JP6997591B2 - Computer systems and programs - Google Patents
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Description
本発明の一側面はコンピュータシステムおよびプログラムに関する。 One aspect of the invention relates to computer systems and programs .
従来から、飛行体を制御するための技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。 Conventionally, a technique for controlling an air vehicle has been known (see, for example, Patent Document 1).
本発明の一側面は、飛行体を適切に制御することを目的とする。 One aspect of the present invention is intended to adequately control an air vehicle.
本発明の一側面に係るコンピュータシステムは、前記ウェイポイントの候補となる複数の候補点に関する複数の候補点データを設定する設定部と、前記複数の候補点から、前記対象領域の始点に対応する候補点をウェイポイントとして決定し、該ウェイポイントから前記飛行体の飛行方向に対して前方の候補点とを結ぶ仮想直線に沿った前記飛行体の作用範囲の軌跡が前記対象領域を包含するという条件を満たす候補点のうち最も前記飛行体の飛行方向に対して前方に位置する候補点を次のウェイポイントとして決定する決定部とを備える。
The computer system according to one aspect of the present invention corresponds to a setting unit for setting a plurality of candidate point data relating to a plurality of candidate points that are candidates for the waypoint, and a start point of the target area from the plurality of candidate points. A candidate point is determined as a waypoint, and the trajectory of the range of action of the flying object along a virtual straight line connecting the waypoint to the candidate point in front of the flight direction of the flying object includes the target area. It is provided with a determination unit for determining a candidate point located in front of the flight direction of the flying object as the next waypoint among the candidate points satisfying the conditions .
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一または同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. In the description of the drawings, the same or equivalent elements are designated by the same reference numerals, and duplicate description will be omitted.
[システムの構成]
実施形態に係るウェイポイント決定システム(WP決定システム)1は、飛行体に対象領域を飛行させるためのウェイポイント(WP)を決定するコンピュータシステムである。WP決定システム1は決定されたウェイポイントを示すWPデータを生成し、飛行体はこのWPデータに従って対象領域を飛行することができる。飛行体とは、空中を移動することが可能な人工物である。飛行体の種類は限定されず、例えば有人航空機でもよいし無人航空機(ドローン)でもよい。対象領域とは、飛行体を飛行させる対象となる地理的な領域である。ウェイポイントとは、飛行体の飛行経路を決定するために設定される特定の位置を表す。一般的には、緯度と経度の情報の組で表現され、高度の情報が加わる場合もある。飛行体30は複数のウェイポイントを順次経由しながら飛行する。WPデータは、コンピュータが読み取ることが可能な電子データであり、飛行体に対象領域を飛行させるために必要なデジタル情報を含む制御データである。
[System configuration]
The waypoint determination system (WP determination system) 1 according to the embodiment is a computer system that determines a waypoint (WP) for causing an air vehicle to fly a target area. The
図1に示すように、本実施形態では、WP決定システム1はサーバ10、地図データベース20、および飛行体30を備えて構成される。サーバ10はWPデータを生成するコンピュータである。地図データベース20は、WPデータの生成に用いられる地図データを記憶する装置である。飛行体30は、生成されたWPデータに基づいて飛行することが可能である。サーバ10、地図データベース20、および飛行体30は有線または無線の通信ネットワークを介してデータを送受信することができる。例えば、サーバ10は図示しない通信ネットワークを介して、地図データベース20から地図データを読み出したり、飛行体30にWPデータを送信したりすることができる。
As shown in FIG. 1, in the present embodiment, the
サーバ10は機能モジュールとしてWP候補設定部11、作用範囲特定部12、WP決定部13、および通信部14を備える。
The
WP候補設定部11は、飛行体30に対象領域を飛行させるために必要なウェイポイントの候補を設定する機能モジュールである。ウェイポイントは水平方向における位置を示す2次元データ(例えば、緯度経度)で表現されてもよい。あるいは、ウェイポイントは水平方向および鉛直方向における位置を示す3次元データ(例えば、緯度経度および高度)で表現されてもよい。以下では、ウェイポイントの候補を候補点という。候補点も2次元データまたは3次元データで表現され得る。WP候補設定部11は対象領域に対応する複数の候補点を設定する。
The WP
作用範囲特定部12は、飛行体30の静止状態における作用範囲(以下では単に「作用範囲」ともいう)を特定する機能モジュールである。「飛行体の静止状態における作用範囲」とは、飛行体30が空中で静止した状態(すなわち、飛行体30がホバリングしている状態)において該飛行体30の影響が及ぶ範囲のことをいう。
The action
作用範囲は飛行体30の特性または機能の種類に応じて特定されてもよいし、他の要因も考慮して特定されてもよい。例えば、作用範囲は、飛行体30に取り付けられた装置(例えば、センサ、散布装置、GPSなど)の機能に応じて特定されてもよい。飛行体30が、センサの一種であるカメラ(撮影機能)を有する場合には、飛行体の静止状態における作用範囲は、該静止状態においてカメラのフレームに収まる範囲(すなわち、撮影範囲)である。飛行体30が水や農薬などの物質を散布する機能を有する場合には、飛行体30の静止状態における作用範囲は、静止状態において散布された物質が到達し得る範囲である。飛行体30のGPSの誤差を考慮して、飛行体30が確実に存在するといえる範囲が作用範囲として特定されてもよい。あるいは、飛行体30が緊急着陸する可能性がある範囲が作用範囲として特定されてもよい。例えば、その潜在的な緊急着陸の範囲は、飛行体30の寸法、重量、動力などの特性に基づいて特定されてもよい。あるいは、気象(例えば風など)による飛行体30の飛行範囲のぶれも考慮して作用範囲が特定されてもよい。平面視における飛行体30と作用範囲との位置関係も限定されず、例えば、平面視において作用範囲が飛行体30の位置を含んでもよいし含まなくてもよい。
The range of action may be specified according to the characteristics or the type of function of the
作用範囲は仮想的な形状で表現され得る。作用範囲は、水平方向における範囲を示す2次元データで表現されてもよいし、水平方向および鉛直方向における範囲を示す3次元データで表現されてもよい。作用範囲の定義方法はこれらの例に限定されず、任意に定められてよい。作用範囲が2次元で表現されるか3次元で表現されるかにかかわらず、作用範囲の形状は任意に設定されてよい。例えば、作用範囲の形状は円でも矩形でもよいし、球、直方体、または立方体でもよい。 The range of action can be represented by a virtual shape. The range of action may be represented by two-dimensional data indicating a range in the horizontal direction, or may be represented by three-dimensional data indicating a range in the horizontal direction and the vertical direction. The method of defining the range of action is not limited to these examples, and may be arbitrarily determined. Regardless of whether the range of action is expressed in two dimensions or three dimensions, the shape of the range of action may be set arbitrarily. For example, the shape of the range of action may be a circle, a rectangle, a sphere, a rectangular parallelepiped, or a cube.
WP決定部13は、設定された候補点から複数のウェイポイントを決定する機能モジュールである。WP決定部13は、対象領域と、WP候補設定部11により設定された候補点と、作用範囲特定部12により特定された作用範囲とに基づいてウェイポイントを決定し、そのウェイポイントを示すWPデータを生成する。
The
通信部14は、WP決定部13により生成されたWPデータを出力する機能モジュールである。WPデータは飛行体30の経路を決定するために用いられ、飛行体30はその決定された経路に従って飛行することができる。
The
図2は、サーバ10のハードウェア構成の例を示す。例えば、サーバ10は制御回路100を有する。制御回路100は、一つまたは複数のプロセッサ101と、メモリ102と、ストレージ103と、通信ポート104と、入出力ポート105とを有する。プロセッサ101はオペレーティングシステムおよびアプリケーションプログラムを実行する。ストレージ103はハードディスク、不揮発性の半導体メモリ、または取り出し可能な媒体(例えば、磁気ディスク、光ディスクなど)の記憶媒体で構成され、オペレーティングシステムおよびアプリケーションプログラムを記憶する。メモリ102は、ストレージ103からロードされたプログラム、またはプロセッサ101による演算結果を一時的に記憶する。プロセッサ101は、メモリ102と協働してプログラムを実行することで、上記の各機能モジュールとして機能する。通信ポート104は、プロセッサ101からの指令に従って、通信ネットワークNWを介して他の装置(例えば地図データベース20または飛行体30)との間でデータ通信を行う。入出力ポート105は、プロセッサ101からの指令に従って、キーボード、マウス、モニタなどの入出力装置(ユーザインタフェース)との間で電気信号の入出力を実行する。
FIG. 2 shows an example of the hardware configuration of the
サーバ10は一つまたは複数のコンピュータにより構成され得る。複数のコンピュータが用いられる場合には、通信ネットワークを介してこれらのコンピュータが互いに接続されることで論理的に一つのサーバ10が構成される。
The
サーバ10として機能するコンピュータは限定されない。例えば、サーバ10は業務用サーバなどの大型のコンピュータで構成されてもよいし、パーソナルコンピュータや携帯端末(例えばスマートフォン、タブレット端末など)などの小型のコンピュータで構成されてもよい。
The computer that functions as the
サーバ10は、WPデータを生成するために、地図データベース20内の地図データを用いる。地図データは、様々な地物の属性を表現するデータである。地物とは、地上に存在する任意の有体物または無体物である。地物は自然物でも人工物でもよい。例えば、地物は、山地、農地、住宅地、更地、河川、湖、海、道路、鉄道、建物、公園、塔などを含み得る。無体物である地物の例として、任意の目的で設定された区域(例えば禁止区域)、イベントが開催される区域などが挙げられる。当然ながら、地物の種類はこれらに限定されない。地物の属性とは、地物の性質または特徴を表す任意の種類の情報である。地物の属性の例として名称、位置、形状、寸法、構成、構造などが挙げられる。個々の地物を一意に特定するための識別子(地物ID)、および地物の種類(例えば、「山」「河川」「建物」「道路」など)も、地物の属性であり得る。地物の属性の表現方法は限定されない。例えば、地物の形状、構成、または構造は、座標点の集合で表現されてもよいし、ノード(座標点)と、ノード間を結ぶリンクとにより表現されてもよい。地物の位置、形状、および寸法はそれぞれ、2次元データで表現されてもよいし、3次元データで表現されてもよい。2次元データは、水平方向において定義される値で構成され、例えば、緯度経度、幅、奥行き、長さなどを含み得る。3次元データは、水平方向において定義される値と鉛直方向において定義される値とで構成される。鉛直方向において定義される値の例として、標高、高度、高さなどが挙げられる。地物がリンクを用いて表現される場合には、リンクの情報が寸法(例えば、道路の幅、車線数など)を含んでもよい。
The
地図データは、道路ネットワーク情報を用いて作成されてもよいし、道路ネットワーク以外の情報(例えば、鉄道ネットワーク情報、建築物の情報、自然物の情報など)を用いて作成されてもよい。あるいは、地図データは道路ネットワーク情報と、道路ネットワーク以外の情報との双方を用いて作成されてもよい。WPデータの生成に必要な情報が提供できるのであれば、地図データの準備方法および構成は何ら限定されない。 The map data may be created using road network information, or may be created using information other than the road network (for example, railway network information, building information, natural object information, etc.). Alternatively, the map data may be created using both road network information and information other than the road network. As long as the information necessary for generating the WP data can be provided, the method and structure of preparing the map data are not limited in any way.
[システムでの処理手順]
図3~図5を参照しながら、WP決定システム1の動作を説明するとともに本実施形態に係るウェイポイントの決定方法を説明する。図3は、WP決定システム1の動作の例を示すフローチャートである。図4は、飛行体30の作用範囲の軌跡と対象領域との関係の例を示す図である。図5は、複数の候補点の中から複数のウェイポイントを決定する処理の例を示すフローチャートである。
[Processing procedure in the system]
The operation of the
ステップS11では、WP候補設定部11が、対象領域を示す領域データを取得する。対象領域の形状は限定されない。例えば、道路、線路、河川、電線などある程度の幅を有して延伸する地物に沿って対象領域が設定された場合には、その対象領域は線状または帯状を呈する。別の例として、田畑や牧草地など特定の閉じられた領域を網羅する対象領域が設定された場合には、その対象領域は平面図形のような形状を呈し得る。あるいは、対象領域は、線図形、帯図形と平面図形とを組み合わせたような複雑な形状を呈してもよい。
In step S11, the WP
領域データの取得方法は限定されない。例えば、WP候補設定部11は、ユーザにより入力された情報(入力情報)と地図データベース20内の地図データとに基づいて領域データを生成してもよい。入力情報は、対象領域に対応する1以上の地物(すなわち、上空を飛行体が通過する地物)を示す情報であってもよく、例えば、1以上の地物IDの集合、1以上の地物名の集合などでもよい。あるいは、入力情報は、対象領域を規定する座標点(緯度経度)の集合で表現されてもよい。いずれにしても、入力情報は、対象領域における飛行開始地点および飛行終了地点を示す情報を含む。入力情報の取得方法は限定されない。例えば、WP候補設定部11は、ユーザインタフェースを介して入力情報を受け付けてもよいし、他のコンピュータから入力情報を受信してもよいし、任意の記憶装置から入力情報を読み出してもよい。任意の記憶装置は何ら限定されないが、例えばストレージ103でもよいし、図示しないデータベースでもよい。
The acquisition method of area data is not limited. For example, the WP
WP候補設定部11は、入力情報を用いて地図データベース20を検索することで、その入力情報に対応する1以上の地物を特定し、特定した地物の地図データを用いて領域データを生成する。例えば、WP候補設定部11は入力情報に含まれる地物IDまたは地物名に対応する地物の地図データを用いて領域データを生成してもよい。あるいは、WP候補設定部11は、入力情報の座標点に対応する位置に存在する地物を特定し、その地物の地図データを用いて領域データを生成してもよい。
The WP
領域データは、水平方向に沿った2次元の領域(すなわち、面を示すデータ)を示してもよいし、水平方向だけでなく鉛直方向も考慮した3次元の領域(すなわち、立体を示すデータ)を示してもよい。したがって、領域データは、少なくとも水平方向に沿った長さおよび幅を表現する。領域データは、対象領域における飛行開始地点および飛行終了地点を示す情報を含む。 The area data may indicate a two-dimensional area along the horizontal direction (that is, data showing a surface), or a three-dimensional area (that is, data showing a solid) considering not only the horizontal direction but also the vertical direction. May be shown. Therefore, the area data represents at least the length and width along the horizontal direction. The area data includes information indicating the flight start point and the flight end point in the target area.
あるいは、WP候補設定部11は領域データを生成するのではなく、生成済の領域データを取得してもよい。例えば、WP候補設定部11は、ユーザインタフェースを介して入力された領域データを受け付けてもよいし、他のコンピュータから領域データを受信してもよいし、任意の記憶装置から領域データを読み出してもよい。
Alternatively, the WP
ステップS12では、WP候補設定部11が、領域データで示される対象領域に対応する複数の候補点を設定する。候補点の設定方法は限定されない。例えば、領域データが対象領域の中心線を示すデータ(例えば、道路ネットワークにより得られる、道路の中心線や走行線を示すデータ)を含む場合には、WP候補設定部11はその中心線に沿って複数の候補点を設定してもよい。領域データがその中心線を示さない場合には、WP候補設定部11は対象領域の幅方向における中心を結んだ中心線を算出し、その中心線に沿って候補点を設定してもよい。あるいは、WP候補設定部11は中心以外の任意の位置に候補点を設定してもよい。候補点の間隔は限定されない。例えば、WP候補設定部11は対象領域の形状に関係なく等間隔に候補点を設定してもよい。あるいは、WP候補設定部11は対象領域の形状に応じて候補点間の間隔を変化させてもよい。一例として、WP候補設定部11は、対象領域の直線部では線分の始点および終点にのみ候補点を設定する一方で、蛇行部では曲がり具合に応じて候補点の間隔を細かく設定してもよい。
In step S12, the WP
ステップS13では、作用範囲特定部12が、飛行体30の静止状態における作用範囲を示す範囲データを取得することで該作用範囲を特定する。作用範囲の特定方法は限定されない。例えば、作用範囲特定部12はユーザにより入力された作用範囲を受け付けることで該作用範囲を特定してもよい。あるいは、作用範囲特定部12は、飛行体30の特性または機能に基づいて作用範囲を算出することで該作用範囲を特定してもよい。例えば、作用範囲特定部12は飛行体30のセンサの設置角度(例えばカメラの向き)と予定される飛行高度とに基づいて作用範囲を算出してもよい。あるいは、作用範囲特定部12は飛行体30の散布装置の設置角度および放出性能(すなわち、散布物が放出される向きおよび強さ)と予定される飛行高度とに基づいて作用範囲を算出してもよい。作用範囲特定部12は、特定した作用範囲を示す範囲データを生成または取得する。
In step S13, the action
ステップS14では、WP決定部13が領域データおよび範囲データに基づいて、設定された複数の候補点の中から複数のウェイポイントを決定する。WP決定部13は、飛行体30の飛行に伴って移動する作用範囲の軌跡が対象領域をなぞるように複数のウェイポイントを決定し、そのウェイポイントを示すWPデータを生成する。
In step S14, the
「作用範囲の軌跡が対象領域をなぞる」とは、対象領域の始点から終点にかけて作用範囲の軌跡が該対象領域を含むことをいう。より具体的には、「作用範囲の軌跡が対象領域をなぞる」とは、対象領域の始点から終点にかけて作用範囲の軌跡が対象領域の全体を包含するか、または、該始点から該終点にかけて作用範囲の軌跡の全体が対象領域と重複することをいう。作用範囲の軌跡と対象領域との間の包含関係に多少の誤差が存在してもよい。例えば、作用範囲の軌跡が対象領域のわずかな部分を包含しなくてもよいし、作用範囲の軌跡のわずかな部分が対象領域と重複しなくてもよい。「作用範囲の軌跡」とは、飛行体30の移動に応じて移動した作用範囲の跡を示す仮想的な領域である。
"The locus of the action range traces the target area" means that the locus of the action range includes the target area from the start point to the end point of the target area. More specifically, "the locus of the action range traces the target area" means that the locus of the action range covers the entire target area from the start point to the end point of the target area, or the action is performed from the start point to the end point. It means that the entire locus of the range overlaps with the target area. There may be some error in the inclusion relationship between the locus of the range of action and the target area. For example, the locus of the action range does not have to cover a small part of the target area, and the small part of the locus of the action range does not have to overlap with the target area. The “trajectory of the range of action” is a virtual area showing the trace of the range of action that has moved in response to the movement of the flying
図4の例(a)は、円形の作用範囲301の軌跡302が対象領域(道路)200の全体(始点201から終点202までの範囲)を包含する場合を示す。この例(a)に示すように、作用範囲の軌跡が対象領域の全体を包含する場合には、該軌跡は対象領域以外の領域をさらに含んでもよい。図4の例(b)は、円形の作用範囲311の軌跡312の全体が、対象領域(河川)210の始点211から終点212にわたって該対象領域210と重複する場合を示す。
The example (a) of FIG. 4 shows a case where the
ステップS15では、通信部14がWPデータを送信する。WPデータの宛先は限定されない。例えば、通信部14はWPデータを、飛行体30に送信してもよいし、飛行体30以外の任意のコンピュータに送信してもよい。あるいは、通信部14はWPデータを将来の飛行に備えて任意のデータベースに格納してもよい。WPデータは飛行経路を算出するために用いられる。例えば、飛行体30の制御回路がWPデータを受信および処理することで飛行経路を算出し、その経路に沿って飛行するように飛行体30の動力および舵を制御してもよい。あるいは、飛行体30以外のコンピュータ(例えばリモートコントローラ)がWPデータに基づいて飛行経路を算出して該経路を示す経路データを飛行体30に送信し、飛行体30の制御回路がその経路データに基づいて飛行体30の動力および舵を制御してもよい。いずれにしても、飛行体30は、サーバ10から提供されるWPデータに基づいて対象領域が包含される範囲を飛行することができる。
In step S15, the
図5を参照しながら、ステップS14におけるウェイポイントの決定方法について詳しく説明する。ステップS141では、WP決定部13は、対象領域の始点に対応する候補点を1番目のウェイポイントとして決定する。このウェイポイントは、対象領域において飛行体が最初に通過する地点である。
The method of determining the waypoint in step S14 will be described in detail with reference to FIG. In step S141, the
ステップS142において、WP決定部13は、その決定されたウェイポイントを基準点として設定する。「基準点」とは、次のウェイポイントを決める際に基準となるウェイポイントである。基準点はステップS142の時点で最後に決定されたウェイポイントであるということもできる。
In step S142, the
基準点を設定すると、WP決定部13は該基準点に近い候補点から順に複数の候補点を探索しながら次のウェイポイントを決定する。以下では、この探索方法を、便宜的に変数iを用いて説明する。
When the reference point is set, the
WP決定部13は、ステップS143において変数iを1に設定した上で、ステップS144において、基準点からi番目の候補点(基準点から対象領域に沿って進んだ場合にi番目に現れる候補点)を選択する。i=1であれば、WP決定部13は基準点の隣(次に飛行予定のポイント)の候補点を選択する。
The
ステップS145では、WP決定部13は基準点とi番目の候補点とを結ぶ仮想直線に沿った飛行体の作用範囲の軌跡を直線軌跡として算出する。直線軌跡とは、仮想直線上での飛行体の移動に応じて移動した作用範囲の跡を示す仮想的な領域である。作用範囲が平面で表現されるならば直線軌跡は一つの平面で表現され、作用範囲が立体で表現されるならば直線軌跡は一つの立体で表現される。
In step S145, the
ステップS146では、WP決定部13は、基準点とi番目の候補点とを結ぶ仮想直線の範囲において直線軌跡が対象領域をなぞるか否かを判定する。「仮想直線の範囲において直線軌跡が対象領域をなぞる」とは、基準点からi番目の候補点までの区間(以下ではこれを「検査区間」という)の全体にわたって直線軌跡が対象領域を含むことをいう。より具体的には、「直線軌跡が対象領域をなぞる」とは、検査区間において直線軌跡が対象領域の全体を包含するか、または、検索区間において直線軌跡の全体が対象領域と重複することをいう。直線軌跡が対象領域の全体を包含する場合には、該直線軌跡は対象領域以外の領域をさらに含んでもよい。
In step S146, the
直線軌跡が対象領域をなぞる場合には(ステップS146においてYES)、処理はステップS147に進む。ステップS147において、WP決定部13は選択した候補点(i番目の候補点)が対象領域の終点に対応するか否かを判定する。選択した候補点が該終点に対応しないということは(ステップS147においてNO)、対象領域の全体を網羅する飛行経路が未だ決まっていないことを意味する。この場合、処理はステップS148に進む。ステップS148においてWP決定部13は変数iを一つ増分する。そして、ステップS144以降の処理が再び実行される。i=2であれば、WP決定部13は基準点の二つ隣の候補点に関して直線軌跡と対象領域との関係を検査する。WP決定部13は、直線軌跡が対象領域をなぞると判定する限り、変数iを1ずつ増分しながら順番に候補点を検査する。
If the linear locus traces the target area (YES in step S146), the process proceeds to step S147. In step S147, the
ステップS146において、直線軌跡が対象領域をなぞらない場合には(ステップS146においてNO)、処理はステップS149に進む。ステップS149において、WP決定部13はi-1番目の候補点を基準点の次のウェイポイントとして決定する。すなわち、WP決定部13は、直線軌跡が対象領域をなぞると最後に判定された候補点を次のウェイポイントとして決定する。決定されたウェイポイントは、直線軌跡が対象領域をなぞると判定された候補点のうち基準点から最も遠い候補点であるということもできる。処理はこのステップS149からステップS142に戻る。
If the linear locus does not trace the target area in step S146 (NO in step S146), the process proceeds to step S149. In step S149, the
ステップS147において、i番目の候補点が対象領域の終点に対応する場合には(ステップS147においてYES)、処理はステップS150に移る。ステップS150において、WP決定部13はi番目の候補点(対象領域の終点に対応する候補点)を基準点の次のウェイポイントとして決定する。この結果、対象領域に対応するすべてのウェイポイントが決まる。
In step S147, if the i-th candidate point corresponds to the end point of the target area (YES in step S147), the process proceeds to step S150. In step S150, the
ステップS151において、WP決定部13は決定された複数のウェイポイントを示すWPデータを生成する。
In step S151, the
[WPデータのデータ構造]
WPデータのデータ構造は順番情報および位置情報を含む。順番情報は、対象領域の全体における飛行経路を示す1番目からn番目(nは1より大きい自然数)までのウェイポイントの順番を示す。すなわち、順番情報は飛行体30が通過する順番を表す。1番目のウェイポイントは対象領域の始点に対応し、n番目のウェイポイントは対象領域の終点に対応する。位置情報はそれぞれのウェイポイントの位置を示す。順番情報および位置情報の表現方法は限定されない。例えば、順番情報は配列の添え字により表現されてもよい。位置情報は2次元座標(例えば緯度経度)で表現されてもよいし、3次元座標(例えば、緯度経度および高度)で表現されてもよい。いずれにしても、WPデータは、決定された個々のウェイポイントについての、順番情報と位置情報とのペアを含む。
特に、本実施形態におけるWPデータは、単なるウェイポイントが羅列されたデータではない。上述した手法により、複数の候補点からWP決定部13によって決定されたウェイポイントの点列により構成されるデータである。
[Data structure of WP data]
The data structure of the WP data includes order information and position information. The order information indicates the order of waypoints from the first to the nth (n is a natural number larger than 1) indicating the flight path in the entire target area. That is, the order information indicates the order in which the flying
In particular, the WP data in this embodiment is not merely data in which waypoints are listed. The data is composed of a sequence of waypoints determined by the
WPデータは、飛行体30を飛行させるために作動するプロセッサにより参照される。例えば、WPデータは飛行体30に搭載されたプロセッサにより参照されてもよいし、飛行体30に指示信号を送信するコンピュータ(例えばリモートコントローラのプロセッサ)により参照されてもよい。プロセッサは、WPデータの順番情報で示される順番に従って位置情報を参照し、その位置情報で示されるウェイポイントに向かって飛行体30を飛行させる。この結果、飛行体30の作用範囲の軌跡が対象領域をなぞるように飛行体30が飛行する。
The WP data is referenced by a processor operating to fly the
[ウェイポイントの決定の具体例]
図6および図7は、ウェイポイントの決定に関する具体的な例を示す。この例では、サーバ10は作用範囲の軌跡が対象領域(道路)200の全体を包含するように複数のウェイポイントを決定する。以下では、WP候補設定部11が対象領域200の始点201から終点202にかけて13個の候補点C1~C13を設定したことを前提として、WP決定部13の処理を説明する。図6および図7における破線の星印は、ステップS144の処理で選択された候補点を表す。
[Specific example of determining waypoints]
6 and 7 show specific examples of waypoint determination. In this example, the
WP決定部13は始点201に対応する候補点C1を1番目のウェイポイントWP1として決定する。そして、WP決定部13はウェイポイントWP1の隣にある候補点C2から順に、直線軌跡が対象領域200の全体を包含するか否かを判定することで、次のウェイポイントWP2を決定する。図6の例では、WP決定部13は候補点C2,C3のそれぞれについて直線軌跡が対象領域200の全体を包含すると判定し、さらに候補点C4についても、円形の作用範囲301に基づく直線軌跡321が対象領域200の全体を包含すると判定する。次いで、WP決定部13はさらに候補点C5について、作用範囲301に基づく直線軌跡322が対象領域200の全体を包含するか否かを判定する。図6に示すように、この直線軌跡322は対象領域200の全体を包含していない(検査区間において対象領域200の一部が直線軌跡322から外れている)。したがって、WP決定部13は候補点C4を次のウェイポイントWP2として決定する。
The
次いで、WP決定部13はウェイポイントWP2の隣にある候補点C5から順に、直線軌跡が対象領域200の全体を包含するか否かを判定することで次のウェイポイントWP3を決定する。図7の例では、WP決定部13は候補点C5~C9のそれぞれについて直線軌跡が対象領域200の全体を包含すると判定し、さらに候補点C10についても、作用範囲301に基づく直線軌跡323が対象領域200の全体を包含すると判定する。次いで、WP決定部13はさらに候補点C11について、作用範囲301に基づく直線軌跡324が対象領域200の全体を包含するか否かを判定する。図7に示すように、この直線軌跡324は対象領域200の全体を包含していない。したがって、WP決定部13は候補点C10を次のウェイポイントWP3として決定する。
Next, the
次いで、WP決定部13はウェイポイントWP3を基準点として次のウェイポイントWP4を決定する。図7の例では、WP決定部13は候補点C13を次のウェイポイントWP4として決定する。このウェイポイントWP4は対象領域200の終点202に対応するので、WP決定部13はウェイポイントの探索を終了し、複数のウェイポイントWP1~WP4を示すWPデータを生成する。図7に示すように、ウェイポイントWP1~WP4を通る飛行体30の作用範囲301の軌跡302は対象領域200の全体を包含する。
Next, the
[プログラム]
コンピュータをサーバ10として機能させるためのプログラムは、該コンピュータをWP候補設定部11、作用範囲特定部12、WP決定部13、および通信部14として機能させるためのプログラムコードを含む。このプログラムは、CD-ROM、DVD-ROM、半導体メモリなどの有形の記録媒体に固定的に記録された上で提供されてもよい。あるいは、プログラムは、搬送波に重畳されたデータ信号として通信ネットワークを介して提供されてもよい。提供されたプログラムはストレージ103に記憶され、プロセッサ101がメモリ102と協働してそのプログラムを実行することで上記の各機能モジュールが実現する。
[program]
The program for making the computer function as the
[効果]
以上説明したように、本実施形態の一側面に係るウェイポイントの決定方法は、プロセッサを備えるコンピュータシステムにより実行される、飛行体に対象領域を飛行させるためのウェイポイントの決定方法であって、対象領域を示す領域データと、飛行体の静止状態における作用範囲を示す範囲データとに基づいて、飛行体の飛行に伴って移動する作用範囲の軌跡が対象領域をなぞるように複数のウェイポイントを決定するステップを含む。
[effect]
As described above, the method for determining waypoints according to one aspect of the present embodiment is a method for determining waypoints for making an air vehicle fly a target area, which is executed by a computer system including a processor. Based on the area data showing the target area and the range data showing the range of action in the stationary state of the flying object, multiple waypoints are set so that the trajectory of the range of action moving with the flight of the flying object traces the target area. Includes steps to determine.
本実施形態の一側面に係るプログラムは、飛行体に対象領域を飛行させるためのウェイポイントの決定をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、対象領域を示す領域データと、飛行体の静止状態における作用範囲を示す範囲データとに基づいて、飛行体の飛行に伴って移動する作用範囲の軌跡が対象領域をなぞるように複数のウェイポイントを決定するステップをコンピュータに実行させる。 The program according to one aspect of the present embodiment is a program for causing a computer to determine a waypoint for making a flying object fly a target area, and is a program for causing a computer to execute area data indicating the target area and a stationary state of the flying object. Based on the range data indicating the range of action in, the computer is made to perform a step of determining a plurality of waypoints so that the trajectory of the range of action moving with the flight of the flying object traces the target area.
本実施形態の一側面に係るデータ構造は、飛行体に対象領域を飛行させるためのデータ構造であって、複数のウェイポイントのそれぞれの順番を示す順番情報と、複数のウェイポイントのそれぞれの位置を示す位置情報とを含み、プロセッサに、順番情報で示される順番に従って位置情報を参照させることで、飛行体の静止状態における作用範囲の軌跡が対象領域をなぞるように飛行体を飛行させる。 The data structure according to one aspect of the present embodiment is a data structure for causing the flying object to fly the target area, and is order information indicating the order of each of the plurality of waypoints and the position of each of the plurality of waypoints. By having the processor refer to the position information in the order indicated by the order information, the aircraft is made to fly so that the trajectory of the range of action in the stationary state of the aircraft traces the target area.
このような側面においては、飛行体の作用範囲の軌跡が対象領域をなぞるように複数のウェイポイントが決定されるので、飛行の目的または条件を考慮した効率的な飛行経路を作成することができる。この飛行経路は、対象領域を示す領域データと、飛行体の作用範囲を示す範囲データとに基づいて生成されるので、GPS情報を用いる必要がなく、その分、ウェイポイントの決定に要するコンピュータの処理負荷を下げることができる。 In such an aspect, since a plurality of waypoints are determined so that the trajectory of the flight range of action traces the target area, it is possible to create an efficient flight path in consideration of the purpose or condition of flight. .. Since this flight path is generated based on the area data indicating the target area and the range data indicating the range of action of the flying object, it is not necessary to use GPS information, and the computer required to determine the waypoint by that amount. The processing load can be reduced.
他の側面に係るウェイポイントの決定方法においては、複数のウェイポイントを決定するステップでは、決定済のウェイポイントである基準点と次のウェイポイントとを結ぶ仮想直線に沿った作用範囲の軌跡が仮想直線の範囲において対象領域をなぞるように、次のウェイポイントを決定し、決定された次のウェイポイントを基準点として設定して、更なる次のウェイポイントを決定してもよい。 In the method of determining waypoints related to other aspects, in the step of determining multiple waypoints, the locus of the range of action along the virtual straight line connecting the determined waypoint reference point and the next waypoint is The next waypoint may be determined so as to trace the target area in the range of the virtual straight line, the determined next waypoint may be set as a reference point, and a further next waypoint may be determined.
この場合には、隣接するウェイポイント間を結ぶ仮想直線に沿った作用範囲の軌跡が対象領域をなぞるように複数のウェイポイントが次々に決定される。直線の連続により飛行経路が決定されるので、対象領域を飛ぶ飛行体の消費エネルギをより低減させることができる。 In this case, a plurality of waypoints are determined one after another so that the locus of the action range along the virtual straight line connecting the adjacent waypoints traces the target area. Since the flight path is determined by the continuity of straight lines, the energy consumption of the flying object flying in the target area can be further reduced.
他の側面に係るウェイポイントの決定方法においては、複数のウェイポイントを決定するステップでは、作用範囲の軌跡が対象領域の全体を包含するか、または、作用範囲の軌跡の全体が対象領域と重複するように、複数のウェイポイントを決定してもよい。 In the method of determining waypoints relating to other aspects, in the step of determining a plurality of waypoints, the locus of the action range covers the entire target area, or the entire locus of the action range overlaps with the target area. You may determine multiple waypoints as you do.
作用範囲の軌跡と対象領域とがこのような関係を満たすように複数のウェイポイント決定することで、飛行の目的または条件を考慮した効率的な飛行経路を作成することができる。 By determining a plurality of waypoints so that the trajectory of the range of action and the target area satisfy such a relationship, it is possible to create an efficient flight path in consideration of the purpose or condition of flight.
[変形例]
以上、本発明をその実施形態に基づいて詳細に説明した。しかし、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変形が可能である。
[Modification example]
The present invention has been described in detail above based on the embodiments thereof. However, the present invention is not limited to the above embodiment. The present invention can be modified in various ways without departing from the gist thereof.
サーバ10は、作用範囲の軌跡が対象領域をなぞるという条件(以下では「トレース条件」という)を満たすと共に、対象領域において該軌跡と地上との距離が閾値以上であるという条件(以下では「高度条件」という)も満たすように、複数のウェイポイントを決定してもよい。すなわち、飛行体30の高度の維持をさらに考慮してウェイポイントが決定されてもよい。この場合、領域データは標高を含む必要があり、範囲データは飛行体30の高度を含む必要がある。閾値は予め設定される。
The
WP決定部13は、上記実施形態におけるステップS141~S145の処理を実行した後に、検査範囲において直線軌跡が対象領域をなぞり(トレース条件)、かつ該検査範囲において直線軌跡と地上との距離が閾値以上である(高度条件)か否かを判定する。これら二つの条件の双方を満たす場合には、WP決定部13は、上記実施形態と同様に、次の候補点について直線軌跡と対象領域との関係を検査する。すなわち、WP決定部13は上記実施形態におけるステップS147、S144,S145の処理を実行する。これに対して、該二つ条件のうち少なくとも一方を満たさない場合には、WP決定部13は二つの条件の双方を満たすと判定された最後の候補点を次のウェイポイントとして決定し、対象領域の終点に至らない限り、さらに次のウェイポイントを探索する。すなわち、WP決定部13は上記実施形態におけるステップS148以降の処理(ステップS142以降の処理の繰り返しを含む)を実行する。
After executing the processes of steps S141 to S145 in the above embodiment, the
図8は、高度も考慮してウェイポイントを決定する処理の例を示す。上記実施形態と同じ対象領域(道路)200の標高を模式的に実線203で表す。すなわち、対象領域200の始点201から少しの間の区間は平坦だが、最初のカーブの中程から2番目カーブの中程まで下りが続き、その後は終点202まで平坦である。直線軌跡が対象領域をなぞるか否かというトレース条件のみを考慮する場合には、図6に示すように、候補点C4が2番目のウェイポイントWP2として決定される。しかし、図8の例では、基準点であるウェイポイントWP1と候補点C4とを結ぶ直線軌跡331が候補点C3の付近で地上に近くなっている。候補点C3の付近における直線軌跡331と地上との距離d1が閾値未満であれば、候補点C4はトレース条件を満たすが高度条件を満たさないので、WP決定部13は候補点C3を2番目のウェイポイントWP2として決定する。図8の例では、WP決定部13は最終的に、候補点C1,C3,C4,C10,C13をウェイポイントWP1~WP5として決定する。
FIG. 8 shows an example of a process of determining a waypoint in consideration of altitude. The elevation of the same target area (road) 200 as in the above embodiment is schematically represented by a
WP決定部13は、上記実施形態における処理(ステップS141~S149)を実行した後に、決定した複数のウェイポイントの位置の少なくとも一つを、飛行経路が直線に近くなるように調整してもよい。ただし、WP決定部13は、作用範囲の軌跡が対象領域をなぞるという条件を満たす限りにおいてウェイポイントの位置を調整する。飛行経路は隣接するウェイポイント間を結ぶ直線のつながりにより表され、隣接する2直線により角度が形成され得る。飛行経路が直線に近くなるようにウェイポイントの位置を調整することは、少なくとも一つの該角度が180°に近づくようにウェイポイントの位置を調整することを意味する。図9は、ウェイポイントの位置の調整の例を示す。この例では、作用範囲301の軌跡302を規定するウェイポイントWP1~WP4のうちウェイポイントWP1およびWP4の位置が調整され、その結果、対象領域200の全体を包含する軌跡302Aが規定される。このようなウェイポイントの調整は、トレース条件および高度条件の双方を満たすようにウェイポイントを決定した場合に実行されてもよい。いずれにしても、飛行経路が直線に近くなるようにウェイポイントを調整することで、より短い飛行経路が作成されるので、対象領域を飛ぶ飛行体30の消費エネルギをより低減させることができる。
After executing the processes (steps S141 to S149) in the above embodiment, the
WP決定部13は、作用範囲の軌跡が対象領域をなぞるという条件(トレース条件)を満たすと共に、該軌跡の全体が、予め定められた禁止区域から外れているという条件(以下では「回避条件」という)も満たすように、複数のウェイポイントを決定してもよい。すなわち、飛行体30が禁止区域に影響を及ぼさないようにウェイポイントが決定されてもよい。禁止区域の情報は、WP候補設定部11が地図データを参照することで得られ、領域データの一部を構成する。
The
WP決定部13は、上記実施形態におけるステップS141~S145の処理を実行した後に、検査範囲において直線軌跡が対象領域をなぞり(トレース条件)、かつ該検査範囲において直線軌跡の全体が禁止区域から外れている(回避条件)か否かを判定する。これら二つの条件の双方を満たす場合には、WP決定部13は、上記実施形態と同様に、次の候補点について直線軌跡と対象領域との関係を検査する。すなわち、WP決定部13は上記実施形態におけるステップS147、S144,S145の処理を実行する。これに対して、該二つ条件のうち少なくとも一方を満たさない場合には、WP決定部13は二つの条件の双方を満たすと判定された最後の候補点を次のウェイポイントとして決定し、対象領域の終点に至らない限り、さらに次のウェイポイントを探索する。すなわち、WP決定部13は上記実施形態におけるステップS148以降の処理(ステップS142以降の処理の繰り返しを含む)を実行する。
After executing the processes of steps S141 to S145 in the above embodiment, the
図10は、禁止区域を避けるようにウェイポイントを決定する処理の例を示す。上記実施形態と同じ対象領域(道路)200の2番目のカーブの付近に禁止区域220が存在するものとする。直線軌跡が対象領域をなぞるか否かというトレース条件のみを考慮する場合には、図6に示すように、候補点C10が3番目のウェイポイントWP3として決定される。しかし、図10の例では、作用範囲301の軌跡302の一部が禁止区域220と重なるので回避条件を満たさず、したがって、WP決定部13は候補点C10よりもウェイポイントWP2に近い候補点をウェイポイントWP3として決定する必要がある。図10の例では、WP決定部13は候補点C8を3番目のウェイポイントWP3として決定し、その後も禁止区域220を避けるようにさらなるウェイポイントを決定する。この例では、WP決定部13は最終的に、候補点C1,C4,C8,C10,C11,C13をウェイポイントWP1~WP6として決定する。作用範囲301の軌跡303は禁止区域220と重なることなく対象領域200をなぞる。
FIG. 10 shows an example of a process of determining waypoints to avoid prohibited areas. It is assumed that the prohibited
ウェイポイントを決定するためのシステム構成は限定されない。例えば、サーバ10が地図データベース20を備えてもよい。あるいは、飛行体30がサーバ10の機能を備えてもよい。飛行体30がウェイポイント決定の機能を有する場合には、飛行体30は通信ネットワークを介して地図データベース20にアクセスすることで地図データを読み出す。あるいは、飛行体30がサーバ10および地図データベース20の双方の機能を備えてもよく、この場合には、飛行体30はあたかもスタンドアロンマシンのように、他の情報処理装置に頼ることなくウェイポイントを決定することができる。
The system configuration for determining waypoints is not limited. For example, the
プロセッサにより実行されるウェイポイントの決定の手順は上記実施形態での例に限定されない。例えば、上述したステップ(処理)の一部が省略されてもよいし、別の順序で各ステップが実行されてもよい。また、上述したステップのうちの任意の2以上のステップが組み合わされてもよいし、ステップの一部が修正または削除されてもよい。あるいは、上記の各ステップに加えて他のステップが実行されてもよい。 The procedure for determining waypoints performed by the processor is not limited to the example in the above embodiment. For example, some of the steps (processes) described above may be omitted, or the steps may be executed in a different order. Further, any two or more steps among the above-mentioned steps may be combined, or a part of the steps may be modified or deleted. Alternatively, other steps may be performed in addition to each of the above steps.
以上の実施形態の全部または一部に記載された態様は、飛行体のための適切なウェイポイントの決定、処理速度の向上、処理精度の向上、使い勝手の向上、データを利用した機能の向上または適切な機能の提供その他の機能向上または適切な機能の提供、データおよび/またはプログラムの容量の削減、装置および/またはシステムの小型化等の適切なデータ、プログラム、記録媒体、装置および/またはシステムの提供、並びにデータ、プログラム、装置またはシステムの制作・製造コストの削減、制作・製造の容易化、制作・製造時間の短縮等のデータ、プログラム、記録媒体、装置および/またはシステムの制作・製造の適切化のいずれか一つの課題を解決する。 The embodiments described in all or part of the above embodiments include determining an appropriate waypoint for an air vehicle, improving processing speed, improving processing accuracy, improving usability, improving functions using data, or Providing Appropriate Functions Appropriate data, programs, recording media, equipment and / or systems such as other enhancements or provision of appropriate functions, reduction of data and / or program capacity, miniaturization of equipment and / or systems. Providing data, programs, equipment or systems, reducing production / manufacturing costs, facilitating production / manufacturing, shortening production / manufacturing time, etc. To solve any one of the issues of appropriateness.
1…ウェイポイント(WP)決定システム、10…サーバ、20…地図データベース、30…飛行体、11…WP候補設定部、12…作用範囲特定部、13…WP決定部、14…通信部、301,311…作用範囲、302,302A,303,312…作用範囲の軌跡、200,210…対象領域、C1~C13…候補点、WP1~WP6…ウェイポイント、321~324,331…直線軌跡。 1 ... Waypoint (WP) determination system, 10 ... Server, 20 ... Map database, 30 ... Aircraft, 11 ... WP candidate setting unit, 12 ... Action range identification unit, 13 ... WP determination unit, 14 ... Communication unit, 301 , 311 ... working range, 302, 302A, 303, 312 ... working range locus, 200, 210 ... target area, C1 to C13 ... candidate points, WP1 to WP6 ... waypoints, 321 to 324,331 ... linear loci.
Claims (2)
前記ウェイポイントの候補となる複数の候補点に関する複数の候補点データを設定する設定部と、 A setting unit for setting a plurality of candidate point data for a plurality of candidate points that are candidates for the waypoint, and a setting unit.
前記複数の候補点から、前記対象領域の始点に対応する候補点をウェイポイントとして決定し、該ウェイポイントから前記飛行体の飛行方向に対して前方の候補点とを結ぶ仮想直線に沿った前記飛行体の作用範囲の軌跡が前記対象領域を包含するという条件を満たす候補点のうち最も前記飛行体の飛行方向に対して前方に位置する候補点を次のウェイポイントとして決定する決定部と、 From the plurality of candidate points, a candidate point corresponding to the start point of the target area is determined as a waypoint, and the said along a virtual straight line connecting the waypoint to the candidate point in front of the flight direction of the vehicle. A decision unit that determines the candidate point located in front of the flight direction of the air vehicle as the next way point among the candidate points satisfying the condition that the locus of the action range of the air vehicle covers the target area.
を備えるコンピュータシステム。A computer system equipped with.
前記ウェイポイントの候補となる複数の候補点に関する複数の候補点データを取得する取得ステップと、 An acquisition step for acquiring a plurality of candidate point data relating to a plurality of candidate points that are candidates for the waypoint, and
前記複数の候補点から、前記対象領域の始点に対応する候補点をウェイポイントとして決定し、該ウェイポイントから前記飛行体の飛行方向に対して前方の候補点とを結ぶ仮想直線に沿った前記飛行体の作用範囲の軌跡が前記対象領域を包含するという条件を満たす候補点のうち最も前記飛行体の飛行方向に対して前方に位置する候補点を次のウェイポイントとして決定する決定ステップと From the plurality of candidate points, a candidate point corresponding to the start point of the target area is determined as a waypoint, and the said along a virtual straight line connecting the waypoint to the candidate point in front of the flight direction of the vehicle. With the determination step of determining the candidate point located in front of the flight direction of the air vehicle as the next waypoint among the candidate points satisfying the condition that the locus of the action range of the air vehicle covers the target area.
を前記コンピュータシステムに実行させるプログラム。A program that causes the computer system to execute.
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