JP7091850B2 - ライドシェア情報処理プログラム及びライドシェア情報処理装置 - Google Patents
ライドシェア情報処理プログラム及びライドシェア情報処理装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7091850B2 JP7091850B2 JP2018106075A JP2018106075A JP7091850B2 JP 7091850 B2 JP7091850 B2 JP 7091850B2 JP 2018106075 A JP2018106075 A JP 2018106075A JP 2018106075 A JP2018106075 A JP 2018106075A JP 7091850 B2 JP7091850 B2 JP 7091850B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- point
- confluence
- route
- user
- transportation means
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Instructional Devices (AREA)
- Navigation (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
Description
また第1移動手段は、第1人数を前記局所的な第1エリアにおいて狭道路を移動可能とする第1局所移動手段を備えると共に、第1人数を局所的な第2エリアにおいて狭道路を移動可能とする第2局所移動手段を備える。第2移動手段は、前記第1人数より多い第2人数を長距離移動可能とする長距離移動手段を備え、合流地点は、第1エリア内に第1合流地点を備えると共に、第2エリア内に第2合流地点を備える。このとき、経路設定部は、入力部の入力情報に基づいて、第1エリア内の第1ユーザの第1出発地点の付近の第1基地に第1移動手段が位置しているときには第1出発地点からの第1局所移動手段として用い、第2エリア内の第1ユーザの第1目的地点の付近の第2基地に第1移動手段が位置しているときには第1目的地点までの第2局所移動手段として用い、第1出発地点の付近の第3基地に位置して第2移動手段が位置しているときには第1合流地点から第2合流地点までの長距離移動手段として用いる。
また第1出発地点から第1合流地点に移動する経路を第1局所移動手段を用いて設定し、第1合流地点から第2合流地点まで長距離移動手段により移動する経路を設定し、第2合流地点から第1目的地点まで移動する経路を第2局所移動手段を用いて設定する。このため、第1移動手段及び第2移動手段が移動する経路、並びに合流地点を動的に設定できるようになり、ユーザの要望を満たすサービスを提供できるようになる。
図1から図15は、第1実施形態の説明図である。図1はライドシェアシステム(以下システムと略す)1の概要図を示している。このシステム1は、複数の移動手段のうち少なくとも一つ以上に複数のユーザを乗り合わせることでライドシェアサービスを実現するものである。ここでいうライドシェアサービスは、複数のユーザがそれぞれの出発地点からそれぞれの目的地点まで移動させることを目的とした役務である。以下では、「複数の移動手段」としては、電気自動車、ガソリン燃料又はディーゼル燃料自動車、ハイブリッド自動車による車両などの他、ヘリコプターや航空輸送機を用いて空路を移動可能な移動手段、船やボートなどによる海路を用いた移動手段を用いることもできる。
情報処理端末4及び情報処理装置5は、無線通信網又は/及び有線通信網によるネットワーク3に接続可能に構成されており、ネットワーク3を通じてライドシェア情報処理装置6との間で通信可能になっている。以下、必要に応じて、「ユーザU1~U15」の一部又は総称して「ユーザU」と称して説明を行う。
図3に示すように、各ユーザU1~U15が所持する情報処理端末4は、それぞれが例えばスマートフォン、タブレット、又はノート型のパーソナルコンピュータによるもので、情報処理の主体となるマイクロコンピュータ(又はCPU:以下、マイコンと称す)11、ディスプレイによる表示器12、情報入力手段であるタッチパネル又は/及びキーボードによる操作部13、及び、ネットワーク3に接続可能にする通信手段としての通信部14を備える。
マイコン11には、非遷移的実体的記録媒体であるメモリ(何れも図示せず)が搭載又は接続されており、これらの情報処理端末4のメモリには、システム1に係るアプリケーションが予めプリインストールされていたり、また各ユーザU1~U15が、例えばネットワーク3に接続されたサーバ(図示せず)からアプリケーションをダウンロードし、当該アプリケーションを情報処理端末4のメモリ内に個別にインストールする。これにより、各ユーザU1~U15がライドシェアサービスを享受できる。
