JP7018196B2 - Fender cover - Google Patents
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Description
本発明は、防舷材カバーに関する。 The present invention relates to a fender cover.
船舶などが接岸する岸壁には、船体の保護および岸壁の保護のため弾性体の防舷材を取り付けることが行われ、衝撃の吸収を図ることが行われている。
防舷材は、耐候性向上および弾力性を持たせ耐久性をよくする為カーボンブラックなどを含む黒色のゴム素材が用いられることが多く、船腹が白い漁船や旅客船等が防舷材と接触すると、船腹が黒く汚れてしまうことがある。
そこで、特許文献1の防舷材カバーでは、ゴム製または合成樹脂製のカバーで防舷材の表面を被覆することが提案され、防舷材の上下の開口部に固定板を配置し、固定板同士を固定軸で連結して、上下の固定板を介してカバーが取り付けられている。
Elastic fenders are attached to the quay where ships and the like berth to protect the hull and the quay to absorb impact.
As the fender, a black rubber material including carbon black is often used to improve weather resistance, elasticity and durability, and when a fishing boat or passenger ship with a white fender comes into contact with the fender. , The ship's side may become black and dirty.
Therefore, in the fender cover of
特許文献1の防舷材カバーでは、防舷材の表面を剛性のあるカバーで覆うようにするため防舷材の衝撃吸収の機能が低下してしまうという問題がある。
The fender cover of
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、防舷材としての衝撃吸収の機能の低下を招くことなく、船体の汚れを防止することができる防舷材カバーを提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above-mentioned problems of the prior art, and provides a fender cover capable of preventing the hull from becoming dirty without deteriorating the shock absorbing function as the fender. The purpose is.
上記目的を達成するための本発明の防舷材カバーは、
岸壁に設置され、弾性体で形成されて船体からの衝撃を吸収する防舷材の表面を覆って船体と接触するカバー部材と、
前記防舷材の両側に設けられ前記カバー部材を支持する支持部材と、を備え、
前記支持部材は、
前記防舷材に形成された中空部の上端部と下端部とのいずれか一方に挿入される挿入支持部と、いずれか他方に挿入されて内側面に突っ張って固定される挿入固定部と、を備えて連結された枠状体を構成している、
ことを特徴とする。
The fender cover of the present invention for achieving the above object is
A cover member installed on the quay, which is made of an elastic body and covers the surface of the fender that absorbs the impact from the hull and comes into contact with the hull.
A support member provided on both sides of the fender and supporting the cover member is provided.
The support member is
An insertion support portion inserted into either the upper end portion or the lower end portion of the hollow portion formed in the fender, an insertion fixing portion inserted into either one of the hollow portions and stretched and fixed to the inner side surface. Consists of a frame-like body connected with
It is characterized by that.
前記挿入固定部は、2本の枠部材を備え、前記枠部材の間隔が前記中空部の最大幅より大きく形成されて突っ張るようにすることが好ましい。 It is preferable that the insertion fixing portion includes two frame members so that the distance between the frame members is formed to be larger than the maximum width of the hollow portion and is stretched.
前記防舷材は、前記中空部のいずれか他方が閉じられており、前記支持部材は、前記中空部が閉じられた他方の端部には、前記挿入固定部に代えて前記防舷材と前記岸壁と間に挿入されて固定される固定部材を備えていることが好ましい。 In the fender, one of the hollow portions is closed, and the support member has the fender at the other end where the hollow portion is closed, instead of the insertion fixing portion. It is preferable to have a fixing member inserted and fixed between the quay and the quay.
前記支持部材は、前記枠状体の横方向および/または縦方向に長さ調整部が設けられていることが好ましい。 It is preferable that the support member is provided with a length adjusting portion in the lateral direction and / or the vertical direction of the frame-shaped body.
前記支持部材は、前記防舷材の両側に設けられ、中間部が前記岸壁と間隔をあけて固定支持されガイド部が形成される支柱部材を備え、前記カバー部材は、前記ガイド部に摺動可能に設けられるとともに、潮汐の変化に応じて水面に浮上させる浮力部材を備えることが好ましい。 The support member is provided on both sides of the fender, and includes a support member whose intermediate portion is fixedly supported and supported at a distance from the quay to form a guide portion, and the cover member slides on the guide portion. It is preferable to provide a buoyancy member that can be provided and floats on the water surface in response to changes in tide.
前記カバー部材は、補強部材が設けられて構成されていることが好ましい。 It is preferable that the cover member is provided with a reinforcing member.
本発明によれば、防舷材としての衝撃吸収の機能の低下を招くことなく、船体の汚れを防止することができる。 According to the present invention, it is possible to prevent the hull from becoming dirty without deteriorating the function of shock absorption as a fender.
以下、この発明の防舷材カバーの実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
本発明の防舷材カバー10は、例えば図1に示すように、岸壁1に船舶などが接岸したり、係留される側壁面に取り付けられたゴムなどの弾性体で造られた防舷材2の表面を覆うことで、船体Sが防舷材2に直接接触しないようにし、防舷材2による衝撃の吸収機能を確保しながら防舷材2による船体Sの汚れを防止するものである。
防舷材カバー10は、岸壁1に設置され、弾性体で形成されて船体Sからの衝撃を吸収する防舷材2の表面を覆って船体Sと接触するカバー部材20と、防舷材2の左右両側に設けられカバー部材20を支持する支持部材30と、を備える。支持部材30は、防舷材2に形成された中空部2aの上端部と下端部とのいずれか一方に挿入される挿入支持部31と、いずれか他方に挿入されて内側面に突っ張って固定される挿入固定部32と、を備えて連結された枠状体33を構成している。
Hereinafter, embodiments of the fender cover of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
As shown in FIG. 1, for example, the
The
防舷材カバー10で覆う防舷材2は、例えば図1に示すように、横断面形状が中空部2aを備えた台形状の本体部2bと、本体部2bと一体に形成されて左右両側に突き出し岸壁1への取付部となる板状の固定部2cと、を備えており、カーボンブラックなどを含むゴム、合成ゴム、合成樹脂などの弾性体で形成されている。防舷材2の中空部2aは、例えば防舷材2の外形と略相似形の台形状に形成されており、岸壁1側の基端部が台形の長い下辺(底辺)となり、岸壁1と反対の先端部が円弧状の上辺とされ、上下方向には、貫通して形成されている。
As shown in FIG. 1, for example, the
支持部材30は、図1に示すように、防舷材2の中空部2aを利用して固定される。支持部材30は、金属製や合成樹脂製の管材を組み合わせて枠状体33が構成され、上下の横部材34と、防舷材2の外側の左右の縦部材35とで枠状に連結されている。下側の横部材34には、中空部2aに挿入される挿入支持部31が設けられ、2本の枠部材31aを上方に突き出すように設けて構成され、2本の挿入支持部31の枠部材31aが防舷材2の台形状の中空部2aの底辺(下辺)側の間隔に合わせて設定されている。これにより、挿入支持部31の枠部材31aは、防舷材2の中空部2aに下端部から挿入することで中空部2aに係止される。
なお、下側の横部材34は、2本の挿入支持部31の枠部材31a間が両側に逆ねじが形成された連結部材37で連結されて1本の横部材34として構成してあり、連結部材37によって長さ調整部36が構成され、長さの調整ができるようになっている。
As shown in FIG. 1, the
The lower
上側の横部材34は、左右に分割されており、内側の対向する端部にそれぞれ中空部2aに挿入し固定する挿入固定部32が設けられ、2本の枠部材32aを下方に突き出すように設けて構成されている。挿入固定部32の2本の枠部材32aは、その間隔を防舷材2の台形状の中空部2aの底辺(下辺)側の間隔(内側の対向する端部の間の距離)より大きく形成してあり、挿入固定部32の2本の枠部材32aを互いに引き寄せるようにして中空部2aに挿入することで内側面に密着させて固定できるように設定してある。したがって、中央部で分割した形状の上側の横部材34は、挿入固定部32の2本の枠部材32aを引き寄せることができ、中空部2aに挿入した後、引き寄せた力を解放することで、弾性力で固定することができる。
The upper
これら上下の横部材34の両端部が左右の縦部材35に連結されて略4角形状の枠状体33とされる。縦部材35と横部材34との間には、長さ調整部36が設けられ、両側に逆ねじが形成された連結部材37で連結することで、長さの調整を行うようにしている。または、バックルで引き込んで調整ができる様にしても良い。
なお、横部材34にも、図2に示すように、上の横部材34に連結部材37を設けることで、長さを調整できるようにし、挿入固定部32の2本の枠部材32aの間隔を調整して防舷材2の中空部2aの内側面に機械的に密着させるようにしても良い。
Both ends of the upper and lower
As shown in FIG. 2, the
このような支持部材30は、防舷材2には、中空部2aの下端部に挿入支持部31(枠部材31a)が挿入されて係止され、中空部2aの上端部には、挿入固定部32(枠部材32a)が挿入されて内側面に弾性的な力(図1参照)や機械的な力(図2参照)で密着させて固定することで、防舷材2の両側に縦部材35が配置された状態で、支持部材30が固定設置される。
このような支持部材30は、既設の防舷材2に上記のように簡単に取り付けることができるとともに、新設する防舷材2に対しても簡単に設置することができる。これにより、後述するカバー部材20を支持部材30に取り付けることで船体Sが直接防舷材2と接触することを回避し、船体Sの汚れを防止することができる。
また、支持部材30が損傷した場合には、簡単に支持部材30だけを交換することもできる。
In such a
Such a
Further, when the
カバー部材20は、図1に示すように、耐候性および耐水性を有する繊維シートや合成樹脂シートなどのシート材の両側端部を縫製加工や接着加工などで支持部材30の縦部材35を通すことができる取付部21が形成されている。また、取付部21としては、図示省略したが、カバー部材20の側縁部に2列の鳩目加工を施し、支持部材30に巻き付けたカバー部材20の2列の鳩目を重ねるようにしてロープなどを通して取り付けるようにしても良い。
カバー部材20は、取付部21を支持部材30の縦部材35に通して取り付けたり、縦部材35に巻き付けて取り付けることで防舷材2の表面を覆うように設置される。このカバー部材20は、支持部材30の組み立て途中で左右の縦部材35に通すようにして設置され、あるいは、支持部材30の設置後、カバー部材20の両端部を巻き付けるようにして取り付けることもできる。
As shown in FIG. 1, the
The
このような防舷材カバー10により、船舶が岸壁1に接岸したり係留される場合に、防舷材2に直接船体Sが接触することがなく、カバー部材20を介して防舷材2と接触することになり、シート状のカバー部材20自体は、剛性がないことから防舷材2の衝撃吸収のための変形を何ら阻害することがなく、衝撃吸収の機能を維持しつつ船体Sへの防舷材2による汚れを防止することができる。
また、防舷材カバー10が損傷した場合には、簡単に支持部材30だけや支持部材30及びカバー部材20を含む全体を交換することもできる。
With such a
Further, when the
なお、カバー部材20には、繊維シートや合成樹脂シートなどに布や不織布、各種素材の網状体等の補強シートを積層したり、合成樹脂材の塗布などで補強するようにすれば、カバー部材20にシワなどが生じることを防止することができるとともに、一層耐候性や耐水性を高めることができる。
カバー部材20の補強は、カバー部材20の全面に補強シートなどを設ける場合のほか、上下方向に帯状の補強シートを設けたり、左右方向や上下方向と交差する方向に帯状の補強シートを設けるようにしても良く、適宜設定すれば良い。
また、表面に摩擦低減材などを塗布したり、摩擦低減シートなどを積層するようにすれば、船体Sとの摩擦を低減して防舷材2による衝撃吸収性を一層確実に確保することができる。
また、カバー部材20には、表面に反射板(蓄光板)Rを取り付けるようにしても良く、視認性を高めることができる。
また、カバー部材20の表面に文字などで必要な情報、例えば岸壁の記号、番地、専用岸壁であることなどを表示することが簡単にできる。
なお、カバー部材20に、表裏を貫通する波力抜き孔22を設けるようにすれば、波による力をカバー部材20の裏側に逃がすことができ、カバー部材20や取付部21への荷重を低減することができる。
The
To reinforce the
Further, if a friction reducing material or the like is applied to the surface or a friction reducing sheet or the like is laminated, the friction with the hull S can be reduced and the impact absorption by the
Further, the
In addition, it is possible to easily display necessary information such as characters, such as a quay symbol, a street address, and a dedicated quay on the surface of the
If the
次に、この発明の防舷材カバーの他の一実施の形態について図3を参照して詳細に説明する。
防舷材カバー10が取り付けられる防舷材2は、中空部2aの上端部と下端部のうち挿入支持部31が設けられる一方とは異なるいずれか他方が閉じられており、ここでは(通常は)、上端部が蓋部2dで閉じられている。
蓋部2dは、防舷材2の本体部2bと一体に形成される場合のほか別体とされて別素材で形成されたものを取り付けて蓋部2dとする場合のいずれであっても良い。
したがって、このような防舷材2の中空部2aの上端部が蓋部2dで塞がれていることから、挿入固定部32の2本の枠部材32aを中空部2aに挿入して内側面に密着させて固定することができない。
そこで、支持部材30では、中空部2aが閉じられた上端部(他方の端部)には、挿入固定部32に代えて防舷材2と岸壁1と間に挿入されて固定される固定部材38を複数個、例えば図示例では、2個備えている。
Next, another embodiment of the fender cover of the present invention will be described in detail with reference to FIG.
In the
The
Therefore, since the upper end of the
Therefore, in the
固定部材38は、例えば金属板材を用いて略コ字状に成形され、防舷材2の本体部2bと岸壁1の側壁面との間の隙間に挿入する挿入片38aと、支持部材30の上側の横部材34を外側から挟みこむ把持片38bと、これら挿入片38aと把持片38bとを天端で連結する連結片38cと、が一体に連結されて構成される。これにより、上側の1本の横部材34は、2つの固定部材38を介して防舷材2の蓋部2dの上端部に沿って固定される。
なお、他の支持部材30の構成は、既に説明したものと同一であり、支持部材30の下側の横部材34は、中空部2aに挿入して係止される挿入支持部31の2本の枠部材31aを備える等、同一構成部分には、同一符号を記し、重複する説明は省略する。
また、カバー部材20についても、既に説明したものと同一であり、同一構成部分には、同一符号を記し、重複する説明は省略する。
The fixing
The configuration of the
Further, the
このように構成した防舷材カバー10では、支持部材30を、図3(b)に示すように、上下の横部材34および左右の縦部材35をそれぞれ連結して枠状体33を形成するとともに、下側の横部材34には、上方に突き出すように挿入支持部31の2本の枠部材31aを設けておく。そして、枠状体33の大きさを防舷材2の本体部2bの岸壁1側の周囲を囲む大きさに連結部材37によって調整しておく。
この後、枠状体33の下側の挿入支持部31の2本の枠部材31aを防舷材2の中空部2a下端部から挿入し引き上げるようにし、枠状体33で防舷材2の本体部2bの周囲を囲むように設置する。
次いで、固定部材38を防舷材2の上端と岸壁1との間に挿入片38aを差し込み、把持片38bで上側の横部材34の外側を押えるとともに、連結片38cで横部材34の天面を押えることで支持部材30を固定する。
なお、下側の横部材34と左右両側の縦部材35とを連結状態としておき、挿入支持部31の2本の枠部材31aを中空部2aに挿入した後、上側の横部材34を連結して枠状体33を形成するようにしても良い。
In the
After that, the two frame members 31a of the insertion support portion 31 on the lower side of the frame-shaped
Next, the fixing
The lower
支持部材30に取り付けるカバー部材20は、支持部材30の組み立て途中で左右の縦部材35に取付部21を通すようにして設置したり、あるいは、支持部材30の設置後、カバー部材20の取付部21を縦部材35に巻き付けるようにして取り付けることもできる。この場合には、カバー部材20の取付部21に2列の鳩目を装着した取付孔を形成しておくことで、カバー部材20の取り付けを容易に行うことができ、鳩目に1本のロープなどでらせん状に縫い合わせることなく、複数箇所を独立したロープなどでリング状に取り付けることが好ましく、一箇所の破損で全体が外れることを防止できる。
The
このような防舷材カバー10によれば、防舷材2の中空部2aの上端部が蓋部2dで塞がれている場合でも、固定部材38を用いて上側の横部材34を防舷材2の上端部に沿って固定することができ、支持部材30の左右両側の縦部材35にカバー部材20の取付部21を取り付けて防舷材2の表面を覆うことができる。
これにより、船舶が岸壁1に接岸したり係留される場合に、防舷材2に直接船体Sが接触することがなく、カバー部材20を介して防舷材2と接触することになり、シート状のカバー部材20自体は、剛性がないことから防舷材2の衝撃吸収のための変形を何ら阻害することがなく、衝撃吸収の機能を維持しつつ船体Sへの防舷材2による汚れを防止することができる。
このような支持部材30は、既設の防舷材2に上記のように簡単に取り付けることができるとともに、新設する防舷材2に対しても簡単に設置して船体Sが直接防舷材2と接触することを回避し、船体Sの汚れを防止することができる。
また、防舷材カバー10が損傷した場合には、簡単に支持部材30だけや支持部材30及びカバー部材20を含む全体を交換することもできる。
According to such a
As a result, when the ship berths or is moored to the
Such a
Further, when the
次に、この発明の防舷材カバーのさらに他の一実施の形態について図4~図6を参照して詳細に説明する。
この防舷材カバー10Aは、これまでの防舷材カバー10と異なり、防舷材2の全面を覆うことなく、潮位に応じて船体Sが接触する部分を覆うことができるようにするものである。
すなわち、防舷材カバー10Aは、岸壁1に設置され、弾性体で形成されて船体Sからの衝撃を吸収する防舷材2の表面を覆って船体Sと接触するカバー部材40と、防舷材2の両側に設けられカバー部材40を支持する支持部材50と、を備える。支持部材50は、防舷材2の両側に設けられ、中間部が岸壁1と間隔をあけて固定支持されガイド部51が形成される支柱部材52を備え、カバー部材40は、ガイド部51に摺動可能に設けられるとともに、潮汐の変化に応じて水面に浮上させる浮力部材41を備えて構成される。
Next, still another embodiment of the fender cover of the present invention will be described in detail with reference to FIGS. 4 to 6.
Unlike the
That is, the
防舷材カバー10Aで覆う防舷材2は、例えば図4に示すように、横断面形状が台形状の本体部2bと、本体部2bと一体に形成されて両側に突き出し岸壁1への取付部となる板状の固定部2cと、を備えており、カーボンブラックなどを含むゴム、合成ゴム、合成樹脂などの弾性体で形成されている。なお、この防舷材2は、上下に貫通する中空部2aを備えないものである。
また、防舷材2としては、既に説明したものと同様に、図5に示すように、横断面形状が中空部2aを備えた台形状の本体部2bと、本体部2bと一体に形成されて両側に突き出し岸壁1への取付部となる板状の固定部2cと、を備えて、カーボンブラックなどを含むゴム、合成ゴム、合成樹脂などの弾性体で形成されたものであっても良い。この防舷材2の中空部2aは、防舷材2の外形と略相似形の台形状に形成されており、岸壁1側の基端部が台形の長い底辺となり、岸壁1と反対の先端部が円弧状の上辺とされ、上下には、貫通して形成されている。
また、防舷材としては、中空部2aを備え、蓋部2dで中空部2aの一端部または両端部が塞がれた防舷材であっても良い。
As shown in FIG. 4, for example, the
Further, as the
Further, the fender may be a fender having a
支持部材50は、図4~図6に示すように、岸壁1に取り付けた防舷材2の固定部2cの外側の上下4箇所にアンカー53を打ち込み、アンカー53の雄ねじ部に、雌ねじ部の一端がリング部に形成されたアイナット54を締め込んで固定する。上下のアイナット54のリング部に金属製の丸棒等の支柱部材52を通して上下端部を止めクリップ55で固定する。こうすることで、岸壁1の側壁面から間隔をあけて防舷材2の固定部2cの両側に支柱部材52が配置され、上下のアイナット54の間の支持部材50の中間部がカバー部材40を潮位に応じて摺動させるガイド部51となる。
As shown in FIGS. 4 to 6, the
カバー部材40は、図5及び図6に示すように、防舷材2の表面を覆って両側の支柱部材52に摺動可能に取り付けることができる横幅とされるとともに、上下方向には、例えば図示例のように防舷材2の上下方向の高さの半分程度の縦幅とされている。カバー部材40は、固定式のカバー部材20と同様に、耐候性および耐水性の繊維シートや合成樹脂シートなどの布や合成樹脂などのシート材の両側端部を縫製加工や接着加工などで支持部材50の支柱部材52を通すことができ、支柱部材52をガイド部51として摺動可能に取り付ける取付部42が形成されている。また、取付部42としては,図示省略したが、カバー部材40の側縁部に2列の鳩目加工を施し、支持部材50の支柱部材52に巻き付け、カバー部材40の2列の鳩目を重ねるようにしてロープなどを通して摺動可能に取り付けるようにしても良い。
カバー部材40は、取付部42を支持部材50の支柱部材52に通して取り付けたり、支柱部材52に巻き付けて取り付けることで防舷材2の表面を覆うように設置される。このカバー部材40は、支持部材50の設置後、あるいは支持部材50の組み立て途中で取り付けられる。
As shown in FIGS. 5 and 6, the
The
カバー部材40に設ける浮力部材41は、支持部材50に取り付けた場合に、防舷材2の本体部2bの側面に位置する部分に設けられる。浮力部材41は、例えば図5に示すように、カバー部材40のシート材の幅方向中間部に、重ね合わせて両端縁を縫い合わせたり、両端縁を接着することなどの浮体装着部43を形成し、重ね合わせた浮体装着部43内に発泡樹脂を充填する。
カバー部材40の浮体装着部43に充填された発泡樹脂は、浮体装着部43内で発泡することで円柱状の浮力部材41が形成される。
この発泡樹脂による浮力部材41は、潮汐の変化によってカバー部材40を支持部材50のガイド部51に沿って浮力により摺動させることができるようにその直径や上下方向の長さなど、浮力部材41の大きさ(体積)が定められる。また、浮力部材41の取付位置についても潮汐の変化により浮力を受けてカバー部材40を摺動させることができるように定める。また、浮力部材41は、防舷材2の本体部2bの側面に位置する部分にそれぞれ1本ずつ設けるようにしたが、複数本の浮力部材41を設けるようにしても良い。また、浮力部材41の設置方向も上下方向に円柱状とする場合に限らず、他の方向や他の位置であったり、形状も立方体や直方体などであっても良く、予め成形したものをカバー部材40に取り付けるようにしても良い。
The buoyancy member 41 provided on the
The foamed resin filled in the floating body mounting portion 43 of the
The buoyancy member 41 made of the foamed resin has a buoyancy member 41 having a diameter and a length in the vertical direction so that the
カバー部材40は、図5(b)に示すように、波力を全面で受けることを防止するため、カバー部材40を表裏に貫通する波力抜き孔44が2列に形成され、1列に3個、上下方向に配置して設けてある。波力抜き孔44は、防舷材カバー10Aに接触する船体Sと防舷材2とが波力抜き孔44を介して直接接触しない位置に形成すれば良く、その数や大きさ、位置については波力の大きさに応じて適宜調整して良い。
この波力抜き孔44により、波による力をカバー部材40の裏側に逃がすことができ、カバー部材40や取付部42への荷重を低減することができる。
As shown in FIG. 5B, in order to prevent the
With this wave
このように構成した防舷材カバー10Aは、防舷材2が設置された岸壁1の側壁面において、防舷材2の両側に支持部材50を設置し、中間部のガイド部51が岸壁1と間隔があいた状態とする。この支持部材50のガイド部に51にカバー部材40の取付部42を摺動可能に装着する。
こうして支持部材50にカバー部材40を取り付けた状態で、満潮になると、図6(a)に示すように、カバー部材40に設けた浮力部材41に浮力が作用し、カバー部材40は支持部材50のガイド部51の上端部に位置し、防舷材2の上半分をカバー部材40が覆うことになる。
これにより、満潮時において、船体Sが防舷材2に直接接触することなくカバー部材40を介して防舷材2と接触することで、防舷材2で衝撃を吸収すると同時に、船体Sの汚れを防止することができる。
一方、干潮状態になり、潮位が低くなると、潮位に応じてカバー部材40がガイド部51に沿って下方に移動し、防舷材2の下半分を覆うことになる。
これにより、干潮時においても船体Sが防舷材2に直接接触することなくカバー部材40を介して防舷材2と接触することで、防舷材2で衝撃を吸収すると同時に、船体Sの汚れを防止することができる。
このような防舷材カバー10Aによれば、カバー部材40を防舷材2に対して上下方向全体を覆うことなく、上下方向の半分で良く、カバー部材40を常時有効に利用することができ、無駄をなくすことができる。
なお、カバー部材40は、防舷材2の上下方向の高さの半分を覆うような大きさとする場合に限らず、大きくしたり、小さくしても良く、接岸したり、形周する船体Sによって適宜設定すれば良い。
また、支持部材50の岸壁1への取り付けは、支柱部材52の中間部が岸壁1から離れた間隔をあけたガイド部51を形成できれば良く、アンカー53、アイナット54及び止めクリップ55を用いる場合に限らず、他の取付方法であっても良い。
In the
When the tide is high with the
As a result, at high tide, the hull S comes into contact with the
On the other hand, when the tide level is low and the tide level is low, the
As a result, even at low tide, the hull S does not come into direct contact with the
According to such a
The
Further, the
以上実施の形態とともに、詳細に説明したように、本発明の防舷材カバー10によれば、岸壁1に設置され、弾性体で形成されて船体Sからの衝撃を吸収する防舷材2の表面を覆って船体Sと接触するカバー部材20と、防舷材2の両側に設けられカバー部材20を支持する支持部材30と、を備え、支持部材30は、防舷材2に形成された中空部2aの上端部と下端部とのいずれか一方に挿入される挿入支持部31と、いずれか他方に挿入されて内側面に突っ張って固定される挿入固定部32と、を備えて連結された枠状体33を構成されている。
かかる構成によれば、船舶が岸壁1に接岸したり係留される場合に、防舷材2に直接船体Sが接触することがなく、カバー部材20を介して防舷材2と接触することになり、シート状のカバー部材20自体は、剛性がないことから防舷材2の衝撃吸収のための変形を何ら阻害することがなく、衝撃吸収の機能を維持しつつ船体Sへの防舷材2による汚れを防止することができる。
また、支持部材30は、既設の防舷材2に簡単に取り付けることができるとともに、新設する防舷材2に対しても簡単に設置して船体Sが直接防舷材2と接触することを回避し、船体Sの汚れを防止することができ、簡単に交換することもできる。
As described in detail with the above embodiments, according to the
According to this configuration, when the ship berths or is moored to the
Further, the
本発明の防舷材カバー10によれば、挿入固定部32は、2本の枠部材32aを備え、枠部材32aの間隔が中空部2aの最大幅より大きく形成されて突っ張ることで、防舷材2の中空部2aに確実かつ簡単に固定することができる。
According to the
本発明の防舷材カバー10によれば、防舷材2は、中空部2aのいずれか他方が閉じられており、支持部材30は、中空部2aが閉じられた他方の端部には、挿入固定部32に代えて防舷材2と岸壁1との間に挿入されて固定される固定部材38を備えているので、防舷材2の中空部2aが閉じられている場合で合っても固定部材38で支持部材30を固定することができる。これにより、防舷材カバー10を、既設の防舷材2に簡単に設置することができるとともに、新設する防舷材2に対しても簡単に設置して船体Sが直接防舷材2と接触することを回避し、船体Sの汚れを防止することができ、簡単に交換することもできる。
According to the
本発明の防舷材カバー10によれば、支持部材30は、枠状体33の横方向および/または縦方向に長さ調整部36が設けられているので、長さ調整部36によって枠状体33の大きさを調整したり、密着させるための密着力を発生させることができる。これにより、防舷材カバー10を、既設の防舷材2に簡単かつ確実に設置することができる。
According to the
本発明の防舷材カバー10Aによれば、支持部材50は、防舷材2の両側に設けられ、中間部が岸壁1と間隔をあけて固定支持されガイド部51が形成される支柱部材52を備え、カバー部材40は、ガイド部51に摺動可能に設けられるとともに、潮汐の変化に応じて水面に浮上させる浮力部材41を備えて構成されている。
かかる構成によれば、防舷材2の表面を覆ってカバー部材40に設けた浮力部材41の浮力に応じて潮汐に合わせて摺動可能に設置することができ、満潮時や干潮時において、船体Sが防舷材2に直接接触することなくカバー部材40を介して防舷材2と接触することで、防舷材2で衝撃を吸収すると同時に、船体Sの汚れを防止することができる。また、カバー部材40を防舷材2に対して上下方向全体を覆うことなく、上下方向の半分で良く、カバー部材40を常時有効に利用することができ、無駄をなくすことができる。
According to the
According to such a configuration, it can be slidably installed according to the tide according to the buoyancy of the buoyant member 41 provided on the
本発明の防舷材カバー10,10Aによれば、カバー部材20,40は、補強部材が設けられることで、強度を上げることができるとともに、シワなどの発生を押さえて防舷材2の表面を覆うことができる。
According to the
なお、本発明は、上記の実施の形態に何ら限定するものではなく、広く適用できるものであり、防舷材2の形状も横断面形状が台形のものに限るものでない。
The present invention is not limited to the above embodiment, and can be widely applied, and the shape of the
1 岸壁
2 防舷材
2a 中空部
2b 本体部
2c 固定部
2d 蓋部
10 防舷材カバー
20 カバー部材
21 取付部
22 波力抜き孔
30 支持部材
31 挿入支持部
31a 枠部材
32 挿入固定部
32a 枠部材
33 枠状体
34 横部材
35 縦部材
36 長さ調整部
37 連結部材
38 固定部材
38a 挿入片
38b 把持片
38c 連結片
10A 防舷材カバー
40 カバー部材
41 浮力部材
42 取付部
43 浮体装着部
44 波力抜き孔
50 支持部材
51 ガイド部
52 支柱部材
53 アンカー
54 アイナット
55 止めクリップ
R 反射板(蓄光板)
S 船体
1
S hull
Claims (6)
前記防舷材の両側に設けられ前記カバー部材を支持する支持部材と、を備え、
前記支持部材は、
前記防舷材に形成された中空部の上端部と下端部とのいずれか一方に挿入される挿入支持部と、いずれか他方に挿入されて内側面に突っ張って固定される挿入固定部と、を備えて連結された枠状体を構成している、
ことを特徴とする防舷材カバー。 A cover member installed on the quay, which is made of an elastic body and covers the surface of the fender that absorbs the impact from the hull and comes into contact with the hull.
A support member provided on both sides of the fender and supporting the cover member is provided.
The support member is
An insertion support portion inserted into either the upper end portion or the lower end portion of the hollow portion formed in the fender, an insertion fixing portion inserted into either one of the hollow portions and stretched and fixed to the inner side surface. Consists of a frame-like body connected with
A fender cover that features this.
ことを特徴とする請求項1に記載の防舷材カバー。 The insertion fixing portion includes two frame members, and the space between the frame members is formed to be larger than the maximum width of the hollow portion and is stretched.
The fender cover according to claim 1.
前記支持部材は、前記中空部が閉じられた他方の端部には、前記挿入固定部に代えて前記防舷材と前記岸壁と間に挿入されて固定される固定部材を備えている、
ことを特徴とする請求項1に記載の防舷材カバー。 In the fender, one of the hollow portions is closed.
The support member is provided with a fixing member inserted and fixed between the fender and the quay in place of the insertion fixing portion at the other end portion where the hollow portion is closed.
The fender cover according to claim 1.
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の防舷材カバー。 The support member is provided with a length adjusting portion in the lateral direction and / or the vertical direction of the frame-shaped body.
The fender cover according to any one of claims 1 to 3, wherein the fender cover is characterized by the above.
前記カバー部材は、前記ガイド部に摺動可能に設けられるとともに、潮汐の変化に応じて水面に浮上させる浮力部材を備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の防舷材カバー。 The support member is provided on both sides of the fender, and includes a support member whose intermediate portion is fixedly supported at a distance from the quay to form a guide portion.
The cover member is slidably provided on the guide portion and includes a buoyancy member that floats on the water surface in response to a change in tide.
The fender cover according to claim 1.
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の防舷材カバー。 The cover member is configured to be provided with a reinforcing member.
The fender cover according to any one of claims 1 to 5.
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Citations (2)
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JP3283219B2 (en) * | 1997-07-23 | 2002-05-20 | 住友ゴム工業株式会社 | Fender |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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