JP7067749B1 - 射出角度変更可能な網射出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】捕獲対象の捕獲時に網が十分に展開し、捕獲対象を捕獲しやすい網射出装置を提供する。【解決手段】網射出方向に開口した網収納部40を備えた装置本体11と、捕獲対象物を捕獲するための網60と、網60の外周のそれぞれの箇所に取付けられた複数の錘50と、複数の錘50を、網射出方向から所定の錘射出角度で広がる放射状の方向に、バネを用いてそれぞれ射出する複数の錘射出機構30と、錘射出機構30の錘射出角度を変更する錘射出角度変更機構20と、錘射出機構30を作動させる作動アクチュエータと、捕獲対象物までの距離を測定する距離センサ70と、制御部80と、を有し、制御部80は、網60が捕獲対象物に到達する直前に十分に展開するように、捕獲対象物までの距離に応じて複数の錘射出機構30の錘射出角度を変更して、錘50を射出するように構成した。【選択図】図1

Description

本発明は、網射出装置において、網係留の錘射出角度の変更機構及び射出角度を決定する方法に関する。
近年、宇宙空間の地球を周回するゴミ、いわゆる宇宙デブリが増加してきており、宇宙船や宇宙ステーションと衝突すると深刻な損害をもたらすため、その除去が課題になっている。
ドローンも、安価な無人航空機としての応用が進み、飛行禁止区域を不正な目的で飛行させたり、無人兵器として攻撃に使われたりする場合もある。このようなドローンを含む不審飛行体の捕獲と無効化が課題になっている。
宇宙デブリや不審飛行体を捕獲する方法として、テザーネット(網)が研究されており、宇宙デブリ捕獲実験が欧州で行われた。また、テザーネット(網)を用いた対象物体の捕獲システム・装置は、防犯装置、ドローン捕獲システム、宇宙デブリ捕獲システムとして、いくつかの文献で特許化されている(特許文献1~7)。
対象物体捕獲用の網射出装置は、収納箱に収納した網の周囲にいくつかの錘を装着し、対象物体からある程度の距離離れた所から錘・網を収納箱から射出、網を対象物体に絡ませることで、対象物体を捕獲・拘束する。対象物体に比べ網の広さが十分に広い場合、対象物体を容易に捕獲・拘束できる利点を有する。
網射出装置を実現するためには、網の外周の数か所に装着した錘または網の外周の数か所に装着した紐の先端に取り付けた錘を前方へ放射状に射出し、網を展開するための射出機構が必要である。
特開2000-513089号公報 特開2021-063616号公報 国際公開第WO2018/016017号 米国特許第10197365号 特開2016-215874号公報 米国特許出願公開第 2005/0103939号 特許第6968377号
上記既存の網射出装置では、錘の射出角度は固定されている。対象物体に網が到達するときに網が十分に展開された状態であることが捕獲対象の確実な捕獲のために必要である。捕獲対象を確実に捕獲できるよう網が十分に展開された状態に至るまでに要する移動距離は錘の射出角度に依存する。また、その距離を超えると宇宙空間では空気力が作用しないため網は張力により収縮を始めることが知られている。従って、捕獲対象物体までの距離を最適にしてから網を射出する必要がある。
網射出時の捕獲対象物体までの距離を最適にするために、網と上記射出機構を収納したカプセルを射出装置本体から射出し、捕獲対象物体までの距離が捕獲に適切な距離になった段階でカプセルから網を射出する方式もある。しかし、カプセルの姿勢を制御することは容易ではなく、また射出装置本体に搭載した距離センサで、捕獲対象物体やカプセルとの距離を確認した上でカプセルからの網射出を実施する場合、射出装置本体を搭載する宇宙航行体の姿勢変化によってこれらの距離計測が困難になり、カプセルからの網射出が適切なタイミングで行えない可能性があるという問題がある。
カプセルに姿勢制御装置や捕獲対象物体までの距離を測定するための装置を搭載する方法もあるが、その場合、射出するカプセルの重量が増大し、宇宙での使用には不向きとなる問題点を有する。また、地上で使用する場合、重量の増大により射出するカプセルの飛行距離が短くなる問題点を有する。事前に射出軸まわりの回転速度を与えることにより、飛行するカプセルの姿勢を安定化させる方法も考えられるが、回転速度を与えるための装置が射出装置本体側に必要となり、また回転速度を与えるときにその反動トルクが射出装置本体側に作用し、本体側の姿勢が乱される問題点を有する。
捕獲対象物体までの適切な距離が一定の範囲に限定された装置では、本体は捕獲対象との距離を適切な距離まで詰めてランデブー飛行を行う必要があり、適用範囲が限定され、事前設定した捕獲距離に正確にランデブーできない場合、捕獲の確実性が低下する問題点を有する。
本発明は、上記課題を解決するために成されたものであり、捕獲対象までの距離に応じて捕獲時に網が十分に展開された状態になる網射出装置の適切な錘射出角度を決定し、それを実現するための錘射出角度変更機構を提供することを目的とする。
本発明のさらに他の目的および利点は、一部は明白であり、一部は明細書および図面から明らかになる。
本発明の網射出装置は、網射出方向に開口した網収納部を備えた装置本体と、
前記網収納部に収容され、捕獲対象物を捕獲するための網と、
前記網の外周のそれぞれの箇所に直接または、紐を介して取付けられた複数の錘と、
前記装置本体に設けられ、前記複数の錘を、前記網射出方向から所定の錘射出角度で広がる放射状の方向に、バネを用いてそれぞれ射出する複数の錘射出機構と、
前記複数の錘射出機構の前記錘射出角度を変更する錘射出角度変更機構と
前記複数の錘射出機構を作動させる作動アクチュエータと、
前記装置本体から前記捕獲対象物までの距離を測定する距離センサと、
前記距離センサからの信号を受信するとともに前記射出角度変更機構及び前記作動アクチュエータを制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、前記網が前記捕獲対象物に到達する直前に十分に展開するように、前記捕獲対象物までの距離に応じて前記複数の錘射出機構の前記錘射出角度を変更して、前記錘を射出するように構成されたことを特徴とする。
この構成により、網射出装置と捕獲対象物の距離に拘わらず、網を捕獲対象物に到達する直前に十分に展開しやすくなるので、捕獲対象物を捕獲しやすくなる。
各前記複数の錘は略中空円筒形を有し、
各前記複数の錘射出機構は、一端部側が前記錘を挿通して保持するとともに、他端部が前記装置本体に揺動可能に連結されたガイド棒と、前記錘を前記一端側から射出するように付勢する前記バネと、前記錘を係止するストッパーと、を含み、
前記ストッパーによる前記錘の係止は、前記作動アクチュエータによって解除され、それにより前記錘が、前記バネによって前記ガイド棒の前記一端部側から、当該ガイド棒によって規定される前記錘射出角度で射出されるように構成されている
前記錘射出角度変更機構は、一端部が各前記ガイド棒の長さ方向中央部に揺動可能に連結されて前記網射出方向と反対方向に伸びる接続棒と、前記網射出方向に直交するように設けられ、外周部のそれぞれの箇所に各前記接続棒の他端部が揺動可能に連結された調整板と、前記調整板の位置を前記網射出方向及びその反対方向に平行移動させるための送りねじと、前記送りねじを回転させるモータとを含み、前記モータを回転させることにより、各前記ガイド棒によって規定される前記錘射出角度を同時に変更するように構成されている
前記作動アクチュエータは、前記各ストッパーを固定する締結線と、当該締結線を解除可能に掛止して張力を与えることにより前記固定を維持するとともに、前記掛止を解除して前記固定を解除する解除装置を含み、前記解除装置を作動させて前記締結線の掛止を解除することにより、各前記ストッパーによる錘の係止を同時に解除して、錘を同時に射出するようにしてもよい。
前記締結線は、前記ストッパーごとに設けられ、
前記解除装置は、前記調整板に回転可能に設けられた円盤状固定具と、当該円盤状固定具の外周部それぞれの箇所から半径方向に突出してさらに円周方向に伸び、複数の前記締結線をそれぞれ掛止する複数の掛止部材と、前記円盤状固定具を回転させるモータと、前記調整板に固定され、各前記掛止部材に掛止された各前記締結線の前記円周方向への移動を阻止するスリットガイドと、を有し、
各前記締結線は、前記ストッパーに係合するともに前記掛止部材に掛止されて張設されることにより当該ストッパーを固定し、
前記解除装置は、各前記締結線の移動を前記スリットガイドにより阻止しつつ、前記円盤状固定具を回転させて前記掛止部材を前記締結線に対して前記円周方向へ引き抜き、当該締結線の掛止を解除するように構成してもよい。
この構成により、1つのモータの回転により、全ての錘射出機構のストッパーの締結線による固定を同時に解除することができる。
前記締結線は、前記接続棒の前記ガイド棒との連結箇所から前記調整板との連結箇所まで当該接続棒に沿って張設されることが好ましい。
この構成により、錘射出機構の射出角度が変化しても、締結線の経路長さは変化せず、バネの圧縮量および錘の係止状態を変化させることはない。
前記網収納部は、収縮可能な素材で構成され、前記装置本体の網射出側に、複数の前記ガイド棒の内側に沿って展設された網収納膜により形成してもよい。
この構成により、ガイド棒の装置本体や連結棒との連結箇所に網が絡まることを防ぐことができる。
前記距離センサは、レーザー距離計、電波距離計、光学距離計、若しくは静止画又は動画撮影カメラでもよい。
前記制御部は、前記距離センサで計測された前記装置本体から前記捕獲対象物までの距離Dと、網の中心から外周までの長さLに基づいて、目標錘射出角度Θを式Θ=tan-1(L/D)で算出し、前記錘射出角度を前記目標錘射出角度Θに変更するように構成されることが好ましい。
この構成により、網を捕獲対象物に到達する直前に十分に展開させることができる。
本発明によれは、捕獲対象までの距離に応じて適切な錘射出角度を決定でき、それを実現するための錘射出角度を変更することが可能となるため、捕獲対象と網が衝突する直前に網が十分に展開させることができる。その結果、捕獲対象の捕獲の確実性を向上できる。また、捕獲対象を確実に捕獲できる捕獲対象までの距離範囲を拡げることができる。
本発明をより完全に理解するために、以下の説明および添付の図面を参照する。
本発明の実施形態の網射出装置の一実施形態を示す概略図。 ブラケット治具の一例を示す斜視図。 ガイド棒ナットの一例を示す斜視図。 錘射出角度変更機構の一例を表す斜視図。 図4の錘射出角度変更機構による射出角度変更の動作を示す説明図。 図1の網射出装置の錘射出機構及び作動アクチュエータを示す概略図。 解除装置の一例を示す図であり、(a)は平面図で、(b)はB-B断面図である。 バネ保持器・ストッパーの一例を示す斜視図。 錘を固定・解放するための締結線の経路を示す図。 錘射出機構の動作を示す説明図。 射出角度決定のための幾何学図。 射出角度決定・変更の手順を示すフローチャート。 捕獲対象までの距離と射出角度との関係を示す説明図であり、(a)は斜視図で(b)は平面図。
以下、本発明の網射出装置について、図面を用いて説明する。
図1は網射出装置の一実施形態を示す概略図、図5は射出角度変更の動作を示す図、図6は錘射出機構及び作動アクチュエータを示す図である。網射出装置10は、装置本体11、錘射出角度変更機構20、錘射出機構30、網収納部40、錘50、網60、距離センサ70、制御部80、を有する。
(装置本体)
装置本体11は、網射出方向に開口した網収納部40を備えた構造体である。本実施形態では、装置本体11は、図1に示すように、略矩形の中板11aと、その網射出方向と反対方向に平行に設けられた後板11bと、これらの四周を囲むとともに前方に突出した上板11c、下板11d、右側板11eと左側板(図示省略)を有する箱型に形成されている。
但し、装置本体11は、箱形形状に限られず、後述する錘射出機構等を搭載できる形状であればいずれでも良く、例えば円筒状や球状であってもよい。
後板11bの中央には、後述するスクリュー棒28を挿通するための後板貫通穴11fが設けられている。
装置本体11の上板11c、下板11d、右側板11eと左側板(図示省略)の各先端部に囲まれた網射出開口部12には、蓋(図示省略)が設けられている。蓋は、ヒンジ部分(図示省略)を介して装置本体11に取付けられ、網60の射出時に装置本体11の網射出開口部12を開放する。蓋は、例えば、蓋固定用締結線で固定され、その固定および解放はアクチュエータを用いてもよい。
網収納部40は、装置本体11の中板11aの網射出側に形成されているが、これについては後述する。
(錘射出角度変更機構)
錘射出角度変更機構20は、複数の錘射出機構30の各錘射出角度(図5のΘ)を変更する機構である。
錘射出角度変更機構20は、本実施形態では、図1に示すように、複数の錘射出機構30の各ガイド棒21、ガイド棒21に揺動可能に連結されて網射出方向と反対方向(右方向)に伸びる複数の接続棒22、ガイド棒21に接続棒22を揺動可能に連結するためのブラケット治具23、複数のガイド棒21を中板11aに揺動可能に連結するためのガイド棒ナット25、網射出方向に直交するように設けられた1つの調整板26、各接続棒22を調整板26に揺動可能に連結するためのコノ字ブラケット27、調整板26のネジ穴26aに螺合された1本のスクリュー棒(送りねじ)28、スクリュー棒保持具28b、スクリュー棒28を回転するためのモータ29から構成される。錘射出角度変更機構20はモータ29を除いて装置本体11の内部に設置されている。なお、モータ29にはエンコーダ付きステッピングモーターを用いてもよい。
中板11aには接続棒22を通すための長方形穴11gが中央から少し離れた個所から放射状に、また中板貫通穴11hが中央にそれぞれ設けられており、中板貫通穴11hにはスクリュー棒保持具(送りねじ保持具)28bが固定されている。後板11bの中央にある後板貫通穴11fとスクリュー棒保持具28bを両端とするようにスクリュー棒28が設置されている。スクリュー棒28にはネジ山28aが設けられており、調整板26の中央に設けられたネジ穴26aに螺合されている。スクリュー棒28の片側はモータ29に接続され、モータ29は後板11bの後側、すなわち、装置本体11の外側に設置されている。
ブラケット治具23は、図2に示すように、厚みを持った凸形状をしており、側面にはネジ穴23aが施されており、片端に櫛形ブラケット23bを有し、櫛形ブラケット23bには穴23cが施されている。ブラケット治具23は、中空穴23dでもってガイド棒21に挿入され、ネジ穴23aに固定ネジを挿入することでガイド棒21に固定される。
ガイド棒ナット25は、図3に示すように、ガイド棒21の数に等しい多角形状の辺において外側に向かって櫛形ブラケット25aを有する形をしており、櫛形ブラケット25aにはガイド棒21を枢支するための穴25bが設けられている。また、ガイド棒ナット25の多角形部分の中心にはスクリュー棒28を枢支するスクリュー棒保持具28bを挿入するための穴25cがあり、スクリュー棒保持具28bを固定するためのネジ穴25dがある。
図4に示すとおり、各ガイド棒21の基端部は薄板半円部21aを有し、その中央には穴21bが設けられ、中板11aの中心に固定されたガイド棒ナット25の穴25bに貫入されたピン(図示省略)に貫通されて枢支される。各ガイド棒21の長さ方向中央付近にはブラケット治具23が装着されている。接続棒22の一端部は薄板半円部22aを有し、その中央に穴22bが設けられ、この穴22bが、ブラケット治具23の穴23cに貫入されたピン(図示省略)に貫通されて枢支される。接続棒22の他端部も薄板半円部22aを有し、その中央には中心には穴22cが設けられ、この穴22cが、調整板26の中心から同一半径上に放射状に固定されたコノ字ブラケット27の穴27aに貫入されたピン(図示省略)に貫通されて枢支される。
図5を用いて、射出角度変更の動作を説明する。
モータ29によりスクリュー棒28が回転し、スクリュー棒28のネジ山28aにより調整板26が平行移動する。調整板26の平行移動に伴い、コノ字ブラケット27の穴27a部分により枢支された複数の接続棒22の片端の位置が変化し、それに伴い複数のガイド棒21にブラケット治具23の穴23c部分にて枢支された接続棒22のもう片端の位置が変化する。複数のガイド棒21の片端はガイド棒ナット25の櫛形ブラケット25aにある穴25b部分にて中板11aに枢支されているため、穴25bとガイド棒21に装着されたブラケット治具23の櫛形ブラケット23bに設けられた穴23cとの距離は変化しない制約が存在し、その結果、複数のガイド棒21の放射角、すなわち錘射出角度Θが変化する。
(錘射出機構)
図6を用いて、錘射出機構30を説明する。
錘射出機構30は、装置本体11に複数設けられ、網60に接続された複数の錘50を、前記網射出方向から所定の錘射出角度Θで広がる放射状の方向に、バネ31bを用いてそれぞれ射出する機構である。
本実施形態では、錘50は略中空円筒形を有し、錘射出機構30は、錘50を射出方向に方向付けるためのガイド棒21、ブラケット治具23の接続部付近でガイド棒21に装着されたバネ保持器31a、バネ31b、バネ31bの圧縮状態を維持しつつ錘50を係止するためのストッパー32、さらに複数のガイド棒21を中板11aに揺動可能に連結するためのガイド棒ナット25(錘射出角度変更機構の説明参照)を含む。
バネ保持器31aは、図8に示すように、外形がほぼ直方体の形をしており、バネ31bを内部に保持するための円柱空間31a-1を射出側から内部方向に、ガイド棒21に装着するための穴31a-2を底面側に、また、ガイド棒21にボルト固定するためのネジ穴31a-3を側面にそれぞれ有する。また、円柱空間31a-1の出口付近は2段の円柱空間となっている。さらに、バネ保持器31aは、ストッパー32を枢支するためのピン32bを挿入する穴31a-4を有する。
ストッパー32は、図8に示すように、コの字型の板であり、先端側に締結線33a・33bを締結するための締結線用穴32aを有し、基端側はピン32bによりバネ保持器31aに対して回転可能に枢支される。
(作動アクチュエータ)
図6および図7を用いて、作動アクチュエータ30-1を説明する。
作動アクチュエータ30-1は、錘射出機構30のストッパー32による錘50の係止を解除し、それにより錘50が射出されるようにするアクチュエータである。
本実施形態では、作動アクチュエータ30-1は、バネ31bの圧縮状態を維持しつつストッパー32を係止するための締結線33、締結線33を接続棒22に沿って調整板26の方向へ導くための締結線ガイド34a、34b、34c、34d、調整板26の裏側に設置された円盤状固定具35、円盤状固定具35に設けられて締結線33を掛止する掛止部材36、掛止部材36による締結線33の掛止を解除するために円盤状固定具35を回転するためのモータ37を含む。なお、締結線33以外の機構を、「解除装置30-2」とも呼ぶ。
円盤状固定具35は、図7に示すとおり、中央に穴35aがあり、ベアリング35bにより調整板26に設置され、外周にはギア35cを有し、モータ37の駆動によりギア37aからギア35cへ回転運動の伝達を介して調整板26に対し回転できる。また、錘50の数と同じ数の掛止部材36が円盤状固定具35の外周部にボルト固定されており、掛止部材36の先端は円周方向と平行に伸びる円柱部36aを有している。
締結線33は、1つの錘50に対し、図9に示すように、2本1組の締結線33a、33bで構成されている。締結線33の経路は錘射出側および射出側の反対側で2つに分岐している。締結線33a、33bの円盤状固定具側の端は輪33cを有し、掛止部材36に掛止された状態で固定され、締結線33は掛止部材36の位置から調整板26の穴26bを通り、締結線ガイド34a, 34b、34c、34dに設けられた穴を順に通過して接続棒22に沿い、締結線33a・33bの端はストッパー32の締結線用穴32aに締結し、錘50を係止する。この締結線33の経路により、錘射出機構30の錘射出角度Θが変化しても締結線33の経路長さは変化せず、バネ31bの圧縮量および錘50の係止状態は変化しない。
図10を用いて錘射出機構30と作動アクチュエータ30-1の動作を説明する。
モータ37により円盤状固定具35を調整板26に対して回転することで調整板26に設けられたスリットガイド26cにより締結線33が円盤状固定具35の回転方向への移動が阻害されることにより、掛止部材36による複数の締結線33の輪33cの掛止が同時に解放され、その結果、締結線33が締結線ガイド34a, 34b、34c、34dに沿って錘射出方向へ移動可能となり、ストッパー32の固定が解除され、バネ31bの反力により複数の錘50がガイド棒21に沿って射出される。
(網収納部)
網収納部40は、射出前の折りたたまれた網60を収納する空間で、本実施形態では、収縮可能な素材で構成され、図1に示すように、装置本体11の中板11aの網射出側に、複数のガイド棒21の内側に沿って展設された網収納膜41により形成されている。これにより前記錘射出機構30の錘射出角度が変化しても、ガイド棒21に接続棒22が連結された箇所およびガイド棒21が中板11aに連結された箇所に網60が絡まることを防止する。但し、網収納部40はこの構成に限られず、ガイド棒21と干渉しない範囲内に存在する堅い素材で形成されたケースであってもよい。
(錘)
錘50は、本実施形態では、図10に示すように、上部側にフランジ51を有した中空円筒形の形をしており、中空円筒部分の直径はガイド棒21に装着可能な長さであり、フランジ51には穴52がある。錘50のフランジ51はバネ保持器31aの円柱空間31a-1の2段目に挿入され、ストッパー32による係止される。
(網)
網60の素材はケブラー(登録商標)を使用する。図13に示すように、錘50の数をn個としたとき、網60はn角形の蜘蛛の巣形状とする。網60を構成する紐61が、網60の中心から見て等角度に放射状にn本設けられ、先端部は網60の外周から網目の間隔1つまたは2つ分程度突出している。紐61の各先端を穴52に括りつけることで紐61の先端に錘50が装着されている。網60は係留紐62が中心に接続しており、装置本体11に係留される。網60はバネ31b(図6参照)の力により射出された複数の錘50により網収納部40(図1参照)から牽引されて展開する。
網60の素材にはダイニーマ(登録商標)を使用してもよい。
(距離センサ)
距離センサ70は、図1に示す装置本体11の上板11c、下板11d、右側板11eまたは左側板(図示省略)に設置されており、捕獲対象物体までの距離Dを測定し、距離Dの信号を制御部80へ送信する。
距離センサ70には、レーザー距離計、電波距離計、光学距離計、若しくは静止画又は動画撮影カメラなどが使用できる。
(制御部)
制御部80は、距離センサ70からの信号を受信するとともに錘射出角度変更機構20及び前記作動アクチュエータ30-1を制御するユニットで、網60が捕獲対象物に到達する直前に十分に展開するように、捕獲対象物までの距離Dに応じて複数の錘射出機構30の前記錘射出角度Θを変更して、錘50を射出するように、これらの要素を制御する。
制御部は、例えば、所定のプログラムを実行するマイコン等のCPUと、各要素を制御するインターフェースと、宇宙航行体本体や地上施設との通信インターフェース等を備えたユニットである。制御部80は、図1のように、全体が網射出装置10に搭載されていてもよく、その一部の機能が宇宙航行体や地上にあってもよい。
制御部80によって実行される本実施形態の網射出装置10の射出角度決定・変更方法は、概略以下のステップ(1)~(6)から構成される。
(1)距離センサ70に距離Dを測定させるステップ。
(2)測定した距離Dから、目標錘射出角度Θを決定するステップ。
(3)決定した目標錘射出角度Θ、ガイド棒21が中板11aにガイド棒ナット25により連結された箇所からブラケット治具23に連結された箇所までの長さL1、接続棒22がブラケット治具23によりガイド棒21に連結された箇所から連結板に接続された箇所までの距離L、中板11aの中心位置O1からガイド棒21がガイド棒ナット25に連結された箇所までの距離r、および調整板26の中心O2から前記接続棒22が連結された箇所までの距離rに基づいて、中板11aから前記調整板26までの目標距離xを決定するステップ。
(4)前記決定した目標距離xと前記スクリュー棒28に設けられたネジピッチ量pから前記スクリュー棒28の絶対目標回転角Φgを決定するステップ。
(5)決定したスクリュー棒28の絶対目標回転角Φgとスクリュー棒28の現在の回転角Φとの差分である回転角制御量ΔΦ=Φg-Φを計算するステップ。
(6)計算した回転角制御量ΔΦから前記モータ29の回転角度を制御するステップ。
以下、これらの量の算出方法につて説明する。
(目標射出角度)
図13は、展開完了時の網60と捕獲対象まで距離と錘射出角度との関係を示す説明図である。捕獲対象物体までの距離をDとする。網60に紐61でもって接続された錘50が錘射出角度Θで射出され、錘射出角度Θを維持したまま移動し、網60を展開すると仮定すると、距離Dだけ離れた位置で展開途中の網60の外周(錘50の位置)と網中心との距離RはおよそR=D tanΘと評価できる。
一方、展開が完了した網60の外周と網中心との距離Rfは、紐61の長さをLと同じ、つまり、Rf =Lと考えることができる。
従って、捕獲対象物体までの距離Rf = Lと網60の代表長さLを決めた場合、目標錘射出角度Θは次のように決定できる。
Figure 0007067749000002
(調整板の位置の計算式)
ガイド棒ナット25の穴25bからガイド棒21に装着されたブラケット治具23の穴23cまでの距離L1、接続棒22の両端にあるそれぞれの薄板半円部22aの中心の穴22bと22cの間の距離L、調整板26の中心軸からガイド棒ナット25の穴25cまでの距離r、調整板26の中心軸からコノ字ブラケット27の穴27a部分までの距離rから、目標錘射出角度Θを実現するための調整板26と中板11aとの距離xを決める式は、図11の幾何学的関係から次式で与えられる。
Figure 0007067749000003
(調整板の基準位置)
錘射出角度Θがゼロのときにおける調整板26と中板11aとの距離をx0とする。x0は式(2)のΘにゼロを代入して次で与えられる。
Figure 0007067749000004
(スクリュー棒の回転角制御)
錘射出角度Θがゼロのときのスクリュー棒28の回転角を基準回転角としてΦ0=0とする。錘射出角度Θを実現するためには、調整板26は基準位置x0からxへ移動する必要があり、調整板26が位置xにあるときのスクリュー棒28の絶対目標回転角Φgはスクリュー棒28に設けられたネジピッチ量pから、次式で与えられる。
Figure 0007067749000005
目標錘射出角度がΘ、スクリュー棒28の現在の回転角がΦの場合、目標錘射出角度Θを実現するために必要なスクリュー棒28の回転角制御量ΔΦは次式で与えられ、
Figure 0007067749000006
射出角度変更用アクチュエータによりスクリュー棒28を回転させることで実現する。
以上、発明の詳細な説明において、発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、本発明の思想の範囲内で様々な改変が可能である。
例えば、上記実施形態の錘射出機構30では、中空円筒状の錘50を、それを挿通して保持するガイド棒21に案内されて射出される形態としたが、錘50を円柱状に形成して筒状のガイド内に保持し、筒状ガイドの内面に案内されて射出されるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、作動アクチュエータ30-1として、錘係止用ストッパー32の締結線33による固定を解除することにより錘50の係止を解除する方式を用いたが、例えば、ソレノイドやモータ等を用いて錘係止用ストッパー32を動かすことにより錘50の係止を解除してもよい。
また、上記実施形態では、錘射出角度変更機構20にガイド棒21、接続棒22、調整板26を含むリンク機構を用い、1つのモータ29で複数の錘射出機構30の錘射出角度を一括して変更する機構としたが、例えば、各ガイド棒21の角度を個別のモータで変更する機構にしてもよい。
本発明の範囲は、上記の詳細な開示において例示された内容に限定されず、特許請求の範囲に示される。
10 網射出装置
11 装置本体
11a 中板
11b 後板
11c 上板
11d 下板
11e 右側板
11f 後板貫通穴
11g 長方形穴
11h 中板貫通穴
12 網射出開口部
20 射出角度変更機構
21 ガイド棒
21a 薄板半円部
22 接続棒
22a 薄板半円部
22b 穴
22c 穴
23 ブラケット治具
23a ネジ穴
23b 櫛形ブラケット
23c 穴
23d 中空穴
25 ガイド棒ナット
25a 櫛形ブラケット
25b 穴
25c 穴
25d ネジ穴
26 調整板
26a ネジ穴
26b 穴
26c スリットガイド
27 コノ字ブラケット
27a 穴
28 スクリュー棒(送りねじ)
28a ネジ山
28b スクリュー棒保持具
29 モータ
30 錘射出機構
30-1 作動アクチュエータ
30-2 解除装置
31a バネ保持器
31a-1 円柱空間
31a-2 穴
31a-3 ネジ穴
31a-4 穴
31b バネ
32 ストッパー
32a 締結線用穴
32b ピン
33 締結線
33a 締結線
33b 締結線
33c 輪
34a 締結線ガイド
34b 締結線ガイド
34c 締結線ガイド
34d 締結線ガイド
35 円盤状固定具
35a 穴
35b ベアリング
35c ギア
36 掛止部材
36a 円柱部
37 モータ
37a ギア
40 網収納部
41 網収納膜
50 錘
51 フランジ
52 穴
60 網
61 紐
62 係留紐
70 距離センサ
80 制御部

Claims (7)

  1. 網射出方向に開口した網収納部を備えた装置本体と、
    前記網収納部に収容され、捕獲対象物を捕獲するための網と、
    前記網の外周のそれぞれの箇所に直接または、紐を介して取付けられた複数の錘と、
    前記装置本体に設けられ、前記複数の錘を、前記網射出方向から所定の錘射出角度で広がる放射状の方向に、バネを用いてそれぞれ射出する複数の錘射出機構と、
    前記複数の錘射出機構の前記錘射出角度を変更する錘射出角度変更機構と
    前記複数の錘射出機構を作動させる作動アクチュエータと、
    前記装置本体から前記捕獲対象物までの距離を測定する距離センサと、
    前記距離センサからの信号を受信するとともに前記錘射出角度変更機構及び前記作動アクチュエータを制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記網が前記捕獲対象物に到達する直前に十分に展開するように、前記捕獲対象物までの距離に応じて前記複数の錘射出機構の前記錘射出角度を変更して、前記錘を射出するように構成され
    各前記複数の錘は略中空円筒形を有し、
    各前記複数の錘射出機構は、一端部側が前記錘を挿通して保持するとともに、他端部が前記装置本体に揺動可能に連結されたガイド棒と、前記錘を前記一端部側から射出するように付勢する前記バネと、前記錘を係止するストッパーと、を含み、
    前記ストッパーによる前記錘の係止は、前記作動アクチュエータによって解除され、それにより前記錘が、前記バネによって前記ガイド棒の前記一端部側から、当該ガイド棒によって規定される前記錘射出角度で射出されるように構成され、
    前記錘射出角度変更機構は、一端部が各前記ガイド棒の長さ方向中央部に揺動可能に連結されて前記網射出方向と反対方向に伸びる接続棒と、前記網射出方向に直交するように設けられ、外周部のそれぞれの箇所に各前記接続棒の他端部が揺動可能に連結された調整板と、前記調整板の位置を前記網射出方向及びその反対方向に平行移動させるための送りねじと、前記送りねじを回転させるモータとを含み、前記モータを回転させることにより、各前記ガイド棒によって規定される前記錘射出角度を同時に変更するように構成された、網射出装置。
  2. 前記作動アクチュエータは、前記各ストッパーを固定する締結線と、当該締結線を解除可能に掛止して張力を与えることにより前記固定を維持するとともに、当該掛止を解除して前記固定を解除する解除装置を含み、前記解除装置を作動させて前記締結線の固定を解除することにより、各前記ストッパーによる錘の係止を同時に解除して、錘を同時に射出するように構成された、請求項に記載の網射出装置。
  3. 前記締結線は、前記ストッパーごとに設けられ、
    前記解除装置は、前記調整板に回転可能に設けられた円盤状固定具と、当該円盤状固定具の外周部それぞれの箇所から半径方向に突出してさらに円周方向に伸び、複数の前記締結線をそれぞれ掛止する複数の掛止部材と、前記円盤状固定具を回転させるモータと、前記調整板に固定され、各前記掛止部材に係合された各前記締結線の前記円周方向への移動を阻止するスリットガイドと、を有し、
    各前記締結線は、前記ストッパーに係合するともに前記掛止部材に掛止されて張設されることにより当該ストッパーを固定し、
    前記解除装置は、各前記締結線の移動を前記スリットガイドにより阻止しつつ、前記円盤状固定具を回転させて前記掛止部材を前記締結線に対して前記円周方向へ引き抜き、当該締結線の掛止を解除するように構成された、請求項に記載の網射出装置。
  4. 前記締結線は、前記接続棒の前記ガイド棒との連結箇所から前記調整板との連結箇所まで当該接続棒に沿って張設された、請求項に記載の網射出装置。
  5. 前記網収納部は、収縮可能な素材で構成され、前記装置本体の網射出側に、複数の前記ガイド棒の内側に沿って展設された網収納膜により形成される、請求項1~4のいずれかに記載の網射出装置。
  6. 前記距離センサは、レーザー距離計、電波距離計、光学距離計、若しくは静止画又は動画撮影カメラである、請求項1~5のいずれかに記載の網射出装置。
  7. 前記制御部は、前記距離センサで計測された前記装置本体から前記捕獲対象物までの距離Dと、網の中心から外周までの長さLに基づいて、目標錘射出角度Θを式Θ=tan-1(L/D)で算出し、前記錘射出角度を前記目標錘射出角度Θに変更する、請求項1~5のいずれかに記載の網射出装置。
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