JP7099068B2 - 分配装置、分配方法及び分配プログラム - Google Patents

分配装置、分配方法及び分配プログラム Download PDF

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Description

本発明は、処理を分配する方法に関する。
一般的なコンピュータシステムに含まれる各ノードは、処理の分散と柔軟な拡張を行うために多階層で構成されている。そして、上位の階層のノード(上位ノード)は、下位の階層のノード(下位ノード)に対し、処理の要求等を行う。
このような多階層のノード構成において、上位ノードのさらに上位にロードバランサが設置されることがある。ロードバランサは、上位ノードの負荷状態や障害発生の監視を行い、負荷状態等に応じた上位ノードへの処理の割当てを行う。
しかしながら、一般的なロードバランサは、上位ノードの負荷状況や障害発生の監視は行うが、下位ノードの監視は行わない。そのため、ロードバランサは、下位ノードの負荷状況や障害発生を認識せずに、その下位ノードの上位ノードに対して処理を要求する場合がある。その場合、コンピュータシステムの、外部からの処理要求に対する応答に遅延が生じ、場合によっては応答されないこともある。
この課題の解決を目指して、特許文献1は、多階層ノード構成での負荷分散に関連した技術を開示する。同技術においては、下位ノードはその下位ノードの負荷情報を上位ノードへ報告する。報告された上位ノードは、その上位ノードの負荷情報とその下位ノードの負荷情報を元に、その上位ノードに係るグループの空きリソース量を算出し、ロードバランサへ報告する。当該グループは、上位ノードと、その上位ノードに係る下位ノードからなるものである。そして、ロードバランサは各グループから報告された空きリソース量に基づいて、受信した処理要求をいずれかのグループの上位ノードへ振り分ける。これにより、同方法は、下位ノードまでの負荷情報を考慮した負荷分散が可能になるとしている。
ここで、特許文献2は、ネットワーク上で観測される通信トラヒックについて、グループごとにトラヒック特性の時系列変動を分析し、トラヒック特性の時系列変動の相関特性に基づいて通信トラヒックを識別する通信識別装置を開示する。
また、特許文献3は、一次ネットワークと複数の二次ネットワークとの間の関係ネットワークマッピングを計算するネットワーク相関付けモジュールを開示する。
また、特許文献4は、各層が1つ以上のノードを含み、上位層のノードから下位層のノードへと処理要求が順次送信される階層構造を有し、これらノードのいずれかを負荷分散手段とする負荷分散システムを開示する。
特開2014-035717号公報 特開2016-116026号公報 国際公開第2010/088622号 国際公開第2008/129597号
しかしながら、特許文献1が開示する方法は、下位ノードへの負荷情報要求、自ノードの負荷情報収集、上位ノードへの負荷情報送信等の処理を行うために、複数のプログラム(エージェント)のプロセスが各ノードにおいて実行されている。そのため、同方法においては、本来行うべき処理に加えて、これらの負荷情報収集プロセスを実行するための処理リソースが各ノードにおいて割り当てられる。そのため、同方法には、負荷情報収集プロセスを実行するための処理リソースの割当てにより、本来行うべき処理に割り当てるべき処理リソースの割当てが十分に行えない場合がある。その場合は、本来行うべき処理に処理遅延等が生じる。
本発明は、各ノードに処理遅延等を生じさせずに下位ノードの負荷状況を考慮した処理分配を行い得る分配装置等の提供を目的とする。
本発明の分配装置は、複数の上位ノードの各々との間で通信を行う通信部と、前記上位ノードに関する、処理に係る負荷状況を表す処理負荷情報である、上位ノード負荷情報を取得する第一処理部と、前記上位ノードと、当該上位ノードに係る下位ノードとの間で行われる通信に係る送信情報を受信し、前記送信情報に関する情報である通信情報から、前記下位ノードについての前記処理負荷情報である下位ノード負荷情報を導出する、受信処理部と、前記上位ノード負荷情報と前記下位ノード負荷情報とから、前記上位ノードの各々に分配する対象の処理である対象処理についての前記分配を行い、前記分配が行われた前記対象処理を表す情報である分配処理情報を出力する分配部と、を備える。
本発明の分配装置等は、各ノードに処理遅延等を生じさせずに下位ノードの負荷状況を考慮した処理分配を行い得る。
本実施形態の通信システムの構成例を表す概念図である。 本実施形態の分配装置の構成例を表す概念図である。 上位ノード負荷情報の例を表す概念図である。 下位ノード負荷情報の例を表す概念図である。 グループ負荷情報の例を表す概念図である。 負荷履歴情報の例を表す概念図である。 受信処理部が行う処理の処理フロー例を表す概念図(その1)である。 受信処理部が行う処理の処理フロー例を表す概念図(その2)である。 第一処理部が行う処理の処理フロー例を表す概念図である。 第二処理部が行う処理の処理フロー例を表す概念図である。 分配部が行う処理の処理フロー例を表す概念図である。 通信部が行う分配処理情報の各上位ノードへの送信処理の処理フロー例を表す概念図である。 実施形態の分配装置の最小限の構成を表す概念図である。
本実施形態の分配装置は下位ノードの負荷状況を取得する。本実施形態の分配装置は、当該取得を、上位ノードとその上位ノードに係る下位ノードとの間で行われる通信に係る送信情報(一方が他方へ送信した情報)を受信し、当該通信に係る通信情報要素を得ることにより行う。当該通信情報要素は、例えば、下位ノードに係る、受信パケット数、受信データサイズ、送信パケット数及び送信データサイズである。
そして、前記分配装置は、各上位ノードの負荷状況と、前記通信情報要素により取得したその上位ノードに係る下位ノードの負荷状況とから、各上位ノードに分配する処理内容を決める。
上記のように、前記分配装置は、下位ノードの負荷状況の取得を、前記送信情報の受信により自らが行う。そのため、上位ノード及び下位ノードにおいては、分配装置に下位ノードの負荷状況を取得させるための処理が発生しない。従い、前記分配装置は、各ノードに処理遅延等を生じさせずに下位ノードの負荷状況を考慮した各上位ノードへの処理分配を行い得る。
以下、本実施形態の分配装置等の詳細について説明する。
[構成と動作]
図1は、本実施形態の通信システムの例である処理システム800の構成を表す概念図である。
処理システム800は、分配装置300と、ネットワークSW400と、上位ノード層500と、ネットワークSW600と、下位ノード層700とを備える。ここで、SWはswitchの略である。上位ノード層500には、上位ノードである、ノード501及び502が属する。また、下位ノード層700には、下位ノードである、ノード701及び702が属する。
図1は、処理システム800の他、端末100とネットワーク200とを表す。
端末100は、ネットワーク200を介して、処理システム800に対し、処理を要求する処理要求情報を送付する。端末100は、例えば、クライアント端末である。
