JP7005616B2 - 固体エアロゾル形成基体および液体エアロゾル形成基体を備えるエアロゾル発生システム - Google Patents

固体エアロゾル形成基体および液体エアロゾル形成基体を備えるエアロゾル発生システム Download PDF

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Description

本発明は、エアロゾル発生システムは、固体エアロゾル形成基体および液体エアロゾル形成基体の両方を有するカートリッジを備えるエアロゾル発生システムに関する。本発明は、電気的に作動する喫煙システムとして特定の用途がある。
エアロゾル発生システムの一つのタイプは、電気的に作動する喫煙システムである。周知の手持ち式の電気的に作動する喫煙システムは、電池、制御電子回路、およびエアロゾル形成基体を加熱するための電気ヒーターを備えるエアロゾル発生装置を一般に備える。エアロゾル形成基体はエアロゾル発生装置の一部の中に収容されてもよい。例えば、エアロゾル発生装置は、ニコチン溶液などの液体エアロゾル形成基体が貯蔵される液体貯蔵部分を備えてもよい。こうした装置は、しばしば「eシガレット」と呼ばれるが、典型的には、複数の従来の紙巻たばこを消費するのに相当する数多くの吸煙を提供するために十分な液体エアロゾル形成基体を収容する。
eシガレットユーザーに従来の紙巻たばこを消費する体験をより忠実にシミュレートする体験を提供する試みでは、一部の装置はeシガレット構成をたばこ由来の基体と組み合わせて、ユーザーによって吸入されるエアロゾルにたばこの味覚を付与しようと試みている。ところが、こうした装置は非実用的に大きく、ユーザーがたばこ構成要素および液体構成要素を異なる時点で変更する必要がある場合がある。
周知の装置についてのこれらの問題の少なくとも一部を軽減または除去するエアロゾル発生システムを提供することが望ましい。
本発明の第一の態様によれば、カートリッジ、ヒーターセクション、およびエアロゾル発生装置を備えるエアロゾル発生システムが提供されている。カートリッジは、カートリッジハウジング、カートリッジハウジング内に位置付けられた固体エアロゾル形成基体、およびカートリッジハウジング内に位置付けられた液体エアロゾル形成基体を備える。ヒーターセクションはカートリッジから分離されており、電気ヒーターを備える。エアロゾル発生装置は、カートリッジを受けるように構成された装置ハウジング、および電力を電気ヒーターに供給するための電源を備え、電源は装置ハウジング内に位置付けられる。
本明細書で使用される「エアロゾル形成基体」という用語は、エアロゾルを形成することができる揮発性化合物を放出する能力を有する基体を記述するために使用される。本発明によるエアロゾル発生システムのエアロゾル形成基体から生成されるエアロゾルは、可視であってもよく、または不可視であってもよく、また蒸気(例えば、室温にて通常、液体または固体である物質の気体状態にある微細な粒子)、ならびに気体および凝縮した蒸気の液体の液滴を含んでもよい。
本発明によるエアロゾル発生システムは、両方の基体を単一のカートリッジ内に提供することによって、固体エアロゾル形成基体および液体エアロゾル形成基体の同時交換を容易にする。有利なことに、これは、たばこ由来の基体およびニコチン溶液が別個に交換または補充されなければならない周知の装置と比較した時に、ユーザーのためのエアロゾル発生システムの使用を簡略化しうる。
固体エアロゾル形成基体および液体エアロゾル形成基体を単一のカートリッジ内に提供することにより、ユーザーが装置自体の一部を形成する貯蔵部を再充填することが必要である場合がある周知の装置と比較した時に、液体エアロゾル形成基体の補充が簡略化されうる。液体エアロゾル形成基体の補充を簡略化することにより、有利なことに、周知の装置に提供される液体エアロゾル形成基体の量と比較した時に、カートリッジ内に提供される液体エアロゾル形成基体の量の低減が促進されうる。有利なことに、これにより、本発明によるエアロゾル発生システムを、周知の装置よりも小さくすることが可能となりうる。
本発明によるエアロゾル発生システムは、カートリッジから分離されるヒーターセクションを提供する。有利なことに、これは、ヒーターおよび液体エアロゾル形成基体がエアロゾル発生装置の単一の部品に組み合わされる周知の装置と比較した時に、コストを低減し、カートリッジの製造を簡略化しうる。有利なことに、カートリッジから分離されるヒーターセクションを提供することは、電気ヒーターの掃除を容易にしうるが、これによりヒーターセクションを複数のカートリッジと併用することが促進されうる。ヒーターセクションは、エアロゾル発生装置の一部を形成してもよい。ヒーターセクションはエアロゾル発生装置から分離されうるが、ここでエアロゾル発生装置およびカートリッジのうちの少なくとも一つはヒーターセクションを受けるように構成される。
エアロゾル発生システムは、少なくとも一つの気流入口および少なくとも一つの気流出口を備えることが好ましい。使用中、空気は、気流入口から気流出口への流路に沿ってエアロゾル発生システムを通して流れる。空気は、気流入口における流路の上流端から気流出口における流路の下流端まで流路に沿って流れる。エアロゾル発生システムは、使用時に、固体エアロゾル発生基体が液体エアロゾル発生基体の下流に位置付けられるように構成されることが好ましい。
カートリッジは、多孔性担体材料を含んでもよく、ここで液体エアロゾル形成基体は多孔性担体材料上に提供される。有利なことに、多孔性担体材料上に液体エアロゾル形成基体を提供することにより、液体エアロゾル形成基体がカートリッジから漏れるリスクを低減しうる。
多孔性担体材料は、液体エアロゾル形成基体に対して透過性であり、かつ液体エアロゾル形成基体が多孔性担体材料を通して移動することができる任意の好適な材料または材料の組み合わせを含んでもよい。材料または材料の組み合わせは、液体エアロゾル形成基体に対して不活性であることが好ましい。多孔性担体材料は、毛細管材料であってもよく、または毛細管材料でなくてもよい。多孔性担体材料は、液体エアロゾル形成基体の分散および拡散を改善する親水性の材料を含んでもよい。これは、一貫したエアロゾル形成を支援しうる。特定の好ましい材料(複数可)は、液体エアロゾル形成基体の物理的特性に依存することになる。好適な材料の実施例は毛細管材料であり、例えば、海綿体または発泡体材料、繊維または焼結粉末の形態のセラミック系またはグラファイト系の材料、発泡性の金属またはプラスチックの材料、例えば、紡糸または押出成形された繊維(セルロースアセテート、ポリエステル、または結合されたポリオレフィン、ポリエチレン、テリレンもしくはポリプロピレン繊維、ナイロン繊維、またはセラミックなど)で作製された繊維性材料である。多孔性担体材料は、異なる液体物理的特性を有して使用されるように、任意の好適な空隙率を有してもよい。
エアロゾル発生システムは、使用中に液体エアロゾル形成基体の電気ヒーターへの移動のために構成された液体移動要素を備えうる。有利なことに、液体移動要素は、使用中に液体エアロゾル形成基体と電気ヒーターとの間の接触を容易にしうる。
液体移動要素は、ヒーターセクションの一部を形成しうる。カートリッジが液体エアロゾル形成基体が提供される多孔性担体材料を含む実施形態では、好ましくは、ヒーターセクションは液体移動要素を含み、エアロゾル発生システムは、使用時に、液体移動要素が多孔性担体材料に接触するように構成される。
液体移動要素は、その長さに沿って液体エアロゾル形成基体を運ぶことのできる適切な任意の材料または材料の組み合わせを含みうる。液体移動要素は多孔性材料より形成できるが、そうである必要はない。液体移動要素は繊維質または海綿状の構造を有する材料より形成してもよい。液体移動要素は一束の毛細管を含むことが好ましい。例えば、液体移動要素は複数の繊維もしくは糸、またはその他の微細チューブを含む場合がある。液体移動要素は、海綿体様または発泡体様の材料を含んでもよい。液体移動要素の構造は複数の小さな穴またはチューブを形成し、これを通して液体エアロゾル形成基体は毛細管作用によって搬送されることができる。特定の好ましい材料(複数可)は、液体エアロゾル形成基体の物理的特性に依存することになる。適切な毛細管材料の例としては、海綿体または発泡体材料、繊維または焼結粉末の形態のセラミック系またはグラファイト系の材料、発泡性の金属またはプラスチックの材料、例えば紡がれたかまたは押し出された繊維(酢酸セルロース、ポリエステル、または結合されたポリオレフィン、ポリエチレン、テリレンまたはポリプロピレン繊維、ナイロン繊維、セラミック、ガラス繊維、シリカガラス繊維、炭素繊維、オーステナイト系316ステンレス鋼ならびにマルテンサイト系440および420ステンレス鋼などの医療グレードのステンレス鋼合金の金属繊維など)でできた繊維性材料を含む。液体移動要素は異なる液体物理特性で使用されるように、任意の適切な毛細管を有する場合がある。液体エアロゾル形成基体は、液体移動要素を通して移動されることを可能にする粘度、表面張力、密度、熱伝導率、沸点、蒸気圧などの物理特性(ただし、これらに限定されない)を有する。液体移動要素は、耐熱性材料で形成されうる。液体移動要素は、複数の繊維撚糸を含みうる。複数の繊維撚糸は概して、液体移動要素の長さに沿って整列されうる。
エアロゾル発生システムが多孔性担体材料および液体移動要素を備える実施形態では、多孔性担体材料および液体移動要素は、同一の材料を含みうる。多孔性担体材料および液体移動要素は、異なる材料を含むことが好ましい。
カートリッジは壊れやすいシールを備えてもよい。有利なことに、壊れやすいシールは、固体エアロゾル形成基体および液体エアロゾル形成基体の一方または両方からの揮発性化合物の損失を防止しうる。壊れやすいシールは、カートリッジハウジングによって画定される開口部にわたって延在してもよい。壊れやすいシールは、カートリッジの端にわたって延在してもよい。壊れやすいシールは、壊れやすいシールの周辺部の周りにカートリッジハウジングに固定されてもよい。壊れやすいシールは、超音波溶接などの接着剤および溶接のうちの少なくとも一つによってカートリッジハウジングに固定されうる。壊れやすいシールは、シート材料から形成されることが好ましい。シート材料は、高分子フィルムおよび金属箔のうちの少なくとも一つを含んでもよい。
壊れやすいシールは、多孔性担体材料の上流にある第一の壊れやすいシール、および多孔性担体材料の下流にある第二の壊れやすいシールを含みうる。
エアロゾル発生システムは、エアロゾル発生装置がカートリッジを受ける時に、壊れやすいシールを貫通するように構成された貫通要素を備えることが好ましい。有利なことに、貫通要素は、エアロゾル発生装置およびヒーターセクションがカートリッジと組み合わされた時に、壊れやすいシールを自動的に貫通しうる。壊れやすいシールが第一および第二の壊れやすいシールを含む実施形態では、貫通要素は、エアロゾル発生装置がカートリッジを受ける時に、第一および第二の壊れやすいシールの両方を貫通するように構成されることが好ましい。
ヒーターセクションは貫通要素を備えうる。
電気ヒーターの少なくとも一部分は、貫通要素を形成してもよい。電気ヒーターは、壊れやすいシールを貫通するように構成されたヒーターブレードの形態であってもよい。
貫通要素は、電気ヒーターとは別個に形成されてもよい。貫通要素は、シャフト部、およびシャフト部の端にある貫通部分を備えうる。有利なことに、中空シャフト部は、エアロゾル発生システムの使用中に中空シャフト部を通る気流を許容しうる。貫通部分は、貫通部分を貫通し、中空シャフト部の内部と流体連通する気流開口部を備えてもよい。中空シャフト部の内部の少なくとも一部分は、中空シャフト部の少なくとも一部分に沿って延在する気流通路を画定してもよい。
電気ヒーターの少なくとも一部分は、中空シャフト部の内側に位置付けられてもよい。電気ヒーターの少なくとも一部分は、気流通路の一部分にわたって横断方向に延在してもよい。電気ヒーターおよび中空シャフト部は、使用中に、空気流通路を通る気流が中空シャフト部の内側に位置付けられた電気ヒーターの部分にわたって通るように構成されることが好ましい。
液体移動要素の第一の部分は、中空シャフト部の内側に位置付けられてもよい。液体移動要素の第一の部分は、気流通路の一部分にわたって横断方向に延在してもよい。液体移動要素および中空シャフト部は、使用時に、気流通路を通る気流が液体移動要素の第一の部分にわたって通るように構成されることが好ましい。
電気ヒーターは抵抗加熱コイルを備えてもよい。抵抗加熱コイルは、液体移動要素の第一の部分の周りに少なくとも部分的に巻かれることが好ましい。
液体移動要素は、中空シャフト部の第一の開口部を貫通してもよく、液体移動要素の第二の部分は、中空シャフト部の外部表面の上にある。液体移動要素の第二の部分は、液体移動要素の第一の端であることが好ましい。液体移動要素は、中空シャフト部の第二の開口部を貫通してもよく、液体移動要素の第三の部分は、中空シャフト部の外部表面の上にある。第二の開口部は、第一の開口部の反対側であることが好ましい。液体移動要素の第三の部分は、液体移動要素の第二の端であることが好ましい。液体移動要素の第一の部分は、第二の部分と第三の部分との間の液体移動要素の中間部分であることが好ましい。
エアロゾル発生システムは、中空シャフト部の一部の周りに位置付けられた固定リングを備えてもよく、液体移動要素の第二の部分の少なくとも一部は、固定リングと中空シャフト部との間に位置付けられる。液体移動要素が中空シャフト部の外表面の上にある第三の部分を備える実施形態では、液体移動要素の第三の部分の少なくとも一部は、固定リングと中空シャフト部との間に位置付けられることが好ましい。
多孔性担体材料は、多孔性担体材料を通る通路を画定する環状の形状を有してもよい。カートリッジがエアロゾル発生装置と組み合わされる時、多孔性担体材料を通して画定される通路は、少なくとも一つの気流入口から少なくとも一つの気流出口へのエアロゾル発生システムを通る流路の一部を形成しうる。
エアロゾル発生システムは、エアロゾル発生装置がカートリッジを受ける時に、貫通要素が通路内に少なくとも部分的に受けられるように構成されることが好ましい。エアロゾル発生システムは、貫通部分が通路内に少なくとも部分的に受けられる時に、液体移動要素の第二の部分が多孔性担体材料の内部表面に接触するように構成されることが好ましい。液体移動要素が第三の部分を含む実施形態では、エアロゾル発生システムは、貫通部分が通路内に少なくとも部分的に受けられる時に、液体移動要素の第三の部分が多孔性担体材料の内部表面に接触するように構成されることが好ましい。
エアロゾル発生システムは、貫通部分が少なくとも部分的に通路内に受けられた時、中空シャフト部によって画定される気流通路の下流端が固体エアロゾル形成基体と流体連通するように構成されることが好ましい。中空シャフト部が気流開口部を備える実施形態では、気流通路の下流端は、気流開口部を介して固体エアロゾル形成基体と流体連通しうる。
気流入口の少なくとも一つは中空シャフト部によって画定される気流通路の上流端と流体連通する。
固体エアロゾル形成基体は、少なくとも一つの気流出口と流体連通することが好ましい。
貫通部分は先細りであり、中空シャフト部に隣接する貫通部分の第一の端で最大直径を含むことが好ましい。貫通部分は、貫通部分の第二の端で最小直径を含むことが好ましい。貫通部分の第二の端は、カートリッジの壊れやすいシールを貫通するように構成される。
中空シャフト部は、貫通部分の第一の端に隣接した第一の直径を有することが好ましく、中空シャフト部の第一の直径は、貫通部分の最大直径未満である。エアロゾル発生システムが中空シャフト部の外表面の上にある第二の部分を有する液体移動要素を備える実施形態では、液体移動要素の第二の部分の最大厚さは、最大直径と第一の直径との間の差以下である。液体移動要素が中空シャフト部の外表面の上にある第三の部分を有する実施形態では、液体移動要素の第二および第三の部分の最大の結合された厚さは、最大直径と第一の直径との間の差以下である。有利なことに、こうした配置は、カートリッジがエアロゾル発生装置と組み合わされた時に、特に貫通要素が多孔性担体材料を貫通する通路内に受けられる実施形態では、液体移動要素への応力を低減しうる。
カートリッジは、多孔性担体材料とカートリッジハウジングとの間に位置付けられた気流チャネルを含みうる。気流チャネルの下流端は、固体エアロゾル形成基体と流体連通することが好ましい。気流チャネルは、多孔性担体材料を貫通する通路に加えて、またはその代替としてもよい。
エアロゾル発生システムが中空シャフト部を有する貫通要素を備える実施形態では、中空シャフト部の内部は、少なくとも一つの気流入口と流体連通しうる。中空シャフト部は、中空シャフト部の内部と、多孔性担体材料とカートリッジハウジングの間に位置付けられた気流チャネルの上流端との間の流体連通を提供するための少なくとも一つの開口部を画定しうる。
カートリッジは、多孔性担体材料の上流端の上にある取り外し可能なシールを含みうる。取り外し可能なシールは、取り外し可能なシールの周辺部の周りにカートリッジハウジングに固定されてもよい。取り外し可能なシールは、超音波溶接などの接着剤および溶接のうちの少なくとも一つによってカートリッジハウジングに固定されうる。取り外し可能なシールは、シート材料から形成されることが好ましい。シート材料は、高分子フィルムおよび金属箔のうちの少なくとも一つを含んでもよい。取り外し可能なシールは、カートリッジをエアロゾル発生装置と組み合わせる前に、ユーザーによってカートリッジから取り外すために構成されうる。取り外し可能なシールは、シールの取り外しを容易にするためのプルタブを備えうる。
エアロゾル発生システムが液体移動要素を備える実施形態では、液体移動要素は、使用時に多孔性担体材料と接触するように構成された下流部分と、電気ヒーターと接触する上流部分とを備えうる。
電気ヒーターは抵抗加熱コイルを備えてもよい。抵抗加熱コイルは、液体移動要素の上流部分の周りに少なくとも部分的に巻かれてもよい。ヒーターセクションは、ヒーター支持体を備えうるが、ここで抵抗加熱コイルはヒーター支持体の周りに少なくとも部分的に巻かれる。
電気ヒーターは抵抗加熱メッシュを備えてもよい。抵抗加熱メッシュは、液体移動要素の上流部分の上にあってもよい。
抵抗加熱メッシュは複数の導電性フィラメントを備えてもよい。導電性フィラメントは実質的に平面であってもよい。本明細書で使用される場合、「実質的に平坦」とは、単一の平面内に形成され、かつ湾曲した形状またはその他の方法で非平面形状に巻かれたりまたはその形状に適合するようになっていなかったりすることを意味する。平坦な加熱メッシュは、製造中に簡単に取り扱うことができ、かつ頑丈な構造を提供する。
導電性フィラメントはフィラメントの間に隙間を画定してもよく、また隙間は約10マイクロメートル~約100マイクロメートルの幅を有してもよい。フィラメントは、使用時に液体エアロゾル形成基体が隙間の中へと引き出されるように隙間内に毛細管作用を生じさせて、ヒーター組立品と液体との間の接触面積が増えることが好ましい。
導電性フィラメントは160~600メッシュUS(±10%)(すなわち、1インチ当たりのフィラメント数が約160~約600個(±10%))のサイズのメッシュを形成してもよい。隙間の幅は約75マイクロメートル~約25マイクロメートルであることが好ましい。メッシュの総面積に対する隙間の面積の比であるメッシュの開口面積の割合は約25パーセント~約56パーセントであることが好ましい。メッシュは、異なるタイプの織り構造または格子構造を使用して形成されてもよい。導電性フィラメントは、互いに平行に配列されたフィラメントのアレイであってもよい。
導電性フィラメントは約8マイクロメートル~約100マイクロメートルの直径を有してもよく、約8マイクロメートル~50マイクロメートルの直径を有することが好ましく、約8マイクロメートル~約39マイクロメートルの直径を有することがより好ましい。
抵抗加熱メッシュは、約25平方ミリメートル以下の面積を覆ってもよい。抵抗加熱メッシュは長方形であってもよい。抵抗加熱メッシュは正方形であってもよい。抵抗加熱メッシュは、約5ミリメートル×約2ミリメートルの寸法を有してもよい。
導電性フィラメントは適切な任意の導電性材料を含んでもよい。適切な材料としては、ドープされたセラミックなどの半導体、「導電性」のセラミック(例えば、二ケイ化モリブデンなど)、炭素、黒鉛、金属、合金、およびセラミック材料・金属材料で作製された複合材料が挙げられるが、これらに限定されない。こうした複合材料は、ドープされたセラミックまたはドープされていないセラミックを含んでもよい。適切なドープされたセラミックの例としては、ドープ炭化ケイ素が挙げられる。適切な金属の例としては、チタン、ジルコニウム、タンタル、および白金族の金属が挙げられる。適切な合金の例としては、ステンレス鋼、コンスタンタン、ニッケル-、コバルト-、クロミウム-、アルミニウム-チタン-ジルコニウム-、ハフニウム-、ニオビウム-、モリブデン-、タンタル-、タングステン-、スズ-、ガリウム-、マンガン-および鉄を含有する合金、およびニッケル、鉄、コバルト、ステンレス鋼系の超合金、Timetal(登録商標)、鉄-アルミニウム系合金および鉄-マンガン-アルミニウム系合金が挙げられる。Timetal(登録商標)は、Titanium Metals Corporationの登録商標である。フィラメントは一つ以上の絶縁体で被覆されていてもよい。導電性フィラメント用の好ましい材料は、304、316、304L、および316Lステンレス鋼、ならびに黒鉛である。
抵抗加熱メッシュの電気抵抗は、約0.3~約4オームであることが好ましい。メッシュの電気抵抗は約0.5~約3オームであることがより好ましく、約1オームであることがより好ましい。
電気ヒーターが抵抗加熱コイルを備える実施形態では、コイルのピッチは約0.5ミリメートル~約1.5ミリメートルであることが好ましく、約1.5ミリメートルであることが最も好ましい。コイルのピッチは、コイルの隣接した巻きの間隔を意味する。コイルは六回未満の巻き数を備えてもよく、五回未満の巻き数を有することが好ましい。コイルは、約0.10ミリメートル~約0.15ミリメートル、好ましくは約0.125ミリメートルの直径を有する電気抵抗性のあるワイヤーで形成されてもよい。電気抵抗性ワイヤーは、904または301ステンレス鋼で製造されることが好ましい。適切なその他の金属の例としては、チタン、ジルコニウム、タンタル、および白金族の金属が挙げられる。適切な他の合金の例としては、コンスタンタン、ニッケル含有、コバルト含有、クロミウム含有、アルミニウム-チタン-ジルコニウム含有、ハフニウム含有、ニオビウム含有、モリブデン含有、タンタル含有、タングステン含有、スズ含有、ガリウム含有、マンガン含有および鉄含有の合金、およびニッケル、鉄、コバルト、ステンレス鋼系の超合金、Timetal(登録商標)、鉄-アルミニウム系合金および鉄-マンガン-アルミニウム系合金が挙げられる。抵抗加熱コイルは、リボンの形態で提供される金属箔(アルミ箔など)も含んでもよい。
カートリッジハウジングは、管状であり、上流端および下流端を備えることが好ましい。固体エアロゾル形成基体は、下流端内に位置付けられることが好ましい。多孔性担体材料は、上流端内に位置付けられることが好ましい。
多孔性担体材料は、カートリッジハウジング内に直接位置付けられてもよい。多孔性担体材料は、締まり嵌めによってカートリッジハウジング内に保持されることが好ましい。
多孔性担体材料は、液体貯蔵ハウジング内に位置付けられてもよく、ここで液体貯蔵ハウジングはカートリッジハウジング内に位置付けられる。液体貯蔵ハウジングは、締まり嵌めによってカートリッジハウジング内に保持されることが好ましい。
液体貯蔵ハウジングの外表面は、液体貯蔵ハウジングがカートリッジハウジング内に受けられた時に、カートリッジハウジングと液体貯蔵ハウジングとの間の気流を実質的に防止するように形状設定されてもよい。
液体貯蔵ハウジングの外表面は、液体貯蔵ハウジングがカートリッジハウジング内に受けられる時に、カートリッジハウジングと液体貯蔵ハウジングとの間に気流チャネルを画定するように形状設定されてもよい。液体貯蔵ハウジングの外表面は、液体貯蔵ハウジングがカートリッジハウジング内に受けられる時に、気流チャネルを画定する溝を備えてもよい。
液体貯蔵ハウジングは管状であってもよい。管状の液体貯蔵ハウジングは、開いた上流端および開いた下流端を有しうる。カートリッジが第一および第二の壊れやすいシールを含む実施形態では、第一の壊れやすいシールは、液体貯蔵ハウジングの上流端にわたって延在し、第二の壊れやすいシールは液体貯蔵ハウジングの下流端にわたって延在しうる。多孔性担体材料は、第一の壊れやすいシールと第二の壊れやすいシールとの間に位置付けられる。第一および第二の壊れやすいシールは、カートリッジハウジングの代わりに液体貯蔵ハウジングに固定されることが好ましい。
管状の液体貯蔵ハウジングは、開いた上流端および閉じた下流端を有しうる。カートリッジが壊れやすいシールを含む実施形態では、壊れやすいシールは、液体貯蔵ハウジングの上流端にわたって延在してもよい。多孔性担体材料は、壊れやすいシールと閉鎖端との間に位置付けられる。壊れやすいシールは、カートリッジハウジングの代わりに液体貯蔵ハウジングに固定されることが好ましい。カートリッジが取り外し可能なシールを含む実施形態では、取り外し可能なシールは、液体貯蔵ハウジングの上流端にわたって延在しうる。多孔性担体材料は、取り外し可能なシールと閉鎖端との間に位置付けられる。取り外し可能なシールは、カートリッジハウジングの代わりに液体貯蔵ハウジングに固定されることが好ましい。
固体エアロゾル形成基体は、締まり嵌めによってカートリッジハウジング内に保持されうる。
カートリッジは、固体エアロゾル形成基体の下流に位置付けられたフィルターを備えうる。フィルターは、カートリッジハウジングの下流端内に位置付けられたフィルター材料のプラグを備えうる。フィルター材料のプラグは、締まり嵌めによってカートリッジハウジング内に保持されうる。フィルターは、カートリッジハウジングの下流開口部にわたって延在するシート材料を備えてもよい。シート材料はメッシュを備えてもよい。シート材料は、超音波溶接などの接着剤および溶接のうちの少なくとも一つによってカートリッジハウジングに固定されうる。フィルターは、固体エアロゾル形成基体をカートリッジハウジング内に保持しうる。
エアロゾル発生システムはマウスピースを備えうる。エアロゾル発生システムが少なくとも一つの気流出口を備える実施形態において、マウスピースは少なくとも一つの気流出口を備えることが好ましい。マウスピースは、カートリッジの部分を形成してもよい。マウスピースは、エアロゾル発生装置の部分を形成してもよい。マウスピースは、カートリッジおよびエアロゾル発生装置とは別個に形成されてもよく、ここでカートリッジおよびエアロゾル発生装置のうちの少なくとも一つは、マウスピースを受けるように構成される。
エアロゾル形成基体はたばこを含んでもよい。固体エアロゾル形成基体は、加熱に伴い基体から放出される揮発性のたばこ風味化合物を含有するたばこ含有材料を含んでもよい。
エアロゾル形成基体は、脱プロトン化ニコチンを含有するたばこを含みうる。たばこの中のニコチンを脱プロトン化することは、有利にも、ニコチンの揮発性を増加させる場合がある。ニコチンは、たばこをアルカリ化処理に供することによって脱プロトン化されてもよい。
固体エアロゾル形成基体は非たばこ材料を含んでもよい。固体エアロゾル形成基体は、たばこ含有材料および非たばこ含有材料を含んでもよい。
固体エアロゾル形成基体は少なくとも一つのエアロゾル形成体を含んでもよい。本明細書で使用される「エアロゾル形成体」という用語は、使用時にエアロゾルの形成を促進する任意の適切な公知の化合物または化合物の混合物を記述するために使用される。適切なエアロゾル形成体には例えば、多価アルコール(プロピレングリコール、トリエチレングリコール、1,3-ブタンジオールおよびグリセリンなど)、多価アルコールのエステル(グリセロールモノ-、ジ-またはトリアセテートなど)、およびモノ-、ジ-またはポリカルボン酸の脂肪族エステル(ドデカン二酸ジメチルおよびテトラデカン二酸ジメチルなど)が含まれるが、これらに限定されない。
好ましいエアロゾル形成体は、多価アルコールまたはその混合物(例えばプロピレングリコール、トリエチレングリコール、1,3-ブタンジオールおよび最も好ましくはグリセリン)である。
固体エアロゾル形成基体は単一のエアロゾル形成体を含んでもよい。別の方法として、固体エアロゾル形成基体は、二つ以上のエアロゾル形成体の組み合わせを含んでもよい。
固体エアロゾル形成基体のエアロゾル形成体の含有量は、乾燥重量基準で5パーセントを超えてもよい。
固体エアロゾル形成基体のエアロゾル形成体の含有量は、乾燥重量基準でおよそ5パーセント~およそ30パーセントであってもよい。
固体エアロゾル形成基体のエアロゾル形成体の含有量は、乾燥重量基準でおよそ20パーセントであってもよい。
液体エアロゾル形成基体は、加熱に伴い液体から放出される揮発性のたばこ風味化合物を含む、たばこ含有材料を含んでもよい。液体エアロゾル形成基体は非たばこ材料を含んでもよい。液体エアロゾル形成基体は水、溶媒、エタノール、植物エキス、および天然の風味または人工の風味を含んでもよい。液体エアロゾル形成基体はエアロゾル形成体を含むことが好ましい。好適なエアロゾル形成体としては、プロピレングリコール、トリエチレングリコール、1,3-ブタンジオール、およびグリセリンなどの多価アルコールまたはその混合物が挙げられる。
液体エアロゾル形成基体はニコチンを含んでもよい。
液体エアロゾル形成基体はニコチンを含まなくてもよい。こうした実施形態では、ベイパー化された液体エアロゾル形成基体は、固体エアロゾル形成基体から一つ以上の揮発性化合物を揮散するために、使用中に固体エアロゾル形成基体を通して引き出されてもよい。気化された液体エアロゾル形成基体は、固体エアロゾル形成基体からニコチンを揮散してもよい。脱プロトン化ニコチンを含有するたばこを含む固体エアロゾル形成基体は、液体エアロゾル形成基体がニコチンを含まない実施形態に対しては特に好適である場合がある。
電源は電池を備えてもよい。例えば、電源はニッケル水素電池、ニッケルカドミウム電池、またはリチウムベースの電池、例えばリチウムコバルト、リチウム鉄リン酸塩またはリチウムポリマー電池としうる。別の方法として、電源はコンデンサーなど別の形態の電荷蓄積装置としうる。電源は再充電を必要とする場合があり、またエアロゾル発生装置を二つ以上のカートリッジとともに使用するのに十分なエネルギーを蓄積できる容量を有してもよい。
エアロゾル発生装置は、電源から電気ヒーターへの電力の供給を制御するためのコントローラを備えることが好ましい。
添付図面を参照しながら、例証としてのみ、本発明をさらに説明する。
図1は、本発明の第一の実施形態によるエアロゾル発生システムの斜視図であり、カートリッジがエアロゾル発生装置から分離されている。 図2は、図1のエアロゾル発生システムの斜視図であり、カートリッジがエアロゾル発生装置の中に挿入されている。 図3は、図1のエアロゾル発生システムの断面図であり、カートリッジがエアロゾル発生装置から分離されている。 図4は、図1のエアロゾル発生システムの断面図であり、カートリッジがエアロゾル発生装置の中に挿入されている。 図5は、図1のエアロゾルシステムのカートリッジの分解図である。 図6は、多孔性担体材料および液体エアロゾル形成基体を示す図5のカートリッジの一部分の分解図である。 図7は、本発明の第二の実施形態によるエアロゾル発生システムのヒーターセクションの断面図である。 図8は、多孔性担体材料の中に挿入された図7のヒーターセクションを示す。 図9は、本発明の第三の実施形態によるエアロゾル発生システムのヒーターセクションの断面図である。 図10は、本発明の第四の実施形態によるエアロゾル発生システムのカートリッジの斜視図である。 図11は、多孔性担体材料を示すために壊れやすいシールを取り除いた図10のカートリッジを示す。 図12は、図10のカートリッジを備えるエアロゾル発生システムの断面図であり、カートリッジはエアロゾル発生装置から分離されている。 図13は、図12のエアロゾル発生システムの断面図であり、カートリッジがエアロゾル発生装置の中に挿入されている。 図14は、本発明の第五の実施形態によるエアロゾル発生システムのカートリッジの斜視図である。 図15は、取り外し可能なシールを取り外した図10のカートリッジを示す。 図16は、図14のカートリッジを備えるエアロゾル発生システムの断面図であり、カートリッジはエアロゾル発生装置から分離されている。 図17は、図16のエアロゾル発生システムの断面図であり、カートリッジがエアロゾル発生装置の中に挿入されている。 図18は、本発明の第六の実施形態によるエアロゾル発生システムのヒーターセクションのカートリッジの第一の斜視図である。 図19は、図18のカートリッジおよびヒーターセクションの第二の斜視図である。 図20は、図18のカートリッジおよびヒーターセクションを備えるエアロゾル発生システムの断面図であり、カートリッジがエアロゾル発生装置から分離されている。 図21は、図20のエアロゾル発生システムの断面図であり、カートリッジがエアロゾル発生装置の中に挿入されている。
図1および2は、本発明の第一の実施形態によるエアロゾル発生システム10を示す。エアロゾル発生システム10は、エアロゾル発生装置12とカートリッジ14とを備える。エアロゾル発生装置10は、カートリッジ14の上流端を受けるためのくぼみ18を画定する装置ハウジング16を備える。図1は、エアロゾル発生装置12から分離されたカートリッジ14を示し、図2はエアロゾル発生装置12のくぼみ18内に受けられたカートリッジ14を示す。
図3は、エアロゾル発生システム10の断面図である。エアロゾル発生装置12は、装置ハウジング16の上流端に位置付けられた気流入口20を備える。電源22およびコントローラ24は、装置ハウジング16の上流端内に位置付けられる。
エアロゾル発生システム10は、ヒーターセクション26をさらに備える。図3に示した実施形態において、ヒーターセクション26は、エアロゾル発生装置12の部分を形成する。ただし、ヒーターセクション26は別個に提供されて、エアロゾル発生装置26に接続されるように構成されてもよい。
ヒーターセクション26は、くぼみ18の上流端に位置付けられ、抵抗加熱コイルの形態の電気ヒーター28を備える。使用中、コントローラ24は電源22から電気ヒーター28への電力の供給を制御する。ヒーターセクション26はさらに、毛細管芯の形態の液体移動要素30を備え、抵抗加熱コイルは液体移動要素30の第一の部分の周りに巻かれる。
電気ヒーター28および液体移動要素30は、くぼみ18の上流端壁から延在する貫通要素によって支持される。貫通要素は、中空シャフト部32および貫通部分34を備える。電気ヒーター28および液体移動要素30の第一の部分は、中空シャフト部32内に形成される気流通路内に位置付けられる。液体移動要素30の第二および第三の部分は、中空シャフト部32内の開口部を貫通し、第二および第三の部分は、それらが中空シャフト部32の外表面の上にあるように90度の角度で折り畳まれる。
カートリッジ14は、カートリッジハウジング36、固体エアロゾル形成基体38、およびカートリッジハウジング36内に位置付けられた液体エアロゾル形成基体40を備える。図5は、カートリッジ14の分解図である。
固体エアロゾル形成基体38は、カートリッジハウジング36の下流端内に位置付けられたたばこプラグを備える。メッシュフィルター42は、カートリッジハウジング36の下流端に取り付けられ、たばこプラグをカートリッジハウジング36内に保持する。
液体エアロゾル形成基体40は、カートリッジハウジング36の上流端内に位置付けられた液体貯蔵組立品44内に収容される。液体貯蔵組立品44は、図6のさらなる分解図でより詳細に示されている。
液体貯蔵組立品44は、締まり嵌めによってカートリッジハウジング36の上流端内に保持される管状の液体貯蔵ハウジング46を備える。第一の壊れやすいシール48は、管状の液体貯蔵ハウジング46の上流端にわたって延在して固定され、第二の壊れやすいシール50は、管状の液体貯蔵ハウジング46の下流端にわたって延在して固定される。多孔性担体材料52は、第一の壊れやすいシール48と第二の壊れやすいシール50との間の環状の液体貯蔵ハウジング46内に位置付けられ、液体エアロゾル形成基体40は多孔性担体材料52へと吸着される。多孔性担体材料52は、環状の形状を有し、多孔性担体材料52を通る通路54を画定し、通路54は第一の壊れやすいシール48と第二の壊れやすいシール50との間に延在する。
カートリッジハウジング36の下流端は、マウスピース56を形成し、マウスピース56はエアロゾル発生システム10の気流出口58を画定する。
図4は、カートリッジ14がエアロゾル発生装置12のくぼみ18の中に挿入された後のエアロゾル発生システム10の断面図である。カートリッジ14がくぼみ18の中に挿入されると、貫通要素の貫通部分34は、第一の壊れやすいシール48および第二の壊れやすいシール50を貫通する。ヒーターセクション26は、液体移動要素30の第二および第三の部分が多孔性担体材料52の内部表面に接触するように、多孔性担体材料52を通して画定される通路54内に受けられる。液体エアロゾル形成基体40は、液体移動要素30に沿って電気ヒーター28に吸い出され、ここでユーザーによる吸入のために気化される。ユーザーがマウスピース56で吸い込むと、空気が気流入口20を通してエアロゾル発生システム10内に引き出され、エアロゾル発生装置12を通り、中空シャフト部32を通って、ここで液体エアロゾル形成基体上記が気流に混入され、固体エアロゾル形成基体38を通って、ここでさらなる揮発性化合物が気流に混入され、気流出口58を通って流出する。
図7は、本発明の第二の実施形態によるヒーターセクション126の代替的な配置を示す。ヒーターセクション126は図3に関連して説明したヒーターセクション26と構造が類似しており、類似の部品を示すために類似の参照番号が使用されている。
ヒーターセクション126は、貫通部分134の最大直径によりヒーターセクション26とは異なっている。具体的には、貫通部分134の最大直径は、液体移動要素30の中空シャフト部32、第二の部分131、および第三の部分133の組み合わされた直径よりわずかに大きい。従って、ヒーターセクション126の幅の広い貫通部分134は、図8に示す通り、ヒーターセクション126が多孔性担体材料52を通して画定される通路54の中に挿入されて取り外される時の液体移動要素30への損傷のリスクを低減しうる。
図9は、本発明の第三の実施形態によるヒーターセクション226の代替的構成を示す。ヒーターセクション226は図7に関連して説明したヒーターセクション226と構造が類似しており、類似の部品を示すために類似の参照番号が使用されている。
ヒーターセクション226は、中空シャフト部32の上流端の周りに位置付けられた固定リング235を追加することにより、ヒーターセクション126とは異なっている。液体移動要素30の第二の部分131および第三の部分133の端部は、固定リング235と中空シャフト部32との間に固定され、ヒーターセクション226を多孔性担体材料52を通して画定される通路54の中に挿入または通路54から取り外す間に、液体移動要素30を正しい位置に保持する。
図10および11は、本発明の第四の実施形態によるカートリッジ314の代替的な配置を示す。カートリッジ314は図1~6に関連して説明したカートリッジ14と構造が類似しており、類似の部品を示すために類似の参照番号が使用されている。
カートリッジ314は、上述の通り、カートリッジハウジング36、固体エアロゾル形成基体38、液体エアロゾル形成基体40およびメッシュフィルター42を備える。カートリッジ314は、液体貯蔵アセンブリ344の構造とは異なる。
液体貯蔵アセンブリ344は、その上流端で開いており、その下流端で閉じている管状の液体貯蔵ハウジング346を備える。液体貯蔵ハウジング346は、液体貯蔵ハウジング346とカートリッジハウジング36との間に気流通路345を画定するように、カートリッジハウジング36よりも小さい断面積を有する。
第一の壊れやすいシール48は、管状の液体貯蔵ハウジング346の上流端にわたって延在して固定され、液体エアロゾル形成基体40を含む多孔性担体材料52は、第一の壊れやすいシール48と管状の液体貯蔵ハウジング346の下流端との間で管状の液体貯蔵ハウジング346の中に位置付けられる。本明細書で説明した通り、多孔性担体材料52は環状の形状を有し、多孔性担体材料52を通る通路54を画定する。多孔性担体材料52を図示するために、図11は、第一の壊れやすいシール48が取り外されたカートリッジ314を示す。
図12は、エアロゾル発生装置312と組み合わせられて、図10および11のカートリッジ314を備えるエアロゾル発生システム300を示す。エアロゾル発生装置312は、中空シャフト部32の上流端に一つ以上の気流開口部331が追加されていることを除いて、図1~4を参照して説明したエアロゾル発生装置12と同一である。
図13は、カートリッジ314がエアロゾル発生装置312のくぼみ18の中に挿入された後のエアロゾル発生システム300の断面図である。カートリッジ314がくぼみ18の中に挿入されると、貫通要素の貫通部分34は第一の壊れやすいシール48を貫通する。ヒーターセクション26は、液体移動要素30の第二および第三の部分が多孔性担体材料52の内部表面に接触するように、多孔性担体材料52を通して画定される通路54内に受けられる。液体エアロゾル形成基体40は、液体移動要素30に沿って電気ヒーター28に吸い出され、ここでユーザーによる吸入のために気化される。ユーザーがマウスピース56で吸い込むと、空気が気流入口20を通してエアロゾル発生システム300内に引き出され、エアロゾル発生装置312を通り、中空シャフト部32の中に入り、ここで液体エアロゾル形成基体蒸気が気流に混入され、気流開口部331を通り、カートリッジ314の気流通路345を通り、固体エアロゾル形成基体38を通って、ここでさらなる揮発性化合物が気流に混入され、気流出口58を通って流出する。
図14および15は、本発明の第五の実施形態によるカートリッジ414の代替的な配置を示す。カートリッジ414は図10および11に関連して説明したカートリッジ314と構造が類似しており、類似の部品を示すために類似の参照番号が使用されている。
カートリッジ414は、上述の通り、カートリッジハウジング36、固体エアロゾル形成基体38、液体エアロゾル形成基体40、メッシュフィルター42、および管状の液体貯蔵ハウジング346を備える。カートリッジ414は、液体貯蔵組立品444の残りの構造によりカートリッジ314とは異なる。具体的には、液体エアロゾル形成基体40を受ける多孔性担体材料452は材料の固体プラグであり、多孔性担体材料452を貫通する通路を含まない。この実施形態では、壊れやすいシールではなく取り外し可能なシール448が、液体貯蔵ハウジング346の上流端にわたって延在する。
図16は、エアロゾル発生システム412と組み合わせられて、図14および15に示すカートリッジ414を備えるエアロゾル発生システム400を示す。エアロゾル発生装置412は、図1~4を参照して説明したエアロゾル発生装置12と類似しており、同様の部品を指定するために、同様の参照符号が使用されている。
エアロゾル発生装置412は、ヒーターセクション426の構造によりエアロゾル発生装置12とは異なる。この実施形態では、ヒーターセクション426は貫通要素を備えない。ヒーターセクション426は、電気ヒーター28がその上に提供される剛性支持部材427を備える。剛性支持部材427は、セラミックなどの耐熱性材料を含むことが好ましい。
ヒーターセクション426は、電気ヒーター28および剛直支持部材427の周りに巻かれた上流部分431を有する液体移動要素430と、取り外し可能なシール448が取り外されると、カートリッジ414の多孔性支持部材452と係合するように構成された下流部分433とを備える。
図17は、カートリッジ414がエアロゾル発生装置412と組み合わされた後のエアロゾル発生システム400の断面図である。カートリッジ414がエアロゾル発生装置412と組み合わされると、液体移動要素430の下流部分433が多孔性担体材料452の上流表面に接触する。液体エアロゾル形成基体40は、液体移動要素430に沿って電気ヒーター28に吸い出され、ここでユーザーによる吸入のために気化される。ユーザーがマウスピース56で吸い込むと、空気が気流入口20を通してエアロゾル発生システム400内に引き出され、エアロゾル発生装置412を通り、電気ヒーター28を横切り、液体移動要素430を通って、ここで液体エアロゾル形成基体上記が気流に混入され、カートリッジ414の気流通路345を通り、固体エアロゾル形成基体38を通って、ここでさらなる揮発性化合物が気流に混入され、気流出口58を通って流出する。
図18および19は、本発明の第六の実施形態によるカートリッジ514およびヒーターセクション526の代替的な配置を示す。カートリッジ514は図14および図15に関連して説明したカートリッジ414と類似しており、類似の部品を示すために類似の参照番号が使用されている。カートリッジ514は、管状の液体貯蔵ハウジング346の上流端にわたって延在する取り外し可能なシールを含んでいても含まなくてもよい。
ヒーターセクション526は、管状支持部材527、管状支持部材527の上流端にわたって延在する抵抗性メッシュヒーターの形態の電気ヒーター528、および管状支持部材527の下流端にわたって延在する液体移動要素530を備える。電気接点529は、抵抗性メッシュヒーターのエアロゾル発生装置の電源への電気的接続を容易にする。
図20は、エアロゾル発生装置512と組み合わせられて、図18および19に示すカートリッジ514備えるエアロゾル発生システム500を示す。エアロゾル発生装置412は、図1~4を参照して説明したエアロゾル発生装置12と類似しており、同様の部品を指定するために、同様の参照符号が使用されている。ヒーターセクションの代わりに、エアロゾル発生装置512は、ヒーターセクション526およびカートリッジ514がくぼみ18内に受けられた時にヒーターセクション526の電気接点529に接続するために、くぼみ18の上流端に位置付けられた電気接点を備える。
図21は、カートリッジ514およびヒーターセクション526がエアロゾル発生装置512と組み合わされた後のエアロゾル発生システム500の断面図である。カートリッジ514がヒーターセクション526およびエアロゾル発生装置512と組み合わされると、液体移動要素530の下流端が多孔性担体材料452の上流表面に接触する。液体エアロゾル形成基体40は、液体移動要素530を通して電気ヒーター528に吸い出され、ここでユーザーによる吸入のために気化される。ユーザーがマウスピース56で吸い込むと、空気が気流入口20を通してエアロゾル発生システム500内に引き出され、エアロゾル発生装置512を通り、電気ヒーター528を横切り、ここで液体エアロゾル形成基体上記が気流に混入され、カートリッジ514の気流通路345を通り、固体エアロゾル形成基体38を通って、ここでさらなる揮発性化合物が気流に混入され、気流出口58を通って流出する。

Claims (9)

  1. カートリッジであって、
    カートリッジハウジング、
    前記カートリッジハウジング内に位置付けられた固体エアロゾル形成基体、
    前記カートリッジハウジング内に位置付けられた液体エアロゾル形成基体、
    多孔性担体材料であって、前記液体エアロゾル形成基体が前記多孔性担体材料上に提供される、多孔性担体材料、および、
    前記多孔性担体材料と前記カートリッジハウジングとの間に位置付けられた気流チャネルであって、前記気流チャネルの下流端が前記固体エアロゾル形成基体と流体連通する、気流チャネルを含む、カートリッジと、
    前記カートリッジから分離されたヒーターセクションであって、電気ヒーターを含む、ヒーターセクションと、
    前記カートリッジを受けるように構成された装置ハウジングと、電力を前記電気ヒーターに供給するための電源とを含むエアロゾル発生装置であって、前記電源が前記装置ハウジング内に位置付けられる、エアロゾル発生装置と、を備え
    前記ヒーターセクションがさらに液体移動要素を備え、前記エアロゾル発生システムが、使用時に、前記液体移動要素が前記多孔性担体材料に接触するように構成され、
    前記カートリッジがさらに壊れやすいシールを備え、前記ヒーターセクションがさらに、前記エアロゾル発生装置が前記カートリッジを受ける時に前記壊れやすいシールを貫通するように構成された貫通要素を備え、
    前記貫通要素が、中空シャフト部および前記中空シャフト部の端にある貫通部分を備え、前記電気ヒーターの少なくとも一部が前記中空シャフト部の内側に位置付けられ、
    前記液体移動要素の第一の部分が前記中空シャフト部の内側に位置付けられ、前記電気ヒーターが前記液体移動要素の前記第一の部分の周りに少なくとも部分的に巻かれる抵抗加熱コイルを備える、エアロゾル発生システム。
  2. 前記液体移動要素が、前記中空シャフト部の開口部を貫通し、前記液体移動要素の第二の部分が前記中空シャフト部の外表面の上にある、請求項に記載のエアロゾル発生システム。
  3. 前記多孔性担体材料が、前記多孔性担体材料を通る通路を画定する環状の形状を有し、前記エアロゾル発生システムが、前記エアロゾル発生装置が前記カートリッジを受ける時に前記貫通要素が前記通路内に少なくとも部分的に受けられるように構成され、前記エアロゾル発生システムが、前記貫通部分が前記通路内に少なくとも部分的に受けられる時に前記液体移動要素の前記第二の部分が前記多孔担体材料の内部表面に接触するように構成される、請求項に記載のエアロゾル発生システム。
  4. 前記貫通部分が先細りであり、前記貫通部分の第一の端で最大直径を含み、前記中空シャフト部が前記貫通部分の前記第一の端に隣接した第一の直径を有し、前記中空シャフト部の前記第一の直径が前記貫通部分の前記最大直径未満である、請求項またはに記載のエアロゾル発生システム。
  5. 前記液体移動要素の前記第二の部分の最大厚さが、前記最大直径と前記第一の直径との間の差以下である、請求項に記載のエアロゾル発生システム。
  6. 前記ヒーターセクションがさらに、前記中空シャフト部の一部の周りに位置付けられた固定リングを備え、前記液体移動要素の前記第二の部分の少なくとも一部が、前記固定リングと前記中空シャフト部との間に位置付けられる、請求項のいずれかに記載のエアロゾル発生システム。
  7. 前記カートリッジが、前記多孔性担体材料の上流端の上にある取り外し可能なシールを含む、請求項1~のいずれかに記載のエアロゾル発生システム。
  8. 前記液体移動要素が、使用時に前記多孔性担体材料に接触するように構成された下流部分を備え、前記液体移動要素が前記電気ヒーターと接触する上流部分を備える、請求項1~のいずれかに記載のエアロゾル発生システム。
  9. 前記電気ヒーターが抵抗加熱メッシュを備える、請求項1~のいずれかに記載のエアロゾル発生システム。
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