JP7098016B1 - 通信システム、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及び通信装置 - Google Patents

通信システム、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及び通信装置 Download PDF

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Abstract

Figure 0007098016000001
【課題】LPWA通信方式によるIoT/M2Mシステムの運用を進めるにあたり、IoT/M2Mデバイスの効率的な制御を実現すること
【解決手段】通信装置と情報処理装置とが通信を行う通信システムであって、通信は、ユーザプレーンを介したユーザデータの送受信と、制御プレーンを介した制御データの送受信とを含み、情報処理装置は、通信装置を再起動させる指示をショートメッセージサービスセンター(SMSC:Short Message Service Center)へ送信し、情報処理装置によって送信された、通信装置を再起動させる指示が、制御プレーンを介して送信される制御データに含まれて、SMSCを介して通信装置へSMS(ショートメッセージサービス)メッセージで送信される。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信システム、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及び通信装置に関する。
近年、IoT(Internet of Things)/M2M(Machine to Machine)デバイス向けの通信技術として、LPWA(Low Power Wide Area)が広がりを見せている。LPWAは、低消費電力、長距離通信を実現する通信技術であり、外部電源を備えず内蔵電池で駆動され、屋内外の様々な場所に設置されるIoT/M2Mデバイスに適している。
移動通信システムに関する標準仕様の策定を進める3GPP(Third Generation Partnership Project)は、既存の移動通信向け無線ネットワーク(モバイルネットワーク/セルラーネットワーク)であるLTE(Long Term Evolution)を利用して、LPWAを実現するための検討を進めてきた。3GPPは、LTEを拡張したIoT/M2Mデバイス向けの無線技術として、Category M(カテゴリーM)、Category M1(カテゴリーM1)、NB-IoT(Narrow Band IoT)を、技術仕様群であるリリース(Release)13で公開している(例えば、非特許文献1)。
3GPP TS36.304 V13.3.1, 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network;Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); User Equipment (UE) procedures in idle mode (Release 13)
本発明の一実施形態に係る、通信装置と情報処理装置とが通信を行う通信システムは、通信は、ユーザプレーンを介したユーザデータの送受信と、制御プレーンを介した制御データの送受信とを含み、情報処理装置は、通信装置を再起動させる指示をショートメッセージサービスセンター(SMSC:Short Message Service Center)へ送信し、情報処理装置によって送信された、通信装置を再起動させる指示が、制御プレーンを介して送信される制御データに含まれて、SMSCを介して通信装置へSMS(ショートメッセージサービス)メッセージで送信される。
本発明の一実施形態に係る通信システムにおいて、情報処理装置は、ユーザプレーンを介して通信装置へ送信したデータに対する応答を通信装置から受信しない場合、通信装置へ、通信装置を再起動させる指示を送信してもよい。
本発明の一実施形態に係る通信システムにおいて、通信装置は、間欠的にデータを受信する省電力状態で動作してもよい。
本発明の一実施形態に係る通信システムにおいて、通信装置は、情報処理装置との間の第1通信方式とは異なる第2通信方式で、自装置の下位に接続された他の通信装置との間でデータの送受信を行い、再起動させる指示を受信した場合、当該指示を、他の通信装置へ転送してもよい。
本発明の一実施形態に係る通信システムにおいて、通信装置と、複数の他の通信装置とは、互いに第2通信方式で通信する一のグループを形成してよい。
本発明の一実施形態に係る通信システムにおいて、一のグループにおいて、情報処理装置との間で第1通信方式による通信を行う通信装置が、通信装置と複数の他の通信装置との間で切り替えられてよい。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置は、通信装置と通信を行う情報処理装置であって、通信は、ユーザプレーンを介したユーザデータの送受信と、制御プレーンを介した制御データの送受信とを含み、通信装置を再起動させる指示をショートメッセージサービスセンター(SMSC:Short Message Service Center)へ送信する通信部を備え、通信部から送信された、通信装置を再起動させる指示が、制御プレーンを介して送信される制御データに含まれて、SMSCを介して通信装置へSMS(ショートメッセージサービス)メッセージで送信される。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置の制御方法は、通信装置と通信を行う情報処理装置の制御方法であって、通信は、ユーザプレーンを介したユーザデータの送受信と、制御プレーンを介した制御データの送受信とを含み、通信装置を再起動させる指示をショートメッセージサービスセンター(SMSC:Short Message Service Center)へ送信するステップを含み、送信するステップで送信された、通信装置を再起動させる指示が、制御プレーンを介して送信される制御データに含まれて、SMSCを介して通信装置へSMS(ショートメッセージサービス)メッセージで送信される。