他方、システム1を構成する移動手段Ca、Shには情報処理装置5が搭載されている。この情報処理装置5は、例えばCPU、非遷移的実体的記憶媒体としてのメモリ(何れも図示せず)を備えたコンピュータ21を主として構成される。情報処理装置5のメモリには、ライドシェアサービスを実現するための各移動手段Ca、Shに対応したライドシェア情報処理プログラムが記憶されている。またメモリには走行経路の地図情報も記憶されており、走行履歴情報も記憶するようになっていても良い。
図2に示すように、ライドシェア情報処理装置6は、1又は複数のコンピュータ、サーバ(例えば、量子コンピュータ)を用いて構成され、少なくとも、ネットワーク3に接続可能にする通信手段としての入出力部7、移動手段データベース8、移動手段リアルタイムモニタ処理部9、及び配車処理部10、としての構成を備え、これらの構成は、内部バス又はネットワークNeを通じて互いに通信接続されている。
図5にはライドシェア情報処理装置6の実行処理内容を示している。ライドシェア情報処理装置6は、例えば数分毎の定期的に図5に示す処理内容を実行する。
(S0)移動手段に関する情報入力
移動手段リアルタイムモニタ処理部9は、図5のS0においてカートCa及びシャトルShに関する情報、例えば位置情報、走行情報、車両状態情報を入力する。
配車処理部10は、S1において多数のユーザUの所持する情報処理端末4からライドシェア要求を受け付けると(S1でYES)、前述の移動手段Ca,Shに関する情報を用いて、S2において移動フローの解析処理を行う。このS2において、配車処理部10は、ユーザUの出発地点から目的地点へ向かう有向グラフを作成し、移動フローを解析する。配車処理部10は、この移動フローの解析処理において、複数のユーザUによる要求毎の出発地点から目的地点までの移動フローを解析し、大域的な移動フローに分類する。
(1)有向グラフの長さが所定距離以下の条件を満たすものは近距離であるため対象外。
(2)有向グラフの方向において類似方向のグラフがないものは対象外。
(3)類似方向の有向グラフが近隣にないものは対象外。
その後、配車処理部10は、S2の移動フロー解析処理において対象とされたライドシェア要求を対象として、S3において大域的な要求分類処理を実行する。前記の処理にて対象とされた有向グラフについて、最短距離法などの階層的手法、k-means法などの非階層的手法、を用いて類似性の高い有向グラフ毎に分類分け(クラスタリング)する。この分類分け処理は、出発地点と目的地点とが互いに逆方向となっている経路を同類の有向グラフと見做した上で行われる。このクラスタリング処理は、統計的な数式展開を用いて行われるが、現在では一般的手法となっているため説明を省略する。すると図7に示すように、類似性の高い、すなわち同一方向又は逆方向を向く有向グラフをクラスタリングできる。
その後、配車処理部10は、S4において局所的な経路探索の最適化処理を行う。配車処理部10は、前記のS3の処理にて分類分けされたクラスタCl1、Cl2について、出発地点と目的地点とが混在する集合を両エリアに2分割し、当該分割された2つの集合について、出発地点からの出発ユーザ要求、目的地点への到着ユーザ要求に分ける。図8に示す例では、一つのクラスタCl2を対象として、その出発地点と目的地点とを2つの集合、すなわちエリアA、エリアBに分けて図示している。
その後、配車処理部10は、図5のS5において大域・局所間の合流地点探索の最適化処理を実行する。すなわち、配車処理部10は、二つのエリアA、B内に存在する解候補の合流地点G1,G2を結び、例えば、前述のトータルローカルコストの要素を含め、現在利用可能なシャトルSh及びその経路、シャトルShの使用数、シャトルSh及びカートCaの乗車時間、及び、シャトルSh及びカートCaの待機時間、をパラメータとした目的関数となるトータルグローバルコストを求め、当該トータルグルーバルコストが所定より小さくなる合流地点G1,G2、及びユーザUの出発地点から目的地点までの経路、各地点(エリアA、Bの合流地点G1,G2、目的地点)の到達予想時刻、を探索、設定する。
配車処理部10は、大域的な経路及び局所的な経路を決定すると、S6において入出力部7を通じてユーザ要求に回答する。配車処理部10は、S5においてユーザUの出発地点から目的地点までの経路、各地点の到達予想時刻を算出して決定して各ユーザUに送信すれば、ユーザUは、受任/拒否の回答と、待機時間などの情報を知ることができる。情報処理端末4が、ユーザUがこの内容を承諾したことをライドシェア情報処理装置6に通知すると、配車処理部10は、各ユーザUに対し送迎に必要な配車を行う。
以下、移動形態の事例について図10から図15を参照しながら説明する。
またシャトルShとカートCaは、一つのクラスタCl2の内部でも次のような移動形態がある。この例では、シャトルSh1、Sh2は、両エリアA及びB内、及び、エリアAとエリアBとの間を移動可能になっており、カートCa1、Ca2は、それぞれのエリアA、エリアBの内部を移動可能になっている例を挙げる。また、エリアAからエリアB内に移動するユーザUが存在すると共に、エリアBからエリアA内に移動する別のユーザUが存在することを前提として説明する。
(A-1)第1シャトルSh1が、第3基地(待機場所)からエリアA内の第1ユーザU9、U10を乗せながらエリアA内の第1合流地点G1に移動(図10参照)。
(B―1―2)他方、エリアB内では第2カートCa2が第2ユーザU7を乗せながらエリアB内の第2合流地点G2に移動。第1シャトルSh1が、第2合流地点G2を通過してエリアB内にて各第1ユーザU9~U12の第1目的地点まで移動(図14参照)。第2シャトルSh2が、他の第2ユーザU8を乗せながらエリアB内の第2合流地点G2に移動(図11参照)。
その他、(B-1-1)以下は、図15に示すように、以下の移動形態に変更しても良い。
移動料金は乗車率に依存するように決定することが望ましい。これにより、より安く移動するための最適化を実施できるようになる。
図16は、第2実施形態の追加説明図を示している。第1実施形態で説明したように、複数の各ユーザUからライドシェア要求を受け付けると、配車処理部10は、これらのライドシェア要求をクラスタCl1,Cl2に分類している。
本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、種々変形して実施することができ、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。例えば以下に示す変形又は拡張が可能である。
Claims (14)
- 少なくとも第1移動手段(Ca,Ca1~Ca4)及び第2移動手段(Sh,Sh1~Sh4)を含む複数の移動手段のうち少なくとも一つ以上の移動手段に複数のユーザを乗り合わせることで各ユーザのそれぞれの出発地点からそれぞれの目的地点まで移動させるライドシェアサービスを実現するために用いられるライドシェア情報処理プログラムであって、
ライドシェア情報処理装置(6)に、
前記第1移動手段及び前記第2移動手段に関する情報を入力する手順(S0)と、
前記各ユーザから所定期間中にライドシェア要求を受け付けると、前記各ユーザによるライドシェア要求毎の前記出発地点から前記目的地点までの移動フローを解析しクラスタ(Cl1,Cl2)に分類する手順(S1~S3)と、
前記分類されたクラスタの中で、前記入力された情報に基づいて、前記第1移動手段と前記第2移動手段との間の1又は複数の合流地点(G1,G2)を探索すると共に、前記各ユーザの前記出発地点から前記合流地点及び前記各ユーザの前記合流地点から前記目的地点までの局所的な経路を探索することで、前記第1移動手段及び前記第2移動手段が移動する経路、並びに、前記合流地点を設定する手順(S4~S5)と、を実行させるためのライドシェア情報処理プログラムであり、
前記第1移動手段は、第1人数を前記局所的な第1エリアにおいて狭道路を移動可能とする第1局所移動手段(Ca1)を備えると共に、前記第1人数を前記局所的な第2エリアにおいて狭道路を移動可能とする第2局所移動手段(Ca2)を備え、
前記第2移動手段は、前記第1人数より多い第2人数を長距離移動可能とする長距離移動手段(Sh1、Sh3)を備え、
前記合流地点は、前記第1エリア内に第1合流地点(G1)を備えると共に、前記第2エリア内に第2合流地点(G2)を備え、
前記第1移動手段及び前記第2移動手段が移動する経路及び前記合流地点を設定する手順では、
前記入力された入力情報に基づいて、
前記第1エリア内の第1ユーザの第1出発地点の付近の第1基地に前記第1移動手段が位置しているときには前記第1出発地点からの前記第1局所移動手段として用い、
前記第2エリア内の第1ユーザの第1目的地点の付近の第2基地に前記第1移動手段が位置しているときには前記第1目的地点までの前記第2局所移動手段として用い、
前記第1出発地点の付近の第3基地に位置して前記第2移動手段が位置しているときには前記第1合流地点から前記第2合流地点までの前記長距離移動手段として用い、
前記第1出発地点から前記第1合流地点に移動する経路を前記第1局所移動手段を用いて設定し、前記第1合流地点から前記第2合流地点まで前記長距離移動手段により移動する経路を設定し、前記第2合流地点から前記第1目的地点まで移動する経路を前記第2局所移動手段を用いて設定するライドシェア情報処理プログラム。 - 前記第1移動手段及び前記第2移動手段が移動する経路及び前記合流地点を設定する手順では、
前記入力された入力情報に基づいて、
前記第1合流地点から前記第2合流地点まで移動した前記長距離移動手段(Sh1)を用いて前記第2合流地点から前記第2エリア内における前記第1ユーザの前記第1目的地点までの経路を設定する請求項1記載のライドシェア情報処理プログラム。 - 前記第1移動手段及び前記第2移動手段が移動する経路及び前記合流地点を設定する手順では、
