JP7087531B2 - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents
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Description
しかしながら、特許文献1に開示された技術等の一般的な技術では、他のCPUが停止していることが前提となっており、このような場面を想定したものではなかった。
第1のプログラムに基づいた処理を実行する第1のCPUと、
前記第1のCPUによる前記第1のプログラムに基づいた処理の実行時に、第1のCPUの出力を抑制する抑制処理または第1のCPUの動作を停止させる停止処理を実行する第2のCPUと、
外部からの入力を受け付け、前記入力を示す信号を前記第2のCPUに出力する入力部と、
を備え、
第2のCPUは、
前記第1のCPUによる前記第1のプログラムに基づいた処理の実行時に前記入力部に入力された操作の手順が所定の操作手順と一致するか否かを判定し、前記入力部に入力された操作の手順が前記所定の操作手順と一致する場合は前記抑制処理および前記停止処理を停止させ、前記入力部に入力された操作の手順が前記所定の操作手順と一致しない場合は前記抑制処理または前記停止処理を継続させる、
ことを特徴とする。
[構成]
図1は、本発明の一実施形態である情報処理装置1の概略図である。
図1に示すように、本実施形態の情報処理装置1は、腕時計型の装置(例えば、スマートウォッチ)として構成されている。また、情報処理装置1は、第1の表示部18及び第2の表示部27(共に後述)を備えており、第1の表示部18の上に第2の表示部27が積層された構成となっている。また、この第2の表示部27は、透過型の表示部であり、第1の表示部18の表示領域が視認可能になるような透過表示あるいは半透過表示と、第1の表示部18の表示領域が視認できなくなるような非透過表示の双方を行うことができる。
このため、情報処理装置1においては、第1の表示部18の少なくとも一部を透過表示あるいは半透過表示とすることにより、第1の表示部18の表示と第2の表示部27の表示とを重ね合わせて表示することが可能となっている。
図2に示すように、情報処理装置1は、第1のCPU(Central Processing Unit)11と、第1のROM(Read Only Memory)12と、第1のRAM(Random Access Memory)13と、第1の記憶部14と、RTC(Real Time Clock)部15と、ドライブ16と、第1の入力部17と、第1の表示部18と、第2のCPU21と、第2のROM22と、第2のRAM23と、第2の記憶部24と、センサ部25と、第2の入力部26と、第2の表示部27と、ブルートゥース(登録商標)アンテナ31と、ブルートゥースモジュール32と、無線LAN(Local Area Network)アンテナ33と、無線LANモジュール34と、GPS(Global Positioning System)アンテナ41と、GPSモジュール42と、を備えている。
具体的に、第1のCPU11は、OS(Operating System)と、OSの管理下で実行される各種プログラムとに基づいて各種演算処理を行い、演算処理の結果に基づいた各種の処理を実行することにより、情報処理装置1におけるスマートフォンに類する機能を実現する。本実施形態において、第1のCPU11は、ブルートゥースモジュール32あるいは無線LANモジュール34を介して受信した電子メールの着信や気象情報に関するメッセージ等を第1の表示部18に表示させたりする。また、第1のCPU11は、第1の入力部17を介して入力される音声を認識したり、その他、スマートフォンに類する機能として実装された各種機能に係る処理を行ったりする。本実施形態において、第1のCPU11は、例えば、Android(登録商標)等の汎用のOSに基づいて演算処理を行う。
また、本実施形態において、第1のCPU11は、RTC部15から所定タイミングで時刻信号を取得する。
第1の入力部17は、音声を電気信号に変換するマイクを備え、入力された音声(操作のための音声コマンド等)を示す信号を第1のCPU11に出力する。
ブルートゥースモジュール32は、第1のCPU11の指示に従って、ブルートゥースアンテナ31を介して他の装置に信号を送信する。また、ブルートゥースモジュール32は、他の装置から送信された信号を受信し、受信した信号が示す情報を第1のCPU11に出力する。
無線LANモジュール34は、第1のCPU11の指示に従って、無線LANアンテナ33を介して他の装置に信号を送信する。また、無線LANモジュール34は、他の装置から送信された信号を受信し、受信した信号が示す情報を第1のCPU11に出力する。
