
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L41/00Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks
    • H04L41/50Network service management, e.g. ensuring proper service fulfilment according to agreements
    • H04L41/5003Managing SLA; Interaction between SLA and QoS
    • H04L41/5019Ensuring fulfilment of SLA
    • H04L41/5022Ensuring fulfilment of SLA by giving priorities, e.g. assigning classes of service
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L43/00Arrangements for monitoring or testing data switching networks
    • H04L43/08Monitoring or testing based on specific metrics, e.g. QoS, energy consumption or environmental parameters
    • H04L43/0876Network utilisation, e.g. volume of load or congestion level
    • H04L43/0882Utilisation of link capacity
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/30Routing of multiclass traffic
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/74Address processing for routing
    • H04L45/745Address table lookup; Address filtering
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L43/00Arrangements for monitoring or testing data switching networks
    • H04L43/02Capturing of monitoring data
    • H04L43/026Capturing of monitoring data using flow identification
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/02Topology update or discovery
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/74Address processing for routing
    • H04L45/742Route cache; Operation thereof
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/10Flow control; Congestion control
    • H04L47/24Traffic characterised by specific attributes, e.g. priority or QoS
    • H04L47/2408Traffic characterised by specific attributes, e.g. priority or QoS for supporting different services, e.g. a differentiated services [DiffServ] type of service
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/70Admission control; Resource allocation
    • H04L47/80Actions related to the user profile or the type of traffic
    • H04L47/805QOS or priority aware

