JP7027785B2 - Equipment operation system - Google Patents
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Description
本発明は、機器操作システムに関する。 The present invention relates to a device operation system.
例えば、室内等の空間における家電機器をユーザが動作させるにあたり、ハンディタイプのリモートコントローラを操作することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、家電機器をユーザが動作させるにあたり、室内の壁面に設けられた壁面スイッチを操作することが知られている(例えば、特許文献2参照)。
For example, it is known to operate a handy type remote controller when a user operates a home electric appliance in a space such as a room (see, for example, Patent Document 1).
Further, it is known that a wall switch provided on a wall surface of a room is operated when a user operates a home electric appliance (see, for example, Patent Document 2).
しかしながら、ハンディタイプのリモートコントローラに関しては、ユーザが機器を操作したいときに室内に見当たらず、探すことになるといった状況になることがある。一方で、壁面スイッチの場合には、設置された場所が固定されていることから、探すことになるといったことはないが、ユーザは、必ず壁面スイッチのある場所にまで移動して、壁面スイッチ自体を操作する必要がある。 However, with regard to the handy type remote controller, when the user wants to operate the device, he / she may not be able to find it in the room and may have to search for it. On the other hand, in the case of a wall switch, since the installation location is fixed, there is no need to search for it, but the user always moves to the location where the wall switch is located, and the wall switch itself. Need to be operated.
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ユーザが機器を動作させるにあたり、ハンディタイプのリモートコントローラによることなく、ユーザが操作可能な物理的な範囲が拡張されるようにすることを目的とする。 The present invention has been made in view of such circumstances, and when the user operates the device, the physical range that the user can operate is expanded without using a handy type remote controller. With the goal.
上述した課題を解決するための本発明の一態様は、光透過性を有する壁の前面にて機器の操作を案内する操作案内表示が視認されるように、前記光透過性を有する壁の背面からの発光または光反射により操作案内表示を顕現させる表示部と、壁を伝達する振動を検出するように設けられるセンサ部と、前記センサ部により検出された振動に基づいて前記壁を叩くノック操作のパターンを判定し、判定されたノック操作のパターンに応じて機器の動作を制御する制御部とを備える機器操作システムである。 One aspect of the present invention for solving the above-mentioned problems is the back surface of the light-transmitting wall so that the operation guidance display for guiding the operation of the device can be visually recognized on the front surface of the light-transmitting wall. A display unit that reveals an operation guidance display by light emission or light reflection from, a sensor unit provided to detect vibration transmitted through the wall, and a knock operation that hits the wall based on the vibration detected by the sensor unit. It is a device operation system including a control unit that determines the pattern of the device and controls the operation of the device according to the determined knock operation pattern.
以上説明したように、本発明によれば、ユーザが機器を動作させるにあたり、ハンディタイプのリモートコントローラによることなく、ユーザが操作可能な物理的な範囲が拡張されるようになるという効果が得られる。 As described above, according to the present invention, when the user operates the device, it is possible to obtain the effect that the physical range that the user can operate is expanded without using a handy type remote controller. ..
<第1実施形態>
図1は、本実施形態の機器操作システム1の全体的な構成例を示している。同図においては、室内1において本実施形態の機器操作システム1が設けられた例を示している。室内1は、例えば家屋や施設等における一室であってよい。
<First Embodiment>
FIG. 1 shows an overall configuration example of the
室内1には、本実施形態の機器操作システム1における操作対象の機器(操作対象機器)として、照明装置2とカーテン駆動装置3とを備える。照明装置2は、室内1としての室内を照明する装置である。カーテン駆動装置3は、室内1としての室内に設けられたカーテン4を開閉する装置である。
The
本実施形態の室内1の壁WLには、機器制御ユニット100が設けられる。機器制御ユニット100は、制御線CTLにより操作対象機器である照明装置2及びカーテン駆動装置3と接続されている。
機器制御ユニット100は、室内1に存在するユーザYに向けて操作対象機器の操作を案内する操作案内表示を行う。ユーザYは、操作案内表示が行われている状態のもとで、操作対象機器の動作をコントロールするための操作を行う。機器制御ユニット100は、ユーザYにより行われた操作を検出したことに応じて、制御線CTL経由で操作対象機器にコマンドを出力する。コマンドを入力した操作対象機器は、入力されたコマンドに応じた動作を実行する。
The
The
次に、本実施形態における操作案内表示の態様例と、ユーザYが行う操作例とについて説明する。
ユーザYは、照明装置2またはカーテン駆動装置3を操作しようとするにあたり、まず、操作案内表示が行われていない(顕現されていない)状態のもとで、室内1において機器制御ユニット100におけるセンサ部が設けられた位置の周辺の壁WLを1回ノックする(叩く)操作(操作案内表示指示操作)を行う。以降の説明にあたり、操作対象機器の操作に関連して行われる、センサ部が設けられた位置の周辺の壁をノックする操作については「ノック操作」と記載する。
操作案内表示指示操作が行われたことに応じて、機器制御ユニット100は、壁WLの面にて、操作案内表示を顕現させるように表示制御を行う。これにより、ユーザYが壁WLの前面にて操作案内表示を視認することができる。
Next, an example of the operation guide display in the present embodiment and an example of the operation performed by the user Y will be described.
When the user Y tries to operate the
In response to the operation guidance display instruction operation, the
本実施形態において、ノック操作の検知は、壁WLに生じた振動を検知するように設けられたセンサ部の検出信号に基づいて行われる。従って、ノック操作を行うべき壁WLの範囲は、ノック操作に応じて壁WLに生じた振動をセンサ部が検出可能な範囲であればよい。 In the present embodiment, the detection of the knock operation is performed based on the detection signal of the sensor unit provided to detect the vibration generated in the wall WL. Therefore, the range of the wall WL in which the knock operation should be performed may be a range in which the sensor unit can detect the vibration generated in the wall WL in response to the knock operation.
