JP7088450B2 - オーディオエンコーディング及びデコーディング方法並びに関連する製品 - Google Patents
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Description
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードAであり、かつ、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが相関信号チャネルの組み合わせスキームである場合、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードAであると判定し、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードAからダウンミックスモードAへのエンコーディングモードであると判定する段階、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードBであり、かつ、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが逆相関信号チャネルの組み合わせスキームである場合、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードBであると判定し、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードBからダウンミックスモードBへのエンコーディングモードであると判定する段階、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードCであり、かつ、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが逆相関信号チャネルの組み合わせスキームである場合、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードCであると判定し、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードCからダウンミックスモードCへのエンコーディングモードであると判定する段階、又は、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードDであり、かつ、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが相関信号チャネルの組み合わせスキームである場合、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードDであると判定し、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードDからダウンミックスモードDへのエンコーディングモードであると判定する段階
を含んでよい。
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードAであり、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが逆相関信号チャネルの組み合わせスキームであり、かつ、現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値が第1のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードCであり、かつ、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードAからダウンミックスモードCへのエンコーディングモードであると判定する段階であって、ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、ダウンミックスモード切り替えのコスト関数の値であり、第1のモード切り替え条件は、現フレームのダウンミックスモードAからダウンミックスモードBへの切り替えに対するコスト関数の値が、ダウンミックスモードAからダウンミックスモードCへの切り替えに対するコスト関数の値より大きい又はこれに等しいことである、段階、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードAであり、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが逆相関信号チャネルの組み合わせスキームであり、かつ、現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値が第2のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードBであり、かつ、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードAからダウンミックスモードBへのエンコーディングモードであると判定する段階であって、ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、ダウンミックスモード切り替えのコスト関数の値であり、第2のモード切り替え条件は、現フレームのダウンミックスモードAからダウンミックスモードBへの切り替えに対するコスト関数の値が、ダウンミックスモードAからダウンミックスモードCへの切り替えに対するコスト関数の値より小さい又はこれに等しいことである、段階、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードBであり、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが相関信号チャネルの組み合わせスキームであり、かつ、現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値が第3のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードAであり、かつ、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードBからダウンミックスモードAへのエンコーディングモードであると判定する段階であって、ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、ダウンミックスモード切り替えのコスト関数の値であり、第3のモード切り替え条件は、現フレームのダウンミックスモードBからダウンミックスモードAへの切り替えに対するコスト関数の値が、ダウンミックスモードBからダウンミックスモードDへの切り替えに対するコスト関数の値より小さい又はこれに等しいことである、段階と、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードBであり、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが相関信号チャネルの組み合わせスキームであり、かつ、現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値が第4のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードDであり、かつ、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードBからダウンミックスモードDへのエンコーディングモードであると判定する段階であって、ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、ダウンミックスモード切り替えのコスト関数の値であり、第4のモード切り替え条件は、現フレームのダウンミックスモードBからダウンミックスモードAへの切り替えに対するコスト関数の値が、ダウンミックスモードBからダウンミックスモードDへの切り替えに対するコスト関数の値より大きい又はこれに等しいことである、段階、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードCであり、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが相関信号チャネルの組み合わせスキームであり、かつ、現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値が第5のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードDであり、かつ、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードCからダウンミックスモードDへのエンコーディングモードであると判定する段階であって、ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、ダウンミックスモード切り替えのコスト関数の値であり、第5のモード切り替え条件は、現フレームのダウンミックスモードCからダウンミックスモードAへの切り替えに対するコスト関数の値が、ダウンミックスモードCからダウンミックスモードDへの切り替えに対するコスト関数の値より大きい又はこれに等しいことである、段階、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードCであり、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが相関信号チャネルの組み合わせスキームであり、かつ、現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値が第6のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードAであり、かつ、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードCからダウンミックスモードAへのエンコーディングモードであると判定する段階であって、ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、ダウンミックスモード切り替えのコスト関数の値であり、第6のモード切り替え条件は、現フレームのダウンミックスモードCからダウンミックスモードAへの切り替えに対するコスト関数の値が、ダウンミックスモードCからダウンミックスモードDへの切り替えに対するコスト関数の値より小さい又はこれに等しいことである、段階、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードDであり、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが逆相関信号チャネルの組み合わせスキームであり、かつ、現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値が第7のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードBであり、かつ、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードDからダウンミックスモードBへのエンコーディングモードであると判定する段階であって、ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、ダウンミックスモード切り替えのコスト関数の値であり、第7のモード切り替え条件は、現フレームのダウンミックスモードDからダウンミックスモードBへの切り替えに対するコスト関数の値が、ダウンミックスモードDからダウンミックスモードCへの切り替えに対するコスト関数の値より小さい又はこれに等しいことである、段階、又は、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードDであり、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが逆相関信号チャネルの組み合わせスキームであり、かつ、現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値が第8のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードCであり、かつ、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードDからダウンミックスモードCへのエンコーディングモードであると判定する段階であって、ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、ダウンミックスモード切り替えのコスト関数の値であり、第8のモード切り替え条件は、現フレームのダウンミックスモードDからダウンミックスモードBへの切り替えに対するコスト関数の値が、ダウンミックスモードDからダウンミックスモードCへの切り替えに対するコスト関数の値より大きい又はこれに等しいことである、段階
を含んでよい。
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードAであり、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが逆相関信号チャネルの組み合わせスキームであり、かつ、現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値が第9のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードCであり、かつ、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードAからダウンミックスモードCへのエンコーディングモードであると判定する段階であって、現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値は、現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数であり、第9のモード切り替え条件は、現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数が、チャネルの組み合わせ比率係数の閾値S1より小さい又はこれに等しいことである、段階、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードAであり、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが逆相関信号チャネルの組み合わせスキームであり、かつ、現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値が第10のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードBであり、かつ、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードAからダウンミックスモードBへのエンコーディングモードであると判定する段階であって、現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値は、現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数であり、第10のモード切り替え条件は、現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数が、チャネルの組み合わせ比率係数の閾値S1より大きい又はこれに等しいことである、段階、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードBであり、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが相関信号チャネルの組み合わせスキームであり、かつ、現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値が第11のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードAであり、かつ、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードBからダウンミックスモードAへのエンコーディングモードであると判定する段階であって、現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値は、現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数であり、第11のモード切り替え条件は、現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数が、チャネルの組み合わせ比率係数の閾値S2より大きい又はこれに等しいことである、段階、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードBであり、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが相関信号チャネルの組み合わせスキームであり、かつ、現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値が第12のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードDであり、かつ、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードBからダウンミックスモードDへのエンコーディングモードであると判定する段階であって、現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値は、現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数であり、第12のモード切り替え条件は、現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数が、チャネルの組み合わせ比率係数の閾値S2より小さい又はこれに等しいことである、段階、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードCであり、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが相関信号チャネルの組み合わせスキームであり、かつ、現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値が第13のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードDであり、かつ、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードCからダウンミックスモードDへのエンコーディングモードであると判定する段階であって、現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値は、現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数であり、第13のモード切り替え条件は、現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数が、チャネルの組み合わせ比率係数の閾値S3より大きい又はこれに等しいことである、段階、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードCであり、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが相関信号チャネルの組み合わせスキームであり、かつ、現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値が第14のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードAであり、かつ、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードCからダウンミックスモードAへのエンコーディングモードであると判定する段階であって、現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値は、現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数であり、第14のモード切り替え条件は、現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数が、チャネルの組み合わせ比率係数の閾値S3より小さい又はこれに等しいことである、段階、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードDであり、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが逆相関信号チャネルの組み合わせスキームであり、かつ、現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値が第15のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードBであり、かつ、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードDからダウンミックスモードBへのエンコーディングモードであると判定する段階であって、現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値は、現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数であり、第15のモード切り替え条件は、現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数が、チャネルの組み合わせ比率係数の閾値S4より小さい又はこれに等しいことである、段階、又は、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードDであり、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが逆相関信号チャネルの組み合わせスキームであり、かつ、現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値が第16のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードCであり、かつ、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードDからダウンミックスモードCへのエンコーディングモードであると判定する段階であって、現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値は、現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数であり、第16のモード切り替え条件は、現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数が、チャネルの組み合わせ比率係数の閾値S4より大きい又はこれに等しいことである、段階
を含んでよい。
現フレームのステレオ信号のほぼ同じ位相の信号/ほぼ位相のずれた信号タイプがほぼ同じ位相の信号であり、かつ、前フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが相関信号チャネルの組み合わせスキームである場合、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが相関信号チャネルの組み合わせスキームであると判定する段階、又は、現フレームのステレオ信号のほぼ同じ位相の信号/ほぼ位相のずれた信号タイプがほぼ位相のずれた信号であり、かつ、前フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが逆相関信号チャネルの組み合わせスキームである場合、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが逆相関信号チャネルの組み合わせスキームであると判定する段階、
現フレームのステレオ信号のほぼ同じ位相の信号/ほぼ位相のずれた信号タイプがほぼ同じ位相の信号であり、かつ、前フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが逆相関信号チャネルの組み合わせスキームである場合、現フレームの左側チャネル信号と右側チャネル信号の信号対雑音比が両方とも第2の閾値より小さい場合、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが相関信号チャネルの組み合わせスキームであると判定する段階、又は、現フレームの左側チャネル信号の信号対雑音比及び/又は右側チャネル信号の信号対雑音比が第2閾値より大きい又はこれに等しい場合、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが逆相関信号チャネルの組み合わせスキームであると判定する段階、又は、
現フレームのステレオ信号のほぼ同じ位相の信号/ほぼ位相のずれた信号タイプがほぼ位相のずれた信号であり、かつ、前フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが相関信号チャネルの組み合わせスキームである場合、現フレームの左側チャネル信号及び右側チャネル信号の信号対雑音比が両方とも第2閾値より小さい又はこれに等しい場合、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが逆相関信号チャネルの組み合わせスキームであると判定する段階、又は、現フレームの左側チャネル信号の信号対雑音比及び/又は右側チャネル信号の信号対雑音比が第2閾値より大きい又はこれに等しい場合、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが相関信号チャネルの組み合わせスキームであると判定する段階
を含んでよい。