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

本願は2018年8月31日に中国国家知的財産権局へ提出された、出願番号が201811012726.1であり、発明の名称が「高速転送テーブル作成方法及び装置」である中国特許出願に基づき優先権を主張し、その全体が参照により本願に組み込まれる。
従来、ネットワークに設置されているネットワーク設備は、通常、アクセススイッチやアグリゲーションスイッチ、コアスイッチを含む。ここで、アクセススイッチがアグリゲーションスイッチに接続され、アグリゲーションスイッチがコアスイッチに接続され、コアスイッチがエグレスルータに接続されている。ユーザ端末は、アクセススイッチにアクセスすることによって、外部ネットワークとのデータ伝送を実現する。
ネットワーク設備(例えば、コアスイッチ)は、通常、高速転送機能を有し、当該ネットワーク設備がパケットを処理する流れは、以下の通りである。
ネットワーク設備は1つの通信パケットを受信した際に、当該通信パケットに対応する高速転送テーブルが作成されていない場合、ネットワーク設備はルーティングテーブルをクエリして、当該通信パケットを転送し、その後、ローカルキャッシュで当該通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成する。高速転送テーブルは、当該通信パケットの5タプル情報や入力インターフェイス情報、出力インターフェイス情報などを含んでよい。ネットワーク設備は、パケットにおける情報(例えば、5タプル情報)に基づいて同じデータストリームに属するパケットを識別する。ネットワーク設備は、その後、同様な5タプルを有する通信パケット(即ち同じデータストリームに属するパケット)を受信すると、ルーティングテーブルをクエリすることなく、当該高速転送テーブルに基づいてパケットを転送する。このように、パケットの転送時間を短縮でき、パケットの転送効率を向上させることができる。
図1は本願実施例に係るネットワークシステムの模式図である。 図2は本願実施例に係る高速転送テーブル作成方法のフローチャートである。 図3は本願実施例に係る高速転送テーブル作成方法のフローチャートである。 図4は本願実施例に係る高速転送テーブル作成装置の構成の模式図である。 図5は本願実施例に係る高速転送テーブル作成装置の構成の模式図である。 図6は本願実施例に係る高速転送テーブル作成装置の構成の模式図である。 図7は本願実施例に係る高速転送テーブル作成装置の構成の模式図である。 図8は本願実施例に係る高速転送テーブル作成装置の構成の模式図である。 図9は本願実施例に係る高速転送テーブル作成装置の構成の模式図である。 図10は本願実施例に係るネットワーク設備の構成の模式図である。
本願の上記の目的や特徴、利点がより分かりやすくなるために、以下、図面及び発明を実施するための形態を組み合わせて、本願についてさらに具体的に説明する。
本願実施例に係る高速転送テーブル作成方法はネットワーク設備に適用される。当該ネットワーク設備はアクセススイッチやアグリゲーションスイッチ、コアスイッチなどでよい。ネットワーク設備は、ルータやファイアウォール、AC(Access Controller、アクセスコントローラ)などの実体のある設備でもよく、上記の機能をする論理的な設備でもよい。ネットワーク設備は、本願実施例を実現できるものでよく、その具体的な形態は、本願実施例に限定されない。
本願実施例に係る高速転送テーブル作成方法は、キャンパスネットワークのシナリオに適用可能である。キャンパスネットワークは、複数のユーザ端末を含んでよく、例えば、ある学校は、研究開発棟と管理棟とを含み、各棟に複数のユーザ端末を設置している。図1に示すように、本願実施例に係るキャンパスネットワークのネットワーキングアーキテクチャの模式図であり、当該ネットワーキングアーキテクチャは、ネットワーク設備と、研究開発棟のユーザ端末と、管理棟のユーザ端末とを含み、各ユーザ端末は、いずれもネットワーク設備に接続し、ネットワーク設備を介して通信を行う。ネットワークの各部分の機能と特徴に基づいて、キャンパスネットワークは、ネットワークエグレスとデータセンタとユーザアクセスとの3つの部分に分けられる。これに応じて、キャンパスネットワークにおいて、エグレスルータとコアスイッチとアクセス設備が設置される。ここで、アクセス設備は、ユーザアクセスの部分でよく、エグレスルータは、ネットワークエグレスの部分でよく、コアスイッチは、エグレスルータとデータセンタとアクセス設備とのそれぞれに接続している。アクセス設備は、アクセススイッチとアグリゲーションスイッチとを含んでよい。ユーザ端末は、ユーザ端末がキャンパスネットワークにアクセスされるようにアクセススイッチに接続し、アクセススイッチは、アグリゲーションスイッチに接続し、アグリゲーションスイッチは、コアスイッチに接続する。コアスイッチは、データセンタとユーザ端末との間、及び、キャンパスネットワークにおけるユーザ端末同士の間のデータ通信を行うように、通信パケットの高速転送に用いられる。コアスイッチは、さらに、内部ネットワークと外部ネットワークとの間のデータ通信を行うように、通信パケットをエグレスルータに転送して、エグレスルータを介して外部ネットワークに転送してよい。
ネットワーク設備は、通信パケットを受信した際に、予め設定されたパケット処理ポリシーに基づいて、パケット処理ポリシーに設定されているサービスのマッチング規則に従い、当該通信パケットにマッチングする目標サービスを確定する。具体的な処理の流れについてはその後、詳しく説明する。ネットワーク設備は、当該通信パケットにマッチングする目標サービスを確定した後、目標サービスの目標優先度を取得し、優先度とリソース使用率の閾値との予め設定された対応関係に基づいて、目標優先度に対応する目標リソース使用率の閾値を確定してよい。その後、ネットワーク設備は、現在のリソース使用率が目標リソース使用率の閾値を超えているか否かを判断し、現在のリソース使用率が目標リソース使用率の閾値を超えていない場合、通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成する。
このように、現在のリソース使用率が目標リソース使用率の閾値を超えていない時、当該通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成することができる。
発明人は従来の技術において少なくとも以下のような問題が存在することを発見した。関連する技術では、ネットワーク設備が1つの通信パケットを受信した際に、当該通信パケットに対応する高速転送テーブルが現在作成されていない場合、ネットワーク設備は、ルーティングテーブルをクエリすることで、当該通信パケットを転送し、その後、ローカルキャッシュに当該通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成する。高速転送テーブルは、当該通信パケットの5タプル情報や入力インターフェイス情報、出力インターフェイス情報などを含んでよい。ネットワーク設備は、パケットにおける情報(例えば、5タプル情報)に基づいて同じデータストリームに属するパケットを識別する。ネットワーク設備は、その後、同様な5タプルを有する通信パケット(即ち、同じデータストリームに属するパケット)を受信すると、ルーティングテーブルをクエリすることなく、通信パケットの5タプル情報をマッチングすることによって、当該通信パケットに対応する高速転送テーブルをクエリして、パケットを転送することができる。このように、パケットの転送時間を短縮でき、パケットの転送効率を向上させることができる。しかしながら、通常、ネットワークには大量のユーザ端末が集まっており、これらのユーザ端末同士の間の通信を行う際に、ネットワーク設備に大量の高速転送テーブルが作成されて、ネットワーク設備のメモリ不足を引き起こし、ネットワーク設備の性能に影響を与え、さらには設備のハングや再起動を引き起こしてしまう。
本願実施例は、各データストリームの通信パケットのそれぞれに対して高速転送テーブルを作成することなく、選択的に一部のデータストリームの通信パケットに対して高速転送テーブルを作成することが可能であり、ネットワーク設備のメモリ負荷を減らし、ネットワーク設備のハングや再起動を防ぐことができる。
従来の技術と比べて、本願実施例は、各データストリームの通信パケットのそれぞれに対して高速転送テーブルを作成する又は無効することの代わりに、異なるサービスの優先度に応じて、どのサービスパケットに対して高速転送テーブルを作成してよいか、どのサービスパケットに対して高速転送テーブルを作成しなくてもよいか、を確定する。本願実施例では、サービスの優先度を柔軟に配置することができ、ネットワーク設備は配置された優先度に基づいて、高速転送テーブルを作成するかどうかを確定し、高速転送テーブルの柔軟な作成を実現することができる。
本願実施例については、まず、各サービスの優先度の配置の流れに対して説明する。詳細は以下の通りである。
上記の高速転送テーブル作成方法を実施する際に、予めネットワーク設備に高速転送テーブルの作成規則を配置してよい。具体的には、1組のコマンドラインを追加し、当組のコマンドラインを実行するネットワーク設備がサービスの優先度に従って高速転送テーブルを作成する又は作成しないようにすることができる。ネットワーク設備で当組のコマンドラインを配置し実行した後、ネットワーク設備は各サービスの優先度に従って、どのサービスパケットに対して高速転送テーブルを作成し、どのサービスパケットに対して高速転送テーブルを作成しないかを確定してよい。例として、当組のコマンドラインの中で、あるコマンドラインは以下のものである。
[H3C]ip fast-forwarding xx enable //「xx」という名の高速転送テーブルの作成規則を開始することを表し、ここで、「xx」は高速転送テーブルの作成規則の識別子である。
また、各サービスに対応する優先度を配置してもよく、各優先度は異なる高速転送テーブルの作成規則に対応する。3つの優先度(即ち、level1~3)に分けることを例として、level3が最高優先度であり、level3の優先度を有するサービスにマッチングする通信パケットを受信した際に、通信パケットのいずれもに対して高速転送テーブルを作成する。level2が中優先度であり、level2の優先度を有するサービスにマッチングする通信パケットを受信した際に、リソース使用率がリソース使用率の閾値未満の場合は、当該通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成し、リソース使用率がリソース使用率の閾値以上の場合は、当該通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成しないか又は高速転送テーブルを除去する。level1が低優先度であり、level1の優先度を有するサービスにマッチングする通信パケットを受信した際に、通信パケットのいずれもに対して高速転送テーブルを作成しない。
例示的には、NATサービスの優先度を最高優先度として、当組のコマンドラインのうち、あるコマンドラインは以下のものでもよい。
[H3C-ipf-xx] module NAT level 3 //NAT(Network Address Translation、ネットワークアドレス変換)サービスを最高優先度として、高速転送テーブルを作成できることを表す。
例示的には、AFTサービスの優先度を最高優先度として、当組のコマンドラインのうち、あるコマンドラインは以下のものでもよい。
[H3C-ipf-xx] module AFT level 3 //AFT(Address Family Translation、アドレスファミリ変換)サービスを最高優先度とし、高速転送テーブルを作成できることを表す。
例示的には、ASPFサービスの優先度を最高優先度として、当組のコマンドラインのうち、あるコマンドラインは以下のものでもよい。
[H3C-ipf-xx] module ASPF level 2 //ASPF(Advanced Stateful Packet Filter、高度なステートフルパケットフィルタ)サービスを中優先度として、ASPFサービスにマッチングする通信パケットを受信した際に、ネットワーク設備の現在のリソース使用率が予め設定されたリソース使用率の閾値未満である場合は、当該通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成することを表す。
デフォルトの場合は、全てのサービスがlevel1に属しているため、level1に属するサービスを配置する必要がない。
ネットワーク設備は、あるサービスの優先度を配置するコマンドを受信した後、後続の処理のために、当該サービスの配置情報に当該サービスの優先度を格納する。当該サービスの配置情報には、さらに当該サービスのマッチング規則などの情報が含まれてもよい。ここで、マッチング規則は、予め設定されたマッチング項目、例えば5タプル情報を含んでよい。
なお実際のニーズに応じて、異なるサービスに対して同じ優先度を配置してもよく、異なる優先度を配置してよい。また、優先度の数は3つに限られなくてもよい。優先度が複数の場合は、各優先度はそれぞれ異なるリソース使用率の閾値に対応してよい。具体的な処理の流れについては、後で詳しく説明する。
上記の各サービスの配置の仕方は単なる一例であり、各サービスに対応する優先度は、技術スタッフがサービスニーズに応じて配置してもよく、本願実施例に限定されない。
従来の技術は、デフォルトの場合、ネットワーク設備は全ての通信パケットに対して高速転送テーブルを作成する。本願実施例に係る方法によれば、ネットワーク設備は、通信パケットにマッチングする目標サービスの優先度、或いは、通信パケットにマッチングする目標サービスの優先度及び当該優先度に対応するリソース使用率の閾値に基づいて、高速転送テーブルを作成する必要があるか否かを判断する。このように、選択的に一部のデータストリームの通信パケットに対して高速転送テーブルを作成して、ネットワーク設備のメモリ負荷を減らし、ネットワーク設備のハングや再起動を防ぐことができる。
図2に示すように、実行主体がキャンパスネットワークにおけるネットワーク設備(例えば、コアスイッチ)である場合を例として、本願実施例に係る高速転送テーブル作成方法の処理の流れは、以下のステップを含んでよい。
ステップ201:ネットワーク設備は、通信パケットを受信した際に、パケット処理ポリシーに設定されているサービスのマッチング規則に基づいて、通信パケットにマッチングする目標サービスを確定する。
ここで、通信パケットにマッチングする目標サービスは、1つでもよく、複数でもよい。
本願実施例では、ネットワーク設備は、複数のサービスの処理機能、例えば、NATサービスやAFTサービス、ASPFサービスなどを備えてもよい。ネットワーク設備には、パケット処理ポリシーが予め設置され、ネットワーク設備は、パケット処理ポリシーに設定されているサービスのマッチング規則に基づいて、通信パケットにマッチングする目標サービスを確定してよい。
好ましくは、パケット処理ポリシーは、パケットマッチングの流れ(即ち、各サービスのマッチング順序)、及び各サービスのマッチング規則を含んでよい。ネットワーク設備は、各サービスのマッチング順序と各サービスのマッチング規則に基づいて、通信パケットにマッチングする目標サービスを確定してよい。
本願実施例では、ネットワーク設備は、通信パケットを受信した際に、各サービスのマッチング順序と各サービスのマッチング規則に従って、通信パケットに対してマッチングとサービス処理を順次に行うことで、当該通信パケットにマッチングする目標サービスを確定する。
例えば、サービスのマッチング順序がNATサービス→AFTサービス→ASPFサービスである場合、ネットワーク設備は当該通信パケットに対して、まずNATサービスのマッチング規則をマッチングし、次にAFTサービスのマッチング規則をマッチングし、そしてASPFサービスのマッチング規則をマッチングすることができる。NATサービスを例として、NATサービスのマッチング規則は、予め設定されたマッチング項目(例えば、5タプル情報)を含んでよい。当該通信パケットの5タプル情報がマッチング項目をマッチングしない場合は、通信パケットに対して、次のサービスをマッチングし、即ちAFTサービスをマッチングする。当該通信パケットの5タプル情報がマッチング項目をマッチングしている場合は、当該マッチング規則にマッチングすることに認定し、その後、当該通信パケットに対して対応するNATサービス処理を行うことができる。当該通信パケットに対してNATサービス処理を行った後、当該通信パケットに対して次のサービスをマッチングし、即ちAFTサービスをマッチングする。AFTサービス及びASPFサービスをマッチングする流れは、NATサービスをマッチングする流れと類似しているが、設置されたマッチング項目(例えば5タプル情報)の具体的な内容が異なってもよい。
ステップ202:ローカルに通信パケットに対応する高速転送テーブルが格納されていない場合、ネットワーク設備は、目標サービスの目標優先度を取得し、優先度とリソース使用率の閾値との予め設定された対応関係に基づいて、目標優先度に対応する目標リソース使用率の閾値を確定する。
ここで、高速転送テーブルは、5タプル情報やパケットの入力インターフェイス情報、パケットの出力インターフェイス情報などを含んでよい。
実施する際には、ネットワーク設備は、サービスパケットを解析し、サービスパケットにおける5タプル情報を取得して、当該5タプル情報と現在作成された各高速転送テーブルの5タプル情報とをマッチングし、当該5タプル情報を含む高速転送テーブルが存在しているか否かを判断してよい。当該5タプル情報を含む高速転送テーブル(即ち当該通信パケットに対応する高速転送テーブル)が存在している場合は、当該高速転送テーブルに基づいて、当該通信パケットを転送することができる。当該5タプル情報を含む高速転送テーブルが存在しない場合は、ネットワーク設備は目標サービス(即ち当該通信パケットにマッチングするサービス)の配置情報から、当該目標サービスの優先度(即ち目標優先度)を取得することができる。ネットワーク設備には、各優先度に対応するリソース使用率の閾値、即ち優先度とリソース使用率の閾値との対応関係が予め格納されてもよく、当該対応関係は技術スタッフが経験により設置してよい。ここで、リソース使用率は、メモリ使用率及び/又はCPU使用率を含んでよい。
例えば、サービスの優先度は、level1、level2、level3、level4を含んでよい。ここで、level1に対応するリソース使用率の閾値が0%であると、level1の優先度を有するサービスに対して通信パケットを処理する際に、高速転送テーブルを作成しない。level2に対応するリソース使用率の閾値が40%であると、level2の優先度を有するサービスに対して通信パケットを処理する際に、現在のリソース使用率が40%未満の場合に高速転送テーブルを作成する。level3に対応するリソース使用率の閾値が80%であると、level3の優先度を有するサービスに対して通信パケットを処理する際に、現在のリソース使用率が80%未満の場合に高速転送テーブルを作成する。level4に対応するリソース使用率の閾値が100%であると、優先度がlevel4のサービスに対して通信パケットを処理する際に、高速転送テーブルを作成する。
ネットワーク設備は、優先度とリソース使用率の閾値との予め設定された対応関係に基づいて、目標優先度に対応するリソース使用率の閾値を確定することができる。例えば、ネットワーク設備は、通信パケットを受信した際に、当該通信パケットにマッチングするサービスがASPFサービスであり、ASPFサービスに対応する優先度がlevel2であり、level2に対応する目標リソース使用率の閾値が40%であること確定する。
ステップ203:ネットワーク設備は、現在のリソース使用率が目標リソース使用率の閾値を超えているか否かを判断する。
本願実施例では、ネットワーク設備は、現在のリソース使用率を取得して、現在のリソース使用率が目標リソース使用率の閾値を超えているか否かを判断してよい。
ステップ204:ネットワーク設備は、現在のリソース使用率が目標リソース使用率の閾値を超えていない場合、通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成する。
本願実施例では、ネットワーク設備が現在のリソース使用率が目標リソース使用率の閾値を超えていないと判定した場合は、現在のリソース使用率が低く、ネットワーク設備が現在のサービスを処理するために多くのリソースを割り当て可能であることを意味し、そのため、当該通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成することができる。
具体的な処理の流れは、ネットワーク設備が当該通信パケットの入力インターフェイスを確定して、当該入力インターフェイスのインターフェイスタイプ及びインターフェイス番号を確定し、ネットワーク設備がさらに当該通信パケットの宛先IPアドレス及び宛先ポット番号に基づいて、ローカルルーティングテーブルで対応する出力インターフェイスをクエリして、当該出力インターフェイスのインターフェイスタイプ及びインターフェイス番号を確定し、さらに当該通信パケットの5タプル情報と、当該通信パケットを受信した入力インターフェイスのインターフェイスタイプ及びインターフェイス番号と、当該通信パケットを転送する出力インターフェイスのインターフェイスタイプ及びインターフェイス番号とに基づいて、高速転送テーブルを作成することである。高速転送テーブルは、表1に示すようなものでもよい。
Figure 0007101308000001
ここで、GEはインターフェイスタイプがGigabitEthernet(ギガビットイーサネット)、即ちレートが1Gbpsのものである。GE1/1における「1/1」はインターフェイス番号であって、1番目のボード(カードスロット)における1番目のインターフェイスを示す。
例えば、ネットワーク設備が通信パケットを受信して、当該通信パケットの5タプル情報は、送信元IPアドレスが1.1.1.1であり、送信元ポット番号が10であり、宛先IPアドレスが2.2.2.2であり、宛先ポット番号が20であり、プロトコルがTCP(Transmission Control Protocol、伝送制御プロトコル)である。ネットワーク設備は、当該通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成せず、かつ現在のリソース使用率が目標リソース使用率の閾値未満の場合、表1に示すような高速転送テーブルを作成することができる。
また、高速転送テーブルは、さらに、現在作成されている高速転送テーブルの総数、及び内部マークなどのフィールド(表1では示されていない)を含んでよい。ここで、内部マークは当該通信パケットがセグメント化されているか否かをマーキングするためのものであり、例えば、内部マークが1である場合、当該通信パケットにセグメント化されていることを表し、内部マークが0である場合、当該通信パケットがセグメント化されていないことを表す。
このように、ネットワーク設備は、その後、同様な5タプル情報を有する通信パケット(即ち当該通信パケットと同じデータストリームに属する通信パケット)を受信した後、ルーティングテーブルをクエリする必要がなく、当該高速転送テーブルをクエリして当該通信パケットを転送してもよく、パケットの転送時間を短縮でき、パケットの転送効率を向上させることができる。
好ましくは、通信パケットを受信した際に、ネットワーク設備は、当該通信パケットに対応する一時転送テーブルを作成し、一時転送テーブルが高速転送テーブルに変換されてもよい。ネットワーク設備が高速転送テーブルを作成する流れは、一時転送テーブルにおける一時マークを除去し、通信パケットに対応するセッションと一時転送テーブルとの関連付けを確立して、通信パケットに対応する高速転送テーブルを取得することである。
本願実施例では、ネットワーク設備は、最初の通信パケットを受信した際に時、当該通信パケットに対応する一時転送テーブルを生成する。具体的には、ネットワーク設備は当該通信パケットを解析し、当該通信パケットの5タプル情報を取得する。ネットワーク設備は、当該通信パケットの入力インターフェイスを確定してもよく、さらに、当該入力インターフェイスのインターフェイスタイプ及びインターフェイス番号を確定してよい。ネットワーク設備は、当該通信パケットの宛先IPアドレス及び宛先ポット番号に基づいて、ローカルルーティングテーブルで対応する出力インターフェイスをクエリして、当該出力インターフェイスのインターフェイスタイプ及びインターフェイス番号を確定して、さらに、当該通信パケットの5タプル情報と、当該通信パケットを受信した入力インターフェイスのインターフェイスタイプ及びインターフェイス番号と、当該通信パケットに対応する出力インターフェイスのインターフェイスタイプ及びインターフェイス番号とに基づいて、一時転送テーブルを作成する。一時転送テーブルは、表2に示すようなものでもよい。
Figure 0007101308000002
一時転送テーブルと高速転送テーブルとの違いは、高速転送テーブルにおけるフィールドに加えて、一時転送テーブルには一時マークのフィールドが含まれることである。当該一時マークは、当該テーブルが一時テーブルであることをマーキングするためのものである。例として、当該テーブルが一時テーブルであることを表すように、一時マークは1でもよい。ネットワーク設備は一時転送テーブルに基づいて、当該通信パケットに対応するセッション(目標セッションともいう)を確立する。ここで、セッションは、通常、セッション開始者の情報と、セッション応答者の情報と、セッション確立時間とを含む。例示的に、表2に示す一時転送テーブルに基づいて確立されたセッションは、以下の情報を含んでよい。
セッション開始者の情報は、送信元IPアドレス/送信元ポット番号が1.1.1.1/10であり、宛先IPアドレス/宛先ポット番号が2.2.2.2/20であり、プロトコルはTCPであり、パケットの入力インターフェイスタイプ及び番号はGE1/1であり、送信元セキュリティゾーンがManagementである。ここで、送信元セキュリティゾーンは、パケットの入力インターフェイスタイプ及びインターフェイス番号に基づいて確定してよい。
セッション応答者の情報は、送信元IPアドレス/送信元ポット番号が2.2.2.2/20であり、宛先IPアドレス/宛先ポット番号が1.1.1.1/10であり、プロトコルはTCPであり、パケットの出力インターフェイスタイプ及び番号はGE1/2であり、送信元セキュリティゾーンがLocalである。ここで、送信元セキュリティゾーンはパケットの出力インターフェイスタイプ及びインターフェイス番号に基づいて確定可能である。
セッション状態は、TCPセッションが確立されている状態である。
セッション開始時間は、2018-07-10 14:06:53であり、セッション存続期間、1199sである。
セッション開始者からセッション応答者に送信されるデータパケット数は、459 packetsであり、バイト数は、18555 bytesである。
セッション応答者からセッション開始者に送信されるデータパケット数は、985 packetsであり、バイト数は、42151 bytesである。
ネットワーク設備は、セッションを確立することにより、通信する両方のデータ伝送状況を記録して、当該セッションによって、受信した通信パケットを転送することができる。本願実施例では、1つの通信パケットに対して、ネットワーク設備は、1つのセッションのみを確立し、1つの高速転送テーブルのみを作成する。
ネットワーク設備は、現在のリソース使用率が目標リソース使用率の閾値を超えていないと判定した場合、当該一時転送テーブルに対して、正式化処理を行い、即ち、一時転送テーブルを正式な高速転送テーブルに変換する。具体的な処理の流れは、目標セッションと当該一時転送テーブルとの関連付けを確立し、一時転送テーブルにおける一時時マークを除去することである。
本願実施例では、上記したように、ネットワーク設備は、ユーザー設備から送信された最初の通信パケットを受信した際に時、当該通信パケットに対応する一時転送テーブルを作成して、当該一時転送テーブルに基づいてセッションを確立する。例えば、ネットワーク設備は、通信パケットにマッチングする目標サービスがASPFサービスであることを確定し、ASPFサービスを行うためにはセッションを確立する必要があるため、ネットワーク設備は、当該通信パケットの一時転送テーブルに基づいて、当該通信パケットに対応するセッションを確立する。ネットワーク設備は、一時転送テーブルの構造体に当該セッションへのポインタを設置し、同時にセッションの構造体に当該一時転送テーブルへのポインタを設置することで、目標セッションと当該一時転送テーブルとの間の関連付けを確立してよい。そして、ネットワーク設備は、さらに、当該一時転送テーブルにおける一時マークのフィールドを削除する又は空にすることで、当該通信パケットに対応する高速転送テーブルを取得してよい。
好ましくは、現在のリソース使用率が目標リソース使用率の閾値を超えている場合は、通信パケットに対応する一時転送テーブルを削除する。別に係る例では、パケット処理ポリシーに基づいて、当該通信パケットにマッチングするサービスが確定されない場合は、通信パケットに対応する一時転送テーブルを削除する。
本願実施例では、ネットワーク設備が現在のリソース使用率が目標リソース使用率の閾値を超えていると判定した場合は、ネットワーク設備の現在の処理圧力が高く、ネットワーク設備が現在のサービスを処理するために多くのリソースを割り当てることができない可能があることを意味する。そのため、ネットワーク設備は、通信パケットに対応する一時転送テーブルを削除し、当該通信パケットに対応する高速転送テーブルを確定しなくてもよいが、依然として当該通信パケットを転送することができる。このように、一定のパケット転送効率を犠牲するが、ネットワーク設備がサービスを処理するのに十分なメモリを持つことが保証され、ネットワーク設備のハングや再起動を防ぐことができる。
或いは、ネットワーク設備は、パケット処理ポリシーに基づいて通信パケットにマッチングするサービスが確定されない場合、通信パケットに対応する一時転送テーブルを削除し、当該通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成しない。この時、ルーティングテーブルに基づいて当該通信パケットを転送してよい。具体的な処理の流れは、ネットワーク設備が、通信パケットの宛先IPアドレスに基づいて、ルーティングテーブルで当該宛先IPアドレスに対応するネクストホップアドレスをクエリする。その後、ネットワーク設備は、クエリしたネクストホップアドレスに基づいて、当該通信パケットを転送する。ネットワーク設備は、ルーティングテーブルで宛先IPアドレスに対応するネクストホップアドレスをクエリしなかった場合、予め設定されたパケット処理ポリシーに基づいて、当該通信パケットを転送してよい。当該パケット処理ポリシーは、技術スタッフが必要に応じて配置するものでもよく、例えば、ネットワーク設備が当該通信メッセージを破棄したり、ネットワーク設備が予め設定された転送経路に基づいて当該通信パケットを転送したりしてよい。