図2は、壁WLの面にて行われる操作案内表示200の態様例を示している。壁WLの最前面は、光透過性を有する化粧シートの層が設けられている。化粧シートは、例えば木目、石目、柄等が印刷され、壁面等の仕上げに用いられる内装建材である。操作案内表示200は、同図の態様に応じた光が化粧シートの背面側から前面に透過するように投射されることで、化粧シートの前面から観察される表示である。即ち、操作案内表示は、これまで何も表示されていなかった室内1の壁WLにおける所定の部位にて、ユーザYが操作案内表示指示操作としての1回のノック操作を行ったことに応じて、浮かび上がるように表示されるものである。
FIG. 2 shows an example of an
同図の操作案内表示200においては、個別操作案内エリア201-1、201-2、及び201-3が配置される。以降の説明にあたり、個別操作案内エリア201と記載する。個別操作案内エリア201は、それぞれが対応する特定の操作項目についての操作の仕方を案内する内容が表示されるエリアである。 In the operation guide display 200 of the figure, individual operation guide areas 21-1, 201-2, and 201-3 are arranged. In the following description, it will be referred to as an individual operation guide area 201. The individual operation guidance area 201 is an area in which the content for guiding the operation method for the specific operation item corresponding to each is displayed.
個別操作案内エリア201-1には、照明装置2の点灯(オン)、消灯(オフ)の操作の仕方を案内する内容が表示される。個別操作案内エリア201-2には、カーテン4を開く操作の仕方を案内する内容が表示される。個別操作案内エリア201-3には、カーテン4を閉じる操作の仕方を案内する内容が表示される。
In the individual operation guidance area 2011-1, contents for guiding how to turn on (on) and turn off (off) the
個別操作案内エリア201においては、それぞれ、操作種別指示エリア211と操作方法指示エリア212とが配置されている。操作種別指示エリア211は、対応の操作が何であるのかを示す。操作方法指示エリア212は、対応の操作についての方法を示す。対応の操作についての方法はノック操作の回数として示される。
In the individual operation guidance area 201, an operation
具体的に、個別操作案内エリア201-1においては、操作種別指示エリア211により照明装置2のオン、オフの操作に対応することが示され、操作方法指示エリア212によりノック操作を連続で行うべき回数が1回であることが示される。つまり、ユーザYは、個別操作案内エリア201-1を見ることで、照明装置2のオン、オフを行うためには、1回のノック操作を行えばよいことを把握できる。
また、個別操作案内エリア201-2においては、操作種別指示エリア211によりカーテン4を開く操作に対応することが示され、操作方法指示エリア212には、ノック操作を連続で行うべき回数が2回であることが示される。つまり、ユーザYは、個別操作案内エリア201-2を見ることで、カーテン4を開くには、2回のノック操作を行えばよいことを把握できる。
また、個別操作案内エリア201-3においては、操作種別指示エリア211によりカーテン4を閉じる操作に対応することが示され、操作方法指示エリア212には、ノック操作を連続で行うべき回数が3回であることが示される。つまり、ユーザYは、個別操作案内エリア201-2を見ることで、カーテン4を閉じるには、3回のノック操作を行えばよいことを把握できる。
また、操作案内表示200が表示された状態は、操作対象機器に所定の動作を行わせるためのノック操作が受け付け可能な状態でもある。即ち、操作案内表示200を見ることで、ユーザYは、これより自分が行う操作対象機器を動作させるためのノック操作が受け付け可能な状態であることも確認できる。
Specifically, in the individual operation guidance area 201-1, it is shown that the operation
Further, in the individual operation guidance area 201-2, it is shown that the operation
Further, in the individual operation guidance area 201-3, it is shown that the operation
Further, the state in which the
この場合、操作案内表示200における個別操作案内エリア201は直接の操作対象となるものではない。しかしながら、ユーザYにとしては、操作案内表示200において配置される個別操作案内エリア201としてのスイッチを、個別操作案内エリア201とは異なる壁WLの位置に対するノック操作により間接的に操作しているという感覚を持つことができる。即ち、操作案内表示200における個別操作案内エリア201のそれぞれは、対応の操作項目の操作を行うための模擬的なスイッチとしても捉えられる。
In this case, the individual operation guidance area 201 in the
先の操作案内表示指示操作により操作案内表示200を表示させた状態のもとで、照明装置2を点灯または消灯させたい場合には、ユーザYは、1回のノック操作(照明オンオフ操作)を行う。
照明装置2は、照明オンオフ操作が行われるまで消灯状態であった場合には、照明オンオフ操作が行われたことに応じて点灯するように動作する。一方、照明装置2は、照明オンオフ操作が行われるまで点灯状態であった場合には、照明オンオフ操作が行われたことに応じて消灯するように動作する。
When the
When the
また、先の操作案内表示指示操作により操作案内表示200を表示させた状態のもとで、カーテン4を開きたい場合には、ユーザYは、2回連続によるノック操作(カーテン開操作)を行う。カーテン駆動装置3は、カーテン開操作が行われたことに応じて、カーテン4が開くように駆動する。
また、カーテン4が開いていく動作を停止させたい場合、ユーザYは、カーテン4が開いている動作中(開動作中)において、再度、カーテン開操作と同じ2回連続によるノック操作を行えばよい。即ち、開動作中における2回のノック操作は、開動作の停止を指示する開動作停止指示操作である。
Further, when the user Y wants to open the
Further, when it is desired to stop the operation of opening the
また、先の操作案内表示指示操作により操作案内表示200を表示させた状態のもとで、カーテン4を閉じたい場合には、ユーザYは、3回連続によるノック操作(カーテン閉操作)を行う。カーテン駆動装置3は、カーテン閉操作が行われたことに応じて、カーテン4を閉じるように駆動する。
また、カーテン4が閉じていく動作を停止させたい場合、ユーザYは、カーテン4が閉じている動作中(閉動作中)において、再度、カーテン閉操作と同じ3回連続によるノック操作を行えばよい。即ち、閉動作中における3回のノック操作は、閉動作の停止を指示する閉動作停止指示操作である。
Further, when the user Y wants to close the
Further, when it is desired to stop the operation of closing the
操作案内表示200は、例えば照明オンオフ操作、カーテン開操作、及びカーテン閉操作のうちのいずれも検出することなく一定時間が経過したことに応じて消去されればよい。操作案内表示200の表示が消去された状態では、操作案内表示200が表示されていた箇所は、通常の壁WLとして化粧シートの模様や柄が見えているのみであり、操作案内表示200の存在や形跡は認識されない。
The
このように、本実施形態の機器操作システム1においては、壁WLをノックすることにより操作対象機器を操作することができる。ここで、壁WLをノックするノック操作は、壁WLにおける特定の位置に対してではなく、ノック操作に応じて壁WLに生じた振動をセンサ部が検出可能な範囲であれば、壁WLにおけるいずれの位置に対しても行える。
例えば、タッチセンサを備える表示入力パネルの背面側に感圧センサを備えることで、表示入力パネル上を押圧したことに応じて感圧センサが圧力を検知し、圧力の検知に応じて表示入力パネルが表示を開始するようにされた構成も知られている。
しかしながら、このような構成では、ユーザが操作可能な範囲は、表示入力パネルに対応する部分に限定される。本実施形態であれば、上記のように、壁WLに生じた振動をセンサ部が検出可能な範囲であれば、壁WLにおいて操作案内表示200が表示される部分以外の領域までが操作可能な範囲となる。
As described above, in the
For example, by providing a pressure-sensitive sensor on the back side of a display input panel equipped with a touch sensor, the pressure-sensitive sensor detects pressure in response to pressing on the display input panel, and the display input panel responds to the pressure detection. Is also known to be configured to start displaying.
However, in such a configuration, the range that can be operated by the user is limited to the portion corresponding to the display input panel. In the present embodiment, as described above, as long as the sensor unit can detect the vibration generated in the wall WL, the area other than the portion where the
これにより、ハンディタイプのリモートコントローラなどがなくとも、例えば壁面スイッチにより操作を行う場合と比較してユーザYが機器を操作可能な物理的範囲を拡張することが可能になる。また、このように機器を操作可能な物理的範囲が拡張されたうえで、複数の機器に対するいずれの操作も、ノック操作による振動をセンサ部101が検出可能な同じ物理的範囲において行うことができる。即ち、本実施形態においては、複数の操作項目ごとに対応する操作が行われる場所を特定の範囲に集約させることができる。これにより、ユーザYは、複数の機器をそれぞれ操作する際に、別の場所に移動するような必要がない。
As a result, even if there is no handy type remote controller or the like, it is possible to expand the physical range in which the user Y can operate the device as compared with the case where the operation is performed by the wall switch, for example. Further, after the physical range in which the device can be operated is expanded in this way, any operation on the plurality of devices can be performed in the same physical range in which the
また、操作対象機器の操作は、壁WLを、操作項目に応じて回数を変えてノックするという操作である。つまり、ユーザYは、ノック操作の回数によって、操作対象機器と操作対象機器に行わせるべき動作を選択することができる。このような操作は、一旦覚えてしまえば、例えば小さな子供や老人などでも簡単に行える。また、ユーザYは、このような操作の仕方についても面白みを覚えることができる。 Further, the operation of the operation target device is an operation of knocking the wall WL by changing the number of times according to the operation item. That is, the user Y can select the operation target device and the operation to be performed by the operation target device depending on the number of knock operations. Once remembered, such operations can be easily performed by, for example, small children and elderly people. In addition, the user Y can also learn how to perform such an operation.
また、操作案内表示200は、操作対象機器に対する操作を行わないときには非表示とされており、非表示の状態では操作案内表示200の表示箇所は通常の壁WLと変わらない状態である。このため、室内1における美観を損なうことがなく、意匠性の高い空間を提供することも可能になる。また、操作を行うときのみ、壁WLにて操作案内表示200が浮かび上がるように表示されることから、ユーザYにとっては面白みも感じることができる。
Further, the
図3を参照して、本実施形態の機器制御ユニット100の構成例について説明する。同図の機器制御ユニット100は、センサ部101、表示部102、制御部103、及び記憶部104を備える。
A configuration example of the
センサ部101は、壁WLを伝達する振動を検出するように設けられる。センサ部101には、例えば圧電センサを用いることができるが、振動を検出可能なデバイスであれば圧電センサ以外であってもよく、特に限定されない。
The
表示部102は、化粧シートの前面にて操作対象機器の操作を案内する操作案内表示200が視認されるように、光透過性を有する化粧シートの背面から光を発する。即ち、表示部102は、図2に例示した態様の操作案内表示200を化粧シートの前面にて表示させる。
The
制御部103は、センサ部101により検出された振動に基づいて壁を叩くノック操作のパターンを判定し、判定されたノック操作のパターンに応じて操作対象機器の動作を制御する。操作対象機器の制御にあたり、制御部103は、制御線CTL経由で、操作対象機器(照明装置2またはカーテン駆動装置3)に対してコマンドを出力する。制御線CTLは、有線であってもよいし無線であってもよい。
制御部103としての機能は、機器制御ユニット100に備えられるCPU(Central Processing Unit)がプログラムを実行することにより実現される。
記憶部104は、制御部103が利用する各種の情報を記憶する。
The
The function as the
The
図4を参照して、壁WLに対する機器制御ユニット100の設置態様例について説明する。なお、同図の説明にあたり、矢印Aで示す側を前面側とし、矢印Bで示す側を背面側とする。
An example of an installation mode of the
機器制御ユニット100が設置される部位に対応する壁WLは、壁WLの最前面に設けられる化粧シートL1と、化粧シートL1の背面に設けられる透明基材L2とを有する。前述のように化粧シートL1は光透過性を有する。また、透明基材L2は、例えばアクリル樹脂等が用いられる。このように、本実施形態の壁WLは光透過性を有する。
The wall WL corresponding to the portion where the
同図のセンサ部101は、例えば板上の剛性部材L3、L4により挟まれた状態となっている。そのうえで、剛性部材L3の前面が透明基材L2の背面に対して接触するように設けられている。剛性部材L3、L4は、センサ部101を挟んだ状態でネジ160、160により透明基材L2に対して固定される。
The
壁WLに生じる振動は、室内1の内外にて生じたノック操作以外による振動も含まれるが、センサ部101としては、例えばノイズを排除してノック操作に応じた振動をできるだけ的確に検出することが要求される。
そこで、本実施形態のセンサ部101は、壁WLに含まれる建材部分に対して間接的に接触しないようにされるとともに、剛性部材L3、L4により自己の振動が規制される状態としている。これにより、ノック操作以外による振動については検出されにくいようにして、ユーザYにより壁WLに対して積極的に行われるノック操作に応じた振動を他の振動に対してできるだけ大きなレベルで検出できるようにしている。
The vibration generated in the wall WL includes vibrations other than the knocking operation generated inside and outside the
Therefore, the
また、剛性部材L3、L4は、例えば透明なアクリル樹脂により形成されている。アクリル樹脂を用いることで、剛性部材L3、L4として必要な剛性を確保することができる。また、同図の構造では、剛性部材L3、L4が発光部140と壁WLとの間に介在するように配置されているが、剛性部材L3、L4を透明とすることで、操作案内表示200を行うのに必要な光の透過を阻害しない。
Further, the rigid members L3 and L4 are formed of, for example, a transparent acrylic resin. By using the acrylic resin, the rigidity required for the rigid members L3 and L4 can be secured. Further, in the structure of the figure, the rigid members L3 and L4 are arranged so as to be interposed between the
また、透明基材L2、剛性部材L3、L4のうちの少なくとも一部について、表面を粗く形成するなどして透過光が拡散するようにされてよい。透過光を拡散させることで、化粧シートL1の前面における操作案内表示200を見やすくすることができる。
Further, the transmitted light may be diffused by forming the surface of at least a part of the transparent base material L2 and the rigid members L3 and L4 so as to be rough. By diffusing the transmitted light, the
また、剛性部材L3、L4のうち、背面側の剛性部材L4に対して、箱状の筐体部110が固定されるように取り付けられている。剛性部材L4と筐体部110とにより形成される空間内には基板120が配置され、基板120には、制御回路部130と発光部140とが電気的に接続された状態で取り付けられている。
制御回路部130と発光部140との間には、仕切り板111が設けられている。これにより、発光部140から発せられた光が不用意に拡散しないようにすることができる。
制御回路部130は、図3の制御部103に相当する機能を実現する回路部である。
Further, among the rigid members L3 and L4, the box-shaped
A
The
発光部140は、前面側に光を投射する部位である。発光部140は、例えばLED(Light Emitted Diode)等の発光するデバイスを配列して形成される部位である。なお、発光するデバイスとしては、例えば有機EL(Electro-Luminescence)を用いたものなど、LED以外であってもよい。
また、剛性部材L4と筐体部110と仕切り板111とにより形成される空間において、剛性部材L4の背面には遮光パターン部150が設けられる。即ち、遮光パターン部150は、発光部140の前面側に設けられる。
遮光パターン部150は、例えば光透過性を有さないシートについて、例えば図2に例示した操作案内表示200の絵柄に対応した部分をくり抜いて光が通過するようにしたものが用いられる。
このような構成のもとでは、発光部140にて発光された光は、前面側に投射される。発光部140から前面側に投射された光は、遮光パターン部150が設けられていない部分を通過し、さらに透明の剛性部材L4、L3を介し、さらに透明基材L2から化粧シートL1を透過する。これにより、前面側から化粧シートL1を見た場合には、化粧シートL1にて、図2に例示した態様の操作案内表示200を観察することができる。
即ち、同図における発光部140及び遮光パターン部150は、図3の表示部102としての機能を実現する部位に含まれる。
The
Further, in the space formed by the rigid member L4, the
As the light-
Under such a configuration, the light emitted by the
That is, the
図5のフローチャートを参照して、本実施形態の機器制御ユニット100が実行する処理手順例について説明する。同図の処理は、操作案内表示200が表示されていない状態のもとで開始される。
An example of a processing procedure executed by the
ステップS101:機器制御ユニット100において制御部103は、操作案内表示200が表示されていない状態のもとで、センサ部101から出力される検出信号を入力する。制御部103は、入力された検出信号に基づいて、ノック操作のパターンとして、1回のノック操作が行われたか否かについて判定する。即ち、制御部103は、ステップS101において、操作案内表示指示操作を行ったか否かについて判定する。
Step S101: In the
ユーザYが操作案内表示指示操作としての1回のノック操作を行った場合、行われた1回のノック操作に応じて壁WLに生じた振動がセンサ部101により検出され、検出信号が制御部103に入力される。
記憶部104は、例えば1回のノック操作、2回連続で行われるノック操作(以降、「2回のノック操作」とも記載する)、及び2回連続で行われるノック操作(以降、「3回のノック操作」友記載する)ごとに、検出信号が振動に応じて示す信号パターン(例えば波形のパターン)を対応付けた信号パターン情報を記憶している。
振動を示す検出信号が入力されたことに応じて、センサ部101は、信号パターン情報を参照して、入力された検出信号の信号パターンに対応するノック操作のパターンを判定する。このように行われるノック操作のパターンについての判定結果としては、1回のノック操作、2回のノック操作、3回のノック操作、該当無し(1回のノック操作、2回のノック操作、及び3回のノック操作のうちのいずれにも該当しない)のいずれかとなる。
When the user Y performs one knock operation as an operation guidance display instruction operation, the vibration generated in the wall WL in response to the one knock operation performed is detected by the
In the
In response to the input of the detection signal indicating vibration, the
また、ノック操作について判定をできるだけ的確に行うようにするには、ノック操作以外により壁WLにて生じる振動をノイズとして検出対象から排除できるようにすることが好ましい。そこで、ステップS101の判定を行うにあたっては、制御部103は、センサ部101の検出信号のレベルに対して閾値を設定し、閾値未満のレベルの検出信号についてはノイズであるとして、ノック操作の判定に用いないようにしてよい。
Further, in order to make the determination of the knock operation as accurately as possible, it is preferable to be able to exclude the vibration generated by the wall WL other than the knock operation as noise from the detection target. Therefore, in determining step S101, the
ステップS102:ステップS101において1回のノック操作が行われたと判定されると、制御部103は、表示部102が操作案内表示200が開始されるように制御する。このためには、制御部103は、発光部140が発光されるように制御すればよい。このような制御により、これまで非発光の状態であった発光部140が発光することで、操作案内表示200が開始される。
Step S102: When it is determined in step S101 that one knock operation has been performed, the
ステップS103:ステップS102の処理が実行されたことで操作案内表示200が表示されている状態のもと、制御部103は、センサ部101から入力される検出信号を監視しながら、1回のノック操作が行われたか否かについて判定する。即ち、制御部103は、ステップS103において照明オンオフ操作が行われたか否かについて判定する。
Step S103: Under the state where the
ステップS104:1回のノック操作が行われたことが判定された場合、制御部103は、制御線CTL軽油で照明装置2に対して照明オンオフコマンドを出力する。
照明装置2は、照明オンオフコマンドの入力に応じた動作として、これまで点灯状態であった場合には、消灯状態に切り替えるように動作する。また、照明装置2は、これまで消灯状態であった場合には、点灯状態に切り替えるように動作する。
Step S104: When it is determined that one knock operation has been performed, the
The
ステップS105:ステップS103にて1回のノック操作が行われないことが判定された場合、もしくはステップS104の処理を実行した後、制御部103は、2回のノック操作が行われたか否かについて判定する。当該ステップS105における判定も、ステップS103と同様に、操作案内表示200が行われている状態のもとで実行される。
操作案内表示200が行われている状態のもとで行われる2回のノック操作は、カーテン開操作または開動作に対する停止指示操作である。即ち、制御部103は、ステップS105においてカーテン開操作または開動作に対する停止指示操作が行われたか否かについて判定する。
Step S105: When it is determined in step S103 that one knock operation is not performed, or after executing the process of step S104, the
The two knock operations performed while the
ステップS106:ステップS105にて2回のノック操作が行われたことが判定された場合、制御部103は、さらに、現在の状態が、カーテン4を開く動作が行われている開動作中であるか否かについて判定する。
開動作中であるか否かの判定にあたっては、例えば、制御部103が制御線CTL経由で、カーテン駆動装置3に対して現在の駆動状態を問い合わせる状態問合せコマンドを出力すればよい。制御部103は、状態問合せコマンドに応答してカーテン駆動装置3から入力された現在の状態を示す信号が、開動作中を示している否かにより、開動作中であるか否かを判定してよい。
Step S106: When it is determined in step S105 that the knocking operation has been performed twice, the
In determining whether or not the operation is open, for example, the
ステップS107:ステップS106にて開動作中ではない(即ち、閉動作中の状態、あるいはカーテン4の開閉が停止している停止中の状態)と判定された場合、制御部103は、開動作を指示するカーテン開コマンドを、カーテン駆動装置3に出力する。カーテン開コマンドの入力に応じて、カーテン駆動装置3は、開動作を開始する。
Step S107: When it is determined in step S106 that the open operation is not in progress (that is, the closed operation is in progress, or the opening / closing of the
ステップS108:一方、ステップS106にて、開動作中であると判定された場合、制御部103は、以下の処理を実行する。つまり、制御部103は、カーテン停止コマンドを、カーテン駆動装置3に出力する。カーテン停止コマンドは、カーテン4の開閉の操作の停止を指示するコマンドである。カーテン停止コマンドの入力に応じて、カーテン駆動装置3は、これまでの開動作を停止させる。
Step S108: On the other hand, if it is determined in step S106 that the opening operation is in progress, the
ステップS109:ステップS105にて2回のノック操作が行われないことが判定された場合、あるいはステップS107の処理の後、あるいはステップS108の処理の後において、制御部103は以下の処理を実行する。つまり、制御部103は、3回のノック操作が行われたか否かについて判定する。当該ステップS109における判定も、ステップS103、S105と同様に、操作案内表示200が行われている状態のもとで実行される。
操作案内表示200が行われている状態のもとで行われる3回のノック操作は、カーテン閉操作または閉動作に対する停止指示操作である。即ち、制御部103は、ステップS109においてカーテン閉操作または閉動作に対する停止指示操作が行われたか否かについて判定する。
Step S109: When it is determined in step S105 that the knock operation is not performed twice, or after the processing of step S107 or after the processing of step S108, the
The three knock operations performed while the
ステップS110:ステップS109にて3回のノック操作が行われたことが判定された場合、制御部103は、さらに現在においてカーテン4が閉じていく動作を行っている閉動作中であるか否かについて判定する。
閉動作中であるか否かの判定にあたり、制御部103はカーテン駆動装置3に対して状態問合せコマンドを出力する。制御部103は、状態問合せコマンドに応答してカーテン駆動装置3から入力された現在の状態を示す信号が、閉動作中を示している否かにより、閉動作中であるか否かを判定してよい。
Step S110: When it is determined in step S109 that the knocking operation has been performed three times, the
In determining whether or not the closing operation is in progress, the
ステップS111:ステップS110にてカーテン4が閉動作中ではない(即ち、開動作中の状態、あるいは停止中の状態)と判定された場合、制御部103は、閉動作を指示するカーテン閉コマンドを、カーテン駆動装置3に出力する。カーテン閉コマンドの入力に応じて、カーテン駆動装置3は閉動作を開始する。
Step S111: When it is determined in step S110 that the
ステップS112:一方、ステップS110にて、閉動作中であると判定された場合、制御部103は、以下の処理を実行する。つまり、制御部103は、カーテン停止コマンドを、カーテン駆動装置3に出力する。カーテン停止コマンドの入力に応じて、カーテン駆動装置3は、これまでの閉動作を停止させる。
Step S112: On the other hand, if it is determined in step S110 that the closing operation is in progress, the
ステップS113:ステップS109にて3回のノック操作が行われないことが判定された場合、あるいはステップS111の処理の後、あるいはステップS112の処理の後において、制御部103は以下の処理を実行する。つまり、制御部103は、操作案内表示200が行われている状態のもとで行われた最後のノック操作から一定時間が経過したか否かについて判定する。
なお、操作案内表示指示操作が行われて操作案内表示200が表示されたものの、例えばユーザYが不用意に操作してしまったなどの理由で、操作案内表示200が表示された状態のまま、特にユーザYによりノック操作が行われない場合もある。そこで、制御部103は、操作案内表示200を開始させたタイミングから特にノック操作が行われることなく一定時間が経過した場合にも、最後のノック操作から一定時間が経過したものとして判定してよい。
当該ステップS113にて、未だ一定時間が経過していないと判定された場合には、ステップS103に処理が戻される。
Step S113: When it is determined in step S109 that the knock operation is not performed three times, or after the processing of step S111 or after the processing of step S112, the
Although the operation guide display instruction operation is performed and the
If it is determined in step S113 that a certain period of time has not yet elapsed, the process is returned to step S103.
ステップS114:ステップS113にて一定時間が経過したことが判定されると、制御部103は、これまで行っていた操作案内表示200を停止させる。この際、制御部103は、発光部140の発光を停止させるように制御すればよい。
Step S114: When it is determined in step S113 that a certain time has elapsed, the
なお、図5に示される処理手順例では、カーテン駆動装置3の制御にあたり、機器制御ユニット100の制御部103が、カーテン駆動装置3が開動作中であるか否か(ステップS106)、あるいは閉動作中であるか否か(ステップS110)を判定している。そして、制御部103が判定結果に応じて、カーテン開コマンド、カーテン閉コマンド、及びカーテン停止コマンドのうちのいずれを出力するべきかを判定していた。
しかしながら、本実施形態の変形例として、制御部103は、ステップS105にて2回のノック操作が行われたことに応じて、カーテン駆動装置3の状態にかかわらずステップS107によりカーテン開コマンドを出力してよい。また、制御部103は、ステップS109にて3回のノック操作が行われたことに応じて、カーテン駆動装置3の状態にかかわらずカーテン閉コマンドを出力してもよい。この場合には、ステップS106、S108、S110、及びS112の処理が省略される。
このような処理が実行される場合、カーテン駆動装置3が自己の状態に応じて動作を切り替えるようにされる。即ち、カーテン駆動装置3は、カーテン開コマンドが入力された場合には、自己の動作が閉動作または停止中の状態であった場合には開動作に切り替え、開動作を実行中の場合には動作を停止させればよい。また、カーテン駆動装置3は、カーテン閉コマンドが入力された場合には、自己の動作が開動作または停止中の状態であった場合には閉動作に切り替え、閉動作を実行中の場合には動作を停止させればよい。
In the processing procedure example shown in FIG. 5, when controlling the
However, as a modification of the present embodiment, the
When such a process is executed, the
<第2実施形態>
先の第1実施形態においては、まず、1回のノック操作による操作案内表示指示操作により表示される操作案内表示200においては、機器操作システム1により可能な全ての操作項目のそれぞれに応じた個別操作案内エリア201が表示されるようにしていた。
具体的には、図2に例示したように、操作案内表示200においては、照明オンオフ操作、カーテン開操作、及びカーテン閉操作のそれぞれの操作項目に応じた3つの個別操作案内エリア201が表示されていた。そのうえで、ユーザYは、それぞれの操作項目のうちのいずれかに対応させて所定回数のノック操作を行うようにされていた。しかしながら、上記のノック操作の手順は一例であり、他の手順が採られてもよい。そこで、第2実施形態として、以下のノック操作の手順例を挙げる。
<Second Embodiment>
In the first embodiment described above, first, in the
Specifically, as illustrated in FIG. 2, in the
機器制御ユニット100は、例えば操作案内表示が非表示の状態のもとで機器の動作を指示する或る回数のノック操作が行われたことに応じて、ノック操作の回数に対応する操作項目が該当する1つの個別操作案内エリアを配置した操作案内表示を行うようにしてもよい。
一具体例として、操作案内表示が非表示の状態のもとで1回のノック操作が行われた場合には、図2の個別操作案内エリア201-1~201-3のうち、照明オンオフ操作に対応する個別操作案内エリア201-1のみが配置された操作案内表示が行われる。
また、操作案内表示が非表示の状態のもとで2回のノック操作が行われた場合には、カーテン開操作に対応する個別操作案内エリア201-2のみが配置された操作案内表示が行われる。
また、操作案内表示が非表示の状態のもとで3回のノック操作が行われた場合には、カーテン開操作に対応する個別操作案内エリア201-3のみが配置された操作案内表示が行われる。
ユーザYは、自分が意図したとおりの操作項目の個別操作案内エリア201を含む操作案内表示であることを確認すると、操作項目に応じた機器の動作の実行を指示するためのノック操作を行うようにされる。
即ち、本実施形態においては、まず操作項目に対応する回数によるノック操作により操作対象機器と操作対象機器に行わせる動作の選択が行われ、この後のノック操作により選択された操作対象機器の動作の実行が指示される。このような操作によっても、ユーザYは、ノック操作により機器に動作を行わせることができる。
The
As a specific example, when one knock operation is performed while the operation guide display is hidden, the lighting on / off operation is performed in the individual operation guide areas 201-1 to 2013-3 in FIG. The operation guidance display in which only the individual operation guidance area 211-1 corresponding to the above is arranged is performed.
In addition, when the knock operation is performed twice while the operation guidance display is hidden, the operation guidance display in which only the individual operation guidance area 201-2 corresponding to the curtain opening operation is arranged is displayed. Will be.
In addition, when the knock operation is performed three times while the operation guidance display is hidden, the operation guidance display in which only the individual operation guidance area 201-3 corresponding to the curtain opening operation is arranged is displayed. Will be.
When the user Y confirms that the operation guidance display includes the individual operation guidance area 201 of the operation item as intended, the user Y performs a knock operation for instructing the execution of the operation of the device according to the operation item. To be done.
That is, in the present embodiment, first, the operation target device and the operation to be performed by the operation target device are selected by the knock operation according to the number of times corresponding to the operation item, and then the operation of the operation target device selected by the knock operation. Is instructed to execute. Even by such an operation, the user Y can make the device perform an operation by a knock operation.
