JP6966826B1 - 気球 - Google Patents

気球 Download PDF

Info

Publication number
JP6966826B1
JP6966826B1 JP2021150497A JP2021150497A JP6966826B1 JP 6966826 B1 JP6966826 B1 JP 6966826B1 JP 2021150497 A JP2021150497 A JP 2021150497A JP 2021150497 A JP2021150497 A JP 2021150497A JP 6966826 B1 JP6966826 B1 JP 6966826B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sphere
balloon
inner member
outer member
rigid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021150497A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6966826B6 (ja
JP2022079418A (ja
Inventor
圭介 岩谷
Original Assignee
株式会社岩谷技研
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社岩谷技研 filed Critical 株式会社岩谷技研
Priority to CN202111345591.2A priority Critical patent/CN114506440B/zh
Priority to US17/454,887 priority patent/US20220212771A1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP6966826B1 publication Critical patent/JP6966826B1/ja
Publication of JP6966826B6 publication Critical patent/JP6966826B6/ja
Publication of JP2022079418A publication Critical patent/JP2022079418A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B11/00Connecting constructional elements or machine parts by sticking or pressing them together, e.g. cold pressure welding
    • F16B11/006Connecting constructional elements or machine parts by sticking or pressing them together, e.g. cold pressure welding by gluing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64BLIGHTER-THAN AIR AIRCRAFT
    • B64B1/00Lighter-than-air aircraft
    • B64B1/40Balloons
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64BLIGHTER-THAN AIR AIRCRAFT
    • B64B1/00Lighter-than-air aircraft
    • B64B1/40Balloons
    • B64B1/42Construction or attachment of stabilising surfaces
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B2/00Friction-grip releasable fastenings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B33/00Features common to bolt and nut
    • F16B33/004Sealing; Insulation
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B45/00Hooks; Eyes
    • F16B45/002Eyes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B5/00Joining sheets or plates, e.g. panels, to one another or to strips or bars parallel to them
    • F16B5/02Joining sheets or plates, e.g. panels, to one another or to strips or bars parallel to them by means of fastening members using screw-thread
    • F16B5/0266Joining sheets or plates, e.g. panels, to one another or to strips or bars parallel to them by means of fastening members using screw-thread using springs

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)
  • Toys (AREA)

Abstract

【課題】球皮に対し球皮を補強する部材を容易に着脱可能とする手段を提供する。【解決手段】内側部材121と外側部材123は、プラスチック、軽金属等の素材でできた円盤形状の部材であり、気球の球皮11を挟み込んだ状態でボルト125とナット126の締め付けにより、球皮11に取り付けられている。内側部材121の球皮11に接する面上にはドーナツ形状のパッキン122が、また、外側部材123の球皮11に接する面上にはドーナツ形状のパッキン124が配置されており、それらのパッキンがボルト125とナット126の締め付けに伴い球皮11に押しつけられて密着し、球皮11に開けられたボルト125を通すための孔H2から外へ漏れ出ようとする気体が封止される。【選択図】図2

Description

本発明は気球に関する。
気球の飛翔能力の向上の観点からは、球皮は可能な限り軽量であることが望ましい。一般的に、球皮を軽量にする程、球皮の強度は低下する。
球皮の強度を補強する技術として、例えば特許文献1には、球皮の天頂部にリング状又は円盤状の剛性体を配置し、その剛性体に球皮及びロードテープを取り付けた構造の気球が記載されている。
特許文献1に記載の気球によれば、球皮の天頂部に集中する荷重が剛性体にかかるため、そのような剛性体を配置しない構成の気球と比較し、より重い荷物の運搬が可能となる。
米国特許第10293913号明細書
特許文献1に記載の気球のように、球皮よりも剛性の高い部材を球皮に取り付けると、球皮を補強することができる。
球皮に、球皮よりも剛性の高い部材を取り付ける方法として一般的に用いられる方法は熱溶着又は接着である。例えば、特許文献1に記載の気球において、天頂部に配置された構成体に対し球皮は熱溶着されている。
熱溶着や接着により球皮に他の部材を取り付ける工程には手間がかかる。また、いったん熱溶着や接着により球皮に取り付けられた部材は、球皮から容易に取り外すことはできない。
上記の事情に鑑み、本発明は、球皮に対し球皮を補強する部材を容易に着脱可能とする手段を提供する。
本発明は、球皮の内側に配置され前記球皮よりも剛性の高い内側部材と、前記球皮の外側に配置され前記球皮よりも剛性の高い外側部材と、前記球皮を挟んだ状態の前記内側部材と前記外側部材を締め付ける締付部材とを備える気球を第1の態様として提案する。
第1の態様に係る気球によれば、内側部材と外側部材は球皮より剛性が高いため、内側部材と外側部材により球皮が補強される。そして、締付部材により締め付けることで、内側部材と外側部材を球皮に容易に取り付けることができる。また、締付部材の締め付けを緩めることで、球皮に取り付けられている内側部材と外側部材を球皮から容易に取り外すことができる。
第1の態様に係る気球において、前記内側部材及び前記外側部材の少なくとも球皮からの荷重を受ける部分は、金属及びプラスチックの少なくとも一方でできている、という構成が第2の態様として採用されてもよい。
第2の態様に係る気球によれば、内側部材及び外側部材により気球全体の重量を大きく増加させることなく、球皮が補強される。
第1又は第2の態様に係る気球において、前記内側部材及び前記外側部材は、球皮内を気密に封止する閉鎖状態と、球皮内と球皮外の間に気体の流路を形成する開放状態とを選択的にとることができる開閉機構を有する、という構成が第3の態様として採用されてもよい。
第3の態様に係る気球によれば、開閉機構が内側部材及び外側部材に設けられるため、開閉により球皮が破損することがない。
第3の態様に係る気球において、前記内側部材又は前記外側部材に取り付けられ、前記開閉機構が開放状態のときに球皮内から球皮外へ排出される気体の流量を計測する流量計測装置を備える、という構成が第4の態様として採用されてもよい。
第4の態様に係る気球によれば、球皮から排出された気体の量が分かる。
第1乃至第4のいずれかの態様に係る気球において、前記内側部材又は前記外側部材に取り付けられた電子機器を備える、という構成が第5の態様として採用されてもよい。
第5の態様に係る気球によれば、球皮に直接、電子機器を取り付けるよりも電子機器の取り付け、取外しが容易である。
第1乃至第5のいずれかの態様に係る気球において、前記内側部材及び前記外側部材の少なくとも一方は収容空間を形成し、前記収容空間に収容される電子機器を備える、という構成が第6の態様として採用されてもよい。
第6の態様に係る気球によれば、球皮に直接、電子機器を取り付けるよりも電子機器の取り付け、取外しが容易である。また、第6の態様に係る気球によれば、電子機器が内側部材及び外側部材により外界から保護される。
第6の態様に係る気球において、前記収容空間は水密に封止されている、という構成が第7の態様として採用されてもよい。
第7の態様に係る気球によれば、気球が水上に帰還した場合、電子機器が浸水を受けない。
第1乃至第7のいずれかの態様に係る気球において、前記内側部材及び前記外側部材は、前記球皮の天頂部に配置される、という構成が第8の態様として採用されてもよい。
第8の態様に係る気球によれば、球皮の天頂部において集中する荷重が内側部材及び外側部材にかかるため、それらの部材を備えない気球と比較して、球皮が、より大きな荷重に耐え得る。その結果、より高い運搬能力を有する気球が実現される。
第8の態様に係る気球において、前記内側部材及び前記外側部材の少なくとも一方に連結され、前記球皮に取り付けられたロードテープを備え、前記内側部材及び前記外側部材の剛性は前記ロードテープの剛性より高い、という構成が第9の態様として採用されてもよい。
第9の態様に係る気球によれば、主な荷重が球皮より剛性の高いロードテープにかかるため、より高い運搬能力を有する気球が実現される。
一実施形態に係る気球の外観を示した図。 一実施形態に係る剛性部材を説明するための図。 一変形例に係る気球を説明するための図。 一変形例に係る気球を説明するための図。 一変形例に係る剛性部材の動作を示した図。 一変形例に係る剛性部材の動作を示した図。 一変形例に係る剛性部材と剛性部材に収容されている無線通信装置を示した図。 一変形例に係る剛性部材と剛性部材に収容されている流量計測装置を示した図。 一変形例に係る剛性部材と剛性部材に収容されている無線通信装置を示した図。 一変形例に係る気球の外観を示した図。 一変形例に係る気球の外観を示した図。
