JP7058393B2 - 収集構造 - Google Patents
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Description
また、第2反射面上に位置する第1焦点と、第2反射面上に位置する第2焦点とが一致するように、第1反射手段、第2反射手段、及び第3反射手段を構成したので、反射ループを一層効果的に繰り返すことができ、収集対象の収集効率を一層向上させることが可能となる。
また、第2反射面の部分のうち、第1焦点及び第2焦点に対応する部分以外の他の部分の少なくとも一部を、第1反射面側とは反対側に向けて窪んだ凹状に形成したので、第2反射面の凹状部分で収集対象の反射を繰り返すことができ、収集対象の収集量を増加させることができる。
また、隣接する一対の収集構造の一方の第1反射手段と隣接する一対の収集構造の他方の第2反射手段とが対向するように、複数の収集構造を所定方向に沿って並設したので、収集対象の収集量を増やすことができ、ニーズに応じた収集量を得ることが可能となる。また、各収集構造の第1反射面への収集対象の入射が他の収集構造によって妨げられることを回避でき、収集対象の収集量を一層増やすことができる。
まず、実施の形態の基本的概念について説明する。実施の形態は、概略的に、反射性エネルギー又は反射性物質である収集対象を収集するための収集構造に関するものである。
次に、実施の形態の具体的内容について説明する。
最初に、実施の形態1に係る収集構造の構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る収集構造を示す斜視図である。図2は、図1の平面図である。なお、以下の説明では、図1のX方向を収集構造の左右方向(+X方向を収集構造の左方向、-X方向を収集構造の右方向)、図1のY方向を収集構造の前後方向(+Y方向を収集構造の前方向、-Y方向を収集構造の後方向)、図1のZ方向を上下方向(+Z方向を収集構造の上方向、-Z方向を収集構造の下方向)と称する。図1、図2に示すように、この収集構造1は、図示しない設置対象に支持されており、第1反射部10、第2反射部20、第3反射部30、及び発電部40を備えている。
第1反射部10は、第1反射面10aを有する第1反射手段である。この第1反射部10は、長尺な中空柱状体(具体的には、略中空三角柱状体)に形成されており、図1に示すように、当該第1反射部10の長手方向が上下方向に沿うように配置されており、図示しない固定対象(例えば、壁等)に対して固定具又は溶接等によって固定されている。
第2反射部20は、第2反射面20aを有する第2反射手段である。この第2反射部20は、長尺な板状体(具体的には、長方形状の板状体)に形成されており、図1に示すように、第1反射部10と第3反射部30との相互間において、当該第2反射部20の長手方向が上下方向に沿うように設けられている。具体的には、図2に示すように、第1反射部10の左端部から後方に向けて張り出すように配置され、第1反射部10に対して接続されている。
第3反射部30は、第3反射面30aを有する第3反射手段である。この第3反射部30は、長尺な板状体(具体的には、長方形状の板状体)に形成されており、図1に示すように、第2反射部20よりも後方側において、当該第3反射部30の長手方向が上下方向に沿うように設けられている。具体的には、図2に示すように、第2反射部20の後端部から右方に向けて張り出すように配置され、第2反射部20に対して接続されている。
図1に戻り、発電部40は、後述する反射ループが繰り返されることにより収集された反射性エネルギーにより発電する発電手段である。この発電部40は、図1、図2に示すように、第1反射部10、第2反射部20、及び第3反射部30によって囲繞される空間内において(図2では、後述する第1焦点F1(又は後述する第2焦点F2)の近傍位置において)、相互に間隔を隔てて上下方向に沿って複数並設されており、圧電素子41、振動板42、及び回路部(図示省略)を備えている。これら各部は、特許文献1に記載されたものと同様に構成することができるため、その詳細な説明については省略するものとし、以下ではその概要のみを説明する。
圧電素子41は、圧力により変形することで電気を生じる薄板状の素子であり、チタン酸バリウム、ジルコニア等の圧電セラミックス、リチウムタンタレート(LiTaO3)等の圧電単結晶にて形成されている。また、圧電素子41には、プラス端子(図示省略)とマイナス端子(図示省略)が設けられている(これら各部の図示は省略する)。これらプラス端子とマイナス端子は、圧電素子41にて発生した電流を外部に出力するための出力端子であり、例えば、プラス端子は圧電素子41の下面に取り付けられており、マイナス端子は圧電素子41の上面に取り付けられている。