本発明の一実施形態に係る通信装置は、情報処理装置と通信を行う通信装置であって、通信は、ユーザプレーンを介したユーザデータの送受信と、制御プレーンを介した制御データの送受信とを含み、情報処理装置から送信された自装置を再起動させる指示を、制御プレーンを介して送信される制御データに含まれて、ショートメッセージサービスセンター(SMSC:Short Message Service Center)を介して、SMS(ショートメッセージサービス)メッセージで受信する。
本発明の一実施形態に係る通信装置は、情報処理装置との間の第1通信方式とは異なる第2通信方式で、自装置の下位に接続された他の通信装置との間でデータの送受信を行い、再起動させる指示を受信した場合、当該指示を、他の通信装置へ転送してよい。
図1は、本発明の第1実施形態に係る通信システム、通信装置、およびサーバ(情報処理装置)を概略的に示す機能ブロック図である。 図2は、eDRXの概略を説明する図である。 図3は、eDRXで動作する通信装置への、下りリンクのデータ送信の概略を説明するシーケンス図である。 図4は、本発明の第1実施形態に係る、通信装置、コアネットワーク、サーバ間のシーケンスの一例を示す図である。 図5は、本発明の第2実施形態に係る通信システム、通信装置、およびサーバ(情報処理装置)を概略的に示す機能ブロック図である。
以降、諸図面を参照しながら、本発明の一実施形態を詳細に説明する。
<システム構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る通信システムの構成例を示す図である。通信システム500は、IoT/M2Mを実現するシステムであってよい。IoT(Internet of Things)は、様々なモノ(物)がインターネットに接続されて、データの収集、遠隔操作などが可能となる仕組みを指してよい。また、M2M(Machine to Machine:機器間通信)は、機器同士で相互にデータをやり取りする仕組みを指してよい。M2Mにおいて、機器同士はインターネットを介して接続されてもよく、直接接続されてもよい。なお、これ以降、通信システム500が、IoT/M2Mを実現するネットワークとして、NB-IoTによる無線通信を利用する場合を説明する。しかしながら、本発明はNB-IoTに限らず、例えば、カテゴリーM1(Category M1)、第5世代(5G)の通信規格や、第6世代(6G)以降の通信規格等による無線通信を利用してもよい。
通信システム500は、サーバ(情報処理装置)100、通信装置(UE:User Equipment)300(300A,300B,300C)、ネットワーク400を含む。なお、ネットワーク400は、基地局(eNB:eNodeB)200で構成される無線ネットワーク(E-UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Network))と、コアネットワーク(EPC:Evolved Packet Core)10とで構成されてよい。なお、図1において、通信システム500を構成する各ノードを別個に示してあるが、1つのハードウェアに、複数のノードの機能が組み込まれてもよい。通信装置300、基地局200、EPC 10を構成する各構成要素は、プロセッサがメモリに格納されたプログラムを実行することによって動作するコンピュータ装置であってもよい。
基地局200は、通信装置300との間で無線セッション(RRC Connection)を確立して直接に通信を行い、コアネットワーク10と通信装置300との間でパケットの転送を行う。そのため、基地局200は、通信装置300からの発信(上りリンクデータの通知)を受け付けたり、通信装置300向けの下りリンクデータがある場合に、通信装置300を呼び出すためのページング(Paging)を送信したりする。
EPC 10は、MME(Mobility Management Entity:モビリティ管理エンティティ)110、S-GW(Serving Gateway:サービング・ゲートウェイ)120、P-GW(Packet Data Network Gateway:パケット・データ・ネットワーク・ゲートウェイ)130を含む。MME 110は、通信装置300の位置管理、認証管理や、各ノード間のセッションの管理(すなわち、通信経路(ベアラ)の管理)等を行う機能を有する。また、MME 110は、通信装置300を呼び出す際に、基地局200へページングを送信する機能も有する。S-GW 120は、基地局200とEPC 10との間で、ユーザパケットのルーティングや転送を行うゲートウェイとしての機能を有する。P-GW 130は、ネットワーク400で使用可能な通信装置300のIP(Internet Protocol)アドレスを割り当て、そのIPアドレスによって、通信装置300とネットワーク400の外部ネットワークとの通信を可能とするゲートウェイとしての機能を有する。なお、S-GW 120とP-GW 130とは、統合して1つのノードとして実現される場合もあり、これ以降、統合した場合をS/P-GW 120/130として示す場合もある。
