JP7025060B2 - 位置検出装置、位置検出方法、及びプログラム - Google Patents

位置検出装置、位置検出方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、物体の位置を検出するための、位置検出装置、及び位置検出方法に関し、更には、これらを実現するためのプログラムに関する。
近年、発光ダイオードとフォトダイオードとを用いて物体の位置を検出する、光学式の位置検出装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。このような装置では、発光ダイオードから出射された光は、物体で反射された後に、フォトダイオードによって受光される。フォトダイオードは、受光した光の強度に応じた出力値で信号を出力するので、出力された信号を分析することで、物体の位置が検出される。
具体的には、特許文献1は、携帯型端末装置の表示画面上に設けられる光学式の位置検出装置を開示している。特許文献1に開示された位置検出装置は、第1及び第2の発光素子と、第1及び第2の受光素子とを備え、これらは透明なハウジング内に備えられている。
更に、特許文献1に開示された位置検出装置では、各発光素子は、交互に光を出射すると共に、各発光素子から出射される光の位相は互いに異なっている。また、各発光素子から出射された光は、表示画面上の物体で反射されると、各受光素子で受光される。
そして、この位置検出装置の制御部は、第1の受光素子が、第1の発光素子の発光を受けて出力した信号と、第1の受光素子が、第2の発光素子の発光を受けて出力した信号とを取得する。また、制御部は、第2の受光素子が、第1の発光素子の発光を受けて出力した信号と、第2の受光素子が、第2の発光素子の発光を受けて出力した信号も取得する。そして、制御部は、これらの4種類の信号に基づいて、物体の2次元座標を検出する。
特開2013-127780号公報
しかしながら、特許文献1に開示された位置検出装置では、物体の表示画面上での位置、即ち、物体の2次元座標しか検出できず、3次元空間での物体の位置検出に利用できないという問題がある。
一方、近年においては、TOF(Time Of Flight)センサに代表されるデプスセンサが開発されている。デプスセンサによれば、それが出力する信号のみで、物体の3次元空間における位置を検出することができる。但し、デプスセンサのコストは非常に高く、位置検出装置の製造コストを押し上げてしまう。
本発明の目的の一例は、上記問題を解消し、製造コストの増加を抑制しつつ、物体の3次元空間における位置を検出し得る、位置検出装置、位置検出方法、及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一側面における位置検出装置は、物体の3次元空間上の位置を検出するための装置であって、
第1の発光素子と、第2の発光素子と、第3の発光素子と、受光素子と、制御装置とを備え、
前記第1の発光素子、前記第2の発光素子、前記第3の発光素子は、同一の基準面上に配置され、
前記受光素子は、前記第1の発光素子、前記第2の発光素子、及び前記第3の発光素子、それぞれから出射された光が、前記物体に反射された後に、当該受光素子に入射するように、配置され、
前記制御装置は、
前記第1の発光素子、前記第2の発光素子、及び前記第3の発光素子をそれぞれ交互に点灯させる、点灯制御部と、
前記第1の発光素子の点灯時に前記受光素子が出力した第1の信号と、前記第2の発光素子の点灯時に前記受光素子が出力した第2の信号とから、前記第1の発光素子と前記第2の発光素子とを結ぶ線に平行な第1の軸上における、前記物体の第1の位置を算出し、
前記第2の信号と、前記第3の発光素子の点灯時に前記受光素子が出力した第3の信号とから、前記第2の発光素子と前記第3の発光素子とを結ぶ線に平行な第2の軸上における、前記物体の第2の位置を算出し、
更に、前記第1の軸上又は前記第2の軸上における前記物体の高さを算出し、
そして、前記第1の位置と、前記第2の位置と、前記高さとに基づいて、前記物体の3次元空間上の位置を算出する、算出処理部と、を備えている、
ことを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の一側面における位置検出方法は、第1の発光素子と、第2の発光素子と、第3の発光素子と、受光素子とを用いて、物体の3次元空間上の位置を検出するための方法であって、
前記第1の発光素子、前記第2の発光素子、及び前記第3の発光素子を、同一の基準面上に配置し、更に、前記受光素子を、前記第1の発光素子、前記第2の発光素子、及び前記第3の発光素子、それぞれから出射された光が、前記物体に反射された後に、当該受光素子に入射するように、配置した状態で実行され、
(a)前記第1の発光素子、前記第2の発光素子、及び前記第3の発光素子をそれぞれ交互に点灯させる、ステップと、
(b)前記第1の発光素子の点灯時に前記受光素子が出力した第1の信号と、前記第2の発光素子の点灯時に前記受光素子が出力した第2の信号とから、前記第1の発光素子と前記第2の発光素子とを結ぶ線に平行な第1の軸上における、前記物体の第1の位置を算出する、ステップと、
(c)前記第2の信号と、前記第3の発光素子の点灯時に前記受光素子が出力した第3の信号とから、前記第2の発光素子と前記第3の発光素子とを結ぶ線に平行な第2の軸上における、前記物体の第2の位置を算出する、ステップと、
(d)前記第1の軸上又は前記第2の軸上における前記物体の高さを算出する、ステップと、
(e)前記第1の位置と、前記第2の位置と、前記高さとに基づいて、前記物体の3次元空間上の位置を算出する、ステップと、を有する、
ことを特徴とする。
更に、上記目的を達成するため、本発明の一側面におけるプログラムは、
第1の発光素子と、第2の発光素子と、第3の発光素子と、受光素子と、コンピュータとを備え、
前記第1の発光素子、前記第2の発光素子、及び前記第3の発光素子は、同一の基準面上に配置され、
前記受光素子は、前記第1の発光素子、前記第2の発光素子、及び前記第3の発光素子、それぞれから出射された光が、前記物体に反射された後に、当該受光素子に入射するように、配置されている、位置検出装置において
前記コンピュータに、
