JP7057021B1 - Cooler - Google Patents
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Abstract
【課題】冷却具を生体の対象部分に対して容易に且つしっかりと装着できるようにする。【解決手段】冷却具100は、熱を吸収して固相から液相に変化する保冷材1と、保冷材1を収容し、生体の対象部分の周囲に巻き掛けられる形状に形成された外装2と、外装2が環状になるように、外装2のうち異なる2つの部分を互いに連結する連結部6とを備える。外装2は、本体部3と、本体部3よりも扁平な第1把持部4及び第2把持部5とを有する。本体部3、第1把持部4及び第2把持部5の各々は、保冷材1を収容する内部空間22,23,24を有する。連結部6は、第1把持部4に設けられた第1連結部7と、第2把持部5に設けられ、第1連結部7に着脱可能な第2連結部とを有する。【選択図】図1PROBLEM TO BE SOLVED: To easily and firmly attach a cooling tool to a target portion of a living body. SOLUTION: A cooling tool 100 accommodates a cold insulating material 1 that absorbs heat and changes from a solid phase to a liquid phase, and an exterior formed in a shape that is wrapped around a target portion of a living body. 2 is provided with a connecting portion 6 for connecting two different portions of the exterior 2 to each other so that the exterior 2 has an annular shape. The exterior 2 has a main body portion 3 and a first grip portion 4 and a second grip portion 5 that are flatter than the main body portion 3. Each of the main body portion 3, the first grip portion 4, and the second grip portion 5 has internal spaces 22, 23, and 24 for accommodating the cold insulating material 1. The connecting portion 6 has a first connecting portion 7 provided in the first grip portion 4 and a second connecting portion provided in the second grip portion 5 and detachable from the first connecting portion 7. [Selection diagram] Fig. 1
Description
ここに開示された技術は、冷却具に関する。 The techniques disclosed herein relate to coolers.
特許文献1には、生体の首に巻回される首冷却具が開示されている。この首冷却具は、熱を吸収して固相から液相に変化する相変化部材と、相変化部材を収容する外装とを備えている。外装は、湾曲したアーチ部と、アーチ部の両端部からそれぞれ延びる第1自由端部及び第2自由端部とを有している。この首冷却具は、外装の剛性によって第1自由端部と第2自由端部とが交差した状態に維持されることで、首に装着された状態が維持される。
上述したような生体の対象部分に装着される冷却具にあっては、容易に対象部分に装着可能であることと、対象部分に対してしっかりと装着可能であることとが求められる。 The cooling tool to be attached to the target portion of the living body as described above is required to be easily attached to the target portion and to be firmly attached to the target portion.
ここに開示された技術は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、冷却具を生体の対象部分に対して容易に且つしっかりと装着できるようにすることにある。 The technique disclosed herein has been made in view of this point, and an object thereof is to enable the cooling device to be easily and firmly attached to a target portion of a living body.
ここに開示された技術は、生体の対象部分に装着される冷却具であって、熱を吸収して固相から液相に変化する保冷材と、前記保冷材を収容し、前記対象部分の周囲に巻き掛けられる形状に形成された外装と、前記外装が環状になるように、前記外装のうち異なる2つの部分を互いに連結する連結部とを備え、前記外装は、本体部と、前記本体部よりも扁平な第1把持部及び第2把持部とを有し、前記本体部、前記第1把持部及び前記第2把持部の各々は、前記保冷材を収容する内部空間を有し、前記連結部は、前記第1把持部に設けられた第1連結部と、前記第2把持部に設けられ、前記第1連結部に着脱可能な第2連結部とを有する。 The technique disclosed herein is a cooling tool attached to a target portion of a living body, which accommodates a cold insulating material that absorbs heat and changes from a solid phase to a liquid phase, and the cold insulating material, and is used for the target portion. The exterior is provided with an exterior formed in a shape wrapped around the periphery and a connecting portion for connecting two different parts of the exterior to each other so that the exterior is annular, and the exterior includes a main body portion and the main body. It has a first grip portion and a second grip portion that are flatter than the portion, and each of the main body portion, the first grip portion, and the second grip portion has an internal space for accommodating the cold insulating material. The connecting portion has a first connecting portion provided in the first grip portion and a second connecting portion provided in the second grip portion and detachable from the first connecting portion.
