JP7059392B2 - 不要なアクションを回避する接続確立のための方法およびue - Google Patents

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Description

特定の実施形態は、ユーザ機器のための不要なアクションを回避することの分野に関し、より詳細には、5G世代無線機における再開プロシージャにおけるユーザ機器のための不要なアクションを回避するための方法、および装置に関する。
LTEにおける無線リソース制御(RRC)接続再開プロシージャは、中断機構がプロシージャを適切に停止することを必要とする。LTE Rel-13では、RRC_IDLEと同様の中断状態(suspended state)でユーザ機器(UE)がネットワークによって中断されるための機構が導入されたが、UEがアクセス層(AS)コンテキストまたはRRCコンテキストを記憶するという差異がある。これは、以前に行われていたように、ゼロからRRC接続を確立しなければならない代わりに、RRC接続を再開することによって、UEが再びアクティブになりつつあるとき、シグナリングを低減することを可能にする。シグナリングを低減することは、たとえばインターネットにアクセスするスマートフォンについての、レイテンシの低減など、いくつかの利益を有し得、シグナリングの低減は、ごくわずかなデータを送出するマシン型デバイスについてのバッテリー消費量の低減につながる。
Rel-13ソリューションは、UEがネットワークにRRCConnectionResumeRequestメッセージを送出し、応答して、ネットワークからRRCConnectionResumeを受信することに基づく。RRCConnectionResumeは、暗号化されないが、完全性保護される。
LTE Rel-13では、および、3GPPにおける5G NRに関する規格化された作業の一部としての、NRにおけるRRC_INACTIVEでは、NRが、LTE Rel-13における中断状態と同様の特性をもつRRC_INACTIVE状態をサポートするべきであることが決められた。RRC_INACTIVEは、別個のRRC状態であり、LTEの場合のようにRRC_IDLEの一部でないという点で、後の状態とはわずかに異なる特性を有する。加えて、次世代(NG)またはN2インターフェースを使用するコアネットワーク(CN)/無線アクセスネットワーク(RAN)接続は、LTEでは中断されるが、RRC_INACTIVEについては保たれる。
図1は、NRにおける例示的な状態遷移を示す。RRC_IDLEの特性は、上位レイヤによって設定されたUE固有間欠受信(DRX)、ネットワーク設定に基づくUE制御されたモビリティ、UEが、5G-S-TMSI、たとえば5Gシステムアーキテクチャエボリューション(SAE)-一時モバイルサブスクライバ識別情報を使用してCNページングについてページングチャネルを監視すること、UEが、ネイバリングセル測定、セル選択、およびセル再選択を実施すること、ならびにUEがシステム情報を収集することを備える。RRC_INACTIVEの特性は、上位レイヤまたはRRCレイヤによって設定されたUE固有DRX、ネットワーク設定に基づくUE制御されたモビリティ、UEがASコンテキストを記憶すること、UEが、5G-S-TMSIを使用してCNページングについて、およびI-RNTI、たとえば非アクティブ無線ネットワーク一時識別子を使用してRANページングについて、ページングチャネルを監視すること、ネイバリングセル測定、セル選択およびセル再選択を実施すること、RANベース通知エリア外に移動するときに周期的にRANベース通知エリア更新を実施すること、ならびにシステム情報を収集することを備える。RRC_CONNECTEDの特性は、UEがASコンテキストを記憶すること、UEへ/からユニキャストデータを転送すること、下位レイヤにおいてUE固有DRXで設定されたUE、帯域幅の増加のために、2次1次セル(SpCell)とともにアグリゲートされたキャリアアグリゲーションをサポートするUEのための1つまたは複数の2次セル(SCell)を使用すること、帯域幅の増加のために、マスタセルグループ(MCG)とともにアグリゲートされたデュアルコネクティビティ(DC)をサポートするUEのための2次セルグループ(SCG)を使用すること、ネットワーク制御されたモビリティ、すなわちNR内のおよびE-UTRANへの/からのハンドオーバを備える。さらに、RRC_CONNECTEDの特性は、UEがページングチャネルを監視すること、共有データチャネルに関連する制御チャネルを監視して、データがそれについてスケジュールされたかどうかを決定すること、チャネル品質とフィードバック情報とを提供すること、ネイバリングセル測定および測定報告を実施すること、ならびにシステム情報を収集することを備える。
LTEでは、現在の機構は、UEが暗号化の開始より前にネットワークからのメッセージを検証することである。今日、LTEでは、RRCシグナリングの暗号化を開始または再開するために使用される、ネットワークからUEに送出されるいくつかのメッセージがある。これらのメッセージは、完全性保護されるが、暗号化されない。以下は、UEがRRCレベルでこれらのメッセージの完全性をどのように検証するかを示す、3GPP LTE RRC仕様TS36.331 v15.0.0からのいくつかの抜粋である。それらの事例のすべてからわかるように、UE RRCは、メッセージの受信時に、下位レイヤ、たとえばパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)に、メッセージの完全性を検証するように依頼する。メッセージが検証された場合、UE RRCレイヤは、すべての後続のメッセージのサイファ化(ciphering)および完全性保護を適用するように下位レイヤを設定する。
図2および図3は、不良なダウンリンク/アップリンク無線条件による、例示的な再開プロシージャ失敗を示す。LTEにおけるT300失敗ハンドリングに関して、UEが確立または再開プロシージャを実施しているときに開始される失敗タイマー(T300)がある。失敗タイマーの目的は、UEがネットワークから有効な応答を得ない場合にプロシージャを停止することである。たとえば、UEが有効な応答を得ないことは、応答メッセージを受信する際のダウンリンク問題により、さらにはアップリンク問題により、発生していることがある。これは、UEが、決して来ないネットワークからのメッセージを待って身動きがとれなくなるのを防ぐ。タイマー(T300)は、次いで、UEが有効なメッセージを受信したとき、またはそれがタイムアウトしたときのいずれかにおいて、停止される。後者の場合、UEは、いくつかのアクションを実施し、上位レイヤに知らせる。
3GPP TS36.331からの以下の抜粋は、追加のコンテキストを提供する。UEは、UEがRRC_IDLEにある間に上位レイヤがRRC接続の確立または再開を要求したとき、プロシージャを始動する。NB-IoTを除いて、プロシージャが始動すると、UEは、以下を行うものとする。
1> SystemInformationBlockType2がac-BarringPerPLMN-Listを含み、ac-BarringPerPLMN-Listが、上位レイヤによって選択されたPLMNに対応するplmn-IdentityIndexをもつAC-BarringPerPLMNエントリを含んでいる(TS23.122[11]、TS24.301[35]参照)場合、
2> 上位レイヤによって選択されたPLMNに対応するplmn-IdentityIndexをもつAC-BarringPerPLMNエントリを選択する。
2> このプロシージャの残りにおいて、SystemInformationBlockType2中に含まれる共通アクセス規制パラメータにかかわらず、選択されたAC-BarringPerPLMNエントリを使用する(すなわち、このエントリ中のアクセス規制パラメータの存在または不在)。
1> 他の場合、
2> このプロシージャの残りにおいて、SystemInformationBlockType2中に含まれる共通アクセス規制パラメータを使用する(すなわち、これらのパラメータの存在または不在)。
1> SystemInformationBlockType2がacdc-BarringPerPLMN-Listを含んでおり、acdc-BarringPerPLMN-Listが、上位レイヤによって選択されたPLMNに対応するplmn-IdentityIndexをもつACDC-BarringPerPLMNエントリを含んでいる(TS23.122[11]、TS24.301[35]参照)場合、
2> 上位レイヤによって選択されたPLMNに対応するplmn-IdentityIndexをもつACDC-BarringPerPLMNエントリを選択する。
2> このプロシージャの残りにおいて、SystemInformationBlockType2中に含まれるacdc-BarringForCommonパラメータにかかわらず、ACDC規制チェックのために、選択されたACDC-BarringPerPLMNエントリを使用する(すなわち、このエントリ中のアクセス規制パラメータの存在または不在)。
1> 他の場合、
2> このプロシージャの残りにおいて、ACDC規制チェックのために、SystemInformationBlockType2中に含まれるacdc-BarringForCommonを使用する(すなわち、これらのパラメータの存在または不在)。
1> 上位レイヤが、RRC接続がEABを受けることを指示する(TS24.301[35]参照)場合、
2> 5.3.3.12において指定されているような、EABチェックの結果が、セルへのアクセスが規制されていることである場合、
3> 中断指示を伴って、RRC接続を確立することに失敗したことまたはRRC接続を再開することに失敗したことについて、およびEABが適用可能であることを、上位レイヤに知らせ、そのとき、プロシージャは終了する。
1> 上位レイヤが、RRC接続がACDCを受けることを指示し(TS24.301[35]参照)、SystemInformationBlockType2がBarringPerACDC-CategoryListを含んでおり、acdc-HPLMNonlyが、ACDCがUEのために適用可能であることを指示する場合、
2> BarringPerACDC-CategoryListが、上位レイヤによって選択されたACDCカテゴリーに対応するBarringPerACDC-Categoryエントリを含んでいる場合、
3> 上位レイヤによって選択されたACDCカテゴリーに対応するBarringPerACDC-Categoryエントリを選択する。
2> 他の場合、
3> BarringPerACDC-CategoryList中の最後のBarringPerACDC-Categoryエントリを選択する。
2> 稼働している場合、タイマーT308を停止する。
2> 「Tbarring」としてのT308および「ACDC規制パラメータ」としてのBarringPerACDC-Category中のacdc-BarringConfigを使用して、5.3.3.13において指定されているようなアクセス規制チェックを実施する。
2> セルへのアクセスが規制されている場合、
3> 中断指示を伴って、RRC接続を確立することに失敗したことまたはRRC接続を再開することに失敗したことについて、およびアクセス規制がACDCにより適用可能であることを、上位レイヤに知らせ、そのとき、プロシージャは終了する。
1> そうではなく、UEがモバイル着信呼のためのRRC接続を確立している場合、
2> タイマーT302が稼働している場合、
3> 中断指示を伴って、RRC接続を確立することに失敗したことまたはRRC接続を再開することに失敗したことについて、およびモバイル着信呼のためのアクセス規制が適用可能であることを、上位レイヤに知らせ、そのとき、プロシージャは終了する。
1> そうではなく、UEが緊急呼のためのRRC接続を確立している場合、
2> SystemInformationBlockType2がac-BarringInfoを含む場合、
3> ac-BarringForEmergencyが真にセットされた場合、
4> UEが、TS22.011[10]およびTS23.122[11]に従って、UEが使用するために有効である範囲11..15内の値をもつ、USIMに記憶された1つまたは複数のアクセスクラスを有する場合、
注1: AC12、13、14はホーム国における使用のためにのみ有効であり、AC11、15はHPLMN/EHPLMNにおける使用のためにのみ有効である。
5> ac-BarringInfoがac-BarringForMO-Dataを含み、UEのためのこれらの有効なアクセスクラスのすべてについて、ac-BarringForMO-Data中に含まれているac-BarringForSpecialAC中の対応するビットが1にセットされた場合、
6> セルへのアクセスを、規制されていると見なす。
4> 他の場合、
5> セルへのアクセスを、規制されていると見なす。
2> セルへのアクセスが規制されている場合、
3> 中断指示を伴って、RRC接続を確立することに失敗したことまたはRRC接続を再開することに失敗したことについて上位レイヤに知らせ、そのとき、プロシージャは終了する。
1> そうではなく、UEがモバイル発信呼のためのRRC接続を確立している場合、
2> 「Tbarring」としてのT303および「AC規制パラメータ」としてのac-BarringForMO-Dataを使用して、5.3.3.11において指定されているようなアクセス規制チェックを実施する。
2> セルへのアクセスが規制されている場合、
3> SystemInformationBlockType2がac-BarringForCSFBを含むか、またはUEがCSフォールバックをサポートしない場合、
4> 中断指示を伴って、RRC接続を確立することに失敗したことまたはRRC接続を再開することに失敗したことについて、およびモバイル発信呼のためのアクセス規制が適用可能であることを、上位レイヤに知らせ、そのとき、プロシージャは終了する。
3> 他の場合(SystemInformationBlockType2がac-BarringForCSFBを含まず、UEがCSフォールバックをサポートする)、
4> タイマーT306が稼働していない場合、T303のタイマー値でT306を開始する。
4> 中断指示を伴って、RRC接続を確立することに失敗したことまたはRRC接続を再開することに失敗したことについて、ならびにモバイル発信呼およびモバイル発信CSフォールバックのためのアクセス規制が適用可能であることを、上位レイヤに知らせ、そのとき、プロシージャは終了する。
1> そうではなく、UEがモバイル発信シグナリングのためのRRC接続を確立している場合、
2> 「Tbarring」としてのT305および「AC規制パラメータ」としてのac-BarringForMO-Signallingを使用して、5.3.3.11において指定されているようなアクセス規制チェックを実施する。
2> セルへのアクセスが規制されている場合、
3> 中断指示を伴って、RRC接続を確立することに失敗したことまたはRRC接続を再開することに失敗したことについて、およびモバイル発信シグナリングのためのアクセス規制が適用可能であることを、上位レイヤに知らせ、そのとき、プロシージャは終了する。
1> そうではなく、UEがモバイル発信CSフォールバックのためのRRC接続を確立している場合、
2> SystemInformationBlockType2がac-BarringForCSFBを含む場合、
3> 「Tbarring」としてのT306および「AC規制パラメータ」としてのac-BarringForCSFBを使用して、5.3.3.11において指定されているようなアクセス規制チェックを実施する。
3> セルへのアクセスが規制されている場合、
4> 中断指示を伴って、RRC接続を確立することに失敗したことまたはRRC接続を再開することに失敗したことについて、およびモバイル発信CSフォールバックのためのアクセス規制が、ac-BarringForCSFBにより、適用可能であることを、上位レイヤに知らせ、そのとき、プロシージャは終了する。
2> 他の場合、
3> 「Tbarring」としてのT306および「AC規制パラメータ」としてのac-BarringForMO-Dataを使用して、5.3.3.11において指定されているようなアクセス規制チェックを実施する。
3> セルへのアクセスが規制されている場合、
4> タイマーT303が稼働していない場合、T306のタイマー値でT303を開始する。
4> 中断指示を伴って、RRC接続を確立することに失敗したことまたはRRC接続を再開することに失敗したことについて、ならびにモバイル発信CSフォールバックおよびモバイル発信呼のためのアクセス規制が、ac-BarringForMO-Dataにより、適用可能であることを、上位レイヤに知らせ、そのとき、プロシージャは終了する。
1> そうではなく、UEが、モバイル発信MMTELボイス、モバイル発信MMTELビデオ、モバイル発信SMSoIPまたはモバイル発信SMSのためのRRC接続を確立している場合、
2> UEがモバイル発信MMTELボイスのためのRRC接続を確立しており、SystemInformationBlockType2がac-BarringSkipForMMTELVoiceを含む場合、あるいは
2> UEがモバイル発信MMTELビデオのためのRRC接続を確立しており、SystemInformationBlockType2がac-BarringSkipForMMTELVideoを含む場合、あるいは
2> UEがモバイル発信SMSoIPまたはSMSのためのRRC接続を確立しており、SystemInformationBlockType2がac-BarringSkipForSMSを含む場合、
3> セルへのアクセスを、規制されていないと見なす。
2> 他の場合、
3> より高いレイヤから受信されたestablishmentCauseがmo-Signallingにセットされた場合(mo-Signallingが3GPP TS24.301[35]に従ってhighPriorityAccessによって、またはサブクローズ5.3.3.3に従ってmo-VoiceCallによって置き換えられる場合を含む)、
4> 「Tbarring」としてのT305および「AC規制パラメータ」としてのac-BarringForMO-Signallingを使用して、5.3.3.11において指定されているようなアクセス規制チェックを実施する。
4> セルへのアクセスが規制されている場合、
5> 中断指示を伴って、RRC接続を確立することに失敗したことまたはRRC接続を再開することに失敗したことについて、およびモバイル発信シグナリングのためのアクセス規制が適用可能であることを、上位レイヤに知らせ、そのとき、プロシージャは終了する。
3> より高いレイヤから受信されたestablishmentCauseがmo-Dataにセットされた場合(mo-Dataが3GPP TS24.301[35]に従ってhighPriorityAccessによって、またはサブクローズ5.3.3.3に従ってmo-VoiceCallによって置き換えられる場合を含む)、
4> 「Tbarring」としてのT303および「AC規制パラメータ」としてのac-BarringForMO-Dataを使用して、5.3.3.11において指定されているようなアクセス規制チェックを実施する。
4> セルへのアクセスが規制されている場合、
5> SystemInformationBlockType2がac-BarringForCSFBを含むか、またはUEがCSフォールバックをサポートしない場合、
6> 中断指示を伴って、RRC接続を確立することに失敗したことまたはRRC接続を再開することに失敗したことについて、およびモバイル発信呼のためのアクセス規制が適用可能であることを、上位レイヤに知らせ、そのとき、プロシージャは終了する。
5> 他の場合(SystemInformationBlockType2がac-BarringForCSFBを含まず、UEがCSフォールバックをサポートする)、
6> タイマーT306が稼働していない場合、T303のタイマー値でT306を開始する。
6> 中断指示を伴って、RRC接続を確立することに失敗したことまたはRRC接続を再開することに失敗したことについて、ならびにモバイル発信呼およびモバイル発信CSフォールバックのためのアクセス規制が適用可能であることを、上位レイヤに知らせ、そのとき、プロシージャは終了する。
1> UEがRRC接続を再開している場合、
2> 5.3.10.3aに従って、設定された場合、(1つまたは複数の)MCG SCellを解放する。
2> 設定された場合、powerPrefIndicationConfigを解放し、稼働している場合、タイマーT340を停止する。
2> reportProximityConfigを解放し、関連する近接度ステータス報告タイマーをクリアする。
2> 設定された場合、obtainLocationConfigを解放する。
2> 設定された場合、idc-Configを解放する。
2> 設定された場合、measSubframePatternPCellを解放する。
2> (drb-ToAddModListSCGによって設定されたような)DRB設定を除いて、設定された場合、SCG設定全体を解放する。