(a)前記第1の発光素子、前記第2の発光素子、及び前記第3の発光素子をそれぞれ交互に点灯させる、ステップと、
(b)前記第1の発光素子の点灯時に前記受光素子が出力した第1の信号と、前記第2の発光素子の点灯時に前記受光素子が出力した第2の信号とから、前記第1の発光素子と前記第2の発光素子とを結ぶ線に平行な第1の軸上における、前記物体の第1の位置を算出する、ステップと、
(c)前記第2の信号と、前記第3の発光素子の点灯時に前記受光素子が出力した第3の信号とから、前記第2の発光素子と前記第3の発光素子とを結ぶ線に平行な第2の軸上における、前記物体の第2の位置を算出する、ステップと、
(d)前記第1の軸上又は前記第2の軸上における前記物体の高さを算出する、ステップと、
(e)前記第1の位置と、前記第2の位置と、前記高さとに基づいて、前記物体の3次元空間上の位置を算出する、ステップと、
を実行させる、
ことを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、製造コストの増加を抑制しつつ、物体の3次元空間における位置を検出することができる。
図1は、本発明の実施の形態における位置検出装置の構成を示す構成図である。 図2は、本発明の実施の形態における位置検出装置に備えられる制御装置の構成を示すブロック図である。 図3は、制御装置によって物体の第1の位置を算出する際の処理を説明する説明図である。 図4は、制御装置によって物体の第2の位置を算出する際の処理を説明する説明図である。 図5は、制御装置によって第3の軸と第4の軸との交点を求める際の処理を説明する説明図である。 図6は、制御装置によって物体の3次元空間における基準面からの高さを算出する際の処理を説明する説明図である。 図7は、本発明の実施の形態における位置検出装置の動作を示すフロー図である。 図8は、本発明の実施の形態における位置検出装置で用いられる制御装置を実現するコンピュータの一例を示すブロック図である。
(実施の形態)
以下、本発明の実施の形態における、位置検出装置、位置検出方法、及びプログラムについて、図1~図8を参照しながら説明する。
[装置構成]
最初に、図1及び図2を用いて、本実施の形態における位置検出装置の構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態における位置検出装置の構成を示す構成図である。図2は、本発明の実施の形態における位置検出装置に備えられる制御装置の構成を示すブロック図である。
図1に示す、本実施の形態における位置検出装置10は、物体30の3次元空間上の位置を検出するための装置である。図1に示すように、位置検出装置10は、第1の発光素子11と、第2の発光素子12と、第3の発光素子13と、受光素子14と、制御装置20とを備えている。
第1の発光素子11、第2の発光素子12、第3の発光素子13は、同一の基準面上に配置されている。また、受光素子14は、第1の発光素子11、第2の発光素子12、及び第3の発光素子13、それぞれから出射された光が、物体30に反射された後に、受光素子14に入射するように、配置されている。
また、図2に示すように、制御装置20は、点灯制御部21と、算出処理部22とを備えている。このうち、点灯制御部21は、第1の発光素子11、第2の発光素子12、及び第3の発光素子13をそれぞれ交互に点灯させる。
算出処理部22は、まず、第1の発光素子11の点灯時に受光素子14が出力した第1の信号と、第2の発光素子12の点灯時に受光素子14が出力した第2の信号と、第3の発光素子13の点灯時に受光素子14が出力した第3の信号とを取得する。
続いて、算出処理部22は、第1の信号及び第2の信号から、第1の発光素子11と第2の発光素子12とを結ぶ線に平行な第1の軸上における、物体30の第1の位置、及び物体30の基準面からの第1の高さを算出する。
また、算出処理部22は、第2の信号及び第3の信号から、第2の発光素子12と第3の発光素子13とを結ぶ線に平行な第2の軸上における、物体30の第2の位置、及び物体30の基準面からの第2の高さを算出する。
その後、算出処理部22は、第1の位置と、第2の位置と、第1の高さ及び第2の高さのうちの少なくとも一方とに基づいて、物体30の3次元空間上の位置を算出する。
このように、本実施の形態では、デプスセンサを用いることなく、3つの発光素子11~13と受光素子14とを用いることで、物体30の3次元空間上の位置を検出することができる。つまり、本実施の形態によれば、製造コストの増加を抑制しつつ、物体30の3次元空間における位置を検出することができる。
続いて、図1を用いて、本実施の形態における位置検出装置10の構成をより詳細に設営する。まず、図1に示すように、本実施の形態では、第1の発光素子11、第2の発光素子12、第3の発光素子13、及び受光素子14は、配線が設けられた基板15上に配置されている。よって、基板15の実装面が、上述の基準面となる。また、第1の発光素子11、第2の発光素子12、第3の発光素子13、及び受光素子14は、基板15に設けられた配線を介して、制御装置20に電気的に接続されている。
そして、第1の発光素子11と第2の発光素子12とを結ぶ線に平行な軸(第1の軸)をX軸とし、X軸に垂直であって、且つ基準面に平行な軸をY軸とする。また、基準面の法線方向に平行な軸をZ軸とする。なお、後述の図3~図6に示すように、本実施の形態では、X軸は、第1の発光素子の中心と第2の発光素子の中心とを通るものとする。また、Y軸は、第1の発光素子の中心を通るものとする。
また、本実施の形態では、第1の発光素子11、第2の発光素子12、及び第3の発光素子13は、LED(Light Emitting Diode)である。受光素子14は、PD(Phot Diode)であり、受光した光の光量に応じた信号を出力する。更に、制御装置20は、コンピュータに、後述するプログラムをインストールし、このプログラムを実行することによって構築されている。
続いて、図3~図6を用いて、制御装置20の機能についてより詳細に設営する。図3は、制御装置によって物体の第1の位置を算出する際の処理を説明する説明図である。図4は、制御装置によって物体の第2の位置を算出する際の処理を説明する説明図である。図5は、制御装置によって第3の軸と第4の軸との交点を求める際の処理を説明する説明図である。図6は、制御装置によって物体の3次元空間における基準面からの高さを算出する際の処理を説明する説明図である。
まず、点灯制御部21は、第1の発光素子11、第2の発光素子12、及び第3の発光素子13をそれぞれ交互に一定間隔で点灯させる。これにより、受光素子14は、一定間隔で、受光した光の光量に応じた、第1の信号、第2の信号、及び第3の信号を出力する。そして、算出処理部22は、受光素子14が出力した、第1の信号、第2の信号、及び第3の信号を取得し、取得した信号毎に、光量を特定する。
続いて、図3に示すように、算出処理部22は、第1の信号から特定した光量、第1の発光素子11の発光特性、第2の信号から特定した光量、及び第2の発光素子12の発光特性を用いて、第1の発光素子11に対応する楕円O1と、第2の発光素子12に対応するO2とを描画する。
本実施の形態では、算出処理部22は、X軸を含む、基準面に平行な仮想面(XY平面)に、第1の発光素子11の光量を示す楕円O1と、第2の発光素子12の光量を示す楕円O2とを描画する。
具体的には、算出処理部22は、下記の数1を用いて、楕円O1を描画し、下記の数2を用いて、楕円O2を描画する。下記の数1において、a及びbは、第1の発光素子11の特性によって特定されるパラメータを示している。下記の数2において、cは、第1の発光素子11と第2の発光素子12との距離を示し、d及びeは、第2の発光素子12の特性によって特定されるパラメータを示している。そして、算出処理部22は、楕円O1と楕円O2との交点の位置から、X軸上の第1の位置(x1,0)を算出する。
(数1)
(X/a)+(Y/b)=1
(数2)
((X-c)/d)+(Y/e)=1
また、発光素子の光量には指向性があることから、発光素子には、正面の光量が大きく、周辺に行くほど小さくなる、という発光特性がある。上述した、発光素子の特性によって特定されるパラメータは、このような特性を規定している。具体的には、上記の数1及び数2において、各パラメータは、楕円の長軸が正面での光量を示し、楕円の短軸が周辺の光量を示すように決定される。
続いて、図4に示すように、算出処理部22は、第2の信号から特定した光量、第2の発光素子12の発光特性、第3の信号から特定した光量、及び第3の発光素子13の発光特性を用いて、第2の発光素子に対応する楕円V1と、第3の発光素子に対応する楕円V2とを描画する。
ここで、第2の発光素子12と第3の発光素子13とを結ぶ線に平行な軸(第2の軸)をX’軸とする。また、X’軸は、第2の発光素子12の中心と第3の発光素子13の中心とを通るものとする。更に、XY平面に平行であり、且つ、X’軸に垂直な軸をY’軸とする、更に、Y’軸は、第2の発光素子12の中心を通るものとする。
本実施の形態では、算出処理部22は、X’軸を含む、基準面に平行な仮想面(X’Y’平面)に、第2の発光素子12の光量を示す楕円V1と、第3の発光素子13の光量を示す楕円V2とを描画する。
具体的には、算出処理部22は、下記の数3を用いて、楕円V1を描画し、下記の数4を用いて、楕円V1を描画する。下記の数3において、d及びeは、上述したように第2の発光素子12の特性によって特定されるパラメータを示している。下記の数4において、fは、第2の発光素子12と第3の発光素子13との距離を示し、g及びhは、第3の発光素子13の特性によって特定されるパラメータを示している。そして、算出処理部22は、楕円V1と楕円V2との交点の位置から、X’軸上の第2の位置(x’2,0)を算出する。
(数3)
(X’/d)+(Y’/e)=1
(数4)
((X’-f)/g)+(Y’/h)=1
また、第1の発光素子11、第2の発光素子12、及び第3の発光素子13の位置関係は予め定められており、X軸及びY軸と、X’軸及びY’軸との関係も予め定まっている。このため、算出処理部22は、この関係を用いて、第2の位置の座標を、XY座標系に変換することができる。
また、算出処理部22は、楕円O1及び楕円O2を描画した場合と同様にして、X軸を含む、基準面に垂直な仮想面(XZ平面)にも、第1の発光素子11の光量を示す楕円O11と、第2の発光素子12の光量を示す楕円O12とを描画することもできる。
具体的には、算出処理部22は、下記の数5を用いて、楕円OV1を描画し、下記の数6を用いて、楕円OV2を描画する。
(数5)
(X/a)+(Z/b)=1
(数6)
((X-c)/d)+(Z/e)=1
そして、算出処理部22は、基準面に垂直な仮想面(XZ平面)に描画された、2つの楕円OV1と楕円OV2との交点の位置から、X軸上における物体30の基準面からの高さzを算出する。
また、図5に示すように、算出処理部22は、X軸に垂直であり、且つ、第1の位置(x1,0)を原点とする、L軸を設定し、X’軸に垂直であり、且つ、第2の位置(x’2,0)を原点とする、M軸を設定する。具体的には、L軸はXY座標系では下記の数7で表され、M軸はXY座標系では下記の数8で表される。下記の数7において、α及びβは、第1の発光素子11、第2の発光素子12、及び第3の発光素子13の位置関係によって定められる係数である。
(数7)
X=x1
(数8)
Y=αX+β
また、算出処理部22は、上記数7及び数8を用いて、L軸とM軸との交点Aの位置を求める。ここで、交点の座標を(x1,y1)とする。
更に、図6に示すように、算出処理部22は、L軸を含む、基準面に垂直な仮想面(LZ平面)に、先に算出した高さzと、第1の発光素子11の発光特性と、第2の発光素子12の発光特性とを用いて、楕円0V3を描画する。具体的には、算出処理部22は、下記の数7を用いて、楕円OV3を描画する。
(数9)
(L/i)+(Z/j)=1
また、上記数9において、i及びjの値は、図5に示すように、L=0の時に、Z=zとなることを条件として、第1の発光素子11及び第2の発光素子の発光特性に基づいて決定される。
その後、算出処理部22は、描画した楕円OV3上において、L軸とM軸との交点(x1,y1)に整合する点を求め、求めた点の基準面からの高さを、物体30の3次元空間における基準面からの高さとする。具体的には、上記数9にy1を代入し、得られたZの値(z1)を交点Aの高さ、即ち、物体30の3次元空間における基準面からの高さとする。
[装置動作]
次に、本実施の形態における位置検出装置10の動作について図7を用いて説明する。図7は、本発明の実施の形態における位置検出装置の動作を示すフロー図である。以下の説明においては、適宜図1~図6を参酌する。また、本実施の形態では、位置検出装置を動作させることによって、位置検出方法が実施される。よって、本実施の形態における位置検出方法の説明は、以下の位置検出装置10の動作説明に代える。
図7に示すように、最初に、制御装置20において、点灯制御部21は、全ての発光素子を一旦消灯させる(ステップA1)。次に、点灯制御部21は、第1の発光素子11を点灯させる(ステップA2)。
ステップA2が実行されると、第1の発光素子11から出射された光が物体30で反射して、受光素子14に入射し、受光素子14は第1の信号を出力するので、算出処理部22は、第1の信号を取得する(ステップA3)。また、算出処理部22は、取得した第1の信号から第1の発光素子11の光量を特定する。
次に、点灯制御部21は、第1の発光素子11を消灯させ(ステップA4)、第2の発光素子12を点灯させる(ステップA5)。
ステップA5が実行されると、第2の発光素子12から出射された光が物体30で反射して、受光素子14に入射し、受光素子14は第2の信号を出力するので、算出処理部22は、第2の信号を取得する(ステップA6)。また、算出処理部22は、取得した第2の信号から第2の発光素子12の光量を特定する。
次に、ステップA6の実行後、点灯制御部21は、第2の発光素子12を消灯させる(ステップA7)。
次に、算出処理部22は、図3に示すように、仮想面(XY平面)に、第1の発光素子11の光量を示す楕円O1と、第2の発光素子12の光量を示す楕円O2とを描画し、これらの楕円の交点の位置から、X軸上の第1の位置(x1,0)を算出する(ステップA8)
次に、点灯制御部21は、第3の発光素子13を点灯させる(ステップA9)。
ステップA9が実行されると、第3の発光素子13から出射された光が物体30で反射して、受光素子14に入射し、受光素子14は第3の信号を出力するので、算出処理部22は、第3の信号を取得する(ステップA10)。また、算出処理部22は、取得した第3の信号から第3の発光素子13の光量を特定する。
次に、ステップA10の実行後、点灯制御部21は、第2の発光素子12を消灯させる(ステップA11)。
次に、算出処理部22は、図4に示すように、仮想面(X’Y’平面)に、第2の発光素子12の光量を示す楕円V1と、第3の発光素子13の光量を示す楕円V2とを描画し、これらの楕円の交点の位置から、X’軸上の第2の位置(x’2,0)を算出する(ステップA12)。
次に、算出処理部22は、仮想面(XZ平面)にも、第1の発光素子11の光量を示す楕円O11と、第2の発光素子12の光量を示す楕円O12とを描画し、これらの楕円の交点の位置から、X軸上における物体30の基準面からの高さzを算出する(ステップA13)。
次に、算出処理部22は、X軸に垂直であり、且つ、第1の位置(x1,0)を原点とする、L軸を設定し、X’軸に垂直であり、且つ、第2の位置(x’2,0)を原点とする、M軸を設定する。そして、算出処理部22は、L軸とM軸との交点A(x1,y1)を算出する(ステップA14)。
次に、算出処理部22は、物体30の3次元空間上の位置を算出する(ステップA15)。具体的には、図6に示すように、算出処理部22は、仮想面(LZ平面)に、ステップA13で算出した高さzと、第1の発光素子11の発光特性と、第2の発光素子12の発光特性とを用いて、楕円0V3を描画する。そして、算出処理部22は、描画した楕円OV3上において、L軸とM軸との交点(x1,y1)に整合する点を求め、求めた点の基準面からの高さz1を、物体30の3次元空間における基準面からの高さとして、物体30の3次元空間上の位置(x1,y1,z1)を算出する。
また、ステップA15の実行後、位置検出装置10に対して終了が指示されていない場合は、再度、ステップA1が実行される。本実施の形態では、物体30の位置は連続して検出される。
以上のように、本実施の形態によれば、3つの発光素子11~13と受光素子14とを用いることで、物体30の3次元空間上の位置を検出することができる。従って、本実施の形態によれば、製造コストの増加を抑制しつつ、物体30の3次元空間における位置を検出することができる。
また、ステップA13では、第1の発光素子11の光量と第2の発光素子12の光量とを用いて、XZ平面における高さzを求めているが、本実施の形態では、第2の発光素子12の光量と第3の発光素子13の光量とを用いて、X’Z平面における高さを求めても良い。この場合、算出処理部22は、ステップA15において、MZ平面における楕円を描画して、物体の高さz1を算出することになる。
[プログラム]
本実施の形態におけるプログラムは、コンピュータに、図7に示すステップA1~A15を実行させるプログラムであれば良い。このプログラムをコンピュータにインストールし、実行することによって、本実施の形態における位置検出装置と位置検出方法とを実現することができる。この場合、コンピュータとしては、制御装置20として機能するコンピュータ挙げられ、コンピュータのプロセッサは、点灯制御部21及び算出処理部22として機能し、処理を行なう。
また、本実施の形態におけるプログラムは、複数のコンピュータによって構築されたコンピュータシステムによって実行されても良い。この場合は、例えば、各コンピュータが、それぞれ、点灯制御部21及び算出処理部22のいずれかとして機能しても良い。
ここで、本実施の形態におけるプログラムを実行することによって、制御装置20を実現するコンピュータについて図8を用いて説明する。図8は、本発明の実施の形態における位置検出装置で用いられる制御装置を実現するコンピュータの一例を示すブロック図である。
図8に示すように、コンピュータ110は、CPU(Central Processing Unit)111と、メインメモリ112と、記憶装置113と、データリーダ/ライタ114と、通信インターフェイス115とを備える。これらの各部は、バス116を介して、互いにデータ通信可能に接続される。なお、コンピュータ110は、CPU111に加えて、又はCPU111に代えて、GPU(Graphics Processing Unit)、又はFPGA(Field-Programmable Gate Array)を備えていても良い。
CPU111は、記憶装置113に格納された、本実施の形態におけるプログラム(コード)をメインメモリ112に展開し、これらを所定順序で実行することにより、各種の演算を実施する。メインメモリ112は、典型的には、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性の記憶装置である。また、本実施の形態におけるプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体117に格納された状態で提供される。なお、本実施の形態におけるプログラムは、通信インターフェイス115を介して接続されたインターネット上で流通するものであっても良い。
また、記憶装置113の具体例としては、ハードディスクドライブの他、フラッシュメモリ等の半導体記憶装置が挙げられる。データリーダ/ライタ114は、CPU111と記録媒体117との間のデータ伝送を仲介し、記録媒体117からのプログラムの読み出し、及びコンピュータ110における処理結果の記録媒体117への書き込みを実行する。通信インターフェイス115は、CPU111と、他のコンピュータとの間のデータ伝送を仲介する。
また、記録媒体117の具体例としては、CF(Compact Flash(登録商標))及びSD(Secure Digital)等の汎用的な半導体記憶デバイス、フレキシブルディスク(Flexible Disk)等の磁気記録媒体、又はCD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)などの光学記録媒体が挙げられる。
なお、本実施の形態における制御装置20は、プログラムがインストールされたコンピュータではなく、各部に対応したハードウェアを用いることによっても実現可能である。更に、制御装置20は、一部がプログラムで実現され、残りの部分がハードウェアで実現されていてもよい。
上述した実施の形態の一部又は全部は、以下に記載する(付記1)~(付記9)によって表現することができるが、以下の記載に限定されるものではない。
(付記1)
物体の3次元空間上の位置を検出するための装置であって、
第1の発光素子と、第2の発光素子と、第3の発光素子と、受光素子と、制御装置とを備え、
前記第1の発光素子、前記第2の発光素子、前記第3の発光素子は、同一の基準面上に配置され、
前記受光素子は、前記第1の発光素子、前記第2の発光素子、及び前記第3の発光素子、それぞれから出射された光が、前記物体に反射された後に、当該受光素子に入射するように、配置され、
前記制御装置は、
前記第1の発光素子、前記第2の発光素子、及び前記第3の発光素子をそれぞれ交互に点灯させる、点灯制御部と、
前記第1の発光素子の点灯時に前記受光素子が出力した第1の信号と、前記第2の発光素子の点灯時に前記受光素子が出力した第2の信号とから、前記第1の発光素子と前記第2の発光素子とを結ぶ線に平行な第1の軸上における、前記物体の第1の位置を算出し、
前記第2の信号と、前記第3の発光素子の点灯時に前記受光素子が出力した第3の信号とから、前記第2の発光素子と前記第3の発光素子とを結ぶ線に平行な第2の軸上における、前記物体の第2の位置を算出し、
更に、前記第1の軸上又は前記第2の軸上における前記物体の高さを算出し、
そして、前記第1の位置と、前記第2の位置と、前記高さとに基づいて、前記物体の3次元空間上の位置を算出する、算出処理部と、を備えている、
ことを特徴とする位置検出装置。
(付記2)
付記1に記載の位置検出装置であって、
前記制御装置において、前記算出処理部は、
前記第1の信号によって特定される光量、前記第1の発光素子の発光特性、前記第2の信号によって特定される光量、及び前記第2の発光素子の発光特性を用いて、前記第1の軸を含む、前記基準面に平行な仮想面に、前記第1の発光素子の光量を示す楕円と、前記第2の発光素子の光量を示す楕円とを描画し、そして、2つの前記楕円の交点の位置から、前記第1の位置を算出し、
前記第2の信号によって特定される光量、前記第2の発光素子の発光特性、前記第3の信号によって特定される光量、及び前記第3の発光素子の発光特性を用いて、前記第2の軸を含む、前記基準面に平行な仮想面に、前記第2の発光素子の光量を示す楕円と、前記第3の発光素子の光量を示す楕円とを描画し、そして、2つの前記楕円の交点の位置から、前記第2の位置を算出する、
ことを特徴とする位置検出装置。
(付記3)
付記2に記載の位置検出装置であって、
前記制御装置において、
前記算出処理部は、
前記第1の信号によって特定される光量、前記第1の発光素子の発光特性、前記第2の信号によって特定される光量、及び前記第2の発光素子の発光特性を用いて、前記第1の軸を含む、前記基準面に垂直な仮想面に、前記第1の発光素子の光量を示す楕円と、前記第2の発光素子の光量を示す楕円とを描画し、前記基準面に垂直な仮想面に描画された、これら2つの前記楕円の交点の位置から、前記第1の軸上の高さを算出し、更に、
前記第1の軸に垂直であり、且つ、前記第1の位置を原点とする、第3の軸を設定し、前記第2の軸に垂直であり、且つ、前記第2の位置を原点とする、第4の軸を設定し、前記第3の軸と前記第4の軸との交点の位置を求め、
そして、前記第3の軸を含む、前記基準面に垂直な仮想面に、算出した前記第1の軸上の高さと、前記第1の発光素子の発光特性又は前記第2の発光素子の発光特性とを用いて、楕円を描画し、
描画した楕円上において、前記第3の軸と前記第4の軸との交点に整合する点を求め、求めた点の前記基準面からの高さを、前記物体の3次元空間における前記基準面からの高さとする、
ことを特徴とする位置検出装置。
(付記4)
第1の発光素子と、第2の発光素子と、第3の発光素子と、受光素子とを用いて、物体の3次元空間上の位置を検出するための方法であって、
前記第1の発光素子、前記第2の発光素子、及び前記第3の発光素子を、同一の基準面上に配置し、更に、前記受光素子を、前記第1の発光素子、前記第2の発光素子、及び前記第3の発光素子、それぞれから出射された光が、前記物体に反射された後に、当該受光素子に入射するように、配置した状態で実行され、
(a)前記第1の発光素子、前記第2の発光素子、及び前記第3の発光素子をそれぞれ交互に点灯させる、ステップと、
