JP7098984B2 - 制御装置および制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、制御装置および制御方法に関する。
従来、無線LANの複数のアクセスポイントに対して1つのコントローラがチャネルを割り当てることによりアクセスポイントの間の干渉を低減する集中制御型のチャネル割り当て技術が知られている(例えば、下記非特許文献1参照。)。LANはLocal Area Network(構内通信網)の略である。また、従来、無線LANシステムで使用できるチャネルとして2.4[GHz]帯や5[GHz]帯の各チャネルが知られている(例えば、下記非特許文献2参照。)。
また、従来、無線LANのアクセスポイントが気象用レーダー波等を検出した場合に使用周波数を変更するDFSが知られている(例えば、下記特許文献1および下記非特許文献3参照。)。DFSはDynamic Frequency Selection(動的周波数選択機能)の略である。
特開2005-223865号公報
S.Chieochan,E.Hossain and J.Diamond,"Channel assignment schemes for infrastructure-based 802.11 WLANs:A survey,"、in IEEE Communications Surveys & Tutorials,vol.12,no.1,pp.124-136,First Quarter 2010 総務省、[平成30年3月7日検索]、インターネット<URL:http://www.soumu.go.jp/main_content/000168907.pdf> 総務省、[平成30年3月7日検索]、インターネット<URL:http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/policyreports/joho_tsusin/pdf/tosin_061221_4.pdf>
しかしながら、上述した従来技術では、例えば、複数のアクセスポイントに1つのコントローラがチャネルを割り当てる構成においてDFSが作動すると、コントローラによる割り当てとは関係なくアクセスポイントのチャネルが切り替わる。このため、複数のアクセスポイントの間の干渉が増加し、周波数の利用効率が低くなるという問題がある。
これに対して、DFSの作動に応じてコントローラが複数のアクセスポイントにチャネルを再割り当てする方法が考えられる。しかしながら、この方法では、ノイズや限られた場所・時刻でのみ(スポット的に)送信されるレーダー波等によるDFSの散発的な作動(以降これらを「ノイズ等による誤作動」、もしくは単に「誤作動」と称する)に対してもチャネルの再割り当てを行うことになるため、チャネル切り替えの回数が増加し、周波数の利用効率が低くなるという問題がある。
1つの側面では、本発明は、周波数の利用効率の向上を図ることができる制御装置および制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、1つの実施態様では、無線通信に使用しているチャネルにおいて他の無線システムからの電波を検出したと判定した場合に前記無線通信の停止を行う各通信装置が前記無線通信に使用する各チャネルを制御する制御装置が、前記各通信装置のうち前記停止を行った複数の通信装置の各位置と、前記複数の通信装置が前記停止の前に前記無線通信に使用していた各チャネルと、前記複数の通信装置が前記停止を行った各時刻と、に基づく判定を行い、前記判定の結果が所定結果である場合に、前記複数の通信装置の少なくともいずれかが前記無線通信に使用するチャネルを変更する制御を行い、前記判定は、前記複数の通信装置の各位置の間の距離と、前記複数の通信装置が前記停止の前に前記無線通信に使用していた各チャネルが同一か否かと、前記複数の通信装置が前記停止を行った各時刻が同一か否かと、に応じた指標値を算出し、算出した前記指標値が所定条件を満たすか否かに基づいて行う制御装置および制御方法が提案される。
本発明の一側面によれば、周波数の利用効率の向上を図ることができる。
実施の形態にかかる通信システムの一例を示す図である。 実施の形態にかかる無線LANシステムの一例を示す図である。 実施の形態にかかる各アクセスポイントによるDFSの作動タイミングの一例を示す図(その1)である。 実施の形態にかかる各アクセスポイントによるDFSの作動タイミングの一例を示す図(その2)である。 実施の形態にかかる制御装置が取得する情報の一例を示す図である。 実施の形態にかかる制御装置の一例を示す図である。 実施の形態にかかる制御装置のハードブック構成の一例を示す図である。 実施の形態にかかるアクセスポイントの一例を示す図である。 実施の形態にかかるアクセスポイントのハードブック構成の一例を示す図である。 実施の形態にかかる制御装置による処理の一例を示すフローチャートである。 実施の形態にかかるアクセスポイントによる処理の一例を示すフローチャートである。
以下に図面を参照して、本発明にかかる制御装置および制御方法の実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
(実施の形態にかかる通信システム)
図1は、実施の形態にかかる通信システムの一例を示す図である。図1に示すように、実施の形態にかかる通信システム100は、制御装置110と、N個の通信装置121~12Nと、を含む。Nは2以上の自然数である。
通信装置121~12Nのそれぞれは、制御装置110によって割り当てられたチャネルを用いて、周辺の無線端末との間で無線通信を行う。また、通信装置121~12Nのそれぞれは、無線通信に使用しているチャネルにおいて他の無線システムからの電波を検出したと判定した場合に、そのチャネルにおける無線通信の停止を行う。他の無線システムとは、例えば、通信システム100における無線通信よりも優先される電波送信を行う気象レーダーなどのシステムである。
制御装置110は、通信装置121~12Nが無線通信に使用する各チャネルを制御する。例えば、制御装置110は、判定部111と、制御部112と、を備える。判定部111は、通信装置121~12Nのうち、少なくとも上述の無線通信の停止を行った複数の通信装置(以下、停止装置と称する。)に関する各情報に基づく判定を行う。すなわち、判定部111は、停止装置の各位置と、停止装置が無線通信の停止の前に無線通信に使用していた各チャネルと、停止装置が無線通信の停止を行った各時刻と、に基づく判定を行う。そして、判定部111は、判定の結果を制御部112へ通知する。
判定部111による判定は、例えば、停止装置の少なくともいずれかにおける無線通信の停止が、上述の他の無線システムからの電波によるものか否かの判定である。ここで、上述の他の無線システムからの電波による無線通信の停止は、通信装置121~12Nのうち互いに近い通信装置で同時刻に同じチャネルで発生する傾向がある。したがって、通信装置121~12Nのうち互いに近い通信装置で同時刻に同じチャネルで発生した無線通信の停止は、上述の他の無線システムからの電波によるものである可能性が高い。