ここで、処理システム800の分配装置300が、クライアント端末等である端末100から前記処理要求情報の送付をポート391に受けたとする。その場合、分配装置300は、前記処理要求情報において要求されている処理を、ノード501に割り当てるものと、ノード502に割り当てるものとに分配する。
分配装置300は、例えば、ロードバランサである。
そして、分配装置300は、ノード501及び502の各々に分配した処理の実行を指示する指示情報の各々を、ポート392から、ネットワークSW400のポート491へ送付する。
分配装置300のポート393には、後述のように、ノード501とノード701との間の通信に係る送信情報が入力される。当該送信情報には、ノード501からノード701へ送信されるものと、ノード701からノード501へ送信されるものとが含まれる。
また、分配装置300のポート394には、後述のように、ノード502とノード702との間の通信に係る送信情報が入力される。当該送信情報には、ノード502からノード702へ送信されるものと、ノード702からノード502へ送信されるものとが含まれる。
分配装置300は、下位ノードであるノード701及び702の各々の処理実行状況を把握する。分配装置300は、当該把握を、ポート393に入力されるノード501とノード701との間の通信に係る送信情報と、ポート394に入力されるノード502とノード702との間の通信に係る送信情報とから行う。
そして、分配装置300は、把握した、ノード701及び702の各々の処理実行状況を考慮した前記分配を行う。
ネットワークSW400は、ポート491に入力された情報のうち、ノード501宛てのものはポート492からノード501へ、ノード502宛てのものはポート493からノード502へ、各々、振り分けて送付する。
ネットワークSW400は、また、ポート492又はポート493に送付された情報を、ポート491を介して、分配装置300のポート392へ送付する。
ノード501は、分配装置300から指示された処理を実行する。ノード501は、また、当該処理の実行の際に、その処理を実行するために必要な処理の実行を指示する情報を、ノード701に宛て、ネットワークSWのポート691へ送信する。ノード501は、また、所定の情報を、分配装置300に宛て、ネットワークSW400のポート492へ送信する。当該情報は、例えば、分配装置300から送付された指示情報への応答情報である。
ノード502は、分配装置300から指示された処理を実行する。ノード502は、当該処理の実行の際に、その処理を実行するために必要な処理の実行を指示する情報を、ノード702に宛て、ネットワークSWのポート692へ送付する。ノード502は、また、所定の情報を、分配装置300に宛て、ネットワークSW400のポート493へ送付する。当該情報は、例えば、分配装置300から送付された指示情報への応答情報である。
ネットワークSW600は、ノード501からポート691へ送付された情報を、ポート695を介して、ノード701へ送付する。ネットワークSW600は、また、ノード501からポート691へ送付された情報と同じ情報を、ポート693を介して、分配装置300のポート393へ送付する。ネットワークSWが、ある送付先へ送付する情報と同じ情報を他の送付先にも送付する動作は、ミラーリングといわれ、一般的に用いられている。
ネットワークSW600は、ノード502からポート692へ送付された情報を、ポート696を介して、ノード702へ送付する。ネットワークSW600は、また、ノード502からポート692へ送付された情報と同じ情報を、ポート694を介して、分配装置300のポート394へ送付する。当該送付も前述のミラーリングによるものである。
ネットワークSW600は、また、ノード701からポート695にノード501宛ての情報が送付された場合には、送付された情報を、ポート691を介してノード501へ送付する。当該情報は、例えば、ノード501がノード701宛てに送付した指示情報への応答情報である。ネットワークSW600は、また、ノード701からポート695に送付された情報と同じ情報を、ポート693を介して分配装置300のポート393へ送付する。当該送付も前述のミラーリングによるものである。
ネットワークSW600は、また、ノード702からポート696にノード502宛ての情報が送付された場合には、送付された情報を、ポート692を介してノード502へ送付する。ネットワークSW600は、また、ノード702からポート696に送付された情報と同じ情報を、ポート694を介して分配装置300のポート394へ送付する。当該送付も前述のミラーリングによるものである。
ノード701は、ノード501から送付された指示情報により指示された内容の処理を行う。また、ノード701は、ノード501から送付された指示情報への応答情報等を、ノード501宛てに、ネットワークSWのポート695へ送付する。
ノード702は、ノード502から送付された指示情報により指示された内容の処理を行う。また、ノード702は、ノード502から送付された指示情報への応答情報等を、ノード502宛てに、ネットワークSWのポート696へ送付する。
図2は、図1に表す分配装置300の構成例を表す概念図である。
図2に表す分配装置300は、通信部311と、分配部312と、通信部313と、記憶部314と、第二処理部315と、受信処理部316と、第一処理部317とを備える。
通信部311には、ポート391を介して、図1に表す端末100から、前述の処理要求情報が送付される。
通信部311は、ネットワーク200を介して送付された情報を受信し、当該受信に係る受信情報を記憶部314に格納させる。当該受信情報には、端末100から送付された前述の処理要求情報が含まれる。前記処理要求情報には、端末100が要求する処理の処理内容を表す情報である対象処理情報が含まれている。
受信処理部316には、ポート393を介してノード501がノード701へ送付する情報及びノード701がノード501へ送付する情報が入力される。受信処理部316には、また、ポート394を介してノード502がノード702へ送付する情報及びノード702がノード502へ送付する情報が入力される。
受信処理部316は、ポート393に入力される信号及びポート394に入力される信号の各々を受信する。そして、受信処理部316は、それぞれの受信情報についての各種通信情報要素を取得する。当該通信情報要素は、例えば、単位時間当たりの、受信パケット数、受信パケットサイズの積算値、送信パケット数及び送信パケットサイズの積算値の各々である。受信処理部316は、当該取得を、例えば、60秒等の各期間行う。そして、受信処理部316は、各下位ノードについて取得した各種通信情報要素の値を表す情報により表される下位ノード負荷情報を、記憶部314に格納させる。前記下位負荷情報の例は、図4を参照して後述する。
