JP7017602B2 - 計算機装置、計算機システム及びデータ移行方法 - Google Patents

計算機装置、計算機システム及びデータ移行方法 Download PDF

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Description

本発明は、計算機装置、計算機システム及びデータ移行方法に関する。
本発明は、例えば、メインフレームからオープンシステムへの業務の移行に好適なものである。
メインフレームは、企業等の基幹業務システムなどに用いられる大型のコンピュータシステムである。メインフレームは、使用されるハードウェアやソフトウェアがそれ専用に設計されたものが多く、信頼性及び処理能力は高いものの、維持に相応のコストを要するという欠点がある。
一方、オープンシステムは、汎用のハードウェアやソフトウェアを組み合わせて構築されたコンピュータ装置であり、メインフレームに比べて信頼性や処理能力は落ちるものの、安価に導入及び運用できるという利点を有している。このため、近年、コスト削減を目的として、計算機システムにおいて使用する計算機をメインフレームからオープンシステムに入れ替える企業が増えてきている。
かかる計算機の入れ替え作業では、メインフレームで実施している各種業務をオープンシステムに移行することが必要となる。そして、一般的に、このようなメインフレームからオープンシステムへの業務の移行作業は、その業務を実行するためのすべてのプログラムをオープンシステムに応じた形式にそれぞれ改変した上で当該オープンシステムに移植した後に、メインフレーム側における業務を一旦停止し、その後、オープンシステム側で業務を再開するようにして行われている。
本技術分野の背景技術として、国際公開第2017/072978号(特許文献1)がある。この公報には、バッチ業務をジョブステップを実行するプログラム単位に分け,オープンシステムへの移植及び検証等が完了したプログラムに対応するジョブステップから順番に,そのジョブステップの処理をオープンシステムに自動的に順次マイグレーションさせる技術が開示されている。
国際公開第2017/072978号
メインフレームとオープンシステムではデータの保存形式や文字コードなどが異なり、そのままでは使用できない。マイグレーションではジョブやプログラムの移行だけでなく、データ移行も考える必要がある。
従来技術ではメインフレームとオープンシステム双方からアクセス可能なストレージを使用しており、データ移行に関しては自動化されていなかった。
また、メインフレームとオープンシステム双方からアクセスするため、データ変換による入出力のオーバヘッドが大きかった。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたもので、マイグレーションにおいて必要となるデータ移行の自動化が可能な計算機装置、計算機システム及びデータ移行方法を提供することにある。
上記課題を解決すべく、本発明の一つの観点に従う計算機装置は、計算機装置と記憶装置とを有する計算機システムから、計算機システムと異なるシステム環境である移行先計算機装置と移行先記憶装置とを有する移行先計算機システムへ、プログラム及びデータを有する業務を移行する計算機装置であって、計算機システムにおけるデータ及びこのデータを使用するプログラムの使用履歴を取得する使用状態解析部と、使用履歴に基づいて、計算機システムから移行先計算機システムへの移行が可能なデータを抽出し、移行可能なデータを記憶装置及び移行先記憶装置にそれぞれ書き込み、さらに、プログラムが使用するデータの使用履歴に基づいてプログラムを移行先計算機システムに移行するデータ移行部とを有する。
本発明によれば、マイグレーションにおいて必要となるデータ移行の自動化が可能な計算機装置、計算機システム及びデータ移行方法を実現することができる。
実施形態に係る計算機システムのハードウェア構成を示す図である。 実施形態に係る計算機システムのデータセット履歴テーブルを示す図である。 実施形態に係る計算機システムのジョブステップ入出力情報テーブルを示す図である。 実施形態に係る計算機システムのデータセット使用管理テーブルを示す図である。 実施形態に係る計算機システムの個別データセット使用管理テーブルを示す図である。 実施形態に係る計算機システムの調査フェーズの概要を説明するための図である。 実施形態に係る計算機システムの調査フェーズの処理の一例を説明するためのフローチャートである。 実施形態に係る計算機システムの解析フェーズの処理の一例を説明するためのフローチャートである。 実施形態に係る計算機システムのデータの事前移行の概要を説明するための図である。 実施形態に係る計算機システムの移行フェーズのデータ移行の概要を説明するための図である。 実施形態に係る計算機システムのジョブステップの移行の概要を説明するための図である。 実施形態に係る計算機システムの移行フェーズの処理の一例を説明するためのフローチャートである。 実施形態に係る計算機システムの移行判定処理の一例を説明するためのフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の記載および図面は、本発明を説明するための例示であって、説明の明確化のため、適宜、省略および簡略化がなされている。本発明は、他の種々の形態でも実施する事が可能である。特に限定しない限り、各構成要素は単数でも複数でも構わない。