前記冷却具は、生体の対象部分に容易に且つしっかりと装着することができる。 The cooling tool can be easily and firmly attached to the target portion of the living body.
以下、例示的な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、冷却具100の正面図である。図2は、冷却具100の右側面図である。図3は、図1のIII-IIIにおける冷却具100の断面図である。
Hereinafter, exemplary embodiments will be described in detail with reference to the drawings. FIG. 1 is a front view of the
冷却具100は、生体の対象部分に装着される。冷却具100は、対象部分を冷却する。この例の冷却具100は、生体の首を冷却する首冷却具である。尚、冷却具100によって冷却される生体は、人、又は人以外の動物のいずれであってもよい。人以外の動物は、例えば、犬又は猫である。また、対象部分は、生体の首以外の部位であってもよく、例えば、腕、脚又は頭等であってもよい。
The
冷却具100は、熱を吸収して固相から液相に変化する保冷材1と、保冷材1を収容する内部空間21を有すると共に対象部分の周囲に巻き掛けられる形状に形成された外装2と、外装2が環状になるように、外装2のうち異なる2つの部分を互いに連結する連結部6とを備えている。
The
保冷材1は、PCM(Phase Change Material)である。保冷材1は、固相から液相へ変化する際、対象部分からの熱を潜熱として吸収する。保冷材1は、例えば、脂肪族炭化水素を含む。脂肪族炭化水素は、例えば、パラフィン又は脂肪族飽和炭化水素である。保冷材1は、脂肪族炭化水素として、テトラデカン(C14H30)、ヘキサデカン(C16H34)、及びオクタデカン(C18H38)のうちの少なくとも1つを含んでもよい。保冷材1は、テトラデカン、ヘキサデカン、及びオクタデカンのうちの1つだけ若しくは2つだけ含んでもよいし、全てを含んでもよい。保冷材1は、脂肪族炭化水素に加えて、高吸水性樹脂(SAP:Super Absorbent Polymer)、水、アロマ、グラファイト(Graphite)、有機物及びミネラル等をさらに含み得る。保冷材1は、例えば、常温で凝固する。保冷材1の凝固点は、5℃以上35℃以下であることが好ましく、15℃以上35℃以上であることがより好ましい。
The cold insulating
外装2は、管状に形成されている。外装2は、保冷材1と直接接して、保冷材1を密閉状態で収容する。外装2は、可撓性を有している。外装2は、保冷材1が固相及び液相のいずれの状態であっても、撓んで変形し得る。外装2は、例えば、熱可塑性ポリウレタン(TPU:Thermoplastic Polyurethane)、ナイロン(Nylon)、ポリ塩化ビニル(PVC:Polyvinyl chloride)、ポリエチレン(PE:Polyethylene)及びポリプロピレン(PP:Polypropylene)等の樹脂のうち1つ又は複数の混合体から形成される。
The
外装2は、本体部3と、本体部3よりも扁平な第1把持部4及び第2把持部5とを有している。本体部3は、管状に形成されている。具体的には、本体部3は、略円環状の横断面を有している。
The
本体部3は、対象部分の周囲に沿って延びる形状を有している。具体的には、本体部3は、湾曲部30と、第1直線部31と、第2直線部32とを有している。湾曲部30は、弧状に湾曲している。第1直線部31は、湾曲部30における長さ方向の一端部から、湾曲部30の長さ方向の外側に向かって直線状に延び出ている。第2直線部32は、湾曲部30における長さ方向の他端部(第1直線部31とは反対側の端部)から、湾曲部30の長さ方向の外側に向かって直線状に延び出ている。
The
第1把持部4及び第2把持部5の各々は、外装2においてユーザが把持する部分である。第1把持部4及び第2把持部5は、外装2の長さ方向の両端部に位置している。第1把持部4及び第2把持部5は、それぞれ、本体部3における長さ方向の両端部から延び出ている。具体的には、第1把持部4は、第1直線部31における湾曲部30に接続された端部とは反対側の端部に設けられている。第2把持部5は、第2直線部32における湾曲部30に接続された端部とは反対側の端部に設けられている。
Each of the