通信部313は、後述のように、分配部312により、記憶部314に、後述の分配処理情報が格納された場合には、その分配処理情報を含む前述の指示情報を、その分配処理に含まれる宛先の上位ノードに宛て送信する。当該送信は、ポート392から、図1に表すネットワークSW400のポート491へ行われる。
通信部313は、また、ネットワークSW400のポート491を介して、各上位ノードから送付される情報を受信し、受信情報を記憶部314に格納させる。
第一処理部317は、通信部313が上位ノードの各々との間で行う送受信に係る情報から、各上位ノードの負荷状況を表す情報である上位ノード負荷情報を導出する。第一処理部317は、導出した上位ノード負荷情報を、記憶部314に格納させる。上位ノード負荷情報の例は、図3を参照して後述する。
第二処理部315は、例えば、所定の間隔で、各上位ノードについての、上位ノードとその上位ノードに係る下位ノードとからなるグループについての負荷情報を表す、グループ負荷情報を生成する。第二処理部315は、当該生成を、直近の前記下位ノード負荷情報と、直近の上位ノード負荷情報とから行う。第二処理部315は、生成したグループ負荷情報を、記憶部314に格納させる。前記グループ負荷情報の例は、図5を参照して後述する。
分配部312は、記憶部314に新たな対象処理情報が格納されると、その対象処理情報を、記憶部314から読み出す。分配部312は、また、直近の前記グループ負荷情報を、記憶部314から読み出す。そして、分配部312は、読み込んだ前記グループ負荷情報により、前記対象処理情報が表す処理を、ノード501に割り当てるものとノード502に割り当てるものとに切り分ける。
そして、分配部312は、ノード501に割り当てる処理内容を含むノード501宛ての分配処理情報と、ノード502に割り当てる処理内容を含むノード502宛ての分配処理情報とを生成し、記憶部314に格納させる。
記憶部314は、分配装置300の各構成が指示する情報を保持する。記憶部314は、また、分配装置300の各構成が指示する保持情報を、指示された構成に送付する。記憶部314は、また、分配装置300の各構成が上記動作を行うために必要なプログラムや情報を保持する。
図3は、通信部313が記憶部314に保持させる上位ノード負荷情報の例を表す概念図である。図3においては、上位ノード負荷情報を表形式で表してある。
図3に表す上位ノードID(Identifier)は、各上位ノードを表す識別情報である。当該上位ノードIDは、上位ノードのIP(Internet Protocol)アドレスや上位ノードの名称であっても構わない。図3では、図1に表す上位ノードの符号である501及び502が上位ノードIDであるとして表してある。
また、実コネクション数は、図1に表す分配装置300と各上位ノードとの間で実際に設定されているTCP(Transmission Control Protocol)コネクション(接続)の数である。最大コネクション数は、分配装置300と各上位ノードとの間で設定可能なTCPコネクションの上限である。最大コネクション数は、各上位ノードのリソースに応じて予め設定される。
図3に表す上位ノード負荷値は各上位ノードの最大コネクション数と実コネクション数とを元に算出される。上位ノード負荷値は、例えば、実コネクション数を最大コネクション数で除した値である。
図4は、図2に表す受信処理部316が取得し、記憶部314に格納させる、前述の下位ノード負荷情報の例を表す概念図である。図4は、表形式で表現した前記下位ノード負荷情報を表す。
図4に表す下位ノードIDは、下記ノードを特定し得る識別情報である。当該下位ノードIDは、下位ノードのIPアドレスや下位ノードの名称であっても構わない。
図4に表す下位ノード負荷情報においては、当該下位ノードについての前記通信情報要素は、受信パケット数、送信パケット数、受信データサイズ及び送信データサイズである。
前記受信パケット数の測定値は、前記期間に下位ノードに係る上位ノードからその下位ノードへ実際に送付されたパケットの数である。
前記受信パケット数の相関係数は、前記測定値と、その下位ノードに係る上位ノードにおける前述の実コネクション数(図3参照)との相関係数を表す値である。相関係数は、受信処理部316が、過去に測定した前記受信パケット数の測定値と、当該測定値に係る期間に係る前述の実コネクション数との相関関係を表す値である。ここで、記憶部314は、過去の前記測定値及び過去の前記実コネクション数を、図6を参照して後述する負荷履歴情報として、保持しているものとする。受信処理部316は、当該負荷履歴情報から、前記相関関係を導出する。
相関係数は、-1以上1以下の値である。そして、相関係数が1に近いほど、前記測定値と前記実コネクション数とは正の相関関係が強くなる。すなわち、前記測定値及び前記実コネクション数のうちの一方が増加すると、他方も増加する傾向になる。逆に、相関係数が-1に近いほど、前記測定値と前記実コネクション数とは負の相関関係が強くなる。すなわち、前記測定値及び前記実コネクション数のうちの一方が増加すると、他方は減少する傾向になる。また、前記相関係数は、0に近づくほど、前記測定値と前記実コネクション数との互いの相関関係は弱い。すなわち、前記測定値及び前記実コネクション数のうちの一方の増減と他方の増減とは無関係に近づく。
前記送信パケット数の最大値は、前記期間に、下位ノードから、その下位ノードに係る上位ノードへ送付され得るパケット数の上限である。前記最大値は、下位ノードのリソースにより予め定められる。
前記送信パケット数の測定値は、前記期間に下位ノードから、その下位ノードに係る上位ノードへ実際に送付されたパケットの数である。
前記受信パケット数の相関係数は、当該測定値と上位ノードの実コネクション数との相関を表す値である。相関係数の説明は前述の通りである。
前記受信データサイズの最大値は、前記期間に、下位ノードに係る上位ノードから、その下位ノードへ送付され得るパケットのデータサイズの積算値の上限である。
前記受信データサイズの測定値は、前記期間に、下位ノードに係る上位ノードから、その下位ノードへ実際に送付されたパケットのデータサイズの積算値である。
前記受信データサイズの相関係数は、前記測定値と上位ノードの実コネクション数との相関係数を表す値である。相関係数の説明は前述の通りである。
前記送信データサイズの最大値は、前記期間に下位ノードから、その下位ノードに係る上位ノードへ送付され得るパケットのデータサイズの積算値の上限である。
前記送信データサイズの測定値は、前記期間に、下位ノードから、その下位ノードに係る上位ノードへ実際に送付されたパケットのデータサイズの積算値である。
前記送信データサイズの相関係数は、当該測定値と上位ノードの実コネクション数との相関係数を表す値である。相関係数の説明は前述の通りである。
受信処理部316は、図4に表すフラグとして、各下位ノードについての通信情報の各要素(通信情報要素)のうち相関係数が最も1に近いものについて1を、それ以外については0を、それぞれ設定する。
受信処理部316は、前記フラグが1に設定された通信情報要素から、下位ノードの負荷を表す値である下位ノード負荷値を導出する。
