JP7079398B2 - 弦楽器、チューンオーマチック用サドル - Google Patents
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前記9個の弦固定部は、両サイドの弦固定部の間に、残りの弦固定部を、隣り合う弦どうしの間隔が4等分間隔と5等分間隔になるように配置した弦楽器用弦固定部と、
9個の弦ガイド部を有する弦楽器用ナットであって、
前記9個の弦ガイド部は、両サイドの弦ガイド部の間に、残りの弦ガイド部を、隣り合う弦どうしの間隔が4等分間隔と5等分間隔になるように配置した弦楽器用ナットと、
6本弦楽器または5本弦楽器の各弦1本ずつをガイドする独立した6個のサドルで構成されるチューンオーマチック用サドルであって、
両端のサドルの一方のサドルは、6本弦楽器での1弦と5本弦楽器での1弦をガイドし、
他方のサドルは6本弦楽器での6弦と5本弦楽器での5弦をガイドし、
左右から各2つ目のサドルの一方のサドルは、6本弦楽器での2弦と5本弦楽器での2弦をガイドし、他方のサドルは6本弦楽器での5弦と5本弦楽器での4弦をガイドし、
左右から各3つ目のサドルの一方のサドルは、6本弦楽器での3弦のみまたは4弦のみをガイドし、他方のサドルは、6本弦楽器での4弦または3弦と5本弦楽器での3弦をガイドすることを特徴とする、チューンオーマチック用サドルとの、
少なくとも一つを用いることを特徴とする6本弦及び5本弦の両方に対応できるギターである。
また、本発明は、9個の弦固定部を有する弦楽器用弦固定部であって、
前記9個の弦固定部は、両サイドの弦固定部の間に、残りの弦固定部を、隣り合う弦どうしの間隔が4等分間隔と5等分間隔になるように配置した弦楽器用弦固定部である。
さらに、本発明は、9個の弦ガイド部を有する弦楽器用ナットであって、
前記9個の弦ガイド部は、両サイドの弦ガイド部の間に、残りの弦ガイド部を、隣り合う弦どうしの間隔が4等分間隔と5等分間隔になるように配置した弦楽器用ナットである。
さらに、本発明は、6本弦楽器または5本弦楽器の各弦1本ずつをガイドする独立した6個のサドルで構成されるチューンオーマチック用サドルであって、
両端のサドルの一方のサドルは、6本弦楽器での1弦と5本弦楽器での1弦をガイドし、
他方のサドルは6本弦楽器での6弦と5本弦楽器での5弦をガイドし、
左右から各2つ目のサドルの一方のサドルは、6本弦楽器での2弦と5本弦楽器での2弦をガイドし、他方のサドルは6本弦楽器での5弦と5本弦楽器での4弦をガイドし、
左右から各3つ目のサドルの一方のサドルは、6本弦楽器での3弦のみまたは4弦のみをガイドし、他方のサドルは、6本弦楽器での4弦または3弦と5本弦楽器での3弦をガイドすることを特徴とする、チューンオーマチック用サドルである。
本発明の特定の弦楽器用弦固定部は、ギター等を含む一つの弦楽器を、6本弦及び5 本弦用の弦楽器として共有することができるようになる弦楽器用パーツである。
本発明の特定の弦楽器用ナットは、ギター等を含む一つの弦楽器を、6本弦及び5本 弦用の弦楽器として共有することができるようになる弦楽器用パーツである。
本発明の特定のチューンオーマチック用サドルは、チューンオーマチックを使用する ギター等を含む一つの弦楽器を、6本弦及び5本弦用の弦楽器として共有することがで きる拡張性を備えたチューンオーマチック用サドルであり、チューンオーマチック用サ ドルの大きな役割の一つであるオクターブチューニング(各弦ごとに弦長を微調整し、 各弦の開放弦の音と12フレットの音とを1オクターブ離れた同じ音になるよう調整す ること)を、6本弦楽器として使用する場合でも5本弦楽器として使用する場合でも、 各弦に対して容易にすることができるようになる弦楽器用パーツである。
