JP7046888B2 - 出力システムおよびその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

出力システムおよびその制御方法、並びにプログラム Download PDF

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Description

本発明は、出力システムおよびその制御方法、並びにプログラムに関する。特に、位置情報に応じた、天気情報の出力方法に関する。
従来、携帯端末において、その位置に応じた情報を提供することが行われている。例えば、特許文献1では、ユーザー端末の位置情報に基づいて気象情報を取得し、カレンダー情報と気象情報とを関連付ける技術が開示されている。
特表2010-521020号公報
例えば、ユーザーが移動を行っている際に、その位置に応じて過去の思い出(イベント)に浸ることがある。その場合に、イベントが発生した際の情報が提供されることで、思い出を懐古する際の臨場感や具体性等が向上する。
本発明は、位置およびユーザーの発話に応じて、その位置周辺にて発生した過去のイベントに関する天気情報を出力するシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本願発明は以下の構成を有する。すなわち、出力システムであって、
イベントが発生した位置情報および日時情報をイベント情報として記録する記録手段と、
音声情報を取得する音声情報取得手段と、
前記音声情報を取得した際の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記記録手段にて記録されているイベント情報の中から、前記位置情報取得手段にて取得した位置情報から所定の範囲内にて発生したイベント情報を特定する特定手段と、
前記特定手段にて特定されたイベント情報にて示される位置情報と日時情報を用いて、天気情報を取得する天気情報取得手段と、
前記音声情報取得手段にて取得した音声情報を解析して、天気に関するキーワードを抽出する抽出手段と、
前記天気情報取得手段にて取得した天気情報と、前記抽出手段にて抽出した天気に関するキーワードとが一致するか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段にて一致すると判定された場合、前記天気情報取得手段にて取得した天気情報を出力する出力手段と
を有する。
本発明によれば、位置およびユーザーの発話に応じて、その位置周辺にて発生した過去のイベントに関する天気情報をユーザーに提供することが可能となる。
本願発明の一実施形態に係るシステム構成の例を示す図。 本願発明の一実施形態に係る装置のハードウェア構成の例を示す図。 本願発明の一実施形態に係る装置のソフトウェア構成の例を示す図。 本願発明の一実施形態に係るデータ構成の例を示す図。 本願発明の一実施形態に係るイベント登録処理のフローチャート。 本願発明の一実施形態に係る出力処理のフローチャート。 本願発明の一実施形態に係る動作の概要を説明するための図。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでするものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴うち二つ以上の特徴が任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
[システム構成]
図1は、本願発明の一実施形態に係るシステム構成の例を示す。本実施形態に係る出力システムにおいて、携帯端末101、管理サーバー102、および天気情報サーバー103がネットワーク104を介して通信可能に接続される。携帯端末101は、歩行者等に携行されるスマートフォンやタブレット端末にて構成されてもよい。本実施形態では、携帯端末101は移動体である車両に設置または配置され、移動可能に構成されるものとする。なお、携帯端末101は、車両に設置されるナビゲーションシステムとして構成されてもよい。なお、図1では1台の携帯端末101が示されているが、更に多くの携帯端末が含まれてもよい。
管理サーバー102は、情報処理装置であり、本願発明に係る各種データを保持、管理し、要求に応じて各種情報を提供する。天気情報サーバー103は、要求に応じて、位置情報および日付情報に基づいて、天気情報を提供する。ここでの天気情報としては、晴れ、雨、曇りなどの情報が挙げられる。そのほか、気温や湿度などの情報が含まれてもよい。なお、図1では、管理サーバー102および天気情報サーバー103がそれぞれ1台ずつ示されているが、負荷分散などの観点から、複数の装置にて各サーバーを実現してもよい。もしくは、管理サーバー102と天気情報サーバー103を1台の装置にて実現してもよい。ネットワーク104は、例えば、インターネットなどから構成される。なお、各装置間の通信方式や有線/無線などは特に限定されるものではなく、複数の方式が組み合わされて構成されてよい。
[装置構成]
図2(a)は、本実施形態に係る携帯端末101のハードウェア構成の例を示す。携帯端末101は、CPU(Central Processing Unit)201、メモリー202、HDD(Hard Disk Drive)203、表示部204、入力部205、音声出力部206、通信部207、および位置取得部208を含んで構成される。CPU201は、携帯端末101の全体制御を司り、HDD203に保持されたプログラムを読み出して実行することにより、各種機能を実現する。メモリー202は、記憶領域であり、例えば、プログラムを実行する際のワークエリアとして用いられる。HDD203は、不揮発性の記憶手段であり、例えば、本実施形態に係る各種プログラムやデータが記憶される。
表示部204は、各種UI(User Interface)画面やデータなどを表示するための表示手段である。入力部205は、ユーザー操作等を受け付けるための入力手段である。本実施形態では、入力部205は、手動操作を受け付ける他、マイク等の音声入力部としても動作する。表示部204と入力部205が一体化したタッチパネルディスプレイなどが用いられてもよい。音声出力部206は、音声を出力するための手段であり、例えば、スピーカーなどが用いられる。通信部207は、外部装置(例えば、管理サーバー102)と通信を行うためのインターフェースである。位置取得部208は、自装置の位置を取得するための手段であり、例えば、GPS(Global Positioning System)などが用いられる。携帯端末101が備える各部位は、バス209を介して通信可能に接続される。
図2(b)は、本実施形態に係る管理サーバー102や天気情報サーバー103として動作可能な情報処理装置のハードウェア構成の例を示す。情報処理装置は、CPU211、ROM(Read Only Memory)212、RAM(Random Access Memory)213、HDD214、出力部215、入力部216、および通信部217を含んで構成される。CPU201は、情報処理装置の全体制御を司り、HDD214等に保持されたプログラムをRAM213に読み出して実行することにより、各種機能を実現する。ROM212は、不揮発性の記憶領域であり、データやプログラムが保持される。RAM213は、揮発性の記憶領域であり、例えば、プログラムの実行時におけるワークエリアとして用いられる。HDD214は、不揮発性の記憶手段であり、例えば、各種プログラムやデータが記憶される。
出力部215は、処理結果やデータなどを出力するための出力手段である。入力部216は、ユーザー操作等を受け付けるための入力手段である。通信部217は、外部装置と通信を行うためのインターフェースである。情報処理装置が備える各部位は、バス218を介して通信可能に接続される。
[ソフトウェア構成]
図3(a)は、本実施形態に係る携帯端末101のソフトウェア構成の例を示す。各部位は、例えば、携帯端末101のCPU201がHDD203に格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。携帯端末101は、位置情報取得部301、データ送受信部302、音声情報取得部303、および天気情報出力処理部304を含んで構成される。
位置情報取得部301は、位置取得部208を介して、自身の位置情報を取得する。また、位置情報取得部301は、自身の位置情報を管理サーバー102に送信するためのデータ形式に変換する。データ送受信部302は、通信部207を介して、管理サーバー102との通信を行う。ここでの通信では、位置情報やユーザー情報、天気情報などがやり取りされる。音声情報取得部303は、入力部205を介して入力された音声情報を取得する。ここでの音声情報は、ユーザーによる発話としての音声データが相当する。音声情報取得部303は、入力された音声データを解析し、文字データに変換してもよい。なお、ここでの変換方法は、公知の方法を用いてよく、特に限定するものではない。天気情報出力処理部304は、管理サーバー102から取得した天気情報に基づき、表示部204に対し出力の指示を行う。
図3(b)は、本実施形態に係る管理サーバー102のソフトウェア構成の例を示す。各部位は、例えば、携帯端末101のCPU211がHDD214に格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。管理サーバー102は、イベント情報登録部311、イベント情報管理部312、データ送受信部313、音声情報解析部314、および天気情報処理部315を含んで構成される。
イベント情報登録部311は、ユーザーからの指示に基づき、イベント情報の登録を行う。イベント情報の登録は、携帯端末101からの操作に限定するものではなく、他の装置から受け付けてもよい。イベント情報登録部311は、ユーザーからの要求に基づき、登録画面(不図示)を提供し、その登録画面を介してイベント情報を受け付けてよい。イベント情報管理部312は、イベント情報登録部311を介して登録されるイベント情報を管理する。ここでの管理内容の例については、図4を用いて後述する。データ送受信部313は、通信部217を介して、携帯端末101との通信を行う。ここでの通信では、位置情報やユーザー情報、天気情報などがやり取りされる。
音声情報解析部314は、携帯端末101から位置情報と併せて音声データ(もしくは、変換された文字データ)を受信した際に、その音声データを解析する。ここでの音声データの解析では、例えば、キーワードの抽出や音声データに含まれる文字列が示す意味の解析などが挙げられる。ここでの解析方法は、公知の音声認識方法が用いられてよく、特に限定するものではない。天気情報処理部315は、音声情報解析部314にて解析された情報に基づいて、イベント情報管理部312にて管理されているイベント情報を特定し、そのイベント情報に対応する天気情報を特定する。本実施形態では、天気情報処理部315は、位置情報と日付情報に応じて、天気情報サーバー103から該当する天気情報を取得し、携帯端末101に提供する。
[データ構成]
図4は、本実施形態に係るデータ構成の例を示す図である。本実施形態では、管理サーバー102が過去に発生したイベントに関する情報をイベント情報として、図4に示すデータ管理テーブルを用いて保持、管理する。データ管理テーブルにおいて、ユーザーID、イベント日時、イベント場所、および関連キーワードが対応付けて保持されている。
ユーザーIDは、ユーザーを一意に識別するための識別情報である。本実施形態おいては、携帯端末101のユーザーごとにユーザーIDが割り振られているものとする。イベント日時は、イベントが発生した日時情報を示し、ここでは年月日時間にて示されている。イベント発生場所は、イベントが発生した場所の位置情報を示し、ここでは緯度、経度にて示されている。関連キーワードは、イベントに関連するキーワードを示す。なお、イベント日時やイベント発生場所に関する情報の粒度は一例であり、より粒度が粗い情報が用いられてもよい。
本実施形態においては、各イベントはユーザーにより登録されるものとする。また、関連キーワードは、イベントを登録する際にユーザーにより任意の値が設定されてよいし、システム側で関連付けてもよい。
[処理シーケンス]
(イベント登録処理)
図5は、本実施形態に係る管理サーバー102によるイベント情報登録処理のフローチャートである。本処理フローは、例えば、管理サーバー102のCPU211がHDD214等に格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。本処理は、例えば、ユーザーがイベントを登録することを、携帯端末101やその情報処理装置(PC等)を介して管理サーバー102に要求したことに応じて開始される。
S501にて、管理サーバー102は、要求に応じて、イベントを登録するための登録画面(不図示)を生成し、要求元に返す。登録画面は、要求元にて表示される。
S502にて、管理サーバー102は、登録画面を介してイベント情報の登録指示を受け付ける。ここで受け付けるイベント情報としては、例えば、イベント日時、イベント発生場所、関連キーワードなどが挙げられる。図4では、詳細な情報を登録していたが、ここでは施設の情報など大まかな情報であってもよい。また、関連キーワードについては、例えば、リストなどから選択可能な構成であってもよい。
S503にて、管理サーバー102は、S502にて受け付けたイベント情報を図4に示すデータ管理テーブルに登録する。そして、本処理フローを終了する。
(出力処理)
図6は、本実施形態に係る携帯端末101、管理サーバー102、および天気情報サーバー103による出力処理のフローチャートである。本処理フローは、例えば、各装置のCPUがHDD等に格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。本処理は、例えば、一定間隔にて繰り返し実行されるものとする。また、本実施形態において、携帯端末101は、車両(不図示)等に設置され、移動が行われているものとする。
S601にて、携帯端末101は、入力部205を介して、ユーザーからの音声情報(音声データ)を取得する。
S602にて、携帯端末101は、音声情報を取得した際の自身の位置情報を管理サーバー102へ送信する。また、携帯端末101は、位置情報に加えて、携帯端末101のユーザーのユーザー情報と、S601にて取得した音声情報も併せて送信する。なお、上述したように、音声情報は、取得した音声データをそのまま送信してもよいし、管理サーバー102にて処理可能な形式に変換した上で送信してもよい。また、ユーザー情報としては、例えば、ユーザーIDが該当する。
S603にて、管理サーバー102は、携帯端末101から送信されてきた位置情報、音声情報、およびユーザー情報を受信する。
S604にて、管理サーバー102は、S603にて受信した位置情報およびユーザー情報に基づいて、図4のデータ管理テーブルにて管理されている情報の中から、位置情報にて示される位置から一定の範囲内の位置にて発生したイベント情報を特定する。ここでの一定の範囲は予め規定され、記憶部等に保持されているものとする。
S605にて、管理サーバー102は、S603にて受信した音声情報を解析し、キーワードを抽出する。そして、管理サーバー102は、S604にて特定したイベント情報の中から、キーワードに関連するイベント情報を抽出する。例えば、図4に示すデータ管理テーブルにおいて示される関連キーワードと、ここで抽出したキーワードとが一致するイベント情報を抽出する。また、S604にて特定したイベント情報において、イベント情報に関連キーワードが設定されていない場合や、関連キーワードが一致するイベント情報が存在しない場合には、その他の条件に基づいて、1つのイベント情報を抽出してよい。ここでの条件としては、例えば、日付が最も近いイベント情報であってもよいし、発話した位置に最も近い場所にて発生したイベント情報であってもよい。
S606にて、管理サーバー102は、S605にて抽出したイベント情報の位置情報と日付情報を天気情報サーバー103へ送信する。
S607にて、天気情報サーバー103は、管理サーバー102から、位置情報と日付情報を受信する。
S608にて、天気情報サーバー103は、S607にて受信した位置情報と日付情報に基づき、該当する天気情報を特定する。例えば、天気情報サーバー103は、過去の天気に関するデータベース(不図示)を保持しておき、このデータベースを参照することで天気情報を特定してよい。
S609にて、天気情報サーバー103は、S608にて特定した天気情報を管理サーバー102へ送信する。
S610にて、管理サーバー102は、天気情報サーバー103から、天気情報を受信する。
S611にて、管理サーバー102は、S605における音声情報の解析結果から得られる天気情報と、S610にて受信した天気情報とが一致するか否かを判定する。例えば、音声情報から「雨」に関連するキーワードが抽出され、また、天気情報サーバー103から受信した天気情報が「雨」を示す場合、一致すると判定される。天気情報が一致すると判定された場合(S611にてYES)S612へ進み、一致しないと判定された場合(S611にてNO)S615へ進む。
S612にて、管理サーバー102は、S610にて受信した天気情報を携帯端末101へ送信する。ここで送信される天気情報は、天気情報サーバー103から受信したそのままの内容で送信されてもよいし、携帯端末101にて処理可能な形式に変換した上で送信されてもよい。
S613にて、携帯端末101は、管理サーバー102から送信された天気情報を受信する。
S614にて、携帯端末101は、S613にて受信した天気情報を出力する。ここでの出力方法としては、天気情報が示す内容のアイコン(例えば、雨のアイコンなど)を表示部204に表示する。なお、アイコン情報については、携帯端末101が予め保持しておいてよい。その他にも、天気情報が示す内容の音声(例えば、雨の音など)がスピーカーから出力されてもよい。その後、S601へ戻り、処理を継続する。
S615にて、管理サーバー102は、天気情報が一致しない旨を携帯端末101へ通知する。
S616にて、携帯端末101は、S615にて管理サーバー102から送信されてきた通知を受信する。ここでは、天気情報が一致しない旨が通知されるため、天気情報の出力は行われない。その後、S601へ戻り、処理を継続する。
なお、図6に示す処理フローは、携帯端末101が自身の移動を検知している際に行われてもよい。もしくは、携帯端末101において、本実施形態に係る処理を実行するためのアプリケーションプログラムの起動の指示を受け付けた際に開始されてもよい。この場合、起動の指示は、ユーザー操作により行われてもよい。
以上、本実施形態により、携帯端末を有しているユーザーの発話に応じて、過去に発生したイベント(思い出)に関する天気情報をユーザーに提供することが可能となる。
[動作概要]
図7は、本実施形態に係る動作の概要を説明するための図である。本実施形態において、携帯端末101が車両701、704のそれぞれに搭載されている例を用いて説明する。図7において、車両701、704が走行することにより、携帯端末101は移動可能(自身の位置情報が変化可能)となっている。また、図7の例では、各車両の走行経路の周辺に、病院702、および公園705の施設が存在しているものとする。また、車両701にはユーザーA703が搭乗し、車両704にはユーザーB706が搭乗しているものとする。
また、管理サーバー102には、ユーザーA703、ユーザーB706に対応付けられたイベント情報が登録されているものとする。更に、天気情報サーバー103は、位置および日時に応じた天気情報を保持しているものとする。ここでは説明を簡単にするため、位置情報は、図7に示す施設の周辺として示している。
車両701が病院702周辺を走行している際に、ユーザーA703が「娘が生まれた日は雨だったな」と発言したとする。この発話情報を携帯端末101は取得し、その発話の位置情報やユーザー情報と共に、管理サーバー102へ送信する。そして、これらの情報に基づいて、図6に示す処理が行われる。その結果、その結果、発話の内容と天気情報とが一致であるため、携帯端末101は、天気情報として雨のアイコンを表示する。
同様に、車両704が公園705周辺を走行している際に、ユーザーB706が「この前この公園の近くを通った時は雨だったな」と発言したとする。この発話情報を携帯端末101は取得し、その発話の位置情報やユーザー情報と共に、管理サーバー102へ送信する。そして、これらの情報に基づいて、図6に示す処理が行われる。その結果、発話の内容と天気情報とが不一致であるため、携帯端末101は、天気情報は表示しない。
<その他の実施形態>
図6のS611において、一致の判定を行う際には、発話情報から抽出したキーワードと天気情報サーバー103から受信した天気情報とが完全一致することに限定するものではない。例えば、類似度や関連度に基づいて一致度を判定してもよい。
また、上記の実施形態では、携帯端末101のユーザーによる発話を例に挙げて説明したがこれに限定するものでは無い。例えば、ユーザーと共にいる別の人物の発話をユーザーによる発話として扱ってもよい。具体的には、別の人物が発話を行った際に、その発話に対してユーザーが同意したり、相槌を行ったりした場合に、そのユーザーによる発話として扱ってもよい。また、複数の人物が存在する際に、その中に携帯端末101のユーザーがいる場合には、その複数の人物間における会話の内容を全てユーザーの発話情報として扱ってもよい。
また、上記の実施形態では、携帯端末と管理サーバーがネットワークを介して接続され、これらが連携することによりサービスを提供していた。しかし、この構成に限定するものではなく、携帯端末側で全ての処理を行うような構成であってもよい。
<実施形態のまとめ>
1.上記実施形態の出力システム(例えば、102)は、
イベントが発生した位置情報および日時情報をイベント情報として記録する記録手段(例えば、214、312)と、
音声情報を取得する音声情報取得手段(例えば、313)と、
前記音声情報を取得した際の位置情報を取得する位置情報取得手段(例えば、313)と、
前記記録手段にて記録されているイベント情報の中から、前記位置情報取得手段にて取得した位置情報から所定の範囲内にて発生したイベント情報を特定する特定手段(例えば、315)と、
前記特定手段にて特定されたイベント情報にて示される位置情報と日時情報を用いて、天気情報を取得する天気情報取得手段(例えば、315)と、
前記音声情報取得手段にて取得した音声情報を解析して、天気に関するキーワードを抽出する抽出手段(例えば、314)と、
前記天気情報取得手段にて取得した天気情報と、前記抽出手段にて抽出した天気に関するキーワードとが一致するか否かを判定する判定手段(例えば、315)と、
前記判定手段にて一致すると判定された場合、前記天気情報取得手段にて取得した天気情報を出力する出力手段(例えば、313315)と
を有する。
この実施形態によれば、携帯端末を有しているユーザーの位置および発話に応じて、過去に発生したイベント(思い出)に関する天気情報をユーザーに提供することが可能となる。
2.上記実施形態では、前記判定手段は、前記天気情報取得手段にて取得した天気情報と、前記抽出手段にて抽出した天気に関するキーワードとの類似度に基づいて、一致を判定する。
この実施形態によれば、発話に含まれるキーワードが完全に天気情報と一致しない場合でも類似度に応じた判定を行うことができる。
3.上記実施形態では、前記出力手段は、天気情報が示すアイコンを表示するように出力を行う。
この実施形態によれば、ユーザーに対して、視覚的に天気情報を通知することができる。
4.上記実施形態では、前記音声情報取得手段は、1のユーザーによる発話を音声情報として取得する。
この実施形態によれば、1のユーザーの発話に基づいて、天気情報の判定を行うことができる。
5.上記実施形態では、前記音声情報取得手段は、複数のユーザーによる会話を音声情報として取得する。
この実施形態によれば、複数のユーザーによる会話に基づいて、天気情報の判定を行うことができる。
6.上記実施形態では、前記位置情報取得手段は、移動体における位置情報である。
この実施形態によれば、移動体(例えば、車両)に搭載されている際に行われた発話に基づいて、天気情報の提供を行うことができる。
7.上記実施形態では、前記イベント情報の登録を受け付ける登録手段を更に有する。
この実施形態によれば、ユーザーは任意のイベント情報を登録することができる。
8.上記実施形態の出力システム(例えば、102)の制御方法は、
イベントが発生した位置情報および日時情報をイベント情報として記録部(例えば、214)に記録する記録工程と、
音声情報を取得する音声情報取得工程と、
前記音声情報を取得した際の位置情報を取得する位置情報取得工程と、
前記記録部にて記録されているイベント情報の中から、前記位置情報取得工程にて取得した位置情報から所定の範囲内にて発生したイベント情報を特定する特定工程と、
前記特定工程にて特定されたイベント情報にて示される位置情報と日時情報を用いて、天気情報を取得する天気情報取得工程と、
前記音声情報取得工程にて取得した音声情報を解析して、天気に関するキーワードを抽出する抽出工程と、
前記天気情報取得工程にて取得した天気情報と、前記抽出工程にて抽出した天気に関するキーワードとが一致するか否かを判定する判定工程と、
前記判定工程にて一致すると判定された場合、前記天気情報取得工程にて取得した天気情報を出力する出力工程と
を有する。
この実施形態によれば、携帯端末を有しているユーザーの位置および発話に応じて、過去に発生したイベント(思い出)に関する天気情報をユーザーに提供することが可能となる。
9.上記実施形態のプログラムは、
コンピューター(例えば、102)を、
イベントが発生した位置情報および日時情報をイベント情報として記録する記録手段(例えば、214、312)、
音声情報を取得する音声情報取得手段(例えば、313)、
前記音声情報を取得した際の位置情報を取得する位置情報取得手段(例えば、313)、
前記記録手段にて記録されているイベント情報の中から、前記位置情報取得手段にて取得した位置情報から所定の範囲内にて発生したイベント情報を特定する特定手段(例えば、315)、
前記特定手段にて特定されたイベント情報にて示される位置情報と日時情報を用いて、天気情報を取得する天気情報取得手段(例えば、315)、
前記音声情報取得手段にて取得した音声情報を解析して、天気に関するキーワードを抽出する抽出手段(例えば、314)、
前記天気情報取得手段にて取得した天気情報と、前記抽出手段にて抽出した天気に関するキーワードとが一致するか否かを判定する判定手段(例えば、315)、
前記判定手段にて一致すると判定された場合、前記天気情報取得手段にて取得した天気情報を出力する出力手段(例えば、313315)
として機能させる。
この実施形態によれば、携帯端末を有しているユーザーの位置および発話に応じて、過去に発生したイベント(思い出)に関する天気情報をユーザーに提供することが可能となる。
発明は上記の実施形態に制限されるものではなく、発明の要旨の範囲内で、種々の変形・変更が可能である。
101…携帯端末、102…管理サーバー、103…天気情報サーバー、104…ネットワーク、301…位置情報取得部、302…データ送信部、303…音声情報出力部、天気情報出力処理部304、311…イベント情報登録部、312…イベント情報管理部、313…データ送受信部、314…音声情報解析部、315…天気情報処理部

Claims (8)

  1. イベントが発生した位置情報および日時情報をイベント情報として記録する記録手段と、
    音声情報を取得する音声情報取得手段と、
    前記音声情報を取得した際の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記記録手段にて記録されているイベント情報の中から、前記位置情報取得手段にて取得した位置情報から所定の範囲内にて発生したイベント情報を特定する特定手段と、
    前記特定手段にて特定されたイベント情報にて示される位置情報と日時情報を用いて、天気情報を取得する天気情報取得手段と、
    前記音声情報取得手段にて取得した音声情報を解析して、天気に関するキーワードを抽出する抽出手段と、
    前記天気情報取得手段にて取得した天気情報と、前記抽出手段にて抽出した天気に関するキーワードとが一致するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段にて一致すると判定された場合、前記天気情報取得手段にて取得した天気情報を出力する出力手段と
    を有することを特徴とする出力システム。
  2. 前記出力手段は、天気情報が示すアイコンを表示するように出力を行うことを特徴とする請求項に記載の出力システム。
  3. 前記音声情報取得手段は、1のユーザーによる発話を音声情報として取得することを特徴とする請求項1または2に記載の出力システム。
  4. 前記音声情報取得手段は、複数のユーザーによる会話を音声情報として取得することを特徴とする請求項1または2に記載の出力システム。
  5. 前記位置情報取得手段は、移動体における位置情報であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の出力システム。
  6. 前記イベント情報の登録を受け付ける登録手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の出力システム。
  7. イベントが発生した位置情報および日時情報をイベント情報として記録部に記録する記録工程と、
    音声情報を取得する音声情報取得工程と、
    前記音声情報を取得した際の位置情報を取得する位置情報取得工程と、
    前記記録部にて記録されているイベント情報の中から、前記位置情報取得工程にて取得した位置情報から所定の範囲内にて発生したイベント情報を特定する特定工程と、
    前記特定工程にて特定されたイベント情報にて示される位置情報と日時情報を用いて、天気情報を取得する天気情報取得工程と、
    前記音声情報取得工程にて取得した音声情報を解析して、天気に関するキーワードを抽出する抽出工程と、
    前記天気情報取得工程にて取得した天気情報と、前記抽出工程にて抽出した天気に関するキーワードとが一致するか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程にて一致すると判定された場合、前記天気情報取得工程にて取得した天気情報を出力する出力工程と
    を有することを特徴とする出力システムの制御方法。
  8. コンピューターを、
    イベントが発生した位置情報および日時情報をイベント情報として記録する記録手段、
    音声情報を取得する音声情報取得手段、
    前記音声情報を取得した際の位置情報を取得する位置情報取得手段、
    前記記録手段にて記録されているイベント情報の中から、前記位置情報取得手段にて取得した位置情報から所定の範囲内にて発生したイベント情報を特定する特定手段、
    前記特定手段にて特定されたイベント情報にて示される位置情報と日時情報を用いて、天気情報を取得する天気情報取得手段、
    前記音声情報取得手段にて取得した音声情報を解析して、天気に関するキーワードを抽出する抽出手段、
    前記天気情報取得手段にて取得した天気情報と、前記抽出手段にて抽出した天気に関するキーワードとが一致するか否かを判定する判定手段、
    前記判定手段にて一致すると判定された場合、前記天気情報取得手段にて取得した天気情報を出力する出力手段
    として機能させるためのプログラム。
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