本実施形態の機器制御ユニット100の機能構成としては、図3と同様でよい。そのうえで、本実施形態の機器制御ユニット100は、操作案内表示として、個別操作案内エリア201-1~201-3のうちの任意の1つを表示できるように構成される。このためには、例えば個別操作案内エリア201-1~201-3ごとに対応する位置に配置された発光部140を、個別操作案内エリア201-1~201-3ごとに応じた単位で個別に発光させるようにすればよい。この際、1つの個別操作案内エリア201に対応する位置の発光部140から発せられた光が、他の個別操作案内エリア201に応じた位置の遮光パターン部150の部分から漏れないように、筐体部110内にて遮光板などを設けるようにしてよい。
The functional configuration of the
図6のフローチャートを参照して、本実施形態の機器制御ユニット100が実行する処理手順例について説明する。同図の処理は、操作案内表示200が表示されていない状態のもとで開始される。
ステップS201:機器制御ユニット100における制御部103は、センサ部101から入力される検出信号に基づいて、操作案内表示が行われていない状態のもとで、1回のノック操作が行われたか否かを判定する。つまり、制御部103は、照明オンオフ操作の操作項目を選択する操作が行われるのを待機する。
An example of a processing procedure executed by the
Step S201: Whether or not the
ステップS202:ステップS201にて1回のノック操作が行われたと判定されると、制御部103は、照明オンオフ操作に応じた操作案内表示を開始させる。つまり、制御部103は、個別操作案内エリア201-1~201-3のうち、照明オンオフ操作に応じた個別操作案内エリア201-1が表示されるように、個別操作案内エリア201-1に対応する位置の発光部140を発光させる。
Step S202: When it is determined in step S201 that one knock operation has been performed, the
ステップS203:ステップS201にて1回のノック操作が行われないと判定された場合、制御部103は、さらに2回のノック操作が行われたか否かを判定する。つまり、制御部103は、カーテン開操作の操作項目を選択する操作が行われるのを待機する。
Step S203: When it is determined in step S201 that one knock operation is not performed, the
ステップS204:ステップS203にて2回のノック操作が行われたと判定されると、制御部103は、カーテン開操作に応じた操作案内表示を開始させる。つまり、制御部103は、個別操作案内エリア201-1~201-3のうち、カーテン開操作に応じた個別操作案内エリア201-2が表示されるように、個別操作案内エリア201-2に対応する位置の発光部140を発光させる。
Step S204: When it is determined in step S203 that the knocking operation has been performed twice, the
ステップS205:ステップS203にて2回のノック操作が行われないと判定された場合、制御部103は、さらに3回のノック操作が行われたか否かを判定する。つまり、制御部103は、カーテン閉操作の操作項目を選択する操作が行われるのを待機する。
当該ステップS205にて3回のノック操作が行われないと判定された場合には、ステップS201に処理が戻される。
Step S205: When it is determined in step S203 that the knock operation is not performed twice, the
If it is determined in step S205 that the knock operation is not performed three times, the process is returned to step S201.
ステップS206:ステップS205にて3回のノック操作が行われたと判定されると、制御部103は、カーテン閉操作に応じた操作案内表示を開始させる。つまり、制御部103は、個別操作案内エリア201-1~201-3のうち、カーテン閉操作に応じた個別操作案内エリア201-3が表示されるように、個別操作案内エリア201-3に対応する位置の発光部140を発光させる。
Step S206: When it is determined in step S205 that the knocking operation has been performed three times, the
ステップS207:ステップS202、S204、S206のいずれかにより操作案内表示が開始された状態のもと、制御部103は、選択された操作項目に応じた操作対象機器の動作の実行を指示するノック操作(動作実行指示ノック操作)が行われたか否かについて判定する。動作実行指示ノック操作の判定にあたっては、ノック操作の回数は特に判定要素とされないものであり、少なくとも1回のノック操作の行われたことが判定されればよい。
Step S207: Under the state where the operation guidance display is started by any one of steps S202, S204, and S206, the
ステップS208:動作実行指示ノック操作が行われたことに応じて、制御部103は、表示中の操作案内表示が示す操作項目に対応するコマンドを、操作対象機器に出力する。
例えば、ステップS202により照明オンオフ操作の操作案内表示が行われていた状態のもとで、動作実行指示ノック操作が行われたのであれば、制御部103は、照明装置2に照明オンオフコマンドを出力する。
また、ステップS204によりカーテン開操作の操作案内表示が行われていた状態のもとで、動作実行指示ノック操作が行われたのであれば、制御部103は、以下の処理を実行する。つまり、制御部103は、例えば図5のステップS106~S108に準じた処理により、カーテン開コマンドもしくはカーテン停止コマンドを出力してよい。
また、ステップS205によりカーテン閉操作の操作案内表示が行われていた状態のもとで、動作実行指示ノック操作が行われたのであれば、制御部103は、以下の処理を実行する。つまり、制御部103は、例えば図5のステップS110~S112に準じた処理により、カーテン閉コマンドもしくはカーテン停止コマンドを出力してよい。
あるいは、制御部103は、カーテン駆動装置3の制御に関しては、第1実施形態の変形例と同様に、カーテン駆動装置3の状態にかかわらずカーテン開コマンドまたはカーテン閉コマンドを出力するようにしてよい。この場合、カーテン駆動装置3は、カーテン開コマンドまたはカーテン閉コマンドの入力に応じて、自己の状態に応じて動作を切り替えてよい。
Step S208: In response to the operation execution instruction knock operation, the
For example, if the operation execution instruction knock operation is performed while the operation guidance display of the lighting on / off operation is performed in step S202, the
Further, if the operation execution instruction knock operation is performed in the state where the operation guidance display of the curtain opening operation is performed in step S204, the
Further, if the operation execution instruction knock operation is performed in the state where the operation guidance display of the curtain closing operation is performed in step S205, the
Alternatively, regarding the control of the
ステップS209:ステップS207において動作実行指示ノック操作が行われないと判定された場合、制御部103は、操作案内表示の開始から動作実行指示ノック操作が行われることなく一定時間が経過したか否かについて判定する。未だ一定時間が経過していないと判定された場合にはステップS207に処理が戻される。
Step S209: If it is determined in step S207 that the operation execution instruction knock operation is not performed, the
ステップS210:ステップS208によりコマンドが出力された場合、あるいはステップS209にて操作案内表示の開始から動作実行指示ノック操作が行われることなく一定時間が経過したことが判定された場合、制御部103は以下の処理を実行する。つまり、制御部103は、ステップS202、S204、S206のいずれかにより開始させた操作案内表示を停止させる。
Step S210: When a command is output in step S208, or when it is determined in step S209 that a certain time has elapsed without performing an operation execution instruction knock operation from the start of the operation guidance display, the
<変形例>
以下、上記各実施形態に対応する変形例について説明する。
なお、上記実施形態においては、表示部102は、遮光パターン部150の設けられていない部分を発光部140により発光された光が通過することで、操作案内表示200が表示されていた。
しかしながら、本実施形態の表示部102としては、例えば電子ペーパーのように、反射光(即ち、外部の光を反射させること)により表示内容を視認させる方式のディスプレイデバイスが用いられてもよい。このような電子ペーパーでは、白黒反転の表示を行うことで非表示の状態とすることができる。
また、表示部102として、バックライトで発光する液晶ディスプレイデバイス等も用いられてよい。
表示部102として、電子ペーパーや液晶ディスプレイデバイス等のディスプレイデバイスが用いられる場合には、画素の駆動により表示内容を顕在させることができるので、遮光パターン部150に相当する部位は省略されてよい。
<Modification example>
Hereinafter, modification corresponding to each of the above embodiments will be described.
In the above embodiment, the
However, as the
Further, as the
When a display device such as an electronic paper or a liquid crystal display device is used as the
なお、例えばセンサ部101の設置の仕方等により、剛性部材L3、L4により振動が規制されなくともセンサ部101が出力する検出信号に含まれるノイズ成分が少なくなったような場合には、剛性部材L3、L4は省略されてもよい。
If, for example, the noise component included in the detection signal output by the
なお、図4に例示した機器制御ユニット100の設置態様では、センサ部101が、制御部103に相当する部位(制御回路部130等)や、表示部102に対応する部位(発光部140、遮光パターン部150等)の近傍に配置されている。しかしながら、センサ部101は、制御部103に相当する部位や、表示部102に対応する部位から離れた位置に設置されてもよい。
例えば、上記実施形態では、室内1における内壁の側面の壁WLにて、操作案内表示が行われ、ノック操作が受け付けられるようにされている。しかしながら、例えば操作案内表示は天井としての壁にて操作案内表示が行われ、側面の壁にてノック操作が受け付けられるようにしてもよい。さらには、例えば操作案内表示やノック操作が受け付けられる室内1における壁は、床の部分であってもよい。
In the installation mode of the
For example, in the above embodiment, the operation guidance display is performed on the wall WL on the side surface of the inner wall in the
なお、上記実施形態においては、操作対象機器が照明装置2及びカーテン駆動装置3である例を挙げていたが、操作対象機器は照明装置2及びカーテン駆動装置3に限定されない。例えば、操作対象機器は、エアコンディショナ、テレビジョン受像機等の各種家電機器であってもよい。
In the above embodiment, the operation target device is the
なお、上述の機器制御ユニット100としての機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより上述の機器制御ユニット100としての処理を行ってもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD-ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部または外部に設けられた記録媒体も含まれる。配信サーバの記録媒体に記憶されるプログラムのコードは、端末で実行可能な形式のプログラムのコードと異なるものでもよい。すなわち、配信サーバからダウンロードされて端末で実行可能な形でインストールができるものであれば、配信サーバで記憶される形式は問わない。なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に端末で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
The above-mentioned program for realizing the function as the
1 機器操作システム、2 照明装置、3 カーテン駆動装置、4 カーテン、100 機器制御ユニット、101 センサ部、102 表示部、103 制御部、104 記憶部、110 筐体部、111 板、120 基板、130 制御回路部、140 発光部、150 遮光パターン部、160 ネジ、200 操作案内表示、201(201-1、201-2、201-3) 個別操作案内エリア、211 操作種別指示エリア、212 操作方法指示エリア、L1 化粧シート、L2 透明基材、L3,L4 剛性部材、WL 壁 1 equipment operation system, 2 lighting equipment, 3 curtain drive equipment, 4 curtains, 100 equipment control unit, 101 sensor unit, 102 display unit, 103 control unit, 104 storage unit, 110 housing unit, 111 board, 120 board, 130 Control circuit section, 140 light emitting section, 150 shading pattern section, 160 screws, 200 operation guidance display, 201 (201-1, 201-2, 201-3) individual operation guidance area, 211 operation type instruction area, 212 operation method instruction Area, L1 decorative sheet, L2 transparent base material, L3, L4 rigid member, WL wall
Claims (6)
壁を伝達する振動を検出するように設けられるセンサ部と、
前記センサ部により検出された振動に基づいて前記壁を叩くノック操作のパターンを判定し、判定されたノック操作のパターンに応じて機器の動作を制御する制御部と
を備える
機器操作システム。 On the front surface of the light-transmitting wall, the back surface of the light-transmitting wall so that a plurality of operation guidance displays indicating different control targets and corresponding knock operation patterns can be visually recognized. A display unit that manifests the plurality of operation guidance displays by light emission or light reflection from
A sensor unit provided to detect vibration transmitted through the wall,
A device operation system including a control unit that determines a knock operation pattern for hitting the wall based on the vibration detected by the sensor unit and controls the operation of the device according to the determined knock operation pattern.
請求項1に記載の機器操作システム。 The device operation system according to claim 1.
前記操作案内表示が顕現していない状態において所定のノック操作のパターンが判定されたことに応じて、前記表示部により発光または光反射により操作案内表示が顕現されるように制御する
請求項1または2に記載の機器操作システム。 The control unit
1 . The device operation system according to 2 .
ノック操作のパターンとして判定された前記ノック操作が行われた回数に応じて、操作対象となる機器に行わせるべき動作を選択する
請求項1から3のいずれか一項に記載の機器操作システム。 The control unit
The device operation system according to any one of claims 1 to 3, wherein an operation to be performed by the device to be operated is selected according to the number of times the knock operation is performed, which is determined as a pattern of the knock operation.
請求項1から4のいずれか一項に記載の機器操作システム。 The device operation system according to any one of claims 1 to 4 , wherein the sensor unit is provided so as to be sandwiched between rigid members.
請求項5に記載の機器操作システム。 The device operation system according to claim 5 , wherein the member having rigidity is a transparent acrylic resin.
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