らに、上段図では、本発明の特定の5本弦楽器での3弦と6本弦楽器での4弦または3弦をガイドするチューンオーマチック用サドル34を装着した様子を現し、下段図では従来の6本弦ギター専用チューンオーマチック用サドル33のみを装着した様子を現していて、図を上下に並べることにより、上段図では、5本弦ギターでの3弦を、本発明の特定の5本弦楽器での3弦と6本弦楽器での4弦または3弦をガイドするチューンオーマチック用サドル34でガイドできてはいるが、下段図では、5本弦ギターでの3弦を、従来の6本弦ギター専用チューンオーマチック用サドル33ではガイドできない様子をも現している。
請求項1に係る本発明の特定の弦楽器用弦固定部及び特定の弦楽器用ナット並びに特定のチューンオーマチック用サドルとの少なくとも一つを用いることを特徴とする6本弦及び5本弦の両方に対応できるギターに関しては、演奏方法により使い分け、例えば特定の弦楽器用弦固定部及び特定の弦楽器用ナット並びに特定のチューンオーマチック用サドルとの少なくとも一つを用いて、6本弦ギター又は5本弦ギターとして、演奏すれば良い。
また、請求項1に係る5本弦ギターはバッハの無伴奏チェロ組曲・全曲を演奏することに特化している。ただし、その他の曲を演奏しても良い。
説明する。なお、従来の6本弦ギター専用チューンオーマチック用サドル33ではサドル
つことになる。
両端のサドルの一方のサドルは、6本弦ギターでの1弦と5本弦ギターでの1弦をガイドし、他方のサドルは6本弦ギターでの6弦と5本弦ギターでの5弦をガイドし、5本弦ギターのときと6本弦ギターのときでサドルと弦との接点部分は同じ場所になりかつサド
構造でも良い。
左右から各2つ目のサドルの一方のサドルは、6本弦ギターでの2弦と5本弦ギターでの2弦をガイドし、他方のサドルは、6本弦ギターでの5弦と5本弦ギターでの4弦をガ
ため、そのズレ幅をカバーできる程度のサドルの片側横幅が必要になる。そのズレ幅に関しては、6本弦ギター及び5本弦ギターのときの両端弦間隔はそれぞれ同じなのでその間隔を仮に10単位とした時、6本弦ギターでの各弦間隔は両端弦間隔の5等分(弦の太さの誤差は除く)で2単位となり、5本弦ギターでの各弦間隔は両端弦間隔の4等分で2.5単位となるため、ズレ幅はこの差0.5単位となる。なお、従来の6本弦ギター専用チューンオーマチック用サドル33のサドル全幅は6本弦ギターでの各弦間隔2単位と比較し通常8割程度なので1.6単位程度になり、その半分の0.8単位程度がサドル片側均等横幅
を持たせるために必要なサドルの片側横幅は、ズレ幅0.5単位より大きくかつ0.8単位以下ということになり、左右から各2つ目のサドルはこの基準をそなえた構造をもつ。従来の6本弦ギター専用チューンオーマチック用サドルはこの基準を備えているので、これを代用しても良い。
左右から各3つ目のサドルの一方のサドルは、6本弦ギターでの3弦のみまたは4弦のみをガイドし、そのサドルは6本弦ギター専用サドルと同じ構造と見なすこともできるのでこれを代用しても良い。左右から各3つ目のサドルの他方のサドルは、6本弦ギターでの4弦または3弦と5本弦ギターでの3弦をガイドし、そのために、6本弦ギターでの3弦用サドルと4弦用サドルとの中間の位置にある隙間を埋めることができる程度に従来の6本弦ギター専用チューンオーマチック用サドルより片側横幅がやや長いという特徴を持つ。この、やや長い、に関連して以下でさらに具体的な説明をする。このサドルの長い方
上での弦の位置を基準とした時において5本弦ギターでの3弦の位置と6本弦ギターでの
たは3弦をガイドするために、従来の6本弦ギター専用チューンオーマチック用サドルの
の特定のチューンオーマチック用サドルの中で、この本発明の特定の5本弦楽器での3弦と6本弦楽器での4弦または3弦をガイドするチューンオーマチック用サドル34は、従来の6本弦ギター専用チューンオーマチック用サドル33では代用することができない。
図11(a)、図11(b)、図11(c)、図11(d)で示すように、本発明の特定の9個の弦固定部を有する弦楽器用弦固定部である弦楽器用テールピース(ストップテールピース)24とチューンオーマチック23とは、セットとして使用しても良い。
また、図12(a)、図12(b)で示すように、本発明の特定の9個の弦固定部を有する弦楽器用弦固定部である弦楽器用テールピース(アーチトップ用テールピース)25とアーチトップギター用ブリッジ26とは、セットとして使用しても良い。
また、図13(a)、図13(b)、図13(c)で示すように、アーチトップギターブリッジ26を構成するアーチトップ用ギターブリッジ(上部)27は、チューンオーマチック23との互換性がある場合があるので、そのときは、アーチトップ用ギターブリッジ(下部)28の上部に、アーチトップ用ギターブリッジ(上部)27の代わりに本発明の特定のチューンオーマチック用サドルを含むチューンオーマチック23を差し替えて使用しても良い。
図1(a)、図3(a)、図3(b)、図6(a)、図6(b)、図7(a)、図7(b)、図9(a)、図9(b)に示すように、本発明の特定の9個の弦固定部を有する弦楽器用弦固定部である弦楽器用ブリッジ1は、弦固定部の数以外は従来の6本弦ギター専用ブリッジ29と同じと考えても良く、ボディ16側に配置し、接着剤、ネジ又はボルトなどで固定し、弦を固定している。
図1(a)、図3(a)、図3(b)、図6(a)、図6(b)、図7(a)、図7(b)、図9(a)、図9(b)に示すように、本発明の特定の9個の弦固定部を有する弦楽器用弦固定部である弦楽器用ブリッジ1の製造方法は、弦固定部の数以外は従来の6本弦ギター専用ブリッジ29の製造方法と同じと考えても良く、材質はローズウッド等を使用し、そこに弦の太さと同程度のドリルなどを用いて、穴を開ける。なお、材質に関しては、従来はローズウッド等を使用するが、それ以外でも良い。
図1(a)、図3(a)、図3(b)、図6(a)、図6(b)、図7(a)、図7(b)、図9(a)、図9(b)に示すように、本発明の特定の9個の弦固定部を有する弦楽器用弦固定部である弦楽器用ブリッジ1のギター本体への取り付け方法に関しては、本発明の特定の9個の弦固定部を有する弦楽器用弦固定部である弦楽器用ブリッジ1の構造が弦固定部の数以外は従来の6本弦ギター専用ブリッジ29と同じと考えても良く、従来の取り付け方法と同じと考えても良い為、ギター製作家及びギターリペア担当者個々人の通常に準じた判断に委ねても良い。
図2(a)、図4(a)、図4(b)、図5(a)、図5(b)、図6(a)、図6(b)に示すように、本発明の特定の9個の弦ガイド部を有する弦楽器用ナット2は、弦ガイド部の数以外は従来の6本弦ギター専用ナット31と同じと考えても良く、ヘッド14とネック15との間に配置し、接着剤、ネジ又はボルトなどで固定し、弦をガイドしている。
図2(a)、図4(a)、図4(b)、図5(a)、図5(b)、図6(a)、図6(b)に示すように、本発明の特定の9個の弦ガイド部を有する弦楽器用ナット2の製造方法は、弦ガイド部の数以外は従来の6本弦ギター専用ナット31の製造方法と同じと考えても良く、材質は牛骨、象牙、合成樹脂等を使用し、そこにヤスリなどを用いて、弦の太さと同程度の溝をつくる。なお、材質に関しては、従来は牛骨、象牙、合成樹脂等を使用するが、それ以外でも良い。
図2(a)、図4(a)、図4(b)、図5(a)、図5(b)、図6(a)、図6(b)に示すように、本発明の特定の9個の弦ガイド部を有する弦楽器用ナット2のギター本体への取り付け方法に関しては、本発明の特定の9個の弦ガイド部を有する弦楽器用ナット2の構造が弦ガイド部の数以外は従来の6本弦ギター専用ナット31と同じと考えても良く、従来の取り付け方法と同じと考えても良い為、ギター製作家及びギターリペア担当者個々人の通常に準じた判断に委ねても良い。
図3(c)、図3(d)、図11(a)、図11(b)、図11(c)、図11(d)、図11(e)、図13(a)、図13(b)、段落0019に示すように、本発明の特定のチューンオーマチック用サドルは、チューンオーマチック23にネジなどによって組み込まれ、両端のサドルの一方のサドルは、6本弦ギターでの1弦と5本弦ギターでの1弦をガイドし、他方のサドルは6本弦ギターでの6弦と5本弦ギターでの5弦をガイドし、左右から各2つ目のサドルの一方のサドルは、6本弦ギターでの2弦と5本弦ギターでの2弦をガイドし、他方のサドルは6本弦ギターでの5弦と5本弦ギターでの4弦をガイドし、左右から各3つ目のサドルの一方のサドルは、6本弦ギターでの3弦のみまたは4弦のみをガイドし、他方のサドルは、6本弦ギターでの4弦または3弦と5本弦ギターでの3弦をガイドし、それぞれのチューンオーマチック用サドルは各弦に対してオクターブチューニング(各弦ごとに弦長を微調整し、各弦の開放弦の音と12フレットの音とを1オクターブ離れた同じ音になるよう調整すること)をしている。
図3(c)、図3(d)、図11(a)、図11(b)、図11(c)、図11(d)、図11(e)、図13(a)、図13(b)、段落0019に示すように、本発明の特定のチューンオーマチック用サドルの製造方法は、本発明の特定の5本弦楽器での3弦と6本弦楽器での4弦または3弦をガイド
は従来の6本弦ギター専用チューンオーマチック用サドル33と同じ寸法と考えても良い為、従来の製造方法に準じた方法で製造すれば良い。材質はナイロン、牛骨、ブラス、チタン等、従来の6本弦ギター専用チューンオーマチック用サドル33の材質と同じと考えて良いし、それ以外でも良い。
又、弦をサドル上で安定させるために、サドルと弦との接点部分に浅く溝を付けることもあるが、この溝は状況に応じ、あっても良いし無くても良い。
又、サドルと弦との接点部分にある傾斜の向きは、状況に応じ、どちら向きでも良い。
図3(c)、図3(d)、図11(a)、図11(b)、図11(c)、図11(d)、図11(e)、図13(a)、図13(b)、段落0019に示すように、本発明の特定のチューンオーマチック用サドルは、本発明の特定の5本弦楽器での3弦と6本弦楽器での4弦または3弦をガイドするチュー
本弦ギター専用チューンオーマチック用サドル33と同じ寸法と考えても良く、従来の取り付け方法に準じた方法でチューンオーマチック23にネジなどによって取り付ければ良い為、ギター製作家及びギターリペア担当者個々人の通常に準じた判断に委ねても良い。
なお、本発明の特定の5本弦楽器での3弦と6本弦楽器での4弦または3弦をガイドするチューンオーマチック用サドル34を、5本弦ギターでの3弦と6本弦ギターでの4弦をガイドするサドルとして使用する場合はサドルの長い方の片側が6本弦ギターでの3弦用サドル側になるように取り付け、5本弦ギターでの3弦と6本弦ギターでの3弦をガイドするサドルとして使用する場合はサドルの長い方の片側が6本弦ギターでの4弦用サドル側になるように取り付ける。
ただし、6本弦ギターでの4弦用の弦と5本弦ギターでの3弦用の弦とは、同じ種類の弦を用いる場合が多いため、本発明の特定の5本弦楽器での3弦と6本弦楽器での4弦または3弦をガイドするチューンオーマチック用サドル34を5本弦ギターでの3弦と6本弦ギターでの4弦をガイドするサドルとして使用する場合の方がオクターブチューニング等がやり易い。しかし、同じ種類の弦を用いなくても良い。
また、左右から各3つ目のサドルのうち一方のサドルは、本発明の特定の5本弦楽器での3弦と6本弦楽器での4弦または3弦をガイドするチューンオーマチック用サドル34
軸方向において、もう一方のサドルと一部分が重なる場合もあるが、オクターブチューニング等によりお互いに干渉し合わないようにすれば良く、機能的には問題ない。
6本弦ギターとして使用する場合は、図2(b)、図1(a)、図3(a)、図3(b)、図7(b)、図15(a)に示すように、通常の6本弦ギター専用ナット31と本発明の特定の9個の弦固定部を有する弦楽器用弦固定部である弦楽器用ブリッジ1とを組合わせて、所定の場所に弦を張って6本弦ギターを制作する。
5本弦ギターとして使用する場合は、図2(c)、図1(a)、図3(a)、図3(b)、図7(a)、図15(b)に示すように、5本弦ギター専用ナット32と本発明の特定の9個の弦固定部を有する弦楽器用弦固定部である弦楽器用ブリッジ1とを組合わせて、所定の場所に弦を張って5本弦ギターを制作する。
6本弦ギターとして使用する場合は、図1(b)、図2(a)、図4(a)、図4(b)、図5(b)、図15(c)に示すように、通常の6本弦ギター専用ブリッジ29と本発明の特定の9個の弦ガイド部を有する弦楽器用ナット2とを組合わせて、所定の場所に弦を張って6本弦ギターを制作する。
5本弦ギターとして使用する場合は、図1(c)、図2(a)、図4(a)、図4(b)、図5(a)、図15(d)に示すように、5本弦ギター専用ブリッジ30と本発明の特定の9個の弦ガイド部を有する弦楽器用ナット2とを組合わせて、所定の場所に弦を張って5本弦ギターを制作する。
6本弦ギターとして使用する場合は、図1(a)、図2(a)、図3(a)、図3(b)、図4(a)、図4(b)、図5(b)、図6(b)、図7(b)、図15(e)に示すように、ギター本体13と本発明の特定の9個の弦固定部を有する弦楽器用弦固定部である弦楽器用ブリッジ1と請求項3に係る本発明の特定の9個の弦ガイド部を有する弦楽器用ナット2とを組合わせて、所定の場所に弦を張って6本弦ギターを制作する。
5本弦ギターとして使用する場合は、図1(a)、図2(a)、図3(a)、図3(b)、図4(a)、図4(b)、図5(a)、図6(a)、図7(a)、図15(f)に示すように、ギター本体13と本発明の特定の9個の弦固定部を有する弦楽器用弦固定部である弦楽器用ブリッジ1と本発明の特定の9個の弦ガイド部を有する弦楽器用ナット2とを組合わせて、所定の場所に弦を張って5本弦ギターを制作する。
6本弦ギターとして使用する場合は、図2(b)、図3(c)、図3(d)、図11(b)、図11(d)、図11(e)、図13(a)、図14(c)に示すように、ギター本体13、従来の6本弦ギター専用ナット31、チューンオーマチック23、本発明の特定の5本弦楽器での3弦と6本弦楽器での4弦または3弦をガイドするチューンオーマチック用サドル34、従来の6本弦ギター専用チューンオーマチック用サドル33、従来の6本弦ギター専用弦楽器用テールピース(ストップテールピース)36とを組合わせて、所定の場所に弦を張って6本弦ギターを制作する。
5本弦ギターとして使用する場合は、図2(c)、図3(c)、図3(d)、図11(a)、図11(c)、図11(e)、図13(a)、図14(b)に示すように、ギター本体13、5本弦ギター専用ナット32、チューンオーマチック23、本発明の特定の5本弦楽器での3弦と6本弦楽器での4弦または3弦をガイドするチューンオーマチック用サドル34、従来の6本弦ギター専用チューンオーマチック用サドル33、5本弦ギター専用弦楽器用テールピース(ストップテールピース)35とを組合わせて、所定の場所に弦を張って5本弦ギターを制作する。
6本弦ギターとして使用する場合は、図2(b)、図3(c)、図3(d)、図11(b)、図11(d)、図11(e)、図13(a)、図14(a)に示すように、ギター本体13、従来の6本弦ギター専用ナット31、本発明の特定の9個の弦固定部を有する弦楽器用弦固定部である弦楽器用テールピース(ストップテールピース)24、チューンオーマチック23、本発明の特定の5本弦楽器での3弦と6本弦楽器での4弦または3弦をガイドするチューンオーマチック用サドル34、従来の6本弦ギター専用チューンオーマチック用サドル33とを組合わせて、所定の場所に弦を張って6本弦ギターを制作する。
5本弦ギターとして使用する場合は、図2(c)、図3(c)、図3(d)、図11(a)、図11(c)、図11(e)、図13(a)、図14(a)に示すように、ギター本体13、5本弦ギター専用ナット32、本発明の特定の9個の弦固定部を有する弦楽器用弦固定部である弦楽器用テールピース(ストップテールピース)24、チューンオーマチック23、本発明の特定の5本弦楽器での3弦と6本弦楽器での4弦または3弦をガイドするチューンオーマチック用サドル34、従来の6本弦ギター専用チューンオーマチック用サドル33とを組合わせて、所定の場所に弦を張って5本弦ギターを制作する。
6本弦ギターとして使用する場合は、図2(a)、図3(c)、図3(d)、図11(b)、図11(d)、図11(e)、図13(a)、図14(c)に示すように、ギター本体13、本発明の特定の9個の弦ガイド部を有する弦楽器用ナット2、チューンオーマチック23、本発明の特定の5本弦楽器での3弦と6本弦楽器での4弦または3弦をガイドするチューンオーマチック用サドル34、従来の6本弦ギター専用チューンオーマチック用サドル33、従来の6本弦ギター専用弦楽器用テールピース(ストップテールピース)36とを組合わせて、所定の場所に弦を張って6本弦ギターを制作する。
5本弦ギターとして使用する場合は、図2(a)、図3(c)、図3(d)、図11(a)、図11(c)、図11(e)、図13(a)、図14(b)に示すように、ギター本体13、請求項3に係る本発明の特定の9個の弦ガイド部を有する弦楽器用ナット2、チューンオーマチック23、本発明の特定の5本弦楽器での3弦と6本弦楽器での4弦または3弦をガイドするチューンオーマチック用サドル34、従来の6本弦ギター専用チューンオーマチック用サドル33、5本弦ギター専用弦楽器用テールピース(ストップテールピース)35とを組合わせて、所定の場所に弦を張って5本弦ギターを制作する。
6本弦ギターとして使用する場合も、また5本弦ギターとして使用する場合も、図2(a)、図3(c)、図3(d)、図11(a)、図11(b)、図11(c)、図11(d)、図11(e)、図13(a)、図14(a)に示すように、ギター本体13、本発明の特定の9個の弦ガイド部を有する弦楽器用ナット2、チューンオーマチック23、本発明の特定の5本弦楽器での3弦と6本弦楽器での4弦または3弦をガイドするチューンオーマチック用サドル34、従来の6本弦ギター専用チューンオーマチック用サドル33、本発明の特定の9個の弦固定部を有する弦楽器用弦固定部である弦楽器用テールピース(ストップテールピース)24とを組合わせて、所定の場所に弦を張って6本弦ギターまたは5本弦ギターを制作する。
図2(a)、図3(c)、図3(d)、図11(a)、図11(b)、図11(c)、図11(d)、図11(e)、図13(a)、図14(a)に示すように、請求項2に係る本発明の特定の9個の弦固定部を有する弦楽器用弦固定部である弦楽器用テールピース(ストップテールピース)24の構造が弦固定部の数以外は6本弦ギター専用弦楽器用テールピース(ストップテールピース)36及び5本弦ギター専用弦楽器用テールピース(ストップテールピース)35と同じと考えても良く、請求項3に係る本発明の特定の9個の弦ガイド部を有する弦楽器用ナット2の構造が弦ガイド部の数以外は6本弦専用ナット31及び5本弦専用ナット32と同じと考えても良く、請求項4に係る本発明の特定の6本弦ギターまたは5本弦ギターの各弦1本ずつをガイドする独立した6個のサドルで構成されるチューンオーマチック用サドルの構造が本発明の特定の5本弦楽器での3弦と6本弦楽器での4弦または3弦をガイドするチューン
も良く、一本一本の弦の取り付け方法(弦の張り方)は従来のギターへの取り付け方法と同じと考えても良い為、6本弦ギター用の弦または5本弦ギター用の弦をそれぞれ所定の場所に張れば良い。
2 本発明の特定の9個の弦ガイド部を有する弦楽器用ナット
3 9個の弦固定部
4 両サイドの弦固定部
5 隣り合う弦どうしの間隔が5等分になるように配置された弦固定部のうち、両サイドの弦固定部4を除いた部分
6 隣り合う弦どうしの間隔が4等分になるように配置された弦固定部のち、両サイドの弦固定部4を除いた部分
7 9個の弦ガイド部
8 両サイドの弦ガイド部
9 隣り合う弦どうしの間隔が5等分になるように配置された弦ガイド部のうち、両サイドの弦ガイド部8を除いた部分
10 隣り合う弦どうしの間隔が4等分になるように配置された弦ガイド部のうち、両サイドの弦ガイド部8を除いた部分
11 5本の弦
12 6本の弦
13 ギター本体
14 ヘッド
15 ネック
16 ボディ
17 サドル
18 ペグ
19 弦固定部用のピン(5本弦ギターのとき)
20 ピンを差す為の穴で、5本弦ギターの時には使用していない穴
21 弦固定部用のピン(6本弦ギターのとき)
22 ピンを差す為の穴で、6本弦ギターの時には使用していない穴
23 チューンオーマチック
24 本発明の特定の9個の弦固定部を有する弦楽器用弦固定部である弦楽器用テールピース(ストップテールピース)
25 本発明の特定の9個の弦固定部を有する弦楽器用弦固定部である弦楽器用テールピース(アーチトップ用テールピース)
26 アーチトップギター用ブリッジ
27 アーチトップギター用ブリッジ(上部)
28 アーチトップギター用ブリッジ(下部)
29 6本弦ギター専用ブリッジ
30 5本弦ギター専用ブリッジ
31 6本弦ギター専用ナット
32 5本弦ギター専用ナット
33 従来の6本弦ギター専用チューンオーマチック用サドル
34 本発明の特定の5本弦楽器での3弦と6本弦楽器での4弦または3弦をガイドするチューンオーマチック用サドル
35 5本弦ギター専用弦楽器用弦固定部である弦楽器用テールピース(ストップテールピース)
36 6本弦ギター専用弦楽器用弦固定部である弦楽器用テールピース(ストップテールピース)
Claims (2)
- 6本弦楽器または5本弦楽器の各弦1本ずつをガイドする独立した6個のサドルで構成されるチューンオーマチック用サドルであって、
両端のサドルの一方のサドルは、6本弦楽器での1弦と5本弦楽器での1弦をガイドし、他方のサドルは6本弦楽器での6弦と5本弦楽器での5弦をガイドし、
左右から各2つ目のサドルの一方のサドルは、6本弦楽器での2弦と5本弦楽器での2弦をガイドし、他方のサドルは6本弦楽器での5弦と5本弦楽器での4弦をガイドし、
左右から各3つ目のサドルの一方のサドルは、6本弦楽器での3弦のみまたは4弦のみをガイドし、他方のサドルは、6本弦楽器での4弦または3弦と5本弦楽器での3弦をガイドすることを特徴とする、チューンオーマチック用サドル。 - 請求項1に記載のチューンオーマチック用サドルを備えることを特徴とする弦楽器。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020076359 | 2020-04-06 | ||
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