2> 設定された場合、PCellのためのnaics-Infoを解放する。
2> 5.6.14.3に記載されているように、設定された場合、LWA設定を解放する。
2> 5.6.17.3に記載されているように、設定された場合、LWIP設定を解放する。
2> 設定された場合、bw-PreferenceIndicationTimerを解放し、稼働している場合、タイマーT341を停止する。
2> 設定された場合、delayBudgetReportingConfigを解放し、稼働している場合、タイマーT342を停止する。
1> 9.2.4において指定されているようなデフォルト物理チャネル設定を適用する。
1> 9.2.3において指定されているようなデフォルト半永続的スケジューリング設定を適用する。
1> 9.2.2において指定されているようなデフォルトMACメイン設定を適用する。
1> 9.1.1.2において指定されているようなCCCH設定を適用する。
1> SystemInformationBlockType2中に含まれるtimeAlignmentTimerCommonを適用する。
1> タイマーT300を開始する。
1> UEがRRC接続を再開している場合、
2> 5.3.3.3aに従ってRRCConnectionResumeRequestメッセージの送信を始動する。
1> 他の場合、
2> 記憶されている場合、UE ASコンテキストおよびresumeIdentityを廃棄する。
2> 5.3.3.3に従ってRRCConnectionRequestメッセージの送信を始動する。
注2: 接続確立プロシージャを始動したとき、UEは、UEが、RRC_IDLE状態にあるUEのためにのみ適用可能な最新のシステム情報を維持することを保証することを必要とされない。しかしながら、UEは、セル再選択時にシステム情報収集を実施する必要がある。
一方、NB-IoTでは、プロシージャが始動すると、UEは、3GPP TS36.331に従って以下のアクションを実施するものとする。
1> UEがモバイル発信例外データのためのRRC接続を確立または再開している場合、あるいは
1> UEがモバイル発信データのためのRRC接続を確立または再開している場合、あるいは
1> UEが遅延耐性アクセスのためのRRC接続を確立または再開している場合、あるいは
1> UEがモバイル発信シグナリングのためのRRC接続を確立または再開している場合、
2> 5.3.3.14において指定されているようなアクセス規制チェックを実施する。
2> セルへのアクセスが規制されている場合、
3> 中断指示を伴って、RRC接続を確立することに失敗したことまたはRRC接続を再開することに失敗したことについて、およびアクセス規制が適用可能であることを、上位レイヤに知らせ、そのとき、プロシージャは終了する。
1> 9.2.4において指定されているようなデフォルト物理チャネル設定を適用する。
1> 9.2.2において指定されているようなデフォルトMACメイン設定を適用する。
1> 9.1.1.2において指定されているようなCCCH設定を適用する。
1> タイマーT300を開始する。
1> UEがRRC接続を確立している場合、
2> 5.3.3.3に従ってRRCConnectionRequestメッセージの送信を始動する。
1> そうではなく、UEがRRC接続を再開している場合、
2> 5.3.3.3aに従ってRRCConnectionResumeRequestメッセージの送信を始動する。
注3: 接続確立または再開プロシージャを始動したとき、UEは、UEが、RRC_IDLE状態にあるUEのためにのみ適用可能な最新のシステム情報を維持することを保証することを必要とされない。しかしながら、UEは、セル再選択時にシステム情報収集を実施する必要がある。
これより前に、C-RNTIを割り当てるために下位レイヤシグナリングが使用される。3GPP TS36.321[6]からの以下の抜粋は、追加のコンテキストを提供する。UEがRRCConnectionSetupメッセージを受信したとき、UEは、以下を行うものとする。
1> RRCConnectionResumeRequestに応答してRRCConnectionSetupが受信された場合、
2> 記憶されたUE ASコンテキストおよびresumeIdentityを廃棄する。
2> RRC接続再開がフォールバックされたことを上位レイヤに指示する。
1> 受信されたradioResourceConfigDedicatedに従って、および5.3.10において指定されているように、無線リソース設定プロシージャを実施する。
1> 記憶されている場合、idleModeMobilityControlInfoによって提供されたまたは別のRATから継承されたセル再選択優先度情報を廃棄する。
1> 記憶されている場合、redirectedCarrierOffsetDedicatedによって提供された専用オフセットを廃棄する。
1> タイマーT300を停止する。
1> 稼働している場合、タイマーT302を停止する。
1> 稼働している場合、タイマーT303を停止する。
1> 稼働している場合、タイマーT305を停止する。
1> 稼働している場合、タイマーT306を停止する。
1> 稼働している場合、タイマーT308を停止する。
1> 5.3.3.7において指定されているようなアクションを実施する。
1> 稼働している場合、タイマーT320を停止する。
1> 稼働している場合、タイマーT350を停止する。
1> 5.6.12.4において指定されているようなアクションを実施する。
1> 5.6.16.2において指定されているように、設定された場合、rclwi-Configurationを解放する。
1> 稼働している場合、タイマーT360を停止する。
1> 稼働している場合、タイマーT322を停止する。
1> RRC_CONNECTEDに入る。
1> セル再選択プロシージャを停止する。
1> 現在のセルをPCellであると見なす。
1> RRCConnectionSetupCompleteメッセージのコンテンツを以下のようにセットする。
2> RRCConnectionResumeRequestに応答してRRCConnectionSetupが受信された場合、
3> 上位レイヤがS-TMSIを提供する場合、
4> s-TMSIを、上位レイヤから受信された値にセットする。
2> selectedPLMN-Identityを、SystemInformationBlockType1(または、NB-IoTではSystemInformationBlockType1-NB)中のplmn-IdentityList中に含まれる(1つまたは複数の)PLMNから上位レイヤによって選択されたPLMNにセットする(TS23.122[11]、TS24.301[35]参照)。
2> 上位レイヤが「登録されたMME」を提供する場合、registeredMMEを含め、以下のようにセットする。
3> 「登録されたMME」のPLMN識別情報が、上位レイヤによって選択されたPLMNとは異なる場合、
4> registeredMME中にplmnIdentityを含め、plmnIdentityを、上位レイヤから受信された「登録されたMME」中のPLMN識別情報の値にセットする。
3> mmegiおよびmmecを、上位レイヤから受信された値にセットする。
2> 上位レイヤが「登録されたMME」を提供した場合、
3> gummei-Typeを含め、上位レイヤによって提供された値にセットする。
2> UEが(1つまたは複数の)CIoT EPS最適化をサポートする場合、
3> 上位レイヤから受信された場合、attachWithoutPDN-Connectivityを含める。
3> 上位レイヤから受信された場合、up-CIoT-EPS-Optimisationを含める。
3> NB-IoTを除いて、上位レイヤから受信された場合、cp-CIoT-EPS-Optimisationを含める。
2> RNとして接続する場合、
3> rn-SubframeConfigReqを含める。
2> dedicatedInfoNASを、上位レイヤから受信された情報を含めるようにセットする。
2> NB-IoTを除いて、
3> UEが、VarRLF-Report中で利用可能な無線リンク失敗またはハンドオーバ失敗情報を有する場合、およびRPLMNが、VarRLF-Reportに記憶されたplmn-IdentityList中に含まれる場合、
4> rlf-InfoAvailableを含める。
3> UEが、E-UTRAのために利用可能なMBSFNのロギングされた測定を有する場合、およびRPLMNが、VarLogMeasReportに記憶されたplmn-IdentityList中に含まれる場合、
4> logMeasAvailableMBSFNを含める。
3> そうではなく、UEが、E-UTRAのために利用可能なロギングされた測定を有する場合、およびRPLMNが、VarLogMeasReportに記憶されたplmn-IdentityList中に含まれる場合、
4> logMeasAvailableを含める。
3> UEが、VarConnEstFailReport中で利用可能な接続確立失敗情報を有する場合、およびRPLMNが、VarConnEstFailReportに記憶されたplmn-Identityに等しい場合、
4> connEstFailInfoAvailableを含める。
3> mobilityStateを含め、mobilityStateを、RRC_CONNECTED状態に入る直前のUEの(TS36.304[4]において指定されているような)モビリティ状態にセットする。
3> UEがモビリティ履歴情報の記憶をサポートし、UEが、VarMobilityHistoryReport中で利用可能なモビリティ履歴情報を有する場合、
4> mobilityHistoryAvailを含める。
2> DCN-ID値(TS23.401[41]参照)が上位レイヤから受信された場合、dcn-IDを含める。
2> UEが、連続するアップリンク送信中にULギャップを必要とする場合、
3> ue-CE-NeedULGapsを含める。
2> 送信のためにRRCConnectionSetupCompleteメッセージを下位レイヤにサブミットし、そのとき、プロシージャが終了する。
C-RNTIを割り当てるために下位シグナリングが使用される上記のシナリオに続いて、UEがRRCConnectionResumeメッセージを受信したとき、UEは、以下を行うものとする。
1> タイマーT300を停止する。
1> SRB2およびすべてのDRBについて、PDCP状態を回復し、PDCPエンティティを再確立する。
1> drb-ContinueROHCが含まれる場合、
2> 記憶されたUE ASコンテキストが使用されることと、drb-ContinueROHCが設定されたこととを下位レイヤに指示する。
2> ヘッダ圧縮プロトコルで設定された、DRBのためのヘッダ圧縮プロトコルコンテキストを続ける。
1> 他の場合、
2> 記憶されたUE ASコンテキストが使用されることを下位レイヤに指示する。
2> ヘッダ圧縮プロトコルで設定された、DRBのためのヘッダ圧縮プロトコルコンテキストをリセットする。
1> 記憶されたUE ASコンテキストおよびresumeIdentityを廃棄する。
1> 受信されたradioResourceConfigDedicatedに従って、および5.3.10において指定されているように、無線リソース設定プロシージャを実施する。
1> 受信されたRRCConnectionResumeメッセージがsk-Counterを含む場合、
2> TS38.331[82、5.3.5.7]において指定されているようなキー更新プロシージャを実施する。
1> 受信されたRRCConnectionResumeメッセージがnr-RadioBearerConfigを含む場合、
2> TS38.331[82、5.3.5.5]において指定されているような無線ベアラ設定を実施する。
1> 受信されたRRCConnectionResumeメッセージがnr-RadioBearerConfigSを含む場合、
2> TS38.331[82、5.3.5.5]において指定されているような無線ベアラ設定を実施する。
1> SRB2およびすべてのDRBを再開する。
1> 記憶されている場合、idleModeMobilityControlInfoによって提供されたまたは別のRATから継承されたセル再選択優先度情報を廃棄する。
1> 記憶されている場合、redirectedCarrierOffsetDedicatedによって提供された専用オフセットを廃棄する。
1> RRCConnectionResumeメッセージがmeasConfigを含む場合、
2> 5.5.2において指定されているような測定設定プロシージャを実施する。
1> 稼働している場合、タイマーT302を停止する。
1> 稼働している場合、タイマーT303を停止する。
1> 稼働している場合、タイマーT305を停止する。
1> 稼働している場合、タイマーT306を停止する。
1> 稼働している場合、タイマーT308を停止する。
1> 5.3.3.7において指定されているようなアクションを実施する。
1> 稼働している場合、タイマーT320を停止する。
1> 稼働している場合、タイマーT350を停止する。
1> 5.6.12.4において指定されているようなアクションを実施する。
1> 稼働している場合、タイマーT360を停止する。
1> 稼働している場合、タイマーT322を停止する。
1> TS33.401[32]において指定されているように、RRCConnectionResumeメッセージ中で指示されるnextHopChainingCount値を使用して、現在のKeNBが関連付けられたKASMEキーに基づいて、KeNBキーを更新する。
1> nextHopChainingCount値を記憶する。
1> TS33.401[32]において指定されているように、前に設定された完全性アルゴリズムに関連付けられたKRRCintキーを導出する。
1> 前に設定されたアルゴリズムとKRRCintキーとを使用して、RRCConnectionResumeメッセージの完全性保護を検証するように下位レイヤに要求する。
1> RRCConnectionResumeメッセージの完全性保護チェックが失敗した場合、
2> 解放原因「その他」を伴って、5.3.12において指定されているような、RRC_CONNECTEDを出るときのアクションを実施し、そのとき、プロシージャが終了する。
1> TS33.401[32]において指定されているように、前に設定されたサイファ化アルゴリズムに関連付けられたKRRCencキーおよびKUPencキーを導出する。
1> 直ちに、前に設定されたアルゴリズムとKRRCintキーとを使用して完全性保護を再開するように下位レイヤを設定し、すなわち、完全性保護は、UEによって受信および送出されるすべての後続のメッセージに適用されるものとする。
1> サイファ化を再開し、サイファ化アルゴリズムとKRRCencキーとKUPencキーとを適用するように下位レイヤを設定し、すなわち、サイファ化設定は、UEによって受信および送出されるすべての後続のメッセージに適用されるものとする。
1> RRC_CONNECTEDに入る。
1> 中断されたRRC接続が再開されたことを上位レイヤに指示する。
1> セル再選択プロシージャを停止する。
1> 現在のセルをPCellであると見なす。
1> RRCConnectionResumeCompleteメッセージのコンテンツを以下のようにセットする。
2> selectedPLMN-Identityを、SystemInformationBlockType1中のplmn-IdentityList中に含まれる(1つまたは複数の)PLMNから上位レイヤによって選択されたPLMNにセットする(TS23.122[11]、TS24.301[35]参照)。
2> dedicatedInfoNASを、上位レイヤから受信された情報を含めるようにセットする。
2> NB-IoTを除いて、
3> UEが、VarRLF-Report中で利用可能な無線リンク失敗またはハンドオーバ失敗情報を有する場合、およびRPLMNが、VarRLF-Reportに記憶されたplmn-IdentityList中に含まれる場合、
4> rlf-InfoAvailableを含める。
3> UEが、E-UTRAのために利用可能なMBSFNのロギングされた測定を有する場合、およびRPLMNが、VarLogMeasReportに記憶されたplmn-IdentityList中に含まれる場合、
4> logMeasAvailableMBSFNを含める。
3> そうではなく、UEが、E-UTRAのために利用可能なロギングされた測定を有する場合、およびRPLMNが、VarLogMeasReportに記憶されたplmn-IdentityList中に含まれる場合、
4> logMeasAvailableを含める。
3> UEが、VarConnEstFailReport中で利用可能な接続確立失敗情報を有する場合、およびRPLMNが、VarConnEstFailReportに記憶されたplmn-Identityに等しい場合、
4> connEstFailInfoAvailableを含める。
3> mobilityStateを含め、mobilityStateを、RRC_CONNECTED状態に入る直前のUEの(TS36.304[4]において指定されているような)モビリティ状態にセットする。
3> UEがモビリティ履歴情報の記憶をサポートし、UEが、VarMobilityHistoryReport中で利用可能なモビリティ履歴情報を有する場合、
4> mobilityHistoryAvailを含める。
1> 送信のためにRRCConnectionResumeCompleteメッセージを下位レイヤにサブミットする。
1> プロシージャが終了する。
T300満了時の再開プロシージャのとき、UEは、以下を行うものとする。
1> タイマーT300が満了した場合、
2> MACをリセットし、MAC設定を解放し、確立されたすべてのRBについてRLCを再確立する。
2> UEがNB-IoT UEである場合、
3> connEstFailOffsetがSystemInformationBlockType2-NB中に含まれる場合、
4> TS36.304[4]に従ってセル選択および再選択を実施するとき、当該のセルについてパラメータQoffsettempのためのconnEstFailOffsetを使用する。
3> 他の場合、
4> TS36.304[4]に従ってセル選択および再選択を実施するとき、当該のセルについてパラメータQoffsettempのための無限大の値を使用する。
注0: NB-IoTでは、UEがconnEstFailOffsetを適用する前に同じセル上でT300満了を検出する回数と、UEがセルの評価からオフセットを除去する前にconnEstFailOffsetを適用する時間の量とは、UE実装形態次第である。
2> そうではなく、UEがRRC接続確立失敗一時Qoffsetをサポートし、T300が、txFailParamsがSystemInformationBlockType2中に含まれる同じセル上で連続connEstFailCount回満了した場合、
3> connEstFailOffsetValidityによって指示される期間の間、
4> TS36.304[4]およびTS25.304[40]に従ってセル選択および再選択を実施するとき、当該のセルについてパラメータQoffsettempのためのconnEstFailOffsetを使用する。
注1: セル選択を実施するとき、好適なまたは許容できるセルを見つけることができない場合、当該のセルについてconnEstFailOffsetValidity中にパラメータQoffsettempのためのconnEstFailOffsetを使用することを停止すべきかどうかは、UE実装形態次第である。
2> NB-IoTを除いて、以下の接続確立失敗情報を、そのフィールドを以下のようにセットすることによって、VarConnEstFailReportに記憶する。
3> もしあれば、VarConnEstFailReport中に含まれる情報をクリアする。
3> plmn-Identityを、SystemInformationBlockType1中のplmn-IdentityList中に含まれる(1つまたは複数の)PLMNから上位レイヤによって選択されたPLMNにセットする(TS23.122[11]、TS24.301[35]参照)。
3> failedCellIdを、接続確立失敗が検出されたセルのグローバルセル識別情報にセットする。
3> measResultFailedCellを、接続確立失敗が検出されたセルの、利用可能な場合、RSRPおよびRSRQを含めるように、およびUEが失敗を検出した瞬間までに集められた測定に基づいてセットする。
3> 利用可能な場合、measResultNeighCellsをセル再選択のために使用されるランキング基準の降順に、多くとも以下の数のネイバリングセル、すなわち、周波数ごとの6つの周波数内ネイバーおよび3つの周波数間ネイバー、ならびに、RATごとの周波数/周波数のセット(GERAN)ごとの3つのRAT間ネイバーについてのネイバリングセル測定を含めるように、および以下に従ってセットする。