NB-IoTでは、LTEと同様に、EPCにおいて、制御信号を伝送する機能を有する制御プレーン(CPlane:Control Plane)と、通信装置(UE)との間で送受信される音声・データ等のユーザデータを伝送する機能を有するユーザプレーン(UPlane:User Plane)とが分離されたシステムとなっている。すなわち、図1において、ユーザデータは、通信端末(UE)、S-GW 120、P-GW 130、サーバ100を経由するユーザプレーンを介して転送されてよい。また、制御信号は、通信端末(UE)、MME 110、S-GW 120、P-GW 130、サーバ100を経由する制御プレーンを介して転送されてよい。なお、通信システム500は、図示しないSCEF(Service Capability Exposure Function)、SCS(Service Capability Server)を、制御プレーンに含まれる構成要素としてMME 110とサーバ100との間に備え、IP(Internet Protocol)を用いないデータ(非IPデータ)の転送を行ってもよい。この場合、通信システム500は、NIDD(Non-IP Data Delivery)を実現するシステムとなってよい。
通信装置300は、本発明の一実施形態において、IoTデバイスであってよい。図1の例では、通信装置300を3つ示してあるが、通信装置300の数はこれに限定されない。なお、これ以降、特に区別する必要が無い場合、通信装置300の符号における英字は省略して説明する。
一実施形態に係る通信システム500において、サーバ100は、ネットワーク400を介して、IoT/M2M機器を管理し、それらIoT/M2M機器から送信された各種データを収集する機能を有してよい。例えば、サーバ100は、各家庭、企業、施設等に設置された、IoT/M2M機器である例えばメーターに設置された通信装置300から、メーターに関する情報を収集することができる。すなわち、サーバ100は、各通信装置300から送信された情報を処理し、各通信装置300の管理者へ必要なデータを受け渡すIoT-PF(プラットフォーム)としての機能を有してよい。従って、管理者の図示しない集中監視センタが、サーバ100に接続されてよい。また、サーバ100は、ネットワーク400を介して、通信装置300を遠隔制御してもよい。メーターは、例えば、水道、ガス(都市ガス、LPガス)、石油、電気等の使用量を測定してよい。なお、本発明は、IoT/M2M機器をメーターに限定するものではない。また、メーターが測定する対象は、上記の例に限定されない。すなわち、サーバ100は、メーターの測定対象に応じて任意の情報を収集してよい。なお、図1において、サーバ100は単体で示してあるが、これに限られるものではない。サーバ100は、各実施形態において記載する機能を実現できる情報処理装置であればどのような装置であってもよい。例えば、サーバ100は、サーバ装置、コンピュータ(限定でなく例として、デスクトップ、ラップトップ、タブレット等)、コミュニケーションプラットホーム等を含んでもよい。
なお、サーバ100と通信装置300とは、所定のプロトコルに従ってデータの送受信を行ってよい。所定のプロトコルは、例えば、Open Mobile Alliance(OMA)によって策定されたプロトコルであるLightweight M2M(LwM2M)のプロトコル、MQTT(Message Queue Telemetry Transport)のプロトコル、及びCoAP(Constrained Application Protocol)のプロトコル等であってよい。
また、ネットワーク400は、図示しないHSS(Home Subscriber Server:ホーム加入者サーバ)、MTC-IWF(Machine Type Communications - Interworking Function)を含んでもよい。HSSは、認証処理や、通信装置300の位置情報を管理するノードである。MTC-IWFは、サーバ100とMME 110とに接続され、サーバ100とEPC 10との間で、データの転送を行ってよい。
さらに、通信システム500は、SMSC(Short Message Service Center:ショートメッセージサービスセンター)140を備えてよい。SMSC 140は、サーバ100から送信されたSMSメッセージを受信し、受信したSMSをEPC 10に送信する機能を有してよい。
<サーバ>
サーバ100は、制御部101、通信部102、及び記憶部105を備える。記憶部105は、典型的には、HDD(Hard Disc Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等各種の記録媒体により実現され、サーバ100が動作するうえで必要とする各種プログラム及びデータを記憶する機能を有してよい。また、記憶部105には、サーバ100との通信を行うための、通信装置300及びメーターに関する情報が記憶されてよい。例えば、記憶部105には、各通信装置300を一意に識別可能な識別子である装置ID、通信装置300の位置情報、メーターを一意に識別可能な識別子であるメーターID、メーターの管理者に係る管理者ID、通信装置300とのネットワーク400を介した通信に必要なネットワークID等が記憶されてよい。ネットワークIDは、例えば、通信装置300との間のユーザプレーンを介した通信で用いるベアラ(通信経路)の確立時に、P-GW 130から通信装置300に付与されたIPアドレスであってよい。また、ネットワークIDは、メーターへSMSを送信するのに必要な情報であって、送信先のアドレスを示す情報として、例えば、電話番号、IMSI(International Mobile Subscriber Identity)等であってよい。なお、通信システム500がNIDDを実現するシステムである場合、SMSの送信に用いる情報としては、通信装置300に割り当てられた識別子(External-ID)が用いられてもよい。
