以下で、本出願の実施形態における添付の図面に関連して本出願の実施形態における技術的解決策を説明する。
本出願の実施形態に記載されるネットワークアーキテクチャおよび適用シナリオは、本出願の実施形態における技術的解決策をより明確に説明するためのものであり、本出願の実施形態で提供される技術的解決策に対する限定を構成するものではない。ネットワークアーキテクチャの進化および新しい適用シナリオの出現と共に本出願の実施形態で提供される技術的解決策が類似した技術的問題にも適用できることを当業者は理解できよう。
本出願の実施形態を適用できるネットワークアーキテクチャを、図2Aを参照して以下でまず説明する。
図2Aは、本出願の一実施形態による可能なネットワークアーキテクチャの概略図である。図2Aに示されるネットワークアーキテクチャは、ユーザ機器(user equipment、UE)、3GPPアクセスネットワーク(図2Aでは3GPP Accessで表されている)、非3GPPアクセスネットワーク(図2AではUntrusted Non-3GPP Accessで表されている)、非3GPP相互作用機能(non-3GPP interworking function、N3IWF)エンティティ、アクセスおよびモビリティ管理機能(access and mobility management function、AMF)エンティティ、セッション管理機能(session management function、SMF)エンティティ、ユーザプレーン機能(user plane function、UPF)エンティティ、およびデータネットワーク(data network、DN)を含む。UEとAMFエンティティとの間にはN1インターフェースがあり、UEと非3GPPアクセスネットワークとの間にはY1インターフェースがあり、UEとN3IWFエンティティとの間にはNWuインターフェースがあり、3GPPアクセスネットワークとAMFエンティティとの間にはN2インターフェースがあり、3GPPアクセスネットワークとUPFエンティティとの間にはN3インターフェースがあり、非3GPPアクセスネットワークとN3IWFエンティティとの間にはY2インターフェースがあり、N3IWFエンティティとUPFエンティティとの間にはN3インターフェースがあり、N3IWFエンティティとAMFエンティティとの間にはN2インターフェースがあり、AMFエンティティとSMFエンティティとの間にはN11インターフェースがあり、SMFエンティティとUPFエンティティとの間にはN4インターフェースがあり、UPFエンティティとDNとの間にはN6インターフェースがある。UEは、3GPPアクセスネットワークを使用してDNにアクセスし得るか、または非3GPPアクセスネットワークを使用してDNにアクセスし得るか、または3GPPアクセスネットワークと非3GPPアクセスネットワークの両方を使用してDNにアクセスし得る。
説明を容易にするために、エンティティは以下ではその英語略称で表される場合があり、例えば、AMFエンティティはAMFで示される場合があり、別のエンティティもこれと同様である。以下では詳細は繰り返されない。
本出願の実施形態では、3GPPアクセスネットワーク側デバイスは基地局デバイスであってもよく、非3GPPアクセスネットワーク側デバイスはアクセスポイント(access point)および/またはゲートウェイデバイス(例えばN3IWF)であってもよい。
本出願の実施形態では、名詞「ネットワーク」と名詞「システム」とが通常、区別なく使用されるが、これらの名詞の意味は当業者には理解されよう。本出願の実施形態の端末は、様々なハンドヘルドデバイス、車載機器、ウェアラブルデバイス、もしくは無線通信機能を有するコンピューティングデバイス、または無線モデムに接続された別の処理装置、および様々な形態のユーザ機器(User Equipment、UE)、移動局(Mobile Station、MS)、端末機器(terminal device)などを含み得る。説明を容易にするために、上記のデバイスは総じて端末と呼ばれる。
本出願の実施形態における「/」は、関連付けられる対象を記述する場合の結合関係を記述するにすぎず、3つの関係が存在し得ることを表す。例えば、A/Bは、Aのみが存在する、AとBの両方が存在する、Bのみが存在する、という場合を表し得る。加えて、本出願の説明において、「複数の」とは2つ以上を意味する。
本出願の実施形態では、ネットワーク要素(例えばネットワーク要素A)が別のネットワーク要素(例えばネットワーク要素B)から情報を取得することは、ネットワーク要素Aがネットワーク要素Bから情報を直接受信することを意味し得るか、またはネットワーク要素Aが別のネットワーク要素(例えばネットワーク要素C)を使用してネットワーク要素Bから情報を受信することを意味し得る。ネットワーク要素Aがネットワーク要素Cを使用してネットワーク要素Bから情報を受信するとき、ネットワーク要素Cは情報を透過的に送信してもよく、または情報を処理してもよく、例えば、伝送のための異なるメッセージに情報を追加するか、もしくは情報を取捨選択し、取捨選択によって得られた情報のみをネットワーク要素Aに送信してもよい。同様に、本出願の様々な実施形態において、ネットワーク要素Aがネットワーク要素Bに情報を送信することは、ネットワーク要素Aがネットワーク要素Bに情報を直接送信することを意味し得るか、またはネットワーク要素Aが別のネットワーク要素(例えばネットワーク要素C)を使用してネットワーク要素Bに情報を送信することを意味し得る。
本出願の実施形態を、本出願の実施形態における前述の共通の態様に基づいて以下で詳細にさらに説明する。図2Aから図2Dに示されるネットワークアーキテクチャでは、端末はUEとして示されている。
図2Aに示されるネットワークアーキテクチャでは、端末が3GPPアクセス技術と非3GPPアクセス技術の両方を使用してDNにアクセスするとき、それら2つのアクセス技術を使用して同じPDUセッションが確立され得る。図2Aでは、点線(dot line)は3GPPアクセスネットワークを通るデータフローの伝送路を指示し、一点鎖線(dash dot line)は非3GPPアクセスネットワークを通るデータフローの伝送路を指示する。端末によって2つのアクセス技術を使用して確立されたDNへの接続は同じPDUセッションに属し、すなわち、点線によって指示されるデータ伝送と一点鎖線によって指示されるデータ伝送とは同じPDUセッションに属する。
端末が一方のアクセス技術を使用してデータネットワークにアクセスするとき、PDUセッションの確立中またはその後に、SMFが、端末の位置やデータフローの特性などの情報に基づいて、PDUセッションのデータフローに対するオフロード処理がサポートされることができると見なす場合、SMFは、PDUセッションのためのUPFを選択し、そのUPFをPDUセッションのデータパスに挿入でき、コアネットワークがデータネットワークへの第2のN6インターフェースを確立して、第2のN6インターフェースを介してデータネットワークにデータフローを送信する。このプロセスでは、SMFによって選択されるUPFは、UL CLおよび/またはPDUセッションアンカ(PDU session anchor、PSA)機能デバイスを含み得る。データフローに対するオフロード処理は、traffic offload処理を指示し得る。
しかしながら、端末が3GPPアクセス技術と非3GPPアクセス技術の両方を使用してDNにアクセスし、2つのアクセス技術を使用して同じPDUセッションを確立するとき、PDUセッションは2つのデータ伝送チャネルを含む。一方は3GPPアクセスネットワークとUPFとの間のデータ伝送チャネルであり、他方はN3GPPアクセスネットワークとUPFとの間のデータ伝送チャネルである。したがって、データフローをオフロードすると決定すると、SMFは、そこでのデータフローが第2のN6インターフェースにオフロードされてデータネットワークに到達するデータ伝送チャネルを決定する必要があり、すなわち、UPFが挿入されるべきN3インターフェースを決定する必要がある。
これを考慮して、本出願の実施形態で提供される解決策によれば、3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルもしくは非3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルにオフロードデバイスを挿入するか、または3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルと非3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルの両方にオフロードデバイスを挿入すると決定される。1つの可能な実施態様では、3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルへのオフロードデバイスの挿入は、3GPPアクセス技術のN3インターフェースへのオフロードデバイスの挿入として理解されてもよく、非3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルへのオフロードデバイスの挿入は、非3GPPアクセス技術のN3インターフェースへのオフロードデバイスの挿入として理解されてもよい。N3インターフェースの選択は、オフロードされるべきデータフローのデータフロー伝送チャネルを決定することである。説明を容易にするために、本出願では、オフロードデバイスが挿入されるべきN3インターフェースの選択が説明される。
オフロードデバイスは、アクセスネットワークから受信されたデータパケットを少なくとも2つのN6インターフェースにオフロードし、それらのデータパケットをデータネットワークに送信するデバイスである。データフローが異なるデータ伝送チャネルにオフロードされるためのデバイスはすべて、オフロードデバイスと呼ばれ得る。例えば、オフロードデバイスは、アップリンク分類器であり得るか、もしくは分岐点(branching point)であり得るか、もしくは別の形態のオフロードデバイスであり得るか、またはオフロードデバイスは、アップリンク分類器もしくは分岐点の機能を有するUPFであり得る。本出願の実施形態では、PDUセッションアンカデバイスは、UPFネットワーク要素、例えば、図2BのUPF1やUPF2であり得る。
図2Bから図2Fは、それぞれ、異なる挿入事例の概略図である。以下で簡単な説明が別々に行われる。明確にするために、図2Bから図2Fには、図2Aの部分と同じか類似した部分は図示されておらず、図2Aの詳細な説明に対して参照され得る。ここでは詳細は繰り返されない。
図2Bは、3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルへのオフロードデバイスの挿入の概略図である。図2Bに示されるように、オフロードデバイス1が3GPPアクセス技術のN3インターフェースに挿入されている。具体的には、オフロードデバイス1は3GPPアクセスネットワークとUPF1との間に挿入されている。オフロードデバイス1が挿入された後、データ伝送チャネルがオフロードデバイス1とUPF2との間で確立される。したがって、データフロー特性1に一致するデータフローが、オフロードデバイス1を通った後UPF2を使用してDNにルーティングされ得る。実際の実施に際して、図2Bに示されるオフロードデバイス1は、独立してネットワーク要素として配置され得るか、またはUPF1およびUPF2と一体のネットワーク要素に配置され得るか、または別の方法で配置され得る。これについては本出願の本実施形態では限定されない。
