JP7009950B2 - Window parts for optical elements - Google Patents
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Description
本発明は、光素子用窓部品に関する。 The present invention relates to a window component for an optical element.
光通信や光学系システム等に使用される光半導体等の光素子は、通常、パッケージ等の包囲体に収納される。包囲体の壁部には、光素子が外部と光通信を行うための光透過用孔が設けられている。包囲体における気密性の確保等のため、光透過用孔は、光素子用窓部品により覆われている。光素子用窓部品の窓部以外の表面には、メタライズ層が形成されており、メタライズ層において、光素子用窓部品と包囲体との半田付けが行われる。 Optical elements such as optical semiconductors used in optical communications and optical system systems are usually housed in an enclosure such as a package. The wall of the enclosure is provided with a light transmitting hole for the optical element to perform optical communication with the outside. In order to ensure airtightness in the enclosure, the light transmission hole is covered with a window component for an optical element. A metallized layer is formed on the surface of the window component for the optical element other than the window portion, and the window component for the optical element and the enclosure are soldered in the metallized layer.
下記の特許文献1には、八角形の形状を有する光素子用窓部品が開示されている。この光素子用窓部品においては、八角形の窓ガラス上に、八角形のメタライズ層が形成されている。メタライズ層は、窓ガラスの中央に位置する窓部において開口している。
The
特許文献1に記載のような光素子用窓部品においては、半田付け時や使用時においてメタライズ層に熱応力が加わることにより、メタライズ層の剥がれが生じ易いという問題があった。また、メタライズ層を介して窓ガラスに応力が加わることにより、窓ガラスの端部付近に割れが生じるおそれもあった。
In the window component for an optical element as described in
本発明の目的は、破損し難い光素子用窓部品を提供することにある。 An object of the present invention is to provide a window component for an optical element that is not easily damaged.
本発明の光素子用窓部品は、主面を有し、主面が多角形の形状を有するガラス板と、ガラス板の主面上に設けられており、略多角形の形状を有し、かつ開口部を有するメタライズ層とを備え、ガラス板の主面の外周縁近傍にメタライズ層が形成されておらず、メタライズ層の各コーナー部の形状がR形状であることを特徴とする。 The window component for an optical element of the present invention has a glass plate having a main surface and the main surface having a polygonal shape, and a glass plate provided on the main surface of the glass plate and having a substantially polygonal shape. Further, the metallized layer having an opening is provided, the metallized layer is not formed in the vicinity of the outer peripheral edge of the main surface of the glass plate, and the shape of each corner portion of the metallized layer is R-shaped.
ガラス板の主面におけるコーナー部と、メタライズ層におけるコーナー部との距離をL1とし、ガラス板の主面における辺と、メタライズ層における辺との距離をL2としたときに、L1/L2>20.5であることが好ましい。 L1 / L2> 2 when the distance between the corner portion on the main surface of the glass plate and the corner portion on the metallized layer is L1 and the distance between the side on the main surface of the glass plate and the side on the metallized layer is L2. It is preferably 0.5 .
ガラス板の主面におけるコーナー部と、メタライズ層におけるコーナー部との距離をL1としたときに、L1≧50μmであることが好ましい。 When the distance between the corner portion on the main surface of the glass plate and the corner portion on the metallized layer is L1, it is preferable that L1 ≧ 50 μm.
本発明によれば、破損し難い光素子用窓部品を提供することができる。 According to the present invention, it is possible to provide a window component for an optical element that is not easily damaged.
以下、好ましい実施形態について説明する。但し、以下の実施形態は単なる例示であり、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。また、各図面において、実質的に同一の機能を有する部材は同一の符号で参照する場合がある。 Hereinafter, preferred embodiments will be described. However, the following embodiments are merely examples, and the present invention is not limited to the following embodiments. Further, in each drawing, members having substantially the same function may be referred to by the same reference numeral.
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る光素子用窓部品が光モジュールに用いられる例を示す略図的断面図である。図2は、本発明の第1の実施形態に係る光素子用窓部品の模式的平面図である。なお、図1において、光素子を矩形に2本の対角線を加えた略図により示す。図2以降の模式的平面図においては、後述するメタライズ層を斜線のハッチングにより示す。
(First Embodiment)
FIG. 1 is a schematic cross-sectional view showing an example in which a window component for an optical element according to a first embodiment of the present invention is used for an optical module. FIG. 2 is a schematic plan view of a window component for an optical element according to the first embodiment of the present invention. In FIG. 1, the optical element is shown by a schematic diagram in which two diagonal lines are added to a rectangle. In the schematic plan view after FIG. 2, the metallized layer described later is shown by hatching with diagonal lines.
図1に、光素子11が包囲体12に収納された光モジュール10の一例を示す。包囲体12は、光通信用等の光を透過させる光透過用孔13を有する。本実施形態の光素子用窓部品1は、光透過用孔13を覆う窓部品である。光素子用窓部品1は、光通信用等の光を透過させる。
FIG. 1 shows an example of an
図2に示すように、光素子用窓部品1は、ガラス板2と、ガラス板2上に設けられたメタライズ層3とを備える。光素子用窓部品1は、メタライズ層3において、図1に示した包囲体12に半田付けされる。
As shown in FIG. 2, the
ガラス板2は、対向し合う第1の主面2a及び第2の主面2bを有する。第1の主面2a及び第2の主面2bは、四角形の形状を有する。メタライズ層3は、略四角形の形状を有する。具体的には、本実施形態では、ガラス板2の第1の主面2a及び第2の主面2bは正方形の形状を有し、メタライズ層3は略正方形の形状を有する。メタライズ層3の各コーナー部3dの形状は、R形状である。本明細書において、R形状とは、円形または略円形の弧の形状をいう。あるいは、円形に近い多角形の形状であってもよい。
The
ガラス板2の第1の主面2aのコーナー部2dと、メタライズ層3のコーナー部3dとは、同じ個数である。なお、ガラス板2の第1の主面2aは四角形以外の多角形の形状を有していてもよく、メタライズ層3は略四角形以外の略多角形の形状を有していてもよい。本明細書において、多角形とは四角形以上の多角形をいうものとする。
The number of
平面視において、ガラス板2の第1の主面2a及び第2の主面2bの中心と、メタライズ層3の中心とは重なっている。ガラス板2の第1の主面2aの外周縁2c近傍には、メタライズ層3は形成されていない。メタライズ層3は開口部3aを有する。開口部3aは、メタライズ層3の中央に位置している。開口部3aは円形または略円形の形状を有する。
In a plan view, the center of the first
図3は、図2中のI-I線に沿う模式的断面図である。なお、図3においては、光素子用窓部品の断面のみを示す。 FIG. 3 is a schematic cross-sectional view taken along the line I-I in FIG. Note that FIG. 3 shows only the cross section of the window component for an optical element.
図3に示すように、本実施形態では、第1の主面2a上に第1の反射防止膜4aが設けられている。第2の主面2b上には、第2の反射防止膜4bが設けられている。それによって、光素子用窓部品1における、光通信用等の光の透過率を高めることができる。第1の反射防止膜4aは、屈折率が異なる複数の誘電体層が積層された積層膜からなる。具体的には、第1の反射防止膜4aは、例えば、タンタル酸化物膜またはニオブ酸化物膜と、酸化ケイ素膜とが積層された積層膜からなる。第2の反射防止膜4bも、同様の積層膜からなる。なお、第1の反射防止膜4a及び第2の反射防止膜4bの材料及び積層数は上記に限定されない。また、第1の反射防止膜4a及び第2の反射防止膜4bは、必ずしも設けられていなくてもよい。
As shown in FIG. 3, in the present embodiment, the
メタライズ層3は、ガラス板2の第1の主面2a上に、第1の反射防止膜4aを介して間接的に設けられている。なお、メタライズ層3は、第1の主面2a上に直接的に設けられていてもよい。
The metallized
メタライズ層3は、ガラス板2側から、第1の膜5a、第2の膜5b及び第3の膜5cが積層された積層金属膜からなる。第1の膜5aは、チタン、クロムまたはニクロムからなる。第2の膜5bは、パラジウム、白金またはニッケルからなる。第3の膜5cは、金または金錫からなる。メタライズ層3が上記構成を有することにより、ガラス板2または第1の反射防止膜4aとの密着性を高めることができ、かつAu-Sn半田等を用いた半田付けを好適に行うことができる。なお、メタライズ層3の材料は上記に限定されない。メタライズ層3における金属膜の層数も上記に限定されない。
The metallized
ガラス板2には、特に限定されないが、例えば、ホウ珪酸ガラスまたは無アルカリガラス等を用いることができる。
The
なお、メタライズ層3は、例えば、スパッタリング法や真空蒸着法等により形成することができる。例えば、マスキング部材をガラス板2上に載置して金属膜を形成することにより、メタライズ層3のパターニングを行うことができる。なお、本実施形態の光素子用窓部品1は、ガラス板の母材上に複数のメタライズ層3を形成し、しかる後、ダイシングによりガラス板の母材を分割することにより得ることができる。もっとも、光素子用窓部品1の製造方法は上記に限定されない。
The metallized
本実施形態の特徴は、メタライズ層3の各コーナー部3dがR形状である点にある。メタライズ層3のコーナー部3dがR形状であるため、コーナー部3dと開口部3aとの距離が短くなり、該距離及び辺3eと開口部3aとの距離の差を小さくすることができる。このように、メタライズ層3の外周縁3cと開口部3aとの距離を均一化することができる。そのため、光素子用窓部品1を図1に示した包囲体12に半田付けする際等においても、応力を分散させて、応力集中を生じ難くすることができる。従って、光素子用窓部品1を効果的に破損し難くすることができる。
The feature of this embodiment is that each
メタライズ層3の開口部3aは、メタライズ層3の中央に設けられていることが好ましい。それによって、外周縁3cと開口部3aとの距離を好適に均一化することができ、応力集中が生じ難い。
The
本実施形態の光素子用窓部品1は、ダイシングによって個片化されることにより得られる。図2に示すように、本実施形態においては、ガラス板2の第1の主面2aの外周縁2c近傍にメタライズ層3は設けられていない。それによって、ダイシングによるメタライズ層3の剥がれや欠け等が生じ難い。
The
図4は、本発明の第1の実施形態における、ガラス板の第1の主面の外周縁とメタライズ層の外周縁との距離を説明するための、模式的拡大平面図である。図5は、本発明の第1の実施形態における、ガラス板の第1の主面の外周縁とメタライズ層の外周縁との距離を説明するための、模式的拡大平面図である。 FIG. 4 is a schematic enlarged plan view for explaining the distance between the outer peripheral edge of the first main surface of the glass plate and the outer peripheral edge of the metallized layer in the first embodiment of the present invention. FIG. 5 is a schematic enlarged plan view for explaining the distance between the outer peripheral edge of the first main surface of the glass plate and the outer peripheral edge of the metallized layer in the first embodiment of the present invention.
図4に示すように、ガラス板2の第1の主面2aにおけるコーナー部2dと、メタライズ層3におけるコーナー部3dとの距離をL1とし、ガラス板2の第1の主面2aにおける辺2eと、メタライズ層における辺3eとの距離をL2とする。他方、図4中の破線Xは、本実施形態とは異なり、メタライズ層が正方形の形状を有する場合の外周縁を示す。ここで、ガラス板2の第1の主面2aのコーナー部2dの角度をθとする。ガラス板2の第1の主面2aのコーナー部2dと、破線Xで示す多角形のコーナー部とを結ぶ線と、第1の主面2aの辺2eとがなす角の角度は、θ/2である。ガラス板2の第1の主面2aにおけるコーナー部2dと、破線Xで示すメタライズ層におけるコーナー部との距離をL101とすると、L101/L2=1/sin(θ/2)となる。本実施形態では、θ/2=45°であるため、L101/L2=20.5となる。これに対して、本実施形態においては、コーナー部がR形状であるため、L1/L2>20.5であり、距離L1は距離L101よりも長い。よって、上述したように、メタライズ層3の外周縁3cと図2に示した開口部3aとの距離を均一化することができる。
As shown in FIG. 4, the distance between the
同様に、ガラス板2の第1の主面2a及び第2の主面2bの形状が四角形以外の多角形であり、メタライズ層3の形状が略四角形以外の略多角形である場合においても、L1/L2>1/sin(θ/2)であることが好ましい。それによって、メタライズ層3の外周縁3cと開口部3aとの距離を均一化することができる。
Similarly, even when the shape of the first
ここで、ガラス板の第1の主面及びメタライズ層の形状が、四角形よりもコーナー部が多い多角形である場合には、上記角度θ/2は90°に近づくため、1/sin(θ/2)は20.5よりも小さくなる。よって、本実施形態のように、メタライズ層3のコーナー部3dをR形状とし、かつL1/L2>20.5とすることによって、メタライズ層3の外周縁3cと開口部3aとの距離をより確実に均一化することができる。従って、光素子用窓部品1をより一層破損し難くすることができる。
Here, when the shape of the first main surface of the glass plate and the metallized layer is a polygon having more corners than a quadrangle, the angle θ / 2 approaches 90 °, so 1 / sin (θ). / 2) is smaller than 2 0.5 . Therefore, as in the present embodiment, the
L1/L2>1.5であることがより好ましく、L1/L2>3であることがさらに好ましい。それによって、光素子用窓部品1をさらにより一層破損し難くすることができる。
It is more preferable that L1 / L2> 1.5, and even more preferably L1 / L2> 3. Thereby, the
他方、図5中の一点鎖線Yは、メタライズ層3に内接する円弧を示す。ガラス板2の第1の主面2aにおける辺2eと、上記円弧との最短距離は、ガラス板2の第1の主面2aにおける辺2eと、メタライズ層3における辺3eとの距離L2と同じである。ガラス板2の第1の主面2aにおけるコーナー部2dと、メタライズ層3におけるコーナー部3dとの距離L1は、ガラス板2の第1の主面2aにおけるコーナー部2dと、上記円弧との距離であるL201以下であることが好ましい。それによって、メタライズ層3の面積を十分な大きさとすることができる。従って、半田付けによる接合力を損なうことなく、光素子用窓部品1を破損し難くすることができる。
On the other hand, the alternate long and short dash line Y in FIG. 5 indicates an arc inscribed in the metallized
ここで、ガラス板2の第1の主面2aの1辺の長さの半分の長さをAとし、一点鎖線Yで示す円弧を有する円の半径をrとしたときに、L201=(A/sin(θ/2))-rであり、L2=A-rである。距離L201と距離L2との差は、L201-L2=A×((1/sin(θ/2))-1)となる。よって、上記のL1≦L201という関係は、L1-L2≦L201-L2=A×((1/sin(θ/2))-1)により表すことができる。従って、L1-L2≦A×((1/sin(θ/2))-1)の式を満たすことが好ましい。それによって、上述したように、半田付けによる接合力を損なうことなく、光素子用窓部品1を破損し難くすることができる。
Here, L201 = (A), where A is half the length of one side of the first
なお、L2×1/sin(θ/2)<L1≦L2+A×((1/sin(θ/2))-1)であることが好ましい。それによって、半田付けによる接合力を損なうことなく、光素子用窓部品1をより一層破損し難くすることができる。
It is preferable that L2 × 1 / sin (θ / 2) <L1 ≦ L2 + A × ((1 / sin (θ / 2)) -1). As a result, the
ところで、距離L2は、100μm以下であることが好ましく、70μm以下であることがより好ましく、50μm以下であることがさらに好ましい。それによって、メタライズ層3の面積を十分な大きさとすることができる。従って、半田付けによる接合力を損なうことなく、ダイシングによるメタライズ層3の剥がれや欠け等を生じ難くすることができる。
By the way, the distance L2 is preferably 100 μm or less, more preferably 70 μm or less, and further preferably 50 μm or less. Thereby, the area of the metallized
一方で距離L1は、50μm以上であることが好ましく、100μm以上であることがより好ましく、300μm以上であることがさらに好ましい。それによって、メタライズ層3において、外周縁3cと開口部3aとの距離を効果的に均一化することができる。従って、応力集中をより一層生じ難くすることができ、光素子用窓部品1をより一層破損し難くすることができる。
On the other hand, the distance L1 is preferably 50 μm or more, more preferably 100 μm or more, and further preferably 300 μm or more. Thereby, in the metallized
(第2の実施形態)
図6は、第2の実施形態に係る光素子用窓部品の模式的平面図である。図7は、図6中のII-IIに沿う模式的断面図である。なお、図7においては、光素子用窓部品の断面以外の、紙面奥側の部分も示す。
(Second embodiment)
FIG. 6 is a schematic plan view of the window component for an optical element according to the second embodiment. FIG. 7 is a schematic cross-sectional view taken along the line II-II in FIG. In addition, in FIG. 7, a portion on the back side of the paper surface other than the cross section of the window component for an optical element is also shown.
図6及び図7に示すように、本実施形態は、メタライズ層23が複数の凹部23fを有する点において、第1の実施形態と異なる。図6に示すように、凹部23fは、メタライズ層23における辺3eと開口部3aとの間に設けられており、溝状の形状を有する。本実施形態においては、凹部23fは4つ設けられているが、凹部23fが設けられている箇所の数はこれに限定されない。凹部23fの位置も、辺3eと開口部3aとの間には限定されず、例えば、コーナー部3dと開口部3aとの間に設けられていてもよい。
As shown in FIGS. 6 and 7, the present embodiment differs from the first embodiment in that the metallized
本実施形態においては、メタライズ層23が凹部23fを有するため、メタライズ層23における半田付けを行う部分の表面積を広くすることができる。従って、光素子用窓部品と上記包囲体との接合力を効果的に高めることができる。
In the present embodiment, since the
なお、本実施形態におけるメタライズ層23を形成するに際しては、例えば、図8に示すマスキング部材26を用いて、スパッタリング法または真空蒸着法等を行えばよい。マスキング部材26は、第1のマスク部27a及び第2のマスク部27bを有する。マスキング部材26をガラス板の母材22上に載置した状態において、第1のマスク部27a及び第2のマスク部27bは、ガラス板の母材22に接触している。メタライズ層23用の金属膜の形成の際、第1のマスク部27aによりマスキングすることにより、図6に示した開口部3aを形成することができる。第2のマスク部27bによりマスキングすることにより、メタライズ層23の外周縁3cを形成することができる。
When forming the metallized
マスキング部材26は、第1のマスク部27a及び第2のマスク部27bを接続する接続部28を有する。接続部28は、マスキング部材26をガラス板の母材22上に載置した状態において、ガラス板の母材22に接触しないように設けられている。メタライズ層23用の金属膜の形成の際、接続部28を回り込み、金属膜が形成される。金属膜において、このように回り込んで形成された部分の膜厚は、他の部分の膜厚よりも薄くなる。これにより、凹部23fを形成することができる。
The masking
図6に示すように、本実施形態のメタライズ層23の各コーナー部3dはR形状である。従って、第1の実施形態と同様に、本実施形態の光素子用窓部品は破損し難い。
As shown in FIG. 6, each
(第3の実施形態)
図9は、本発明の第3の実施形態に係る光素子用窓部品の模式的平面図である。図9に示すように、本実施形態は、ガラス板32の第1の主面32a及び第2の主面32bが六角形の形状を有し、メタライズ層33が略六角形の形状を有する点において、第1の実施形態と異なる。具体的には、本実施形態では、ガラス板32の第1の主面32a及び第2の主面32bは正六角形の形状を有し、メタライズ層33は略正六角形の形状を有する。
(Third embodiment)
FIG. 9 is a schematic plan view of a window component for an optical element according to a third embodiment of the present invention. As shown in FIG. 9, in the present embodiment, the first
本実施形態においても、メタライズ層33の各コーナー部33dはR形状である。よって、第1の実施形態と同様に、メタライズ層33に応力集中が生じ難く、光素子用窓部品は破損し難い。このように、ガラス板32の第1の主面32a及び第2の主面32bは四角形以外の多角形の形状を有していてもよく、メタライズ層33は略四角形以外の略多角形の形状を有していてもよい。
Also in this embodiment, each
1…光素子用窓部品
2…ガラス板
2a…第1の主面
2b…第2の主面
2c…外周縁
2d…コーナー部
2e…辺
3…メタライズ層
3a…開口部
3c…外周縁
3d…コーナー部
3e…辺
4a…第1の反射防止膜
4b…第2の反射防止膜
5a…第1の膜
5b…第2の膜
5c…第3の膜
10…光モジュール
11…光素子
12…包囲体
13…光透過用孔
22…ガラス板の母材
23…メタライズ層
23f…凹部
26…マスキング部材
27a…第1のマスク部
27b…第2のマスク部
28…接続部
32…ガラス板
32a…第1の主面
32b…第2の主面
33…メタライズ層
33d…コーナー部
1 ... Window component for
Claims (3)
主面を有し、前記主面が多角形の形状を有するガラス板と、
前記ガラス板の前記主面上に設けられており、略多角形の形状を有し、かつ開口部を有する前記メタライズ層とを備え、
前記ガラス板の前記主面の外周縁近傍に前記メタライズ層が形成されておらず、
前記メタライズ層の各コーナー部の形状がR形状であり、
前記メタライズ層の前記開口部が、前記メタライズ層の中央に設けられている、光素子用窓部品。 A window component for an optical element that is soldered to an enclosure in the metallized layer.
A glass plate having a main surface and the main surface having a polygonal shape,
It is provided on the main surface of the glass plate, has a substantially polygonal shape, and has the metallized layer having an opening.
The metallized layer is not formed in the vicinity of the outer peripheral edge of the main surface of the glass plate, and the metallized layer is not formed.
The shape of each corner of the metallized layer is R-shaped .
A window component for an optical element in which the opening of the metallized layer is provided in the center of the metallized layer .
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