JP7030937B1 - 土木構造物の3次元モデルを生成するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムがインストールされたコンピュータ及び土木構造物の3次元モデルの生成システム - Google Patents
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土木構造物が形成される地形を含む3次元データに基づいて、上記土木構造物の3次元モデルをコンピュータによって生成するためのコンピュータプログラムであって、
上記地形の3次元データを読み込む機能と、
上記地形に形成される土木構造物の種別を取得する機能と、
上記種別に応じた特徴領域、特徴線、特徴値を上記3次元データから読み取る機能と、
上記特徴領域、特徴線、特徴値に基づいて、上記土木構造物の上記地形に対する最適位置、最適方向、最適容積、最適形状、最適厚さ、最適高さを算出する機能と、
上記土木構造物の上記地形に対する最適位置、最適方向、最適容積、最適形状、最適厚さ、最適高さに基づいて、上記土木構造物の3次元モデルを生成する機能と、
をコンピュータに実現させることを特徴とする。
上記特徴領域が、上記ダムが形成される渓流および谷地形に現れる流域、上記特徴線が谷底線及び尾根線(以下、「流域界線」ともいう。)、上記特徴値が上記谷底線の最高点と最低点及び上記最低点付近の山肌の傾斜角並びに山肌間の面積であり、
上記山肌の傾斜と上記山肌間の面積から上記ダムの最適位置を、上記谷底線の上記最適位置付近の方向から上記ダムの最適方向を、上記流域内の容量から上記ダムの最適容積、最適形状、最適厚さ、最適高さを算出し、上記ダムの3次元モデルを生成することをコンピュータに実現させることを特徴とする。
上記降水量・降雨強度及び上記地盤強度に基づいて、上記土木構造物の上記地形に対する最適位置、最適方向、最適容積、最適形状、最適厚さ、最適高さを補正することをコンピュータに実現させるとよい。
上記道路が、高速道路であるか、一般道路であるか、都市部に形成されるか、地方部に形成されるかという情報を取得する機能を備え、
上記情報に基づいて、上記道路の縦断(鉛直方向)勾配、平面(上面)視曲率半径の最適範囲を算出し、
上記道路の上記鉛直方向勾配及び上記平面(上面)視曲率半径が上記最適範囲内となるよう、上記道路の上記地形に対する最適位置、最適方向を算出し、上記道路の3次元モデルを生成することをコンピュータに実現させる。
上記トンネルが形成される場所の地質、地盤強度、上記トンネルに掛かる荷重、上記トンネルの始点と終点の位置、上記トンネル内に形成される道路の幅長、上記道路からの高さ、道路管理及び避難に必要なスペースに関する情報を取得する機能を備え、
上記情報に基づいて、上記トンネルの上記地形に対する最適位置、最適方向、最適大きさを算出し、上記トンネルの3次元モデルを生成することをコンピュータに実現させる。
上記河川堤防が形成される場所の地質、上記河川堤防付近の水の速度、上記河川堤防に対する水圧、上記河川堤防の始点と終点の位置に関する情報を取得する機能を備え、
上記情報に基づいて、上記河川堤防の上記地形に対する最適位置、最適方向、最適構造、最適形状、最適厚さ、最適高さを算出し、上記河川堤防の3次元モデルを生成することをコンピュータに実現させる。
上記情報に基づいて、上記河川堤防を貫く水路等の構造物の最適位置、最適方向、最適容積、最適形状、最適大きさを算出し、上記水路の3次元モデルを上記河川堤防の3次元モデルに重ねて生成することをコンピュータに実現させるとよい。
上記護岸構造物が形成される場所の地質、上記護岸構造物付近の水の速度、上記護岸構造物に対する最大水圧、波力、上記護岸構造物の始点と終点の位置に関する情報を取得する機能を備え、
上記情報に基づいて、上記護岸構造物の上記地形に対する最適範囲、最適大きさ、最適深さを算出し、上記護岸構造物の3次元モデルを生成することをコンピュータに実現させる。
上記橋梁が形成される場所の地質、上記橋梁が形成される場所の水の速度、上記橋梁に対する水圧および自動車等の外的要因による荷重、上記橋梁の始点と終点の位置に関する情報を取得する機能を備え、
上記情報に基づいて、上記橋梁の上記地形に対する最適位置、最適方向、最適大きさ、最適形状、最適長さ、最適高さを算出し、上記橋梁の3次元モデルを生成することをコンピュータに実現させる。
上記上下水道が形成される場所の地質、地盤強度、上記上下水道に掛かる荷重、上記上下水道の始点と終点の位置、上記上下水道内を通過する上下水の流量に関する情報を取得する機能を備え、
上記情報に基づいて、上記上下水道の上記地形に対する最適位置、最適方向、最適容積、最適形状、最適厚さを算出し、上記上下水道の3次元モデルを生成することをコンピュータに実現させる。
損壊した箇所の始点と終点の位置、土木構造物の種別に関する情報を取得する機能と、
上記種別に応じた特徴領域、特徴線、特徴値を上記3次元データから読み取る機能と、
上記特徴領域、特徴線、特徴値に基づいて、上記土木構造物の上記地形に対する最適位置、最適容積、最適形状、最適厚さ、最適高さを算出する機能と、
上記土木構造物の上記地形に対する最適位置、最適方向、最適容積、最適形状、最適厚さ、最適高さに基づいて、修復後の土木構造物の3次元モデルを上記損壊した土木構造物を含む地形の3次元データに重ねて生成することをコンピュータに実現させるとよい。
図1は、土木構造物の3次元モデルを生成する3次元モデル生成システムの構成を示すブロック図、図2は、図1の3次元モデル生成システムによる手順(3次元モデル生成方法)を示すフローチャートである。
図1の3次元モデル生成システム1は、地形3次元データ読込手段2、土木構造物種別取得手段3、特徴領域等読取手段4、最適位置等算出手段5、3次元モデル生成手段6を備えている。この3次元モデル生成システム1は、具体的にはCPUなどからなる制御部、ROM、RAM、ハードディスク、モニター、キーボード、スキャナー、プリンターなどを備えるコンピューターにより構成されている。複数のコンピューターがインターネット回線を介して繋がることで、当該3次元モデル生成システム1が構成されていてもよい。この地形3次元データ読込手段2、土木構造物種別取得手段3、特徴領域等読取手段4、最適位置等算出手段5、3次元モデル生成手段6は、ROM、ハードディスク等の記録手段に記録されているコンピュータプログラムに基づいて制御部が各部を制御することで機能するよう構成されている。
当該3次元モデル生成システムによる3次元モデル生成方法を図2に従って説明する。当該3次元モデル生成方法は、地形3次元データ読込ステップS1、土木構造物種別取得ステップS2、特徴領域等読取ステップS3、最適位置等算出ステップS4、3次元モデル生成ステップS5を有している。
第一実施形態では、土木構造物がダムであるのに対して、第二実施形態では、これが道路である点で異なる。これに伴い、第一実施形態では、特徴領域は、ダムの上流側に形成される流域、特徴線は、谷底線及び尾根線、特徴点は、当該地形の最高点と最低点、及び上記最低点付近の山肌の傾斜角並びに山肌間の面積(又は距離)であるのに対して、第二実施形態では、特徴点が起点高さ及び終点高さであり、特徴線が起点の3次元ポジション(起点の平面(上面)視位置ポジション(X1、Y1)と起点の高さポジション(Z1))と終点の3次元ポジション(終点の平面(上面)視位置ポジション(X2、Y2)と終点の高さポジション(Z2))とを結ぶ線A、特徴領域が上記線Aを含む平面のうち鉛直方向ベクトルを含む平面Bにより当該地形Mが切断された断面D1、及び、上記線Aを含む平面のうち平面Bに垂直な平面Cにより当該地形Mが切断された断面D2である。
第二実施形態に係る3次元モデル生成方法は、第一実施形態と同様、地形3次元データ読込ステップS1、土木構造物種別取得ステップS2、特徴領域等読取ステップS3、最適位置等算出ステップS4、3次元モデル生成ステップS5を有している。
第一実施形態では、土木構造物がダムであるのに対して、第三実施形態では、これがトンネルである点で異なる。これに伴い、第一実施形態では、特徴領域は、ダムの上流側に形成される流域、特徴線は、谷底線及び尾根線、特徴点は、当該地形の最高点と最低点、及び上記最低点付近の山肌の傾斜角並びに山肌間の面積(又は距離)であるのに対して、第三実施形態では、特徴点が起点高さ及び終点高さであり、特徴線が起点の3次元ポジション(起点の平面(上面)視位置ポジション(X1、Y1)と起点の高さポジション(Z1))と終点の3次元ポジション(終点の平面(上面)視位置ポジション(X2、Y2)と終点の高さポジション(Z2))とを結ぶ線である。
第三実施形態に係る3次元モデル生成方法は、第一実施形態と同様、地形3次元データ読込ステップS1、土木構造物種別取得ステップS2、特徴領域等読取ステップS3、最適位置等算出ステップS4、3次元モデル生成ステップS5を有している。
第一実施形態では、土木構造物がダムであるのに対して、第四実施形態では、これが河川である点で異なる。これに伴い、第一実施形態では、特徴領域は、ダムの上流側に形成される流域、特徴線は、谷底線及び尾根線、特徴点は、当該地形の最高点と最低点、及び上記最低点付近の山肌の傾斜角並びに山肌間の面積(又は距離)であるのに対して、第四実施形態では、特徴点が起点高さ及び終点高さであり、特徴線が現在流れる河川の堤防線形であり、特徴領域が現在流れる河川が形成されている領域である。
第四実施形態に係る3次元モデル生成方法は、第一実施形態と同様、地形3次元データ読込ステップS1、土木構造物種別取得ステップS2、特徴領域等読取ステップS3、最適位置等算出ステップS4、3次元モデル生成ステップS5を有している。
第一実施形態では、土木構造物がダムであるのに対して、第五実施形態では、これが海岸構造物である点で異なる。これに伴い、第一実施形態では、特徴領域は、ダムの上流側に形成される流域、特徴線は、谷底線及び尾根線、特徴点は、当該地形の最高点と最低点、及び上記最低点付近の山肌の傾斜角並びに山肌間の面積(又は距離)であるのに対して、第五実施形態では、特徴点が起点高さ及び終点高さであり、特徴線が汀線(水位と地形とがぶつかる地点を結んだ線)である。
第四実施形態に係る3次元モデル生成方法は、第一実施形態と同様、地形3次元データ読込ステップS1、土木構造物種別取得ステップS2、特徴領域等読取ステップS3、最適位置等算出ステップS4、3次元モデル生成ステップS5を有している。
第一実施形態では、土木構造物がダムであるのに対して、第六実施形態では、これが橋梁である点で異なる。これに伴い、第一実施形態では、特徴領域は、ダムの上流側に形成される流域、特徴線は、谷底線及び尾根線、特徴点は、当該地形の最高点と最低点、及び上記最低点付近の山肌の傾斜角並びに山肌間の面積(又は距離)であるのに対して、第六実施形態では、特徴点が起点高さ及び終点高さ並びに堤防高さであり、特徴線が起点の3次元ポジション(起点の平面(上面)視位置ポジション(X1、Y1)と起点の高さポジション(Z1))と終点の3次元ポジション(終点の平面(上面)視位置ポジション(X2、Y2)と終点の高さポジション(Z2))とを結ぶ線である。
第六実施形態に係る3次元モデル生成方法は、第一実施形態と同様、地形3次元データ読込ステップS1、土木構造物種別取得ステップS2、特徴領域等読取ステップS3、最適位置等算出ステップS4、3次元モデル生成ステップS5を有している。
第一実施形態では、土木構造物がダムであるのに対して、第七実施形態では、これが上下水道である点で異なる。これに伴い、第一実施形態では、特徴領域は、ダムの上流側に形成される流域、特徴線は、谷底線及び尾根線、特徴点は、当該地形の最高点と最低点、及び上記最低点付近の山肌の傾斜角並びに山肌間の面積(又は距離)であるのに対して、第七実施形態では、特徴点が起点高さ及び終点高さであり、特徴線が道路線形である。
第七実施形態に係る3次元モデル生成方法は、第一実施形態と同様、地形3次元データ読込ステップS1、土木構造物種別取得ステップS2、特徴領域等読取ステップS3、最適位置等算出ステップS4、3次元モデル生成ステップS5を有している。
第八実施形態では、損壊した土木構造物を含む地形の3次元データを読み込み、修復された土木構造物の3次元モデルを生成する。まず、損壊した土木構造物を含む地形の3次元データを読み込み、損壊した箇所の始点と終点の位置、土木構造物の種別に関する情報を取得し、上記種別に応じた特徴領域、特徴線、特徴値を上記3次元データから読み取り、上記特徴領域、特徴線、特徴値に基づいて、上記土木構造物の上記地形に対する最適位置、最適容積、最適形状、最適厚さ、最適高さを算出し、上記土木構造物の上記地形に対する最適位置、最適方向、最適容積、最適形状、最適厚さ、最適高さに基づいて、修復後の土木構造物の3次元モデルを上記損壊した土木構造物を含む地形の3次元データに重ねて生成する。損壊箇所は、損壊前の当該地形の3次元データと損壊後のものとを比較することで明らかにすることができる。
上述のようにして得られた土木構造物の3次元モデルから、6面図(平面図、底面図、正面図、背面図、左側面図、右側面図)が自動に作成されるようにしてもよい。また、公的機関へ提出する書類を自動で作成するようにしてもよい。これにより、設計者にとっての利便性を向上させることができる。さらに、自動生成された構造物から必要資材の積算を自動計算してもよい。また、自動生成された土工図をもとに土工についても自動積算してもよい。その他、足場や作業現場の動線、飯場や事務所の建設場所についても、取得した地形情報や生成した3次元モデルをもとに自動で算出してもよい。
2 地形3次元データ読込手段
3 土木構造物種別取得手段
4 特徴領域等読取手段
5 最適位置等算出手段
6 3次元モデル生成手段
S1 地形3次元データ読込ステップ
S2 土木構造物種別取得ステップ
S3 特徴領域等読取ステップ
S4 最適位置等算出ステップ
S5 3次元モデル生成ステップ
Claims (16)
- 土木構造物が形成される地形を含む3次元データに基づいて、上記土木構造物の3次元モデルをコンピュータによって生成するためのコンピュータプログラムであって、
上記地形の3次元データを読み込む機能と、
上記地形に形成される土木構造物の種別を取得する機能と、
上記種別に応じた特徴領域、特徴線、特徴値を上記3次元データから読み取る機能と、
上記特徴領域、特徴線、特徴値に基づいて、上記土木構造物の上記地形に対する最適位置、最適方向、最適容積、最適形状、最適厚さ、最適高さを算出する機能と、
上記土木構造物の上記地形に対する最適位置、最適方向、最適容積、最適形状、最適厚さ、最適高さに基づいて、上記土木構造物の3次元モデルを生成する機能と、
をコンピュータに実現させる、コンピュータプログラム。 - 上記土木構造物の種別がダムであり、
上記特徴領域が、上記ダムが形成される渓流および谷地形に現れる流域、上記特徴線が谷底線及び尾根線、上記特徴値が上記谷底線及び上記尾根線の最高点と最低点及び上記最低点付近の山肌の傾斜角並びに山肌間の面積であり、
上記山肌の傾斜と上記山肌間の面積から上記ダムの最適位置を、上記谷底線の上記最適位置付近の方向から上記ダムの最適方向を、上記流域内の容量から上記ダムの最適容積、最適形状、最適厚さ、最適高さを算出し、上記ダムの3次元モデルを生成することをコンピュータに実現させる請求項1に記載のコンピュータプログラム。 - さらに、上記地形の降水量・降雨強度及び地盤強度を読み込む機能を備え、
上記降水量・降雨強度及び上記地盤強度に基づいて、上記土木構造物の上記地形に対する最適位置、最適方向、最適容積、最適形状、最適厚さ、最適高さを補正することをコンピュータに実現させる請求項1又は請求項2に記載のコンピュータプログラム。 - 上記土木構造物の種別が道路であり、
上記道路が、高速道路であるか、一般道路であるか、都市部に形成されるか、地方部に形成されるかという情報を取得する機能を備え、
上記情報に基づいて、上記道路の縦断(鉛直方向)勾配、平面(上面)視曲率半径の最適範囲を算出し、
上記道路の上記縦断(鉛直方向)勾配及び上記平面(上面)視曲率半径が上記最適範囲内となるよう、上記道路の上記地形に対する最適位置、最適方向を算出し、上記道路の3次元モデルを生成することをコンピュータに実現させる請求項1に記載のコンピュータプログラム。 - 切土量(上記道路が形成されることにより排出される土砂の量)と、盛土量(上記道路を形成するために使用される土砂の量)と、が略一致するように、上記道路の上記地形に対する最適位置、最適方向を補正することをコンピュータに実現させる請求項4に記載のコンピュータプログラム。
- 上記土木構造物の種別がトンネルであり、