[実施形態]
図1は、本発明の一実施形態に係る気球1の外観を示した図である。気球1はガス気球である。気球1は、球皮11と、球皮11の天頂部に配置されている剛性部材12と、球皮11の側面に取り付けられ下方へと垂れ下がる複数の吊索13と、複数の吊索13により吊り下げられる収容体14を備える。
球皮11は、球形状又は水滴形状の中空の袋体であり、内部に空気より軽い気体(ヘリウム等)を収容する。球皮11の素材はプラスチックである。
剛性部材12は、球皮11を補強する部材である。そのため、剛性部材12は少なくとも球皮11よりも高い剛性を有する。本実施形態において、剛性部材12は球皮11の天頂部に配置され、天頂部において集中する荷重を受ける役割を果たす。
吊索13は、球皮11と収容体14とを連結する索体であり、球皮11に生じる浮力を収容体14に伝える役割を果たす。
収容体14は、運搬物を収容するカゴ状又は箱状の部材である。なお、収容体14は人を収容してもよい。収容体14及び収容体14に収容される運搬物の重量に応じた荷重が吊索13を介して球皮11にかかる。球皮11にかかる荷重は天頂部において集中するが、剛性部材12がその荷重を受けるため、球皮11が天頂部において荷重に耐えきれずに裂ける、といった不都合が生じにくい。従って、剛性部材12を備えない従来技術に係る気球と比較し、気球1は、より高い運搬能力を有する。
剛性部材12は、球皮11の内側に配置される内側部材と、球皮11の外側に配置される外側部材と、球皮11を挟んだ状態の内側部材と外側部材を締め付ける締付部材を備える。
図2は、剛性部材12の構成を示した図である。剛性部材12は、内側部材121と、内側部材121用の封止部材であるパッキン122と、外側部材123と、外側部材123用の封止部材であるパッキン124と、内側部材121と外側部材123を締め付けるための複数組のボルト125及びナット126で構成される。ボルト125とナット126は締付部材の一例である。
内側部材121と外側部材123は同じ素材及び同じ構造である。また、パッキン122とパッキン124は同じ素材及び同じ構造である。従って、以下に内側部材121とパッキン122の素材及び構造を説明し、外側部材123とパッキン124の素材及び構造の説明は省略する。
図2(A)は、内側部材121の表側を平面視した図であり、図2(B)は、内側部材121の裏側を平面視した図である。内側部材121は、全体として円盤形状の部材であり、その素材はプラスチックである。内側部材121には、ボルト125を通すための複数の孔H1が開けられている。内側部材121の裏側には、孔H1の外側に全周に渡る溝G1が設けられている。溝G1は、パッキン122を嵌め込むために設けられた溝である。
図2(C)は、パッキン122を平面視した図である。パッキン124は弾性を備える素材(例えば、ゴム)でできている。パッキン122は、平面視した形状がドーナツ形状であり、断面は矩形である。パッキン122の幅(断面の水平方向の長さ)は内側部材121の溝G1の幅とほぼ同じであり、その高さ(断面の鉛直方向の長さ)は溝G1の深さより高い。従って、パッキン122が溝G1に嵌め込まれた状態でパッキン122の一部が溝G1より外側に出る。この外側に出たパッキン122の部分が締め付けにより溝G1内へと押し込まれ、元の形状に戻ろうとする力によって球皮11に密着する結果、球皮11に開けられたボルト125を通すための孔H2から外へ漏れ出ようとする気体がパッキン122により封止される。
図2(D)は、球皮11の天頂部を平面視した図である。球皮11の天頂部には、内側部材121の孔H1に応じた複数の位置の各々に、ボルト125を通すための孔H2が設けられている。
剛性部材12は、例えば以下のように球皮11に取り付けられる。まず、パッキン122が取り付けられた内側部材121を、その裏側面が球皮11の内側面に対向する方向で、内側部材121の孔H1と球皮11の孔H2が連通する位置にあてがう。また、パッキン124が取り付けられた外側部材123を、その裏側面が球皮11の外側面に対向する方向で、外側部材123の孔H1と球皮11の孔H2が連通する位置にあてがう。その状態で、連通している外側部材123の孔H1、球皮11の孔H2、及び、内側部材121の孔H1の各々にシール材を塗ったボルト125を外側から挿し入れ、内側からボルト125の先端に押し当てたナット126に対しボルト125を締め込む。なお、ボルト125に塗られたシール材は、ボルト125と孔H1等との間に生じる僅かな隙間を塞ぐ役割を果たす。ボルト125とナット126による締め付けにより、内側部材121と外側部材123が球皮11を挟み込み、球皮11に対する剛性部材12の取り付けが行われる。
なお、球皮11には、予め、ボルト125を通すための孔H2が開けられているものとしたが、内側部材121と外側部材123を、球皮11を挟み込んだ状態で球皮11にあてがった状態において、球皮11のうち外側部材123の孔H1と内側部材121の孔H1の連通を妨げている部分に孔を開け、その後、連通した外側部材123の孔H1と内側部材121の孔H1にボルト125を通してもよい。
図2(E)は、球皮11に取り付けられた剛性部材12を外側から平面視した図である。また、図2(F)は、図2(E)に示されるA−A矢視図である。
剛性部材12によれば、ボルト125とナット126の締め付けにより球皮11に対し剛性部材12を容易に取り付けることができる。また、球皮11に取り付けられた剛性部材12のボルト125とナット126を緩めて外すことにより、球皮11から剛性部材12を容易に取り外すことができる。なお、締付部材の種類はボルト125とナット126の組み合わせに限られない。例えば、内側部材121に孔H2に代えてネジ穴を設け、そのネジ穴にボルト125がねじ込まれてもよい。
[変形例]
上述した気球1は本発明の技術的思想の範囲内で様々に変形されてよい。以下に変形の例を示す。以下の変形例の2以上が適宜、組み合わされてもよい。
(1)気球1はガス気球に限られない。例えば、気球1が熱気球であってもよい。その場合、球皮11はヘリウム等の気体に代えて、下方から継続的に供給される加熱された気体(空気等)を収容する。
(2)球皮11の素材はプラスチックに限られない。例えば、球皮11の素材が、空気を遮断するように加工の施された布等であってもよい。
(3)剛性部材12を構成する内側部材121と外側部材123の素材であるプラスチックは、炭素繊維、ガラス繊維等の繊維で強化されたプラスチック(繊維強化プラスチック)であってもよい。
(4)剛性部材12を構成する内側部材121と外側部材123の素材はプラスチックに限られない。例えば、内側部材121又は外側部材123の素材が金属、セラミックス、木材等であってもよい。ただし、単位重量当たりの強度と、加工容易性の観点からは、プラスチック又は金属が内側部材121と外側部材123の素材として適している。
(5)剛性部材12を構成する内側部材121又は外側部材123の素材は単一である必要はなく、例えば、プラスチックと金属の複合体として構成されてもよい。また、内側部材121と外側部材123の全体が高い剛性を備える必要はなく、内側部材121と外側部材123のうち少なくとも球皮11からの荷重を受ける部分が金属、プラスチック等の剛性の高い素材でできていればよい。
(6)剛性部材12を構成する内側部材121及び外側部材123の形状は平坦な円盤形状に限られない。内側部材121及び外側部材123の形状が、球皮11の形状に沿うように湾曲した円盤形状であってもよい。また、内側部材121と外側部材123の形状が大きく異なっていてもよい。例えば、内側部材121が平坦な円盤形状である一方、外側部材123が円錐形状や半球形状(又は球を半球よりも薄く平面で切断して得られる形状)のように、平坦でない形状であってもよい。外側部材123が、円錐形状に例示されるように、平面視した場合の中央に向かい隆起する形状であれば、気球1の上昇時に球皮11の天頂部が受ける空気抵抗が軽減されて望ましい。
また、内側部材121及び外側部材123を平面視した形状は円に限られない。例えば、内側部材121及び外側部材123を平面視した形状が多角形であってよい。また、内側部材121及び外側部材123を平面視した形状が、ドーナツ形状等の開口領域を有していてもよい。
(7)気球1が球皮11に取り付けられているロードテープを備える場合、剛性部材12にロードテープが連結されることが望ましい。また、この場合、剛性部材12の剛性はロードテープの剛性より高いことが望ましい。
図3は、この変形例に係る気球1の一例を説明するための図である。図3(A)は球皮11の天頂部を平面視した図であり、図3(B)は図3(A)に示されるB−B矢視図であり、図3(C)は図3(A)に示されるC−C矢視図である。この変形例において、球皮11の外側には複数のロードテープ15が取り付けられている。これらのロードテープ15には吊索13が連結されており、収容体14及び収容体14に収容される運搬物により生じる荷重は球皮11に直接はかからず、ロードテープ15にかかる。
この変形例の剛性部材12を構成する内側部材121及び外側部材123はリング形状である。複数のロードテープ15の各々は、球皮11の天頂部付近に至るまでは球皮11の外側表面に、例えば接着により取り付けられている。複数のロードテープ15の各々の天頂部付近に至った後の端部は球皮11に取り付けられておらず、コキ127に通された後、内側部材121と外側部材123の間を通り外側部材123の内側側面を覆うように上側に折り返され、再びコキ127に通されることで、外側部材123に取り付けられている。その状態で、ボルト125とナット126が締め付けられ、内側部材121と外側部材123が球皮11とロードテープ15を挟み込み、保持している。
(8)剛性部材12を構成する内側部材121及び外側部材123が、球皮11内を気密に封止する閉鎖状態と、球皮11内と球皮11外の間に気体の流路を形成する開放状態とを選択的にとることができる開閉機構を有するように構成されてもよい。
図4は、この変形例の一例に係る気球1を説明するための図である。図4(A)は、球皮11の天頂部を外側から平面視した図である。この変形例において、球皮11は天頂部に孔H3を有する。この孔H3は、剛性部材12が有する蓋128により通常は塞がれているが、収容体14に収容されている乗員が蓋128に連結されている操作索16を引っ張ると開放され、孔H3を通って球皮11内の気体が球皮11外へと排出される。
この変形例に係る剛性部材12は、上述した実施形態に係る剛性部材12(図2参照)と同様に、内側部材121、パッキン122、外側部材123、パッキン124、ボルト125及びナット126に加え、蓋128と、蓋128用の封止部材であるパッキン129と、蓋128用の複数のナット130及びバネ131を有する。
ただし、この変形例に係る内側部材121及び外側部材123は、平面視した形状が、円盤形状の中央部に孔H4が開けられたドーナツ形状である点で実施形態に係る内側部材121及び外側部材123と異なっている。図4(B)はこの変形例に係る内側部材121の表側を平面視した図であり、図4(C)は裏側を平面視した図である。なお、外側部材123の構造は内側部材121の構造と同一である。
また、この変形例に係るボルト125は、ネジ部の長さが実施形態に係るボルト125のネジ部の長さより長い。
この変形例に係るパッキン122及びパッキン124の構造は、実施形態に係るパッキン122及びパッキン124と同じである。また、パッキン129の構造は、パッキン122及びパッキン124の構造と同じである。
図4(D)は蓋128の表側を平面視した図であり、図4(E)は裏側を平面視した図である。また、図4(F)は図4(E)に示されるD−D矢視図である。蓋128は、全体として円盤形状の部材である。蓋128は、表面の中央にU字形状のフック1281を有する。フック1281には操作索16の一方の端部が連結される。
また、蓋128は、裏側面の外縁から内側に所定幅の領域R1の高さが中央部の領域R2の高さより高くなっている。そして、領域R1内にパッキン129を嵌め込むための溝G2が設けられており、領域R2内にボルト125を通すための複数の孔H5が設けられている。領域R1が領域R2より高くなっているのは、内側部材121のさらに内側から蓋128が球皮11に取り付けられる際、ナット126との緩衝を避けるためである。
バネ131は、例えば金属製の弦巻バネであり、蓋128の孔H5を通ったボルト125に被せるように取り付けられた後、ボルト125に締め込まれるナット130によりボルト125から外れないように留められる。バネ131は、蓋128を内側部材121に押し付け、パッキン129による封止を生じさせる役割を果たす。
図5は、この変形例に係る剛性部材12の動作を示した図である。収容体14内の乗員によりフック1281に連結された操作索16が引っ張られない間は、図5(A)に示すように、バネ131の弾性力により蓋128が内側部材121に押し当てられ、球皮11内の気体が球皮11外に漏れ出さない状態(閉鎖状態)が維持される。乗員が操作索16を引っ張ると、蓋128がバネ131の弾性力に逆らって内側部材121から離れ、図5(B)に示すように、内側部材121と蓋128との間に隙間(気体の流路)が生じる状態(開放状態)となる。乗員が操作索16を引っ張るのを止めると、剛性部材12は閉鎖状態に戻る。
上述の例では、蓋128の開閉が操作索16による引っ張りにより行われるが、他の方法により蓋128の開閉が行われてもよい。図6は、油圧アクチュエータ132により蓋128を開閉する構成の剛性部材12の動作を示した図である。油圧アクチュエータ132のロッドは、通常は引っ込んでいるが(図6(A))、乗員が収容体14内に設けられたレバーを握ると、管133を通って圧送されてくる作動油の圧力により押し出され、内側部材121と蓋128との間に隙間を生じさせる(図6(B))。そして、乗員がレバーから手を離すと、作動油の圧力から解放され、バネ131の弾性力により引っ込み、通常の状態(図6(A))に戻る。
この変形例に係る気球1によれば、剛性部材12を構成する内側部材121及び外側部材123が排気機構を兼ねるため、別途、排気機構を設ける必要がない。
(9)気球1が、剛性部材12を構成する内側部材121又は外側部材123に取り付けられた電子機器を備えてもよい。内側部材121又は外側部材123に取り付けられる電子機器の種類としては、例えば、地上と無線で通信を行う無線通信装置、気球1に搭載される他の装置の動作を制御する制御装置、各種計測装置、撮影装置、発光装置、発音装置、回収時に自装置の位置を通知するための電波を発する電波発生装置等が挙げられるが、これらに限られない。
また、内側部材121又は外側部材123に取り付けられる計測装置の種類としては、例えば、風速風向計、温度計、湿度計、紫外線量計、放射線計、GNSS(Global Navigation Satellite System)測位装置等が挙げられるが、これらに限られない。
また、内側部材121又は外側部材123に対し電子機器を取り付ける方法は、ボルトとナット、ネジ等により締め付ける方法、接着剤や両面テープ等により接着する方法、等々のいずれが採用されてもよい。
従来技術においては収容体14に配置されている各種電子機器が、この変形例によれば剛性部材12に取り付けられることにより、それらの電子機器の重量による分だけ、球皮11を下方に引っ張る荷重が軽減される。
また、各種電子機器を球皮11に直接取り付けると、球皮11の強度が取り付ける電子機器の重量に耐えられず、また、電子機器の突起部等が球皮11に当たり、球皮11が避ける等の問題が生じ得る。この変形例によれば、プラスチック等の球皮11よりも剛性の高い素材でできている内側部材121又は外側部材123に電子機器が取り付けられるため、そのような問題が生じない。
また、ある種の電子機器に関しては、収容体14内に配置されるより、球皮11の天頂部に配置される方が望ましい。
例えば、計測装置による計測は、計測結果の比較等を行うために、同一又は類似の計測環境下で行われることが望ましい。従って、気球によって収容体内の任意の場所に計測装置が配置される場合と比較し、いずれの気球においても必然的に位置が定まる球皮の天頂部に計測装置が配置されれば、異なる気球において計測された結果の比較が容易に行える。
また、球皮の天頂部の剛性部材12に発光装置、発音装置、電波を発する電波発生装置等が配置されると、気球1が地上又は海上に帰還した際、それらの装置が球皮11に覆われる危険性が少なく、それらの装置が発する信号を回収者が検知し易い。
剛性部材12を構成する内側部材121又は外側部材123に取り付けられる電子機器は、内側部材121又は外側部材123の外側に、外界に対し剥き出しの状態で取り付けられてもよいが、内側部材121及び外側部材123が収容空間を形成し、電子機器がその収容空間に収容されてもよい。その場合、電子機器が外界から保護される。また、内側部材121及び外側部材123が収容空間を形成する場合、その収容空間が水密に封止されることが望ましい。その場合、気球1が海上に帰還しても電子機器が浸水を受けない。
図7は、収容空間を形成する剛性部材12の一例を示した図である。図7に例示の剛性部材12は、外側部材123が箱形状となっており、その内側に収容空間Sが形成される。図7においては、収容空間Sに収容される電子機器の一例として、無線通信装置17の本体171が配置されている。なお、無線通信装置17が備えるアンテナ172は、剛性部材12による電波の遮蔽を免れるために、外側部材123の外側に突出するように配置されている。また、外側部材123に設けられたアンテナ172を通すための孔とアンテナ172との隙間は封止部材により塞がれることが望ましい。
図8は、収容空間S内に流量計測装置18が配置されている例を示した図である。この例では、外側部材123に排気用の孔が設けられており、その孔を塞ぐように開閉弁19が配置されている。開閉弁19の内側には開閉弁19が開放されたときに球皮11内から球皮11外へ排出される気体の流路を形成する管20と、管20内を流れる気体の流量を計測する流量計測装置18が配置されている。開閉弁19は、例えば収容体14内の装置から送信されてくる電波信号に応じて弁を開閉する電磁弁である。図8に例示の流量計測装置18を備える気球1によれば、球皮11から排出される気体の量が分かる。
なお、収容空間Sが形成される位置は外側部材123の内側に限られず、内側部材121の内側に収容空間Sが形成されてもよい。
また、内側部材121と外側部材123により収容空間Sが形成されてもよい。例えば、図9に示すように、外側部材123が、六面のうち球皮11に接する面内に開口部を有する箱形状であり、内側部材121が、外側部材123の開口部を塞ぐ蓋の役割を果たす構成としてもよい。この場合、球皮11のうち、外側部材123の開口部に応じた部分がくり抜かれる。この変形例によれば、収容空間Sに電子機器を出し入れし易い。
また、内側部材121が、六面のうち球皮11に接する面内に開口部を有する箱形状であり、外側部材123が、内側部材121の開口部を塞ぐ蓋の役割を果たす構成としてもよい。
(10)剛性部材12が配置される位置は、球皮11の天頂部に限られない。図10は、球皮11の最下部に配置された剛性部材12を備える気球1を示している。
例えば、剛性部材12が、変形例(8)に係る排気機構を備える剛性部材12である場合、フック1281に一方の端部が取り付けられる操作索16が重力に従い収容体14に向い垂れ下がるため、剛性部材12が天頂部に配置される場合と比較し、操作索16の取り回しが容易である。
また、変形例(9)に係る剛性部材12には、電子機器が取り付けられたり、収容されたりする。従って、それらの電子機器の重量が大きい場合、剛性部材12が球皮11の最下部に配置されると、天頂部に配置される場合と比較し気球1の重心が下がり、気球1の姿勢が安定し易い。
図11は、球皮11の側方部に配置された剛性部材12を備える気球1を示している。例えば、球皮11に側方から当たる力を計測する計測装置は、球皮11の側方部に配置されることが望ましい。また、地上の装置との間で電磁波により通信を行う通信装置は、水平方向に延伸する受信アンテナを備えることで、高いアンテナ利得を得ることができる場合がある。そのような場合、計測装置や通信装置は、球皮11の側方部に配置される剛性部材12に取り付け又は収容されることが望ましい。
(11)上述した実施形態及び変形例の説明において図示した剛性部材12の構造及び形状は一例であって、様々に変更されてよい。
1…気球、11…球皮、12…剛性部材、13…吊索、14…収容体、15…ロードテープ、16…操作索、17…無線通信装置、18…流量計測装置、19…開閉弁、20…管、121…内側部材、122…パッキン、123…外側部材、124…パッキン、125…ボルト、126…ナット、127…コキ、128…蓋、129…パッキン、130…ナット、131…バネ、132…油圧アクチュエータ、133…管、171…本体、172…アンテナ、1281…フック。

Claims (9)

  1. 球皮の内側に配置され前記球皮よりも剛性の高い内側部材と、
    前記球皮の外側に配置され前記球皮よりも剛性の高い外側部材と、
    前記球皮を挟んだ状態の前記内側部材と前記外側部材を締め付ける締付部材と
    を備える気球。
  2. 前記内側部材及び前記外側部材の少なくとも球皮からの荷重を受ける部分は、金属及びプラスチックの少なくとも一方でできている
    請求項1に記載の気球。
  3. 前記内側部材及び前記外側部材は、球皮内を気密に封止する閉鎖状態と、球皮内と球皮外の間に気体の流路を形成する開放状態とを選択的にとることができる開閉機構を有する
    請求項1又は2に記載の気球。
  4. 前記内側部材又は前記外側部材に取り付けられ、前記開閉機構が開放状態のときに球皮内から球皮外へ排出される気体の流量を計測する流量計測装置を備える
    請求項3に記載の気球。
  5. 前記内側部材又は前記外側部材に取り付けられた電子機器を備える
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の気球。
  6. 前記内側部材及び前記外側部材の少なくとも一方は収容空間を形成し、
    前記収容空間に収容される電子機器を備える
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の気球。
  7. 前記収容空間は水密に封止されている
    請求項6に記載の気球。
  8. 前記内側部材及び前記外側部材は、前記球皮の天頂部に配置される
    請求項1乃至7のいずれか1項に記載の気球。
  9. 前記内側部材及び前記外側部材の少なくとも一方に連結され、前記球皮に取り付けられたロードテープを備え、
    前記内側部材及び前記外側部材の剛性は前記ロードテープの剛性より高い
    請求項8に記載の気球。
JP2021150497A 2020-11-16 2021-09-15 気球 Active JP6966826B6 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN202111345591.2A CN114506440B (zh) 2020-11-16 2021-11-15 气球
US17/454,887 US20220212771A1 (en) 2020-11-16 2021-11-15 Balloon

