JP7022793B2 - 基地局及び無線端末 - Google Patents

基地局及び無線端末 Download PDF

Info

Publication number
JP7022793B2
JP7022793B2 JP2020131470A JP2020131470A JP7022793B2 JP 7022793 B2 JP7022793 B2 JP 7022793B2 JP 2020131470 A JP2020131470 A JP 2020131470A JP 2020131470 A JP2020131470 A JP 2020131470A JP 7022793 B2 JP7022793 B2 JP 7022793B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wlan
measurement
enb
group
identifier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020131470A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020188504A (ja
Inventor
優志 長坂
真人 藤代
裕之 安達
ヘンリー チャン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Publication of JP2020188504A publication Critical patent/JP2020188504A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7022793B2 publication Critical patent/JP7022793B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0083Determination of parameters used for hand-off, e.g. generation or modification of neighbour cell lists
    • H04W36/0085Hand-off measurements
    • H04W36/0088Scheduling hand-off measurements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0083Determination of parameters used for hand-off, e.g. generation or modification of neighbour cell lists
    • H04W36/0085Hand-off measurements
    • H04W36/0094Definition of hand-off measurement parameters
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/14Reselecting a network or an air interface
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W48/00Access restriction; Network selection; Access point selection
    • H04W48/18Selecting a network or a communication service
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/20Manipulation of established connections
    • H04W76/27Transitions between radio resource control [RRC] states
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/02Terminal devices
    • H04W88/06Terminal devices adapted for operation in multiple networks or having at least two operational modes, e.g. multi-mode terminals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W24/00Supervisory, monitoring or testing arrangements
    • H04W24/10Scheduling measurement reports ; Arrangements for measurement reports
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W48/00Access restriction; Network selection; Access point selection
    • H04W48/16Discovering, processing access restriction or access information
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W84/00Network topologies
    • H04W84/02Hierarchically pre-organised networks, e.g. paging networks, cellular networks, WLAN [Wireless Local Area Network] or WLL [Wireless Local Loop]
    • H04W84/10Small scale networks; Flat hierarchical networks
    • H04W84/12WLAN [Wireless Local Area Networks]

