JP6979675B2 - インク再注入方法 - Google Patents

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本発明は、インクジェット式プリンタに搭載される使用済みのインクカートリッジにインクを再注入するインク再注入方法に関し、さらに詳しくは、インクを充填可能なインクパックを収容すると共にインク量を検知可能なインクカートリッジにインクを再注入するインク再注入方法に関する。
印刷装置の一例として挙げられるインクジェット式プリンタは、通常、装置内のインクカートリッジ装着部に装着されたインクカートリッジに貯留されているインクをインク吐出口から記録ヘッドへ送り込み、この記録ヘッドが用紙等の被記録媒体にインクを噴射・塗布することで、画像や文字の記録を行う。
インクカートリッジには、インクを吐出するための吐出口の付近にインクカートリッジ内のインク量を検知するための検知部が備えられインクの残量を検知することができるタイプがあり、このインクカートリッジの内部にインクを注入する注入方法が知られている。
特開2011−11507号公報
しかしながら、上記特許文献では、圧縮コイルばねの圧縮の程度を変えて、液体検出用流路と液体収容部へ片方ずつ、インク注入圧力を変えて2段階でインクを充填する必要があるため、生産効率が悪くなるという問題があった。
そこで、インク注入の生産効率を向上させる必要があり、鋭意研究した結果、本発明の完成に至った。本発明は、インク袋とインク量検知部へ同時に1段階でインクを再注入する、生産効率の良いインク再注入方法を提供することを目的とする。
この目的は、特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また、従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
即ち、本発明の第1の発明は、インクを貯留するためのインク袋と、前記インク袋に設けた開口と、前記インク袋内のインクを吐出するための吐出口と、前記開口と前記吐出口とを接続する吐出流路と、前記吐出流路から分岐して一方が前記吐出流路の前記開口側に接続され他方が前記吐出流路の前記吐出口側に接続された分岐流路と、前記分岐流路の途中に設けたインク量検知部と、を備え、前記吐出流路内には、プリンタのインク供給針の外周面に密着するシール部材と、前記シール部材と当接して前記吐出流路を閉塞可能な弁部材と、一方が前記吐出流路の前記開口側に当接し他方が前記弁部材を前記シール部材側へ付勢するスプリング部材と、が備えられ、前記スプリング部材の圧縮が大きいほど前記吐出流路内の流路抵抗が大きくなると共に前記分岐流路内の流路抵抗が小さくなり、前記スプリング部材の圧縮が小さいほど前記吐出流路内の流路抵抗が小さくなると共に前記分岐流路内の流路抵抗が大きくなるインクカートリッジにインクを再注入するインク再注入方法であって、インクが貯留されたインクタンクに接続されたインク注入管を前記吐出口へ挿入する工程と、前記吐出流路内及び前記分岐流路内の流路抵抗を調整する工程と、チューブポンプによって前記インクタンクから前記吐出口へインクを注入する工程と、を順次行い、前記流路抵抗を調整する工程は、試験によりあらかじめ確認された、前記吐出流路と前記分岐流路とに同時にインクを注入できる位置まで前記インク注入管を挿入し、該挿入により前記インク注入管が前記位置まで前記弁部材を押圧することで、前記吐出流路内の流路抵抗と前記分岐流路内の流路抵抗は、それぞれの流路にインクを同時注入することが可能な近似した値に調整され、前記インクを注入する工程では、インクを注入する圧力は、インクの注入開始からインクの注入完了まで一定の圧力であり且つ、前記チューブポンプから注入されるインクは前記吐出流路と前記分岐流路とに同時に注入することを特徴とするインク再注入方法である。
本発明の第2の発明は、第1の発明に記載のインクカートリッジは、前記分岐流路が前記吐出流路よりも下側になるように配置されてインクの注入が行われることを特徴とするインク再注入方法である。
本発明の第1の発明であるインク再注入方法は、インクを貯留するためのインク袋と、インク袋に設けた開口と、インク袋内のインクを吐出するための吐出口と、開口と吐出口とを接続する吐出流路と、吐出流路から分岐して一方が吐出流路の開口側に接続され他方が吐出流路の吐出口側に接続された分岐流路と、分岐流路の途中に設けたインク量検知部と、を備え、吐出流路内には、プリンタのインク供給針の外周面に密着するシール部材と、シール部材と当接して吐出流路を閉塞可能な弁部材と、一方が吐出流路の開口側に当接し他方が弁部材をシール部材側へ付勢するスプリング部材と、が備えられ、スプリング部材の圧縮が大きいほど吐出流路内の流路抵抗が大きくなると共に分岐流路内の流路抵抗が小さくなり、スプリング部材の圧縮が小さいほど吐出流路内の流路抵抗が小さくなると共に分岐流路内の流路抵抗が大きくなるインクカートリッジにインクを再注入するインク再注入方法であって、インクが貯留されたインクタンクに接続されたインク注入管を吐出口へ挿入する工程と、吐出流路内及び分岐流路内の流路抵抗を調整する工程と、チューブポンプによってインクタンクから吐出口へインクを注入する工程と、を順次行い、流路抵抗を調整する工程は、試験によりあらかじめ確認された、吐出流路と分岐流路とに同時にインクを注入できる位置までインク注入管を挿入し、該挿入によりインク注入管が前記位置まで弁部材を押圧することで、吐出流路内の流路抵抗と分岐流路内の流路抵抗は、それぞれの流路にインクを同時注入することが可能な近似した値に調整され、インクを注入する工程では、インクを注入する圧力は、インクの注入開始からインクの注入完了まで一定の圧力であり且つ、チューブポンプから注入されるインクを吐出流路と分岐流路とに同時に注入する方法(1段階で注入する方法にしている。本発明は、上記の方法としているので、吐出流路と分岐流路へ同時に1段階でインクを注入することができるため、インク注入の生産効率を良くすることができる。また、インク注入の圧力を制御する必要が無いため、インク注入の設備を簡素化することができる。
本発明の第2の発明であるインク再注入方法は、第1の発明に記載のインクカートリッジが、分岐流路が吐出流路よりも下側になるように配置されてインクの注入が行われる。本発明は、上記の方法としているので、分岐流路側へ重力がかかるため分岐流路の流路抵抗が低減し、流路抵抗の調整を容易にすることができる。
本発明のインク再注入方法を用いるインクカートリッジの要部断面図である。 図1のインクカートリッジにインク注入管を挿入した状態の図である。 本発明のインク再注入方法を表すフローチャートである。
本発明の1実施形態について図面を参照して説明するが、本発明はこの事例に限られるものではなく、適宜選択が可能である。
図1から図3に示すように、本実施形態は、インクを貯留するためのインク袋10と、インク袋10に設けた開口11と、インク袋10内のインクを吐出するための吐出口12と、開口11と吐出口12とを接続する吐出流路13と、吐出流路13から分岐して一方が吐出流路13の開口11側に接続され他方が吐出流路13の吐出口12側に接続された分岐流路14と、分岐流路14の途中に設けたインク量検知部15と、を備え、吐出流路13内には、プリンタ(図示せず)のインク供給針100の外周面に密着するシール部材16と、シール部材16と当接して吐出流路13を閉塞可能な弁部材17と、一方が吐出流路13の開口11側に当接し他方が弁部材17をシール部材16側へ付勢するスプリング部材18と、が備えられ、スプリング部材18の圧縮が大きいほど吐出流路13内の流路抵抗が大きくなると共に分岐流路14内の流路抵抗が小さくなり、スプリング部材18の圧縮が小さいほど吐出流路13内の流路抵抗が小さくなると共に分岐流路14内の流路抵抗が大きくなるインクカートリッジ1へインクを再注入する方法である。以下、インクカートリッジ1へのインクを再注入する方法を説明する。
使用済みのインクカートリッジ1には、インク袋10内にインクや空気が残存しているため、新しいインクを注入しても所望の発色が得られなくなる場合があり、インクや空気を抜き出す必要がある。具体的には、インクや空気を吸引する吸引ポンプ(図示せず)を吐出口12に接続し、吸引ポンプによってインクや空気を抜き出す(ステップS1)。
次に、インクタンク(図示せず)に接続されたインクチューブ(図示せず)の先端であるインク注入管220を吐出口12へ挿入する(ステップS2)。このとき、インク注入管220の先端が弁部材17に接触し、インク注入管220の外周面にシール部材16が密着する構成となり、インク注入管220が弁部材17を押していくと、弁部材17に当接したスプリング部材18が圧縮されて吐出流路13内の流路抵抗が大きくなると共に分岐流路14内の流路抵抗が小さくなる。
インク注入管220の挿入の程度を調整すると、吐出流路13内の流路抵抗と分岐流路14内の流路抵抗を近い値に調整することができる(ステップS3)。この調整は、インク注入管220の挿入の程度を変更して何通りかで試験的にインク注入を行い、吐出流路13と分岐流路14へ同時にインクが注入できるインク注入管220の位置を確認することで可能となる。この確認は、インクの再注入をしながら行っても良いし、インクの再注入の前に予め行っても良い。この確認した位置までインク注入管220を挿入することで、吐出流路13内の流路抵抗と分岐流路14内の流路抵抗が近い値になる。
そして、チューブポンプ(図示せず)によって、インクの注入開始からインクの注入完了まで一定の圧力であり且つ1段階で、インク注入管220から吐出流路13及び分岐流路14を通してインク袋10内へインクを注入する(ステップS4)。以上の工程により、インク袋10内及び分岐流路14の途中に配置されたインク量検知部15内にインクが充填される。この工程によれば、吐出流路と分岐流路へ同時にインクを注入することができるため、インク注入の生産効率を良くすることができる。また、インク注入の圧力が一定且つ1段階であるから、インク注入の圧力を制御する必要が無いため、インク注入圧力を変更する工程を省き、インク注入の設備を簡素化することができると共に、流路抵抗の変動によってインクが吐出流路と分岐流路のいずれかに流れなくなることを抑制できる。
なお、インクカートリッジ1は、分岐流路14が吐出流路13よりも流路抵抗が大きい場合、分岐流路14が吐出流路13よりも下側になるように配置してインクの注入を行うことが望ましい。この配置にすることで分岐流路14側へ重力がかかり、分岐流路14の流路抵抗が低減して吐出流路13の流路抵抗に近付くため、流路抵抗の調整が容易になる。
1…インクカートリッジ
10…インク袋
11…開口
12…吐出口
13…吐出流路
14…分岐流路
15…インク量検知部
16…シール部材
17…弁部材
18…スプリング部材
100…インク供給針
220…インク注入管

Claims (2)

  1. インクを貯留するためのインク袋と、前記インク袋に設けた開口と、前記インク袋内のインクを吐出するための吐出口と、前記開口と前記吐出口とを接続する吐出流路と、前記吐出流路から分岐して一方が前記吐出流路の前記開口側に接続され他方が前記吐出流路の前記吐出口側に接続された分岐流路と、前記分岐流路の途中に設けたインク量検知部と、を備え、
    前記吐出流路内には、プリンタのインク供給針の外周面に密着するシール部材と、前記シール部材と当接して前記吐出流路を閉塞可能な弁部材と、一方が前記吐出流路の前記開口側に当接し他方が前記弁部材を前記シール部材側へ付勢するスプリング部材と、が備えられ、
    前記スプリング部材の圧縮が大きいほど前記吐出流路内の流路抵抗が大きくなると共に前記分岐流路内の流路抵抗が小さくなり、前記スプリング部材の圧縮が小さいほど前記吐出流路内の流路抵抗が小さくなると共に前記分岐流路内の流路抵抗が大きくなるインクカートリッジにインクを再注入するインク再注入方法であって、
    インクが貯留されたインクタンクに接続されたインク注入管を前記吐出口へ挿入する工程と、
    前記吐出流路内及び前記分岐流路内の流路抵抗を調整する工程と、
    チューブポンプによって前記インクタンクから前記吐出口へインクを注入する工程と、を順次行い、
    前記流路抵抗を調整する工程は、試験によりあらかじめ確認された、前記吐出流路と前記分岐流路とに同時にインクを注入できる位置まで前記インク注入管を挿入し、該挿入により前記インク注入管が前記位置まで前記弁部材を押圧することで、前記吐出流路内の流路抵抗と前記分岐流路内の流路抵抗は、それぞれの流路にインクを同時注入することが可能な近似した値に調整され、
    前記インクを注入する工程では、インクを注入する圧力は、インクの注入開始からインクの注入完了まで一定の圧力であり且つ、前記チューブポンプから注入されるインクは前記吐出流路と前記分岐流路とに同時に注入することを特徴とするインク再注入方法。
  2. 前記インクカートリッジは、前記分岐流路が前記吐出流路よりも下側になるように配置されてインクの注入が行われることを特徴とする請求項1のインク再注入方法。
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