別の可能な実施形態では、ネットワーク設備が取得された目標サービスの目標優先度は、最高優先度、最低優先度、最高優先度と最低優先度以外の優先度である可能がある。これらの3つのケースに対して、本願実施例に係る方法は、以下の通りでもよい。
ケース1:当該目標優先度が最高優先度である場合、ネットワーク設備は、当該通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成するステップを実行してよい。
ケース2:当該目標優先度が最低優先度である場合、ネットワーク設備は、当該通信パケットに対応する高速転送テーブルを削除するステップを実行してよい。
ケース3:当該目標優先度が最高優先度と最低優先度以外の優先度である場合、ネットワーク設備は、優先度とリソース使用率の閾値との予め設定された対応関係に基づいて、目標優先度に対応する目標リソース使用率の閾値を確定してよい。その後、当該通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成するか否かを判断するように、ステップ203~204が実行される。
好ましくは、通信パケットにマッチングする目標サービスが複数である時、ネットワーク設備は、以下の2つの方式で通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成するか否かを判断してよい。
方式1では、ネットワーク設備は、各目標サービスの目標優先度を確定し、優先度とリソース使用率の閾値との予め設定された対応関係に基づいて、各目標優先度に対応する目標リソース使用率の閾値を確定し、現在のリソース使用率が、確定された目標リソース使用率の閾値の最大値を超えていない場合、通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成する。
本願実施例では、ネットワーク設備は、通信パケットにマッチングする目標サービスを複数確定した場合、各目標サービスの優先度(即ち目標優先度)と、各目標優先度に対応する目標リソース使用率の閾値とをそれぞれ確定することで、複数の目標リソース使用率の閾値を取得する。ネットワーク設備は、複数の目標リソース使用率の閾値の最大値を確定して、現在のリソース使用率が当該最大値を超えているか否かを判断し、現在のリソース使用率が、確定された最大値を超えていない場合、通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成してよい。例えば、通信パケットにマッチングするサービスがNATサービスとASPFサービスを含み、ここで、ASPFサービスに対応するリソース使用率の閾値が80%であり、NATサービスに対応するリソース使用率の閾値が100%であり、現在のリソース使用率が85%である場合、ネットワーク設備は、85%<100%と判定し、当該通信パケットの高速転送テーブルを作成する。
方式2では、ネットワーク設備は、パケット処理ポリシーに従って、通信パケットにマッチングする目標サービスを確定する流れにおいて、通信パケットにマッチングする目標サービスを確定する度に、当該通信パケットに対して当該目標サービスを実行して、当該目標サービスの目標優先度を取得し、優先度とリソース使用率の閾値との予め設定された対応関係に基づいて、当該目標優先度に対応する目標リソース使用率の閾値を確定し、その後、現在のリソース使用率が当該リソース使用率の閾値を超えているか否かを判断する。
現在のリソース使用率が目標リソース使用率の閾値を超える場合は、目標サービスがマッチング順序における最後のサービスであるか否かをさらに判断する。
目標サービスがマッチング順序における最後のサービスではない場合は、その後、当該通信パケットがより優先度の高いサービスにマッチングする可能性(即ち、その後、高速転送テーブルが作成される可能性)があるため、この時、一時転送テーブルに対して処理を行わないことは、一時転送テーブルが誤って削除されることを防ぎ、その後、一時転送テーブルに基づいて高速転送テーブルを作成できなくなることを防ぐことができる。ネットワーク設備は、各サービスのマッチング順序に従って、通信パケットと各サービスの中のマッチングされていないサービスのマッチング規則とをマッチングし、通信パケットにマッチングする次の目標サービスを確定してよい。
当該サービスがパケットマッチングの流れの最後のサービスである場合は、通信パケットに対応する一時転送テーブルを削除する。
現在のリソース使用率が目標リソース使用率の閾値を超えていない場合は、通信パケットに対応する高速転送テーブルが現在作成されているか否かをさらに判断し、通信パケットに対応する高速転送テーブルが作成されていない場合は、通信パケットに対応する高速転送テーブルが作成される。高速転送テーブルを作成する流れは、一時転送テーブルにおける一時マークを除去することと、通信パケットに対応するセッションと一時転送テーブルとの関連付けを確立することと、通信パケットに対応する高速転送テーブルを取得することとを含んでよい。ネットワーク設備は、その後、当該通信パケットにマッチングするサービスを確定した時、高速転送テーブルを作成するか否かを確定することなく、サービス処理を実行してよい。
例えば、パケットマッチングの流れでは、ASPFサービス、NATサービス及びAFTサービスとのマッチングを順次に行う必要があり、ここで、ASPFサービスに対応するリソース使用率の閾値は40%であり、NATサービスに対応するリソース使用率の閾値は100%であり、AFTサービスに対応するリソース使用率の閾値は80%であり、現在のリソース使用率は80%である。ネットワーク設備は、通信パケットがASPFサービスにマッチングすることを確定した時、現在のリソース使用率が目標リソース使用率の閾値である40%を超えていると判定する。この時、ASPFサービスがパケットマッチングの流れの最後のサービスではないため、一時転送テーブルが誤って削除されることを防ぐように、一時転送テーブルに対して処理を行わなく、当該通信パケットに対してASPFサービスの処理を行ってもよい。ネットワーク設備は、継続に次のサービスとのマッチングを行い、通信パケットがNATサービスにマッチングすると判定した時、高速転送テーブルを作成する。
この方式では、全てのサービスのマッチングが行われた時、現在のリソース使用率が、確定された目標リソース使用率の閾値の最大値を超えていない場合は、通信パケットに対応する高速転送テーブルが作成され、現在のリソース使用率が、確定された目標リソース使用率の閾値の最大値を超えている場合は、通信パケットに対応する一時転送テーブルが削除される。
好ましくは、ネットワーク設備は、さらに、現在のリソース使用率が高すぎる時、ネットワーク設備のメモリ負荷を減らしてネットワーク設備のハングや再起動を防ぐように、作成された一部の高速転送テーブルを削除してよい。具体的な処理の流れは、現在のリソース使用率が目標リソース使用率の閾値を超えている場合は、高速転送テーブルとサービスとの予め設定された関連付けに基づいて、現在作成された各高速転送テーブルに対応する1つ又は複数の第1のサービスを確定して、各高速転送テーブルに対応する1つ又は複数の第1のサービスの優先度の中の最高優先度を確定することと、最高優先度から目標優先度以下の第1の優先度を確定し、各高速転送テーブルから対応する1つ又は複数のサービスの優先度の中の最高優先度が第1の優先度である目標高速転送テーブルを確定し、目標高速転送テーブルを削除することとを含む。
本願実施例では、セッションは、通常、セッションに関連するサービスのフィールド(第1のフィールドともいう)が含まれる。ネットワーク設備は、セッションを確立した後、当該セッションに関連するサービスの識別子を当該第1のフィールドに記録してよい。例えば、ネットワーク設備は、ASPFサービスの処理する際に当該セッションを確立した場合、ASPFサービスの識別子を当該セッションの第1のフィールドに記録してよい。ネットワーク設備は、その後、他の目標サービスを実行する際に当該セッションを呼び出す必要(即ち、セッションが記録された情報に基づいてターゲットサービスを実行すること)の場合があり、この時、ネットワーク設備は、第1のフィールドで当該セッションを呼び出している目標サービスの識別子を記録することができる。このように、ネットワーク設備は、セッションとサービスとの関連付けを確立して、上記の確立されたセッションと一時転送テーブルとの関連付けに基づいて、一時転送テーブルとサービスとの関連付けを取得することができる。これに応じて、ネットワーク設備は、一時転送テーブルを高速転送テーブルに変換した後、高速転送テーブルとサービスとの予め設定された関連付けを取得することができる。
例えば、ネットワーク設備は、通信パケットの一時転送テーブルSを確立し、ASPFサービス処理を行う際に、一時転送テーブルSに基づいてセッションMを確立してよい。これにより、ネットワーク設備は、セッションMとASPFサービスとの関連付けを確立するように、当該セッションMの第1のフィールドにASPFサービスの識別子を記録する。ネットワーク設備は、現在のリソース使用率が目標リソース使用率の閾値を超えていないと判定した場合、一時転送テーブルSに対して正式化処理を行い、即ち、一時転送テーブルSの構造体にセッションMへのポインタを設置し、同時に、セッションMの構造体に一時転送テーブルSへのポインタを設置することで、セッションMと一時転送テーブルSとの関連付けを確立する。そして、一時転送テーブルの一時マークのフィールドを削除するまたは空にすることで、通信パケットに対応する高速転送テーブルS'を取得する。高速転送テーブルS'の構造体にセッションMへのポインタが設置され、セッションMの第1のフィールドにASPFサービスの識別子が記録されていることにより、高速転送テーブルS'とASPFサービスとの関連付けを確立することができる。
ネットワーク設備は、さらに、各サービスに対応する高速転送テーブルの数をそれぞれ記録してよい。ネットワーク設備は、サービスのそれぞれに対して、高速転送テーブルとサービスとの予め設定された関連付けに基づいて、当該サービスに関連する高速転送テーブルの数を合計し、高速転送テーブルの優先度テーブルを取得してよい。高速転送テーブルの優先度テーブルは、さらに、ネットワーク設備がサポートするサービスの名称、及び各サービスの優先度を含んでよい。高速転送テーブルの優先度テーブルは、表3に示すようなものでもよい。
Figure 0007101308000003
ここで、URPFはunicast Reverse Path Forwarding、即ちユニキャストリバースパス転送を表す。
本願実施例では、高速転送テーブルの優先度テーブルが新たに追加されたことにより、サービスモジュールを階層的に許可し、ネットワーク設備は異なるサービスの異なる優先度に従って、異なるサービスのデータストリームに対して、高速転送テーブルを選択的に作成することを実現でき、即ち、必要なパケットのみに対して高速転送テーブルを作成することで、ネットワーク設備のメモリを節約し、ネットワーク設備の機能と性能を十分に活用し、ネットワーク設備の使用効率を向上させる。
なお、目標サービスが複数ある場合、ネットワーク設備は、高速転送テーブルを作成した後、各目標サービスに対応する高速転送テーブルの数を1ずつ増やす。例えば、通信パケットにマッチングする目標サービスは、NATサービス、ASPFサービス、及びURPFサービスであり、ネットワーク設備は、通信パケットの高速転送テーブルを作成した後、NATサービス、ASPFサービス、及びURPFサービスに対応する高速転送テーブルの数をそれぞれ1ずつ増やし、即ち、上記表3を表4に示すテーブルに変更する。
Figure 0007101308000004
ネットワーク設備は、現在のリソース使用率が目標リソース使用率の閾値を超えていると判定した場合、現在作成された各高速転送テーブルに対して、高速転送テーブルとサービスと予め設定された関連付けに基づいて、当該高速転送テーブルに対応する1つ又は複数のサービスを確定して、これらのサービスに対応する優先度を確定してよい。その後、ネットワーク設備は、これらの優先度の中の最高優先度を確定し、当該最高優先度と目標リソース使用率の閾値に対応する目標優先度とを比較する。当該高速転送テーブルに対応するサービスの最高優先度が目標優先度以下の第1の優先度である場合は、当該高速転送テーブルが重要度の低いサービスと関連していることを意味し、ネットワーク設備は当該高速転送テーブル(即ち目標高速転送テーブル)を削除してよい。当該高速転送テーブルに対応するサービスの最高優先度が目標優先度よりも高い場合は、当該高速転送テーブルが重要度の高いサービスと関連していることを意味し、当該高速転送テーブルを削除しない。このように、リソース使用率が高い時、重要度の低いサービスに対応する一部の高速転送テーブルが削除されるため、ネットワーク設備のメモリ負荷を減らし、ネットワーク設備のハングや再起動を防ぐことができるとともに、重要度の高いサービスの通信パケットの高速転送を保証することができる。
例えば、優先度はlevel1、level2、level3、level4を含み、level1に対応するリソース使用率の閾値が0%であり、level2に対応するリソース使用率の閾値が40%であり、level3に対応するリソース使用率の閾値が80%であり、level4に対応するリソース使用率の閾値は100%である。level1に対応するサービスがURPFサービスであり、level2に対応するサービスはASPFサービスであり、level3に対応するサービスはAFTサービスであり、level4に対応するサービスはNATサービスである。現在、高速転送テーブル1、高速転送テーブル2、高速転送テーブル3、及び高速転送テーブル4が存在し、高速転送テーブル1に対応するサービスがNATサービスとASPFサービスであり、高速転送テーブル2に対応するサービスがASPFサービスであり、高速転送テーブル3に対応するサービスがNATサービスとURPFサービスであり、高速転送テーブル4に対応するサービスがASPFサービスとAFTサービスである。目標リソース使用率の閾値が80%であり、目標優先度がlevel3である場合、ネットワーク設備は、高速転送テーブル1に対応するサービスの優先度の中の最高優先度がlevel4であり、高速転送テーブル2に対応するサービスの優先度の中の最高優先度がlevel2であり、高速転送テーブル3に対応するサービスの優先度の中の最高優先度がlevel4であり、高速転送テーブル4に対応するサービスの優先度の中の最高優先度がlevel3であることを確定して、高速転送テーブル1に対応するサービスの優先度の中の最高優先度がlevel3よりも高く、高速転送テーブル3に対応するサービスの優先度の中の最高優先度がlevel3よりも高く、高速転送テーブル2に対応するサービスの優先度の中の最高優先度がlevel3よりも低く、高速転送テーブル4に対応するサービスの優先度の中の最高優先度がlevel3に等しいことを確定し、その後、高速転送テーブル2と高速転送テーブル4を削除してよい。