図2Cは、非3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルへのオフロードデバイスの挿入の概略図である。図2Cに示されるように、オフロードデバイス2が非3GPPアクセス技術のN3インターフェースに挿入されている。具体的には、オフロードデバイス2は非3GPPアクセスネットワークとUPF1との間に挿入されている。オフロードデバイス2が挿入された後、データ伝送チャネルがオフロードデバイス2とUPF3との間で確立される。したがって、データフロー特性2に一致するデータフローが、オフロードデバイス2を通った後UPF3を使用してDNにルーティングされ得る。実際の実施に際して、図2Cに示されるオフロードデバイス2は、独立してネットワーク要素として配置され得るか、またはUPF1およびUPF3と一体のネットワーク要素に配置され得るか、または別の方法で配置され得る。これについては本出願の本実施形態では限定されない。
図2Dは、3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルと非3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルの両方へのオフロードデバイスの挿入の概略図である。図2Dに示されるように、オフロードデバイス1が3GPPアクセス技術のN3インターフェースに挿入されている。具体的には、オフロードデバイス1は3GPPアクセスネットワークとUPF1との間に挿入されている。オフロードデバイス1が挿入された後、データ伝送チャネルがオフロードデバイス1とUPF2との間で確立される。オフロードデバイス2が非3GPPアクセス技術のN3インターフェースに挿入されている。具体的には、オフロードデバイス2は非3GPPアクセスネットワークとUPF1との間に挿入されている。オフロードデバイス2が挿入された後、データ伝送チャネルがオフロードデバイス2とUPF3との間で確立される。したがって、3GPPアクセス技術を使用して伝送されたデータフローがデータフロー特性1に一致する場合、データフローはオフロードデバイス1を通った後UPF2を使用してDNにルーティングされ、非3GPPアクセス技術を使用して伝送されたデータフローがデータフロー特性2に一致する場合、データフローはオフロードデバイス2を通った後UPF3を使用してDNにルーティングされ得る。実際の実施に際して、図2Dのオフロードデバイス1を配置する方法については、図2Bのオフロードデバイス1を配置する方法を参照されたい。図2Dのオフロードデバイス2を配置する方法については、図2Cのオフロードデバイス2を配置する方法を参照されたい。ここでは詳細は繰り返されない。
図2Eは、3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルと非3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルの両方へのオフロードデバイスの挿入の概略図である。図2Eに示されるように、3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルに挿入されたオフロードデバイスと非3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルに挿入されたオフロードデバイスとは、同じオフロードデバイス1であり、UPF2とUPF3とは異なるネットワーク要素である。データ伝送チャネルがオフロードデバイス1とUPF2およびUPF3の各々との間との間で確立される。3GPPアクセス技術を使用して伝送されたデータフローがデータフロー特性1に一致する場合、データフローはオフロードデバイス1を通った後UPF2を使用してDNにルーティングされ、非3GPPアクセス技術を使用して伝送されたデータフローがデータフロー特性2に一致する場合、データフローはオフロードデバイス1を通った後UPF3を使用してDNにルーティングされ得る。オフロードデバイス1の具体的な配置については、図2Bおよび図2Dの説明を参照されたい。オフロードデバイス1の配置については、ステップ302の第4の例の説明も参照されたい。
図2Fは、3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルと非3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルの両方へのオフロードデバイスの挿入の概略図である。図2Fに示されるように、3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルに挿入されたオフロードデバイスと非3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルに挿入されたオフロードデバイスとは、同じオフロードデバイス1であり、UPF2とUPF3とは同じUPF(例えばUPF2)である。データ伝送チャネルがオフロードデバイス1とUPF2との間との間で確立される。3GPPアクセス技術を使用して伝送されたデータフローおよび非3GPPアクセス技術を使用して伝送されたデータフローからオフロードされたデータフローが、オフロードデバイス1およびUPF2を使用してDNにルーティングされる。オフロードデバイス1の配置については、ステップ302の第4の例の説明も参照されたい。
図2Bから図2Fには少なくとも2つのDNが示されていることに留意されたい。実際の実施に際して、少なくとも2つのDNは1つのデータネットワークとそのデータネットワークのローカルネットワークであってもよく、または少なくとも2つのDNは1つのDNで置き換えられてもよい。
前述の適用シナリオに基づき、本出願の実施形態は、データ伝送チャネル処理方法と、その方法に基づくものであるセッション管理ネットワーク要素、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素、ユーザプレーンネットワーク要素、端末、ならびにシステムとを提供する。本方法は、セッション管理ネットワーク要素が、端末のPDUセッションのデータフローがオフロードされる必要があると判断するステップであって、PDUセッションが3GPPアクセス技術および非3GPPアクセス技術を使用して確立される、ステップと、セッション管理ネットワーク要素が、PDUセッションのデータパスにオフロードデバイスを挿入すると決定するステップであって、PDUセッションのデータパスが3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルおよび/または非3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルを含む、ステップと、を含む。
本出願の実施形態の解決策によれば、データフローは効果的に処理されることができ、オフロードデバイスが対応するデータフロー伝送チャネルに挿入され、それにより、オフロードデバイスの挿入によって生じる可能性のある冗長な処理プロセスを低減する。
本処理方法を、図3を参照して以下で説明する。図3に示される方法は、ステップ301とステップ302とを含む。任意選択で、図3に示される方法は、ステップ303とステップ304とをさらに含み得る。
ステップ301:セッション管理ネットワーク要素が、端末のPDUセッションのデータフローがオフロードされる必要があると判断し、PDUセッションが3GPPアクセス技術および非3GPPアクセス技術を使用して確立される。
セッション管理ネットワーク要素が、端末のPDUセッションのデータフローがオフロードされる必要があると判断することは、セッション管理ネットワーク要素が、PDUセッションにおけるデータ伝送チャネル上のデータフローをオフロードすると決定することと理解され得る(traffic offloading)。この場合、セッション管理ネットワーク要素がPDUセッションのデータパスを制御し得るので、PDUセッションは少なくとも2つのN6インターフェースに対応し得る。
一例では、セッション管理ネットワーク要素は、端末の位置に基づいて、PDUセッションのデータフローがオフロードされる必要があると判断し得る。例えば、セッション管理ネットワーク要素は、端末の位置に基づいて、端末のPDUセッションのデータフローがデータネットワークのローカルネットワークにオフロードされることができると認識し得る。
別の例では、セッション管理ネットワーク要素は、端末のサービスのアプリケーション情報に基づいて、PDUセッションのデータフローがオフロードされる必要があると判断し得る。例えば、セッション管理ネットワーク要素は、端末によって現在送信されているサービスのアプリケーションのデータフロー特性に基づいて、端末のPDUセッションのデータフローがオフロードデバイスを使用してオフロードされることができると判断する。
この部分では、端末のPDUセッションは、少なくとも2つのPDUセッションを含む場合があり、端末のPDUセッションはターゲットPDUセッションを含み得る。端末のPDUセッションのデータフローがオフロードされる必要があると判断した後、セッション管理ネットワーク要素はターゲットPDUセッションをさらに決定し得る。
ステップ302:セッション管理ネットワーク要素が、PDUセッションのデータ伝送チャネルにオフロードデバイスを挿入すると決定し、PDUセッションのデータパスが、3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルおよび/または非3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルを含む。
セッション管理ネットワーク要素は、3GPPアクセス技術および非3GPPアクセス技術における端末の接続管理状態、PDUセッションのデータフローの特性情報、または別の要因に基づいて、PDUセッションのデータパスにオフロードデバイスを挿入すると決定し得る。
第1の例では、セッション管理ネットワーク要素は、3GPPアクセス技術および非3GPPアクセス技術における端末の接続管理状態に基づいて、PDUセッションのデータパスにオフロードデバイスを挿入すると決定し得る。
1つの可能な実施態様では、端末が3GPPアクセス技術で接続状態にあり、非3GPPアクセス技術でアイドル状態にある場合、セッション管理ネットワーク要素は3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルにオフロードデバイスを挿入すると決定する。
別の可能な実施態様では、端末が3GPPアクセス技術でアイドル状態にあり、非3GPPアクセス技術で接続状態にある場合、セッション管理ネットワーク要素は非3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルにオフロードデバイスを挿入すると決定する。
さらに別の可能な実施態様では、端末が3GPPアクセス技術と非3GPPアクセス技術の両方で接続状態にある場合、セッション管理ネットワーク要素は、3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルと非3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルの両方にオフロードデバイスを挿入すると決定する。