4> 含まれる各ネイバーセルについて、利用可能である随意のフィールドを含める。
注2: UEは、セル再選択評価のために使用される利用可能な測定の最新の結果を含み、その測定は、TS36.133[16]において指定されているような性能要件に従って実施される。
3> 詳細なロケーション情報が利用可能である場合、locationInfoのコンテンツを以下のようにセットする。
4> locationCoordinatesを含める。
4> 利用可能な場合、horizontalVelocityを含める。
3> numberOfPreamblesSentを、失敗したランダムアクセスプロシージャについてのMACによって送出されたプリアンブルの数を指示するようにセットする。
3> contentionDetectedを、失敗したランダムアクセスプロシージャについての送信されたプリアンブルのうちの少なくとも1つについてTS36.321[6]において指定されているように競合解消が成功しなかったかどうかを指示するようにセットする。
3> maxTxPowerReachedを、最後に送信されたプリアンブルについて最大電力レベルが使用されたか否かを指示するようにセットする、TS36.321[6]参照。
2> 中断指示を伴って、RRC接続を確立することに失敗したことまたはRRC接続を再開することに失敗したことについて上位レイヤに知らせ、そのとき、プロシージャは終了する。
UEは、電源切断時にまたはデタッチ時に、接続確立失敗が検出されてから48時間後に、接続確立失敗情報を廃棄し、すなわち、UE変数VarConnEstFailReportを解放し得る。
現在、いくつかの課題が存在する。NRでは、UEが、RRC接続を再開したとき、すなわち、RRC_INACTIVE状態からRRC_CONNECTEDに遷移したとき、T300と同様のタイマーを開始するべきであることが同意された。このタイマーが、UEがRRC接続確立を実施しているときに、すなわち、RRC_IDLEからRRC_CONNECTEDに遷移しているときに使用されるのと同じタイマーであるかどうかは、同意されなかった。
加えて、以下の態様が、LTE RRCとは異なるNR RRCについて同意された。
第1に、NR RRCでは、接続を再開することを試みているUEに応答してネットワークが送出し得る、接続を再開するための再開メッセージは、暗号化される。これは、対応するRRCConnectionResumeメッセージが暗号化されない現在のLTE仕様とは異なる。
第2に、図4は、NRにおける再開プロシージャにおける例示的なRRCSuspendメッセージを示す。NR RRCでは、ネットワークは、RRC_INACTIVE状態に戻るようにUEに直ちに命令する中断メッセージで、UEからのResumeRequestに応答し得る。このメッセージも暗号化される。LTEでは、接続を再開することを試みているUEに中断メッセージを直接送出することは、可能でない。
最後に、図5は、NRにおける再開プロシージャにおける例示的なRRCReleaseメッセージを示す。NR RRCでは、ネットワークは、RRC_IDLE状態に戻るようにUEに直ちに命令する解放メッセージで、UEからのResumeRequestに応答し得る。このメッセージも暗号化される。LTEでは、接続を再開することを試みているUEに解放メッセージを直接送出することは、可能でない。
上記の差異により、以下の問題点が、NR RRC再開のためのタイマーをハンドリングすることに伴って発生する。
第1に、上記のすべての事例において、UEが応答して受信するメッセージは暗号化されるので、UEがメッセージを復号することが可能でない場合、メッセージを読み取ることは可能でなく、したがって、この理由で、この事例では、タイマーを停止することは可能でない。この事例は、たとえば、ネットワークとUEとが同期外れを起こしている場合、たとえば、ネットワークとUEとが、UEがどの状態にあるかについて一致しない場合、発生し得る。
第2に、UEは、NRにおいて、ResumeRequestに応答してより多くのメッセージを受信し得るので、LTEの場合のように、再開メッセージを受信したときにただタイマーを停止することは、ネットワークが再開メッセージで答えない場合にタイマーが稼働し続けるので、十分でない。
最後に、上記のどちらの事例においても、タイマーは、UEが、解放されてIDLEになっているか、中断されてINACTIVEになっているか、または解読することができないメッセージを受信するためのRRC再開プロシージャを放棄したにもかかわらず、稼働し続ける。これは、UEが、必要とされないときにこのタイマーの満了時にアクションをトリガすることを意味し、すなわち、タイマーの満了におけるアクションが、UEが依然として、UEがネットワーク応答を待っている状態にあるときにのみ実行されるべきであることを意味する。
既存のソリューションに関する上記の問題に対処するために、いくつかのイベント時に接続確立を停止するためのタイマーを使用することによって、接続確立における不要なアクションを回避するための方法、およびユーザ機器(UE)が開示される。本開示は、UEが再開プロシージャの満了時に停止されることを可能にし、さらに、UEが、再開プロシージャの満了後にネットワークからの応答を待ち続けるかまたは不要なアクションを実施するのを防ぐ。
本開示ではいくつかの実施形態が詳述される。方法の一実施形態によれば、ユーザ機器(UE)における接続確立のための方法は、接続確立を始動するためにネットワークノードに要求を送出することを含む。本方法は、加えて、ネットワークノードに要求を送出したとき、接続確立のためのタイマーを開始することであって、タイマーの満了がUEのための接続確立を停止する、タイマーを開始することを含む。本方法は、加えて、UEが中断メッセージまたは解放メッセージを受信したとき、あるいはタイマーが稼働している間にUEがセル再選択プロシージャを実施したとき、接続確立を停止するためにタイマーを停止することをさらに含む。
一実施形態では、接続確立は、再開プロシージャ、セットアッププロシージャ、または早期データ送信であり得る。
一実施形態では、本方法は、UEが解放メッセージを受信したとき、接続確立を停止するためにタイマーを停止した後に、時間期間の間、UEが解放メッセージを受信した後に実行するべきである後続のアクションを遅延させることをさらに含む。別の実施形態では、本方法は、解放メッセージがモビリティ制御情報を含むとき、UEにおいてセル情報を記憶することをさらに含む。また別の実施形態では、本方法は、解放メッセージがモビリティ制御情報を含まないとき、システム情報においてセル情報を適用することをさらに含む。
一実施形態では、本方法は、UEが中断メッセージを受信したとき、接続確立を停止するためにタイマーを停止したことに応答して、時間期間の間、UEが中断メッセージを受信した後に実行するべきである後続のアクションを遅延させることと、接続確立の中断を上位レイヤに指示することと、完全性保護を中断するように下位レイヤを設定することとをさらに含む。一実施形態では、時間期間は60msである。
一実施形態では、本方法は、タイマーが稼働している間にUEがセル再選択を実施したとき、接続確立を停止するためにタイマーを停止した後に、MACをリセットすることと、MAC設定を解放することと、接続確立の失敗を上位レイヤに知らせることとをさらに含む。
UEの一実施形態によれば、接続確立のためのUEは、少なくとも1つの処理回路要素と、処理回路要素によって実行されたとき、ユーザ機器に、接続確立を始動するためにネットワークノードに要求を送出することと、ネットワークノードに要求を送出したとき、接続確立のためのタイマーを開始することであって、タイマーの満了が接続確立を停止する、タイマーを開始することと、中断メッセージまたは解放メッセージを受信したとき、接続確立を停止するためにタイマーを停止することとを行わせる、プロセッサ実行可能命令を記憶する少なくとも1つのストレージとを備える。一実施形態では、UEは、タイマーが稼働している間にセル再選択プロシージャを実施したとき、接続確立を停止するためにタイマーを停止し得る。
本開示のいくつかの態様およびそれらの実施形態は、これらまたは他の課題のソリューションを提供し得る。本明細書で開示される問題点のうちの1つまたは複数に対処する様々な実施形態が、本明細書で提案される。
いくつかの実施形態は、以下の技術的利点のうちの1つまたは複数を提供し得る。本開示で開示される方法は、UEを停止するためのタイマーを使用することによって接続確立の満了時にUEを停止するためのセキュアな機構を提供し得る。本方法は、タイマーを、タイマーが稼働している間にUEがいくつかのアクションを実施しているとき、UEを停止するようにセットし得る。本方法はまた、タイマーを、UEがネットワークノードから返信メッセージを受信したとき、UEを停止するようにセットし得る。このようにして、本方法は、UEが、さらなるシグナリングが必要とされないとき、ネットワークにおいてさらなるシグナリングを生成するのを防ぎ得る。
特定の実施形態は、LTEとNRの両方において接続確立において使用され得る包括的なタイマーを与える。タイマーは、特定の実施形態では、満了した接続確立において実行されるべきでない不要なアクションを回避するために、いくつかのイベント時にUEを停止し得る。特定の実施形態は、さらに、適切なタイミングで接続確立においてUEを停止することによって、UEバッテリーを保存し、ネットワークにおけるリソースの効率を改善する。特定の実施形態は、UEがネットワークからの応答を待つ無限ループで身動きがとれないときにエラーメッセージが生じるのを防ぐ方法を含む。
以下の詳細な説明および図面に照らして、様々な他の特徴および利点が当業者に明らかになろう。いくつかの実施形態は、具陳された利点のいずれをも有しないか、いくつかを有するか、またはすべてを有し得る。
本明細書に組み込まれ、本明細書の一部をなす添付の図面は、本開示のいくつかの態様を示し、説明とともに本開示の原理について解説するように働く。
新無線(New Radio:NR)におけるユーザ機器の例示的な状態遷移を示す図である。 不良なダウンリンク無線条件によって引き起こされる例示的な再開プロシージャ失敗を示す図である。 不良なアップリンク無線条件によって引き起こされる例示的な再開プロシージャ失敗を示す図である。 ネットワークが解放メッセージで応答するときの例示的なRRC接続再開プロシージャを示す図である。 ネットワークが中断メッセージで応答するときの例示的なRRC接続再開プロシージャを示す図である。 いくつかの実施形態による、例示的な無線ネットワークを示す図である。 いくつかの実施形態による、例示的なユーザ機器を示す図である。 いくつかの実施形態による、例示的な仮想化環境を示す図である。 いくつかの実施形態による、中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続された例示的な通信ネットワークを示す図である。 いくつかの実施形態による、部分的無線接続上で基地局を介してユーザ機器と通信する例示的なホストコンピュータを示す図である。 いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される例示的な方法を示す図である。 いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される別の例示的な方法を示す図である。 いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される別のさらなる例示的な方法を示す図である。 いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装されるまた別の例示的な方法を示す図である。 いくつかの実施形態による、ユーザ機器における方法の流れ図である。 いくつかの実施形態による、例示的なユーザ機器のブロック概略図である。
従来のタイマーは、LTEにおけるいくつかの不良なダウンリンク/アップリンク送信またはNRにおけるたいていのイベントの下で適用可能でないことがある。そのような場合、従来のタイマーは、UEが別の状態に変更されていることがあるにもかかわらず、稼働し続ける。したがって、本開示の特定の実施形態は、UEがネットワークからメッセージを受信したとき、タイマーが稼働している間にUEがいくつかのアクションを実施したとき、またはタイマーが満了したとき、再開プロシージャを停止するための失敗タイマーを提供するための方法を提案する。本開示の失敗タイマーは、失敗タイマーがタイムアウトしたとき、UEが不要なプロシージャを実行するのを防ぐために導入される。
再開プロシージャにおいて失敗タイマーを利用することによって、UEは、UEが、セットアップメッセージ、拒否メッセージ、解放メッセージ、および中断メッセージなど、ネットワークからの有効なメッセージを受信したとき、停止され得、したがって、UEは、再開プロシージャを待つことを停止し、さらなるシグナリングを生成することなしに、受信されたメッセージに基づいて、対応する状態に変化し得る。特定の実施形態では、失敗タイマーはまた、失敗タイマーが稼働している間に、UEが、下位レイヤからの完全性チェック失敗の検出、セル再選択、または接続確立の中止など、いくつかのアクションを実施しているとき、UEを停止し得る。このソリューションはまた、失敗タイマーが、限られた時間期間の下で再開プロシージャを停止することを可能にし、これは、UEが、ネットワークが不良なダウンリンク/アップリンク送信によって損なわれているとき、ネットワークからの応答を待つのを防ぐ。
本明細書で開示される問題点のうちの1つまたは複数に対処する様々な実施形態が、本明細書で提案される。いくつかの実施形態は、以下の技術的利点のうちの1つまたは複数を提供し得る。たとえば、上記のシナリオによってトリガされるタイマーを使用することによって、ネットワークにおいてさらなるシグナリングを生成し、より多くのUEバッテリーを消費し、不要な干渉をもたらす、タイマーがタイムアウトしたときにUEが不要なプロシージャを実施することを回避することは、有益である。いくつかの実施形態は、これらの利点のいくつかを提供するか、いずれをも提供しないか、またはすべてを提供し得、他の技術的利点が、当業者に容易に明らかになる。
添付の図面を参照しながら、次に、本明細書で企図される実施形態のうちのいくつかがより十分に説明される。しかしながら、他の実施形態は、本明細書で開示される主題の範囲内に含まれており、開示される主題は、本明細書に記載される実施形態のみに限定されるものとして解釈されるべきではなく、むしろ、これらの実施形態は、当業者に主題の範囲を伝達するために、例として提供される。
概して、本明細書で使用されるすべての用語は、異なる意味が、明確に与えられ、および/またはその用語が使用されるコンテキストから暗示されない限り、関連する技術分野における、それらの用語の通常の意味に従って解釈されるべきである。1つの(a/an)/その(the)エレメント、装置、構成要素、手段、ステップなどへのすべての言及は、別段明示的に述べられていない限り、そのエレメント、装置、構成要素、手段、ステップなどの少なくとも1つの事例に言及しているものとしてオープンに解釈されるべきである。本明細書で開示されるいずれの方法のステップも、ステップが、別のステップに後続するかまたは先行するものとして明示的に説明されない限り、および/あるいはステップが別のステップに後続するかまたは先行しなければならないことが暗黙的である場合、開示される厳密な順序で実施される必要はない。本明細書で開示される実施形態のうちのいずれかの任意の特徴は、適切であればいかなる場合も、任意の他の実施形態に適用され得る。同じように、実施形態のうちのいずれかの任意の利点は、任意の他の実施形態に適用され得、その逆も同様である。同封の実施形態の他の目的、特徴、および利点は、以下の説明から明らかになる。
いくつかの実施形態では、非限定的な用語「UE」が使用される。本明細書でのUEは、無線信号を介してネットワークノードまたは別のUEと通信することが可能な、任意のタイプの無線デバイスであり得る。UEはまた、無線通信デバイス、ターゲットデバイス、デバイスツーデバイス(D2D)UE、マシン型UEまたはマシンツーマシン通信(M2M)が可能なUE、UEを装備したセンサー、iPAD、タブレット、モバイル端末、スマートフォン、ラップトップ埋込み機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、USBドングル、顧客構内機器(CPE:Customer Premises Equipment)などであり得る。
また、いくつかの実施形態では、一般用語「ネットワークノード」が使用される。ネットワークノードは、基地局、無線基地局、基地トランシーバ局、基地局コントローラ、ネットワークコントローラ、マルチ規格無線BS、gNB、NR BS、エボルブドノードB(eNB)、ノードB、マルチセル/マルチキャスト協調エンティティ(MCE)、リレーノード、アクセスポイント、無線アクセスポイント、リモートラジオユニット(RRU)、リモート無線ヘッド(RRH)、マルチ規格BS(別名MSR BS)、コアネットワークノード(たとえば、MME、SONノード、協調ノード、測位ノード、MDTノードなど)などの無線ネットワークノード、さらには、外部ノード(たとえば、第三者ノード、現在のネットワークの外部のノード)などを含み得る、任意の種類のネットワークノードであり得る。ネットワークノードは、テスト機器をも備え得る。
本明細書で使用される「シグナリング」という用語は、(たとえば、無線リソース制御(RRC)などを介した)高レイヤシグナリング、(たとえば、物理的制御チャネルまたはブロードキャストチャネルを介した)下位レイヤシグナリング、またはそれらの組合せのいずれかを含み得る。シグナリングは暗示的または明示的であり得る。シグナリングは、さらに、ユニキャスト、マルチキャストまたはブロードキャストであり得る。シグナリングはまた、別のノードに直接であるか、または第3のノードを介し得る。
特定の実施形態は、失敗タイマーTを停止するための新しい機構を導入することに基づく。タイマーTがLTEにおいて停止される既存の事例に加えて、タイマーはまた、UEが再開プロシージャを実施しているとき、すなわち、UEがResumeRequestメッセージを送出したとき、後続のイベントにおいて停止される。たとえば、タイマーTは、UEが中断メッセージを受信したとき、UEが解放メッセージを受信したとき、およびタイマーTが稼働している間にUEが下位レイヤ(たとえばPDCPレイヤ)中で完全性保護検証エラーを検出したとき、停止する。
加えて、RRC接続再確立のために使用されるタイマーT300とは別個の失敗タイマーTが導入される場合、タイマーTも、UEが再開プロシージャを実施しているとき、後続のイベントにおいて停止され得る。たとえば、タイマーTは、UEがRRCConnectionSetupメッセージを受信したとき、UEがRRCRejectメッセージを受信したとき、およびタイマーTが稼働している間にUEがセル再選択を実施したとき、停止する。上記で列挙されたイベントは網羅的でなく、タイマーTが停止され得る他の状況が発生し得ることが諒解されよう。
本開示の特定の実施形態は、38.331 NR RRC仕様において実装される。方法の第1の実施形態によれば、再開プロシージャは、RRCResumeRequestまたはRRCRequestが送信され、単一のタイマーT300が再開プロシージャにおいて規定されたとき、トリガされる。UEがRRCSuspendメッセージを受信したとき、たとえば、5.3.14.3において指定されているようにUEがRRCSuspendを受信すると、UEは、以下を行い得る。
1> このサブクローズにおいて規定されている後続のアクションを、RRCSuspendメッセージが受信された瞬間、または随意に、RRCSuspendメッセージの受信が正常に確認応答されたことを下位レイヤが指示したときの、どちらかより早いほうから、Xms遅延させる。
1> RRCSuspendメッセージがidleModeMobilityControlInfoを含む場合、
2> idleModeMobilityControlInfoによって提供されたセル再選択優先度情報を記憶する。
2> t320が含まれる場合、
3> t320の値に従ってセットされたタイマー値で、タイマーT320を開始する。
1> 他の場合、
2> システム情報中でブロードキャストされたセル再選択優先度情報を適用する。
1> ネットワークによって提供された以下の情報、すなわち、resumeIdentity、nextHopChainingCount、ran-PagingCycleおよびran-NotificationAreaInfoを記憶する。
1> すべてのSRBおよびDRBについてRLCエンティティを再確立する。
1> RRCResumeRequestに応答してRRCSuspendメッセージが受信された場合を除いて、
2> 現在のRRC設定と、現在のセキュリティコンテキストと、ROHC状態を含むPDCP状態と、ソースPCellにおいて使用されたC-RNTIと、ソースPCellのcellIdentityおよび物理セル識別情報とを含む、UE ASコンテキストを記憶する。
1> SRB0を除いて、すべての(1つまたは複数の)SRBおよび(1つまたは複数の)DRBを中断する。