Description

本発明は、WLANをWWANと連携させるシステムにおける基地局及び無線端末に関する。
近年、無線広域ネットワーク(WWAN)システム(LTE等)による通信及び無線狭域ネットワーク(WLAN)システムによる通信の両通信方式に対応した無線端末の普及が進んでいる。そのような無線端末に対して高速・大容量の通信サービスを提供するために、WWANとWLANとの間の連携を強化させるための技術が検討されている。
一つの実施形態に係る基地局は、無線端末とWWANシステムによる通信を行う。前記基地局は、測定報告を前記無線端末が設定するための第1の設定情報を前記無線端末に送信する処理を行う制御部を備える。前記測定報告は、アクセスポイントからWLANシステムにより送信される信号に関する測定結果の報告であり、前記第1の設定情報は、前記無線端末が測定する対象のアクセスポイントのグループと関連付けられた所定識別子を含む。前記所定識別子は、前記グループ内の各アクセスポイントの識別子と関連付けられる。前記グループは、前記無線端末が、前記基地局からの指示に依存せずに、アクセスポイント間の切り替えを行うことのできるグループである。
第1実施形態及び第2実施形態に係る通信システムの構成を示す図である。 LTEシステムにおける無線インターフェイスのプロトコルスタック図である。 UE(無線端末)のブロック図である。 eNB(基地局)のブロック図である。 第1実施形態の動作パターン1Aを示すシーケンス図である。 WLAN測定設定の構成を示す図である。 第1実施形態の動作パターン1AにおけるWLAN測定設定の具体例を示す図である。 第1実施形態の動作パターン1Bを示すシーケンス図である。 第1実施形態の動作パターン2Aを示すシーケンス図である。 第1実施形態の動作パターン2Bを示すシーケンス図である。 第1実施形態に係るeNB間ハンドオーバ制御を説明するための図である。 第1実施形態に係るeNB間ハンドオーバ制御の動作パターン1を示すシーケンス図である。 第1実施形態に係るeNB間ハンドオーバ制御の動作パターン2を示すシーケンス図である。
[実施形態の概要]
実施形態に係るWWAN対応基地局は、無線端末とのWWAN通信を行う。前記WWAN対応基地局は、WLAN測定報告を設定するためのWLAN測定設定を前記無線端末に送信する処理を行う制御部を備える。前記WLAN測定設定は、測定対象のWLANアクセスポイントグループと関連付けられた所定識別子を含む。前記所定識別子は、前記測定対象のWLANアクセスポイントグループ内の各WLAN対応アクセスポイントの識別子と関連付けられる。前記WLANアクセスポイントグループは、前記WWAN対応基地局の指示に依存せずにWLAN対応アクセスポイント間の切り替え制御を前記無線端末が自律的に行うことができるWLAN対応アクセスポイントのグループを示す。
実施形態において、前記所定識別子は、測定対象を設定する測定対象設定の識別子である。
実施形態において、前記WLAN測定設定は、前記測定対象のWLANアクセスポイントグループ内の各WLAN対応アクセスポイントのインデックスを含む。前記インデックスは、WLAN対応アクセスポイントの識別子に比べてビット長が短い。
実施形態において、前記WLAN測定設定は、前記測定対象のWLANアクセスポイントグループ内の各WLAN対応アクセスポイントの識別子をさらに含む。
実施形態において、前記制御部は、前記WLAN測定設定とは異なる通知情報をブロードキャスト又はユニキャストで前記無線端末に送信する処理をさらに行う。前記通知情報は、複数のWLAN対応アクセスポイントのそれぞれのインデックス及び識別子を含む。
実施形態において、前記所定識別子は、前記測定対象のWLANアクセスポイントグループのグループ識別子である。
実施形態において、前記WLAN測定設定は、前記測定対象のWLANアクセスポイントグループ内の各WLAN対応アクセスポイントの識別子をさらに含む。
実施形態において、前記制御部は、前記WLAN測定設定とは異なる通知情報をブロードキャスト又はユニキャストで前記無線端末に送信する処理をさらに行う。前記通知情報は、WLANアクセスポイントグループのグループ識別子、及び、当該WLANアクセスポイントグループ内の各WLAN対応アクセスポイントの識別子を含む。
実施形態に係る無線端末は、WWAN対応基地局とのWWAN通信を行う。前記無線端末は、WLAN測定報告を設定するためのWLAN測定設定を前記WWAN対応基地局から受信する処理を行う制御部を備える。前記WLAN測定設定は、測定対象のWLANアクセスポイントグループと関連付けられた所定識別子を含む。前記所定識別子は、前記測定対象のWLANアクセスポイントグループ内の各WLAN対応アクセスポイントの識別子と関連付けられる。前記WLANアクセスポイントグループは、前記WWAN対応基地局の指示に依存せずにWLAN対応アクセスポイント間の切り替え制御を前記無線端末が自律的に行うことができるWLAN対応アクセスポイントのグループである。
実施形態において、前記所定識別子は、測定対象を設定する測定対象設定の識別子である。
実施形態において、前記WLAN測定設定は、前記測定対象のWLANアクセスポイントグループ内の各WLAN対応アクセスポイントのインデックスを含む。前記インデックスは、WLAN対応アクセスポイントの識別子に比べてビット長が短い。
実施形態において、前記WLAN測定設定は、前記測定対象のWLANアクセスポイントグループ内の各WLAN対応アクセスポイントの識別子をさらに含む。
実施形態において、前記制御部は、前記WLAN測定設定とは異なる通知情報を前記WWAN対応基地局又はコアネットワークから受信する処理をさらに行う。前記通知情報は、複数のWLAN対応アクセスポイントのそれぞれのインデックス及び識別子を含む。
実施形態において、前記所定識別子は、前記測定対象のWLANアクセスポイントグループのグループ識別子である。
実施形態において、前記WLAN測定設定は、前記測定対象のWLANアクセスポイントグループ内の各WLAN対応アクセスポイントの識別子をさらに含む。
実施形態において、前記制御部は、前記WLAN測定設定とは異なる通知情報を前記WWAN対応基地局又はコアネットワークからから受信する処理をさらに行う。前記通知情報は、WLANアクセスポイントグループのグループ識別子、及び、当該WLANアクセスポイントグループ内の各WLAN対応アクセスポイントの識別子を含む。
実施形態に係る無線端末は、WWAN対応基地局とのWWAN通信を行う。前記無線端末は、RRCコネクティッドモードにおいて、WLAN測定報告を設定するためのWLAN測定設定を前記WWAN対応基地局から受信する処理を行う制御部を備える。前記制御部は、前記RRCコネクティッドモードからRRCアイドルモードに遷移した場合、前記RRCアイドルモードにおいて前記WLAN測定設定を保持する。
実施形態において、前記制御部は、前記WWAN対応基地局からの切り替え指示に応じてWLAN対応アクセスポイントへの切り替えを行った場合、前記RRCコネクティッドモードから前記RRCアイドルモードに遷移し、前記RRCアイドルモードにおいて前記WLAN測定設定を保持する。
実施形態において、前記WLAN測定設定は、前記切り替え指示に含まれている。
実施形態において、前記制御部は、前記WLAN測定設定を保持すべき旨の設定情報を前記WWAN対応基地局から受信している場合に限り、前記RRCアイドルモードにおいて前記WLAN測定設定を保持する。
実施形態において、前記制御部は、前記WLAN測定設定を保持すべき期間を示す期間情報を前記WWAN対応基地局から受信する処理を行う。前記制御部は、前記RRCコネクティッドモードから前記RRCアイドルモードに遷移してから、前記期間情報が示す期間にわたって前記WLAN測定設定を保持する。
実施形態において、前記WLAN測定設定は、測定対象のWLANアクセスポイントグループと関連付けられた所定識別子を含む。前記制御部は、前記WLAN測定設定に基づいて、前記RRCアイドルモードにおいて前記測定対象のWLANアクセスポイントグループに対する測定を行う。
実施形態において、前記制御部は、前記RRCアイドルモードにおいて、前記測定対象のWLANアクセスポイントグループの発見又は測定結果に基づいて、前記RRCアイドルモードから前記RRCコネクティッドモードに遷移する。
実施形態において、前記制御部は、前記RRCコネクティッドモードに遷移すべき旨の設定情報を前記WWAN対応基地局から受信している場合に限り、前記測定対象のWLANアクセスポイントグループの発見又は測定結果に基づいて、前記RRCアイドルモードから前記RRCコネクティッドモードに遷移する。
[第1実施形態]
以下において、第1実施形態について説明する。
第1実施形態において、WWANシステムがLTE(Long Term Evolution)システムである一例を説明する。LTEシステムは、標準化プロジェクトである3GPP(3rd Generation Partnership Project)において仕様が策定されているシステムである。
(システム構成)
図1は、第1実施形態に係る通信システムの構成を示す図である。
図1に示すように、第1実施形態に係る通信システムは、UE(User Equipment)100、eNB(evolved Node-B)200、WLAN対応アクセスポイント(WLAN AP)300、WT(WLAN Termination)400、及びEPC(Evolved Packet Core)500を備える。UE100は、無線端末に相当する。eNB200は、WWAN対応基地局に相当する。eNB200及びEPC500は、WWAN(LTEネットワーク)を構成する。WLAN AP300及びWT400は、WLANを構成する。但し、通信システムは、WT400を備えていなくてもよい。
UE100は、WWAN通信(LTE通信)及びWLAN通信の両通信方式に対応した移動型の装置である。UE100は、WWAN・WLAN協調技術をサポートする。UE100の構成については後述する。
eNB200は、1又は複数のセルを管理し、自セルに接続したUE100とのLTE通信を行う装置である。UE100の構成については後述する。
eNB200は、E-UTRAN(Evolved-UMTS Terrestrial Radio Access Network)を構成する。eNB200は、X2インターフェイスを介して隣接eNBと接続される。eNB200は、無線リソース管理(RRM)機能、ユーザデータ(以下、単に「データ」という)のルーティング機能、モビリティ制御・スケジューリングのための測定制御機能等を有する。eNB200の構成については後述する。なお、「セル」は、無線通信エリア(カバレッジ)の最小単位を示す用語として用いられる他に、UE100との無線通信を行う機能を示す用語としても用いられる。
WLAN AP300は、自APに接続したUE100とのWLAN通信を行う装置である。図1において、eNB200のセルカバレッジ内に4つのWLAN AP300-1乃至300-4が設けられる一例を示している。なお、eNB200がWLAN APの機能も有していてもよい。そのようなシナリオは、Collocatedシナリオと称される。
WT400は、eNB200との直接的なインターフェイスであるXwインターフェイスを終端する装置である。WT400は、複数のWLAN AP300を収容する。図1において、WT400-1が2つのWLAN AP300-1及び300-2を収容し、かつ、WT400-2が2つのWLAN AP300-3及び300-4を収容する一例を示している。
また、第1実施形態において、WLAN AP300-1及び300-2は、WLAN APグループAを構成する。WLAN AP300-3及び300-4は、WLAN APグループBを構成する。図1において、WLAN APグループが、同一のWT400に収容されるWLAN AP300により構成される一例を示している。しかしながら、WLAN APグループは、異なるWT400に収容されるWLAN AP300により構成されてもよい。
ここで、WLAN APグループとは、eNB200の指示に依存せずにWLAN AP300間の切り替え制御をUE100が自律的に行うことができるグループである。UE100は、WLANモビリティ制御機能を用いて、eNB200からの指示が無くとも、同一のWLAN APグループ内の一のWLAN APから他のWLAN APへWLAN通信を切り替えることができる。一方、異なるWLAN APグループ間の切り替えについてはeNB200が制御する。
EPC500は、S1インターフェイスを介してeNB200と接続される。EPC500は、コアネットワークに相当する。EPC500は、MME(Mobility Management Entity)及びS-GW(Serving-Gateway)を含む。MMEは、UE100に対する各種モビリティ制御等を行う。S-GWは、データの転送制御を行う。
(LTEプロトコル)
図2は、LTEシステムにおける無線インターフェイスのプロトコルスタック図である。図2に示すように、無線インターフェイスプロトコルは、OSI参照モデルの第1層乃至第3層に区分されており、第1層は物理(PHY)層である。第2層は、MAC(Medium Access Control)層、RLC(Radio Link Control)層、及びPDCP(Packet Data Convergence Protocol)層を含む。第3層は、RRC(Radio Resource Control)層を含む。
物理層は、符号化・復号、変調・復調、アンテナマッピング・デマッピング、及びリソースマッピング・デマッピングを行う。UE100の物理層とeNB200の物理層との間では、物理チャネルを介してデータ及び制御信号が伝送される。
MAC層は、データの優先制御、ハイブリッドARQ(HARQ)による再送処理、及びランダムアクセス手順等を行う。UE100のMAC層とeNB200のMAC層との間では、トランスポートチャネルを介してデータ及び制御信号が伝送される。eNB200のMAC層は、上下リンクのトランスポートフォーマット(トランスポートブロックサイズ、変調・符号化方式(MCS))及びUE100への割当リソースブロックを決定するスケジューラを含む。
RLC層は、MAC層及び物理層の機能を利用してデータを受信側のRLC層に伝送する。UE100のRLC層とeNB200のRLC層との間では、論理チャネルを介してデータ及び制御信号が伝送される。
