JP7000522B2 - 給液機構を備えるスクリュー圧縮機 - Google Patents
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Description
そして、前記第1給液部が前記圧縮室内の第1の領域に連通し、前記第2給液部が前記圧縮室内の第2の領域に連通し、前記第1の領域における気体の圧力が、前記第2の領域における気体の圧力よりも高い。
あるいは、前記スクリューロータの軸方向において、前記第1給液部が前記第2給液部よりも前記吐出部に近い位置にある。
なお、各図において、共通する構成要素や同様な構成要素については、同一の符号を付し、それらの重複する説明を適宜省略する。
まず、図1および図2を参照しながら、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る給液機構10の断面図である。図2は、図1のII-II線に沿う断面図である。なお、図2では、背景の図示を省略している。
本実施形態に係る給液機構10は、液体としての潤滑油の噴流同士を衝突させることで潤滑油を薄膜化または微粒化して供給する機能を有している。
次に、図3および図4を参照しながら、本発明の第2実施形態について、前記した第1実施形態と相違する点を中心に説明し、共通する点の説明を省略する。
図3は、本発明の第2実施形態に係る給液機構10の断面図である。図4は、図3のIV-IV線に沿う断面図である。なお、図4では、背景の図示を省略している。
本実施形態は、供給流路5と分岐流路3a,3b,4a,4bとの接続部Cにおける供給流路5の内径Dが、分岐流路3a,3b,4a,4bの内径dよりも大きい点で、第1実施形態と異なっている。
D=6.3d ……(1)
v=10V ……(2)
PD=(1/2)×(潤滑油の密度)×V2 ……(3)
Pd=(1/2)×(潤滑油の密度)×v2
=(1/2)×(潤滑油の密度)×100V2 ……(4)
したがって、第2実施形態によれば、前記した第1実施形態による効果に加えて、噴流衝突後の潤滑油の拡散範囲の均一化、並びに、薄膜化および微粒化の特性悪化の防止が可能となる。
次に、図5を参照しながら、本発明の第3実施形態について、前記した第1実施形態と相違する点を中心に説明し、共通する点の説明を省略する。
図5は、本発明の第3実施形態に係る給液機構10の断面図である。
db>da ……(5)
したがって、第3実施形態によれば、前記した第1実施形態による効果に加えて、噴流衝突後の潤滑油の拡散範囲の均一化、並びに、薄膜化および微粒化の特性悪化の防止が可能となる。
次に、図6を参照しながら、本発明の第4実施形態について、前記した第1実施形態と相違する点を中心に説明し、共通する点の説明を省略する。
図6は、本発明の第4実施形態に係る給液機構10の断面図である。
θa<θb ……(6)
Ψa<Ψb ……(7)
したがって、第4実施形態によれば、前記した第1実施形態による効果に加えて、噴流衝突後の潤滑油の拡散範囲の均一化、並びに、薄膜化および微粒化の特性悪化の防止が可能となる。
図7および図8に示すスクリュー圧縮機100は、いわゆる給油式空気圧縮機である。スクリュー圧縮機100が備える給液機構10の構成は、ここでは図1に示される構成と同一であることから、同一の符号を付して適宜説明を省略する。なお、スクリュー圧縮機100は、図3、図5または図6に示される給液機構10を備えるように構成されていてもよい。
図7に示すように、潤滑油の供給経路は、スクリュー圧縮機100、遠心分離機11、冷却器12、フィルタや逆止弁などの補機13、およびそれらを接続する配管14によって構成されている。スクリュー圧縮機100から吐出された圧縮空気中には、スクリュー圧縮機100の内部に外部から注入された潤滑油が混入している。圧縮空気中に混入した潤滑油は、遠心分離機11によって圧縮空気から分離され、冷却器12によって冷却された後、補機13を通って、再度、給液孔15からスクリュー圧縮機100の内部へ供給される。なお、スクリュー圧縮機100による圧縮対象は空気に限定されるものではなく、例えば窒素等の他の気体であってもよい。
図8に示すように、スクリュー圧縮機100は、スクリューロータ16と、スクリューロータ16を収納するケーシング18とを備えている。スクリューロータ16は、ねじれた歯(ローブ)を持ち互いに噛み合って回転する雄ロータと雌ロータとを有している。
また、圧縮室23に対して、スクリュー圧縮機100の外部から給液孔15を介して潤滑油が注入される。
1 給液部
3 第1給液部
3a 分岐流路
3b 分岐流路
3c 平面
4 第2給液部
4a 分岐流路
4b 分岐流路
4c 平面
5 供給流路
9 供給流路の中心軸
8 給液先の空間
C 接続部
16 スクリューロータ
18 ケーシング
23 圧縮室
100 スクリュー圧縮機
Claims (2)
- スクリューロータと、
前記スクリューロータを収納するケーシングと、
前記ケーシング内に形成される圧縮室内に液体を供給する給液機構と、
気体が吸い込まれる吸込部と、
圧縮した気体を吐出する吐出部と、を備え、
前記給液機構は、液体を薄膜化または微粒化して前記圧縮室内に供給する複数の給液部と、上流側の供給孔から供給された液体を複数の前記給液部に供給する供給流路と、を有しており、
前記供給孔は、前記ケーシングの前記吐出部側において、前記スクリューロータの径方向外側から内側に延びて形成されており、
前記供給流路は、前記供給孔の径方向内側の端部から、前記スクリューロータの軸方向に沿って前記吸込部側の一方向に延びて前記ケーシングに形成されており、
複数の前記給液部が前記供給流路の側面にそれぞれ直接接続されており、
複数の前記給液部は、第1給液部と、該第1給液部に対して前記供給流路における下流側に位置する第2給液部とを有し、
前記第1給液部が前記圧縮室内の第1の領域に連通し、
前記第2給液部が前記圧縮室内の第2の領域に連通し、
前記第1の領域における気体の圧力が、前記第2の領域における気体の圧力よりも高いことを特徴とするスクリュー圧縮機。 - スクリューロータと、
前記スクリューロータを収納するケーシングと、
前記ケーシング内に形成される圧縮室内に液体を供給する給液機構と、
気体が吸い込まれる吸込部と、
圧縮した気体を吐出する吐出部と、を備え、
前記給液機構は、液体を薄膜化または微粒化して前記圧縮室内に供給する複数の給液部と、上流側の供給孔から供給された液体を複数の前記給液部に供給する供給流路と、を有しており、
前記供給孔は、前記ケーシングの前記吐出部側において、前記スクリューロータの径方向外側から内側に延びて形成されており、
前記供給流路は、前記供給孔の径方向内側の端部から、前記スクリューロータの軸方向に沿って前記吸込部側の一方向に延びて前記ケーシングに形成されており、
複数の前記給液部が前記供給流路の側面にそれぞれ直接接続されており、
複数の前記給液部は、第1給液部と、該第1給液部に対して前記供給流路における下流側に位置する第2給液部とを有し、
前記スクリューロータの軸方向において、前記第1給液部が前記第2給液部よりも前記吐出部に近い位置にあることを特徴とするスクリュー圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020155373A JP7000522B2 (ja) | 2020-09-16 | 2020-09-16 | 給液機構を備えるスクリュー圧縮機 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020155373A JP7000522B2 (ja) | 2020-09-16 | 2020-09-16 | 給液機構を備えるスクリュー圧縮機 |
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JP2017243447A Division JP6767353B2 (ja) | 2017-12-20 | 2017-12-20 | 給液機構を備えるスクリュー圧縮機 |
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JP2020200837A JP2020200837A (ja) | 2020-12-17 |
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Family
ID=73743938
Family Applications (1)
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JP2020155373A Active JP7000522B2 (ja) | 2020-09-16 | 2020-09-16 | 給液機構を備えるスクリュー圧縮機 |
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Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2003184768A (ja) | 2001-12-12 | 2003-07-03 | Hitachi Ltd | 水噴射式スクリュー圧縮機 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS53123613U (ja) * | 1977-03-11 | 1978-10-02 | ||
JPH11336683A (ja) * | 1998-05-21 | 1999-12-07 | Mayekawa Mfg Co Ltd | 油冷スクリュー圧縮機 |
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2020
- 2020-09-16 JP JP2020155373A patent/JP7000522B2/ja active Active
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