JP7066624B2 - ユーザ装置及び上り信号送信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ユーザ装置及び上り信号送信方法に関する。
LTE(Long Term Evolution)方式の無線通信システムでは、下りリンクについてはOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)が採用され、上りリンクについてはSC-FDMA(Single Carrier-Frequency Division Multiple Access)が採用されている(非特許文献1参照)。
特に、上りリンクにおいては、ピーク対平均電力比(PAPR:Peak-to-Average Power Ratio)を低く抑えることができるSC-FDMA方式が採用されており、上り信号の周波数領域での生成法としてDFT-s-OFDM(Discrete Fourier Transform-Spread-Orthogonal Frequency Multiplexing)が用いられる。DFT-s-OFDMは、OFDM送信においてIFFT(Inverse Fast Fourier Transform)の前段にDFT(Discrete Fourier Transform)を設けることによってシングルキャリア伝送を実現する。
3GPP TS36.201, V8.3.0 (2009-03)
次世代の無線通信システムでは、高速通信及び大容量化に対する要求条件を満たす必要があり、例えば、第5世代の無線通信システムでは、10Gbpsのピークデータレートが望まれる。このような要求条件を満たすために、上りリンクにおいてOFDMを用いたマルチキャリア方式が適用可能なユーザ装置が開発されることが想定される。
OFDMとDFT-s-OFDMとでは上り信号の生成法及び復号法が異なるため、OFDMが用いられるかDFT-s-OFDMが用いられるかを基地局及びユーザ装置との間で適切に設定しなければ基地局において上り信号が受信できなくなる。
本発明は、上りリンクにおいてシングルキャリア方式とマルチキャリア方式とが適用可能な無線通信システムにおいて、基地局から送信された情報に基づいてユーザ装置が上りリンクにおいてどちらの方式が用いられるかを判別することによって基地局とユーザ装置との間における上り信号の送受信を実現することを目的とする。
本発明の一形態に係るユーザ装置は、
マルチキャリア方式及びシングルキャリア方式のいずれかを用いて上り信号を基地局に送信するユーザ装置であって、
前記基地局から、下り制御チャネルにおいて下り制御情報を受信する受信部と、
前記受信した下り制御情報を復号することによって得られる情報からマルチキャリア方式を用いるかシングルキャリア方式を用いるかを判別するための判別基準に基づいて、マルチキャリア方式を用いるかシングルキャリア方式を用いるかを判別する判別部と、
前記判別した方式を用いて上り信号を送信する送信部と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、上りリンクにおいてシングルキャリア方式とマルチキャリア方式とが適用可能な無線通信システムにおいて、基地局から送信された情報に基づいてユーザ装置が上りリンクにおいてどちらの方式が用いられるかを判別することによって基地局とユーザ装置との間における上り信号の送受信を実現することが可能になる。
本発明の実施例に係る無線通信システムの構成例を示す概略図 本発明の実施例に係る無線通信システムにおける上り信号送信方法のシーケンス図 本発明の実施例に係る基地局の機能構成を示すブロック図 本発明の実施例に係るユーザ装置の機能構成を示すブロック図 本発明の実施例に係る無線通信装置のハードウェア構成の一例を示す図
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。なお、以下で説明する実施例は一例に過ぎず、本発明が適用される実施例は、以下の実施例に限られるわけではない。例えば、本実施例に係る無線通信システムはLTEの後継の無線通信システムを想定しているが、本発明はLTEの後継の無線通信システムに限定されるわけではなく、他の方式にも適用可能である。
<システム構成>
図1は、本発明の実施例に係る無線通信システムの構成例を示す概略図である。図1に示すように、本発明の実施例に係る無線通信システムは、基地局eNBとユーザ装置UE1及びUE2とを有する。図1の例では、1つの基地局eNB及び2つのユーザ装置UE1及びUE2(併せてUEと呼ばれる)が図示されているが、複数の基地局eNBを有していてもよいし、1つ又は3つ以上のユーザ装置UEを有していてもよい。
基地局eNBは、1つまたは複数(例えば、3つ)の(セクタとも呼ばれる)セルを収容することができる。基地局eNBが複数のセルを収容する場合、基地局eNBのカバレッジエリア全体は複数のより小さいエリアに区分でき、各々のより小さいエリアは、基地局サブシステム(例えば、屋内用の小型基地局RRH:Remote Radio Head)によって通信サービスを提供することもできる。「セル」または「セクタ」という用語は、このカバレッジにおいて通信サービスを行う基地局、および/または基地局サブシステムのカバレッジエリアの一部または全体を指す。さらに、「基地局」「eNB」、「セル」、および「セクタ」という用語は、本明細書では互換的に使用され得る。基地局eNBは、固定局(fixed station)、NodeB、eNodeB(eNB)、アクセスポイント(access point)、フェムトセル、スモールセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
ユーザ装置UEは、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
基地局eNB及びユーザ装置UEは、所定の帯域を用いて下りリンク(DL:Downlink)及び上りリンク(UL:Uplink)の通信を行う。
まず、下りリンクの通信に用いられる主なチャネルについて説明する。
ユーザ装置UEは、基地局eNBと通信するために、基本情報であるブロードキャスト情報を受信する必要がある。ブロードキャスト情報は、システム帯域幅及びシステムフレーム番号などを含むMIB(Master Information Block)と、その他のシステム情報であるSIB(System Information Block)とが含まれる。なお、SIBは後述する下りデータチャネルで送信されてもよい。
ユーザ装置UEは、下り制御チャネルを用いて、リソースの割り当て等を含む下り制御情報(DCI:Downlink Control Information)を受信するが、当該下り制御チャネルは、PDCCH(Physical Downlink Control Channel)と呼ばれてもよい。
また、ユーザ装置UEは、下り共有チャネル(下りデータチャネル)を用いて下りデータを受信するが、当該下り共有チャネルは、PDSCH(Physical Downlink Shared Channel)と呼ばれてもよい。
次に、上りリンクの通信に用いられる主なチャネルについて説明する。
ユーザ装置UEは、上り制御チャネルを用いて、PDSCHに対するACK/NACK、下りチャネルの受信品質又はスケジューリング割り当て要求等を含む上り制御情報を送信するが、当該上り制御チャネルは、PUCCH(Physical Uplink Control Channel)と呼ばれてもよい。
また、ユーザ装置UEは、上り共有チャネル(上りデータチャネル)を用いて上りデータを送信するが、当該上り共有チャネルは、PUSCH(Physical Uplink Shared Channel)と呼ばれてもよい。
上記のチャネル及び信号は、LTEにおける例であり、上記の名称とは異なる名称が用いられてもよい。
上記のチャネル及び信号は、例えば、時間領域及び周波数領域で構成されるリソースの所定の部分で送信される。無線フレームは時間領域において1つまたは複数のフレームで構成されてもよい。時間領域において1つまたは複数の各フレームはサブフレームと呼ばれてもよい。サブフレームは更に時間領域において1つまたは複数のスロットで構成されてもよい。スロットはさらに時間領域において1つまたは複数のシンボル(OFDMシンボル、SC-FDMAシンボル等)で構成されてもよい。無線フレーム、サブフレーム、スロット、およびシンボルは、いずれも信号を伝送する際の時間単位を表す。無線フレーム、サブフレーム、スロット、およびシンボルは、それぞれに対応する別の呼び方であってもよい。例えば、LTEシステムでは、基地局が各ユーザ装置に無線リソース(各ユーザ装置において使用することが可能な周波数帯域幅及び/又は送信電力等)を割り当てるスケジューリングを行う。スケジューリングの最小時間単位をTTI(Transmission Time Interval)と呼んでもよい。例えば、1サブフレームをTTIと呼んでもよいし、複数の連続したサブフレームをTTIと呼んでもよいし、1スロットをTTIと呼んでもよいし、1スロットを複数に分割したミニスロットをTTIと呼んでも良い。
リソースブロック(RB)は、時間領域および周波数領域のリソース割当単位であり、周波数領域では1つまたは複数個の連続した副搬送波(subcarrier)を含んでもよい。また、リソースブロックの時間領域では、1つまたは複数個のシンボルを含んでもよく、1スロット、1サブフレーム、または1TTIの長さであってもよい。1TTI、1サブフレームは、それぞれ1つまたは複数のリソースブロックで構成されてもよい。上述した無線フレームの構造は例示に過ぎず、無線フレームに含まれるサブフレームの数、サブフレームに含まれるスロットの数、ミニスロットの数、スロット又はミニスロットに含まれるシンボルおよびリソースブロックの数、および、リソースブロックに含まれるサブキャリアの数は様々に変更することができる。
本発明の実施例に係る無線通信システムでは、上りリンクにおいてOFDMを用いたマルチキャリア方式とDFT-s-OFDMを用いたシングルキャリア方式とが適用可能であることを仮定する。OFDMは周波数上にサブキャリアを並べることで高速伝送を実現し、周波数の利用効率を上げることができる。したがって、セル中央付近のユーザ装置(図1のUE1)に対してOFDMを用いたマルチキャリア方式を適用することで、高スループットが実現できる。一方、DFT-s-OFDMは、連続的な周波数帯域を用いて伝送する。DFT-s-OFDMでは、送信電力の変動が小さくなる特徴を持つことから、ユーザ装置の出力電圧を上げることができ、広いカバレッジを実現できる。したがって、セル端付近のユーザ装置(図1のUE2)に対してDFT-s-OFDMを用いたシングルキャリア方式を適用することで、広いカバレッジを実現できる。
上りリンクにおいてシングルキャリア方式に加えてマルチキャリア方式が適用できる場合、セル内において、マルチキャリア方式とシングルキャリア方式とを切り替えることができる。本発明の実施例では、基地局eNBがユーザ装置UEに対してマルチキャリア方式とシングルキャリア方式との両方が上りリンクにおいて適用可能であることを事前に設定した後に、基地局eNBが送信した下り制御情報に基づいてユーザ装置UEがどちらの方式が用いられるかを判別することで、基地局eNBとユーザ装置UEとの間における上り信号の送受信を実現する。
<上り信号送信方法の手順>
図2は、本発明の実施例に係る無線通信システムにおける上り信号送信方法のシーケンス図である。
事前に、基地局eNBは、マルチキャリア方式とシングルキャリア方式との両方が上りリンクにおいて適用可能であるという信号波形設定情報を生成し、ユーザ装置UEに送信してもよい(図示せず)。また、このような信号波形設定情報は、予め基地局eNB及びユーザ装置UE内に設定されてもよい。
以下の説明において、マルチキャリア方式とシングルキャリア方式とのうち上りリンクにおいて適用可能な方式を示す情報を、信号波形設定情報又はwaveform configurationと呼ぶ。さらに、上りリンクにおいて用いられる方式(マルチキャリア方式又はシングルキャリア方式)を信号波形又はwaveformと呼ぶ。waveform configurationは、(1)基地局eNBのセル内においてマルチキャリア方式とシングルキャリア方式との両方が適用可能でダイナミックに切り替えるという内容でもよく、(2)基地局eNBのセル内においてマルチキャリア方式とシングルキャリア方式との両方が適用可能でセミスタティックに切り替えるという内容でもよく、(3)基地局eNBのセル内においてマルチキャリア方式のみが適用可能であるという内容でもよい。本発明の実施例では、マルチキャリア方式とシングルキャリア方式との切り替えを対象とするため、waveform configurationは、(1)基地局eNBのセル内においてマルチキャリア方式とシングルキャリア方式との両方が適用可能でダイナミックに切り替えるという内容、又は(2)基地局eNBのセル内においてマルチキャリア方式とシングルキャリア方式との両方が適用可能でセミスタティックに切り替えるという内容のいずれかであることを仮定する。ここで、ダイナミックな切り替えとは、サブフレーム単位での切り替えと表現されてもよく、例えば、DCIによってマルチキャリア方式とシングルキャリア方式とを切り替えることを示す。また、セミスタティックな切り替えとは、1サブフレームよりも長い一定の時間又は可変の時間での切り替えと表現されてもよい。
waveform configurationは、セル内の全ユーザ装置に共通のwaveform configurationとしてもよく、例えばユーザ装置の能力情報(UE capability)に基づいてユーザ装置別に設定されたwaveform configurationとしてもよい。なお、UE capabilityはユーザ装置UEが対応している周波数バンド、UEカテゴリ、最大伝送レートなどを示す情報を含む。UE capabilityはマルチキャリア方式とシングルキャリア方式とをスタティックに切り替えることができるか、ダイナミックに切り替えることができるかを示す情報等を更に含んでもよい。また、PUCCHとPUSCHとで共通のwaveform configurationが用いられてもよく、PUCCHとPUSCHとで別々のwaveform configurationが用いられてもよい。
基地局eNBは、PDCCHにおいて下り制御情報をユーザ装置UEに送信する(S101)。
PDCCHにおいて送信される下り制御情報をDCIと呼び、DCIには複数のフォーマット(DCI format)が用意されている。このDCI formatは、ランク(Rank)に対応付けられてもよい。例えば、DCI format 0はRank 1に対応し、DCI format 4はRank 2に対応する。
また、DCIには、基地局eNBがユーザ装置UEに対して割り当てたスケジューリング情報が含まれる。上りリンクにおけるスケジューリング情報は、特にUL scheduling grantと呼ばれ、スケジューリング情報には、リソースブロックの割り当て情報、変調方式・チャネル符号化率(MCS:Modulation and Coding Scheme)、データサイズ(TBS:Transport Block Size)等が含まれる。なお、リソースブロックの割り当て情報は、ユーザ装置UEがPUSCHを送信するために基地局eNBによって割り当てられた1つ以上のリソースブロックの位置を示す。
基地局eNBは、ユーザ装置UEに対してマルチキャリア方式及びシングルキャリア方式のいずれかを用いて上り信号を送信させるために、DCIを利用することができる。例えばセル中央付近のユーザ装置(図1のUE1)に対してOFDMを用いたマルチキャリア方式で上り信号を送信させるために、マルチキャリア方式と括り付けられたDCIを用いる。例えばセル端付近のユーザ装置(図1のUE2)に対してDFT-s-OFDMを用いたシングルキャリア方式で上り信号を送信させるために、シングルキャリア方式と括り付けられたDCIを用いる。なお、ユーザ装置がセル中央付近に存在するかセル端付近に存在するかは、受信品質測定等によって決定することができる。
上りリンクにおいてマルチキャリア方式を用いるかシングルキャリア方式を用いるか(すなわち、waveform)は、ランクに紐づけられてもよい。例えば、ある値以下のランク(例えば、Rank 1(DCI format 0に対応))はシングルキャリア方式に紐づけられ、ある値より大きいランク(例えば、Rank 2(DCI format 4に対応))はマルチキャリア方式に紐づけられてもよい。
また、waveformは、変調方式に紐づけられてもよい。例えば、あるオーダー以下の変調方式(例えば、BPSK、π/2 shift BPSK、QPSK、π/4 shift QPSK)はシングルキャリア方式に紐づけられ、あるオーダーより大きい変調方式(例えば、16QAM、64QAM、256QAM)はマルチキャリア方式に紐づけられてもよい。
また、waveformは、MCSに紐づけられてもよい。例えば、ある値以下のMCSはシングルキャリア方式に紐づけられ、ある値より大きいMCSはマルチキャリア方式に紐づけられてもよい。
また、waveformは、割り当てリソースブロック数に紐づけられてもよい。例えば、ある値以下の割り当てリソースブロック数はシングルキャリア方式に紐づけられ、ある値より大きい割り当てリソースブロック数はマルチキャリア方式に紐づけられてもよい。
また、waveformは、データサイズ(TBS)に紐づけられてもよい。例えば、ある値以下のデータサイズはシングルキャリア方式に紐づけられ、ある値より大きいデータサイズはマルチキャリア方式に紐づけられてもよい。
また、waveformは、プリコーディング行列(PMI:Precoding Matrix Indicator)に紐づけられてもよい。プリコーディング行列はランクによって変わるため、プリコーディング行列を用いた判別も可能である。例えば、ある特定のプリコーディング行列はシングルキャリア方式に紐づけられ、ある特定のプリコーディング行列以外はマルチキャリア方式に紐づけられてもよい。
また、waveformは、リソースブロックの割り当ての仕方に紐づけられてもよい。例えば、連続的な割り当てはシングルキャリア方式に紐づけられ、連続的でない(離散的な)割り当てはマルチキャリア方式に紐づけられてもよい。連続的な割り当てとは、周波数軸上において割り当て開始位置から割り当て終了位置までの連続するリソースブロックをユーザ装置UEに割り当てることを示す。また、連続的でない割り当てとは、周波数軸上のリソースブロックの割り当て開始位置から割り当て終了位置までに、ユーザ装置UEに割り当てたリソースブロックとユーザ装置UEに割り当てていないリソースブロックとが混在することを示す。また、連続的な割り当てか連続的でない割り当てかは、割り当て種別によって区別されてもよい。例えば、リソースブロックの割り当てが割り当て開始位置と割り当てリソースブロック数とで指定できる場合、連続的な割り当て種別と区別され、シングルキャリア方式に紐づけられてもよい。
ユーザ装置UEは、基地局eNBから、PDCCHにおいて下り制御情報を受信し、下り制御情報に基づいて、waveformを判別する(S103)。
上記のように、ユーザ装置UEは、DCIを復号することによって、ランク、スケジューリング情報(リソースブロックの割り当て情報、MCS、データサイズ等)、プリコーディング行列等を決定することができる。
例えば、ユーザ装置UEは、ある値以下のランク(例えば、Rank 1)の場合はシングルキャリア方式と判別し、ある値より大きいランク(例えば、Rank 2)の場合はマルチキャリア方式と判別する。
例えば、ユーザ装置UEは、あるオーダー以下の変調方式(例えば、BPSK、π/2 shift BPSK、QPSK、π/4 shift QPSK)の場合はシングルキャリア方式と判別し、あるオーダーより大きい変調方式(例えば、16QAM、64QAM、256QAM)の場合はマルチキャリア方式と判別する。
例えば、ユーザ装置UEは、ある値以下のMCSの場合はシングルキャリア方式と判別し、ある値より大きいMCSの場合はマルチキャリア方式と判別する。
例えば、ユーザ装置UEは、ある値以下の割り当てリソースブロック数はシングルキャリア方式と判別し、ある値より大きい割り当てリソースブロック数の場合はマルチキャリア方式と判別する。
例えば、ユーザ装置UEは、ある値以下のデータサイズの場合はシングルキャリア方式と判別し、ある値より大きいデータサイズの場合はマルチキャリア方式と判別する。
例えば、ユーザ装置は、ある特定のプリコーディング行列の場合はシングルキャリア方式と判別し、ある特定のプリコーディング行列以外の場合はマルチキャリア方式と判別する。
例えば、ユーザ装置は、リソースブロックの割り当てが連続的な割り当ての場合はシングルキャリア方式と判別し、連続的でない(離散的な)割り当ての場合はマルチキャリア方式と判別する。
なお、マルチキャリア方式とシングルキャリア方式との切り替え動作点となるwaveformの判別基準は、予め基地局eNB及びユーザ装置UE内に設定されてもよい。また、waveformの判別基準は、ブロードキャスト情報(MIB及び/又はSIB)、ランダムアクセス手順におけるメッセージ(例えば、RA response(message2とも呼ばれる))、接続設定(RRC(Radio Resource Control)接続設定又はS1接続設定)手順におけるメッセージ(例えば、RRC connection setup又はRRC connection reconfiguration)等を用いて、基地局eNBからユーザ装置UEに通知してもよい。ユーザ装置UEは、DCIを復号することによって得られるランク、スケジューリング情報(リソースブロックの割り当て情報、MCS、データサイズ等)、プリコーディング行列等と、waveformの判別基準とに基づいて、waveformを判別することができる。
なお、PUCCHとPUSCHとで別々のwaveform configurationが用いられる場合、又はPUCCHとPUSCHとで別々のwaveformが適用できる場合、ユーザ装置UEは、PUCCH用のwaveformとPUSCH用のwaveformとを判別する。PUCCH用のwaveformとPUSCH用のwaveformは、別の情報に基づいて判別されてもよい。例えば、PUCCH用のwaveformはランクに基づいて判別され、PUSCH用のwaveformはリソースブロックの割り当て情報に基づいて判別されてもよい。ランクとリソースブロックの割り当て情報とを用いた判別は単なる例であり、PUCCH用のwaveform及びPUSCH用のwaveformについて、DCIのどのような情報が用いられてもよい。
上記のように、本発明の実施例では、waveform configurationは、(1)基地局eNBのセル内においてマルチキャリア方式とシングルキャリア方式との両方が適用可能でダイナミックに切り替えるという内容、又は(2)基地局eNBのセル内においてマルチキャリア方式とシングルキャリア方式との両方が適用可能でセミスタティックに切り替えるという内容のいずれかであることを仮定する。
waveform configurationが(1)基地局eNBのセル内においてマルチキャリア方式とシングルキャリア方式との両方が適用可能でダイナミックに切り替えるという内容である場合、ユーザ装置UEは、上記のようにサブフレーム単位でDCIを復号することによってwaveformを判別することができる。
waveform configurationが(2)基地局eNBのセル内においてマルチキャリア方式とシングルキャリア方式との両方が適用可能でセミスタティックに切り替えるという内容である場合、ユーザ装置UEは、一定時間ごとにwaveformを判別してもよい。例えば、ユーザ装置UEは、waveformを判別して一定時間が経過していない場合には、DCIを受信してもwaveformを判別せず、一定時間が経過した後に受信したDCIに基づいてwaveformを判別する。waveformを判別するタイミングに用いられる一定時間は、予め基地局eNB及びユーザ装置UE内に設定されてもよく、ブロードキャスト情報、ランダムアクセス手順におけるメッセージ、接続設定手順におけるメッセージ等を用いて、基地局eNBからユーザ装置UEに通知してもよい。
また、waveform configurationが(2)基地局eNBのセル内においてマルチキャリア方式とシングルキャリア方式との両方が適用可能でセミスタティックに切り替えるという内容である場合、ユーザ装置UEは、他の制御タイミングに基づいてwaveformを判別してもよい。具体的には、ユーザ装置UEは、基地局eNBに制御情報を送信した所定時間後に受信したDCIに基づいてwaveformを判定する。例えば、ユーザ装置UEは受信品質が閾値より低くなるという条件等を満たす場合にメジャメントレポートを送信するため、基地局eNBはメジャメントレポートを受信した後にwaveformを変更するべきか判断し、判断したwaveformに紐づけられたDCIを送信してもよい。ユーザ装置UEは、メジャメントレポートを送信したNサブフレーム後にwaveformを判別してもよい。例えば、ユーザ装置UEはPDSCHの受信が失敗した場合にNACKを送信するが、基地局eNBはNACKがM回連続で受信した場合にwaveformを変更するべきか判断し、判断したwaveformに紐づけられたDCIを送信してもよい。ユーザ装置UEは、NACKをM回連続で送信したNサブフレーム後にwaveformを判別してもよい。また、基地局eNBはACKをL回連続で受信した場合にwaveformを変更するべきか判断し、判断したwaveformに紐づけられたDCIを送信してもよい。ユーザ装置UEは、ACKをL回連続で送信したNサブフレーム後にwaveformを判別してもよい。
ユーザ装置UEは、判別したwaveformを用いて上り信号を送信する(S105)。
ユーザ装置UEは、DCIに基づいてマルチキャリア方式を用いるかシングルキャリア方式を用いるかを判別できるため、ユーザ装置UEは、判別した方式を用いて上り信号を送信する。
<機能構成>
図3は、本発明の実施例に係る基地局10の機能構成を示すブロック図である。
基地局10は、送信部101と、受信部103と、waveform configuration設定部105と、下り制御情報生成部107とを有する。
送信部101は、基地局10から送信されるべき各種の下り信号を生成し、ユーザ装置UEに送信する。送信部101は、以下に説明する下り制御情報生成部107において生成したDCIをユーザ装置UEに送信する。また、送信部101は、マルチキャリア方式とシングルキャリア方式との切り替え動作点となるwaveformの判別基準をユーザ装置UEに送信してもよい。
受信部103は、ユーザ装置UEから各種の上り信号を受信する。受信部103は、マルチキャリア方式又はシングルキャリア方式を用いてユーザ装置UEが送信した上り信号(上り制御情報及び上りデータ)を受信する。
waveform configuration設定部105は、基地局eNBが決定したwaveform configuration又は予め決定されたwaveform configurationを設定する。waveform configurationはセル内の全ユーザに対して共通に設定されてもよく、例えば、UE capabilityに応じてユーザ装置別に設定されてもよい。また、waveform configurationはPUCCHとPUSCHとで共通に設定されてもよく、PUCCHとPUSCHとで別々に設定されてもよい。
下り制御情報生成部107は、ユーザ装置UEに対してマルチキャリア方式を使用させるかシングルキャリア方式を使用させるかに基づいて、ユーザ装置UEに送信すべきDCIを生成する。ユーザ装置UEに対してマルチキャリア方式を使用させる場合には、下り制御情報生成部107は、マルチキャリア方式に紐づけられたランク、スケジューリング情報(リソースブロックの割り当て情報、MCS、データサイズ等)等を用いてDCIを生成する。ユーザ装置UEに対してシングルキャリア方式を使用させる場合には、下り制御情報生成部107は、シングルキャリア方式に紐づけられたランク、スケジューリング情報(リソースブロックの割り当て情報、MCS、データサイズ等)等を用いてDCIを生成する。
図4は、本発明の実施例に係るユーザ装置20の機能構成を示すブロック図である。
ユーザ装置20は、受信部201と、送信部203と、waveform configuration設定部205と、waveform判別部207とを有する。
受信部201は、基地局eNBから各種の下り信号を受信する。受信部201は、基地局eNBから、PDCCHにおいてDCIを受信する。また、受信部201は、基地局eNBからwaveformの判別基準を受信してもよい。
送信部203は、ユーザ装置20から送信されるべき各種の上り信号を生成し、基地局eNBに送信する。送信部203は、以下に説明するwaveform判別部207において判別したwaveformに従って上り信号を送信する。PUCCHとPUSCHとで別々のwaveformが適用できる場合、送信部203は、PUCCHに関して判別したwaveformに従って、PUCCH上で上り制御情報を送信し、PUSCHに関して判別したwaveformに従って、PUSCH上で上りデータを送信する。
waveform configuration設定部205は、基地局eNBから通知されたwaveform configuration又は予め決定されたwaveform configurationを設定する。waveform configurationはPUCCHとPUSCHとで共通に設定されてもよく、PUCCHとPUSCHとで別々に設定されてもよい。
waveform判別部207は、受信部201において受信したDCIに基づいて、waveformを判別する。waveform判別部207は、DCIを復号することによって得られるランク、スケジューリング情報(リソースブロックの割り当て情報、MCS、データサイズ等)、プリコーディング行列等と、waveformの判別基準とに基づいて、waveformを判別してもよい。なお、PUCCHとPUSCHとで別々のwaveform configurationが用いられる場合、又はPUCCHとPUSCHとで別々のwaveformが適用できる場合、waveform判別部は、PUCCH用のwaveformとPUSCH用のwaveformとを判別する。
waveform configurationがダイナミックな切り替えである場合、waveform判別部207は、サブフレーム単位でDCIを復号することによってwaveformを判別する。waveform configurationがセミスタティックな切り替えである場合、waveform判別部207は、一定時間ごとにwaveformを判別してもよく、他の制御タイミングに基づいてwaveformを判別してもよい。
<ハードウェア構成>
なお、上記実施例の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
例えば、本発明の一実施例における基地局、ユーザ装置などは、本発明の上り信号送信方法の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図6は、本発明の実施例に係る基地局10又はユーザ装置20である無線通信装置のハードウェア構成の一例を示す図である。上述の基地局10及びユーザ装置20は、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。基地局10及びユーザ装置20のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
基地局10及びユーザ装置20における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信、及び/又は、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。例えば、上述の基地局10のwaveform configuration設定部105及び下り制御情報生成部107、ユーザ装置20のwaveform configuration設定部205及びwaveform判別部207などは、プロセッサ1001で実現されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール及び/又はデータを、ストレージ1003及び/又は通信装置1004からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施例で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、基地局10のwaveform configuration設定部105及び下り制御情報生成部107、ユーザ装置20のwaveform configuration設定部205及びwaveform判別部は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001で実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本発明の一実施例に係る上り信号送信方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD-ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ1002及び/又はストレージ1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。例えば、上述の送信部101、受信部103、受信部201、送信部203などは、通信装置1004で実現されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001及び/又はメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、基地局10及びユーザ装置20は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
<本発明の実施例の効果>
本発明の実施例によれば、上りリンクにおいてシングルキャリア方式とマルチキャリア方式とが適用可能な無線通信システムにおいて、基地局から送信された情報に基づいてユーザ装置UEが上りリンクにおいてどちらの方式が用いられるかを判別することによって基地局eNBとユーザ装置UEとの間における上り信号の送受信を実現できる。
waveformの判別は、基地局eNBからユーザ装置UEに送信されるDCIと、waveformの判別基準とによって判別することができ、waveformの通知のために新たな制御情報を追加する必要はない。更に、PUCCHとPUSCHとで別々のwaveformを設定することもでき、その結果、柔軟な設定が実現できると共に、例えばデータチャネルに対しては常にマルチキャリア方式を適用することで高速通信及び大容量化を実現できる。
また、ダイナミックにwaveformを判別することによって、マルチキャリア方式による高スループットの実現という利点と、シングルキャリア方式による広いカバレッジの実現という利点とを最大限に利用することができる。
一方、セミスタティックにwaveformを判別することによって、判別に関するユーザ装置UEの処理を簡易にすることができる。
<補足>
本明細書で説明した各態様/実施例は、LTE(Long Term Evolution)、LTE-A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT-Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W-CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi-Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
本明細書で使用する「システム」および「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
本明細書において基地局によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局を有する1つまたは複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて、端末との通信のために行われる様々な動作は、基地局および/または基地局以外の他のネットワークノード(例えば、MMEまたはS-GWなどが考えられるが、これらに限られない)によって行われ得ることは明らかである。上記において基地局以外の他のネットワークノードが1つである場合を例示したが、複数の他のネットワークノードの組み合わせ(例えば、MMEおよびS-GW)であってもよい。
情報等は、上位レイヤ(または下位レイヤ)から下位レイヤ(または上位レイヤ)へ出力され得る。複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。
入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置へ送信されてもよい。
情報の通知は、本明細書で説明した態様/実施例に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、ブロードキャスト情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block)))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:trueまたはfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア及びデジタル加入者回線(DSL)などの有線技術及び/又は赤外線、無線及びマイクロ波などの無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び/又は無線技術は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本明細書で説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
なお、本明細書で説明した用語及び/又は本明細書の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、チャネル及び/又はシンボルは信号(シグナル)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。また、コンポーネントキャリア(CC)は、キャリア周波数、セルなどと呼ばれてもよい。
また、本明細書で説明した情報、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスで指示されるものであってもよい。
上述したパラメータに使用する名称はいかなる点においても限定的なものではない。さらに、これらのパラメータを使用する数式等は、本明細書で明示的に開示したものと異なる場合もある。様々なチャネル(例えば、PUCCH、PDCCHなど)及び情報要素(例えば、TPCなど)は、あらゆる好適な名称によって識別できるので、これらの様々なチャネル及び情報要素に割り当てている様々な名称は、いかなる点においても限定的なものではない。
本明細書で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
本明細書で使用する「第1の」、「第2の」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量または順序を全般的に限定するものではない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本明細書で使用され得る。したがって、第1および第2の要素への参照は、2つの要素のみがそこで採用され得ること、または何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
「含む(include)」、「含んでいる(including)」、およびそれらの変形が、本明細書あるいは請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本明細書で説明した各態様/実施例の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本明細書で説明した各態様/実施例は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施例に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
本国際出願は2016年11月2日に出願した日本国特許出願2016-215706号に基づく優先権を主張するものであり、2016-215706号の全内容を本国際出願に援用する。
10 基地局
101 送信部
103 受信部
105 waveform configuration設定部
107 下り制御情報生成部
20 ユーザ装置
201 受信部
203 送信部
205 waveform configuration設定部
207 waveform判別部
1001 プロセッサ
1002 メモリ
1003 ストレージ
1004 通信装置
1005 入力装置
1006 出力装置

Claims (4)

  1. マルチキャリア方式及びシングルキャリア方式のいずれかを用いて上り信号を基地局に送信するユーザ装置であって、
    前記基地局から、下り制御チャネルにおいて下り制御情報を受信する受信部と、
    前記受信した下り制御情報を復号することによって得られる情報からマルチキャリア方式を用いるかシングルキャリア方式を用いるかを判別するための判別基準に基づいて、マルチキャリア方式を用いるかシングルキャリア方式を用いるかを判別する判別部と、
    前記判別した方式を用いて上り信号を送信する送信部と、
    を有するユーザ装置。
  2. 前記受信部は、前記基地局から、マルチキャリア方式を用いるかシングルキャリア方式を用いるかの前記判別基準を受信し、
    前記判別部は、前記受信した下り制御情報を復号することによって得られる情報と、前記判別基準とに基づいて、マルチキャリア方式を用いるかシングルキャリア方式を用いるかを判別する、請求項1に記載のユーザ装置。
  3. 前記判別部は、当該ユーザ装置が前記基地局に制御情報を送信した所定時間後に受信した下り制御情報、又は一定時間が経過した後に受信した下り制御情報に基づいて、マルチキャリア方式を用いるかシングルキャリア方式を用いるかを判別する、請求項1又は2に記載のユーザ装置。
  4. マルチキャリア方式及びシングルキャリア方式のいずれかを用いて上り信号を基地局に送信するユーザ装置における上り信号送信方法であって、
    前記基地局から、下り制御チャネルにおいて下り制御情報を受信するステップと、
    前記受信した下り制御情報を復号することによって得られる情報からマルチキャリア方式を用いるかシングルキャリア方式を用いるかを判別するための判別基準に基づいて、マルチキャリア方式を用いるかシングルキャリア方式を用いるかを判別するステップと、
    前記判別した方式を用いて上り信号を送信するステップと、
    を有する上り信号送信方法。
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