図4に表す例においては、送信パケット数の負荷パラメータに1が設定され、送信パケット数が、下位ノード負荷値を導出するための通信情報要素に設定されている。
受信処理部316は、前記下位ノード負荷値を、下位ノード負荷値を導出するための通信情報要素に係る測定値と最大値とにより導出する。受信処理部316は、例えば、前記下位ノード負荷値を、下位ノード負荷値を導出するための通信情報要素に係る前記測定値を当該通信情報要素に係る前記最大値で除した値とする。
図4においては、受信処理部316は、下位ノードであるノード701及び702の各々について、送信パケット数の最大値及び測定値から、下位ノード負荷値0.3及び0.5の各々を導出している。当該送信パケット数は、下位ノード負荷値を導出するために選択された通信情報要素である。
図5は、図2に表す第二処理部315が導出し、記憶部314に格納させる、前述のグループ負荷情報の例を表す概念図である。
図5に表すグループIDは、上位ノードとその上位ノードに係る下位ノードとからなるグループを識別するための識別子である。ここでは、図1において上位ノードの各々に付与した符号を、その上位ノードが含まれるグループのグループIDとしている。
図5に表すノードIDは、上位ノードに関しては前記上位ノードIDであり、下位ノードに関しては前記下位ノードIDである。
IPアドレスは、ノードIDに係る各ノードに付与されたIPアドレスである。
図5に表す負荷値は、ノードIDが上位ノードIDである場合は、図3に表す上位ノード負荷値であり、ノードIDが下位ノードIDである場合は、図4に表す下位ノード負荷値である。
第二処理部315は、各グループIDについて、そのグループに含まれる上位ノード負荷値と下位ノード負荷値とから、グループ負荷値を導出する。図5においては、第二処理部315は、グループ負荷値を、上位ノード負荷値と下位ノード負荷値との和としている。
図5に表すグループ負荷値は、各グループについての処理負荷の状況を表す値である。
図6は、図2に表す記憶部314が保持する、前述の負荷履歴情報の例を表す概念図である。図6は前記負荷履歴情報を表形式により表す。
図6に表す対象期間IDは、図6に表す各項目の情報がどの対象期間に係るものであるかを表す識別情報である。ここで、対象期間は、これらの情報を取得する対象とする期間である。対象期間IDが同じで項目が異なる情報は、同じ対象期間について取得したものである。対象期間IDは、例えば、各項目の情報を導出した積算回数であっても構わない。
図6に表すノード501及び502の各々の実コネクション数は、図3に表す実コネクション数である。
図6に表す、ノード701及び702の各々の、受信パケット数、送信パケット数、受信データサイズ及び送信データサイズ、の各々は、図4に表すこれらの通信情報要素についての各測定値である。
なお、負荷履歴情報には、導出したすべての対象期間について各項目の情報が格納されている必要はなく、一部の対象期間についての各通信情報要素の測定値のみが格納されていても構わない。
[処理フロー例]
図7及び図8は、図2に表す受信処理部316が行う処理の処理フロー例を表す概念図である。
受信処理部316は、例えば、外部からの開始情報の入力により図7に表す処理を開始する。
そして、受信処理部316は、S101の処理として、すべての通信情報要素を初期値の0に設定する。当該通信情報要素は、例えば、前述のように、下位ノードであるノード701及び702の各々に係る、受信パケット数、送信パケット数、受信データサイズ及び送信データサイズの各々である。
次に、受信処理部316は、S102の処理として、S102の処理を開始してからの経過時間の測定を開始する。受信処理部316は、タイマーを利用できる環境にあることを前提とする。受信処理部316は、同処理として、また、経過時間の測定を新たに開始したことを表す開始情報を、記憶部314に格納させる。
次に、受信処理部316は、S103の処理として、S102の処理により経過時間の測定を開始した対象となる期間を表す前述の対象期間IDを生成する。
そして、受信処理部316は、S104の処理として、S103の処理により生成した対象期間IDを、記憶部314に格納させる。
そして、受信処理部316は、S105の処理として、S102の処理により測定を開始した経過時間が時間Tを経過したかについての判定を行う。ここで、時間Tは、前記期間の長さを表す値として予め設定された時間である。
受信処理部316は、S105の処理による判定結果がyesの場合は、S121の処理を行う。
一方、受信処理部316は、S105の処理による判定結果がnoの場合は、S106の処理を行う。
受信処理部316は、S106の処理を行う場合は、同処理として、新たなパケットを受信したかについての判定を行う。
受信処理部316は、S106の処理による判定結果がyesの場合は、S107の処理を行う。
一方、受信処理部316は、S106の処理による判定結果がnoの場合は、S105の処理を再度行う。
受信処理部316は、S107の処理を行う場合は、同処理として、S106の処理により受信したことを判定したパケットのデータサイズを特定する。
そして、受信処理部316は、図8に表すS108の処理として、S106の処理により受信したことを判定したパケットの送付元はノード501かについての判定を行う。パケットには、送付元を表すIPアドレスが含まれているものとする。
受信処理部316は、S108の処理による判定結果がyesの場合は、S111の処理を行う。
一方、受信処理部316は、S108の処理による判定結果がnoの場合は、S109の処理を行う。
受信処理部316は、S109の処理を行う場合は、同処理として、S106の処理により受信したことを判定したパケットの送付元はノード701かについての判定を行う。
受信処理部316は、S109の処理による判定結果がyesの場合は、S113の処理を行う。
一方、受信処理部316は、S109の処理による判定結果がnoの場合は、S110の処理を行う。
受信処理部316は、S110の処理を行う場合は、同処理として、S106の処理により受信したことを判定したパケットの送付元はノード502かについての判定を行う。
受信処理部316は、S109の処理による判定結果がyesの場合は、S115の処理を行う。
一方、受信処理部316は、S109の処理による判定結果がnoの場合は、S117の処理を行う。
受信処理部316は、S111の処理を行う場合は、同処理として、ノード701に係る受信パケット数(図4参照)に1を加算する。
そして、受信処理部316は、S112の処理として、ノード701に係る受信データサイズ(図4参照)に図7に表すS107の処理により特定したパケットのデータサイズを加算する。そして、受信処理部316は、図7に表すS105の処理を再度行う。
受信処理部316は、S113の処理を行う場合は、同処理として、ノード701に係る送信パケット数(図4参照)に1を加算する。
