JP7068927B2 - 彫刻レッスンシステム、彫刻レッスン用プログラム - Google Patents
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本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
図1~図4を参照して、実施形態に係る彫刻レッスンシステムについて説明する。彫刻レッスンシステムは、作業者(以下、「生徒」)に対し、立体物の彫刻を指導するために用いられる。
図1に示すように、彫刻レッスンシステム1は、コンピュータ10、撮影装置20、3Dプリント装置30、及びNC切削装置40を備える。撮影装置20、3Dプリント装置30、及びNC切削装置40は、それぞれコンピュータ10と通信可能に接続されている。また、彫刻レッスンシステム1は、ネットワークを介してサーバ装置(図示なし)と通信可能に接続されている。
図2はコンピュータ10の構成例を示す図である。コンピュータ10は、記憶部100、通信部200、入力部300、表示部400、放音部500、及び制御部600を備える。
記憶部100は、サーバ装置から受信したレッスンプログラムや、本実施形態に係る彫刻レッスンシステム1を機能させるためのプログラム等を記憶する大容量の記憶装置である。本実施形態に係る記憶部100は、データ記憶部100aを含んで構成されている。
データ記憶部100aは手本3Dデータを記憶する。手本3Dデータは、完成状態の立体物を示すデータである。手本3Dデータは、レッスンプログラムに含まれているか、レッスンプログラムとは別にサーバ装置から配信される。以下では、完成状態の立体物として図3に示す仏像Xを用いて説明を行う。仏像Xは複数の部位から構成されている。具体的に、仏像Xは、頭部X1、胴体前部X2、胴体後部X3、右手X4、左手X5、右足X6、左足X7、台座上部X8、及び台座下部X9の9つの部位で構成されている。仏像Xの手本3Dデータは、各部位を示すデータ、及び各部位の境界線を示すデータを含む。
通信部200は、サーバ装置、撮影装置20、3Dプリント装置30、及びNC切削装置40と接続するためのインターフェースを提供する。入力部300は、生徒が各種入力を行うための構成である。入力部300は、コンピュータ10に付属するキーボードやマウス、或いは表示部400に表示されるタッチパネルである。表示部400は、生徒に対して各種情報を表示するための構成である。表示部400は、コンピュータ10に付属するモニタや、コンピュータ10とは別に設けられたモニタ、或いはヘッドマウントディスプレイである。放音部500は、生徒に対して各種音声を放音するための構成である。放音部500は、コンピュータ10が内蔵するスピーカや、コンピュータ10とは別に設けられたパワードスピーカである。
制御部600は、コンピュータ10における各種の制御を行う。制御部600はCPUおよびメモリ(いずれも図示無し)を備える。CPUは、メモリに記憶されたプログラムを実行することにより各種の機能を実現する。たとえば、制御部600は、手本3Dデータに基づいて、完成状態の立体物の3次元画像を表示部400に表示させる。生徒は、入力部300を介して3次元画像の向きやスケールを自由に調整することができる。また、生徒が入力部300を介して3次元画像中の任意の部位を指定した場合、制御部600は、当該部位を彫刻する際の彫刻刀の使い方の動画を表示部400に表示させたり、彫刻時の注意事項を放音部500から放音させることができる。
抽出部600aは、手本3Dデータと、彫刻の途中状態の立体物を撮影して取得した作業中3Dデータとを比較して差分3Dデータを抽出する。
判定部600bは、抽出した差分3Dデータに基づいて、彫刻の途中状態の立体物において、彫り過ぎの部位及び彫り不足の部位の少なくとも一方があるか否かを判定する。
生成部600cは、彫り過ぎの部位及び彫り不足の部位の少なくとも一方があると判定された場合、当該部位を完成状態の立体物と同様に仕上げるための修正3Dデータを生成する。
次に、図4を参照して本実施形態における彫刻レッスンシステム1の動作の具体例について述べる。図4は、彫刻レッスンシステム1における処理を示すフローチャートである。以下の例では、生徒が仏像Xの彫刻を行うレッスンプログラムを進めた状態にあるとする。また、仏像Xの手本3Dデータはデータ記憶部100aに記憶されているとする。
上記実施形態において、生成部600cは、抽出した差分3Dデータに基づいて、生徒の彫刻をガイドするためのガイド映像情報を生成し、表示部400に当該ガイド映像情報を表示させることができる。或いは、生成部600cは、抽出した差分3Dデータに基づいて、生徒の彫刻をガイドするためのガイド音声情報を生成し、放音部500からガイド音声情報を放音させることができる。
10 コンピュータ
20 撮影装置
30 3Dプリント装置
40 NC切削装置
100a データ記憶部
400 表示部
500 放音部
600 制御部
600a 抽出部
600b 判定部
600c 生成部
Claims (5)
- 所望のパーツを造形する3Dプリント装置を備え、作業者に対し、立体物の彫刻を指導するための彫刻レッスンシステムであって、
完成状態の前記立体物を示す手本3Dデータを記憶するデータ記憶部と、
前記手本3Dデータと、彫刻の途中状態の前記立体物を撮影して取得した作業中3Dデータとを比較して差分3Dデータを抽出する抽出部と、
抽出した前記差分3Dデータに基づいて、彫刻の途中状態の前記立体物において、彫り過ぎの部位及び彫り不足の部位の少なくとも一方があるか否かを判定する判定部と、
前記彫り過ぎの部位及び前記彫り不足の部位の少なくとも一方があると判定された場合、当該部位を前記完成状態の立体物と同様に仕上げるための修正3Dデータを生成する生成部と、
を有し、
前記生成部は、前記彫り過ぎの部位があると判定された場合、前記修正3Dデータとして、当該彫り過ぎの部位を補修するための補修パーツを、前記3Dプリント装置により造形するためのデータを生成する彫刻レッスンシステム。 - 前記彫刻レッスンシステムは、立体物を切削加工するNC切削装置を備え、
前記生成部は、前記彫り不足の部位があると判定された場合、前記修正3Dデータとして、当該彫り不足の部位を前記NC切削装置により切削加工するためのデータを生成することを特徴とする請求項1記載の彫刻レッスンシステム。 - 前記生成部は、抽出した前記差分3Dデータに基づいて、前記作業者の彫刻をガイドするためのガイド映像情報を生成し、表示部に当該ガイド映像情報を表示させることを特徴とする請求項1または2記載の彫刻レッスンシステム。
- 前記生成部は、抽出した前記差分3Dデータに基づいて、前記作業者の彫刻をガイドするためのガイド音声情報を生成し、放音部から前記ガイド音声情報を放音させることを特徴とする請求項1~3のいずれか一つに記載の彫刻レッスンシステム。
- 作業者に対し、立体物の彫刻を指導するための彫刻レッスン用プログラムであって、
コンピュータを、
完成状態の前記立体物を示す手本3Dデータを記憶するデータ記憶部と、
前記手本3Dデータと、彫刻の途中状態の前記立体物を撮影して取得した作業中3Dデータとを比較して差分3Dデータを抽出する抽出部と、
抽出した前記差分3Dデータに基づいて、彫刻の途中状態の前記立体物において、彫り過ぎの部位及び彫り不足の部位の少なくとも一方があるか否かを判定する判定部と、
前記彫り過ぎの部位及び前記彫り不足の部位の少なくとも一方があると判定された場合、当該部位を前記完成状態の立体物と同様に仕上げるための修正3Dデータを生成する生成部であって、前記彫り過ぎの部位があると判定された場合、前記修正3Dデータとして、当該彫り過ぎの部位を補修するための補修パーツを、所望のパーツを造形する3Dプリント装置により造形するためのデータを生成する生成部と、
して機能させるための彫刻レッスン用プログラム。
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