この例では、セッション管理ネットワーク要素が、PDUセッションのデータパスにオフロードデバイスを挿入すると決定する前に、セッション管理ネットワーク要素は、3GPPアクセス技術および非3GPPアクセス技術における端末の接続管理状態を、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素からさらに受信し得る。任意選択で、3GPPアクセス技術および非3GPPアクセス技術における端末の接続管理状態を受信する前に、セッション管理ネットワーク要素は、3GPPアクセス技術および非3GPPアクセス技術における端末の接続管理状態を、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素にさらに要求してもよい。
第2の例では、セッション管理ネットワーク要素は、PDUセッションのデータフローの特性情報に基づいて、PDUセッションのデータパスにオフロードデバイスを挿入すると決定し得る。
1つの可能な実施態様では、データフローの特性情報はアクセス技術タイプを含み、セッション管理ネットワーク要素は、アクセス技術タイプに基づいて、PDUセッションのデータパスにオフロードデバイスを挿入すると決定し得る。例えば、アクセス技術タイプが3GPPアクセス技術の場合、セッション管理ネットワーク要素は3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルにオフロードデバイスを挿入すると決定するか、またはアクセス技術タイプが非3GPPアクセス技術の場合、セッション管理ネットワーク要素は非3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルにオフロードデバイスを挿入すると決定するか、またはアクセス技術タイプが3GPPアクセス技術および非3GPPアクセス技術を含む場合、セッション管理ネットワーク要素は、3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルと非3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルの両方にオフロードデバイスを挿入すると決定する。
別の可能な実施態様では、データフローの特性情報はアクセス技術タイプを含まず、セッション管理ネットワーク要素は、3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルと非3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルの両方にオフロードデバイスを挿入すると決定する。
第3の例では、セッション管理ネットワーク要素は、3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルの状態および/または非3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルの状態に基づいて、PDUセッションのデータパスにオフロードデバイスを挿入すると決定する。
3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルの状態は、ユーザプレーンアクティブ状態またはユーザプレーン非アクティブ状態を含み、非3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルの状態は、ユーザプレーンアクティブ状態またはユーザプレーン非アクティブ状態を含む。本出願の本実施形態では、ユーザプレーン非アクティブ状態は、データ伝送チャネルのエアインターフェース部分とN3部分との間の(例えば、アクセスネットワークデバイスとゲートウェイデバイスとの間の)データチャネルのための伝送リソースが解放されていることを意味する。これに対応して、ユーザプレーンアクティブ状態は、データ伝送チャネルのエアインターフェース部分とN3部分との間に(例えば、アクセスネットワークデバイスとゲートウェイデバイスとの間に)データチャネルの伝送リソースがあることを意味する。
1つの可能な実施態様では、セッション管理ネットワーク要素は、3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルの状態および/または非3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルの状態を、PDUセッション確立手順またはPDUセッション修正手順またはAN解放プロセスに基づいて決定し得る。例えば、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素がN2インターフェースのUEコンテキストを解放した後、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素は、セッション管理ネットワーク要素にセッションコンテキスト更新セージ(例えば、Nsmf_PDU Session_UpdateSMContext Request)を送信し、このメッセージはアクセス技術タイプ(非3GPPアクセスまたは3GPPアクセス)を含む。セッション管理ネットワーク要素は、メッセージ内のアクセスタイプに基づいてそのアクセス技術タイプのデータ伝送チャネルのための伝送リソースを解放して、そのアクセス技術のデータ伝送チャネルの状態が非アクティブ状態であると判断する。セッション管理ネットワーク要素は、ユーザプレーン機能ネットワーク要素にN4インターフェースのPDUセッション修正要求(例えば、N4 Session Modification Request)を送信でき、この要求メッセージはアクセス技術タイプ(非3GPPアクセスまたは3GPPアクセス)を含む。別の例では、PDUセッションが確立された後、セッション管理ネットワーク要素は、PDUセッションにおける3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルがアクティブ状態であり、かつ/またはPDUセッションにおける非3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルがアクティブ状態であると判断する。
1つの可能な実施態様では、3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルの状態がユーザプレーン非アクティブ状態である場合、セッション管理ネットワーク要素は非3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルにオフロードデバイスを挿入すると決定する。具体的には、3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルがユーザプレーン非アクティブ状態であり、非3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルの状態がアクティブ状態である場合、セッション管理ネットワーク要素は非3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルにオフロードデバイスを挿入すると決定する。このシナリオでは、セッション管理ネットワーク要素はアクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素に指示情報を送信する。指示情報は、非3GPPアクセス技術に関する情報、例えば非3GPPアクセス技術のタイプであり得る。指示情報は、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素に、オフロードデバイスのユーザプレーン情報を非3GPPアクセスネットワーク側デバイスに送信するよう命令するために使用される。指示情報については、具体的にはステップ303の説明を参照されたい。セッション管理ネットワーク要素は、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素にオフロードデバイスのユーザプレーン情報をさらに送信し得る。オフロードデバイスのユーザプレーン情報は、コアネットワークトンネル情報(core network tunnel information)であり得る。オフロードデバイスのユーザプレーン情報は、非3GPPアクセスネットワーク側デバイスとオフロードデバイスとの間のデータ伝送チャネルを確立するために使用される。
1つの可能な実施態様では、非3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルの状態がユーザプレーン非アクティブ状態である場合、セッション管理ネットワーク要素は3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルにオフロードデバイスを挿入すると決定する。具体的には、非3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルがユーザプレーン非アクティブ状態であり、3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルの状態がアクティブ状態である場合、セッション管理ネットワーク要素は3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルにオフロードデバイスを挿入すると決定する。このシナリオでは、セッション管理ネットワーク要素はアクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素に指示情報を送信する。指示情報は、3GPPアクセス技術に関する情報、例えば3GPPアクセス技術のタイプであり得る。指示情報は、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素に、オフロードデバイスのユーザプレーン情報を3GPPアクセスネットワーク側デバイスに送信するよう命令するために使用される。指示情報については、具体的にはステップ303の説明を参照されたい。セッション管理ネットワーク要素は、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素にオフロードデバイスのユーザプレーン情報をさらに送信し得る。オフロードデバイスのユーザプレーン情報は、3GPPアクセスネットワーク側デバイスとオフロードデバイスとの間のデータ伝送チャネルを確立するために使用される。
1つの可能な実施態様では、非3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルの状態がユーザプレーンアクティブ状態であり、3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルの状態がユーザプレーンアクティブ状態である場合、セッション管理ネットワーク要素は、3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルと非3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルの両方にオフロードデバイスを挿入すると決定する。このシナリオでは、セッション管理ネットワーク要素はアクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素に指示情報を送信する。指示情報は、3GPPアクセス技術に関する情報および非3GPPアクセス技術に関する情報であり得る。指示情報は、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素に、オフロードデバイスのユーザプレーン情報を、3GPPアクセスネットワーク側デバイスおよび非3GPPアクセスネットワーク側デバイスに送信するよう命令するために使用される。オフロードデバイスのユーザプレーン情報は、3GPPアクセスネットワーク側デバイスとオフロードデバイスとの間のデータ伝送チャネルおよび非3GPPアクセスネットワーク側デバイスとオフロードデバイスとの間のデータ伝送チャネルを確立するために使用される。セッション管理ネットワーク要素によってアクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素に送信された指示情報が、3GPPアクセス技術に関する情報および非3GPPアクセス技術に関する情報である場合、指示情報は1つのメッセージを使用して送信され得るか、または2つのメッセージを使用して送信され得ることに留意されたい。例えば、セッション管理ネットワーク要素は、一方のメッセージを使用してアクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素に3GPPアクセス技術に関する情報を送信し、セッション管理ネットワーク要素は、他方のメッセージを使用してアクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素に非3GPPアクセス技術に関する情報を送信する。3GPPアクセス技術に関する情報は3GPPアクセス技術のタイプであってもよく、非3GPPアクセス技術に関する情報は非3GPPアクセス技術のタイプであってもよい。