振動板42は、外力によって振動し、この振動を圧電素子41に伝達することによって、圧電素子41に応力を加える支持体であると共に、圧電素子41の割れ強度を補強する補強材を兼ねるものである。この振動板42は、例えばステンレス薄板等の可撓性と耐久性を有する鋼材等からなる板状体にて形成されており、この振動板42の一方の側面に圧電素子41が接着剤等により接合されていると共に、第1反射部10(あるいは、第2反射部20又は第3反射部30)に対して図示しない接続部材を介して振動可能に固定されている。
回路部は、収集構造1の各種機能を実現するための電気手段である。この回路部は、例えば公知の発電装置用の回路部を用いて構成されており、回路基板に対して、プラス端子、マイナス端子、整流部、及び出力端子(いずれも図示省略)を実装することによって構成されている。
次に、収集構造1の構成の詳細について説明する。図3は、収集構造1における収集対象Cの反射状態を概念的に示す図であり、図2に対応する領域を示す図である(一部図示省略)。ただし、この収集構造1は、特記する場合を除いて、任意の形状、方法、及び材質で製造することができる。
まず、収集構造1の構成のうち第1の特徴については、図3に示すように、第1反射面10aにて反射された収集対象Cが第2反射面20aに反射された後に、当該反射された収集対象Cが第1反射面10a、第3反射面30a、及び第2反射面20aと順次反射するループ(以下、「反射ループ」と称する)が繰り返されるように、第1反射部10、第2反射部20、及び第3反射部30が構成されている。
図2に戻り、次に、収集構造1の構成のうち第2の特徴については、第1反射面10aにて反射された収集対象Cが第2反射面20aへ入射することが第3反射部30によって阻害されないように、第3反射部30が構成されている。
次に、収集構造1の構成のうち第3の特徴については、第3反射部30の先端部の近傍から第1反射面10aにおける第3反射部30の先端部の近傍に対向する部分に至るように入射した収集対象Cが第2反射面20aに向けて反射する際の反射角が略直角となるように、第3反射部30が構成されている。
次に、収集構造1の構成のうち第4の特徴については、図2に示すように、第2反射面20a上に位置する第1焦点F1と、第2反射面20a上に位置する第2焦点F2とが一致するように、第1反射部10、第2反射部20、及び第3反射部30が構成されている。
図3に戻り、続いて、このように構成された収集構造1の作用について説明する。
このように実施の形態1によれば、第1反射面10aにて反射された収集対象Cが第2反射面20aに反射された後に反射ループが繰り返されるように、第1反射部10、第2反射部20、及び第3反射部30を構成したので、反射ループを繰り返すことができ、第2反射面20a上の焦点付近で収集対象Cを効果的に収集することができる。よって、収集対象Cの収集効率を向上させることが可能となることから、収集対象Cの利用や低減を効果的に行うことができる。
次に、実施の形態2について説明する。この形態は、収集構造を複数並設した形態である。なお、実施の形態1と略同様の構成要素については、必要に応じて、実施の形態1で用いたのと同一の符号又は名称を付してその説明を省略する。
最初に、実施の形態2に係る収集構造の構成について説明する。図5は、実施の形態2に係る収集構造を示す図であって、図2に対応する領域を示す図である。実施の形態2に係る収集構造100は、図5に示すように、実施の形態1に係る収集構造1と略同様に構成されており、所定方向に沿って複数並設されている。
このように実施の形態2によれば、隣接する一対の収集構造100の一方の第1反射部10と隣接する一対の収集構造100の他方の第2反射部20とが対向するように、複数の収集構造100を所定方向に沿って並設したので、収集対象Cの収集量を増やすことができ、ニーズに応じた収集量を得ることが可能となる。また、例えば、各収集構造100の第1反射面10aの一部が他の収集構造100と重なるように収集構造100を並設する場合に比べて、各収集構造100の第1反射面10aへの収集対象Cの入射が他の収集構造100によって妨げられることを回避でき、収集対象Cの収集量を一層増やすことができる。また、隣接する一対の収集構造100の一方の第1反射部10と隣接する一対の収集構造100の他方の第2反射部20とが当接するように並設することで、設置スペースをコンパクトにすることができる。
次に、実施の形態3について説明する。この形態は、実施の形態2とは異なる形態であって、収集構造を複数並設した形態である。なお、実施の形態2と略同様の構成要素については、必要に応じて、実施の形態2で用いたのと同一の符号又は名称を付してその説明を省略する。
最初に、実施の形態3に係る収集構造の構成について説明する。図6は、実施の形態3に係る収集構造を示す図であって、図2に対応する領域を示す図である。実施の形態3に係る収集構造200は、図6に示すように、実施の形態2に係る収集構造100と略同様に構成されており、実施の形態2に係る収集構造100と略同様に、左右方向に沿って複数並設されている。ただし、これら複数の収集構造200の構成の詳細については、下記に示す工夫が施されている。
このように実施の形態3によれば、隣接する一対の収集構造200の一方の第1反射部10に隣接する一対の収集構造200の他方の少なくとも第2反射部20が収容されるように、当該第1反射部10の一部を凹状に形成したので、収集構造200を並設するために必要なスペースのコンパクト化を図ることができ、収集構造200の設置性を向上できる。
次に、実施の形態4について説明する。この形態は、複数の収集構造を一体形成した形態である。なお、実施の形態2と略同様の構成要素については、必要に応じて、実施の形態2で用いたのと同一の符号又は名称を付してその説明を省略する。
最初に、実施の形態4に係る収集構造の構成について説明する。図7は、実施の形態4に係る収集構造を示す図であって、図2に対応する領域を示す図である。実施の形態4に係る収集構造300は、図7に示すように、実施の形態2に係る収集構造100と略同様に構成されており、実施の形態2に係る収集構造100と略同様に、左右方向に沿って複数並設されている。ただし、これら複数の収集構造300の構成の詳細については、下記に示す工夫が施されている。
このように実施の形態4によれば、隣接する一対の収集構造300の一方の第1反射部10と、隣接する一対の収集構造300の他方の第3反射部30とを一体に形成したので、複数の収集対象Cを一体に形成でき、収集対象Cの製造性や設置性を向上できる。
次に、実施の形態5について説明する。この形態は、実施の形態4とは異なる形態であって、複数の収集構造を一体形成した形態である。なお、実施の形態2と略同様の構成要素については、必要に応じて、実施の形態2で用いたのと同一の符号又は名称を付してその説明を省略する。
最初に、実施の形態5に係る収集構造の構成について説明する。図8は、実施の形態5に係る収集構造を示す図であって、図2に対応する領域を示す図である。実施の形態5に係る収集構造400は、図8に示すように、実施の形態2に係る収集構造100と略同様に構成されており、実施の形態2に係る収集構造100と略同様に、左右方向に沿って複数並設されている。ただし、これら複数の収集構造400の構成の詳細については、下記に示す工夫が施されている。
このように実施の形態5によれば、隣接する一対の収集構造400の一方の第1反射部10と、隣接する一対の収集構造400の他方の第2反射部20及び第3反射部30とを一体に形成したので、複数の収集対象Cを一体に形成でき、収集対象Cの製造性や設置性を向上できる。
次に、実施の形態6について説明する。この形態は、実施の形態5とは異なる形態であって、複数の収集構造を一体形成した形態である。なお、実施の形態5と略同様の構成要素については、必要に応じて、実施の形態5で用いたのと同一の符号又は名称を付してその説明を省略する。
最初に、実施の形態6に係る収集構造の構成について説明する。図9は、実施の形態6に係る収集構造を示す図であり、(a)は図2に対応する領域を示す図、(b)は収集対象Cの入射状態を示す図である。実施の形態6に係る収集構造500a、500bは、図9に示すように、実施の形態5に係る収集構造400と略同様に構成されている。ただし、これら複数の収集構造500a、500bの構成の詳細については、下記に示す工夫が施されている。なお、実施の形態6では、図9(a)に示すように、収集構造500aの第2反射部20及び第3反射部30を組み合わせたものは、収集構造500aの第1反射部10と収集構造500bの第2反射部20及び第3反射部30とを組み合わせたものと略同一に構成されているものとする。
このように実施の形態6によれば、隣接する一対の収集構造500a、500bの一方の第3反射部30が、隣接する一対の収集構造500a、500bの一方の第2反射部20と対向する隣接する一対の収集構造500a、500bの他方の第1反射部10よりも隣接する一対の収集構造500a、500bの一方の第1反射部10側に突出しないように、当該第3反射部30を構成したので、収集対象Cが収集構造500a、500bの各々の第1反射部10に入射する際に、収集対象Cが収集構造500a、500bの各々の第3反射部30によって阻害されることなく当該第1反射部10にそれぞれ確実に入射させることができ、収集対象Cの収集効率を一層向上させることが可能となる。
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
実施の形態や図面において例示した構成要素に関して、形状、数値、又は複数の構成要素の構造若しくは時系列の相互関係については、本発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。
各実施の形態に示した収集構造に関して、設置数や設置位置は任意に変更することができ、例えば、収集構造を、直線上に複数並設したり、特定の軸を対象として左右対称に配置したり、特定の点を対象として放射状や扇状に並設したり、相互に大きさ(例えば、第1反射部10又は第3反射部30の半放物面の直径等)が異なる複数の収集構造を並設してもよい。また、複数の収集構造を、左右方向、前後方向、又は上下方向に対して傾斜するように並設してもよい。また、各図に個別的に示した収集構造の全体や一部を相互に組み合わせてもよい。例えば、実施の形態3に係る収集構造200に実施の形態1に係る収集構造1を加えてもよい。
上記実施の形態1では、第1反射部10、第2反射部20、及び第3反射部30を組み合わせたものが、長尺状体であると説明したが、これに限らない。図16、図17は、実施の形態1に係る収集構造1の変形例を示す図であって、図2に対応する領域を示す図である。例えば、図16、図17に示すように、第1反射部10、第2反射部20、及び第3反射部30を組み合わせたものが、パラボラ状に形成されてもよい。一例として、図16に示すように、第1反射部10、第2反射部20、及び第3反射部30をそれぞれ1つずつ備えるパラボラ状の収集構造1であってもよい。あるいは、図17に示すように、第1反射部10、第2反射部20、及び第3反射部30をそれぞれ複数備えるパラボラ状の収集構造1であってもよい。これらの場合において、図16、図17に示すように、第1反射部10、第2反射部20、及び第3反射部30によって囲繞された空間に複数の発電部40が設けられてもよい。
上記実施の形態1から6では、第1反射面10a及び第3反射面30aの各々が、水平断面形状が半放物面であると説明したが、これに限らない。例えば、水平断面形状が円弧状となる半放物面の形状であってもよい。あるいは、半放物面以外の他の放物面の一部(例えば、第1反射面10aの一部、あるいは第3反射面30aの一部)であってもよい。
上記実施の形態1から6では、振動板42の側面の一方に圧電素子41を設けた構造(いわゆるユニモルフ型)について説明したが、振動板42の両側面に圧電素子41を設けた構造(いわゆるバイモルフ型)としてもよい。
付記1の収集構造は、反射性エネルギー又は反射性物質である収集対象を収集するための収集構造であって、第1反射面を有する第1反射手段と、第2反射面を有する第2反射手段と、第3反射面を有する第3反射手段と、を備え、前記第1反射面と前記第3反射面とが相互に対向し、且つ前記第1反射面と前記第3反射面との相互間に前記第2反射面が位置するように、前記第1反射手段、前記第2反射手段、及び前記第3反射手段を配置し、前記第1反射面にて反射された前記収集対象が前記第2反射面に反射された後に、当該反射された収集対象が前記第1反射面、前記第3反射面、及び前記第2反射面と順次反射する反射ループが繰り返されるように、前記第1反射手段、前記第2反射手段、及び前記第3反射手段を構成した。
付記1に記載の収集構造によれば、第1反射面にて反射された収集対象が第2反射面に反射された後に反射ループが繰り返されるように、第1反射手段、第2反射手段、及び第3反射手段を構成したので、反射ループを繰り返すことができ、第2反射面上の焦点付近で収集対象を効果的に収集することができる。よって、収集対象の収集効率を向上させることが可能となることから、収集対象の利用や低減を効果的に行うことができる。
10 第1反射部
10a 第1反射面
11 第1反射部本体
12 接続部
20 第2反射部
20a 第2反射面
30 第3反射部
30a 第3反射面
40 発電部
41 圧電素子
42 振動板
100 収集構造
200 収集構造
300 収集構造
400 収集構造
500 収集構造
510 回転軸部
C 収集対象
F1 第1焦点
F2 第2焦点
L 仮想線
Claims (9)
- 反射性エネルギー又は反射性物質である収集対象を収集するための収集構造であって、
第1反射面を有する第1反射手段と、
第2反射面を有する第2反射手段と、
第3反射面を有する第3反射手段と、を備え、
前記第1反射面と前記第3反射面とが相互に対向し、且つ前記第1反射面と前記第3反射面との相互間に前記第2反射面が位置するように、前記第1反射手段、前記第2反射手段、及び前記第3反射手段を配置し、
前記第1反射面にて反射された前記収集対象が前記第2反射面に反射された後に、当該反射された収集対象が前記第1反射面、前記第3反射面、及び前記第2反射面と順次反射する反射ループが繰り返されるように、前記第1反射手段、前記第2反射手段、及び前記第3反射手段を構成し、
前記第2反射面上に位置する第1焦点であって前記第1反射面にて反射された前記収集対象が入射する第1焦点と、前記第2反射面上に位置する第2焦点であって前記第3反射面にて反射された前記収集対象が入射する第2焦点とが一致するように、前記第1反射手段、前記第2反射手段、及び前記第3反射手段を構成し、
前記第2反射面の部分のうち、前記第1焦点及び前記第2焦点に対応する部分以外の他の部分の少なくとも一部を、前記第1反射面側とは反対側に向けて窪んだ凹状に形成した、
収集構造。 - 反射性エネルギー又は反射性物質である収集対象を収集するための収集構造であって、
第1反射面を有する第1反射手段と、
第2反射面を有する第2反射手段と、
第3反射面を有する第3反射手段と、を備え、
前記第1反射面と前記第3反射面とが相互に対向し、且つ前記第1反射面と前記第3反射面との相互間に前記第2反射面が位置するように、前記第1反射手段、前記第2反射手段、及び前記第3反射手段を配置し、
前記第1反射面にて反射された前記収集対象が前記第2反射面に反射された後に、当該反射された収集対象が前記第1反射面、前記第3反射面、及び前記第2反射面と順次反射する反射ループが繰り返されるように、前記第1反射手段、前記第2反射手段、及び前記第3反射手段を構成し、
当該収集構造を複数設け、
前記複数の収集構造のうち、隣接する一対の前記収集構造の一方の前記第1反射手段と前記隣接する一対の前記収集構造の他方の前記第2反射手段とが対向するように、前記複数の収集構造を所定方向に沿って並設した、
収集構造。 - 前記隣接する一対の前記収集構造の一方の前記第1反射手段に前記隣接する一対の前記収集構造の他方の少なくとも前記第2反射手段が収容されるように、当該第1反射手段の一部を凹状に形成した、
請求項2に記載の収集構造。 - 前記隣接する一対の前記収集構造の一方の前記第1反射手段と、前記隣接する一対の前記収集構造の他方の前記第2反射手段又は前記第3反射手段とを一体に形成した、
請求項2に記載の収集構造。 - 前記隣接する一対の前記収集構造の一方の前記第3反射手段が、前記隣接する一対の前記収集構造の一方の前記第2反射手段と対向する前記隣接する一対の前記収集構造の他方の前記第1反射手段よりも前記隣接する一対の前記収集構造の一方の前記第1反射手段側に突出しないように、当該第3反射手段を構成した、
請求項2又は3に記載の収集構造。 - 前記第1反射面にて反射された前記収集対象が前記第2反射面へ入射することが前記第3反射手段によって阻害されないように、前記第3反射手段を構成した、
請求項1から5のいずれか一項に記載の収集構造。 - 前記第3反射手段の先端部の近傍から前記第1反射面における前記第3反射手段の先端部の近傍に対向する部分に至るように入射した前記収集対象が前記第2反射面に向けて反射する際の反射角が略直角となるように、前記第3反射手段を構成した、
請求項6に記載の収集構造。 - 前記第1反射面及び前記第3反射面の各々は、放物面の一部である、
請求項1から7のいずれか一項に記載の収集構造。 - 前記第1反射面の開口直径を、前記第3反射面の開口直径よりも大きくした、
請求項8に記載の収集構造。
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