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードAであり、かつ、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードBである場合、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードAからダウンミックスモードBへのエンコーディングモードであると判定する段階、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードAであり、かつ、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードCである場合、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードAからダウンミックスモードCへのエンコーディングモードであると判定する段階、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードBであり、かつ、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードBである場合、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードBからダウンミックスモードBへのエンコーディングモードであると判定する段階、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードBであり、かつ、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードAである場合、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードBからダウンミックスモードAへのエンコーディングモードであると判定する段階、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードBであり、かつ、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードDである場合、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードBからダウンミックスモードDへのエンコーディングモードであると判定する段階、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードCであり、かつ、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードCである場合、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードCからダウンミックスモードCへのエンコーディングモードであると判定する段階、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードCであり、かつ、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードAである場合、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードCからダウンミックスモードAへのエンコーディングモードであると判定する段階、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードCであり、かつ、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードDである場合、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードCからダウンミックスモードDへのエンコーディングモードであると判定する段階、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードDであり、かつ、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードDである場合、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードDからダウンミックスモードDへのエンコーディングモードであると判定する段階、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードDであり、かつ、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードCである場合、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードDからダウンミックスモードCへのエンコーディングモードであると判定する段階、又は、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードDであり、かつ、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードBである場合、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードDからダウンミックスモードBへのエンコーディングモードであると判定する段階
を含んでよい。
α2_pre=1-α1_pre、
α2=1-α1
であり、Cost_ABは、ダウンミックスモードAからダウンミックスモードBへの切り替えに対するコスト関数の値を表し、start_sample_Aは、ダウンミックスモードAからダウンミックスモードBへの切り替えに対するコスト関数の計算開始サンプリングポイントを表し、end_sample_Aは、ダウンミックスモードAからダウンミックスモードBへの切り替えに対するコスト関数の計算終了サンプリングポイントを表し、start_sample_Aは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、end_sample_Aは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、start_sample_Aは、end_sample_Aより小さく、
例えば、end_sample_A-start_sample_Aの値の範囲は、[60、200]であってよく、例えば、end_sample_A-start_sample_Aは、60、69、80、100、120、150、180、191、200又は別の値に等しく、
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し、Nはフレームの長さを表し、
XL(n)は、現フレームの左側チャネル信号を表し、XR(n)は、現フレームの右側チャネル信号を表し、
α1=ratio_SMであり、ratio_SMは、現フレームに対する逆相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
α1_pre=tdm_last_ratioであり、tdm_last_ratioは、前フレームに対する逆相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表す。
α2_pre=1-α1_pre、
α2=1-α1
であり、Cost_ACは、ダウンミックスモードAからダウンミックスモードCへの切り替えに対するコスト関数の値を表し、start_sample_Aは、ダウンミックスモードAからダウンミックスモードCへの切り替えに対するコスト関数の計算開始サンプリングポイントを表し、end_sample_Aは、ダウンミックスモードAからダウンミックスモードCへの切り替えに対するコスト関数の計算終了サンプリングポイントを表し、start_sample_Aは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、end_sample_Aは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、start_sample_Aは、end_sample_Aより小さく、
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し、Nはフレームの長さを表し、
XL(n)は、現フレームの左側チャネル信号を表し、XR(n)は、現フレームの右側チャネル信号を表し、
α1=ratio_SMであり、ratio_SMは、現フレームに対する逆相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
α1_pre=tdm_last_ratioであり、tdm_last_ratioは、前フレームに対する逆相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表す。
α2_pre=1-α1_pre、
α2=1-α1
であり、Cost_BAは、ダウンミックスモードBからダウンミックスモードAへの切り替えに対するコスト関数の値を表し、start_sample_Bは、ダウンミックスモードBからダウンミックスモードAへの切り替えに対するコスト関数の計算開始サンプリングポイントを表し、end_sample_Bは、ダウンミックスモードBからダウンミックスモードAへの切り替えに対するコスト関数の計算終了サンプリングポイントを表し、start_sample_Bは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、end_sample_Bは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、start_sample_Bは、end_sample_Bより小さく、
例えば、end_sample_B-start_sample_Bの値の範囲は、[60、200]であってよく、例えば、end_sample_B-start_sample_Bは、60、67、80、100、120、150、180、191、200又は別の値に等しく、
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し、Nはフレームの長さを表し、
XL(n)は、現フレームの左側チャネル信号を表し、XR(n)は、現フレームの右側チャネル信号を表し、
α1=ratioであり、ratioは、現フレームに対する相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
α1_pre=tdm_last_ratioであり、tdm_last_ratio_SMは、前フレームに対する逆相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表す。
α2_pre=1-α1_pre、
α2=1-α1
であり、Cost_BDは、ダウンミックスモードBからダウンミックスモードDへの切り替えに対するコスト関数の値を表し、start_sample_Bは、ダウンミックスモードBからダウンミックスモードDへの切り替えに対するコスト関数の計算開始サンプリングポイントを表し、end_sample_Bは、ダウンミックスモードBからダウンミックスモードDへの切り替えに対するコスト関数の計算終了サンプリングポイントを表し、start_sample_Bは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、end_sample_Bは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、start_sample_Bは、end_sample_Bより小さく、
例えば、end_sample_B-start_sample_Bの値の範囲は、[60、200]であってよく、例えば、end_sample_B-start_sample_Bは、60、67、80、100、120、150、180、191、200又は別の値に等しく、
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し、Nはフレームの長さを表し、
X L(n)は、現フレームの左側チャネル信号を表し、XR(n)は、現フレームの右側チャネル信号を表し、
α1=ratioであり、ratioは、現フレームに対する相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
α1_pre=tdm_last_ratioであり、tdm_last_ratio_SMは、前フレームに対する逆相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表す。
α2_pre=1-α1_pre、
α2=1-α1
であり、Cost_CDは、ダウンミックスモードCからダウンミックスモードDへの切り替えに対するコスト関数の値を表し、start_sample_Cは、ダウンミックスモードCからダウンミックスモードDへの切り替えに対するコスト関数の計算開始サンプリングポイントを表し、end_sample_Cは、ダウンミックスモードCからダウンミックスモードDへの切り替えに対するコスト関数の計算終了サンプリングポイントを表し、start_sample_Cは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、end_sample_Cは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、start_sample_Cは、end_sample_Cより小さく、
例えば、end_sample_C-start_sample_Cの値の範囲は、[60、200]であってよく、例えば、end_sample_C-start_sample_Cは、60、71、80、100、120、150、180、191、200又は別の値に等しく、
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し、Nはフレームの長さを表し、
XL(n)は、現フレームの左側チャネル信号を表し、XR(n)は、現フレームの右側チャネル信号を表し、
α1=ratioであり、ratioは、現フレームに対する相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
α1_pre=tdm_last_ratioであり、tdm_last_ratio_SMは、前フレームに対する逆相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表す。
α2_pre=1-α1_pre、
α2=1-α1
であり、Cost_CAは、ダウンミックスモードCからダウンミックスモードAへの切り替えに対するコスト関数の値を表し、start_sample_Cは、ダウンミックスモードCからダウンミックスモードAへの切り替えに対するコスト関数の計算開始サンプリングポイントを表し、end_sample_Cは、ダウンミックスモードCからダウンミックスモードAへの切り替えに対するコスト関数の計算終了サンプリングポイントを表し、start_sample_Cは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、end_sample_Cは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、start_sample_Cは、end_sample_Cより小さく、
例えば、end_sample_C-start_sample_Cの値の範囲は、[60、200]であってよく、例えば、end_sample_C-start_sample_Cは、60、71、80、100、120、150、180、191、200又は別の値に等しく、
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し、Nはフレームの長さを表し、
XL(n)は、現フレームの左側チャネル信号を表し、XR(n)は、現フレームの右側チャネル信号を表し、
α1=ratioであり、ratioは、現フレームに対する相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
α1_pre=tdm_last_ratioであり、tdm_last_ratio_SMは、前フレームに対する逆相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表す。
α2_pre=1-α1_pre、
α2=1-α1
であり、Cost_DCは、ダウンミックスモードDからダウンミックスモードCへの切り替えに対するコスト関数の値を表し、start_sample_Dは、ダウンミックスモードDからダウンミックスモードCへの切り替えに対するコスト関数の計算開始サンプリングポイントを表し、end_sample_Dは、ダウンミックスモードDからダウンミックスモードCへの切り替えに対するコスト関数の計算終了サンプリングポイントを表し、start_sample_Dは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、end_sample_Dは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、start_sample_Dは、end_sample_Dより小さく、
例えば、end_sample_D-start_sample_Dの値の範囲は、[60、200]であってよく、例えば、end_sample_D-start_sample_Dは、60、73、80、100、120、150、180、191、200又は別の値に等しく、
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し、Nはフレームの長さを表し、
XL(n)は、現フレームの左側チャネル信号を表し、XR(n)は、現フレームの右側チャネル信号を表し、
α1=ratio_SMであり、ratio_SMは、現フレームに対する逆相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
α1_pre=tdm_last_ratioであり、tdm_last_ratioは、前フレームに対する逆相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表す。
α2=1-α1
であり、Cost_DBは、ダウンミックスモードDからダウンミックスモードBへの切り替えに対するコスト関数の値を表し、start_sample_Dは、ダウンミックスモードDからダウンミックスモードBへの切り替えに対するコスト関数の計算開始サンプリングポイントを表し、end_sample_Dは、ダウンミックスモードDからダウンミックスモードBへの切り替えに対するコスト関数の計算終了サンプリングポイントを表し、start_sample_Dは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、end_sample_Dは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、start_sample_Dは、end_sample_Dより小さく、
例えば、end_sample_D-start_sample_Dの値の範囲は、[60、200]であってよく、例えば、end_sample_D-start_sample_Dは、60、73、80、100、120、150、180、191、200又は別の値に等しく、
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し、Nはフレームの長さを表し、
XL(n)は、現フレームの左側チャネル信号を表し、XR(n)は、現フレームの右側チャネル信号を表し、
α1=ratio_SMであり、ratio_SMは、現フレームに対する逆相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
α1_pre=tdm_last_ratioであり、tdm_last_ratioは、前フレームに対する逆相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表す。
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードAであり、かつ、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが相関信号チャネルの組み合わせスキームである場合、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードAであると判定し、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードAからダウンミックスモードAへのエンコーディングモードであると判定する段階、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードBであり、かつ、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが逆相関信号チャネルの組み合わせスキームである場合、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードBであると判定し、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードBからダウンミックスモードBへのエンコーディングモードであると判定する段階、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードCであり、かつ、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが逆相関信号チャネルの組み合わせスキームである場合、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードCであると判定し、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードCからダウンミックスモードCへのエンコーディングモードであると判定する段階、又は、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードDであり、かつ、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが相関信号チャネルの組み合わせスキームである場合、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードDであると判定し、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードDからダウンミックスモードDへのエンコーディングモードであると判定する段階
を含んでよい。
ダウンミックスモードAからダウンミックスモードBへの切り替えに対するコスト関数、ダウンミックスモードAからダウンミックスモードCへの切り替えに対するコスト関数、ダウンミックスモードDからダウンミックスモードBへの切り替えに対するコスト関数、ダウンミックスモードDからダウンミックスモードCへの切り替えに対するコスト関数、ダウンミックスモードBからダウンミックスモードAへの切り替えに対するコスト関数、ダウンミックスモードBからダウンミックスモードDへの切り替えに対するコスト関数、ダウンミックスモードCからダウンミックスモードAへの切り替えに対するコスト関数及びダウンミックスモードCからダウンミックスモードDへの切り替えに対するコスト関数
のうちの1つの切り替えのコスト関数であってよい。
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードAであり、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが逆相関信号チャネルの組み合わせスキームであり、かつ、現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値が第1のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードCであり、かつ、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードAからダウンミックスモードCへのエンコーディングモードであると判定する段階であって、ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、ダウンミックスモード切り替えのコスト関数の値であり、第1のモード切り替え条件は、現フレームのダウンミックスモードAからダウンミックスモードBへの切り替えに対するコスト関数の値が、ダウンミックスモードAからダウンミックスモードCへの切り替えに対するコスト関数の値より大きい又はこれに等しいことである、段階、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードAであり、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが逆相関信号チャネルの組み合わせスキームであり、かつ、現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値が第2のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードBであり、かつ、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードAからダウンミックスモードBへのエンコーディングモードであると判定する段階であって、ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、ダウンミックスモード切り替えのコスト関数の値であり、第2のモード切り替え条件は、現フレームのダウンミックスモードAからダウンミックスモードBへの切り替えに対するコスト関数の値が、ダウンミックスモードAからダウンミックスモードCへの切り替えに対するコスト関数の値より小さい又はこれに等しいことである、段階、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードBであり、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが相関信号チャネルの組み合わせスキームであり、かつ、現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値が第3のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードAであり、かつ、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードBからダウンミックスモードAへのエンコーディングモードであると判定する段階であって、ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、ダウンミックスモード切り替えのコスト関数の値であり、第3のモード切り替え条件は、現フレームのダウンミックスモードBからダウンミックスモードAへの切り替えに対するコスト関数の値が、ダウンミックスモードBからダウンミックスモードDへの切り替えに対するコスト関数の値より小さい又はこれに等しいことである、段階と、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードBであり、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが相関信号チャネルの組み合わせスキームであり、かつ、現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値が第4のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードDであり、かつ、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードBからダウンミックスモードDへのエンコーディングモードであると判定する段階であって、ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、ダウンミックスモード切り替えのコスト関数の値であり、第4のモード切り替え条件は、現フレームのダウンミックスモードBからダウンミックスモードAへの切り替えに対するコスト関数の値が、ダウンミックスモードBからダウンミックスモードDへの切り替えに対するコスト関数の値より大きい又はこれに等しいことである、段階、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードCであり、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが相関信号チャネルの組み合わせスキームであり、かつ、現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値が第5のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードDであり、かつ、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードCからダウンミックスモードDへのエンコーディングモードであると判定する段階であって、ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、ダウンミックスモード切り替えのコスト関数の値であり、第5のモード切り替え条件は、現フレームのダウンミックスモードCからダウンミックスモードAへの切り替えに対するコスト関数の値が、ダウンミックスモードCからダウンミックスモードDへの切り替えに対するコスト関数の値より大きい又はこれに等しいことである、段階、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードCであり、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが相関信号チャネルの組み合わせスキームであり、かつ、現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値が第6のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードAであり、かつ、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードCからダウンミックスモードAへのエンコーディングモードであると判定する段階であって、ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、ダウンミックスモード切り替えのコスト関数の値であり、第6のモード切り替え条件は、現フレームのダウンミックスモードCからダウンミックスモードAへの切り替えに対するコスト関数の値が、ダウンミックスモードCからダウンミックスモードDへの切り替えに対するコスト関数の値より小さい又はこれに等しいことである、段階、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードDであり、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが逆相関信号チャネルの組み合わせスキームであり、かつ、現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値が第7のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードBであり、かつ、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードDからダウンミックスモードBへのエンコーディングモードであると判定する段階であって、ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、ダウンミックスモード切り替えのコスト関数の値であり、第7のモード切り替え条件は、現フレームのダウンミックスモードDからダウンミックスモードBへの切り替えに対するコスト関数の値が、ダウンミックスモードDからダウンミックスモードCへの切り替えに対するコスト関数の値より小さい又はこれに等しいことである、段階、又は、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードDであり、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが逆相関信号チャネルの組み合わせスキームであり、かつ、現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値が第8のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードCであり、かつ、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードDからダウンミックスモードCへのエンコーディングモードであると判定する段階であって、ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、ダウンミックスモード切り替えのコスト関数の値であり、第8のモード切り替え条件は、現フレームのダウンミックスモードDからダウンミックスモードBへの切り替えに対するコスト関数の値が、ダウンミックスモードDからダウンミックスモードCへの切り替えに対するコスト関数の値より大きい又はこれに等しいことである、段階
を含んでよい。
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードAであり、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが逆相関信号チャネルの組み合わせスキームであり、かつ、現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値が第9のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードCであり、かつ、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードAからダウンミックスモードCへのエンコーディングモードであると判定する段階であって、現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値は、現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数であり、第9のモード切り替え条件は、現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数が、チャネルの組み合わせ比率係数の閾値S1より小さい又はこれに等しいことである、段階、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードAであり、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが逆相関信号チャネルの組み合わせスキームであり、かつ、現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値が第10のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードBであり、かつ、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードAからダウンミックスモードBへのエンコーディングモードであると判定する段階であって、現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値は、現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数であり、第10のモード切り替え条件は、現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数が、チャネルの組み合わせ比率係数の閾値S1より大きい又はこれに等しいことである、段階、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードBであり、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが相関信号チャネルの組み合わせスキームであり、かつ、現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値が第11のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードAであり、かつ、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードBからダウンミックスモードAへのエンコーディングモードであると判定する段階であって、現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値は、現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数であり、第11のモード切り替え条件は、現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数が、チャネルの組み合わせ比率係数の閾値S2より大きい又はこれに等しいことである、段階、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードBであり、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが相関信号チャネルの組み合わせスキームであり、かつ、現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値が第12のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードDであり、かつ、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードBからダウンミックスモードDへのエンコーディングモードであると判定する段階であって、現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値は、現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数であり、第12のモード切り替え条件は、現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数が、チャネルの組み合わせ比率係数の閾値S2より小さい又はこれに等しいことである、段階、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードCであり、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが相関信号チャネルの組み合わせスキームであり、かつ、現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値が第13のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードDであり、かつ、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードCからダウンミックスモードDへのエンコーディングモードであると判定する段階であって、現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値は、現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数であり、第13のモード切り替え条件は、現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数が、チャネルの組み合わせ比率係数の閾値S3より大きい又はこれに等しいことである、段階、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードCであり、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが相関信号チャネルの組み合わせスキームであり、かつ、現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値が第14のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードAであり、かつ、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードCからダウンミックスモードAへのエンコーディングモードであると判定する段階であって、現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値は、現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数であり、第14のモード切り替え条件は、現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数が、チャネルの組み合わせ比率係数の閾値S3より小さい又はこれに等しいことである、段階、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードDであり、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが逆相関信号チャネルの組み合わせスキームであり、かつ、現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値が第15のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードBであり、かつ、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードDからダウンミックスモードBへのエンコーディングモードであると判定する段階であって、現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値は、現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数であり、第15のモード切り替え条件は、現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数が、チャネルの組み合わせ比率係数の閾値S4より小さい又はこれに等しいことである、段階、又は、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードDであり、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが逆相関信号チャネルの組み合わせスキームであり、かつ、現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値が第16のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードCであり、かつ、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードDからダウンミックスモードCへのエンコーディングモードであると判定する段階であって、現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値は、現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数であり、第16のモード切り替え条件は、現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数が、チャネルの組み合わせ比率係数の閾値S4より大きい又はこれに等しいことである、段階
を含んでよい。
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードAであり、かつ、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードAである場合、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードAからダウンミックスモードAへのエンコーディングモードであると判定する段階、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードAであり、かつ、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードBである場合、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードAからダウンミックスモードBへのエンコーディングモードであると判定する段階、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードAであり、かつ、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードCである場合、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードAからダウンミックスモードCへのエンコーディングモードであると判定する段階、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードBであり、かつ、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードBである場合、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードBからダウンミックスモードBへのエンコーディングモードであると判定する段階、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードBであり、かつ、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードAである場合、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードBからダウンミックスモードAへのエンコーディングモードであると判定する段階、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードBであり、かつ、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードDである場合、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードBからダウンミックスモードDへのエンコーディングモードであると判定する段階、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードCであり、かつ、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードCである場合、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードCからダウンミックスモードCへのエンコーディングモードであると判定する段階、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードCであり、かつ、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードAである場合、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードCからダウンミックスモードAへのエンコーディングモードであると判定する段階、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードCであり、かつ、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードDである場合、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードCからダウンミックスモードDへのエンコーディングモードであると判定する段階、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードDであり、かつ、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードDである場合、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードDからダウンミックスモードDへのエンコーディングモードであると判定する段階、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードDであり、かつ、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードCである場合、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードDからダウンミックスモードCへのエンコーディングモードであると判定する段階、又は、
前フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードDであり、かつ、現フレームのダウンミックスモードがダウンミックスモードBである場合、現フレームのエンコーディングモードがダウンミックスモードDからダウンミックスモードBへのエンコーディングモードであると判定する段階
を含んでよい。
現フレームのステレオ信号のほぼ同じ位相の信号/ほぼ位相のずれた信号タイプがほぼ同じ位相の信号であり、かつ、前フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが相関信号チャネルの組み合わせスキームである場合、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが相関信号チャネルの組み合わせスキームであると判定する段階、又は、現フレームのステレオ信号のほぼ同じ位相の信号/ほぼ位相のずれた信号タイプがほぼ位相のずれた信号であり、かつ、前フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが逆相関信号チャネルの組み合わせスキームである場合、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが逆相関信号チャネルの組み合わせスキームであると判定する段階、
現フレームのステレオ信号のほぼ同じ位相の信号/ほぼ位相のずれた信号タイプがほぼ同じ位相の信号であり、かつ、前フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが逆相関信号チャネルの組み合わせスキームである場合、現フレームの左側チャネル信号と右側チャネル信号の信号対雑音比が両方とも第2の閾値より小さい場合、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが相関信号チャネルの組み合わせスキームであると判定する段階、又は、現フレームの左側チャネル信号の信号対雑音比及び/又は右側チャネル信号の信号対雑音比が第2閾値より大きい又はこれに等しい場合、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが逆相関信号チャネルの組み合わせスキームであると判定する段階、又は、
現フレームのステレオ信号のほぼ同じ位相の信号/ほぼ位相のずれた信号タイプがほぼ位相のずれた信号であり、かつ、前フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが相関信号チャネルの組み合わせスキームである場合、現フレームの左側チャネル信号及び右側チャネル信号の信号対雑音比が両方とも第2閾値より小さい又はこれに等しい場合、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが逆相関信号チャネルの組み合わせスキームであると判定する段階、又は、現フレームの左側チャネル信号の信号対雑音比及び/又は右側チャネル信号の信号対雑音比が第2閾値より大きい又はこれに等しい場合、現フレームに対するチャネルの組み合わせスキームが相関信号チャネルの組み合わせスキームであると判定する段階
を含んでよい。
α2_pre=1-α1_pre、
α2=1-α1
であり、Cost_ABは、ダウンミックスモードAからダウンミックスモードBへの切り替えに対するコスト関数の値を表し、start_sample_Aは、ダウンミックスモードAからダウンミックスモードBへの切り替えに対するコスト関数の計算開始サンプリングポイントを表し、end_sample_Aは、ダウンミックスモードAからダウンミックスモードBへの切り替えに対するコスト関数の計算終了サンプリングポイントを表し、start_sample_Aは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、end_sample_Aは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、start_sample_Aは、end_sample_Aより小さく、
例えば、end_sample_A-start_sample_Aの値の範囲は、[60、200]であってよく、例えば、end_sample_A-start_sample_Aは、60、69、80、100、120、150、180、191、200又は別の値に等しく、
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し、Nはフレームの長さを表し、
XL(n)は、現フレームの左側チャネル信号を表し、XR(n)は、現フレームの右側チャネル信号を表し、
α1=ratio_SMであり、ratio_SMは、現フレームに対する逆相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
α1_pre=tdm_last_ratioであり、tdm_last_ratioは、前フレームに対する逆相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表す。
α2_pre=1-α1_pre、
α2=1-α1
であり、Cost_ACは、ダウンミックスモードAからダウンミックスモードCへの切り替えに対するコスト関数の値を表し、start_sample_Aは、ダウンミックスモードAからダウンミックスモードCへの切り替えに対するコスト関数の計算開始サンプリングポイントを表し、end_sample_Aは、ダウンミックスモードAからダウンミックスモードCへの切り替えに対するコスト関数の計算終了サンプリングポイントを表し、start_sample_Aは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、end_sample_Aは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、start_sample_Aは、end_sample_Aより小さく、
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し、Nはフレームの長さを表し、
XL(n)は、現フレームの左側チャネル信号を表し、XR(n)は、現フレームの右側チャネル信号を表し、
α1=ratio_SMであり、ratio_SMは、現フレームに対する逆相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
α1_pre=tdm_last_ratioであり、tdm_last_ratioは、前フレームに対する逆相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表す。
α2_pre=1-α1_pre、
α2=1-α1
であり、Cost_BAは、ダウンミックスモードBからダウンミックスモードAへの切り替えに対するコスト関数の値を表し、start_sample_Bは、ダウンミックスモードBからダウンミックスモードAへの切り替えに対するコスト関数の計算開始サンプリングポイントを表し、end_sample_Bは、ダウンミックスモードBからダウンミックスモードAへの切り替えに対するコスト関数の計算終了サンプリングポイントを表し、start_sample_Bは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、end_sample_Bは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、start_sample_Bは、end_sample_Bより小さく、
例えば、end_sample_B-start_sample_Bの値の範囲は、[60、200]であってよく、例えば、end_sample_B-start_sample_Bは、60、67、80、100、120、150、180、191、200又は別の値に等しく、
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し、Nはフレームの長さを表し、
XL(n)は、現フレームの左側チャネル信号を表し、XR(n)は、現フレームの右側チャネル信号を表し、
α1=ratioであり、ratioは、現フレームに対する相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
α1_pre=tdm_last_ratio_SMであり、tdm_last_ratio_SMは、前フレームに対する逆相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表す。
α2_pre=1-α1_pre、
α2=1-α1
であり、Cost_BDは、ダウンミックスモードBからダウンミックスモードDへの切り替えに対するコスト関数の値を表し、start_sample_Bは、ダウンミックスモードBからダウンミックスモードDへの切り替えに対するコスト関数の計算開始サンプリングポイントを表し、end_sample_Bは、ダウンミックスモードBからダウンミックスモードDへの切り替えに対するコスト関数の計算終了サンプリングポイントを表し、start_sample_Bは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、end_sample_Bは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、start_sample_Bは、end_sample_Bより小さく、
例えば、end_sample_B-start_sample_Bの値の範囲は、[60、200]であってよく、例えば、end_sample_B-start_sample_Bは、60、67、80、100、120、150、180、191、200又は別の値に等しく、
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し、Nはフレームの長さを表し、
X L(n)は、現フレームの左側チャネル信号を表し、XR(n)は、現フレームの右側チャネル信号を表し、
α1=ratioであり、ratioは、現フレームに対する相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
α1_pre=tdm_last_ratio_SMであり、tdm_last_ratio_SMは、前フレームに対する逆相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表す。
α2_pre=1-α1_pre、
α2=1-α1
であり、Cost_CDは、ダウンミックスモードCからダウンミックスモードDへの切り替えに対するコスト関数の値を表し、start_sample_Cは、ダウンミックスモードCからダウンミックスモードDへの切り替えに対するコスト関数の計算開始サンプリングポイントを表し、end_sample_Cは、ダウンミックスモードCからダウンミックスモードDへの切り替えに対するコスト関数の計算終了サンプリングポイントを表し、start_sample_Cは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、end_sample_Cは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、start_sample_Cは、end_sample_Cより小さく、
例えば、end_sample_C-start_sample_Cの値の範囲は、[60、200]であってよく、例えば、end_sample_C-start_sample_Cは、60、71、80、100、120、150、180、191、200又は別の値に等しく、
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し、Nはフレームの長さを表し、
XL(n)は、現フレームの左側チャネル信号を表し、XR(n)は、現フレームの右側チャネル信号を表し、
α1=ratioであり、ratioは、現フレームに対する相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
α1_pre=tdm_last_ratio_SMであり、tdm_last_ratio_SMは、前フレームに対する逆相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表す。
α2_pre=1-α1_pre、
α2=1-α1
であり、Cost_CAは、ダウンミックスモードCからダウンミックスモードAへの切り替えに対するコスト関数の値を表し、start_sample_Cは、ダウンミックスモードCからダウンミックスモードAへの切り替えに対するコスト関数の計算開始サンプリングポイントを表し、end_sample_Cは、ダウンミックスモードCからダウンミックスモードAへの切り替えに対するコスト関数の計算終了サンプリングポイントを表し、start_sample_Cは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、end_sample_Cは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、start_sample_Cは、end_sample_Cより小さく、
例えば、end_sample_C-start_sample_Cの値の範囲は、[60、200]であってよく、例えば、end_sample_C-start_sample_Cは、60、71、80、100、120、150、180、191、200又は別の値に等しく、
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し、Nはフレームの長さを表し、
XL(n)は、現フレームの左側チャネル信号を表し、XR(n)は、現フレームの右側チャネル信号を表し、
α1=ratioであり、ratioは、現フレームに対する相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
α1_pre=tdm_last_ratio_SMであり、tdm_last_ratio_SMは、前フレームに対する逆相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表す。
α2_pre=1-α1_pre、
α2=1-α1
であり、Cost_DCは、ダウンミックスモードDからダウンミックスモードCへの切り替えに対するコスト関数の値を表し、start_sample_Dは、ダウンミックスモードDからダウンミックスモードCへの切り替えに対するコスト関数の計算開始サンプリングポイントを表し、end_sample_Dは、ダウンミックスモードDからダウンミックスモードCへの切り替えに対するコスト関数の計算終了サンプリングポイントを表し、start_sample_Dは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、end_sample_Dは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、start_sample_Dは、end_sample_Dより小さく、
例えば、end_sample_D-start_sample_Dの値の範囲は、[60、200]であってよく、例えば、end_sample_D-start_sample_Dは、60、73、80、100、120、150、180、191、200又は別の値に等しく、
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し、Nはフレームの長さを表し、
XL(n)は、現フレームの左側チャネル信号を表し、XR(n)は、現フレームの右側チャネル信号を表し、
α1=ratio_SMであり、ratio_SMは、現フレームに対する逆相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
α1_pre=tdm_last_ratioであり、tdm_last_ratioは、前フレームに対する逆相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表す。
α2=1-α1
であり、Cost_DBは、ダウンミックスモードDからダウンミックスモードBへの切り替えに対するコスト関数の値を表し、start_sample_Dは、ダウンミックスモードDからダウンミックスモードBへの切り替えに対するコスト関数の計算開始サンプリングポイントを表し、end_sample_Dは、ダウンミックスモードDからダウンミックスモードBへの切り替えに対するコスト関数の計算終了サンプリングポイントを表し、start_sample_Dは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、end_sample_Dは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、start_sample_Dは、end_sample_Dより小さく、
例えば、end_sample_D-start_sample_Dの値の範囲は、[60、200]であってよく、例えば、end_sample_D-start_sample_Dは、60、73、80、100、120、150、180、191、200又は別の値に等しく、
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し、Nはフレームの長さを表し、
XL(n)は、現フレームの左側チャネル信号を表し、XR(n)は、現フレームの右側チャネル信号を表し、
α1=ratio_SMであり、ratio_SMは、現フレームに対する逆相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
α1_pre=tdm_last_ratioであり、tdm_last_ratioは、前フレームに対する逆相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表す。
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し、
delay_comは、エンコーディング遅延補償を表し、
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し、Nはフレームの長さ、例えば、n=0、1、・・・、N-1を表し、
M1Aは、前フレームのダウンミックスモードAに対応するダウンミックス行列を表し、M2Aは、現フレームのダウンミックスモードAに対応するダウンミックス行列を表し、
fade_in(n)は、フェードイン係数を表し、例えば、
fade_out(n)は、フェードアウト係数を表し、例えば、
fade_in(n)は、フェードイン係数を表し、例えば、
fade_out(n)は、フェードアウト係数を表し、例えば、
NOVA_Aは、ダウンミックスモードAに対応する移行処理の長さを表し、NOVA_Aの値は、特定のシナリオの要件に基づいて設定されてよく、例えば、NOVA_Aは、3/Nに等しくてよい、又は、NOVA_Aは、Nより小さい別の値であってよい。
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し、Nはフレームの長さを表し、delay_comは、エンコーディング遅延補償を表す。
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し、
delay_comは、エンコーディング遅延補償を表し、
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し、Nはフレームの長さ、例えば、n=0、1、・・・、N-1を表し、
M1Bは、前フレームのダウンミックスモードBに対応するダウンミックス行列を表し、M2Bは、現フレームのダウンミックスモードBに対応するダウンミックス行列を表し、
fade_in(n)は、フェードイン係数を表し、例えば、
fade_out(n)は、フェードアウト係数を表し、例えば、
fade_in(n)は、フェードイン係数を表し、例えば、
fade_out(n)は、フェードアウト係数を表し、例えば、
NOVA_Bは、ダウンミックスモードBに対応する移行処理の長さを表し、NOVA_Bの値は、特定のシナリオの要件に基づいて設定されてよく、例えば、NOVA_Bは、3/Nに等しくてよい、又は、NOVA_Bは、Nより小さい別の値であってよい。
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し、
delay_comは、エンコーディング遅延補償を表し、
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し、Nはフレームの長さ、例えば、n=0、1、・・・、N-1を表し、
M1Cは、前フレームのダウンミックスモードCに対応するダウンミックス行列を表し、M2Cは、現フレームのダウンミックスモードCに対応するダウンミックス行列を表し、
fade_in(n)は、フェードイン係数を表し、例えば、
fade_out(n)は、フェードアウト係数を表し、例えば、
fade_in(n)は、フェードイン係数を表し、例えば、
fade_out(n)は、フェードアウト係数を表し、例えば、
NOVA_Cは、ダウンミックスモードCに対応する移行処理の長さを表し、NOVA_Cの値は、特定のシナリオの要件に基づいて設定されてよく、例えば、NOVA_Cは、3/Nに等しくてよい、又は、NOVA_Cは、Nより小さい別の値であってよい。
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し、
delay_comは、エンコーディング遅延補償を表す。Nはフレームの長さを表し、例えば、n=0、1、・・・、N-1であり、
M1Dは、前フレームのダウンミックスモードDに対応するダウンミックス行列を表し、M2Dは、現フレームのダウンミックスモードDに対応するダウンミックス行列を表し、
fade_in(n)は、フェードイン係数を表し、例えば、
fade_out(n)は、フェードアウト係数を表し、例えば、
fade_in(n)は、フェードイン係数を表し、例えば、
fade_out(n)は、フェードアウト係数を表し、例えば、
NOVA_Dは、ダウンミックスモードAに対応する移行処理の長さを表し、NOVA_Dの値は、特定のシナリオの要件に基づいて設定されてよく、例えば、NOVA_Dは、3/Nに等しくてよい、又は、NOVA_Dは、Nより小さい別の値であってよい。
fade_in(n)は、フェードイン係数を表し、例えば、
fade_out(n)は、フェードアウト係数を表し、例えば、
XL(n)は、現フレームの左側チャネル信号を表し、XR(n)は、現フレームの右側チャネル信号を表し、Y(n)は、現フレームの、時間領域のダウンミックス処理を通じて取得されるプライマリチャネル信号を表し、X(n)は、現フレームの、時間領域のダウンミックス処理を通じて取得されるセカンダリチャネル信号を表す。
fade_in(n)は、フェードイン係数を表し、例えば、
fade_out(n)は、フェードアウト係数を表し、例えば、
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し、
NOVA_ABは、ダウンミックスモードAからダウンミックスモードBへの切り替えに対応する移行処理の長さを表し、NOVA_ABの値は、特定のシナリオの要件に基づいて設定されてよく、例えば、NOVA_ABは、3/Nに等しくてよい、又は、NOVA_ABは、Nより小さい別の値であってよい。Nはフレームの長さを表し、例えば、n=0、1、・・・、N-1であり、
delay_comは、エンコーディング遅延補償を表し、upmixing_delayは、デコーディング遅延補償を表し、
M1Aは、前フレームのダウンミックスモードAに対応するダウンミックス行列を表し、M2Bは、現フレームのダウンミックスモードBに対応するダウンミックス行列を表し、
fade_in(n)は、フェードイン係数を表し、例えば、
fade_out(n)は、フェードアウト係数を表し、例えば、
XL(n)は、現フレームの左側チャネル信号を表し、XR(n)は、現フレームの右側チャネル信号を表し、Y(n)は、現フレームの、時間領域のダウンミックス処理を通じて取得されるプライマリチャネル信号を表し、X(n)は、現フレームの、時間領域のダウンミックス処理を通じて取得されるセカンダリチャネル信号を表す。
fade_in(n)は、フェードイン係数を表し、例えば、
fade_out(n)は、フェードアウト係数を表し、例えば、
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し、
NOVA_ACは、ダウンミックスモードAからダウンミックスモードCへの切り替えに対応する移行処理の長さを表し、NOVA_ACの値は、特定のシナリオの要件に基づいて設定されてよく、例えば、NOVA_ACは、3/Nに等しくてよい、又は、NOVA_ACは、Nより小さい別の値であってよい。Nはフレームの長さを表し、例えば、n=0、1、・・・、N-1であり、
delay_comは、エンコーディング遅延補償を表し、upmixing_delayは、デコーディング遅延補償を表し、
M1Aは、前フレームのダウンミックスモードAに対応するダウンミックス行列を表し、M2Cは、現フレームのダウンミックスモードCに対応するダウンミックス行列を表し、
fade_in(n)は、フェードイン係数を表し、例えば、
fade_out(n)は、フェードアウト係数を表し、例えば、
XL(n)は、現フレームの左側チャネル信号を表し、XR(n)は、現フレームの右側チャネル信号を表し、Y(n)は、現フレームの、時間領域のダウンミックス処理を通じて取得されるプライマリチャネル信号を表し、X(n)は、現フレームの、時間領域のダウンミックス処理を通じて取得されるセカンダリチャネル信号を表す。
fade_in(n)は、フェードイン係数を表し、例えば、
fade_out(n)は、フェードアウト係数を表し、例えば、
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し、
NOVA_BAは、ダウンミックスモードBからダウンミックスモードAへの切り替えに対応する移行処理の長さを表し、NOVA_BAの値は、特定のシナリオの要件に基づいて設定されてよく、例えば、NOVA_BAは、3/Nに等しくてよい、又は、NOVA_BAは、Nより小さい別の値であってよい。Nはフレームの長さを表し、例えば、n=0、1、・・・、N-1であり、
delay_comは、エンコーディング遅延補償を表し、upmixing_delayは、デコーディング遅延補償を表し、
M1Bは、前フレームのダウンミックスモードBに対応するダウンミックス行列を表し、M2Aは、現フレームのダウンミックスモードAに対応するダウンミックス行列を表し、
fade_in(n)は、フェードイン係数を表し、例えば、
fade_out(n)は、フェードアウト係数を表し、例えば、
XL(n)は、現フレームの左側チャネル信号を表し、XR(n)は、現フレームの右側チャネル信号を表し、Y(n)は、現フレームの、時間領域のダウンミックス処理を通じて取得されるプライマリチャネル信号を表し、X(n)は、現フレームの、時間領域のダウンミックス処理を通じて取得されるセカンダリチャネル信号を表す。
fade_in(n)は、フェードイン係数を表し、例えば、
fade_out(n)は、フェードアウト係数を表し、例えば、
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し、
NOVA_BDは、ダウンミックスモードBからダウンミックスモードDへの切り替えに対応する移行処理の長さを表し、NOVA_BDの値は、特定のシナリオの要件に基づいて設定されてよく、例えば、NOVA_BDは、3/Nに等しくてよい、又は、NOVA_BAは、Nより小さい別の値であってよい。Nはフレームの長さを表し、例えば、n=0、1、・・・、N-1であり、
delay_comは、エンコーディング遅延補償を表し、upmixing_delayは、デコーディング遅延補償を表し、
M1Bは、前フレームのダウンミックスモードBに対応するダウンミックス行列を表し、M2Dは、現フレームのダウンミックスモードDに対応するダウンミックス行列を表し、
fade_in(n)は、フェードイン係数を表し、例えば、
fade_out(n)は、フェードアウト係数を表し、例えば、
XL(n)は、現フレームの左側チャネル信号を表し、XR(n)は、現フレームの右側チャネル信号を表し、Y(n)は、現フレームの、時間領域のダウンミックス処理を通じて取得されるプライマリチャネル信号を表し、X(n)は、現フレームの、時間領域のダウンミックス処理を通じて取得されるセカンダリチャネル信号を表す。
fade_in(n)は、フェードイン係数を表し、例えば、
fade_out(n)は、フェードアウト係数を表し、例えば、
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し、
NOVA_CAは、ダウンミックスモードCからダウンミックスモードAへの切り替えに対応する移行処理の長さを表し、NOVA_CAの値は、特定のシナリオの要件に基づいて設定されてよく、例えば、NOVA_CAは、3/Nに等しくてよい、又は、NOVA_CAは、Nより小さい別の値であってよく、
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し、
Nは、フレームの長さを表し、
delay_comは、エンコーディング遅延補償を表し、
upmixing_delayは、デコーディング遅延補償を表し、
M1Cは、前フレームのダウンミックスモードCに対応するダウンミックス行列を表し、M2Aは、現フレームのダウンミックスモードAに対応するダウンミックス行列を表し、
fade_in(n)は、フェードイン係数を表し、例えば、
fade_out(n)は、フェードアウト係数を表し、例えば、
XL(n)は、現フレームの左側チャネル信号を表し、XR(n)は、現フレームの右側チャネル信号を表し、Y(n)は、現フレームの、時間領域のダウンミックス処理を通じて取得されるプライマリチャネル信号を表し、X(n)は、現フレームの、時間領域のダウンミックス処理を通じて取得されるセカンダリチャネル信号を表す。
fade_in(n)は、フェードイン係数を表し、例えば、
fade_out(n)は、フェードアウト係数を表し、例えば、
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し、
NOVA_CDは、ダウンミックスモードCからダウンミックスモードDへの切り替えに対応する移行処理の長さを表し、NOVA_CDの値は、特定のシナリオの要件に基づいて設定されてよく、例えば、NOVA_CDは、3/Nに等しくてよい、又は、NOVA_CDは、Nより小さい別の値であってよい。Nはフレームの長さを表し、例えば、n=0、1、・・・、N-1であり、
delay_comは、エンコーディング遅延補償を表し、upmixing_delayは、デコーディング遅延補償を表し、
M1Cは、前フレームのダウンミックスモードCに対応するダウンミックス行列を表し、M2Dは、現フレームのダウンミックスモードDに対応するダウンミックス行列を表し、
fade_in(n)は、フェードイン係数を表し、例えば、
fade_out(n)は、フェードアウト係数を表し、例えば、
XL(n)は、現フレームの左側チャネル信号を表し、XR(n)は、現フレームの右側チャネル信号を表し、Y(n)は、現フレームの、時間領域のダウンミックス処理を通じて取得されるプライマリチャネル信号を表し、X(n)は、現フレームの、時間領域のダウンミックス処理を通じて取得されるセカンダリチャネル信号を表す。
fade_in(n)は、フェードイン係数を表し、例えば、
fade_out(n)は、フェードアウト係数を表し、例えば、
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し、
NOVA_DCは、ダウンミックスモードDからダウンミックスモードCへの切り替えに対応する移行処理の長さを表し、NOVA_DCの値は、特定のシナリオの要件に基づいて設定されてよく、例えば、NOVA_DCは、3/Nに等しくてよい、又は、NOVA_DCは、Nより小さい別の値であってよく、
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し
Nは、フレームの長さを表し、
delay_comは、エンコーディング遅延補償を表し、
upmixing_delayは、デコーディング遅延補償を表し、
M1Dは、前フレームのダウンミックスモードDに対応するダウンミックス行列を表し、M2Cは、現フレームのダウンミックスモードCに対応するダウンミックス行列を表し、
fade_in(n)は、フェードイン係数を表し、例えば、
fade_out(n)は、フェードアウト係数を表し、例えば、
XL(n)は、現フレームの左側チャネル信号を表し、XR(n)は、現フレームの右側チャネル信号を表し、Y(n)は、現フレームの、時間領域のダウンミックス処理を通じて取得されるプライマリチャネル信号を表し、X(n)は、現フレームの、時間領域のダウンミックス処理を通じて取得されるセカンダリチャネル信号を表す。
fade_in(n)は、フェードイン係数を表し、例えば、
fade_out(n)は、フェードアウト係数を表し、例えば、
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し、
NOVA_DBは、ダウンミックスモードDからダウンミックスモードBへの切り替えに対応する移行処理の長さを表し、NOVA_DBの値は、特定のシナリオの要件に基づいて設定されてよく、例えば、NOVA_DBは、3/Nに等しくてよい、又は、NOVA_DBは、Nより小さい別の値であってよい。Nはフレームの長さを表し、例えば、n=0、1、・・・、N-1であり、
delay_comは、エンコーディング遅延補償を表し、upmixing_delayは、デコーディング遅延補償を表し、
M1Dは、前フレームのダウンミックスモードDに対応するダウンミックス行列を表し、M2Bは、現フレームのダウンミックスモードBに対応するダウンミックス行列を表し、
ratio_idx_mod=0.5×(tdm_last_ratio_idx+16)
であり、
ratio_modqua=ratio_tabl[ratio_idx_mod]
であり、tdm_last_ratio_idxは、前フレームに対する相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数のコードインデックスを表し、ratio_idx_modは、現フレームに対する相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数の修正された値に対応するコードインデックスを表し、ratio_modquaは、現フレームに対する相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数の修正された値を表す。
現フレームの左側チャネル信号と右側チャネル信号との間の振幅相関の差のパラメータに基づいて、現フレームに対する逆相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を計算する段階と
を含む。
mono_i(n)は、現フレームの基準チャネル信号を表し、
tdm_lt_corr_LM_SMcur=α×tdm_lt_corr_LM_SMpre+(1-α)corr_LM
であり、
tdm_lt_rms_L_SMcur=(1-A)×tdm_lt_rms_L_SMpre+A×rms_L
であり、Aは、現フレームの左側チャネル信号の長時間平滑化フレームエネルギーの更新係数を表し、tdm_lt_rms_L_SMcurは、現フレームの左側チャネル信号の長時間平滑化フレームエネルギーを表し、rms_Lは、現フレームの左側チャネル信号のフレームエネルギーを表し、tdm_lt_corr_LM_SMcurは、基準チャネル信号と、現フレームの、長時間平滑化を通じて取得される左側チャネル信号との間の振幅相関のパラメータを表し、tdm_lt_corr_LM_SMpreは、基準チャネル信号と、前フレームの、長時間平滑化を通じて取得される左側チャネル信号との間の振幅相関のパラメータを表し、αは、左側チャネルの平滑化係数を表す。
tdm_lt_corr_RM_SMcur=β×tdm_lt_corr_RM_SMpre+(1-β)corr_LM
であり、
tdm_lt_rms_R_SMcur=(1-B)×tdm_lt_rms_R_SMpre+B×rms_R
であり、Bは、現フレームの右側チャネル信号の長時間平滑化フレームエネルギーの更新係数を表し、tdm_lt_corr_RM_SMpreは、現フレームの右側チャネル信号の長時間平滑化フレームエネルギーを表し、rms_Rは、現フレームの右側チャネル信号のフレームエネルギーを表し、tdm_lt_corr_RM_SMcurは、基準チャネル信号と、現フレームの、長時間平滑化を通じて取得される右側チャネル信号との間の振幅相関のパラメータを表し、tdm_lt_corr_RM_SMpreは、基準チャネル信号と、前フレームの、長時間平滑化を通じて取得される右側チャネル信号との間の振幅相関のパラメータを表し、βは、右側チャネルの平滑化係数を表す。
diff_lt_corr=tdm_lt_corr_LM_SM-tdm_lt_corr_RM_SM
であり、tdm_lt_corr_LM_SMは、基準チャネル信号と、現フレームの、長時間平滑化を通じて取得される左側チャネル信号との間の振幅相関のパラメータを表し、tdm_lt_corr_RM_SM基準チャネル信号と、現フレームの、長時間平滑化を通じて取得される右側チャネル信号との間の振幅相関のパラメータを表し、diff_lt_corrは、現フレームの左側チャネル信号と右側チャネル信号との間の振幅相関の差のパラメータを表す。
RATIO_MAX>RATIO_MIN
である。
B1=MAP_HIGH-RATIO_MAX×A1
であり、
B2=MAP_MIN-RATIO_MIN×A2
であり、
B3=MAP_LOW-RATIO_LOW×A3
であり、
diff_lt_corr_mapは、現フレームの左側チャネル信号と右側チャネル信号との間の振幅相関の差の、マッピング処理を通じて取得されるパラメータを表し、MAP_MAXは、現フレームの左側チャネル信号と右側チャネル信号との間の振幅相関の差の、マッピング処理を通じて取得されるパラメータの最大値を表し、MAP_HIGHは、現フレームの左側チャネル信号と右側チャネル信号との間の振幅相関の差の、マッピング処理を通じて取得されるパラメータの高い閾値を表し、MAP_LOWは、現フレームの左側チャネル信号と右側チャネル信号との間の振幅相関の差の、マッピング処理を通じて取得されるパラメータの低い閾値を表し、MAP_MINは、現フレームの左側チャネル信号と右側チャネル信号との間の振幅相関の差の、マッピング処理を通じて取得されるパラメータの最小値を表し、
MAP_MAX>MAP_HIGH>MAP_LOW>MAP_MIN
であり、
RATIO_MAXは、現フレームの左側チャネル信号と右側チャネル信号との間の振幅相関の差の、振幅制限処理を通じて取得されるパラメータの最大値であり、RATIO_HIGHは、現フレームの左側チャネル信号と右側チャネル信号との間の振幅相関の差の、振幅制限処理を通じて取得されるパラメータの高い閾値を表し、RATIO_LOWは、現フレームの左側チャネル信号と右側チャネル信号との間振幅相関の差の、振幅制限処理を通じて取得されるパラメータの低い閾値を表し、RATIO_MINは、現フレームの左側チャネル信号と右側チャネル信号との間の振幅相関の差の、振幅制限処理を通じて取得されるパラメータの最小値を表し、
RATIO_MAX>RATIO_HIGH>RATIO_LOW>RATIO_MIN
である。
ratio_init_SMqua=ratio_tabl_SM[ratio_idx_init_SM]
であり、ratio_tabl_SMは、現フレームに対する逆相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数のスカラー量子化のためのコードブックを表し、ratio_idx_init_SMは、現フレームに対する逆相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数の初期のコードインデックスを表し、ratio_init_SMquaは、現フレームに対する逆相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数の初期の量子化コード値を表す。
ratio_idx_SM=ratio_init_SM
であり、
ratio_SM=ratio_tabl[ratio_idx_SM]
であり、
ratio_SMは、現フレームに対する相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、ratio_idx_SMは、現フレームに対する逆相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数のコードインデックスを表す、又は、
ratio_idx_SM=φ×ratio_idx_init_SM+(1-φ)×tdm_last_ratio_idx_SM
であり、
ratio_SM=ratio_tabl[ratio_idx_SM]
であり、
ratio_idx_SMは、現フレームに対する逆相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応する初期のコードインデックスを表し、tdm_last_ratio_idx_SMは、前フレームに対する逆相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数の最終コードインデックスを表し、φは、逆相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数の修正係数であり、ratio_SMは、前フレームに対する逆相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表す。
xL_HP(n)=b0×xL(n)+b1×xL(n-1)-a1×xL_HP(n-1)-a2×xL_HP(n-2)
xR_HP(n)=b0×xR(n)+b1×xR(n-1)-a1×xR_HP(n-1)-a2×xR_HP(n-2)
のように表され得る。
現フレームの右側チャネル信号のフレームエネルギーrms_Rは、次式
ratio_initqua=ratio_tabl[ratio_idx_init]
であり、
ratio_tablは、スカラー量子化のためのコードブックであり、任意の従来のスカラー量子化方法が、量子化エンコーディングのために用いられてよく、例えば、均一なスカラー量子化又は不均一なスカラー量子化が用いられてよく、コード化ビットの数は、例えば、5ビットであり、具体的なスカラー量子化方法については、ここでは詳細に説明しない。
ratio_initqua=ratio_tabl[15]
のように修正されてよい。
例えば、現フレームに対する相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数の修正された値に対応するコードインデックスが、
ratio_idx_mod=0.5×(tdm_last_ratio_idx+16)
を満たし、
tdm_last_ratio_idxは、前フレームに対する相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数のコードインデックスであり、
この場合、現フレームに対する相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数の修正された値ratio_modquaは、
ratio_modqua=ratio_tabl[ratio_idx_mod]
を満たす、段階を含んでよい。
ratio_initquaは、現フレームに対する相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数の初期値を表し、ratio_modquaは、現フレームに対する相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数の修正された値を表し、tdm_SM_modi_flagは、現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数修正識別子を表す。
現クレームのチャネルの組み合わせスキーム識別子が1であるか否かを判定する段階であって、現フレームのチャネルの組み合わせスキーム識別子が、tdm_SM_flag=1である場合、現フレームのチャネルの組み合わせスキーム識別子が、逆相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応し、この場合、現フレームに対する逆相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数は、計算及びエンコードされ得る、段階を含んでよい。
現フレームの右側チャネル信号のフレームエネルギーrms_Rは、次式、
tdm_lt_rms_L_SMcur=(1-A)×tdm_lt_rms_L_SMpre+A×rms_L
を満たし、
tdm_lt_rms_L_SMpreは、前フレームの左側チャネルの長時間平滑化フレームエネルギーを表し、Aは、左側チャネルの長時間平滑化フレームエネルギーの更新係数を表し、Aは、例えば、0と1との間の実数であってよく、例えば、Aは、0.4に等しくてよい。
tdm_lt_rms_R_SMcur=(1-B)×tdm_lt_rms_R_SMpre+B×rms_R
を満たし、
tdm_lt_rms_R_SMpreは、前フレームの右側チャネルの長時間平滑化フレームエネルギーを表し、Bは、例えば、右側チャネルの長時間平滑化フレームエネルギーの更新係数を表し、Bの値は、0と1との間の実数であってよく、例えば、左側チャネルの長時間平滑化フレームエネルギーの更新係数の値に等しい又はこれとは異なっており、例えば、Bも0.4に等しくてよい。
ener_L_dt=tdm_lt_rms_L_SMcur-tdm_lt_rms_L_SMpre
を満たす。
ener_R_dt=tdm_lt_rms_R_SMcur-tdm_lt_rms_R_SMpre
を満たす。
例えば、基準チャネル信号と、現フレームの、遅延調整処理を通じて取得される右側チャネル信号との間の振幅相関のパラメータcorr_RMは、次式、
tdm_lt_corr_LM_SMcur=α×tdm_lt_corr_LM_SMpre+(1-α)×corr_LM
を満たす段階であって、
tdm_lt_corr_LM_SMcurは、基準チャネル信号と、現フレームの、長時間平滑化を通じて取得される左側チャネル信号との間の振幅相関のパラメータを表し、tdm_lt_corr_LM_SMpreは、基準チャネル信号と、前フレームの、左側チャネルの平滑化係数を通じて取得される左側チャネル信号との間の振幅相関のパラメータを表し、αは、0と1との間の予め設定された実数、例えば、0.2、0.5又は0.8であってよく、αの値は、適用可能な計算を通じて取得されてよく、
例えば、基準チャネル信号と、現フレームの、長時間平滑化を通じて取得される右側チャネル信号との間の振幅相関のパラメータtdm_lt_corr_RM_SMは、次式、
tdm_lt_corr_RM_SMcur=β×tdm_lt_corr_RM_SMpre+(1-β)×corr_RM
を満たし、
tdm_lt_corr_RM_SMcurは、基準チャネル信号と、現フレームの、長時間平滑化を通じて取得される右側チャネル信号との間の振幅相関のパラメータを表し、tdm_lt_corr_RM_SMpreは、基準チャネル信号と、前フレームの、長時間平滑化を通じて取得される右側チャネル信号との間の振幅相関のパラメータを表し、βは、右側チャネルの平滑化係数を表し、βは、0と1との間の予め設定された実数であってよく、βは、左側チャネルの平滑化係数αの値に等しい又はこれとは異なっていてよく、例えば、βは、0.2、0.5又は0.8に等しくてよい、又は、βの値は、適用可能な計算を通じて取得されてよい、段階を含んでよい。
diff_lt_corr=tdm_lt_corr_LM_SM-tdm_lt_corr_RM_SM
を満たし、
tdm_lt_corr_LM_SMは、基準チャネル信号と、現フレームの、長時間平滑化を通じて取得される左側チャネル信号との間の振幅相関のパラメータを表し、tdm_lt_corr_RM_SMは、基準チャネル信号と、現フレームの、長時間平滑化を通じて取得される右側チャネル信号との間の振幅相関のパラメータを表す。
B2=MAP_MIN-RATIO_MIN×A2
であり、
B3=MAP_LOW-RATIO_LOW×A3
であり
MAP_MAXは、左側チャネルと右側チャネルとの間の振幅相関の差の、マッピング処理を通じて取得されるパラメータの最大値を表し、MAP_HIGHは、左側チャネルと右側チャネルとの間の振幅相関の差の、マッピング処理を通じて取得されるパラメータの高い閾値を表し、MAP_LOWは、左側チャネルと右側チャネルとの間の振幅相関の差の、マッピング処理を通じて取得されるパラメータの低い閾値を表し、MAP_MINは、左側チャネルと右側チャネルとの間の振幅相関の差の、マッピング処理を通じて取得されるパラメータの最小値を表し、
MAP_MAX>MAP_HIGH>MAP_LOW>MAP_MIN
であり、
例えば、本願の一部の実施形態において、MAP_MAXは2.0であってよく、MAP_HIGHは1.2であってよく、MAP_LOWは0.8であってよく、MAP_MINは0.0であってよく、もちろん、実際の適用は、これらの値の例に限定されるものではなく、
RATIO_MAXは、左側チャネルと右側チャネルとの間の振幅相関の差の、振幅制限を通じて取得されるパラメータの最大値を表し、RATIO_HIGHは、左側チャネルと右側チャネルとの間の振幅相関の差の、振幅制限を通じて取得されるパラメータの高い閾値を表し、RATIO_LOWは、左側チャネルと右側チャネルとの間の振幅相関の差の、振幅制限を通じて取得されるパラメータの低い閾値を表し、RATIO_MINは、左側チャネルと右側チャネルとの間の振幅相関の差の、振幅制限を通じて取得されるパラメータの最小値を表し、
RATIO_MAX>RATIO_HIGH>RATIO_LOW>RATIO_MIN
であり、
例えば、本願の一部の実施形態において、RATIO_MAXは1.5であり、RATIO_HIGHは0.75であり、RATIO_LOWは-0.75であり、RATIO_MINは-1.5であり、もちろん、実際の適用は、これらの値の例に限定されるものではない。
diff_lt_corr_limitは、左側チャネルと右側チャネルとの間の振幅相関の差の、振幅制限処理を通じて取得されるパラメータを表し、
RATIO_MAXは、左側チャネルと右側チャネルとの間の振幅相関の差の最大振幅パラメータを表し、-RATIO_MAXは、左側チャネルと右側チャネルとの間の振幅相関の差の最小振幅パラメータを表し、RATIO_MAXは、予め設定された経験的な値であってよく、例えば、RATIO_MAXは、1.5、3.0又は0より大きい別の実数であってよい。
逆相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を更新するか否かを、エンコーダの履歴キャッシュにある前フレームのキャッシュされるエンコーディングパラメータ(例えば、プライマリチャネル信号のチャネル間の相関パラメータ又はセカンダリチャネル信号のチャネル間の相関パラメータ)、現フレーム及び前フレームのチャネルの組み合わせスキーム識別子、及び、現フレーム及び前フレームに対する逆相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数に基づいて、かつ、現フレームの左側チャネルの長時間平滑化フレームエネルギー、現フレームの右側チャネルの長時間平滑化フレームエネルギー、及び、信号エネルギー分析を通じて取得される現フレームの左側チャネルのチャネル間のエネルギー差に基づいて判定する段階と、
逆相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数が更新される必要がある場合、前述の例示的な方法を用いて、左側チャネルと右側チャネルとの間の振幅相関の差のパラメータをチャネルの組み合わせ比率係数に変換する段階と、そうでない場合、
前フレームに対する逆相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数と、チャネルの組み合わせ比率係数のコードインデックスとを、現フレームに対する逆相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数及びチャネルの組み合わせ比率係数のコードインデックスとして直接用いる段階と
を含む別の方法を用いて、チャネルの組み合わせ比率係数に変換されてよい。
ratio_init_SMqua=ratio_tabl_SM[ratio_idx_init_SM]
であり、ratio_tabl_SMは、逆相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数のスカラー量子化のためのコードブックを表す。
ratio_init_SMqua=ratio_tabl[ratio_idx_init_SM]
である。
ratio_idx_SM=ratio_idx_init_SM
を満たす。
ratio_SM=ratio_tabl[ratio_idx_SM]
を満たす。
ratio_idx_SM=φ×ratio_idx_init_SM+(1-φ)×tdm_last_ratio_idx_SM
を満たし、ratio_idx_init_SMは、現フレームに対する逆相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応する初期のコードインデックスを表し、tdm_last_ratio_idx_Sは、前フレームに対する逆相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数のコードインデックスであり、φは、逆相関信号チャネルの組み合わせスキームに対応するチャネルの組み合わせ比率係数の修正係数であり、φの値は、経験値であってよく、例えば、φは、0.8に等しくてよい。
ratio_SM=ratio_tabl[ratio_idx_SM]
を満たす。
互いに連結されるプロセッサ1110及びメモリ1120を含み、メモリ1110は、コンピュータプログラムを格納し、プロセッサ1120は、メモリに格納されたコンピュータプログラムを呼び出して、本願の実施形態において提供される任意の方法の段階の一部又はすべてを実行する。
現フレームのエンコーディングモードに基づいて、現フレームの左側チャネル信号と右側チャネル信号に対して時間領域のダウンミックス処理を実行して、現フレームのプライマリチャネル信号及びセカンダリチャネル信号を取得し、現フレームの取得したプライマリチャネル信号及びセカンダリチャネル信号をエンコードするように構成されるエンコードユニット1220とを含んでよい。
ビットストリームに基づいてデコーディングを実行して、現フレームのデコーディングされたプライマリチャネル信号及びセカンダリチャネル信号を取得し、ビットストリームに基づいてデコーディングを実行して、現フレームのダウンミックスモードを判定し、前フレームのダウンミックスモード及び現フレームのダウンミックスモードに基づいて、現フレームのエンコーディングモードを判定し、現フレームのエンコーディングモードに基づいて、現フレームのデコーディングされたプライマリチャネル信号及びセカンダリチャネル信号に対して、時間領域のアップミックス処理を実行して、現フレームの再構築された左側チャネル信号及び右側チャネル信号を取得するように構成されるデコードユニット1250と、
を含んでよい。
Claims (14)
- オーディオエンコーディング方法であって、
現フレームの左側チャネル信号と右側チャネル信号との間の位相のずれを示すチャネル信号タイプを判定する段階と、
前フレームのダウンミックスモードから前記現フレームのダウンミックスモードへの切替を、前記前フレームの前記ダウンミックスモードと前記現フレームの前記チャネル信号タイプとに基づいて判定する段階であって、前記ダウンミックスモードは前記左側チャネル信号及び前記右側チャネル信号からプライマリチャネル信号及びセカンダリチャネル信号を取得するためのモードである、段階と、
前記切替に基づいて、前記現フレームの左側チャネル信号及び右側チャネル信号に対して時間領域のダウンミックス処理を実行して、前記現フレームの前記プライマリチャネル信号及び前記セカンダリチャネル信号を取得する段階と、
前記現フレームの前記取得したプライマリチャネル信号及びセカンダリチャネル信号をエンコードしてビットストリームを取得する段階と
を備え、
前記前フレームの前記ダウンミックスモードは、複数のダウンミックスモードのうちの1つであり、前記複数のダウンミックスモードは、ダウンミックスモードA、ダウンミックスモードB、ダウンミックスモードC及びダウンミックスモードDを有し、前記ダウンミックスモードA及び前記ダウンミックスモードDは、相関した左側及び右側チャネル信号のためのダウンミックスモードであり、前記ダウンミックスモードB及び前記ダウンミックスモードCは、逆相関した左側及び右側チャネル信号のためのダウンミックスモードであり、前記前フレームの前記ダウンミックスモードA、前記前フレームの前記ダウンミックスモードB、前記前フレームの前記ダウンミックスモードC及び前記前フレームの前記ダウンミックスモードDは、異なるダウンミックス行列に対応し、
前フレームのダウンミックスモードと、前記現フレームの前記チャネル信号タイプとに基づいて、前記切替を判定する前記段階は、
前記前フレームの前記ダウンミックスモードと、前記現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値と、前記現フレームの前記チャネル信号タイプとに基づいて、前記切替を判定する段階を有し、
前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、前記現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト関数に基づいて計算された計算結果であり、前記ダウンミックスモード切り替えのコスト関数は、前記現フレームの少なくとも1つの時間領域ステレオパラメータ、前記前フレームの少なくとも1つの時間領域ステレオパラメータ及び前記現フレームの前記左側チャネル信号及び前記右側チャネル信号のうちの少なくとも1つのパラメータに基づいて構成され、
前記ダウンミックスモード切り替えのコスト関数は、ダウンミックスモードAからダウンミックスモードBへの切り替えに対するコスト関数、ダウンミックスモードAからダウンミックスモードCへの切り替えに対するコスト関数、ダウンミックスモードDからダウンミックスモードBへの切り替えに対するコスト関数、ダウンミックスモードDからダウンミックスモードCへの切り替えに対するコスト関数、ダウンミックスモードBからダウンミックスモードAへの切り替えに対するコスト関数、ダウンミックスモードBからダウンミックスモードDへの切り替えに対するコスト関数、ダウンミックスモードCからダウンミックスモードAへの切り替えに対するコスト関数及びダウンミックスモードCからダウンミックスモードDへの切り替えに対するコスト関数のうちの1つの切り替えのコスト関数であり、
ダウンミックスモードAからダウンミックスモードBへの切り替えに対する前記コスト関数は、
α 2_pre =1-α 1_pre 、
α 2 =1-α 1
であり、Cost_ABは、ダウンミックスモードAからダウンミックスモードBへの切り替えに対する前記コスト関数の値を表し、start_sample_Aは、ダウンミックスモードAからダウンミックスモードBへの切り替えに対する前記コスト関数の計算開始サンプリングポイントを表し、end_sample_Aは、ダウンミックスモードAからダウンミックスモードBへの切り替えに対する前記コスト関数の計算終了サンプリングポイントを表し、start_sample_Aは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、end_sample_Aは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、start_sample_Aは、end_sample_Aより小さく、
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し、Nはフレームの長さを表し、
X L (n)は、前記現フレームの前記左側チャネル信号を表し、X R (n)は、前記現フレームの前記右側チャネル信号を表し、
α 1 =ratio_SMであり、ratio_SMは、前記現フレームの逆相関した左側及び右側チャネル信号を示すチャネル信号タイプに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し
α 1_pre =tdm_last_ratioであり、tdm_last_ratioは、前記前フレームの相関した左側及び右側チャネル信号を示すチャネル信号タイプに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
ダウンミックスモードAからダウンミックスモードCへの切り替えに対する前記コスト関数は、
α 2_pre =1-α 1_pre 、
α 2 =1-α 1
であり、Cost_ACは、ダウンミックスモードAからダウンミックスモードCへの切り替えに対する前記コスト関数の値を表し、start_sample_Aは、ダウンミックスモードAからダウンミックスモードCへの切り替えに対する前記コスト関数の計算開始サンプリングポイントを表し、end_sample_Aは、ダウンミックスモードAからダウンミックスモードCへの切り替えに対する前記コスト関数の計算終了サンプリングポイントを表し、start_sample_Aは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、end_sample_Aは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、start_sample_Aは、end_sample_Aより小さく、
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し、Nはフレームの長さを表し、
X L (n)は、前記現フレームの前記左側チャネル信号を表し、X R (n)は、前記現フレームの前記右側チャネル信号を表し、
α 1 =ratio_SMであり、ratio_SMは、前記現フレームの逆相関した左側及び右側チャネル信号を示す前記チャネル信号タイプに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
α 1_pre =tdm_last_ratioであり、tdm_last_ratioは、前記前フレームの相関した左側及び右側チャネル信号を示す前記チャネル信号タイプに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
ダウンミックスモードBからダウンミックスモードAへの切り替えに対する前記コスト関数は、
α 2_pre =1-α 1_pre 、
α 2 =1-α 1
であり、Cost_BAは、ダウンミックスモードBからダウンミックスモードAへの切り替えに対する前記コスト関数の値を表し、start_sample_Bは、ダウンミックスモードBからダウンミックスモードAへの切り替えに対する前記コスト関数の計算開始サンプリングポイントを表し、end_sample_Bは、ダウンミックスモードBからダウンミックスモードAへの切り替えに対する前記コスト関数の計算終了サンプリングポイントを表し、start_sample_Bは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、end_sample_Bは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、start_sample_Bは、end_sample_Bより小さく、
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し、Nはフレームの長さを表し、
X L (n)は、前記現フレームの前記左側チャネル信号を表し、X R (n)は、前記現フレームの前記右側チャネル信号を表し、
α 1 =ratioであり、ratioは、前記現フレームの相関した左側及び右側チャネル信号を示すチャネル信号タイプに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
α 1_pre =tdm_last_ratio_SMであり、tdm_last_ratio_SMは、前記前フレームの逆相関した左側及び右側チャネル信号を示すチャネル信号タイプに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
ダウンミックスモードBからダウンミックスモードDへの切り替えに対する前記コスト関数は、
α 2_pre =1-α 1_pre 、
α 2 =1-α 1
であり、Cost_BDは、ダウンミックスモードBからダウンミックスモードDへの切り替えに対する前記コスト関数の値を表し、start_sample_Bは、ダウンミックスモードBからダウンミックスモードDへの切り替えに対する前記コスト関数の計算開始サンプリングポイントを表し、end_sample_Bは、ダウンミックスモードBからダウンミックスモードDへの切り替えに対する前記コスト関数の計算終了サンプリングポイントを表し、start_sample_Bは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、end_sample_Bは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、start_sample_Bは、end_sample_Bより小さく、
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し、Nはフレームの長さを表し、
X L (n)は、前記現フレームの前記左側チャネル信号を表し、X R (n)は、前記現フレームの前記右側チャネル信号を表し、
α 1 =ratioであり、ratioは、前記現フレームの相関した左側及び右側チャネル信号を示す前記チャネル信号タイプに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
α 1_pre =tdm_last_ratio_SMであり、tdm_last_ratio_SMは、前記前フレームの逆相関した左側及び右側チャネル信号を示す前記チャネル信号タイプに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
ダウンミックスモードCからダウンミックスモードDへの切り替えに対する前記コスト関数は、
α 2_pre =1-α 1_pre 、
α 2 =1-α 1
であり、Cost_CDは、ダウンミックスモードCからダウンミックスモードDへの切り替えに対する前記コスト関数の値を表し、start_sample_Cは、ダウンミックスモードCからダウンミックスモードDへの切り替えに対する前記コスト関数の計算開始サンプリングポイントを表し、end_sample_Cは、ダウンミックスモードCからダウンミックスモードDへの切り替えに対する前記コスト関数の計算終了サンプリングポイントを表し、start_sample_Cは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、end_sample_Cは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、start_sample_Cは、end_sample_Cより小さく、
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し、Nはフレームの長さを表し
X L (n)は、前記現フレームの前記左側チャネル信号を表し、X R (n)は、前記現フレームの前記右側チャネル信号を表し、
α 1 =ratioであり、ratioは、前記現フレームの相関した左側及び右側チャネル信号を示す前記チャネル信号タイプに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
α 1_pre =tdm_last_ratio_SMであり、tdm_last_ratio_SMは、前記前フレームの逆相関した左側及び右側チャネル信号を示す前記チャネル信号タイプに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
ダウンミックスモードCからダウンミックスモードAへの切り替えに対する前記コスト関数は、
α 2_pre =1-α 1_pre 、
α 2 =1-α 1
であり、Cost_CAは、ダウンミックスモードCからダウンミックスモードAへの切り替えに対する前記コスト関数の値を表し、start_sample_Cは、ダウンミックスモードCからダウンミックスモードAへの切り替えに対する前記コスト関数の計算開始サンプリングポイントを表し、end_sample_Cは、ダウンミックスモードCからダウンミックスモードAへの切り替えに対する前記コスト関数の計算終了サンプリングポイントを表し、start_sample_Cは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、end_sample_Cは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、start_sample_Cは、end_sample_Cより小さく、
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し、Nはフレームの長さを表し、
X L (n)は、前記現フレームの前記左側チャネル信号を表し、X R (n)は、前記現フレームの前記右側チャネル信号を表し、
α 1 =ratioであり、ratioは、前記現フレームの相関した左側及び右側チャネル信号を示す前記チャネル信号タイプに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
α 1_pre =tdm_last_ratio_SMであり、tdm_last_ratio_SMは、前記前フレームの逆相関した左側及び右側チャネル信号を示す前記チャネル信号タイプに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
ダウンミックスモードDからダウンミックスモードCへの切り替えに対する前記コスト関数は、
α 2_pre =1-α 1_pre 、
α 2 =1-α 1
であり、Cost_DCは、ダウンミックスモードDからダウンミックスモードCへの切り替えに対する前記コスト関数の値を表し、start_sample_Dは、ダウンミックスモードDからダウンミックスモードCへの切り替えに対する前記コスト関数の計算開始サンプリングポイントを表し、end_sample_Dは、ダウンミックスモードDからダウンミックスモードCへの切り替えに対する前記コスト関数の計算終了サンプリングポイントを表し、start_sample_Dは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、end_sample_Dは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、start_sample_Dは、end_sample_Dより小さく、
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し、Nはフレームの長さを表し、
X L (n)は、前記現フレームの前記左側チャネル信号を表し、X R (n)は、前記現フレームの前記右側チャネル信号を表し、
α 1 =ratio_SMであり、ratio_SMは、前記現フレームの逆相関した左側及び右側チャネル信号を示す前記チャネル信号タイプに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
α 1_pre =tdm_last_ratioであり、tdm_last_ratioは、前記前フレームの相関した左側及び右側チャネル信号を示す前記チャネル信号タイプに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
ダウンミックスモードDからダウンミックスモードBへの切り替えに対する前記コスト関数は、
α 2_pre =1-α 1_pre 、
α 2 =1-α 1
であり、Cost_DBは、ダウンミックスモードDからダウンミックスモードBへの切り替えに対する前記コスト関数の値を表し、start_sample_Dは、ダウンミックスモードDからダウンミックスモードBへの切り替えに対する前記コスト関数の計算開始サンプリングポイントを表し、end_sample_Dは、ダウンミックスモードDからダウンミックスモードBへの切り替えに対する前記コスト関数の計算終了サンプリングポイントを表し、start_sample_Dは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、end_sample_Dは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、start_sample_Dは、end_sample_Dより小さく、
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し、Nはフレームの長さを表し、
X L (n)は、前記現フレームの前記左側チャネル信号を表し、X R (n)は、前記現フレームの前記右側チャネル信号を表し、
α 1 =ratio_SMであり、ratio_SMは、前記現フレームの逆相関した左側及び右側チャネル信号を示す前記チャネル信号タイプに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
α 1_pre =tdm_last_ratioであり、tdm_last_ratioは、前記前フレームの相関した左側及び右側チャネル信号を示す前記チャネル信号タイプに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表す、
方法。 - 前記現フレームの前記チャネル信号タイプは、複数のチャネル信号タイプのうちの1つであり、前記複数のチャネル信号タイプは、逆相関信号のチャネル信号タイプ及び相関信号のチャネル信号タイプを有し、前記相関信号のチャネル信号タイプは、ほぼ同じ位相の左側及び右側チャネル信号に対応するチャネル信号タイプであり、前記逆相関信号のチャネル信号タイプは、ほぼ位相のずれた左側及び右側チャネル信号に対応するチャネル信号タイプである、請求項1に記載の方法。
- 前記前フレームの前記ダウンミックスモードと前記現フレームの前記チャネル信号タイプとに基づいて、前記切替を判定する前記段階は、
前記前フレームの前記ダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードAであり、かつ、前記現フレームの前記チャネル信号タイプが相関した左側及び右側チャネル信号を示すチャネル信号タイプである場合、前記現フレームのダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードAであると判定し、前記切替がダウンミックスモードAからダウンミックスモードAへの切替であると判定する段階、
前記前フレームの前記ダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードBであり、かつ、前記現フレームの前記チャネル信号タイプが逆相関した左側及び右側チャネル信号を示すチャネル信号タイプである場合、前記現フレームのダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードBであると判定し、前記切替がダウンミックスモードBからダウンミックスモードBへの切替であると判定する段階、
前記前フレームの前記ダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードCであり、かつ、前記現フレームの前記チャネル信号タイプが逆相関した左側及び右側チャネル信号を示す前記チャネル信号タイプである場合、前記現フレームのダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードCであると判定し、前記切替がダウンミックスモードCからダウンミックスモードCへの切替であると判定する段階、又は、
前記前フレームの前記ダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードDであり、かつ、前記現フレームの前記チャネル信号タイプが相関した左側及び右側チャネル信号を示す前記チャネル信号タイプである場合、前記現フレームのダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードDであると判定し、前記切替がダウンミックスモードDからダウンミックスモードDへの切替であると判定する段階
を有する、請求項1又は2に記載の方法。 - 前記前フレームの前記ダウンミックスモードと、前記現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値と、前記現フレームの前記チャネル信号タイプとに基づいて、前記切替を判定する前記段階は、
前記前フレームの前記ダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードAであり、前記現フレームの前記チャネル信号タイプが逆相関した左側及び右側チャネル信号を示すチャネル信号タイプであり、かつ、前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値が第1のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、前記現フレームのダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードCであり、かつ、前記切替がダウンミックスモードAからダウンミックスモードCへの切替であると判定する段階であって、前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、ダウンミックスモード切り替えのコスト関数の値であり、前記第1のダウンミックスモード切り替え条件は、前記現フレームのダウンミックスモードAからダウンミックスモードBへの切り替えに対する前記コスト関数の値が、ダウンミックスモードAからダウンミックスモードCへの切り替えに対する前記コスト関数の値より大きい又はこれに等しいことである、段階、
前記前フレームの前記ダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードAであり、前記現フレームの前記チャネル信号タイプが逆相関した左側及び右側チャネル信号を示すチャネル信号タイプであり、かつ、前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値が第2のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、前記現フレームのダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードBであり、かつ、前記切替がダウンミックスモードAからダウンミックスモードBへの切替であると判定する段階であって、前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、前記ダウンミックスモード切り替えのコスト関数の前記値であり、前記第2のダウンミックスモード切り替え条件は、前記現フレームのダウンミックスモードAからダウンミックスモードBへの切り替えに対する前記コスト関数の値が、ダウンミックスモードAからダウンミックスモードCへの切り替えに対する前記コスト関数の値より小さい又はこれに等しいことである、段階、
前記前フレームの前記ダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードBであり、前記現フレームの前記チャネル信号タイプが相関した左側及び右側チャネル信号を示すチャネル信号タイプであり、かつ、前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値が第3のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、前記現フレームのダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードAであり、かつ、前記切替がダウンミックスモードBからダウンミックスモードAへの切替であると判定する段階であって、前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、前記ダウンミックスモード切り替えのコスト関数の前記値であり、前記第3のダウンミックスモード切り替え条件は、前記現フレームのダウンミックスモードBからダウンミックスモードAへの切り替えに対する前記コスト関数の値が、ダウンミックスモードBからダウンミックスモードDへの切り替えに対する前記コスト関数の値より小さい又はこれに等しいことである、段階と、
前記前フレームの前記ダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードBであり、前記現フレームの前記チャネル信号タイプが相関した左側及び右側チャネル信号を示す前記チャネル信号タイプであり、かつ、前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値が第4のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、前記現フレームのダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードDであり、かつ、前記切替がダウンミックスモードBからダウンミックスモードDへの切替であると判定する段階であって、前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、前記ダウンミックスモード切り替えのコスト関数の前記値であり、前記第4のダウンミックスモード切り替え条件は、前記現フレームのダウンミックスモードBからダウンミックスモードAへの切り替えに対する前記コスト関数の値が、ダウンミックスモードBからダウンミックスモードDへの切り替えに対する前記コスト関数の値より大きい又はこれに等しいことである、段階、
前記前フレームの前記ダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードCであり、前記現フレームの前記チャネル信号タイプが相関した左側及び右側チャネル信号を示す前記チャネル信号タイプであり、かつ、前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値が第5のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、前記現フレームのダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードDであり、かつ、前記切替がダウンミックスモードCからダウンミックスモードDへの切替であると判定する段階であって、前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、前記ダウンミックスモード切り替えのコスト関数の前記値であり、前記第5のダウンミックスモード切り替え条件は、前記現フレームのダウンミックスモードCからダウンミックスモードAへの切り替えに対する前記コスト関数の値が、ダウンミックスモードCからダウンミックスモードDへの切り替えに対する前記コスト関数の値より大きい又はこれに等しいことである、段階、
前記前フレームの前記ダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードCであり、前記現フレームの前記チャネル信号タイプが相関した左側及び右側チャネル信号を示す前記チャネル信号タイプであり、かつ、前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値が第6のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、前記現フレームのダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードAであり、かつ、前記切替がダウンミックスモードCからダウンミックスモードAへの切替であると判定する段階であって、前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、前記ダウンミックスモード切り替えのコスト関数の前記値であり、前記第6のダウンミックスモード切り替え条件は、前記現フレームのダウンミックスモードCからダウンミックスモードAへの切り替えに対する前記コスト関数の値が、ダウンミックスモードCからダウンミックスモードDへの切り替えに対する前記コスト関数の値より小さい又はこれに等しいことである、段階、
前記前フレームの前記ダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードDであり、前記現フレームの前記チャネル信号タイプが逆相関した左側及び右側チャネル信号を示す前記チャネル信号タイプであり、かつ、前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値が第7のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、前記現フレームのダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードBであり、かつ、前記切替がダウンミックスモードDからダウンミックスモードBへの切替であると判定する段階であって、前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、前記ダウンミックスモード切り替えのコスト関数の前記値であり、前記第7のダウンミックスモード切り替え条件は、前記現フレームのダウンミックスモードDからダウンミックスモードBへの切り替えに対する前記コスト関数の値が、ダウンミックスモードDからダウンミックスモードCへの切り替えに対する前記コスト関数の値より小さい又はこれに等しいことである、段階、又は、
前記前フレームの前記ダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードDであり、前記現フレームの前記チャネル信号タイプが逆相関した左側及び右側チャネル信号を示す前記チャネル信号タイプであり、かつ、前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値が第8のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、前記現フレームのダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードCであり、かつ、前記切替がダウンミックスモードDからダウンミックスモードCへの切替であると判定する段階であって、前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、前記ダウンミックスモード切り替えのコスト関数の前記値であり、前記第8のダウンミックスモード切り替え条件は、前記現フレームのダウンミックスモードDからダウンミックスモードBへの切り替えに対する前記コスト関数の値が、ダウンミックスモードDからダウンミックスモードCへの切り替えに対する前記コスト関数の値より大きい又はこれに等しいことである、段階
を有する、請求項1又は2に記載の方法。 - 前記前フレームの前記ダウンミックスモードと、前記現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値と、前記現フレームの前記チャネル信号タイプとに基づいて、前記切替を判定する前記段階は、
前記前フレームの前記ダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードAであり、前記現フレームの前記チャネル信号タイプが逆相関した左側及び右側チャネル信号を示すチャネル信号タイプであり、かつ、前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値が第9のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、前記現フレームのダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードCであり、かつ、前記切替がダウンミックスモードAからダウンミックスモードCへの切替であると判定する段階であって、前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、前記現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数であり前記第9のダウンミックスモード切り替え条件は、前記現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数が、チャネルの組み合わせ比率係数の閾値S1より小さい又はこれに等しいことである、段階、
前記前フレームの前記ダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードAであり、前記現フレームの前記チャネル信号タイプが逆相関した左側及び右側チャネル信号を示す前記チャネル信号タイプであり、かつ、前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値が第10のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、前記現フレームのダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードBであり、かつ、前記切替がダウンミックスモードAからダウンミックスモードBへの切替であると判定する段階であって、前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、前記現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数であり、前記第10のダウンミックスモード切り替え条件は、前記現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数が、チャネルの組み合わせ比率係数の閾値S1より大きい又はこれに等しいことである、段階、
前記前フレームの前記ダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードBであり、前記現フレームの前記チャネル信号タイプが相関した左側及び右側チャネル信号を示すチャネル信号タイプであり、かつ、前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値が第11のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、前記現フレームのダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードAであり、かつ、前記切替がダウンミックスモードBからダウンミックスモードAへの切替であると判定する段階であって、前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、前記現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数であり、前記第11のダウンミックスモード切り替え条件は、前記現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数が、チャネルの組み合わせ比率係数の閾値S2より大きい又はこれに等しいことである、段階、
前記前フレームの前記ダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードBであり、前記現フレームの前記チャネル信号タイプが相関した左側及び右側チャネル信号を示す前記チャネル信号タイプであり、かつ、前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値が第12のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、前記現フレームのダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードDであり、かつ、前記切替がダウンミックスモードBからダウンミックスモードDへの切替であると判定する段階であって、前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、前記現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数であり、前記第12のダウンミックスモード切り替え条件は、前記現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数が、チャネルの組み合わせ比率係数の閾値S2より小さい又はこれに等しいことである、段階、
前記前フレームの前記ダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードCであり、前記現フレームの前記チャネル信号タイプが相関した左側及び右側チャネル信号を示す前記チャネル信号タイプであり、かつ、前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値が第13のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、前記現フレームのダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードDであり、かつ、前記切替がダウンミックスモードCからダウンミックスモードDへの切替であると判定する段階であって、前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、前記現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数であり、前記第13のダウンミックスモード切り替え条件は、前記現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数が、チャネルの組み合わせ比率係数の閾値S3より大きい又はこれに等しいことである、段階、
前記前フレームの前記ダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードCであり、前記現フレームの前記チャネル信号タイプが相関した左側及び右側チャネル信号を示す前記チャネル信号タイプであり、かつ、前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値が第14のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、前記現フレームのダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードAであり、かつ、前記切替がダウンミックスモードCからダウンミックスモードAへの切替であると判定する段階であって、前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、前記現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数であり、前記第14のダウンミックスモード切り替え条件は、前記現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数が、チャネルの組み合わせ比率係数の閾値S3より小さい又はこれに等しいことである、段階、
前記前フレームの前記ダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードDであり、前記現フレームの前記チャネル信号タイプが逆相関した左側及び右側チャネル信号を示す前記チャネル信号タイプであり、かつ、前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値が第15のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、前記現フレームのダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードBであり、かつ、前記切替がダウンミックスモードDからダウンミックスモードBへの切替であると判定する段階であって、前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、前記現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数であり、前記第15のダウンミックスモード切り替え条件は、前記現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数が、チャネルの組み合わせ比率係数の閾値S4より小さい又はこれに等しいことである、段階、又は、
前記前フレームの前記ダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードDであり、前記現フレームの前記チャネル信号タイプが逆相関した左側及び右側チャネル信号を示す前記チャネル信号タイプであり、かつ、前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値が第16のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、前記現フレームのダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードCであり、かつ、前記切替がダウンミックスモードDからダウンミックスモードCへの切替であると判定する段階であって、前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、前記現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数であり、前記第16のダウンミックスモード切り替え条件は、前記現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数が、チャネルの組み合わせ比率係数の閾値S4より大きい又はこれに等しいことである、段階
を有する、請求項1又は2に記載の方法。 -
α1=ratio_SMであり、α2=1-ratio_SMであり、ratio_SMは、前記現フレームの逆相関した左側及び右側チャネル信号を示すチャネル信号タイプに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
α1=ratio_SMであり、α2=1-ratio_SMであり、ratio_SMは、前記現フレームの逆相関した左側及び右側チャネル信号を示す前記チャネル信号タイプに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
α1=ratioであり、α2=1-ratioであり、ratioは、前記現フレームの相関した左側及び右側チャネル信号を示す前記チャネル信号タイプに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
前記ダウンミックス行列は、前記プライマリチャネル信号及び前記セカンダリチャネル信号を取得するために前記左側チャネル信号及び前記右側チャネル信号に適用される
請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
- 互いに連結されるプロセッサとメモリとを備えるオーディオエンコーディング装置であって、前記メモリは、コンピュータプログラムを格納し、
前記プロセッサは、前記メモリに格納された前記コンピュータプログラムを呼び出して、
現フレームの左側チャネル信号と右側チャネル信号との間の位相のずれを示すチャネル信号タイプを判定する手順と、
前フレームのダウンミックスモードから前記現フレームのダウンミックスモードへの切替を、前記前フレームの前記ダウンミックスモードと前記現フレームの前記チャネル信号タイプとに基づいて判定する手順であって、前記ダウンミックスモードは前記左側チャネル信号及び前記右側チャネル信号からプライマリチャネル信号及びセカンダリチャネル信号を取得するためのモードである、手順と、
前記切替に基づいて、前記現フレームの左側チャネル信号及び右側チャネル信号に対して時間領域のダウンミックス処理を実行して、前記現フレームの前記プライマリチャネル信号及び前記セカンダリチャネル信号を取得する手順と、
前記現フレームの前記取得したプライマリチャネル信号及びセカンダリチャネル信号をエンコードしてビットストリームを取得する手順と
を実行し、
前記前フレームの前記ダウンミックスモードは、複数のダウンミックスモードのうちの1つであり、前記複数のダウンミックスモードは、ダウンミックスモードA、ダウンミックスモードB、ダウンミックスモードC及びダウンミックスモードDを有し、前記ダウンミックスモードA及び前記ダウンミックスモードDは、相関した左側及び右側チャネル信号のためのダウンミックスモードであり、前記ダウンミックスモードB及び前記ダウンミックスモードCは、逆相関した左側及び右側チャネル信号のためのダウンミックスモードであり、前記前フレームの前記ダウンミックスモードA、前記前フレームの前記ダウンミックスモードB、前記前フレームの前記ダウンミックスモードC及び前記前フレームの前記ダウンミックスモードDは、異なるダウンミックス行列に対応し、
前記前フレームの前記ダウンミックスモードと前記現フレームの前記チャネル信号タイプとに基づいて、前記切替を判定する前記手順は、前記前フレームの前記ダウンミックスモードと、前記現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値と、前記現フレームの前記チャネル信号タイプとに基づいて、前記切替を判定する手順を有し、
前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、前記現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト関数に基づいて計算された計算結果であり、前記ダウンミックスモード切り替えのコスト関数は、前記現フレームの少なくとも1つの時間領域ステレオパラメータ、前記前フレームの少なくとも1つの時間領域ステレオパラメータ及び前記現フレームの前記左側チャネル信号及び前記右側チャネル信号のうちの少なくとも1つのパラメータに基づいて構成され、
前記ダウンミックスモード切り替えのコスト関数は、ダウンミックスモードAからダウンミックスモードBへの切り替えに対するコスト関数、ダウンミックスモードAからダウンミックスモードCへの切り替えに対するコスト関数、ダウンミックスモードDからダウンミックスモードBへの切り替えに対するコスト関数、ダウンミックスモードDからダウンミックスモードCへの切り替えに対するコスト関数、ダウンミックスモードBからダウンミックスモードAへの切り替えに対するコスト関数、ダウンミックスモードBからダウンミックスモードDへの切り替えに対するコスト関数、ダウンミックスモードCからダウンミックスモードAへの切り替えに対するコスト関数及びダウンミックスモードCからダウンミックスモードDへの切り替えに対するコスト関数のうちの1つの切り替えのコスト関数であり、
ダウンミックスモードAからダウンミックスモードBへの切り替えに対する前記コスト関数は、
α 2_pre =1-α 1_pre 、
α 2 =1-α 1
であり、Cost_ABは、ダウンミックスモードAからダウンミックスモードBへの切り替えに対する前記コスト関数の値を表し、start_sample_Aは、ダウンミックスモードAからダウンミックスモードBへの切り替えに対する前記コスト関数の計算開始サンプリングポイントを表し、end_sample_Aは、ダウンミックスモードAからダウンミックスモードBへの切り替えに対する前記コスト関数の計算終了サンプリングポイントを表し、start_sample_Aは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、end_sample_Aは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、start_sample_Aはend_sample_Aより小さく、
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し、Nはフレームの長さを表し、
X L (n)は、前記現フレームの前記左側チャネル信号を表し、X R (n)は、前記現フレームの前記右側チャネル信号を表し、α 1 =ratio_SMであり、ratio_SMは、前記現フレームの逆相関した左側及び右側チャネル信号を示すチャネル信号タイプに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
α 1_pre =tdm_last_ratioであり、tdm_last_ratioは、前記前フレームの相関した左側及び右側チャネル信号を示すチャネル信号タイプに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
ダウンミックスモードAからダウンミックスモードCへの切り替えに対する前記コスト関数は、
α 2_pre =1-α 1_pre 、
α 2 =1-α 1
であり、Cost_ACは、ダウンミックスモードAからダウンミックスモードCへの切り替えに対する前記コスト関数の値を表し、start_sample_Aは、ダウンミックスモードAからダウンミックスモードCへの切り替えに対する前記コスト関数の計算開始サンプリングポイントを表し、end_sample_Aは、ダウンミックスモードAからダウンミックスモードCへの切り替えに対する前記コスト関数の計算終了サンプリングポイントを表し、start_sample_Aは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、end_sample_Aは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、start_sample_Aは、end_sample_Aより小さく、
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し、Nはフレームの長さを表し、
X L (n)は、前記現フレームの前記左側チャネル信号を表し、X R (n)は、前記現フレームの前記右側チャネル信号を表し、
α 1 =ratio_SMであり、ratio_SMは、前記現フレームの逆相関した左側及び右側チャネル信号を示す前記チャネル信号タイプに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
α 1_pre =tdm_last_ratioであり、tdm_last_ratioは、前記前フレームの相関した左側及び右側チャネル信号を示す前記チャネル信号タイプに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
ダウンミックスモードBからダウンミックスモードAへの切り替えに対する前記コスト関数は、
α 2_pre =1-α 1_pre 、
α 2 =1-α 1
であり、Cost_BAは、ダウンミックスモードBからダウンミックスモードAへの切り替えに対する前記コスト関数の値を表し、start_sample_Bは、ダウンミックスモードBからダウンミックスモードAへの切り替えに対する前記コスト関数の計算開始サンプリングポイントを表し、end_sample_Bは、ダウンミックスモードBからダウンミックスモードAへの切り替えに対する前記コスト関数の計算終了サンプリングポイントを表し、start_sample_Bは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、end_sample_Bは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、start_sample_Bは、end_sample_Bより小さく、
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し、Nはフレームの長さを表し、
X L (n)は、前記現フレームの前記左側チャネル信号を表し、X R (n)は、前記現フレームの前記右側チャネル信号を表し、
α 1 =ratioであり、ratioは、前記現フレームの相関した左側及び右側チャネル信号を示すチャネル信号タイプに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
α 1_pre =tdm_last_ratio_SMであり、tdm_last_ratio_SMは、前記前フレームの逆相関した左側及び右側チャネル信号を示すチャネル信号タイプに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
ダウンミックスモードBからダウンミックスモードDへの切り替えに対する前記コスト関数は、
α 2_pre =1-α 1_pre 、
α 2 =1-α 1
であり、Cost_BDは、ダウンミックスモードBからダウンミックスモードDへの切り替えに対する前記コスト関数の値を表し、start_sample_Bは、ダウンミックスモードBからダウンミックスモードDへの切り替えに対する前記コスト関数の計算開始サンプリングポイントを表し、end_sample_Bは、ダウンミックスモードBからダウンミックスモードDへの切り替えに対する前記コスト関数の計算終了サンプリングポイントを表し、start_sample_Bは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、end_sample_Bは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、start_sample_Bは、end_sample_Bより小さく、
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し、Nはフレームの長さを表し、
X L (n)は、前記現フレームの前記左側チャネル信号を表し、X R (n)は、前記現フレームの前記右側チャネル信号を表し、
α 1 =ratioであり、ratioは、前記現フレームの相関した左側及び右側チャネル信号を示す前記チャネル信号タイプに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
α 1_pre =tdm_last_ratio_SMであり、tdm_last_ratio_SMは、前記前フレームの逆相関した左側及び右側チャネル信号を示す前記チャネル信号タイプに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し
ダウンミックスモードCからダウンミックスモードDへの切り替えに対する前記コスト関数は、
α 2_pre =1-α 1_pre 、
α 2 =1-α 1
であり、Cost_CDは、ダウンミックスモードCからダウンミックスモードDへの切り替えに対する前記コスト関数の値を表し、start_sample_Bは、ダウンミックスモードCからダウンミックスモードDへの切り替えに対する前記コスト関数の計算開始サンプリングポイントを表し、end_sample_Cは、ダウンミックスモードBからダウンミックスモードDへの切り替えに対する前記コスト関数の計算終了サンプリングポイントを表し、start_sample_Cは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、end_sample_Bは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、start_sample_Cは、end_sample_Cより小さく、
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し、Nはフレームの長さを表し、
X L (n)は、前記現フレームの前記左側チャネル信号を表し、X R (n)は、前記現フレームの前記右側チャネル信号を表し、
α 1 =ratioであり、ratioは、前記現フレームの相関した左側及び右側チャネル信号を示す前記チャネル信号タイプに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
α 1_pre =tdm_last_ratio_SMであり、tdm_last_ratio_SMは、前記前フレームの逆相関した左側及び右側チャネル信号を示す前記チャネル信号タイプに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
ダウンミックスモードCからダウンミックスモードAへの切り替えに対する前記コスト関数は、
α 2_pre =1-α 1_pre 、
α 2 =1-α 1
であり、Cost_CAは、ダウンミックスモードCからダウンミックスモードAへの切り替えに対する前記コスト関数の値を表し、start_sample_Cは、ダウンミックスモードCからダウンミックスモードAへの切り替えに対する前記コスト関数の計算開始サンプリングポイントを表し、end_sample_Cは、ダウンミックスモードCからダウンミックスモードAへの切り替えに対する前記コスト関数の計算終了サンプリングポイントを表し、start_sample_Cは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、end_sample_Cは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、start_sample_Cは、end_sample_Cより小さく、
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し、Nはフレームの長さを表し、
X L (n)は、前記現フレームの前記左側チャネル信号を表し、X R (n)は、前記現フレームの前記右側チャネル信号を表し、
α 1 =ratioであり、ratioは、前記現フレームの相関した左側及び右側チャネル信号を示す前記チャネル信号タイプに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
α 1_pre =tdm_last_ratio_SMであり、tdm_last_ratio_SMは、前記前フレームの逆相関した左側及び右側チャネル信号を示す前記チャネル信号タイプに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
ダウンミックスモードDからダウンミックスモードCへの切り替えに対する前記コスト関数は、
α 2_pre =1-α 1_pre 、
α 2 =1-α 1
であり、Cost_DCは、ダウンミックスモードDからダウンミックスモードCへの切り替えに対する前記コスト関数の値を表し、start_sample_Dは、ダウンミックスモードDからダウンミックスモードCへの切り替えに対する前記コスト関数の計算開始サンプリングポイントを表し、end_sample_Dは、ダウンミックスモードDからダウンミックスモードCへの切り替えに対する前記コスト関数の計算終了サンプリングポイントを表し、start_sample_Dは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、end_sample_Dは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、start_sample_Dは、end_sample_Dより小さく、
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し、Nはフレームの長さを表し、
X L (n)は、前記現フレームの前記左側チャネル信号を表し、X R (n)は、前記現フレームの前記右側チャネル信号を表し、
α 1 =ratio_SMであり、ratio_SMは、前記現フレームの逆相関した左側及び右側チャネル信号を示す前記チャネル信号タイプに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
α 1_pre =tdm_last_ratioであり、tdm_last_ratioは、前記前フレームの相関した左側及び右側チャネル信号を示す前記チャネル信号タイプに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
ダウンミックスモードDからダウンミックスモードBへの切り替えに対する前記コスト関数は、
α 2_pre =1-α 1_pre 、
α 2 =1-α 1
であり、Cost_DBは、ダウンミックスモードDからダウンミックスモードBへの切り替えに対する前記コスト関数の値を表し、start_sample_Dは、ダウンミックスモードDからダウンミックスモードBへの切り替えに対する前記コスト関数の計算開始サンプリングポイントを表し、end_sample_Dは、ダウンミックスモードDからダウンミックスモードBへの切り替えに対する前記コスト関数の計算終了サンプリングポイントを表し、start_sample_Dは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、end_sample_Dは、0より大きく、かつ、N-1より小さい整数であり、start_sample_Dは、end_sample_Dより小さく、
nは、サンプリングポイントのシーケンス番号を表し、Nはフレームの長さを表し、
X L (n)は、前記現フレームの前記左側チャネル信号を表し、X R (n)は、前記現フレームの前記右側チャネル信号を表し、
α 1 =ratio_SMであり、ratio_SMは、前記現フレームの逆相関した左側及び右側チャネル信号を示す前記チャネル信号タイプに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
α 1_pre =tdm_last_ratioであり、tdm_last_ratioは、前記前フレームの相関した左側及び右側チャネル信号を示す前記チャネル信号タイプに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表す、
装置。 - 前記現フレームの前記チャネル信号タイプは、複数のチャネル信号タイプのうちの1つであり、前記複数のチャネル信号タイプは、逆相関信号チャネルのチャネル信号タイプ及び相関信号チャネルのチャネル信号タイプを有し、前記相関信号チャネルのチャネル信号タイプは、ほぼ同じ位相の左側及び右側チャネル信号に対応するチャネル信号タイプであり、前記逆相関信号チャネルのチャネル信号タイプは、ほぼ位相のずれた左側及び右側チャネル信号に対応するチャネル信号タイプである、請求項7に記載の装置。
- 前記前フレームの前記ダウンミックスモードと前記現フレームの前記チャネル信号タイプとに基づいて、前記切替を判定する前記手順は、
前記前フレームの前記ダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードAであり、かつ、前記現フレームの前記チャネル信号タイプが相関した左側及び右側チャネル信号を示すチャネル信号タイプである場合、前記現フレームのダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードAであると判定し、前記切替がダウンミックスモードAからダウンミックスモードAへの切替であると判定する手順、
前記前フレームの前記ダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードBであり、かつ、前記現フレームの前記チャネル信号タイプが逆相関した左側及び右側チャネル信号を示すチャネル信号タイプである場合、前記現フレームのダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードBであると判定し、前記切替がダウンミックスモードBからダウンミックスモードBへの切替であると判定する手順、
前記前フレームの前記ダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードCであり、かつ、前記現フレームの前記チャネル信号タイプが逆相関した左側及び右側チャネル信号を示す前記チャネル信号タイプである場合、前記現フレームのダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードCであると判定し、前記切替がダウンミックスモードCからダウンミックスモードCへの切替であると判定する手順、又は、
前記前フレームの前記ダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードDであり、かつ、前記現フレームの前記チャネル信号タイプが相関した左側及び右側チャネル信号を示すチャネル信号タイプである場合、前記現フレームのダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードDであると判定し、前記切替がダウンミックスモードDからダウンミックスモードDへの切替であると判定する手順
を有する、請求項7又は8に記載の装置。 - 前記前フレームの前記ダウンミックスモードと、前記現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値と、前記現フレームの前記チャネル信号タイプとに基づいて、前記切替を判定する前記手順は、
前記前フレームの前記ダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードAであり、前記現フレームの前記チャネル信号タイプが逆相関した左側及び右側チャネル信号を示すチャネル信号タイプであり、かつ、前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値が第1のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、前記現フレームのダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードCであり、かつ、前記切替がダウンミックスモードAからダウンミックスモードCへの切替であると判定する手順であって、前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、ダウンミックスモード切り替えのコスト関数の値であり、前記第1のダウンミックスモード切り替え条件は、前記現フレームのダウンミックスモードAからダウンミックスモードBへの切り替えに対する前記コスト関数の値が、ダウンミックスモードAからダウンミックスモードCへの切り替えに対する前記コスト関数の値より大きい又はこれに等しいことである、手順、
前記前フレームの前記ダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードAであり、前記現フレームの前記チャネル信号タイプが逆相関した左側及び右側チャネル信号を示すチャネル信号タイプであり、かつ、前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値が第2のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、前記現フレームのダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードBであり、かつ、前記切替がダウンミックスモードAからダウンミックスモードBへの切替であると判定する手順であって、前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、前記ダウンミックスモード切り替えのコスト関数の前記値であり、前記第2のダウンミックスモード切り替え条件は、前記現フレームのダウンミックスモードAからダウンミックスモードBへの切り替えに対する前記コスト関数の値が、ダウンミックスモードAからダウンミックスモードCへの切り替えに対する前記コスト関数の値より小さい又はこれに等しいことである、手順、
前記前フレームの前記ダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードBであり、前記現フレームの前記チャネル信号タイプが相関した左側及び右側チャネル信号を示すチャネル信号タイプであり、かつ、前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値が第3のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、前記現フレームのダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードAであり、かつ、前記切替がダウンミックスモードBからダウンミックスモードAへの切替であると判定する手順であって、前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、前記ダウンミックスモード切り替えのコスト関数の前記値であり、前記第3のダウンミックスモード切り替え条件は、前記現フレームのダウンミックスモードBからダウンミックスモードAへの切り替えに対する前記コスト関数の値が、ダウンミックスモードBからダウンミックスモードDへの切り替えに対する前記コスト関数の値より小さい又はこれに等しいことである、手順と、
前記前フレームの前記ダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードBであり、前記現フレームの前記チャネル信号タイプが相関した左側及び右側チャネル信号を示すチャネル信号タイプであり、かつ、前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値が第4のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、前記現フレームのダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードDであり、かつ、前記切替がダウンミックスモードBからダウンミックスモードDへの切替であると判定する手順であって、前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、前記ダウンミックスモード切り替えのコスト関数の前記値であり、前記第4のダウンミックスモード切り替え条件は、前記現フレームのダウンミックスモードBからダウンミックスモードAへの切り替えに対する前記コスト関数の値が、ダウンミックスモードBからダウンミックスモードDへの切り替えに対する前記コスト関数の値より大きい又はこれに等しいことである、手順、
前記前フレームの前記ダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードCであり、前記現フレームの前記チャネル信号タイプが相関した左側及び右側チャネル信号を示すチャネル信号タイプであり、かつ、前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値が第5のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、前記現フレームのダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードDであり、かつ、前記切替がダウンミックスモードCからダウンミックスモードDへの切替であると判定する手順であって、前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、前記ダウンミックスモード切り替えのコスト関数の前記値であり、前記第5のダウンミックスモード切り替え条件は、前記現フレームのダウンミックスモードCからダウンミックスモードAへの切り替えに対する前記コスト関数の値が、ダウンミックスモードCからダウンミックスモードDへの切り替えに対する前記コスト関数の値より大きい又はこれに等しいことである、手順、
前記前フレームの前記ダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードCであり、前記現フレームの前記チャネル信号タイプが相関した左側及び右側チャネル信号を示すチャネル信号タイプであり、かつ、前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値が第6のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、前記現フレームのダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードAであり、かつ、前記切替がダウンミックスモードCからダウンミックスモードAへの切替であると判定する手順であって、前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、前記ダウンミックスモード切り替えのコスト関数の前記値であり、前記第6のダウンミックスモード切り替え条件は、前記現フレームのダウンミックスモードCからダウンミックスモードAへの切り替えに対する前記コスト関数の値が、ダウンミックスモードCからダウンミックスモードDへの切り替えに対する前記コスト関数の値より小さい又はこれに等しいことである、手順、
前記前フレームの前記ダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードDであり、前記現フレームの前記チャネル信号タイプが逆相関した左側及び右側チャネル信号を示すチャネル信号タイプであり、かつ、前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値が第7のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、前記現フレームのダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードBであり、かつ、前記切替がダウンミックスモードDからダウンミックスモードBへの切替であると判定する手順であって、前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、前記ダウンミックスモード切り替えのコスト関数の前記値であり、前記第7のダウンミックスモード切り替え条件は、前記現フレームのダウンミックスモードDからダウンミックスモードBへの切り替えに対する前記コスト関数の値が、ダウンミックスモードDからダウンミックスモードCへの切り替えに対する前記コスト関数の値より小さい又はこれに等しいことである、手順、又は、
前記前フレームの前記ダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードDであり、前記現フレームの前記チャネル信号タイプが逆相関した左側及び右側チャネル信号を示すチャネル信号タイプであり、かつ、前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値が第8のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、前記現フレームのダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードCであり、かつ、前記切替がダウンミックスモードDからダウンミックスモードCへの切替であると判定する手順であって、前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、前記ダウンミックスモード切り替えのコスト関数の前記値であり、前記第8のダウンミックスモード切り替え条件は、前記現フレームのダウンミックスモードDからダウンミックスモードBへの切り替えに対する前記コスト関数の値が、ダウンミックスモードDからダウンミックスモードCへの切り替えに対する前記コスト関数の値より大きい又はこれに等しいことである、手順
を有する、請求項7又は8に記載の装置。 - 前記前フレームの前記ダウンミックスモードと、前記現フレームのダウンミックスモード切り替えのコスト値と、前記現フレームの前記チャネル信号タイプとに基づいて、前記切替を判定する前記手順は、
前記前フレームの前記ダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードAであり、前記現フレームの前記チャネル信号タイプが逆相関した左側及び右側チャネル信号を示すチャネル信号タイプであり、かつ、前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値が第9のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、前記現フレームのダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードCであり、かつ、前記切替がダウンミックスモードAからダウンミックスモードCへの切替であると判定する手順であって、前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、前記現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数であり前記第9のダウンミックスモード切り替え条件は、前記現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数が、チャネルの組み合わせ比率係数の閾値S1より小さい又はこれに等しいことである、手順、
前記前フレームの前記ダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードAであり、前記現フレームの前記チャネル信号タイプが逆相関した左側及び右側チャネル信号を示すチャネル信号タイプであり、かつ、前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値が第10のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、前記現フレームのダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードBであり、かつ、前記切替がダウンミックスモードAからダウンミックスモードBへの切替であると判定する手順であって、前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、前記現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数であり、前記第10のダウンミックスモード切り替え条件は、前記現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数が、チャネルの組み合わせ比率係数の閾値S1より大きい又はこれに等しいことである、手順、
前記前フレームの前記ダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードBであり、前記現フレームの前記チャネル信号タイプが相関した左側及び右側チャネル信号を示すチャネル信号タイプであり、かつ、前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値が第11のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、前記現フレームのダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードAであり、かつ、前記切替がダウンミックスモードBからダウンミックスモードAへの切替であると判定する手順であって、前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、前記現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数であり、前記第11のダウンミックスモード切り替え条件は、前記現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数が、チャネルの組み合わせ比率係数の閾値S2より大きい又はこれに等しいことである、手順、
前記前フレームの前記ダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードBであり、前記現フレームの前記チャネル信号タイプが相関した左側及び右側チャネル信号を示すチャネル信号タイプであり、かつ、前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値が第12のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、前記現フレームのダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードDであり、かつ、前記切替がダウンミックスモードBからダウンミックスモードDへの切替であると判定する手順であって、前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、前記現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数であり、前記第12のダウンミックスモード切り替え条件は、前記現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数が、チャネルの組み合わせ比率係数の閾値S2より小さい又はこれに等しいことである、手順、
前記前フレームの前記ダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードCであり、前記現フレームの前記チャネル信号タイプが相関した左側及び右側チャネル信号を示すチャネル信号タイプであり、かつ、前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値が第13のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、前記現フレームのダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードDであり、かつ、前記切替がダウンミックスモードCからダウンミックスモードDへの切替であると判定する手順であって、前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、前記現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数であり、前記第13のダウンミックスモード切り替え条件は、前記現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数が、チャネルの組み合わせ比率係数の閾値S3より大きい又はこれに等しいことである、手順、
前記前フレームの前記ダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードCであり、前記現フレームの前記チャネル信号タイプが相関した左側及び右側チャネル信号を示すチャネル信号タイプであり、かつ、前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値が第14のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、前記現フレームのダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードAであり、かつ、前記切替がダウンミックスモードCからダウンミックスモードAへの切替であると判定する手順であって、前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、前記現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数であり、前記第14のダウンミックスモード切り替え条件は、前記現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数が、チャネルの組み合わせ比率係数の閾値S3より小さい又はこれに等しいことである、手順、
前記前フレームの前記ダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードDであり、前記現フレームの前記チャネル信号タイプが逆相関した左側及び右側チャネル信号を示すチャネル信号タイプであり、かつ、前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値が第15のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、前記現フレームのダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードBであり、かつ、前記切替がダウンミックスモードDからダウンミックスモードBへの切替であると判定する手順であって、前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、前記現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数であり、前記第15のダウンミックスモード切り替え条件は、前記現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数が、チャネルの組み合わせ比率係数の閾値S4より小さい又はこれに等しいことである、手順、又は、
前記前フレームの前記ダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードDであり、前記現フレームの前記チャネル信号タイプが逆相関した左側及び右側チャネル信号を示すチャネル信号タイプであり、かつ、前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値が第16のダウンミックスモード切り替え条件を満たす場合、前記現フレームのダウンミックスモードが前記ダウンミックスモードCであり、かつ、前記切替がダウンミックスモードDからダウンミックスモードCへの切替であると判定する手順であって、前記現フレームの前記ダウンミックスモード切り替えのコスト値は、前記現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数であり、前記第16のダウンミックスモード切り替え条件は、前記現フレームのチャネルの組み合わせ比率係数が、チャネルの組み合わせ比率係数の閾値S4より大きい又はこれに等しいことである、手順
を有する、請求項7又は8に記載の装置。 -
M2Aは、前記現フレームの前記ダウンミックスモードAに対応するダウンミックス行列を表し、ratioは、前記現フレームの相関した左側及び右側チャネル信号を示すチャネル信号タイプに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
α1=ratio_SMであり、α2=1-ratio_SMであり、ratio_SMは、前記現フレームの逆相関した左側及び右側チャネル信号を示すチャネル信号タイプに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
α1=ratio_SMであり、α2=1-ratio_SMであり、ratio_SMは、前記現フレームの逆相関した左側及び右側チャネル信号を示す前記チャネル信号タイプに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
α1=ratioであり、α2=1-ratioであり、ratioは、前記現フレームの相関した左側及び右側チャネル信号を示す前記チャネル信号タイプに対応するチャネルの組み合わせ比率係数を表し、
前記ダウンミックス行列は、前記プライマリチャネル信号及び前記セカンダリチャネル信号を取得するために前記左側チャネル信号及び前記右側チャネル信号に適用される
請求項7から11のいずれか一項に記載の装置。 - 記録されたプログラムを有するコンピュータ可読記憶媒体であって、前記プログラムは、コンピュータに、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法を実行させる、コンピュータ可読記憶媒体。
- コンピュータに、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法を実行させるように構成されるコンピュータプログラム。
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