第4の例では、セッション管理ネットワーク要素は、PDUセッションが多元接続(multi-access)PDUセッション(MA-PDU)であると判断する。PDUセッションは、PDUセッションが3GPPアクセス技術および非3GPPアクセス技術を使用して確立されると判断する。
PDUセッションが多元接続PDUセッションである場合、セッション管理ネットワーク要素は、3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルと非3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルの両方にオフロードデバイスを挿入すると決定する。
1つの可能な実施態様では、セッション管理ネットワーク要素は、PDUセッションの識別子情報に基づいて、PDUセッションが多元接続PDUセッションであるかどうかを判断する。例えば、PDUセッションの確立中に、端末はネットワーク側にMA-PDU指示情報を送信する。セッション管理ネットワーク要素は、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素を使用してMA-PDU指示情報を取得し、セッション管理ネットワーク要素は、PDUセッションが多元接続PDUセッションであると判断する。別の例では、PDUセッションの確立中に、PDUセッションが複数のPDUセッション識別子(例えば、PDUセッション1/PDUセッション2)を含む場合、セッション管理ネットワーク要素は、PDUセッションが多元接続PDUセッションであると判断する。
セッション管理ネットワーク要素が、PDUセッションがMA-PDUセッションであることを知り得るのは、PDUセッションの確立中に限られないことに留意されたい。別の可能な実施態様では、3GPP側またはNon-3GPP側での(本出願では便宜上第1のデータ伝送チャネルと呼ばれる)データ伝送チャネルが完全に確立された後、(non-3GPP側または3GPP側で)(本明細書では便宜上第2のデータ伝送チャネルと呼ばれる)別のデータ伝送チャネルの確立中に、PDUセッションがMA-PDUセッションであることが分かる。この事例では、オフロードデバイスが第1のデータ伝送チャネルの確立中にすでに選択されており、1つまたは複数のN9インターフェース(N9インターフェースはオフロードデバイスとセッションアンカデバイスとの間のインターフェース、例えば、図2Bのオフロードデバイス1とUPF2との間のインターフェースである)が確立された場合に、第2のデータ伝送チャネルの確立中に、セッション管理ネットワーク要素が、PDUセッションがMA-PDUセッションであることを知ると、セッション管理ネットワーク要素は、第2のデータ伝送チャネルの対応するオフロードデバイスを選択し、第2のデータ伝送チャネルのための1つまたは複数のN9インターフェースを確立する。セッションアンカデバイスは、第1のデータ伝送チャネルの確立中に選択されたセッションアンカデバイスと同じである。あるいは、第1のデータ伝送チャネルの確立中にオフロードデバイスが選択されない場合に、第2のデータ伝送チャネルの確立中に、セッション管理ネットワーク要素が、PDUセッションがMA-PDUセッションであることを知ると、第2のデータ伝送チャネルの確立中に、セッション管理ネットワーク要素は、UPF選択原理に従ってオフロードデバイスを選択し、第2のデータ伝送チャネルのための1つまたは複数のN9インターフェースを確立する。第2のデータ伝送チャネルが完全に確立された後、セッション管理ネットワーク要素は、第1のデータ伝送チャネルに基づいてルート更新プロセスを開始し、第2のデータ伝送チャネルの確立中に選択されたオフロードデバイスを第1のデータ伝送チャネルに挿入し、第1のデータ伝送チャネル上のゲートウェイデバイスと同じゲートウェイデバイスへのN9インターフェースを確立し得る。
1つの可能な実施態様では、セッション管理ネットワーク要素はアクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素に指示情報を送信する。指示情報は、3GPPアクセス技術に関する情報および非3GPPアクセス技術に関する情報であり得る。指示情報は、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素によって、指示情報に対応するアクセスネットワークデバイスにオフロードデバイスのユーザプレーン情報を送信するために使用される。アクセスネットワークデバイスは、オフロードデバイスのユーザプレーン情報に基づいてアクセスネットワークデバイスとオフロードデバイスとの間のデータ伝送チャネルを確立する。指示情報は、1つのメッセージに含められてアクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素に送信され得るか、または指示情報は、2つのメッセージを使用してアクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素に送信され得る。
指示情報を受信した後、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素は、3GPPアクセス技術および非3GPPアクセス技術における端末の接続管理状態に基づいて、PDUセッションのデータパスにオフロードデバイスを挿入すると決定する。アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素が3GPPアクセス技術および非3GPPアクセス技術における端末の接続管理状態に基づいてPDUセッションのデータパスにオフロードデバイスを挿入すると決定する方法については、具体的には、セッション管理ネットワーク要素が、第1の例でオフロードデバイスを挿入すると決定するための方法を参照されたい、このシナリオでは、セッション管理ネットワーク要素は、3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルと非3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルの両方にオフロードデバイスを挿入すると決定するが、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素は、3GPPアクセス技術および非3GPPアクセス技術における端末の接続管理状態に基づいて、PDUセッションのデータパスにオフロードデバイスを挿入すると決定してもよい。
前述の例およびそれらの可能な実施態様では、オフロードデバイスは、オフロードデバイスが3GPPアクセス技術のN3インターフェースに挿入される、という方法で3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルに挿入され得る。オフロードデバイスは、オフロードデバイスが非3GPPアクセス技術のN3インターフェースに挿入される、という方法で非3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルに挿入され得る。
この部分では、セッション管理ネットワーク要素が、PDUセッションのデータフローの特性情報または別の要因に基づいてPDUセッションのデータパスにオフロードデバイスを挿入すると決定するとき、端末が3GPPアクセス技術でアイドル状態にあり、非3GPPアクセス技術で接続状態にあり、セッション管理ネットワーク要素が3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルにオフロードデバイスを挿入すると決定する、という場合があり得る。この場合、セッション管理ネットワーク要素は、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素に3GPPアクセス技術に関する情報をさらに送信し得る。3GPPアクセス技術に関する情報は、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素によって、端末に、3GPPアクセス技術のサービス要求プロセスを開始するよう通知するために使用される。
一例では、セッション管理ネットワーク要素は、端末に、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素を使用してPDUセッションのデータフローの伝送ポリシーをさらに通知し得る。伝送ポリシーはデータフローに関する情報を含み、または伝送ポリシーはデータフローおよびアクセス技術タイプに関する情報を含む。データフローに関する情報は、インターネットプロトコル(internet protocol、IP)5個組み情報、3個組み情報、アプリケーション情報などを含み得る。IP5個組み情報は、送信元IPアドレス、送信元ポート、宛先IPアドレス、宛先ポート、およびトランスポート層プロトコルを含む。3個組み情報は、IP5個組み情報中の少なくとも3つの情報を含む。アプリケーション情報は、データパケットが属するアプリケーションのタイプ、名前などを含む。
ステップ301で、端末のPDUセッションは少なくとも2つのPDUセッションを含み得る。端末のPDUセッションはターゲットPDUセッションを含み得る。端末のPDUセッションのデータフローがオフロードされる必要があると判断した後、セッション管理ネットワーク要素はターゲットPDUセッションをさらに決定し得る。これに対応して、この部分では、セッション管理ネットワーク要素がPDUセッションのデータパスにオフロードデバイスを挿入すると決定することは、セッション管理ネットワーク要素がターゲットPDUセッションのデータパスにオフロードデバイスを挿入すると決定すること、を含み得る。
さらに、この場合には、セッション管理ネットワーク要素は、端末に、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素を使用してターゲットPDUセッションのデータ伝送ポリシーをさらに通知し得る。伝送ポリシーは、ターゲットPDUセッションのデータフローに関する情報およびターゲットPDUセッションに関する情報を含む。ターゲットPDUセッションに関する情報は、ターゲットPDUセッションの識別子、PDUセッションのモード情報などを含み得る。
ステップ303:セッション管理ネットワーク要素がアクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素に指示情報を送信し、指示情報が、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素によって、指示情報に対応するアクセスネットワークデバイスにメッセージを送信するために使用され、メッセージが、アクセスネットワークデバイスとオフロードデバイスとの間のデータ伝送チャネルを確立するために使用され、指示情報が、3GPPアクセス技術に関する情報および/または非3GPPアクセス技術に関する情報を含む。
例えば、3GPPアクセス技術に関する情報は3GPPアクセス技術の識別子であり、非3GPPアクセス技術に関する情報は非3GPPアクセス技術の識別子であり得る。
1つの可能な実施態様では、指示情報は、新しく追加される指示情報であり、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素によって、指示情報に対応するアクセスネットワークデバイスにオフロードデバイスのユーザプレーン情報を送信するために使用される。オフロードデバイスのユーザプレーン情報は、アクセスネットワークデバイスとオフロードデバイスとの間のデータ伝送チャネルを確立するために使用される。
別の可能な実施態様では、セッション管理ネットワーク要素はアクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素に既存のメッセージを送信する。アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素は、メッセージをパースして、対応するアクセスネットワーク側デバイスにオフロードデバイスのユーザプレーン情報を送信すると決定する。例えば、このメッセージは以下の情報のうちの1つまたは複数を含み得る:コアネットワーク要素識別子(CN NF ID)、メッセージタイプ(Message type)(例えば、N1メッセージおよび/またはN2メッセージ)、メッセージコンテナ(Message Container)、セッション識別子(Session ID)、アクセスネットワークタイプ(AN Type)、ページング優先度指示(Paging Policy Indication)、割り振りおよび保持優先度(Allocation and Retention Priority、ARP)、ならびにN2セッション情報の有効位置エリア(Area of validity for the N2 SM information)。
ステップ304:アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素が指示情報に対応するアクセスネットワークデバイスにメッセージを送信し、メッセージが、アクセスネットワークデバイスとオフロードデバイスとの間のデータチャネルを確立するために使用される。
1つの可能な実施態様では、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素は、PDUセッションが多元接続PDUセッション(MA-PDU session)であると判断する。アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素は、アクセスネットワークデバイスとオフロードデバイスとの間のPDUセッション(N3インターフェース)を確立するために、受信指示情報に基づいて対応するアクセスネットワークデバイスに情報を送信する。
アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素は、複数の方法で、PDUセッションがMA PDUセッションであると判断する。これについては本明細書では限定されない。一例は以下のとおりである。
アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素は、PDUセッションの識別子情報に基づいて、PDUセッションが多元接続PDUセッションであると判断する。例えば、PDUセッションの確立中に、端末機器はネットワーク側にMA-PDU指示情報を送信し、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素は、MA-PDU指示情報を取得し、PDUセッションが多元接続PDUセッションであると判断する。別の例では、PDUセッションの確立中に、PDUセッションが複数のPDUセッション識別子(例えば、PDUセッション1/PDUセッション2)を含む場合、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素は、PDUセッションが多元接続PDUセッションであると判断する。
本実施形態では、端末のPDUセッションのデータフローがオフロードされる必要があると判断した後、セッション管理ネットワーク要素は、3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルおよび/または非3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルにオフロードデバイスを挿入すると決定し、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素に指示情報を送信することができる。これに対応して、指示情報を受信した後、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素は、アクセスネットワークデバイスとオフロードデバイスとの間のデータ伝送チャネルを確立するために、指示情報に対応するアクセスネットワークデバイスにメッセージを送信することができる。したがって、本実施形態の解決策によれば、データフローを効果的にオフロードするために、対応するデータ伝送チャネルにオフロードデバイスが挿入されることができ、それにより、オフロードデバイスの挿入によって生じる可能性のある冗長な処理プロセスを低減する。
本出願の実施形態で提供される解決策が、図3に示される方法に基づいて図4を参照して以下でさらに説明される。図4に示される方法では、図3に示される方法と同じかまたは類似した内容については、図3の詳細な説明を参照されたい。ここでは詳細は繰り返されない。本出願の実施形態の解決策の説明にはセッション管理ネットワーク要素がSMFであり、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素がAMFである例が使用されている。図4に示される方法はステップ401からステップ407を含む。ステップ405およびステップ406は任意選択の部分であり、ステップ405とステップ406の一方が選択および実行されるか、ステップ405とステップ406の両方が実行される。
ステップ401:SMFが、端末のPDUセッションのデータフローがオフロードされる必要があると判断し、PDUセッションが3GPPアクセス技術および非3GPPアクセス技術を使用して確立される。
ステップ401は図3のステップ301と同様であり、ステップ301の詳細な説明に対して参照され得る。ここでは詳細は繰り返されない。
ステップ402:SMFが、PDUセッションのデータパスにオフロードデバイスを挿入すると決定し、PDUセッションのデータパスが、3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルおよび/または非3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルを含む。
ステップ402は図3のステップ302と同様であり、ステップ302の詳細な説明に対して参照され得る。ここでは詳細は繰り返されない。
ステップ403:SMFと、オフロードデバイスと、UPF(アンカ1)と、UPF(アンカ2)との間のユーザプレーンデータ伝送チャネルを確立し、ユーザプレーンデータ伝送チャネルを修正する。
具体的には、一態様では、SMFは、オフロードデバイスに、UPF(アンカ1)のアドレス情報および/またはUPF(アンカ2)のアドレス情報を通知し、UPF(アンカ1)および/またはUPF(アンカ2)に、オフロードデバイスのアドレス情報を通知する。別の態様では、SMFは、アクセスネットワークデバイスに、オフロードデバイスによってオフロードされたアップリンクデータフローを送信するための宛先アドレス情報、例えばトンネル情報を送信してもよく、SMFは、オフロードデバイスに、ダウンリンクデータフローのアクセスネットワークデバイスの宛先アドレス情報を送信する。このプロセスにより、PDUセッションのデータ伝送チャネルは、データ伝送を実施するために完全に更新される。
ステップ404:SMFがAMFに指示情報を送信し、指示情報が、3GPPアクセス技術に関する情報および/または非3GPPアクセス技術に関する情報を含む。
ステップ404は図3のステップ303と同様であり、ステップ303の詳細な説明に対して参照され得る。ここでは詳細は繰り返されない。
指示情報が3GPPアクセス技術に関する情報のみを含む場合、ステップ405が行われるか、または指示情報が非3GPPアクセス技術に関する情報のみを含む場合、ステップ406が行われるか、または指示情報が、3GPPアクセス技術に関する情報および非3GPPアクセス技術に関する情報を含む場合、ステップ405およびステップ406が行われる。
ステップ405:AMFが3GPPアクセスネットワーク側デバイスにメッセージを送信し、メッセージが、3GPPアクセスネットワーク側デバイスとオフロードデバイスとの間のデータ伝送チャネルを確立するために使用される。
3GPPアクセスネットワーク側デバイスは、3GPPアクセス技術に関する情報に対応するアクセスネットワークデバイスである。
ステップ406:AMFが非3GPPアクセスネットワーク側デバイスにメッセージを送信し、メッセージが、非3GPPアクセスネットワーク側デバイスとオフロードデバイスとの間のデータ伝送チャネルを確立するために使用される。
非3GPPアクセスネットワーク側デバイスは、非3GPPアクセス技術に関する情報に対応するアクセスネットワークデバイスである。
ステップ407:3GPPアクセス技術および/または非3GPPアクセス技術で、オフロードデバイスと指示情報に対応するアクセスネットワークデバイスとの間で、PDUセッションにおけるユーザプレーンデータ伝送チャネルを確立し、UPF(アンカ1)と指示情報に対応するアクセスネットワークデバイスとの間および/またはUPF(アンカ2)と指示情報に対応するアクセスネットワークデバイスとの間のユーザプレーンデータ伝送チャネルを修正する。
UPF(アンカ1)は図2Bまたは図2DのUPF2であってもよく、UPF(アンカ2)は図2Cまたは図2DのUPF3であってもよい。
図4に示される方法に基づき、可能な場合には、SMFエンティティは、オフロードデバイスが挿入されるべきN3インターフェースを決定する。例えば、SMFエンティティは、3GPPアクセスネットワークまたは非3GPPアクセスネットワークにオフロードデバイスを挿入すると決定する。さらに、同じアクセスネットワークにおいて、SMFエンティティは、そのためにオフロードデバイスが挿入されるべきPDUセッションを決定し、端末に、オフロードデバイスに適用される伝送ポリシーを通知し得るので、端末は、対応するアクセスネットワークまたはPDUセッションを使用してDNと通信することができる。
本出願の実施形態で提供される解決策が、図4に示される方法に基づいて図5を参照して以下でさらに説明される。図5に示される方法はステップ501からステップ509を含む。ステップ501は図4のステップ401と同じかまたは同様であり、ステップ503からステップ508は、それぞれ、図4のステップ402からステップ407と同じかまたは同様である。関連する内容については、図4の詳細な説明を参照されたい。ここでは詳細は繰り返されない。
図5に示される方法と図4に示される方法との違いは、図5に示される方法がステップ502およびステップ509をさらに含む点にある。
ステップ502:SMFが端末にAMFを使用してPDUセッションのデータフローの伝送ポリシーを通知し、伝送ポリシーはデータフローおよびアクセス技術タイプに関する情報を含む。
ステップ509:端末が、伝送ポリシーに基づいて、アクセス技術タイプに対応するアクセスネットワークデバイスにアップリンクデータパケットを送信する。
図2Aに示されるネットワークアーキテクチャでは、端末によって非3GPPアクセスネットワークおよび3GPPアクセスネットワークを使用して確立されたDNへの接続が同じセッションに属するとき、端末は、3GPPアクセスネットワークでアイドル状態にあり、非3GPPアクセスネットワークで接続状態にあり、SMFエンティティが3GPPアクセスネットワークとUPFエンティティとの間のN3インターフェースにオフロードデバイスを挿入すると決定した場合、SMFエンティティは、3GPPアクセスネットワークとUPFエンティティとの間にオフロードデバイスを挿入するために、端末に、非3GPPアクセスネットワークを使用してサービス要求プロセスを開始して、3GPPアクセスネットワークでの端末の接続を復元するよう通知し得る。
これに基づき、本出願の実施形態は、別のデータ伝送チャネル処理方法と、その方法に基づくものであるアクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素、セッション管理ネットワーク要素、ユーザプレーンネットワーク要素、端末、ならびにシステムとを提供する。本方法は、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素が、3GPPアクセス技術における端末の接続管理状態がアイドル状態であり、非3GPPアクセス技術における端末の接続管理状態が接続状態であると判断するステップと、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素が、非3GPPアクセス技術を使用して端末に通知メッセージを送信するステップであって、通知メッセージが端末に3GPPアクセス技術のサービス要求プロセスを開始するよう通知するために使用される、ステップと、を含む。
本出願の実施形態の解決策によれば、アイドル状態のPDUセッションのためのオフロードデバイスの挿入によって生じる冗長なシグナリング動作は低減されることができる。
本処理方法は図6を参照して以下で説明される。図6に示される方法は、ステップ601からステップ605を含み、ステップ601からステップ603は任意選択の部分である。
ステップ601:セッション管理ネットワーク要素が、端末のPDUセッションのデータフローがオフロードされる必要があると判断し、PDUセッションが3GPPアクセス技術および非3GPPアクセス技術を使用して確立される。
ステップ601は図3のステップ301と同じかまたは同様であり、ステップ301の詳細な説明に対して参照され得る。ここでは詳細は繰り返されない。
ステップ602:セッション管理ネットワーク要素がPDUセッションのデータパスにオフロードデバイスを挿入すると決定し、PDUセッションのデータパスが3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルを含む。
ステップ602は、図3のステップ302でセッション管理ネットワーク要素が3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルにオフロードデバイスを挿入すると決定する実施プロセスと同様であり、ステップ302の詳細な説明に対して参照され得る。ここでは詳細は繰り返されない。
ステップ603:アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素が、セッション管理ネットワーク要素から3GPPアクセス技術に関する情報を受信する。
ステップ604:アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素が、3GPPアクセス技術における端末の接続管理状態がアイドル状態であり、非3GPPアクセス技術における端末の接続管理状態が接続状態であると判断する。
ステップ605:アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素が、非3GPPアクセス技術を使用して端末に通知メッセージを送信し、通知メッセージが端末に3GPPアクセス技術のサービス要求プロセスを開始するよう通知するために使用される。
一例では、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素はタイマをさらに開始してもよく、タイマが満了し、かつアクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素が端末のサービス要求メッセージを受信しない場合、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素は3GPPアクセス技術を使用して端末にページングメッセージを送信する。タイマの持続時間は、端末のためのダウンリンクデータパケットのサービス品質情報に基づいて決定され得る。例えば、タイマの持続時間は、データフローの割り振りおよび保持優先度(allocation/retention priority、ARP)またはサービス品質(quality of service、QoS)情報内のQoSクラス識別子(QoS class identifier、QCI)に基づいて決定される。具体的には、あるデータフローが相対的に高い優先度を有するか、または優先的に処理される必要があるか、またはより高い信頼度で伝送される必要があるか、などの場合、これらのデータフローのタイマの持続時間は比較的短時間に設定され得る。これに反して、タイマの持続時間は比較的長時間に設定されてもよい。
本出願の実施形態で提供される解決策が、図6に示される方法に基づいて図7を参照して以下でさらに説明される。図7に示される方法では、図6に示される方法と同じかまたは類似した内容については、図6の詳細な説明を参照されたい。ここでは詳細は繰り返されない。本出願の実施形態の解決策の説明にはセッション管理ネットワーク要素がSMFであり、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素がAMFである例が使用されている。図7に示される方法はステップ701からステップ709を含む。ステップ707およびステップ708は任意選択の部分であり、ステップ707とステップ708の一方が選択および実行される。
ステップ701:端末が、3GPPアクセス技術と非3GPPアクセス技術の両方に登録する。
ステップ702:SMFが、端末のPDUセッションのデータフローがオフロードされる必要があると判断し、PDUセッションが3GPPアクセス技術および非3GPPアクセス技術を使用して確立される。
ステップ702は図3のステップ301と同様であり、ステップ301の詳細な説明に対して参照され得る。ここでは詳細は繰り返されない。
ステップ703:SMFが、3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルを含むPDUセッションのデータパスにオフロードデバイスを挿入すると決定する。
ステップ703は、図3のステップ302でセッション管理ネットワーク要素が3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルにオフロードデバイスを挿入すると決定する実施プロセスと同様であり、ステップ302の詳細な説明に対して参照され得る。ここでは詳細は繰り返されない。
ステップ704:SMFがAMFに3GPPアクセス技術に関する情報を送信する。
ステップ705:AMFが、3GPPアクセス技術における端末の接続管理状態がアイドル状態であり、非3GPPアクセス技術における端末の接続管理状態が接続状態であると判断し、次いで、非3GPPアクセス技術を使用して端末に通知メッセージを送信し、通知メッセージが端末に3GPPアクセス技術のサービス要求プロセスを開始するよう通知するために使用される。
ステップ706:AMFがタイマを開始する。
タイマの持続時間は、端末のためのダウンリンクデータパケットのサービス品質情報に基づいて決定され得る。
ステップ707:タイマが満了し、かつAMFが端末のサービス要求メッセージを受信しない場合、AMFが3GPPアクセス技術を使用して端末にページングメッセージを送信する。
ステップ708:端末が3GPPアクセス技術を使用してネットワーク側へのサービス要求プロセスを開始する。
ステップ709:ネットワーク側が3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルにオフロードデバイスを挿入する。
以上では本出願の実施形態で提供される解決策が、主に異なるネットワーク要素間のインタラクションの視点から説明されている。前述の機能を実施するために、セッション管理ネットワーク要素、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素、ユーザプレーンネットワーク要素、および端末は、それらの機能を実施するための対応するハードウェア構造および/またはソフトウェアモジュールを含むことが理解されよう。本出願で開示される実施形態に記載されているユニットおよびアルゴリズムステップに関して、本出願の実施形態が、ハードウェアまたはハードウェアとコンピュータソフトウェアの組み合わせの形で実施されることができる。機能が果たされるのがハードウェアによってかそれともコンピュータソフトウェアによって駆動されるハードウェアによってかは、技術解決策の個々の用途および設計上の制約条件に依存する。当業者は、個々の用途ごとに様々な方法を使用して記載の機能を実施し得るが、それらの実施態様は本出願の実施形態の技術的解決策の範囲を超えると見なされるべきではない。
本出願の実施形態では、セッション管理ネットワーク要素、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素、および端末などの機能ユニットが、方法における前述の例に従った分割によって得られてもよく、例えば、機能ユニットが各対応する機能に基づく分割によって得られてもよく、または2つ以上の機能が1つの処理部に統合されていてもよい。統合ユニットはハードウェアの形態で実施されてもよく、ソフトウェア機能部の形態で実施されてもよい。本出願の実施形態では、ユニット分割は一例であり、論理的機能分割にすぎないことに留意されたい。実際の実施に際しては別の分割もあり得る。
統合ユニットが使用される場合、図8が本出願の一実施形態による装置の可能な一例のブロック図である。装置800はソフトウェアの形態で存在し得るか、またはセッション管理ネットワーク要素もしくはセッション管理ネットワーク要素内のチップであり得る。図8は、本出願の実施形態における装置の可能な概略的ブロック図である。装置800は、処理部802と、通信部803とを含む。処理部802は、本装置の動作を制御および管理するように構成される。例えば、処理部802は、図3のプロセス301、302、および303、図4のプロセス401から404およびプロセス407、図5のプロセス501から505およびプロセス508、図6のプロセス601から603、図7のプロセス701から704およびプロセス709、ならびに/または本明細書に記載される技術に使用される別のプロセスを行う際に本装置をサポートするように構成される。通信部803は、本装置とアクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素またはユーザプレーンネットワーク要素との間の通信をサポートするように構成される。本装置は、本装置のプログラムコードおよびデータを格納するように構成された、記憶部801をさらに含み得る。
具体的には、処理部は、端末のパケットデータユニットPDUセッションのデータフローがオフロードされる必要があると判断し、PDUセッションが、第3世代パートナーシッププロジェクト3GPPアクセス技術および非3GPPアクセス技術を使用して確立され、PDUセッションのデータパスにオフロードデバイスを挿入すると決定し、PDUセッションのデータパスが、3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルおよび/または非3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルを含む、ように構成される。
1つの可能な実施態様では、処理部は、
端末が3GPPアクセス技術で接続状態にあり、非3GPPアクセス技術でアイドル状態にある場合、3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルにオフロードデバイスを挿入すると決定するか、または
端末が3GPPアクセス技術でアイドル状態にあり、非3GPPアクセス技術で接続状態にある場合、非3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルにオフロードデバイスを挿入すると決定するか、または
端末が3GPPアクセス技術と非3GPPアクセス技術の両方で接続状態にある場合、3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルと非3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルの両方にオフロードデバイスを挿入すると決定する、
ように特に構成される。
1つの可能な実施態様では、処理部は、PDUセッションのデータフローの特性情報に基づいて、PDUセッションのデータパスにオフロードデバイスを挿入すると決定するように特に構成される。
1つの可能な実施態様では、データフローの特性情報はアクセス技術タイプを含み、処理部は、アクセス技術タイプが3GPPアクセス技術の場合、3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルにオフロードデバイスを挿入すると決定するか、もしくはアクセス技術タイプが非3GPPアクセス技術の場合、非3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルにオフロードデバイスを挿入すると決定するか、もしくはアクセス技術タイプが3GPPアクセス技術および非3GPPアクセス技術を含む場合、3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルと非3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルの両方にオフロードデバイスを挿入すると決定するように特に構成され、または
データフローの特性情報はアクセス技術タイプを含まず、処理部は、3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルと非3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルの両方にオフロードデバイスを挿入すると決定する、ように特に構成される。
1つの可能な実施態様では、通信部は、端末に、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素を使用してPDUセッションのデータフローの伝送ポリシーを通知し、伝送ポリシーがデータフローおよびアクセス技術タイプに関する情報を含む、ように構成される。
1つの可能な実施態様では、通信部は、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素に指示情報を送信し、指示情報が、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素によって、指示情報に対応するアクセスネットワークデバイスにメッセージを送信するために使用され、メッセージが、アクセスネットワークデバイスとオフロードデバイスとの間のデータ伝送チャネルを確立するために使用され、指示情報が、3GPPアクセス技術に関する情報および/または非3GPPアクセス技術に関する情報を含む、ように構成される。
1つの可能な実施態様では、PDUセッションはターゲットPDUセッションを含み、処理部は、端末のPDUセッションのデータフローがオフロードされる必要があると判断した後、ターゲットPDUセッションを決定する、ようにさらに構成され、処理部は、ターゲットPDUセッションのデータパスにオフロードデバイスを挿入すると決定するよう特に構成される。
1つの可能な実施態様では、通信部は、端末に、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素を使用してターゲットPDUセッションのデータフローの伝送ポリシーを通知し、伝送ポリシーがデータフローに関する情報およびターゲットPDUセッションに関する情報を含む、ように構成される。
1つの可能な実施態様では、端末は、3GPPアクセス技術でアイドル状態にあり、非3GPPアクセス技術で接続状態にあり、処理部は、3GPPアクセス技術のデータ伝送チャネルにオフロードデバイスを挿入すると決定し、通信部は、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素に3GPPアクセス技術に関する情報を送信し、3GPPアクセス技術に関する情報がアクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素によって、端末に、3GPPアクセス技術のサービス要求プロセスを開始するよう通知するために使用される、ように構成される。
処理部802は、プロセッサまたはコントローラ、例えば、中央処理装置(Central Processing Unit、CPU)、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor、DSP)、特定用途向け集積回路(Application-Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)もしくは別のプログラマブルロジックデバイス、トランジスタロジックデバイス、ハードウェアコンポーネント、またはそれらの任意の組み合わせであり得る。処理部802は、本出願で開示される内容に関して記載される様々な例示的な論理ブロック、ユニット、および回路を実施または実行し得る。あるいは、プロセッサは、計算処理機能を実施するプロセッサの組み合わせ、例えば、1つまたは複数のマイクロプロセッサの組み合わせや、DSPとマイクロプロセッサの組み合わせであってもよい。通信部803は通信インターフェースであってもよく、通信インターフェースは一般名である。具体的な実施に際して、通信インターフェースは複数のインターフェースを含んでいてもよく、例えば、SMFとUPFとの間のN4インターフェース、SMFとAMFとの間のN11インターフェース、および/または別のインターフェースを含み得る。記憶部801はメモリであり得る。
処理部802がプロセッサであり、通信部803が通信インターフェースであり、記憶部801がメモリである場合、本出願の本実施形態の装置800は図9に示される装置900であり得る。
図9を参照すると、装置900は、プロセッサ902と、通信インターフェース903と、メモリ901とを含む。任意選択で、装置900は、バス904をさらに含んでいてもよい。通信インターフェース903と、プロセッサ902と、メモリ901とは、バス904を使用して相互に接続され得る。バス904は、周辺装置相互接続(Peripheral Component Interconnect、略称PCI)バス、拡張業界標準アーキテクチャ(Extended Industry Standard Architecture、略称EISA)などであり得る。バス904は、アドレスバス、データバス、制御バスなどに分類され得る。表現を容易にするために、図9ではバス904を表すために1本の太線のみが使用されているが、これはただ1つのバスまたは1種類のバスしかないことを意味するものではない。
図8および図9に示される装置は、セッション管理ネットワーク要素、例えば、図2Aから図2FのSMFであり得る。
統合ユニットが使用される場合、図10が本出願の一実施形態による別の装置の可能な一例のブロック図である。装置1000は、ソフトウェアの形態で存在し得るか、またはアクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素またはアクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素内のチップであり得る。図10は、本出願の実施形態における装置1000の可能な概略的ブロック図である。装置1000は、処理部1002と、通信部1003とを含む。処理部1002は、本装置の動作を制御および管理するように構成される。例えば、処理部1002は、図3のプロセス304、図4のプロセス405、406、および407、図5のプロセス502、506、507、および508、図6のプロセス604および605、図7のプロセス701および705から708、ならびに/または本明細書の技術に使用される別のプロセスを行う際に本装置をサポートするように構成される。通信部1003は、本装置と、セッション管理ネットワーク要素、3GPPアクセスネットワークまたは非3GPPアクセスネットワークとの間の通信をサポートするように構成される。本装置は、装置1000のプログラムコードおよびデータを格納するように構成された、記憶部1001をさらに含み得る。
処理部1002は、プロセッサまたはコントローラ、例えば、CPU、汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGAもしくは別のプログラマブルロジックデバイス、トランジスタロジックデバイス、ハードウェアコンポーネント、またはそれらの任意の組み合わせであり得る。処理部1002は、本出願で開示される内容に関して記載される様々な例示的な論理ブロック、ユニット、および回路を実施または実行し得る。あるいは、プロセッサは、計算処理機能を実施するプロセッサの組み合わせ、例えば、1つまたは複数のマイクロプロセッサの組み合わせや、DSPとマイクロプロセッサの組み合わせであってもよい。通信部1003は通信インターフェースであってもよく、通信インターフェースは一般名である。具体的な実施に際して、通信インターフェースは複数のインターフェースを含んでいてもよく、例えば、AMFとSMFとの間のN11インターフェース、AMFとN3IWFとの間のN2インターフェース、AMFと3GPPアクセスネットワークとの間のN2インターフェース、および/または別のインターフェースを含み得る。記憶部1001はメモリであり得る。
処理部1002がプロセッサであり、通信部1003が通信インターフェースであり、記憶部1001がメモリである場合、本出願の本実施形態の装置は図11に示される装置であり得る。
図11を参照すると、装置1100は、プロセッサ1102と、通信インターフェース1103と、メモリ1101とを含む。任意選択で、装置1100は、バス1104をさらに含んでいてもよい。通信インターフェース1103と、プロセッサ1102と、メモリ1101とは、バス1104を使用して相互に接続され得る。バス1104は、PCIバス、EISAバスなどであり得る。バス1104は、アドレスバス、データバス、制御バスなどに分類され得る。表現を容易にするために、図11ではバス1104を表すために1本の太線のみが使用されているが、これはただ1つのバスまたは1種類のバスしかないことを意味するものではない。
図10および図11に示される装置は、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素、例えば、図2Aから図2FのAMFであり得る。
1つの可能な実施態様では、通信部は、セッション管理ネットワーク要素によって送信された指示情報を受信し、指示情報に基づいて、非3GPPアクセスネットワーク側デバイスおよび/または3GPPアクセスネットワーク側デバイスにオフロードデバイスのユーザプレーン情報を送信する、ように構成される。
1つの可能な実施態様では、処理部は、3GPPアクセス技術における端末の接続管理状態および/または非3GPPアクセス技術における端末の接続管理状態を判断するように構成される。通信部は、指示情報と、3GPPアクセス技術における端末の接続管理状態および/または非3GPPアクセス技術における端末の接続管理状態とに基づいて、非3GPPアクセスネットワーク側デバイスおよび/または3GPPアクセスネットワーク側デバイスにオフロードデバイスのユーザプレーン情報を送信するように構成される。
1つの可能な実施態様では、指示情報は、3GPPアクセス技術に関する情報および/または非3GPPアクセス技術に関する情報を含む。通信部は、指示情報に対応する非3GPPアクセスネットワーク側デバイスおよび/または3GPPアクセスネットワーク側デバイスにオフロードデバイスのユーザプレーン情報を送信するように構成される。
1つの可能な実施態様では、指示情報は、3GPPアクセス技術に関する情報および非3GPPアクセス技術に関する情報を含む。処理部が、3GPPアクセス技術における端末の接続管理状態がアイドル状態であると判断した場合、通信部は、非3GPPアクセスネットワーク側デバイスにオフロードデバイスのユーザプレーン情報を送信し、オフロードデバイスのユーザプレーン情報が、非3GPPアクセスネットワーク側デバイスとオフロードデバイスとの間のデータ伝送チャネルを確立するために使用される、ように構成される。
1つの可能な実施態様では、指示情報は、3GPPアクセス技術に関する情報および非3GPPアクセス技術に関する情報を含む。処理部が、非3GPPアクセス技術における端末の接続管理状態がアイドル状態であると判断した場合、通信部は、3GPPアクセスネットワーク側デバイスにオフロードデバイスのユーザプレーン情報を送信し、オフロードデバイスのユーザプレーン情報が、3GPPアクセスネットワーク側デバイスとオフロードデバイスとの間のデータ伝送チャネルを確立するために使用される、ように構成される。
別の態様によれば、プロセッサは、メモリに格納されたコンピュータ命令に基づいて、
セッション管理ネットワーク要素によって送信された指示情報を受信する動作と、指示情報に基づいて、非3GPPアクセスネットワーク側デバイスおよび/または3GPPアクセスネットワーク側デバイスにオフロードデバイスのユーザプレーン情報を送信する動作と
を行う。
1つの可能な実施態様では、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素は、3GPPアクセス技術における端末の接続管理状態および/または非3GPPアクセス技術における端末の接続管理状態を判断し、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素が、指示情報に基づいて、非3GPPアクセスネットワーク側デバイスおよび/または3GPPアクセスネットワーク側デバイスにオフロードデバイスのユーザプレーン情報を送信するステップは、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素が、指示情報と、3GPPアクセス技術における端末の接続管理状態および/または非3GPPアクセス技術における端末の接続管理状態とに基づいて、非3GPPアクセスネットワーク側デバイスおよび/または3GPPアクセスネットワーク側デバイスにオフロードデバイスのユーザプレーン情報を送信するステップ、を含む。
1つの可能な実施態様では、指示情報は、3GPPアクセス技術に関する情報および/または非3GPPアクセス技術に関する情報を含み、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素が、指示情報に基づいて、非3GPPアクセスネットワーク側デバイスおよび/または3GPPアクセスネットワーク側デバイスにオフロードデバイスのユーザプレーン情報を送信するステップは、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素が、指示情報に対応する非3GPPアクセスネットワーク側デバイスおよび/または3GPPアクセスネットワーク側デバイスにオフロードデバイスのユーザプレーン情報を送信するステップ、を含む。
1つの可能な実施態様では、指示情報は、3GPPアクセス技術に関する情報および非3GPPアクセス技術に関する情報を含み、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素が、指示情報と、3GPPアクセス技術における端末の接続管理状態および/または非3GPPアクセス技術における端末の接続管理状態とに基づいて、非3GPPアクセスネットワーク側デバイスおよび/または3GPPアクセスネットワーク側デバイスにオフロードデバイスのユーザプレーン情報を送信するステップは、3GPPアクセス技術における端末の接続管理状態がアイドル状態である場合、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素が、非3GPPアクセスネットワーク側デバイスにオフロードデバイスのユーザプレーン情報を送信するステップであって、オフロードデバイスのユーザプレーン情報が、非3GPPアクセスネットワーク側デバイスとオフロードデバイスとの間のデータ伝送チャネルを確立するために使用される、ステップ、を含む。
1つの可能な実施態様では、指示情報は、3GPPアクセス技術に関する情報および非3GPPアクセス技術に関する情報を含み、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素が、指示情報と、3GPPアクセス技術における端末の接続管理状態および/または非3GPPアクセス技術における端末の接続管理状態とに基づいて、非3GPPアクセスネットワーク側デバイスおよび/または3GPPアクセスネットワーク側デバイスにオフロードデバイスのユーザプレーン情報を送信するステップは、非3GPPアクセス技術における端末の接続管理状態がアイドル状態である場合、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素が、3GPPアクセスネットワーク側デバイスにオフロードデバイスのユーザプレーン情報を送信するステップであって、オフロードデバイスのユーザプレーン情報が、3GPPアクセスネットワーク側デバイスとオフロードデバイスとの間のデータ伝送チャネルを確立するために使用される、ステップ、を含む。
本出願の様々な実施形態においては、理解を容易にするために、複数の例が説明に使用されている。しかしながら、これらの例は単なる例であり、これらの例が本出願を実施するための最適な実施態様であることを意味するものではない。
本出願の様々な実施形態においては、説明を容易にするために、要求メッセージ、応答メッセージ、および他の様々なメッセージ名が使用されている。しかしながら、これらのメッセージは、搬送される必要がある内容または実施される必要がある機能を説明するために例として使用されているにすぎず、メッセージの特定の名前は本出願を限定するためのものではなく、例えば、メッセージは、第1のメッセージ、第2のメッセージ、または第3のメッセージであり得る。これらのメッセージは、いくつかの特定のメッセージであり得るか、またはメッセージ内のいくつかのフィールドであり得る。これらのメッセージは、様々なサービス動作をさらに表し得る。
本出願の実施形態で開示される内容と組み合わせて説明されている方法またはアルゴリズムステップは、ハードウェアによって実現され得るか、またはプロセッサがソフトウェア命令を実行することによって実現され得る。ソフトウェア命令は対応するソフトウェアモジュールを含み得る。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、フラッシュメモリ、読取り専用メモリ(Read Only Memory、ROM)、消去書込み可能読取り専用メモリ(Erasable Programmable ROM、EPROM)、電気的消去書込み可能読取り専用メモリ(Electrically EPROM、EEPROM)、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルハードディスク、コンパクトディスク読取り専用メモリ(CD-ROM)、または当分野で周知の任意の他の形態の記憶媒体に格納され得る。例えば、記憶媒体はプロセッサに接続されるので、プロセッサは記憶媒体から情報を読み取りまたは記憶媒体に情報を書き込むことができる。当然ながら、記憶媒体はプロセッサの構成要素であり得る。プロセッサおよび記憶媒体はASIC内に位置され得る。加えて、ASICは、セッション管理ネットワーク要素、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素、または端末にも位置され得る。当然ながら、プロセッサおよび記憶媒体はまた、セッション管理ネットワーク要素、アクセスおよびモビリティ管理ネットワーク要素、または端末に個別の構成要素として存在していてもよい。
前述の1つまたは複数の例において、本出願の実施形態に記載されている機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせによって実施され得ることを当業者は理解するはずである。本発明がソフトウェアによって実施される場合には、それらの機能は、コンピュータ可読媒体に格納されるか、またはコンピュータ可読媒体において1つもしくは複数の命令もしくはコードとして伝送され得る。コンピュータ可読媒体はコンピュータ記憶媒体および通信媒体を含み、通信媒体は、コンピュータプログラムがある場所から別の場所へ伝送されることを可能にする任意の媒体を含む。記憶媒体は汎用または専用のコンピュータからアクセス可能な任意の利用可能な媒体であり得る。
以上の具体的な実施態様においては、本出願の実施形態の目的、技術的解決策、および有益な効果が詳細にさらに説明されている。以上の説明は本出願の実施形態の具体的な実施態様にすぎず、本出願の実施形態の保護範囲を限定するためのものではないことを理解されたい。本出願の実施形態の技術的解決策に基づいてなされるあらゆる改変、等価の置換、改善は、本出願の実施形態の保護範囲内に含まれるものとする。