JP7075077B2 - バックアップサーバ、バックアップ方法、プログラム、ストレージシステム - Google Patents

バックアップサーバ、バックアップ方法、プログラム、ストレージシステム Download PDF

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Description

本発明は、バックアップサーバ、バックアップ方法、プログラム、ストレージシステムに関する。
外部装置から記憶対象のデータを受信するバックアップサーバと、バックアップサーバから受信した記憶対象のデータを格納するストレージ装置と、を有するストレージシステムが知られている。
上記のようなストレージシステムに関する技術として、例えば、特許文献1がある。特許文献1には、第1の重複排除情報を用いて重複排除を行う第1のバックアップ処理部を有するバックアップサーバと、第2の重複排除情報を用いて重複排除を行う第2のバックアップ処理部を有するストレージ装置と、を有するストレージシステムが記載されている。特許文献1によると、第1のバックアップ処理部が重複していないと判定した一方で、第2のバックアップ処理部が重複していると判定した場合、第2のバックアップ処理部は、第2の重複排除情報をバックアップ装置に送信する。特許文献1によると、上記のような構成により、効率的な重複排除を行うことが可能となる。
特許第5774794号
特許文献1に記載されているような、バックアップサーバが重複排除を行うシステムの場合、バックアップサーバにおいて重複排除が行われた後、重複排除後のデータがストレージ装置に送信される。このような構成のため、バックアップサーバのCPU性能が足りない場合などにおいて、重複排除に伴う時間が増大してバックアップ対象データのストレージ装置に対する転送が滞ることがあった。その結果、バックアップ対象データの転送速度が低下する、という問題が生じていた。
このように、バックアップサーバにて重複排除を行う場合、重複排除に伴う時間の増加によりバックアップ対象データの転送速度が低下するおそれがある、という問題が生じていた。
そこで、本発明の目的は、バックアップサーバにて重複排除を行う場合、重複排除に伴う時間の増加によりバックアップ対象データの転送速度が低下するおそれがある、という問題を解決するバックアップサーバ、バックアップ方法、プログラム、ストレージシステムを提供することにある。
かかる目的を達成するため本発明の一形態であるバックアップサーバは、
外部装置から受信したデータを、重複排除機能を有するストレージ装置に対して送信するバックアップサーバであって、
前記外部装置から受信した前記データを分割したブロックデータの重複排除処理を実行する重複排除部と、
前記ストレージ装置との間のネットワークの負荷状況を示すネットワーク負荷情報を取得するネットワーク負荷情報取得部と、
前記ネットワーク負荷情報取得部が取得した前記ネットワーク負荷情報に基づいて、前記重複排除部が重複排除処理を行うか否か判定する判定部と、
を有し、
前記重複排除部は、前記判定部が重複排除を行うと判定した場合に重複排除を行う
という構成をとる。
また、本発明の他の形態であるバックアップ方法は、
外部装置から受信したデータを、重複排除機能を有するストレージ装置に対して送信するバックアップサーバが、
前記ストレージ装置との間のネットワークの負荷状況を示すネットワーク負荷情報を取得し、
前記ネットワーク負荷情報に基づいて、前記データを分割したブロックデータの重複排除処理を行うか否か判定し、
判定の結果に基づいて重複排除を行う
という構成をとる。
また、本発明の他の形態であるプログラムは、
外部装置から受信したデータを、重複排除機能を有するストレージ装置に対して送信するバックアップサーバに、
前記外部装置から受信した前記データを分割したブロックデータの重複排除処理を実行する重複排除部と、
前記ストレージ装置との間のネットワークの負荷状況を示すネットワーク負荷情報を取得するネットワーク負荷情報取得部と、
前記ネットワーク負荷情報取得部が取得した前記ネットワーク負荷情報に基づいて、前記重複排除部が重複排除処理を行うか否か判定する判定部と、
を実現させ、
前記重複排除部は、前記判定部が重複排除を行うと判定した場合に重複排除を行う
プログラムである。
また、本発明の他の形態であるストレージシステムは、
外部装置から受信したデータを、重複排除機能を有するストレージ装置に対して送信するバックアップサーバと、前記ストレージ装置と、を備え、
前記バックアップサーバは、
前記外部装置から受信した前記データを分割したブロックデータの重複排除処理を実行する重複排除部と、
前記ストレージ装置との間のネットワークの負荷状況を示すネットワーク負荷情報を取得するネットワーク負荷情報取得部と、
前記ネットワーク負荷情報取得部が取得した前記ネットワーク負荷情報に基づいて、前記重複排除部が重複排除処理を行うか否か判定する判定部と、
を有し、
前記重複排除部は、前記判定部が重複排除を行うと判定した場合に重複排除を行い、
前記ストレージ装置は、
前記バックアップサーバが重複排除を行わなかった前記ブロックデータの重複排除を行う
という構成をとる。
本発明は、以上のように構成されることにより、バックアップサーバにて重複排除を行う場合、重複排除に伴う時間の増加によりバックアップ対象データの転送速度が低下するおそれがある、という問題を解決するバックアップサーバ、バックアップ方法、プログラム、ストレージシステムを提供することが可能となる。
本発明の第1の実施形態におけるストレージシステムの全体の構成の一例を示すブロック図である。 図1で示すバックアップサーバの構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態におけるバックアップサーバの処理の一例を示す図である。 図1で示すストレージ装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態におけるバックアップサーバの動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態におけるバックアップサーバの構成の一例を示すブロック図である。 第2の実施形態におけるバックアップサーバの処理の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態におけるバックアップサーバの動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態におけるバックアップサーバの構成の一例を示すブロック図である。 第3の実施形態におけるバックアップサーバの処理の一例を示す図である。 本発明の第3の実施形態におけるバックアップサーバの動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施形態におけるバックアップサーバの構成の一例を示すブロック図である。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態を図1から図5までを参照して説明する。図1は、ストレージシステム1の全体の構成の一例を示すブロック図である。図2は、バックアップサーバ2の構成の一例を示すブロック図である。図3は、バックアップサーバ2の処理の一例を示す図である。図4は、ストレージ装置3の構成の一例を示すブロック図である。図5は、バックアップサーバ2の動作の一例を示すフローチャートである。
第1の実施形態では、外部装置であるバックアップ対象装置4から格納対象のデータ(例えば、ファイル)を受信して、受信したデータを分割したブロックデータをストレージ装置3に対して送信するバックアップサーバ2を有するストレージシステム1について説明する。後述するように、本実施形態におけるバックアップサーバ2は、バックアップサーバ2とストレージ装置3との間のネットワークの負荷状況を示すネットワーク負荷情報を取得する。そして、バックアップサーバ2は、取得したネットワーク負荷情報に応じて、重複排除を行うか否か判定する。重複排除を行う場合、バックアップサーバ2は、重複排除後のブロックデータをストレージ装置3に対して送信する。一方、重複排除を行わない場合、バックアップサーバ2は、重複排除前のブロックデータをそのままストレージ装置3に対して送信する。
図1は、ストレージシステム1の全体の構成の一例を示している。図1を参照すると、ストレージシステム1は、バックアップ対象装置4とバックアップサーバ2とストレージ装置3とを有している。図1で示すように、バックアップ対象装置4とバックアップサーバ2とは、互いに通信可能なよう接続されている。また、バックアップサーバ2とストレージ装置3とは、互いに通信可能なよう接続されている。
なお、ストレージシステム1の構成は、図1で例示する場合に限定されない。例えば、ストレージシステム1は、複数のバックアップ対象装置4を有しても構わないし、複数のバックアップサーバ2を有しても構わない。また、ストレージシステム1は、複数のストレージ装置3を有しても構わない。また、1つのバックアップサーバ2が複数のバックアップ対象装置4と接続されても構わないし、複数のストレージ装置3と接続されても構わない。
バックアップサーバ2は、バックアップ対象装置4から格納対象のデータを受信すると、受信したデータを固定長又は可変長のブロックデータへと分割する。また、バックアップサーバ2は、ブロックデータ送信先のストレージ装置3との間のネットワークの負荷状況を示すネットワーク負荷情報を取得する。そして、バックアップサーバ2は、取得したネットワーク負荷情報に応じて、自身で重複排除を行った後、重複排除後のブロックデータをストレージ装置3に送信するか、重複排除を行わずにブロックデータをそのままストレージ装置3に送信するか、判定する。
図2は、バックアップサーバ2の構成の一例を示している。図2を参照すると、バックアップサーバ2は、例えば、データ受信部21と、ネットワーク負荷情報取得部22と、処理判定部23(判定部)と、重複排除部24と、を有している。
例えば、バックアップサーバ2は、図示しないCPU(Central Processing Unit)などの演算装置と記憶装置を有している。バックアップサーバ2は、例えば、図示しない記憶装置が記憶するプログラムを演算装置が実行することで、上記各処理部を実現する。
データ受信部21は、バックアップ対象装置4から格納対象のデータ(例えば、ファイル)を受信する。すると、データ受信部21は、受信したデータを固定長または可変長のブロックデータへと分割する。
ネットワーク負荷情報取得部22は、ブロックデータの送信先となるストレージ装置3とバックアップサーバ2との間のネットワークの負荷状況を示すネットワーク負荷情報を取得する。例えば、ネットワーク負荷情報取得部22は、ネットワーク負荷情報として、ネットワーク帯域の利用状況(例えば、ネットワーク帯域の利用率など)を示す情報を取得する。なお、本実施形態においては、ネットワーク負荷情報取得部22がネットワーク負荷情報を取得する方法は特に限定しない。ネットワーク負荷情報取得部22は、既知の方法を用いてネットワーク負荷情報を取得するよう構成して構わない。
処理判定部23は、ネットワーク負荷情報取得部22が取得したネットワーク負荷情報に基づいて、バックアップサーバ2で重複排除を行うか否か判定する。図3は、ネットワーク負荷情報に応じたバックアップサーバ2の処理の一例を示している。具体的には、図3(A)は、バックアップサーバ2とストレージ装置3との間のネットワーク帯域に余裕がある場合の処理を示している。また、図3(B)は、バックアップサーバ2とストレージ装置3との間のネットワーク帯域に余裕がない場合の処理を示している。
例えば、処理判定部23は、ネットワーク負荷情報が示すネットワーク帯域の利用率と、予め定められた閾値A(第2閾値)との比較を行う。そして、処理判定部23は、ネットワーク負荷情報が示すネットワーク帯域の利用率と、閾値Aとを比較した結果に基づいて、バックアップサーバ2が重複排除を行うか否か判定する。
例えば、処理判定部23は、ネットワーク負荷情報が示すネットワーク帯域の利用率が閾値A以下である場合、ネットワーク帯域に空きがあると判断して、重複排除を行わないと判定する。その結果、重複排除部24は重複排除処理を行わない。このような場合、図3(A)で示すように、バックアップサーバ2は、重複排除前のブロックデータをそのままストレージ装置3に対して送信する。
一方、処理判定部23は、ネットワーク負荷情報が示すネットワーク帯域の利用率が閾値Aよりも大きい場合、ネットワーク帯域に空きがないと判断して、重複排除を行うと判定する。その結果、重複排除部24は重複排除処理を行う。このような場合、図3(B)で示すように、バックアップサーバ2は、重複排除後のブロックデータをストレージ装置3に対して送信する。
なお、第2閾値である閾値Aの値は、任意に設定して構わない。閾値Aの値は、例えば、80や90などであっても構わないし、例示した以外の値であっても構わない。
重複排除部24は、処理判定部23が重複排除を行うと判定している場合、ブロックデータが既にストレージ装置3に格納されているか否かを確認する重複排除を行う。また、重複排除部24は、処理判定部23が重複排除を行うと判定している場合、送信予定のブロックデータの中に重複するブロックデータが含まれるか否か、を確認する重複排除を行うよう構成しても構わない。一方、上述したように、処理判定部23が重複排除を行わないと判定している場合、重複排除部24は、重複排除を行わない。
例えば、重複排除部24は、送信予定のブロックデータのデータ内容に基づいて、当該データ内容を代表するハッシュ値を算出する。具体的には、例えば、重複排除部24は、予め設定されたハッシュ関数(例えば、SHA-2などの暗号学的ハッシュ関数)を用いて、ブロックデータのデータ内容からハッシュ値を算出する。
続いて、重複排除部24は、算出したハッシュ値を用いて、ブロックデータが既にストレージ装置3に格納されているか否かを調べる。また、重複排除部24は、算出したハッシュ値を用いて、ストレージ装置3に対して送信予定のブロックデータの中に同一のブロックデータが含まれるか否かを調べることが出来る。
例えば、重複排除部24は、既にストレージ装置3に格納しているブロックデータに基づいて算出されるハッシュ値と、当該ブロックデータの格納位置を示す情報と、を対応付けた情報である重複排除情報を有している。重複排除部24は、重複排除情報を参照することで、同一内容のブロックデータが既にストレージ装置3に格納されているか否か判断する。例えば、重複排除部24は、ブロックデータに基づいて算出した値が上記重複排除情報に含まれる場合、同一内容のブロックデータが既にストレージ装置3に格納されている(つまり、重複している)と判断する。そして、重複排除部24は、同一内容が既にストレージ装置3に格納されているブロックデータを送信の対象から外す。つまり、図3(B)で示すように、重複排除部24による重複排除処理の結果、既にストレージ装置3に格納されているブロックデータはストレージ装置3に対して送信されない。例えば、図3(B)の場合、ブロックデータGは既にストレージ装置3に格納されている。そのため、バックアップサーバ2は、ストレージ装置3に対してブロックデータGを送信しない。この場合、バックアップサーバ2は、例えば、ブロックデータの代わりに当該ブロックデータの格納位置を示す情報をストレージ装置3に対して送信することが出来る。
また、重複排除部24は、送信予定のブロックデータの中に同一のハッシュ値となるブロックデータが含まれる場合、重複するブロックデータが送信予定のブロックデータの中に含まれると判断することが出来る。そして、重複排除部24は、同一内容が送信予定のブロックデータの中に含まれる他のブロックデータを送信の対象から外す。つまり、重複排除部24は、同一内容のブロックデータがストレージ装置3に対して送信されないよう重複排除を行う。これにより、図3(B)で示すように、重複するブロックデータのうちの一つのみがストレージ装置3に対して送信される。例えば、図3(B)の場合、ブロックデータBとブロックデータDが同一内容(ブロックデータに基づいて算出されるハッシュ値が同一)であり、ブロックデータEとブロックデータHが同一内容(ブロックデータに基づいて算出されるハッシュ値が同一)である。そのため、バックアップサーバ2は、例えば、ブロックデータBとブロックデータEをストレージ装置3に対して送信する一方で、ブロックデータDとブロックデータHをストレージ装置3に対して送信しない。なお、上記のような重複排除を行う場合、バックアップサーバ2は、例えば、送信しないブロックデータ(例えば、ブロックデータD)の代わりに、同一のハッシュ値を有する送信するブロックデータ(例えば、ブロックデータB)を特定するための情報(例えば、ハッシュ値など)を送信することが出来る。
なお、重複排除部24が有する重複排除情報は、例えば、ストレージ装置3から受信することで更新することが出来る。ストレージ装置3から重複排除情報を受信することで、例えば、異なるバックアップサーバ2経由でストレージ装置3に対して送信されたブロックデータに基づく重複排除を行うことが可能となる。
以上が、バックアップサーバ2の構成の一例である。以上のように、バックアップサーバ2は、ネットワーク負荷情報に基づいて、重複排除を行うか否か判定する。なお、バックアップサーバ2は、ブロックデータが重複排除処理済みであるか否かを判別可能なように、ブロックデータをストレージ装置3に対して送信することが出来る。例えば、バックアップサーバ2は、重複排除処理済みであるか否かを示す識別子などを付与して、ブロックデータを送信することが出来る。
ストレージ装置3は、重複排除機能を有する。ストレージ装置3は、ブロックデータに対する重複排除を行うとともに、重複排除後のブロックデータを記憶する。ストレージ装置3は、バックアップサーバ2における重複排除処理の有無にかかわらず重複排除処理を行うよう構成しても構わないし、バックアップサーバ2において重複排除が行われていないブロックデータに対して重複排除処理を行うよう構成しても構わない。
図4は、ストレージ装置3の構成の一例を示している。図4を参照すると、ストレージ装置3は、ブロックデータ受信部31と、重複排除部32と、データ格納部33と、記憶装置34と、を有している。
例えば、ストレージ装置3は、図示しないCPUなどの演算装置と記憶装置を有している。ストレージ装置3は、例えば、図示しない記憶装置が記憶するプログラムを演算装置が実行することで、上記各処理部を実現する。
ブロックデータ受信部31は、バックアップサーバ2からブロックデータを受信する。上述したように、ブロックデータ受信部31が受信するブロックデータは、重複排除処理がバックアップサーバ2で既に行われている場合と、重複排除処理がバックアップサーバ2で行われていない場合とがある。
重複排除部32は、ブロックデータ受信部31が受信したブロックデータがストレージ装置3の記憶装置34に既に格納されているか否かを確認する重複排除を行う。例えば、重複排除部32は、重複排除部24が行う重複排除処理と同様の重複処理を行う。
例えば、重複排除部32は、予め設定されたハッシュ関数を用いて、ブロックデータのデータ内容からハッシュ値を算出する。続いて、重複排除部32は、算出したハッシュ値を用いて、ブロックデータが既にストレージ装置3の記憶装置34に格納されているか否かを調べる。例えば、重複排除部32は、重複排除部24と同様に、重複排除情報を有している。重複排除部32は、当該重複排除情報を参照することで、同一内容のブロックデータが既に記憶装置34に格納されているか否か判断する。
例えば、重複排除部32は、ブロックデータに基づいて算出した値が上記重複排除情報に含まれる場合、同一内容のブロックデータが既に記憶装置34に格納されている(つまり、重複している)と判断する。このような場合、重複しているブロックデータは、記憶装置34に対して格納されない。ストレージ装置3は、重複排除情報においてブロックデータのハッシュ値と対応付けられているブロックデータの格納位置に格納しようとしたブロックデータが格納されているものとして、以降管理する。
一方、ブロックデータに基づいて算出した値が上記重複排除情報に含まれない場合、重複排除部32は、同一内容のブロックデータが記憶装置34に格納されていないと判断する。このような場合、重複排除部32は、データ格納部33にブロックデータを出力する。
なお、重複排除部32は、上述したように、バックアップサーバ2における重複排除処理の有無にかかわらず重複排除処理を行うよう構成しても構わないし、バックアップサーバ2において重複排除が行われていないブロックデータに対して重複排除処理を行うよう構成しても構わない。バックアップサーバ2において重複排除が行われていないブロックデータに対して重複排除処理を行うよう重複排除部32を構成する場合、重複排除部32は、識別子などに基づいて重複排除処理済みでないと判断したブロックデータを対象として重複排除処理を実行する。
データ格納部33は、重複排除部32による重複排除処理後のブロックデータ、又は、重複排除部32が重複排除を行わないブロックデータを取得する。そして、データ格納部33は、記憶装置34にブロックデータを格納する。以降、ストレージ装置3は、データ格納部33が格納したブロックデータを、データ格納部33が格納した格納位置に格納されているものとして管理する。
記憶装置34は、ディスク装置などの記憶装置である。記憶装置34には、データ格納部33によりブロックデータが格納される。
以上が、ストレージ装置3の構成の一例である。なお、ストレージ装置3は、格納対象のブロックデータを圧縮して更に複数のフラグメントデータに分割するよう構成しても構わない。また、ストレージ装置3は、分割したフラグメントデータに冗長データを追加するよう構成しても構わない。このように、ストレージ装置3は、必要に応じて冗長度を付加する処理などを行うよう構成しても構わない。
バックアップ対象装置4は、バックアップサーバ2に対して格納対象のデータを送信する情報処理装置である。バックアップ対象装置4は、クライアント装置であったり、業務用サーバであったりする。本実施形態においては、バックアップ対象装置4は特に限定しない。バックアップ対象装置4は、上記例示した以外の装置であっても構わない。
以上が、ストレージシステム1の構成の一例である。続いて、図5を参照して、バックアップサーバ2の動作の一例について説明する。
図5は、バックアップサーバ2の動作の一例を示すフローチャートである。図5を参照すると、データ受信部21は、バックアップ対象装置4から受信したデータを固定長または可変長のブロックデータへと分割する(ステップS101)。
処理判定部23は、ネットワーク負荷情報取得部22が取得したネットワーク負荷情報に基づいて、バックアップサーバ2で重複排除を行うか否か判定する。処理判定部23は、ネットワーク負荷情報が示すネットワーク帯域の利用率が閾値A以下である場合(ステップS102、Yes)、ネットワーク帯域に空きがあると判断して、重複排除を行わないと判定する。その結果、重複排除部24は後述する重複排除処理を行わない。このような場合、バックアップサーバ2は、重複排除前のブロックデータをそのままストレージ装置3に対して送信する(ステップS103)。
一方、ネットワーク負荷情報が示すネットワーク帯域の利用率が閾値Aよりも大きい場合(ステップS102、No)、処理判定部23は、ネットワーク帯域に空きがないと判断して、重複排除を行うと判定する。この場合、重複排除部24は、重複排除を行う(ステップS104)。そして、バックアップサーバ2は、重複排除後のブロックデータをストレージ装置3に対して送信する(ステップS105)。
以上が、バックアップサーバ2の動作の一例である。
以上説明したように、本実施形態におけるバックアップサーバ2は、ネットワーク負荷情報取得部22と、処理判定部23と、重複排除部24と、を有している。このような構成により、処理判定部23は、ネットワーク負荷情報取得部22が取得したネットワーク負荷情報に応じて、重複排除部24が重複排除を行うか否か判定することが出来る。その結果、例えば、処理判定部23は、ネットワーク帯域に余裕がある場合は、バックアップサーバ2が重複排除部24を有しているにもかかわらず、重複排除部24による重複排除を行わない、と判断することが可能となる。これにより、重複排除部24による重複排除処理の量を低減させることが可能となり、バックアップサーバ2にて重複排除を行う場合、重複排除に伴う時間の増加によりバックアップ対象データの転送速度が低下するおそれがある、という問題の発生を抑制することが可能となる。つまり、本実施形態によると、データの転送速度が低下するおそれがある、という問題を解決するために改良したバックアップサーバ2を提供することが可能となる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態を図6から図8までを参照して説明する。図6は、バックアップサーバ5の構成の一例を示すブロック図である。図7は、バックアップサーバ5の処理の一例を示す図である。図8は、バックアップサーバ5の動作の一例を示すフローチャートである。
第2の実施形態では、第1の実施形態で説明したバックアップサーバ2の変形例である、バックアップサーバ5について説明する。本実施形態において説明するバックアップサーバ5は、バックアップサーバ2と同様に、バックアップ対象装置4から格納対象のデータを受信して、受信したデータを分割したブロックデータをストレージ装置3に対して送信する。
バックアップサーバ5は、ブロックデータ送信先のストレージ装置3との間のネットワークの負荷状況を示すネットワーク負荷情報を取得するとともに、CPUの負荷状況を示すCPU負荷情報を取得する。そして、バックアップサーバ5は、取得したネットワーク負荷情報とCPU負荷情報とに応じて、自身で重複排除を行った後、重複排除後のブロックデータをストレージ装置3に送信するか、重複排除を行わずにブロックデータをそのままストレージ装置3に送信するか、判定する。
図6は、バックアップサーバ5の構成の一例を示している。図6を参照すると、バックアップサーバ5は、例えば、データ受信部21と、ネットワーク負荷情報取得部22と、CPU負荷情報取得部51と、処理判定部52と、重複排除部24と、を有している。なお、データ受信部21と、ネットワーク負荷情報取得部22と、重複排除部24と、の構成は、第1の実施形態で説明したバックアップサーバ2が有する構成と同様である。そのため、詳細な説明は省略する。以降、本実施形態において特徴的な構成について説明する。
CPU負荷情報取得部51は、バックアップサーバ5自身のCPUの負荷状況を示すCPU負荷情報を取得する。例えば、CPU負荷情報取得部51は、CPU負荷情報として、CPUの使用状況(例えば、CPUの使用率など)を示す情報を取得する。なお、本実施形態においては、CPU負荷情報取得部51がCPU負荷情報を取得する方法は特に限定しない。CPU負荷情報取得部51は、既知の方法を用いてCPU負荷情報を取得するよう構成して構わない。
処理判定部52は、ネットワーク負荷情報取得部22が取得したネットワーク負荷情報とCPU負荷情報取得部51が取得したCPU負荷情報とに基づいて、バックアップサーバ5で重複排除を行うか否か判定する。図7は、ネットワーク負荷情報とCPU負荷情報とに応じたバックアップサーバ5の処理の一例を示している。具体的には、図7(A)は、CPUの使用率が閾値B(第1閾値)以上であり、ネットワーク帯域に余裕がある場合の処理を示している。また、図7(B)は、CPUの使用率が閾値Bよりも小さい、又は、ネットワーク帯域に余裕がない場合の処理を示している。
例えば、処理判定部52は、CPU負荷情報が示すCPUの使用率と、予め定められた閾値Bとの比較を行う。そして、処理判定部52は、CPUの使用率が閾値Bよりも小さい場合、図7(B)で示すように、重複排除処理を行うと判定する。
一方、CPUの使用率が閾値B以上である場合、処理判定部52は、ネットワーク負荷情報が示すネットワーク帯域の利用率と、予め定められた閾値Aとの比較を行う。そして、処理判定部52は、ネットワーク負荷情報が示すネットワーク帯域の利用率が閾値A以下である場合、ネットワーク帯域に空きがあると判断して、重複排除を行わないと判定する。その結果、重複排除部24は後述する重複排除処理を行わない。このような場合、図7(A)で示すように、バックアップサーバ5は、重複排除前のブロックデータをそのままストレージ装置3に対して送信する。
一方、処理判定部52は、ネットワーク負荷情報が示すネットワーク帯域の利用率が閾値Aよりも大きい場合、ネットワーク帯域に空きがないと判断して、重複排除を行うと判定する。その結果、重複排除部24は重複排除処理を行う。このような場合、図7(B)で示すように、バックアップサーバ2は、重複排除後のブロックデータをストレージ装置3に対して送信する。
なお、第1閾値である閾値Bの値は、閾値Aと同様に任意に設定して構わない。閾値Bの値は、例えば、80や90などであっても構わないし、例示した以外の値であっても構わない。
以上が、バックアップサーバ5に特徴的な構成の一例である。続いて、図8を参照して、バックアップサーバ5の動作の一例について説明する。
図8は、バックアップサーバ5の動作の一例を示すフローチャートである。図8を参照すると、データ受信部21は、バックアップ対象装置4から受信したデータを固定長または可変長のブロックデータへと分割する(ステップS101)。
処理判定部52は、CPU負荷情報が示すCPUの使用率と、予め定められた閾値Bとの比較を行う(ステップS201)。
CPUの使用率が閾値Bよりも小さい場合(ステップS201、No)、処理判定部52は、重複排除処理を行うと判定する。この場合、重複排除部24は、重複排除を行う(ステップS104)。そして、バックアップサーバ5は、重複排除後のブロックデータをストレージ装置3に対して送信する(ステップS105)。
一方、CPUの使用率が閾値B以上である場合(ステップS201、Yes)、処理判定部52は、ネットワーク負荷情報が示すネットワーク帯域の利用率と、予め定められた閾値Aとの比較を行う。ネットワーク負荷情報が示すネットワーク帯域の利用率が閾値A以下である場合(ステップS102、Yes)、処理判定部52は、ネットワーク帯域に空きがあると判断して、重複排除を行わないと判定する。その結果、重複排除部24は後述する重複排除処理を行わない。このような場合、バックアップサーバ5は、重複排除前のブロックデータをそのままストレージ装置3に対して送信する(ステップS103)。
一方、ネットワーク負荷情報が示すネットワーク帯域の利用率が閾値Aよりも大きい場合(ステップS102、No)、処理判定部52は、ネットワーク帯域に空きがないと判断して、重複排除を行うと判定する。この場合、重複排除部24は、重複排除を行う(ステップS104)。そして、バックアップサーバ5は、重複排除後のブロックデータをストレージ装置3に対して送信する(ステップS105)。
以上が、バックアップサーバ5の動作の一例である。
以上説明したように、本実施形態におけるバックアップサーバ5は、CPU負荷情報取得部51と、処理判定部52と、を有している。このような構成により、処理判定部52は、CPU負荷情報取得部51が取得したCPU負荷情報も加えた上で、重複排除部24が重複排除を行うか否か判定することが出来る。その結果、例えば、処理判定部52は、CPU負荷が高くなっていると判断される場合に、ネットワーク帯域に応じて重複排除を行わない、と判断することが可能となる。これにより、重複排除部24による重複排除処理の量を低減させることが可能となり、バックアップサーバ5にて重複排除を行う場合、重複排除に伴う時間の増加によりバックアップ対象データの転送速度が低下するおそれがある、という問題の発生を抑制することが可能となる。つまり、本実施形態によると、データの転送速度が低下するおそれがある、という問題を解決するために改良したバックアップサーバ5を提供することが可能となる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態を図9から図11までを参照して説明する。図9は、バックアップサーバ6の構成の一例を示すブロック図である。図10は、バックアップサーバ6の処理の一例を示す図である。図11は、バックアップサーバ6の動作の一例を示すフローチャートである。
第3の実施形態では、第1の実施形態で説明したバックアップサーバ2の変形例である、バックアップサーバ6について説明する。本実施形態において説明するバックアップサーバ6は、バックアップサーバ2と同様に、バックアップ対象装置4から格納対象のデータを受信して、受信したデータを分割したブロックデータをストレージ装置3に対して送信する。
バックアップサーバ6は、複数のデータ(ファイル)に対する処理を並列で行うことが可能なよう構成されている。つまり、図10で示すように、バックアップサーバ6は、同じ時間帯に複数のファイル(それぞれのファイルを分割したブロックデータ)をストレージ装置3に対して送信する。そのため、あるタイミングにおいて、バックアップサーバ6は、複数のファイルそれぞれに対応する複数のブロックデータを同時に送信することがある(ファイルの送信開始時期などはファイルごと異なっていても構わない)。また、バックアップサーバ6は、ファイルごとに重複排除を行うか否か判断するよう構成されている。つまり、あるファイルを重複排除とすると判定している間、当該ファイルを分割したブロックデータの全てが重複排除処理の対象となる。一方、あるファイルを重複排除しないと判定している間、当該ファイルを分割したブロックデータの全てが重複排除処理の対象とならない。後述するように、本実施形態におけるバックアップサーバ6は、取得したネットワーク負荷情報に応じて、並列で処理される複数のファイルのうちの、重複排除を行うファイルと重複排除を行わないファイルの割合である重複排除割合を制御する。
図9は、バックアップサーバ6の構成の一例を示している。図9を参照すると、バックアップサーバ6は、例えば、データ受信部21と、ネットワーク負荷情報取得部22と、判定部の変形例である重複排除割合制御部61と、重複排除部24と、を有している。なお、データ受信部21と、ネットワーク負荷情報取得部22と、重複排除部24と、の構成は、第1の実施形態で説明したバックアップサーバ2が有する構成と同様である。そのため、詳細な説明は省略する。以降、本実施形態において特徴的な構成について説明する。
重複排除割合制御部61は、ネットワーク負荷情報取得部22が取得したネットワーク負荷情報に基づいて、重複排除を行うファイルの割合を制御する。つまり、重複排除割合制御部61は、並列で処理される複数のファイルにおける、重複排除を行うファイルと重複排除を行わないファイルの割合である重複排除割合を制御する。例えば、重複排除割合制御部61は、重複排除を行うと判定するファイルの数を増やす、又は、減らすことで、重複排除割合を制御する。
重複排除割合制御部61は、例えば、基準となる重複排除割合を示す情報を有している。重複排除割合制御部61は、まず、基準となる重複排除割合を示す情報が示す重複排除割合となるよう、並列で処理されるファイルのうち重複排除を行うと判定するファイルの数を調整する。なお、基準となる重複排除割合は、例えば、重複排除を行うファイル:重複排除を行わないファイル=1:1である。基準となる重複排除割合は、例示した値以外であっても構わない。
また、重複排除割合制御部61は、ネットワーク負荷情報に基づいて、重複排除を行うと判定するファイルの数を増やす、又は、減らすことで、重複排除割合を制御する。例えば、重複排除割合制御部61は、ネットワーク負荷情報が示すネットワーク帯域の利用率が予め定められた閾値C(第3閾値。任意の値で構わない)以上となった場合、重複排除の割合を上げる。これにより、重複排除部24は、並列で処理するファイルのうち、重複排除の対象となるファイルの数を増やす。一方、重複排除割合制御部61は、ネットワーク負荷情報が示すネットワーク帯域の利用率が予め定められた閾値D(第4閾値。任意の値で構わない)以下となった場合、重複排除の割合を下げる。これにより、重複排除部24が重複排除を行うファイルの数は減少する。
このように、重複排除割合制御部61は、重複排除を行うと判定するファイルの数を増やす、又は、減らすことで、重複排除を行うファイルと重複排除を行わないファイルの割合を制御する。また、重複排除割合制御部61は、ネットワークに対する負荷が高くなると重複排除割合を上げ、ネットワークに対する負荷が低くなると重複排除割合を下げる。
なお、重複排除割合制御部61は、段階的に重複排除割合の制御を行うよう構成しても構わない。例えば、重複排除割合制御部61は、ネットワークに対する負荷が高くなればなるほど、重複排除割合を上げるよう構成することが出来る。また、重複排除割合制御部61は、ネットワークに対する負荷が低くなればなるほど、重複排除割合を下げるよう構成することが出来る。
以上が、バックアップサーバ6に特徴的な構成の一例である。続いて、図11を参照して、重複排除割合制御部61の動作の一例について説明する。
図11は、重複排除割合制御部61の動作の一例を示すフローチャートである。図11を参照すると、重複排除割合制御部61は、まず、重複排除を行うファイルと重複排除を行わないファイルの割合が予め定められた割合となるよう、重複排除を行うファイルと重複排除を行わないファイルの数を制御する。つまり、重複排除割合制御部61は、予め定められた重複排除割合を設定する(ステップS301)。
重複排除割合制御部61は、ネットワーク負荷情報が示すネットワーク帯域の利用率が予め定められた閾値C以上となった場合(ステップS302、Yes)、重複排除の割合を上げる。これにより、重複排除部24は、同じタイミングで送信されるファイルのうち、より多くのファイルに対する重複排除を行う。一方、重複排除割合制御部61は、ネットワーク負荷情報が示すネットワーク帯域の利用率が予め定められた閾値D以下となった場合(ステップS303、Yes)、重複排除の割合を下げる。これにより、重複排除部24が重複排除を行うファイルの数は減少する。
以上が、重複排除割合制御部61の動作の一例である。
以上説明したように、本実施形態におけるバックアップサーバ6は、重複排除割合制御部61を有している。このような構成により、重複排除割合制御部61は、ネットワーク負荷情報取得部22が取得したネットワーク負荷情報に応じて、同じタイミングでストレージ装置3に対して送信されるファイルのうち、重複排除するファイルと重複排除しないファイルの割合を制御することが出来る。その結果、例えば、重複排除割合制御部61は、ネットワーク帯域に余裕がある場合は、重複排除割合を下げることが可能となる。これにより、重複排除部24による重複排除処理の量を低減させることが可能となり、バックアップサーバ6にて重複排除を行う場合、重複排除に伴う時間の増加によりバックアップ対象データの転送速度が低下するおそれがある、という問題の発生を抑制することが可能となる。つまり、本実施形態によると、データの転送速度が低下するおそれがある、という問題を解決するために改良したバックアップサーバ6を提供することが可能となる。
なお、本実施形態においては、バックアップサーバ2の変形例であるバックアップサーバ6について説明した。しかしながら、バックアップサーバ6は、第2の実施形態で説明したCPU負荷情報取得51を有しても構わない。つまり、重複排除割合制御部61は、ネットワーク負荷情報とCPU負荷情報とに基づいて、重複排除割合を制御するよう構成しても構わない。
[第4の実施形態]
次に、本発明の第4の実施形態を、図12を参照して説明する。図12は、バックアップサーバ7の構成の一例を示すブロック図である。
第4の実施形態では、外部装置から受信したデータを、重複排除機能を有するストレージ装置に対して送信するバックアップサーバ7について説明する。
図12は、バックアップサーバ7の構成の一例を示している。図12を参照すると、バックアップサーバ7は、重複排除部71と、ネットワーク負荷情報取得部72と、判定部73と、を有している。
例えば、バックアップサーバ7は、図示しないCPUなどの演算装置と記憶装置を有している。バックアップサーバ7は、例えば、図示しない記憶装置が記憶するプログラムを演算装置が実行することで、上記各処理部を実現する。
重複排除部71は、外部装置から受信したデータを分割したブロックデータの重複排除処理を実行する。重複排除部71は、判定部73が重複排除を行うと判定した場合に重複排除を行う。
ネットワーク負荷情報取得部72は、ストレージ装置との間のネットワークの負荷状況を示すネットワーク負荷情報を取得する。
判定部73は、ネットワーク負荷情報取得部72が取得したネットワーク負荷情報に基づいて、重複排除部71が重複排除処理を行うか否か判定する。上述したように、重複排除部71は、判定部73が重複排除を行うと判定した場合に重複排除を行う。
このように、本実施形態におけるバックアップサーバ7は、重複排除部71と、ネットワーク負荷情報取得部72と、判定部73と、を有している。このような構成により、判定部73は、ネットワーク負荷情報取得部72が取得したネットワーク負荷情報に応じて、重複排除部71が重複排除を行うか否か判定することが出来る。その結果、例えば、判定部73は、ネットワーク帯域に余裕がある場合は、バックアップサーバ7が重複排除部71を有しているにもかかわらず、重複排除部71による重複排除を行わない、と判断することが可能となる。これにより、重複排除部71による重複排除処理の量を低減させることが可能となり、バックアップサーバ7にて重複排除を行う場合、重複排除に伴う時間の増加によりバックアップ対象データの転送速度が低下するおそれがある、という問題の発生を抑制することが可能となる。つまり、本実施形態によると、データの転送速度が低下するおそれがある、という問題を解決するために改良したバックアップサーバ7を提供することが可能となる。
また、上述したバックアップサーバ7は、当該バックアップサーバ7に所定のプログラムが組み込まれることで実現できる。具体的に、本発明の他の形態であるプログラムは、外部装置から受信したデータを、重複排除機能を有するストレージ装置に対して送信するバックアップサーバ7に、外部装置から受信した前記データを分割したブロックデータの重複排除処理を実行する重複排除部71と、ストレージ装置との間のネットワークの負荷状況を示すネットワーク負荷情報を取得するネットワーク負荷情報取得部72と、ネットワーク負荷情報取得部72が取得したネットワーク負荷情報に基づいて、重複排除部71が重複排除処理を行うか否か判定する判定部73と、を実現させ、重複排除部71は、判定部73が重複排除を行うと判定した場合に重複排除を行うプログラムである。
また、上述したバックアップサーバ7により実行されるバックアップ方法は、外部装置から受信したデータを、重複排除機能を有するストレージ装置に対して送信するバックアップサーバ7が、ストレージ装置との間のネットワークの負荷状況を示すネットワーク負荷情報を取得し、取得した前記ネットワーク負荷情報に基づいて、データを分割したブロックデータの重複排除処理を行うか否か判定し、判定の結果に基づいて重複排除を行う、という方法である。
上述した構成を有する、プログラム、又は、バックアップ方法、の発明であっても、上記バックアップサーバ7と同様の作用を有するために、上述した本発明の目的を達成することが出来る。また、バックアップサーバ7とストレージ装置とを有するストレージシステムも、上記と同様に、本発明の目的を達成することが出来る。
<付記>
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうる。以下、本発明におけるバックアップサーバなどの概略を説明する。但し、本発明は、以下の構成に限定されない。
(付記1)
外部装置から受信したデータを、重複排除機能を有するストレージ装置に対して送信するバックアップサーバであって、
前記外部装置から受信した前記データを分割したブロックデータの重複排除処理を実行する重複排除部と、
前記ストレージ装置との間のネットワークの負荷状況を示すネットワーク負荷情報を取得するネットワーク負荷情報取得部と、
前記ネットワーク負荷情報取得部が取得した前記ネットワーク負荷情報に基づいて、前記重複排除部が重複排除処理を行うか否か判定する判定部と、
を有し、
前記重複排除部は、前記判定部が重複排除を行うと判定した場合に重複排除を行う
バックアップサーバ。
(付記2)
付記1に記載のバックアップサーバであって、
CPUの負荷状況を示すCPU負荷情報を取得するCPU負荷情報取得部を有し、
前記判定部は、前記ネットワーク負荷情報取得部が取得した前記ネットワーク負荷情報と、前記CPU負荷情報取得した前記CPU負荷情報とに基づいて、前記重複排除部が重複排除処理を行うか否か判定する
バックアップサーバ。
(付記3)
付記2に記載のバックアップサーバであって、
前記判定部は、前記CPU負荷情報取得した前記CPU負荷情報が示す値が予め定められた第1閾値以上である場合に、前記ネットワーク負荷情報取得部が取得した前記ネットワーク負荷情報に基づいて、前記重複排除部が重複排除処理を行うか否か判定する
バックアップサーバ。
(付記4)
付記1から付記3までのいずれか1項に記載のバックアップサーバであって、
前記判定部は、前記ネットワーク負荷情報取得部が取得した前記ネットワーク負荷情報が予め定められた第2閾値以下である場合、前記重複排除部が重複排除処理を行わないと判定する
バックアップサーバ。
(付記5)
付記1から付記4までのいずれか1項に記載のバックアップサーバであって、
前記判定部は、前記ネットワーク負荷情報取得部が取得した前記ネットワーク負荷情報が予め定められた第2閾値よりも大きい場合、前記重複排除部が重複排除処理を行うと判定する
バックアップサーバ。
(付記6)
付記1から付記5までのいずれか1項に記載のバックアップサーバであって、
前記外部装置から受信した前記データを前記ストレージ装置に対して並列で複数送信するよう構成されており、
前記判定部は、前記ネットワーク負荷情報取得部が取得した前記ネットワーク負荷情報に基づいて、前記データごとに、前記重複排除部が前記データを分割した複数の前記ブロックデータの重複排除処理を行うか否か判定することで、重複排除を行う前記データと重複排除を行わない前記データとの割合である重複排除割合を制御する
バックアップサーバ。
(付記7)
付記6に記載のバックアップサーバであって、
前記判定部は、前記ネットワーク負荷情報取得部が取得した前記ネットワーク負荷情報が示す値が予め定められた第3閾値以上となった場合、重複排除の割合を上げる
バックアップサーバ。
(付記8)
付記6又は付記7に記載のバックアップサーバであって、
前記判定部は、前記ネットワーク負荷情報取得部が取得した前記ネットワーク負荷情報が示す値が予め定められた第4閾値以下となった場合、重複排除の割合を下げる
バックアップサーバ。
(付記9)
付記6から付記8までのいずれか1項に記載のバックアップサーバであって、
前記判定部は、前記ネットワーク負荷情報取得部が取得した前記ネットワーク負荷情報に基づいて、前記重複排除の割合を段階的に制御する
バックアップサーバ。
(付記10)
外部装置から受信したデータを、重複排除機能を有するストレージ装置に対して送信するバックアップサーバが、
前記ストレージ装置との間のネットワークの負荷状況を示すネットワーク負荷情報を取得し、
取得した前記ネットワーク負荷情報に基づいて、前記データを分割したブロックデータの重複排除処理を行うか否か判定し、
判定の結果に基づいて重複排除を行う
バックアップ方法。
(付記11)
外部装置から受信したデータを、重複排除機能を有するストレージ装置に対して送信するバックアップサーバに、
前記外部装置から受信した前記データを分割したブロックデータの重複排除処理を実行する重複排除部と、
前記ストレージ装置との間のネットワークの負荷状況を示すネットワーク負荷情報を取得するネットワーク負荷情報取得部と、
前記ネットワーク負荷情報取得部が取得した前記ネットワーク負荷情報に基づいて、前記重複排除部が重複排除処理を行うか否か判定する判定部と、
を実現させ、
前記重複排除部は、前記判定部が重複排除を行うと判定した場合に重複排除を行う
プログラム。
(付記12)
外部装置から受信したデータを、重複排除機能を有するストレージ装置に対して送信するバックアップサーバと、前記ストレージ装置と、を備え、
前記バックアップサーバは、
前記外部装置から受信した前記データを分割したブロックデータの重複排除処理を実行する重複排除部と、
前記ストレージ装置との間のネットワークの負荷状況を示すネットワーク負荷情報を取得するネットワーク負荷情報取得部と、
前記ネットワーク負荷情報取得部が取得した前記ネットワーク負荷情報に基づいて、前記重複排除部が重複排除処理を行うか否か判定する判定部と、
を有し、
前記重複排除部は、前記判定部が重複排除を行うと判定した場合に重複排除を行い、
前記ストレージ装置は、
前記バックアップサーバが重複排除を行わなかった前記ブロックデータの重複排除を行う
ストレージシステム。
なお、上記各実施形態及び付記において記載したプログラムは、記憶装置に記憶されていたり、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されていたりする。例えば、記録媒体は、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、及び、半導体メモリ等の可搬性を有する媒体である。
以上、上記各実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明の範囲内で当業者が理解しうる様々な変更をすることが出来る。
1 ストレージシステム
2 バックアップサーバ
21 データ受信部
22 ネットワーク負荷情報取得部
23 処理判定部
24 重複排除部
3 ストレージ装置
31 ブロックデータ受信部
32 重複排除部
33 データ格納部
34 記憶装置
4 バックアップ対象装置
5 バックアップサーバ
51 CPU負荷情報取得部
52 処理判定部
6 バックアップサーバ
61 重複排除割合制御部
7 バックアップサーバ
71 重複排除部
72 ネットワーク負荷情報取得部
73 判定部


Claims (10)

  1. 外部装置から受信したデータを、重複排除機能を有するストレージ装置に対して送信するバックアップサーバであって、
    前記外部装置から受信した前記データを分割したブロックデータの重複排除処理を実行する重複排除部と、
    前記ストレージ装置との間のネットワークの負荷状況を示すネットワーク負荷情報を取得するネットワーク負荷情報取得部と、
    前記ネットワーク負荷情報取得部が取得した前記ネットワーク負荷情報に基づいて、前記重複排除部が重複排除処理を行うか否か判定する判定部と、
    を有し、
    前記重複排除部は、前記判定部が重複排除を行うと判定した場合に重複排除を行い、
    前記外部装置から受信した前記データを前記ストレージ装置に対して並列で複数送信するよう構成されており、
    前記判定部は、前記ネットワーク負荷情報取得部が取得した前記ネットワーク負荷情報に基づいて、前記データごとに、前記重複排除部が前記データを分割した複数の前記ブロックデータの重複排除処理を行うか否か判定することで、判定結果に基づいて並列で送信する前記データのうち重複排除を行うデータを増やす、または、並列で送信する前記データのうち重複排除を行うデータを減らすことにより、重複排除を行う前記データと重複排除を行わない前記データとの割合である重複排除割合を制御する
    バックアップサーバ。
  2. 請求項1に記載のバックアップサーバであって、
    CPUの負荷状況を示すCPU負荷情報を取得するCPU負荷情報取得部を有し、
    前記判定部は、前記ネットワーク負荷情報取得部が取得した前記ネットワーク負荷情報と、前記CPU負荷情報取得部が取得した前記CPU負荷情報とに基づいて、前記重複排除部が重複排除処理を行うか否か判定する
    バックアップサーバ。
  3. 請求項2に記載のバックアップサーバであって、
    前記判定部は、前記CPU負荷情報取得部が取得した前記CPU負荷情報が示す値が予め定められた第1閾値以上である場合に、前記ネットワーク負荷情報取得部が取得した前記ネットワーク負荷情報に基づいて、前記重複排除部が重複排除処理を行うか否か判定する
    バックアップサーバ。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のバックアップサーバであって、
    前記判定部は、前記ネットワーク負荷情報取得部が取得した前記ネットワーク負荷情報が予め定められた第2閾値以下である場合、前記重複排除部が重複排除処理を行わないと判定する
    バックアップサーバ。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のバックアップサーバであって、
    前記判定部は、前記ネットワーク負荷情報取得部が取得した前記ネットワーク負荷情報が予め定められた第2閾値よりも大きい場合、前記重複排除部が重複排除処理を行うと判定する
    バックアップサーバ。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のバックアップサーバであって、
    前記判定部は、前記ネットワーク負荷情報取得部が取得した前記ネットワーク負荷情報が示す値が予め定められた第3閾値以上となった場合、重複排除の割合を上げる
    バックアップサーバ。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のバックアップサーバであって、
    前記判定部は、前記ネットワーク負荷情報取得部が取得した前記ネットワーク負荷情報が示す値が予め定められた第4閾値以下となった場合、重複排除の割合を下げる
    バックアップサーバ。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれ1項に記載のバックアップサーバであって、
    前記判定部は、前記ネットワーク負荷情報取得部が取得した前記ネットワーク負荷情報に基づいて、前記重複排除の割合を段階的に制御する
    バックアップサーバ。
  9. 外部装置から受信したデータを、重複排除機能を有するストレージ装置に対して送信するバックアップサーバが、
    前記ストレージ装置との間のネットワークの負荷状況を示すネットワーク負荷情報を取得し、
    取得した前記ネットワーク負荷情報に基づいて、前記データを分割したブロックデータの重複排除処理を行うか否か判定し、
    判定の結果に基づいて重複排除を行い、
    前記外部装置から受信した前記データを前記ストレージ装置に対して並列で複数送信するよう構成されており、
    取得した前記ネットワーク負荷情報に基づいて、前記データごとに、前記データを分割した複数の前記ブロックデータの重複排除処理を行うか否か判定することで、判定結果に基づいて並列で送信する前記データのうち重複排除を行うデータを増やす、または、並列で送信する前記データのうち重複排除を行うデータを減らすことにより、重複排除を行う前記データと重複排除を行わない前記データとの割合である重複排除割合を制御する
    バックアップ方法。
  10. 外部装置から受信したデータを、重複排除機能を有するストレージ装置に対して送信するバックアップサーバに、
    前記外部装置から受信した前記データを分割したブロックデータの重複排除処理を実行する重複排除部と、
    前記ストレージ装置との間のネットワークの負荷状況を示すネットワーク負荷情報を取得するネットワーク負荷情報取得部と、
    前記ネットワーク負荷情報取得部が取得した前記ネットワーク負荷情報に基づいて、前記重複排除部が重複排除処理を行うか否か判定する判定部と、
    を実現させ、
    前記重複排除部は、前記判定部が重複排除を行うと判定した場合に重複排除を行い、
    前記外部装置から受信した前記データを前記ストレージ装置に対して並列で複数送信するよう構成されており、
    前記判定部は、前記ネットワーク負荷情報取得部が取得した前記ネットワーク負荷情報に基づいて、前記データごとに、前記重複排除部が前記データを分割した複数の前記ブロックデータの重複排除処理を行うか否か判定することで、判定結果に基づいて並列で送信する前記データのうち重複排除を行うデータを増やす、または、並列で送信する前記データのうち重複排除を行うデータを減らすことにより、重複排除を行う前記データと重複排除を行わない前記データとの割合である重複排除割合を制御する
    プログラム。
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