上記トンネルが形成される場所の地質、地盤強度、上記トンネルに掛かる荷重、上記トンネルの始点と終点の位置、上記トンネル内に形成される道路の幅長、上記道路からの高さ、道路管理及び避難に必要なスペースに関する情報を取得する機能を備え、
上記情報に基づいて、上記トンネルの上記地形に対する最適位置、最適方向、最適大きさを算出し、上記トンネルの3次元モデルを生成することをコンピュータに実現させる請求項1に記載のコンピュータプログラム。 - 上記土木構造物の種別が河川堤防であり、
上記河川堤防が形成される場所の地質、上記河川堤防付近の水の速度、上記河川堤防に対する水圧、上記河川堤防の始点と終点の位置に関する情報を取得する機能を備え、
上記情報に基づいて、上記河川堤防の上記地形に対する最適位置、最適方向、最適構造、最適形状、最適厚さ、最適高さを算出し、上記河川堤防の3次元モデルを生成することをコンピュータに実現させる請求項1に記載のコンピュータプログラム。 - さらに、上記河川堤防を通過する水量、上記河川堤防の付近の土地利用や環境に関する情報を取得する機能を備え、
上記情報に基づいて、上記河川堤防を貫く水路等の構造物の最適位置、最適方向、最適容積、最適形状、最適大きさを算出し、上記水路の3次元モデルを上記河川堤防の3次元モデルに重ねて生成することをコンピュータに実現させる請求項7に記載のコンピュータプログラム。 - 上記土木構造物の種別が河川又は海岸護岸構造物であり、
上記護岸構造物が形成される場所の地質、上記護岸構造物付近の水の速度、上記護岸構造物に対する最大水圧、波力、上記護岸構造物の始点と終点の位置に関する情報を取得する機能を備え、
上記情報に基づいて、上記護岸構造物の上記地形に対する最適範囲、最適大きさ、最適深さを算出し、上記護岸構造物の3次元モデルを生成することをコンピュータに実現させる請求項1に記載のコンピュータプログラム。 - 上記土木構造物の種別が橋梁であり、
上記橋梁が形成される場所の地質、上記橋梁が形成される場所の水の速度、上記橋梁に対する水圧、及び自動車等の外的要因による荷重、上記橋梁の始点と終点の位置に関する情報を取得する機能を備え、
上記情報に基づいて、上記橋梁の上記地形に対する最適位置、最適方向、最適大きさ、最適形状、最適長さ、最適高さを算出し、上記橋梁の3次元モデルを生成することをコンピュータに実現させる請求項1に記載のコンピュータプログラム。 - 上記土木構造物の種別が上下水道であり、
上記上下水道が形成される場所の地質、地盤強度、上記上下水道に掛かる荷重、上記上下水道の始点と終点の位置、上記上下水道内を通過する上下水の流量に関する情報を取得する機能を備え、
上記情報に基づいて、上記上下水道の上記地形に対する最適位置、最適方向、最適容積、最適形状、最適厚さを算出し、上記上下水道の3次元モデルを生成することをコンピュータに実現させる請求項1に記載のコンピュータプログラム。 - 損壊した土木構造物を含む地形の3次元データを読み込む機能と、
損壊した箇所の始点と終点の位置、土木構造物の種別に関する情報を取得する機能と、
上記種別に応じた特徴領域、特徴線、特徴値を上記3次元データから読み取る機能と、
上記特徴領域、特徴線、特徴値に基づいて、上記土木構造物の上記地形に対する最適位置、最適容積、最適形状、最適厚さ、最適高さを算出する機能と、
上記土木構造物の上記地形に対する最適位置、最適方向、最適容積、最適形状、最適厚さ、最適高さに基づいて、修復後の土木構造物の3次元モデルを上記損壊した土木構造物を含む地形の3次元データに重ねて生成することをコンピュータに実現させるコンピュータプログラム。 - さらに、上記土木構造物の3次元モデルから6面図を作成する機能をことをコンピュータに実現させる請求項1~~請求項12のいずれか1項に記載のコンピュータプログラム。
- 上記6面図をもとに、公的機関へ提出する書類を自動で作成する機能をさらにコンピュータに実現させる請求項13に記載のコンピュータプログラム。
- 請求項1~請求項14のいずれか1項に記載されたコンピュータプログラムがインストールされた3次元モデル生成用コンピュータ。
- 請求項15に記載のコンピュータを備える3次元モデル生成システム。
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