JP7036225B2 - 推定装置、システム及び方法及びプログラム並びに学習装置及び方法及びプログラム - Google Patents

推定装置、システム及び方法及びプログラム並びに学習装置及び方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、推定装置、システム、方法及びプログラム並びに学習装置、方法及びプログラムに関し、特に、通信トラヒックから通信制御に関する制御属性を推定するための推定装置、システム、方法及びプログラム並びに学習装置、方法及びプログラムに関する。
近年、ネットワークを介した遠隔制御による情報サービスの高度化が進んでいる。すなわち、多種多様なデバイス(モノ)がネットワークに接続されるIoT(Internet of Things)の普及に伴い、様々な分野でネットワークを介した遠隔制御や協調動作による情報サービスの高度化が期待されている。特に、セルラーを始めとする無線ネットワークの利用ニーズが高まっている。
そして、IoTの普及に伴いネットワークに流れる通信トラヒックが多様化している。それ故、通信利用者のニーズに変化が生じている。具体的には、通信利用者のニーズは、当初は通信自体ができること、次に、移動しながら通信ができること、そして現在では、アプリケーション単位の要件に応じた通信ができることへと変化している。そして、今後は、刻々と変わるアプリケーションの利用状況に応じた通信が行えることが求められると予想される。そのため、通信事業者の性能指標(例えば、KPI(Key Performance Indicator))は、これまでの通信レベルのサービス品質(QoS(Quality of Service))から、アプリケーションレベルのサービス品質(以下、「アプリケーション品質」と呼ぶ。)へと移行すると考えられる。つまり、今後は、通信事業者がアプリケーション品質に基づくネットワーク制御やネットワーク設計を重要視することが想定される。
ここで、アプリケーション品質には、例えば、人のアプリケーション品質(QoE(Quality of Experience))やモノのアプリケーション品質(QoC(Quality of Control))が挙げられる。例えば、人のアプリケーション品質に関するものとしては、ITU-T(International Telecommunication Union Telecommunication Standardization Sector)において、Webアクセス(ITU-T Recommendation G.1030)、Web閲覧(Web-browsing)及び動画配信(ITU-T P.1203)のQoEが定義されている。また、モノのアプリケーション品質に関するものとして、ネットワーク越しの機械制御のパフォーマンス指標(QoP(Quality of Performance)やQoC)の議論が進むことが想定される。
このような通信利用者の通信品質に対するニーズの高度化に伴い、今後、通信事業者には、アプリケーション単位の要件に応じた通信サービスや、刻々と変わるアプリケーションの利用状況に応じた通信サービスの提供等が求められると考えられる。そのため、通信事業者は、アプリケーションの状態変化の把握が課題となる。
通信事業者が「刻々と変わる利用条件(アプリケーションの状態)に応じて最適な通信品質」を提供し、通信利用者の満足度(QoE)を高めるために、きめ細やかな通信制御が必要とされる。例えば、制御対象パラメータの増加(通信帯域、伝送遅延のゆらぎ(ジッタ等)など)や制御周期の短縮等が挙げられる。
しかしながら、近年、通信高速化のための通信トラヒックの多重化、セキュリティ強化のための通信トラヒックの暗号化等により、通信事業者(通信事業者が提供するネットワーク機器等)が観測可能な通信トラヒックから取得できる情報の制限が大きくなった。
そのため、通信事業者が通信トラヒックからアプリケーションの種類や状態変化の把握が困難となり、アプリケーションの利用状況に応じた通信機器のきめ細やかな通信制御が困難となってきた。
ここで、特許文献1には、ネットワーク通信のトラヒックを監視して、監視対象のフローにかかる通信アプリケーションの種類を推定するトラヒック監視装置に関する技術が開示されている。当該トラヒック監視装置は、まず、監視対象の通信トラヒックのフローの先頭から所定数までのパケットから特徴量を算出する。そして、当該トラヒック監視装置は、当該算出した特徴量から所定数以降のパケットの特徴量を予測し、算出した特徴量と予測した特徴量とを含めて監視対象の特徴量の組とする。その後、当該トラヒック監視装置は、通信アプリケーション毎に予め登録された複数種類の特徴量の組と、監視対象の特徴量の組とを照合して、監視対象のフローに該当する通信アプリケーションの種類を推定する。
特許第6153166号公報
しかしながら、特許文献1には、解析対象のパケットにフローの先頭パケットが必須であり、また、照合対象の特徴量の種類が固定であるため、多様な解析が行えず、アプリケーションの利用状況に応じた通信制御のための制御属性の推定精度が低い、という問題点がある。
本開示は、このような問題点を解決するためになされたものであり、アプリケーションの利用にかかる通信トラヒックから、アプリケーションの利用状況に応じた通信制御に関する複数種類の制御属性の推定精度を向上させるための推定装置、システム、方法及びプログラム並びに学習装置、方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本開示の第1の態様にかかる推定装置は、
通信トラヒックから通信制御に関する複数種類の制御属性ごとに異なる特徴量群を算出する処理が実装され、かつ、当該複数種類の制御属性のそれぞれに対応した複数の特徴量算出部と、
前記複数種類の制御属性のうち2以上のそれぞれについて、各制御属性に対応する前記特徴量算出部を用いて前記通信トラヒックから前記特徴量群のそれぞれを算出する算出部と、
前記算出された特徴量群のそれぞれから当該2以上の制御属性のそれぞれの属性値を推定する推定部と、
を備える。
本開示の第2の態様にかかる推定システムは、
通信トラヒックから通信制御に関する複数種類の制御属性ごとに異なる特徴量群を算出する処理が実装され、かつ、当該複数種類の制御属性のそれぞれに対応した複数の特徴量算出部と、
前記複数種類の制御属性のそれぞれに対応し、かつ、当該対応する前記特徴量群から当該対応する制御属性のそれぞれの属性値を推定する複数の推定モデルと、前記複数種類の制御属性のそれぞれにおける前記属性値の正解と、を記憶する記憶部と、
前記複数の特徴量算出部のそれぞれにより、学習対象の前記通信トラヒックから算出された前記特徴量群のそれぞれを算出する第1の算出部と、
前記算出された特徴量群のそれぞれと、各特徴量群に対応する制御属性における前記属性値の正解とを用いて、前記複数の推定モデルのそれぞれのパラメータを学習し、当該学習された推定モデルを前記記憶部に格納する学習部と、
前記複数種類の制御属性のうち2以上のそれぞれについて、各制御属性に対応する前記特徴量算出部を用いて、推定対象の前記通信トラヒックから前記特徴量群のそれぞれを算出する第2の算出部と、
前記算出された特徴量群のそれぞれから当該2以上の制御属性のそれぞれの属性値を推定する推定部と、
を備える。
本開示の第3の態様にかかる推定方法は、
コンピュータが、
通信制御に関する複数種類の制御属性ごとに異なる特徴量群を算出する処理が実装された複数の特徴量算出モジュールのうち2以上の各制御属性に対応するものを用いて、通信トラヒックから前記制御属性ごとに特徴量群のそれぞれを算出し、
前記算出された特徴量群のそれぞれから当該2以上の制御属性のそれぞれの属性値を推定する。
本開示の第4の態様にかかる推定プログラムは、
通信制御に関する複数種類の制御属性ごとに異なる特徴量群を算出する処理が実装された複数の特徴量算出モジュールのうち2以上の各制御属性に対応するものを用いて、通信トラヒックから前記制御属性ごとに特徴量群のそれぞれを算出する処理と、
前記算出された特徴量群のそれぞれから当該2以上の制御属性のそれぞれの属性値を推定する処理と、
をコンピュータに実行させる。
本開示の第5の態様にかかる学習装置は、
通信トラヒックから通信制御に関する複数種類の制御属性ごとに異なる特徴量群を算出する処理が実装され、かつ、当該複数種類の制御属性のそれぞれに対応した複数の特徴量算出部と、
前記複数種類の制御属性のそれぞれに対応し、かつ、当該対応する前記特徴量群から当該対応する制御属性のそれぞれの属性値を推定する複数の推定モデルと、前記複数種類の制御属性のそれぞれにおける前記属性値の正解と、を記憶する記憶部と、
前記複数の特徴量算出部のそれぞれを用いて、前記通信トラヒックから前記特徴量群のそれぞれを算出する算出部と、
前記算出された特徴量群のそれぞれと、各特徴量群に対応する制御属性における前記属性値の正解とを用いて、前記複数の推定モデルのそれぞれのパラメータを学習し、当該学習された推定モデルを前記記憶部に格納する学習部と、
を備える。
本開示の第6の態様にかかる学習方法は、
コンピュータが、
通信制御に関する複数種類の制御属性ごとに異なる特徴量群を算出する処理が実装された複数の特徴量算出モジュールのそれぞれを用いて、通信トラヒックから前記制御属性ごとに特徴量群のそれぞれを算出し、
前記算出された特徴量群のそれぞれと、各特徴量群に対応する制御属性における属性値の正解とを用いて、前記複数種類の制御属性のそれぞれに対応し、かつ、当該対応する前記特徴量群から当該対応する制御属性のそれぞれの属性値を推定する複数の推定モデルのそれぞれのパラメータを学習し、
前記学習された推定モデルを記憶装置に格納する。
本開示の第7の態様にかかる学習プログラムは、
通信制御に関する複数種類の制御属性ごとに異なる特徴量群を算出する処理が実装された複数の特徴量算出モジュールのそれぞれを用いて、通信トラヒックから前記制御属性ごとに特徴量群のそれぞれを算出する処理と、
前記算出された特徴量群のそれぞれと、各特徴量群に対応する制御属性における属性値の正解とを用いて、前記複数種類の制御属性のそれぞれに対応し、かつ、当該対応する前記特徴量群から当該対応する制御属性のそれぞれの属性値を推定する複数の推定モデルのそれぞれのパラメータを学習する処理と、
前記学習された推定モデルを記憶装置に格納する処理と
をコンピュータに実行させる。
本開示により、アプリケーションの利用にかかる通信トラヒックから、アプリケーションの利用状況に応じた通信制御に関する複数種類の制御属性の推定精度を向上させるための推定装置、システム、方法及びプログラム並びに学習装置、方法及びプログラムを提供することができる。
本実施の形態1にかかる推定装置の構成を示すブロック図である。 本実施の形態1にかかる推定方法の流れを示すフローチャートである。 本実施の形態2にかかる学習装置の構成を示すブロック図である。 本実施の形態2にかかる学習方法の流れを示すフローチャートである。 本実施の形態3にかかる推定システムの構成を示すブロック図である。 本実施の形態3にかかる学習方法の流れを示すフローチャートである。 本実施の形態3にかかる推定方法の流れを示すフローチャートである。 本実施の形態3にかかる推定処理の階層化の例を示す図である。 本実施の形態3の実施例3-1にかかるネットワークシステムの構成を示すブロック図である。 本実施の形態3の実施例3-2にかかるネットワークシステムの構成を示すブロック図である。 本実施の形態3の実施例3-3にかかるネットワークシステムの構成を示すブロック図である。
以下では、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一又は対応する要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
ここで、本開示の実施の形態により解決しようとする課題の他の側面について補足する。例えば、近年、通信トラヒックの常時暗号化が進んでいるため、ネットワークを流れる暗号化トラヒックが増大している。また、トラヒックも多様化している。そのため、トラヒックの中身を覗くDeep Packet Inspection(DPI)の手法には限界がある。また、個人情報保護法の観点により、DPIそのものが使えなくなる可能性もある。つまり、暗号化やプライバシーの観点から、通信事業者が通信データの中身を見ることは困難である。
また、通信事業者が通信トラヒックから取得できる情報は、単一のパケットのヘッダから読み取れる「5タプル(5-tuple)」や複数のパケットから導出し得るトラヒックパターンがある。ここで、「5タプル」とは、例えば、送信元のIP(Internet Protocol)アドレス、送信元のポート、宛先のIPアドレス、宛先のポート、及びプロトコルである。また、トラヒックパターンには、例えば、スループット、パケットサイズ、パケット送信間隔等が含まれる。また、トラヒックフローは、IPヘッダフィールド内に同一の情報を持つパケットのグループ(宛先IPアドレスとポート番号、送信元IPアドレスとポート番号が等しいパケットの集合)で構成される。
しかし、近年、通信の高速化のために通信トラヒックの多重化も進んでいるため、「5タプル」が同一であったとしても、複数のアプリケーションの情報が混在し得る。そのため、通信事業者は、通信トラヒックからアプリケーションを分離することが困難である。よって、通信事業者の提供するネットワーク機器は、通信利用者(例えば端末)がどのようなアプリケーションを使用しているのか、また、そのアプリケーションがいかなる状態で動作しているのかを取得することが困難である。それ故、アプリケーションの利用形態や利用状態に応じた通信制御が困難となる。
<実施の形態1>
図1は、本実施の形態1にかかる推定装置1の構成を示すブロック図である。推定装置1は、ネットワーク上の通信装置において観測された通信トラヒックを分析して、当該通信において利用されるアプリケーション等の利用状況に応じた当該通信装置の通信制御に関する制御属性を推定するための情報処理装置である。
推定装置1は、特徴量算出部111から11n(nは2以上の自然数。)と、算出部12と、推定部13とを備える。特徴量算出部111から11nのそれぞれは、通信トラヒックから通信制御に関する複数種類の制御属性ごとに異なる特徴量群を算出する処理が実装された機能ブロックである。そのため、特徴量算出部111等は、ハードウェアもしくはソフトウェア又はこれらの両方のいずれかにより実現されたものであればよい。そして、特徴量算出部111から11nのそれぞれは、複数種類の制御属性のそれぞれに対応したものである。ここで、制御属性とは、上述した通信装置の通信制御に用いられるパラメータ等である。例えば、制御属性には、アプリケーションの種別、アプリケーションの提供元の識別情報、コンテンツの種別、品質情報その他の情報が含まれる。そのため、例えば、特徴量算出部111は、第1の制御属性に対応する特徴量の集合である第1の特徴量群を、第1の算出ロジックにより算出する。同様に、特徴量算出部11nは、第nの制御属性に対応する特徴量の集合である第nの特徴量群を、第nの算出ロジックにより算出する。そして、第1の特徴量群から第nの特徴量群のそれぞれは、特徴量の集合のうち少なくとも一部が異なる。また、第1の算出ロジックから第nの算出ロジックも少なくとも一部の処理が異なる。
算出部12は、複数種類の制御属性のうち2以上のそれぞれについて、各制御属性に対応する特徴量算出部111等を用いて、通信トラヒックから特徴量群のそれぞれを算出する。例えば、算出部12は、第1の制御属性に対応する特徴量算出部111を用いて、通信トラヒックから第1の特徴量群を算出し、第2の制御属性に対応する特徴量算出部112を用いて、通信トラヒックから第2の特徴量群を算出する。つまり、算出部12は、特徴量算出部111から11nのうち少なくとも2以上をそれぞれ用いて、各特徴量群を算出する。
推定部13は、算出部12により算出された特徴量群のそれぞれから当該2以上の制御属性のそれぞれの属性値を推定する。推定部13は、例えば、制御属性ごとに応じた推定ロジックを用いて、属性値を推定するものであればよい。例えば、推定部13は、第1の制御属性に対応する第1の推定ロジックを用いて、第1の特徴量群を入力して第1の制御属性における第1の属性値を推定する。また、推定部13は、第2の制御属性に対応する第2の推定ロジックを用いて、第2の特徴量群を入力して第2の制御属性における第2の属性値を推定する。
図2は、本実施の形態1にかかる推定方法の流れを示すフローチャートである。まず、算出部12は、制御属性のうち2以上のそれぞれについて、各制御属性に対応する特徴量算出部111等を用いて、通信トラヒックから特徴量群のそれぞれを算出する(S11)。そして、推定部13は、ステップS11により算出された特徴量群のそれぞれから当該2以上の制御属性のそれぞれの属性値を推定する(S12)。
このように、本実施形態1により、アプリケーションの利用にかかる通信トラヒックから、通信制御に関する複数種類の制御属性の推定精度を向上させることができる。そのため、推定された属性値を用いて、当該通信において利用されるアプリケーション等の利用状況に応じた当該通信装置の通信制御を行うことができる。
尚、推定装置1は、図示しない構成としてプロセッサ、メモリ及び記憶装置を備えるものである。また、当該記憶装置には、本実施形態1にかかる推定方法の処理が実装されたコンピュータプログラム(推定プログラム)が記憶されている。そして、当該プロセッサは、記憶装置からコンピュータプログラムを前記メモリへ読み込み、当該コンピュータプログラムを実行する。これにより、前記プロセッサは、特徴量算出部111から11n並びに算出部12及び推定部13の機能を実現する。
または、特徴量算出部111から11n並びに算出部12及び推定部13は、それぞれが専用のハードウェアで実現されていてもよい。また、各装置の各構成要素の一部又は全部は、汎用または専用の回路(circuitry)、プロセッサ等やこれらの組合せによって実現されもよい。これらは、単一のチップによって構成されてもよいし、バスを介して接続される複数のチップによって構成されてもよい。各装置の各構成要素の一部又は全部は、上述した回路等とプログラムとの組合せによって実現されてもよい。また、プロセッサとして、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、FPGA(field-programmable gate array)等を用いることができる。
また、推定装置1の各構成要素の一部又は全部が複数の情報処理装置や回路等により実現される場合には、複数の情報処理装置や回路等は、集中配置されてもよいし、分散配置されてもよい。例えば、情報処理装置や回路等は、クライアントサーバシステム、クラウドコンピューティングシステム等、各々が通信ネットワークを介して接続される形態として実現されてもよい。また、推定装置1の機能がSaaS(Software as a Service)形式で提供されてもよい。
また、推定装置1は、複数台のコンピュータにより実現したものであってもよい。また、推定装置1は、上記通信装置に搭載されたものであってもよい。尚、通信装置には、アプリケーションの提供元のサーバ、提供先の端末、ネットワーク中の中継装置、基地局等が含まれるものとする。
また、推定装置1は、通信トラヒックを外部から取得し、内部の記憶装置又はメモリに保存してもよい。そして、前記プロセッサは、記憶装置又はメモリに保存された通信トラヒックに対して特徴量群の算出等をを行うものとする。また、前記プロセッサは、推定した各属性値を内部の記憶装置に保存するか、外部のシステム又は記憶装置へ出力してもよい。
<実施の形態2>
図3は、本実施の形態2にかかる学習装置2の構成を示すブロック図である。学習装置2は、ネットワーク上の通信装置において観測された通信トラヒックを分析して、当該通信において利用されるアプリケーション等の利用状況に応じた当該通信装置の通信制御に関する制御属性を推定するための推定モデルを学習する情報処理装置である。
学習装置2は、特徴量算出部211から21nと、記憶部22と、算出部23と、学習部24とを備える。特徴量算出部211から21nは、上述した特徴量算出部111から11nと同等の機能を有するため、説明を省略する。また、制御属性及び特徴量群についても上述した実施形態1と同様である。
記憶部22は、推定モデル221から22n及び正解231から23nを記憶する揮発性又は不揮発性の記憶装置である。推定モデル221等は、複数種類の制御属性のそれぞれに対応するものである。そして、推定モデル221等は、対応する前記特徴量群から当該対応する制御属性のそれぞれの属性値を推定する処理が実装されたプログラムモジュールやモデル式である。例えば、推定モデル221等は、特徴量群に含まれる各特徴量を入力データとし、各入力データに所定のパラメータ(重み付け係数)を用いて演算される数学モデルであり、例えば、ニューラルネットワーク等で表現されたものである。また、推定モデル221等は、パラメータの設定値に応じて、同じ入力値に対する出力値が変化するものである。また、例えば、推定モデル221は、第1の特徴量群から、第1の推定ロジックにより第1の制御属性に対応する第1の属性値を算出する。同様に、推定モデル22nは、第nの特徴量群から、第nの推定ロジックにより第nの制御属性に対応する第nの属性値を算出する。
正解231等は、複数種類の制御属性のそれぞれにおける属性値の正解データである。つまり、正解231は第1の制御属性における第1の属性値の正解となるデータであり、正解23nは第nの制御属性における第nの属性値の正解となるデータである。
算出部23は、特徴量算出部211から21nのそれぞれを用いて、通信トラヒックから特徴量群のそれぞれを算出する。例えば、算出部23は、第1の制御属性に対応する特徴量算出部211を用いて、通信トラヒックから第1の特徴量群を算出し、第2の制御属性に対応する特徴量算出部212を用いて、通信トラヒックから第2の特徴量群を算出する。つまり、算出部23は、特徴量算出部211から21nのそれぞれ用いて、各特徴量群を算出する。
学習部24は、算出部23により算出された特徴量群のそれぞれと、正解231から23nとを用いて、複数の推定モデル221から22nのそれぞれのパラメータを学習し、当該学習された推定モデルを記憶部22に格納する。例えば、学習部24は、第1の特徴量群と、正解231とを用いて、推定モデル221のパラメータを学習し、学習された推定モデル221により記憶部22を更新する。同様に、学習部24は、第2の特徴量群と、正解232とを用いて、推定モデル222のパラメータを学習し、学習された推定モデル222により記憶部22を更新する。
図4は、本実施の形態2にかかる学習方法の流れを示すフローチャートである。まず、算出部23は、特徴量算出部211等のそれぞれを用いて、通信トラヒックから前記制御属性ごとに特徴量群のそれぞれを算出する(S21)。次に、学習部24は、ステップS21により算出された特徴量群のそれぞれと、正解231等のそれぞれとを用いて、推定モデル221等のそれぞれのパラメータを学習する(S22)。その後、学習部24は、学習された推定モデル221等を記憶部22に格納する(S23)。
このようにして学習された推定モデルと特徴量算出部211等を用いることで、推定対象の通信トラヒックから、通信制御に関する複数種類の制御属性の推定精度を向上させることができる。そのため、推定された属性値を用いて、当該通信において利用されるアプリケーション等の利用状況に応じた当該通信装置の通信制御を行うことができる。
尚、学習装置2は、図示しない構成としてプロセッサ、メモリ及び記憶装置を備えるものである。また、当該記憶装置には、本実施形態2にかかる学習方法の処理が実装されたコンピュータプログラム(学習プログラム)が記憶されている。そして、当該プロセッサは、記憶装置からコンピュータプログラムを前記メモリへ読み込み、当該コンピュータプログラムを実行する。これにより、前記プロセッサは、特徴量算出部211から21n並びに算出部23及び学習部24の機能を実現する。
または、特徴量算出部211から21n並びに算出部23及び学習部24は、それぞれが専用のハードウェアで実現されていてもよい。また、各装置の各構成要素の一部又は全部は、汎用または専用の回路、プロセッサ等やこれらの組合せによって実現されもよい。これらは、単一のチップによって構成されてもよいし、バスを介して接続される複数のチップによって構成されてもよい。各装置の各構成要素の一部又は全部は、上述した回路等とプログラムとの組合せによって実現されてもよい。また、プロセッサとして、CPU、GPU、FPGA等を用いることができる。
また、学習装置2の各構成要素の一部又は全部が複数の情報処理装置や回路等により実現される場合には、複数の情報処理装置や回路等は、集中配置されてもよいし、分散配置されてもよい。例えば、情報処理装置や回路等は、クライアントサーバシステム、クラウドコンピューティングシステム等、各々が通信ネットワークを介して接続される形態として実現されてもよい。また、学習装置2の機能がSaaS形式で提供されてもよい。
また、学習装置2は、複数台のコンピュータにより実現したものであってもよい。また、学習装置2は、上記通信装置に搭載されたものであってもよい。尚、通信装置には、アプリケーションの提供元のサーバ、提供先の端末、ネットワーク中の中継装置、基地局等が含まれるものとする。
また、学習装置2は、通信トラヒック及び正解231等を外部から取得し、内部の記憶装置又はメモリに保存してもよい。そして、前記プロセッサは、記憶装置又はメモリに保存された通信トラヒックに対して特徴量群の算出等を行うものとする。また、前記プロセッサは、学習した推定モデルを外部のシステム又は記憶装置へ出力してもよい。
<実施の形態3>
本実施の形態3は、上述した実施の形態1及び2を組み合わせて、推定システムとして実現した実施例である。本実施の形態3にかかる推定システムは、少なくとも、複数の特徴量算出部と、複数の推定モデルと属性値の正解とを記憶する記憶部と、第1の算出部と、学習部と、第2の算出部と、推定部と、を備える。ここで、複数の特徴量算出部は、上述した特徴量算出部111等又は特徴量算出部211等に相当する。また、記憶部は、上述した記憶部22に相当する。また、第1の算出部は、上述した算出部23に相当する。また、学習部は、上述した学習部24に相当する。また、第2の算出部は、上述した算出部12に相当する。また、推定部は、上述した推定部13に相当する。これにより、上述した通り、アプリケーションの利用にかかる通信トラヒックから、通信制御に関する複数種類の制御属性の推定精度を向上させることができる。
ここで、前記複数の特徴量算出部のそれぞれは、前記通信トラヒックのうち対応する制御属性に応じた測定区間から前記特徴量群を算出する処理が実装されているものとする。これにより、アプリケーション利用中の状態変化等による特徴量の変化を加味して推定精度をより高めることができるため、柔軟な通信制御を実現できる。
また、前記推定システムは、前記複数種類の制御属性の中から一部を選択する選択部をさらに備えることが望ましい。この場合、前記算出部は、前記選択された制御属性に対応する前記特徴量算出部を用いて前記通信トラヒックから前記特徴量群を算出し、前記推定部は、前記算出された特徴量群から当該選択された制御属性の前記属性値を推定する。この後、前記選択部は、前記推定された属性値に基づいて前記複数種類の制御属性のうち未選択の制御属性をさらに選択することが望ましい。これにより、推定された属性値に応じて必要な特徴量算出部を動作させるため、推定処理を効率化できる。
さらに、前記複数種類の制御属性は、複数の階層を有する階層構造により定義されることが望ましい。例えば、前記複数種類の制御属性のうち第1の制御属性が取り得る複数の第1の属性値のそれぞれには、当該第1の制御属性の下位階層である異なる第2の制御属性が属しているものとする。この場合、前記選択部は、前記複数種類の制御属性のうち前記階層構造の上位から下位の順序で選択し、前記推定部により当該選択された制御属性の前記属性値が推定された後に、当該推定された属性値に属する制御属性をさらに選択することが望ましい。このように、制御属性を階層構造に従って最上位から順番に絞り込むことで、全ての特徴量を算出することなく、特徴量算出処理と推定処理の処理時間を効率化、推定装置の計算処理負荷を低減できる。例えば、最上位の制御属性をアプリケーション種別、その下位階層をサイト種別とした場合、アプリケーション種別の数は、サイトの数と比べて圧倒的に少ないため、大半の無関係なサイトの特徴量算出処理を回避できる。
また、前記通信トラヒックは、アプリケーションの利用に際して観測されたものである。そのため、例えば、前記階層構造は、第1階層、その下位の第2階層、さらにその下位の第3階層というように定義してもよい。その場合、前記アプリケーションの利用目的を示す前記第1の制御属性が第1階層に属する。また、前記利用目的ごとに異なる前記アプリケーションの提供元を示す前記第2の制御属性が、前記第1階層の下位の第2階層に属する。また、前記提供元ごとに異なる前記アプリケーションのプロパティを示す第3の制御属性が、前記第2階層の下位の第3階層に属する。
また、推定システムは、前記複数の特徴量算出部のそれぞれをモジュールとして前記階層構造に基づいて階層化して記憶する第1の記憶部をさらに備えるとよい。この場合、前記算出部は、前記第1の記憶部の中から前記選択された制御属性に対応する前記特徴量算出部を特定し、前記特定した特徴量算出部を用いて前記通信トラヒックから前記特徴量群を算出する。これにより、特徴量算出部を制御属性と同様の階層構造に基づき効率的に選択することができる。
また、前記学習部は、前記学習された推定モデルを前記階層構造に基づいて階層化して第2の記憶部に格納するとよい。これにより、推定モデルを制御属性と同様の階層構造に基づき効率的に選択することができる。
図5は、本実施の形態3にかかる推定システム3の構成を示すブロック図である。推定システム3は、上述した推定装置1と学習装置2とを統合した情報システムである。尚、推定システム3は、複数台のコンピュータにより実現したものであってもよい。推定システム3は、記憶部31と、制御部32と、メモリ33と、通信IF(InterFace)部34とを備える。
記憶部31は、ハードディスク、フラッシュメモリ等の記憶装置である。また、記憶部31は、上述した第1の記憶部及び第2の記憶部の具体例である。記憶部31は、学習用データ311と、特徴量算出モジュール3121から312nと、推定モデル3131から313nと、推定対象データ314と、制御属性3151から315nと、属性値3161から316p(pは2以上かつn未満の自然数。)と、学習プログラム317と、推定プログラム318とを記憶する。
学習用データ311は、推定モデル3131等を機械学習するために用いるデータである。学習用データ311は、通信トラヒック3111と、正解データ3112とを含む。通信トラヒック3111は、通信装置において所定期間に観測された通信トラヒックの集合である。正解データ3112は、上述した正解231等に相当し、制御属性ごとの属性値の正解となるデータである。
特徴量算出モジュール3121から312nは、上述した特徴量算出部111から11nや特徴量算出部211から21nに相当する。特徴量算出モジュール3121等は、それぞれが制御属性のいずれかに対応し、通信トラヒック3111から特徴量群を算出するソフトウェアモジュールである。推定モデル3131から313nは、上述した推定モデル221から22nに相当する。推定モデル3131等は、それぞれが制御属性のいずれかに対応し、特徴量群の入力に対し、各パラメータを用いて演算を行って、対応する制御属性の推定値を属性値として算出する。
推定対象データ314は、複数種類の制御属性の少なくとも2以上について属性値を推定させるための対象となる入力データである。つまり、推定対象データ314に含まれる通信トラヒック3141は、通信装置において所定期間に観測されたデータである。
制御属性3151から315nは、複数種類の制御属性に相当する情報である。ここで、制御属性3151から315nは、上述したように複数の階層を有する階層構造により定義されているものとする。例えば、ある上位階層の第1の制御属性が取り得る複数の第1の属性値のそれぞれには、当該第1の制御属性の下位階層である異なる第2の制御属性が属しているものとする。つまりこの場合、制御属性は、最上位階層をルートとした木構造で定義されていることなる。また、本実施の形態の階層構造は、少なくとも2層以上あればよい。尚、制御属性3151等は、必ずしもデータとして保持する必要はない。属性値3161から316pは、推定対象のp個の制御属性に対応する推定結果としての属性値である。
学習プログラム317は、本実施の形態3にかかる学習方法が実装されたコンピュータプログラムである。推定プログラム318は。本実施の形態3にかかる推定方法が実装されたコンピュータプログラムである。
ここで、制御属性の階層構造、特徴量算出モジュール及び推定モデルの具体例について説明する。ここでは、3層の場合について説明する。まず、最上位の第1層には、アプリケーションの利用目的を示す第1の制御属性が属するものとする。アプリケーションの利用目的とは、アプリケーションの種別ということもできる。つまり、通信トラヒックにおけるフローにおいてユーザが利用中のアプリケーションの種類を示す。そして、第1の制御属性が「アプリケーションの利用目的」である場合、その取り得る複数の第1の属性値は、例えば「動画再生」、「Web閲覧」及び「ネットワークカメラ撮影映像再生」等が挙げられる。また、第1層である第1の制御属性に対応付けられた特徴量算出モジュールは、例えば、通信トラヒックから、単位時間あたりの通信トラヒック量や平均パケットサイズ等を特徴量群として算出することが挙げられる。そして、第1の制御属性に対応付けられた推定モデルは、単位時間あたりの通信トラヒック量や平均パケットサイズ等の特徴量群を入力として、第1の制御属性が取り得る複数の第1の属性値のいずれかを出力(算出、推定)するものである。
次に、第1層の一つ下位の階層である第2層には、アプリケーションの提供元を示す複数の第2の制御属性が属するものとする。つまり、第1層の第1の属性値が「動画再生」の場合、第2層である第2の制御属性は、例えば「動画サイト種別」となり、取り得る複数の第2の属性値は、例えば「サイトA」(動画配信サイト)、「サイトB」(動画ファイルへのリンクページ等)等が挙げられる。そして、第2の制御属性「動画サイト種別」に対応付けられた特徴量算出モジュールは、例えば、通信トラヒックから、フローの先頭から数パケット分のパケットサイズ、到着間隔、5-tupleの分布等を特徴量群として算出することが挙げられる。そして、第2の制御属性「動画サイト種別」に対応付けられた推定モデルは、フローの先頭から数パケット分のパケットサイズ、到着間隔、5-tupleの分布等の特徴量群を入力として、第2の制御属性が取り得る複数の第2の属性値のいずれかを出力するものである。特に、サイトごとにサーバが異なるため、セッションの確立手順が異なり、サーバの特徴が表れる。よって、当該推定モデルにより「動画サイト種別」の属性値を精度良く、推定できる。
また、第1層の第1の属性値が「Web閲覧」の場合、第2層である第2の制御属性は、例えば「Webサイト種別」となり、取り得る複数の第2の属性値は、例えば「サイトC」、「サイトD」等が挙げられる。そして、第2の制御属性「Webサイト種別」に対応付けられた特徴量算出モジュールは、例えば、通信トラヒックから、フローの先頭から数パケット分のパケットサイズ、到着間隔、5-tupleの分布等を特徴量群として算出することが挙げられる。そして、第2の制御属性「Webサイト種別」に対応付けられた推定モデルは、フローの先頭から数パケット分のパケットサイズ、到着間隔、5-tupleの分布等の特徴量群を入力として、第2の制御属性が取り得る複数の第2の属性値のいずれかを出力するものである。特に、サイトごとにサーバが異なるため、セッションの確立手順が異なり、サーバの特徴が表れる。よって、当該推定モデルにより「Webサイト種別」の属性値を精度良く、推定できる。
また、第1層の第1の属性値が「ネットワークカメラ撮影映像再生」の場合、第2層である第2の制御属性は、例えば「カメラ種別」となり、取り得る複数の第2の属性値は、例えば「カメラE」(X社製)、「カメラF」(Y社製)等が挙げられる。そして、第2の制御属性「カメラ種別」に対応付けられた特徴量算出モジュールは、例えば、通信トラヒックから、フローの先頭から数パケット分のパケットサイズ、到着間隔等を特徴量群として算出することが挙げられる。そして、第2の制御属性「カメラ種別」に対応付けられた推定モデルは、フローの先頭から数パケット分のパケットサイズ、到着間隔等の特徴量群を入力として、第2の制御属性が取り得る複数の第2の属性値のいずれかを出力するものである。特に、サイトごとにサーバが異なるため、セッションの確立手順が異なり、サーバの特徴が表れる。よって、当該推定モデルにより「カメラ種別」の属性値を精度良く、推定できる。
続いて、第2層の一つ下位の階層である第3層には、前記提供元ごとに異なる前記アプリケーションのプロパティを示す第3の制御属性が属するものとする。例えば、第2層の第2の属性値が「サイトA」の場合、第3層である第3の制御属性は、例えば「サイトAの動画品質」となり、取り得る複数の第3の属性値は、例えば「再生レート」「解像度」などの集合等が挙げられる。そして、第3の制御属性「サイトAの動画品質」に対応付けられた特徴量算出モジュールは、例えば、通信トラヒックから、通信データ量、パケットサイズの分布等を特徴量群として算出することが挙げられる。そして、第3の制御属性「サイトAの動画品質」に対応付けられた推定モデルは、フローのうち所定期間の通信データ量、パケットサイズの分布等の特徴量群を入力として、第3の制御属性が取り得る複数の第3の属性値のいずれかを出力するものである。特に、フローの先頭と、中盤、後半では動画品質が異なる場合があり、当該推定モデルにより期間に応じて適切に動画品質を推定することができる。
また、第2層の第2の属性値が「サイトC」の場合、第3層である第3の制御属性は、例えば「サイトCのコンテンツ種別」となり、取り得る複数の第3の属性値は、例えば「ニュース」「ショッピング」等が挙げられる。そして、第3の制御属性「サイトCのコンテンツ種別」に対応付けられた特徴量算出モジュールは、例えば、通信トラヒックから、総通信データ量、パケットサイズの分布等を特徴量群として算出することが挙げられる。そして、第3の制御属性「サイトCのコンテンツ種別」に対応付けられた推定モデルは、総通信データ量、パケットサイズの分布等の特徴量群を入力として、第3の制御属性が取り得る複数の第3の属性値のいずれかを出力するものである。例えば、サイトが同じであればフローの先頭パケット付近のトラヒックの特徴は類似するが、異なるサイトであればページのポリシーが異なるため、フロー全体でのデータ量やパケットサイズに特徴が出るため、当該推定モデルにより全期間のトラヒックを加味することで適切にコンテンツ種別を推定することができる。
また、第2層の第2の属性値が「カメラE」の場合、第3層である第3の制御属性は、例えば「カメラEの撮影状態」となり、取り得る複数の第3の属性値は、例えば(被写体の)「移動中」「静止中」等が挙げられる。そして、第3の制御属性「カメラEの撮影状態」に対応付けられた特徴量算出モジュールは、例えば、通信トラヒックから、通信データ量、パケットサイズの分布等を特徴量群として算出することが挙げられる。そして、第3の制御属性「カメラEの撮影状態」に対応付けられた推定モデルは、通信データ量、パケットサイズの分布等の特徴量群を入力として、第3の制御属性が取り得る複数の第3の属性値のいずれかを出力するものである。例えば、被写体の撮影状態によって画像圧縮率が変動し、トラヒックパターンが変わるため、当該推定モデルにより適切に撮影状態を推定することができる。
ここで、上述した第2の制御属性「動画サイト種別」に対応付けられた特徴量算出モジュールの処理について一例を説明する。まず、動画サイト種別を識別するために用いられる特徴量群のうち「5-tupleの分布」には、例えば、上位層で動画トラヒックと識別されたフロー群におけるサーバ側のIPアドレス数やポート数が含まれる。また、当該特徴量算出モジュールにより算出される特徴量群には、選択したフロー(同一5-tupleのパケット群)の先頭から数パケット分の総データ量やパケットサイズなどの統計量(平均値、最大値、最小値、分散など)を含めることができる。
そして、フローの選択方法には、例えば、次のような処理が挙げられる。
まず、背景として、動画配信では、(1)メインコンテンツをサーバの負荷分散により配信し、(2)広告などの付属コンテンツを他のサイトからダウンロードさせるため、受信側では、複数のフローから動画トラヒックをダウンロードする傾向がある。
そのため、(1)の場合、サーバの負荷を分散することに伴い、受信側端末は、複数のサーバ(複数のIPアドレス)の複数のポートから動画データを受信することになる。つまり、サーバ数やポート数は動画サイトごとに異なる。そのため、「動画サイト種別」を識別するための特徴量算出モジュールは、例えば、サーバ数とポート数を特徴量群として算出することが挙げられる。
また、(2)の場合、動画視聴時、純粋に動画データだけを受信することはなく、動画広告などの情報も受信するため、動画広告を配送するためのトラヒック量も特徴ある情報となる。そのため、「動画サイト種別」を識別するための特徴量算出モジュールは、まず、フロー(同一5-tuple)ごとにデータ量を算出し、そのデータ量順にフローをソートする。そして、当該特徴量算出モジュールは、ソート結果においてデータ量の多い上位M_up個のフローを動画配信フローとして選択し、データ量が少ない下位M_low個のフローを広告等の付属コンテンツ配信フローとして選択する。その後、当該特徴量算出モジュールは、選択したM_up個とM_low個のフローのそれぞれに対して、“フローの先頭から数パケット分のパケットサイズ、到着間隔”を特徴量として算出することが挙げられる。
メモリ33は、RAM(Random Access Memory)等の揮発性記憶装置であり、制御部32の動作時に一時的に情報を保持するための記憶領域である。通信IF部34は、推定システム3の外部との入出力を行うインタフェースである。
制御部32は、推定システム3の各構成を制御するプロセッサつまり制御装置である。制御部32は、学習ブロック321と、推定ブロック322とを備える。学習ブロック321は、算出部3211と、学習部3212とを含む。算出部3211は、上述した第1の算出部の具体例であり、特徴量算出モジュール3121から312nの全てに対して、通信トラヒック3111を入力して、それぞれの特徴量群を算出する。学習部3212は、上述した学習部24の具体例であり、算出部3211により算出された制御属性ごとの特徴量群のそれぞれと、正解データ3112とを用いて、対応する推定モデル3131から313nのパラメータを機械学習する。そして、学習部3212は、学習された推定モデル3131から313nを階層構造に基づいて階層化して記憶部31に格納、更新する。
推定ブロック322は、選択部3221と、算出部3222と、推定部3223とを備える。選択部3221は、制御属性の階層構造の上位から下位の順序で制御属性を選択する。そして、選択部3221は、当該選択された制御属性の属性値が推定部3223により推定された後に、当該推定された属性値に属する制御属性をさらに選択する。
算出部3222は、選択された制御属性に対応する特徴量算出モジュール3121から312nを記憶部31の中から特定し、特定した特徴量算出モジュールを用いて、通信トラヒック3141から特徴量群を算出する。推定部3223は、算出部3222により算出された特徴量群から当該選択された制御属性の属性値を推定する。
尚、制御部32は、記憶部31から学習プログラム317及び推定プログラム318をメモリ33へ読み込み、学習プログラム317及び推定プログラム318を実行する。これにより、制御部32は、学習ブロック321及び推定ブロック322の機能を実現する。
図6は、本実施の形態3にかかる学習方法の流れを示すフローチャートである。まず、算出部3211は、記憶部31から通信トラヒック3111、特徴量算出モジュール3121から312nを読み出し、各特徴量算出モジュールに対して通信トラヒック3111を入力し、それぞれの特徴量群を算出する(S31)。
次に、学習部3212は、記憶部31から正解データ3112、推定モデル3131から313nを読み出し、ステップS31により算出された特徴量群のそれぞれと、正解データ3112とを用いて、推定モデル3131等のそれぞれのパラメータを学習する(S32)。その後、学習部3212は、学習された推定モデル3131等を記憶部31に格納する(S33)。
図7は、本実施の形態3にかかる推定方法の流れを示すフローチャートである。まず、選択部3221は、観測された通信トラヒック3141を外部等から取得し(S41)、記憶部31に格納する。次に、選択部3221は、階層構造に基づいて最上位階層の制御属性を選択する(S42)。
そして、算出部3222は、ステップS42において選択された制御属性に対応する特徴量算出モジュールを記憶部31の中から特定して読み出す。ここでは、最上位階層の制御属性に対応する特徴量算出モジュールが特定される。そして、算出部3222は、記憶部31から通信トラヒック3141を読み出し、特定した特徴量算出モジュールに通信トラヒック3141を入力して特徴量群を算出する(S43)。
続いて、推定部3223は、ステップS42において選択された制御属性に対応する推定モデルを記憶部31の中から特定して読み出す。ここでは、最上位階層の制御属性に対応する推定モデルが特定される。尚、記憶部31内の各推定モデルは、学習用データ311により機械学習済みである。
そして、推定部3223は、ステップS43により算出された特徴量群を、特定した推定モデルに入力して属性値を推定する(S44)。ここでは、最上位階層の制御属性に対応する属性値が算出される。
その後、選択部3221は、階層構造に基づき、選択された制御属性より下位階層があるか否かを判定する(S45)。ここでは、最上位階層の1つ下位に第2階層があるため、ステップS46へ進む。そして、選択部3221は、ステップS44により推定された属性値が属する下位階層の制御属性を選択する(S46)。以後、ステップS43からS46を繰り替えし、ステップS45でNOと判定された場合に、当該推定処理を終了する。
図8は、本実施の形態3にかかる推定処理の階層化の例を示す図である。ここでは、通信トラヒック3141が取得された場合に、まず、第1階層「アプリケーション種別」の第1の属性値の推定(識別、判定)が行われる。そして、選択部3221が推定された第1の属性値が「動画再生」「Web閲覧」「ネットワークカメラ撮影映像再生」のいずれかを判定し、第2階層の制御属性を選択する(S36)。同様に、選択された第2階層の制御属性の第2の属性値が推定される。そして、選択部3221が第2の属性値を判定し、第3階層の制御属性を選択する。そして、同様に、選択された第3階層の制御属性の第3の属性値が推定される。そのため、第2階層又は第3階層に属するものの選択されなかった大半の制御属性に対応する特徴量算出処理及び推定処理は実行されない。よって、本実施の形態にかかる推定方法は、実施形態1の推定方法と比べて非常に効率的に推定を行うことができる。
さらに、階層構造の最上位階層には、下位階層と比べて選択肢が少ないアプリケーション種別を設定しているため、多数存在するサイトごとの特徴量算出処理等を省略することができる。
ここで、本実施の形態3にかかる3つの実施例における構成について説明する。図9は、本実施の形態3の実施例3-1にかかるネットワークシステム400の構成を示すブロック図である。ネットワークシステム400は、パケットキャプチャ410、トラヒック分析装置420、端末430、ネットワークノード450、サーバ460を含む。ここで、パケットキャプチャ(パケットモニタ)410は、通信ネットワーク440を流れるプロトコルデータ単位(Protocol Data Unit(PDU))であるパケット(フレーム)をキャプチャする。そして、パケットキャプチャ410は、キャプチャしたパケットのヘッダ等を解析し、例えば、パケットの送信元アドレス、送信先アドレス、ポート、長さ(パケットサイズ)、パケット頻度、パケット送信時間間隔等を解析する。尚、PDUは、ISO(International Organization for Standardization)のOSI(Open System Interconnection)参照モデルのデータリンク層(レイヤ2(L2))では「フレーム」、ネットワーク層(レイヤ3(L3))では「パケット」という。
パケットキャプチャ410は、通信ネットワーク440内の配置されたネットワークノード450等に接続し、通信ネットワーク440上に流れるパケット、例えば端末430とサーバ460間で送信及び受信されるパケットをキャプチャする。ここで、ネットワークノード450は、例えばルータ(L3スイッチ)等の中継装置である。そして、ネットワークノード450は、モニタ対象の1つ又は複数のポート(複製元ポート)をパケットキャプチャ410が接続するポート(複製先ポート)にミラーリングする。これにより、パケットキャプチャ410は、ネットワークノード450のポートを通過するすべての送受信パケットをモニタすることができる。パケットキャプチャ410は、ネットワークインタフェースカード(NIC)をプロミスキャストモード(promiscuous mode)に設定し、自分宛のデータパケットではない信号も取り込むようにする。パケットキャプチャ410は、パケットの宛先、送信元のIPアドレス等を参照するだけでよい。このため、リクエストヘッダ等を含めて通信トラヒックは暗号化されていてもよい。
尚、図9において、ネットワークノード450は、コアネットワーク内のゲートウェイノード又は無線アクセスネットワークの基地局等であってもよい。トラヒック分析装置420は、パケットキャプチャ410により算出された、端末430とサーバ460間又は端末間の通信トラヒック(スループット)の時系列データを取得し、トラヒックの解析を行う。さらに、トラヒック分析装置420は、特徴量算出モジュール3121等と、学習済みの推定モデル3131等とを内部で保持しており、これらを用いて推定ブロック322として動作するものとする。よって、パケットキャプチャ410及びトラヒック分析装置420をまとめて本実施の形態3にかかる推定システム30とみなしてもよい。
図10は、本実施の形態3の実施例3-2にかかるネットワークシステム400aの構成を示すブロック図である。ネットワークシステム400aは、図9におけるパケットキャプチャ410内にトラヒック分析装置420を実装し、トラヒック分析装置420aつまり、推定システム30aとしたものである。
図11は、本実施の形態3の実施例3-3にかかるネットワークシステム400bの構成を示すブロック図である。ネットワークシステム400bは、図10におけるネットワークノード450内にトラヒック分析装置420a実装し、トラヒック分析装置420bつまり、推定システム30aとしたものである。トラヒック分析装置420bは、通信ネットワーク440内のノードであり、例えば、ルータ等の中継装置、無線基地局、MEC(Mobile Edge Computing)サーバ、コアネットワーク上のゲートウェイやサーバ等であってもよい。
または、端末430又は端末430と通信するサーバ460内にトラヒック分析装置を実装し、端末430に流れてくるパケット、又は、端末430からサーバ460へ送信されるパケットをキャプチャし、トラヒックを解析するようにしてもよい。尚、図9から図11の通信ネットワーク440は、端末間の音声通話サービス(Voice Over IP等)を提供するものであってもよい。
尚、上述した制御属性「アプリケーションの利用目的(アプリケーションの種別)」に対応する特徴量算出モジュール及び推定モデルについては、次のような方法で実現してもよい。
例えば、推定ブロック322は、次の第1ユニット及び第2ユニットの機能を有してもよい。第1ユニットは、通信トラヒックの時系列データに対して、階層マルコフモデル(Hierarchical Hidden Markov Model)に基づき、状態のシーケンスを推定する。そして、第1ユニットは、前記状態のシーケンスから類似するパターンをひとまとめにして(1つのグループにグループ化して)1つの状態とみなした上で、状態のシーケンスを抽出する。続いて、第2ユニットは、第1ユニットで抽出された状態のシーケンスと、予め記憶部に記憶されたアプリケーション特性とを照合し、時系列データに対応するアプリケーション状態を判別、つまり推定する。ここで、アプリケーション状態とは、アプリケーションの種別や動作モードを含むものとする。
または、推定ブロック322は、まず、解析対象の通信トラヒックの情報(例えば、スループット等の特徴量)を取得する。ここで、通信トラヒックの情報は、単位時間当たりのパケット到着間隔(平均値)(秒)、単位時間当たりの平均パケットサイズ(平均値)(バイト)、単位時間当たりのパケット数等がすでに算出済みであってもよい。
そして、推定ブロック322は、通信トラヒックの時系列データから通信ノイズを算出し除去する。そして、推定ブロック322は、階層HMMに基づき、通信トラヒックの時系列データから状態シーケンスを抽出し、疑似パターンを1つの状態にまとめ、状態シーケンスの正規化処理を行う。その後、推定ブロック322は、正規化した状態シーケンスを予め記憶されているアプリケーション特性と照合し、通信トラヒックの時系列データに対応するアプリ状態を判定するようにしてもよい。
また、例えば、推定ブロック322は、通信トラヒックの時系列データの変動波形(変動頻度、変動の大きさ)から推定された状態の変動を確率的に算出し、不要な変動パターンを除去するように、時系列データの抽象度を上げ、状態シーケンスとアプリケーション特性に基づき、アプリケーションの種別を判定してもよい。
さらに、上述したアプリケーション状態を判定する際に、機械学習された推定モデルを用いてもよい。例えば、学習用データとして、アプリケーション状態の通信トラヒックの時系列データを解析して、通信周期、通信期間、非通信期間、最大スループットなどの特徴量を抽出する。そして、トレーニングデータと、アプリケーション状態の正解ラベルと、データに基づき機械学習によりアプリケーション状態を判別するための分類器(分類モデル)を生成してもよい。ここで、「データ」には、例えば、通信トラヒックの特徴量の平均値、分散、最大値、最小値等の少なくともいずれかが含まれる。そして、推定対象の通信トラヒックから抽出した特徴量に対して、学習済み分類器を用いてアプリケーション状態を推定してもよい。
これらにより、通信トラヒックの時系列データからアプリケーション状態を推定するにあたり、誤判定の発生を抑制し、推定精度を向上することができる。
または、トラヒックデータを分析してアプリケーション種別を識別する技術として、上述した特許文献1を用いてもよい。
<その他の実施の形態>
尚、上述の実施の形態では、ハードウェアの構成として説明したが、これに限定されるものではない。本開示は、任意の処理を、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。
上述の例において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD-ROM(Read Only Memory)、CD-R、CD-R/W、DVD(Digital Versatile Disc)、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
なお、本開示は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。また、本開示は、それぞれの実施の形態を適宜組み合わせて実施されてもよい。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記A1)
通信トラヒックから通信制御に関する複数種類の制御属性ごとに異なる特徴量群を算出する処理が実装され、かつ、当該複数種類の制御属性のそれぞれに対応した複数の特徴量算出部と、
前記複数種類の制御属性のうち2以上のそれぞれについて、各制御属性に対応する前記特徴量算出部を用いて前記通信トラヒックから前記特徴量群のそれぞれを算出する算出部と、
前記算出された特徴量群のそれぞれから当該2以上の制御属性のそれぞれの属性値を推定する推定部と、
を備える推定装置。
(付記A2)
前記複数の特徴量算出部のそれぞれは、前記通信トラヒックのうち対応する制御属性に応じた測定区間から前記特徴量群を算出する処理が実装されている
付記A1に記載の推定装置。
(付記A3)
前記複数種類の制御属性の中から一部を選択する選択部をさらに備え、
前記算出部は、前記選択された制御属性に対応する前記特徴量算出部を用いて前記通信トラヒックから前記特徴量群を算出し、
前記推定部は、前記算出された特徴量群から当該選択された制御属性の前記属性値を推定し、
前記選択部は、前記推定された属性値に基づいて前記複数種類の制御属性のうち未選択の制御属性をさらに選択する
付記A1又はA2に記載の推定装置。
(付記A4)
前記複数種類の制御属性は、複数の階層を有する階層構造により定義され、
前記複数種類の制御属性のうち第1の制御属性が取り得る複数の第1の属性値のそれぞれには、当該第1の制御属性の下位階層である異なる第2の制御属性が属しており、
前記選択部は、
前記複数種類の制御属性のうち前記階層構造の上位から下位の順序で選択し、
前記推定部により当該選択された制御属性の前記属性値が推定された後に、当該推定された属性値に属する制御属性をさらに選択する
付記A3に記載の推定装置。
(付記A5)
前記通信トラヒックは、アプリケーションの利用に際して観測されたものであり、
前記階層構造は、
前記アプリケーションの利用目的を示す前記第1の制御属性が第1階層に属し、
前記利用目的ごとに異なる前記アプリケーションの提供元を示す前記第2の制御属性が、前記第1階層の下位の第2階層に属し、
前記提供元ごとに異なる前記アプリケーションのプロパティを示す第3の制御属性が、前記第2階層の下位の第3階層に属する
ように定義されている
付記A4に記載の推定装置。
(付記A6)
前記複数の特徴量算出部のそれぞれをモジュールとして前記階層構造に基づいて階層化して記憶する第1の記憶部をさらに備え、
前記算出部は、
前記第1の記憶部の中から前記選択された制御属性に対応する前記特徴量算出部を特定し、
前記特定した特徴量算出部を用いて前記通信トラヒックから前記特徴量群を算出する
付記A4又はA5に記載の推定装置。
(付記A7)
前記複数種類の制御属性のそれぞれに対応し、かつ、当該対応する前記特徴量群から前記属性値を推定する複数の推定モデルを記憶する第2の記憶部をさらに備え、
前記推定部は、
前記複数の推定モデルのうち前記選択された制御属性に対応する推定モデルを用いて、当該選択された制御属性に対応する前記特徴量算出部を用いて算出された前記特徴量群から、当該選択された制御属性の前記属性値を推定する
付記A3乃至A6のいずれか1項に記載の推定装置。
(付記A8)
前記複数の特徴量算出部のそれぞれを用いて算出された前記特徴量群のそれぞれと、各特徴量群に対応する制御属性における前記属性値の正解とを用いて、前記複数の推定モデルのそれぞれのパラメータを学習し、当該学習された推定モデルを前記第2の記憶部に格納する学習部をさらに備える
付記A7に記載の推定装置。
(付記A9)
前記学習部は、
前記学習された推定モデルを前記階層構造に基づいて階層化して前記第2の記憶部に格納する
付記A4に従属する付記A8に記載の推定装置。
(付記A10)
前記複数の推定モデルのそれぞれは、
対応する制御属性が共通する前記特徴量算出部を用いて算出された前記特徴量群と、当該制御属性の正解とを用いてパラメータが学習されたものである、
付記A7に記載の推定装置。
(付記B1)
通信トラヒックから通信制御に関する複数種類の制御属性ごとに異なる特徴量群を算出する処理が実装され、かつ、当該複数種類の制御属性のそれぞれに対応した複数の特徴量算出部と、
前記複数種類の制御属性のそれぞれに対応し、かつ、当該対応する前記特徴量群から当該対応する制御属性のそれぞれの属性値を推定する複数の推定モデルと、前記複数種類の制御属性のそれぞれにおける前記属性値の正解と、を記憶する記憶部と、
前記複数の特徴量算出部のそれぞれにより、学習対象の前記通信トラヒックから算出された前記特徴量群のそれぞれを算出する第1の算出部と、
前記算出された特徴量群のそれぞれと、各特徴量群に対応する制御属性における前記属性値の正解とを用いて、前記複数の推定モデルのそれぞれのパラメータを学習し、当該学習された推定モデルを前記記憶部に格納する学習部と、
前記複数種類の制御属性のうち2以上のそれぞれについて、各制御属性に対応する前記特徴量算出部を用いて、推定対象の前記通信トラヒックから前記特徴量群のそれぞれを算出する第2の算出部と、
前記算出された特徴量群のそれぞれから当該2以上の制御属性のそれぞれの属性値を推定する推定部と、
を備える推定システム。
(付記B2)
前記複数の特徴量算出部のそれぞれは、前記通信トラヒックのうち対応する制御属性に応じた測定区間から前記特徴量群を算出する処理が実装されている
付記B1に記載の推定システム。
(付記C1)
コンピュータが、
通信制御に関する複数種類の制御属性ごとに異なる特徴量群を算出する処理が実装された複数の特徴量算出モジュールのうち2以上の各制御属性に対応するものを用いて、通信トラヒックから前記制御属性ごとに特徴量群のそれぞれを算出し、
前記算出された特徴量群のそれぞれから当該2以上の制御属性のそれぞれの属性値を推定する
推定方法。
(付記D1)
通信制御に関する複数種類の制御属性ごとに異なる特徴量群を算出する処理が実装された複数の特徴量算出モジュールのうち2以上の各制御属性に対応するものを用いて、通信トラヒックから前記制御属性ごとに特徴量群のそれぞれを算出する処理と、
前記算出された特徴量群のそれぞれから当該2以上の制御属性のそれぞれの属性値を推定する処理と、
をコンピュータに実行させる推定プログラム。
(付記E1)
通信トラヒックから通信制御に関する複数種類の制御属性ごとに異なる特徴量群を算出する処理が実装され、かつ、当該複数種類の制御属性のそれぞれに対応した複数の特徴量算出部と、
前記複数種類の制御属性のそれぞれに対応し、かつ、当該対応する前記特徴量群から当該対応する制御属性のそれぞれの属性値を推定する複数の推定モデルと、前記複数種類の制御属性のそれぞれにおける前記属性値の正解と、を記憶する記憶部と、
前記複数の特徴量算出部のそれぞれを用いて、前記通信トラヒックから前記特徴量群のそれぞれを算出する算出部と、
前記算出された特徴量群のそれぞれと、各特徴量群に対応する制御属性における前記属性値の正解とを用いて、前記複数の推定モデルのそれぞれのパラメータを学習し、当該学習された推定モデルを前記記憶部に格納する学習部と、
を備える学習装置。
(付記E2)
前記複数の特徴量算出部のそれぞれは、前記通信トラヒックのうち対応する制御属性に応じた測定区間から前記特徴量群を算出する処理が実装されている
付記E1に記載の学習装置。
(付記E3)
前記複数種類の制御属性は、複数の階層を有する階層構造により定義され、
前記学習部は、
前記学習された推定モデルを前記階層構造に基づいて階層化して前記記憶部に格納する
付記E1又はE2に記載の学習装置。
(付記F1)
コンピュータが、
通信制御に関する複数種類の制御属性ごとに異なる特徴量群を算出する処理が実装された複数の特徴量算出モジュールのそれぞれを用いて、通信トラヒックから前記制御属性ごとに特徴量群のそれぞれを算出し、
前記算出された特徴量群のそれぞれと、各特徴量群に対応する制御属性における属性値の正解とを用いて、前記複数種類の制御属性のそれぞれに対応し、かつ、当該対応する前記特徴量群から当該対応する制御属性のそれぞれの属性値を推定する複数の推定モデルのそれぞれのパラメータを学習し、
前記学習された推定モデルを記憶装置に格納する
学習方法。
(付記G1)
通信制御に関する複数種類の制御属性ごとに異なる特徴量群を算出する処理が実装された複数の特徴量算出モジュールのそれぞれを用いて、通信トラヒックから前記制御属性ごとに特徴量群のそれぞれを算出する処理と、
前記算出された特徴量群のそれぞれと、各特徴量群に対応する制御属性における属性値の正解とを用いて、前記複数種類の制御属性のそれぞれに対応し、かつ、当該対応する前記特徴量群から当該対応する制御属性のそれぞれの属性値を推定する複数の推定モデルのそれぞれのパラメータを学習する処理と、
前記学習された推定モデルを記憶装置に格納する処理と
をコンピュータに実行させる学習プログラム。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2018年10月15日に出願された日本出願特願2018-194254を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
1 推定装置
111 特徴量算出部
11n 特徴量算出部
12 算出部
13 推定部
2 学習装置
211 特徴量算出部
21n 特徴量算出部
22 記憶部
221 推定モデル
22n 推定モデル
231 正解
23n 正解
23 算出部
24 学習部
3 推定システム
30 推定システム
30a 推定システム
30b 推定システム
31 記憶部
311 学習用データ
3111 通信トラヒック
3112 正解データ
3121 特徴量算出モジュール
312n 特徴量算出モジュール
3131 推定モデル
313n 推定モデル
314 推定対象データ
3141 通信トラヒック
3151 制御属性
315n 制御属性
3161 属性値
316p 属性値
317 学習プログラム
318 推定プログラム
32 制御部
321 学習ブロック
3211 算出部
3212 学習部
322 推定ブロック
3221 選択部
3222 算出部
3223 推定部
33 メモリ
34 通信IF部
400 ネットワークシステム
400a ネットワークシステム
400b ネットワークシステム
410 パケットキャプチャ
420 トラヒック分析装置
420a トラヒック分析装置
420b トラヒック分析装置
430 端末
440 通信ネットワーク
450 ネットワークノード
460 サーバ

Claims (10)

  1. 通信トラヒックから通信制御に関する複数種類の制御属性ごとに異なる特徴量群を算出する処理が実装され、かつ、当該複数種類の制御属性のそれぞれに対応した複数の特徴量算出と、
    前記複数種類の制御属性のうち2以上のそれぞれについて、各制御属性に対応する前記特徴量算出を用いて前記通信トラヒックから前記特徴量群のそれぞれを算出する算出と、
    前記算出された特徴量群のそれぞれから当該2以上の制御属性のそれぞれの属性値を推定する推定と、
    を備える推定装置。
  2. 前記複数の特徴量算出のそれぞれは、前記通信トラヒックのうち対応する制御属性に応じた測定区間から前記特徴量群を算出する処理が実装されている
    請求項1に記載の推定装置。
  3. 前記複数種類の制御属性の中から一部を選択する選択をさらに備え、
    前記算出は、前記選択された制御属性に対応する前記特徴量算出を用いて前記通信トラヒックから前記特徴量群を算出し、
    前記推定は、前記算出された特徴量群から当該選択された制御属性の前記属性値を推定し、
    前記選択は、前記推定された属性値に基づいて前記複数種類の制御属性のうち未選択の制御属性をさらに選択する
    請求項1又は2に記載の推定装置。
  4. 前記複数種類の制御属性は、複数の階層を有する階層構造により定義され、
    前記複数種類の制御属性のうち第1の制御属性が取り得る複数の第1の属性値のそれぞれには、当該第1の制御属性の下位階層である異なる第2の制御属性が属しており、
    前記選択は、
    前記複数種類の制御属性のうち前記階層構造の上位から下位の順序で選択し、
    前記推定により当該選択された制御属性の前記属性値が推定された後に、当該推定された属性値に属する制御属性をさらに選択する
    請求項3に記載の推定装置。
  5. 通信トラヒックから通信制御に関する複数種類の制御属性ごとに異なる特徴量群を算出する処理が実装され、かつ、当該複数種類の制御属性のそれぞれに対応した複数の特徴量算出と、
    前記複数種類の制御属性のそれぞれに対応し、かつ、当該対応する前記特徴量群から当該対応する制御属性のそれぞれの属性値を推定する複数の推定モデルと、前記複数種類の制御属性のそれぞれにおける前記属性値の正解と、を記憶する記憶と、
    前記複数の特徴量算出のそれぞれにより、学習対象の前記通信トラヒックから算出された前記特徴量群のそれぞれを算出する第1の算出と、
    前記算出された特徴量群のそれぞれと、各特徴量群に対応する制御属性における前記属性値の正解とを用いて、前記複数の推定モデルのそれぞれのパラメータを学習し、当該学習された推定モデルを前記記憶に格納する学習と、
    前記複数種類の制御属性のうち2以上のそれぞれについて、各制御属性に対応する前記特徴量算出を用いて、推定対象の前記通信トラヒックから前記特徴量群のそれぞれを算出する第2の算出と、
    前記算出された特徴量群のそれぞれから当該2以上の制御属性のそれぞれの属性値を推定する推定と、
    を備える推定システム。
  6. コンピュータが、
    通信制御に関する複数種類の制御属性ごとに異なる特徴量群を算出する処理が実装された複数の特徴量算出モジュールのうち2以上の各制御属性に対応するものを用いて、通信トラヒックから前記制御属性ごとに特徴量群のそれぞれを算出し、
    前記算出された特徴量群のそれぞれから当該2以上の制御属性のそれぞれの属性値を推定する
    推定方法。
  7. 通信制御に関する複数種類の制御属性ごとに異なる特徴量群を算出する処理が実装された複数の特徴量算出モジュールのうち2以上の各制御属性に対応するものを用いて、通信トラヒックから前記制御属性ごとに特徴量群のそれぞれを算出する処理と、
    前記算出された特徴量群のそれぞれから当該2以上の制御属性のそれぞれの属性値を推定する処理と、
    をコンピュータに実行させる推定プログラム
  8. 通信トラヒックから通信制御に関する複数種類の制御属性ごとに異なる特徴量群を算出する処理が実装され、かつ、当該複数種類の制御属性のそれぞれに対応した複数の特徴量算出と、
    前記複数種類の制御属性のそれぞれに対応し、かつ、当該対応する前記特徴量群から当該対応する制御属性のそれぞれの属性値を推定する複数の推定モデルと、前記複数種類の制御属性のそれぞれにおける前記属性値の正解と、を記憶する記憶と、
    前記複数の特徴量算出のそれぞれを用いて、前記通信トラヒックから前記特徴量群のそれぞれを算出する算出と、
    前記算出された特徴量群のそれぞれと、各特徴量群に対応する制御属性における前記属性値の正解とを用いて、前記複数の推定モデルのそれぞれのパラメータを学習し、当該学習された推定モデルを前記記憶に格納する学習と、
    を備える学習装置。
  9. コンピュータが、
    通信制御に関する複数種類の制御属性ごとに異なる特徴量群を算出する処理が実装された複数の特徴量算出モジュールのそれぞれを用いて、通信トラヒックから前記制御属性ごとに特徴量群のそれぞれを算出し、
    前記算出された特徴量群のそれぞれと、各特徴量群に対応する制御属性における属性値の正解とを用いて、前記複数種類の制御属性のそれぞれに対応し、かつ、当該対応する前記特徴量群から当該対応する制御属性のそれぞれの属性値を推定する複数の推定モデルのそれぞれのパラメータを学習し、
    前記学習された推定モデルを記憶装置に格納する
    学習方法。
  10. 通信制御に関する複数種類の制御属性ごとに異なる特徴量群を算出する処理が実装された複数の特徴量算出モジュールのそれぞれを用いて、通信トラヒックから前記制御属性ごとに特徴量群のそれぞれを算出する処理と、
    前記算出された特徴量群のそれぞれと、各特徴量群に対応する制御属性における属性値の正解とを用いて、前記複数種類の制御属性のそれぞれに対応し、かつ、当該対応する前記特徴量群から当該対応する制御属性のそれぞれの属性値を推定する複数の推定モデルのそれぞれのパラメータを学習する処理と、
    前記学習された推定モデルを記憶装置に格納する処理と
    をコンピュータに実行させる学習プログラム
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