一方で、通信装置121~12Nは、周辺のノイズ等により、他の無線システムからの電波を検出したと誤って判定し、無線通信を停止する場合がある。このため、通信装置121~12Nのうち互いに近い通信装置で同時刻に同じチャネルで発生していない無線通信の停止は、ノイズ等により誤って発生したものである可能性が高い。このため、判定部111は、上述の停止装置の各位置、停止装置が使用していた各チャネルおよび無線送信の停止の各時刻に基づいて、無線通信の停止が上述の他の無線システムからの電波によるものか否かを判定することができる。
例えば、判定部111は、停止装置の各位置の間の距離と、各停止装置が無線通信の停止の前に使用していた各チャネルが同一か否かと、停止装置が無線通信の停止を行った各時刻が同一か否かと、に応じた指標値を算出する。そして、判定部111は、算出した指標値が所定条件を満たしたか否かに基づいて、各停止装置の少なくともいずれかにおける無線通信の停止が、上述の他の無線システムからの電波によるものか否かを判定することができる。
この指標値は、例えば、停止装置の各位置の間の距離が短いほど所定条件を満たしやすい。また、この指標値は、停止装置が無線通信の停止の前に使用していた各チャネルが同一である場合は、その各チャネルが異なる場合より所定条件を満たしやすい。また、この指標値は、停止装置における無線通信の停止の各時刻が同一である場合は、その各時刻が異なる場合より所定条件を満たしやすい。
したがって、この指標値が所定条件を満たしている場合は、通信装置121~12Nのうち互いに近い通信装置で同時刻に同じチャネルで無線通信の停止が発生していると判断することができる。このため、この場合は、無線通信の停止が上述の他の無線システムからの電波によるものである可能性が高いと判断することができる。
制御部112は、判定部111から通知された判定の結果が所定結果である場合に、各停止装置の少なくともいずれかを対象として、対象の停止装置が使用するチャネルを変更する制御を行う。すなわち、制御部112は、対象の停止装置が使用するチャネルを、その停止装置が無線通信の停止の前に使用していたチャネルとは異なるチャネルにする制御を行う。また、制御部112は、判定部111から通知された判定の結果が所定結果でない場合は、上述の対象の停止装置が使用するチャネルを変更する制御を行わない。
通信装置121~12Nのうち制御部112がチャネルを変更する通信装置は、少なくとも、他の無線システムからの電波によるものであると判定した無線通信の停止が行われたチャネルを使用していた停止装置とすることができる。これにより、他の無線システムが使用しているチャネルと同じチャネルを使用していた停止装置のチャネルを変更することができる。
また、制御部112は、通信装置121~12Nのすべてのチャネルを、他の無線システムからの電波によるものであると判定した無線通信の停止が行われたチャネルとは異なるチャネルとなるように割り当てる制御(後述のチャネル再割り当て)を行ってもよい。
判定部111による判定が上述の無線通信の停止が他の無線システムからの電波によるものか否かの判定である場合は、所定結果は、無線通信の停止が他の無線システムからの電波によるものであるとの判定結果である。この場合に、制御部112は、例えば、通信装置121~12Nが無線通信に使用する各チャネルを、他の無線システムからの電波によるものであると判定した無線通信の停止が行われたチャネルと異なるチャネルにする制御を行う。
図1に示す制御装置110によれば、無線通信の停止を行った停止装置の各位置と、停止装置が無線通信の停止の前に無線通信に使用していた各チャネルと、停止装置が無線通信の停止を行った各時刻と、に基づく判定を行うことができる。また、その判定の結果が所定結果である場合に、各停止装置の少なくともいずれかが無線通信に使用するチャネルを変更する制御を行うことができる。
これにより、他の無線システムからの電波により停止装置が無線通信の停止を行った場合はチャネルの変更を行うことができる。このため、停止装置が自律的にチャネルを切り替えて通信装置121~12Nの間の干渉が増加することを抑制し、周波数の利用効率の向上を図ることができる。また、ノイズ等により停止装置が誤って無線通信の停止を行った場合はチャネルの変更を行わないようにすることができる。これにより、無用なチャネルの変更を抑制し、周波数の利用効率の向上を図ることができる。
なお、制御装置110は通信装置121~12Nのいずれかにおいて実現されてもよい。一例としては、通信装置121が、上述の通信装置121の処理と、制御装置110の処理と、の両方を実行する装置であってもよい。
(実施の形態にかかる無線LANシステム)
図2は、実施の形態にかかる無線LANシステムの一例を示す図である。図2に示すように、実施の形態にかかる無線LANシステム200は、例えば、制御装置210と、アクセスポイント221~224(AP1~AP4)と、を含む。無線LANシステム200においては、複数のアクセスポイント(アクセスポイント221~224)を設置することで、無線端末に対して広い通信エリアを提供する。図1に示した制御装置110は、例えば制御装置210により実現することができる。図1に示した通信装置121~12Nは、例えばアクセスポイント221~224により実現することができる。
制御装置210は、アクセスポイント221~224のそれぞれと通信可能である。制御装置210とアクセスポイント221~224との間の通信には、例えば有線LANや無線LANを用いることができる。以下の説明においては制御装置210とアクセスポイント221~224との間の通信に有線LANを用いる場合について説明する。
また、制御装置210は、アクセスポイント221~224のそれぞれに対して、無線LANの無線通信に使用するためのチャネル(例えば周波数)を動作チャネルとして割り当てる。例えば、アクセスポイント221~224が高密度に設置されていると、同一のチャネルを設定したアクセスポイント間で電波干渉が発生し、周波数の利用効率が低下する場合がある。これに対して、無線LANシステム200においては、制御装置210が、アクセスポイント221~224に対して適切なチャネルを割り当て、周波数の利用効率を向上させる集中制御型のチャネル割り当てを行う。
制御装置210がアクセスポイント221~224に割り当て可能であり、隣接チャネルと重ならず効率よく使用可能なチャネルには、例えば、5[GHz]帯のチャネルや2.4[GHz]帯の各チャネルがある。
5[GHz]帯の各チャネルには、例えば、W52帯、W53帯およびW56帯の3チャネルがある。W52帯およびW53帯は、屋内のみで使用可能なチャネルである。W56帯は、屋内および屋外で使用可能なチャネルである。2.4[GHz]帯の各チャネルには、例えば屋内および屋外で使用可能な19個のチャネルがある。
また、制御装置210は、アクセスポイント221~224が無線通信に使用しているチャネルを示すAP使用チャネル情報を保持する。例えば、制御装置210は、アクセスポイント221~224に対するチャネルの割り当て結果や、アクセスポイント221~224から受信したチャネル切替通知に基づいてAP使用チャネル情報を更新する。