制御部101は、典型的には中央処理装置(CPU)であってよい。制御部101は、記憶部105に記憶されるプログラムを読み出し、読み出したプログラムに含まれるコード又は命令を実行することによって、各実施形態に示す機能、方法を実行してよい。制御部101は、集積回路(IC(Integrated Circuit)チップ、LSI(Large Scale Integration))等に形成された論理回路(ハードウェア)や専用回路によって各実施形態に開示される各処理を実現してもよい。また、これらの回路は、1又は複数の集積回路により実現されてよく、各実施形態に示す複数の処理を1つの集積回路により実現されることとしてもよい。
通信部102は、ネットワークアダプタ等のハードウェアや通信用ソフトウェア、及びこれらの組み合わせとして実装されてよい。通信部102は、サーバ100と各通信装置300の間で確立されたベアラを用いて、ネットワーク400を介して各種データの送受信を行ってよい。また、通信部102は、SMSメッセージとして送信したい命令(コマンド)を、SMSC 140へ送信してよい。
<通信装置>
通信装置300は、制御部310、通信部320、及び記憶部350を備えてよい。通信装置300を構成する制御部310や通信部320は、プロセッサがメモリに格納されたプログラムを実行することによって処理が実行されるソフトウェアもしくはモジュールであってもよい。または、通信装置300を構成する構成要素は、回路もしくはチップ等のハードウェアであってもよい。本発明の一実施形態において、制御部310は、通信装置300をLTEに準拠して動作させるための処理を実現してよい。また、詳細は後述するが、制御部310は、通信装置300に、間欠的にデータを受信する省電力状態の動作であるeDRX動作を実行させてよい。また、制御部310は、図示しないメーターからの各種情報を取得する機能を有してよい。また、制御部310は、自装置の再起動を実行したり、ネットワーク400への接続や、ネットワーク400との接続を解除するための各種処理を実行してよい。
通信部320は、無線通信においてデータの送受信機能を実現するハードウェアや通信用ソフトウェア、及びこれらの組み合わせとして実装されてよい。通信部320は、ネットワーク400を介して、サーバ100との間で各種データの送受信を行い、サーバ100から受信した各種データを、制御部310へ伝達してよい。
記憶部350は、通信装置300が動作するうえで必要とする各種プログラムや各種データを記憶する。記憶部350は、例えば、半導体メモリ(磁気メモリ、フラッシュメモリ等)を含んでよい。また、記憶部350は、制御部101に対する作業領域を提供するメモリ(RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等)を含んでよい。また、本発明の一実施形態において、記憶部350は、eDRX動作を実行するための各種パラメータ、ネットワーク400に接続するための各種ネットワークパラメータ(例えば、IPアドレス等)、通信装置300に固有の識別情報(デバイスID等)を記憶してもよい。
<eDRXについて>
ここで、図2を用いて、eDRXについて概略を説明する。図2は、横軸に時間、縦軸に通信装置300の無線機能のオン/オフ状態を例示している。eDRXは、LTEにおける低消費電力を実現するためのLPWA(Low Power Wide Area)を、IoT/M2Mデバイス向けに拡張した無線技術であって、カテゴリーM、カテゴリーM1、NB-IoT等の通信規格の一機能である。
LTEにおいて、通信装置300は、基地局200との間の無線セッションがある接続状態(RRC_CONNECTED)と、基地局200との間の無線セッションがないアイドル状態(RRC_IDLE)(待受け状態)との2つの状態を遷移する。アイドル状態とは、接続状態よりも通信装置300の機能が制限された状態であってよい。例えば、通信装置300は、接続状態において、基地局200との間でデータの送受信が可能であるが、アイドル状態において、データの受信のみが可能であってよい。具体的には、例えば、通信装置300は、アイドル状態において、基地局200との間では、ページングや、ブロードキャスト情報の受信のみが可能であってよい。アイドル状態の通信装置300は、ページングを受信した場合にアイドル状態を解除し、基地局200との間の無線セッションを確立してよい。
ここで、上述のように通信装置300は、ページングの受信を試みるため、アイドル状態においても待機電力を消費する。これに対し、通信装置300は、アイドル状態において、eDRXによりページングの受信を制御してよい。例えば、通信装置300は、アイドル状態において、ページングの受信を間欠的に実行してよい。すなわち、通信装置300は、ページングの受信を試みない期間には、自装置の無線機能を停止させてよい。具体的には、図2に例示するように、通信装置300は、ページングの受信を試みるタイミングで、無線機能をオンにし、それ以外の時間では、無線機能をオフにしてよい。つまり、通信装置300は、間欠的にデータを受信することにより消費電力を低減可能な省電力状態で動作してよい。なお、図2において、PTW(Paging Time Window)は、eDRX動作中の通信装置300が、ページングの受信を試みる区間を表す。また、図2において、eDRX周期は、無線機能のオンとオフの周期を表す。すなわち、eDRX周期は、PTWの始期から次のPTWの始期までの期間を表す。したがって、通信装置300は、PTWの長さと、次のPTWまでの周期(eDRX周期)とを設定することにより、アイドル状態における通信装置300の消費電力量を制御することができる。
