JP7058440B2 - 学習システム及び学習方法 - Google Patents
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以下、本発明の実施形態としての学習システムについて説明する。図1は、本実施形態における学習システム100の一例を示す模式図である。
図2は、本実施形態における学習の対象となるニューラルネットワークの一例を示す模式図である。図2に示すように、ニューラルネットワークは、第1層に入力層(Input layer)と、第2層及び第3層に隠れ層(Hidden layers)と、第4層に出力層(Output layer)とを有し、各層は複数のノードNを有する。なお、図2では、2層の隠れ層、並びに第1層に6つのノードN11~N16、第2層に4つのノードN21~N24、第3層に6つのノードN31~N36、及び第4層に4つのノードN41~N44を示しているが、隠れ層の総数及び各層におけるノードNの数は任意である。各ユーザ端末20は、それぞれ等しい層数及びノード数のニューラルネットワークを有する。
各ノードNは、隣接する層のノードNに対して重み変数Wで紐づけられている(図2の矢印)。重み変数Wは、ノードNの間毎に異なる値を示し、深層学習における再現性に影響する変数である。重み変数Wは、例えば行列で示される。重み変数Wを各ユーザ端末20において順番に算出し、更新することで、深層学習における再現性の精度向上を図ることができる。
サーバ10は、図1に示すように、複数のユーザ端末20と接続され、重み変数W等の各種情報を送受信及び保存する。サーバ10は、例えばクラウドサーバのように、管理者等に代わって各種情報の記憶等を行う第三者機関(業務委託先等)が保有するサーバでもよい。
ユーザ端末20は、深層学習における再現性の最適化に必要となる重み変数Wを算出する。ユーザ端末20は、深層学習に必要となる参照データを有し、ユーザ端末20毎に異なる参照データを有する。このため、深層学習における再現性の最適化は、ユーザ端末20の数によって得られる精度が変わる。なお、図1ではnつのユーザ端末20(20a、20b、・・・、20n)を示しているが、ユーザ端末20の数は任意である。
公衆通信網30(ネットワーク)は、サーバ10等が通信回路を介して接続されるインターネット網等である。公衆通信網30は、いわゆる光ファイバ通信網で構成されてもよい。また、公衆通信網30は、有線通信網には限定されず、無線通信網で実現してもよい。公衆通信網30は、例えば図1に示すように、ユーザ端末20毎に複数の通信網30a、30b、・・・、30nを有してもよく、各ユーザ端末20とサーバ10との各種情報の送受信が実現できれば、任意の構成を備えることができる。
次に、本実施形態における学習システム100の動作について説明する。図3は、本実施形態における学習システム100の動作の一例を示すフローチャートである。
先ず、複数のユーザ端末20に含まれる1つのユーザ端末20(以下、第1ユーザ端末20aとする)において、重み変数W(以下、第1重み変数W1とする)を算出する。第1ユーザ端末20aの算出部21は、第1参照データと、予め取得された重み変数Wとを参照し、第1重み変数W1を算出する。ここで、予め取得された重み変数Wは、例えば初期値として算出部21で設定されてもよい(初期値設定手段S111)ほか、例えば他のユーザ端末20において算出された重み変数Wを取得してもよい。第1ユーザ端末20aの記憶部22は、例えば算出した第1重み変数W1を記憶する。
次に、サーバ10を介して第1重み変数W1を、第1ユーザ端末20aから他のユーザ端末20(以下、第2ユーザ端末20bとする)に送信する(送受信手段S120)。このとき、例えば第1重み変数W1を、複数のユーザ端末20のうち第2ユーザ端末20bのみに送信し、その他のユーザ端末20には送信されない。
次に、第2ユーザ端末20bにおいて、重み変数W(以下、第2重み変数W2とする)を算出する(第2算出手段S130)。第2ユーザ端末20bの算出部21は、第2参照データと、第1重み変数W1とを参照し、第2重み変数W2を算出する。第1ユーザ端末20aの記憶部22は、例えば算出した第2重み変数W2を記憶する。
次に、本実施形態における学習システム100の変形例について説明する。上述した実施形態における学習システム100の一例と、変形例との違いは、暗号化された重み変数WKが送受信される点である。なお、上述した内容と同様の構成等については、説明を省略する。
次に、本実施形態における学習システム100の動作の変形例について説明する。図6は、本実施形態における学習システム100の動作の変形例を示すフローチャートである。本変形例によれば、学習システム100は生成手段S150をさらに備え、第1算出手段S110は暗号化手段S112を有し、送受信手段S120は復号手段S123を有する。
先ず、共通鍵暗号Kを生成する(生成手段S150)。1つのユーザ端末20(以下、第1ユーザ端末20aとする)の暗号部24は、共通暗号鍵を生成する。暗号部24は、例えばSSL/TLS等の暗号化技術を利用して、生成した共通暗号鍵を直接他のユーザ端末20(例えば第2ユーザ端末20b~第nユーザ端末20n)に送信する。他のユーザ端末20のそれぞれの記憶部22(22b~22n)は、取得した共通暗号鍵を記憶する。
11 :制御部
12 :記憶部
13 :通信インターフェース
20 :ユーザ端末
21 :算出部
22 :記憶部
23 :通信インターフェース
24 :暗号部
30 :公衆通信網
100 :学習システム
201 :CPU
202 :ROM
203 :RAM
204 :保存部
205 :I/F
206 :I/F
207 :I/F
208 :入力部分
209 :出力部分
210 :内部バス
211 :筐体
G :勾配情報
K :共通鍵暗号
N :ノード
S110 :第1算出手段
S120 :送受信手段
S130 :第2算出手段
W :重み変数
Claims (6)
- サーバを介した複数のユーザ端末の間で、深層学習における再現性の最適化を行う学習システムであって、
複数の前記ユーザ端末に含まれる第1ユーザ端末において、前記第1ユーザ端末の有する第1参照データと、予め取得された重み変数とを参照し、第1重み変数を算出する第1算出手段と、
前記サーバにおいて、前記第1重み変数を前記第1ユーザ端末から取得し、前記サーバの制御部が複数の前記ユーザ端末に含まれる第2ユーザ端末に送信する送受信手段と、
前記第2ユーザ端末において、前記第2ユーザ端末の有する第2参照データと、前記第1重み変数とを参照し、第2重み変数を算出する第2算出手段と、
を備えることを特徴とする学習システム。 - 前記送受信手段は、前記第1重み変数を、複数の前記ユーザ端末のうち、前記第2ユーザ端末のみに送信すること
を特徴とする請求項1記載の学習システム。 - 複数の前記ユーザ端末に取得される共通鍵暗号を生成する生成手段をさらに備え、
前記第1算出手段は、前記第1ユーザ端末において、前記共通鍵暗号を用いて、前記第1重み変数を暗号化する暗号化手段を有し、
前記送受信手段は、
前記第2ユーザ端末において、前記共通鍵暗号を用いて、暗号化された前記第1重み変数を復号する復号手段を有し、
前記サーバにおいて、前記暗号化された前記第1重み変数を前記第1ユーザ端末から取得し、
前記暗号化された前記第1重み変数を、前記制御部が前記第2ユーザ端末に送信すること
を特徴とする請求項1又は2記載の学習システム。 - 前記第1重み変数及び前記第2重み変数は、確率的勾配降下法を用いて算出され、
前記第1算出手段は、
前記第1参照データと、前記重み変数とを参照して第1勾配情報を導出し、
前記第1勾配情報及び前記重み変数に基づく前記第1重み変数を算出し、
前記第2算出手段は、
前記第2参照データと、前記第1重み変数とを参照して第2勾配情報を導出し、
前記第2勾配情報及び前記第1重み変数に基づく前記第2重み変数を算出すること
を特徴とする請求項1~3の何れか1項記載の学習システム。 - 前記送受信手段は、複数の前記ユーザ端末のうち、1つのユーザ端末を前記第2ユーザ端末として、前記サーバ内において設定すること
を特徴とする請求項1~4の何れか1項記載の学習システム。 - サーバを介した複数のユーザ端末の間で、深層学習における再現性の最適化を行う学習方法であって、
複数の前記ユーザ端末に含まれる第1ユーザ端末において、前記第1ユーザ端末の有する第1参照データと、予め取得された重み変数とを参照し、第1重み変数を算出する第1算出ステップと、
前記サーバにおいて、前記第1重み変数を前記第1ユーザ端末から取得し、前記サーバの制御部が複数の前記ユーザ端末に含まれる第2ユーザ端末に送信する送受信ステップと、
前記第2ユーザ端末において、前記第2ユーザ端末の有する第2参照データと、前記第1重み変数とを参照し、第2重み変数を算出する第2算出ステップと、
を備えることを特徴とする学習方法。
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JP2019121256A JP2019121256A (ja) | 2019-07-22 |
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