PDCP層は、ヘッダ圧縮・伸張、及び暗号化・復号化を行う。
RRC層は、制御信号を取り扱う制御プレーンでのみ定義される。UE100のRRC層とeNB200のRRC層との間では、各種設定のためのメッセージ(RRCメッセージ)が伝送される。RRC層は、無線ベアラの確立、再確立及び解放に応じて、論理チャネル、トランスポートチャネル、及び物理チャネルを制御する。UE100のRRCとeNB200のRRCとの間に接続(RRC接続)がある場合、UE100はRRCコネクティッドモード(コネクティッドモード)であり、そうでない場合、UE100はRRCアイドルモード(アイドルモード)である。
RRC層の上位に位置するNAS(Non-Access Stratum)層は、セッション管理及びモビリティ管理等を行う。
(無線端末の構成)
図3は、UE100(無線端末)のブロック図である。図3に示すように、UE100は、LTE通信部(WWAN通信部)110、WLAN通信部120、及び制御部130を備える。
LTE通信部110は、制御部130の制御下でLTE通信を行う。LTE通信部110は、LTEプロトコルの一部を実行してもよい。LTE通信部110は、アンテナ、送信機、及び受信機を含む。送信機は、制御部130が出力するベースバンド信号(送信信号)をLTE無線信号に変換してアンテナから送信する。受信機は、アンテナが受信するLTE無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換して制御部130に出力する。なお、LTE通信は、ライセンスバンドにおいて行われることが一般的である。
WLAN通信部120は、制御部130の制御下でWLAN通信を行う。WLAN通信部120は、WLANプロトコルの一部を実行してもよい。WLAN通信部120は、アンテナ、送信機、及び受信機を含む。送信機は、制御部130が出力するベースバンド信号(送信信号)をWLAN無線信号に変換してアンテナから送信する。受信機は、アンテナが受信するWLAN無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換して制御部130に出力する。なお、WLAN通信は、アンライセンスバンドにおいて行われることが一般的である。
制御部130は、UE100における各種の制御を行う。制御部130は、LTEプロトコルの一部を実行してもよいし、WLANプロトコルの一部を実行してもよい。制御部130は、プロセッサ及びメモリを含む。メモリは、プロセッサにより実行されるプログラム、及びプロセッサによる処理に用いられる情報を記憶する。プロセッサは、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号等を行うベースバンドプロセッサと、メモリに記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPU(Central Processing Unit)と、を含んでもよい。プロセッサは、後述する各種の処理を実行する。
(基地局の構成)
図4は、eNB200(基地局)のブロック図である。図4に示すように、eNB200は、LTE通信部(WWAN通信部)210、制御部230、及びバックホール通信部240を備える。但し、Collocatedシナリオの場合、eNB200は、WLAN通信部220を備えていてもよい。
LTE通信部210は、制御部230の制御下でLTE通信を行う。LTE通信部210は、LTEプロトコルの一部を実行してもよい。LTE通信部210は、アンテナ、送信機、及び受信機を含む。送信機は、制御部230が出力するベースバンド信号(送信信号)をLTE無線信号に変換してアンテナから送信する。受信機は、アンテナが受信するLTE無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換して制御部230に出力する。
WLAN通信部220は、制御部230の制御下でWLAN通信を行う。WLAN通信部220は、WLANプロトコルの一部を実行してもよい。WLAN通信部220は、アンテナ、送信機、及び受信機を含む。送信機は、制御部230が出力するベースバンド信号(送信信号)をWLAN無線信号に変換してアンテナから送信する。受信機は、アンテナが受信するWLAN無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換して制御部230に出力する。
制御部230は、eNB200における各種の制御を行う。制御部230は、LTEプロトコルの一部を実行してもよいし、WLANプロトコルの一部を実行してもよい。制御部230は、プロセッサ及びメモリを含む。メモリは、プロセッサにより実行されるプログラム、及びプロセッサによる処理に用いられる情報を記憶する。プロセッサは、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号等を行うベースバンドプロセッサと、メモリに記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPU(Central Processing Unit)と、を含んでもよい。プロセッサは、後述する各種の処理を実行する。
バックホール通信部240は、X2インターフェイスを介して隣接eNB200と接続され、S1インターフェイスを介してEPC500(MME/S-GW)と接続され、Xwインターフェイスを介してWT400と接続される。バックホール通信部240は、X2インターフェイス上で行う通信、S1インターフェイス上で行う通信、Xwインターフェイス上で行う通信等に用いられる。
(WLAN APグループ間の切り替え制御)
上述したように、異なるWLAN APグループ間でUE100がWLAN AP切り替えを行う場合、WLAN AP切り替え制御をeNB200が行う。この場合、LTEにおける測定報告の仕組みをWLAN向けに拡張することが考えられる。
第1実施形態において、異なるWLAN APグループ間におけるWLAN AP切り替え制御(WLANモビリティ制御)をeNB200が適切に行うことを可能とする技術を説明する。
第1実施形態に係るeNB200は、WLAN測定報告を設定するためのWLAN測定設定(WLAN測定設定情報)をUE100に送信する。例えば、eNB200は、UE100宛ての専用RRCシグナリングである「RRC Connection Reconfiguration」メッセージにWLAN測定設定を含める。UE100は、WLAN測定設定をeNB200から受信する。WLAN測定設定は、測定対象のWLAN APグループと関連付けられた所定識別子を含む。所定識別子は、測定対象のWLAN APグループ内の各WLAN AP300の識別子と関連付けられている。
このような所定識別子をWLAN測定設定に含めることにより、UE100は、測定対象のWLAN APグループに属するWLAN AP300を発見及び測定し、WLAN測定報告をeNB200に送信することができる。よって、eNB200は、測定対象のWLAN APグループのカバレッジにUE100が移動したことを把握し、当該WLAN APグループに対するWLANモビリティ制御を適切に行うことができる。
(1)動作パターン1
第1実施形態の動作パターン1において、所定識別子は、測定対象を設定する測定対象設定の識別子である。そのような測定対象設定の識別子は、測定対象識別子(measObjectId)と称される。
また、第1実施形態の動作パターン1において、WLAN測定設定は、測定対象のWLAN APグループ内の各WLAN AP300のインデックスを含む。インデックスは、WLAN AP300の識別子に比べてビット長が短い。WLAN AP300の識別子は、例えば、SSID(Service Set Identifier)、HESSID(Homogeneous Extended Service Set Identifier)、又はBSSID(Basic Service Set Identifier)等である。
WLAN AP300の識別子とは別に、当該識別子よりも短いインデックスを導入し、インデックスを送受信することにより、シグナリングオーバーヘッドの削減を図ることができる。例えば、一部のWLAN AP300のみを測定対象から除去(remove)する際などに、インデックスを用いて当該除去を指示することが可能になる。
(1.1)動作パターン1A
第1実施形態の動作パターン1Aにおいて、WLAN測定設定は、測定対象のWLAN APグループ内の各WLAN AP300の識別子をさらに含む。
図5は、第1実施形態の動作パターン1Aを示すシーケンス図である。図6は、WLAN測定設定の構成を示す図である。図7は、第1実施形態の動作パターン1AにおけるWLAN測定設定の具体例を示す図である。なお、図7における「Need ON」とは、パラメータがオプショナルであることを示し、当該パラメータに対応する値が存在しない場合、UE100は現在設定されている値を使用し続ける。
図5に示すように、ステップS101において、eNB200は、WLAN測定設定をUE100に送信する。UE100は、WLAN測定設定を受信する。
図6に示すように、WLAN測定設定(MeasConfig)は、測定対象(MeasObject)、報告設定(ReportConfig)、及び測定識別子(MeasID)を含む。測定識別子(MeasID)は、測定対象(MeasObject)と報告設定(ReportConfig)とを関連付ける。具体的には、測定識別子(MeasID)は、測定対象(MeasObject)設定の識別子(MeasObjectID)と報告設定(ReportConfig)の識別子(ReportConfigID)との組み合わせを示し、UE100に測定させる測定対象と報告設定との組み合わせを識別するものである。
図6に示すように、WLAN測定設定(MeasConfig)に含まれる測定対象(MeasObject)は、除去する測定対象のリスト(MeasObjectToRemoveList)、及び追加・変更する測定対象のリスト(MeasObjectToAddModList)を含む。
追加・変更する測定対象のリスト(MeasObjectToAddModList)に含まれる各測定対象(MeasObjectToAddMod)は、測定対象識別子(measObjectId)及び測定対象(measObject)を含む。測定対象(measObject)は、測定対象WLAN(MeasObjectWLAN)を含む。
測定対象WLAN(MeasObjectWLAN)は、測定対象WLAN周波数(wlancarrierFreq)、測定対象から除去するWLAN APのリスト(wlansToRemoveList)、及び測定対象に追加・変更するWLAN APのリスト(wlansToAddModList)を含む。図7において、測定対象WLAN周波数(wlancarrierFreq)が2.4GHz又は5GHzである一例を示している。測定対象から除去するWLAN APのリスト(wlansToRemoveList)は、WLAN APのインデックスのリスト(wlanIndexList)を含む。
測定対象に追加・変更するWLAN APのリスト(wlansToAddModList)に含まれる各WLAN AP情報(WlansToAddMod)は、各WLAN APのインデックス(wlanIndex)及び識別子(wlan-Identifiers-r13)を含む。
WLAN測定設定(MeasConfig)に含まれる報告設定(ReportConfig)は、WLAN測定報告のトリガーの種類(TriggerType)等を含む。第1実施形態において、WLAN測定報告をイベント発生時に送信する「event trigger reporting」を主として想定する。そのようなイベントとしては、WLANの品質が閾値よりも高くなったというイベント、及びWLANの品質が閾値よりも低くなったというイベントが挙げられる。或いは、LTEの品質が閾値1よりも低くなり、かつ、WLANの品質が閾値2よりも高くなったというイベントであってもよい。LTEの品質が閾値1よりも高くなり、かつ、WLANの品質が閾値2よりも低くなったというイベントであってもよい。現在のWLANの品質が閾値1よりも低くなり、かつ、他のWLANの品質が閾値2よりも高くなったというイベントであってもよい。
図1に示すような状況において、UE100がWLAN APグループBのカバレッジに移動することをeNB200が把握したい場合を想定する。この場合、eNB200は、追加・変更する測定対象のリスト(MeasObjectToAddModList)に、WLAN APグループBに対応する測定対象識別子(measObjectId)及び測定対象(measObject)を含める。また、eNB200は、WLAN APグループBに対応する測定対象識別子(measObjectId)に、WLANの品質が閾値よりも高くなったというイベントを含む報告設定(ReportConfig)を組み合わせる。これにより、UE100は、WLAN APグループBに含まれるWLAN AP300の品質が閾値よりも高くなった際に、当該WLAN AP300に関するWLAN測定報告をeNB200に送信する。
図5に示すように、ステップS102において、UE100は、WLAN測定設定(MeasConfig)に基づいて、測定識別子(MeasID)で示された測定を行う。具体的には、UE100は、測定識別子(MeasID)に対応する測定対象WLAN(MeasObjectWLAN)に対するWLAN測定を行う。WLAN測定における測定パラメータとしては、例えば、「ChannelUtilizationWLAN」、「BackhaulRateDlWLAN」、「BackhaulRateUlWLAN」、「BeaconRSSI」等が挙げられる。「ChannelUtilizationWLAN」はWLANビーコン又はプローブ応答に含まれており、WLANチャネル使用率、すなわちWLAN無線負荷レベルを示す。「BackhaulRateDlWLAN」及び「BackhaulRateUlWLAN」は、ANQP(Access Network Query Protocol)により提供され、WLANバックホールの利用可能伝送レート、すなわちWLANバックホール負荷レベルを示す。「BeaconRSSI」は、UE100で測定するWLAN信号強度を示す。WLAN測定における測定パラメータの種類は、報告設定(ReportConfig)により指定されてもよい。
ステップS103において、UE100は、WLAN測定に基づいて、報告設定(ReportConfig)により指定されたイベントが発生したと判断する。
ステップS104において、UE100は、WLAN測定報告をeNB200に送信する。eNB200は、WLAN測定報告を受信する。WLAN測定報告は、測定識別子(MeasID)、WLAN AP識別子(WLAN識別子)、及びWLAN測定結果等を含む。なお、WLAN測定結果は、アクセスポイントからWLANシステムにより送信される信号を測定した結果を含んでもよい。測定識別子(MeasID)は測定対象識別子(measObjectId)と関連付けられているため、eNB200は、測定識別子(MeasID)に基づいてWLAN APグループを識別することができる。或いは、WLAN測定報告は、測定対象識別子(measObjectId)を含んでもよい。或いは、シグナリングオーバーヘッドの削減を図るために、WLAN測定報告は、WLAN APの識別子(WLAN識別子)に代えて、WLAN APのインデックス(WLANインデックス)を含んでもよい。
eNB200は、WLAN測定報告に基づいて、測定対象のWLAN APグループのカバレッジにUE100が移動したことを把握する。また、eNB200は、測定対象のWLAN APグループに含まれるWLAN AP300のうち、UE100とのWLAN通信を行うべきWLAN AP300を決定する。
ステップS105において、eNB200は、決定したWLAN AP300の識別子(WLAN識別子)を含む切り替え指示をUE100に送信する。ここでWLAN APの識別子(WLAN識別子)に代えて、WLAN APのインデックス(WLANインデックス)を用いてもよい。UE100は、切り替え指示を受信する。そのような切り替え指示は、「Steering command」と称されることがある。第1実施形態において、切り替え指示が、一のWLAN AP300から他のWLAN AP300に対してWLAN通信を切り替えるための指示である場合を想定する。具体的には、切り替え指示は、一のWLAN APグループに属するWLAN AP300から他のWLAN APグループに属するWLAN AP300に対してWLAN通信を切り替えるための指示であってもよい。但し、切り替え指示は、eNB200からWLAN AP300に対して通信(データ)を切り替えるための指示であってもよい。或いは、切り替え指示は、eNB200との通信及びAP300との通信をUE100が同時に行う「WLAN Aggregation」を開始させる指示であってもよい。「WLAN Aggregation」の開始指示は、「RRC Connection Reconfiguration」メッセージによりeNB200からUE100に送信されてもよい。
ステップS106において、UE100は、切り替え指示により指定されたWLAN AP300への切り替えを行う。UE100は、切り替え指示に対する肯定応答又は否定応答をeNB200に送信してもよい。
(1.2)動作パターン1B
第1実施形態の動作パターン1Bにおいて、eNB200は、WLAN測定設定とは異なる通知情報をブロードキャスト又はユニキャストでUE100に送信する。通知情報は、複数のWLAN AP300のそれぞれのインデックス及び識別子を含む。UE100は、通知情報を受信する。或いは、UE100は、eNB200を介してEPC500(コアネットワーク)から通知情報を受信してもよい。例えば、UE100は、EPC500に設けられたANDSF(Access Network Discovery and Selection Function)から通知情報を受信する。
このように、各WLAN AP300のインデックス及び識別子の対応関係をWLAN測定設定とは別にUE100に通知する。これにより、WLAN AP300の識別子をWLAN測定設定に含める必要がなく、WLAN AP300のインデックスをWLAN測定設定に含めればよい。よって、WLAN測定設定(具体的には、MeasObjectWLAN)のサイズを小さくすることができる。特に、WLAN測定設定(具体的には、MeasObjectWLAN)を頻繁に更新する場合、シグナリングオーバーヘッドの削減効果が大きい。
図8は、第1実施形態の動作パターン1Bを示すシーケンス図である。ここでは、第1実施形態の動作パターン1Aとの相違点を主として説明する。
図8に示すように、ステップS131において、eNB200は、自カバレッジに存在する複数のWLAN AP300のそれぞれのインデックス及び識別子を含む通知情報をブロードキャスト又はユニキャストでUE100に送信する。UE100は、通知情報を受信して、受信した通知情報を記憶する。
ブロードキャスト送信の場合、eNB200は、例えばSIB(System Information Block)に通知情報を含める。WLAN APグループがUE個別ではなく共通の場合、すなわち、どのUE100に対してもWLAN APのグルーピングがセル内で共通の場合、SIBで提供した方がリソース削減になる。一方、ユニキャスト送信の場合、eNB200は、UE100宛ての専用RRCシグナリングである「RRC Connection Reconfiguration」メッセージに通知情報を含める。
ステップS132において、eNB200は、WLAN測定設定をUE100に送信する。UE100は、WLAN測定設定を受信する。第1実施形態の動作パターン1Bにおいて、WLAN測定設定(具体的には、MeasObjectWLAN)は、WLAN AP300のインデックスを含むが、WLAN AP300の識別子を含まない。その他の点については、動作パターン1AにおけるWLAN測定設定と同様である。UE100は、記憶している通知情報に基づいて、WLAN測定設定に含まれるWLAN AP300のインデックスに対応するWLAN識別子を導出する。
その後の動作(ステップS133乃至S137)については、第1実施形態の動作パターン1Aと同様である。
(2)動作パターン2
第1実施形態の動作パターン2において、測定対象のWLAN APグループと関連付けられた所定識別子は、測定対象のWLAN APグループのグループ識別子である。
(2.1)動作パターン2A
第1実施形態の動作パターン2Aにおいて、WLAN測定設定は、測定対象のWLAN APグループ内の各WLAN AP300の識別子をさらに含む。
図9は、第1実施形態の動作パターン2Aを示すシーケンス図である。ここでは、第1実施形態の動作パターン1Aとの相違点を主として説明する。
図9に示すように、ステップS151において、eNB200は、WLAN測定設定をUE100に送信する。UE100は、WLAN測定設定を受信する。
第1実施形態の動作パターン2Aにおいて、WLAN測定設定(MeasConfig)に含まれる測定対象(MeasObject)は、除去する測定対象のリスト(MeasObjectToRemoveList)、及び追加・変更する測定対象のリスト(MeasObjectToAddModList)を含む。
追加・変更する測定対象のリスト(MeasObjectToAddModList)に含まれる各測定対象(MeasObjectToAddMod)は、測定対象識別子(measObjectId)及び測定対象(measObject)を含む。測定対象(measObject)は、測定対象WLAN(MeasObjectWLAN)を含む。測定対象WLAN(MeasObjectWLAN)は、グループ識別子を含む。
測定対象WLAN(MeasObjectWLAN)は、測定対象WLAN周波数(wlancarrierFreq)、測定対象から除去するWLAN APのリスト(wlansToRemoveList)、及び測定対象に追加・変更するWLAN APのリスト(wlansToAddModList)を含む。測定対象から除去するWLAN APのリスト(wlansToRemoveList)は、WLAN APの識別子(WLAN識別子)のリストを含む。wlansToAddModListに含まれる各WLAN AP情報(WlansToAddMod)は、各WLAN APの識別子(wlan-Identifiers-r13)を含む。
ステップS152において、UE100は、WLAN測定設定(MeasConfig)に基づいて、測定識別子(MeasID)で示された測定を行う。具体的には、UE100は、測定識別子(MeasID)に対応する測定対象WLAN(MeasObjectWLAN)に対するWLAN測定を行う。
ステップS153において、UE100は、WLAN測定に基づいて、報告設定(ReportConfig)により指定されたイベントが発生したと判断する。
ステップS154において、UE100は、WLAN測定報告をeNB200に送信する。eNB200は、WLAN測定報告を受信する。WLAN測定報告は、グループ識別子、WLAN AP識別子(WLAN識別子)、及びWLAN測定結果等を含む。eNB200は、グループ識別子に基づいてWLAN APグループを識別することができる。なお、WLAN測定報告は、WLAN AP識別子(WLAN識別子)を含むが、グループ識別子を含まないとしてもよい。eNB200がWLAN識別子を受け取ることでWLAN APグループを一意に特定できるのであれば、グループ識別子が不要である可能性があるからである。或いは、WLAN測定報告は、グループ識別子を含むが、WLAN識別子を含まないとしてもよい。UE100がWLANに初期接続する場合には、WLAN識別子までは必要としない可能性があるからである。
eNB200は、WLAN測定報告に基づいて、測定対象のWLAN APグループのカバレッジにUE100が移動したことを把握する。また、eNB200は、測定対象のWLAN APグループに含まれるWLAN AP300のうち、UE100とのWLAN通信を行うべきWLAN AP300を決定する。
ステップS155において、eNB200は、決定したWLAN AP300の識別子(WLAN識別子)を含む切り替え指示をUE100に送信する。UE100は、切り替え指示を受信する。或いは、シグナリングオーバーヘッドの削減を図るために、切り替え指示は、WLAN APの識別子(WLAN識別子)に代えて、グループ識別子を含んでもよい。また、1つのWLAN APが2つ以上のグループに属しているような特殊ケースを想定した場合、当該1つのWLAN APを媒介して、UE100が数珠つなぎのように複数グループを勝手に行き来してしまう虞がある。切り替え指示において、トラフィックを移行する「グループ」を明示的に指定することで、このような動作を防ぐ効果が期待される。
ステップS156において、UE100は、切り替え指示により指定されたWLAN AP300(又は指定されたWLAN APグループ)への切り替えを行う。或いは、切り替え指示は、eNB200との通信及びAP300との通信をUE100が同時に行う「WLAN Aggregation」を開始させる指示であってもよい。UE100は、切り替え指示に対する肯定応答又は否定応答をeNB200に送信してもよい。
(2.2)動作パターン2B
第1実施形態の動作パターン2Bにおいて、eNB200は、WLAN測定設定とは異なる通知情報をブロードキャスト又はユニキャストでUE100に送信する。通知情報は、WLAN APグループのグループ識別子、及び、当該WLAN APグループ内の各WLAN AP300の識別子を含む。UE100は、通知情報を受信する。或いは、UE100は、eNB200を介してEPC500(コアネットワーク)から通知情報を受信してもよい。例えば、UE100は、EPC500に設けられたANDSFから通知情報を受信する。
このように、WLAN APグループのグループ識別子と当該WLAN APグループ内の各WLAN AP300の識別子との対応関係をWLAN測定設定とは別にUE100に通知する。これにより、WLAN AP300の識別子をWLAN測定設定に含める必要がなく、測定対象のWLAN APグループのグループ識別子をWLAN測定設定に含めればよい。よって、WLAN測定設定(具体的には、MeasObjectWLAN)のサイズを小さくすることができる。特に、WLAN測定設定(具体的には、MeasObjectWLAN)を頻繁に更新する場合、シグナリングオーバーヘッドの削減効果が大きい。
図10は、第1実施形態の動作パターン2Bを示すシーケンス図である。ここでは、第1実施形態の動作パターン2Aとの相違点を主として説明する。
図10に示すように、ステップS171において、eNB200は、自カバレッジに存在するWLAN APグループのグループ識別子及び当該WLAN APグループ内の各WLAN AP300の識別子を含む通知情報をブロードキャスト又はユニキャストでUE100に送信する。UE100は、通知情報を受信して、受信した通知情報を記憶する。
ブロードキャスト送信の場合、eNB200は、例えばSIB(System Information Block)に通知情報を含める。一方、ユニキャスト送信の場合、eNB200は、UE100宛ての専用RRCシグナリングである「RRC Connection Reconfiguration」メッセージに通知情報を含める。
ステップS172において、eNB200は、WLAN測定設定をUE100に送信する。UE100は、WLAN測定設定を受信する。第1実施形態の動作パターン2Bにおいて、WLAN測定設定(具体的には、MeasObjectWLAN)は、測定対象のWLAN APグループのグループ識別子を含むが、WLAN AP300の識別子を含まない。その他の点については、動作パターン2AにおけるWLAN測定設定と同様である。UE100は、記憶している通知情報に基づいて、WLAN測定設定に含まれるグループ識別子に対応する各WLAN識別子を導出する。
その後の動作(ステップS173乃至S177)については、第1実施形態の動作パターン2Aと同様である。
(eNB間のハンドオーバ制御)
次に、eNB間のハンドオーバ制御について説明する。
eNB間ハンドオーバの際、ソースeNBからターゲットeNBに対して、ソースeNBがUE100に設定している各種の設定情報を通知する。このような設定情報は、UEコンテキスト情報と称される。また、UEコンテキスト情報は、「Handover Preparation Information」メッセージとして、ソースeNBからターゲットeNBに対してX2インターフェイス経由で送信される。「Handover Preparation Information」メッセージは、ソースeNBがUE100に設定しているRRC設定情報(AS-Config)を含む。RRC設定情報(AS-Config)は、WLAN測定設定(MeasConfig)を含む。
上述したように、WLAN測定設定(MeasConfig)は、測定対象のWLAN APグループに含まれる各WLAN AP300の識別子(及びインデックス)を含み得る。このため、「Handover Preparation Information」メッセージの情報量が大きくなり、eNB間のシグナリングオーバーヘッドが大きくなる。
図11は、第1実施形態に係るeNB間ハンドオーバ制御を説明するための図である。ここでは、UE100がソースeNB200-1からターゲットeNB200-2に対してハンドオーバを行う場合を想定する。
図11に示すように、ソースeNB200-1のカバレッジにはWLAN APグループA及びBが存在する。ターゲットeNB200-2のカバレッジにはWLAN APグループB及びCが存在する。WLAN APグループA、B、Cには、測定対象識別子(オブジェクトID)#0、#1、#2がそれぞれ関連付けられている。
WLAN APグループAは、識別子(SSID)#1を有するWLAN AP300-1と識別子(SSID)#2を有するWLAN AP300-2とを含む。WLAN APグループBは、識別子(SSID)#3を有するWLAN AP300-3と識別子(SSID)#4を有するWLAN AP300-4とを含む。WLAN APグループCは、識別子(SSID)#5を有するWLAN AP300-5と識別子(SSID)#6を有するWLAN AP300-6とを含む。
このような環境において、ソースeNB200-1及びターゲットeNB200-2を管理するOAM(Operation Administration Maintenance)600は、WLAN APグループ、その測定対象識別子(オブジェクトID)、及びそのWLAN APグループに含まれる各WLAN AP300の識別子(SSID)を一括管理し、管理している情報を各eNB200と共有する。すなわち、各eNB200(ソースeNB200-1及びターゲットeNB200-2)は、自カバレッジに存在するWLAN APグループ、その測定対象識別子、及びそのWLAN APグループに含まれる各WLAN AP300の識別子をOAM600から予め取得する。
そして、各eNB200は、自eNB200のカバレッジに存在するWLANアクセスポイントグループに関するWLANグループ情報を記憶する。WLANグループ情報は、WLANアクセスポイントグループを示す所定識別子、及びWLANアクセスポイントグループ内の各WLAN対応アクセスポイントの識別子を含む。所定識別子は、WLANアクセスポイントグループのグループ識別子である。或いは、所定識別子は、UE100に測定対象を設定するための測定対象設定の識別子(オブジェクトID)である。
(1)動作パターン1
図12は、第1実施形態に係るeNB間ハンドオーバ制御の動作パターン1を示すシーケンス図である。本シーケンスに先立ち、ソースeNB200-1は、ハンドオーバのための通常の測定設定をUE100に設定している。また、ソースeNB200-1は、測定対象のWLANアクセスポイントグループを示す所定識別子(測定対象識別子及び/又はグループ識別子)をWLAN測定設定の一部としてUE100に設定している。図11に示す状況を想定すると、ソースeNB200-1は、グループAを示す所定識別子及びグループBを示す所定識別子をUE100に設定している。
図12に示すように、ステップS201において、ソースeNB200-1は、上りリンク無線リソースをUE100に割り当てる(UL allocation)。
ステップS202において、UE100は、割り当てられた上りリンク無線リソースを用いて、ターゲットeNB200-2のセルに関する測定報告(Measurement Report)をソースeNB200-1に送信する。
ステップS203において、ソースeNB200-1は、ターゲットeNB200-2のセルに関する測定報告(Measurement Report)に基づいて、ターゲットeNB200-2のセルへのUE100のハンドオーバを決定する。
ステップS204において、ソースeNB200-1は、ハンドオーバ準備情報(Handover Preparation Information)をターゲットeNB200-2に通知する。具体的には、ソースeNB200-1は、X2インターフェイス上で送信するハンドオーバ要求(Handover Request)にハンドオーバ準備情報を含める。ハンドオーバ準備情報は、UE100に設定されている所定識別子(測定対象識別子及び/又はグループ識別子)を含む。ここで、ハンドオーバ準備情報は、UE100に設定されている所定識別子(測定対象識別子及び/又はグループ識別子)を含むものの、WLAN AP300の識別子(WLAN識別子)を含まない。
図11に示す状況を想定すると、ソースeNB200-1は、グループAを示す所定識別子及びグループBを示す所定識別子をハンドオーバ準備情報に含める。但し、ソースeNB200-1は、グループAのWLAN識別子(SSID#1、#2)及びグループBのWLAN識別子(SSID#3、#4)をハンドオーバ準備情報に含めない。
ターゲットeNB200-2は、ハンドオーバ準備情報を含むハンドオーバ要求をソースeNB200-1から受信する。
ステップS205において、ターゲットeNB200-2は、ソースeNB200-1からのハンドオーバ要求に基づいて、UE100のハンドオーバを承諾するか否かを判断する。ここでは、UE100のハンドオーバを承諾すると仮定して説明を進める。また、ターゲットeNB200-2は、ハンドオーバ準備情報に基づいて、UE100に設定されているWLAN測定設定を変更するか否かを判断する。具体的には、ターゲットeNB200-2は、ターゲットセルのカバレッジに存在するWLAN APグループを測定対象とするように、UE100に設定されているWLAN測定設定の変更を判断する。図11に示す状況を想定すると、ターゲットeNB200-2は、グループAを測定対象から除去し、グループBを測定対象として維持し、グループCを測定対象として追加すると判断する。そして、ターゲットeNB200-2は、UE100に設定するWLAN測定設定を含むRRC設定情報(RRC Container)を生成する。
ステップS206において、ターゲットeNB200-2は、UE100に設定されているWLAN測定設定を変更するための情報(RRC Container)を含むハンドオーバ指示(Handover command)をソースeNB200-1に送信する。具体的には、ターゲットeNB200-2は、X2インターフェイス上で送信するハンドオーバ承諾応答(Handover Request Ack)にハンドオーバ指示を含める。ハンドオーバ指示は、ソースeNB200-1を介してターゲットeNB200-2からUE100に通知される。
ステップS207において、ソースeNB200-1は、下りリンク無線リソースをUE100に割り当てる(DL allocation)。
ステップS208において、ソースeNB200-1は、割り当てた下りリンク無線リソースを用いて、ターゲットeNB200-2のハンドオーバ指示を含むモビリティ制御情報(mobilityControlinfomation)をUE100に送信する。具体的には、ソースeNB200-1は、「RRC Connection Reconfiguration」メッセージにモビリティ制御情報を含める。
UE100は、「RRC Connection Reconfiguration」メッセージを受信する。UE100は、モビリティ制御情報に含まれるハンドオーバ指示の情報(RRC Container)に従ってWLAN測定設定を更新する。これにより、ターゲットeNB200-2により決定されたWLAN測定設定がUE100に設定される。
ステップS209において、UE100は、ソースeNB200-1のセルからデタッチし、ターゲットeNB200-2のセルに同期することにより、ハンドオーバを実行する。ハンドオーバ後において、UE100は、ターゲットeNB200-2により決定されたWLAN測定設定に従ってWLAN測定を行う。
(2)動作パターン2
eNB間ハンドオーバ制御の動作パターン1において、WLAN測定設定(WLANグループ情報)がUE固有である場合を想定していた。一方、WLAN測定設定がセル固有(eNB固有)である場合、ソースeNB200-1及びターゲットeNB200-2は、UE100ごとにWLAN測定設定を通知しなくてもよい。すなわち、ターゲットeNB200-2(ターゲットセル)に接続する全てのUE100に同じWLAN測定設定が適用されるので、ソースeNB200-1は、予めターゲットeNB200-2のWLAN測定設定を取得してもよい。
図13は、第1実施形態に係るeNB間ハンドオーバ制御の動作パターン2を示すシーケンス図である。
図13に示すように、ステップS211において、eNB200-1は、自eNB200のカバレッジに存在するWLANアクセスポイントグループに関するWLANグループ情報をeNB200-2に送信する。eNB200-2は、WLANグループ情報を受信し、受信したWLANグループ情報を記憶する。
ステップS212において、eNB200-2は、自eNB200のカバレッジに存在するWLANアクセスポイントグループに関するWLANグループ情報をeNB200-1に送信する。eNB200-1は、WLANグループ情報を受信し、受信したWLANグループ情報を記憶する。
例えば、eNB200-1及びeNB200-2のそれぞれは、X2インターフェイス上で送信する「eNB Configuration Update」メッセージにWLANグループ情報を含める。
eNB200-1からeNB200-2に対してUE100のハンドオーバを行う場合、eNB200-2は、eNB200-1のWLANグループ情報を把握しているため、eNB200-1からのハンドオーバ要求に応じて、適切なRRC設定情報(RRC Container)を生成することができる。そして、eNB200-2は、RRC設定情報(RRC Container)を含むハンドオーバ指示(Handover Command)を、eNB200-1を介してUE100に通知する。
[第2実施形態]
以下において、第2実施形態について、第1実施形態との相違点を主として説明する。
第1実施形態において、eNB200からの切り替え指示(Steering command)によりWLANを選択したUE100におけるその後の動作について特に触れなかった。
第2実施形態においては、eNB200からの切り替え指示(図5のステップS105、図8のステップS136、図9のステップS155、図10のステップS176)によりWLANを選択したUE100がRRCコネクティッドモードからRRCアイドルモードに遷移する場合を想定する。
第2実施形態に係るUE100は、RRCコネクティッドモードにおいて、WLAN測定報告を設定するためのWLAN測定設定をeNB200から受信する。UE100は、RRCコネクティッドモードからRRCアイドルモードに遷移した場合、RRCアイドルモードにおいてWLAN測定設定を保持する。具体的には、UE100は、eNB200からの切り替え指示に応じてWLAN AP300への切り替えを行った場合、RRCコネクティッドモードからRRCアイドルモードに遷移し、RRCアイドルモードにおいてWLAN測定設定を保持する。
これにより、UE100は、RRCアイドルモードにおいてWLAN測定を継続することが可能となる。例えば、切り替え指示でWLAN APグループAのWLAN APにデータを移した後にRRCアイドルモードに遷移したUE100は、WLAN APグループBのWLAN APを見つけたときに再びRRCコネクティッドモードに戻ってeNB200に報告することができる。
第2実施形態において、WLAN測定設定は、切り替え指示に含まれていてもよい。この場合、RRCアイドルモード用のWLAN測定設定が定義されてもよい。
第2実施形態において、UE100は、WLAN測定設定を保持すべき旨の設定情報をeNB200から受信している場合に限り、RRCアイドルモードにおいてWLAN測定設定を保持してもよい。eNB200は、WLAN測定設定を保持すべき旨の設定情報をWLAN測定設定と共にUE100に送信してもよいし、当該設定情報をWLAN測定設定とは別にUE100に送信してもよい。また、eNB200は、WLAN測定設定を保持すべき旨の設定情報をブロードキャストで送信してもよいし、当該設定情報をユニキャストで送信してもよい。UE100は、WLAN測定設定を保持すべき旨の設定情報をeNB200から受信していない場合、RRCアイドルモードに遷移する際にWLAN測定設定を破棄してもよい。
或いは、UE100は、WLAN測定設定を保持すべき期間を示す期間情報(タイマ値)をeNB200から受信してもよい。eNB200は、期間情報をWLAN測定設定と共にUE100に送信してもよいし、期間情報をWLAN測定設定とは別にUE100に送信してもよい。また、eNB200は、期間情報をブロードキャストで送信してもよいし、当該期間情報をユニキャストで送信してもよい。UE100は、RRCコネクティッドモードからRRCアイドルモードに遷移してから、当該期間情報が示す期間にわたってWLAN測定設定を保持する。具体的には、UE100は、RRCアイドルモードに遷移する際に、期間情報に対応するタイマを起動し、タイマが満了するまでWLAN測定設定を保持する。タイマが満了した際に、UE100は、WLAN測定設定を破棄してもよい。
第2実施形態において、UE100は、保持しているWLAN測定設定に基づいて、RRCアイドルモードにおいて測定対象のWLAN APグループに対する測定を行う。そして、UE100は、RRCアイドルモードにおいて、測定対象のWLAN APグループの発見又は測定結果に基づいて、RRCアイドルモードからRRCコネクティッドモードに遷移(復帰)してもよい。なお、測定対象のWLAN APグループの発見とは、WLAN APグループに含まれるアクセスポイントの発見でもよい。また、測定対象のWLAN APグループの測定結果とは、WLAN APグループに含まれるアクセスポイントから送信される信号に関する測定結果であってもよい。
具体的には、UE100は、WLAN測定設定で指定されたイベントが発生したタイミングで、RRCアイドルモードからRRCコネクティッドモードに遷移する。この場合、UE100は、RRCコネクティッドモードにおいてWLAN測定報告をeNB200に送信する。
或いは、UE100は、測定対象かつ未報告のWLAN APグループを発見したタイミングで、RRCアイドルモードからRRCコネクティッドモードに遷移する。この場合、UE100は、RRCコネクティッドモードにおいてWLAN測定を行う。RRCコネクティッドモードに戻って測定をすることによる効果としては、WLAN測定設定で指定されたイベントが発生した際に迅速にWLAN測定報告をeNB200に送信することができる点等が挙げられる。
第2実施形態において、UE100は、RRCコネクティッドモードに遷移すべき旨の設定情報をeNB200から受信している場合に限り、測定対象のWLAN APグループの発見又は測定結果に基づいて、RRCアイドルモードからRRCコネクティッドモードに遷移してもよい。すなわち、RRCコネクティッドモードに戻るべきか否かをeNB200が指定してもよい。eNB200は、WLAN測定設定を保持すべき旨の設定情報をWLAN測定設定と共にUE100に送信してもよいし、当該設定情報をWLAN測定設定とは別にUE100に送信してもよい。また、eNB200は、WLAN測定設定を保持すべき旨の設定情報をブロードキャストで送信してもよいし、当該設定情報をユニキャストで送信してもよい。
UE100は、RRCコネクティッドモードに遷移すべき旨の設定情報をeNB200から受信していない場合、測定対象のWLAN APグループの発見又は測定結果に基づいてRRCアイドルモードからRRCコネクティッドモードに遷移しなくてもよい。この場合、UE100は、RRCアイドルモードにおいてWLAN測定を継続し、UE主導の切り替え制御を行ってもよい。
[その他の実施形態]
第1実施形態において、報告設定(ReportConfig)によりトリガー・イベントが指定される一例を説明した。しかしながら、トリガー・イベントがUE100に事前設定されていてもよい。例えば、UE100は、信号強度などに関わらず、測定対象かつ未報告のグループのWLAN AP300を発見した際に測定報告をeNB200に送信してもよい。
また、UE100は、同一グループ内のWLAN AP300については、イベントを満たしても報告をしないことが望まれる。つまり、同一グループ内で一のWLAN APから他のWLAN APにUE100が移動する際に、WLAN測定報告をトリガーしない。そのために、UE100は、自身がWLAN APグループに入ったこと(enter)、及び自身がWLAN APグループから出たこと(leave)を把握する。例えば、UE100は、あるWLAN APグループ内でWLANの品質が閾値よりも高い初めてのWLAN AP300を検知した場合、当該WLAN APグループに入った(enter)と判断する。また、UE100は、あるWLAN APグループ内で現在のWLANの品質が閾値よりも低くなり、かつ、当該WLAN APグループ内でWLANの品質が閾値よりも高くなったWLAN AP300が存在しない場合、当該WLAN APグループから出た(leave)と判断する。
第1実施形態において、X2インターフェイスを介したeNB間ハンドオーバ手順を説明した。しかしながら、X2インターフェイスを介したeNB間ハンドオーバ手順に代えて、S1インターフェイスを介したeNB間ハンドオーバ手順を採用してもよい。S1インターフェイスを介したeNB間ハンドオーバ手順の場合、ソースeNBとターゲットeNBとの間のシグナリングにMMEが介在する。
上述した各実施形態において、WWANシステムとしてLTEシステムを例示した。しかしながら、本発明はLTEシステムに限定されない。LTEシステム以外のWWANシステムに本発明を適用してもよい。
[付記]
(1.前書き)
「eNBは、(たとえば、SSID、HESSIDもしくはBSSIDによって)UEに一群のAPを提供する」、および、「アグリゲーションの場合、および、インターワーキングの場合、どのようにしてIDがUEに提供されるかは、将来の研究課題である(すなわち、プロビジョニングは、異なることがある)」という意見が、現状の合意を含むドキュメントにある。これらの合意がどのようにして仕様において獲得されるべきであるかを考慮して、本付記は、特に、インターワーキング強化のための以下の測定フレームワークの強化について考察する。
-測定対象
-レポーティング構成
-Quantity構成
-測定識別
-測定ギャップ
(2.考察)
(2.1.測定対象)
「eNBは、WLAN測定のための測定対象を構成することがある。」という合意がある。現行のRAT間測定対象MeasObjectCDMA2000およびMeasObjectUTRAは、リストをRemove/AddModするためにセルを収容しているので、WLANのための簡単な強化は、WLAN識別子の追加/削除のためMeasObjectWLANに含まれているwLansToRemoveListおよびwlansToAddModListを定義することである。
wlansToAddModListは、WLAN識別子および対応するインデックス(すなわち、wlanIndex)を収容することがある。wlanIndexは、eNBが特定のWLAN識別子を削除するときに不可欠である。eNBは、メッセージサイズを縮小できるようにWLAN識別子に代えて特定のインデックスを指示することができる。
提案1: RAN2は、wlansToRemoveListおよびwlansToAddModListを収容しているmeasObjectWLANを導入するようにわざわざ要求されている。
提案2: wlansToAddModListは、wlanIndexを収容する。また、wlansToRemoveListは、wlanIndexListに等しい。
以下の小節では、測定対象の強化についてのさらなる検討事項がWLANアグリゲーション事例およびインターワーキング強化事例の両方について別々に考察される。
(2.1.1.WLANアグリゲーションのための測定対象強化)
既存のRRM測定によれば、測定対象は、セルのリストを含む。たとえば、MeasObjectUTRAは、cellsToAddModListの中にphysCellIdを収容する。この観点から、WLAN識別子を提供するためこのリストを再使用することは、当然である。
WLANアグリゲーションは、リリース12のデュアルコネクティビティに基づいているので、RRC CONNECTEDモードにおけるUEだけが考慮される必要がある。その結果、eNBがリリース12のインターワーキングの場合のようにWLAN識別子をブロードキャストすることは、不可欠ではない。たとえ、eNBがインターワーキング動作のためWLAN識別子をブロードキャストするとしても、WLANアグリゲーション対応APは、インターワーキングのためのAPとは異なることがある。
提案3: WLANアグリゲーションに対して、eNBは、WLAN識別子を収容しているmeasObjectWLANを構成する。RAN2は、eNBがWLAN識別子をブロードキャストすることを命令すべきではない。
(2.1.2.インターワーキング強化のための測定対象強化)
技術報告によれば、解決策3を適用する待機モードにおけるUEは、ブロードキャストされたRAN補助パラメータを用いてアクセスネットワーク選択を行う。しかしながら、リリース13のインターワーキング強化が待機モードにおけるUEをサポートする、ということを前提とするか否かは、あまり明確ではない。このことは、議論を促進させるため明確にされるべきである。リリース12のインターワーキングは、待機UEトラフィック誘導を既にサポートしているので、一貫性の面から、リリース13のための同じUE挙動をサポートしない、という理由はない。
提案4:RAN2は、待機UEのためリリース13のインターワーキングがサポートされるか否かがわざわざ問われる。
リリース13のインターワーキングが待機UEのためサポートされている場合、SIB 17またはSIB 17の強化版が待機UEをサポートするためにブロードキャストされることが期待されることになる。
提案5: SIB 17の強化版は、リリース13のWLANインターワーキングのための待機UEをサポートするためにサービングセルによってブロードキャストされるべきである。
eNBが待機モードにおけるUEのためのRAN補助パラメータをブロードキャストする場合、WLAN識別子をブロードキャストすることと、WLAN識別子を収容するmeasObjectWLANを構成することとは、重複のように思われる。別の提案にあるように、measObjectWLANがブロードキャストされたWLAN識別子への参照だけを指示する、という選択肢は、シグナリングオーバーヘッドを減少させる可能性がある。
しかしながら、この選択肢には不明確な点がある。すなわち、リリース12のWLAN識別子が再使用できるか、または、リリース13のWLAN識別子が付加的に必要とされるか、ということである。リリース12において規定されたUEベースの解決策とは違って、インターワーキング強化は、より細粒度のWLAN識別子を要求する。特に、WTとeNBとの間にXwインターフェイスが存在する場合、eNBは、どのWTがレポートされたWLAN識別子を管理するかを識別する必要がある。リリース12のWLAN識別子とリリース13のWLAN識別子との間には相違がある。さらに、UEが測定対象に構成されたwlanIndex-r13を既存のブロードキャストされたWLAN識別子に関連付けることは、明示的な参照値なしでは難しいことがある。RAN2が明示的な参照値を含んでいる付加的なWLAN-identifiers-r13を規定する必要があるか否かを明確にする方がよい。
提案6:RAN2は、測定対象IDとの関連付けのための明示的もしくは黙示的な参照値を収容することがある付加的なWLAN-identifiers-r13が導入されるか否かについて話し合うべきである。
ブロードキャストされる明示的な参照値として2つの代替案がある。
-代替案1 eNBは、wlanIndexを各WLAN識別子と共にブロードキャストする。
-代替案2 eNBは、wlan-Group-IDを各WLAN識別子と共にブロードキャストする。
代替案1は、小節2.1.1.において導入された案に類似した考え方である。これは、各WLAN識別子と関係している。
代替案2は、WLAN識別子がどのグループに属しているかを表す付加情報である。数個のWLAN識別子が同じグループに属しているので、グループの最大個数の大きさは、WLAN識別子の最大個数より小さい、と想定される。
代替案2に関して、APのグループ同士が接近していない場合、ブロードキャストされるSSIDの個数を削減するために異なったグループに対して同じグループSSIDを再使用することが可能である。
(2.2.レポーティング構成)
アグリゲーションとインターワーキングの両方に関して、以下の2種類のUE挙動に合意した:
-UEは、(APのグループの範囲内で)eNBに対して透過的であるモビリティを遂行する。
-APのグループを越えるUEモビリティは、たとえば、UEによって提供された測定レポートに基づいてeNBによって制御される。
これは、eNBが、UEが同一グループ内ではレポートを開始する必要はないがAPの別のグループへの加入条件を満たすときに測定レポートを開始するように、UEを構成する、という合意として言い換えられることがある。
グループ分けは、同一グループ内のAP(たとえば、同一の拡張サービスセットの下のAP)がwlansToAddModListの中の1つのエントリに関連付けられている場合、簡単に達成可能である。換言すれば、APのグループは、測定対象IDがどのように使用されているか、と一致している。
UEが同一グループ内ではレポートを開始する必要はないが、UEがAPの別のグループに加入するときに測定レポートを開始する、というUE挙動は、2つのルールによって達成される:
1)UEは、指定されたWLANイベントに対する加入条件が異なったAPグループに属するターゲットAPに対して充足された場合、測定レポートを開始する。
2)UEは、指定されたWLANイベントに対する離脱条件が同一APグループに属するいずれかのAPに対して充足された場合、測定レポートを開始する。
この一般原理は、技術報告において導入されたイベントW1からW4に適用できる。
提案7:APのグループは、1つのmeasObjectWLANと一致する。
提案8:UEは、指定されたWLANイベントに対する加入条件が異なったAPグループに属するターゲットAPに対して充足された場合、測定レポートを開始する。
提案9:UEは、指定されたWLANイベントに対する離脱条件が同一APグループに属するいずれかのAPに対して充足された場合、測定レポートを開始する。
測定レポートでは、eNBは、節2.2.において導入された明示的な参照を用いてトリガーされたWLAN識別子を指示する可能性がある。この選択肢を用いると、レポートのメッセージサイズは、縮小することができる。
(2.3.Quantity構成)
既存のQuantity構成は、RAT間測定のための測定Quantityおよびレイヤ3フィルタリング係数を指定するので、WLAN測定のため強化されるべきである。少なくとも、Quantity構成は、WLAN RSSI測定のためのフィルタ係数を含んでいる。
提案10: RAN2は、少なくともRSSIを含むmeasQuantityWLANセットを収容するQuantityConfigWLANと、フィルタ係数とを指定すべきである。
RAN2は、RSSI以外のRAN補助パラメータ(たとえば、BSS負荷)を再使用することを考慮することができる。
(2.4.測定識別および測定ギャップ)
測定識別は、1つの測定対象を1つのレポーティング構成と関連付ける。WLAN測定のための変更は必要ではなく、既存のルールがWLANに適用できることがある。
UEの中のRFチェーンは、典型的に、LAAの事例を除いて、LTEとWLANとの間では異なることがあるので、測定ギャップは、強化される必要がない。
たとえ干渉問題があるとしても、この干渉問題は、既存のIDC解決策を再使用することにより解決されることがある。
提案11:測定識別または測定ギャップのための強化は、必要とはされない。
なお、米国仮出願第62/198953号(2015年7月30日出願)の全内容が、参照により、本願明細書に組み込まれている。
本発明は移動通信分野において有用である。

Claims (7)

  1. 基地局と無線広域ネットワーク(WWAN)システムによる通信を行う無線端末であって、
    RRC(Radio Resource Control)コネクティッドモードにおいて、測定報告を前記無線端末が設定するための第1の設定情報を前記基地局から受信する処理を行う制御部を備え、
    前記測定報告は、アクセスポイントから無線狭域ネットワーク(WLAN)システムにより送信される信号に関する測定結果の報告であり、
    前記制御部は、前記第1の設定情報に基づいて、アクセスポイントからWLANシステムにより送信される信号の測定を設定し、
    前記制御部は、前記RRCコネクティッドモードからRRCアイドルモードに遷移した場合、前記RRCアイドルモードにおいて前記第1の設定情報を保持し、
    前記制御部は、前記基地局からの切り替え指示に応じて、アクセスポイントとの通信を行うための制御を開始した場合、前記RRCコネクティッドモードから前記RRCアイドルモードに遷移し、前記RRCアイドルモードにおいて前記第1の設定情報を保持することを特徴とする無線端末。
  2. 前記第1の設定情報は、前記切り替え指示に含まれていることを特徴とする請求項1に記載の無線端末。
  3. 前記制御部は、前記第1の設定情報を保持すべき旨の第2の設定情報を前記基地局から受信している場合に限り、前記RRCアイドルモードにおいて前記第1の設定情報を保持することを特徴とする請求項1に記載の無線端末。
  4. 前記第1の設定情報は、複数のアクセスポイントを含む測定対象のアクセスポイントのグループと関連付けられた所定識別子を含み、
    前記制御部は、前記第1の設定情報に基づいて、前記測定対象のアクセスポイントのグループに含まれる前記複数のアクセスポイントからWLANシステムにより送信される信号の測定を設定し、
    前記切り替え指示は、前記複数のアクセスポイントのうち、前記無線端末が通信を行う第1のアクセスポイントの識別子を含むことを特徴とする請求項1に記載の無線端末。
  5. 前記制御部は、前記RRCアイドルモードにおいて、前記測定対象のアクセスポイントのグループのアクセスポイントの発見又は測定結果に基づいて、前記RRCアイドルモードから前記RRCコネクティッドモードに遷移することを特徴とする請求項4に記載の無線端末。
  6. 前記制御部は、前記RRCコネクティッドモードに遷移すべき旨の第3の設定情報を前記基地局から受信している場合に限り、前記測定対象のアクセスポイントのグループに含まれるアクセスポイントの発見又は測定結果に基づいて、前記RRCアイドルモードから前記RRCコネクティッドモードに遷移することを特徴とする請求項4に記載の無線端末。
  7. 基地局と無線広域ネットワーク(WWAN)システムによる通信を行う無線端末であって、
    RRC(Radio Resource Control)コネクティッドモードにおいて、測定報告を前記無線端末が設定するための第1の設定情報を前記基地局から受信する処理を行う制御部を備え、
    前記測定報告は、アクセスポイントから無線狭域ネットワーク(WLAN)システムにより送信される信号に関する測定結果の報告であり、
    前記制御部は、前記第1の設定情報に基づいて、アクセスポイントからWLANシステムにより送信される信号の測定を設定し、
    前記制御部は、前記RRCコネクティッドモードからRRCアイドルモードに遷移した場合、前記RRCアイドルモードにおいて前記第1の設定情報を保持し、
    前記制御部は、前記第1の設定情報を保持すべき期間を示す期間情報を前記基地局から受信する処理を行い、
    前記制御部は、前記RRCコネクティッドモードから前記RRCアイドルモードに遷移してから、前記期間情報が示す期間にわたって前記第1の設定情報を保持することを特徴とする無線端末。
JP2020131470A 2015-07-30 2020-08-03 基地局及び無線端末 Active JP7022793B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201562198953P 2015-07-30 2015-07-30
US62/198,953 2015-07-30

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017531419A Division JPWO2017018539A1 (ja) 2015-07-30 2016-07-29 基地局及び無線端末

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020188504A JP2020188504A (ja) 2020-11-19
JP7022793B2 true JP7022793B2 (ja) 2022-02-18

Family

ID=57884447

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017531419A Pending JPWO2017018539A1 (ja) 2015-07-30 2016-07-29 基地局及び無線端末
JP2020131470A Active JP7022793B2 (ja) 2015-07-30 2020-08-03 基地局及び無線端末

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017531419A Pending JPWO2017018539A1 (ja) 2015-07-30 2016-07-29 基地局及び無線端末

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10433221B2 (ja)
EP (1) EP3331266A4 (ja)
JP (2) JPWO2017018539A1 (ja)
WO (1) WO2017018539A1 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3319373A4 (en) * 2015-07-30 2018-06-20 Kyocera Corporation Wireless terminal and wwan-supporting base station
JP6869955B2 (ja) 2015-08-12 2021-05-12 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 端末がwlan測定を実行する方法及び装置
CN107211471B (zh) * 2015-08-14 2020-06-16 华为技术有限公司 一种无线局域网络wlan的测量上报方法及相关设备
EP3338479A1 (en) * 2015-08-21 2018-06-27 Intel IP Corporation Radio resource control in cellular/wlan aggregation
WO2017103756A1 (en) * 2015-12-18 2017-06-22 Nokia Technologies Oy Method for triggering freestanding radio resource control report
KR102270533B1 (ko) 2016-04-01 2021-06-30 삼성전자 주식회사 무선 통신 시스템에서 통신 방법 및 장치
EP3800868B1 (en) 2016-05-18 2021-11-17 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for performing efficient layer 2 function in mobile communication system
WO2018030290A1 (ja) * 2016-08-10 2018-02-15 株式会社Nttドコモ 無線通信システム
US11234206B2 (en) * 2016-09-30 2022-01-25 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Wireless device, a core network node and methods therein
US10686661B2 (en) * 2016-12-29 2020-06-16 Apple Inc. Network profile system and method
US10728823B2 (en) * 2017-05-14 2020-07-28 FG Innovation Company Limited Methods, devices, and systems for beam refinement during handover
JP7123642B2 (ja) * 2018-06-11 2022-08-23 株式会社日立製作所 無線通信方法、無線通信システム及び無線通信装置
US11310690B2 (en) * 2018-08-03 2022-04-19 Qualcomm Incorporated Traffic service prioritization in a controller based multi-AP network
CN110913422B (zh) * 2018-09-18 2022-05-17 华为技术有限公司 用于小区测量的方法和装置
CN111294823B (zh) * 2018-12-21 2021-10-08 展讯通信(上海)有限公司 Dc操作中的测量方法及装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130242783A1 (en) 2012-03-16 2013-09-19 Qualcomm Incorporated System and Method of Offloading Traffic to a Wireless Local Area Network
US20140010233A1 (en) 2012-07-05 2014-01-09 Hitachi, Ltd. Communication device, method for controlling the communication device, and communication system
WO2014112599A1 (ja) 2013-01-18 2014-07-24 京セラ株式会社 通信制御方法及びユーザ端末
JP2015057883A (ja) 2013-09-16 2015-03-26 創新音▲速▼股▲ふん▼有限公司 3gpp無線lanインターワーキングのシグナリングのための方法及び通信装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103391633B (zh) * 2012-05-09 2018-08-24 中兴通讯股份有限公司 网络接入方法及装置
EP2870800B1 (en) * 2012-07-03 2018-09-05 Interdigital Patent Holdings, Inc. Fast initial link setup discovery frames
US20140029570A1 (en) * 2012-07-26 2014-01-30 Lg Electronics Inc. Method of supporting signal transmission and reception using at least two radio access technologies and apparatus therefor
EP2976917A4 (en) * 2013-03-20 2016-03-09 Ericsson Telefon Ab L M CONTROL OF THE OPERATION OF MOBILE TERMINALS WITH REGARD TO SEVERAL RADIO ACCESS TECHNOLOGIES
US9781662B2 (en) * 2013-08-06 2017-10-03 Htc Corporation Method of performing wireless local area network measurement in wireless communication systems
CN107615811B (zh) * 2015-09-25 2020-03-27 华为技术有限公司 网络间互操作的方法及设备
EP3354076B1 (en) * 2015-09-25 2019-02-27 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Terminal and method for inter rat access selection in a communications network

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130242783A1 (en) 2012-03-16 2013-09-19 Qualcomm Incorporated System and Method of Offloading Traffic to a Wireless Local Area Network
JP2015517241A (ja) 2012-03-16 2015-06-18 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated トラフィックをワイヤレスローカルエリアネットワークにオフロードするシステムおよび方法
US20140010233A1 (en) 2012-07-05 2014-01-09 Hitachi, Ltd. Communication device, method for controlling the communication device, and communication system
WO2014112599A1 (ja) 2013-01-18 2014-07-24 京セラ株式会社 通信制御方法及びユーザ端末
JP2015057883A (ja) 2013-09-16 2015-03-26 創新音▲速▼股▲ふん▼有限公司 3gpp無線lanインターワーキングのシグナリングのための方法及び通信装置

Non-Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
Ericsson,WLAN measurement reporting [online],3GPP TSG-RAN WG2 #90 Tdoc R2-152475,[検索日 2021.06.30],2015年05月15日,p.1-6,インターネット <URL: https://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG2_RL2/TSGR2_90/Docs/R2-152475.zip>
Intel Corporation, China Telecom, Qualcomm Incorporated,Agreements on LTE-WLAN Radio Level Integration and Interworking Enhancement [online],3GPP TSG-RAN2 Meeting 89-bis R2-152922, [検索日 2021.06.30],2015年06月08日,p.1-5,インターネット <URL:https://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG2_RL2/TSGR2_90/Docs/R2-152922.zip>
Kyocera,Consideration on WLAN measurement [online],3GPP TSG-RAN WG2 #91 R2-153414,[検索日 2021.06.30],2015年08月14日,p.1-4,インターネット <URL: https://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG2_RL2/TSGR2_91/Docs/R2-153414.zip>

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2017018539A1 (ja) 2018-05-24
JP2020188504A (ja) 2020-11-19
US20180227812A1 (en) 2018-08-09
EP3331266A1 (en) 2018-06-06
WO2017018539A1 (ja) 2017-02-02
US10433221B2 (en) 2019-10-01
EP3331266A4 (en) 2019-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7022793B2 (ja) 基地局及び無線端末
US10028331B2 (en) User terminal, communication control method and chipset
US20200374768A1 (en) Base station and user terminal
US10492177B2 (en) Base station and radio terminal
WO2017018460A1 (ja) 基地局
US10477434B2 (en) Radio terminal, processor and communication method
US10531374B2 (en) Base station, processor, radio terminal, and network apparatus
EP3337284B1 (en) Wireless terminal, base station, and wlan device
US10412665B2 (en) AP group information processing method and eNB
JP6511208B1 (ja) 通信方法、プロセッサ、及びネットワーク装置
JP6371008B2 (ja) 通信方法、セルラ基地局及び無線lan終端ノード
WO2017078062A1 (ja) 基地局、wlan終端ノード、及び無線端末

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210706

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210906

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220125

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220207

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7022793

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150