JP7065442B2 - 導光パネル - Google Patents

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Description

本発明は、光源から照射された光をプリズムで反射して反射光を外部に照射する導光パネルに関する。
薄型でデザイン性等を重視した面照明器具等の照明装置が普及しており、照明装置は、LED光源と導光パネルを備えている。
導光パネルには、独立した単独プリズムが複数形成されており、単独プリズムの形状として、幾何学形状のプリズム、回転体形状プリズム等が提案されている。
また、照明装置は、光源から導光パネルの内部に照射された光が単独プリズムで反射されることにより、導光パネルの底面(発光面)から反射光が照明光として外部に照射される。
特開2017-134955号公報
一般に、単独プリズムの有効斜面には光源から光が照射され、反射光を導光パネルの外部にシャープに配光させるには、単独プリズムの有効斜面は単一角度を有する鏡面であることが望ましい。
しかし、単独プリズムの有効斜面が鏡面であると、有効斜面で反射した反射光が単一方向の照明光として強調されるため、照明光にムラが生じ、縞模様のように見えてしまう。
このため、有効斜面の角度が互いに異なる2種類の単独プリズムを設ける発明が提案されているが、それぞれの単独プリズムの角度差が大きいと、導光パネルの光り方が不連続になり、光のムラが解消できない。
また、特許文献1に示すように、単独プリズムの斜面に複数の段差を設けて光源から照射された光の反射角を制御する導光板が提案されているが、このような複雑な傾斜を微細加工することは容易ではない。
本発明は、導光パネルにおいて、配光制御性(光分散性)を向上させ、照明光の光りムラを低減した導光パネルに関する。
本発明に係る導光パネルは、透光性を有し、単位プリズムが複数集合してクラスタが複数形成された導光パネルであって、単位プリズムは、導光パネルの上面の開口から導光パネル内部に向かって斜面が収束する凹部として形成され、クラスタは、斜面の角度が互いに異なる3種類以上の単位プリズムが集合してなり、3種類以上の単位プリズムから選択された2種類の単位プリズムの組み合わせについて、組み合わせにおける斜面の角度差が、いずれも5°以上30°以下であることを特徴とする。
本発明に係る導光パネルは、上記のように構成することで、照明光の配光制御性(光分散性)が向上され、導光パネルの光量傾斜が連続的になるため、光りムラが軽減される、という効果を奏する。
本発明の前提となる導光パネルを備えた照明装置を説明した斜視図である。 本発明の前提となる導光パネルに形成されたプリズムの構造を説明する斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る導光パネルに形成されたクラスタの構造を説明する斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る導光パネルに形成されたクラスタの構造を説明する斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る導光パネルに形成された単位プリズムの構造を説明する斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る導光パネルに形成されたクラスタの構造を説明する斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る導光パネルに形成されたクラスタの構造を説明する斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る導光パネルに形成されたクラスタの構成を説明する平面模式図である。 本発明の第3実施形態に係る導光パネルに形成されたクラスタの構成を説明する平面模式図である。 本発明の第4実施形態に係る導光パネルに形成されたプリズム及びクラスタの構成を説明する模式図である。 本発明の第4実施形態に係る導光パネルに形成されたプリズム及びクラスタの構成を説明する模式図である。
(照明装置の概要)
最初に、導光パネルを備えた照明装置の概要について説明する。
図1は、本発明の前提となる導光パネルを備えた照明装置を説明した斜視図である。
図1において、導光パネル10は、透光性を有する樹脂等で形成された直方体の薄型パネルである。導光パネル10には、反射体(プリズム)16が複数形成されている。プリズム16は導光パネル10の上面12を熱加工して凹部を穿設することにより形成され、凹部の上面部分は開口部14となっている。
プリズム16は、それぞれ独立して形成されていてもよく、仮想円18に示すように、複数のプリズム16(単位プリズム)が仮想円18内に集合してクラスタ20を形成してもよい。なお、以下、クラスタ20を構成するプリズム16を説明する場合に、「単位プリズム16」と称する場合があるが、プリズム16と単位プリズム16の構造に相違はない。
プリズム16及びクラスタ20の詳細については後述する。
光源(LED)22が、導光パネル10の側面24に対向した位置に側面24に沿って複数設けられており、光源22の並び方向は、導光パネル10の側面24と平行である。
光源22から射出された光は、矢印Aのように導光パネル10の側面24から導光パネル10の内部に入射し、クラスタ20を構成する複数の単位プリズム16の斜面26で反射して、導光パネル10の底面28から外部に射出される。
(プリズムの概要)
次に、プリズムの構造について、図を用いて説明する。図2は、本発明の前提となる導光パネルに形成されたプリズムの構造を説明する斜視図である。
図2は、導光パネル10に形成されたプリズム16を表した斜視図であり、プリズム16の構造を説明した図である。図2において、プリズム16は、導光パネル10の上面12からレーザやホットスタンプ等の熱加工により凹部を穿設したものであり、導光パネル10の上面12に形成された開口部14から導光パネル10の内部の頂点30に向かって斜面26が収束して形成されている。斜面26は、開口部14の端部から頂点30に向かう直線であってもよく、曲線であってもよい。
プリズム16は、開口部14の端部から頂点30に向かう直線が収束して斜面26が形成されている場合、円錐形状となる。開口部14は略円形であってよく、真円であっても楕円であってもよい。
(第1実施形態)
次に、上記した照明装置の概要、プリズム16の概要を踏まえ、以下に本発明の第1実施形態に係る導光パネル10を説明する。
まず、導光パネル10に形成されるクラスタ20の構造について、図を用いて説明する。図3は、本発明の第1実施形態に係る導光パネルに形成されたクラスタの構造を説明する斜視図であり、クラスタ20を構成する3種類の単位プリズム16を説明する図である。
本明細書では、一例として、導光パネル10の上面12に対して斜面26がなす角度θと、開口部14の中心32から頂点30に下した垂線の長さhと、が互いに異なる3種類の単位プリズム16が、仮想円18内に集合してクラスタ20が構成されている(図1)。単位プリズム16の種類数は3種類以上であり、導光パネル10に求められる配光制御性(光分散性)に応じて、その種類数は適宜選択し得る。
図3において、単位プリズム16aは、導光パネル10の上面12に対して斜面26がなす角度がθ1であり、開口部14の中心32から頂点30に下した垂線の長さがh1である。
単位プリズム16bは、導光パネル10の上面12に対して斜面26がなす角度がθ2であり、開口部14の中心32から頂点30に下した垂線の長さがh2である。
単位プリズム16cは、導光パネル10の上面12に対して斜面26がなす角度がθ3であり、開口部14の中心32から頂点30に下した垂線の長さがh3である。
ここで、θ1>θ2>θ3であり、h1>h2>h3である。但し、図3の例では、θ1>θ2>θ3の関係のとき、h1>h2>h3としたが、第1実施形態においては、3種類の単位プリズム16の垂線の長さhの大小関係は、斜面26の角度θの大小関係に依拠せず、任意に選択することもできる。
また、3種類の単位プリズム16a、単位プリズム16b、及び単位プリズム16cから選択された2種類の単位プリズム16の組み合わせについて、その組み合わせにおける単位プリズム16の斜面26の角度差が、いずれも5°以上30°以下である。
すなわち、単位プリズム16aと単位プリズム16bの組み合わせにおいて、5°≦θ1-θ2≦30°であり、単位プリズム16bと単位プリズム16cの組み合わせにおいて、5°≦θ2-θ3≦30°であり、単位プリズム16aと単位プリズム16cの組み合わせにおいて、5°≦θ1-θ3≦30°である。
図4は、本発明の第1実施形態に係る導光パネルに形成されたクラスタの構造を説明する斜視図であり、図3で説明した3種類の3種類の単位プリズム16で構成されたクラスタ20を説明する図である。
図4において、クラスタ20は仮想円18内に集合した複数の単位プリズム16から構成されており、このように構成されたクラスタ20が導光パネル10の上面12に多数形成されている。
単位プリズム16b、又は単位プリズム16cは、それぞれ単位プリズム16aを中心とした同心円上に形成されてもよい。
本発明に係る導光パネルは、上記のように構成することで、照明光の配光制御性(光分散性)が向上され、導光パネルの光量傾斜が連続的になるため、光りムラが軽減される、という効果を奏する。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る導光パネル10について、図を用いて説明する。
図5は、本発明の第2実施形態に係る導光パネルに形成された単位プリズムの構造を説明する斜視図である。
ここで、単位プリズム16の斜面26において、光源22から導光パネル10の内部に射出された光が照射される斜面26を「有効斜面26」と称する。
図5において、単位プリズム16aの有効斜面26の角度θ1を60°、単位プリズム16bの有効斜面26の角度θ2を52°、単位プリズム16cの有効斜面26の角度θ3を45°とする。すると、光源22から単位プリズム16aに照射された光Aは、矢印A1のように、入射方向に鋭角に反射する。また、光源22から単位プリズム16bに照射された光Aは、矢印A2のように、入射方向に直角に反射する。また、光源22から単位プリズム16cに照射された光Aは、矢印A3のように、入射方向に鈍角に反射する。
従って、クラスタ20において、導光パネル10において、クラスタ20に求められる特定の配光方向がある場合、有効斜面26の角度θがそれぞれ異なる複数の単位プリズム16の個数の組み合わせを調節することにより、配光方向を調節制御することができる。
但し、図5の例では、有効斜面26の角度θが大きくなるに従って、単位プリズム16の深さも深くなっているが、第2実施形態においては、3種類の単位プリズム16の深さは、有効斜面26の角度θの大小関係に依拠せず、任意に選択し得る。
図6及び図7は、本発明の第2実施形態に係る導光パネルに形成されたクラスタの構造を説明する斜視図である。
第2実施形態では、クラスタ20を構成する複数種類の単位プリズム16のうち、クラスタ20に求められる主たる配光方向に相当する有効斜面26の角度θを有する単位プリズム16の数が最も多くなるよう構成されている。
図6の例では、単位プリズム16aがクラスタ20の中心に1個形成され、単位プリズム16bが単位プリズム16aの外周に、単位プリズム16aを取り囲むように4個形成されている。また、単位プリズム16cが単位プリズム16bの更に外周に、単位プリズム16a、単位プリズム16bを取り囲むように8個形成されている。
このように、有効斜面26の角度θ3が最も小さい45°の単位プリズム16cの個数が最も多いので、図5で説明したように、光源22からクラスタ20に照射された光Aのうち、有効斜面26の角度θ3が最も小さい45°の単位プリズム16cで反射された反射光Bが最も強くなる。
従って、クラスタ20は、あたかも傾斜角が45°の有効斜面26に最も多くの光Aが当たって反射屈折する、3種類の傾斜角の有効斜面26からなる1個のプリズム16のように機能するので、導光パネル10に求められる広い配光方向に対応することができる。
図7の例では、単位プリズム16aがクラスタ20の中心に1個形成され、単位プリズム16bが8個形成されている。また、単位プリズム16cが4個形成されている。
このように、有効斜面26の角度θ2が2番目に大きい52°の単位プリズム16bの個数が最も多いので、図5で説明したように、光源22からクラスタ20に照射された光Aのうち、有効斜面26の角度θ2が52°の単位プリズム16bで反射された反射光Cが最も強くなる。
従って、クラスタ20はあたかも傾斜角が52°の有効斜面26に最も多くの光Aが当たって反射屈折する、3種類の傾斜角の有効斜面26からなる1個のプリズム16のように機能するので、導光パネル10に求められる真下方向に最も強い配光方向に対応することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態に係る導光パネル10について、図を用いて説明する。
これまでに説明したように、導光パネル10には、導光パネル10ごとに求められる配光方向がある。そして、光源22から照射された光Aを求められる配光方向に反射させるには、導光パネル10のそれぞれのクラスタ20において、その配光方向に対応する角度θの有効斜面26を有する単位プリズム16の個数を、その他の角度θの有効斜面26を有する単位プリズム16の個数よりも多くする必要がある。
更に、第3実施形態では、導光パネル10から出射された照明光の面方向の照度変化を極力少なく自然にするため、導光パネル10のクラスタ20において、その導光パネル10に求められる主たる配光方向に対応する角度θの有効斜面26を有する単位プリズム16の個数を最も多くし、その他の角度θの有効斜面26を有する単位プリズム16の個数は、主たる配光方向に対応する角度θとの差が大きくなるに従って少なくなっていくように構成する。
更に、主たる配光方向に対応する角度θの有効斜面26を有する単位プリズム16の開口部14(図3)から頂点30までの深さhを最も深くし、その他の角度θの有効斜面26を有する単位プリズム16の深さhは、主たる配光方向に対応する角度θとの差が大きくなるに従って少なくなっていくように構成することもできる。
図8及び図9は、本発明の第3実施形態に係る導光パネルに形成されたクラスタの構成を説明する平面模式図である。
図8及び図9は、導光パネル10に形成された1つのクラスタ20を上面側から見たものであり、仮想円18の内部に単位プリズム16が配列されている。
各単位プリズム16に表された角度θは、各単位プリズム16の有効斜面26の角度(図3)であり、それぞれ60°の有効斜面26を有する単位プリズム16a、52°の有効斜面26を有する単位プリズム16b、45°の有効斜面26を有する単位プリズム16c、及び30°の有効斜面26を有する単位プリズム16dが配列されている。
図8では、導光パネル10に求められる配光方向は、導光パネル10から真下に向かう方向であり、当該配光方向に対応する有効斜面26の角度は52°である。
従って、クラスタ20を構成する単位プリズム16の中で、有効斜面26の角度52°の単位プリズム16bの個数が14個と最も多く、有効斜面26の角度60°の単位プリズム16aの個数が1個、有効斜面26の角度45°の単位プリズム16cの個数が8個、及び有効斜面26の角度30°の単位プリズム16dの個数が6個と、有効斜面26の角度52°との差が大きくなるに従って、単位プリズム16の個数が少なくなる。
図9では、導光パネル10に求められる配光方向は、図8の場合よりも広角に拡がる方向であり、当該配光方向に対応する有効斜面26の角度は45°である。
従って、クラスタ20を構成する単位プリズム16の中で、有効斜面26の角度45°の単位プリズム16cの個数が16個と最も多く、有効斜面26の角度52°の単位プリズム16cの個数が9個、有効斜面26の角度60°の単位プリズム16aの個数が1個、及び有効斜面26の角度30°の単位プリズム16dの個数が6個と、有効斜面26の角度45°との差が大きくなるに従って、単位プリズム16の個数が少なくなる。
このように構成することにより、本発明に係る導光パネル10は、光源22からクラスタ20を見たとき、あたかも仮想の4種類の角度60°、52°、45°、及び30°の有効斜面26をもち、更に、その導光パネル10に求められる配光方向に対応する角度を有する有効斜面26が最も反射面積が大きい1つのプリズムが形成されているように見える。このため、照明光の配光制御性(光分散性)が向上され、導光パネルの光量傾斜が連続的になるため、光りムラが軽減される、という効果を奏する。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態に係る導光パネル10について、図を用いて説明する。
図10は、本発明の第4実施形態に係る導光パネルに形成されたプリズム及びクラスタの構成を説明する模式図である。
第4実施形態に係る導光パネル10は、導光パネル10を構成するクラスタ20の単位プリズム16について、有効斜面26が上面12となす角度θが最も大きく、かつ開口部14から有効斜面26が収束する頂点30までの深さhが最も深い単位プリズム16を中心プリズムとする。
さらに、中心プリズムを中心として放射方向に並べられた他の種類の単位プリズム16は、放射方向内側の単位プリズム16よりも放射方向外側の単位プリズム16の方が、角度θが小さく、かつ深さhが浅くなるように配列されている。
図10(a)は、導光パネル10に形成される単位プリズム16であり、それぞれ図3で説明したものと同様であり、単位プリズム16a、単位プリズム16b、及び単位プリズム16cにおいて、θ1>θ2>θ3であり、h1>h2>h3である。
図10(b)は、導光パネル10の上面12の仮想円18の範囲に単位プリズム16が集合して形成されたクラスタ20の模式図である。
図10(b)において、クラスタ20の中央には、有効斜面26の角度(θ1)が最も大きく、上面12から頂点30までの深さ(h1)が最も深い単位プリズム16aが中心単位プリズム16oとして1個形成されている。
中心単位プリズム16oの外周には、中心単位プリズム16oに隣接し、中心単位プリズム16oを取り囲むように、中心単位プリズム16oの次に有効斜面26の角度(θ2)が大きく、上面12から頂点30までの深さ(h2)が深い単位プリズム16bが複数形成されている。
更に、単位プリズム16bの外周には、単位プリズム16bに隣接し、単位プリズム16bを取り囲むように、単位プリズム16bの次に有効斜面26の角度(θ3)が大きく、上面12から頂点30までの深さ(h3)が深い単位プリズム16bが複数形成されている。
図11は、本発明の第4実施形態に係る導光パネルに形成されたプリズム及びクラスタの構成を説明する模式図である。図11は、図10(b)のX-X線で切断し、光源22側(図7)からクラスタ20を見た模式図である。
図11では、クラスタ20の中央に、最も大きい斜面角度(θ1)を有し、最も深い深さh1を有する単位プリズム16aを中心単位プリズム16oとして形成され、その外周に、中心単位プリズム16oの次に大きい斜面角度(θ2)と、深さh2を有する単位プリズム16bが形成され、更にその外周に、単位プリズム16bの次に大きい斜面角度(θ3)と、深さh3を有する単位プリズム16cが形成されている。
このようにクラスタ20を構成することにより、光源22からクラスタ20を見たとき、点線で示すように、あたかも仮想の3種類の角度を有する有効斜面26a、26b、26cをもつ1つのプリズム16xが形成されているように見える。
これにより、光源22から導光パネル10の内部に照射された光A(図1)は、様々な方向に散乱反射するため、導光パネル10から照射される照明光を人間が見たときに、照明光に指向性が現れにくくなり、均一に発光しているように見えるため、視認性が改善される。
以上の通り、第1の発明は、透光性を有し、単位プリズム16が複数集合してクラスタ20が複数形成された導光パネル10であって、単位プリズム16は、導光パネル10の上面12の開口部14から導光パネル10の内部に向かって斜面26が収束する凹部として形成され、クラスタ20は、斜面26の角度が互いに異なる3種類以上の単位プリズム16が集合してなり、3種類以上の単位プリズム16から選択された2種類の単位プリズム16の組み合わせについて、当該組み合わせにおける斜面26の角度差が、いずれも5°以上30°以下である、ことを特徴とする導光パネル10である。
また、第2の発明は、第1の発明において、クラスタ20は、さらに、クラスタ20を構成する複数種類の単位プリズム16のうち、クラスタ20の主たる配光方向に相当する角度を有する単位プリズム16の数が最も多い、ことを特徴とする導光パネル10である。
また、第3の発明は、第1の発明において、クラスタ20は、さらに、最多の単位プリズム16以外の種類の単位プリズム16の数が、最多の単位プリズム16の斜面26の角度との差が大きくなるに従って少なくなっていく、ことを特徴とする導光パネル10である。
また、第4の発明は、第1の発明又は第3の発明において、クラスタ20は、斜面26が上面12となす角度が最も大きく、かつ開口部14から斜面26が収束した部分(頂点30)までの深さが最も深い単位プリズム16を中心プリズムとし、さらに、中心プリズムを中心として放射方向に並べられた他の種類の単位プリズム16は、放射方向内側の単位プリズム16よりも放射方向外側の単位プリズム16の方が、角度が小さく、かつ深さが浅い、ことを特徴とする導光パネル10である。
10 導光パネル、12 上面、14 開口部、16 反射体(プリズム、単位プリズム)、18 仮想円、20 クラスタ、22 光源(LED)、24 側面、26 斜面(有効斜面)、28 底面、30 頂点、32 中心。

Claims (3)

  1. 透光性を有し、単位プリズムが複数集合してクラスタが複数形成された導光パネルであって、
    前記単位プリズムは、
    前記導光パネルの上面の開口から前記導光パネル内部に向かって斜面が収束する凹部として形成され、
    前記クラスタは、
    前記斜面の角度が互いに異なる3種類以上の前記単位プリズムが集合してなり、
    前記3種類以上の前記単位プリズムから選択された2種類の前記単位プリズムの組み合わせについて、前記組み合わせにおける前記斜面の角度差が、いずれも5°以上30°以下であり、
    前記クラスタは、さらに、
    前記クラスタを構成する複数種類の前記単位プリズムのうち、前記クラスタの主たる配光方向に相当する角度を有する単位プリズムの数が最も多い、
    ことを特徴とする導光パネル。
  2. 前記クラスタは、さらに、
    前記最多の単位プリズム以外の種類の前記単位プリズムの数が、前記最多の単位プリズムの斜面の角度との差が大きくなるに従って少なくなっていく、
    ことを特徴とする請求項1に記載された導光パネル。
  3. 前記クラスタは、
    前記斜面が前記上面となす角度が最も大きく、かつ前記開口から前記斜面が収束した部分までの深さが最も深い前記単位プリズムを中心プリズムとし、
    さらに、前記中心プリズムを中心として放射方向に並べられた他の種類の前記単位プリズムは、前記放射方向内側の前記単位プリズムよりも前記放射方向外側の単位プリズムの方が、前記角度が小さく、かつ前記深さが浅い、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項に記載された導光パネル。
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