内部空間21は、本体部3、第1把持部4及び第2把持部5に亘って形成されている。具体的には、内部空間21は、本体部3に形成された内部空間22(図3参照)と、第1把持部4に形成された内部空間23(図6参照)と、第2把持部5に形成された内部空間24(図4参照)とを含んでいる。内部空間22と内部空間23と内部空間24とは、連続的に繋がっている。外装2における長さ方向の両端、即ち、第1把持部4の先端及び第2把持部5の先端は、閉じられている。これにより、内部空間21は、密閉空間となっている。
The
例えば、外装2の横断面において、最長寸法を「幅」と称し、最長寸法と直交する寸法を「厚さ」と称する場合に、扁平度合いを(幅-厚さ)/幅で表すことができる。扁平度合いが大きいほど、扁平であることを意味する。第1把持部4の扁平度合いと第2把持部5の扁平度合いとは、略同じである。第1把持部4及び第2把持部5の各々の扁平度合いは、本体部3の扁平度合いよりも大きい。第1把持部4及び第2把持部5は、概ね板状に形成されている。
For example, in the cross section of the
外装2の自然状態、即ち、外力が作用していない状態においては、第1把持部4及び第2把持部5は、互いに重なり合っている。全体としては、外装2の両端部は、交差するように重なり合っている。
In the natural state of the
連結部6は、第1把持部4と第2把持部5とを着脱可能に連結する。連結部6が第1把持部4と第2把持部5とを互いに連結することによって、外装2は、対象部分の周囲を囲む環状になる。
The connecting
図4は、図1の第1把持部4及び第2把持部5を中心とする拡大図である。図5は、図4のV-Vにおける冷却具100の切断端面図である。連結部6は、第1把持部4に設けられた第1連結部7と、第2把持部5に設けられ、第1連結部7に着脱可能な第2連結部8とを有している。この例の連結部6は、スナップボタンである。つまり、第1連結部7及び第2連結部8は、雌雄一対のボタンである。
FIG. 4 is an enlarged view centering on the
第1連結部7は、第1把持部4を挟み込むようにして第1把持部4に取り付けられている。第1連結部7は、第1把持部4の厚み方向に見て、第1把持部4よりも小さい。第1把持部4の大部分は、第1把持部4の厚み方向に見て、第1連結部7よりも外側に突出している。
The first connecting
第2連結部8は、第2把持部5を挟み込むようにして第2把持部5に取り付けられている。第2連結部8は、第2把持部5の厚み方向に見て、第2把持部5よりも小さい。第2把持部5の大部分は、第2把持部4の厚み方向に見て、第2連結部8よりも外側に突出している。
The second connecting
続いて、第1把持部4及び第2把持部5についてさらに詳細に説明する。図6は、第1把持部4の一部を断面で示した斜視図である。第1把持部4は、内部空間23を複数の空間に区画するように、外装2のうち対向する部分同士が接合された筋状の接合部分41を有している。この例では、第1把持部4は、複数(具体的には、3本)の接合部分41を有している。各接合部分41は、外装2の長さ方向(すなわち、外装2が延びる方向)に延びる筋状に形成されている(図4参照)。
Subsequently, the
接合部分41は、第1把持部4のうち第1把持部4の厚み方向に対向する部分同士が接合されることによって形成される。接合部分41の接合は、例えば、溶着によって実現される。
The
保冷材1は、接合部分41によって複数に区画された、第1把持部4の内部空間23にも収容されている。尚、接合部分41には、空間が形成されていないので、保冷材1は収容されない。図5及び図6では、接合部分41において互いに対向する部分の境界が実線で示されているが、実際に対向する部分が溶着された場合、接合部分41において対向する部分の境界は明確に現れなくてもよい。
The cold
第2把持部5は、図4に示すように、第1把持部4の接合部分41と同様の接合部分51を有している。すなわち、第2把持部5は、第2把持部5の内部空間24を複数の空間に区画するように、外装2のうち対向する部分同士が接合された筋状の接合部分51を有している。この例では、第2把持部5は、複数(具体的には、3本)の接合部分51を有している。各接合部分51は、外装2の長さ方向(すなわち、外装2が延びる方向)に延びる筋状に形成されている。
As shown in FIG. 4, the
具体的には、接合部分51は、第2把持部5のうち第2把持部5の厚み方向に対向する部分同士が接合されることによって形成される。接合部分51の接合は、例えば、溶着によって実現される。
Specifically, the
保冷材1は、接合部分51によって複数に区画された、第2把持部5の内部空間24にも収容されている。尚、接合部分51には、空間が形成されていないので、保冷材1は収容されない。
The cold
この例では、第1把持部4は、図4に示すように、第1連結部7が設置される第1設置部42を有している。第1設置部42は、接合部分41とは別に、第1把持部4に設けられる。第1設置部42は、第1把持部4のうち第1把持部4の厚み方向に対向する部分同士が、溶着によって接合されることで形成される。第1設置部42は、接合部分41と略同じ厚みを有している。第1設置部42には、保冷材1は収容されない。第1設置部42の略中央部には、図5に示すように、第1把持部4を厚み方向に貫通した孔43が形成されている。第1設置部42は、第1把持部4の厚み方向に見て環状に形成されている。尚、この例では、第1設置部42は、図4に示すように、接合部分41につながっているが、接合部分41から離れていてもよい。
In this example, the
第1連結部7は、図5に示すように、第1把持部4のうち第2把持部5に対向する面とは反対側の面に配置される第1部材71と、第1把持部4のうち第2把持部5に対向する面に配置される第2部材72とを有している。第1部材71には、第2部材72に係合する係合部73が形成されている。係合部73は、例えば、第1設置部42の孔43に通された状態でかしめられて、第2部材72に係合する。係合部73が第2部材72に係合することによって、第1設置部42が第1部材71と第2部材72とで挟み込まれて、第1連結部7が第1設置部42に固定される。
As shown in FIG. 5, the first connecting
この例では、第2把持部5は、図5に示すように、第2連結部8が設置される第2設置部52を有している。第2設置部52は、第1把持部4の第1設置部42と同様の構成を有する。すなわち、第2設置部52は、第2把持部5のうち第2把持部5の厚み方向に対向する部分同士が、溶着によって接合されることで形成される。第2設置部52は、接合部分51と略同じ厚みを有している。第2設置部52には、保冷材1は収容されない。第2設置部52の略中央部には、第2把持部5を厚み方向に貫通した孔53が形成されている。第2設置部52は、第2把持部5の厚み方向に見て環状に形成されている。尚、この例では、第2設置部52は、図4に示すように、接合部分51につながっているが、接合部分51から離れていてもよい。
In this example, the
第2連結部8は、図5に示すように、第2把持部5のうち第1把持部4に対向する面とは反対側の面に配置される第3部材81と、第2把持部5のうち第1把持部4に対向する面に配置される第4部材82とを有している。第3部材81には、第4部材82に係合する係合部83が形成されている。係合部83は、例えば、第2設置部52の孔53に通された状態でかしめられて、第4部材82に係合する。係合部83が第4部材82に係合することによって、第2設置部52が第3部材81と第4部材82とで挟み込まれて、第2連結部8が第2設置部52に固定される。
As shown in FIG. 5, the second connecting
第1連結部7の第2部材72と第2連結部8の第4部材82とは、互いに着脱可能に篏合する。第2部材72と第4部材82とが嵌合することで、第1連結部7と第2連結部8とが連結される。
The
次に、冷却具100の使用方法の一例について説明する。ユーザは、冷却具100を使用する場合、保冷材1が固相の状態にある冷却具100を、以下に示すように、首等の対象部分に装着する。まず、ユーザは、第2部材72と第4部材82との嵌合を解除し、第1連結部7と第2連結部8とが連結されていない状態にする。次に、ユーザは、外装2を撓ませて、第1把持部4と第2把持部5とを離間させる。続いて、ユーザは、第1把持部4と第2把持部5との隙間に対象部分を通して、対象部分に冷却具100を巻回する。次に、ユーザは、第1把持部4と第2把持部5とを重ね合わせると共に、第2部材72と第4部材82とを嵌合させる。この場合、ユーザは、例えば、第1把持部4及び第1連結部7を把持する手で第1連結部7を操作すると共に、第2把持部5及び第2連結部8を把持する手で第2連結部8を操作して、第2部材72と第4部材82とを嵌合させる。第2部材72と第4部材82とが嵌合することで、第1連結部7と第2連結部8とが連結される。これにより、冷却具100は、全体として閉じた環状となり、対象部分からの離脱が抑制された状態で対象部分に装着される。
Next, an example of how to use the
冷却具100が対象部分に装着された状態では、保冷材1は、対象部分から熱を吸収する。これにより、保冷材1は、融解して液相に変化していく。この場合、保冷材1は、顕熱だけでなく潜熱も利用して対象部分の熱を吸収するので、対象部分は効率良く冷却される。
When the
対象部分に装着された冷却具100を対象部分から取り外す場合、ユーザは、第2部材72と第4部材82との嵌合を解除する。
When the
尚、使用により保冷材1が液相になった場合、ユーザは、冷却具100を対象部分から取り外して常温の環境下に放置しておくことで、保冷材1を固相に変化させ、冷却可能状態に戻すことができる。
When the cooling
この例の冷却具100は、連結部6によって第1把持部4と第2把持部5とを連結することで、対象部分からの離脱が抑制された状態で、対象部分にしっかりと装着することができる。ここで、第1把持部4及び第2把持部5の各々は、本体部3よりも扁平である。このため、ユーザが第1連結部7及び第2連結部8を操作するにあたって、指で第1連結部7及び第2連結部を摘まみやすい。したがって、ユーザは、第1連結部7及び第2連結部8を操作しやすい。加えて、第1把持部4及び第2把持部5の各々は、本体部3と比べて扁平であるので、撓みやすい。このため、ユーザは、第1連結部7及び第2連結部8の操作を、第1把持部4及び第2把持部5を撓ませながら行うことができ、この点でも第1連結部7及び第2連結部8は操作しやすい。第1把持部4及び第2把持部5は、保冷材1を収容する内部空間23,24を有する。このため、本体部3に収容された保冷材1だけでなく、第1把持部4及び第2把持部5に収容された保冷材1によっても対象部分を冷却することができる。
The
第1連結部7は、第1把持部4を挟み込むようにして第1把持部4に取り付けられ、第2連結部8は、第2把持部5を挟み込むようにして第2把持部5に取り付けられる。ここで、第1把持部4及び第2把持部5は、本体部3と比べて扁平であるので、第1連結部7及び第2連結部8を、扁平ではない本体部3に取り付ける場合と比較して、取り付けやすい。
The first connecting
第1把持部4及び第2把持部5の各々は、内部空間23,24を複数の空間に区画するように、外装2のうち対向する部分同士が接合された筋状の接合部分41,51を有する。このような接合部分41,51を有することで、第1把持部4及び第2把持部5を扁平にすることができる。
Each of the
第1把持部4と、第2把持部5と、筋状の接合部分41と、筋状の接合部分51とによって、冷却具100の意匠性を向上することもできる。外装2には、例えば、図1に示すように、第1把持部4と、第2把持部5と、筋状の接合部分41と、筋状の接合部分51とによって、リボンの結び目のようなデザインを施すことができる。
The design of the
第1連結部7及び第2連結部8が外装2を挟み込むように取り付けられた場合、第1連結部7及び第2連結部8には、外装2において第1連結部7及び第2連結部8で挟まれた部分から応力が加わる可能性がある。しかし、この例では、第1把持部4及び第2把持部5は、外装2のうち対向する部分同士が接合された接合部分41,51を有しているため、前記応力を小さくすることができる。このため、第1連結部7及び第2連結部8は、外装2から外れ難い。
When the first connecting
接合部分41,51は、外装2の長さ方向に延びる筋状に形成されている。このため、外装2の長さ方向と直交する方向の寸法を大きくすることなく、第1把持部4及び第2把持部5の各々を扁平にすることができる。
The
第1把持部4及び第2把持部5の各々は、外装2の長さ方向と交差する方向に並んだ複数の接合部分41,51を有している。このため、第1把持部4及び第2把持部5の各々をより一層扁平にすることができる。
Each of the
以上のように、冷却具100は、生体の対象部分に装着される冷却具であって、熱を吸収して固相から液相に変化する保冷材1と、保冷材1を収容し、対象部分の周囲に巻き掛けられる形状に形成された外装2と、外装2が環状になるように、外装2のうち異なる2つの部分を互いに連結する連結部6とを備え、外装2は、本体部3と、本体部3よりも扁平な第1把持部4及び第2把持部5とを有し、本体部3、第1把持部4及び第2把持部5の各々は、保冷材1を収容する内部空間22,23,24を有し、連結部6は、第1把持部4に設けられた第1連結部7と、第2把持部5に設けられ、第1連結部7に着脱可能な第2連結部8とを有する。
As described above, the
この構成によれば、連結部6によって第1連結部7と第2把持部5とを連結することで、冷却具100を対象部分にしっかりと装着することができる。加えて、第1把持部4及び第2把持部5の各々は、本体部3よりも扁平であるので、指で第1連結部7及び第2連結部を摘まみやすい。したがって、ユーザは、第1連結部7及び第2連結部8を操作しやすい。つまり、冷却具100は、生体の対象部分に対して容易に且つしっかりと装着することができる。
According to this configuration, by connecting the first connecting
第1連結部7は、第1把持部4を挟み込むようにして第1把持部4に取り付けられ、第2連結部8は、第2把持部5を挟み込むようにして第2把持部5に取り付けられている。
The first connecting
この構成によれば、第1把持部4及び第2把持部5は本体部3と比べて扁平であるので、第1連結部7及び第2連結部8は、扁平ではない本体部3に取り付ける場合と比較して、第1把持部4及び第2把持部5に取り付けやすい。
According to this configuration, since the
第1把持部4及び第2把持部5の各々は、内部空間23,24を複数の空間に区画するように、外装2のうち対向する部分同士が接合された筋状の接合部分41,51を有する。
Each of the
この構成によれば、第1把持部4及び第2把持部5を、筋状の接合部分41,51を利用して、扁平な形状に形成することができる。
According to this configuration, the
接合部分41,51は、外装2の長さ方向に延びる筋状に形成されている。
The
この構成によれば、外装2の長さ方向と直交する方向の寸法を大きくすることなく、第1把持部4及び第2把持部5の各々を扁平にすることができる。
According to this configuration, each of the
また、第1把持部4及び第2把持部5の各々は、外装2の長さ方向と交差する方向に並んだ複数の接合部分41,51を有する。
Further, each of the
この構成によれば、第1把持部4及び第2把持部5の各々をより一層扁平にすることができる。
According to this configuration, each of the
《その他の実施形態》
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、前記実施形態を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、前記実施形態で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。また、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、前記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
<< Other Embodiments >>
As described above, the above-described embodiment has been described as an example of the technique disclosed in the present application. However, the technique in the present disclosure is not limited to this, and can be applied to embodiments in which changes, replacements, additions, omissions, etc. are made as appropriate. It is also possible to combine the components described in the above embodiment to form a new embodiment. In addition, among the components described in the attached drawings and detailed explanations, not only the components essential for problem solving but also the components not essential for problem solving in order to illustrate the technique. Can also be included. Therefore, the fact that these non-essential components are described in the accompanying drawings or detailed description should not immediately determine that those non-essential components are essential.
外装2の外形は、前述の形状に限定されない。例えば、本体部3は、第1直線部31及び第2直線部32を有さなくてもよく、湾曲部30だけで形成されてもよい。前述した外装2の材質は、一例に過ぎず、限定されない。
The outer shape of the
保冷材1の材質は限定されない。保冷材1の材質としては、熱を吸収して固相から液相に変化する限り、任意の材質を採用し得る。保冷材1の凝固点は、任意に設定し得る。ただし、保冷材1は、保冷材1の融解熱を利用して生体を冷却するので、保冷材1の凝固点は、対象となる生体(例えば、人)の温度よりも低いことが好ましい。尚、保冷材1は夏に使用されることが多いので、常温下で保冷材1を凝固させる観点からは、保冷材1の凝固点は、夏の平均的な外気温よりも高いことが好ましい。保冷材1の凝固点が常温に設定されていることは、冷却具100を冷蔵庫等で冷却することを排除するものではない。当然ながら、冷却具100を冷蔵庫等で冷却することによって、冷却具100の冷却効果をさらに向上させることができる。
The material of the cold insulating
連結部6は、スナップボタンに限定されない。例えば、連結部6は、面ファスナ等の他の留具であってもよい。第1連結部7は、第1把持部4を挟み込んだ状態で取り付けられるものに限定されない。例えば、第1連結部7は、第1把持部4のうち第2把持部4に対向する面に取り付けられた部材だけで形成されてもよい。第2連結部8は、第2把持部5を挟み込んだ状態で取り付けられるものに限定されない。例えば、第2連結部8は、第2把持部5のうち第1把持部4に対向する面に取り付けられた部材だけで形成されてもよい。
The connecting
接合部分41,51は、省略可能である。第1把持部4及び第2把持部5の各々が有する接合部分41,51の数は限定されない。第1把持部4及び第2把持部5の各々は、接合部分41,51を1つだけ又は2つだけ有してもよいし、4つ以上有してもよい。接合部分41,51の形状は、筋状に限定されない。接合部分41,51の形状は、外装2の長さ方向と交差する方向に延びる筋状であってもよい。接合部分41,51の形状は、直線状に限定されず、湾曲した形状であってもよい。
The
100 冷却具
1 保冷材
2 外装
22 内部空間
23 内部空間
24 内部空間
3 本体部
4 第1把持部
41 接合部分
5 第2把持部
51 接合部分
6 連結部
7 第1連結部
8 第2連結部
100
Claims (3)
熱を吸収して固相から液相に変化する保冷材と、
前記保冷材を収容し、前記対象部分の周囲に巻き掛けられる形状に形成された外装と、
前記外装が環状になるように、前記外装のうち異なる2つの部分を互いに連結する連結部とを備え、
前記外装は、本体部と、前記本体部よりも扁平な第1把持部及び第2把持部とを有し、
前記本体部、前記第1把持部及び前記第2把持部の各々は、前記保冷材を収容する内部空間を有し、
前記第1把持部及び前記第2把持部の各々は、前記内部空間を複数の空間に区画するように前記外装のうち対向する部分同士が接合された筋状の接合部分を有することによって、前記本体部よりも扁平になり、
前記連結部は、前記第1把持部を挟み込むようにして前記第1把持部に取り付けられた第1連結部と、前記第2把持部を挟み込むようにして前記第2把持部に取り付けられ、前記第1連結部に着脱可能な第2連結部とを有する冷却具。 It is a cooling tool that is attached to the target part of the living body.
A cold insulation material that absorbs heat and changes from a solid phase to a liquid phase,
An exterior formed in a shape that accommodates the cold insulation material and is wrapped around the target portion,
A connecting portion for connecting two different parts of the exterior to each other is provided so that the exterior is annular.
The exterior has a main body portion and a first grip portion and a second grip portion flatter than the main body portion.
Each of the main body portion, the first grip portion, and the second grip portion has an internal space for accommodating the cold insulating material.
Each of the first grip portion and the second grip portion has a streak-like joint portion in which facing portions of the exterior are joined so as to partition the internal space into a plurality of spaces. It becomes flatter than the main body and
The connecting portion is attached to the first connecting portion attached to the first grip portion so as to sandwich the first grip portion and to the second grip portion so as to sandwich the second grip portion. A cooling tool having a second connecting portion that can be attached to and detached from the first connecting portion.
前記接合部分は、前記外装の長さ方向に延びる筋状に形成されている冷却具。 The cooling device according to claim 1 .
The joint portion is a cooling tool formed in a streak shape extending in the length direction of the exterior.
前記第1把持部及び前記第2把持部の各々は、前記長さ方向と交差する方向に並んだ複数の前記接合部分を有する冷却具。 The cooling device according to claim 2 .
Each of the first grip portion and the second grip portion is a cooling tool having a plurality of the joint portions arranged in a direction intersecting the length direction.
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- 2021-10-08 JP JP2021166314A patent/JP7057021B1/en active Active
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