また、制御装置210は、アクセスポイント221~224におけるDFSの作動履歴を示すDFS作動履歴を保持する。DFS作動履歴は、後述のように、例えば、アクセスポイント221~224のうちDFSにより無線信号の送信を停止したアクセスポイントから制御装置210へ送信される。
また、制御装置210は、アクセスポイント221~224の位置を示すAP位置情報などを保持する。AP位置情報は、例えばアクセスポイント221~224の設置時に制御装置210に対して設定される。AP位置情報は、例えば1次元、2次元または3次元の座標の座標点であってもよいし、地域名、建物名、部屋名などのエリアを示す情報であってもよい。
アクセスポイント221~224のそれぞれは、制御装置210によって割り当てられたチャネルを使用して、自装置の周辺の無線端末との間で無線通信を行う無線LANの基地局である。図2に示す例では、アクセスポイント221,222は、ともに位置Xに存在し、ともにチャネルc=1を使用して無線通信を行っている。また、アクセスポイント223,224は、ともに位置Yに存在し、ともにチャネルc=2を使用して無線通信を行っている。位置Yは、位置Xから離れたエリアである。チャネルc=2は、チャネルc=1と異なる周波数のチャネルである。
図2に示すレーダー20は、一定の周波数帯域で定期的にアンテナから電磁波を放射し、反射して返ってくる電磁波を分析するレーダーである。一例としては、レーダー20は、雨や雪の位置と密度、風速や風向などを観測する気象レーダーである。
アクセスポイント221~224のそれぞれは上述のように制御装置210によって割り当てられたチャネルを使用して無線通信を行う。ただし、アクセスポイント221~224のそれぞれにはDFSが実装されている。所定のDFS帯域は、例えば上述の5[GHz]帯のW53帯およびW56帯のチャネルである。
DFSには、所定のDFS帯域を使用しているときにレーダー20からの電波を検出した場合に、検出から10秒以内にそのチャネルでの無線信号の送信を停止し、検出から30分間その停止を継続する処理が含まれる。また、DFSには、DFS帯域のチャネルを使用した無線信号の送信を開始する前に、レーダー20が送信する電波の有無を60秒間確認する処理が含まれる。
したがって、アクセスポイント221~224のそれぞれは、制御装置210によってDFS帯域のチャネルが割り当てられるとそのチャネルを使用して無線通信を行うが、レーダー20からの電波を検出した場合は無線信号の送信を停止する。
(実施の形態にかかる各アクセスポイントによるDFSの作動タイミング)
図3および図4は、実施の形態にかかる各アクセスポイントによるDFSの作動タイミングの一例を示す図である。図3,図4において、横軸は時刻tを示す。また、縦軸のAP1~AP4はそれぞれアクセスポイント221~224を示す。
図3のDFS作動タイミング301~304は、チャネルc=1においてDFSが作動したタイミングを示している。DFSが作動するとは、例えばDFSにより無線信号の送信が停止することである。DFS作動タイミング301~304に示すように、チャネルc=1においては、時刻t=3および時刻t=7のそれぞれに、アクセスポイント221,222(AP1,AP2)でDFSが作動している。
図4のDFS作動タイミング401~403は、チャネルc=2においてDFSが作動したタイミングを示している。DFS作動タイミング401~403に示すように、チャネルc=2においては、時刻t=2にアクセスポイント223(AP3)でDFSが作動している。また、チャネルc=2においては、時刻t=4にアクセスポイント224(AP4)でDFSが作動し、時刻t=8にアクセスポイント223(AP3)でDFSが作動している。
ここで、アクセスポイント221~224(AP1~AP4)のうちアクセスポイント22i(APi)のチャネルcにおけるDFSの作動履歴をri c(t)と表す。そして、チャネルcにおいて時刻tにアクセスポイント22iのDFSが作動した場合はri c(t)=1、チャネルcにおいて時刻tにアクセスポイント22iのDFSが作動しなかった場合はri c(t)=0とする。
例えば、図3に示したようにチャネルc=1において時刻t=3にアクセスポイント221(AP1)でDFSが作動したためr1 1(3)=1である。また、例えば、図4に示したように、チャネルc=2において時刻t5にアクセスポイント223(AP3)でDFSが作動していないためr3 2(5)=0である。
また、図2に示した位置Xに近いレーダー20が、チャネルc=1において時刻t=3および時刻t=7のそれぞれに電波を送信したとする。この場合に、位置Xのアクセスポイント221,222(AP1,AP2)は、レーダー20からの電波をそれぞれ時刻t=3および時刻t=7において受信する。
このため、図3に示したように、チャネルc=1において、時刻t=3および時刻t=7のそれぞれに、アクセスポイント221,222(AP1,AP2)で同時にDFSが作動する。このように、レーダー20からの電波による正常なDFSの作動は、互いに近隣に存在する各アクセスポイントで同時に発生する傾向がある。
一方、ノイズ等によるDFSの誤作動にはこのような傾向はない。例えば、アクセスポイント223,224(AP3,AP4)は、ともに位置Yに位置しているが、図4に示した例ではDFSが同時に作動していない。このため、図4に示したDFSの作動は、レーダー20からの電波によるものではなく、ノイズ等によるものであると考えられる。
したがって、図3,図4に示したようなDFSの作動の履歴から、チャネルc=1においてDFSの定常作動が発生しており、チャネルc=2においてDFSの誤作動が発生していると推定できる。
(実施の形態にかかる制御装置が取得する情報)
図5は、実施の形態にかかる制御装置が取得する情報の一例を示す図である。制御装置210は、例えば図5に示すテーブル500に示す各情報を取得する。例えば、制御装置210は、AP使用チャネル情報と、DFS作動履歴と、AP位置情報と、に基づいてテーブル500を更新する。テーブル500は、作動したDFS毎に、時刻tと、APiと、位置xと、チャネルcと、を対応付ける情報である。
テーブル500の時刻tは、対象のDFSが作動した時刻である。テーブル500のAPiは、対象のDFSが作動したアクセスポイント22i(APi)の識別情報である。テーブル500の位置xは、アクセスポイント22i(APi)の位置である。テーブル500のチャネルcは、対象のDFSが作動したチャネルである。例えば、テーブル500の一行目のデータは、チャネルc=2において時刻t=2に位置Yのアクセスポイント223(AP3)でDFS(例えば図4に示したDFS作動タイミング401のDFS)が発生したことを示している。