(b)前記第1の発光素子の点灯時に前記受光素子が出力した第1の信号と、前記第2の発光素子の点灯時に前記受光素子が出力した第2の信号とから、前記第1の発光素子と前記第2の発光素子とを結ぶ線に平行な第1の軸上における、前記物体の第1の位置を算出する、ステップと、
(c)前記第2の信号と、前記第3の発光素子の点灯時に前記受光素子が出力した第3の信号とから、前記第2の発光素子と前記第3の発光素子とを結ぶ線に平行な第2の軸上における、前記物体の第2の位置を算出する、ステップと、
(d)前記第1の軸上又は前記第2の軸上における前記物体の高さを算出する、ステップと、
(e)前記第1の位置と、前記第2の位置と、前記高さとに基づいて、前記物体の3次元空間上の位置を算出する、ステップと、を有する、
ことを特徴とする位置検出方法。
(付記5)
付記4に記載の位置検出方法であって、
前記(b)のステップにおいて、
前記第1の信号によって特定される光量、前記第1の発光素子の発光特性、前記第2の信号によって特定される光量、及び前記第2の発光素子の発光特性を用いて、前記第1の軸を含む、前記基準面に平行な仮想面に、前記第1の発光素子の光量を示す楕円と、前記第2の発光素子の光量を示す楕円とを描画し、そして、2つの前記楕円の交点の位置から、前記第1の位置を算出し、
前記(c)のステップにおいて、
前記第2の信号によって特定される光量、前記第2の発光素子の発光特性、前記第3の信号によって特定される光量、及び前記第3の発光素子の発光特性を用いて、前記第2の軸を含む、前記基準面に平行な仮想面に、前記第2の発光素子の光量を示す楕円と、前記第3の発光素子の光量を示す楕円とを描画し、そして、2つの前記楕円の交点の位置から、前記第2の位置を算出する、
ことを特徴とする位置検出方法。
(付記6)
付記5に記載の位置検出方法であって、
前記(d)のステップにおいて、
前記第1の信号によって特定される光量、前記第1の発光素子の発光特性、前記第2の信号によって特定される光量、及び前記第2の発光素子の発光特性を用いて、前記第1の軸を含む、前記基準面に垂直な仮想面に、前記第1の発光素子の光量を示す楕円と、前記第2の発光素子の光量を示す楕円とを描画し、前記基準面に垂直な仮想面に描画された、これら2つの前記楕円の交点の位置から、前記第1の軸上の高さを算出し、
前記(e)のステップにおいて、
前記第1の軸に垂直であり、且つ、前記第1の位置を原点とする、第3の軸を設定し、前記第2の軸に垂直であり、且つ、前記第2の位置を原点とする、第4の軸を設定し、前記第3の軸と前記第4の軸との交点の位置を求め、
そして、前記第3の軸を含む、前記基準面に垂直な仮想面に、算出した前記第1の軸上の高さと、前記第1の発光素子の発光特性又は前記第2の発光素子の発光特性とを用いて、楕円を描画し、
描画した楕円上において、前記第3の軸と前記第4の軸との交点に整合する点を求め、求めた点の前記基準面からの高さを、前記物体の3次元空間における前記基準面からの高さとする、
ことを特徴とする位置検出方法。
(付記7)
第1の発光素子と、第2の発光素子と、第3の発光素子と、受光素子と、コンピュータとを備え、
前記第1の発光素子、前記第2の発光素子、及び前記第3の発光素子は、同一の基準面上に配置され、
前記受光素子は、前記第1の発光素子、前記第2の発光素子、及び前記第3の発光素子、それぞれから出射された光が、前記物体に反射された後に、当該受光素子に入射するように、配置されている、位置検出装置において
前記コンピュータに、
(a)前記第1の発光素子、前記第2の発光素子、及び前記第3の発光素子をそれぞれ交互に点灯させる、ステップと、
(b)前記第1の発光素子の点灯時に前記受光素子が出力した第1の信号と、前記第2の発光素子の点灯時に前記受光素子が出力した第2の信号とから、前記第1の発光素子と前記第2の発光素子とを結ぶ線に平行な第1の軸上における、前記物体の第1の位置を算出する、ステップと、
(c)前記第2の信号と、前記第3の発光素子の点灯時に前記受光素子が出力した第3の信号とから、前記第2の発光素子と前記第3の発光素子とを結ぶ線に平行な第2の軸上における、前記物体の第2の位置を算出する、ステップと、
(d)前記第1の軸上又は前記第2の軸上における前記物体の高さを算出する、ステップと、
(e)前記第1の位置と、前記第2の位置と、前記高さとに基づいて、前記物体の3次元空間上の位置を算出する、ステップと、
を実行させる、プログラム。
(付記8)
付記7に記載のプログラムであって、
前記(b)のステップにおいて、
前記第1の信号によって特定される光量、前記第1の発光素子の発光特性、前記第2の信号によって特定される光量、及び前記第2の発光素子の発光特性を用いて、前記第1の軸を含む、前記基準面に平行な仮想面に、前記第1の発光素子の光量を示す楕円と、前記第2の発光素子の光量を示す楕円とを描画し、そして、2つの前記楕円の交点の位置から、前記第1の位置を算出し、
前記(c)のステップにおいて、
前記第2の信号によって特定される光量、前記第2の発光素子の発光特性、前記第3の信号によって特定される光量、及び前記第3の発光素子の発光特性を用いて、前記第2の軸を含む、前記基準面に平行な仮想面に、前記第2の発光素子の光量を示す楕円と、前記第3の発光素子の光量を示す楕円とを描画し、そして、2つの前記楕円の交点の位置から、前記第2の位置を算出する、
ことを特徴とするプログラム
(付記9)
付記8に記載のプログラムであって、
前記(d)のステップにおいて、
前記第1の信号によって特定される光量、前記第1の発光素子の発光特性、前記第2の信号によって特定される光量、及び前記第2の発光素子の発光特性を用いて、前記第1の軸を含む、前記基準面に垂直な仮想面に、前記第1の発光素子の光量を示す楕円と、前記第2の発光素子の光量を示す楕円とを描画し、前記基準面に垂直な仮想面に描画された、これら2つの前記楕円の交点の位置から、前記第1の軸上の高さを算出し、
前記(e)のステップにおいて、
前記第1の軸に垂直であり、且つ、前記第1の位置を原点とする、第3の軸を設定し、前記第2の軸に垂直であり、且つ、前記第2の位置を原点とする、第4の軸を設定し、前記第3の軸と前記第4の軸との交点の位置を求め、
そして、前記第3の軸を含む、前記基準面に垂直な仮想面に、算出した前記第1の軸上の高さと、前記第1の発光素子の発光特性又は前記第2の発光素子の発光特性とを用いて、楕円を描画し、
描画した楕円上において、前記第3の軸と前記第4の軸との交点に整合する点を求め、求めた点の前記基準面からの高さを、前記物体の3次元空間における前記基準面からの高さとする、
ことを特徴とするプログラム
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施の形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2018年3月12日に出願された日本出願特願2018-44757を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
以上のように、本発明によれば、製造コストの増加を抑制しつつ、物体の3次元空間における位置を検出することができる。本発明は、物体、例えば手の3次元空間上の位置の検出が求められている分野に有用である。
10 位置検出装置
11 第1の発光素子
12 第2の発光素子
13 第3の発光素子
14 受光素子
15 基板
20 制御装置
21 点灯制御部
22 算出処理部
30 物体
110 コンピュータ
111 CPU
112 メインメモリ
113 記憶装置
114 データリーダ/ライタ
115 通信インターフェイス
116 バス
117 記録媒体

Claims (6)

  1. 物体の3次元空間上の位置を検出するための装置であって、
    第1の発光素子と、第2の発光素子と、第3の発光素子と、受光素子と、制御装置とを備え、
    前記第1の発光素子、前記第2の発光素子、前記第3の発光素子は、同一の基準面上に配置され、
    前記受光素子は、前記第1の発光素子、前記第2の発光素子、及び前記第3の発光素子、それぞれから出射された光が、前記物体に反射された後に、当該受光素子に入射するように、配置され、
    前記制御装置は、
    前記第1の発光素子、前記第2の発光素子、及び前記第3の発光素子をそれぞれ交互に点灯させる、点灯制御部と、
    前記第1の発光素子の点灯時に前記受光素子が出力した第1の信号と、前記第2の発光素子の点灯時に前記受光素子が出力した第2の信号とから、前記第1の発光素子と前記第2の発光素子とを結ぶ線に平行な第1の軸上における、前記物体の第1の位置を算出し、
    前記第2の信号と、前記第3の発光素子の点灯時に前記受光素子が出力した第3の信号とから、前記第2の発光素子と前記第3の発光素子とを結ぶ線に平行な第2の軸上における、前記物体の第2の位置を算出し、
    更に、前記第1の軸上又は前記第2の軸上における前記物体の高さを算出し、
    そして、前記第1の位置と、前記第2の位置と、前記高さとに基づいて、前記物体の3次元空間上の位置を算出する、算出処理部と、を備え
    前記算出処理部は、
    前記第1の信号によって特定される光量、前記第1の発光素子の発光特性、前記第2の信号によって特定される光量、及び前記第2の発光素子の発光特性を用いて、前記第1の軸を含む、前記基準面に平行な仮想面に、前記第1の発光素子の光量を示す楕円と、前記第2の発光素子の光量を示す楕円とを描画し、そして、2つの前記楕円の交点の位置から、前記第1の位置を算出し、
    前記第2の信号によって特定される光量、前記第2の発光素子の発光特性、前記第3の信号によって特定される光量、及び前記第3の発光素子の発光特性を用いて、前記第2の軸を含む、前記基準面に平行な仮想面に、前記第2の発光素子の光量を示す楕円と、前記第3の発光素子の光量を示す楕円とを描画し、そして、2つの前記楕円の交点の位置から、前記第2の位置を算出する、
    ことを特徴とする位置検出装置。
  2. 請求項に記載の位置検出装置であって、
    前記制御装置において、
    前記算出処理部は、
    前記第1の信号によって特定される光量、前記第1の発光素子の発光特性、前記第2の信号によって特定される光量、及び前記第2の発光素子の発光特性を用いて、前記第1の軸を含む、前記基準面に垂直な仮想面に、前記第1の発光素子の光量を示す楕円と、前記第2の発光素子の光量を示す楕円とを描画し、前記基準面に垂直な仮想面に描画された、これら2つの前記楕円の交点の位置から、前記第1の軸上の高さを算出し、更に、
    前記第1の軸に垂直であり、且つ、前記第1の位置を原点とする、第3の軸を設定し、前記第2の軸に垂直であり、且つ、前記第2の位置を原点とする、第4の軸を設定し、前記第3の軸と前記第4の軸との交点の位置を求め、
    そして、前記第3の軸を含む、前記基準面に垂直な仮想面に、算出した前記第1の軸上の高さと、前記第1の発光素子の発光特性又は前記第2の発光素子の発光特性とを用いて、楕円を描画し、
    描画した楕円上において、前記第3の軸と前記第4の軸との交点に整合する点を求め、求めた点の前記基準面からの高さを、前記物体の3次元空間における前記基準面からの高さとする、
    ことを特徴とする位置検出装置。
  3. 第1の発光素子と、第2の発光素子と、第3の発光素子と、受光素子とを用いて、物体の3次元空間上の位置を検出するための方法であって、
    前記第1の発光素子、前記第2の発光素子、及び前記第3の発光素子を、同一の基準面上に配置し、更に、前記受光素子を、前記第1の発光素子、前記第2の発光素子、及び前記第3の発光素子、それぞれから出射された光が、前記物体に反射された後に、当該受光素子に入射するように、配置した状態で実行され、
    (a)前記第1の発光素子、前記第2の発光素子、及び前記第3の発光素子をそれぞれ交互に点灯させる、ステップと、
    (b)前記第1の発光素子の点灯時に前記受光素子が出力した第1の信号と、前記第2の発光素子の点灯時に前記受光素子が出力した第2の信号とから、前記第1の発光素子と前記第2の発光素子とを結ぶ線に平行な第1の軸上における、前記物体の第1の位置を算出する、ステップと、
    (c)前記第2の信号と、前記第3の発光素子の点灯時に前記受光素子が出力した第3の信号とから、前記第2の発光素子と前記第3の発光素子とを結ぶ線に平行な第2の軸上における、前記物体の第2の位置を算出する、ステップと、
    (d)前記第1の軸上又は前記第2の軸上における前記物体の高さを算出する、ステップと、
    (e)前記第1の位置と、前記第2の位置と、前記高さとに基づいて、前記物体の3次元空間上の位置を算出する、ステップと、を有し、
    前記(b)のステップにおいて、
    前記第1の信号によって特定される光量、前記第1の発光素子の発光特性、前記第2の信号によって特定される光量、及び前記第2の発光素子の発光特性を用いて、前記第1の軸を含む、前記基準面に平行な仮想面に、前記第1の発光素子の光量を示す楕円と、前記第2の発光素子の光量を示す楕円とを描画し、そして、2つの前記楕円の交点の位置から、前記第1の位置を算出し、
    前記(c)のステップにおいて、
    前記第2の信号によって特定される光量、前記第2の発光素子の発光特性、前記第3の信号によって特定される光量、及び前記第3の発光素子の発光特性を用いて、前記第2の軸を含む、前記基準面に平行な仮想面に、前記第2の発光素子の光量を示す楕円と、前記第3の発光素子の光量を示す楕円とを描画し、そして、2つの前記楕円の交点の位置から、前記第2の位置を算出する、
    ことを特徴とする位置検出方法。
  4. 請求項に記載の位置検出方法であって、
    前記(d)のステップにおいて、
    前記第1の信号によって特定される光量、前記第1の発光素子の発光特性、前記第2の信号によって特定される光量、及び前記第2の発光素子の発光特性を用いて、前記第1の軸を含む、前記基準面に垂直な仮想面に、前記第1の発光素子の光量を示す楕円と、前記第2の発光素子の光量を示す楕円とを描画し、前記基準面に垂直な仮想面に描画された、これら2つの前記楕円の交点の位置から、前記第1の軸上の高さを算出し、
    前記(e)のステップにおいて、
    前記第1の軸に垂直であり、且つ、前記第1の位置を原点とする、第3の軸を設定し、前記第2の軸に垂直であり、且つ、前記第2の位置を原点とする、第4の軸を設定し、前記第3の軸と前記第4の軸との交点の位置を求め、
    そして、前記第3の軸を含む、前記基準面に垂直な仮想面に、算出した前記第1の軸上の高さと、前記第1の発光素子の発光特性又は前記第2の発光素子の発光特性とを用いて、楕円を描画し、
    描画した楕円上において、前記第3の軸と前記第4の軸との交点に整合する点を求め、求めた点の前記基準面からの高さを、前記物体の3次元空間における前記基準面からの高さとする、
    ことを特徴とする位置検出方法。
  5. 第1の発光素子と、第2の発光素子と、第3の発光素子と、受光素子と、コンピュータとを備え、
    前記第1の発光素子、前記第2の発光素子、及び前記第3の発光素子は、同一の基準面上に配置され、
    前記受光素子は、前記第1の発光素子、前記第2の発光素子、及び前記第3の発光素子、それぞれから出射された光が、物体に反射された後に、当該受光素子に入射するように、配置されている、位置検出装置において、
    前記コンピュータに、
    (a)前記第1の発光素子、前記第2の発光素子、及び前記第3の発光素子をそれぞれ交互に点灯させる、ステップと、
    (b)前記第1の発光素子の点灯時に前記受光素子が出力した第1の信号と、前記第2の発光素子の点灯時に前記受光素子が出力した第2の信号とから、前記第1の発光素子と前記第2の発光素子とを結ぶ線に平行な第1の軸上における、前記物体の第1の位置を算出する、ステップと、
    (c)前記第2の信号と、前記第3の発光素子の点灯時に前記受光素子が出力した第3の信号とから、前記第2の発光素子と前記第3の発光素子とを結ぶ線に平行な第2の軸上における、前記物体の第2の位置を算出する、ステップと、
    (d)前記第1の軸上又は前記第2の軸上における前記物体の高さを算出する、ステップと、
    (e)前記第1の位置と、前記第2の位置と、前記高さとに基づいて、前記物体の3次元空間上の位置を算出する、ステップと、
    を実行させ
    前記(b)のステップにおいて、
    前記第1の信号によって特定される光量、前記第1の発光素子の発光特性、前記第2の信号によって特定される光量、及び前記第2の発光素子の発光特性を用いて、前記第1の軸を含む、前記基準面に平行な仮想面に、前記第1の発光素子の光量を示す楕円と、前記第2の発光素子の光量を示す楕円とを描画し、そして、2つの前記楕円の交点の位置から、前記第1の位置を算出し、
    前記(c)のステップにおいて、
    前記第2の信号によって特定される光量、前記第2の発光素子の発光特性、前記第3の信号によって特定される光量、及び前記第3の発光素子の発光特性を用いて、前記第2の軸を含む、前記基準面に平行な仮想面に、前記第2の発光素子の光量を示す楕円と、前記第3の発光素子の光量を示す楕円とを描画し、そして、2つの前記楕円の交点の位置から、前記第2の位置を算出する、プログラム。
  6. 請求項に記載のプログラムであって、
    前記(d)のステップにおいて、
    前記第1の信号によって特定される光量、前記第1の発光素子の発光特性、前記第2の信号によって特定される光量、及び前記第2の発光素子の発光特性を用いて、前記第1の軸を含む、前記基準面に垂直な仮想面に、前記第1の発光素子の光量を示す楕円と、前記第2の発光素子の光量を示す楕円とを描画し、前記基準面に垂直な仮想面に描画された、これら2つの前記楕円の交点の位置から、前記第1の軸上の高さを算出し、
    前記(e)のステップにおいて、
    前記第1の軸に垂直であり、且つ、前記第1の位置を原点とする、第3の軸を設定し、前記第2の軸に垂直であり、且つ、前記第2の位置を原点とする、第4の軸を設定し、前記第3の軸と前記第4の軸との交点の位置を求め、
    そして、前記第3の軸を含む、前記基準面に垂直な仮想面に、算出した前記第1の軸上の高さと、前記第1の発光素子の発光特性又は前記第2の発光素子の発光特性とを用いて、楕円を描画し、
    描画した楕円上において、前記第3の軸と前記第4の軸との交点に整合する点を求め、求めた点の前記基準面からの高さを、前記物体の3次元空間における前記基準面からの高さとする、
    ことを特徴とするプログラム。
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