前記入力された入力情報に基づいて、
前記第2合流地点から前記第1合流地点を経由して前記第1エリア内の第2目的地点まで移動する第2ユーザが存在すると判定したときには、
前記第1合流地点から前記第2ユーザの第2目的地点まで前記第1局所移動手段(Ca1)を用いて経路を設定する請求項1記載のライドシェア情報処理プログラム。 - 前記第1移動手段及び前記第2移動手段が移動する経路及び前記合流地点を設定する手順では、
前記入力された入力情報に基づいて、
前記第2合流地点から前記第1合流地点を経由して前記第1エリア内の第2目的地点まで移動する第2ユーザが存在すると判定したときには、
前記第1合流地点から前記第2合流地点まで移動した前記長距離移動手段(Sh1)を用いて前記第2ユーザを前記第2合流地点から前記第1合流地点まで移動させる経路を設定する請求項1または3記載のライドシェア情報処理プログラム。 - 少なくとも第1移動手段(Ca,Ca1~Ca4)及び第2移動手段(Sh,Sh1~Sh4)を含む複数の移動手段のうち少なくとも一つ以上の移動手段に複数のユーザを乗り合わせることで各ユーザのそれぞれの出発地点からそれぞれの目的地点まで移動させるライドシェアサービスを実現するために用いられるライドシェア情報処理プログラムであって、
ライドシェア情報処理装置(6)に、
前記第1移動手段及び前記第2移動手段に関する情報を入力する手順(S0)と、
前記各ユーザから所定期間中にライドシェア要求を受け付けると、前記各ユーザによるライドシェア要求毎の前記出発地点から前記目的地点までの移動フローを解析しクラスタ(Cl1,Cl2)に分類する手順(S1~S3)と、
前記分類されたクラスタの中で、前記入力された情報に基づいて、前記第1移動手段と前記第2移動手段との間の1又は複数の合流地点(G1,G2)を探索すると共に、前記各ユーザの前記出発地点から前記合流地点及び前記各ユーザの前記合流地点から前記目的地点までの局所的な経路を探索することで、前記第1移動手段及び前記第2移動手段が移動する経路、並びに、前記合流地点を設定する手順(S4~S5)と、を実行させるためのライドシェア情報処理プログラムであり、
前記ライドシェア要求を複数のクラスタ(Cl1,Cl2)に分類したとき、
前記第1移動手段及び前記第2移動手段が移動する経路及び前記合流地点を設定する手順では、
前記第2移動手段の移動経路が前記複数のクラスタの間で互いに交差する場合には、当該交差する場所にクラスタ間合流地点(Ga)を設定し、前記ユーザが一の前記第2移動手段(Sh1)の移動経路を用いて移動したときに前記クラスタ間合流地点にて乗り換え、他の前記第2移動手段(Sh3)の移動経路を用いて移動する経路を設定するライドシェア情報処理プログラム。 - 前記第1移動手段が第1範囲を移動するときに前記第2移動手段は前記第1範囲よりも広い第2範囲を移動する請求項1から5の何れか一項記載のライドシェア情報処理プログラム。
- 前記第1移動手段及び前記第2移動手段が移動する経路及び前記合流地点を設定する手順では、
前記第1移動手段及び前記第2移動手段のそれぞれの乗り合い数、移動距離、使用数、移動時間、当該前記第1移動手段及び前記第2移動手段による総移動時間、総移動距離、及び前記第1移動手段及び前記第2移動手段を待ち合わせする待機時間、の少なくとも何れか一つ以上をパラメータとした目的関数を用いて最適化処理することで、前記第1移動手段及び前記第2移動手段により移動する経路、並びに前記合流地点を設定する請求項1から6の何れか一項記載のライドシェア情報処理プログラム。 - 少なくとも第1移動手段(Ca,Ca1~Ca4)及び第2移動手段(Sh,Sh1~Sh4)を含む複数の移動手段のうち少なくとも一つ以上の移動手段に複数のユーザを乗り合わせることで各ユーザのそれぞれの出発地点からそれぞれの目的地点まで移動させるライドシェアサービスを実現するために用いられるライドシェア情報処理装置(6)であって、
前記第1移動手段及び前記第2移動手段に関する情報を入力する入力部(S0)と、
前記各ユーザから所定期間中にライドシェア要求を受け付けると、前記各ユーザによるライドシェア要求毎の前記出発地点から前記目的地点までの移動フローを解析しクラスタ(Cl1,Cl2)に分類する分類部(S1~S3)と、
前記分類されたクラスタの中で、前記入力部による入力情報に基づいて、前記第1移動手段と前記第2移動手段との間の1又は複数の合流地点(G1,G2)を探索すると共に、前記各ユーザの前記出発地点から前記合流地点及び前記各ユーザの前記合流地点から前記目的地点までの局所的な経路を探索することで、前記第1移動手段及び前記第2移動手段が移動する経路、並びに前記合流地点を設定する経路設定部(S4~S5)と、
を備えるライドシェア情報処理装置であり、
前記第1移動手段は、第1人数を前記局所的な第1エリアにおいて狭道路を移動可能とする第1局所移動手段(Ca1)を備えると共に、前記第1人数を前記局所的な第2エリアにおいて狭道路を移動可能とする第2局所移動手段(Ca2)を備え、
前記第2移動手段は、前記第1人数より多い第2人数を長距離移動可能とする長距離移動手段(Sh1)を備え、
前記合流地点は、前記第1エリア内に第1合流地点(G1)を備えると共に、前記第2エリア内に第2合流地点(G2)を備え、
前記経路設定部は、前記入力部の入力情報に基づいて、
前記第1エリア内の第1ユーザの第1出発地点の付近の第1基地に前記第1移動手段が位置しているときには前記第1出発地点からの前記第1局所移動手段として用い、
前記第2エリア内の第1ユーザの第1目的地点の付近の第2基地に前記第1移動手段が位置しているときには前記第1目的地点までの前記第2局所移動手段として用い、
前記第1出発地点の付近の第3基地に位置して前記第2移動手段が位置しているときには前記第1合流地点から前記第2合流地点までの前記長距離移動手段として用い、
前記第1出発地点から前記第1合流地点に移動する経路を前記第1局所移動手段を用いて設定し、前記第1合流地点から前記第2合流地点まで前記長距離移動手段により移動する経路を設定し、前記第2合流地点から前記第1目的地点まで移動する経路を前記第2局所移動手段を用いて設定するライドシェア情報処理装置。 - 前記経路設定部は、前記入力部の入力情報に基づいて、
前記第1合流地点から前記第2合流地点まで移動した前記長距離移動手段を用いて前記第2合流地点から前記第2エリア内における前記第1ユーザの前記第1目的地点までの経路を設定する請求項8記載のライドシェア情報処理装置。 - 前記経路設定部は、前記入力部の入力情報に基づいて、
前記第2合流地点から前記第1合流地点を経由して前記第1エリア内の第2目的地点まで移動する第2ユーザが存在すると判定したときには、
前記第1合流地点から前記第2ユーザの第2目的地点まで前記第1局所移動手段(Ca1)を用いて経路を設定する請求項8記載のライドシェア情報処理装置。 - 前記経路設定部は、前記入力部の入力情報に基づいて、
前記第2合流地点から前記第1合流地点を経由して前記第1エリア内の第2目的地点まで移動する第2ユーザが存在すると判定したときには、
前記第1合流地点から前記第2合流地点まで移動した前記長距離移動手段(Sh1)を用いて前記第2ユーザが前記第2合流地点から前記第1合流地点まで移動する経路を設定する請求項8または10記載のライドシェア情報処理装置。 - 少なくとも第1移動手段(Ca,Ca1~Ca4)及び第2移動手段(Sh,Sh1~Sh4)を含む複数の移動手段のうち少なくとも一つ以上の移動手段に複数のユーザを乗り合わせることで各ユーザのそれぞれの出発地点からそれぞれの目的地点まで移動させるライドシェアサービスを実現するために用いられるライドシェア情報処理装置(6)であって、
前記第1移動手段及び前記第2移動手段に関する情報を入力する入力部(S0)と、
前記各ユーザから所定期間中にライドシェア要求を受け付けると、前記各ユーザによるライドシェア要求毎の前記出発地点から前記目的地点までの移動フローを解析しクラスタ(Cl1,Cl2)に分類する分類部(S1~S3)と、
前記分類されたクラスタの中で、前記入力部による入力情報に基づいて、前記第1移動手段と前記第2移動手段との間の1又は複数の合流地点(G1,G2)を探索すると共に、前記各ユーザの前記出発地点から前記合流地点及び前記各ユーザの前記合流地点から前記目的地点までの局所的な経路を探索することで、前記第1移動手段及び前記第2移動手段が移動する経路、並びに前記合流地点を設定する経路設定部(S4~S5)と、
を備え、
前記分類部がライドシェア要求を複数のクラスタ(Cl1,Cl2)に分類したとき、
前記経路設定部は、前記第1及び第2移動手段が移動する経路及び前記合流地点を設定するとき、
前記第2移動手段の移動経路が当該複数のクラスタの間で互いに交差する場合には、当該交差する場所にクラスタ間合流地点(Ga)を設定し、前記ユーザが一の前記第2移動手段(Sh1)の移動経路を用いて移動したときに前記クラスタ間合流地点にて乗り換え他の前記第2移動手段(Sh3)の移動経路を用いて移動する経路を設定するライドシェア情報処理装置。 - 前記第1移動手段が第1範囲を移動するときに前記第2移動手段は前記第1範囲よりも広い第2範囲を移動する請求項8から12の何れか一項記載のライドシェア情報処理装置。