そして、受信処理部316は、S114の処理として、ノード701に係る送信データサイズ(図4参照)に図7に表すS107の処理により特定したパケットのデータサイズを加算する。そして、受信処理部316は、図7に表すS105の処理を再度行う。
受信処理部316は、S115の処理を行う場合は、同処理として、ノード702に係る受信パケット数(図4参照)に1を加算する。
そして、受信処理部316は、S116の処理として、ノード702に係る受信データサイズ(図4参照)に図7に表すS107の処理により特定したパケットのデータサイズを加算する。そして、受信処理部316は、図7に表すS105の処理を再度行う。
受信処理部316は、S117の処理を行う場合は、同処理として、ノード702に係る送信パケット数(図4参照)に1を加算する。
そして、受信処理部316は、S118の処理として、ノード702に係る送信データサイズ(図4参照)に図7に表すS107の処理により特定したパケットのデータサイズを加算する。そして、受信処理部316は、図7に表すS105の処理を再度行う。
受信処理部316は、図7に表すS121の処理を行う場合は、同処理として、ノード701及び702の各々についての前記通信情報要素の各々を、S103の処理により生成した情報を記憶部314が保持する負荷履歴情報(図6参照)に格納させる。
そして、受信処理部316は、S122の処理として、前記通信情報要素の各々についての前述の相関係数(図4及びその説明参照)を導出し、記憶部314に格納させる。
そして、受信処理部316は、S123の処理として、各下位ノードについて、S122の処理により導出した相関係数が最も大きい通信情報要素を特定する。特定された通信情報要素は、図4に表す下位ノード負荷情報においては、前記フラグの値が1の送信パケットである。そして、受信処理部316は、同処理として、特定した通信情報要素から、各下位ノードに係る下位ノード負荷値を導出する。
そして、受信処理部316は、S124の処理として、S123の処理により導出した下位ノード負荷値を、記憶部314に、下位ノード負荷情報に格納させる。図4に表す下位ノード負荷情報においては、下位ノードであるノード701及び702の各々について、送信パケット数の測定値と、設定値である送信パケット数の最大値とから、下位ノード負荷値が導出され、格納されている。
そして、受信処理部316は、S125の処理として、図7及び図8に表す処理を終了するかについての判定を行う。受信処理部316は、当該判定を、例えば、外部からの終了情報の入力の有無を判定することにより行う。
受信処理部316は、S124の処理による判定結果がyesの場合は、図7及び図8に表す処理を終了する。
一方、受信処理部316は、S124の処理による判定結果がnoの場合は、S101の処理を再度行う。
図9は、図1に表す第一処理部317が行う処理の処理フロー例を表す概念図である。
第一処理部317は、例えば、外部からの開始情報の入力により、図9に表す処理を開始する。
そして、第一処理部317は、S201の処理として、図2に表す受信処理部316が、新たな経過時間の測定を開始したかについての判定を行う。第一処理部317は、当該判定を、記憶部314が前述の開始情報を新たに保持したかを判定することにより行う。当該開始情報は、図7に表すS102の処理により受信処理部316が、記憶部314に格納させるものである。
第一処理部317は、S201の処理による判定結果がyesの場合は、S202の処理を行う。
一方、第一処理部317は、S201の処理による判定結果がnoの場合は、S201の処理を再度行う。
第一処理部317は、S202の処理を行う場合は、直近の対象期間IDを記憶部314から読み出す。対象期間IDは、図7に表すS104の処理により、受信処理部316が、記憶部314に格納させるものである。
そして、第一処理部317は、S203の処理として、上位ノードの各々との間で確立されているTCPコネクションに係る実コネクション数を特定する。ここで、通信部313は、上位ノードの各々との間でTCPコネクションを確立する際に、その旨を表す情報を記憶部314に格納させる際に、上位ノードの各々との間で確立しているTCPコネクションの数を導出し、記憶部314に保持させているものとする。そして、第一処理部317は、上位ノードの各々との間で確立している実コネクション数を記憶部314から読み出すことで当該特定を行うことができるものとする。
そして、第一処理部317は、S204の処理として、S202の処理により読み込んだ対象期間IDとS203の処理により特定したコネクション数とを結びつけた情報を、記憶部314が保持する負荷履歴情報に格納させる。負荷履歴情報については、図6に表す負荷履歴情報を参照されたい。
そして、第一処理部317は、S205の処理として、S204の処理により記憶部314に格納させた実コネクション数と、記憶部314が予め保持しているコネクション数の最大値とから、各上位ノードに係る上位ノード負荷値(図3参照)を導出する。
そして、第一処理部317は、S206の処理として、S205の処理により導出した各上位ノードに係る上位ノード負荷値を、S202の処理により読み込んだ対象期間IDと結びつけて、記憶部314に格納させる。
そして、第一処理部317は、S207の処理として、図9に表す処理を終了するかについての判定を行う。第一処理部317は、当該判定を、例えば、外部からの終了情報の入力の有無を判定することにより行う。
第一処理部317は、S207の処理による判定結果がyesの場合は、図9に表す処理を終了する。
一方、第一処理部317は、S207の処理による判定結果がnoの場合は、S201の処理を再度行う。
図10は、図2に表す第二処理部315が行う処理の処理フロー例を表す概念図である。
第二処理部315は、例えば、外部からの開始情報の入力により図10に表す処理を開始する。
そして、第二処理部315は、S301の処理として、新たな下位ノード負荷値が記憶部314に格納されたかについての判定を行う。当該下位ノード負荷値は、図7に表すS124の処理により、受信処理部316が記憶部314に格納させるものである。
第二処理部315は、S301の処理による判定結果がyesの場合は、S302の処理を行う。
一方、第二処理部315は、S301の処理による判定結果がnoの場合は、S301の処理を再度行う。
第二処理部315は、S302の処理を行う場合は、同処理として、S301の処理により格納されたことを判定した直近の下位ノード負荷値を、記憶部314から読み込む。
そして、第二処理部315は、S303の処理として、直近の上位ノード負荷値を、記憶部314から読み込む。当該上位ノード負荷値は、図9に表すS206の処理により、第一処理部317が記憶部314に格納させるものである。
そして、第二処理部315は、S304の処理として、S302の処理により読み込んだ前記下位ノード負荷値とS303の処理により読み込んだ前記上位ノード負荷値とから、グループ負荷値(図5参照)を導出する。第二処理部315は、当該導出を、例えば、前記下位ノード負荷値と前記上位ノード負荷値とを加算することにより行う。
そして、第二処理部315は、S305の処理として、S304の処理により導出したグループ負荷値を、記憶部314に格納させる。
そして、第二処理部315は、S306の処理として、図10に表す処理を終了するかについての判定を行う。第二処理部315は、当該判定を、例えば、外部からの終了情報の入力の有無を判定することにより行う。
第二処理部315は、S306の処理による判定結果がyesの場合は、図10に表す処理を終了する。
一方、第二処理部315は、S306の処理による判定結果がnoの場合は、S301の処理を再度行う。
図11は、図2に表す分配部312が行う処理の処理フロー例を表す概念図である。
分配部312は、例えば、外部からの開始情報の入力により図11に表す処理を開始する。
そして、分配部312は、S401の処理として、新たなグループ負荷値が記憶部314に格納されたかについての判定を行う。当該グループ負荷値は、図10に表すS305の処理により、記憶部314が格納するものである。
分配部312は、S401の処理による判定結果がyesの場合は、S402の処理を行う。
一方、分配部312は、S401の処理による判定結果がnoの場合は、S403の処理を行う。
分配部312は、S402の処理を行う場合は、同処理として、S401の処理により記憶部314に格納されたことを判定した直近のグループ負荷値により、分配ルールを作成する。当該分配ルールは、図1に表す端末100から送付された前述の対象処理情報が表す各処理について各上位ノードに分配する際の分配ルールである。当該分配ルールは、例えば、前記各処理を、処理量において、前記グループ負荷値の逆数の比に近い値になるように分配するという内容である。その際に、分配部312は、S402の処理により分配ルールを策定してからの各上位ノードへ割り当てる処理量の積算値の割合が、各上位ノードに係る前記グループ負荷値の逆数の比に近づくように分配してもよい。分配部312は、策定した分配ルールを記憶部314に格納させる。
そして、分配部312は、新たな対象処理情報が記憶部314に格納されたかについての判定を行う。前述のように、前記対象処理情報は、図2に表す通信部311が、図1に表す端末100から前記処理要求情報を受信した場合に、その前記処理要求情報に含まれる内容を、記憶部314に格納させたものである。
分配部312は、S403の処理による判定結果がyesの場合は、S404の処理を行う。
一方、分配部312は、S403の処理による判定結果がnoの場合は、S403の処理を再度行う。
分配部312は、S404の処理を行う場合は、同処理として、S403の処理により記憶部314に格納させた直近の分配ルールにより、S403の処理により格納されたことを判定した対象処理情報が表す処理内容を分配する。そして、分配部312は、分配後の処理内容を表す分配処理情報を、記憶部314に格納させる。当該分配処理情報には、それらが表す処理内容の分配先の上位ノードが関連付けられている。
そして、分配部312は、S405の処理として、図11に表す処理を終了するかについての判定を行う。分配部312は、当該判定を、例えば、外部からの終了情報の入力の有無を判定することにより行う。
分配部312は、S405の処理による判定結果がyesの場合は、図11に表す処理を終了する。
一方、分配部312は、S405の処理による判定結果がnoの場合は、S401の処理を再度行う。
図12は、図2に表す通信部313が行う、前記分配処理情報の各上位ノードへの送信処理の処理フロー例を表す概念図である。
通信部313は、例えば、外部からの開始情報の入力により図12に表す処理を開始する。
そして、通信部313は、S501の処理として、新たな分配処理情報が記憶部314に格納されたかについての判定を行う。当該分配処理情報は、図11に表すS404の処理により、図2に表す分配部312が記憶部314に格納させるものである。
通信部313は、S501の処理による判定結果がyesの場合は、S502の処理を行う。
一方、通信部313は、S502の処理による判定結果がnoの場合は、S501の処理を再度行う。
通信部313は、S502の処理を行う場合は、同処理として、S501の処理により新たに格納されたことを判定した直近の前記分配処理情報の各々を、記憶部314から読み出す。そして、通信部313は、同処理として、さらに、読み出した前記分配処理情報の各々を含むパケットの各々を生成する。その際に、通信部313は、当該パケットの各々に、各分配処理情報に関連付けられた送信先の上位ノードに係るIPアドレスを関連付ける。
そして、通信部313は、S503の処理として、S502の処理により生成した各パケットを、各パケットに含まれる送付先の上位ノードに宛て送信する。
そして、通信部313は、S504の処理として、図12に表す処理を終了するかについての判定を行う。通信部313は、当該判定を、例えば、外部からの終了情報の入力の有無を判定することにより行う。
通信部313は、S504の処理による判定結果がyesの場合は、図12に表す処理を終了する。
一方、通信部313は、S502の処理による判定結果がnoの場合は、S501の処理を再度行う。
本実施形態の以上の説明においては、上位ノードが二台の例を説明した。しかしながら、上位ノードは三台以上であっても構わない。その場合は、分配装置は、上位ノードの各々を含むグループの各々について、グループ負荷値を導出する。そして、前記分配装置は、導出したグループ負荷値により求めた分配ルールにより、処理内容を各上位ノードに分配する。
また、以上の説明では、各上位ノードに係る下位ノードが一台の例を説明した。しかしながら、各上位ノードに係る下位ノードは複数であっても構わない。その場合、分配装置は、例えば、上位ノードの負荷値と下位ノードの各々の負荷値とから、グループ負荷値を導出する。その場合、前記分配装置は、導出したグループ負荷値により求めた分配ルールにより、処理内容を各上位ノードに分配する。
また、以上の説明では、ノードが、上位と下位の二階層の例を説明した。しかしながら、ノードは三階層以上であっても構わない。そして、前記分配装置は、各階層のノード間で行われる通信から選択した一つ以上の通信に係る送信情報を受信し、その送受信に係る通信情報要素から導出した負荷状況と、最上位ノードの負荷状況とから前記分配ルールを導出しても構わない。
[効果]
本実施形態の分配装置は、下位ノードの負荷状況を、各上位ノードとその上位ノードに係る下位ノードとの間で行われる通信に係る送信情報を受信することにより取得する。そして、前記分配装置は、各上位ノードの負荷状況とその上位ノードに係る下位ノードの負荷状況とから、各上位ノードに分配する処理内容を決める。上記のように、前記分配装置は、下位ノードの負荷状況の取得を、前記送信情報の受信により自らが行う。そのため、上位ノード及び下位ノードにおいては、分配装置に下位ノードの負荷状況を取得させるための処理が発生しない。従い、前記分配装置は、各ノードに処理遅延等を生じさせずに下位ノードの負荷状況を考慮した各上位ノードへの処理分配を行い得る。
図13は、実施形態の分配装置である分配装置300xの構成を表すブロック図である。
分配装置300xは、通信部313xと、第一処理部317xと、受信処理部316xと、分配部312xと、を備える。
通信部313xは、複数の上位ノードの各々との間で通信を行う。
第一処理部317xは、前記上位ノードに関する、処理に係る負荷状況を表す処理負荷情報である、上位ノード負荷情報を取得する。
受信処理部316xは、前記上位ノードと、当該上位ノードに係る下位ノードとの間で行われる通信に係る送信情報を受信し、前記送信情報に関する情報である通信情報から、前記下位ノードについての前記処理負荷情報である下位ノード負荷情報を導出する。
分配部312xは、前記上位ノード負荷情報と前記下位ノード負荷情報とから、前記上位ノードの各々に分配する対象の処理である対象処理についての前記分配を行い、前記分配が行われた前記対象処理を表す情報である分配処理情報を出力する。
分配装置300xは、下位ノードの負荷状況を、上位ノードとその上位ノードに係る下位ノードとの間で行われる通信に係る送信情報を受信し、当該通信に係る通信情報要素により取得する。そして、分配装置300xは、各上位ノードの負荷状況と、前記通信情報要素により取得したその上位ノードに係る下位ノードの負荷状況とから、各上位ノードに分配する処理内容を決める。
上記のように、分配装置300xは、下位ノードの負荷状況の取得を、前記送信情報の受信により自らが行う。そのため、上位ノード及び下位ノードにおいては、分配装置300xに下位ノードの負荷状況を取得させるための処理が発生しない。従い、分配装置300xは、各ノードに処理遅延等を生じさせずに下位ノードの負荷状況を考慮した各上位ノードへの処理分配を行い得る。
そのため、分配装置300xは、前記構成により、[発明の効果]の項に記載した効果を奏する。
以上、本発明の各実施形態を説明したが、本発明は、前記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の基本的技術的思想を逸脱しない範囲で更なる変形、置換、調整を加えることができる。例えば、各図面に示した要素の構成は、本発明の理解を助けるための一例であり、これらの図面に示した構成に限定されるものではない。
また、前記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記述され得るが、以下には限られない。
(付記1)
複数の上位ノードの各々との間で通信を行う通信部と、
前記上位ノードに関する、処理に係る負荷状況を表す処理負荷情報である、上位ノード負荷情報を取得する第一処理部と、
前記上位ノードと、当該上位ノードに係る下位ノードとの間で行われる通信に係る送信情報を受信し、前記送信情報に関する情報である通信情報から、前記下位ノードについての前記処理負荷情報である下位ノード負荷情報を導出する、受信処理部と、
前記上位ノード負荷情報と前記下位ノード負荷情報とから、前記上位ノードの各々に分配する対象の処理である対象処理についての前記分配を行い、前記分配が行われた前記対象処理を表す情報である分配処理情報を出力する分配部と、
を備える分配装置。
(付記2)
前記第一処理部は、前記上位ノード負荷情報を、前記上位ノードの各々について取得する、付記1に記載された分配装置。
(付記3)
前記受信処理部は、前記下位ノード負荷情報を、前記下位ノードの各々について取得する、付記1又は付記2に記載された分配装置。
(付記4)
前記分配部は、前記分配処理情報の各々の、対応する前記上位ノードの各々への送信を、前記通信部に行わせる、付記1乃至付記3のうちのいずれか一に記載された分配装置。
(付記5)
前記第一処理部は、前記上位ノード負荷情報を、その前記上位ノード負荷情報に係る前記上位ノードとの間の通信において接続されている数である実接続数により導出する、付記1乃至付記4のうちのいずれか一に記載された分配装置。
(付記6)
前記実接続数が、TCP(Transimission Control Protocol)コネクションに係るコネクション数である、付記5に記載された分配装置。
(付記7)
前記第一処理部は、前記上位ノード負荷情報を、前記実接続数と、その前記上位ノード負荷情報に係る前記上位ノードとの間で接続し得る接続数の上限である最大接続数とにより導出する、付記5又は付記6に記載された分配装置。
(付記8)
前記上位ノード負荷情報は、前記実接続数を、その前記上位ノード負荷情報に係る前記上位ノードとの間で接続し得る接続数の上限である最大接続数により除した値を表す、付記5又は付記6に記載された分配装置。
(付記9)
前記通信情報が、前記下位ノードに係る、単位時間当たりの、受信パケット数、受信パケットのデータサイズの積算値、送信パケット数及び送信パケットのデータサイズの積算値のうちの少なくともいずれかを含む、付記1乃至付記8のうちのいずれか一に記載された分配装置。
(付記10)
前記下位ノード負荷情報は、二つ以上の、前記通信情報の要素である通信情報要素に係る値である要素値の各々から導出した導出値の各々のうち、前記上位ノード負荷情報と最も正の相関があるものを表す、付記1乃至付記8のうちのいずれか一に記載された分配装置。
(付記11)
前記導出値は、前記要素値と、前記下位ノードにおいて前記要素値について想定される最大値とから導出される、付記10に記載された分配装置。
(付記12)
前記導出値は、前記要素値を、前記下位ノードにおいて前記要素値について想定される最大値により除した値である、付記10に記載された分配装置。
(付記13)
前記要素値が、前記下位ノードに係る、単位時間当たりの、受信パケット数、受信パケットのデータサイズの積算値、送信パケット数及び送信パケットのデータサイズの積算値のうちのいずれかである、付記10乃至付記12のうちのいずれか一に記載された分配装置。
(付記14)
前記上位ノード負荷情報と、その前記上位ノード負荷情報に係る前記上位ノードの前記下位ノードに係る前記下位ノード負荷情報とから、その前記上位ノードとその前記下位ノードからなるグループの、前記負荷状況を表す情報である、グループ負荷情報を導出する、第二処理部をさらに備え、前記第一処理部は、前記分配を、前記上位ノードの各々に係る前記グループ負荷情報により行う、付記1乃至付記13のうちのいずれか一に記載された分配装置。
(付記15)
前記第二処理部は、前記グループ負荷情報が表す値を、前記上位ノード負荷情報が表す値と前記下位ノード負荷情報が表す値とから導出する、付記14に記載された分配装置。
(付記16)
前記第二処理部は、前記グループ負荷情報が表す値を、前記上位ノード負荷情報が表す値に前記下位ノード負荷情報が表す値を加算することにより導出する、付記14に記載された分配装置。
(付記17)
前記送信情報は、前記上位ノードとその前記上位ノードに係る前記下位ノードとの間の通信用スイッチにより送付されたものである、付記1乃至付記16のうちのいずれか一に記載された分配装置。