通信装置300、基地局200、MME 110は、通信装置300ごとに設定されたeDRX周期に関する情報をそれぞれ共有してよい。すなわち、通信装置300、基地局200、MME110は、それぞれどのタイミングで通信装置300がPTWとなるかを算出してよい。そして、通信装置300、基地局200、MME 110は、通信装置300のPTWの情報に基づいて同期してよい。これにより、基地局200は、通信装置300がページングを受信可能なタイミングに、通信装置300へページングを送出することができる。
<eDRX動作中の通信装置とネットワークとの間のシーケンス>
図3は、eDRX動作を行うアイドル状態の通信装置300に対して、サーバ100からデータを送信する場合を説明するシーケンス図である。なお、図3を含むこれ以降のシーケンス図において、S-GW120とP-GW130とは統合して示してある。また、図3において、制御プレーンを介した所定の制御信号の送受信により、通信装置300のネットワーク400へのアタッチ(Attach)処理は完了し、ネットワーク400(より詳細には、MME 110)において、通信装置300に関する情報(コンテキスト情報)が保持されているものとする。また、サーバ100への通信装置300の登録処理(Registration)は完了し、サーバ100は、通信装置300を管理対象として通信が実行できる状態にあるものとする。
サーバ100の制御部101は、通信部102を介して、通信装置300へ送信すべきデータをS/P-GW 120/130へ送信する(ステップS11)。S/P-GW 120/130は、サーバ100から受信したデータをバッファリングし(ステップS12)、MME 110へ、通信装置300へ送信すべきデータがある旨を通知する(ステップS13)。MME 110は、データ通知に対する応答をS/P-GW 120/130へ送信する(ステップS14)。なお、MME 110は、通信装置300のeDRX周期に関する情報から、次のPTWとなる時間を算出し、S/P-GW 120/130への応答に、必要なバッファリング期間についての情報を含めてもよい。MME 110は、通信装置300においてPTWとなるまで、通信装置300へのページングの送信を保留する(ステップS15)。
MME 110は、基地局200へページングを送信する(ステップS16)。このとき、MME 110は、通信装置300におけるPTWのタイミングで、基地局200が通信装置300へページングを送信できるように、そのタイミングに合わせてページングを送信する。MME 110からのページングを受け、基地局200は、通信装置300へページングを送信する(ステップS17)。なお、基地局200は、ページングを受信した後、PTWのタイミングまでページングをバッファし、PTWのタイミングとなった場合に通信装置300へページングを送信する。このため、MME 110と基地局200との間の同期の精度を高め、基地局200が、MME 110からのページングを受信してから遅滞なく、通信装置300へページングを送信できるようにすることにより、基地局200におけるバッファ量を低減することが好ましい。
PTWの間にページングを受信した通信装置300は、基地局200との間で無線セッションの確立処理(RRC Connection Procedure)を実行する。これにより、通信装置300と基地局200との間の無線セッションが確立する(ステップS18)。その後、所定の手順を経て、通信装置300、基地局200、S/P-GW 120/130、サーバ100の間の、ユーザプレーンを介したベアラが設定される(ステップS19)。ベアラが設定されると、S/P-GW 120/130にバッファされていたデータが、通信装置300へ送信される(ステップS20)。その後、基地局200は、通信装置300との間の無線セッションを解放する(ステップS21)。無線セッションの解放は、予め無線セッションが確立してから解放するまでの時間を定め、時間が満了したことをトリガとして基地局200によって行われてよい。なお、無線セッションの解放は、通信装置300によって行われてもよい。例えば、通信装置300は、基地局200との間で適切に同期を取ることができない場合に、無線セッションを解放してもよい。無線セッションを解放してアイドル状態となった通信装置300は、引き続きeDRX周期に従って、ページングの間欠受信を行う。
なお、通信装置300からネットワーク400への、上りリンクデータの送信(通信装置300による発信)は、eDRX周期に依存せず、任意のタイミングで行うことができる。
<第1実施形態>
eDRX動作を行う通信装置300に限定されるものではないが、通信装置300とサーバ100との通信において、通信装置300の再起動を要する事象が発生し得る。例えば、eDRX動作を行う通信装置300の場合、PTWのタイミングの計算誤差や通信環境の悪化といった何らかの原因により、基地局200と通信装置300との間の無線セッションが確立できない現象が起こり得る。また、eDRX動作を行う通信装置300に限定されるものではなく、通信装置300とサーバ100との間で、登録状態の不一致が生じ得る。登録状態の不一致とは、例えば、通信装置300の動作期限(有効期限)が満了しているにも関わらず、サーバ100に登録された状態を指してよい。また、登録状態の不一致とは、通信装置300はサーバ100の管理対象として動作しているにも関わらず、サーバ100には登録されていない状態を指してよい。なお、通信装置300の再起動は、上述した事象が生じた場合に限定されず、サーバ100の管理者が所望するタイミングで実行できてよい。
図4は、本発明の第1実施形態による、通信装置300とサーバ100との間のシーケンスの一例である。図4は、図3と同様に、eDRX動作を行うアイドル状態の通信装置300に対して、サーバ100から再起動の指示を送信する場合を説明するシーケンス図である。図3と同様に、通信装置300のネットワーク400へのアタッチ(Attach)処理は完了し、ネットワーク400において、通信装置300に関する情報が保持されている。
サーバ100の制御部101は、通信部102を介して、通信装置300を再起動させる指示をSMSC 140へ送信する(ステップP11)。サーバ100からSMSC 140へ送信される指示は、再起動を目的とすること、再起動させる対象である通信装置300の識別情報が含む情報であってよい。例えば、SMSC 140とサーバ100との間で、あらかじめ再起動指示であることを示すコマンドを設定しておき、そのコマンドを含む情報が、サーバ100から送信されてよい。SMSC 140は、サーバ100から受信したデータをバッファリングしてよい(ステップP12)。また、SMSC 140は、MME 110へ、通信装置300へ送信すべきデータがある旨を通知してよい(ステップP13)。なお、SMSC 140からMME 110へ通知されるデータは、「再起動させるコマンドを含むSMSを通信装置300へ送信する」との内容を含む情報であればそのデータ形式は問わない。MME 110は、データ通知に対する応答をSMSC 140へ送信してよい(ステップP14)。MME 110は、通信装置300においてPTWとなるまで、通信装置300へのページングの送信を保留してよい(ステップP15)。
ステップP16~P18までは、図3のステップS16~S18と同様であるため説明を省略する。ステップP18で無線セッションが確立されると、MME 110から基地局200へ、再起動させるコマンドが送信されてよい。そして、基地局200から通信装置300へ、SMSメッセージの形式で、再起動させるコマンドが送信されてよい(ステップP20)。その後、無線セッションが解放されてよい(ステップP21)。
なお、上述のように、SMSメッセージはMME 110を介する制御プレーンで送信されてよい。この場合、ユーザプレーンを介したパケット送信と異なり、ベアラの設定が必要ないという利点がある。また、再起動させる指示をSMSで送信させるため、データ容量を抑えることができる。さらに、データ容量が少なく軽いため、無線通信におけるデータの欠損が生じにくく、確実に通信装置300へコマンドを送達させることができる。
なお、図4のシーケンスは一例であって、本発明はこれに限定されない。例えば、SMSC 140から送信されたデータは、MME 110以外の構成要素を経由してもよい。また、通信装置300がeDRX動作を行うことは必須でなく、PTWのタイミングを待機しなくてもよい。
なお、再起動とは、通信装置300の電源の入れ直しを示す再起動(Reboot)であってもよいし、ネットワーク400への再登録を示すデタッチ(Detach)及びアタッチ(Attach)指示であってもよい。
また、再起動指示は、サーバ100が、ユーザプレーンを介して通信装置300へ送信したデータに対する応答を通信装置300から受信しない場合に、通信装置300へ送信されてもよい。例えば、サーバ100の制御部101は、ユーザプレーンを介して通信装置300へデータを送信した後に、送信した時間から所定時間経過しても、通信装置300からの応答を受信できなかった場合に、通信装置300へのデータが送信されないと判定してもよい。
通信装置300へデータが送信されない場合、ユーザプレーンで設定された通信ベアラに何らかの不具合が生じている可能性がある。本発明の一実施形態によれば、ユーザプレーンと異なる制御プレーンを介して、通信装置300の再起動を指示するコマンドが送信される。従って、通信装置300へ再起動のコマンドを到達させ、再起動させる可能性を高めることができる。さらに、再起動により通信ベアラの再設定や、サーバ100への再登録処理が実行されるため、不具合を解消させることができる。
<第2実施形態>
図4は、本発明の第2実施形態による通信システムの概略図である。通信システム500Aにおいて、サーバ100、ネットワーク400、通信装置300は図1と同様であってよい。通信システム500Aは、フィールド内の複数の通信装置300によってマルチホップ方式のネットワークを組み、ネットワーク内のメーターのデータを収集するFAN(Field Area Network)と、FANによって収集されたデータを遠隔のサーバ100に送信するWAN(Wide Area Network)とを実現してよい。FANにおいて、各メーターの情報は、複数の通信装置300間のマルチホップ通信を用いて伝送されてよい。下位の通信装置300間を伝送した情報は、上位のゲートウェイ装置(GW)に収集され、ゲートウェイ装置から、WANを介してサーバ100へ送信されてよい。なお、本発明の一実施形態による通信装置300は、ゲートウェイ装置の機能を備えてもよい。すなわち、本発明の一実施形態による通信システム500Aは、専用のゲートウェイ装置を用いることなく、通信装置300のみでFAN及びWANの構築が可能であってよい。
本発明の第2実施形態による通信システム500Aにおいて、複数の通信装置300によってFAN(通信装置群の一例)が構成されてよい。図4の例では、通信装置300A,300X,300Y,300Zによって、FAN30Aが構成されている。FAN30Aにおいて、通信装置300Aはゲートウェイ(無線通信親機、以降「親機」とも示す)として動作し、その他の通信装置300X~300Zは子機(無線通信子機)として動作しているものとする。ここで、各通信装置300は、親機としても子機としても動作可能であって、親機としての動作と子機としての動作を切り替え可能であってよい。なお、FANの構造は、図示したツリー型に限定されない。FANの構造としては、スター型、メッシュ型であってもよい。また、各FANに含まれる無線通信装置は、図示した数に限られるものではない。なおこれ以降、特に区別する必要が無い場合、FANにおける符号の英字は省略して説明することもある。