- 前記経路設定部は、前記第1移動手段及び前記第2移動手段のそれぞれの乗り合い数、移動距離、使用数、移動時間、当該前記第1移動手段及び第2移動手段による総移動時間、総移動距離、及び前記第1移動手段及び前記第2移動手段を待ち合わせする待機時間、の少なくとも何れか一つ以上をパラメータとした目的関数を用いて最適化処理することで前記第1移動手段及び前記第2移動手段により移動する経路、並びに前記合流地点を設定する請求項8から13の何れか一項記載のライドシェア情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018106075A JP7091850B2 (ja) | 2018-06-01 | 2018-06-01 | ライドシェア情報処理プログラム及びライドシェア情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018106075A JP7091850B2 (ja) | 2018-06-01 | 2018-06-01 | ライドシェア情報処理プログラム及びライドシェア情報処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019211279A JP2019211279A (ja) | 2019-12-12 |
JP7091850B2 true JP7091850B2 (ja) | 2022-06-28 |
Family
ID=68845218
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018106075A Active JP7091850B2 (ja) | 2018-06-01 | 2018-06-01 | ライドシェア情報処理プログラム及びライドシェア情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7091850B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2023011957A (ja) * | 2019-12-17 | 2023-01-25 | アルプスアルパイン株式会社 | 自動駐車支援システム、自動駐車支援プログラム、及び自動駐車支援方法 |
JP7482685B2 (ja) * | 2020-05-22 | 2024-05-14 | 日産自動車株式会社 | 乗降地提示装置及び乗降地提示方法 |
WO2022091103A1 (en) * | 2020-10-30 | 2022-05-05 | Opticity Ltd. | Systems and methods for providing a real-time smart transportation platform |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013181775A (ja) | 2012-02-29 | 2013-09-12 | Toyota Infotechnology Center Co Ltd | 移動体合流支援装置、移動体合流支援システム、および移動体合流経路決定方法 |
-
2018
- 2018-06-01 JP JP2018106075A patent/JP7091850B2/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013181775A (ja) | 2012-02-29 | 2013-09-12 | Toyota Infotechnology Center Co Ltd | 移動体合流支援装置、移動体合流支援システム、および移動体合流経路決定方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019211279A (ja) | 2019-12-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Rajendran et al. | Air taxi service for urban mobility: A critical review of recent developments, future challenges, and opportunities | |
Zhao et al. | Enhanced mobility with connectivity and automation: A review of shared autonomous vehicle systems | |
JP7091850B2 (ja) | ライドシェア情報処理プログラム及びライドシェア情報処理装置 | |
CN112085249B (zh) | 一种基于强化学习的定制公交线路规划方法 | |
CN110222786B (zh) | 基于出行信息的动态拼车方法及系统 | |
Mahmoudi et al. | A cumulative service state representation for the pickup and delivery problem with transfers | |
Shu et al. | A novel demand-responsive customized bus based on improved ant colony optimization and clustering algorithms | |