1> periodic-RNAU-timerにセットされたタイマー値で、タイマーT380を開始する。
1> RRC接続の中断を上位レイヤに指示する。
1> 完全性保護およびサイファ化を中断するように下位レイヤを設定する。
1> RRC_INACTIVEに入り、TS38.304[21]において指定されているようなプロシージャを実施する。
いくつかの実施形態では、Xの値は設定可能であり得る。いくつかの実施形態では、Xの値は、LTEでは60msであり得る。いくつかの実施形態では、UEの上記の設定は、接続を確立するための、セットアッププロシージャ、または早期データ送信に適用され得る。
UEがRRCReleaseメッセージを受信したとき、たとえば、5.3.8.3において指定されているようにUEがRRCReleaseを受信すると、UEは、以下を行い得る。
1> 記憶されたUE ASコンテキストおよびI-RNTIを廃棄する。
1> 稼働している場合、タイマーT300を停止する。
1> このサブクローズにおいて規定されている後続のアクションを、RRCReleaseメッセージが受信された瞬間、または随意に、RRCReleaseメッセージの受信が正常に確認応答されたことを下位レイヤが指示したときの、どちらかより早いほうから、Xms遅延させる。
1> RRCReleaseメッセージがidleModeMobilityControlInfoを含む場合、
2> idleModeMobilityControlInfoによって提供されたセル再選択優先度情報を記憶する。
2> t320が含まれる場合、
3> t320の値に従ってセットされたタイマー値で、タイマーT320を開始する。
1> 他の場合、
2> システム情報中でブロードキャストされたセル再選択優先度情報を適用する。
1> 5.3.11において指定されているような、RRC_IDLEに進むときのアクションを実施する。
ある実施形態では、Xの値は設定可能であり得る。いくつかの実施形態では、Xの値は、LTEでは60msであり得る。いくつかの実施形態では、RRCReleaseプロシージャは、loadBalancingTAURequiredと等価である機構をサポートし得る。いくつかの実施形態では、RRCReleaseプロシージャは、異なる解放原因によってトリガされ得、異なるアクションに関連付けられ得る。
再開プロシージャが、T300満了時に、またはT300が稼働している間の下位レイヤからの完全性チェック失敗時に、たとえば、5.3.13.5において指定されているような、T300満了時に、またはT300が稼働している間の下位レイヤからの完全性チェック失敗時に、トリガされたとき、UEは、以下を行い得る。
1> タイマーT300が満了したか、またはT300が稼働している間の下位レイヤからの完全性チェック失敗の場合、
2> 稼働している場合、タイマーT300を停止する。
2> 記憶されたUE ASコンテキストおよびresumeIdentityを廃棄する。
2> MACをリセットし、MAC設定を解放し、確立されたすべてのRBについてRLCを再確立する。
2> RRC接続を再開することに失敗したことについて上位レイヤに知らせ、そのとき、プロシージャは終了する。
いくつかの実施形態では、T319はT300と同じであり得る。いくつかの実施形態では、UEの上記の設定は、接続を確立するための、セットアッププロシージャ、または早期データ送信に適用され得る。
以下の表1は、いくつかの実施形態による、7.1.1において指定されているように再開プロシージャにおいて実装される、本開示のタイマーT300およびT302を示す。
Figure 0007059392000001
方法の第2の実施形態によれば、たとえば5.2.2では、RRCRequestが送信されたとき、T300がトリガされ、RRCResumeRequestが再開プロシージャにおいて送信されたとき、T319がトリガされる。第2の実施形態では、追加のステップは、T300を開始すべきなのかT319を開始すべきなのかを選択することであり得る。また、LTEにおいて、UEが、RRCConnectionResumeRequestまたはRRCConnectionRequestに応答してRRCRejectまたはRRCSetupを受信することが可能であり得る場合でも、2つのタイマーT300およびT319が規定されることは、NRのための完全に新しいプロシージャに加えて、本開示における各実施形態の潜在的変更を必要とする。したがって、本開示で示される特定の実施形態は、新しいNRプロシージャにより完全に新しい、5.2.1と等価ないくつかの部分を含む。いくつかの実施形態では、T300またはT319は、接続を確立するための早期データ送信に適用され得る。
UEがRRCSuspendメッセージを受信したとき、たとえば、5.3.14.3において指定されているようにUEがRRCSuspendを受信すると、UEは、以下を行い得る。
1> このサブクローズにおいて規定されている後続のアクションを、RRCSuspendメッセージが受信された瞬間、または随意に、RRCSuspendメッセージの受信が正常に確認応答されたことを下位レイヤが指示したときの、どちらかより早いほうから、Xms遅延させる。
1> 稼働している場合、タイマーT300またはT319を停止する。
1> RRCSuspendメッセージがidleModeMobilityControlInfoを含む場合、
2> idleModeMobilityControlInfoによって提供されたセル再選択優先度情報を記憶する。
2> t320が含まれる場合、
3> t320の値に従ってセットされたタイマー値で、タイマーT320を開始する。
1> 他の場合、
2> システム情報中でブロードキャストされたセル再選択優先度情報を適用する。
1> ネットワークによって提供された以下の情報、すなわち、resumeIdentity、nextHopChainingCount、ran-PagingCycleおよびran-NotificationAreaInfoを記憶する。
1> すべてのSRBおよびDRBについてRLCエンティティを再確立する。
1> RRCResumeRequestに応答してRRCSuspendメッセージが受信された場合を除いて、
2> 現在のRRC設定と、現在のセキュリティコンテキストと、ROHC状態を含むPDCP状態と、ソースPCellにおいて使用されたC-RNTIと、ソースPCellのcellIdentityおよび物理セル識別情報とを含む、UE ASコンテキストを記憶する。
1> SRB0を除いて、すべての(1つまたは複数の)SRBおよび(1つまたは複数の)DRBを中断する。
1> periodic-RNAU-timerにセットされたタイマー値で、タイマーT380を開始する。
1> RRC接続の中断を上位レイヤに指示する。
1> 完全性保護およびサイファ化を中断するように下位レイヤを設定する。
1> RRC_INACTIVEに入り、TS38.304[21]において指定されているようなプロシージャを実施する。
ある実施形態では、Xの値は設定可能であり得る。いくつかの実施形態では、Xの値は、LTEでは60msであり得る。
UEがRRCReleaseメッセージを受信したとき、たとえば、5.3.8.3において指定されているようにUEがRRCReleaseを受信すると、UEは、以下を行い得る。
1> 記憶されたUE ASコンテキストおよびI-RNTIを廃棄する。
1> 稼働している場合、タイマーT300またはT319を停止する。
1> このサブクローズにおいて規定されている後続のアクションを、RRCReleaseメッセージが受信された瞬間、または随意に、RRCReleaseメッセージの受信が正常に確認応答されたことを下位レイヤが指示したときの、どちらかより早いほうから、Xms遅延させる。
1> RRCReleaseメッセージがidleModeMobilityControlInfoを含む場合、
2> idleModeMobilityControlInfoによって提供されたセル再選択優先度情報を記憶する。
2> t320が含まれる場合、
3> t320の値に従ってセットされたタイマー値で、タイマーT320を開始する。
1> 他の場合、
2> システム情報中でブロードキャストされたセル再選択優先度情報を適用する。
1> 5.3.11において指定されているような、RRC_IDLEに進むときのアクションを実施する。
ある実施形態では、Xの値は設定可能であり得る。いくつかの実施形態では、Xの値は、LTEでは60msであり得る。いくつかの実施形態では、RRCReleaseプロシージャは、loadBalancingTAURequiredと等価である機構をサポートし得る。いくつかの実施形態では、RRCReleaseプロシージャは、異なる解放原因によってトリガされ得、異なるアクションに関連付けられ得る。
方法の第3の実施形態によれば、特定の実施形態は、既存のLTE応答と等価であるが、2つの異なるタイマーT300およびT319が規定され得ることを考慮に入れる、NRにおける部分の実装形態を示す。UEがRRCSetupメッセージを受信したとき、たとえば、5.3.3.4において指定されているようにUEがRRCSetupを受信すると、UEは、以下を行い得る。
1> RRCResumeRequestに応答してRRCSetupが受信された場合、
2> 記憶されたUE ASコンテキストおよびI-RNTIを廃棄する。
2> RRC接続再開がフォールバックされたことを上位レイヤに指示する。
1> 受信されたmasterCellGroupに従って、および5.3.5.5において指定されているように、セルグループ設定プロシージャを実施する。
1> 受信されたradioBearerConfigに従って、および5.3.5.6において指定されているように、無線ベアラ設定プロシージャを実施する。
1> 記憶されている場合、idleModeMobilityControlInfoによって提供されたまたは別のRATから継承されたセル再選択優先度情報を廃棄する。
1> 稼働している場合、タイマーT300またはT319を停止する。
1> 稼働している場合、タイマーT320を停止する。
1> RRC_CONNECTEDに入る。
1> セル再選択プロシージャを停止する。
1> 現在のセルをPCellであると見なす。
1> RRCSetupCompleteメッセージのコンテンツを以下のようにセットする。
2> RRCResumeRequestに応答してRRCConnectionSetupが受信された場合、
3> 上位レイヤが5G-S-TMSIを提供する場合、
4> ng-5G-S-TMSIを、上位レイヤから受信された値にセットする。
2> selectedPLMN-Identityを、SystemInformationBlockType1中のplmn-IdentityList中に含まれる(1つまたは複数の)PLMNから上位レイヤによって選択されたPLMNにセットする(TS24.501[23])。
2> 上位レイヤが「登録されたAMF」を提供する場合、
3> registeredAMFを含め、以下のようにセットする。
4> 「登録されたAMF」のPLMN識別情報が、上位レイヤによって選択されたPLMNとは異なる場合、
5> registeredAMF中にplmnIdentityを含め、plmnIdentityを、上位レイヤから受信された「登録されたAMF」中のPLMN識別情報の値にセットする。
4> amf-Region、amf-SetId、amf-Pointerを、上位レイヤから受信された値にセットする。
3> guami-Typeを含め、上位レイヤによって提供された値にセットする。
2> 上位レイヤが1つまたは複数のS-NSSAIを提供する(TS23.003[20]参照)場合、
3> s-nssai-listを含め、コンテンツを上位レイヤによって提供された値にセットする。
2> dedicatedInfoNASを、上位レイヤから受信された情報を含めるようにセットする。
2> 送信のためにRRCSetupCompleteメッセージを下位レイヤにサブミットし、そのとき、プロシージャが終了する。
いくつかの実施形態では、idleModeMobilityControlInfoも、RRC_INACTIVEに入るUEのために適用され得る。この場合、情報エレメント(IE)の名前が変更され得る。いくつかの実施形態では、アクセス制御タイマーに関係するUEアクションが規定され得る。アクセス制御タイマーは、LTEにおけるT302、T303、T305、T306、T308と等価であり得る。たとえば、所与のタイマーが稼働していない場合、上位レイヤに知らせる。いくつかの実施形態では、guami-Typeは、含められ、上述の条件においてセットされることが、さらに決定され得る。
たとえば5.3.3.6において指定されているような、T300またはT319満了時に、UEは、以下を行い得る。
1> タイマーT300またはT300Xが満了した場合、
2> MACをリセットし、MAC設定を解放し、確立されたすべてのRBについてRLCを再確立する。
2> RRC接続を確立することに失敗したことについて上位レイヤに知らせ、そのとき、プロシージャは終了する。
UEがRRCRejectメッセージを受信したとき、たとえば、5.3.15において指定されているようにUEがRRCRejectを受信すると、UEは、以下を行い得る。
1> タイマーT300またはT300Xを停止する。
1> MACをリセットし、MAC設定を解放する。
1> waitTimeにセットされたタイマー値で、タイマーT302を開始する。
1> RRC接続を確立することに失敗したことと、アクセス制御関係情報とについて上位レイヤに知らせ、そのとき、プロシージャは終了する。
いくつかの実施形態では、RRCRejectは、リダイレクション情報および/または周波数/RAT再優先度付け情報を含み得る。いくつかの実施形態では、あるアクセス制御関係情報が、より高いレイヤに知らされ得る。
たとえば5.3.13.5において指定されているように、T319が満了しているか、またはT319が稼働している間にUEが下位レイヤから完全性チェック失敗を受信したとき、UEは、以下を行い得る。
1> タイマーT300Xが満了したか、またはT300Xが稼働している間の下位レイヤからの完全性チェック失敗の場合、
2> 稼働している場合、タイマーT300Xを停止する。
2> 記憶されたUE ASコンテキストおよびresumeIdentityを廃棄する。
2> MACをリセットし、MAC設定を解放し、確立されたすべてのRBについてRLCを再確立する。
2> RRC接続を再開することに失敗したことについて上位レイヤに知らせ、そのとき、プロシージャは終了する。
いくつかの実施形態では、T319はT300と同じであり得る。
たとえば5.3.3.5において指定されているように再開プロシージャにおいて、T300が稼働している間にUEがセル再選択を実施したとき、UEは、以下を行い得る。
1> T300が稼働している間にセル再選択が行われる場合、
2> タイマーT300が稼働している場合、
3> タイマーT300を停止する。
3> MACをリセットし、MAC設定を解放し、確立されたすべてのRBについてRLCを再確立する。
3> RRC接続を確立することに失敗したことまたはRRC接続を再開することに失敗したことについて上位レイヤに知らせる。
いくつかの実施形態では、セル再選択アクションは、LTEにおけるT302、T303、T305、T306およびT308と等価なアクセス制御タイマーなど、他のタイマーについて規定される必要があり得る。いくつかの実施形態では、UEの上記の設定は、接続を確立するための、セットアッププロシージャ、または早期データ送信に適用され得る。
たとえば5.3.3.5において指定されているように再開プロシージャにおいて、T300またはT319が稼働している間にUEがセル再選択を実施したとき、UEは、以下を行い得る。
1> T300またはT300Xが稼働している間にセル再選択が行われる場合、
2> タイマーT300が稼働している場合、
3> タイマーT300を停止する。
3> MACをリセットし、MAC設定を解放し、確立されたすべてのRBについてRLCを再確立する。
3> RRC接続を確立することに失敗したことまたはRRC接続を再開することに失敗したことについて上位レイヤに知らせる。
2> そうではなく、タイマーT300Xが稼働している場合、
3> タイマーT300Xを停止する。
3> MACをリセットし、MAC設定を解放し、確立されたすべてのRBについてRLCを再確立する。
3> RRC接続を確立することに失敗したことまたはRRC接続を再開することに失敗したことについて上位レイヤに知らせる。
いくつかの実施形態では、セル再選択アクションは、LTEにおけるT302、T303、T305、T306およびT308と等価なアクセス制御タイマーなど、他のタイマーについて規定される必要があり得る。いくつかの実施形態では、UEの上記の設定は、接続を確立するための、セットアッププロシージャ、または早期データ送信に適用され得る。
以下の表2は、いくつかの実施形態による、7.1.1において指定されているように再開プロシージャにおいて実装される、本開示のタイマーT300、T319およびT302を示す。
Figure 0007059392000002
図6は、いくつかの実施形態による、例示的な無線ネットワークである。本明細書で説明される主題は、任意の好適な構成要素を使用する任意の適切なタイプのシステムにおいて実装され得るが、本明細書で開示される実施形態は、図6に示されている例示的な無線ネットワークなどの無線ネットワークに関して説明される。簡単のために、図6の無線ネットワークは、ネットワーク606、ネットワークノード660および660b、ならびにWD610、610b、および610cのみを図示する。実際には、無線ネットワークは、無線デバイス間の通信、あるいは無線デバイスと、固定電話、サービスプロバイダ、または任意の他のネットワークノードもしくはエンドデバイスなどの別の通信デバイスとの間の通信をサポートするのに好適な任意の追加のエレメントをさらに含み得る。示されている構成要素のうち、ネットワークノード660および無線デバイス(WD)610は、追加の詳細とともに図示される。いくつかの実施形態では、ネットワークノード660は、図9にさらに図示されている基地局であり得る。いくつかの実施形態では、無線デバイス610は、図7、図9~図14、および図16にさらに示されている、ユーザ機器であり得る。無線デバイス610は、図15に関して説明される方法を実施し得る。無線ネットワークは、1つまたは複数の無線デバイスに通信および他のタイプのサービスを提供して、無線デバイスの、無線ネットワークへのアクセス、および/あるいは、無線ネットワークによってまたは無線ネットワークを介して提供されるサービスの使用を容易にし得る。
無線ネットワークは、任意のタイプの通信、電気通信、データ、セルラー、および/または無線ネットワーク、あるいは他の同様のタイプのシステムを含み、および/またはそれらとインターフェースし得る。いくつかの実施形態では、無線ネットワークは、特定の規格あるいは他のタイプのあらかじめ規定されたルールまたはプロシージャに従って動作するように設定され得る。したがって、無線ネットワークの特定の実施形態は、モバイル通信用グローバルシステム(GSM)、Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)、Long Term Evolution(LTE)、ならびに/あるいは他の好適な2G、3G、4G、または5G規格などの通信規格、IEEE802.11規格などの無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)規格、ならびに/あるいは、ワールドワイドインターオペラビリティフォーマイクロウェーブアクセス(WiMax)、Bluetooth、Z-Waveおよび/またはZigBee規格など、任意の他の適切な無線通信規格を実装し得る。
ネットワーク606は、1つまたは複数のバックホールネットワーク、コアネットワーク、IPネットワーク、公衆交換電話網(PSTN)、パケットデータネットワーク、光ネットワーク、ワイドエリアネットワーク(WAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、有線ネットワーク、無線ネットワーク、メトロポリタンエリアネットワーク、およびデバイス間の通信を可能にするための他のネットワークを備え得る。
ネットワークノード660およびWD610は、以下でより詳細に説明される様々な構成要素を備える。これらの構成要素は、無線ネットワークにおいて無線接続を提供することなど、ネットワークノードおよび/または無線デバイス機能性を提供するために協働する。異なる実施形態では、無線ネットワークは、任意の数の有線または無線ネットワーク、ネットワークノード、基地局、コントローラ、無線デバイス、中継局、ならびに/あるいは有線接続を介してかまたは無線接続を介してかにかかわらず、データおよび/または信号の通信を容易にするかまたはその通信に参加し得る、任意の他の構成要素またはシステムを備え得る。
本明細書で使用されるネットワークノードは、無線デバイスと、ならびに/あるいは、無線デバイスへの無線アクセスを可能にし、および/または提供する、および/または、無線ネットワークにおいて他の機能(たとえば、アドミニストレーション)を実施するための、無線ネットワーク中の他のネットワークノードまたは機器と、直接または間接的に通信することが可能な、そうするように設定された、構成された、および/または動作可能な機器を指す。ネットワークノードの例は、限定はしないが、アクセスポイント(AP)(たとえば、無線アクセスポイント)、基地局(BS)(たとえば、無線基地局、ノードB、およびエボルブドノードB(eNB))を含む。基地局は、基地局が提供するカバレッジの量(または、言い方を変えれば、基地局の送信電力レベル)に基づいてカテゴリー分類され得、その場合、フェムト基地局、ピコ基地局、マイクロ基地局、またはマクロ基地局と呼ばれることもある。基地局は、リレーを制御する、リレーノードまたはリレードナーノードであり得る。ネットワークノードは、リモート無線ヘッド(RRH)と呼ばれることがある、集中型デジタルユニットおよび/またはリモートラジオユニット(RRU)など、分散型無線基地局の1つまたは複数(またはすべて)の部分をも含み得る。そのようなリモートラジオユニットは、アンテナ統合無線機としてアンテナと統合されることも統合されないこともある。分散型無線基地局の部分は、分散型アンテナシステム(DAS)において、ノードと呼ばれることもある。ネットワークノードのまたさらなる例は、マルチ規格無線(MSR)BSなどのMSR機器、無線ネットワークコントローラ(RNC)または基地局コントローラ(BSC)などのネットワークコントローラ、基地トランシーバ局(BTS)、送信ポイント、送信ノード、マルチセル/マルチキャスト協調エンティティ(MCE)、コアネットワークノード(たとえば、MSC、MME)、O&Mノード、OSSノード、SONノード、測位ノード(たとえば、E-SMLC)、および/あるいはMDTを含む。別の例として、ネットワークノードは、以下でより詳細に説明されるように、仮想ネットワークノードであり得る。しかしながら、より一般的には、ネットワークノードは、無線ネットワークへのアクセスを可能にし、および/または無線デバイスに提供し、あるいは、無線ネットワークにアクセスした無線デバイスに何らかのサービスを提供することが可能な、そうするように設定された、構成された、および/または動作可能な任意の好適なデバイス(またはデバイスのグループ)を表し得る。
図6では、ネットワークノード660は、処理回路要素670と、デバイス可読媒体680と、インターフェース690と、補助機器684と、電源686と、電力回路要素687と、アンテナ662とを含む。図6の例示的な無線ネットワーク中に示されているネットワークノード660は、ハードウェア構成要素の示されている組合せを含むデバイスを表し得るが、他の実施形態は、構成要素の異なる組合せをもつネットワークノードを備え得る。ネットワークノードが、本明細書で開示されるタスク、特徴、機能および方法を実施するために必要とされるハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の好適な組合せを備えることを理解されたい。その上、ネットワークノード660の構成要素が、より大きいボックス内に位置する単一のボックスとして、または複数のボックス内で入れ子にされている単一のボックスとして図示されているが、実際には、ネットワークノードは、単一の示されている構成要素を組成する複数の異なる物理構成要素を備え得る(たとえば、デバイス可読媒体680は、複数の別個のハードドライブならびに複数のRAMモジュールを備え得る)。
同様に、ネットワークノード660は、複数の物理的に別個の構成要素(たとえば、ノードB構成要素およびRNC構成要素、またはBTS構成要素およびBSC構成要素など)から組み立てられ得、これらは各々、それら自体のそれぞれの構成要素を有し得る。ネットワークノード660が複数の別個の構成要素(たとえば、BTS構成要素およびBSC構成要素)を備えるいくつかのシナリオでは、別個の構成要素のうちの1つまたは複数が、いくつかのネットワークノードの間で共有され得る。たとえば、単一のRNCが、複数のノードBを制御し得る。そのようなシナリオでは、各一意のノードBとRNCとのペアは、いくつかの事例では、単一の別個のネットワークノードと見なされ得る。いくつかの実施形態では、ネットワークノード660は、複数の無線アクセス技術(RAT)をサポートするように設定され得る。そのような実施形態では、いくつかの構成要素は複製され得(たとえば、異なるRATのための別個のデバイス可読媒体680)、いくつかの構成要素は再使用され得る(たとえば、同じアンテナ662がRATによって共有され得る)。ネットワークノード660は、ネットワークノード660に統合された、たとえば、GSM、WCDMA、LTE、NR、WiFi、またはBluetooth無線技術など、異なる無線技術のための様々な示されている構成要素の複数のセットをも含み得る。これらの無線技術は、同じまたは異なるチップまたはチップのセット、およびネットワークノード660内の他の構成要素に統合され得る。
処理回路要素670は、ネットワークノードによって提供されるものとして本明細書で説明される、任意の決定動作、計算動作、または同様の動作(たとえば、いくつかの取得動作)を実施するように設定される。処理回路要素670によって実施されるこれらの動作は、処理回路要素670によって取得された情報を、たとえば、取得された情報を他の情報に変換することによって、処理すること、取得された情報または変換された情報をネットワークノードに記憶された情報と比較すること、ならびに/あるいは、取得された情報または変換された情報に基づいて、および前記処理が決定を行ったことの結果として、1つまたは複数の動作を実施することを含み得る。
処理回路要素670は、単体で、またはデバイス可読媒体680などの他のネットワークノード660構成要素と併せてのいずれかで、ネットワークノード660機能性を提供するように動作可能な、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理ユニット、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または任意の他の好適なコンピューティングデバイス、リソースのうちの1つまたは複数の組合せ、あるいはハードウェア、ソフトウェアおよび/または符号化された論理の組合せを備え得る。たとえば、処理回路要素670は、デバイス可読媒体680に記憶された命令、または処理回路要素670内のメモリに記憶された命令を実行し得る。そのような機能性は、本明細書で説明される様々な無線特徴、機能、または利益のうちのいずれかを提供することを含み得る。いくつかの実施形態では、処理回路要素670は、システムオンチップ(SOC)を含み得る。
いくつかの実施形態では、処理回路要素670は、無線周波数(RF)トランシーバ回路要素672とベースバンド処理回路要素674とのうちの1つまたは複数を含み得る。いくつかの実施形態では、無線周波数(RF)トランシーバ回路要素672とベースバンド処理回路要素674とは、別個のチップ(またはチップのセット)、ボード、または無線ユニットおよびデジタルユニットなどのユニット上にあり得る。代替実施形態では、RFトランシーバ回路要素672とベースバンド処理回路要素674との一部または全部は、同じチップまたはチップのセット、ボード、あるいはユニット上にあり得る。
いくつかの実施形態では、ネットワークノード、基地局、eNBまたは他のそのようなネットワークデバイスによって提供されるものとして本明細書で説明される機能性の一部または全部は、デバイス可読媒体680、または処理回路要素670内のメモリに記憶された、命令を実行する処理回路要素670によって実施され得る。代替実施形態では、機能性の一部または全部は、ハードワイヤード様式などで、別個のまたは個別のデバイス可読媒体に記憶された命令を実行することなしに、処理回路要素670によって提供され得る。それらの実施形態のいずれでも、デバイス可読記憶媒体に記憶された命令を実行するか否かにかかわらず、処理回路要素670は、説明される機能性を実施するように設定され得る。そのような機能性によって提供される利益は、処理回路要素670単独に、またはネットワークノード660の他の構成要素に限定されないが、全体としてネットワークノード660によって、ならびに/または概してエンドユーザおよび無線ネットワークによって、享受される。
デバイス可読媒体680は、限定はしないが、永続記憶域、固体メモリ、リモートマウントメモリ、磁気媒体、光媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、大容量記憶媒体(たとえば、ハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(たとえば、フラッシュドライブ、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD))を含む、任意の形態の揮発性または不揮発性コンピュータ可読メモリ、ならびに/あるいは、処理回路要素670によって使用され得る情報、データ、および/または命令を記憶する、任意の他の揮発性または不揮発性、非一時的デバイス可読および/またはコンピュータ実行可能メモリデバイスを備え得る。デバイス可読媒体680は、コンピュータプログラム、ソフトウェア、論理、ルール、コード、表などのうちの1つまたは複数を含むアプリケーション、および/または処理回路要素670によって実行されることが可能であり、ネットワークノード660によって利用される、他の命令を含む、任意の好適な命令、データまたは情報を記憶し得る。デバイス可読媒体680は、処理回路要素670によって行われた計算および/またはインターフェース690を介して受信されたデータを記憶するために使用され得る。いくつかの実施形態では、処理回路要素670およびデバイス可読媒体680は、統合されていると見なされ得る。
インターフェース690は、ネットワークノード660、ネットワーク606、および/またはWD610の間のシグナリングおよび/またはデータの有線または無線通信において使用される。示されているように、インターフェース690は、たとえば有線接続上でネットワーク606との間でデータを送出および受信するための(1つまたは複数の)ポート/(1つまたは複数の)端末694を備える。インターフェース690は、アンテナ662に結合されるか、またはいくつかの実施形態では、アンテナ662の一部であり得る、無線フロントエンド回路要素692をも含む。無線フロントエンド回路要素692は、フィルタ698と増幅器696とを備える。無線フロントエンド回路要素692は、アンテナ662および処理回路要素670に接続され得る。無線フロントエンド回路要素は、アンテナ662と処理回路要素670との間で通信される信号を調節するように設定され得る。無線フロントエンド回路要素692は、無線接続を介して他のネットワークノードまたはWDに送出されるべきであるデジタルデータを受信し得る。無線フロントエンド回路要素692は、デジタルデータを、フィルタ698および/または増幅器696の組合せを使用して適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号に変換し得る。無線信号は、次いで、アンテナ662を介して送信され得る。同様に、データを受信するとき、アンテナ662は無線信号を集め得、次いで、無線信号は無線フロントエンド回路要素692によってデジタルデータに変換される。デジタルデータは、処理回路要素670に受け渡され得る。他の実施形態では、インターフェースは、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを備え得る。
いくつかの代替実施形態では、ネットワークノード660は別個の無線フロントエンド回路要素692を含まないことがあり、代わりに、処理回路要素670は、無線フロントエンド回路要素を備え得、別個の無線フロントエンド回路要素692なしでアンテナ662に接続され得る。同様に、いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路要素672の全部または一部が、インターフェース690の一部と見なされ得る。さらに他の実施形態では、インターフェース690は、無線ユニット(図示せず)の一部として、1つまたは複数のポートまたは端末694と、無線フロントエンド回路要素692と、RFトランシーバ回路要素672とを含み得、インターフェース690は、デジタルユニット(図示せず)の一部であるベースバンド処理回路要素674と通信し得る。
アンテナ662は、無線信号を送出および/または受信するように設定された、1つまたは複数のアンテナまたはアンテナアレイを含み得る。アンテナ662は、無線フロントエンド回路要素692に結合され得、データおよび/または信号を無線で送信および受信することが可能な任意のタイプのアンテナであり得る。いくつかの実施形態では、アンテナ662は、たとえば2GHzと66GHzとの間の無線信号を送信/受信するように動作可能な1つまたは複数の全方向、セクタまたはパネルアンテナを備え得る。全方向アンテナは、任意の方向に無線信号を送信/受信するために使用され得、セクタアンテナは、特定のエリア内のデバイスから無線信号を送信/受信するために使用され得、パネルアンテナは、比較的直線ラインで無線信号を送信/受信するために使用される見通し線アンテナであり得る。いくつかの事例では、2つ以上のアンテナの使用は、MIMOと呼ばれることがある。いくつかの実施形態では、アンテナ662は、ネットワークノード660とは別個であり得、インターフェースまたはポートを通してネットワークノード660に接続可能であり得る。
アンテナ662、インターフェース690、および/または処理回路要素670は、ネットワークノードによって実施されるものとして本明細書で説明される任意の受信動作および/またはいくつかの取得動作を実施するように設定され得る。任意の情報、データおよび/または信号が、無線デバイス、別のネットワークノードおよび/または任意の他のネットワーク機器から受信され得る。同様に、アンテナ662、インターフェース690、および/または処理回路要素670は、ネットワークノードによって実施されるものとして本明細書で説明される任意の送信動作を実施するように設定され得る。任意の情報、データおよび/または信号が、無線デバイス、別のネットワークノードおよび/または任意の他のネットワーク機器に送信され得る。
電力回路要素687は、電力管理回路要素を備えるか、または電力管理回路要素に結合され得、本明細書で説明される機能性を実施するための電力を、ネットワークノード660の構成要素に供給するように設定される。電力回路要素687は、電源686から電力を受信し得る。電源686および/または電力回路要素687は、それぞれの構成要素に好適な形式で(たとえば、各それぞれの構成要素のために必要とされる電圧および電流レベルにおいて)、ネットワークノード660の様々な構成要素に電力を提供するように設定され得る。電源686は、電力回路要素687および/またはネットワークノード660中に含まれるか、あるいは電力回路要素687および/またはネットワークノード660の外部にあるかのいずれかであり得る。たとえば、ネットワークノード660は、電気ケーブルなどの入力回路要素またはインターフェースを介して外部電源(たとえば、電気コンセント)に接続可能であり得、それにより、外部電源は電力回路要素687に電力を供給する。さらなる例として、電源686は、電力回路要素687に接続された、または電力回路要素687中で統合された、バッテリーまたはバッテリーパックの形態の電力源を備え得る。バッテリーは、外部電源が落ちた場合、バックアップ電力を提供し得る。光起電力デバイスなどの他のタイプの電源も使用され得る。
ネットワークノード660の代替実施形態は、本明細書で説明される機能性、および/または本明細書で説明される主題をサポートするために必要な機能性のうちのいずれかを含む、ネットワークノードの機能性のいくつかの態様を提供することを担当し得る、図6に示されている構成要素以外の追加の構成要素を含み得る。たとえば、ネットワークノード660は、ネットワークノード660への情報の入力を可能にするための、およびネットワークノード660からの情報の出力を可能にするための、ユーザインターフェース機器を含み得る。これは、ユーザが、ネットワークノード660のための診断、メンテナンス、修復、および他のアドミニストレーティブ機能を実施することを可能にし得る。
本明細書で使用される無線デバイス(WD)は、ネットワークノードおよび/または他の無線デバイスと無線で通信することが可能な、そうするように設定された、構成された、および/または動作可能なデバイスを指す。別段に記載されていない限り、WDという用語は、本明細書ではユーザ機器(UE)と互換的に使用され得る。いくつかの実施形態では、無線デバイス610は、図7および図9~図16にさらに図示されている、ユーザ機器であり得る。無線で通信することは、空中で情報を伝達するのに好適な、電磁波、電波、赤外波、および/または他のタイプの信号を使用して無線信号を送信および/または受信することを伴い得る。いくつかの実施形態では、WDは、直接人間対話なしに情報を送信および/または受信するように設定され得る。たとえば、WDは、内部または外部イベントによってトリガされたとき、あるいはネットワークからの要求に応答して、所定のスケジュールでネットワークに情報を送信するように設計され得る。WDの例は、限定はしないが、スマートフォン、モバイルフォン、セルフォン、ボイスオーバーIP(VoIP)フォン、無線ローカルループ電話、デスクトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、無線カメラ、ゲーミングコンソールまたはデバイス、音楽記憶デバイス、再生器具、ウェアラブル端末デバイス、無線エンドポイント、移動局、タブレット、ラップトップ、ラップトップ内蔵機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、スマートデバイス、無線顧客構内機器(CPE:customer-premise equipment)、車載無線端末デバイスなどを含む。WDは、たとえばサイドリンク通信のための3GPP規格を実装することによって、デバイスツーデバイス(D2D)通信をサポートし得、この場合、D2D通信デバイスと呼ばれることがある。また別の特定の例として、モノのインターネット(IoT)シナリオでは、WDは、監視および/または測定を実施し、そのような監視および/または測定の結果を別のWDおよび/またはネットワークノードに送信する、マシンまたは他のデバイスを表し得る。WDは、この場合、マシンツーマシン(M2M)デバイスであり得、M2Mデバイスは、3GPPコンテキストではマシン型通信(MTC)デバイスと呼ばれることがある。1つの特定の例として、WDは、3GPP狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)規格を実装するUEであり得る。そのようなマシンまたはデバイスの特定の例は、センサー、電力計などの計量デバイス、産業用機械類、あるいは家庭用または個人用電気器具(たとえば冷蔵庫、テレビジョンなど)、個人用ウェアラブル(たとえば、時計、フィットネストラッカーなど)である。他のシナリオでは、WDは車両または他の機器を表し得、車両または他の機器は、その動作ステータスを監視することおよび/またはその動作ステータスに関して報告すること、あるいはその動作に関連付けられた他の機能が可能である。上記で説明されたWDは無線接続のエンドポイントを表し得、その場合、デバイスは無線端末と呼ばれることがある。さらに、上記で説明されたWDはモバイルであり得、その場合、デバイスはモバイルデバイスまたはモバイル端末と呼ばれることもある。
示されているように、無線デバイス610は、アンテナ611と、インターフェース614と、処理回路要素620と、デバイス可読媒体630と、ユーザインターフェース機器632と、補助機器634と、電源636と、電力回路要素637とを含む。WD610は、WD610によってサポートされる、たとえば、ほんの数個を挙げると、GSM、WCDMA、LTE、NR、WiFi、WiMAX、またはBluetooth無線技術など、異なる無線技術のための示されている構成要素のうちの1つまたは複数の複数のセットを含み得る。これらの無線技術は、WD610内の他の構成要素と同じまたは異なるチップまたはチップのセットに統合され得る。
アンテナ611は、無線信号を送出および/または受信するように設定された、1つまたは複数のアンテナまたはアンテナアレイを含み得、インターフェース614に接続される。いくつかの代替実施形態では、アンテナ611は、WD610とは別個であり、インターフェースまたはポートを通してWD610に接続可能であり得る。アンテナ611、インターフェース614、および/または処理回路要素620は、WDによって実施されるものとして本明細書で説明される任意の受信動作または送信動作を実施するように設定され得る。任意の情報、データおよび/または信号が、ネットワークノードおよび/または別のWDから受信され得る。いくつかの実施形態では、無線フロントエンド回路要素および/またはアンテナ611は、インターフェースと見なされ得る。