ここで、本明細書において、「親機」は、ゲートウェイとしてWANを介したサーバ100との通信を行う通信装置を指し、「子機」は、WANを介したサーバ100との通信を行わない通信装置を指すものとする。すなわち、通信装置300同士の接続において、その上位/下位によって親子を定義するものではない。
本発明の第2実施形態によれば、通信装置300は、サーバ100との間の第1通信方式とは異なる第2通信方式で、自装置の下位に接続された他の通信装置との間でデータの送受信を行い、サーバ100から再起動させる指示を受信した場合、当該指示を、他の通信装置へ転送してよい。ここで、第1通信方式は、例えば、LTE、LTE-Advanced、4G、5G、6G、CDMAなどの通信方式であってよい。また、第1通信方式は、例えば、Category M, Category M1、NB-IoT等のIoT向けの無線通信方式であってよい。また、第1通信方式は例えば、電波法における免許を必要とする通信方式(公衆無線)である。なお、第1通信方式は、これらの例に限られるものではない。また、第2通信方式は、例えば、920MHz帯を使用して通信する特定小電力無線方式である。920MHz帯を使用して通信する特定小電力無線方式は、例えば、Wi-SUNの通信規格に基づく通信方式や、Zigbee(登録商標)等のIEEE802.15.4上で動作する無線通信規格の通信方式であってよい。なお、第2通信方式は、920MHz帯に限られず、どのような通信帯域で通信するものであってもよい。第2通信方式は例えば、電波法における免許を必要としない通信方式である。第1通信方式と第2通信方式とは例えば、通信に用いる電波の周波数帯が互いに異なってよい。すなわち、親機として動作し、サーバ100との通信を行う通信装置300Aは、サーバ100からSMSメッセージで再起動する指示を受信した場合に、当該再起動の指示を、LwM2Mプロトコルを用いた通信方式で、子機である通信装置300X~300Zに対して送信してよい。
これにより、FANの再起動のトリガを、SMSメッセージという軽いデータで確実に送信することができる。なお、FANの再起動は、FAN全体の再起動を指してもよいし、FANを構成する通信装置300の一部の再起動を指してもよい。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各構成部、各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成部やステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したり、必要に応じて適宜省略又は変更することが可能である。また、上記実施の形態に示す構成を適宜組み合わせることとしてもよい。例えば、サーバ100が備えるとして説明した各機能部は、コアネットワーク10におけるノードのいずれかによって実現されてもよい。逆に、コアネットワーク10におけるノードのいずれかが備えるとして説明した各機能部を、サーバ100が備えてもよい。
また、サーバ100から送信されSMSC 140でバッファされたデータは、サーバ100でバッファされてもよいし、MME 110でバッファされてもよい。
また、上述では、eDRXに準拠する通信システムについて説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されず、制御プレーンとユーザプレーンとが分離した通信方式において適用可能であってよい。
また、上述では、FANの親機がSMSメッセージで受信した再起動の指示が、子機には、LwM2Mのプロトコルで転送される態様を説明した。しかしながら、子機に対しても、SMSメッセージの形式で再起動の指示が転送されてもよい。さらに、子機への再起動の指示が、親機を介して、サーバ100から送信されてもよい。
本開示の各実施形態のプログラムは、通信装置や情報処理装置に読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供されてもよい。記憶媒体は、「一時的でない有形の媒体」に、プログラムを記憶可能であってよい。プログラムは、例えば、ソフトウェアプログラムや情報処理装置プログラムを含んでよい。
記憶媒体は適切な場合、1つ又は複数の半導体ベースの、又は他の集積回路(IC)(例えば、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、特定用途向けIC(ASIC)等)、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)、ハイブリッド・ハード・ドライブ(HHD)、光ディスク、光ディスクドライブ(ODD)、光磁気ディスク、光磁気ドライブ、フロッピィ・ディスケット、フロッピィ・ディスク・ドライブ(FDD)、磁気テープ、固体ドライブ(SSD)、RAMドライブ、セキュア・デジタル・カードもしくはドライブ、任意の他の適切な記憶媒体、又はこれらの2つ以上の適切な組合せを含むことができる。記憶媒体は、適切な場合、揮発性、不揮発性、又は揮発性と不揮発性の組合せであってよい。
また、本開示のプログラムは、当該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して、サーバ100に提供されてもよい。