制御装置210は、テーブル500が示す情報に基づいて、DFSが互いに近い各アクセスポイントで同時に同チャネルで作動しているかを判断する。ここで、アクセスポイント22i,22j(APj,APi)の組について、この2台のアクセスポイントについて同じ時刻tに同じチャネルcにおいてDFSが作動したか否かを示す指標としてDFS作動タイミング指標sij c(t)を定義する。DFS作動タイミング指標sij c(t)は、例えばsij c(t)=ri c(t)・rj c(t)により求めることができる。
すなわち時刻tにおいてアクセスポイント22i,22jの両方でチャネルcのDFSが作動している場合(ri c(t)=1かつrj c(t)=1の場合)はDFS作動タイミング指標sij c(t)=1となる。また、時刻tにおいてアクセスポイント22i,22jの少なくともいずれかでチャネルcのDFSが作動していない場合(ri c(t)=0またはrj c(t)=0の場合)はDFS作動タイミング指標sij c(t)=0となる。
また、アクセスポイント22i,22jが空間的に互いにどの程度近接しているかを示す位置相関d(xi,xj)を定義する。xiはアクセスポイント22i(APi)の位置であり、xjはアクセスポイント22j(APj)の位置である。位置相関d(xi,xj)の値が大きいほど、アクセスポイント22i,22jが空間的に互いに近接していることを示す。
例えば各アクセスポイントの位置を示すAP位置情報を1次元の座標の座標点で表現する場合には、一例としては位置相関d(xi,xj)は下記(1)式とすることができる。Ceは、アクセスポイント22i,22jの位置が同じである場合の位置相関d(xi,xj)の値であり、一例としては1である。βは、レーダー20の電波が届く距離に比例する値である。例えば、βは、アクセスポイント22i,22jが同一のレーダー20の範囲内にある場合は1に近づき、アクセスポイント22i,22jが同一のレーダー20の範囲内にない場合は0に近づく値である。
Figure 0007098984000001
また、各アクセスポイントの位置を示すAP位置情報をエリアで表現する場合には、位置xiおよび位置xjが同じエリアである場合は位置相関d(xi,xj)=1とすることができる。また、位置xiおよび位置xjが異なるエリアである場合は位置相関d(xi,xj)=0とすることができる。
ある位置x0におけるチャネルcのDFS定常作動指標Pc(x0)を下記(2)式のように定義する。Tは所定の測定時間区間であり、図3,図4に示した例ではT=9である。Nは制御装置210の管理下のアクセスポイントの数であり、図2に示した例ではN=4である。
Figure 0007098984000002
α(x0,xi,xj)は、位置x0と位置xi,xjとの間の相関を表す指標である。例えば各アクセスポイントの位置を示すAP位置情報を1次元の空間座標で表現する場合に、α(x0,xi,xj)は、位置xi,xjの重心位置と位置x0との間の距離が短い場合に大きい値となり、その距離が短い場合に小さい値となる関数とすることができる。その一例として、α(x0,xi,xj)は下記(3)式のような指数関数とすることができる。Deは、位置xi,xjの重心位置と位置x0が同じである場合のα(x0,xi,xj)の値であり、一例としては1である。
Figure 0007098984000003
ただし、α(x0,xi,xj)は指数関数に限らず、位置xi,xjの重心位置と位置x0との間の距離が短い場合に大きい値となり、その距離が短い場合に小さい値となる各種の関数とすることができる。
また、各アクセスポイントの位置を示すAP位置情報をエリアで表現する場合は、x0=xi=xjの場合にα(x0,xi,xj)=1とし、そうでない場合にα(x0,xi,xj)=0としてもよい。
DFS定常作動指標Pc(x0)が小さい場合は、位置x0かつチャネルcにおいて、レーダー20からの電波によりDFSが定常的に作動している可能性が高い。一方、DFS定常作動指標Pc(x0)が大きい場合は、位置x0かつチャネルcにおいて、ノイズ等によりDFSが誤作動している可能性が高い。
制御装置210は、例えば図5に示したテーブル500の情報に基づいて、DFS定常作動指標を計算する。例えば、図5に示した例において、DFS作動タイミング指標sij c(t)は、s12 1(3)=s12 1(7)=1の他はすべて0になる。
このため、チャネルc=1については、位置XのDFS定常作動指標としてP1(X)=2/10が計算され、位置YのDFS定常作動指標としてP1(Y)=0が計算される。また、チャネルc=2については、位置XのDFS定常作動指標としてP2(X)=0が計算され、位置YのDFS定常作動指標としてP2(Y)=0が計算される。
したがって、チャネルc=2については、P2(X)=P2(Y)=0であるため、図4に示したDFS作動タイミング401~403のDFSはノイズ等による誤作動であると判断することができる。この場合に、制御装置210は、チャネルの再割り当てを行わない。チャネルの再割り当てを行わない場合は、DFSが作動したアクセスポイント223,224は、レーダー20が送信する電波が無いことを60秒間確認した後に、制御装置210によって割り当てられた元のチャネルによる無線通信を再開する。これにより、ノイズ等によるDFSの誤作動が発生した場合にはチャネルの再割り当てを行わないことで、チャネルの再割り当ての機会を減らし、チャネルの再割り当てによる周波数の利用効率の低下を抑制することができる。
また、チャネルc=1については、P1(X)の値が大きくなったことから、位置XにおいてDFSが定常的に作動していると判断することができる。この場合に、制御装置210は、チャネルc=1を使用候補から除外してアクセスポイント221~224に対してチャネルの再割り当てを行う。これにより、DFSが定常的に作動しない可能性が高いチャネルをアクセスポイント221~224に割り当て、DFSの作動機会を減らし、DFSの作動による周波数の利用効率の低下を抑制することができる。
(実施の形態にかかる制御装置)
図6は、実施の形態にかかる制御装置の一例を示す図である。図6に示すように、制御装置210は、有線通信部601と、AP使用チャネル情報保持部602と、DFS作動履歴保持部603と、AP位置情報保持部604と、DFS定常作動指標計算・判定部605と、チャネル割当部606と、を備える。
有線通信部601は、アクセスポイント221~224との間で通信を行う。例えば、有線通信部601は、アクセスポイント221~224からチャネル切替通知を受信し、受信したチャネル切替通知をAP使用チャネル情報保持部602へ出力する。また、有線通信部601は、アクセスポイント221~224からDFS作動履歴を受信し、受信したDFS作動履歴をDFS作動履歴保持部603へ出力する。
また、有線通信部601は、アクセスポイント221~224からDFS作動履歴を受信し、受信したDFS作動履歴をDFS作動履歴保持部603へ出力する。また、有線通信部601は、チャネル割当部606から出力されたチャネル割当情報をアクセスポイント221~224へ送信する。
AP使用チャネル情報保持部602は、アクセスポイント221~224が無線通信に使用しているチャネルを示す上述のAP使用チャネル情報を保持する。また、AP使用チャネル情報保持部602は、有線通信部601から出力されたチャネル切替通知に基づいて、保持するAP使用チャネル情報を更新する。また、AP使用チャネル情報保持部602は、チャネル割当部606から出力されたチャネル割当情報に基づいて、保持するAP使用チャネル情報を更新してもよい。
DFS作動履歴保持部603は、有線通信部601から出力されたDFS作動履歴を保持する。例えば、DFS作動履歴保持部603は、最近の一定時間分のDFSの作動を示すDFS作動履歴を保持する。
AP位置情報保持部604は、例えばアクセスポイント221~224の位置を示す上述のAP位置情報を保持している。AP位置情報は、例えばアクセスポイント221~224の設置時、またはアクセスポイント221~224に対して制御装置210が接続されたときにAP位置情報保持部604に対して設定される。
DFS定常作動指標計算・判定部605は、上述したDFS定常作動指標を計算する。例えば、DFS定常作動指標計算・判定部605は、AP使用チャネル情報保持部602のAP使用チャネル情報と、DFS作動履歴保持部603のDFS作動履歴と、AP位置情報保持部604のAP位置情報と、に基づいてDFS定常作動指標を計算する。そして、DFS定常作動指標計算・判定部605は、計算したDFS定常作動指標と所定の閾値とを比較し、DFS定常作動指標が所定の閾値を超えた場合に閾値超過通知をチャネル割当部606へ出力する。
チャネル割当部606は、アクセスポイント221~224に対してチャネルを割り当てる。例えば、チャネル割当部606は、例えば上述の5[GHz]帯におけるW52帯、W53帯およびW56帯の各チャネルと、2.4[GHz]帯の各チャネルと、を候補チャネルとしてアクセスポイント221~224にチャネルを割り当てる。
また、チャネル割当部606は、DFS定常作動指標計算・判定部605から閾値超過通知が出力された場合に、そのDFS定常作動指標が算出されたチャネルを候補チャネルから除外してアクセスポイント221~224にチャネルを割り当てる。例えば、チャネル割当部606は、上述の5[GHz]帯におけるW52帯、W53帯およびW56帯と、2.4[GHz]帯と、の各チャネルからそのDFS定常作動指標が算出されたチャネルを除外した残余の各チャネルを割り当ての候補とする。
また、チャネル割当部606は、アクセスポイント221~224に対するチャネルの割り当て結果を示すチャネル割当情報を有線通信部601およびAP使用チャネル情報保持部602へ出力する。
つぎに、チャネル割当部606が候補チャネルの中からアクセスポイント221~224にチャネルを割り当てる方法について説明する。例えば、チャネル割当部606は、アクセスポイント221~224の間の干渉が少なくなるようにチャネルの割り当てを行う。一例としては、チャネル割当部606は、AP位置情報保持部604によって保持されたAP位置情報に基づいてアクセスポイント221~224の間の各距離を算出する。
また、チャネル割当部606は、算出した各距離に基づいて、アクセスポイント221~224に割り当てるチャネルの組み合わせ毎に、アクセスポイント221~224の間の各干渉量を算出する。そして、チャネル割当部606は、算出した各干渉量の平均値が最小になる組み合わせをアクセスポイント221~224に割り当てるチャネルの組み合わせとして選択する。または、チャネル割当部606は、算出した各干渉量の最大値が最小になる組み合わせをアクセスポイント221~224に割り当てるチャネルの組み合わせとして選択してもよい。ただし、チャネル割当部606によるチャネルの割り当て方法はこれらに限らず各種の割り当て方法を用いることができる。
図1に示した制御装置110の判定部111は、例えば有線通信部601、AP使用チャネル情報保持部602、DFS作動履歴保持部603、AP位置情報保持部604およびDFS定常作動指標計算・判定部605により実現することができる。図1に示した制御装置110の制御部112は、例えばチャネル割当部606および有線通信部601により実現することができる。
(実施の形態にかかる制御装置のハードブック構成)
図7は、実施の形態にかかる制御装置のハードブック構成の一例を示す図である。制御装置210は、例えば図7に示す情報処理装置700により実現することができる。情報処理装置700は、プロセッサ701と、RAM702と、ROM703と、有線通信モジュール704と、を備える。プロセッサ701、RAM702、ROM703および有線通信モジュール704は、例えばバス709によって接続される。RAMはRandom Access Memory(ランダムアクセスメモリ)の略である。ROMはRead Only Memoryの略である。
プロセッサ701は、信号処理を行う回路であり、例えば情報処理装置700の全体の制御を司るCPU(Central Processing Unit)である。RAM702は、プロセッサ701のワークエリアとして使用されるメインメモリである。ROM703、例えば磁気ディスク、光ディスク、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリにより実現される補助メモリである。ROM703には、情報処理装置700を動作させる各種のプログラムが記憶されている。ROM703に記憶されたプログラムは、RAM702にロードされてプロセッサ701により実行される。
有線通信モジュール704は、情報処理装置700の外部(例えばアクセスポイント221~224)との間で有線通信を行う通信インタフェースである。有線通信モジュール704は、プロセッサ701によって制御される。有線通信モジュール704は、例えば有線LANの通信モジュールにより実現することができる。
図6に示した有線通信部601は、例えば有線通信モジュール704により実現することができる。図6に示したAP使用チャネル情報保持部602、DFS作動履歴保持部603およびAP位置情報保持部604は、例えばRAM702またはROM703により実現することができる。図6に示したDFS定常作動指標計算・判定部605およびチャネル割当部606は、例えばプロセッサ701およびRAM702により実現することができる。
(実施の形態にかかるアクセスポイント)
図8は、実施の形態にかかるアクセスポイントの一例を示す図である。実施の形態にかかるアクセスポイント221~224のそれぞれは、例えば図8に示すアクセスポイント800により実現することができる。図8に示すアクセスポイント800は、無線通信部801と、DFS作動報告部802と、有線通信部803と、チャネル切替部804と、を備える。
無線通信部801は、アクセスポイント800の周辺の無線端末との間で無線通信を行う。また、無線通信部801は、上述のDFSを実装しており、DFSが作動して無線信号の送信を停止した場合は、そのDFSの作動をDFS作動報告部802へ通知する。また、無線通信部801が無線通信に使用するチャネルは、後述のようにチャネル切替部804によって切り替えられる。
DFS作動報告部802は、無線通信部801からの通知に基づいて、無線通信部801によってDFSが作動した場合に、そのDFSの作動に関するDFS作動履歴を有線通信部803へ出力する。また、DFS作動報告部802は、無線通信部801がDFSの作動に伴ってチャネルを切り替えた場合は、切り替え先のチャネルを示すチャネル切替通知を有線通信部803へ出力してもよい。
有線通信部803は、DFS作動報告部802から出力されたDFS作動履歴やチャネル切替通知を制御装置210へ送信する。また、有線通信部803は、制御装置210から送信されるチャネル割当情報を受信し、受信したチャネル割当情報をチャネル切替部804へ出力する。
チャネル切替部804は、有線通信部803から出力されたチャネル割当情報に基づいて、無線通信部801が無線通信に使用するチャネルを、制御装置210によってアクセスポイント800に割り当てられたチャネルに切り替える。
(実施の形態にかかるアクセスポイントのハードブック構成)
図9は、実施の形態にかかるアクセスポイントのハードブック構成の一例を示す図である。アクセスポイント800は、例えば図9に示す情報処理装置900により実現することができる。図9に示す情報処理装置900は、プロセッサ901と、RAM902と、ROM903と、無線通信モジュール904と、有線通信モジュール905と、を備える。プロセッサ901、RAM902、ROM903、無線通信モジュール904および有線通信モジュール905は、例えばバス909によって接続される。
プロセッサ901は、信号処理を行う回路であり、例えば情報処理装置900の全体の制御を司るCPUである。RAM902は、プロセッサ901のワークエリアとして使用されるメインメモリである。ROM903、例えば磁気ディスク、光ディスク、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリにより実現される補助メモリである。ROM903には、情報処理装置900を動作させる各種のプログラムが記憶されている。ROM903に記憶されたプログラムは、RAM902にロードされてプロセッサ901により実行される。
無線通信モジュール904は、情報処理装置900の外部(例えば無線端末)との間で有線通信を行う通信インタフェースである。無線通信モジュール904は、プロセッサ901によって制御される。無線通信モジュール904は、例えば無線LANの通信モジュールにより実現することができる。
有線通信モジュール905は、情報処理装置900の外部(例えば制御装置210)との間で有線通信を行う通信インタフェースである。有線通信モジュール905は、プロセッサ901によって制御される。有線通信モジュール905は、例えば有線LANの通信モジュールにより実現することができる。
図8に示した無線通信部801は、例えば無線通信モジュール904により実現することができる。図8に示したDFS作動報告部802およびチャネル切替部804は、例えばプロセッサ901およびRAM902により実現することができる。図8に示した有線通信部803は、例えば有線通信モジュール905により実現することができる。
(実施の形態にかかる制御装置による処理)
図10は、実施の形態にかかる制御装置による処理の一例を示すフローチャートである。制御装置210は、例えば図10に示す処理を実行する。例えば、制御装置210は、図10に示す処理を定期的に実行する。または、制御装置210は、自装置の管理下のアクセスポイント221~224の少なくともいずれかからDFS作動履歴を受信した場合に図10に示す処理を実行してもよい。または、制御装置210は、ネットワーク管理者等の制御装置210の操作者からの操作に応じたタイミングで図10に示す処理を実行してもよい。
まず、制御装置210は、アクセスポイント221~224が存在する位置xと、自装置が割り当て可能なチャネルcと、の各組み合わせについてDFS定常作動指標Pc(x)を算出する(ステップS1001)。ステップS1001は、例えば、図6に示したDFS定常作動指標計算・判定部605が、図6に示したAP使用チャネル情報保持部602、DFS作動履歴保持部603およびAP位置情報保持部604によって保持される各情報に基づいて実行する。
つぎに、制御装置210は、ステップS1001によって算出したDFS定常作動指標Pc(x)が閾値を超える位置xとチャネルcの組み合わせがあるか否かを判断する(ステップS1002)。閾値は、一例としては0.1である。ステップS1002の判断は、例えば図6に示したDFS定常作動指標計算・判定部605によって行われる。DFS定常作動指標Pc(x)が閾値を超える位置xとチャネルcの組み合わせがない場合(ステップS1002:No)は、制御装置210は、一連の処理を終了する。
ステップS1002において、DFS定常作動指標Pc(x)が閾値を超える位置xとチャネルcの組み合わせがある場合(ステップS1002:Yes)は、その組み合わせの位置xとチャネルcにおいて、DFSが定常的に作動していると判断することができる。この場合に、制御装置210は、その組み合わせのチャネルcを除外した各チャネルにより、アクセスポイント221~224に対するチャネル再割り当てを行う(ステップS1003)。ステップS1003は、例えば図6に示したチャネル割当部606により実行される。
つぎに、制御装置210は、ステップS1003のチャネル再割り当ての結果を示すチャネル割当情報をアクセスポイント221~224へ送信し(ステップS1004)、一連の処理を終了する。ステップS1004は、例えば図6に示したチャネル割当部606が生成したチャネル割当情報を図6に示した有線通信部601が送信することにより実行される。なお、チャネル再割り当ての結果、使用するチャネルが現在と同じであるアクセスポイントに対しては、制御装置210はステップS1004においてチャネル割当情報を送信しなくてもよい。
また、制御装置210は、DFS定常作動指標Pc(x)が閾値を超えず誤作動と判定したDFSが作動したチャネルについては、そのDFSの作動からの第1の期間だけアクセスポイント221~224に対する割り当ての候補から除外してもよい。この場合に、制御装置210は、DFS定常作動指標Pc(x)が閾値を超え正常作動と判定したDFSが作動したチャネルについては、そのDFSの作動からの第2の期間だけアクセスポイント221~224に対する割り当ての候補から除外してもよい。第2の期間は第1の期間より長い期間である。これにより、周波数の利用効率の長期的な平均値を向上させることができる。
(実施の形態にかかるアクセスポイントによる処理)
図11は、実施の形態にかかるアクセスポイントによる処理の一例を示すフローチャートである。ここではアクセスポイント221による処理について説明するが、アクセスポイント222~224による処理もアクセスポイント221による処理と同様である。例えば、アクセスポイント221は、図11に示す処理を実行する。
まず、アクセスポイント221は、DFSが作動したか否か、すなわちDFSにより自装置からの無線信号の送信を停止したか否かを判断する(ステップS1101)。DFSが作動していない場合(ステップS1101:No)は、アクセスポイント221は、制御装置210からチャネル割当情報を受信したか否かを判断する(ステップS1102)。チャネル割当情報を受信していない場合(ステップS1102:No)は、アクセスポイント221は、ステップS1101へ戻る。
ステップS1101において、DFSが作動した場合(ステップS1101:Yes)は、アクセスポイント221は、DFS作動履歴を制御装置210へ送信し(ステップS1103)、ステップS1101へ戻る。ステップS1103によって送信されるDFS作動履歴は、アクセスポイント221の識別情報と、アクセスポイント221においてDFSが作動した時刻と、DFSによりアクセスポイント221が送信を停止したチャネルと、を示す情報である。ステップS1103は、例えば図8に示したDFS作動報告部802が生成したDFS作動履歴を図8に示した有線通信部803が送信することにより実行される。
なお、アクセスポイント221がDFSにより送信を停止したチャネル、すなわちアクセスポイント221がDFSの作動前に使用していたチャネルは、上述のAP使用チャネル情報に基づいて制御装置210において特定することができる。このため、ステップS1103によって送信されるDFS作動履歴から、DFSにより送信を停止したチャネルを示す情報は省いてもよい。
また、アクセスポイント221は、DFSの作動により使用チャネルを自律的に切り替えた場合は、切り替え先のチャネルを示すチャネル切替通知をステップS1103においてDFS作動履歴とともに制御装置210へ送信してもよい。または、アクセスポイント221は、ステップS1103とは異なるタイミング、例えば定期的なタイミングで自装置の使用チャネルを示す情報を制御装置210へ送信してもよい。
ステップS1102において、チャネル割当情報を受信した場合(ステップS1102:Yes)は、アクセスポイント221は、受信したチャネル割当情報に基づいて自装置が使用するチャネルを切り替え(ステップS1104)、ステップS1101へ戻る。ステップS1104は、例えば図7に示したチャネル切替部804により実行される。
このように、実施の形態にかかる制御装置210は、DFSが作動したアクセスポイントの各位置と、そのアクセスポイントがDFSの作動の前に使用していた各チャネルと、そのアクセスポイントにおいてDFSが作動した各時刻と、に基づく判定を行う。例えば、制御装置210は、上述のDFS定常作動指標を算出し、算出したDFS定常作動指標と閾値を比較する。そして、制御装置210は、DFS定常作動指標が閾値を超えた場合にチャネル再割り当てを行い、DFS定常作動指標が閾値を超えなかった場合はチャネル再割り当てを行わない。
これにより、レーダー20からの電波によりDFSが作動した場合はチャネル再割り当てを行うことができる。これにより、アクセスポイントがDFSにより自律的にチャネルを切り替えてアクセスポイント間の干渉が増加することを抑制し、周波数の利用効率の向上を図ることができる。また、ノイズ等により誤ってDFSが作動した場合はチャネル再割り当てを行わないようにすることができる。これにより、無用なチャネル再割り当てを抑制し、周波数の利用効率の向上を図ることができる。
なお、制御装置210とアクセスポイント221~224とが異なる装置である構成について説明したが、制御装置210はアクセスポイント221~224のいずれかにおいて実現されてもよい。一例としては、アクセスポイント221が、上述のアクセスポイント221の処理と、制御装置210の処理と、の両方を実行する装置であってもよい。
以上説明したように、制御装置および制御方法によれば、周波数の利用効率の向上を図ることができる。例えば、DFSが互いに近い各APで同時に同チャネルで作動しているかを評価することによりDFSの作動が正常作動か否かを判定し、誤作動と判定した場合はチャネルの再割り当てを行わないことで、周波数の利用効率を向上することができる。
例えば、上述したDFSの作動には、レーダー電波の検知によって一定チャネルで定常的に引き起こされる正常な作動の他、ノイズ等によって散発的に引き起こされる誤作動がある。そして、いずれの場合も、集中制御型のチャネル割り当てによって制御装置が各アクセスポイントに設定したチャネルとは無関係に、各アクセスポイントがチャネルの変更を行う。このため、従来技術では、アクセスポイント間の電波干渉あるいは外部システムからの電波干渉が発生し、周波数の利用効率が低下する場合がある。
これに対して、例えば、DFSの作動にあわせて集中制御型の再割り当てを行うことで、上述のような電波干渉を低減することが考えられる。しかしながら、散発的な誤作動に対しても再割り当てを行うと、無用なチャネル変更が発生し、かえって周波数利用効率を低下させてしまう場合がある。
また、各アクセスポイントが、動作チャネルで通信する無線通信部とは別にレーダー監視用の無線通信部を持ち、動作チャネルと別のチャネルにおいて常時レーダーを監視する方法も考えられるが、アクセスポイントとして高価な装置を用いることになる。
これに対して、上述した実施の形態によれば、無線LANシステムで複数のアクセスポイントにチャネルの割り当てを行う場合に、各アクセスポイントにおけるDFSの作動の同時性を利用してDFSの正常な作動と誤作動を判別することができる。そして、その判別結果に基づいて、発生したDFSの作動が正常な作動である場合はチャネルの再割り当てを行い、発生したDFSの作動が誤作動である場合はチャネルの再割り当てを行わないようにすることができる。これにより、チャネルの変更回数を減らし、周波数の利用効率を向上することができる。
また、例えばアクセスポイントにおけるDFSの作動頻度に応じて判別する方法に比べて、DFSの作動の同時性を利用することにより、DFSの正常な作動と誤作動を短時間で判別することができる。これにより、DFSの正常な作動がある場合は早期にチャネルの再割り当てを行うことができる。このため、例えばアクセスポイントがDFSにより自律的に周波数を切り替えた後に制御装置によってチャネルの再割り当てが行われてチャネルの変更回数が増加することを抑制することができる。
上述した各実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)無線通信に使用しているチャネルにおいて他の無線システムからの電波を検出したと判定した場合に前記無線通信の停止を行う各通信装置が前記無線通信に使用する各チャネルを制御する制御装置であって、
前記各通信装置のうち前記停止を行った複数の通信装置の各位置と、前記複数の通信装置が前記停止の前に前記無線通信に使用していた各チャネルと、前記複数の通信装置が前記停止を行った各時刻と、に基づく判定を行う判定部と、
前記判定部による前記判定の結果が所定結果である場合に、前記複数の通信装置の少なくともいずれかが前記無線通信に使用するチャネルを変更する制御を行う制御部と、
を備えることを特徴とする制御装置。
(付記2)前記制御部は、前記判定部による前記判定の結果が前記所定結果でない場合に前記制御を行わないことを特徴とする付記1に記載の制御装置。