Luo et al. | Optimal design of intermodal mobility networks under uncertainty: Connecting micromobility with mobility-on-demand transit | |
Ma et al. | Dynamic vehicle routing problem for flexible buses considering stochastic requests | |
Zhang et al. | Autonomous vehicle intelligent system: Joint ride-sharing and parcel delivery strategy | |
Lam et al. | Autonomous vehicle public transportation system | |
Qiu et al. | An exploration of the demand limit for flex-route as feeder transit services: a case study in Salt Lake City | |
Urra et al. | Spatial crowdsourcing with mobile agents in vehicular networks | |
Zuo et al. | High-capacity ride-sharing via shortest path clustering on large road networks | |
CN116882842A (zh) | 一种公共综合交通体系通达度评估方法 | |
Lai et al. | Data-driven flexible vehicle scheduling and route optimization | |
Castagna et al. | Demand-responsive rebalancing zone generation for reinforcement learning-based on-demand mobility | |
Tomaras et al. | Crowd-based ecofriendly trip planning | |
CN114662730A (zh) | 用于增强的用户体验和操作效率的运输运营商协作 | |
Yousaf et al. | Ride-sharing: A multi source-destination path planning approach | |
Shinoda et al. | Is dial-a-ride bus reasonable in large scale towns? Evaluation of usability of dial-a-ride systems by simulation | |
Zhu et al. | A Coverage Control-Based Idle Vehicle Rebalancing Approach for Autonomous Mobility-on-Demand Systems | |
Liu et al. | Envisioning Shared Autonomous Vehicles (SAVs) for 374 Small and Medium-Sized Urban Areas in the United States: The Roles of Road Network and Travel Demand | |
Lee et al. | Optimal Zonal Design for Flexible Bus Service Under Spatial and Temporal Demand Uncertainty | |
Abdelhamid | UAV path planning for emergency management in IoT |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210218 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220201 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220329 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220517 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220530 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7091850 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |