JP6968248B1 - 画像解析通報システム、画解析通報プログラム及び画像解析通報方法 - Google Patents
画像解析通報システム、画解析通報プログラム及び画像解析通報方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6968248B1 JP6968248B1 JP2020172049A JP2020172049A JP6968248B1 JP 6968248 B1 JP6968248 B1 JP 6968248B1 JP 2020172049 A JP2020172049 A JP 2020172049A JP 2020172049 A JP2020172049 A JP 2020172049A JP 6968248 B1 JP6968248 B1 JP 6968248B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- detected
- person
- image
- regarded
- sensed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Alarm Systems (AREA)
- Image Analysis (AREA)
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
- Burglar Alarm Systems (AREA)
Abstract
Description
本発明に係る画像解析通報システムは、図1に示すように、カメラCで撮影した画像を解析し、該画像から通報対象事象を検出したときに外部装置Tへ通報を行う画像解析通報システム1である。
検出処理部3は、画像取込部2で取り込んだ画像(動画像又は静止画像)から検出対象物を検出し該検出した検出対象物に基づいて通報対象事象を検出するために設けられている。また、図1中の7は露光制御部7であり、画像取込部2から検出処理部3へ送られた画像の露光を制御してコントラストを高め、検出処理部3における検出精度の向上に貢献する。
誤報抑制処理部4は、検出処理部3で検出した通報対象事象を、画像が撮影された空間(撮影場所における背景、構造物、施設備品、路面や床面等を含む空間)を基準として被検出物と被検出人との関係が適切であるか否かを判断する空間軸比較手段4aと、上記画像からフレーム画像を複数取り出し、該取り出した各フレーム画像において被検出物と被検出人の関係が適切か否かを判断する時間軸比較手段4bを用い、当該両比較手段4a,4bによる判断に基づいて、検出処理部3にて検出された通報対象事象(被検出物と被検出人の組み合わせによる事象)が真であるか否かの判断を行うことにより、シンプル且つ確実に通報対象事象について誤報を抑制しつつ通報を行うことができる。
空間軸比較手段4aは、検出処理部3、すなわち物検出部3a及び人検出部3bからの被検出物及び被検出人の「位置」「大きさ」をはじめ「分類」や「信頼度」に関するデータを受けて、これらのデータを比較し、事前に定めた条件内であるか否かを確認し、検出処理部3で得た通報対象事象が真であるか否かを判断する。また、上記の「位置」、「大きさ」のデータから被検出物又は被検出人の重心を推定し、該重心に関するデータも比較要素とすることも実施に応じ任意である。このように重心データも比較要素にすると、より多面的な比較が可能となる。なお、「被検出物及び被検出人の重心」の具体例としては「被検出物領域及び被検出人領域の重心」又は「被検出物及び被検出人の推定実寸に基づいた重心」である。
〔条件例〕
・被検出人領域の位置から推定したカメラと被検出人との間の距離が適切な範囲内であること
・被検出人領域と被検出物領域が適切な範囲で重なっていること
・被検出人領域の大きさ及び被検出物領域の大きさが適切な範囲内であること
・被検出人領域及び被検出物領域は適切な縦横比(大きさ)であること
・被検出人の推定実寸及び被検出物の推定実寸は適切な高さと幅であること
・被検出物の重心は被検出物の想定使用範囲に含まれていること(極端に被検出人の頭の上や足の下にないこと)
・被検出人領域の大きさと被検出物領域の大きさの差が適切な範囲内であること(一方が他方よりも極端に小さく又は大きく検出されていないこと)
時間軸比較手段4bは、検出処理部3(物検出部3a及び人検出部3b)がフレーム画像ごとに検出した被検出物及び被検出人に関する「位置」「大きさ」をはじめ「分類」や「信頼度」のデータを比較し、事前に定めた条件内か否かを確認して、検出処理部3で検出された通報対象事象が真であるか否かを判断する。このように、既知のフレーム差分方式を用いずに、画像から検出したデータに基づき判断するため、被検出物の変形等に惑わされず、精度の高い判断を行うことができる。
〔条件例〕
・基準フレーム画像における被検出人領域の位置と、過去フレーム画像における被検出人領域の位置が想定内の距離的範囲であること。同様に、基準フレーム画像における被検出物領域の位置と、過去フレーム画像における被検出物領域の位置が想定内の距離的範囲であること(本条件例において、「想定内」な範囲はフレーム画像の間隔時間、被検出人、被検出物又は撮影場所等に応じて適宜調整する。)。
・基準フレーム画像における被検出人の分類と、過去フレーム画像における被検出人の分類が一致していること。同様に、基準フレーム画像における被検出物の分類と、過去フレーム画像における被検出物の分類が一致していること
・基準フレーム画像における被検出人領域の近傍に過去フレーム画像で別の分類の被検出人又は被検出物が検出されていないこと。同様に、基準フレーム画像における被検出物領域の近傍に過去フレーム画像で別の分類の被検出物又は被検出人が検出されていないこと。
図5において、過去フレーム画像1は基準フレーム画像よりも過去に撮影されたフレーム画像であり、過去フレーム画像2は過去フレーム画像1よりも過去に撮影されたフレーム画像である。図5に示すように、位置に関する条件内と判定する領域(以下、「条件内領域」という。)を、基準フレーム画像の検出物領域と検出人領域を元に、時間的に過去の過去フレーム画像における条件内領域ほど拡張して、つまり「過去フレーム画像1における条件内領域」<「過去フレーム画像2における条件内領域」として設定する。過去フレーム画像1や過去フレーム画像2において被検出物領域が条件内領域の中にあれば、基準フレーム画像における被検出物は過去の被検出物と近い位置にあり、被検出物について矛盾はなく誤報ではないと判断する。好ましくは、基準フレーム画像における被検出物と過去フレーム画像における被検出物の分類等の位置以外のデータが一致するかについても確認し判断精度を向上させることができる。
この比較方法は、被検出人領域と被検出物領域の位置関係について、基準フレーム画像における位置関係と、過去フレーム画像における位置関係とを比較する方法であり、基準フレーム画像における位置関係と過去フレーム画像における位置関係が全く同じか想定範囲内での変化であれば、矛盾せず、誤報ではないと判断する。
通報処理部5は、誤報抑制処理部4で「誤報ではない」と判断された通報対象事象を通信部9から通信ネットワークNを介して外部装置Tに送信することによって通報する。また本発明に係るシステムにおいては、上記した外部装置Tへの通報の他、通報処理部5から表示部8に通報対象事象を伝達し表示することによって通報することも実施に応じ任意である。ここで「通報対象事象」の通報として、例えば「ナイフ」と当該ナイフを「手に握っている人」という検出処理部3で検出した被検出物及び被検出人に関するデータをそのまま通報対象事象として通報してもいいし、上記「ナイフ」と当該ナイフを「手に握っている人」の組み合わせから「殺傷事件の予兆」というデータを通報対象事象として通報しても良い。
Claims (3)
- カメラで撮影した画像を解析し、該画像から通報対象事象を検出したときに外部装置へ通報を行う画像解析通報システムであって、上記カメラから画像を取り込む画像取込部と、該取り込んだ画像から通報対象事象を検出する検出処理部と、該検出処理部で検出された通報対象事象が真と見做すことができるか否かを判断する誤報抑制処理部と、該誤報抑制処理部において真と見做すことができると判断された通報対象事象について通報処理を行う通報処理部を備え、上記検出処理部は、物を検出する物検出部と、人を検出する人検出部とを有し、上記誤報抑制処理部は、上記画像が撮影された空間を基準として上記検出された物(以下、「被検出物」という。)及び上記検出された人(以下、「被検出人」という。)の位置に関するデータ並びに上記被検出物及び上記被検出人の大きさに関するデータが、事前に定めた、上記被検出物を上記被検出人の所持物と見做すことができるための条件内か否かを確認することにより、上記被検出物が上記被検出人の所持物と見做すことができるか否かを判断する空間軸比較手段と、上記画像からフレーム画像を複数取り出し、該取り出した各フレーム画像間の上記被検出物及び上記被検出人の位置に関するデータ並びに上記被検出物及び上記被検出人の大きさに関するデータが、事前に定めた、上記被検出物を上記被検出人の所持物と見做すことができるための条件内か否かを確認することにより、上記被検出物が上記被検出人の所持物と見做すことができるか否かを判断する時間軸比較手段を用い、当該両比較手段による、上記被検出物を上記被検出人の所持物と見做すことができるか否かの判断に基づいて上記検出された通報対象事象が真と見做すことができるか否かの判断を行うことを特徴とする画像解析通報システム。
- カメラから画像を取り込む画像取込ステップと、該取り込んだ画像から通報対象事象を検出する検出ステップと、該検出ステップで検出された通報対象事象が真と見做すことができるか否かを判断し誤報を抑制する誤報抑制ステップと、該誤報抑制ステップにおいて真と見做すことができると判断された通報対象事象について通報処理を行う通報ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムであって、上記検出ステップは、物を検出する物検出ステップと、人を検出する人検出ステップを有し、上記誤報抑制ステップは、上記画像が撮影された空間を基準として上記検出された物(以下、「被検出物」という。)及び上記検出された人(以下、「被検出人」という。)の位置に関するデータ並びに上記被検出物及び上記被検出人の大きさに関するデータが、事前に定めた、上記被検出物を上記被検出人の所持物と見做すことができるための条件内か否かを確認することにより、上記被検出物が上記被検出人の所持物と見做すことができるか否かを判断する空間軸比較ステップと、上記画像からフレーム画像を複数取り出し、該取り出した各フレーム画像間の上記被検出物及び上記被検出人の位置に関するデータ並びに上記被検出物及び上記被検出人の大きさに関するデータが、事前に定めた、上記被検出物を上記被検出人の所持物と見做すことができるための条件内か否かを確認することにより、上記被検出物が上記被検出人の所持物と見做すことができるか否かを判断する時間軸比較ステップを有し、当該両比較ステップによる、上記被検出物を上記被検出人の所持物と見做すことができるか否かの判断に基づいて上記検出された通報対象事象が真と見做すことができるか否かの判断を行うことを特徴とする画像解析通報プログラム。
- カメラで撮影した画像を解析し、該画像から通報対象事象を検出したときに外部装置へ通報を行う画像解析通報方法であって、上記カメラから画像を取り込む画像取込ステップと、該取り込んだ画像から通報対象事象を検出する検出ステップと、該検出ステップで検出された通報対象事象が真と見做すことができるか否かを判断し誤報を抑制する誤報抑制ステップと、該誤報抑制ステップにおいて真と見做すことができると判断された通報対象事象について通報処理を行う通報ステップを備え、上記検出ステップは、物を検出する物検出ステップと、人を検出する人検出ステップを有し、上記誤報抑制ステップは、上記画像が撮影された空間を基準として上記検出された物(以下、「被検出物」という。)及び上記検出された人(以下、「被検出人」という。)の位置に関するデータ並びに上記被検出物及び上記被検出人の大きさに関するデータが、事前に定めた、上記被検出物を上記被検出人の所持物と見做すことができるための条件内か否かを確認することにより、上記被検出物が上記被検出人の所持物として適切であるか否かを判断する空間軸比較ステップと、上記画像からフレーム画像を複数取り出し、該取り出した各フレーム画像間の上記被検出物及び上記被検出人の位置に関するデータ並びに上記被検出物及び上記被検出人の大きさに関するデータが、事前に定めた、上記被検出物を上記被検出人の所持物と見做すことができるための条件内か否かを確認することにより、上記被検出物が上記被検出人の所持物と見做すことができるか否かを判断する時間軸比較ステップを有し、当該両比較ステップによる、上記被検出物を上記被検出人の所持物と見做すことができるか否かの判断に基づいて上記検出された通報対象事象が真と見做すことができるか否かの判断を行うことを特徴とする画像解析通報方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020172049A JP6968248B1 (ja) | 2020-10-12 | 2020-10-12 | 画像解析通報システム、画解析通報プログラム及び画像解析通報方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020172049A JP6968248B1 (ja) | 2020-10-12 | 2020-10-12 | 画像解析通報システム、画解析通報プログラム及び画像解析通報方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6968248B1 true JP6968248B1 (ja) | 2021-11-17 |
JP2022063679A JP2022063679A (ja) | 2022-04-22 |
Family
ID=78509642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020172049A Active JP6968248B1 (ja) | 2020-10-12 | 2020-10-12 | 画像解析通報システム、画解析通報プログラム及び画像解析通報方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6968248B1 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015023459A (ja) * | 2013-07-19 | 2015-02-02 | 株式会社ニコン | 投影システム |
JP2018037075A (ja) * | 2016-08-29 | 2018-03-08 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 不審者通報システム及び不審者通報方法 |
-
2020
- 2020-10-12 JP JP2020172049A patent/JP6968248B1/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015023459A (ja) * | 2013-07-19 | 2015-02-02 | 株式会社ニコン | 投影システム |
JP2018037075A (ja) * | 2016-08-29 | 2018-03-08 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 不審者通報システム及び不審者通報方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2022063679A (ja) | 2022-04-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101850286B1 (ko) | 딥 러닝 기반 cctv용 영상 인식 방법 | |
KR102260120B1 (ko) | 딥러닝기반 행동인식장치 및 그 장치의 구동방법 | |
KR101215948B1 (ko) | 신체정보 및 얼굴인식에 기반한 감시 시스템의 영상정보 마스킹 방법 | |
US7542588B2 (en) | System and method for assuring high resolution imaging of distinctive characteristics of a moving object | |
US11270562B2 (en) | Video surveillance system and video surveillance method | |
KR101459024B1 (ko) | 시설물 감시용 보안 시스템 | |
CN109830078B (zh) | 适用于狭小空间的智能行为分析方法及智能行为分析设备 | |
US7295106B1 (en) | Systems and methods for classifying objects within a monitored zone using multiple surveillance devices | |
KR20160074208A (ko) | 비콘신호를 이용한 안전 서비스 제공 시스템 및 방법 | |
CN110197158B (zh) | 一种安保云系统及其应用 | |
KR20220000172A (ko) | 엣지 컴퓨팅 기반 보안 감시 서비스 제공 장치, 시스템 및 그 동작 방법 | |
KR102015959B1 (ko) | 사물 인터넷 카메라를 이용하는 딥러닝 기반의 지능형 방범 시스템 및 그의 처리 방법 | |
CN112132048A (zh) | 一种基于计算机视觉的社区巡更分析方法及系统 | |
KR102233679B1 (ko) | Ess 침입자 및 화재 감지 장치 및 방법 | |
JP2009194711A (ja) | 領域利用者管理システムおよびその管理方法 | |
JP6968248B1 (ja) | 画像解析通報システム、画解析通報プログラム及び画像解析通報方法 | |
CN111966126A (zh) | 无人机巡逻方法、装置及无人机 | |
KR20220000216A (ko) | 딥러닝 분산 처리 기반 지능형 보안 감시 서비스 제공 장치 | |
KR20130047131A (ko) | 이동형 단말기를 이용한 영상감시 방법 및 시스템 | |
KR101407394B1 (ko) | 방치물 및 도난물 탐지 시스템 | |
KR20230097854A (ko) | 발전소내 작업자의 위험행동 인지방법 및 시스템 | |
KR20230064095A (ko) | 딥러닝 기반 영상분석을 통한 이상행동 탐지 장치 및 방법 | |
KR20180000205A (ko) | 지능형 영상 분석 장치 및 방법 | |
KR20220000209A (ko) | 딥러닝 분산 처리 기반 지능형 보안 감시 장치의 동작 프로그램이 기록된 기록매체 | |
Law et al. | Smart Prison-Video Analysis for Human Action Detection |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201012 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20201012 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20201028 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201222 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210216 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210525 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210721 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211019 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211026 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6968248 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |