JP7032366B2 - 運用支援システム及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、概して、学習モデルの運用の支援に関する。
コスト削減又は業務効率化といった観点から、各分野においてAI(例えば機械学習)を用いた業務改革の意識が高まっている。特に、製品検査工程においては、検査品質の安定化、検査員の育成、熟練した人員の確保が難しくなっているという問題もある。そのため、AIによる検査工程の自動化への期待が大きくなっている。
検査工程の自動化の実現のために、機械学習により作成された学習モデルを運用することが考えられる。
しかし、学習モデルは劣化することがある。特許文献1は、学習モデルの一例として予知モデルを開示している。特許文献1に開示の予知モデル維持システムは、新規予知モデルを作成し、予知モデルと新規予知モデルとのうち評価の高い方を運用予知モデルに選定する。
特開2019-87101号公報
本願発明者が、製品検査工程の自動化のための学習モデルの運用について鋭意検討した結果、次の知見を得るに至った。
製品の検査データが入力された学習モデルが、当該検査データを用いて製品の検査を行い、当該検査の結果(例えば、製品が正常と異常のどちらであるか)を表す検査結果データを出力する。運用中の学習モデルが劣化していると、良品(正常な製品)を表す検査データが入力されたにも関わらず不良品(異常な製品)を表す検査結果データが出力されてしまう第1のケースや、不良品を表す検査データが入力されたにも関わらず良品を表す検査結果データが出力されてしまう第2のケースがあり得る。
第1のケースが生じた場合、出荷されない良品が増え続けることが起こり得る。
第2のケースが生じた場合、学習モデルによる製品検査後の検査である後段検査(例えば、出荷直前の最終検査)によって不良品の出荷は避けることができたとしても、学習モデルによる製品検査から後段検査が行われるまでの期間に、不良品が製造され続けることが起こり得る。
このような問題、すなわち、対象が正常であることを表す入力データが入力されたにも関わらず対象が異常であることを表す出力データが出力されたり、対象が異常であることを表す入力データが入力されたにも関わらず対象が正常であることを表す出力データが出力されたりするといったことが続いてしまう問題、つまり、対象について入力データが表す内容と出力データが表す内容が異なることが続いてしまう問題は、製造検査工程以外の分野に学習モデルが運用される場合にもあり得る。
特許文献1に開示の予知モデル維持システムは、予知モデルの運用環境から切り離されたシステムであり、予知モデルの確信度に依存しないタイミングで予知モデルを評価する。このため、上述の問題は解決できない。
システムが、運用中の学習モデルの確信度をリアルタイムに(例えば、出力データの出力の都度に)監視する。具体的には、例えば、システムが、バージョンの異なる一つ又は複数の学習モデルを作成することである再学習を行い、また、運用中の学習モデルの監視である運用監視を行う。運用監視において、システムが、入力データが入力された運用中の学習モデルが出力データを出力する都度に当該学習モデルの確信度が第1の閾値未満か否かの第1の確信度比較を行う。第1の確信度比較の結果が真である場合、システムは、運用対象の学習モデルを、一つ以上の候補学習モデル(運用中の学習モデルのバージョンと異なるバージョンの一つ以上の学習モデル)のうち、当該真の結果が得られた運用中の学習モデルの確信度よりも高いいずれかの候補学習モデルに、運用中の学習モデルから差し替える。
対象について入力データが表す内容と出力データが表す内容が異なることが続いてしまうことを低減できる。
実施形態1に係る運用支援システムの概要を示す図である。 運用監視装置の構成を示す図である。 モデル管理テーブルの構成を示す図である。 運用管理テーブルの構成を示す図である。 教師データ管理テーブルの構成を示す図である。 実施形態1における複数のフェーズを示す図である。 学習部が行うバックグラウンド処理のフローを示す図である。 再学習処理のフローを示す図である。 監視部が行う処理のフローを示す図である。 実施形態2に係る運用監視装置が行う処理のフローの一部を示す図である。 ThとThの技術的意義の説明図である。 実施形態3に係る運用監視装置が行う処理のフローの一部を示す図である。 実施形態4に係る運用支援システムの概要を示す図である。
以下の説明では、「インターフェース装置」は、一つ以上のインターフェースデバイスでよい。当該一つ以上のインターフェースデバイスは、下記のうちの少なくとも一つでよい。
・一つ以上のI/O(Input/Output)インターフェースデバイス。I/O(Input/Output)インターフェースデバイスは、I/Oデバイスと遠隔の表示用計算機とのうちの少なくとも一つに対するインターフェースデバイスである。表示用計算機に対するI/Oインターフェースデバイスは、通信インターフェースデバイスでよい。少なくとも一つのI/Oデバイスは、ユーザインターフェースデバイス、例えば、キーボード及びポインティングデバイスのような入力デバイスと、表示デバイスのような出力デバイスとのうちのいずれでもよい。
・一つ以上の通信インターフェースデバイス。一つ以上の通信インターフェースデバイスは、一つ以上の同種の通信インターフェースデバイス(例えば一つ以上のNIC(Network Interface Card))であってもよいし二つ以上の異種の通信インターフェースデバイス(例えばNICとHBA(Host Bus Adapter))であってもよい。
また、以下の説明では、「メモリ」は、一つ以上のメモリデバイスであり、典型的には主記憶デバイスでよい。メモリにおける少なくとも一つのメモリデバイスは、揮発性メモリデバイスであってもよいし不揮発性メモリデバイスであってもよい。
また、以下の説明では、「永続記憶装置」は、一つ以上の永続記憶デバイスである。永続記憶デバイスは、典型的には、不揮発性の記憶デバイス(例えば補助記憶デバイス)であり、具体的には、例えば、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)である。
また、以下の説明では、「記憶装置」は、メモリと永続記憶装置の少なくともメモリでよい。
また、以下の説明では、「プロセッサ」は、一つ以上のプロセッサデバイスである。少なくとも一つのプロセッサデバイスは、典型的には、CPU(Central Processing Unit)のようなマイクロプロセッサデバイスであるが、GPU(Graphics Processing Unit)のような他種のプロセッサデバイスでもよい。少なくとも一つのプロセッサデバイスは、シングルコアでもよいしマルチコアでもよい。少なくとも一つのプロセッサデバイスは、プロセッサコアでもよい。少なくとも一つのプロセッサデバイスは、処理の一部又は全部を行うハードウェア回路(例えばFPGA(Field-Programmable Gate Array)又はASIC(Application Specific Integrated Circuit))といった広義のプロセッサデバイスでもよい。
また、以下の説明では、「xxxテーブル」といった表現にて、入力に対して出力が得られる情報を説明することがあるが、当該情報は、どのような構造のデータでもよいし、入力に対する出力を発生するニューラルネットワークのような学習モデルでもよい。従って、「xxxテーブル」を「xxx情報」と言うことができる。また、以下の説明において、各テーブルの構成は一例であり、一つのテーブルは、二つ以上のテーブルに分割されてもよいし、二つ以上のテーブルの全部又は一部が一つのテーブルであってもよい。
また、以下の説明では、「kkk部」の表現にて機能を説明することがあるが、機能は、一つ以上のコンピュータプログラムがプロセッサによって実行されることで実現されてもよいし、一つ以上のハードウェア回路(例えばFPGA又はASIC)によって実現されてもよい。プログラムがプロセッサによって実行されることで機能が実現される場合、定められた処理が、適宜に記憶装置及び/又はインターフェース装置等を用いながら行われるため、機能はプロセッサの少なくとも一部とされてもよい。機能を主語として説明された処理は、プロセッサあるいはそのプロセッサを有する装置が行う処理としてもよい。プログラムは、プログラムソースからインストールされてもよい。プログラムソースは、例えば、プログラム配布計算機又は計算機が読み取り可能な記録媒体(例えば非一時的な記録媒体)であってもよい。各機能の説明は一例であり、複数の機能が一つの機能にまとめられたり、一つの機能が複数の機能に分割されたりしてもよい。
また、以下の説明では、「運用支援システム」は、一つ以上の物理的な計算機でもよいし、少なくとも一つの物理的な計算機が所定のソフトウェアを実行することで実現されるソフトウェアディファインドのシステムでもよいし、複数の計算リソースである計算リソース群(例えば、クラウド基盤)上に実現されるシステムでもよい。運用支援システムは、データを送信するエッジ装置とデータを受信するコア装置とのうちの少なくとも一つを含んでよい。
また、以下の説明では、要素の「ID」は、識別情報であり、英数字等で表現された情報でもよいし、それに代えて又は加えて、要素の名称を含んでよい。
また、以下の説明では、時刻の単位は、年月日であるが、時刻の単位は、より粗くてもより細かくてもよい。
また、以下の説明では、同種の要素を区別しないで説明する場合には、参照符号のうちの共通部分を使用し、同種の要素を区別して説明する場合は、参照符号を使用することがある。例えば、エッジ装置を区別しない場合には「エッジ装置92」と言い、エッジ装置を区別する場合には「エッジ装置92A」、「エッジ装置92B」と言う。
また、以下の説明では、「学習モデル」を「モデル」と略記する。以下の実施形態では、モデルとして、ディープラーニングにより作成されたニューラルネットワークが採用されるが、モデルとしては、他種のモデル、例えば、自己回帰移動平均モデル(例えばARIMA(Autoregressive Integrated Moving Average)モデル)が採用されてもよい。
また、以下の実施形態では、製品検査工程を例に取る。このため、運用中の学習モデルに入力される入力データは、製品の検査データ(例えば、製品についての一つ以上の計測項目についてそれぞれ計測された1つ以上の計測値を含む計測データを有するデータ)である。学習モデルから出力される出力データは、検査データを用いた処理の結果(例えば、製品が正常か異常かの結果)を表す検査結果データである。本発明は、製品検査工程以外の分野に適用されてもよい。なお、「製品」とは、一般に、製造された品物、すなわち、いわゆる完成品を意味するが、以下の説明において、「製品」とは、製造システム(例えば製造ライン)に投入される品物全般を意味してよい。従って、以下の説明において、例えば、「製品」とは、製造システムに投入される前の品物も、製造システム途中にある品物(いわゆる「半製品」)も、製造システムにおける該当の全ての工程を経て出荷可能な状態となった完成品のいずれでもよい。
[実施形態1]
図1は、実施形態1に係る運用支援システムの概要を示す図である。
運用支援システム50は、運用中のモデル79の確信度をリアルタイムに(例えば、検査結果データの出力の都度に)監視する運用監視を行う。このため、運用支援システム50は、運用中のモデル79の劣化(運用中のモデル79の確信度が閾値より低下すること)が生じた場合にはその劣化を直ちに検出できる。モデル79の劣化を検出した場合、運用支援システム50は、モデル79をより確信度の高い別のバージョンのモデルに差し替えるといったような対策を取る。これにより、製品の検査データが表す内容(例えば、正常又は異常)と製品の検査結果データが表す内容(例えば、正常又は異常)が異なることが続いてしまうことを低減できる。
運用支援システム50は、アノテーション部51、プリプロセス部53、学習部55、運用部57、監視部59、表示部71、アノテーション管理テーブル140及びモデル管理テーブル110を備える。
アノテーション部51は、モデルに入力されるデータについてのアノテーション(例えば、定義)を表すアノテーションデータを受け付け、当該アノテーションデータをアノテーション管理テーブル140に登録する。アノテーションは、例えば、製品検査に関わる者の知識に基づいていてよい。アノテーションは、良品(正常な製品)を表す検査データの条件である良品条件と、不良品(異常な製品)を表す検査データの条件である異常条件とうちの少なくとも一つでよい。良品条件に該当することは、良品条件それ自体に適合することでもよいし、異常条件に適合しないことでもよい。
プリプロセス部53は、アノテーション管理テーブル140は、製品の検査装置のようなエッジ装置といったデータソース(図示せず)から入力された検査データを、運用部57に転送したり、当該検査データが良品条件に該当していれば当該検査データを学習部55に入力したりする。良品条件に該当する検査データを学習部55に入力することは、学習部55がモデルの作成のために参照するデータ管理テーブル(後述の教師データ管理テーブルと検査データ管理テーブルの少なくとも一つ)に登録することでよい。
学習部55は、新規にモデルを作成したり、当該モデルの再学習(当該モデルのバージョンと異なるバージョンの一つ以上の学習モデルを作成すること)を行ったりする。学習部55は、作成したモデルをモデル管理テーブル110に登録する。
運用部57は、モデル管理テーブル110に登録されたいずれかのモデルを運用する。モデルは運用部57にデプロイされることで、運用部57による運用が可能となる。運用部57は、推論部と呼ばれてもよい。
監視部59は、運用中のモデル79の監視である運用監視をリアルタイムに(例えば、検査結果データの出力の都度に、又は常時)行う。監視部59は、確信度比較部61、要因判定部63、及びモデル差替部65を備える。
確信度比較部61は、検査データが入力された運用中のモデル79が検査結果データを出力する都度に当該モデルの確信度が所定の閾値未満か否かの確信度比較を行う。また、確信度比較部61は、運用中のモデル79の確信度と、当該モデル79の差し替え候補のモデルの確信度との比較を行う。また、確信度比較部61は、同一のモデルについて、当該モデルの作成のために入力された検査データが入力された場合の当該モデルの確信度と、当該検査データよりも新しい検査データが入力された場合の当該モデルの確信度との比較を行う。
要因判定部63は、運用中のモデル79の確信度が所定の閾値未満となった要因が、当該モデルに入力されたデータにあるのか、或いはモデルそれ自体にあるのかを判定する。
モデル差替部65は、運用対象のモデルを、運用中のモデル79から、当該モデル79のバージョンと異なるバージョンのモデルに差し替える。
表示部71は、運用監視の結果に関する情報(例えば、運用中のモデル79の現在の確信度と、差し替え候補のモデルの確信度とを表す情報を含んだ情報)や、再学習の結果に関する情報(例えば、運用中のモデル79について得られた一つ以上のモデルの各々のバージョンを表す情報)や、アノテーションを表す情報といった情報を、運用支援システム50と通信可能に接続された計算機81に表示するために送信する。これらの情報は、テーブル110~150(図2参照)の少なくとも一つが表す情報と、種々の処理の結果としての情報のとのうちの少なくとも一部でよい。
以下、本実施形態を詳細に説明する。
図2は、運用支援装置の構成を示す図である。
製造検査工程に関し、一般に、それぞれ検査データを送信する複数のエッジ装置と、複数のエッジ装置の各々から検査データを受信するコア装置とが備えられる。少なくとも一つのエッジ装置は、製品に関し所定の計測項目について計測を行い計測値を含む検査データを送信するセンサ装置でもよいし、一つ以上のセンサ装置から検査データを受信する中継装置(例えば、エッジサーバ又はゲートウェイ)でもよい。中継装置は、受信した検査データをそのままコア装置に転送してもよいし、検査データを加工し(例えば、一定期間分の検査データのサマリとしての検査データを作成し)加工後の検査データをコア装置に転送してもよい。
運用支援装置90は、コア装置の一例であり、本実施形態に係る運用支援システム50それ自体に相当する。運用支援装置90は、インターフェース装置10、記憶装置20及びプロセッサ30を有する計算機システムでもよいし、それらの計算リソースを備える計算リソース群上に実現されるアノテーション部51、プリプロセス部53、学習部55、運用部57、監視部59及び表示部71のうち少なくとも学習部55及び監視部59を備えるシステムでもよい。
インターフェース装置10は、ネットワーク(例えば、インターネット)を介して外部装置と通信するための装置である。外部装置としては、例えば、図1に示した計算機81のようなクライアント計算機や、上述したエッジ装置がある。
記憶装置20は、管理データと、図示しない一つ以上のプログラムとを格納する。管理データは、例えば、モデル管理テーブル110、運用管理テーブル120、教師データ管理テーブル130、アノテーション管理テーブル140、及び検査データ管理テーブル150を含む。
記憶装置20内の一つ以上のプログラムがプロセッサ30により実行されることで、上述したアノテーション部51、プリプロセス部53、学習部55、運用部57、監視部59及び表示部71といった機能が実現される。
図3は、モデル管理テーブル110の構成を示す図である。
モデル管理テーブル110は、モデルを表す情報を保持する。モデル管理テーブル110における各レコードは、例えば、モデルID111、バージョン112、学習開始113、学習終了114、製品ID115、製品名116及び確信度117といった情報を保持する。レコードはモデルに対応する。以下、一つのレコードを例に取る(図3の説明において、当該レコードに対応するモデルを「注目モデル」と言う)。
モデルID111は、注目モデルのIDを表す。バージョン112は、注目モデルのバージョンを表す。モデルID111とバージョン112との組から、モデルが同定される。学習開始113は、注目モデルの学習の開始日を表す。学習終了114は、注目モデルの学習の終了日を表す。製品ID115は、注目モデルにより検査される製品のIDを表す。製品名116は、注目モデルにより検査される製品の名称を表す。確信度117は、学習終了時点での注目モデルの確信度を表す。
図4は、運用管理テーブル120の構成を示す図である。
運用管理テーブル120は、モデルの運用に関する情報を保持する。運用管理テーブル120における各レコードは、例えば、モデルID121、バージョン122、デプロイ日123、アクティベーション124及び検査実績数125といった情報を保持する。レコードはモデルに対応する。以下、一つのレコードを例に取る(図4の説明において、当該レコードに対応するモデルを「注目モデル」と言う)。
モデルID121は、注目モデルのIDを表す。バージョン122は、注目モデルのバージョンを表す。デプロイ日123は、注目モデルが運用部57にデプロイされた日を表す。アクティベーション124は、注目モデルが運用中のモデルか否かを表す。“1”が、運用中を意味し、“0”が、運用中ではないことを意味する。検査実績数125は、注目モデルにより検査された製品の数を表す。
図5は、教師データ管理テーブル130の構成を示す図である。
教師データ管理テーブル130は、教師データに関する情報を保持する。教師データ管理テーブル130における各レコードは、例えば、製品ID131、製品名132、製造番号133、実績134及び計測データ135といった情報を保持する。レコードは教師データに対応する(例えば、教師データそれ自体でよい)。以下、一つのレコードを例に取る(図5の説明において、当該レコードに対応する教師データを「注目教師データ」と言う)。なお、「教師データ」とは、検査データを含むデータでよく、具体的には、モデルの学習のために用意された検査データでよい。
情報131~135は、いずれも、注目教師データが持つ情報である。注目教師データのうち、実績134以外の情報は、検査データに含まれる情報でよい。言い換えれば、注目教師データは、実績134と検査データとを含むデータでよい。製品ID131は、製品のIDを表す。製品名132は、製品の名称を表す。製造番号133は、製品の製造番号を表す。実績134は、製品が良品であるか不良品であるかを表す。計測データ135は、製品についての一つ以上の計測値を含む。本実施形態では、例えば、実績134が“不良品”の教師データは、アノテーション管理テーブル140が表すアノテーションに非該当となり、結果として、プリプロセス部53によって学習部55に入力されることから除外されてよい。
図示しないが、検査データ管理テーブル150の構成は、教師データ管理テーブル130の構成と同じでよい。検査データ管理テーブル150は、運用中に運用支援装置90が受信した検査データに関する情報を保持する。検査データ管理テーブル150におけるレコードは、検査データそれ自体でよい。
以下、本実施形態で行われる処理の一例を説明する。
図6は、本実施形態における複数のフェーズを示す図である。なお、以下の説明では、期間X(X番目の期間)に得られた検査データを「検査データX」と記載する。
事前学習フェーズ、運用フェーズ及び再学習フェーズといった三つのフェーズに大別することができる。
事前学習フェーズとは、新たなモデルIDのモデルが作成(学習)されるフェーズである。事前学習フェーズでは、学習部55が、学習対象のモデルに対して検査データTを入力し、検査データTを含む教師データが持つ実績と、検査データの処理の結果としての検査結果データとが一致するように当該モデルの学習を行う。当該モデルの学習が済んだ場合、当該モデルを表す情報がモデル管理テーブル110及び運用管理テーブル120の各々に登録される。当該モデルが運用部57にデプロイされる。作成されたモデルは、モデルID“M100”及びバージョン“Ver.1”である。以下、モデルID“P”のモデルを「モデルP」と記載し、バージョン“Q”のモデルPを「モデルP/Q」と記載することがある。また、バージョン“Ver.K”の確信度を「C」と記載することがある。図6の例では、Cは“90%”である。
運用フェーズとは、デプロイされたモデルが運用されるフェーズ(つまり推論のフェーズ)である。運用フェーズでは、運用部57が、デプロイされたモデルM100/Ver.1を運用する。具体的には、例えば、期間Tの次の期間(T+1)が運用中の期間の少なくとも一部であり、検査データ(T+1)が、運用中のモデルM100/Ver.1に入力され、検査データ(T+1)の処理の結果としての検査結果データが出力される。
再学習フェーズとは、同一のモデルID且つ異なるバージョンのモデルが作成されるフェーズである。再学習フェーズは、定期的に開始されてもよいし、運用中のモデルの確信度と閾値との関係に応じて開始されてもよい。再学習フェーズでは、学習部55が、検査データ(T+1)(又は、再学習のために用意された教師データ)をモデルM100/Ver.1(又は、モデルID“M100”の他のモデル)に入力することで、モデルM100/Ver.1の再学習を行う。再学習後のモデルとして、モデルM100/Ver.2(すなわち、モデルM100/Ver.1と同一のモデルID且つ異なるバージョンのモデル)が作成される。当該モデルを表す情報がモデル管理テーブル110及び運用管理テーブル120の各々に登録される。図6の例では、図6の例では、Cは“95%”である。
監視部59が、運用中のモデルM100/Ver.1を監視している。監視部59が、モデルM100/Ver.1から検査結果データが出力される都度に、図6の例では、CがTh(閾値)未満になったか否かを判定する。この判定の結果として真の結果が得られた場合、監視部59が、運用対象のモデルM100を、モデルM100/Ver.1から、C>CであるモデルM100/Ver.2に差し替える。
図7は、学習部55が行うバックグラウンド処理のフローを示す図である。
バックグラウンド処理とは、モデル運用のバックグラウンドで行われる処理であって、事前学習フェーズにおいて作成されたモデルについての処理である。以下の説明では、当該モデルとして、モデルM100を例に取る。
学習部55が、モデルM100の再学習処理の開始条件に適合するか否かを判定する(S701)。開始条件としては、任意の条件が採用されてよい。例えば、本実施形態では、開始条件は、モデルM100の最近の再学習処理が終了してから一定時間経過したことである。つまり、本実施形態では、再学習処理が、モデル運用のバックグラウンドで定期的に行われる。
S701の判定結果が真の場合(S701:Yes)、学習部55が、モデルM100の再学習処理を行う(S702)。例えば、一回の再学習処理において、学習部55が、モデルM100について、作成済のバージョンと異なるバージョンのモデルを一つ作成し、当該作成されたモデルを表す情報を、モデル管理テーブル110(及び、運用管理テーブル120)に登録する。
モデルM100について、再学習処理が繰り返されることで、作成済のモデル(モデル管理テーブル110に登録済みのモデル)のバージョンと異なるバージョンのモデルが作成される。
図8は、再学習処理(S702)のフローを示す図である。
学習部55が、アノテーション管理テーブル140を基に、再学習のための入力候補の一つとしての検査データ(図8の説明において、注目検査データ)が正しいデータか否かを判定する(S801)。「注目検査データが正しいデータか否か」の一例は、モデルM100の検査対象の製品についてのアノテーションが表す良品定義に注目検査データが該当するか否かである。S801の判定結果が真の場合(S801:Yes)、S805が行われる。
S801の判定結果が偽の場合(S801:No)、学習部55が、注目検査データが未知のデータであるか否かを判定する(S802)。「未知のデータ」の一例は、教師データ(訓練データと呼ばれてもよい)としての検査データではなく、運用中に実際に取得された検査データでよい。
S802の判定結果が偽の場合(S802:No)、不適切な検査データが存在することを意味するため、学習部55が、報告処理を行う(S803)。この報告処理では、学習部55は、注目検査データが表す製品の製造ラインの担当者に、不適切な検査データ(例えば、規格外のデータ)が発生したことを意味する情報を送信してよい。
S802の判定結果が真の場合(S802:Yes)、学習部55は、アノテーション管理テーブル140を基に、注目検査データが所定のルール(アノテーションが表すルール)に適合するか否かを判定する(S804)。S804の判定結果が偽の場合(S804:No)、S803が行われる。
S804の判定結果が真の場合(S804:Yes)、学習部55は、或るバージョン(例えば、運用中のバージョン)のモデルM100に注目検査データを入力することでモデルM100の再学習を行う(S805)。
S805の後、学習部55は、注目検査データが入力候補として最後のデータか否かを判定する(S806)。S806の判定結果が偽の場合(S806:No)、学習部55は、別の検査データを選択し、当該別の検査データについてS801を行う。S806の判定結果が真の場合(S806:Yes)、モデルM100について新たなバージョンのモデルM100が完成したので、学習部55は、当該完成した新たなバージョンのモデルM100を表す情報を、モデル管理テーブル110(及び、運用管理テーブル120)に登録する。
再学習処理では、アノテーションに該当する検査データのような、モデルM100の再学習に適していると判定されたデータのみが、再学習に使用される。このため、モデルM100の確信度を維持することができる。なお、S801~S803は、学習部55に代えてプリプロセス部53が行ってよい。
図9は、監視部59が行う処理のフローを示す図である。
運用中のモデルM100のバージョンが(N-1)であるとする。検査データが入力された運用中のモデルM100/(N-1)から検査結果データが出力される都度に、確信度比較部61が、C(N-1)<Thか否かを判定する(S901)。Thは、閾値である。
S901の判定結果が偽の場合(S901:No)、確信度比較部61は、運用管理テーブル120を参照し、モデルM100/(N-1)のデプロイ日123から一定時間経過したか否かを判定する(S902)。S902の判定結果が真の場合(S902:Yes)、確信度比較部61は、モデル管理テーブル110及び運用管理テーブル120を参照し、アクティベーション124が“0”である(つまり、運用中ではない)モデルM100/Nを選択する(S905)。
S901の判定結果が真の場合(S901:Yes)、要因判定部63が、入力された検査データについてコンセプトドリフトが生じているか否かを判定する(S903)。「コンセプトドリフトが生じているか否か」の判定は、C(N-1)<Thの要因がデータであるか否かの判定の一例である。コンセプトドリフトの一例としては、検査データが表す計測値の平均値が一定値以上に変化したことである。S903の判定結果が真の場合(S903:Yes)、要因判定部63が、報告処理を行う(S904)。この報告処理では、要因判定部63が、運用中のモデルに入力された検査データが表す製品の製造ラインの担当者に、コンセプトドリフトが生じたことを意味する情報を送信してよい。
S903の判定結果が偽の場合(S903:No)、確信度比較部61は、S905を行う、すなわち、モデルM100/Nを選択する。
確信度比較部61は、C>C(N-1)か否かを判定する(S906)。Cは、モデルM100/Nの確信度であり、C(N-1)は、モデルM100/(N-1)の確信度である。C及びC(N-1)は、モデル管理テーブル110の確信度117が表す値でもよい。或いは、確信度比較部61は、モデルM100/NとモデルM100/(N-1)との各々に、検査データを入力して、そのときのモデルM100/Nの確信度とモデルM100/(N-1)の確信度が、C及びC(N-1)を取得してもよい。また、S906とS905が一体でもよい。すなわち、C(N-1)より高い確信度のバージョンのモデルM100がS905で選択され、S906が無くてもよい。
S906の判定結果が偽の場合(S906:No)、確信度比較部61は、Nを1インクリメントして(S908)、S905を行う。
S906の判定結果が真の場合(S906:Yes)、確信度比較部61は、モデルM100/Nに、検査データT及び検査データ(T+1)の各々を入力し、CN:T≦CN:(T+1)か否かを判定する(S907)。CN:Tは、検査データTが入力された場合のモデルM100/Nの確信度である。CN:(T+1)は、検査データ(T+1)が入力された場合のモデルM100/Nの確信度である。検査データTは、旧い検査データの一例であり、例えば、モデルM100の事前学習で使用された検査データである。検査データ(T+1)は、検査データTよりも新しい検査データの一例であり、例えば、モデルM100の運用中に受信された検査データである。S907の判定結果が偽の場合(S907:No)、確信度比較部61は、S908を行う。
S907の判定結果が真の場合(S907:Yes)、モデル差替部65が、モデルM100/Nをデプロイする(S909)。すなわち、モデル差替部65が、運用対象のM001を、モデルM100/(N-1)からモデルM100/Nに差し替える。
[実施形態2]
実施形態2を説明する。その際、実施形態1との相違点を主に説明し、実施形態1との共通点については説明を省略又は簡略する。
図10は、実施形態2に係る運用監視装置が行う処理のフローの一部を示す図である。
本実施形態では、再学習処理の開始条件が、C(N-1)(モデルM100/(N-1)の確信度)がTh(第2の閾値)よりも小さいことである。言い換えれば、実施形態1では、再学習処理に関する処理は、バックグラウンド処理であるのに対し、本実施形態では、リアルタイム処理であると言うことができる。
確信度比較部61が、C(N-1)<Thか否かを判定する(S1001)。S1001の判定結果が真の場合(S1001:Yes)、学習部55が、モデルM100の再学習処理を行う(S1002)。
その後、確信度比較部61は、C(N-1)<Thか否かを判定する(S1003)。Thは、第1の閾値である。ThとThとの技術的意義については、後述する。
S1003の判定結果が偽の場合(S1003:No)、S1002が行われる。
S1003の判定結果が真の場合(S1003:Yes)、図9のS903以降の処理が行われる。
図11は、ThとThの技術的意義の説明図である。
モデルM100について、過去の確信度の分布(又はその他の情報)を基に決められたTh(基準確信度)を基に、ThとThが設定される。例えば、確信度比較部61は、定期的にThを算出し、算出したThを基にThとThの少なくとも一つを変更してもよい。
Thとして、上限としてのThを意味するTh1Uと、下限としてのThを意味するTh1Dとがある。Thとして、上限としてのThを意味するTh2Uと、下限としてのThを意味するTh2Dとがある。Th2U<Th1Uであり、Th2D>Th1Dである。つまり、Thの方がThよりもThに近い。Th2U~Th2Dの確信度範囲で、通常、確信度が変化する。運用中のモデルM100/(N-1)の確信度がThを超えた(下回った又は上回った)場合に、学習部55が、モデルM100の再学習によりモデルM100/Nを準備しておく。運用中のモデルM100/(N-1)の確信度がThを超えた(下回った又は上回った)場合に、モデル差替部65が、モデルM100/Nをデプロイする。
以上のように、ThとThがあることで、モデルの準備と差替を適切なタイミングで行うことができる。
[実施形態3]
実施形態3を説明する。その際、実施形態1及び2との相違点を主に説明し、実施形態1及び2との共通点については説明を省略又は簡略する。
図12は、実施形態3に係る運用監視装置が行う処理のフローの一部を示す図である。
確信度比較部61が、C(N-1)<Thか否かを判定する(S1201)。
S1201の判定結果が真の場合(S1201:Yes)、モデル評価、すなわち、S905~S907:Yesが行われる。
その後、確信度比較部61は、C(N-1)<Thか否かを判定する(S1202)。
S1202の判定結果が真の場合(S1202:Yes)、要因判定部63が、コンセプトドリフトが生じているか否かを判定する(S1203)。S1203の判定結果が真の場合(S1203:Yes)、要因判定部63が、報告処理を行う(S1205)。
S1203の判定結果が偽の場合(S1203:No)、モデル差替部65が、モデルM100/Nをデプロイする(S1204)。
[実施形態4]
図13は、実施形態4に係る運用支援システムの概要を示す図である。
実施形態1~3では、アノテーション部51、プリプロセス部53、学習部55、運用部57、監視部59及び表示部71といった機能が、コア装置の一例である運用支援装置に集約されているが、これらの機能は、コア装置に代えてエッジ装置に集約されてもよいし、エッジ装置とコア装置に分散されていてもよい。すなわち、運用支援システムは、データを送信するエッジ装置とデータを受信するコア装置との一方、又は、双方でよい。
図13が示す例によれば、複数のエッジ装置92A、92B、…と、コア装置96とがある。エッジ装置92(例えば92A)が、アノテーション部51、プリプロセス部53、学習部55、運用部57、監視部59及び表示部71を有し、且つ、教師データ管理テーブル130、アノテーション管理テーブル140及び検査データ管理テーブル150を格納する。コア装置96が、複数のエッジ装置92A、92B、…にそれぞれ対応した複数の記憶空間98A、98B、…を提供する。記憶空間98(例えば98A)には、当該記憶空間98に対応するエッジ装置92に対応するモデル管理テーブル110及び運用管理テーブル120が格納される。エッジ装置92での再学習により作成されたモデルを表す情報が、当該エッジ装置92に対応した記憶空間98内のテーブル110及び120に登録される。また、モデルそれ自体も、記憶空間98に格納されてよい。
以上の実施形態1~4の説明を、例えば下記のように総括することができる。
運用支援システム50が、運用中のモデルM100/(N-1)の確信度をリアルタイムに監視する。具体的には、運用支援システム50が、バージョンの異なる一つ又は複数のモデルを作成することである再学習を行う学習部55と、運用中のモデルの監視である運用監視を行う監視部59とを備える。監視部59が、確信度比較部61と、モデル差替部65とを備える。確信度比較部61が、検査データ(入力データの一例)が入力された運用中のモデルM100/(N-1)が検査結果データ(出力データの一例)を出力する都度にC(N-1)<Thか否かの第1の確信度比較を行う。C(N-1)<Thである場合、モデル差替部65が、モデル差替を行う、すなわち、運用対象のモデルM100を、一つ以上の候補モデル(運用中のモデルM100/(N-1)のバージョンと異なるバージョンの一つ以上のモデルM100)のうち、当該真の結果が得られた運用中のモデルM100/(N-1)の確信度よりも高いいずれかの候補モデルM100/Nに、運用中のモデルM100/(N-1)から差し替える。これにより、製品(対象の一例)について検査データが表す内容(例えば、良品又は不良品)と検査結果データが表す内容(例えば、良品又は不良品)が異なることが続いてしまうことを低減できる。なお、「C(N-1)<Th」とは、Thの種類によって(例えば、Thが上限と下限のどちらであるかによって)、C(N-1)がThを上回ることと下回ることとのいずれでもよい。
運用支援システム50が、要因判定部63を備えてよい。要因判定部63は、C(N-1)<Thである場合に、当該結果が得られた運用中のモデルM100/(N-1)に入力された検査データが当該結果の要因であるか否かの要因判定を行ってよい。要因判定の結果が偽の場合に、モデル差替部65が、上述のモデル差替を行ってよい。モデルM100/(N-1)の運用中は、不適切な検査データ(例えば、モデルM100/(N-1)の作成の学習で使用された検査データと特徴(例えば傾向)が異なるデータ)を運用支援システム50が受信し得る。不適切な検査データが要因でC(N-1)がTh未満となることも考えられる。そこで、C(N-1)<Thの要因がデータなのか否かを判定し、当該要因が、データではないことが特定された場合に、言い換えれば、モデルM100/(N-1)であることが特定された場合に、モデル差替が行われる。これにより、不要なモデル差替を避けることができる。なお、要因判定は、C(N-1)<Thが得られた運用中のモデルM100/(N-1)に入力された検査データを基にコンセプトドリフトが特定されたか否かの判定でよい。コンセプトドリフトの生じた後の検査データがモデルM100/(N-1)に入力されることの継続を避けることが期待できる。
確信度比較部61は、検査データが入力された運用中のモデルM100/(N-1)が検査結果データを出力する都度に、C(N-1)<Thか否かの第2の確信度比較を行ってよい。C(N-1)<Thである場合に、確信度比較部61が、候補モデルM100/N(一つ以上の候補モデルの少なくとも一つの候補モデルの一例)に評価用のデータを入力することで当該候補モデルM100/Nを評価することであるモデル評価を行ってよい。すなわち、モデルM100/Nを選択してからデプロイするまでの間に、Cが評価されてよい。これにより、差し替え後のモデルM100/Nの信頼性が期待される。モデル評価では、例えば、確信度比較部61は、モデルM100/N(一つ以上の候補モデルの一例)を選択し、当該候補モデルM100/Nに検査データ(評価用データの一例)を入力することで、Cを評価してよい。C(N-1)<Thであり、且つ、上記要因判定の結果が偽の場合、上記モデル差替において、差し替え後のモデルは、モデル評価においてC(N-1)よりも高い確信度Cが得られた候補モデルM100/Nでよい。なお、モデル評価で使用される検査データは、候補モデルM100/Nの作成に使用された検査データTと当該検査データTよりも新しい検査データ(T+1)でよい。候補モデルM100/Nは、CN:T≦CN:(T+1)であるモデルでよい。これにより、差し替え後のモデルが、最近の特徴の検査データに適したモデルであることが期待される。CN:Tは、モデルM100/Nの作成に使用された検査データTが当該モデルM100/Nに入力された場合の確信度である。CN:(T+1)は、検査データTよりも新しい検査データ(T+1)がモデルM100/Nに入力された場合の確信度である。
学習部55は、運用監視と非同期に定期的に又は不定期的に再学習を行ってよい。これにより、運用監視の結果に依存すること無しに、バージョンの異なるモデルを増やしていくこと、つまりモデル差替のための準備をしておくことができる。
(N-1)<Thである場合に、学習部55が、モデルM100について運用中のモデルM100/(N-1)と異なるバージョンのモデルを作成する再学習を行ってよい。これにより、C(N-1)<Thが特定された適切なタイミングで差し替え後のモデルの候補を作成する準備処理を開始することができる。
運用支援システム50は、プリプロセス部53を備えてよい。プリプロセス部53は、製品が良品であることを表すデータの条件(例えば、アノテーションが表す条件の一例)に該当する検査データをモデルに入力し、当該条件に該当しない検査データをモデルに入力しないでよい。製品検査工程の運用中は、通常、不良品を表す検査データよりも良品を表す検査データの方が多く得られる。このため、良品を表す検査データのみを入力対象とすることで、モデルの精度を高めることが期待できる。なお、製品が良品であることを表すデータの条件は、対象を表すデータに関する所定の条件の一例でよい。所定の条件は、製品が良品であることを表すデータの条件に代えて又は加えて、運用支援システムが適用される分野や目的に応じた他の条件(例えば、製品が不良品であることを表すデータの条件)を含んでもよい。
モデル差替部65が、モデルM100/Nを選択してモデル評価を行ってよい。C(N-1)<Thであり、且つ、上記要因判定の結果が偽の場合、これにより、差し替え後のモデルM100/Nの信頼性が期待される。なお、差し替え後のモデルM100/Nは、CN:T≦CN:(T+1)であるモデルでよい。これにより、差し替え後のモデルが、最近の特徴の検査データに適したモデルであることが期待される。
以上、幾つかの実施形態を説明したが、これらは本発明の説明のための例示であって、本発明の範囲をこれらの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、他の種々の形態でも実行することが可能である。例えば、上述したように、本発明は、製造検査工程以外の分野にも適用可能である。例えば、本発明は、マーケティング分野に適用可能であり、その場合、入力データの一例は販売実績を表すデータでよく、モデルの一例は需要予測のモデルでよく、出力データの一例は必要仕入れ数を表すデータでよい。
50…運用支援システム

Claims (18)

  1. バージョンの異なる一つ又は複数の学習モデルを作成することである再学習を行う学習部と、
    運用中の学習モデルの監視である運用監視を行う監視部と
    要因判定部と
    を備え、
    前記監視部が、
    前記運用中の学習モデルの確信度が第1の閾値未満か否かの第1の確信度比較を行う確信度比較部と、
    前記第1の確信度比較の結果が真である場合、運用対象の学習モデルを、前記運用中の学習モデルのバージョンと異なるバージョンの一つ以上の学習モデルである一つ以上の候補学習モデルのうち、当該真の結果が得られた前記運用中の学習モデルの確信度よりも高いいずれかの候補学習モデルに、前記運用中の学習モデルから差し替えることであるモデル差替を行うモデル差替部と
    を備え、
    前記要因判定部が、前記第1の確信度比較の結果が真である場合に、当該真の結果が得られた運用中の学習モデルに入力された入力データが当該結果の要因であるか否かの要因判定を行い、
    前記要因判定の結果が偽の場合に、前記モデル差替部が、前記モデル差替を行う、
    運用支援システム。
  2. 前記確信度比較部は、前記運用中の学習モデルの確信度が、前記第1の閾値よりも基準確信度に近い第2の閾値の未満か否かの第2の確信度比較を行い、
    前記第2の確信度比較の結果が真である場合に、前記確信度比較部が、前記一つ以上の候補学習モデルの少なくとも一つの候補学習モデルを当該候補学習モデルに評価用のデータを入力することで評価することであるモデル評価を行い、
    前記第1の確信度比較の結果が真であり、且つ、前記要因判定の結果が偽の場合、前記モデル差替において、前記いずれかの候補学習モデルは、前記モデル評価において運用中の学習モデルの確信度よりも高い確信度が得られた候補学習モデルである、
    請求項に記載の運用支援システム。
  3. 前記評価用のデータは、前記少なくとも一つの候補学習モデルの作成に使用された入力データと当該入力データよりも新しい入力データであり、
    前記いずれかの候補学習モデルは、当該候補学習モデルの作成に使用された入力データよりも新しい入力データが当該候補学習モデルに入力された場合の確信度が、当該候補学習モデルの作成に使用された入力データが当該候補学習モデルに入力された場合の確信度と同じかそれよりも高い候補学習モデルである、
    請求項に記載の運用支援システム。
  4. 前記要因判定は、前記第1の確信度比較の結果として真の結果が得られた運用中の学習モデルに入力された入力データを基にコンセプトドリフトが特定されたか否かの判定である、
    請求項1乃至3のうちのいずれか1項に記載の運用支援システム。
  5. 前記確信度比較部が、前記一つ以上の候補学習モデルの少なくとも一つの候補学習モデルを当該候補学習モデルに評価用のデータを入力することで評価することであるモデル評価を行い、
    前記第1の確信度比較の結果が真であり、且つ、前記要因判定の結果が偽の場合、前記モデル差替において、前記いずれかの候補学習モデルは、前記モデル評価において運用中の学習モデルの確信度よりも高いことが得られた候補学習モデルである、
    請求項1乃至4のうちのいずれか1項に記載の運用支援システム。
  6. 前記評価用のデータは、前記少なくとも一つの候補学習モデルの作成に使用された入力データと当該入力データよりも新しい入力データであり、
    前記いずれかの候補学習モデルは、当該候補学習モデルの作成に使用された入力データが当該候補学習モデルに入力されたときの確信度よりも、当該候補学習モデルの作成に使用された入力データよりも新しい入力データが当該候補学習モデルに入力されたときの確信度の方が高い候補学習モデルである、
    請求項5に記載の運用支援システム。
  7. バージョンの異なる一つ又は複数の学習モデルを作成することである再学習を行う学習部と、
    運用中の学習モデルの監視である運用監視を行う監視部と
    を備え、
    前記監視部が、
    前記運用中の学習モデルの確信度が第1の閾値未満か否かの第1の確信度比較を行う確信度比較部と、
    前記第1の確信度比較の結果が真である場合、運用対象の学習モデルを、前記運用中の学習モデルのバージョンと異なるバージョンの一つ以上の学習モデルである一つ以上の候補学習モデルのうち、当該真の結果が得られた運用中の前記学習モデルの確信度よりも高いいずれかの候補学習モデルに、前記運用中の学習モデルから差し替えることであるモデル差替を行うモデル差替部と
    を備え、
    前記確信度比較部は、前記運用中の学習モデルの確信度が、前記第1の閾値よりも基準確信度に近い第2の閾値未満か否かの第2の確信度比較を行い、
    前記第2の確信度比較の結果が真である場合に、前記学習部が、前記運用中の学習モデルのバージョンと異なるバージョンの一つ以上の学習モデルを作成することである前記再学習を行う、
    用支援システム。
  8. バージョンの異なる一つ又は複数の学習モデルを作成することである再学習を行う学習部と、
    運用中の学習モデルの監視である運用監視を行う監視部と
    を備え、
    前記監視部が、
    前記運用中の学習モデルの確信度が第1の閾値未満か否かの第1の確信度比較を行う確信度比較部と、
    前記第1の確信度比較の結果が真である場合、運用対象の学習モデルを、前記運用中の学習モデルのバージョンと異なるバージョンの一つ以上の学習モデルである一つ以上の候補学習モデルのうち、当該真の結果が得られた前記運用中の学習モデルの確信度よりも高いいずれかの候補学習モデルに、前記運用中の学習モデルから差し替えることであるモデル差替を行うモデル差替部と
    を備え、
    前記第1の閾値は、過去の確信度の分布を基に決められた基準確信度に基づく閾値である、
    運用支援システム。
  9. 対象を表すデータに関する所定の条件に該当する入力データを学習モデルに前記再学習のために入力し、前記所定の条件に該当しない入力データを当該学習モデルに前記再学習のために入力しないプリプロセス部、
    を更に備える請求項1乃至8のうちのいずれか1項に記載の運用支援システム。
  10. 前記対象は、製品検査において検査対象となる製品であり、
    前記所定の条件は、製品が良品であることを表すデータの条件である、
    請求項に記載の運用支援システム。
  11. 前記学習部は、前記運用監視と非同期に定期的に又は不定期的に前記再学習を行う、
    請求項1乃至10のうちのいずれか1項に記載の運用支援システム。
  12. 前記確信度比較部が、入力データが入力された前記運用中の学習モデルが出力データを出力する都度に前記第1の確信度比較を行う、
    請求項1乃至11のうちのいずれか1項に記載の運用支援システム。
  13. コンピュータが、バージョンの異なる一つ又は複数の学習モデルを作成することである再学習を行い、
    コンピュータが、運用中の学習モデルの確信度が第1の閾値未満か否かの第1の確信度比較を行い、
    コンピュータが、前記第1の確信度比較の結果が真である場合、当該真の結果が得られた運用中の学習モデルに入力された入力データが当該結果の要因であるか否かの要因判定を行い、当該要因判定の結果が偽の場合に、運用対象の学習モデルを、前記運用中の学習モデルのバージョンと異なるバージョンの一つ以上の学習モデルである一つ以上の候補学習モデルのうち、当該真の結果が得られた前記運用中の学習モデルの確信度よりも高いいずれかの候補学習モデルに、前記運用中の学習モデルから差し替えることであるモデル差替を行う、
    運用支援方法。
  14. コンピュータが、バージョンの異なる一つ又は複数の学習モデルを作成することである再学習を行い、
    コンピュータが、運用中の学習モデルの確信度が第1の閾値未満か否かの第1の確信度比較を行い、
    コンピュータが、前記第1の確信度比較の結果が真である場合、運用対象の学習モデルを、前記運用中の学習モデルのバージョンと異なるバージョンの一つ以上の学習モデルである一つ以上の候補学習モデルのうち、当該真の結果が得られた前記運用中の学習モデルの確信度よりも高いいずれかの候補学習モデルに、前記運用中の学習モデルから差し替えることであるモデル差替を行い、
    コンピュータが、前記運用中の学習モデルの確信度が、前記第1の閾値よりも基準確信度に近い第2の閾値未満か否かの第2の確信度比較を行い、
    前記第2の確信度比較の結果が真である場合に、コンピュータが、前記運用中の学習モデルのバージョンと異なるバージョンの一つ以上の学習モデルを作成することである前記再学習を行う、
    運用支援方法。
  15. コンピュータが、バージョンの異なる一つ又は複数の学習モデルを作成することである再学習を行い、
    コンピュータが、運用中の学習モデルの確信度が第1の閾値未満か否かの第1の確信度比較を行い、
    コンピュータが、前記第1の確信度比較の結果が真である場合、運用対象の学習モデルを、前記運用中の学習モデルのバージョンと異なるバージョンの一つ以上の学習モデルである一つ以上の候補学習モデルのうち、当該真の結果が得られた前記運用中の学習モデルの確信度よりも高いいずれかの候補学習モデルに、前記運用中の学習モデルから差し替えることであるモデル差替を行い、
    前記第1の閾値は、過去の確信度の分布を基に決められた基準確信度に基づく閾値である、
    運用支援方法。
  16. バージョンの異なる一つ又は複数の学習モデルを作成することである再学習を行い、
    運用中の学習モデルの確信度が第1の閾値未満か否かの第1の確信度比較を行い、
    前記第1の確信度比較の結果が真である場合、当該真の結果が得られた運用中の学習モデルに入力された入力データが当該結果の要因であるか否かの要因判定を行い、当該要因判定の結果が偽の場合に、運用対象の学習モデルを、前記運用中の学習モデルのバージョンと異なるバージョンの一つ以上の学習モデルである一つ以上の候補学習モデルのうち、当該真の結果が得られた前記運用中の学習モデルの確信度よりも高いいずれかの候補学習モデルに、前記運用中の学習モデルから差し替えることであるモデル差替を行う、
    ことをコンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
  17. バージョンの異なる一つ又は複数の学習モデルを作成することである再学習を行い、
    運用中の学習モデルの確信度が第1の閾値未満か否かの第1の確信度比較を行い、
    前記第1の確信度比較の結果が真である場合、運用対象の学習モデルを、前記運用中の学習モデルのバージョンと異なるバージョンの一つ以上の学習モデルである一つ以上の候補学習モデルのうち、当該真の結果が得られた前記運用中の学習モデルの確信度よりも高いいずれかの候補学習モデルに、前記運用中の学習モデルから差し替えることであるモデル差替を行い、
    前記運用中の学習モデルの確信度が、前記第1の閾値よりも基準確信度に近い第2の閾値未満か否かの第2の確信度比較を行い、
    前記第2の確信度比較の結果が真である場合に、前記運用中の学習モデルのバージョンと異なるバージョンの一つ以上の学習モデルを作成することである前記再学習を行う、
    ことをコンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
  18. バージョンの異なる一つ又は複数の学習モデルを作成することである再学習を行い、
    運用中の学習モデルの確信度が第1の閾値未満か否かの第1の確信度比較を行い、
    前記第1の確信度比較の結果が真である場合、運用対象の学習モデルを、前記運用中の学習モデルのバージョンと異なるバージョンの一つ以上の学習モデルである一つ以上の候補学習モデルのうち、当該真の結果が得られた前記運用中の学習モデルの確信度よりも高いいずれかの候補学習モデルに、前記運用中の学習モデルから差し替えることであるモデル差替を行う、
    ことをコンピュータに実行させ、
    前記第1の閾値は、過去の確信度の分布を基に決められた基準確信度に基づく閾値である、
    コンピュータプログラム。
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