(付記18)
前記送信情報は、前記通信用スイッチが備えるミラーリング機能により送付されたものである、付記17に記載された分配装置。
(付記19)
付記1乃至付記18のうちのいずれかに記載された分配装置と、前記上位ノードとを備える、処理システム。
(付記20)
前記下位ノードをさらに備える、付記19に記載された処理システム。
(付記21)
複数の上位ノードの各々との間で通信を行い、
前記上位ノードに関する、処理に係る負荷状況を表す処理負荷情報である、上位ノード負荷情報を取得し、
前記上位ノードと、当該上位ノードに係る下位ノードとの間で行われる通信に係る送信情報を受信し、前記送信情報に関する情報である通信情報から、前記下位ノードについての前記処理負荷情報である下位ノード負荷情報を導出し、
前記上位ノード負荷情報と前記下位ノード負荷情報とから、前記上位ノードの各々に分配する対象の処理である対象処理についての前記分配を行い、前記分配が行われた前記対象処理を表す情報である分配処理情報を出力する、
分配方法。
(付記22)
複数の上位ノードの各々との間で通信を行う処理と、
前記上位ノードに関する、処理に係る負荷状況を表す処理負荷情報である、上位ノード負荷情報を取得する処理と、
前記上位ノードと、当該上位ノードに係る下位ノードとの間で行われる通信に係る送信情報を受信し、前記送信情報に関する情報である通信情報から、前記下位ノードについての前記処理負荷情報である下位ノード負荷情報を導出する処理と、
前記上位ノード負荷情報と前記下位ノード負荷情報とから、前記上位ノードの各々に分配する対象の処理である対象処理についての前記分配を行い、前記分配が行われた前記対象処理を表す情報である分配処理情報を出力する処理と、
をコンピュータに実行させる分配プログラム。
100 端末
200 ネットワーク
300 分配装置
311、313 通信部
312 分配部
314 記憶部
315 第二処理部
316 受信処理部
391、392、393、394、391、392、393、394、691、692、693、694、695、696 ポート
400、600 ネットワークSW
500 上位ノード層
501、502、701、702 ノード
700 下位ノード層
800 処理システム

Claims (9)

  1. 複数の上位ノードの各々との間で通信を行う通信部と、
    前記上位ノードに関する、処理に係る負荷状況を表す処理負荷情報である、上位ノード負荷情報を取得する第一処理部と、
    前記上位ノードと、当該上位ノードに係る下位ノードとの間で行われる通信に係る送信情報を受信し、前記送信情報に関する情報である通信情報から、前記下位ノードについての前記処理負荷情報である下位ノード負荷情報を導出する、受信処理部と、
    前記上位ノード負荷情報と前記下位ノード負荷情報とから、前記上位ノードの各々に分配する対象の処理である対象処理についての前記分配を行い、前記分配が行われた前記対象処理を表す情報である分配処理情報を出力する分配部と、
    を備える分配装置であって、
    前記下位ノード負荷情報は、二つ以上の、前記通信情報の要素である通信情報要素に係る値である要素値の各々から導出した導出値の各々のうち、前記上位ノード負荷情報と最も正の相関があるものを表す分配装置。
  2. 前記第一処理部は、前記上位ノード負荷情報を、その前記上位ノード負荷情報に係る前記上位ノードとの間の通信において接続されている数である実接続数により導出する、請求項1に記載された分配装置。
  3. 前記通信情報が、前記下位ノードに係る、単位時間当たりの、受信パケット数、受信パケットのデータサイズの積算値、送信パケット数及び送信パケットのデータサイズの積算値のうちの少なくともいずれかを含む、請求項1又は請求項2に記載された分配装置。
  4. 前記要素値が、前記下位ノードに係る、単位時間当たりの、受信パケット数、受信パケットのデータサイズの積算値、送信パケット数及び送信パケットのデータサイズの積算値のうちのいずれかである、請求項に記載された分配装置。
  5. 前記上位ノード負荷情報と、その前記上位ノード負荷情報に係る前記上位ノードの前記下位ノードに係る前記下位ノード負荷情報とから、その前記上位ノードとその前記下位ノードからなるグループの、前記負荷状況を表す情報である、グループ負荷情報を導出する、第二処理部をさらに備え、前記分配部は、前記分配を、前記上位ノードの各々に係る前記グループ負荷情報により行う、請求項1乃至請求項のうちのいずれか一に記載された分配装置。
  6. 前記第二処理部は、前記グループ負荷情報が表す値を、前記上位ノード負荷情報が表す値と前記下位ノード負荷情報が表す値とから導出する、請求項に記載された分配装置。
  7. 前記送信情報は、前記上位ノードとその前記上位ノードに係る前記下位ノードとの間の通信用スイッチにより送付されたものである、請求項1乃至請求項のうちのいずれか一に記載された分配装置。
  8. 複数の上位ノードの各々との間で通信を行い、
    前記上位ノードに関する、処理に係る負荷状況を表す処理負荷情報である、上位ノード負荷情報を取得し、
    前記上位ノードと、当該上位ノードに係る下位ノードとの間で行われる通信に係る送信情報を受信し、前記送信情報に関する情報である通信情報から、前記下位ノードについての前記処理負荷情報である下位ノード負荷情報を導出し、
    前記上位ノード負荷情報と前記下位ノード負荷情報とから、前記上位ノードの各々に分配する対象の処理である対象処理についての前記分配を行い、前記分配が行われた前記対象処理を表す情報である分配処理情報を出力する、
    分配方法であって、
    前記下位ノード負荷情報は、二つ以上の、前記通信情報の要素である通信情報要素に係る値である要素値の各々から導出した導出値の各々のうち、前記上位ノード負荷情報と最も正の相関があるものを表す分配方法。
  9. 複数の上位ノードの各々との間で通信を行う処理と、
    前記上位ノードに関する、処理に係る負荷状況を表す処理負荷情報である、上位ノード負荷情報を取得する処理と、
    前記上位ノードと、当該上位ノードに係る下位ノードとの間で行われる通信に係る送信情報を受信し、前記送信情報に関する情報である通信情報から、前記下位ノードについての前記処理負荷情報である下位ノード負荷情報を導出する処理と、
    前記上位ノード負荷情報と前記下位ノード負荷情報とから、前記上位ノードの各々に分配する対象の処理である対象処理についての前記分配を行い、前記分配が行われた前記対象処理を表す情報である分配処理情報を出力する処理と、
    をコンピュータに実行させる分配プログラムであって、
    前記下位ノード負荷情報は、二つ以上の、前記通信情報の要素である通信情報要素に係る値である要素値の各々から導出した導出値の各々のうち、前記上位ノード負荷情報と最も正の相関があるものを表す分配プログラム。
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