また、本開示の各実施形態は、プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
なお、本開示のプログラムは、例えば、JavaScript(登録商標)、Python等のスクリプト言語、C言語、Go言語、Swift,Koltin、Java(登録商標)等の任意のプログラミング言語を用いて実装されてよい。
100 サーバ
101 制御部
102 通信部
105 記憶部
10 EPC
110 MME
120 S-GW
130 P-GW
140 SMSC
200 基地局
300 通信装置
310 制御部
320 通信部
350 記憶部
400 ネットワーク
500 通信システム

Claims (8)

  1. 間欠的にデータを受信する省電力状態で動作する通信装置と情報処理装置とがネットワークを介して通信を行う通信システムであって、
    前記通信は、ユーザプレーンを介したユーザデータの送受信と、制御プレーンを介した制御データの送受信とを含み、
    前記情報処理装置は、前記ユーザプレーンを介して前記通信装置へ送信したデータに対する応答を前記通信装置から受信しない場合、前記通信装置へ、前記通信装置を再起動させる指示であって、前記ネットワークへの再登録指示をショートメッセージサービスセンター(SMSC:Short Message Service Center)へ送信し、
    前記情報処理装置によって送信された、前記通信装置を再起動させる指示が、前記制御プレーンを介して送信される制御データに含まれて、前記SMSCを介して前記通信装置へSMS(ショートメッセージサービス)メッセージで送信され、
    前記通信装置は、前記SMSメッセージで前記情報処理装置から受信した前記再起動させる指示を、LwM2M(Lightweight M2M)を用いたプロトコルで、自装置の下位に接続された他の通信装置へ転送する、通信システム。
  2. 前記通信装置は、前記情報処理装置との間の第1通信方式とは異なる第2通信方式で、自装置の下位に接続された他の通信装置との間でデータの送受信を行い、前記再起動させる指示を受信した場合、当該指示を、前記他の通信装置へ転送する、
    請求項に記載の通信システム。
  3. 前記通信装置と、複数の前記他の通信装置とは、互いに前記第2通信方式で通信する一のグループを形成する、
    請求項に記載の通信システム。
  4. 前記一のグループにおいて、前記情報処理装置との間で前記第1通信方式による通信を行う通信装置が、前記通信装置と前記複数の他の通信装置との間で切り替えられる、
    請求項に記載の通信システム。
  5. 間欠的にデータを受信する省電力状態で動作する通信装置とネットワークを介して通信を行う情報処理装置であって、
    前記通信は、ユーザプレーンを介したユーザデータの送受信と、制御プレーンを介した制御データの送受信とを含み、
    前記ユーザプレーンを介して前記通信装置へ送信したデータに対する応答を前記通信装置から受信しない場合、前記通信装置へ、前記通信装置を再起動させる指示であって、前記ネットワークへの再登録指示をショートメッセージサービスセンター(SMSC:Short Message Service Center)へ送信する通信部を備え、
    前記通信部から送信された、前記通信装置を再起動させる指示が、前記制御プレーンを介して送信される制御データに含まれて、前記SMSCを介して前記通信装置へSMS(ショートメッセージサービス)メッセージで送信される、請求項1に記載の通信システムに係る情報処理装置。
  6. 通信装置とネットワークを介して通信を行う情報処理装置の制御方法であって、
    前記通信は、ユーザプレーンを介したユーザデータの送受信と、制御プレーンを介した制御データの送受信とを含み、
    前記ユーザプレーンを介して前記通信装置へ送信したデータに対する応答を前記通信装置から受信しない場合、前記通信装置へ、前記通信装置を再起動させる指示であって、前記ネットワークへの再登録指示をショートメッセージサービスセンター(SMSC:Short Message Service Center)へ送信するステップを含み、
    前記送信するステップで送信された、前記通信装置を再起動させる指示が、前記制御プレーンを介して送信される制御データに含まれて、前記SMSCを介して前記通信装置へSMS(ショートメッセージサービス)メッセージで送信される、請求項5に記載の情報処理装置の制御方法。
  7. 情報処理装置とネットワークを介して通信を行う通信装置であって、
    前記通信は、ユーザプレーンを介したユーザデータの送受信と、制御プレーンを介した制御データの送受信とを含み、
    前記情報処理装置から送信された自装置を再起動させる指示であって、前記ネットワークへの再登録指示を、前記制御プレーンを介して送信される制御データに含まれて、ショートメッセージサービスセンター(SMSC:Short Message Service Center)を介して、SMS(ショートメッセージサービス)メッセージで受信し、
    前記通信装置は、前記SMSメッセージで前記情報処理装置から受信した前記再起動させる指示を、LwM2M(Lightweight M2M)を用いたプロトコルで、自装置の下位に接続された他の通信装置へ転送する、通信装置。
  8. 前記通信装置は、前記情報処理装置との間の第1通信方式とは異なる第2通信方式で、自装置の下位に接続された他の通信装置との間でデータの送受信を行い、前記再起動させる指示を受信した場合、当該指示を、前記他の通信装置へ転送する、
    請求項に記載の通信装置。
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