脈拍センサは、情報処理装置1の裏面側(ユーザの腕に面する側)に設置され、情報処理装置1が装着されたユーザの脈拍を検出し、検出した脈拍を示す情報を第2のCPU21に出力する。
地磁気センサは、地磁気の方向を検出し、検出した地磁気の方向を示す情報を第2のCPU21に出力する。
加速度センサは、情報処理装置1における3軸方向の加速度を検出し、検出した加速度を示す情報を第2のCPU21に出力する。
ジャイロセンサは、情報処理装置1における3軸方向の角速度を検出し、検出した角速度を示す情報を第2のCPU21に出力する。
第2のCPU21は、これら各種センサによって検出された情報を、必要に応じて第1のCPU11に対して出力する。第1のCPU11は、これら各種センサによって検出された情報を、例えばスマートフォンに類する機能により利用する。例えば、第1のCPU11は、照度センサが検出した明るさに基づいて、第1の表示部18の表示画面の輝度を調整する。
第2の入力部26は、各種ボタンで構成され、ユーザの指示操作に応じて各種情報を入力する。
第2の表示部27と第1の表示部18の位置関係について、図3A及び図3Bを参照して説明をする。
図3Aは、情報処理装置1の表示領域における照度センサ29の設置形態を示す模式図である。また、図3Bは、図3AにおけるX-X’断面を示す模式図である。
また、図3Bに示すように、情報処理装置1の表示領域は、表面側からカバーガラスCG、第2の表示部27、第1の表示部18、黒色シートBS、メイン基板MBの順に積層された断面構造を有している。これらのうち、黒色シートBSは、第2の表示部27及び第1の表示部18を透過して視認した場合の発色を調整する部材であり、本実施形態では、黒色が視認される構成となっている。また、メイン基板MBには、図2を参照して説明した各ハードウェアが配置されると共に、各ハードウェア間を接続する信号線が配設される。
GPSモジュール42は、GPSアンテナ41から入力されたGPS信号に基づいて、情報処理装置1の位置(例えば、緯度、経度、及び高度)及びGPSによって示される現在時刻を検出する。また、GPSモジュール42は、検出した位置及び現在時刻を示す情報を第2のCPU21に出力する。
図4は、図2の情報処理装置1の機能的構成のうち、装置保安処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
装置保安処理とは、第2のCPU21が、第1のCPU11を含めた情報処理装置1全体のセキュリティを向上させるための一連の処理である。
また、第2の記憶部24の一領域には、認証用情報241が記憶される。
なお、所定の操作手順は、例えば、第2の入力部26に含まれる複数のボタンを所定の順番で押下するというものや、所定のボタンを長押しするというものや、モールス信号のように所定のタイミングでボタンを押下するというものであってよく、これらの組み合わせであってもよい。
図5は、図4の機能的構成を有する図1の情報処理装置1が実行する装置保安処理の流れを説明するフローチャートである。
装置保安処理は、第1のCPU11による処理の実行時に実行される。すなわち、装置保安処理は、第1のプログラム処理部111による、第1のプログラムに基づいた各種演算処理の実行時に実行される。
なお、ステップS11において開始されたセキュリティに関する処理は、ステップS14の時点において未だ継続中である。
このような処理により、情報処理装置1においては、正当なユーザに対しては、情報処理装置1の全ての機能を自由に利用させることができる。一方で、不当なユーザに対しては、セキュリティに関する処理により、第1のプログラム処理部111により実現されるスマートフォンに類する機能の利用を制限することにより、情報処理装置1のセキュリティを確保することができる。例えば、不当なユーザにより、スマートフォンに類する機能により、電話帳等の個人情報を参照されたり、意図しない通信を行われたりすることを防止できる。
すなわち、より適切にセキュリティに関する処理を行うことができる。
このように、情報処理装置1では、安全性が確保されている第2のCPU21が、悪意のある攻撃の対象とされる可能性が相対的に高い第2のCPU21に対してセキュリティに関する処理を行うことにより、より確実に情報処理装置1を保護することができる。
上述の実施形態において、認証処理部214は、ユーザから第2の入力部26に入力された操作に基づいて認証を行っていた。これに限らず他の方法で認証を行うようにしてもよい。
例えば、第2の記憶部24は、認証用情報241として所定のジェスチャー操作を記憶しておく。また、241は、センサ部25に含まれる、加速度センサ及びジャイロセンサ等を利用して、ユーザのジェスチャー操作を認識する。そして、241は、この認識したジェスチャー操作と、認証用情報241として記憶されている所定のジェスチャー操作とが一致した場合に、認証成功とするようにしてもよい。
また他にも、例えば、第2の記憶部24は、センサ部25に、生体センサが含まれる場合は、生体認証により、認証を行うようにしてもよい。
本変形例によれば、情報処理装置1の備えるセンサの種類や、要求されるセキュリティ水準に応じて、適切な認証方法を選択することが可能となる。
上述の実施形態において、出力抑制処理部212は、セキュリティに関する処理として、非透過表示を行うための処理を行っていた。また、動作制御処理部213は、セキュリティに関する処理として、停止状態(あるいはスリープ状態)へと遷移するための制御信号を第1のCPU11に対して出力するための処理を行っていた。これに限らず他の方法でセキュリティに関する処理を行うようにしてもよい。
上述の実施形態において、図5に示した装置保安処理は、第1のCPU11による処理の実行時に実行されていた。これに限らず、セキュリティを高める目的で、他のタイミングで装置保安処理を行うようにしてもよい。
例えば、停止状態(あるいはスリープ状態)の場合にも、装置保安処理を行うようにしてもよい。つまり、第1のプログラム処理部111による、第1のプログラムに基づいた各種演算処理が行われていない場合にも、装置保安処理を行うようにしてもよい。このようにすれば、第1のCPU11が意図しないタイミングで処理を開始したような場合に備えて、予めセキュリティを高めておくことができる。
また他にも、例えば、第1のCPU11が、停止状態(あるいはスリープ状態)から復帰して、起動状態に遷移する際に行うようにしてもよい。つまり、装置保安処理を行ってから、起動状態へ遷移するようにしてもよい。
また他にも、例えば、所定の周期で装置保安処理を行うようにしてもよい。つまり、電源投入と共に装置保安処理を行ってから、所定時間情報処理装置1を利用する都度、装置保安処理を行うようにしてもよい。
情報処理装置1が、上述した実施形態とは異なるハードウェアを更に備えていてもよい。例えば、第2の表示部27の上に、タッチパネルを設けるようにしてもよい。これにより、情報処理装置1においては、第1の表示部18の表示に第2の表示部27の表示を重ね合わせて表示することが可能であると共に、表示内容にタッチ操作することが可能となる。
この場合、タッチパネルは、第2の表示部27の表示画面上に設けられた静電容量方式または抵抗膜式等のタッチパネルにより実現できる。このタッチパネルは、操作面に対するユーザのタッチ操作位置と操作内容とを検出して当該操作に応じた信号を発生させて、入力信号として第1のCPU11に出力する。
また、セキュリティに関する処理を、装置保安処理と関わらず行うようにしてもよい。例えば、情報処理装置1に、ハードウェアとしてカメラが含まれる場合に、カメラでユーザの目を撮像する。そして、撮像した画像を解析することにより、ユーザが各表示部を視認しているか否かを判定する。そして、ユーザが各表示部を視認している場合に、セキュリティに関する処理を行わず、ユーザが各表示部を視認していない場合に、セキュリティに関する処理を行うようにしてもよい。
第1のCPU11は、第1のプログラムに基づいた処理を実行する。
第2のCPU21は、第1のCPU11による前記第1のプログラムに基づいた処理の実行時に当該情報処理装置1のセキュリティに関する処理を更に実行する。
これにより、複数のCPUが同一のプログラムを同一のプログラムの処理を実行し、双方のCPUが同時にハッキング等された上で、そのまま動作を継続することを防止できる。従って、より適切にセキュリティに関する処理を行うことができる。
これにより、例えば、正当なユーザに対しては、情報処理装置1の全ての機能を提供するようなことが可能となる。
これにより、第1のCPU11により提供される機能の利用を制限することが可能となる。
第2のCPU21は、セキュリティに関する処理として、第1のCPU11による出力を抑制するための処理を行う。
これにより、第1のCPU11により提供される機能の利用を制限することが可能となる。
第2のCPU21に対応すると共に、第1の表示部18の表示領域に重畳して配置され、非透過表示が可能な第2の表示部27とを更に備え、
第2のCPU21は、セキュリティに関する処理として、第2の表示部27に非透過表示をさせるための処理を行う。
これにより、仮に第1のCPU11に対応する第1の表示部18に意図しない情報が表示されたとしても、非透過表示により、意図しない情報をユーザに視認されてしまうことを防止することが可能となる。
これにより、悪意のある攻撃を受けやすいオペレーティングシステムに対応した第1のCPU11に対して、セキュリティに関する処理を行うことが可能となる。
これにより、第2のCPU21によって、セキュリティに関する処理以外の処理を実行することができる。また、第2のプログラムは、第1のプログラムとは異なるので、複数のCPUが同一のプログラムを同一のプログラムの処理を実行し、双方のCPUが同時にハッキング等された上で、そのまま動作を継続することを防止できるという効果も、引き続き奏する。
これにより、第1のCPU11が動作しているか否かを問うことなく、セキュリティに関する処理を行うことが可能となる、
例えば、本発明は、輝度調整機能を有する電子機器一般に適用することができる。具体的には、例えば、本発明は、据え置き型のパーソナルコンピュータ、ノート型のパーソナルコンピュータ、スマートフォン、携帯電話機、ポータブルゲーム機、デジタルカメラ、ビデオカメラ、携帯型ナビゲーション装置、複合機等に適用可能である。
換言すると、図4の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が情報処理装置1に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図4の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
本実施形態及びその変形例における機能的構成は、演算処理を実行するプロセッサによって実現され、本実施形態及びその変形例に用いることが可能なプロセッサには、シングルプロセッサ、マルチプロセッサ及びマルチコアプロセッサ等の各種処理装置単体によって構成されるもの他、これら各種処理装置と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field‐Programmable Gate Array)等の処理回路とが組み合わせられたものを含む。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
[付記1]
情報処理装置であって、
第1のプログラムに基づいた処理を実行する第1のCPUと、
前記第1のCPUによる前記第1のプログラムに基づいた処理の実行時に当該情報処理装置のセキュリティに関する処理を更に実行する第2のCPUと、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
[付記2]
前記第2のCPUは、当該第2のCPUが実行する所定の処理が成功した場合に、前記セキュリティに関する処理を停止することを特徴とする付記1に記載の情報処理装置。
[付記3]
前記第2のCPUは、前記セキュリティに関する処理として、前記第1のCPUの動作を停止させるための処理を行うことを特徴とする付記1又は2に記載の情報処理装置。
[付記4]
前記第1のCPUは、前記セキュリティに関する処理に関わらず処理の実行を継続し、
前記第2のCPUは、前記セキュリティに関する処理として、前記第1のCPUによる出力を抑制するための処理を行うことを特徴とする付記1乃至3の何れか1に記載の情報処理装置。
[付記5]
前記第1のCPUに対応する第1の表示部と、
前記第2のCPUに対応すると共に、前記第1の表示部の表示領域に重畳して配置され、非透過表示が可能な第2の表示部とを更に備え、
前記第2のCPUは、前記セキュリティに関する処理として、前記第2の表示部に非透過表示をさせるための処理を行うことを特徴とする付記1乃至4の何れか1に記載の情報処理装置。
[付記6]
前記第1のプログラムは、オペレーティングシステムであることを特徴とする付記1乃至5の何れか1に記載の情報処理装置。
[付記7]
前記第2のCPUは、前記第1のプログラムとは異なるプログラムである第2のプログラムの処理を更に実行することを特徴とする付記1乃至6の何れか1に記載の情報処理装置。
[付記8]
前記第2のCPUは、前記第1のCPUの動作時に加えて、前記第1のCPUの動作停止時にも、前記セキュリティに関する処理を行うことを特徴とする付記1乃至6の何れか1に記載の情報処理装置。
[付記9]
第1のCPUと第2のCPUとを備えた情報処理装置が行う情報処理方法であって、
前記第1のCPUが、第1のプログラムに基づいた処理を実行するステップと、
前記第2のCPUが、前記第1のCPUによる前記第1のプログラムに基づいた処理の実行時に当該情報処理装置のセキュリティに関する処理を更に実行するステップと、