(付記3)前記判定は、前記複数の通信装置の少なくともいずれかにおける前記停止が前記他の無線システムからの電波によるものか否かの判定であり、
前記所定結果は、前記複数の通信装置の少なくともいずれかにおける前記停止が前記他の無線システムからの電波によるものであるとの判定結果である、
ことを特徴とする付記1または2に記載の制御装置。
(付記4)前記制御部は、前記判定部によって前記複数の通信装置の少なくともいずれかにおける前記停止が前記他の無線システムからの電波によるものであると判定された場合に、前記各通信装置が前記無線通信に使用する各チャネルを、前記他の無線システムからの電波によるものであると判定した前記停止が行われたチャネルと異なるチャネルにする前記制御を行うことを特徴とする付記3に記載の制御装置。
(付記5)前記判定部は、前記複数の通信装置の各位置の間の距離と、前記複数の通信装置が前記停止の前に前記無線通信に使用していた各チャネルが同一か否かと、前記複数の通信装置が前記停止を行った各時刻が同一か否かと、に応じた指標値を算出し、算出した前記指標値が所定条件を満たすか否かに基づいて前記判定を行うことを特徴とする付記1~4のいずれか一つに記載の制御装置。
(付記6)前記指標値は、前記距離が短いほど前記所定条件を満たしやすく、前記複数の通信装置が前記停止の前に前記無線通信に使用していた各チャネルが同一である場合は前記複数の通信装置が前記停止の前に前記無線通信に使用していた各チャネルが異なる場合より前記所定条件を満たしやすく、前記各時刻が同一である場合は前記各時刻が異なる場合より前記所定条件を満たしやすいことを特徴とする付記5に記載の制御装置。
(付記7)前記停止はDFS(Dynamic Frequency Selection)による前記無線通信の停止であることを特徴とする付記1~6のいずれか一つに記載の制御装置。
(付記8)無線通信に使用しているチャネルにおいて他の無線システムからの電波を検出したと判定した場合に前記無線通信の停止を行う各通信装置が前記無線通信に使用する各チャネルを制御する制御装置が、
前記各通信装置のうち前記停止を行った複数の通信装置の各位置と、前記複数の通信装置が前記停止の前に前記無線通信に使用していた各チャネルと、前記複数の通信装置が前記停止を行った各時刻と、に基づく判定を行い、
前記判定の結果が所定結果である場合に、前記複数の通信装置の少なくともいずれかが前記無線通信に使用するチャネルを変更する制御を行う、
ことを特徴とする制御方法。
20 レーダー
100 通信システム
110,210 制御装置
111 判定部
112 制御部
121~12N 通信装置
200 無線LANシステム
221~224,800 アクセスポイント
301~304,401~403 DFS作動タイミング
500 テーブル
601,803 有線通信部
602 AP使用チャネル情報保持部
603 DFS作動履歴保持部
604 AP位置情報保持部
605 DFS定常作動指標計算・判定部
606 チャネル割当部
700,900 情報処理装置
701,901 プロセッサ
702,902 RAM
703,903 ROM
704,905 有線通信モジュール
709,909 バス
801 無線通信部
802 DFS作動報告部
804 チャネル切替部
904 無線通信モジュール

Claims (5)

  1. 無線通信に使用しているチャネルにおいて他の無線システムからの電波を検出したと判定した場合に前記無線通信の停止を行う各通信装置が前記無線通信に使用する各チャネルを制御する制御装置であって、
    前記各通信装置のうち前記停止を行った複数の通信装置の各位置と、前記複数の通信装置が前記停止の前に前記無線通信に使用していた各チャネルと、前記複数の通信装置が前記停止を行った各時刻と、に基づく判定を行う判定部と、
    前記判定部による前記判定の結果が所定結果である場合に、前記複数の通信装置の少なくともいずれかが前記無線通信に使用するチャネルを変更する制御を行う制御部と、
    を備え
    前記判定部は、前記複数の通信装置の各位置の間の距離と、前記複数の通信装置が前記停止の前に前記無線通信に使用していた各チャネルが同一か否かと、前記複数の通信装置が前記停止を行った各時刻が同一か否かと、に応じた指標値を算出し、算出した前記指標値が所定条件を満たすか否かに基づいて前記判定を行う、
    とを特徴とする制御装置。
  2. 前記指標値は、前記距離が短いほど前記所定条件を満たしやすく、前記複数の通信装置が前記停止の前に前記無線通信に使用していた各チャネルが同一である場合は前記複数の通信装置が前記停止の前に前記無線通信に使用していた各チャネルが異なる場合より前記所定条件を満たしやすく、前記各時刻が同一である場合は前記各時刻が異なる場合より前記所定条件を満たしやすいことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記判定は、前記複数の通信装置の少なくともいずれかにおける前記停止が前記他の無線システムからの電波によるものか否かの判定であり、
    前記所定結果は、前記複数の通信装置の少なくともいずれかにおける前記停止が前記他の無線システムからの電波によるものであるとの判定結果である、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の制御装置。
  4. 前記制御部は、前記判定部によって前記複数の通信装置の少なくともいずれかにおける前記停止が前記他の無線システムからの電波によるものであると判定された場合に、前記各通信装置が前記無線通信に使用する各チャネルを、前記他の無線システムからの電波によるものであると判定した前記停止が行われたチャネルと異なるチャネルにする前記制御を行うことを特徴とする請求項3に記載の制御装置。
  5. 無線通信に使用しているチャネルにおいて他の無線システムからの電波を検出したと判定した場合に前記無線通信の停止を行う各通信装置が前記無線通信に使用する各チャネルを制御する制御装置が、
    前記各通信装置のうち前記停止を行った複数の通信装置の各位置と、前記複数の通信装置が前記停止の前に前記無線通信に使用していた各チャネルと、前記複数の通信装置が前記停止を行った各時刻と、に基づく判定を行い、
    前記判定の結果が所定結果である場合に、前記複数の通信装置の少なくともいずれかが前記無線通信に使用するチャネルを変更する制御を行い、
    前記判定は、前記複数の通信装置の各位置の間の距離と、前記複数の通信装置が前記停止の前に前記無線通信に使用していた各チャネルが同一か否かと、前記複数の通信装置が前記停止を行った各時刻が同一か否かと、に応じた指標値を算出し、算出した前記指標値が所定条件を満たすか否かに基づいて行う、
    ことを特徴とする制御方法。
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JP2014212416A (ja) 2013-04-18 2014-11-13 株式会社バッファロー 通信システム
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