なお、実施形態を説明する図において、同一の機能を有する箇所には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
図面において示す各構成要素の位置、大きさ、形状、範囲などは、発明の理解を容易にするため、実際の位置、大きさ、形状、範囲などを表していない場合がある。このため、本発明は、必ずしも、図面に開示された位置、大きさ、形状、範囲などに限定されない。
以下の説明では、「テーブル」、「リスト」、「キュー」等の表現にて各種情報を説明することがあるが、各種情報は、これら以外のデータ構造で表現されていてもよい。データ構造に依存しないことを示すために「XXテーブル」、「XXリスト」等を「XX情報」と呼ぶことがある。識別情報について説明する際に、「識別情報」、「識別子」、「名」、「ID」、「番号」等の表現を用いるが、これらについてはお互いに置換が可能である。
また、以下の説明において、各テーブルの構成は一例であり、1つのテーブルは、2以上のテーブルに分割されてもよいし、2以上のテーブルの全部又は一部が1つのテーブルであってもよい。
同一あるいは同様な機能を有する構成要素が複数ある場合には、同一の符号に異なる添字を付して説明する場合がある。ただし、これらの複数の構成要素を区別する必要がない場合には、添字を省略して説明する場合がある。
また、以下の説明では、プログラムを実行して行う処理を説明する場合があるが、プログラムは、プロセッサ(例えばCPU、GPU)によって実行されることで、定められた処理を、適宜に記憶資源(例えばメモリ)および/またはインターフェースデバイス(例えば通信ポート)等を用いながら行うため、処理の主体がプロセッサなどとされてもよい。同様に、プログラムを実行して行う処理の主体が、プロセッサを有するコントローラ、装置、システム、計算機、ノードであってもよい。プログラムを実行して行う処理の主体は、演算部であれば良く、特定の処理を行う専用回路(例えばFPGAやASIC)を含んでいてもよい。
また、以下の説明において、「プロセッサ」は、1以上のプロセッサである。少なくとも1つのプロセッサは、典型的には、CPU(Central Processing Unit)のようなマイクロプロセッサであるが、GPU(Graphics Processing Unit)のような他種のプロセッサでもよい。少なくとも1つのプロセッサは、シングルコアでもよいしマルチコアでもよい。
また、少なくとも1つのプロセッサは、処理の一部又は全部を行うハードウェア回路(例えばFPGA(Field-Programmable Gate Array)又はASIC(Application Specific Integrated Circuit))といった広義のプロセッサでもよい。
プログラムは、プログラムソースから計算機のような装置にインストールされてもよい。プログラムソースは、例えば、プログラム配布サーバまたは計算機が読み取り可能な記憶メディアであってもよい。プログラムソースがプログラム配布サーバの場合、プログラム配布サーバはプロセッサと配布対象のプログラムを記憶する記憶資源を含み、プログラム配布サーバのプロセッサが配布対象のプログラムを他の計算機に配布してもよい。また、以下の説明において、2以上のプログラムが1つのプログラムとして実現されてもよいし、1つのプログラムが2以上のプログラムとして実現されてもよい。
本開示において、記憶装置、ストレージ装置は、1台のHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の1台のストレージドライブ、複数台のストレージドライブを含むRAID装置、及び複数のRAID装置を含む。また、ドライブがHDDである場合には、例えば、SAS(Serial Attached SCSI) HDDを含んでもよく、NL-SAS(ニアラインSAS) HDDを含んでもよい。
また、記憶装置は1以上のメモリであってもよく、典型的には主記憶デバイスでよい。メモリにおける少なくとも1つのメモリは、揮発性メモリであってもよいし不揮発性メモリであってもよい。
図1は、実施形態に係る計算機システムのハードウェア構成を示す図である。
実施形態に係る計算機システム1は、第1の計算機システム(メインフレームシステム)10及び第2の計算機システム(オープンシステム)40を有し、第1の計算機システム10及び第2の計算機システム40の間はネットワーク50により接続されている。
第1の計算機システム10は、第1の計算機装置100及び第1のストレージ装置(メインフレーム用)200を有し、これら第1の計算機装置100及び第1のストレージシステム200はネットワーク300により相互に接続されている。
第1の計算機装置100は各種情報処理が可能なコンピュータ等の情報処理装置である。第1の計算機装置100は、プロセッサ110、主記憶装置120及び補助記憶装置130を有する。
主記憶装置120には、本実施例の特徴であるデータ管理プログラム121として、使用状況解析プログラム122及びデータ移行プログラム123が格納されている。
使用状況解析プログラム122は、第1の計算機システム10において図略のユーザからの要求に応じてデータセット(以下の説明では、ユーザからの要求に応じて第1の計算機装置100がデータセット単位でデータの操作が行われることがあることに鑑み、ユーザからの要求単位で操作されるデータをデータセットとして扱う)の操作を行う度に、このデータセットの使用状況を解析し、データセット履歴テーブル131に格納する。
データ移行プログラム123は、第1の計算機システム10から第2の計算機システム40への事前移行が必要なデータセットを判別、抽出し、事前移行が必要なデータセットを、第2の計算機システム40であるオープンシステム用のデータ形式及び文字コードに変換した上で移行し、さらに、第1の計算機システム10から第2の計算機システム40へジョブステップを移行する。
これら使用状況解析プログラム122及びデータ移行プログラム123の詳細な動作については後述する。
また、主記憶装置120には、ジョブ実行基盤124として複数のジョブ125が格納されている。各々のジョブ125はジョブステップ126を有する。ここで、ジョブ125が有するジョブステップ126の数に特段の限定はなく、図1に示すように2つに限定されない。
さらに、主記憶装置120には複数のプログラム127が格納されている。主記憶装置120に格納されているプログラム127の数にも特段の限定はなく、図1に示すように3つに限定されない。
補助記憶装置130には、データセット履歴テーブル131、ジョブステップ入出力情報テーブル132、データセット使用管理テーブル133及び個別データセット使用管理テーブル134が格納されている。これらテーブル131~134の詳細については後述する。
第1のストレージシステム200は、コントローラ210及び記憶部220を有する。コントローラ210は、第1の計算機装置100からの要求に応じて記憶部220に格納されているデータセット221に対する各種操作を行う。記憶部220にはデータセット221が格納されている。記憶部220に格納されているデータセット221の数に特段の限定はなく、図1に示すように6つに限定されない。
第2の計算機システム40は、第2の計算機装置400及び第2のストレージ装置(オープンシステム用)500を有し、これら第2の計算機装置400及び第2のストレージシステム500はネットワーク600により相互に接続されている。
第2の計算機装置400も各種情報処理が可能なコンピュータ等の情報処理装置である。第2の計算機装置400は、プロセッサ410、主記憶装置420及び補助記憶装置430を有する。
主記憶装置420には、ジョブ実行基盤421として複数のジョブ422が格納されている。各々のジョブ422はジョブステップ423を有する。また、主記憶装置420には複数のプログラム424が格納されている。
第2のストレージシステム500は、コントローラ510及び記憶部520を有する。コントローラ510は、第2の計算機装置400からの要求に応じて記憶部520に格納されているデータセット521に対する各種操作を行う。記憶部520にはデータセット521が格納されている。
図2は、実施形態に係る計算機システム1のデータセット履歴テーブル131を示す図である。データセット履歴テーブル131は、ユーザからの要求に基づいて第1の計算機装置100が第1のストレージシステム200の記憶部220に格納されているデータセット221のオープンやクローズ、入出力操作を行うたびにこのデータセット221の使用状況を記録したものであり、第1の計算機装置100の使用状況解析プログラム122が生成する。
データセット履歴テーブル131は、エントリとしてデータセット名131a、ボリューム名131b、ジョブ名131c、ステップ名131d、プログラム名131e、入出力131f、DS状態131g、データ量131h及び日時131iを有する。
データセット名131aは、第1の計算機装置100が操作を行ったデータセット221の名称である。ボリューム名131bは、操作がされたデータセット221に係る第1のストレージシステム200のボリューム名である。ジョブ名131cは、操作がされたデータセット221に係るジョブ125の名称である。ステップ名131dは、操作がされたデータセット221に係るジョブステップ126の名称である。プログラム名131eは、ステップ名131dは、操作がされたデータセット221に係るプログラム127の名称である。入出力131fは、操作がされたデータセット221が記憶部220に入力されたか出力されたかを示すものである。DS状態131gは、操作がされたデータセット221の状態を示すものである。具体的には、OLDはデータセット221がそのままであること、MODはデータセット221が上書きされたこと、RNWはデータセット221が再作成されたこと、NEWはデータセット221が新規に作成されたことを示す。データ量131hは、操作がされたデータセット221のデータ量を示すものである。日時131iは、データセット221が操作されたときのタイムスタンプである。
図3は、実施形態に係る計算機システム1のジョブステップ入出力情報テーブル132を示す図である。ジョブステップ入出力情報テーブル132は、ジョブステップ126がアクセスするデータセット221を検索するためのテーブルであり、図2に示すデータセット履歴テーブル131に基づいてデータ移行プログラム123が生成する。
ジョブステップ入出力情報テーブル132は、エントリとしてジョブ名132a、ステップ名132b、データセット名132c及びボリューム名132dを有する。ジョブ名132a、ステップ名132b、データセット名132c及びボリューム名132dは、それぞれデータセット履歴テーブル131のジョブ名131c、ステップ名131d、データセット名131a及びボリューム名131bと内容が同一であるので、ここでの説明は省略する。
図4は、実施形態に係る計算機システム1のデータセット使用管理テーブル133を示す図である。データセット使用管理テーブル133は、個別データセット使用管理テーブル134を管理するためのテーブルであり、図2に示すデータセット履歴テーブル131に基づいてデータ移行プログラム123が生成する。
データセット使用管理テーブル133は、エントリとしてデータセット名133a、ボリューム名133b及び個別データセット使用管理テーブルの参照133cを有する。データセット名133a及びボリューム名133bは、データセット履歴テーブル131のデータセット名131a及びボリューム名131bと内容が同一であるので、ここでの説明は省略する。個別データセット使用管理テーブルの参照133cは、データセット名133aにより特定されるデータセット221について参照すべき個別データセット使用管理テーブル134の名称である。
図5は、実施形態に係る計算機システム1の個別データセット使用管理テーブル134を示す図である。図5に示す個別データセット使用管理テーブル134は、DATA3_VOL001_TABLEを例にとって示したものである。個別データセット使用管理テーブル134は、データセット221ごとに入出力があったジョブステップ126の情報をアクセス順に格納するテーブルであり、図2に示すデータセット履歴テーブル131に基づいてデータ移行プログラム123が生成する。また、各ジョブステップ126の移行状況も格納されている。
個別データセット使用管理テーブル134は、エントリとしてアクセス順134a、ジョブ名134b、ステップ名134c、入出力134d、移行検証フラグ134e及び移行完了フラグ134fを有する。アクセス順134aは、図5に示す例であればデータセット名がDATA3であるデータセット221へのアクセス順を示す番号である。ジョブ名134b及びステップ名134cは、データセット履歴テーブル131のジョブ名131c及びステップ名131dと内容が同一であるので、ここでの説明は省略する。移行検証フラグ134e及び移行完了フラグ134fは、それぞれ後述するデータセット221の移行検証状況及び移行完了状況を示すフラグである。
次に、図6~図13を参照して、本実施例の計算機システム1の動作について説明する。
図6は、実施形態に係る計算機システム1の調査フェーズの概要を説明するための図である。
調査フェーズでは、第1の計算機装置100において、使用状況解析プログラム122は、ユーザからのデータセット221のオープンやクローズ、入出力のたびに動作するデータ管理部分において、ユーザから入出力があるたびに情報をトラップして、データセット履歴テーブル131に情報を追加する。ここで、ジョブ125(含むジョブステップ126)には1年に1度だけ動くものも存在するため、使用状況解析プログラム122による使用状況解析は1年以上実施し、データを蓄積する。
図7は、実施形態に係る計算機システム1の調査フェーズの処理の一例を説明するためのフローチャートである。
まず、使用状況解析プログラム122は、データの入出力が発生したか否かを判定する(S100)。そして、データの入出力が発生したと判定したら(S100においてYES)S101に進み、データの入出力が発生していないと判定したら(S100においてNO)S102に進む。
S101において、使用状況解析プログラム122は、データセット履歴テーブル131に入出力情報を追記する。この後、S102に進む。
S102において、使用状況解析プログラム122は、調査期間(予め設定した期間であり、好ましくは1年以上)が終了したか否かを判定する。そして、まだ終了していないと判定したら(S102においてNO)S100に戻り、終了したと判定したら(S102においてYES)図7に示す処理を終了する。
図8は、実施形態に係る計算機システム1の解析フェーズの処理の一例を説明するためのフローチャートである。
図8のフローチャートで行う解析フェーズの処理の概要について説明する。
データ移行プログラム123は、調査フェーズで使用状況解析プログラム122が生成したデータセット履歴テーブル131の情報を基に、事前移行が必要なデータセット221を判別する。事前移行の条件は次のようなものである。
a.データセット履歴テーブル131において、すべての入出力131fが入力のみのデータセット221
b.DS状態131gでMODが指定され、追加書きされるデータセット221
これらa、bの条件をともに満たすデータセット221を事前移行が必要なデータセット221とする。
次に、データ移行プログラム123は、データセット履歴テーブル131の情報を基にジョブステップ入出力情報テーブル132、データセット使用管理テーブル133、個別データセット使用管理テーブル134を生成する。
図8において、データ移行プログラム123は、データセット履歴テーブル131から判別対象のデータセット221を抽出する(S200)。次いで、データ移行プログラム123は、抽出した判別対象のデータセット221の入出力131fが入力のみであるか否かを判定する(S201)。そして、入力のみであると判定したら(S201においてYES)S202に移行し、入力のみではないと判定したら(S201においてNO)S203に移行する。
S203において、データ移行プログラム123は、抽出した判別対象のデータセット221のDS状態131gがMODであるか否かを判定する。そして、MODであると判定したら(S203においてYES)S202に移行し、MODではないと判定したら(S203においてNO)S204に移行する。
S202において、データ移行プログラム123は、抽出した判別対象のデータセット221が事前移行が必要なデータセット221であるとして記録する。その後S204に移行する。
S204において、データ移行プログラム123は、データセット履歴テーブル131の全てのデータセット221について判別をしたか否かを判定する。そして、全て判別したと判定したら(S204においてYES)S205に移行し、まだ判別していないデータセット221があると判定したらS200に戻って判別作業を繰り返す。
S205において、データ移行プログラム123は、データセット履歴テーブル131の情報を基にジョブステップ入出力情報テーブル132、データセット使用管理テーブル133、個別データセット使用管理テーブル134を生成する。
図9は、実施形態に係る計算機システム1のデータの事前移行の概要を説明するための図であり、図10は実施形態に係る計算機システム1の移行フェーズのデータ移行の概要を説明するための図であり、図11は実施形態に係る計算機システム1のジョブステップの移行の概要を説明するための図である。
図9において、データ移行プログラム123は、解析フェーズで判別した事前移行が必要なデータセット221を移行する。データ管理部分では固定長レコードや可変長レコードといったデータ構成の情報を取得できる。その情報を基に、データ移行プログラム123はオープンシステム用のデータ形式に変換する。文字コードもオープンシステム用に変換する。
図10において、データ移行プログラム123は、第1の計算機装置100から出力するデータセット221はすべて第1のストレージシステム200、第2のストレージシステム500の両方に出力する二重書きを実施する。第2のストレージシステム500に出力されるデータセット221は事前移行と同様にオープンシステム用にデータを変換する。一方、第2の計算機システム40に移行後のジョブステップで出力するデータは、第2のストレージシステム500に出力するだけで二重書きは実施しない。
図11において、ジョブステップ126の移行は第2の計算機装置400への移植及び検証等が完了したプログラム127に対応するジョブステップ126から順番に,そのジョブステップ126の処理を第2の計算機装置400に自動的に順次マイグレーションさせる技術(例えば特許文献1に開示された技術)を基に実施する。
データ移行プログラム123は、ジョブステップ126の移行に関して、後述する図13に示す移行判定フローを適用し、他のジョブステップ126との移行の依存関係を判断し、移行可能と判断された場合のみ、対象のジョブステップ126の処理を第2の計算機装置400に移行する。移行不可と判定された場合は、移行を保留し、依存関係があるジョブステップ126を移行するときに移行する。
これにより、第1の計算機装置100のジョブ125、プログラム127がデータセット222とともに第2の計算機システム40にノンストップでの移行が可能となる。
図12は、実施形態に係る計算機システム1の移行フェーズの処理の一例を説明するためのフローチャートである。
まず、データ移行プログラム123は、解析フェーズで判別した事前移行が必要なデータセット221を移行する(S300)。次いで、データ移行プログラム123は、例えば特許文献1に開示された技術に基づいて移行対象のジョブステップ126を決定する(S301)。
次いで、データ移行プログラム123は、ジョブステップ126の移行可能判定処理を行う(S302)。移行可能判定処理の詳細は後述する。さらに、データ移行プログラム123は、S302の処理において対象となるジョブステップ126が移行可能判定されたか否かを判定する(S303)。そして、判定が肯定されたら(S303においてYES)S304に移行し、判定が否定されたら(S303においてNO)S305に移行する。
S304では、データ移行プログラム123が、移行可能と判定された全てのジョブステップ126を移行する。
そして、S305では、データ移行プログラム123が全てのジョブステップ126の移行を完了したか否かを判定する。この結果、全てのジョブステップ126の移行を完了したと判定したら(S305においてYES)図12に示す処理を終了し、まだ移行していないジョブステップ126があると判定したら(S305においてNO)S301に戻って処理を継続する。
図13は、実施形態に係る計算機システム1の移行判定処理の一例を説明するためのフローチャートである。
図13に示すフローチャートの処理を説明する前に、移行判定処理の概要について説明する。
(1)データ移行プログラム123は、移行判定対象のジョブステップ126について、ジョブステップ入出力情報テーブル132から関連するデータセット名132c、ボリューム名132dの組を抽出し、データセット使用管理テーブル133から対応する個別データセット使用管理テーブル134を抽出する。
(2)(1)で抽出したすべての個別データセット使用管理テーブル134について、移行判定対象のジョブステップ126の移行検証フラグ134eをONにする。
(3)(1)で抽出した個別データセット使用管理テーブル134に対して、移行可能条件もしくは、移行検証条件を満しているか確認する。どちらも満たしていない場合、移行不可として判定を終了する。
ここで、移行可能条件は、次のcまたはdを満たすこととする。
c.データセット221への入出力134dが全て入力である
d.移行対象のジョブステップ126以降でデータアクセスがない、または移行完了フラグ134fがONである
また、移行検証条件は、次のe及びfを満たすこととする。
e.移行可能条件を満たしていない
f.移行対象のジョブステップ126のアクセス順以降で、全ての移行検証フラグ134eがONである
(4)移行検証条件を満たす場合、移行検証フラグ134eがONかつ、移行完了フラグ134fがOFFであるすべてのジョブステップ126に対して、移行判定フローを適用する。移行不可として判定を終了したジョブステップ126が存在した場合、移行判定対象のジョブステップ126は移行不可として判定を終了する。
(5)(3)、(4)の処理を(1)で抽出したすべての個別データセット使用管理テーブルに対して実行する。
(6)移行対象のジョブステップ126、及び(4)の処理で移行判定フローを適用したジョブステップ126をすべて移行可能と判定する。すべての個別データセット使用管理テーブル134において、移行可能と判定したジョブステップ126の移行完了フラグ134fをONにする。
図13において、データ移行プログラム123は、ジョブステップ入出力情報テーブル132から関連するデータセット名132c、ボリューム名132dの組を抽出し、データセット使用管理テーブル133から対応する個別データセット使用管理テーブル134を抽出する(S400)。
次いで、データ移行プログラム123は、抽出した個別データセット使用管理テーブル134で移行判定対象のジョブステップ126の移行検証フラグ134eをONにする(S401)。
次いで、データ移行プログラム123は、全ての個別データセット使用管理テーブル134に対して確認を終了したか否かを判定する(S402)。そして、全ての個別データセット使用管理テーブル134に対して確認を終了したと判定したら(S402においてYES)S408に移行し、まだ全ての個別データセット使用管理テーブル134に対して確認を終了していないと判定したら(S402においてNO)S403に移行する。
S403において、データ移行プログラム123は、S400で抽出した個別データセット使用管理テーブル134において、データセット221への入出力134dが全て入力であるか否かを判定する。そして、データセット221への入出力134dが全て入力であると判定したら(S403においてYES)S404に移行し、データセット221への入出力134dに一つでも出力が含まれると判定したら(S403においてNO)S405に移行する。
S404において、データ移行プログラム123は、移行対象のジョブステップ126以降でデータアクセスがない、または移行完了フラグ134fがONであるか否かを判定する。そして、判定が肯定されたら(S404においてYES)移行可能条件を満たしているとしてS402に戻り、判定が否定されたら(S404においてNO)移行可能条件を満たしていないとしてS405に移行する。
S405において、データ移行プログラム123は、移行対象のジョブステップ126のアクセス順以降で、全ての移行検証フラグ134eがONであるか否かを判定する。そして、判定が肯定されたら(S405においてYES)移行検証条件を満たしているとしてS406に移行し、判定が否定されたら(S405においてNO)移行可能条件も移行判定条件も満たしていないとしてS409に移行する。
S406において、データ移行プログラム123は、移行検証フラグ134eがONNかつ、移行完了フラグ134fがOFFであるすべてのジョブステップ126に、図13に示す移行判定を適用する。
そして、データ移行プログラム123は、移行不可判定のジョブステップ126があるか否かを判定する(S407)。そして、移行不可判定のジョブステップ126があると判定したら(S407においてYES)S409に移行し、移行不可判定のジョブステップ126がないと判定したら(S407においてNO)S402に戻る。
S408ではデータ移行プログラム123は対象となるジョブステップ126は移行可能であると判定し、一方、S409ではデータ移行プログラム123は対象となるジョブステップ126は移行不可であると判定する。
このように構成される本実施形態によれば、マイグレーションにおいて必要となるデータ移行の自動化が可能な計算機装置、計算機システム及びデータ移行方法を実現することができる。
また、メインフレームである第1の計算機装置100のデータ出力を第1のストレージシステム200と第2のストレージシステム500に二重書きすることにより、移行のための特別な運用をすることなく、データ移行ができる。
さらに、従来の業務を実行するだけで、移行が必要なデータか否かが判別できる。
さらに、データの入出力による依存関係を考慮して、ジョブステップ126の移行可否を判断するため、マイグレーションをデータ移行まで含めて、自動的かつノンストップで実施できる。
そして、不必要なデータは移行されないため、移行後のデータ量を削減できる。
なお、上記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために構成を詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成に追加、削除、置換することが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、本発明は、実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードによっても実現できる。この場合、プログラムコードを記録した記憶媒体をコンピュータに提供し、そのコンピュータが備えるプロセッサが記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、及びそれを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。このようなプログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、CD-ROM、DVD-ROM、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)、光ディスク、光磁気ディスク、CD-R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどが用いられる。
また、本実施形態に記載の機能を実現するプログラムコードは、例えば、アセンブラ、C/C++、perl、Shell、PHP、Java(登録商標)等の広範囲のプログラム又はスクリプト言語で実装できる。
上述の実施形態において、制御線や情報線は、説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。全ての構成が相互に接続されていてもよい。
1…計算機システム 10…第1の計算機システム 40…第2の計算機システム 100…第1の計算機装置 121…データ管理プログラム 122…使用状況解析プログラム 123…データ移行プログラム 125…ジョブ 126…ジョブステップ 127…プログラム 131…データセット履歴テーブル 132…ジョブステップ入出力情報テーブル 133…データセット使用管理テーブル 134…個別データセット使用管理テーブル 200…第1のストレージシステム 221…データセット 400…第2の計算機装置 500…第2のストレージシステム

Claims (8)

  1. 計算機装置と記憶装置とを有する計算機システムから、前記計算機システムと異なるシステム環境である移行先計算機装置と移行先記憶装置とを有する移行先計算機システムへ、プログラム及びデータを有する業務を移行する前記計算機装置であって、
    前記計算機システムにおける前記データ及びこのデータを使用する前記プログラムの使用履歴を取得する使用状態解析部と、
    前記使用履歴に基づいて、前記計算機システムから前記移行先計算機システムへの移行が可能な前記データを抽出し、移行可能な前記データを前記記憶装置及び前記移行先記憶装置にそれぞれ書き込み、さらに、前記プログラムが使用する前記データの前記使用履歴に基づいて前記プログラムを前記移行先計算機システムに移行するデータ移行部と
    を有することを特徴とする計算機装置。
  2. 前記使用状態解析部は前記プログラムのジョブ及びこのジョブのジョブステップの前記使用履歴を取得し、
    前記データ移行部は、前記ジョブステップが使用する前記データの前記使用履歴に基づいて前記ジョブステップを前記移行先計算機システムに移行する
    ことを特徴とする請求項1に記載の計算機装置。
  3. 前記データ移行部は、移行可能な前記データを前記移行先記憶装置に書き込む際に、前記データを前記移行先計算機システムにおいて利用可能な状態に変換して書き込むことを特徴とする請求項1に記載の計算機装置。
  4. 前記データ移行部は、前記データの前記記憶装置への入出力履歴及び前記データの前記記憶装置への書込履歴に基づいて、前記計算機システムから前記移行先計算機システムへの移行が可能な前記データを抽出することを特徴とする請求項1に記載の計算機装置。
  5. 前記データ移行部は、前記プログラムを前記計算機システムから前記移行先計算機システムに移行させた後に前記ジョブステップを前記移行先計算機システムに移行することを特徴とする請求項2に記載の計算機装置。
  6. 前記データ移行部は、前記データを使用する前記ジョブステップの使用順序を取得し、特定の前記ジョブステップについて、このジョブステップ以降に同一の前記データを使用する前記ジョブステップが前記移行先計算機システムへ移行不可と判定したら、前記特定のジョブステップも前記移行先計算機システムの移行は不可と判定することを特徴とする請求項2に記載の計算機装置。
  7. プログラム及びデータを有する業務の移行元であり、第1の計算機装置と第1の記憶装置とを有する第1の計算機システムと、前記業務の移行先であり、前記第1の計算機システムと異なるシステム環境である第2の計算機装置と第2の記憶装置とを有する第2の計算機システムとを有する計算機システムであって、
    前記第1の計算機装置は、
    前記第1の計算機システムにおける前記データ及びこのデータを使用する前記プログラムの使用履歴を取得する使用状態解析部と、
    前記使用履歴に基づいて、前記第1の計算機システムから前記第2の計算機システムへの移行が可能な前記データを抽出し、移行可能な前記データを前記第1の記憶装置及び前記第2の記憶装置にそれぞれ書き込み、さらに、前記プログラムが使用する前記データの前記使用履歴に基づいて前記プログラムを前記第2の計算機システムに移行するデータ移行部とを有することを特徴とする計算機システム。
  8. 計算機装置と記憶装置とを有する計算機システムから、前記計算機システムと異なるシステム環境である移行先計算機装置と移行先記憶装置とを有する移行先計算機システムへ、プログラム及びデータを有する業務を移行する前記計算機装置によるデータ移行方法であって、
    前記計算機システムにおける前記データ及びこのデータを使用する前記プログラムの使用履歴を取得し、
    前記使用履歴に基づいて、前記計算機システムから前記移行先計算機システムへの移行が可能な前記データを抽出し、移行可能な前記データを前記記憶装置及び前記移行先記憶装置にそれぞれ書き込み、さらに、前記プログラムが使用する前記データの前記使用履歴に基づいて前記プログラムを前記移行先計算機システムに移行する
    を有することを特徴とするデータ移行方法。
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