JP7059916B2 - 情報処理システム、方法およびプログラム - Google Patents
情報処理システム、方法およびプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP7059916B2 JP7059916B2 JP2018236520A JP2018236520A JP7059916B2 JP 7059916 B2 JP7059916 B2 JP 7059916B2 JP 2018236520 A JP2018236520 A JP 2018236520A JP 2018236520 A JP2018236520 A JP 2018236520A JP 7059916 B2 JP7059916 B2 JP 7059916B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- common
- ontology
- storage unit
- exchange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L67/00—Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
- H04L67/50—Network services
- H04L67/56—Provisioning of proxy services
- H04L67/565—Conversion or adaptation of application format or content
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F12/00—Accessing, addressing or allocating within memory systems or architectures
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F16/00—Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
- G06F16/10—File systems; File servers
- G06F16/17—Details of further file system functions
Description
このようなケースでは、データ提供者ごとの全てのAPI・データモデルを個別に対応し続ける必要があり、継続的なデータ活用が困難である。
また、エッジPFも複数の事業者により実現される可能性があり、クラウド・エッジでAPIが異なり、多様化し、アプリの可搬性が低下する。
複数種類のPFがそれぞれ保持するデータを活用するためには、各種アプリの提供者がPF毎/デバイス毎のAPI・データモデルを習得する必要があり、大きな負担となる。
このため、PFの種類が数十種類以上になると対応が極めて困難となる。また、あるデータを連携させることによる価値の有無を判断するためには、お試しとしてのデータ取得が必要だが、このお試しのためにも相当の負担がかかる。
異種規格間のデータ交換を行なう際に、データ表現の抽象化を行わず、データを一つずつ変換して交換フローを作成する、Specific IWKと呼ばれる手法がある。
a. まず、開発コストの高騰が挙げられる。データを交換させるには、この規格のデータ構造とデバイスとの関係性、データと共通プラットフォームのリソースとの対応、及びマッピングフローなどの知識を網羅的に理解しておくことが必要である。
一定以上の規模になると、すべてのデータに対して知識を蓄えることとデータ交換フローを用意することは実質困難になる。
新しい規格との間でデータ交換を行ないたい際に、データマッピングとデータ交換のフローを新しく作らなければならず、開発コストがインタワーキングする規格の増加によって高騰する。
c. データ保管状態と場所のカスタマイズは、規格ごとに個別に行なう必要がある。
本発明の一実施形態に係る情報処理システムでは、従来の、データごとに1対1で行っていたデータマッピングとデータ交換とを、オントロジー(Ontology)を用いて抽象化し、抽象化エンティティに対して処理を共通化する。これにより、抽象化された単位で処理が決まり、データマッピングとデータ交換フローの開発コストの削減とアプリによるデータ取得方式の統一を実現する。
これにより、データ保管が簡単な設定で最適化され、基盤のパフォーマンスを保てる。
本発明の一実施形態では、異種規格を跨ったデータ表現をオントロジーによって構造化し、高度に抽象化されたデータ表現に対する共通的なデータ交換フローを設計することによって、異種規格とoneM2Mとの間のデータ交換の処理を共通化させる。
図1に示した例では、IoT規格A, B, CからoneM2Mによる共通PFへデータ変換させるOntology based IWKとしては、規格A_Deviceと共通PFとの間の変換プロキシ、技術B PFと共通PFとの間の変換プロキシ、およびC PFと共通PFとの間の変換プロキシに、規格依存I/O変換に加え、共通のBase Ontology Derived Model Mapping、およびCommon IWK Proceduresを含める。
図2に示した例では、A社IoT-PFがA社IoT-PF対応のオントロジー作成GUI(グラフィカルユーザインタフェース)、変換プロキシを介して共通PFサーバに接続され、B社IoT-PFがB社IoT-PF対応のオントロジー作成GUI、変換プロキシを介して共通PFサーバに接続され、C社IoT-PFがC社IoT-PF対応のオントロジー作成GUI、変換プロキシを介して共通PFサーバに接続され、センサデバイスがセンサデバイス提供元の規格対応のオントロジー作成GUI、変換プロキシを介して共通PFサーバに接続される。共通PFサーバは、複合データ活用アプリα、複合データ活用アプリβ、複合データ活用アプリγなどの各種アプリとの間で高度抽象化API・データ構造を実現してデータをやり取りする。
図2に示した構成では、図1に示した共通PF、Base Ontology Derived Model Mapping、およびCommon IWK Proceduresの処理が共通化されるので、これらを事業者ごとに都度開発する必要がなくなるため、変換プロキシの開発コストを低減することができる。
また、データ保管が簡単設定で最適化され、基盤のパフォーマンスを保つことができる。
図3に示すように、本発明の一実施形態に係る情報処理システムでは、各事業者に対応して設けられるデータ処理装置10が、複数種類の固有の規格に対応したセンサなどのデバイスと、アプリケーションとの間でデータ交換を行なう共通PFサーバ30とにネットワークを介してそれぞれ接続される。データ処理装置10は、上記の規格ごとに設けられ、該当の規格に対応したデバイスと接続される。データ処理装置10、共通PFサーバ30の機能は、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ、およびRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等の記憶媒体、キーボードなどの入力装置、ディスプレイなどの表示装置を用いて実現される。
オントロジー作成GUIは、オントロジー作成部(O, オントロジー作成部と表記することがある)11を有する。
データ保管部31は、データ構造が記述されたオントロジーファイル(.owl(Web Ontology Language))を格納するオントロジーデータ格納部(格納部Vと表記することがある)31a、データツリー格納部(格納部Wと表記することがある)31b)を有する。データツリーは、例えば「|-デバイス」、「|-サービス」、「|-データ」などで構成される。
A, オントロジー読取部
・入力:GUIで作成されたowlファイル
・出力:オントロジーエンティティ関係マップ(Device、Service間、Service、DataPoint間の関係)
B, デバイス管理部
・入力:センサ出力(センサ接続の場合)、PF Device Discovery API(PF接続の場合)
・出力:デバイス情報マップ({Device ID, Device Name})
C, センサデータ交換部
・入力:Data Discovery API (オントロジーのServiceとDataPointエンティティ下に記述した値)
・出力:センサデータ(温度:37℃、湿度:50%など)、コマンド(switchON…)
・入力:デバイス情報fromデバイス管理部、センサデータfromセンサデータ交換部
・出力:サーバへのデータ交換リクエスト(リソース作成、データ更新など)
E, データ保管部
・入力:変換プロキシからのデータ交換リクエストfrom共通交換部
・出力:リソース作成
F, データ検索部
・入力:SPARQL(RDF(Resource Description Framework)クエリ言語の1種)クエリ
・出力:データ取得URI、データ値
O, オントロジー作成部
・入力:人手による入力
・出力:IWK用のオントロジー(.owl)
本発明の一実施形態では、oneM2M Base Ontologyを用いて各異種規格のデータ構造の抽象化を行い、抽象化したデータ構造の情報をRDFを用いて機械可読な形で記述し、データとデバイスの関係性などの知識をメタデータとして構造化し、データ情報を関連付けする。
図4に示した例では、IoTデバイス(Device)はサービス(Service)経由でデータの送受信を行うことを想定する。RESTfulインタフェースを持つ異種規格の場合は、サービスの下にDataPointを定義する。この例では、クラス「Device」、「Service」はプロパティ「hasService」で関連付けられ、クラス「Service」、「OutputDataPoint」はプロパティ「hasOutputDataPoint」で関連付けられ、クラス「Service」、「InputDataPoint」はプロパティ「hasInputDataPoint」で関連付けられ、クラス「Device」、「Thing」はプロパティ「is-a」で関連付けられる。複雑なIoTデバイスの場合には、図4のように、「ConsistsOf」フィールドを利用して、子デバイスと子サービスを表現することによって、階層関係を定義する。
形態1.(基本形態):共通PFに最新値を更新(最新値のみ保存)
形態2.(拡張形態):共通PFに時系列データ(Time Series)を蓄積(時系列データ蓄積)
形態3.(拡張形態):アプリのリクエスト時にのみ、他規格PF/Deviceからデータを取得(オンデマンド取得)
形態4.(拡張形態):アプリのリクエスト時に、他規格PF/Deviceに蓄積されたデータを一括取得(オンデマンド一括取得)
次に、基本形態としての「形態1.:共通PFに最新値を更新」の詳細について説明する。図6は、最新値のみの保存について説明する図である。
共通PFに最新値を更新する際の課題を説明する。元々、oneM2MのOBI(Ontology Based Interworking)では他規格(データ提供者に固有の規格)のデータを接続させる際のコーディングを減らす目的がある。しかしながら仕様で決められた内容だけではリソース構造を一致させることにとどまり、実態としてはデバイスに対して大量のコーディングが必要になってしまう。
図7に示すように、形態1.では、共通PFサーバ30に他規格のデバイスからの最新のデータを格納することを規定するメタデータフィールド「規格名:hasAPI」を用いて、抽象化したデータ構造のオントロジーと他規格に対応したデータ交換インタフェースとの関連付けを行なう。
まず、オントロジー読取部21は、オントロジー作成部11により作成されたオントロジーファイルを読取り、格納部Xに格納する(S11)。ここでオントロジー読取部21は、共通交換部24に対し、OBI Clientを作成し、オントロジーをRegisterする。共通交換部24は、変換プロキシのリソースを作成し、共通PFサーバ30のデータ保管部31に送る。また、共通交換部24は、変換プロキシを表すリソース直下にオントロジーデータを、格納部Yを保管先として保管する。
データ保管部31は、変換プロキシのリソースの一種であるDeviceリソースを作成し、データ保管部31内の格納部W, Vに保管する(S15)。
S21の後は、S22、および後述するInputDataPoint交換フロー(S31~36)に移行する。
S21の後は、後述するOutputDataPoint交換フロー(S41~47)に移行する。
InputDataPoint交換では、オントロジーに記述した他規格APIを用いて、InputDataPoint(他規格PF或いはデバイスにデータ/コマンドを送る)の共通的な処理を行なう。
データ保管部31は、このサービス下のSubscriptionリソースに指定された変換プロキシに通知を送る(S33)。
オントロジー対応InputDataPointであれば、共通交換部24は、オントロジーから本InputDataPointと、その親Serviceの対応する他規格のAPIとを読取る(S35)。
そして、センサデータ交換部23は、他規格のAPIを使って他規格のPF或いはデバイスにコマンドを送る(S36)。
OutputDataPoint交換では、オントロジーに記述した他規格APIを用いて、OutputDataPoint(他規格PF或いはデバイスからデータ/コマンドを取得)の共通的な処理を行なう。
センサデータ交換部23は、オントロジーに設定したDataTypeに変換可能か否かを判定し(S42)、変換可能でなければ異常終了(Thread)となる。
変換可能であれば、センサデータ交換部23は、オントロジーに設定した、本OutputDataPointのDataTypeに変換する(S43)。
データ保管部31は、格納部WにおけるOutputDataPointのリソース値を更新する(S45)。
データ保管部31は、本OutputDataPoint下にsubscriptionリソースがあるか否かを判断する(S46)。
このsubscriptionリソースがなければ、正常終了(Thread)となる。
図14は、他規格とのデータ交換フローの共通化の一例を説明する図である。
ここでは、他規格に対して、各種のデータ構造に拘らない共通化されたデータ交換フローを設計する。
他規格API「DATA:arg1」、「DATA:arg2」、「DATA:arg3」、「DATA:arg4」、「DATA:arg5」は、クラス「API」と関連付けられる。
{?Device RDFS:subClassof BO:Device}
を用いて、事前に定義した抽象化オントロジーの中にこのデバイス種類が存在しているかどうかが判断される。オントロジーの対応しているデバイスであれば、共通処理としてoneM2M側のリソースツリーにそのデバイスを表すリソース(デバイスAE(Application Entity))が作成される。
{?Device BO:hasService ?Service}
抽出されたサービスに対して、oneM2M側で<FC>(flexContainer)というリソースが作成される。また、後ほどデータ交換のための各サービスを呼び出すための他規格API(DWAPI:Sensor/Service1など)も抽出されて保持される。
{?Service BO:hasOutputDataPoint ?o}
OutputDataPointが存在する場合は、保管しているそのサービスの他規格APIに対して、データ取得スレッドが新規に作成され、データの受信準備が行われる。オントロジーにある各OutputDataPointの他規格API(eg: DWAPI:DATA:arg1)がメタデータフィールド(DWAPI:hasAPI)によって取得されて保持される。
{?Service BO:hasInputDataPoint ?i}
InputDataPointが存在する場合、oneM2Mで作成された、そのサービスの<FC>リソースの下に、IPE(Interworking Proxy Entity)を主にした<Subscription>リソースが作成され、oneM2M側で、そのInputDataPointの値が変えられるときにIPEが受信できるようにされる。oneM2M側の変化を受信したら、対応InputDataPointの他規格APIを利用して他規格デバイスに対して更新が行われる(図14中のd)。
作成したオントロジーで表す他規格デバイスのデータ構造は上層のAEに対しても有効な知識である。図14に示したデバイス、サービスを表すoneM2Mリソースの下にある<SD>(Semantic Descriptor)リソースに対応のオントロジー情報を以下のルールで保管し、SPARQL言語という機械可読のデバイス・サービス発見とデータ取得のインタフェースをAEに提供する。
Device、Service間の部分は各デバイスの<SD>に保管される。
Service、DataPoint間の部分は各サービス配下の<SD>に保管される。
次に、基本形態に対する拡張形態としての「形態2.:時系列データ蓄積」の詳細について説明する。図15は、時系列データの蓄積の一例について説明する図である。
時系列データの蓄積における課題を説明する。元々、oneM2MのOBIではデータは最新値しか共通PFに保存されていなかったので、過去の時系列情報が必要な分析を行うとき(例えばカルマンフィルタみたいな分析、又はイベントログによる障害切り分けなど)にはアプリ側でデータを保存していない限りは対応できなかった。
図16に示すように、形態.2では、共通PFサーバ30に他規格のデバイスからの時系列データを格納することを規定するメタデータフィールド「規格名:storeTimeseries」を用いて、時系列ヒストリーデータを共通PF上に格納する。
形態2.における、変換プロキシ接続時のワークフローは形態1.と同じである。
(Option.1)におけるデータ交換では、オントロジーに記述されたService配下のstoreTimeseriesのBoolean値を用いて、Service配下のOutputDataPointの共通的な履歴データ保管処理を行う。
S51のNoのとき、S53のYesのとき、又はS54の後、上記のOutputDataPoint交換フロー(S41~S47)がなされる。
データ保管部31は、格納部Xから時系列データを取得し(S59)、データ検索部32は、アプリに時系列データを返答し、処理が終了する(S511)。
図20に示すように、時系列データ蓄積の(Option1.)では以下の(1)~(9)の処理がなされる。
(1)変換プロキシがOntologyを読み、storeTimeseries:trueのServiceに対して変換プロキシ内storeTSforServiceをtrueにsetする。
(2)storeTSforServiceFlagがtrueの場合、対象Service<fcnt>の子リソースに対象ts_Service<ts>があるか調べる。
(3)ts_Service<ts>がなければCREATEする。
(4)変換プロキシから、他規格PF/DeviceのAPI経由でデータを得る。
(5)Service下のOutputDataPointを1つのJSONにマージする。
(6)変換プロキシが上記JSONをCREATEする(ts_Service<ts>/<tsi>)。
(7)アプリがSPARQLにより欲しいServiceのstoreTimeseries状態を確認する。
(8)アプリが対象<ts>を取得する。
(9)アプリが<ts>/<latest>などを取得する。
(Option1.)では、複数のDataPointをまとめて蓄積したい場合、Serviceごとに時系列データ保存のON/OFFを設定する。ここで、対象のServiceの下にTs(時系列データ)を作成し、Service配下にある全てのOutputDataPointをまとめて<Tsi>のconにJSONで格納する。図21に示した例では、getGPS下のDataPoint値をまとめて格納する({datadataLongitude:XXX, dataLatitude:YYY})。
(Option.2)におけるデータ交換では、オントロジーに記述された他規格APIを用いて、OutputDataPoint(他規格PF或いはデバイスからデータ/コマンドを取得)の共通的な処理を行う。
時系列データ格納リソースがなければ、データ保管部31は、これを作成する(S64)。ここで、センサデータ交換部23は、センサデータを取得して共通交換部24に送信し、共通交換部24は、データ保管部31におけるセンサデータを更新する(OutputDataPointの値を更新する)。
OutputDataPoint交換フローの後、共通交換部24は、storeTimeseriesDataPointのFlagがtrueであるか否かを判別し(S65)、trueでなければ処理が終了し、trueであれば、データ保管部31は、OutputDataPointを時系列データ格納リソースに追加し、処理が終了する(S66)。センサデータの取得からS67までの処理は設定された周期で繰り返される。
データ保管部31は、格納部Xから時系列データを取得し(S69)、データ検索部32は、アプリに時系列データを返答し、処理が終了する(S611)。
図25に示すように、時系列データ蓄積の(Option2.)では以下の(1)~(8)の処理がなされる。
(1)変換プロキシがOntologyを読み、storeTimeseries:trueのOutputDataPointに対してObiServiceWrapperのstoreTimeseriesをtrueにsetする。
(2)ObiServiceWrapperのstoreTimeseriesFlagがtrueの場合、対象Service<fcnt>の子リソースに対象ts_OutputDataPoint<ts>があるか調べる。
(3)ts_OutputDataPoint<ts>がなければCREATEする。
(4)変換プロキシから他規格PF/DeviceのAPI経由でデータを得る。
(5)変換プロキシがDataPointをCREATEする(ts_OutputDataPoint<ts>/<tsi>)。
(6)アプリがSPARQLにより欲しいServiceのstoreTimeseries状態を確認する。
(7)アプリが対象<ts>を取得する。
(8)アプリが<ts>/<latest>など取得する。
(Option2.)では、DataPointごとに蓄積したい場合、OutputDataPointに時系列データ保存のON/OFFを設定する。
ここで、対象のOutputDataPoint毎にTs(時系列データ)を作成し、値をTsiのconに格納する。
次に、基本形態に対する拡張形態としての「形態3.:オンデマンド取得」の詳細について説明する。図27は、オンデマンド取得の蓄積の一例について説明する図である。
オンデマンド取得における課題を説明する。元々、oneM2MのOBIでは得られたデータを常に更新し続けていたが、高頻度でデータを発生するデバイスに対し、データ利用の需要が少ないときはデータを更新しても無駄になるケースが考えられる。
図28に示すように、形態.3では、デバイスからの最新のデータをアプリケーションからの要求によって当該デバイスから取得することを規定するメタデータフィールド「規格名:onDemand」を用いて、アプリのリクエストによってオンデマンドで他規格デバイス(或いはPF)からデータを取得する。
形態3.における、変換プロキシ接続時のワークフローは形態1.と同じである。
形態3.におけるデータ交換では、オントロジーに記述されたonDemandのBoolean値を用いて、OutputDataPointの共通的なオンデマンド取得処理を行う。
他規格、プロトコルとデータマッピング・交換を担うIPE(Interworking Proxy Entity)登録により処理が開始されると、オントロジー読取部21は、格納部XにおけるOutputDataPointのonDemandがtrueであるか否かを判断し(S71)、trueであれば、共通交換部24は、共通PFに当該OutputDataPointの親Serviceの下にsubscriptionを作成リクエスト、通知先を変換プロキシに設定する(S72)。
共通PF30のデータ保管部31は、共通PFに当該OutputDataPointの親Serviceの下にsubscriptionを作成し、処理が終了する(S73)。
S71でtrueでなければOutputDataPoint交換フロー(S41~S47)がなされて、処理が終了する。
アプリは、データ取得希望(DataPointを更新“demanding”)をデータ保管部31に送る(S76)。
共通交換部24は、“demanding“状態のDataPointを確認する(S78)。
共通交換部24は、センサデータ交換部23にDemanding通知を行う(S79)。
センサデータ交換部23は、センサデータを取得し(S711)、OutputDataPointを共通交換部24に送信する(S712)。
データ保管部31はデータ検索部32を介してセンサデータをアプリに通知する(S714)。
データ検索部32は、センサデータを受け取ったらSubアプリを削除する(S715)。
図32に示すように、オンデマンド取得では以下の(1)~(10)の処理がなされる。
(1)変換プロキシがOntologyを読み、onDemand:trueのDataPointに対して共通PF内の対象Service<fcnt>の下にsub変換プロキシ<sub>を作る。Serviceが複数DataPointを持つ場合もsubscriptionは1つが、後ほどのnotify受信時に、DataPoint単位で通知を振り分ける。
(2)アプリがSPARQLにより欲しいDataPointのonDemand状態を確認する。
(3)onDemandがTrueな場合は、対象Service<fcnt>の下にsubアプリ<sub>を作る。
(4)欲しいDataPointをUPDATEする([DataPoint]:”demanding”)。
(5)上記により共通PFから変換プロキシにNotifyする(sub変換プロキシ)。
(6)変換プロキシ内でNotificationの内容を確認する。
(7)変換プロキシから他規格PF/DeviceのAPI経由でデータを得る。
(8)変換プロキシがDataPointをUPDATEする([DataPoint]:{value})。
(9)上記により共通PFからアプリにNotify(subアプリ)する。
(10)データを受け取ったらアプリがsubアプリを削除する。
形態3.では、OutputDataPoint毎にデータをオンデマンドで取得するか否かを設定する。図33に示した例では、dataCO2値をオンデマンドで取得して、共通PF内のリソースツリーに一旦格納してアプリに送る。
次に、基本形態に対する拡張形態としての「形態4.:スパン指定オンデマンド一括取得」の詳細について説明する。図34は、オンデマンド一括取得の蓄積の一例について説明する図である。
オンデマンド一括取得における課題を説明する。
元々、oneM2MのOBIでは、得られたデータの最新値のみを保持しており、他PFに過去のデータが蓄積されていたとしても、アプリからのリクエストで、これらのデータを取得することはできなかった。
図35に示すように、形態.4では、デバイスに固有の他規格PF/Deviceに保管された時系列データをアプリケーションからの要求によって一括して取得することを規定するメタデータフィールド「規格名:onDemandTS」を用いて、アプリのリクエストによってオンデマンドで他規格デバイス(或いはPF)から、他規格PF/Deviceに保管している履歴データを一括取得する。
形態4.における、変換プロキシ接続時のワークフローは形態1.と同じである。
形態4.におけるデータ交換では、オントロジーに記述されたonDemandTSのBoolean値を用いて、OutputDataPointの共通的なオンデマンドスパン指定一括取得処理を行う。
IPE登録により処理が開始されると、図29で説明したS71~S74、OutputDataPoint交換フロー(S41~S47)がなされる。
スパン指定オンデマンド一括取得では図32に示した(1)から(5)までがなされ、以下の(6)以降がなされる。
(6)変換プロキシ内でNotificationの内容を確認し、取得期間を確認する。
(7)変換プロキシから他規格PF/DeviceのAPI経由でデータを得る。
(8)対象OutputDataPoint<ts>があるか否かを調べ、なければCREATEし、この下の層にデータ更新をCREATEする(Device/Service/<ts>/<tsi>)。
(9)上記により共通PFからアプリにNotify(subアプリ)する。
(10)データを受け取ったらアプリがsubアプリを削除する。
形態4.では、OutputDataPoint毎にデータをオンデマンドで一括取得するか否かと、取得する期間を設定する。図38に示した例では、取得した過去データが蓄積される。
Claims (7)
- 複数種類の固有の規格に対応したデバイスと、アプリケーションとの間でデータ交換を行なう共通プラットフォームサーバとにそれぞれ接続される、変換プロキシを有する情報処理システムであって、
前記変換プロキシは、
前記固有の規格に対応したデータ構造がオントロジーによって記述されたオントロジーデータを取得する取得手段と、
前記複数種類の固有の規格に対応したデバイスに対応付けられた固有のデバイス情報を取得して管理するデバイス管理手段と、
前記取得手段により取得されたオントロジーデータと前記デバイス管理手段により管理されるデバイス情報とに基づいて、前記複数種類の固有の規格に共通したデータ構造と前記固有の規格に対応したデータ交換インタフェースとを関連付けたリソースを作成し、前記作成されたリソースを用いて前記共通プラットフォームサーバとの間でデータ交換を行なう共通交換手段と、
を備えた情報処理システム。 - 前記共通プラットフォームサーバは、
前記デバイスから取得したデータを保管するデータ保管部を有し、
前記リソースは、
前記データ保管部に前記デバイスから取得した最新のデータを格納することを規定する第1のデータフィールドを有し、
前記変換プロキシの前記共通交換手段は、
前記第1のデータフィールドの規定に基づいて、前記デバイスから取得した最新のデータを前記データ保管部に保管する、
請求項1に記載の情報処理システム。 - 前記共通プラットフォームサーバは、
前記デバイスから取得したデータを保管するデータ保管部を有し、
前記リソースは、
前記データ保管部に前記デバイスから取得した時系列データを格納することを規定する第2のデータフィールドを有し、
前記変換プロキシの前記共通交換手段は、
前記第2のデータフィールドの規定に基づいて、前記デバイスから取得した時系列データを前記データ保管部に保管する、
請求項1に記載の情報処理システム。 - 前記リソースは、
前記デバイスから取得した最新のデータを前記アプリケーションからの要求に応じて前記デバイスから取得することを規定する第3のデータフィールドを有し、
前記変換プロキシの前記共通交換手段は、
前記アプリケーションからの要求に応じて、前記第3のデータフィールドの規定に基づいて、前記デバイスから取得したデータを前記共通プラットフォームサーバを介して前記アプリケーションに送る、
請求項1に記載の情報処理システム。 - 前記リソースは、
前記デバイスに対応付けられた固有の保管部に保管された時系列データをアプリケーションからの要求に応じて一括して取得することを規定する第4のデータフィールドを有し、
前記変換プロキシの前記共通交換手段は、
前記アプリケーションからの要求に応じて、前記第4のデータフィールドの規定に基づいて、前記保管部から取得したデータを前記共通プラットフォームサーバを介して前記アプリケーションに送る、
請求項1に記載の情報処理システム。 - 複数種類の固有の規格に対応したデバイスと、アプリケーションとの間でデータ交換を行なう共通プラットフォームサーバとにそれぞれ接続される、変換プロキシを有する情報処理システムが行う情報処理方法であって、
前記変換プロキシは、
前記固有の規格に対応したデータ構造がオントロジーによって記述されたオントロジーデータを取得し、
前記複数種類の固有の規格に対応したデバイスに対応付けられた固有のデバイス情報を取得して管理し、
前記取得されたオントロジーデータと前記管理されるデバイス情報とに基づいて、前記複数種類の固有の規格に共通したデータ構造と前記固有の規格に対応したデータ交換インタフェースとを関連付けたリソースを作成して、前記作成されたリソースを用いて前記共通プラットフォームサーバとの間でデータ交換を行なう、
情報処理方法。 - 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理システムの前記各手段としてプロセッサを機能させる情報処理プログラム。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018236520A JP7059916B2 (ja) | 2018-12-18 | 2018-12-18 | 情報処理システム、方法およびプログラム |
PCT/JP2019/049472 WO2020129995A1 (ja) | 2018-12-18 | 2019-12-17 | 情報処理システム、方法およびプログラム |
US17/414,284 US11843678B2 (en) | 2018-12-18 | 2019-12-17 | Information processing system, method, and program |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018236520A JP7059916B2 (ja) | 2018-12-18 | 2018-12-18 | 情報処理システム、方法およびプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020098483A JP2020098483A (ja) | 2020-06-25 |
JP7059916B2 true JP7059916B2 (ja) | 2022-04-26 |
Family
ID=71101962
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018236520A Active JP7059916B2 (ja) | 2018-12-18 | 2018-12-18 | 情報処理システム、方法およびプログラム |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US11843678B2 (ja) |
JP (1) | JP7059916B2 (ja) |
WO (1) | WO2020129995A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101808483B1 (ko) * | 2017-03-31 | 2018-01-18 | 국방과학연구소 | 조절형 파편탄두의 제작 방법 및 조절형 파편탄두용 파편 성형 라이너 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016526231A (ja) | 2013-06-04 | 2016-09-01 | アレバ・エヌペ | 技術設備を記述したデータの交換の方法 |
WO2018064455A1 (en) | 2016-09-29 | 2018-04-05 | Convida Wireless, Llc | Access control policy synchronization for service layer |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20160019294A1 (en) * | 2014-07-18 | 2016-01-21 | Convida Wireless, Llc | M2M Ontology Management And Semantics Interoperability |
CA3128629A1 (en) * | 2015-06-05 | 2016-07-28 | C3.Ai, Inc. | Systems and methods for data processing and enterprise ai applications |
KR20170109404A (ko) * | 2016-03-21 | 2017-09-29 | 전자부품연구원 | IoT 서비스 상호 연동을 위한 온톨로지 관리 방법 및 시스템 |
US11483418B2 (en) * | 2017-12-06 | 2022-10-25 | Intel Corporation | Plugin management for internet of things (IoT) network optimization |
-
2018
- 2018-12-18 JP JP2018236520A patent/JP7059916B2/ja active Active
-
2019
- 2019-12-17 WO PCT/JP2019/049472 patent/WO2020129995A1/ja active Application Filing
- 2019-12-17 US US17/414,284 patent/US11843678B2/en active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016526231A (ja) | 2013-06-04 | 2016-09-01 | アレバ・エヌペ | 技術設備を記述したデータの交換の方法 |
WO2018064455A1 (en) | 2016-09-29 | 2018-04-05 | Convida Wireless, Llc | Access control policy synchronization for service layer |
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
原田 恵、前大道 浩之、山崎 育生,IoTにおける国際標準oneM2Mの概要,電子情報通信学会2017年通信ソサイエティ大会講演論文集2,日本,一般社団法人電子情報通信学会,2017年08月29日,SS-39~SS-42 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101808483B1 (ko) * | 2017-03-31 | 2018-01-18 | 국방과학연구소 | 조절형 파편탄두의 제작 방법 및 조절형 파편탄두용 파편 성형 라이너 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2020129995A1 (ja) | 2020-06-25 |
US11843678B2 (en) | 2023-12-12 |
US20220078257A1 (en) | 2022-03-10 |
JP2020098483A (ja) | 2020-06-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Datta et al. | Smart m2m gateway based architecture for m2m device and endpoint management | |
Alaya et al. | Toward semantic interoperability in oneM2M architecture | |
Datta et al. | A lightweight framework for efficient M2M device management in oneM2M architecture | |
DK2914022T3 (en) | Device management method, middleware and machine-to-machine communication platform, device and system | |
US9998566B2 (en) | Intelligent gateway with a common data format | |
Namiot et al. | On m2m software | |
Broering et al. | Sensor bus: an intermediary layer for linking geosensors and the sensor web | |
US9867164B2 (en) | Method and device for processing a specific request message in wireless communication system | |
CN105453085A (zh) | 语义发布和发现的机制 | |
CN111416736A (zh) | 网络设备的配置管理方法、装置、计算设备及存储介质 | |
Wu et al. | OneM2M-based IoT protocol integration | |
KR101602099B1 (ko) | 사물인터넷에서 레스트 기반의 서비스 연동 시스템 및 그 방법 | |
US10148739B2 (en) | M2M data querying and invoking methods, querying and invoking devices, and system | |
US10932171B2 (en) | Access point switching method and apparatus | |
CN101854343A (zh) | 提供节点信息的方法、获取节点信息的方法及设备 | |
CN103488696A (zh) | Cpe的业务查询方法、装置及系统、acs和cpe | |
JP7059916B2 (ja) | 情報処理システム、方法およびプログラム | |
Li et al. | Multiple protocols interworking with open connectivity foundation in fog networks | |
CN116319301A (zh) | 适用于多模态网络的资源管理方法及系统 | |
Le et al. | Fog services provider architecture for IoT | |
Trifa et al. | Leveraging the web for a distributed location-aware infrastructure for the real world | |
KR101673755B1 (ko) | Dds 기반의 사물 인터넷의 네트워크와 지그비 네트워크와의 연동 시스템 및 그 방법 | |
KR20210128096A (ko) | 사물인터넷 플랫폼 간 연동 방법 및 장치 | |
KR101532263B1 (ko) | 프런트 엔드 어플리케이션 라이브러리를 이용한 클라우드 스토리지 서비스 방법 및 시스템 | |
Di Modica et al. | An OSGi middleware to enable the Sensor as a Service paradigm |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210316 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20220121 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220315 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220328 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7059916 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |