JP7021759B1 - ボトルカバー及びボトルカバーの製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
まず図1~図5を参照して、本発明の実施の形態に係るボトルカバーの構成例について説明する。図5では、飲料用容器50として、スポーツの場面等で使用されるスクイズボトルを例示している。以下の各図では、図面の煩雑化を避けるため、符号の一部を省略することがある。
上記の材料部材の所定の箇所に、プレス機を用いて、文字や図柄などを熱転写する。そして、熱転写後の材料部材から、図7のように、本体部12の元となる本体部材12Aと、底部14の元となる底部材14Aと、肩部16の元となる肩部材16Aとを切り出す。本体部材12Aは、発泡合成ゴム素材からなる平面視矩形状の部材の表裏に合成繊維が貼り付けられたものである。底部材14Aは、発泡合成ゴム素材からなる平面視円形状の部材の表裏に合成繊維が貼り付けられたものである。肩部材16Aは、発泡合成ゴム素材からなる平面視円環形状の部材の両側に表裏に合成繊維が貼り付けられたものである。図7(a)及び図7(b)では、文字などが熱転写された箇所を破線四角で例示している(ステップS101)。
次いで、底部材14Aの側面14sと、本体部材12Aにおける底部材14A側に配置される端部の該底部材14A側の内面とに、接着剤を塗布する。本体部材12Aにおいて、底部材14A側に配置される端部は、上述した一端部12bに相当し、一端部12bの底部材14A側の内面は、上述した内面12sに相当する。接着剤としては、例えば、ノーテープ9660(ノーテープ工業(株)製)などの液状の接着剤を好適に用いることができる。以下の各工程においても同様である。なお、本体部材12Aに接着剤を塗布する際は、図8のようにマスキングテープMを用い、塗布領域の幅Pが底部14の厚みTと等しくなるようにするとよい(ステップS102)。そして、予め決められた待ち時間が経過するまで待機し(ステップS103/No)、待ち時間が経過すると(ステップS103/Yes)底部材14Aの側面14sと内面12sとを接合させる。これにより、本体部材12Aは、図9のように、底部材14Aの側面14sを覆った状態となる。その際、例えば手動式の加圧機を用いて、接着剤で接合させた箇所をより強固に固着させてもよい。加圧機としては、エアニッパMR20(室本鉄工(株)製)などの片手用のエアニッパを好適に用いることができる。すなわち、加圧機により接合箇所の数か所あるいは全域を摘んで加圧し、接合箇所の接着力を高めるようにしてもよい。待ち時間は、使用する接着剤の種類に応じて設定するとよい。以下の各工程においても同様である(ステップS104)。
次に、図9のような状態の本体部材12Aの一方の側端部12cと他方の側端部12dとに接着剤を塗布し(ステップS105)、待ち時間が経過するまで待機する(ステップS106/No)。待ち時間が経過すると(ステップS106/Yes)、本体部材12Aの両側端面を接合させて、図10に示すような円筒状の本体部12を形成する。その際、一方の側端部12cと他方の側端部12dとを底部14側から接着させていくとよい。このときも、手動式の加圧機により接合箇所の数か所あるいは全域を摘んで加圧し、接合箇所の接着力を高めるようにしてもよい(ステップS107)。
次いで、肩部材16Aの外側面16tと、本体部12の底部材14Aとは反対側の端部(肩部材16A側に配置される端部)である肩端部に接着剤を塗布する。具体的には、本体部12の底部材14Aとは反対側の端面である肩側端面12tに接着剤を塗布する(ステップS108)。そして、待ち時間が経過するまで待機し(ステップS109/No)、待ち時間が経過すると(ステップS109/Yes)、肩部材16Aの外側面16tと肩側端面12tとを接合させる。例えば、図10のように、肩側端面12tの一部と外側面16tの一部とを接着させた状態から、少しずつ接着領域を広げていくとよい。これにより、開口部18側に向けて細くなるテーパ状の肩部16が形成される。このときも、手動式の加圧機により接合箇所の数か所あるいは全域を摘んで加圧し、接合箇所の接着力を高めるようにしてもよい(ステップS110)。
続いて、本体接合工程における接合箇所31を塞ぐように帯状の本体補強部材21を貼り付ける。より具体的に、本体補強部材21として接着剤付きのテープを用いる場合は、接合箇所31に本体補強部材21を重ねた上で、アイロンの熱により本体部12に本体補強部材21を接着させる。本体補強部材21として、接着剤が付いていない化学繊維等を用いる場合は、これとホットメルトテープとを組み合わせることにより、アイロンを用いて本体部12に本体補強部材21を接着させてもよい。上述した各工程と同様、接着剤を用いて本体部12に本体補強部材21を接合させてもよい。この場合は、本体部12の表面の、接合箇所31に沿った本体補強部材21の幅と等しい領域R1と、本体補強部材21の一方の面とに接着剤を塗布する。図11のように、領域R1は、接合箇所31が中央に位置する配置が好ましい。接着剤の塗布後、待ち時間が経過すると、領域R1に本体補強部材21を貼り付ける(ステップS111)。
そして、肩部接合工程における肩部材16Aの外側面16tと肩側端面12tとの接合箇所32を塞ぐように帯状の肩部補強部材22を貼り付ける。より具体的に、肩部補強部材22として接着剤付きのテープを用いる場合は、接合箇所32に肩部補強部材22を重ねた上で、アイロンの熱により本体部12に肩部補強部材22を接着させる。肩部補強部材22として、接着剤が付いていない化学繊維等を用いる場合は、これとホットメルトテープとを組み合わせることにより、アイロンを用いて本体部12に本体補強部材21を接着させてもよい。本体補強部材21と同様、接着剤を用いて本体部12に肩部補強部材22を接合させてもよい。この場合は、本体部12の表面の、接合箇所32に沿った肩部補強部材22の幅と等しい領域R2と、肩部補強部材22の一方の面とに接着剤を塗布する。図11のように、領域R2は、接合箇所32が中央に位置する配置が好ましい。接着剤の塗布後、待ち時間が経過すると、領域R2に肩部補強部材22を貼り付ける。これにより、図1のようなボトルカバー10が完成する(ステップS112)。
図12を参照して、本実施の形態の変形例1に係るボトルカバー10の構成例について説明する。本変形例1におけるボトルカバー10は、図12に示すように、本体部12が底部14よりも下に延伸しており、平坦な面に置いた場合、環状の底部端面12wが載置面に当接するよう構成されている。すなわち、本変形例1では、本体部12の一端部12bの幅が底部14の厚みTよりも長くなっており、底部14の底外面14wと底部端面12wとの間に段差が形成される。つまり、底部14が本体部12の内側に固定されている。本変形例1におけるボトルカバー10を製造する際において、本体部材12Aに接着剤を塗布するときは、図8の場合と同様、2枚のマスキングテープMを用いて接着剤の塗布領域を定めるとよい。
図13及び図14を参照して、本実施の形態の変形例2に係るボトルカバー10の構成例について説明する。本変形例2におけるボトルカバー10は、底の部分に設けられた補助部材40を有している。補助部材40は、本体補強部材21及び肩部補強部材22と同様、本体部12と底部14との接合箇所を塞ぐように接着剤で貼り付けられている。補助部材40は、外径が本体部12の一端部12bの外径と等しくなるように形成するとよい。
Claims (7)
- 発泡合成ゴム素材からなる円板状の底部と、
発泡合成ゴム素材からなり、一端部における内面が接着剤によって前記底部の側面に接合された筒状の本体部と、
中央に開口を有する円板状の、発泡合成ゴム素材からなる肩部材により構成され、外側面が接着剤によって前記本体部の他端部側の端面に接合されてテーパ状に形成された肩部と、を有し、
前記本体部は、
平面視矩形状の本体部材の両側端部が接着剤によって接合されたものである、ボトルカバー。 - 前記本体部の前記両側端部の接合箇所を塞ぐように貼り付けられた帯状の本体補強部材を有する、請求項1に記載のボトルカバー。
- 前記本体部と前記肩部との接合箇所を塞ぐように貼り付けられた帯状の肩部補強部材を有する、請求項1又は2に記載のボトルカバー。
- 発泡合成ゴム素材からなる円板状の底部と、
発泡合成ゴム素材からなる平面視矩形状の本体部材の両側端部が接着剤によって接合されたものであり、一端部における内面が接着剤により前記底部の側面に接合された筒状の本体部と、
中央に開口を有する円板状の、発泡合成ゴム素材からなる肩部材により構成され、外側面が接着剤によって前記本体部の他端部側の端面に接合されてテーパ状に形成された肩部と、
前記本体部の前記両側端部の接合箇所を塞ぐように貼り付けられた帯状の本体補強部材と、
前記本体部と前記肩部との接合箇所を塞ぐように貼り付けられた帯状の肩部補強部材と、を有する、ボトルカバー。 - 発泡合成ゴム素材からなる平面視円形状の底部材の側面と、発泡合成ゴム素材からなる平面視矩形状の本体部材の、前記底部材側に配置される端部の該底部材側の面とに接着剤を塗布した後、前記底部材の側面と前記本体部材の前記底部材側の接着剤を塗布した面とを接合させる底部接合工程と、
前記本体部材の両側端面に接着剤を塗布した後、該両側端面を接合させて円筒状の本体部を形成する本体接合工程と、
発泡合成ゴム素材からなる平面視円環形状の肩部材の外側面と、前記本体部の前記底部材とは反対側の端部である肩端部とに接着剤を塗布した後、前記肩部材の外側面と前記肩端部とを接合させる肩部接合工程と、を有する、ボトルカバーの製造方法。 - 前記本体接合工程における接合箇所を塞ぐように帯状の本体補強部材を貼り付ける本体補強工程を有する、請求項5に記載のボトルカバーの製造方法。
- 前記肩部接合工程における前記肩部材の外側面と前記肩端部との接合箇所を塞ぐように帯状の肩部補強部材を貼り付ける肩部補強工程を有する、請求項5又は6に記載のボトルカバーの製造方法。
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