本願実施例では、メモリ閾値に対するモニタリングが新たに追加され、ネットワーク設備は、メモリ閾値に達した時、優先度の低いサービスモジュールに対応する高速転送テーブルを除去する。このように、一定のパケット転送効率を犠牲するが、ネットワーク設備にサービスを処理するための十分のメモリがあることが保証されて、ネットワーク設備のハングや再起動を防ぐことができる。
好ましくは、ネットワーク設備は、高速転送テーブルを削除した後、現在の高速転送テーブルとサービスと関連付けに基づいて、上記表3における各サービスに対応する高速転送テーブルの数を更新してよい。例えば、ネットワーク設備は、高速転送テーブル1を削除したことを確定し、高速転送テーブル1に対応するサービスがASPFサービスとURPFサービスであるため、表3におけるASPFサービスとURPFサービスに対応する高速転送テーブルの数をそれぞれ1ずつ減らしてよい。
別の可能な実現方式では、ネットワーク設備は、目標優先度が最高優先度であることを判定した場合、前記通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成してよい。ネットワーク設備は、目標優先度が最低優先度であることを判定した場合、前記通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成しなくてもよい。ネットワーク設備は、目標優先度が前記最高優先度と前記最低優先度以外の優先度であることを判定した場合、ステップ202における、優先度とリソース使用率の閾値との予め設定された対応関係に基づいて前記目標優先度に対応する目標リソース使用率の閾値を確定するステップを実行してよい。このように、ネットワーク設備の処理の量を減らし、ネットワーク設備の処理リソースを節約することができる。
本願実施例は、さらに、高速転送テーブルを確立するための方法に係る例を提供する。この例では、4つの優先度、即ちlevel1~4が分けられている。ここで、
level4は、最高優先度であって、対応するリソース使用率の閾値が100%である。優先度がlevel4であるサービスに対して、通信パケットを処理する際に、高速転送テーブルが作成される。
level3は、中優先度であって、対応するリソース使用率の閾値が80%である。優先度がlevel3であるサービスに対して、通信パケットを処理する際に、現在のリソース使用率が80%以下の場合、高速転送テーブルを作成し、現在のリソース使用率が80%以上の場合、高速転送テーブルを作成せず、或いは高速転送テーブルを削除する。
level2は、中優先度であって、対応するリソース使用率の閾値が60%である。優先度がlevel2であるサービスに対して、通信パケットを処理する際に、現在のリソース使用率が60%以下の場合、高速転送テーブルを作成し、現在のリソース使用率が60%以上の場合、高速転送テーブルを作成せず、或いは高速転送テーブルを削除する。
level1は、低優先度であって、対応するリソース使用率の閾値が0である。優先度がlevel1であるサービスに対して、通信パケットを処理する際に、高速転送テーブルを作成しない。
図1に示すキャンパスネットワークによれば、キャンパスネットワークは、ネットワーク設備と、研究開発棟のユーザ端末と、管理棟のユーザ端末とを含み、各ユーザ端末は、いずれもネットワーク設備に接続し、ネットワーク設備を介して通信を行う。ネットワークの各部分の機能と特徴に基づいて、キャンパスネットワークは、ネットワークエグレス、データセンタ及びユーザアクセスの3つの部分に分けられる。これに応じて、キャンパスネットワークにおいて、エグレスルータと、コアスイッチと、アクセス設備とが設置されてもよく、ここで、アクセス設備はユーザアクセスの部分に対応し、エグレスルータはネットワークエグレスの部分に対応し、コアスイッチはエグレスルータ、データセンタ及びアクセス設備のそれぞれに接続している。アクセス設備は、アクセススイッチと、アグリゲーションスイッチとを含んでよい。アクセススイッチは、ユーザ端末をキャンパスネットワークにアクセスさせるために用いられ、アクセススイッチはアグリゲーションスイッチに接続し、アグリゲーションスイッチはコアスイッチに接続する。データセンタとユーザ端末との間、及びキャンパスネットワークにおけるユーザ端末同士の間でのデータ通信を行うように、コアスイッチは通信パケットの高速転送に用いられる。コアスイッチは、さらに、内部ネットワークと外部ネットワークとの間でのデータ通信を行うように、通信パケットを、エグレスルータに転送して、エグレスルータを介して外部ネットワークに転送する。
本願実施例に係る高速転送テーブル作成方法の例は、キャンパスネットワークにおけるコアスイッチによって実行されてもよい。研究開発棟のユーザ端末が管理棟のユーザ端末に通信パケットを送信することを例として、研究開発棟のユーザ端末がアクセススイッチに通信パケットを送信し、アクセススイッチがアグリゲーションスイッチに当該通信パケットを送信し、アグリゲーションスイッチがコアスイッチに当該通信パケットを送信し、コアスイッチが本願に係る高速転送テーブル作成方法の例を実行し、管理棟のユーザ端末に当該通信パケットを転送する。
図3に示すように、この例の具体的な流れは以下の通りでもよい。
ステップ301:コアスイッチは、通信パケットを受信する。
このステップの処理の流れは、上記のステップ201の説明を参照し、ここでは説明を省略する。
ステップ302:コアスイッチは、当該通信パケットに対応する一時転送テーブルを作成する。
このステップの処理の流れは、上記のステップ204の説明を参照し、ここでは説明を省略する。
ステップ303:コアスイッチは、パケット処理ポリシーに設定されているマッチング規則に基づいて、通信パケットにマッチングする目標サービスを確定する。
このステップの処理の流れは、上記のステップ201の説明を参照する。この例では、目標サービスの数が1つの場合を例として説明しており、目標サービスが複数の場合も同様であり、ここでは説明を省略する。
ステップ304:コアスイッチは、ローカルに当該通信パケットに対応する高速転送テーブルが格納されているか否かを判断する。
ローカルに当該通信パケットに対応する高速転送テーブルが格納されていない場合は、ステップ305が実行され、ローカルに当該通信パケットに対応する高速転送テーブルが格納されている場合は、ステップ310が実行される。
このステップの処理の流れは、上記のステップ204の説明を参照し、ここでは説明を省略する。
ステップ305:コアスイッチは、予め設定された目標サービスの目標優先度を取得する。
ここで、目標優先度がlevel4である場合は、ステップ309が実行され、目標優先度がlevel3又はlevel2である場合は、ステップ306~307が実行され、目標優先度がlevel1である場合は、ステップ308が実行される。
このステップの処理の流れは、上記のステップ202の説明を参照し、ここでは説明を省略する。
ステップ306:コアスイッチは、優先度とリソース使用率の閾値との予め設定された対応関係に基づいて、目標優先度に対応する目標リソース使用率の閾値を確定する。
このステップの処理の流れは、上記のステップ202の説明を参照し、ここでは説明を省略する。
ステップ307:コアスイッチは、現在のリソース使用率が目標リソース使用率の閾値を超えているか否かを判断する。
現在のリソース使用率が目標リソース使用率の閾値以上の場合は、ステップ308が実行され、現在のリソース使用率が目標リソース使用率の閾値以下の場合は、ステップ309が実行される。
このステップの処理の流れは、上記のステップ203の説明を参照し、ここでは説明を省略する。
ステップ308:コアスイッチは、一時転送テーブルを削除する。
このステップの処理の流れは、上記のステップ204の説明を参照し、ここでは説明を省略する。
ステップ309:コアスイッチは、一時転送テーブルに対して正式化処理を行う。
このステップの処理の流れは、上記のステップ204の説明を参照し、ここでは説明を省略する。
ステップ310:コアスイッチは、当該通信パケットに対応する高速転送テーブルに基づいて、当該通信パケットを転送する。
このステップの処理の流れは、上記のステップ204の説明を参照し、ここでは説明を省略する。
ステップ311:コアスイッチは、当該通信パケットに対応するルーティングテーブルに基づいて、当該通信パケットを転送する。
このステップの処理の流れは、上記のステップ204の説明を参照し、ここでは説明を省略する。
本願実施例に係る高速転送テーブル作成方法では、ネットワーク設備は、通信パケットを受信した際に、パケット処理ポリシーに設定されているマッチング規則に基づいて、通信パケットにマッチングする目標サービスを確定し、ローカルに通信パケットに対応する高速転送テーブルが格納されていない場合、予め設定された目標サービスの目標優先度を取得し、優先度とリソース使用率の閾値との予め設定された対応関係に基づいて、目標優先度に対応する目標リソース使用率の閾値を確定する。その後、ネットワーク設備は、現在のリソース使用率が目標リソース使用率の閾値を超えているか否かを判断し、現在のリソース使用率が目標リソース使用率の閾値を超えていない場合、通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成する。このように、現在のリソース使用率が目標リソース使用率の閾値を超えていない時、当該通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成してよい。本願実施例は、各データストリームの通信パケットのそれぞれに対して高速転送テーブルを作成することなく、選択的に一部のデータストリームの通信パケットに対して高速転送テーブルを作成できて、ネットワーク設備のメモリ負荷を減らし、ネットワーク設備のハングや再起動を防ぐことができる。
図4に示すように、同じ技術的概念に基づいて、本願実施例は、さらに、高速転送テーブルに係る。当該装置は、
通信パケットを受信した際に、パケット処理ポリシーに設定されているサービスのマッチング規則に基づいて、通信パケットにマッチングする目標サービスを確定するための第1の確定モジュール410と、
ローカルに通信パケットに対応する高速転送テーブルが格納されていない場合、予め設定された目標サービスの目標優先度を取得し、優先度とリソース使用率の閾値との予め設定された対応関係に基づいて、目標優先度に対応する目標リソース使用率の閾値を確定するための第2の確定モジュール420と、
現在のリソース使用率が目標リソース使用率の閾値を超えているか否かを判断するための第1の判断モジュール430と、
現在のリソース使用率が目標リソース使用率の閾値を超えていない場合、通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成するための第1の作成モジュール440と、を含む。
好ましくは、図5に示すように、当該装置は、
通信パケットを受信した際に、通信パケットに対応する一時転送テーブルを作成するための第2の作成モジュール450と、
一時転送テーブルにおける一時マークを除去し、通信パケットに対応するセッションと一時転送テーブルとの関連付けを確立して、通信パケットに対応する高速転送テーブルを取得するための第1の作成モジュール440と、をさらに含む。
好ましくは、図6に示すように、当該装置は、
現在のリソース使用率が目標リソース使用率の閾値を超えている場合、通信パケットに対応する一時転送テーブルを削除し、
又は、パケット処理ポリシーに基づいて、当該通信パケットにマッチングするサービスが確定されない場合、通信パケットに対応する一時転送テーブルを削除するための第1の削除モジュール460、をさらに含む。
好ましくは、通信パケットにマッチングする目標サービスが複数である時、第1の作成モジュール440は、
現在のリソース使用率が、確定された目標リソース使用率の閾値を超えていない場合、通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成することに用いられる。
好ましくは、図7に示すように、当該装置は、
前記現在のリソース使用率が前記目標リソース使用率の閾値を超えている場合、高速転送テーブルとサービスとの予め設定された関連付けに基づいて、現在作成された各高速転送テーブルに対応する1つ又は複数の第1のサービスを確定して、各高速転送テーブルに対応する1つ又は複数の第1のサービスの優先度の中の最高優先度を確定するための第3の確定モジュール470と、
前記最高優先度から前記目標優先度以下の第1の優先度を確定し、前記各高速転送テーブルから対応する1つ又は複数のサービスの優先度の中の最高優先度が前記第1の優先度である目標高速転送テーブルを確定し、前記目標高速転送テーブルを削除するための第2の削除モジュール480と、をさらに含む。
好ましくは、図8に示すように、当該装置は、
前記目標優先度が前記最高優先度である場合、前記通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成し、前記目標優先度が前記最低優先度である場合、前記通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成しないための第3の作成モジュール490をさらに含み、
前記第3の作成モジュール490は、さらに、前記目標優先度が前記最高優先度と前記最低優先度以外の優先度である場合、前記第2の確定モジュールに、前記優先度とリソース使用率の閾値との予め設定された対応関係に基づいて前記目標優先度に対応する目標リソース使用率の閾値を確定させることに用いられる。
好ましくは、パケット処理ポリシーは、パケットマッチングの流れ、及び各サービスのマッチング規則を含む。
好ましくは、図9に示すように、当該装置は、
前記現在のリソース使用率が前記目標リソース使用率の閾値を超える場合、前記目標サービスが前記マッチング順序における最後のサービスであるか否かを判断し、前記目標サービスが前記マッチング順序における最後のサービスではない場合、前記各サービスのマッチング順序に従って、前記通信パケットと前記各サービスの中のマッチングされていないサービスのマッチング規則とをマッチングし、前記通信パケットにマッチングする次の目標サービスを確定し、前記目標サービスが前記マッチング順序における最後のサービスである場合、前記通信パケットに対応する一時転送テーブルを削除するための第3の削除モジュール4100と、
現在のリソース使用率が目標リソース使用率の閾値を超えていない場合、通信パケットに対応する高速転送テーブルが現在作成されているか否かを判断し、通信パケットに対応する高速転送テーブルが作成されていない場合、第1の作成モジュールに通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成させるための第2の判断モジュール4110と、をさらに含む。
本願実施例では、ネットワーク設備は、通信パケットを受信した際に、パケット処理ポリシーに設定されているマッチング規則に基づいて、通信パケットにマッチングする目標サービスを確定し、ローカルに通信パケットに対応する高速転送テーブルが格納されていない場合、予め設定された目標サービスの目標優先度を取得し、優先度とリソース使用率の閾値との予め設定された対応関係に基づいて、目標優先度に対応する目標リソース使用率の閾値を確定する。その後、ネットワーク設備は、現在のリソース使用率が目標リソース使用率の閾値を超えているか否かを判断し、現在のリソース使用率が目標リソース使用率の閾値を超えていない場合、通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成する。このように、現在のリソース使用率が目標リソース使用率の閾値を超えていない時、当該通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成することができる。本願実施例は、各データストリームの通信パケットのそれぞれに対して高速転送テーブルを作成することなく、選択的に一部のデータストリームの通信パケットに対して高速転送テーブルを作成できて、ネットワーク設備のメモリ負荷を減らし、ネットワーク設備のハングや再起動を防ぐことができる。
上記高速転送テーブル作成方法の実施例と対応するように、本願実施例はさらにネットワーク設備に係る。図10によれば、図10は本願実施例に係るネットワーク設備の構成のブロック図を示している。当該ネットワーク設備は、プロセッサ1001と、機器可読記憶媒体1002とを含み、機器可読記憶媒体1002には、プロセッサ1001によって実行可能な機器実行可能なコマンドが格納され、機器実行可能なコマンドによって、プロセッサ1001に、
通信パケットを受信した際に、パケット処理ポリシーに設定されているサービスのマッチング規則に基づいて、前記通信パケットにマッチングする目標サービスを確定するステップと、
ローカルに前記通信パケットに対応する高速転送テーブルが格納されていない場合、予め設定された前記目標サービスの目標優先度を取得し、優先度とリソース使用率の閾値との予め設定された対応関係に基づいて、前記目標優先度に対応する目標リソース使用率の閾値を確定するステップと、
現在のリソース使用率が前記目標リソース使用率の閾値を超えているか否かを判断するステップと、
前記現在のリソース使用率が前記目標リソース使用率の閾値を超えていない場合、前記通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成するステップと、を実行させる。
本願に係る好ましい実施例では、機器実行可能なコマンドによって、プロセッサ1001に、
通信パケットを受信した際に、前記通信パケットに対応する一時転送テーブルを作成するステップと、
前記一時転送テーブルにおける一時マークを除去し、前記通信パケットに対応するセッションと前記一時転送テーブルとの関連付けを確立して、前記通信パケットに対応する高速転送テーブルを取得するステップと、をさらに実行させる。
本願に係る好ましい実施例では、機器実行可能なコマンドによって、プロセッサ1001に、
前記現在のリソース使用率が前記目標リソース使用率の閾値を超えている場合、前記通信パケットに対応する高速転送テーブルを削除し、又は
前記パケット処理ポリシーに基づいて、前記通信パケットにマッチングするサービスが確定されない場合、前記通信パケットに対応する一時転送テーブルを削除するステップ、を実行させる。
本願に係る好ましい実施例では、前記通信パケットにマッチングする目標サービスが複数である時、前記現在のリソース使用率が目標リソース使用率の閾値を超えていない場合、機器実行可能なコマンドによって、プロセッサ1001に、
前記現在のリソース使用率が、確定された目標リソース使用率の閾値の最大値を超えていない場合、前記通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成するステップ、を実行させる。
本願に係る好ましい実施例では、機器実行可能なコマンドによって、プロセッサ1001に、
前記現在のリソース使用率が前記目標リソース使用率の閾値を超えている場合、高速転送テーブルとサービスとの予め設定された関連付けに基づいて、現在作成された各高速転送テーブルに対応する1つ又は複数のサービスを確定して、各高速転送テーブルに対応する1つ又は複数のサービスの優先度の中の最高優先度を確定するステップと、
前記最高優先度から前記目標優先度以下の第1の優先度を確定し、前記各高速転送テーブルから対応する1つ又は複数のサービスの優先度の中の最高優先度が前記第1の優先度である目標高速転送テーブルを確定し、前記目標高速転送テーブルを削除するステップと、をさらに実行させる。
本願に係る好ましい実施例では、前記予め設定された前記目標サービスの目標優先度を取得した後、機器実行可能なコマンドによって、プロセッサ1001に、
前記目標優先度が前記最高優先度である場合は、前記通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成し、前記目標優先度が前記最低優先度である場合は、前記通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成しない、
前記目標優先度が前記最高優先度と前記最低優先度以外の優先度である場合は、前記優先度とリソース使用率の閾値との予め設定された対応関係に基づいて前記目標優先度に対応する目標リソース使用率の閾値を確定するステップを実行するステップ、を実行させる。
本願に係る好ましい実施例では、前記パケット処理ポリシーがパケットマッチングの流れ及び前記各サービスのマッチング規則を含み、機器実行可能なコマンドによって、プロセッサ1001に、
前記現在のリソース使用率が前記目標リソース使用率の閾値を超える場合は、前記目標サービスが前記マッチング順序における最後のサービスであるか否かを判断し、前記目標サービスが前記マッチング順序における最後のサービスではない場合、前記各サービスのマッチング順序に従って、前記通信パケットと前記各サービスの中のマッチングされていないサービスのマッチング規則とをマッチングし、前記通信パケットにマッチングする次の目標サービスを確定し、前記目標サービスが前記マッチング順序における最後のサービスである場合、前記通信パケットに対応する一時転送テーブルを削除し、
前記現在のリソース使用率が前記目標リソース使用率の閾値を超えていない場合は、前記通信パケットに対応する高速転送テーブルが現在作成されているか否かを判断し、前記通信パケットに対応する高速転送テーブルが現在作成されていない場合、前記通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成するステップを実行するステップと、を実行させる。
図10に示すように、ネットワーク設備は、通信バス1003をさらに含んでよい。プロセッサ1001と機器可読記憶媒体1002は、通信バス1003介して互いに通信する。通信バス1003は、ペリフェラルコンポーネントインターコネクト(Peripheral Component Interconnect、PCI)バス、又は、拡張工業標準アーキテクチャ(Extended Industry Standard Architecture、EISA)バスなどでもよい。当該通信バス1003は、アドレスバス、データバス、コントロールバスなどに分けられてもよい。
上記通信バス1003は、上記プロセッサ1001と機器可読記憶媒体1002に接続していることに加えて、トランシーバ1004などのデバイスにさらに接続してよい。
機器可読記憶媒体1002は、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)を含んでもよく、又は、非揮発性メモリ(Non-Volatile Memory、NVM)を含んでもよく、例えば、少なくとも1つのディスクメモリである。また、機器可読記憶媒体1002は、上記のプロセッサから離れて配置された少なくとも1つの記憶装置でもよい。
プロセッサ1001は、中央処理装置(Central Processing Unit、CPU)、ネットワークプロセッサ(Network Processor、NP)等を含む汎用プロセッサでもよく、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processing、DSP)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field-Programmable Gate Array、FPGA)、又は他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲート或いはトランジスタロジックデバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネントでもよい。
本願実施例では、ネットワーク設備は、通信パケットを受信した際に、パケット処理ポリシーに設定されているマッチング規則に基づいて、通信パケットにマッチングする目標サービスを確定し、ローカルに通信パケットに対応する高速転送テーブルが格納されていない場合、予め設定された目標サービスの目標優先度を取得し、優先度とリソース使用率の閾値との予め設定された対応関係に基づいて、目標優先度に対応する目標リソース使用率の閾値を確定する。その後、ネットワーク設備は、現在のリソース使用率が目標リソース使用率の閾値を超えているか否かを判断し、現在のリソース使用率が目標リソース使用率の閾値を超えていない場合、通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成する。このように、現在のリソース使用率が目標リソース使用率の閾値を超えていない時、当該通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成してよい。本願実施例は、各データストリームの通信パケットのそれぞれに対して高速転送テーブルを作成することなく、選択的に一部のデータストリームの通信パケットに対して高速転送テーブルを作成できて、ネットワーク設備のメモリ負荷を減らし、ネットワーク設備のハングや再起動を防ぐことができる。
上記高速転送テーブル作成方法の実施例と対応するように、本願実施例は、さらに機器可読記憶媒体を提供する。前記機器可読記憶媒体には、機器実行可能なコマンドが格納され、機器実行可能なコマンドは、プロセッサによって呼び出されて実行されると、プロセッサに、
通信パケットを受信した際に、パケット処理ポリシーに設定されているサービスのマッチング規則に基づいて、前記通信パケットにマッチングする目標サービスを確定するステップと、
ローカルに前記通信パケットに対応する高速転送テーブルが格納されていない場合、予め設定された前記目標サービスの目標優先度を取得し、優先度とリソース使用率の閾値との予め設定された対応関係に基づいて、前記目標優先度に対応する目標リソース使用率の閾値を確定するステップと、
現在のリソース使用率が前記目標リソース使用率の閾値を超えているか否かを判断するステップと、
前記現在のリソース使用率が前記目標リソース使用率の閾値を超えていない場合、前記通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成するステップと、を実行させる。
機器実行可能なコマンドが、プロセッサに高速転送テーブルを作成する方法を実行させる他の可能な形態については、説明を省略する。
本願実施例では、ネットワーク設備は、通信パケットを受信した際に、パケット処理ポリシーに設定されているマッチング規則に基づいて、通信パケットにマッチングする目標サービスを確定し、ローカルに通信パケットに対応する高速転送テーブルが格納されていない場合、予め設定された目標サービスの目標優先度を取得し、優先度とリソース使用率の閾値との予め設定された対応関係に基づいて、目標優先度に対応する目標リソース使用率の閾値を確定する。その後、ネットワーク設備は、現在のリソース使用率が目標リソース使用率の閾値を超えているか否かを判断し、現在のリソース使用率が目標リソース使用率の閾値を超えていない場合、通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成する。このように、現在のリソース使用率が目標リソース使用率の閾値を超えていない時、当該通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成してもよい。本願実施例は、各データストリームの通信パケットのそれぞれに対して高速転送テーブルを作成することなく、選択的に一部のデータストリームの通信パケットに対して高速転送テーブルを作成できて、ネットワーク設備のメモリ負荷を減らし、ネットワーク設備のハングや再起動を防ぐことができる。
上記実施例は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、又はそれらの任意の組み合わせによって、全体的又は部分的に実現されてもよい。ソフトウェアで実現される場合、全体的又は部分的にコンピュータプログラム製品の形で実現されてもよい。前記コンピュータプログラム製品には、1つ又は複数のコンピュータコマンドが含まれる。コンピュータプログラムコマンドがコンピュータにロードされて実行される際に、本願実施例に記載の流れや機能に従う。前記コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、又は他のプログラミング可能な装置でもよい。前記コンピュータコマンドは、コンピュータ可読記憶媒体に格納されてもよく、1つのコンピュータ可読記憶媒体から別のコンピュータ可読記憶媒体に伝送されたものでもよく、例えば、前記コンピュータ命令は、有線(例えば、同軸ケーブル、光ファイバ、デジタル加入者回線(DSL))又は無線(例えば、赤外線、ラジオ、マイクロ波など)の方式によって、ウェブサイト、コンピュータ、サーバ、又はデータセンタから別のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、又はデータセンタに伝送されたものでもよい。前記コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータがアクセスできる任意の利用可能な媒体、或いは、1つ又は複数の利用可能な媒体を含むサーバ、データセンタなどを含むデータ記憶設備でもよい。前記利用可能な媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、磁気テープ)、光媒体(例えば、DVD)、又は半導体媒体(例えば、ソリッドステートハードディスク Solid State Disk(SSD))などでもよい。
なお、本文では、「第1の」や「第2の」などの関係用語は、1つの実体又は動作と他の実体又は動作とを区別するためのものにすぎず、必ずしもこれらの実体又は動作の間で何らかの実際的な関係や順番がある旨を要求又は提示しているのではない。そして、用語「含む」、「備える」又は他の変形はいずれも非排他的な意味であり、これにより、一連の要素を含む流れ、方法、部品又は設備は、これらの要素のみを含むのではなく、明確に挙げられていない他の要素、又はこれらの流れ、方法、部品又は設備の固有の要素も含む。これ以上の限定がない場合、「1つの…を含む」という文で限定された要素では、前記要素を含む流れ、方法、部品又は設備において他の同じ要素が存在していることを排除するものではない。
本明細書の各実施例は、いずれも関連する方式で説明され、各実施例の間の同じ又は類似な部分は互いに参照すればよく、各実施例について重点的に説明されたのは、他の実施例との違い点である。特に、システムの実施例については、基本的に方法の実施例と類似しているため、より簡単に説明され、関連する部分については、方法の実施例の説明を参照すればよい。
上記の説明は、本願の好ましい実施例にすぎず、本願の保護範囲を限定するためのものではない。本願の趣旨と原則の範囲内で行われた如何なる変更、同等の置換、改善などはいずれも、本願の保護範囲に含まれる。

Claims (22)

  1. 高速転送テーブル作成方法であって、
    通信パケットを受信した際に、パケット処理ポリシーに設定されているサービスのマッチング規則に基づいて、前記通信パケットにマッチングするサービスを目標サービスとして確定するステップと、
    ローカルに前記通信パケットに対応する高速転送テーブルが格納されていない場合、予め設定された前記目標サービスの目標優先度を取得し、優先度とリソース使用率の閾値との予め設定された対応関係に基づいて、前記目標優先度に対応する目標リソース使用率の閾値を確定するステップと、
    現在のリソース使用率が前記目標リソース使用率の閾値を超えているか否かを判断するステップと、
    前記現在のリソース使用率が前記目標リソース使用率の閾値を超えていない場合、前記通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成するステップと、を含む
    ことを特徴とする高速転送テーブル作成方法。
  2. 請求項1に記載の高速転送テーブル作成方法であって、
    通信パケットを受信した際に、前記通信パケットに対応する一時転送テーブルを作成するステップ、を含み、
    前記通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成するステップは、
    前記一時転送テーブルにおける一時マークを除去することと、前記通信パケットに対応するセッションと前記一時転送テーブルとの関連付けを確立して、前記通信パケットに対応する高速転送テーブルを取得することと、を含む
    ことを特徴とする高速転送テーブル作成方法。
  3. 請求項2に記載の高速転送テーブル作成方法であって、
    前記現在のリソース使用率が前記目標リソース使用率の閾値を超えている場合は、前記通信パケットに対応する一時転送テーブルを削除することと、
    又は、前記パケット処理ポリシーに基づいて、当該通信パケットにマッチングするサービスが確定されない場合は、通信パケットに対応する一時転送テーブルを削除することと、を含む
    ことを特徴とする高速転送テーブル作成方法。
  4. 請求項1に記載の高速転送テーブル作成方法であって、
    前記通信パケットにマッチングする目標サービスが複数である時、前記現在のリソース使用率が目標リソース使用率の閾値を超えていない場合、前記通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成することは、
    前記現在のリソース使用率が、確定された目標リソース使用率の閾値の最大値を超えていない場合、前記通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成することを含む
    ことを特徴とする高速転送テーブル作成方法。
  5. 請求項1に記載の高速転送テーブル作成方法であって、
    前記現在のリソース使用率が前記目標リソース使用率の閾値を超えている場合は、高速転送テーブルとサービスとの予め設定された関連付けに基づいて、現在作成された各高速転送テーブルに対応する1つ又は複数の第1のサービスを確定して、各高速転送テーブルに対応する1つ又は複数の第1のサービスの優先度の中の最高優先度を確定することと、
    前記最高優先度から前記目標優先度以下の第1の優先度を確定し、前記各高速転送テーブルから対応する1つ又は複数のサービスの優先度の中の最高優先度が前記第1の優先度である目標高速転送テーブルを確定し、前記目標高速転送テーブルを削除することと、を含む
    ことを特徴とする高速転送テーブル作成方法。
  6. 請求項1に記載の高速転送テーブル作成方法であって、
    前記予め設定された前記目標サービスの目標優先度を取得した後、
    前記目標優先度が最高優先度である場合、前記通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成することと、
    前記目標優先度が最低優先度である場合、前記通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成しないことと、
    前記目標優先度が前記最高優先度と前記最低優先度以外の優先度である場合、前記優先度とリソース使用率の閾値との予め設定された対応関係に基づいて、前記目標優先度に対応する目標リソース使用率の閾値を確定することと、を含む
    ことを特徴とする高速転送テーブル作成方法。
  7. 請求項2に記載の高速転送テーブル作成方法であって、
    前記パケット処理ポリシーは各サービスのマッチング順序と前記各サービスのマッチング規則とを含み、
    前記高速転送テーブル作成方法は、
    前記現在のリソース使用率が前記目標リソース使用率の閾値を超えている場合は、前記目標サービスが前記マッチング順序における最後のサービスであるか否かを判断し、前記目標サービスが前記マッチング順序における最後のサービスではない場合、前記各サービスのマッチング順序に従って、前記通信パケットと前記各サービスの中のマッチングされていないサービスのマッチング規則とをマッチングし、前記通信パケットにマッチングする次の目標サービスを確定し、前記目標サービスが前記マッチング順序における最後のサービスである場合、前記通信パケットに対応する一時転送テーブルを削除することと、
    前記現在のリソース使用率が前記目標リソース使用率の閾値を超えていない場合は、前記通信パケットに対応する高速転送テーブルが現在作成されているか否かを判断し、前記通信パケットに対応する高速転送テーブルが作成されていない場合、前記通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成するステップを実行することと、をさらに含む
    ことを特徴とする高速転送テーブル作成方法。
  8. 高速転送テーブル作成装置であって、
    通信パケットを受信した際に、パケット処理ポリシーに設定されているサービスのマッチング規則に基づいて、前記通信パケットにマッチングするサービスを目標サービスとして確定する第1の確定モジュールと、
    ローカルに前記通信パケットに対応する高速転送テーブルが格納されていない場合、予め設定された前記目標サービスの目標優先度を取得し、優先度とリソース使用率の閾値との予め設定された対応関係に基づいて、前記目標優先度に対応する目標リソース使用率の閾値を確定する第2の確定モジュールと、
    現在のリソース使用率が前記目標リソース使用率の閾値を超えているか否かを判断する第1の判断モジュールと、
    前記現在のリソース使用率が前記目標リソース使用率の閾値を超えていない場合、前記通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成する第1の作成モジュールと、を含む
    ことを特徴とする高速転送テーブル作成装置。
  9. 請求項8に記載の高速転送テーブル作成装置であって、
    通信パケットを受信した際に、前記通信パケットに対応する一時転送テーブルを作成する第2の作成モジュール、をさらに含み、
    前記第1の作成モジュールは、前記一時転送テーブルにおける一時マークを除去し、前記通信パケットに対応するセッションと前記一時転送テーブルとの関連付けを確立して、前記通信パケットに対応する高速転送テーブルを取得する
    ことを特徴とする高速転送テーブル作成装置。
  10. 請求項9に記載の高速転送テーブル作成装置であって、
    前記現在のリソース使用率が前記目標リソース使用率の閾値を超えている場合、前記通信パケットに対応する一時転送テーブルを削除し、又は、前記パケット処理ポリシーに基づいて、当該通信パケットにマッチングするサービスが確定されない場合、通信パケットに対応する一時転送テーブルを削除する第1の削除モジュール、をさらに含む
    ことを特徴とする高速転送テーブル作成装置。
  11. 請求項8に記載の高速転送テーブル作成装置であって、
    前記通信パケットにマッチングする目標サービスが複数である時、
    第1の作成モジュールは、前記現在のリソース使用率が、確定された目標リソース使用率の閾値の最大値を超えていない場合、前記通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成する
    ことを特徴とする高速転送テーブル作成装置。
  12. 請求項8に記載の高速転送テーブル作成方法であって、
    前記現在のリソース使用率が前記目標リソース使用率の閾値を超えている場合、高速転送テーブルとサービスとの予め設定された関連付けに基づいて、現在作成された各高速転送テーブルに対応する1つ又は複数の第1のサービスを確定して、各高速転送テーブルに対応する1つ又は複数の第1のサービスの優先度の中の最高優先度を確定する第3の確定モジュールと、
    前記最高優先度から前記目標優先度以下の第1の優先度を確定し、前記各高速転送テーブルから対応する1つ又は複数のサービスの優先度の中の最高優先度が前記第1の優先度である目標高速転送テーブルを確定し、前記目標高速転送テーブルを削除する第2の削除モジュールと、をさらに含む
    ことを特徴とする高速転送テーブル作成装置。
  13. 請求項8に記載の高速転送テーブル作成装置であって、
    前記目標優先度が最高優先度である場合、前記通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成し、前記目標優先度が最低優先度である場合、前記通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成しない第3の作成モジュール、をさらに含み、
    前記第3の作成モジュールは、さらに、前記目標優先度が前記最高優先度と前記最低優先度以外の優先度である場合、前記第2の確定モジュールに、前記優先度とリソース使用率の閾値との予め設定された対応関係に基づいて前記目標優先度に対応する目標リソース使用率の閾値を確定させる
    ことを特徴とする高速転送テーブル作成装置。
  14. 請求項9に記載の高速転送テーブル作成装置であって、
    前記パケット処理ポリシーは各サービスのマッチング順序と前記各サービスのマッチング規則とを含み、
    前記高速転送テーブル作成装置は、
    前記現在のリソース使用率が前記目標リソース使用率の閾値を超えている場合、前記目標サービスが前記マッチング順序における最後のサービスであるか否かを判断し、前記目標サービスが前記マッチング順序における最後のサービスではない場合、前記各サービスのマッチング順序に従って、前記通信パケットと前記各サービスの中のマッチングされていないサービスのマッチング規則とをマッチングし、前記通信パケットにマッチングする
    次の目標サービスを確定し、前記目標サービスが前記マッチング順序における最後のサービスである場合、前記通信パケットに対応する一時転送テーブルを削除する第3の削除モジュールと、
    前記現在のリソース使用率が前記目標リソース使用率の閾値を超えていない場合、前記通信パケットに対応する高速転送テーブルが現在作成されているか否かを判断し、前記通信パケットに対応する高速転送テーブルが作成されていない場合、前記第1の作成モジュールに前記通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成させる第2の判断モジュールと、をさらに含む
    ことを特徴とする高速転送テーブル作成装置。
  15. プロセッサと機器可読記憶媒体とを含むネットワーク設備であって、
    前記機器可読記憶媒体に、前記プロセッサによって実行可能な機器実行可能なコマンドが格納され、機器実行可能なコマンドによって、前記プロセッサに、
    通信パケットを受信した際に、パケット処理ポリシーに設定されているサービスのマッチング規則に基づいて、前記通信パケットにマッチングするサービスを目標サービスとして確定するステップと、
    ローカルに前記通信パケットに対応する高速転送テーブルが格納されていない場合、予め設定された前記目標サービスの目標優先度を取得し、優先度とリソース使用率の閾値との予め設定された対応関係に基づいて、前記目標優先度に対応する目標リソース使用率の閾値を確定するステップと、
    現在のリソース使用率が前記目標リソース使用率の閾値を超えているか否かを判断するステップと、
    前記現在のリソース使用率が目標リソース使用率の閾値を超えていない場合、前記通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成するステップと、を実行させる
    ことを特徴とするネットワーク設備。
  16. 請求項15に記載のネットワーク設備であって、
    前記機器実行可能なコマンドによって、前記プロセッサに、
    通信パケットを受信した際に、前記通信パケットに対応する一時転送テーブルを作成するステップと、
    前記一時転送テーブルにおける一時マークを除去し、前記通信パケットに対応するセッションと前記一時転送テーブルとの関連付けを確立して、前記通信パケットに対応する高速転送テーブルを取得するステップと、を実行させる
    ことを特徴とするネットワーク設備。
  17. 請求項16に記載のネットワーク設備であって、
    前記機器実行可能なコマンドによって、前記プロセッサに、
    前記現在のリソース使用率が前記目標リソース使用率の閾値を超えている場合、前記通信パケットに対応する一時転送テーブルを削除し、又は、パケット処理ポリシーに基づいて、当該通信パケットにマッチングするサービスが確定されない場合、通信パケットに対応する一時転送テーブルを削除するステップ、をさらに実行させる
    ことを特徴とするネットワーク設備。
  18. 請求項15に記載のネットワーク設備であって、
    前記通信パケットにマッチングする目標サービスが複数である時、前記現在のリソース使用率が目標リソース使用率の閾値を超えていない場合、機器実行可能なコマンドによって、前記プロセッサに、
    前記現在のリソース使用率が、確定された目標リソース使用率の閾値の最大値を超えていない場合、前記通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成するステップ、を実行させる
    ことを特徴とするネットワーク設備。
  19. 請求項15に記載のネットワーク設備であって、
    機器実行可能なコマンドによって、前記プロセッサに、
    前記現在のリソース使用率が前記目標リソース使用率の閾値を超えている場合、高速転送テーブルとサービスとの予め設定された関連付けに基づいて、現在作成された各高速転送テーブルに対応する1つ又は複数の第1のサービスを確定して、各高速転送テーブルに対応する1つ又は複数の第1のサービスの優先度の中の最高優先度を確定するステップと、
    前記最高優先度から前記目標優先度以下の第1の優先度を確定し、前記各高速転送テーブルから対応する1つ又は複数のサービスの優先度の中の最高優先度が前記第1の優先度である目標高速転送テーブルを確定し、前記目標高速転送テーブルを削除するステップと、をさらに実行させる
    ことを特徴とするネットワーク設備。
  20. 請求項15に記載のネットワーク設備であって、
    前記予め設定された前記目標サービスの目標優先度を取得した後、機器実行可能なコマンドによって、前記プロセッサに、
    前記目標優先度が最高優先度である場合は、前記通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成し、
    前記目標優先度が最低優先度である場合は、前記通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成しない、
    前記目標優先度が前記最高優先度と前記最低優先度以外の優先度である場合は、前記優先度とリソース使用率の閾値との予め設定された対応関係に基づいて前記目標優先度に対応する目標リソース使用率の閾値を確定するステップを実行するステップ、をさらに実行させる、
    ことを特徴とするネットワーク設備。
  21. 請求項16に記載のネットワーク設備であって、
    前記パケット処理ポリシーは各サービスのマッチング順序と前記各サービスのマッチング規則とを含み、
    機器実行可能なコマンドによって、前記プロセッサに、
    前記現在のリソース使用率が前記目標リソース使用率の閾値を超えている場合は、前記目標サービスが前記マッチング順序における最後のサービスであるか否かを判断し、前記目標サービスが前記マッチング順序における最後のサービスではない場合、前記各サービスのマッチング順序に従って、前記通信パケットと前記各サービスの中のマッチングされていないサービスのマッチング規則とをマッチングし、前記通信パケットにマッチングする次の目標サービスを確定し、前記目標サービスが前記マッチング順序における最後のサービスである場合、前記通信パケットに対応する一時転送テーブルを削除し、
    前記現在のリソース使用率が前記目標リソース使用率の閾値を超えていない場合は、前記通信パケットに対応する高速転送テーブルが現在作成されているか否かを判断し、前記通信パケットに対応する高速転送テーブルが作成されていない場合、前記通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成するステップを実行するステップ、をさらに実行させる
    ことを特徴とするネットワーク設備。
  22. 機器実行可能なコマンドが格納される機器可読記憶媒体であって、
    前記機器実行可能なコマンドは、プロセッサによって呼び出されて実行されると、プロセッサに、
    通信パケットを受信した際に、パケット処理ポリシーに設定されているサービスのマッチング規則に基づいて、前記通信パケットにマッチングするサービスを目標サービスとして確定するステップと、
    ローカルに前記通信パケットに対応する高速転送テーブルが格納されていない場合、予め設定された前記目標サービスの目標優先度を取得し、優先度とリソース使用率の閾値との予め設定された対応関係に基づいて、前記目標優先度に対応する目標リソース使用率の閾値を確定するステップと、
    在のリソース使用率が前記目標リソース使用率の閾値を超えているか否かを判断するステップと、
    前記現在のリソース使用率が目標リソース使用率の閾値を超えていない場合、前記通信パケットに対応する高速転送テーブルを作成するステップと、を実行させる
    ことを特徴とする機器可読記憶媒体。
JP2021510359A 2018-08-31 2019-08-30 高速転送テーブル作成 Active JP7101308B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN201811012726.1A CN110278152B (zh) 2018-08-31 2018-08-31 一种建立快速转发表的方法及装置
CN201811012726.1 2018-08-31
PCT/CN2019/103795 WO2020043200A1 (zh) 2018-08-31 2019-08-30 建立快速转发表

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021535665A JP2021535665A (ja) 2021-12-16
JP7101308B2 true JP7101308B2 (ja) 2022-07-14

Family

ID=67958045

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021510359A Active JP7101308B2 (ja) 2018-08-31 2019-08-30 高速転送テーブル作成

Country Status (5)

Country Link
US (1) US11646976B2 (ja)
EP (1) EP3832960B1 (ja)
JP (1) JP7101308B2 (ja)
CN (1) CN110278152B (ja)
WO (1) WO2020043200A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113055306B (zh) * 2019-12-26 2022-10-28 北京华为数字技术有限公司 报文转发方法以及相关设备
CN111817960B (zh) * 2020-07-23 2022-02-01 杭州迪普信息技术有限公司 流控设备的报文转发方法及装置
CN114567581B (zh) * 2022-01-14 2023-12-26 新华三技术有限公司合肥分公司 一种配置表项的方法及设备
CN115002016B (zh) * 2022-05-17 2023-08-22 阿里云计算有限公司 报文处理系统、方法、设备和存储介质

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140112130A1 (en) 2012-10-23 2014-04-24 Electronics And Telecommunications Research Institute Method for setting packet forwarding rule and control apparatus using the method
US20150365537A1 (en) 2014-06-17 2015-12-17 Alcatel-Lucent Usa Inc. Charging in a software defined network

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6157644A (en) * 1997-10-07 2000-12-05 Northern Telecom Limited Method and apparatus for accelerating OSI layer 3 routers
US6577628B1 (en) * 1999-06-30 2003-06-10 Sun Microsystems, Inc. Providing quality of service (QoS) in a network environment in which client connections are maintained for limited periods of time
WO2003025766A1 (en) * 2001-09-14 2003-03-27 Nokia Inc. System and method for packet forwarding
CN100442766C (zh) * 2005-07-08 2008-12-10 华为技术有限公司 数据通信设备转发业务的实现方法
JP4627461B2 (ja) 2005-07-14 2011-02-09 日本電信電話株式会社 通信サービス制御システムと方法およびプログラム
US9351193B2 (en) * 2009-01-28 2016-05-24 Headwater Partners I Llc Intermediate networking devices
US10248996B2 (en) * 2009-01-28 2019-04-02 Headwater Research Llc Method for operating a wireless end-user device mobile payment agent
US8893009B2 (en) * 2009-01-28 2014-11-18 Headwater Partners I Llc End user device that secures an association of application to service policy with an application certificate check
US10785117B2 (en) * 2009-06-11 2020-09-22 Talari Networks Incorporated Methods and apparatus for configuring a standby WAN link in an adaptive private network
CN103024874B (zh) * 2011-09-21 2015-07-29 中国移动通信集团山东有限公司 一种选择网络接入的方法及装置
US8897154B2 (en) * 2011-10-24 2014-11-25 A10 Networks, Inc. Combining stateless and stateful server load balancing
CN102833169B (zh) * 2012-09-04 2015-03-04 桂林电子科技大学 一种常数复杂度的对等网络目的资源定位方法
CN102984069B (zh) * 2012-11-30 2016-01-27 福建星网锐捷网络有限公司 表项调整方法、装置和交换设备
CN104579961B (zh) 2013-10-11 2018-09-07 中国移动通信集团公司 数据报文的调度方法及装置
CN103763194B (zh) * 2013-12-31 2017-08-22 新华三技术有限公司 一种报文转发方法及装置
CN105208585A (zh) 2014-06-23 2015-12-30 中兴通讯股份有限公司 调度信息的配置、配置参数的处理方法及装置
CN106713182B (zh) * 2015-08-10 2020-10-09 华为技术有限公司 一种处理流表的方法及装置
CN106559336B (zh) * 2015-09-24 2020-04-03 新华三技术有限公司 应用于sdn中的路径倒换方法、转发表项下发方法和装置
CN107070693B (zh) * 2017-01-12 2019-10-11 烽火通信科技股份有限公司 基于OpenFlow流表的快速配置POTN业务的方法及装置
CN107786450B (zh) * 2017-10-17 2020-09-08 新华三技术有限公司 一种数据报文传输方法、装置及机器可读存储介质
US10880124B2 (en) * 2018-12-28 2020-12-29 Alibaba Group Holding Limited Offload controller control of programmable switch
US12022375B2 (en) * 2020-12-19 2024-06-25 Meteorcomm, Llc End of train to head of train communication over a train control network

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140112130A1 (en) 2012-10-23 2014-04-24 Electronics And Telecommunications Research Institute Method for setting packet forwarding rule and control apparatus using the method
US20150365537A1 (en) 2014-06-17 2015-12-17 Alcatel-Lucent Usa Inc. Charging in a software defined network

Also Published As

Publication number Publication date
CN110278152A (zh) 2019-09-24
EP3832960A1 (en) 2021-06-09
WO2020043200A1 (zh) 2020-03-05
US11646976B2 (en) 2023-05-09
CN110278152B (zh) 2020-05-29
EP3832960B1 (en) 2022-08-17
EP3832960A4 (en) 2021-10-27
JP2021535665A (ja) 2021-12-16
US20210306282A1 (en) 2021-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7101308B2 (ja) 高速転送テーブル作成
US10659342B2 (en) Flow entry configuration method, apparatus, and system
US9118571B2 (en) Methods of operating load balancing switches and controllers using matching patterns with unrestricted characters
US9654395B2 (en) SDN-based service chaining system
JP5621778B2 (ja) コンテンツベーススイッチシステム、及びコンテンツベーススイッチ方法
JP2022518475A (ja) パケット処理方法および装置、デバイス、ならびにシステム
CN108322467B (zh) 基于ovs的虚拟防火墙配置方法、电子设备及存储介质
KR101724552B1 (ko) 네트워크 흐름을 처리 리소스로 정렬하는 기술
US9917766B2 (en) Loop-free hybrid network
US20220286409A1 (en) Method and apparatus for configuring quality of service policy for service, and computing device
EP3567812A1 (en) Method, device, and system for adjusting a forwarding path
US11438236B2 (en) Methods and systems for managing connected data transfer sessions
US9456030B2 (en) Methods of operating load balancing switches and controllers using modified flow entries
US20130275620A1 (en) Communication system, control apparatus, communication method, and program
KR20210016802A (ko) 소프트웨어 정의 네트워킹 환경에서 서버-클라이언트 기반의 네트워크 서비스를 위한 플로우 테이블을 최적화하는 방법 및 이를 위한 sdn 스위치
US20150263954A1 (en) Communication system, virtual machine server, virtual network management apparatus, network control method, and program
US10015133B2 (en) Value-added service deployment method, network device, and value-added service device
US20150381775A1 (en) Communication system, communication method, control apparatus, control apparatus control method, and program
Mauricio et al. Aclflow: An nfv/sdn security framework for provisioning and managing access control lists
WO2022127608A1 (zh) Wifi6路由的路由资源分配方法及装置
EP4009604A1 (en) Traffic balancing method, network device and electronic device
US20170155543A1 (en) Control apparatus, communication system, and control method
KR20160116624A (ko) 서비스 체이닝 가능한 오픈플로우 스위치 제어 방법 및 그 제어기
CN116055396A (zh) 一种数据转发的方法、装置、路由设备及存储介质
WO2015052869A1 (ja) 端末装置、端末装置制御方法、および端末装置制御プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220331

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20220331

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220421

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220614

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220704

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7101308

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150