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020190553 2020-11-16
JP2020190553 2020-11-16

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP6966826B1 true JP6966826B1 (ja) 2021-11-17
JP6966826B6 JP6966826B6 (ja) 2021-12-22
JP2022079418A JP2022079418A (ja) 2022-05-26

Family

ID=78509551

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021150497A Active JP6966826B6 (ja) 2020-11-16 2021-09-15 気球

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20220212771A1 (ja)
JP (1) JP6966826B6 (ja)
CN (1) CN114506440B (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7164261B1 (ja) 2022-07-26 2022-11-01 株式会社岩谷技研 飛翔体

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6234425B1 (en) * 1999-05-11 2001-05-22 Winzen Engineering Incorporated Release fitting for balloons
US20020109045A1 (en) * 2000-11-21 2002-08-15 Cargolifter, Inc. Spherical LTA cargo transport system
JP4051419B2 (ja) * 2001-04-16 2008-02-27 富士重工業株式会社 飛行船や気球の浮揚気体排気弁
CN2581010Y (zh) * 2002-12-03 2003-10-22 许乃红 比赛练习两用足球
CN101417705B (zh) * 2008-10-17 2011-01-26 哈尔滨工业大学 保形高空气球
US9475567B1 (en) * 2013-06-12 2016-10-25 Google Inc. Double-layered balloon envelope
CN103434634B (zh) * 2013-08-27 2016-02-03 北京航空航天大学 一种高空飞艇通用的高强纤维增强薄膜密封对接结构
US9174718B1 (en) * 2013-09-30 2015-11-03 Google Inc. Internal toroid balloon
US9180955B2 (en) * 2014-02-11 2015-11-10 Google Inc. Mechanical assembly for lifting a balloon
US10293913B1 (en) * 2014-07-25 2019-05-21 Loon Llc Termination assembly for use with balloon envelopes
US9908607B1 (en) * 2015-11-30 2018-03-06 X Development Llc Method for sealing the apex of a balloon directly to a rigid plate
CN205906194U (zh) * 2016-07-22 2017-01-25 中国航空工业集团公司西安飞机设计研究所 一种飞机带筋球面框结构
CN108253001B (zh) * 2017-12-28 2020-08-18 北京天恒长鹰科技股份有限公司 固定连接装置及浮空器
US20210394886A1 (en) * 2020-06-17 2021-12-23 Urban Sky Reusable balloon system
US11084564B1 (en) * 2020-02-03 2021-08-10 Space Perspective Inc. Aerospace vehicle system and method of operation

Also Published As

Publication number Publication date
JP6966826B6 (ja) 2021-12-22
CN114506440A (zh) 2022-05-17
JP2022079418A (ja) 2022-05-26
CN114506440B (zh) 2023-12-12
US20220212771A1 (en) 2022-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8408956B1 (en) Payload delivery units for pressure protecting and delivering a submerged payload and methods for using the same
JP6966826B1 (ja) 気球
US20220371717A1 (en) Cabin And Parachute For Balloon
US5115998A (en) Annular balloon
US5406294A (en) Floating antenna system
WO2021212832A1 (zh) 一种下投式探测仪及探测系统
KR20080087079A (ko) 공간 상에서 물체의 자유 지지를 위한 장치 및 방법
EP0007830B1 (fr) Bouée aéroportée largable
EP1781537B1 (en) Container for storing an inflatable liferaft
US3077779A (en) Air sampling means
CN201489587U (zh) 航行器紧急状态信息仪
US7841917B2 (en) Floatation device
US3657752A (en) Locator devices
US20120009832A1 (en) Inflatable Life Raft
CN109018247B (zh) 水上充气逃生球
US7671783B2 (en) Radar reflector
GB2435856A (en) A floatation device utilising liquid gas vaporisation
US20040162000A1 (en) Rigid helium balloons
CA1096031A (fr) Dispositif de largage pour une charge suspendue
US20010032724A1 (en) Targeting, small wildland fire extinguisher dropping system
US3851348A (en) Angular rise flotation gear
FR3054998B1 (fr) Bouee autogonflante de sauvetage amelioree
US6375124B1 (en) Automatically-actuated cargo and personnel scooping apparatus with techniques for alleviating the effects of wind gusts
Glaze et al. Venus Mobile Explorer (VME): a Mission Concept Study for the National Research Council Planetary Decacal Survey
CA1107574A (en) Rescue aid employing a balloon

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210916

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20210916

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211005

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211015

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6966826

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150