JP7059108B2 - ビジネスモデルの創出支援方法及びビジネスモデルの創出支援装置 - Google Patents

ビジネスモデルの創出支援方法及びビジネスモデルの創出支援装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7059108B2
JP7059108B2 JP2018100641A JP2018100641A JP7059108B2 JP 7059108 B2 JP7059108 B2 JP 7059108B2 JP 2018100641 A JP2018100641 A JP 2018100641A JP 2018100641 A JP2018100641 A JP 2018100641A JP 7059108 B2 JP7059108 B2 JP 7059108B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
activity
business model
business
data
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018100641A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019204418A (ja
JP2019204418A5 (ja
Inventor
侑里 岡田
祐介 神
仁志夫 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2018100641A priority Critical patent/JP7059108B2/ja
Priority to PCT/JP2019/017634 priority patent/WO2019225287A1/ja
Priority to US17/051,192 priority patent/US11334838B2/en
Publication of JP2019204418A publication Critical patent/JP2019204418A/ja
Publication of JP2019204418A5 publication Critical patent/JP2019204418A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7059108B2 publication Critical patent/JP7059108B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/06Resources, workflows, human or project management; Enterprise or organisation planning; Enterprise or organisation modelling
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/06Resources, workflows, human or project management; Enterprise or organisation planning; Enterprise or organisation modelling
    • G06Q10/063Operations research, analysis or management
    • G06Q10/0633Workflow analysis
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/06Resources, workflows, human or project management; Enterprise or organisation planning; Enterprise or organisation modelling
    • G06Q10/067Enterprise or organisation modelling

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Educational Administration (AREA)
  • Game Theory and Decision Science (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、新事業創出支援装置及び方法に関する。
ビジネスモデルを体系的に検索して、ビジネスモデルの設計を支援する技術として、例えば、特許文献1が知られている。特許文献1には、ビジネスパターン(プレイヤタイプとプレイヤ要件)と、プレイヤリスト(プレイヤ候補名とその事業体特性値)から、任意の事業体の各プレイヤ候補とビジネスパターンへの適合度を算出する。ビジネスパターン毎に適合度集計値を算出し、ビジネスパターンの適合順位を算出及び提示するという記載がある。
特開2008-276653号公報
特許文献1では、対象とした事業の「適合度」や「類似性」を算出している。しかし、様々な新事業の候補の中から選択肢を具体的に提示するものではない。
そのため、従来の技術では、例えば、実装のスピードが要求される異業種連携事業の創出時等に、提案された事業が迅速に実装可能かどうかは判断できない、という問題があった。すなわち、従来の技術では、既存の事業を組み合わせて新規事業を創出する際に、事業化に要するコスト(作業量)を提示できなかった。
そこで、本発明では、異なる事業を連携させて新規事業の創出を支援することを目的とする。
本発明は、プロセッサとメモリを有する計算機が、新規のビジネスモデルを提案するビジネスモデルの創出支援方法であって、前記計算機が、第1のビジネスモデルと第2のビジネスモデルを受け付ける第1のステップと、前記計算機が、複数のビジネスモデルについて、当該ビジネスモデルで実施する業務をアクティビティとして予め定義した第1の情報に、前記第1のビジネスモデルで実施する第1のアクティビティと前記第2のビジネスモデルで実施する第2のアクティビティをそれぞれ追加する第2のステップと、前記計算機が、前記アクティビティを実施する際に使用するデータ項目と当該アクティビティの関係を予め定義した第2の情報に、前記第1のアクティビティを実施するときに使用する第1のデータ項目と当該第1のアクティビティの関係と、前記第2のアクティビティを実施するときに使用する第2のデータ項目と当該第2のアクティビティの関係とをそれぞれ追加する第3のステップと、前記計算機が、前記第2の情報を検索して、前記第1のデータ項目と前記第2のデータ項目の双方を含む第3のアクティビティを取得する第4のステップと、前記計算機が、前記第1のビジネスモデルと前記第2のビジネスモデルを連携させた第3のビジネスモデルの業務として実施可能な前記第3のアクティビティを出力する第5のステップと、を含み、前記第5のステップは、前記第3のアクティビティを複数取得して、データ項目毎にデータを取得するコストを予め設定した第3の情報を参照して、前記第3のアクティビティが使用するデータ項目毎の取得コストの和を第3のアクティビティのデータ取得コストとして算出し、前記第3の情報には、前記データを取得するために必要となる金銭的又は時間的な値がコストとして予め設定され、前記コストは、前記データ項目が既に利用されている場合には前記コストの値がゼロに設定される
本発明によれば、新事業の創出を迅速に行うことができる。上記以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにする。
本発明の実施例を示し、新事業創出支援システムの構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施例を示し、記憶装置に格納されるデータテーブルとプログラムの詳細な例を示すブロック図である。 本発明の実施例を示し、ビジネスモデルキャンバス登録/検索プログラムのビジネスモデルキャンバス登録処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施例を示し、新事業創出支援装置で行われる処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施例を示し、データ検索プログラムで行われる処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施例を示し、検索プログラムで行われる処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施例を示し、データ収集コスト算出プログラムで行われる処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施例を示し、画面出力プログラムで行われる処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施例を示し、ビジネスモデルキャンバステーブルの一例を示す図である。 本発明の実施例を示し、アクティビティ/データテーブルの一例を示す図である。 本発明の実施例を示し、データ/コストテーブルの一例を示す図である。 本発明の実施例を示し、ビジネスモデルキャンバス入力画面の一例を示す図である。 本発明の実施例を示し、最終出力画面の一例を示す図である。 本発明の実施例を示し、追加アクティビティ候補に関連する事業の一例を示す図である。 本発明の実施例を示し、アクティビティ/データテーブルで対象事業のアクティビティに紐づくデータを検索する処理の概念図である。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、新事業創出支援システム及び新規事業創出支援装置101の構成の一例を示すブロック図である。本実施例の新事業創出支援システムは、対象とする夫々の事業が利用するデータリソースの検索によって、ビジネスモデルキャンバスの要素を利用し、迅速に実行できる新事業を提示する。
新事業創出支援システムは、新規事業創出支援装置101と、ネットワーク102とデータ入出力端末103を含む計算機システムである。
新規事業創出支援装置101は、ネットワーク102を介して、データ入出力端末103と情報のやり取りを行う。データ入出力端末103はマウスやキーボード、タッチパネル等の入力装置でユーザからの入力を受け付け、入力された情報をネットワーク102を介して新規事業創出支援装置101に送信する。また、データ入出力端末103は通信装置や液晶ディスプレイを有するコンピュータであり、新規事業創出支援装置101からの指示に応じて情報を表示する。なお、データ入出力端末103は、新規事業創出支援システムを利用するユーザが使用する。
新規事業創出支援装置101は、処理に用いるデータを格納した記憶装置201と、ユーザによるビジネスモデルキャンバスのデータの入力や選択等の入力を行うためのマウスやキーボード、タッチパネル等の入力装置204と、読み込まれたデータ或いは処理されたデータや、処理中の情報や算出結果を出力する液晶ディスプレイや、プリンタ等の出力装置205と、入力されたデータや記憶装置201から読み込んだプログラムを処理する演算装置206と、処理中あるいは処理済のデータを一時的に格納するメモリ207と、ネットワーク102を介して情報を外部に送信、又は外部から受信するための通信装置208を含む。
記憶装置201は、ユーザによる入力情報をテーブルとして記憶するデータテーブル202と、テーブル情報を処理するプログラム203を格納する。
演算装置206は、メモリ207に読み出した記憶装置201中のプログラム203を実行することで、処理を行う。通信装置208は、ネットワーク102に接続されて、データ入出力端末103と通信を行う。
データテーブル202とプログラム203へのデータの入出力は、複数のユーザや装置によって同時に入出力を行っても良い。
図2は、記憶装置201に格納される、データテーブル202とプログラム203の詳細を示す。
データテーブル202は、例えば、ビジネスモデルキャンバステーブルT301と、アクティビティ/データテーブルT302と、データ/コストテーブルT303を含む。
ビジネスモデルキャンバステーブルT301については、図9にて詳細に説明する。なお、データテーブルT302については、図10にて詳細に説明する。データ/コストテーブルT303については、図11にて詳細に説明する。
プログラム203は、例えば、ビジネスモデルキャンバス登録/検索プログラム304と、データ検索プログラム305と、アクティビティ検索プログラム306と、データ収集コスト算出プログラム307と、画面出力プログラム308と、夫々の処理が終わった時に次のプログラムへ実行を遷移させる新事業創出支援プログラム309を含む。
なお、ビジネスモデルキャンバス(図中BMC)登録/検索プログラム304については、図4にて詳細に説明する。データ検索プログラム305については、図5にて詳細に説明する。アクティビティ検索プログラム306については、図6にて詳細に説明する。データ収集コスト算出プログラム307については、図7にて詳細に説明する。画面出力プログラム308については、図8にて詳細に説明する。
本実施例では、事業Aの「建機のレンタルサービス」と事業Bの「不動産向けスマートロック提供サービス」との2つの事業を連携させた際に、新事業創出支援システムが新たな事業A-Bを提案する例を示す。
図3は、本実施例における新規事業創出支援装置101がビジネスモデルキャンバステーブルT301へのビジネスモデルキャンバスの登録処理の一例を示すフローチャートである。
この処理は、新規事業創出支援装置101が生成した入力画面をデータ入出力端末103に表示させて、データ入出力端末103を利用するユーザからの入力を受け付けた時に実行される。
ビジネスモデルキャンバス登録/検索プログラム304は、事業Aと事業Bのビジネスモデルキャンバス(図中BMC)のデータ(要素)をデータ入出力端末103から受け付ける(S401)。
ビジネスモデルキャンバス登録/検索プログラム304は受け付けたデータを、ビジネスモデルキャンバステーブルT301に書き込む(S402)。本実施例では、2つの対象事業A、Bの要素である新たなアクティビティが追加され、対象事業A、Bから創出される事業を「新事業A-B」と定義する。
夫々の事業(ビジネスモデル)を、規定の項目で整理したものが「ビジネスモデルキャンバス」である。本実施例では、ビジネスモデルキャンバスの要素として、キーパートナー(KP)、キーアクティビティ(KA)、キーリソース(KR)、提供価値(VP)、顧客との関係(CR)、チャネル(CH)、顧客セグメント(CS)、コスト構造(C$)、収益の流れ(R$)の9つを含む例を示す。
本実施例では、対象事業をビジネスモデルキャンバスで規定された要素について整理し、整理された情報をビジネスモデルキャンバステーブルT301に格納し、新たな事業を提案する際に利用する。そこで、まずビジネスモデルキャンバスについて説明する。
ビジネスモデルキャンバスとは、事業の全体を把握するフレームワークとして知られており、従来から事業内容の整理や、事業アイデアの創出に用いられている。ビジネスモデルキャンバスには、製品又はサービスを提供する“提供者”と、提供される側の“顧客”が存在している。
「顧客セグメント(CS:Customer Segments)」は、提供者がターゲットとする特定の顧客である。「提供価値(VP:Value Propositions)」は、提供者が提供する製品或いはサービスの価値である。
「チャネル(CH:Channels)」は、製品或いはサービスの販売経路である。「顧客との関係(CR:Customer Relationships)」は、顧客と製品或いはサービスとの関わり方である。「収益の流れ(R$:Revenue Streams)」は、提供者が収益を得る方法が含まれる。
「キーリソース(KR:Key Resources)」は、事業で使用する経営資源を意味し、ビジネスに必要な資産である。「キーアクティビティ(KA:Key Activities)」は、提供者が主に行う経済活動である。
「キーパートナー(KP:Key Partners)」は、提供者にとっての共同事業者である。「コスト構造(C$:Cost Structure)」は、提供者がコストを負担する構造である。ビジネスモデルキャンバスは、以上の9つの要素に分類する例を示す。
本実施例においては、以上の9つの要素は、図9に示す形で、ビジネスモデルキャンバスID1010と事業名1011とを紐付けてビジネスモデルキャンバステーブルT301に登録される。
また、本実施例の新事業創出支援システムにおいては、「キーアクティビティ(KA)」と「顧客との関係(CR)」を『アクティビティ』(業務または業務の内容)とし、「キーパートナー(KP)」と、「顧客セグメント(CS)」を『ステークホルダ』として扱っている。本実施例においてはビジネスモデルキャンバスの事業内容整理法を用いるが、これに限定されるものではなく、他の整理方法を用いることができる。
図4は、新事業創出支援プログラム309が、ビジネスモデルキャンバステーブルT301にビジネスモデルキャンバス情報を登録してから、追加のアクティビティを最終出力画面に表示するまでのフローチャートの例である。
まず、新事業創出支援プログラム309は、新事業A-Bの創出元となる事業Aと事業Bのビジネスモデルキャンバス(図中BMC)の情報を、ユーザが入力装置204を用いて出力装置205(またはデータ入出力端末103)に一覧表示されたリストの中から選択し、選択されたビジネスモデルキャンバス情報をビジネスモデルキャンバステーブル(図中BMC-T)T301から読み出す(S501)。
続いて、データ検索プログラム305が、事業Aと事業Bのビジネスモデルキャンバス中のアクティビティに紐づくデータ項目を、アクティビティ/データテーブル(図中Act/Data-T)T302から、検索する(S502)。ステップS502の詳細については、図5にて説明する。
その後、アクティビティ検索プログラム306が、事業Aと事業Bそれぞれが利用するデータ項目と紐付いている共通のアクティビティをアクティビティ/データテーブルT302から検索する(S503)。ステップS503の詳細については、図6にて説明する。
その後、データ収集コスト算出プログラム307が、アクティビティで利用されるデータ項目のデータの収集コストを、データ/コストテーブル(Data/Cost-T)T303から取得する。そして、データ収集コスト算出プログラム307が、対象のデータ収集コストを算出する(S504)。ステップS504の詳細については、図7にて説明する。
その後、画面出力プログラム308が、データ収集コストの最も低いアクティビティと、当該アクティビティに関連するビジネスモデルキャンバスの画面を生成してデータ入出力端末103に出力させる(S505)。ステップS505の詳細については、図8にて説明する。
以上の処理によれば、新規事業創出支援装置101は、事業Aと事業Bの情報から、迅速に新たなビジネスを実現可能なアクティビティを提示することができる。また、新規事業創出支援装置101は、提示されたアクティビティに関連するビジネスモデルキャンバスを提示することができ、これによって、これまでにはなかった価値や、得られる収益構造からどのような利益があるかということが示唆される。以下、各処理の詳細について説明する。
図5は、アクティビティ/データテーブルT302から、対象事業のビジネスモデルキャンバスの要素であるアクティビティに紐づくデータを、データ検索プログラム305により検索するフローチャートの例を説明する。この処理は、図4のステップS502で実行される。
データ検索プログラム305は、まず、上記ステップS501でビジネスモデルキャンバステーブルT301から読み込んだビジネスモデルキャンバスのアクティビティを取得する。本実施例では、新規事業の創出を検討する事業Aと事業Bのアクティビティをデータ検索プログラム305が取得する。
データ検索プログラム305は、事業Aと事業Bのアクティビティで利用されるデータの項目を特定するために、まず、アクティビティ/データテーブルT302のデータ1101から事業Aと事業BのアクティビティID1103を検索キーとして検索する(S601)。
ステップS602では、データ検索プログラム305がアクティビティ検索プログラム306を呼び出して、アクティビティ/データテーブルT302を検索させ、事業Aと事業Bのアクティビティ名の有無を判定する(S602)。
アクティビティ検索プログラム306は、検索結果に該当するアクティビティが存在しないと判定した場合にはステップS603へ進み、検索結果に該当するアクティビティが存在すると判定した場合にはステップS604へ進む。
ステップS603では、アクティビティ検索プログラム306が、対象事業のアクティビティと、当該アクティビティの実行に必要なデータ項目を、アクティビティ/データテーブルT302に追加する(S603)。なお、この処理は、事業Aと事業Bのアクティビティの全てについて実施される。また、対象事業のアクティビティと、データ項目は、ユーザが指定したアクティビティと当該アクティビティが利用するデータ1102(図10)を新たに登録してもよい。
本実施例では、説明の便宜上、元々アクティビティ/データテーブルT302に蓄積されていたデータ1101と、新たに蓄積するデータ1102とに分けている例を示すが、実際の新事業創出支援システム上ではアクティビティ/データテーブルT302に登録されたデータを分けなくても良い。
ステップS602で、アクティビティ/データテーブルT302に該当アクティビティが存在した場合、又はステップS603においてアクティビティが新たに登録された後、アクティビティ検索プログラム306は、事業Aと事業Bを構成するアクティビティの実行のために用いられるデータ項目を、事業Aと事業Bのどちらで用いられているデータ項目であるか判別できる形で保持する(S604)。
例えば、図示はしないが、アクティビティ/データテーブルT302のデータ項目1105のエントリに、当該データ項目を使用する事業名または事業の識別子を加えるようにしても良い。これによりデータ項目1105のそれぞれについて、どの事業のアクティビティが利用しているのかを特定することができる。
そして、データ検索プログラム305は、図5のフローチャートを終了する。
本実施例では、対象事業となった事業Aと事業Bのアクティビティが、アクティビティ/データテーブルT302に蓄積されたデータ1101からの検索結果が無く、ユーザによって新たなアクティビティ/データ1102が追加された例を示している。
アクティビティとアクティビティの実行に利用するデータ項目の組み合わせにおいて、同じアクティビティ名であっても、異なるデータ項目を用いて同一のアクティビティを実行していることが考えられる。
この場合には、アクティビティ検索プログラム306が、上記アクティビティはそれぞれ異なるものとして識別できるように異なるアクティビティID1103を付加してアクティビティ/データテーブルT302に格納する。これにより、以降の処理においても、異なるアクティビティとして取り扱うことができる。
また、データ項目の登録の際においても、データ項目名の同義語表記、表記揺れなどによって、同じアクティビティや同じデータ項目が重複して登録される恐れがある。この状況を避ける為に、アクティビティと、当該アクティビティが利用するデータ項目の登録時に重複したものが無いか予め判定する機能を追加する、又は、表記の揺れを登録時に検出し、同義であるものは統合するような機能を本新事業創出支援システムに追加してもよい。なお、上記機能は名寄せ辞書などの周知または公知の技術を用いればよい。
図6は、アクティビティ/データテーブルT302から、対象事業A、Bのアクティビティが利用するデータ項目と紐付いている共通のアクティビティを、アクティビティ検索プログラム306によって検索する処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、図4のステップS503で実行される。
アクティビティ検索プログラム306は、まず、上記ステップS604で、特定された事業Aと事業Bとのそれぞれのアクティビティで利用されるデータ項目が、共通で利用されている他の事業のアクティビティをアクティビティ/データテーブルT302からデータ項目をキーとして検索する(S701)。
この検索の結果、異なるアクティビティうち、同一のデータ項目を利用するアクティビティが特定される。そして、アクティビティ検索プログラム306は、同一のデータ項目を利用するアクティビティの検索結果が存在するか否かを判定する(S702)。
ステップS702の判定結果がNoの場合は、アクティビティ検索プログラム306が該当なしと判定して、当該フローチャートを終了する(S703)。
一方、ステップS702の判定結果がYesの場合、アクティビティ検索プログラム306は、該当する全てのアクティビティを「追加アクティビティ候補」として特定し(S704)、当該フローチャートを終了する。なお、アクティビティ検索プログラム306は、特定したアクティビティをメモリ207等の所定の領域に保持しておく。
ここで、上記ステップS701、S702を詳細に説明する為に、図15を詳細に説明する。
図15はアクティビティ/データテーブルT302上でアクティビティ検索プログラム306が行うステップS701の処理を、図10上で説明した概念図である。
アクティビティ/データテーブルT302には、アクティビティID1103と、アクティビティ1104と、紐付いているアクティビティ1104の実行のために利用されるデータ項目1105の関係が各カラムの丸印で設定されている。
例えば、列1501の内容について、アクティビティID1103は[Act-010]である。アクティビティ名は「建機搭載システム保全情報管理」である。当該アクティビティが利用するデータ項目は、「建機ID」と、「管理システムの状態」と、「検査状況」であることを示している。他の列のデータ項目についても同様である。
まず、「追加アクティビティ候補」の検索方法の例を説明する。
アクティビティ/データテーブルT302において、アクティビティ名1104が利用するデータ項目1105には、行と列が交わるフィールドに「○」が設定される。例えば、アクティビティ名1104=[Act-010]で使用されるデータ項目1105は、「建機ID」と、「管理システムの状態」と、「検査状況」である(列1501)。
「追加アクティビティ候補」は、対象とする事業Aのアクティビティが利用するデータ項目と、事業Bのアクティビティが利用するデータ項目が、共通するアクティビティで利用されるか否かで判定が行われる。
例えば、事業Aのアクティビティ[Act-A01]と、[Act-A02]と、[Act-A03]で利用しているデータは、「建機ID」と、「所有者情報」と、「検査状況」がある(図中1502)。どのアクティビティであっても、事業Aが有するデータ項目として認識される。
また、事業Bのアクティビティ[Act-B11]で利用するデータ項目は「管理システムの状態」と「システム維持方法」である(図中1503、1507)。また、[Act-010](「建機搭載システム保全情報管理」)は事業Aと事業Bとの両方のアクティビティで利用するデータ項目(建機ID、管理システムの状態、検査状況)が含まれるため、「追加アクティビティ候補」として選択される。
既存のアクティビティ[Act-011]が利用するデータについては(図中1504)、事業Aのアクティビティ[Act-A01]で利用しているデータと同じデータ(「建機ID」)がある。しかし、事業Bのアクティビティ[Act-B11]で利用するデータ項目と同じデータ項目は無い。このため、[Act-011]は「追加アクティビティ候補」には選択されない。
また、アクティビティ[Act-022]で利用するデータ項目について(図中1505)、事業Aのアクティビティ[Act-A02]では、利用するデータ項目と同じデータ項目(「検査者」)がある(図中1506)。
また、アクティビティ[Act-022]で利用するデータ項目には、事業Bのアクティビティ[Act-B11]で利用するデータ項目と同じデータ項目(「システム維持方法」)もある。しかし、「検査者評価数値」はどちらのアクティビティも利用していない(図中1507)。
アクティビティ[Act-022]では、全てのデータ項目を事業Aと事業Bが利用していないが、事業Aと事業Bの両方のアクティビティのデータ項目を夫々利用しているため、アクティビティ[Act-022]は「追加アクティビティ候補」に選択される。
対象となった事業のアクティビティが利用するデータ項目が、共通する他のアクティビティで利用されるか否かにより、複数の追加アクティビティ候補の中から選択する。以上の方法で、「追加アクティビティ候補」を選択する。
図7は、アクティビティで利用されるデータ項目のデータを収集する際の収集コストをデータ/コストテーブルT303から取得し、データ収集コスト算出プログラム307で行われる処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、図4のステップS504で実行される。
データ収集コスト算出プログラム307は、まず、上記図6のステップS704で選択された「追加アクティビティ候補」が利用するデータ項目を、アクティビティ/データテーブルT302から読み出す(S801)。例えば、図11で示すように、データID:101、データ項目名:建機IDのコスト値は「5」である。
データ収集コスト算出プログラム307は、業務A又は業務Bが既に利用しているデータ項目1105であるか否かを判定する(S802)。既に利用しているデータ項目1105である場合、データ収集コスト算出プログラム307は、対象データのコスト値はなし(値:0)とする(S803)。
これは、事業Aと事業Bの業務で既に利用されているデータであることから、データを新しく取得する為の端末や処理形態の導入などにコストがかからないと考えられるからである。
例えば、図15において、事業Aではアクティビティ[Act-A01]等に見られる「所有者情報」を用いて様々なアクティビティが行われいる。つまり、既に「所有者情報」を取得し、保管するシステムが構築されており、既存情報については既に蓄積されており再利用が可能である状態にあると言える。
しかし、図15において、「管理システムの状態」のデータ項目は事業Aでは利用していない。つまり、「管理システムの状態」のデータを収集する為には、「管理システムの状態」を監視するシステムを新たに構築する必要や、そもそも管理システムを所有していない場合もあり、利用されていないデータ項目のデータは取得の為に様々なコストがかかってくることが予想される。
このため、既にデータ項目として収集されているものに関しては、新たなコストがかからないと推定してコスト値なしを設定する。
一方、データ収集コスト算出プログラム307は、事業A或いは事業Bのどちらのアクティビティでも利用していないデータ項目である場合は、当該データ項目のデータを取得するためのコスト値を、データ/コストテーブルT303から取得する(S804)。
データ収集コスト算出プログラム307は、検索対象となっている「追加アクティビティ候補」で利用するデータ項目について全てのデータについてコスト値をすべて算出したか否かを判定し(S805)、全てのコスト値を取得するまで上記ステップS802からステップS805までの処理を繰り返す。
データ収集コスト算出プログラム307は、ステップS805で、全てのデータ項目についてコスト値を取得したと判定した後、対象の「追加アクティビティ候補」毎に取得したコスト値を合算し、「データ収集コスト」として算出する(S806)。
「データ収集コスト」の算出方法について、本実施例においては合算方式を採用しているが、算出方法は実施例により変更するものであってこれに限定されるものではない。具体的な実施形態例は後に記述する。
データ収集コスト算出プログラム307は、図6のステップS704で特定した「追加アクティビティ候補」について全ての「データ収集コスト」を算出したか判定し(S807)、全ての「データ収集コスト」を算出するまで上記ステップS801からステップS806の処理を繰り返す。
データ収集コスト算出プログラム307は、ステップS807で、全ての「データ収集コスト」を算出したと判定した後、算出した「データ収集コスト」が最も小さい「追加アクティビティ候補」を選択し(S808)、このフローチャートを終了する。
上記処理によって、コスト値の総和である「データ収集コスト」が最も小さい「追加アクティビティ候補」が選択される。なお、上記ではデータ収集コストが最小の追加アクティビティ候補を選択する例を示したが、これに限定されるものではない。例えば、追加アクティビティ候補をデータ収集コストの小さい順に並べて表示するようにしても良い。
図8は、データ収集コストの最も低い「追加アクティビティ候補」を、最終出力画面1401に出力する画面出力プログラム308の処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、図4のステップS505で実施される。
画面出力プログラム308は、まず、上記図7のステップS808で選択した「追加アクティビティ候補」が関連する事業(事業Aと事業B以外の事業)のビジネスモデルキャンバスを、ビジネスモデルキャンバステーブルT301からアクティビティ名をキーとして検索する(S901)。
次に、画面出力プログラム308は、検索結果である事業のビジネスモデルキャンバスの要素の中で、ユーザに提示する要素を取得する(S902)。ユーザに提示するビジネスモデルキャンバスの要素としては、例えば、収益の流れ(R$)や、提供価値(VP)を含むことができる。
次に、画面出力プログラム308は、上記検索結果を表示する最終出力画面1401(図13)を生成して出力する(S903)。最終出力画面1401では、事業Aと事業Bを除く他のビジネスモデルキャンバスの要素を提示し、アクティビティを追加することにより創出される価値や、対象となる市場、収益形態などを判定できる為、アクティビティを追加するための指標とすることができる。この時、表示対象となる事業は一つではなく、複数になることが予測される。
図9は、ビジネスモデルキャンバステーブルT301の一部の例を示す図である。ビジネスモデルキャンバステーブルT301には、ビジネスモデルキャンバスによって整理された複数の事業(ビジネスモデル)の要素が予め定義されている。
ビジネスモデルキャンバステーブルT301は、ビジネスモデル(図中BM)ID1010と、事業名1011と、CS(顧客セグメント)1001と、VP(提供価値)1002と、CH(チャネル)1003と、CR(顧客との関係)1004と、R$(収益の流れ)1005と、KR(キーリソース)1006と、KA(キーアクティビティ)1007と、KP(キーパートナー)1008と、C$(コスト構造)1009がひとつのエントリに格納される。
ビジネスモデルキャンバスID1010には、ビジネスモデルを特定する識別子が格納される。事業名1011には、ビジネスモデルの名称が格納される。CS(顧客セグメント)1001には、当該ビジネスモデルの対象となる顧客の種類やカテゴリが格納される。
VP(提供価値)1002には、サービスや商品が提供する価値が格納される。CH(チャネル)1003には、顧客にビジネスの価値を提供する経路、または価値を伝達する経路が格納される。CR(顧客との関係)1004には、顧客に対する接し方が格納される。
R$(収益の流れ)1005には、当該ビジネスモデルの収入源が格納される。KR(キーリソース)1006には、当該ビジネスモデルを実現するために必要な資源が格納される。KA(キーアクティビティ)1007には、当該ビジネスモデルで行う事業内容が格納される。
KP(キーパートナー)1008には、当該ビジネスモデルを実行するのに必要なパートナー企業や団体が格納される。C$(コスト構造)1009には、当該ビジネスモデルで発生するコストが格納される。
ビジネスモデルキャンバスの各項目の追加方法は、図12の入力画面で後述する。
ビジネスモデルキャンバステーブルT301に蓄積されるビジネスモデルキャンバスのデータは、単一のユーザによるデータ登録によって完結するものではなく、複数のユーザやデータ入出力端末103によって入出力作業が可能である。このため、事業の担当者それぞれが異なる場所や異なる時間にデータ登録の作業を行っても、情報は共有することができる。
図10は、アクティビティ/データテーブルT302の一部の例を示す図である。アクティビティ/データテーブルT302には、ビジネスモデルの要素であるアクティビティ(業務または業務の内容)と、アクティビティで利用されるデータの項目の関係が予め設定される。
アクティビティ/データテーブルT302には、既に蓄積されていたアクティビティとアクティビティが利用するデータ1101と、対象事業として図5のステップS603で新たに追加された事業Aと事業Bのアクティビティと当該アクティビティが利用するデータ1102が登録されている。
図示の例では、新たに追加された事業AのアクティビティID1103は、「Act-A01」と、「Act-A02」と、「Act-A03」である。また、新たに追加された事業BのアクティビティID1103は、「Act-B11」である。
図9に示したビジネスモデルキャンバスのCR(顧客との関係)1004と、KA(キーアクティビティ)1007に割り当てられている項目はアクティビティとして蓄積されている。
例えば、図9のBM-ID1010=「BM-A01」の事業AのKA(キーアクティビティ)1007の要素=「所有者との面談」、「建機メンテナンス」、「建機保管」は、アクティビティID1103=「Act-A01」、「Act-A02」、「Act-A03」としてアクティビティ/データテーブルT302のデータ1102に登録される。
アクティビティ/データテーブルT302の各アクティビティには、アクティビティID1103と、アクティビティ名1104が付与される。
また、アクティビティを実行する為に利用するデータ項目1105が何であるかが紐付けられている。図10において、アクティビティが利用するデータは、行と列が交わるフィールドに図中「○」が設定される。なお、図10のアクティビティ/データテーブルT302の詳細は、図15で説明したアクティビティ/データテーブルT302と同様である。
アクティビティとアクティビティの実行で利用するデータ項目の関係は、アクティビティ/データテーブルT302に、行と列を随時追加することができる。アクティビティ/データテーブルT302に、ユーザがデータ入出力端末103から入力することによってアクティビティとデータの登録を行っても良い。
また、一つのアクティビティに対して、ユーザの手入力によるデータ項目の登録では追いつかない大量のデータが紐付いている可能性も考えられる。大規模な新事業創出支援システムとデータが紐付いてシステムを運用しているならば、該当システムが業務の中で取得しているデータ項目と出力している結果によって情報を収集するなど、自動的にアクティビティとデータを登録する方法があれば、その方法を用いても良い。
アクティビティとデータ項目の登録方法は、例えば、なんらかのアクティビティを実行しているシステムのプログラムについて、当該プログラムが算出する結果と、当該結果を算出するためのデータをプログラムの構成から自動的に読み取ることで実現することができる。
図11は、データ/コストテーブルT303の一部の例を示す図である。データ/コストテーブルT303は、データ項目とデータの収集コストの値が紐付けられて蓄積されている。
データ/コストテーブルT303は、アクティビティ/データテーブルT302のデータ項目1105について、データを新たに取得する際のコストが予め設定される。データ/コストテーブルT303は、データID1201と、データ項目名1202と、コスト値1203をひとつのエントリに含む。
データID1201には、データ項目1105を特定する識別子が格納される。データ項目名1202には、データ項目1105名称が格納される。
コスト値1203は、データを収集する為の難易度を数値に表したものである。ここでいうデータを収集するための難易度とは、特定のデータを取得するために必要となる金銭的コストや、データ取得のために複数のシステムを経由する必要があるなどの時間的コスト、またプライバシーが重視される個人情報などの機密性またはセキュリティの確保に必要なコストなどを合算したものである。なお、コストの数値の設定方法は、上記に限定されるものではない。
また、アクティビティを選択する指標として、コスト値1203だけではなく、どのような事業の種類に近いか、事業の新規性の大小関係や、ある一定の条件下における事業の適応度などを第二軸としてマッピングし、アクティビティを選択する方法を用いても良い。
図12は、ビジネスモデルキャンバス入力画面1301の一例を示す図である。図12において、ビジネスモデルキャンバス入力画面1301の一部を拡大した部分を破線部拡大図1302として下部に示している。
ビジネスモデルキャンバス入力画面1301は、ビジネスモデルキャンバスの事業名を入力する入力部1303と、入力したビジネスモデルキャンバスを登録するボタン1304を含む。
ビジネスモデルキャンバス入力画面1301は、ビジネスモデルキャンバスの9つの要素のそれぞれについて、情報を入力するための入力部1305が含まれている。
新規事業創出支援システムのユーザは、事業のビジネスモデルキャンバス要素を、入力部1305から追加する。入力部1305は、ビジネスモデルキャンバスの9つの要素についてそれぞれ設定される。
ユーザがボタン1304をクリックすると、ビジネスモデルキャンバス登録/検索プログラム304は、ビジネスモデルキャンバス入力画面1301内で、情報が追加された入力部1305の場所に応じて、ビジネスモデルのどの要素に属しているか判定し、ビジネスモデルキャンバステーブルT301に夫々登録する。
ビジネスモデルキャンバステーブルT301の事業名1011は、ユーザによって入力部1303に入力したものを登録する。事業名1011の登録時には、ビジネスモデルキャンバス登録/検索プログラム304が、該当のビジネスモデルキャンバスにビジネスモデルキャンバスID1010を自動的に付与し、ビジネスモデルキャンバステーブルT301に登録する。
ビジネスモデルキャンバステーブルT301の登録内容は、ビジネスモデルキャンバス登録/検索プログラム304がデータ入出力端末103に表示し、ユーザが登録中の内容を判定できる状態にある。
ビジネスモデルキャンバスの確認や、修正、削除の際は、ビジネスモデルキャンバス登録/検索プログラム304がビジネスモデルキャンバステーブルT301から各項目の情報を読み出し、ビジネスモデルキャンバス入力画面1301で再度表示し、適宜処理することができる。
図13は、最終出力画面1401の一例を示す図である。
最終出力画面1401は、事業Aと事業Bを合わせた新事業A-Bを表示する表示部1402と、アクティビティ/データテーブルT302から取得した事業Aと事業Bを合わせた新事業A-Bのビジネスモデルキャンバスの要素(アクティビティ)を表示するレーン部1403と、レーン部1403に表示されたアクティビティと、当該アクティビティの実行のために利用するデータ項目をアクティビティ/データテーブルT302から取得した結果を表示するレーン部1404と、例えばレーン部1404で表示されたアクティビティの1項目をマウス等で選択することによって、ビジネスモデルキャンバステーブルT301から当該アクティビティを含む既存のビジネスモデルキャンバスの情報を取得して表示する表示部1405を含む。
レーン部1403には、「Value proposition」と「Activities」と「Stake holder」の項目が含まれる。「Activities」には、複数の追加アクティビティ候補がコスト値の低い順に表示される。図示の例では「Activity 1」が最上位となる。
レーン部1404で選択されたアクティビティに関連するビジネスモデルキャンバスとは、ビジネスモデルキャンバステーブルT301に格納されている行単位の情報であって、各ビジネスモデルキャンバスが含有する各項目の中で、ユーザが参照したい情報で構成した上で提示する。
これは、図8の処理でも説明したとおり、レーン部1404に表示されたアクティビティに関連するビジネスモデルキャンバスの情報を確認する為である。検索されたアクティビティが新事業A-Bのアクティビティへ追加されることによって生み出される価値や、収益形態をビジネスモデルキャンバスの参照によって確認できる。このため、本新事業創出支援システムのユーザは、どのアクティビティを新事業A-Bに採用するか、検証や、判定も行うことができる。
表示部1405には、ビジネスモデルキャンバステーブルT301から取得した、対象事業A、Bのビジネスモデルキャンバス項目中のアクティビティ(ビジネスモデルキャンバス中のKA:キーアクティビティと、CR:顧客との関係)と同じアクティビティが含まれている箇所を、ビジネスモデルキャンバステーブルT301の別の事業から検索した結果が表示される。
新事業A-Bは、ビジネスモデルキャンバス入力画面1301と同様の形で提示することも可能であるが、処理後の算出結果の2つのビジネスモデルキャンバスを一度に表示する場合には、項目が増えすぎて内容が確認しづらくなることが予想されるため、ビジネスモデルキャンバス入力画面1301とは異なる最終出力画面1401を用いている。
以上のように、新規事業創出支援装置101に、2つの事業A、Bのビジネスモデルキャンバスの情報を入力することで、2つの事業A、Bを連携させて新たな事業を創出する際に、新規に追加可能なアクティビティの候補を提示させることが可能となる。
追加アクティビティ候補は、既存の事業A、事業Bには存在しない新たな業務として、新規事業A-Bに取り込む可能性を有している。
また、新規事業創出支援装置101は、追加アクティビティ候補を複数提示することで、既存の事業のビジネスモデルキャンバスの情報とアクティビティ/データテーブルT302から、新たな事業で追加可能な業務(追加アクティビティ候補)を提案することができ、新規事業の創出を担当するユーザを支援することができる。
また、図13の最終出力画面1401では、追加アクティビティ候補を表示する例を示したが、追加アクティビティ候補のデータ収集コストの値を表示するようにしても良い。これにより、新規事業創出支援システムのユーザは、新規事業A-Bを実現する際に、必要となる業務を実現するコストを得ることができ、迅速に新規事業A-Bを実現可能か否かの判定を支援することができる。
また、上記実施例において、新規事業創出支援装置101は、表示部1405に追加アクティビティ候補を利用しているビジネスモデルキャンバスの情報を表示する例を示したが、図14で示すように、追加アクティビティ候補を要素に含むビジネスモデルキャンバスの情報を表示してもよい。
図14は、追加アクティビティ候補に関連する事業の一例を示す図である。画面出力プログラム308は、最終出力画面1401の表示部1405がクリックされると、追加アクティビティ候補に関連するビジネスモデルキャンバスを出力する表示画面1511を出力する。
表示画面1511は、追加アクティビティ候補1510と、追加アクティビティ候補が使用するデータ項目1105と、追加アクティビティ候補1510を要素に含むビジネスモデルキャンバス1520と、ビジネスモデルキャンバス1520の提供価値(VP1002)と、コスト構造(C$1009)と収益の流れ(R$1005)を含む。
新規事業創出支援システムは、追加アクティビティ候補がどのような価値を提供するビジネスモデルに含まれているのかを容易に知ることができ、新たな事業を創出するユーザにヒントを与えることができる。
また、表示画面1511には、コスト構造(C$1009)と収益の流れ(R$1005)が表示されるので、図14の新規事業A-Bとの対比を容易に行うことが可能となる。
以上のように、本実施例の新規事業創出支援装置101は、新規事業を創出するために事業Aと事業BをビジネスモデルキャンバステーブルT301に登録し、「キーアクティビティ(KA)」と「顧客との関係(CR)」をアクティビティとして、事業Aと事業Bのアクティビティを抽出する。
そして、新規事業創出支援装置101は、事業Aのアクティビティのデータ項目1105と、事業Bのアクティビティのデータ項目1105とを自身のデータ項目1105に含む既存のアクティビティを検索し、該当するアクティビティを追加アクティビティ候補として選択する。
新規事業創出支援装置101は、選択した追加アクティビティ候補について新規事業A-Bに実装するコスト値を算出し、当該コスト値から追加アクティビティ候補毎のデータ収集コストを算出する。新規事業創出支援装置101は、追加アクティビティ候補をデータ収集コストの小さい順に並べて最終出力画面1401を生成し、データ入出力端末103へ出力する。
新規事業創出支援システムのユーザは、最終出力画面1401より異なる事業A、Bを連携させたときに新規に追加可能なアクティビティを、実装するコストが低い順に参照することが可能となって、新規事業の創出を支援することが可能となる。
すなわち、本実施例によれば、既存のデータリソース(ビジネスモデルキャンバステーブルT301とアクティビティ/データテーブルT302)を利用して、迅速に構築可能なビジネスモデルを提示することができる。
<まとめ>
以上のように、本実施例の新規事業創出支援装置101は、ビジネスモデルのアクティビティ(要素)を定義するビジネスモデルキャンバステーブルT301と、ビジネスモデルのアクティビティを実行する際に使用されるデータの項目の関係が予め設定されたアクティビティ/データテーブルT302を有する。
新規事業創出支援装置101は、検討するビジネスモデルA(事業A)のアクティビティと、ビジネスモデルB(事業B)のアクティビティを受け付けて、ビジネスモデルAのアクティビティを実行するために使用するデータ項目と、ビジネスモデルBのアクティビティを実行するために使用するデータ項目を、アクティビティ/データテーブルT302で検索し、ビジネスモデルA、Bのアクティビティで使用するデータ項目が共通する他のビジネスモデルのアクティビティを選択し、新規事業A-Bで実施可能な追加アクティビティ候補として提示する。
上記処理によって、連携させる既存の事業Aと事業Bの情報をビジネスモデルキャンバステーブルT301とアクティビティ/データテーブルT302に追加すると、新規事業創出支援装置101は、事業Aと事業Bを連携させた新規事業A-Bで使用可能な他の事業のアクティビティを自動的に提案することができる。
新規事業創出支援装置101は、データ項目毎にデータの取得コストが予め設定されたデータ/コストテーブルT303から、追加アクティビティ候補毎の取得コストの和をデータ収集コストとして算出し、データ収集コストが最小の追加アクティビティ候補を選択する。
上記の処理によって、新規事業創出支援装置101は、異なる事業を連携させて新規事業の創出する際に、既存のビジネスモデルのアクティビティで利用可能なものを提示することが可能となって、新規ビジネスの創出を支援することができる。
また、新規事業創出支援装置101は、新規事業A-Bに追加可能なアクティビティの候補について、当該アクティビティを利用するビジネスモデルをビジネスモデルキャンバステーブルT301から検索して、当該ビジネスモデルの情報(提供価値など)を提示する。
新規事業A-Bを創出する際に、追加アクティビティ候補が要素に含まれる他のビジネスモデルがどのような価値を提供するのかを提示することで、新規事業を創出するユーザにヒントを与えることができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、これは本発明の説明のための例示であって発明の範囲を上記構成に限定する趣旨ではない。本発明は、他の種々の形態でも実施する事が可能である。
例えば、上記の実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に記載したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加、削除、又は置換のいずれもが、単独で、又は組み合わせても適用可能である。
また、上記の実施例は、事業内容の分析手法としてビジネスモデルキャンバスを用いたが、これに限定されず、他の表記方法や分析手法を用いても良い。
また、上記の実施例では、2つの事業A、事業Bとして建機やスマートロックの事業内容を例示したが、これに限定されず、他の事業を対象にしても良い。
また、上記の実施例は、2つの事業A、事業Bを対象として説明しているが、対象事業は2つに限らず、1つまたは3つ以上の事業を対象としてもよい。
また、上記の実施例は、ビジネス実現の迅速性の評価としてデータ収集コストを用いたが、これに限定されず、他の判定指標を用いても良い。
また、上記の実施例では、ビジネス実現の迅速性の評価をしているが、新たな価値を提供する新技術への適合性を評価指標としても良い。例えば、複数の事業者が同一のデータを互いに所有していて、さらに、このデータを活用した新たなアクティビティの追加が提案された場合には、複数組織間で台帳を分散して共有することにより、耐改竄性や透明性といった特徴を含むブロックチェーン技術を適合できる可能性が高い、などを評価してもよい。
また、上記の各構成、機能、処理部、及び処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、及び機能等は、演算装置がそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
Act アクティビティ
BM ビジネスモデル
BMC ビジネスモデルキャンバス
T301 ビジネスモデルキャンバステーブル
T302 アクティビティ/データテーブル
T303 データ/コストテーブル
101 新事業創出支援装置
102 ネットワーク
103 データ入出力端末
304 ビジネスモデルキャンバス登録/検索プログラム
305 データ検索プログラム
306 アクティビティ検索プログラム
307 データ収集コスト算出プログラム
308 画面出力プログラム
309 新事業創出支援プログラム

Claims (8)

  1. プロセッサとメモリを有する計算機が、新規のビジネスモデルを提案するビジネスモデルの創出支援方法であって、
    前記計算機が、第1のビジネスモデルと第2のビジネスモデルを受け付ける第1のステップと、
    前記計算機が、複数のビジネスモデルについて、当該ビジネスモデルで実施する業務をアクティビティとして予め定義した第1の情報に、前記第1のビジネスモデルで実施する第1のアクティビティと前記第2のビジネスモデルで実施する第2のアクティビティをそれぞれ追加する第2のステップと、
    前記計算機が、前記アクティビティを実施する際に使用するデータ項目と当該アクティビティの関係を予め定義した第2の情報に、前記第1のアクティビティを実施するときに使用する第1のデータ項目と当該第1のアクティビティの関係と、前記第2のアクティビティを実施するときに使用する第2のデータ項目と当該第2のアクティビティの関係とをそれぞれ追加する第3のステップと、
    前記計算機が、前記第2の情報を検索して、前記第1のデータ項目と前記第2のデータ項目の双方を含む第3のアクティビティを取得する第4のステップと、
    前記計算機が、前記第1のビジネスモデルと前記第2のビジネスモデルを連携させた第3のビジネスモデルの業務として実施可能な前記第3のアクティビティを出力する第5のステップと、
    を含み、
    前記第5のステップは、
    前記第3のアクティビティを複数取得して、データ項目毎にデータを取得するコストを予め設定した第3の情報を参照して、前記第3のアクティビティが使用するデータ項目毎の取得コストの和を第3のアクティビティのデータ取得コストとして算出し、
    前記第3の情報には、前記データを取得するために必要となる金銭的又は時間的な値がコストとして予め設定され、前記コストは、前記データ項目が既に利用されている場合には前記コストの値がゼロに設定されることを特徴とするビジネスモデルの創出支援方法。
  2. 請求項1に記載のビジネスモデルの創出支援方法であって、
    前記第5のステップは、
    前記複数の第3のアクティビティのうち、前記データ取得コストが最小の第3のアクティビティを選択することを特徴とするビジネスモデルの創出支援方法。
  3. 請求項1に記載のビジネスモデルの創出支援方法であって、
    前記第5のステップは、
    前記複数の第3のアクティビティのうち、前記データ取得コストが小さい順に第3のアクティビティを出力することを特徴とするビジネスモデルの創出支援方法。
  4. 請求項1に記載のビジネスモデルの創出支援方法であって、
    前記計算機が、前記第1の情報を検索して前記第3のアクティビティを含む第3のビジネスモデルを取得し、当該第3のビジネスモデルを前記第3のアクティビティに関連する情報として出力する第6のステップを、さらに含むことを特徴とするビジネスモデルの創出支援方法。
  5. プロセッサとメモリを有して、新規のビジネスモデルを提案するビジネスモデルの創出支援装置であって、
    複数のビジネスモデルについて、当該ビジネスモデルで実施する業務をアクティビティとして予め定義した第1の情報と、
    前記アクティビティを実施する際に使用するデータ項目と当該アクティビティの関係を
    予め定義した第2の情報と、を有し、
    前記プロセッサが、第1のビジネスモデルと第2のビジネスモデルを受け付けて、前記第1のビジネスモデルで実施する第1のアクティビティと前記第2のビジネスモデルで実施する第2のアクティビティをそれぞれ前記第1の情報に追加し、
    前記プロセッサが、前記第1のアクティビティを実施するときに使用する第1のデータ項目と当該第1のアクティビティの関係と、前記第2のアクティビティを実施するときに使用する第2のデータ項目と当該第2のアクティビティの関係とをそれぞれ前記第2の情報に追加し、
    前記プロセッサが、前記第2の情報を検索して、前記第1のデータ項目と前記第2のデータ項目の双方を含む第3のアクティビティを取得して、前記第1のビジネスモデルと前記第2のビジネスモデルを連携させた第3のビジネスモデルの業務として実施可能な前記第3のアクティビティを出力し、
    前記データ項目毎にデータを取得するために必要となる金銭的又は時間的な労力を示す値をコストとして予め設定した第3の情報をさらに有し、
    前記プロセッサが、前記第3のアクティビティを複数取得して、前記第3の情報を参照して、前記第3のアクティビティが使用するデータ項目毎の取得コストの和を第3のアクティビティのデータ取得コストとして算出し、
    前記第3の情報は、前記データ項目が既に利用されている場合には前記コストの値がゼロに設定されることを特徴とするビジネスモデルの創出支援装置。
  6. 請求項5に記載のビジネスモデルの創出支援装置であって、
    前記プロセッサが、前記複数の第3のアクティビティのうち、前記データ取得コストが最小の第3のアクティビティを選択することを特徴とするビジネスモデルの創出支援装置
  7. 請求項5に記載のビジネスモデルの創出支援装置であって、
    前記プロセッサが、前記複数の第3のアクティビティのうち、前記データ取得コストが小さい順に第3のアクティビティを出力することを特徴とするビジネスモデルの創出支援装置。
  8. 請求項5に記載のビジネスモデルの創出支援装置であって、
    前記プロセッサが、前記第1の情報を検索して前記第3のアクティビティを含む第3のビジネスモデルを取得し、当該第3のビジネスモデルを前記第3のアクティビティに関連する情報として出力することを特徴とするビジネスモデルの創出支援装置。
JP2018100641A 2018-05-25 2018-05-25 ビジネスモデルの創出支援方法及びビジネスモデルの創出支援装置 Active JP7059108B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018100641A JP7059108B2 (ja) 2018-05-25 2018-05-25 ビジネスモデルの創出支援方法及びビジネスモデルの創出支援装置
PCT/JP2019/017634 WO2019225287A1 (ja) 2018-05-25 2019-04-25 ビジネスモデルの創出支援方法及びビジネスモデルの創出支援装置
US17/051,192 US11334838B2 (en) 2018-05-25 2019-04-25 Business model generation support method and business model generation support device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018100641A JP7059108B2 (ja) 2018-05-25 2018-05-25 ビジネスモデルの創出支援方法及びビジネスモデルの創出支援装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2019204418A JP2019204418A (ja) 2019-11-28
JP2019204418A5 JP2019204418A5 (ja) 2020-12-17
JP7059108B2 true JP7059108B2 (ja) 2022-04-25

Family

ID=68616606

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018100641A Active JP7059108B2 (ja) 2018-05-25 2018-05-25 ビジネスモデルの創出支援方法及びビジネスモデルの創出支援装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US11334838B2 (ja)
JP (1) JP7059108B2 (ja)
WO (1) WO2019225287A1 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002007655A (ja) 2000-06-16 2002-01-11 Creek & River Co Ltd プロジェクト支援システム及び方法、並びに、記録媒体
JP2007188144A (ja) 2006-01-11 2007-07-26 Ricoh Co Ltd ワークフロー管理システム

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7676390B2 (en) * 2003-09-04 2010-03-09 General Electric Company Techniques for performing business analysis based on incomplete and/or stage-based data
US8799181B2 (en) * 2006-05-09 2014-08-05 Sag Ag Business process federated repository
JP5022768B2 (ja) 2007-05-02 2012-09-12 株式会社日立製作所 ビジネスモデル設計支援システム及び設計支援方法
US7987262B2 (en) * 2008-11-19 2011-07-26 Accenture Global Services Limited Cloud computing assessment tool
US10438166B2 (en) * 2008-12-05 2019-10-08 Stereologic Inc. Systems and methods for business process modelling
CA2811630C (en) * 2010-08-24 2020-06-16 Solano Labs, Inc. Method and apparatus for clearing cloud compute demand
US20160063422A1 (en) * 2014-08-27 2016-03-03 International Business Machines Corporation Business process model synchronization
WO2016043780A1 (en) * 2014-09-19 2016-03-24 Hewlett Packard Enterprise Development Lp Business resource modeling
US10628777B2 (en) * 2017-09-15 2020-04-21 International Business Machines Corporation Cognitive process enactment

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002007655A (ja) 2000-06-16 2002-01-11 Creek & River Co Ltd プロジェクト支援システム及び方法、並びに、記録媒体
JP2007188144A (ja) 2006-01-11 2007-07-26 Ricoh Co Ltd ワークフロー管理システム

Also Published As

Publication number Publication date
US11334838B2 (en) 2022-05-17
WO2019225287A1 (ja) 2019-11-28
JP2019204418A (ja) 2019-11-28
US20210241189A1 (en) 2021-08-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Kilubi The strategies of supply chain risk management–a synthesis and classification
Jansen et al. The nature of public e-services and their quality dimensions
Al-Baik et al. The kanban approach, between agility and leanness: a systematic review
Rosário et al. How has data-driven marketing evolved: Challenges and opportunities with emerging technologies
US10467634B2 (en) Generating metadata and visuals related to mined data habits
Yarmohammadi et al. Mining implicit 3D modeling patterns from unstructured temporal BIM log text data
US9576246B2 (en) Predictive modeling and data analysis in a secure shared system
Fumagalli et al. Framework for simulation software selection
JP2013536535A (ja) 並列処理開発環境および関連する方法
CN104321792A (zh) 业务过程分析法
Fattah et al. Analysis of the performance of inventory management systems using the SCOR model and Batch Deterministic and Stochastic Petri Nets
Zhang et al. Investigating participants’ attributes for participant estimation in knowledge-intensive crowdsourcing: a fuzzy DEMATEL based approach
Maciel et al. Knowledge management diagnostics in software development organizations: a systematic literature review
Hai-Jew Online Survey Design and Data Analytics: Emerging Research and Opportunities: Emerging Research and Opportunities
US20100121830A1 (en) Identifying screen flows to support multiple entities and their diverse rules with a single application instance
Bustard et al. Linking soft systems and use-case modelling through scenarios
van der Aalst et al. Process mining in web services: The websphere case.
JP6639334B2 (ja) 業務処理フロー生成システム、生成方法および装置
Osman et al. Health is wealth: Evaluating the health of the bitcoin ecosystem in github
US10181105B2 (en) Object oriented organization management with dynamic grouping
JP7059108B2 (ja) ビジネスモデルの創出支援方法及びビジネスモデルの創出支援装置
Sim Consolidation of success factors in data mining projects
JP2019204418A5 (ja)
Unrau et al. Interaction pattern analysis for WebGIS usability evaluation
JP2023034888A (ja) ユーザに対して因果ループ図を表示するシステム及び方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201104

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220125

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220405

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220413

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7059108

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150