示されているように、インターフェース614は、無線フロントエンド回路要素612とアンテナ611とを備える。無線フロントエンド回路要素612は、1つまたは複数のフィルタ618と増幅器616とを備える。無線フロントエンド回路要素612は、アンテナ611および処理回路要素620に接続され、アンテナ611と処理回路要素620との間で通信される信号を調節するように設定される。無線フロントエンド回路要素612は、アンテナ611に結合されるか、またはアンテナ611の一部であり得る。いくつかの実施形態では、WD610は別個の無線フロントエンド回路要素612を含まないことがあり、むしろ、処理回路要素620は、無線フロントエンド回路要素を備え得、アンテナ611に接続され得る。同様に、いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路要素622の一部または全部が、インターフェース614の一部と見なされ得る。無線フロントエンド回路要素612は、無線接続を介して他のネットワークノードまたはWDに送出されるべきであるデジタルデータを受信し得る。無線フロントエンド回路要素612は、デジタルデータを、フィルタ618および/または増幅器616の組合せを使用して適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号に変換し得る。無線信号は、次いで、アンテナ611を介して送信され得る。同様に、データを受信するとき、アンテナ611は無線信号を集め得、次いで、無線信号は無線フロントエンド回路要素612によってデジタルデータに変換される。デジタルデータは、処理回路要素620に受け渡され得る。他の実施形態では、インターフェースは、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを備え得る。
処理回路要素620は、単体で、またはデバイス可読媒体630などの他のWD610構成要素と併せてのいずれかで、WD610機能性を提供するように動作可能な、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理ユニット、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または任意の他の好適なコンピューティングデバイス、リソースのうちの1つまたは複数の組合せ、あるいはハードウェア、ソフトウェアおよび/または符号化された論理の組合せを備え得る。そのような機能性は、本明細書で説明される様々な無線特徴または利益のうちのいずれかを提供することを含み得る。たとえば、処理回路要素620は、本明細書で開示される機能性を提供するために、デバイス可読媒体630に記憶された命令、または処理回路要素620内のメモリに記憶された命令を実行し得る。
示されているように、処理回路要素620は、RFトランシーバ回路要素622、ベースバンド処理回路要素624、およびアプリケーション処理回路要素626のうちの1つまたは複数を含む。他の実施形態では、処理回路要素は、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを備え得る。いくつかの実施形態では、WD610の処理回路要素620は、SOCを備え得る。いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路要素622、ベースバンド処理回路要素624、およびアプリケーション処理回路要素626は、別個のチップまたはチップのセット上にあり得る。代替実施形態では、ベースバンド処理回路要素624およびアプリケーション処理回路要素626の一部または全部は1つのチップまたはチップのセットになるように組み合わせられ得、RFトランシーバ回路要素622は別個のチップまたはチップのセット上にあり得る。さらに代替の実施形態では、RFトランシーバ回路要素622およびベースバンド処理回路要素624の一部または全部は同じチップまたはチップのセット上にあり得、アプリケーション処理回路要素626は別個のチップまたはチップのセット上にあり得る。また他の代替実施形態では、RFトランシーバ回路要素622、ベースバンド処理回路要素624、およびアプリケーション処理回路要素626の一部または全部は、同じチップまたはチップのセット中で組み合わせられ得る。いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路要素622は、インターフェース614の一部であり得る。RFトランシーバ回路要素622は、処理回路要素620のためのRF信号を調節し得る。
いくつかの実施形態では、WDによって実施されるものとして本明細書で説明される機能性の一部または全部は、デバイス可読媒体630に記憶された命令を実行する処理回路要素620によって提供され得、デバイス可読媒体630は、いくつかの実施形態では、コンピュータ可読記憶媒体であり得る。代替実施形態では、機能性の一部または全部は、ハードワイヤード様式などで、別個のまたは個別のデバイス可読記憶媒体に記憶された命令を実行することなしに、処理回路要素620によって提供され得る。それらの特定の実施形態のいずれでも、デバイス可読記憶媒体に記憶された命令を実行するか否かにかかわらず、処理回路要素620は、説明される機能性を実施するように設定され得る。そのような機能性によって提供される利益は、処理回路要素620単独に、またはWD610の他の構成要素に限定されないが、全体としてWD610によって、ならびに/または概してエンドユーザおよび無線ネットワークによって、享受される。
処理回路要素620は、WDによって実施されるものとして本明細書で説明される、任意の決定動作、計算動作、または同様の動作(たとえば、いくつかの取得動作)を実施するように設定され得る。処理回路要素620によって実施されるようなこれらの動作は、処理回路要素620によって取得された情報を、たとえば、取得された情報を他の情報に変換することによって、処理すること、取得された情報または変換された情報をWD610によって記憶された情報と比較すること、ならびに/あるいは、取得された情報または変換された情報に基づいて、および前記処理が決定を行ったことの結果として、1つまたは複数の動作を実施することを含み得る。
デバイス可読媒体630は、コンピュータプログラム、ソフトウェア、論理、ルール、コード、表などのうちの1つまたは複数を含むアプリケーション、および/または処理回路要素620によって実行されることが可能な他の命令を記憶するように動作可能であり得る。デバイス可読媒体630は、コンピュータメモリ(たとえば、ランダムアクセスメモリ(RAM)または読取り専用メモリ(ROM))、大容量記憶媒体(たとえば、ハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(たとえば、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD))、ならびに/あるいは、処理回路要素620によって使用され得る情報、データ、および/または命令を記憶する、任意の他の揮発性または不揮発性、非一時的デバイス可読および/またはコンピュータ実行可能メモリデバイスを含み得る。いくつかの実施形態では、処理回路要素620およびデバイス可読媒体630は、統合されていると見なされ得る。
ユーザインターフェース機器632は、人間のユーザがWD610と対話することを可能にする構成要素を提供し得る。そのような対話は、視覚、聴覚、触覚など、多くの形式のものであり得る。ユーザインターフェース機器632は、ユーザへの出力を作り出すように、およびユーザがWD610への入力を提供することを可能にするように動作可能であり得る。対話のタイプは、WD610にインストールされるユーザインターフェース機器632のタイプに応じて変動し得る。たとえば、WD610がスマートフォンである場合、対話はタッチスクリーンを介したものであり得、WD610がスマートメーターである場合、対話は、使用量(たとえば、使用されたガロンの数)を提供するスクリーン、または(たとえば、煙が検出された場合)可聴警報を提供するスピーカーを通したものであり得る。ユーザインターフェース機器632は、入力インターフェース、デバイスおよび回路、ならびに、出力インターフェース、デバイスおよび回路を含み得る。ユーザインターフェース機器632は、WD610への情報の入力を可能にするように設定され、処理回路要素620が入力情報を処理することを可能にするために、処理回路要素620に接続される。ユーザインターフェース機器632は、たとえば、マイクロフォン、近接度または他のセンサー、キー/ボタン、タッチディスプレイ、1つまたは複数のカメラ、USBポート、あるいは他の入力回路要素を含み得る。ユーザインターフェース機器632はまた、WD610からの情報の出力を可能にするように、および処理回路要素620がWD610からの情報を出力することを可能にするように設定される。ユーザインターフェース機器632は、たとえば、スピーカー、ディスプレイ、振動回路要素、USBポート、ヘッドフォンインターフェース、または他の出力回路要素を含み得る。ユーザインターフェース機器632の1つまたは複数の入力および出力インターフェース、デバイス、および回路を使用して、WD610は、エンドユーザおよび/または無線ネットワークと通信し、エンドユーザおよび/または無線ネットワークが本明細書で説明される機能性から利益を得ることを可能にし得る。
補助機器634は、概してWDによって実施されないことがある、より固有の機能性を提供するように動作可能である。これは、様々な目的のために測定を行うための特殊化されたセンサー、有線通信などのさらなるタイプの通信のためのインターフェースなどを備え得る。補助機器634の構成要素の包含およびタイプは、実施形態および/またはシナリオに応じて変動し得る。
電源636は、いくつかの実施形態では、バッテリーまたはバッテリーパックの形態のものであり得る。外部電源(たとえば、電気コンセント)、光起電力デバイスまたは電池など、他のタイプの電源も使用され得る。WD610は、電源636から、本明細書で説明または指示される任意の機能性を行うために電源636からの電力を必要とする、WD610の様々な部分に電力を配信するための、電力回路要素637をさらに備え得る。電力回路要素637は、いくつかの実施形態では、電力管理回路要素を備え得る。電力回路要素637は、追加または代替として、外部電源から電力を受信するように動作可能であり得、その場合、WD610は、電力ケーブルなどの入力回路要素またはインターフェースを介して(電気コンセントなどの)外部電源に接続可能であり得る。電力回路要素637はまた、いくつかの実施形態では、外部電源から電源636に電力を配信するように動作可能であり得る。これは、たとえば、電源636の充電のためのものであり得る。電力回路要素637は、電源636からの電力に対して、その電力を、電力が供給されるWD610のそれぞれの構成要素に好適であるようにするために、任意のフォーマッティング、変換、または他の修正を実施し得る。
図7は、本明細書で説明される様々な態様による、UEの一実施形態を示す。本明細書で使用されるユーザ機器またはUEは、必ずしも、関連するデバイスを所有し、および/または動作させる人間のユーザという意味におけるユーザを有するとは限らない。代わりに、UEは、人間のユーザへの販売、または人間のユーザによる動作を意図されるが、特定の人間のユーザに関連付けられないことがあるか、または特定の人間のユーザに初めに関連付けられないことがある、デバイス(たとえば、スマートスプリンクラーコントローラ)を表し得る。代替的に、UEはまた、人間のユーザへの販売、または人間のユーザによる動作を意図されないNB-IoT UEを含む、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって識別される任意のUEを備え得る。図7に示されているUE700は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)のGSM、UMTS、LTE、および/または5G規格など、3GPPによって公表された1つまたは複数の通信規格による通信のために設定されたWDの一例である。いくつかの実施形態では、ユーザ機器700は、図16にさらに図示されている、ユーザ機器であり得る。前述のように、WDおよびUEという用語は、互換的に使用され得る。したがって、図7はUEであるが、本明細書で説明される構成要素は、WDに等しく適用可能であり、その逆も同様である。
図7では、UE700は、入出力インターフェース705、無線周波数(RF)インターフェース709、ネットワーク接続インターフェース711、ランダムアクセスメモリ(RAM)717と読取り専用メモリ(ROM)719と記憶媒体721などとを含むメモリ715、通信サブシステム731、電源713、および/または他の構成要素、あるいはそれらの任意の組合せに動作可能に結合された、処理回路要素701を含む。記憶媒体721は、オペレーティングシステム723と、アプリケーションプログラム725と、データ727とを含む。他の実施形態では、記憶媒体721は、他の同様のタイプの情報を含み得る。いくつかのUEは、図7に示されている構成要素のすべてを利用するか、またはそれらの構成要素のサブセットのみを利用し得る。構成要素間の統合のレベルは、UEごとに変動し得る。さらに、いくつかのUEは、複数のプロセッサ、メモリ、トランシーバ、送信機、受信機など、構成要素の複数のインスタンスを含んでいることがある。
図7では、処理回路要素701は、コンピュータ命令およびデータを処理するように設定され得る。処理回路要素701は、(たとえば、ディスクリート論理、FPGA、ASICなどにおける)1つまたは複数のハードウェア実装状態機械など、機械可読コンピュータプログラムとしてメモリに記憶された機械命令を実行するように動作可能な任意の逐次状態機械、適切なファームウェアと一緒のプログラマブル論理、適切なソフトウェアと一緒のマイクロプロセッサまたはデジタル信号プロセッサ(DSP)など、1つまたは複数のプログラム内蔵、汎用プロセッサ、あるいは上記の任意の組合せを実装するように設定され得る。たとえば、処理回路要素701は、2つの中央処理ユニット(CPU)を含み得る。データは、コンピュータによる使用に好適な形式での情報であり得る。
図示された実施形態では、入出力インターフェース705は、入力デバイス、出力デバイス、または入出力デバイスに通信インターフェースを提供するように設定され得る。UE700は、入出力インターフェース705を介して出力デバイスを使用するように設定され得る。出力デバイスは、入力デバイスと同じタイプのインターフェースポートを使用し得る。たとえば、UE700への入力およびUE700からの出力を提供するために、USBポートが使用され得る。出力デバイスは、スピーカー、サウンドカード、ビデオカード、ディスプレイ、モニタ、プリンタ、アクチュエータ、エミッタ、スマートカード、別の出力デバイス、またはそれらの任意の組合せであり得る。UE700は、ユーザがUE700に情報をキャプチャすることを可能にするために、入出力インターフェース705を介して入力デバイスを使用するように設定され得る。入力デバイスは、タッチセンシティブまたはプレゼンスセンシティブディスプレイ、カメラ(たとえば、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ウェブカメラなど)、マイクロフォン、センサー、マウス、トラックボール、方向パッド、トラックパッド、スクロールホイール、スマートカードなどを含み得る。プレゼンスセンシティブディスプレイは、ユーザからの入力を検知するための容量性または抵抗性タッチセンサーを含み得る。センサーは、たとえば、加速度計、ジャイロスコープ、チルトセンサー、力センサー、磁力計、光センサー、近接度センサー、別の同様のセンサー、またはそれらの任意の組合せであり得る。たとえば、入力デバイスは、加速度計、磁力計、デジタルカメラ、マイクロフォン、および光センサーであり得る。
図7では、RFインターフェース709は、送信機、受信機、およびアンテナなど、RF構成要素に通信インターフェースを提供するように設定され得る。ネットワーク接続インターフェース711は、ネットワーク743aに通信インターフェースを提供するように設定され得る。ネットワーク743aは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、通信ネットワーク、別の同様のネットワークまたはそれらの任意の組合せなど、有線および/または無線ネットワークを包含し得る。たとえば、ネットワーク743aは、Wi-Fiネットワークを備え得る。ネットワーク接続インターフェース711は、イーサネット、TCP/IP、SONET、ATMなど、1つまたは複数の通信プロトコルに従って通信ネットワーク上で1つまたは複数の他のデバイスと通信するために使用される、受信機および送信機インターフェースを含むように設定され得る。ネットワーク接続インターフェース711は、通信ネットワークリンク(たとえば、光学的、電気的など)に適した受信機および送信機機能性を実装し得る。送信機および受信機機能は、回路構成要素、ソフトウェアまたはファームウェアを共有し得るか、あるいは、代替的に、別個に実装され得る。
RAM717は、オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム、およびデバイスドライバなど、ソフトウェアプログラムの実行中に、データまたはコンピュータ命令の記憶またはキャッシングを提供するために、バス702を介して処理回路要素701にインターフェースするように設定され得る。ROM719は、処理回路要素701にコンピュータ命令またはデータを提供するように設定され得る。たとえば、ROM719は、不揮発性メモリに記憶される、基本入出力(I/O)、起動、またはキーボードからのキーストロークの受信など、基本システム機能のための、不変低レベルシステムコードまたはデータを記憶するように設定され得る。記憶媒体721は、RAM、ROM、プログラマブル読取り専用メモリ(PROM)、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM)、磁気ディスク、光ディスク、フロッピーディスク、ハードディスク、取外し可能カートリッジ、またはフラッシュドライブなど、メモリを含むように設定され得る。一例では、記憶媒体721は、オペレーティングシステム723と、ウェブブラウザアプリケーション、ウィジェットまたはガジェットエンジン、あるいは別のアプリケーションなどのアプリケーションプログラム725と、データファイル727とを含むように設定され得る。記憶媒体721は、UE700による使用のために、多様な様々なオペレーティングシステムまたはオペレーティングシステムの組合せのうちのいずれかを記憶し得る。
記憶媒体721は、独立ディスクの冗長アレイ(RAID)、フロッピーディスクドライブ、フラッシュメモリ、USBフラッシュドライブ、外部ハードディスクドライブ、サムドライブ、ペンドライブ、キードライブ、高密度デジタル多用途ディスク(HD-DVD)光ディスクドライブ、内蔵ハードディスクドライブ、Blu-Ray光ディスクドライブ、ホログラフィックデジタルデータ記憶(HDDS)光ディスクドライブ、外部ミニデュアルインラインメモリモジュール(DIMM)、シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)、外部マイクロDIMM SDRAM、加入者識別モジュールまたはリムーバブルユーザ識別情報(SIM/RUIM)モジュールなどのスマートカードメモリ、他のメモリ、あるいはそれらの任意の組合せなど、いくつかの物理ドライブユニットを含むように設定され得る。記憶媒体721は、UE700が、一時的または非一時的メモリ媒体に記憶されたコンピュータ実行可能命令、アプリケーションプログラムなどにアクセスすること、データをオフロードすること、あるいはデータをアップロードすることを可能にし得る。通信システムを利用する製造品などの製造品は、記憶媒体721中に有形に具現され得、記憶媒体721はデバイス可読媒体を備え得る。
図7では、処理回路要素701は、通信サブシステム731を使用してネットワーク743bと通信するように設定され得る。ネットワーク743aとネットワーク743bとは、同じ1つまたは複数のネットワークまたは異なる1つまたは複数のネットワークであり得る。通信サブシステム731は、ネットワーク743bと通信するために使用される1つまたは複数のトランシーバを含むように設定され得る。たとえば、通信サブシステム731は、IEEE802.7、CDMA、WCDMA、GSM、LTE、UTRAN、WiMaxなど、1つまたは複数の通信プロトコルに従って、無線アクセスネットワーク(RAN)の別のWD、UE、または基地局など、無線通信が可能な別のデバイスの1つまたは複数のリモートトランシーバと通信するために使用される、1つまたは複数のトランシーバを含むように設定され得る。各トランシーバは、RANリンク(たとえば、周波数割り当てなど)に適した送信機機能性または受信機機能性をそれぞれ実装するための、送信機733および/または受信機735を含み得る。さらに、各トランシーバの送信機733および受信機735は、回路構成要素、ソフトウェアまたはファームウェアを共有し得るか、あるいは、代替的に、別個に実装され得る。
示されている実施形態では、通信サブシステム731の通信機能は、データ通信、ボイス通信、マルチメディア通信、Bluetoothなどの短距離通信、ニアフィールド通信、ロケーションを決定するための全地球測位システム(GPS)の使用などのロケーションベース通信、別の同様の通信機能、またはそれらの任意の組合せを含み得る。たとえば、通信サブシステム731は、セルラー通信と、Wi-Fi通信と、Bluetooth通信と、GPS通信とを含み得る。ネットワーク743bは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、通信ネットワーク、別の同様のネットワークまたはそれらの任意の組合せなど、有線および/または無線ネットワークを包含し得る。たとえば、ネットワーク743bは、セルラーネットワーク、Wi-Fiネットワーク、および/またはニアフィールドネットワークであり得る。電源713は、UE700の構成要素に交流(AC)または直流(DC)電力を提供するように設定され得る。
本明細書で説明される特徴、利益および/または機能は、UE700の構成要素のうちの1つにおいて実装されるか、またはUE700の複数の構成要素にわたって分割され得る。さらに、本明細書で説明される特徴、利益、および/または機能は、ハードウェア、ソフトウェアまたはファームウェアの任意の組合せで実装され得る。一例では、通信サブシステム731は、本明細書で説明される構成要素のうちのいずれかを含むように設定され得る。さらに、処理回路要素701は、バス702上でそのような構成要素のうちのいずれかと通信するように設定され得る。別の例では、そのような構成要素のうちのいずれかは、処理回路要素701によって実行されたとき、本明細書で説明される対応する機能を実施する、メモリに記憶されたプログラム命令によって表され得る。別の例では、そのような構成要素のうちのいずれかの機能性は、処理回路要素701と通信サブシステム731との間で分割され得る。別の例では、そのような構成要素のうちのいずれかの非計算集約的機能が、ソフトウェアまたはファームウェアで実装され得、計算集約的機能がハードウェアで実装され得る。
図8は、いくつかの実施形態による、例示的な仮想化環境を示す。図8は、いくつかの実施形態によって実装される機能が仮想化され得る、仮想化環境800を示す概略ブロック図である。本コンテキストでは、仮想化することは、ハードウェアプラットフォーム、記憶デバイスおよびネットワーキングリソースを仮想化することを含み得る、装置またはデバイスの仮想バージョンを作成することを意味する。本明細書で使用される仮想化は、ノード(たとえば、仮想化された基地局または仮想化された無線アクセスノード)に、あるいはデバイス(たとえば、UE、無線デバイスまたは任意の他のタイプの通信デバイス)またはそのデバイスの構成要素に適用され得、機能性の少なくとも一部分が、(たとえば、1つまたは複数のネットワークにおいて1つまたは複数の物理処理ノード上で実行する、1つまたは複数のアプリケーション、構成要素、機能、仮想マシンまたはコンテナを介して)1つまたは複数の仮想構成要素として実装される、実装形態に関する。
いくつかの実施形態では、本明細書で説明される機能の一部または全部は、ハードウェアノード830のうちの1つまたは複数によってホストされる1つまたは複数の仮想環境800において実装される1つまたは複数の仮想マシンによって実行される、仮想構成要素として実装され得る。さらに、仮想ノードが、無線アクセスノードではないか、または無線コネクティビティ(たとえば、コアネットワークノード)を必要としない実施形態では、ネットワークノードは完全に仮想化され得る。
機能は、本明細書で開示される実施形態のうちのいくつかの特徴、機能、および/または利益のうちのいくつかを実装するように動作可能な、(代替的に、ソフトウェアインスタンス、仮想アプライアンス、ネットワーク機能、仮想ノード、仮想ネットワーク機能などと呼ばれることがある)1つまたは複数のアプリケーション820によって実装され得る。アプリケーション820は、処理回路要素860とメモリ890-1とを備えるハードウェア830を提供する、仮想化環境800において稼働される。メモリ890-1は、処理回路要素860によって実行可能な命令895を含んでおり、それにより、アプリケーション820は、本明細書で開示される特徴、利益、および/または機能のうちの1つまたは複数を提供するように動作可能である。
仮想化環境800は、1つまたは複数のプロセッサのセットまたは処理回路要素860を備える、汎用または専用のネットワークハードウェアデバイス830を備え、1つまたは複数のプロセッサのセットまたは処理回路要素860は、商用オフザシェルフ(COTS:commercial off-the-shelf)プロセッサ、専用の特定用途向け集積回路(ASIC)、あるいは、デジタルもしくはアナログハードウェア構成要素または専用プロセッサを含む任意の他のタイプの処理回路要素であり得る。各ハードウェアデバイスはメモリ890-1を備え得、メモリ890-1は、処理回路要素860によって実行される命令895またはソフトウェアを一時的に記憶するための非永続的メモリであり得る。各ハードウェアデバイスは、ネットワークインターフェースカードとしても知られる、1つまたは複数のネットワークインターフェースコントローラ(NIC)870を備え得、ネットワークインターフェースコントローラ(NIC)870は物理ネットワークインターフェース880を含む。各ハードウェアデバイスは、処理回路要素860によって実行可能なソフトウェア895および/または命令を記憶した、非一時的、永続的、機械可読記憶媒体890-2をも含み得る。ソフトウェア895は、1つまたは複数の(ハイパーバイザとも呼ばれる)仮想化レイヤ850をインスタンス化するためのソフトウェア、仮想マシン840を実行するためのソフトウェア、ならびに、それが、本明細書で説明されるいくつかの実施形態との関係において説明される機能、特徴および/または利益を実行することを可能にする、ソフトウェアを含む、任意のタイプのソフトウェアを含み得る。
仮想マシン840は、仮想処理、仮想メモリ、仮想ネットワーキングまたはインターフェース、および仮想記憶域を備え、対応する仮想化レイヤ850またはハイパーバイザによって稼働され得る。仮想アプライアンス820の事例の異なる実施形態が、仮想マシン840のうちの1つまたは複数上で実装され得、実装は異なるやり方で行われ得る。
動作中に、処理回路要素860は、ソフトウェア895を実行してハイパーバイザまたは仮想化レイヤ850をインスタンス化し、ハイパーバイザまたは仮想化レイヤ850は、時々、仮想マシンモニタ(VMM)と呼ばれることがある。仮想化レイヤ850は、仮想マシン840に、ネットワーキングハードウェアのように見える仮想動作プラットフォームを提示し得る。
図8に示されているように、ハードウェア830は、一般的なまたは特定の構成要素をもつスタンドアロンネットワークノードであり得る。ハードウェア830は、アンテナ8225を備え得、仮想化を介していくつかの機能を実装し得る。代替的に、ハードウェア830は、多くのハードウェアノードが協働し、特に、アプリケーション820のライフサイクル管理を監督する、管理およびオーケストレーション(MANO)8100を介して管理される、(たとえば、データセンターまたは顧客構内機器(CPE)の場合のような)ハードウェアのより大きいクラスタの一部であり得る。
ハードウェアの仮想化は、いくつかのコンテキストにおいて、ネットワーク機能仮想化(NFV)と呼ばれる。NFVは、多くのネットワーク機器タイプを、データセンターおよび顧客構内機器中に位置し得る、業界標準高ボリュームサーバハードウェア、物理スイッチ、および物理記憶域上にコンソリデートするために使用され得る。
NFVのコンテキストでは、仮想マシン840は、プログラムを、それらのプログラムが、物理的な仮想化されていないマシン上で実行しているかのように稼働する、物理マシンのソフトウェア実装形態であり得る。仮想マシン840の各々と、その仮想マシンに専用のハードウェアであろうと、および/またはその仮想マシンによって仮想マシン840のうちの他の仮想マシンと共有されるハードウェアであろうと、その仮想マシンを実行するハードウェア830のその一部とは、別個の仮想ネットワークエレメント(VNE)を形成する。
さらにNFVのコンテキストでは、仮想ネットワーク機能(VNF)は、ハードウェアネットワーキングインフラストラクチャ830の上の1つまたは複数の仮想マシン840において稼働する固有のネットワーク機能をハンドリングすることを担当し、図8中のアプリケーション820に対応する。
いくつかの実施形態では、各々、1つまたは複数の送信機8220と1つまたは複数の受信機8210とを含む、1つまたは複数の無線ユニット8200は、1つまたは複数のアンテナ8225に結合され得る。無線ユニット8200は、1つまたは複数の適切なネットワークインターフェースを介してハードウェアノード830と直接通信し得、無線アクセスノードまたは基地局など、無線能力をもつ仮想ノードを提供するために仮想構成要素と組み合わせて使用され得る。
いくつかの実施形態では、何らかのシグナリングが、ハードウェアノード830と無線ユニット8200との間の通信のために代替的に使用され得る制御システム8230を使用して、影響を及ぼされ得る。
図9は、いくつかの実施形態による、中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続された例示的な通信ネットワークを示す。図9を参照すると、一実施形態によれば、通信システムが、無線アクセスネットワークなどのアクセスネットワーク911とコアネットワーク914とを備える、3GPPタイプセルラーネットワークなどの通信ネットワーク910を含む。アクセスネットワーク911は、NB、eNB、gNBまたは他のタイプの無線アクセスポイントなど、複数の基地局912a、912b、912cを備え、各々が、対応するカバレッジエリア913a、913b、913cを規定する。各基地局912a、912b、912cは、有線接続または無線接続915上でコアネットワーク914に接続可能である。いくつかの実施形態では、基地局912a、912b、912cは、本明細書で説明されるネットワークノードであり得る。カバレッジエリア913c中に位置する第1のUE991が、対応する基地局912cに無線で接続するか、または対応する基地局912cによってページングされるように設定される。カバレッジエリア913a中の第2のUE992が、対応する基地局912aに無線で接続可能である。この例では複数のUE991、992が示されているが、開示される実施形態は、唯一のUEがカバレッジエリア中にある状況、または唯一のUEが対応する基地局912に接続している状況に等しく適用可能である。いくつかの実施形態では、複数のUE991、992は、図16に関して説明されるユーザ機器であり得る。
通信ネットワーク910は、それ自体、ホストコンピュータ930に接続され、ホストコンピュータ930は、スタンドアロンサーバ、クラウド実装サーバ、分散型サーバのハードウェアおよび/またはソフトウェアにおいて、あるいはサーバファーム中の処理リソースとして具現され得る。ホストコンピュータ930は、サービスプロバイダの所有または制御下にあり得、あるいはサービスプロバイダによってまたはサービスプロバイダに代わって動作され得る。通信ネットワーク910とホストコンピュータ930との間の接続921および922は、コアネットワーク914からホストコンピュータ930に直接延び得るか、または随意の中間ネットワーク920を介して進み得る。中間ネットワーク920は、パブリックネットワーク、プライベートネットワーク、またはホストされたネットワークのうちの1つ、またはそれらのうちの2つ以上の組合せであり得、中間ネットワーク920は、もしあれば、バックボーンネットワークまたはインターネットであり得、特に、中間ネットワーク920は、2つまたはそれ以上のサブネットワーク(図示せず)を備え得る。
図9の通信システムは全体として、接続されたUE991、992とホストコンピュータ930との間のコネクティビティを可能にする。コネクティビティは、オーバーザトップ(OTT)接続950として説明され得る。ホストコンピュータ930および接続されたUE991、992は、アクセスネットワーク911、コアネットワーク914、任意の中間ネットワーク920、および考えられるさらなるインフラストラクチャ(図示せず)を媒介として使用して、OTT接続950を介して、データおよび/またはシグナリングを通信するように設定される。OTT接続950は、OTT接続950が通過する、参加する通信デバイスが、アップリンクおよびダウンリンク通信のルーティングに気づいていないという意味で、透過的であり得る。たとえば、基地局912は、接続されたUE991にフォワーディング(たとえば、ハンドオーバ)されるべき、ホストコンピュータ930から発生したデータを伴う着信ダウンリンク通信の過去のルーティングについて、知らされないことがあるかまたは知らされる必要がない。同様に、基地局912は、UE991から発生してホストコンピュータ930に向かう発信アップリンク通信の将来ルーティングに気づいている必要がない。
図10は、いくつかの実施形態による、部分的無線接続上で基地局を介してユーザ機器と通信する例示的なホストコンピュータを示す。次に、一実施形態による、前の段落において説明されたUE、基地局およびホストコンピュータの例示的な実装形態が、図10を参照しながら説明される。通信システム1000では、ホストコンピュータ1010が、通信システム1000の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線接続または無線接続をセットアップおよび維持するように設定された通信インターフェース1016を含む、ハードウェア1015を備える。ホストコンピュータ1010は、記憶能力および/または処理能力を有し得る、処理回路要素1018をさらに備える。特に、処理回路要素1018は、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または、命令を実行するように適応されたこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。ホストコンピュータ1010は、ホストコンピュータ1010に記憶されるかまたはホストコンピュータ1010によってアクセス可能であり、処理回路要素1018によって実行可能である、ソフトウェア1011をさらに備える。ソフトウェア1011は、ホストアプリケーション1012を含む。ホストアプリケーション1012は、UE1030およびホストコンピュータ1010において終端するOTT接続1050を介して接続するUE1030など、リモートユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。リモートユーザにサービスを提供する際に、ホストアプリケーション1012は、OTT接続1050を使用して送信されるユーザデータを提供し得る。
通信システム1000は、通信システム中に提供される基地局1020をさらに含み、基地局1020は、基地局1020がホストコンピュータ1010およびUE1030と通信することを可能にするハードウェア1025を備える。いくつかの実施形態では、基地局1020は、本明細書で説明されるネットワークノードであり得る。ハードウェア1025は、通信システム1000の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線接続または無線接続をセットアップおよび維持するための通信インターフェース1026、ならびに基地局1020によってサーブされるカバレッジエリア(図10に図示せず)中に位置するUE1030との少なくとも無線接続1070をセットアップおよび維持するための無線インターフェース1027を含み得る。通信インターフェース1026は、ホストコンピュータ1010への接続1060を容易にするように設定され得る。接続1060は直接であり得るか、あるいは、接続1060は、通信システムのコアネットワーク(図10に図示せず)を、および/または通信システムの外部の1つまたは複数の中間ネットワークを通過し得る。図示の実施形態では、基地局1020のハードウェア1025は、処理回路要素1028をさらに含み、処理回路要素1028は、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または、命令を実行するように適応されたこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。基地局1020は、内部的に記憶されるかまたは外部接続を介してアクセス可能なソフトウェア1021をさらに有する。
通信システム1000は、すでに言及されたUE1030をさらに含む。いくつかの実施形態では、UE1030は、図11~図13および図16に関して説明されるユーザ機器であり得る。UE1030のハードウェア1035は、UE1030が現在位置するカバレッジエリアをサーブする基地局との無線接続1070をセットアップおよび維持するように設定された、無線インターフェース1037を含み得る。UE1030のハードウェア1035は、処理回路要素1038をさらに含み、処理回路要素1038は、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または、命令を実行するように適応されたこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。UE1030は、UE1030に記憶されるかまたはUE1030によってアクセス可能であり、処理回路要素1038によって実行可能である、ソフトウェア1031をさらに備える。ソフトウェア1031はクライアントアプリケーション1032を含む。クライアントアプリケーション1032は、ホストコンピュータ1010のサポートのもとに、UE1030を介して人間のまたは人間でないユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。ホストコンピュータ1010では、実行しているホストアプリケーション1012は、UE1030およびホストコンピュータ1010において終端するOTT接続1050を介して、実行しているクライアントアプリケーション1032と通信し得る。ユーザにサービスを提供する際に、クライアントアプリケーション1032は、ホストアプリケーション1012から要求データを受信し、要求データに応答してユーザデータを提供し得る。OTT接続1050は、要求データとユーザデータの両方を転送し得る。クライアントアプリケーション1032は、クライアントアプリケーション1032が提供するユーザデータを生成するためにユーザと対話し得る。
図10に示されているホストコンピュータ1010、基地局1020およびUE1030は、それぞれ、図9のホストコンピュータ930、基地局912a、912b、912cのうちの1つ、およびUE991、992のうちの1つと同様または同等であり得ることに留意されたい。つまり、これらのエンティティの内部の働きは、図10に示されているようなものであり得、別個に、周囲のネットワークトポロジーは、図9のものであり得る。
図10では、OTT接続1050は、仲介デバイスとこれらのデバイスを介したメッセージの正確なルーティングとへの明示的言及なしに、基地局1020を介したホストコンピュータ1010とUE1030との間の通信を示すために抽象的に描かれている。ネットワークインフラストラクチャが、ルーティングを決定し得、ネットワークインフラストラクチャは、UE1030からまたはホストコンピュータ1010を動作させるサービスプロバイダから、またはその両方からルーティングを隠すように設定され得る。OTT接続1050がアクティブである間、ネットワークインフラストラクチャは、さらに、ネットワークインフラストラクチャが(たとえば、ネットワークの負荷分散考慮または再設定に基づいて)ルーティングを動的に変更する判断を行い得る。
UE1030と基地局1020との間の無線接続1070は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従う。様々な実施形態のうちの1つまたは複数は、無線接続1070が最後のセグメントを形成するOTT接続1050を使用して、UE1030に提供されるOTTサービスの性能を改善する。より正確には、これらの実施形態の教示は、データレート、レイテンシ、および電力消費を改善し、それにより、低減されたユーザ待ち時間、より良い応答性、より少ない干渉、および延長されたバッテリー寿命などの利益を提供し得る。
1つまたは複数の実施形態が改善する、データレート、レイテンシおよび他のファクタを監視する目的での、測定プロシージャが提供され得る。測定結果の変動に応答して、ホストコンピュータ1010とUE1030との間のOTT接続1050を再設定するための随意のネットワーク機能性がさらにあり得る。測定プロシージャおよび/またはOTT接続1050を再設定するためのネットワーク機能性は、ホストコンピュータ1010のソフトウェア1011およびハードウェア1015でまたはUE1030のソフトウェア1031およびハードウェア1035で、またはその両方で実装され得る。実施形態では、OTT接続1050が通過する通信デバイスにおいてまたはそれに関連して、センサー(図示せず)が展開され得、センサーは、上記で例示された監視された量の値を供給すること、またはソフトウェア1011、1031が監視された量を算出または推定し得る他の物理量の値を供給することによって、測定プロシージャに参加し得る。OTT接続1050の再設定は、メッセージフォーマット、再送信セッティング、好ましいルーティングなどを含み得、再設定は、基地局1020に影響を及ぼす必要がなく、再設定は、基地局1020に知られていないかまたは知覚不可能であり得る。そのようなプロシージャおよび機能性は、当技術分野において知られ、実施され得る。いくつかの実施形態では、測定は、スループット、伝搬時間、レイテンシなどのホストコンピュータ1010の測定を容易にするプロプライエタリUEシグナリングを伴い得る。測定は、ソフトウェア1011および1031が、ソフトウェア1011および1031が伝搬時間、エラーなどを監視する間にOTT接続1050を使用して、メッセージ、特に空のまたは「ダミー」メッセージが送信されることを引き起こすことにおいて、実装され得る。
図11は、いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される例示的な方法を示す。より詳細には、図11は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図9および図10を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図11への図面参照のみがこのセクションに含まれる。ステップ1110において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。ステップ1110の(随意であり得る)サブステップ1111において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ1120において、ホストコンピュータは、UEにユーザデータを搬送する送信を始動する。(随意であり得る)ステップ1130において、基地局は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、ホストコンピュータが始動した送信において搬送されたユーザデータをUEに送信する。(また、随意であり得る)ステップ1140において、UEは、ホストコンピュータによって実行されるホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行する。
図12は、いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される例示的な方法を示す。より詳細には、図12は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図9および図10を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図12への図面参照のみがこのセクションに含まれる。方法のステップ1210において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。随意のサブステップ(図示せず)において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ1220において、ホストコンピュータは、UEにユーザデータを搬送する送信を始動する。送信は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局を介して進み得る。(随意であり得る)ステップ1230において、UEは、送信において搬送されたユーザデータを受信する。
図13は、いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される別のさらなる例示的な方法を示す。より詳細には、図13は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図9および図10を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図13への図面参照のみがこのセクションに含まれる。(随意であり得る)ステップ1310において、UEは、ホストコンピュータによって提供された入力データを受信する。追加または代替として、ステップ1320において、UEはユーザデータを提供する。ステップ1320の(随意であり得る)サブステップ1321において、UEは、クライアントアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ1310の(随意であり得る)サブステップ1311において、UEは、ホストコンピュータによって提供された受信された入力データに反応してユーザデータを提供する、クライアントアプリケーションを実行する。ユーザデータを提供する際に、実行されたクライアントアプリケーションは、ユーザから受信されたユーザ入力をさらに考慮し得る。ユーザデータが提供された特定の様式にかかわらず、UEは、(随意であり得る)サブステップ1330において、ホストコンピュータへのユーザデータの送信を始動する。方法のステップ1340において、ホストコンピュータは、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、UEから送信されたユーザデータを受信する。
図14は、いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される別の例示的な方法を示す。より詳細には、図14は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図9および図10を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図14への図面参照のみがこのセクションに含まれる。(随意であり得る)ステップ1410において、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局は、UEからユーザデータを受信する。(随意であり得る)ステップ1420において、基地局は、ホストコンピュータへの、受信されたユーザデータの送信を始動する。(随意であり得る)ステップ1430において、ホストコンピュータは、基地局によって始動された送信において搬送されたユーザデータを受信する。
本明細書で開示される任意の適切なステップ、方法、特徴、機能、または利益は、1つまたは複数の仮想装置の1つまたは複数の機能ユニットまたはモジュールを通して実施され得る。各仮想装置は、いくつかのこれらの機能ユニットを備え得る。これらの機能ユニットは、1つまたは複数のマイクロプロセッサまたはマイクロコントローラを含み得る、処理回路要素、ならびに、デジタル信号プロセッサ(DSP)、専用デジタル論理などを含み得る、他のデジタルハードウェアを介して実装され得る。処理回路要素は、読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光記憶デバイスなど、1つまたはいくつかのタイプのメモリを含み得る、メモリに記憶されたプログラムコードを実行するように設定され得る。メモリに記憶されたプログラムコードは、1つまたは複数の電気通信および/またはデータ通信プロトコルを実行するためのプログラム命令、ならびに本明細書で説明される技法のうちの1つまたは複数を行うための命令を含む。いくつかの実装形態では、処理回路要素は、それぞれの機能ユニットに、本開示の1つまたは複数の実施形態による、対応する機能を実施させるために使用され得る。
図15は、いくつかの実施形態による、ユーザ機器において実施される方法の流れ図である。方法1500は、ステップ1510において始まり、UEが、接続確立を始動するためにネットワークノードに要求を送出する。いくつかの実施形態では、接続確立は、再開プロシージャ、セットアッププロシージャ、または早期データ送信であり得る。
ステップ1520において、UEは、接続確立のためのタイマーを開始する。いくつかの実施形態では、UEは、ネットワークノードに要求を送出したとき、タイマーを開始し得る。いくつかの実施形態では、タイマーの満了が接続確立を停止し得る。
ステップ1530において、UEは、中断メッセージまたは解放メッセージを受信したとき、あるいはタイマーが稼働している間にセル再選択プロシージャを実施したとき、接続確立を停止するためにタイマーを停止する。いくつかの実施形態では、タイマーは、いくつかのイベント時に接続確立を停止するようにセットされ得る。
いくつかの実施形態では、方法は、UEが解放メッセージを受信して、タイマーを停止したことに応答して、時間期間の間、UEが解放メッセージを受信した後に実行することになるアクションを遅延させることをさらに含み得る。UEが、モビリティ制御情報を含む解放メッセージを受信したとき、UEは、さらに、セル情報を記憶し得る。一方、UEが、モビリティ制御情報をもたない解放メッセージを受信したとき、UEは、さらに、システム情報においてセル情報を適用し得る。いくつかの実施形態では、方法は、UEが中断メッセージを受信して、タイマーを停止した後に、接続確立の中断を上位レイヤに指示することと、完全性保護を中断するように下位レイヤを設定することとをさらに含み得る。いくつかの実施形態では、アクションは、60msの間遅延され得る。
いくつかの実施形態では、方法は、タイマーが稼働している間にUEがセル再選択プロシージャを実施して、タイマーを停止したことに応答して、MACをリセットすることと、MAC設定を解放することと、接続確立の失敗を上位レイヤに知らせることとをさらに含み得る。
図16は、いくつかの実施形態による、例示的なユーザ機器の概略ブロック図である。ユーザ機器1600は、無線ネットワーク(たとえば、図6に示されている無線ネットワーク)において使用され得る。ユーザ機器1600は、無線デバイスまたはネットワークノード(たとえば、図6に示されている無線デバイス610またはネットワークノード660)において実装され得る。ユーザ機器1600は、図15に関して説明された例示的な方法、および、場合によっては、本明細書で開示される任意の他のプロセスまたは方法を行うように動作可能である。また、図15の方法は、必ずしもユーザ機器1600のみによって行われるとは限らないことを理解されたい。その方法の少なくともいくつかの動作は、1つまたは複数の他のエンティティによって実施され得る。
ユーザ機器1600は、1つまたは複数のマイクロプロセッサまたはマイクロコントローラを含み得る、処理回路要素、ならびに、デジタル信号プロセッサ(DSP)、専用デジタル論理などを含み得る、他のデジタルハードウェアを備え得る。いくつかの実施形態では、ユーザ機器1600の処理回路要素は、図6に示されている処理回路要素620であり得る。いくつかの実施形態では、ユーザ機器1600の処理回路要素は、図7に示されているプロセッサ701であり得る。処理回路要素は、読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光記憶デバイスなど、1つまたはいくつかのタイプのメモリを含み得る、図7に示されているメモリ715に記憶されたプログラムコードを実行するように設定され得る。メモリに記憶されたプログラムコードは、いくつかの実施形態では、1つまたは複数の電気通信および/またはデータ通信プロトコルを実行するためのプログラム命令、ならびに本明細書で説明される技法のうちの1つまたは複数を行うための命令を含む。いくつかの実装形態では、処理回路要素は、送出ユニット1610、開始ユニット1620および停止ユニット1630、ならびにユーザ機器1600の任意の他の好適なユニットに、送信機および受信機など、本開示の1つまたは複数の実施形態による、対応する機能を実施させるために使用され得る。
図16に示されているように、ユーザ機器1600は、送出ユニット1610と、開始ユニット1620と、停止ユニット1630とを含む。送出ユニット1610は、接続確立を始動するためにネットワークノードに要求を送出するように設定され得る。いくつかの実施形態では、接続確立は、再開プロシージャ、セットアッププロシージャ、または早期データ送信であり得る。
開始ユニット1620は、接続確立のためのタイマーを開始するように設定され得る。いくつかの実施形態では、開始ユニット1620は、送出ユニット1610がネットワークノードに要求を送出したとき、タイマーを開始し得る。いくつかの実施形態では、タイマーの満了が接続確立を停止し得る。
停止ユニット1630は、中断メッセージまたは解放メッセージを受信したとき、あるいはタイマーが稼働している間にセル再選択プロシージャを実施したとき、接続確立を停止するように設定され得る。いくつかの実施形態では、タイマーは、いくつかのイベント時に接続確立を停止するようにセットされ得る。
いくつかの実施形態では、UE1600は、さらに、解放メッセージを受信して、タイマーを停止したことに応答して、時間期間の間、UE1600が解放メッセージを受信した後に実行することになるアクションを遅延させ得る。UE1600が、モビリティ制御情報を含む解放メッセージを受信したとき、UE1600は、さらに、セル情報を記憶し得る。一方、UE1600が、モビリティ制御情報をもたない解放メッセージを受信したとき、UE1600は、さらに、システム情報においてセル情報を適用し得る。いくつかの実施形態では、UE1600は、さらに、中断メッセージを受信して、タイマーを停止した後に、接続確立の中断を上位レイヤに指示し、完全性保護を中断するように下位レイヤを設定し得る。いくつかの実施形態では、アクションは、60msの間遅延され得る。
いくつかの実施形態では、UE1600は、さらに、タイマーが稼働している間にセル再選択プロシージャを実施して、タイマーを停止したことに応答して、MACをリセットし、MAC設定を解放し、接続確立の失敗を上位レイヤに知らせ得る。
ユニットという用語は、エレクトロニクス、電気デバイス、および/または電子デバイスの分野での通常の意味を有し得、たとえば、本明細書で説明されるものなど、それぞれのタスク、プロシージャ、算出、出力、および/または表示機能を行うための、電気および/または電子回路要素、デバイス、モジュール、プロセッサ、受信機、送信機、メモリ、論理固体および/または個別デバイス、コンピュータプログラムまたは命令などを含み得る。
様々な実施形態によれば、本明細書の特徴の利点は、ネットワークからの応答を待っているとき、発生するエラーからUEを保護するためのタイマーを提供することである。タイマーは、UEが接続確立で身動きがとれなくなるのを防ぐために、いくつかのイベントまたは限られた時間期間の下で接続確立を停止し得る。別の利点は、タイマーが、接続確立の満了時にUEが不要なアクションを実施するのを停止し得ることであり、これは、さらに、ネットワークにおけるリソースの効率を改善し、UEバッテリーの消費と潜在的干渉とを制限し得る。
図におけるプロセスが本発明のいくつかの実施形態によって実施される動作の特定の順序を示し得るが、そのような順序は例示的である(たとえば、代替実施形態が、異なる順序で動作を実施する、いくつかの動作を組み合わせる、いくつかの動作を重ね合わせる、などを行い得る)ことを理解されたい。
本発明はいくつかの実施形態に関して説明されたが、当業者は、本発明が、説明された実施形態に限定されず、添付の特許請求の範囲の趣旨および範囲内で修正および改変を加えて実施され得ることを認識されよう。したがって、説明は、限定ではなく、例示的と考えられるべきである。

Claims (15)

  1. ユーザ機器(UE)における接続確立のための方法(1500)であって、前記方法は、
    無線リソース制御(RRC)接続再開プロシージャを始動するためにネットワークノードにRRC再開要求メッセージを送出することと
    前記RRC接続再開プロシージャのためのタイマーを開始することであって、前記タイマーの満了がUEのための前記RRC接続再開プロシージャを停止する、タイマーを開始することと
    前記UEが、RRC_INACTIVE状態に戻るようにUEに直ちに命令する、暗号化された中断メッセージを受信したとき、および
    前記UEが、RRC_IDLE状態に戻るようにUEに直ちに命令する、暗号化された解放メッセージを受信したと
    うちのいずれかのとき、前記タイマーを停止することと
    を含む、方法(1500)。
  2. 前記UEが前記暗号化された解放メッセージを受信して、前記タイマーを停止したことに応答して、第1の時間期間の間、前記UEが前記解放メッセージを受信した後に実行することになるアクションを遅延させることをさらに含む、請求項に記載の方法(1500)。
  3. 前記解放メッセージがモビリティ制御情報を含むとき、セル選択を実行するために前記UEにおいてセル情報を記憶することをさらに含み、前記セル情報は前記モビリティ制御情報によって提供される、請求項に記載の方法(1500)。
  4. 前記解放メッセージがモビリティ制御情報を含まないとき、セル選択を実行するためにシステム情報におけるセル情報を適用することをさらに含む、請求項に記載の方法(1500)。
  5. 前記第1の時間期間が60msである、請求項に記載の方法(1500)。
  6. 前記UEが前記暗号化された中断メッセージを受信して、前記タイマーを停止したことに応答して、
    第2の時間期間の間、前記UEが前記暗号化された中断メッセージを受信した後に実行することになるアクションを遅延させることと、
    前記RRC接続再開プロシージャの中断を上位レイヤに指示することと、
    完全性保護を中断するように下位レイヤを設定することと
    をさらに含む、請求項に記載の方法(1500)。
  7. 前記第2の時間期間が60msである、請求項に記載の方法(1500)。
  8. 接続確立のためのユーザ機器(700)であって、
    処理回路要素(701)と、
    命令を記憶するストレージ(715)と
    を備え、前記命令は、前記処理回路要素(701)によって実行されたとき、ユーザ機器(700)に、
    無線リソース制御(RRC)接続再開プロシージャを始動するためにネットワークノード(660)にRRC再開要求メッセージを送出することと
    前記RRC接続再開プロシージャのためのタイマーを開始することであって、前記タイマーの満了が前記RRC接続再開プロシージャを停止する、タイマーを開始することと
    RRC_INACTIVE状態に戻るようにUEに直ちに命令する、暗号化された中断メッセージを受信したとき、および
    RRC_IDLE状態に戻るようにUEに直ちに命令する、暗号化された解放メッセージを受信したと
    うちのいずれかのとき、前記タイマーを停止することと
    を行わせる、ユーザ機器(700)。
  9. 前記暗号化された解放メッセージを受信して、前記タイマーを停止したことに応答して、前記命令は、前記ユーザ機器(700)に、第1の時間期間の間、前記UEが前記暗号化された解放メッセージを受信した後に実行することになるアクションを遅延させることをさらに行わせる、請求項に記載のユーザ機器(700)。
  10. 前記命令は、前記ユーザ機器(700)に、前記解放メッセージがモビリティ制御情報を含むとき、セル選択を実行するためにセル情報を記憶することをさらに行わせ、前記セル情報は前記モビリティ制御情報によって提供される、請求項に記載のユーザ機器(700)。
  11. 前記命令は、前記ユーザ機器(700)に、前記解放メッセージがモビリティ制御情報を含まないとき、セル選択を実行するためにシステム情報におけるセル情報を適用することをさらに行わせる、請求項に記載のユーザ機器(700)。
  12. 前記第1の時間期間が60msである、請求項に記載のユーザ機器(700)。
  13. 前記暗号化された中断メッセージを受信して、前記タイマーを停止したことに応答して、前記命令は、前記ユーザ機器(700)に、
    第2の時間期間の間、前記UEが前記暗号化された中断メッセージを受信した後に実行することになるアクションを遅延させることと、
    前記RRC接続再開プロシージャの中断を上位レイヤに指示することと、
    完全性保護を中断するように下位レイヤを設定することと
    をさらに行わせる、請求項に記載のユーザ機器(700)。
  14. 前記第2の時間期間が60msである、請求項13に記載のユーザ機器(700)。
  15. 接続確立のためのユーザ機器(1600)であって、
    無線リソース制御(RRC)接続再開プロシージャを始動するためにネットワークノード(660)にRRC再開要求メッセージを送出することを行うように設定された送出ユニット(1610)と、
    前記RRC接続再開プロシージャのためのタイマーを開始することであって、前記タイマーの満了が前記RRC接続再開プロシージャを停止する、タイマーを開始することを行うように設定された開始ユニット(1620)と、
    RRC_INACTIVE状態に戻るようにUEに直ちに命令する、暗号化された中断メッセージを受信したとき、および
    RRC_IDLE状態に戻るようにUEに直ちに命令する、暗号化された解放メッセージを受信したと
    うちのいずれかのとき、前記タイマーを停止することを行うように設定された停止ユニット(1630)と
    を備える、ユーザ機器(1600)。
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