JP7085060B2 - 中継装置、プログラム、通信システム及び通信方法 - Google Patents
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Description
本発明は、中継装置、プログラム、通信システム及び通信方法に関する。
基地局として機能する移動可能な中継装置が知られていた(例えば、特許文献1参照)。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特開2011-029988号公報
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特開2011-029988号公報
中継装置の運用を適切に支援可能な技術を提供することが望ましい。
本発明の第1の態様によれば、無線基地局と通信端末との通信を中継する中継装置が提供される。中継装置は、無線基地局と通信端末との通信を中継する中継機能のオンオフを切り替える中継機能管理部を備えてよい。中継装置は、中継機能管理部が中継機能をオフに切り替える場合に、中継装置と無線通信接続を確立している通信端末に対するハンドオーバ閾値の変更命令を、通信端末に送信する変更命令送信部を備えてよい。
上記ハンドオーバ閾値の変更命令は、上記通信端末との無線通信に用いている無線周波数帯に対するハンドオーバ閾値を変更する命令であってよい。上記中継装置は、上記通信端末との無線通信に用いている無線周波数帯を特定する特定部を備えてよく、上記変更命令送信部は、上記特定部によって特定された上記無線周波数帯に対するハンドオーバ閾値の変更命令を、上記通信端末に送信してよい。上記変更命令送信部は、上記中継機能管理部が上記中継機能をオフに切り替える場合に、上記中継機能をオフに切り替えることを通知する通知信号を上記無線基地局に送信し、上記無線基地局によって送信された上記変更命令を受信して、上記変更命令を上記通信端末に送信してよい。上記中継装置は、上記中継機能管理部が上記中継機能をオフに切り替える場合に、上記変更命令を生成する変更命令生成部を備えてよく、上記変更命令送信部は、上記変更命令生成部によって生成された上記変更命令を上記通信端末に送信してよい。上記変更命令送信部は、サービングセルからの電波受信強度が上記ハンドオーバ閾値よりも低いか否かを判定するための上記ハンドオーバ閾値を増加させる上記変更命令を上記通信端末に送信してよい。上記変更命令送信部は、上記ハンドオーバ閾値を予め定められた値まで増加させる上記変更命令を上記通信端末に送信してよい。上記変更命令送信部は、上記ハンドオーバ閾値を予め定められた値の分増加させる上記変更命令を上記通信端末に送信してよい。上記変更命令送信部は、上記中継機能管理部が上記中継機能をオフに切り替える前に、上記変更命令を上記通信端末に送信してよい。上記中継機能管理部は、上記変更命令送信部が上記変更命令を上記通信端末に送信して、上記通信端末が上記中継装置からハンドオーバした後に、上記中継機能をオフに切り替えてよい。上記中継機能管理部は、上記中継装置と無線通信接続を確立している全ての上記通信端末が上記中継装置からハンドオーバした後に、上記中継機能をオフに切り替えてよい。
上記中継装置は、移動体に搭載されてよい。上記中継装置は、上記中継機能がオンである間に上記移動体の状態を監視して、上記中継機能がオフにされることを推定する推定部を備えてよく、上記変更命令送信部は、上記推定部によって上記中継機能がオフにされると推定されたことに応じて、上記変更命令を上記通信端末に送信してよい。上記推定部は、上記移動体の移動速度が予め定められた条件を満たした場合に、上記中継機能がオフにされると推定してよい。上記推定部は、上記移動体の移動速度が予め定められた速度よりも遅い場合に、上記中継機能がオフにされると推定してよい。上記推定部は、上記移動体の電源オフ操作を検出した場合に、上記中継機能がオフにされると推定してよい。上記移動体は、車両であってよく、上記推定部は、上記車両のイグニッションオフ操作を検出した場合に、上記中継機能がオフにされると推定してよい。
本発明の第2の態様によれば、コンピュータを、上記中継装置として機能させるためのプログラムが提供される。
本発明の第3の態様によれば、無線基地局と通信端末との通信を中継する中継手段を備える通信システムが提供される。通信システムは、中継手段の無線基地局と通信端末との通信を中継する中継機能のオンオフを切り替える中継機能管理手段を備えてよい。通信システムは、中継機能管理手段が中継機能をオフに切り替える場合に、中継手段と無線通信接続を確立している通信端末に対するハンドオーバ閾値の変更命令を、通信端末に送信する変更命令送信手段を備えてよい。通信システムは、中継手段が通信端末との無線通信に用いている無線周波数帯を特定する特定手段を備えてよく、変更命令送信手段は、特定手段によって特定された無線周波数帯に対するハンドオーバ閾値の変更命令を、通信端末に送信してよい。
本発明の第4の態様によれば、通信方法が提供される。通信方法は、無線基地局と通信端末との通信を中継する中継手段の中継機能をオンからオフへと切り替える場合に、中継手段と無線通信接続を確立している通信端末に対するハンドオーバ閾値の変更命令を、通信端末に送信する変更命令送信段階を備えてよい。通信方法は、中継手段が通信端末との無線通信に用いている無線周波数帯を特定する特定段階を備えてよく、変更命令送信段階は、特定段階において特定された無線周波数帯に対するハンドオーバ閾値の変更命令を、通信端末に送信してよい。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、通信システム10の一例を概略的に示す。通信システム10は、無線基地局100と通信端末300との通信を中継する中継装置210を含む。中継装置210は、移動体に搭載されてよい。本実施形態では、中継装置210が車両200に搭載される場合を例に挙げて説明する。中継装置210を搭載した車両200は、移動基地局と呼ばれる場合もある。移動体の他の例として、ドローンのような無人航空機等が挙げられる。通信システム10は、車両200を含んでもよい。通信システム10は、無線基地局100を含んでもよい。なお、中継装置210は、移動体に搭載されず、固定的に設置されてもよい。中継装置210は、中継手段の一例であってよい。
車両200は、自動車であってよい。車両200は、無線通信機能を有していれば、どのような種類の自動車であってもよい。車両200は、例えば、ガソリン車であってよく、また、いわゆるエコカーであってもよい。エコカーの種類としては、HV(Hybrid Vehicle)、PHEV/PHV(Plug-in Hybrid Vehicle)、EV(Electric Vehicle)、及びFCV(Fuel Cell Vehicle)等が挙げられる。車両200は、どのような用途の自動車であってもよい。車両200は、例えば、自家用車であってよく、また、タクシー及びバス等の事業用の車両であってもよい。
無線基地局100は、任意の移動体通信方式に準拠していてよい。無線基地局100は、例えば、3G(3rd Generation)通信方式に準拠する。無線基地局100は、例えば、LTE(Long Term Evolution)通信方式に準拠する。無線基地局100は、eNB(eNodeB)であってよい。また、無線基地局100は、例えば、5G(5th Generation)通信方式に準拠する。無線基地局100は、gNB(gNodeB)であってよい。無線基地局100は、6G(6th Generation)通信方式以降の移動体通信方式に準拠してもよい。ここでは、無線基地局100がLTE通信方式に準拠する場合を主に例に挙げて説明する。
中継装置210は、例えば、無線基地局100によって生成される無線通信エリア102に在圏して、無線基地局100との間で無線通信を実行する。中継装置210が無線基地局100によって生成される無線通信エリア102に在圏しているとは、中継装置210が無線通信エリア102内に位置して無線基地局100と無線通信接続を確立していることであってよい。
中継装置210は、例えば、無線通信エリア202を生成して、無線通信エリア202に在圏している通信端末300との間で無線通信を実行する。通信端末300が無線通信エリア202に在圏しているとは、通信端末300が無線通信エリア202内に位置して車両200と無線通信接続を確立していることであってよい。なお、通信端末300が中継装置210によって生成されている無線通信エリア202に在圏していることを、通信端末300が中継装置210に在圏していると記載する場合がある。
中継装置210と通信端末300との間の移動体通信方式は、中継装置210と無線基地局100との間の移動体通信方式と同一であってよい。また、中継装置210と通信端末300との間の移動体通信方式は、中継装置210と無線基地局100との間の移動体通信方式と異なってもよい。
通信端末300は、無線通信機能を有していればどのような通信端末であってもよい。通信端末300は、例えば、スマートフォン等の携帯電話、タブレット端末、ウェアラブル端末、及びPC(Personal Computer)等である。また、通信端末300は、IoT(Internet of Thing)端末であってもよい。
本実施形態に係る中継装置210は、無線基地局100と通信端末300との通信を中継する中継機能のオンオフを切り替え可能である。中継装置210は、例えば、車両200の乗員の操作に従って中継機能のオンオフを切り替える。
また、例えば、車両200の動作状態に応じて、中継装置210の中継機能のオンオフが切り替わる。例えば、車両200がエンジンを有する車であり、オフ状態、アクセサリ(ACCと記載する場合がある。)電源オン状態、イグニッション(IGと記載する場合がある。)電源オン状態、及びエンジンオン状態を有する場合に、IG電源がオンになったときに、中継装置210の中継機能がオンになり、IG電源がオフになったときに、中継装置210の中継機能がオフになる。また、例えば、エンジンがオンになったときに、中継装置210の中継機能がオンになり、エンジンがオフになったときに、中継装置210の中継機能がオフになる。なお、ACC電源がオンになったときに、中継装置210の中継機能がオンになり、ACC電源がオフになったときに、中継装置210の中継機能がオフになってもよい。
また、例えば、車両200が電気自動車であり、オフ状態、一部の電装品が利用可能になるACC状態、全ての電装品が利用可能になるオン状態、及び走行可能状態を有する場合、オン状態になったときに、中継装置210の中継機能がオンになり、オン状態からACC状態又はオフ状態に切り替わったときに、中継装置210の中継機能がオフになる。また、例えば、走行可能状態になったときに、中継装置210の中継機能がオンになり、走行可能状態からオン状態、ACC状態、又はオフ状態に切り替わったときに、中継装置210の中継機能がオフになる。
また、例えば、車両200が電気自動車であり、オフ状態、電源オン状態、及び走行可能状態を有する場合、電源オン状態になったときに、中継装置210の中継機能がオンになり、電源オン状態からオフ状態に切り替わったときに、中継装置210の中継機能がオフになる。また、例えば、走行可能状態になったときに、中継装置210の中継機能がオンになり、走行可能状態から電源オン状態又はオフ状態に切り替わったときに、中継装置210の中継機能がオフになる。
通信端末300が中継装置210に在圏している状態で、中継装置210の中継機能がオフに切り替わると、通信端末300の無線通信接続は切断されてしまう。中継装置210に複数の通信端末300が在圏している場合、再接続が多発してしまうことになる。
本実施形態に係る中継装置210は、中継機能をオフにする場合に、中継機能をオフにする前に、中継装置210に在圏している通信端末300が、他の中継装置210や無線基地局100に在圏するように誘導する処理を行う。中継装置210は、中継機能をオフに切り替える場合に、中継装置210に在圏している通信端末300に対するハンドオーバ閾値の変更命令を、通信端末300に送信する。中継装置210は、中継機能をオフに切り替える場合に、中継装置210に在圏している通信端末300に対して、通信端末300との無線通信に用いている無線周波数帯に対するハンドオーバ閾値の変更命令を送信してよい。
中継装置210は、例えば、サービングセルからの電波受信強度がハンドオーバ閾値よりも低いか否かを判定するための当該ハンドオーバ閾値を増加させる変更命令を通信端末300に送信する。具体例として、中継装置210は、LTE通信方式の、イベントA2におけるハンドオーバ閾値を増加させる変更命令を通信端末300に送信する。また、例えば、中継装置210は、イベントA5における、サービングセルからの電波受信強度と比較するハンドオーバ閾値を増加させる変更命令を通信端末300に送信する。
中継装置210は、例えば、ハンドオーバ閾値を予め定められた値まで増加させる変更命令を通信端末300に送信する。当該予め定められた値は、例えば、通常では設定されないような、現実的でないほどの高い値(例えば無限大かそれ相当)であってよい。
また、例えば、中継装置210は、ハンドオーバ閾値を予め定められた値の分増加させる変更命令を通信端末300に送信する。当該予め定められた値は、現実的な値に設定されているハンドオーバ閾値に加算することによって、現実的でないほどの高い値(例えば無限大かそれ相当)となるような値であってよい。
上述したように、通信端末300のハンドオーバ閾値を変更させることによって、中継装置210に在圏する通信端末300にハンドオーバを促すことができ、中継装置210から通信端末300を早期にハンドオーバさせることができる。中継装置210は、通信端末300が中継装置210からハンドオーバした後に、中継機能をオフに切り替えてよい。これにより、中継装置210が中継機能をオフに切り替えるにあたって、中継装置210に在圏する通信端末300の無線通信接続が切断されて、再接続が多発してしまう事態の発生を抑制することができる。
図2は、通信システム10における処理の流れの一例を概略的に示す。ここでは、中継装置210に通信端末300が在圏している状況で、中継装置210が中継機能をオフにする場合の処理の流れを説明する。
ステップ(ステップをSと省略して記載する場合がある。)102では、中継装置210が、車両200の乗員による、中継機能のオフ操作を受け付ける。S104では、中継装置210が、ハンドオーバ閾値の変更命令を通信端末300に送信する。中継装置210は、例えば、メッセージ(例えば、RRC Connection Reconfiguration)にハンドオーバ閾値の変更命令を含めて通信端末300に送信する。
S106では、通信端末300が、S104において受信した変更命令に従って、ハンドオーバ閾値を変更する。S108では、通信端末300が、中継装置210からの電波受信強度を測定する。ここでは、測定した電波受信強度が、S106において変更した後のハンドオーバ閾値より低いものとして説明を続ける。
S110では、通信端末300が、測定報告を中継装置210に送信する。当該測定報告は、いわゆるMeasurement Reportであってよい。
S112では、ハンドオーバ処理が実行されて、通信端末300がハンドオーバする。通信端末300は、例えば、中継装置210が在圏している無線基地局100や、中継装置210とは異なる中継装置210に在圏する。
当該ハンドオーバ処理の方式は、任意の方式であってよい。例えば、当該ハンドオーバ処理は、X2ハンドオーバである。この場合、S110において測定報告を受信した中継装置210は、通信端末300のハンドオーバ先を決定して、ハンドオーバ先に対してハンドオーバ要求を送信し、通信端末300に対してハンドオーバ指示を送信する。中継装置210は、X2インタフェースを介して通信端末300の端末情報をハンドオーバ先に送信し、通信端末300とハンドオーバ先との間で同期処理が行われる。また、ハンドオーバ先から、コアネットワーク20内のMME(Mobility Management Entity)22に対してパスの切り替え要求が送信され、MME22は、ハンドオーバ先をコア側に通知する。そして、コア側によって、パスの切り替えが行われ、ハンドオーバが完了する。なお、当該ハンドオーバ処理は、S1ハンドオーバであってもよい。
S114では、中継装置210が、通信端末300のハンドオーバが完了した後に、中継機能をオフにする。
図3は、通信システム10における処理の流れの一例を概略的に示す。ここでは、図2に示す処理の流れとは異なる点を主に説明する。
S202では、中継装置210が、車両200の乗員による、中継機能のオフ操作を受け付ける。S204では、中継装置210が、中継機能をオフにすることを通知する通知信号を、中継装置210が在圏している無線基地局100に送信する。
S206では、無線基地局100が、S204において通知信号を受信したことに応じて、通信端末300に対するハンドオーバ閾値の変更命令を中継装置210に送信する。S208では、中継装置210が、S206において受信した変更命令を通信端末300に送信する。
S210では、通信端末300が、S208において受信した変更命令に従って、ハンドオーバ閾値を変更する。S212では、通信端末300が、中継装置210からの電波受信強度を測定する。S214では、通信端末300が、測定報告を中継装置210に送信する。S216では、ハンドオーバ処理が実行されて、通信端末300がハンドオーバする。S218では、中継装置210が、通信端末300のハンドオーバが完了した後に、中継機能をオフにする。
図4は、中継装置210の機能構成の一例を概略的に示す。中継装置210は、中継機能管理部212、変更命令生成部214、端末通信部220、基地局通信部230、及び推定部240を備える。なお、中継装置210がこれらの全ての構成を備えることは必須とは限らない。
中継機能管理部212は、無線基地局100と通信端末300との通信を中継する中継機能を管理する。中継機能管理部212は、中継機能のオンオフを切り替えてよい。中継機能管理部212は、中継機能管理手段の一例であってよい。
中継機能管理部212は、例えば、中継装置210に対する操作に従って、中継機能のオンオフを切り替える。例えば、中継機能管理部212は、中継装置210が搭載された車両200の乗員の操作に従って、中継機能のオンオフを切り替える。また、例えば、中継機能管理部212は、中継装置210が搭載される移動体の状態に応じて、中継機能のオンオフを切り替える。
中継装置210が、エンジンを有する車両200に搭載された場合、中継機能管理部212は、例えば、IG電源がオンになったときに、中継機能をオンにする。中継機能管理部212は、エンジンがオンになったときに、中継機能をオンにしてもよい。中継機能管理部212は、ACC電源がオンになったときに、中継機能をオンにしてもよい。中継機能管理部212は、IG電源がオフになるときに、中継機能をオフにしてよい。中継機能管理部212は、エンジンがオフになるときに、中継機能をオフにしてもよい。中継機能管理部212は、ACC電源がオフになるときに、中継機能をオフにしてもよい。
中継装置210が、オフ状態、ACC状態、オン状態、及び走行可能状態を有する電気自動車に搭載された場合、中継機能管理部212は、例えば、オン状態になったときに、中継機能をオンにする。中継機能管理部212は、走行可能状態になったときに、中継機能をオンにしてもよい。中継機能管理部212は、ACC状態になったときに、中継機能をオンにしてもよい。中継機能管理部212は、オン状態からACC状態又はオフ状態に切り替わるときに、中継機能をオフにしてよい。中継機能管理部212は、走行可能状態から、オン状態、ACC状態、又はオフ状態に切り替わるときに、中継機能をオフにしてもよい。中継機能管理部212は、ACC状態からオフ状態に切り替わるときに、中継機能をオフにしてもよい。
中継装置210が、オフ状態、電源オン状態、及び走行可能状態を有する電気自動車に搭載された場合、中継機能管理部212は、電源オン状態になったときに、中継機能をオンにしてよい。中継機能管理部212は、走行可能状態になったときに、中継機能をオンにしてもよい。中継機能管理部212は、電源オン状態からオフ状態に切り替わるときに、中継機能をオフにしてよい。中継機能管理部212は、走行可能状態から電源オン状態又はオフ状態に切り替わるときに、中継機能をオフにしてもよい。
変更命令生成部214は、中継機能管理部212が中継機能をオフに切り替える場合に、中継装置210に在圏している通信端末300に対するハンドオーバ閾値の変更命令を生成する。
端末通信部220は、通信端末300と無線通信する。端末通信部220は、変更命令送信部222及び特定部224を有する。変更命令送信部222は、中継機能管理部212が中継機能をオフに切り替える場合に、ハンドオーバ閾値の変更命令を、中継装置210に在圏している通信端末300に対して送信する。変更命令送信部222は、変更命令送信手段の一例であってよい。
特定部224は、通信端末300との無線通信に用いている無線周波数帯を特定する。変更命令送信部222によって送信されるハンドオーバ閾値の変更命令は、特定部224によって特定された無線周波数帯に対するハンドオーバ閾値を変更する命令であってよい。特定部224は、特定手段の一例であってよい。
変更命令送信部222は、例えば、変更命令生成部214によって生成された変更命令を通信端末300に送信する。変更命令生成部214は、特定部224によって特定された無線周波数帯に対するハンドオーバ閾値の変更命令を生成してもよい。変更命令は、無線基地局100によって生成されてもよい。
基地局通信部230は、無線基地局100と無線通信する。基地局通信部230は、通知信号送信部232及び変更命令受信部234を有してよい。通知信号送信部232は、中継機能管理部212が中継機能をオフに切り替える場合に、中継機能をオフにすることを通知する通知信号を無線基地局100に送信する。通知信号送信部232は、特定部224によって特定された無線周波数帯を、通知信号とともに無線基地局100に送信してもよい。
変更命令受信部234は、通知信号送信部232によって送信された通知信号に応じて、無線基地局100が生成して送信した、通信端末300に対するハンドオーバ閾値の変更命令を受信する。変更命令受信部234は、通知信号送信部232によって送信された通知信号及び無線周波数帯に応じて、無線基地局100が生成して送信した、通信端末300に対する、特定部224によって特定された無線周波数帯に対するハンドオーバ閾値の変更命令を、受信してもよい。また、変更命令は、中継装置210外に設けられた他の装置によって生成されてもよい。例えば、変更命令は、MME22によって生成されてもよい。変更命令受信部234は、MME22によって生成された変更命令を受信してもよい。変更命令送信部222は、変更命令受信部234が受信した変更命令を通信端末300に送信してもよい。
変更命令送信部222は、ハンドオーバ閾値を予め定められた値まで増加させる変更命令を通信端末300に送信してよい。変更命令送信部222は、ハンドオーバ閾値を予め定められた値の分増加させる変更命令を通信端末300に送信してもよい。
中継機能管理部212は、変更命令送信部222が変更命令を通信端末300に送信した後であって、通信端末300が中継装置210からハンドオーバした後に、中継機能をオフに切り替えてよい。中継機能管理部212は、変更命令送信部222が変更命令を通信端末300に送信した後であって、中継装置210に在圏する全ての通信端末300が中継装置210からハンドオーバした後に、中継機能をオフに切り替えてよい。
推定部240は、中継機能がオンである間に、中継装置210を搭載している移動体の状態を監視して、中継機能がオフにされることを推定する。推定部240は、例えば、移動体の移動速度が予め定められた条件を満たした場合に、中継機能がオフにされると推定する。また、推定部240は、例えば、移動体の移動速度が予め定められた速度よりも遅い場合に、中継機能がオフにされると推定する。
例えば、中継装置210が車両200に搭載された場合、推定部240は、車両200の走行速度が予め定められた条件を満たした場合に、中継機能がオフにされると推定する。推定部240は、例えば、車両200の走行速度の変化を監視して、車両200が駐車される蓋然性が高いと判定した場合に、中継機能がオフにされると推定する。走行速度の変化と、車両200が駐車されるか否かとの関係は、例えば、走行速度の変化及び車両200が駐車されたか否かを示す多数のデータに対して機械学習を実行することによって、導出される。
また、推定部240は、車両200の走行速度が、予め定められた速度よりも遅い場合に、中継機能がオフにされると推定する。車両200の走行速度が予め定められた速度よりも遅い場合、車両200は、そのまま駐車されて、エンジンや電源がオフにされる蓋然性が高く、中継機能がオフにされる可能性が高いといえる。
推定部240は、移動体の電源オフ操作を検出した場合に、中継機能がオフにされると推定する。この場合、移動体は、例えば、電源オフ操作が行われた場合に、中継装置210に在圏している通信端末300がハンドオーバした後に、電源をオフにするよう構成されていてよい。
中継装置210が車両200に搭載された場合、推定部240は、車両200のイグニッションオフ操作を検出した場合に、中継機能がオフにされると推定してもよい。また、推定部240は、車両200のエンジンオフ操作を検出した場合に、中継機能がオフにされると推定してもよい。
変更命令送信部222は、推定部240によって、中継機能がオフにされると推定されたことに応じて、変更命令を通信端末300に送信してよい。例えば、推定部240によって、中継機能がオフにされると推定されたことに応じて、変更命令生成部214が変更命令を生成し、変更命令送信部222は、変更命令生成部214によって生成された変更命令を通信端末300に送信する。また、例えば、推定部240によって、中継機能がオフにされると推定されたことに応じて、通知信号送信部232が通知信号を無線基地局100に送信し、変更命令受信部234が無線基地局100から受信した変更命令を、変更命令送信部222が、通信端末300に送信する。
図4では、中継装置210が特定部224を有する例を示したが、これに限らない。特定部224は、中継装置210外に設けられた他の装置内に配置されてもよい。例えば、特定部224は、無線基地局100に配置される。この場合、無線基地局100は、特定手段の一例であってよい。また、特定部224は、MME22に配置されてもよい。この場合、MME22は、特定手段の一例であってよい。
図5は、中継装置210による処理の流れの一例を概略的に示す。ここでは、中継機能管理部212によって中継機能がオンからオフに切り替えられる場合の、中継装置210が備える各部構成による処理の流れを概略的に示す。
S302では、変更命令送信部222が、中継装置210に在圏している全ての通信端末300に対して、ハンドオーバ閾値の変更命令を送信する。変更命令送信部222は、特定部224によって特定された、複数の通信端末300のそれぞれとの無線通信に用いている無線周波数帯に対するハンドオーバ閾値の変更命令を、複数の通信端末300のそれぞれに送信してもよい。
S304では、中継機能管理部212が、中継装置210に在圏する全ての通信端末300が中継装置210からハンドオーバしたか否かを判定する。ハンドオーバしたと判定した場合、S306に進む。S306では、中継機能管理部212が、中継機能をオフにする。そして、処理を終了する。
図6は、中継装置210による処理の流れの一例を概略的に示す。ここでは、推定部240が、中継装置210を搭載している移動体の状態を監視している状態を開始状態として説明する。
S402では、推定部240が、中継装置210を搭載している移動体の状態を取得する。S404では、推定部240が、S402において取得した移動体の状態に基づいて、中継機能がオフにされるか否かを判定する。推定部240は、例えば、移動体の移動速度が予め定められた条件を満たした場合に、中継機能がオフにされると判定する。中継機能がオフにされると判定した場合、S406に進み、オフにされると判定しなかった場合、S402に戻る。
S406では、変更命令送信部222が、中継装置210に在圏している全ての通信端末300に対して、ハンドオーバ閾値の変更命令を送信する。変更命令送信部222は、特定部224によって特定された、複数の通信端末300のそれぞれとの無線通信に用いている無線周波数帯に対するハンドオーバ閾値の変更命令を、複数の通信端末300のそれぞれに送信してもよい。
S408では、中継機能管理部212が、中継装置210に在圏する全ての通信端末300が中継装置210からハンドオーバしたか否かを判定する。ハンドオーバしたと判定した場合、S410に進む。S410では、中継機能管理部212が、中継機能をオフにする。そして、処理を終了する。
図7は、中継装置210として機能するコンピュータ1200のハードウェア構成の一例を概略的に示す。コンピュータ1200にインストールされたプログラムは、コンピュータ1200を、上記実施形態に係る装置の1又は複数の「部」として機能させ、又はコンピュータ1200に、上記実施形態に係る装置に関連付けられるオペレーション又は当該1又は複数の「部」を実行させることができ、及び/又はコンピュータ1200に、上記実施形態に係るプロセス又は当該プロセスの段階を実行させることができる。そのようなプログラムは、コンピュータ1200に、本明細書に記載のフローチャート及びブロック図のブロックのうちのいくつか又はすべてに関連付けられた特定のオペレーションを実行させるべく、CPU1212によって実行されてよい。
本実施形態によるコンピュータ1200は、CPU1212、RAM1214、及びグラフィックコントローラ1216を含み、それらはホストコントローラ1210によって相互に接続されている。コンピュータ1200はまた、通信インタフェース1222、記憶装置1224、DVDドライブ1226、及びICカードドライブのような入出力ユニットを含み、それらは入出力コントローラ1220を介してホストコントローラ1210に接続されている。DVDドライブ1226は、DVD-ROMドライブ及びDVD-RAMドライブ等であってよい。記憶装置1224は、ハードディスクドライブ及びソリッドステートドライブ等であってよい。コンピュータ1200はまた、ROM1230及びタッチパネルのようなレガシの入出力ユニットを含み、それらは入出力チップ1240を介して入出力コントローラ1220に接続されている。
CPU1212は、ROM1230及びRAM1214内に格納されたプログラムに従い動作し、それにより各ユニットを制御する。グラフィックコントローラ1216は、RAM1214内に提供されるフレームバッファ等又はそれ自体の中に、CPU1212によって生成されるイメージデータを取得し、イメージデータがディスプレイデバイス1218上に表示されるようにする。コンピュータ1200は、ディスプレイデバイス1218を備えていなくてもよく、その場合、グラフィックコントローラ1216は、イメージデータが外部のディスプレイデバイスに表示されるようにする。
通信インタフェース1222は、無線通信ネットワークを介して他の電子デバイスと通信する。記憶装置1224は、コンピュータ1200内のCPU1212によって使用されるプログラム及びデータを格納する。DVDドライブ1226は、プログラム又はデータをDVD-ROM1227等から読み取り、記憶装置1224に提供する。ICカードドライブは、プログラム及びデータをICカードから読み取り、及び/又はプログラム及びデータをICカードに書き込む。
ROM1230はその中に、アクティブ化時にコンピュータ1200によって実行されるブートプログラム等、及び/又はコンピュータ1200のハードウェアに依存するプログラムを格納する。入出力チップ1240はまた、USBポート等を介して、様々な入出力ユニットを入出力コントローラ1220に接続してよい。
プログラムは、DVD-ROM1227又はICカードのようなコンピュータ可読記憶媒体によって提供される。プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体から読み取られ、コンピュータ可読記憶媒体の例でもある記憶装置1224、RAM1214、又はROM1230にインストールされ、CPU1212によって実行される。これらのプログラム内に記述される情報処理は、コンピュータ1200に読み取られ、プログラムと、上記様々なタイプのハードウェアリソースとの間の連携をもたらす。装置又は方法が、コンピュータ1200の使用に従い情報のオペレーション又は処理を実現することによって構成されてよい。
例えば、通信がコンピュータ1200及び外部デバイス間で実行される場合、CPU1212は、RAM1214にロードされた通信プログラムを実行し、通信プログラムに記述された処理に基づいて、通信インタフェース1222に対し、通信処理を命令してよい。通信インタフェース1222は、CPU1212の制御の下、RAM1214、記憶装置1224、DVD-ROM1227、又はICカードのような記録媒体内に提供される送信バッファ領域に格納された送信データを読み取り、読み取られた送信データをネットワークに送信し、又はネットワークから受信した受信データを記録媒体上に提供される受信バッファ領域等に書き込む。
また、CPU1212は、記憶装置1224、DVDドライブ1226(DVD-ROM1227)、ICカード等のような外部記録媒体に格納されたファイル又はデータベースの全部又は必要な部分がRAM1214に読み取られるようにし、RAM1214上のデータに対し様々なタイプの処理を実行してよい。CPU1212は次に、処理されたデータを外部記録媒体にライトバックしてよい。
様々なタイプのプログラム、データ、テーブル、及びデータベースのような様々なタイプの情報が記録媒体に格納され、情報処理を受けてよい。CPU1212は、RAM1214から読み取られたデータに対し、本開示の随所に記載され、プログラムの命令シーケンスによって指定される様々なタイプのオペレーション、情報処理、条件判断、条件分岐、無条件分岐、情報の検索/置換等を含む、様々なタイプの処理を実行してよく、結果をRAM1214に対しライトバックする。また、CPU1212は、記録媒体内のファイル、データベース等における情報を検索してよい。例えば、各々が第2の属性の属性値に関連付けられた第1の属性の属性値を有する複数のエントリが記録媒体内に格納される場合、CPU1212は、当該複数のエントリの中から、第1の属性の属性値が指定されている条件に一致するエントリを検索し、当該エントリ内に格納された第2の属性の属性値を読み取り、それにより予め定められた条件を満たす第1の属性に関連付けられた第2の属性の属性値を取得してよい。
上で説明したプログラム又はソフトウェアモジュールは、コンピュータ1200上又はコンピュータ1200近傍のコンピュータ可読記憶媒体に格納されてよい。また、専用通信ネットワーク又はインターネットに接続されたサーバシステム内に提供されるハードディスク又はRAMのような記録媒体が、コンピュータ可読記憶媒体として使用可能であり、それによりプログラムを、ネットワークを介してコンピュータ1200に提供する。
上記実施形態におけるフローチャート及びブロック図におけるブロックは、オペレーションが実行されるプロセスの段階又はオペレーションを実行する役割を持つ装置の「部」を表わしてよい。特定の段階及び「部」が、専用回路、コンピュータ可読記憶媒体上に格納されるコンピュータ可読命令と共に供給されるプログラマブル回路、及び/又はコンピュータ可読記憶媒体上に格納されるコンピュータ可読命令と共に供給されるプロセッサによって実装されてよい。専用回路は、デジタル及び/又はアナログハードウェア回路を含んでよく、集積回路(IC)及び/又はディスクリート回路を含んでよい。プログラマブル回路は、例えば、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、及びプログラマブルロジックアレイ(PLA)等のような、論理積、論理和、排他的論理和、否定論理積、否定論理和、及び他の論理演算、フリップフロップ、レジスタ、並びにメモリエレメントを含む、再構成可能なハードウェア回路を含んでよい。
コンピュータ可読記憶媒体は、適切なデバイスによって実行される命令を格納可能な任意の有形なデバイスを含んでよく、その結果、そこに格納される命令を有するコンピュータ可読記憶媒体は、フローチャート又はブロック図で指定されたオペレーションを実行するための手段を作成すべく実行され得る命令を含む、製品を備えることになる。コンピュータ可読記憶媒体の例としては、電子記憶媒体、磁気記憶媒体、光記憶媒体、電磁記憶媒体、半導体記憶媒体等が含まれてよい。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例としては、フロッピー(登録商標)ディスク、ディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EEPROM)、静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)、コンパクトディスクリードオンリメモリ(CD-ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD)、ブルーレイ(登録商標)ディスク、メモリスティック、集積回路カード等が含まれてよい。
コンピュータ可読命令は、アセンブラ命令、命令セットアーキテクチャ(ISA)命令、マシン命令、マシン依存命令、マイクロコード、ファームウェア命令、状態設定データ、又はSmalltalk、JAVA(登録商標)、C++等のようなオブジェクト指向プログラミング言語、及び「C」プログラミング言語又は同様のプログラミング言語のような従来の手続型プログラミング言語を含む、1又は複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで記述されたソースコード又はオブジェクトコードのいずれかを含んでよい。
コンピュータ可読命令は、汎用コンピュータ、特殊目的のコンピュータ、若しくは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサ、又はプログラマブル回路が、フローチャート又はブロック図で指定されたオペレーションを実行するための手段を生成するために当該コンピュータ可読命令を実行すべく、ローカルに又はローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネット等のようなワイドエリアネットワーク(WAN)を介して、汎用コンピュータ、特殊目的のコンピュータ、若しくは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサ、又はプログラマブル回路に提供されてよい。プロセッサの例としては、コンピュータプロセッサ、処理ユニット、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ等を含む。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、請求の範囲の記載から明らかである。
請求の範囲、明細書、及び図面中において示した装置、システム、プログラム、及び方法における動作、手順、ステップ、及び段階などの各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」などと明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。請求の範囲、明細書、及び図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」などを用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 システム、20 コアネットワーク、22 MME、100 無線基地局、102 無線通信エリア、200 車両、202 無線通信エリア、210 中継装置、212 中継機能管理部、214 変更命令生成部、220 端末通信部、222 変更命令送信部、224 特定部、230 基地局通信部、232 通知信号送信部、234 変更命令受信部、240 推定部、300 通信端末、1200 コンピュータ、1210 ホストコントローラ、1212 CPU、1214 RAM、1216 グラフィックコントローラ、1218 ディスプレイデバイス、1220 入出力コントローラ、1222 通信インタフェース、1224 記憶装置、1226 DVDドライブ、1227 DVD-ROM、1230 ROM、1240 入出力チップ
Claims (22)
- 無線基地局と通信端末との通信を中継する中継装置であって、
前記無線基地局と前記通信端末との通信を中継する中継機能のオンオフを切り替える中継機能管理部と、
前記中継機能管理部が前記中継機能をオフに切り替える場合に、前記中継装置と無線通信接続を確立している前記通信端末に対するハンドオーバ閾値の変更命令を、前記通信端末に送信する変更命令送信部と
を備える中継装置。 - 前記ハンドオーバ閾値の変更命令は、前記通信端末との無線通信に用いている無線周波数帯に対するハンドオーバ閾値を変更する命令である、請求項1に記載の中継装置。
- 前記通信端末との無線通信に用いている無線周波数帯を特定する特定部
を備え、
前記変更命令送信部は、前記特定部によって特定された前記無線周波数帯に対するハンドオーバ閾値の変更命令を、前記通信端末に送信する、請求項2に記載の中継装置。 - 前記変更命令送信部は、前記中継機能管理部が前記中継機能をオフに切り替える場合に、前記中継機能をオフに切り替えることを通知する通知信号を前記無線基地局に送信し、前記無線基地局によって送信された前記変更命令を受信して、前記変更命令を前記通信端末に送信する、請求項1から3のいずれか一項に記載の中継装置。
- 前記中継機能管理部が前記中継機能をオフに切り替える場合に、前記変更命令を生成する変更命令生成部
を備え、
前記変更命令送信部は、前記変更命令生成部によって生成された前記変更命令を前記通信端末に送信する、請求項1から3のいずれか一項に記載の中継装置。 - 前記変更命令送信部は、サービングセルからの電波受信強度が前記ハンドオーバ閾値よりも低いか否かを判定するための前記ハンドオーバ閾値を増加させる前記変更命令を前記通信端末に送信する、請求項1から5のいずれか一項に記載の中継装置。
- 前記変更命令送信部は、前記ハンドオーバ閾値を予め定められた値まで増加させる前記変更命令を前記通信端末に送信する、請求項6に記載の中継装置。
- 前記変更命令送信部は、前記ハンドオーバ閾値を予め定められた値の分増加させる前記変更命令を前記通信端末に送信する、請求項6に記載の中継装置。
- 前記変更命令送信部は、前記中継機能管理部が前記中継機能をオフに切り替える前に、前記変更命令を前記通信端末に送信する、請求項1から8のいずれか一項に記載の中継装置。
- 前記中継機能管理部は、前記変更命令送信部が前記変更命令を前記通信端末に送信して、前記通信端末が前記中継装置からハンドオーバした後に、前記中継機能をオフに切り替える、請求項1から9のいずれか一項に記載の中継装置。
- 前記中継機能管理部は、前記中継装置と無線通信接続を確立している全ての前記通信端末が前記中継装置からハンドオーバした後に、前記中継機能をオフに切り替える、請求項10に記載の中継装置。
- 前記中継装置は、移動体に搭載される、請求項1から11のいずれか一項に記載の中継装置。
- 前記中継機能がオンである間に前記移動体の状態を監視して、前記中継機能がオフにされることを推定する推定部
を備え、
前記変更命令送信部は、前記推定部によって前記中継機能がオフにされると推定されたことに応じて、前記変更命令を前記通信端末に送信する、請求項12に記載の中継装置。 - 前記推定部は、前記移動体の移動速度が予め定められた条件を満たした場合に、前記中継機能がオフにされると推定する、請求項13に記載の中継装置。
- 前記推定部は、前記移動体の移動速度が予め定められた速度よりも遅い場合に、前記中継機能がオフにされると推定する、請求項13に記載の中継装置。
- 前記推定部は、前記移動体の電源オフ操作を検出した場合に、前記中継機能がオフにされると推定する、請求項13に記載の中継装置。
- 前記移動体は、車両であり、
前記推定部は、前記車両のイグニッションオフ操作を検出した場合に、前記中継機能がオフにされると推定する、請求項13に記載の中継装置。 - コンピュータを、請求項1から17のいずれか一項に記載の中継装置として機能させるためのプログラム。
- 無線基地局と通信端末との通信を中継する中継手段を備える通信システムであって、
前記中継手段の前記無線基地局と前記通信端末との通信を中継する中継機能のオンオフを切り替える中継機能管理手段と、
前記中継機能管理手段が前記中継機能をオフに切り替える場合に、前記中継手段と無線通信接続を確立している前記通信端末に対するハンドオーバ閾値の変更命令を、前記通信端末に送信する変更命令送信手段と
を備える通信システム。 - 前記中継手段が前記通信端末との無線通信に用いている無線周波数帯を特定する特定手段
を備え、
前記変更命令送信手段は、前記特定手段によって特定された前記無線周波数帯に対するハンドオーバ閾値の変更命令を、前記通信端末に送信する、請求項19に記載の通信システム。 - 無線基地局と通信端末との通信を中継する中継手段の中継機能をオンからオフへと切り替える場合に、前記中継手段と無線通信接続を確立している前記通信端末に対するハンドオーバ閾値の変更命令を、前記通信端末に送信する変更命令送信段階
を備える通信方法。 - 前記中継手段が前記通信端末との無線通信に用いている無線周波数帯を特定する特定段階
を備え、
前記変更命令送信段階は、前記特定段階において特定された前記無線周波数帯に対するハンドオーバ閾値の変更命令を、前記通信端末に送信する、請求項21に記載の通信方法。
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