を備えることを特徴とする情報処理方法。
[付記10]
第1のCPUと第2のCPUとを備えた情報処理装置に、
前記第1のCPUが、第1のプログラムに基づいた処理を実行する機能と、
前記第2のCPUが、前記第1のCPUによる前記第1のプログラムに基づいた処理の実行時に当該情報処理装置のセキュリティに関する処理を更に実行する機能と、
を実現させることを特徴とする情報処理プログラム。
Claims (7)
- 第1のプログラムに基づいた処理を実行する第1のCPUと、
前記第1のCPUによる前記第1のプログラムに基づいた処理の実行時に、第1のCPUの出力を抑制する抑制処理または第1のCPUの動作を停止させる停止処理を実行する第2のCPUと、
外部からの入力を受け付け、前記入力を示す信号を前記第2のCPUに出力する入力部と、
を備え、
第2のCPUは、
前記第1のCPUによる前記第1のプログラムに基づいた処理の実行時に前記入力部に入力された操作の手順が所定の操作手順と一致するか否かを判定し、前記入力部に入力された操作の手順が前記所定の操作手順と一致する場合は前記抑制処理および前記停止処理を停止させ、前記入力部に入力された操作の手順が前記所定の操作手順と一致しない場合は前記抑制処理または前記停止処理を継続させる、
ことを特徴とする情報処理装置。 - 前記第1のCPUが制御する第1の表示部と、
前記第2のCPUが制御すると共に、前記第1の表示部の表示領域に重畳して配置され、非透過表示が可能な第2の表示部とを更に備え、
前記第2のCPUは、
前記抑制処理として、前記第2の表示部に非透過表示をさせるための処理を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記第1のプログラムは、オペレーティングシステムである
ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。 - 前記第2のCPUは、
前記第1のプログラムとは異なるプログラムである第2のプログラムの処理を更に実行する
ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報処理装置。 - 前記第2のCPUは、
前記第1のCPUの動作時に加えて、前記第1のCPUの動作停止時にも、前記抑制処理または前記停止処理を行う
ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の情報処理装置。 - 第1のCPUと第2のCPUとを備えた情報処理装置が行う情報処理方法であって、
前記第1のCPUが、第1のプログラムに基づいた処理を実行する第1制御ステップと、
前記第2のCPUが、前記第1のCPUによる前記第1のプログラムに基づいた処理の実行時に第1のCPUの出力を抑制する抑制処理または第1のCPUの動作を停止させる停止処理を実行する第2制御ステップと、
外部からの入力を受け付け、前記入力を示す信号を前記第2のCPUに出力する入力ステップと、
を有し、
前記第2制御ステップは、
前記第1のCPUによる前記第1のプログラムに基づいた処理の実行時に前記入力ステップに入力された操作の手順が所定の操作手順と一致するか否かを判定し、前記入力ステップに入力された操作の手順が前記所定の操作手順と一致する場合は前記抑制処理および前記停止処理を停止させ、前記入力ステップに入力された操作の手順が前記所定の操作手順と一致しない場合は前記抑制処理または前記停止処理を継続させる、
ことを特徴とする情報処理方法。 - 第1のCPUと第2のCPUとを備えた情報処理装置のコンピュータを、
前記第1のCPUが、第1のプログラムに基づいた処理を実行する第1制御手段、
前記第2のCPUが、前記第1のCPUによる前記第1のプログラムに基づいた処理の実行時に第1のCPUの出力を抑制する抑制処理または第1のCPUの動作を停止させる停止処理を実行する第2制御手段、
外部からの入力を受け付け、前記入力を示す信号を前記第2のCPUに出力する入力手段、
として機能させ、
前記第2制御手段は、
前記第1のCPUによる前記第1のプログラムに基づいた処理の実行時に前記入力手段に入力された操作の手順が所定の操作手順と一致するか否かを判定し、前記入力手段に入力された操作の手順が前記所定の操作手順と一致する場合は前記抑制処理および前記停止処理を停止させ、前記入力手段に入力された操作の手順が前記所定の操作手順と一致しない場合は前記抑制処理または前記停止処理を継続させる、
ことを特徴とする情報処理プログラム。
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